JPH0897057A - 点火コイル - Google Patents
点火コイルInfo
- Publication number
- JPH0897057A JPH0897057A JP6229378A JP22937894A JPH0897057A JP H0897057 A JPH0897057 A JP H0897057A JP 6229378 A JP6229378 A JP 6229378A JP 22937894 A JP22937894 A JP 22937894A JP H0897057 A JPH0897057 A JP H0897057A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spool
- magnetic path
- path forming
- forming member
- coil
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F38/00—Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
- H01F38/12—Ignition, e.g. for IC engines
- H01F2038/125—Ignition, e.g. for IC engines with oil insulation
Landscapes
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 点火コイルに内蔵される磁路を鉄心と磁石と
で構成し、鉄心と磁石とを簡単な構成で確実に保持固定
する。 【構成】 点火コイルは、エンジンのプラグチューブ内
に収容可能な細い円筒状のケースを有し、そのケース内
にトランス部5を収容し、トランス部5は絶縁油の中に
浸漬されている。トランス部5は、図5に図示されるよ
うに二次スプール510と一次スプール514とを有
し、鉄心502と磁石504、506とは、二次スプー
ル510の底部510aと、一次スプール514の蓋部
514aとの間に挟持される。なお、鉄心502と磁石
504、506とは、粘着テープ31によって仮止めさ
れた後に両スプール内に収容される。このような構成に
よると、鉄心502と磁石504、506とを簡単な構
成で確実に保持、固定することができ、組立て工程を簡
単化できる。
で構成し、鉄心と磁石とを簡単な構成で確実に保持固定
する。 【構成】 点火コイルは、エンジンのプラグチューブ内
に収容可能な細い円筒状のケースを有し、そのケース内
にトランス部5を収容し、トランス部5は絶縁油の中に
浸漬されている。トランス部5は、図5に図示されるよ
うに二次スプール510と一次スプール514とを有
し、鉄心502と磁石504、506とは、二次スプー
ル510の底部510aと、一次スプール514の蓋部
514aとの間に挟持される。なお、鉄心502と磁石
504、506とは、粘着テープ31によって仮止めさ
れた後に両スプール内に収容される。このような構成に
よると、鉄心502と磁石504、506とを簡単な構
成で確実に保持、固定することができ、組立て工程を簡
単化できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関の点火プラグに
高電圧を供給する点火コイルに関する。
高電圧を供給する点火コイルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の点火コイルは、中心に鉄心を設
け、その外周に一次コイルと二次コイルとを同軸に設け
た構造のものが多く知られている。また、鉄心は磁束の
漏洩を防止するために閉磁路とすることが一般的であ
り、必要に応じて部分的なエアギャップを形成したり、
磁路の一部を磁石で構成することが行われている。そし
て、このような点火コイルとしては、車両のボディに装
着されるものや、エンジンに装着されるもの、さらには
エンジンの点火プラグ直上に装着されるものまで種々の
形状が知られている。
け、その外周に一次コイルと二次コイルとを同軸に設け
た構造のものが多く知られている。また、鉄心は磁束の
漏洩を防止するために閉磁路とすることが一般的であ
り、必要に応じて部分的なエアギャップを形成したり、
磁路の一部を磁石で構成することが行われている。そし
て、このような点火コイルとしては、車両のボディに装
着されるものや、エンジンに装着されるもの、さらには
エンジンの点火プラグ直上に装着されるものまで種々の
形状が知られている。
【0003】例えば、特開平3−154311号公報に
は、エンジンの外郭から点火プラグ装着孔に向けて設け
られたプラグチューブ内に装着可能な細い円筒状の点火
コイルが開示されている。
は、エンジンの外郭から点火プラグ装着孔に向けて設け
られたプラグチューブ内に装着可能な細い円筒状の点火
コイルが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術には、磁
路の一部を磁石で構成するものが開示されているが、磁
路が磁石を含む複数の部材によって構成されているた
め、複雑な組立作業が必要であった。そこで本発明は、
磁路を複数の部材で構成した場合にも組立が簡単で、し
かも複数の磁路構成部材を確実に保持できる点火コイル
を提供することを目的とする。
路の一部を磁石で構成するものが開示されているが、磁
路が磁石を含む複数の部材によって構成されているた
め、複雑な組立作業が必要であった。そこで本発明は、
磁路を複数の部材で構成した場合にも組立が簡単で、し
かも複数の磁路構成部材を確実に保持できる点火コイル
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明では、磁束を通す棒状の磁路構成部材と、この磁
路構成部材の外周に設けられるスプールと、このスプー
ルに保持されるコイルと、前記磁路構成部材と前記スプ
ールと前記コイルとを収容するケースとを備える点火コ
イルにおいて、前記磁路構成部材が複数の部材を軸方向
に連結して構成されるとともに、前記磁路構成部材の複
数の部材が、前記磁路構成部材の軸方向に沿って組み付
けられる複数の部品により挟持されることを特徴とする
点火コイルという技術的手段を採用する。
本発明では、磁束を通す棒状の磁路構成部材と、この磁
路構成部材の外周に設けられるスプールと、このスプー
ルに保持されるコイルと、前記磁路構成部材と前記スプ
ールと前記コイルとを収容するケースとを備える点火コ
イルにおいて、前記磁路構成部材が複数の部材を軸方向
に連結して構成されるとともに、前記磁路構成部材の複
数の部材が、前記磁路構成部材の軸方向に沿って組み付
けられる複数の部品により挟持されることを特徴とする
点火コイルという技術的手段を採用する。
【0006】なお、前記ケースは筒状に形成され、その
一端部に点火プラグとの接続部が設けられるとともに、
底部に前記接続部へ導通する導電部材が露出した収容室
を形成し、該収容室内に前記スプールと、前記コイル
と、前記磁路構成部材とを収容して構成されてもよい。
また、前記スプールは、前記磁路構成部材の外周に多重
に設けられる筒状の第1および第2のスプールを有し、
前記コイルは、前記第1のスプールに保持される一次コ
イルと前記第2のスプールに保持される二次コイルとを
有し、前記第1のスプールは、前記磁路構成部材の軸方
向の一端側と当接する閉塞部を備え、前記第2のスプー
ルは、前記磁路構成部材の軸方向の他端側と当接し、前
記第1のスプールの閉塞部とともに前記磁路構成部材の
複数の部材を挟持する閉塞部を備える構成としてもよ
い。なお、本発明の閉塞部は完全な閉塞を実現する必要
はなく、磁路構成部材の軸方向端部と当接してそれを支
持可能な形状であればよい。
一端部に点火プラグとの接続部が設けられるとともに、
底部に前記接続部へ導通する導電部材が露出した収容室
を形成し、該収容室内に前記スプールと、前記コイル
と、前記磁路構成部材とを収容して構成されてもよい。
また、前記スプールは、前記磁路構成部材の外周に多重
に設けられる筒状の第1および第2のスプールを有し、
前記コイルは、前記第1のスプールに保持される一次コ
イルと前記第2のスプールに保持される二次コイルとを
有し、前記第1のスプールは、前記磁路構成部材の軸方
向の一端側と当接する閉塞部を備え、前記第2のスプー
ルは、前記磁路構成部材の軸方向の他端側と当接し、前
記第1のスプールの閉塞部とともに前記磁路構成部材の
複数の部材を挟持する閉塞部を備える構成としてもよ
い。なお、本発明の閉塞部は完全な閉塞を実現する必要
はなく、磁路構成部材の軸方向端部と当接してそれを支
持可能な形状であればよい。
【0007】なお、前記第2のスプールは、前記閉塞部
を前記収容室の前記底部に向けて前記収容室内に収容さ
れ、前記閉塞部には前記底部に露出した導電部材と接触
するスプール側導電部材が設けられて構成されることが
望ましい。また、前記スプールは、前記磁路構成部材の
軸方向の一端側と当接する閉塞部を有し、前記ケース
は、前記磁路構成部材の軸方向から組み付けられる蓋部
を有し、前記蓋部は、前記磁路構成部材の軸方向の他端
側と当接し、前記スプールの閉塞部とともに前記磁路構
成部材の複数の部材を挟持する当接部を備える構成とし
てもよい。
を前記収容室の前記底部に向けて前記収容室内に収容さ
れ、前記閉塞部には前記底部に露出した導電部材と接触
するスプール側導電部材が設けられて構成されることが
望ましい。また、前記スプールは、前記磁路構成部材の
軸方向の一端側と当接する閉塞部を有し、前記ケース
は、前記磁路構成部材の軸方向から組み付けられる蓋部
を有し、前記蓋部は、前記磁路構成部材の軸方向の他端
側と当接し、前記スプールの閉塞部とともに前記磁路構
成部材の複数の部材を挟持する当接部を備える構成とし
てもよい。
【0008】なお、前記スプールは、前記閉塞部を前記
収容室の前記底部に向けて前記収容室内に収容され、前
記閉塞部には前記底部に露出した導電部材と接触するス
プール側導電部材が設けられて構成されることが望まし
い。また、前記磁路構成部材は、棒状の鉄心と、該鉄心
の両端部に設けられた2つの磁石とで構成してもよい。
収容室の前記底部に向けて前記収容室内に収容され、前
記閉塞部には前記底部に露出した導電部材と接触するス
プール側導電部材が設けられて構成されることが望まし
い。また、前記磁路構成部材は、棒状の鉄心と、該鉄心
の両端部に設けられた2つの磁石とで構成してもよい。
【0009】さらに、前記ケース内には、絶縁油が注入
され、前記コイルは前記絶縁油中に浸漬されていること
が望ましい。また、上記目的を達成するため本発明で
は、内燃機関の点火プラグに高電圧を供給する点火コイ
ルにおいて、筒状に形成され、収容室を形成するケース
と、一端側が閉塞部により閉塞された筒状に形成され、
前記収容室内に収容される二次スプールと、前記二次ス
プールに保持される二次コイルと、一端側が閉塞部によ
り閉塞された筒状に形成され、該閉塞部を前記二次スプ
ールの開口端側に位置させて前記二次スプールと同軸に
設けられ、前記収容室内に収容される一次スプールと、
前記一次スプールに保持される一次コイルと、前記二次
スプールおよび前記一次スプールの外周に設けられる切
欠きを有した筒状の補助コアと前記収容室内に注入さ
れ、少なくとも前記一次コイルおよび前記二次コイルが
浸漬される絶縁油と、前記二次スプールの閉塞部と前記
一次スプールの閉塞部との間に挟持される棒状の鉄心、
および該鉄心の両端に設けられる磁石とを備えることを
特徴とする点火コイルという技術的手段を採用する。
され、前記コイルは前記絶縁油中に浸漬されていること
が望ましい。また、上記目的を達成するため本発明で
は、内燃機関の点火プラグに高電圧を供給する点火コイ
ルにおいて、筒状に形成され、収容室を形成するケース
と、一端側が閉塞部により閉塞された筒状に形成され、
前記収容室内に収容される二次スプールと、前記二次ス
プールに保持される二次コイルと、一端側が閉塞部によ
り閉塞された筒状に形成され、該閉塞部を前記二次スプ
ールの開口端側に位置させて前記二次スプールと同軸に
設けられ、前記収容室内に収容される一次スプールと、
前記一次スプールに保持される一次コイルと、前記二次
スプールおよび前記一次スプールの外周に設けられる切
欠きを有した筒状の補助コアと前記収容室内に注入さ
れ、少なくとも前記一次コイルおよび前記二次コイルが
浸漬される絶縁油と、前記二次スプールの閉塞部と前記
一次スプールの閉塞部との間に挟持される棒状の鉄心、
および該鉄心の両端に設けられる磁石とを備えることを
特徴とする点火コイルという技術的手段を採用する。
【0010】なお、前記ケース内には、制御回路部が収
容されてもよい。
容されてもよい。
【0011】
【作用】以上に述べた本発明によると、磁路構成部材の
複数の部材が、その軸方向に沿って組み付けられる複数
の部品により挟持されるので、軸方向に連結される磁路
構成部材の連結が簡単な構成で確実に維持される。な
お、磁路構成部材を挟持する部品としては、一次スプー
ルとしての第1のスプールと、二次スプールとしての第
2のスプールとを用いることが望ましく、各スプールに
閉塞部を設けることで磁路構成部材を確実に挟持するこ
とが可能となる。
複数の部材が、その軸方向に沿って組み付けられる複数
の部品により挟持されるので、軸方向に連結される磁路
構成部材の連結が簡単な構成で確実に維持される。な
お、磁路構成部材を挟持する部品としては、一次スプー
ルとしての第1のスプールと、二次スプールとしての第
2のスプールとを用いることが望ましく、各スプールに
閉塞部を設けることで磁路構成部材を確実に挟持するこ
とが可能となる。
【0012】また、磁路構成部材をスプールとケースの
蓋との間に挟持してもよい。さらに、スプールに設けら
れた閉塞部には、二次コイルに発生する高電圧を点火プ
ラグへ接続する導電部材を保持させることが望ましく、
これによりスプールをケース内に収容するだけで電気的
な導通が得られる。また、ケース内のコイルは絶縁油に
浸漬されることが望ましく、絶縁油を採用することによ
り、狭い絶縁距離でも高い絶縁性が長期間にわたって得
られる。
蓋との間に挟持してもよい。さらに、スプールに設けら
れた閉塞部には、二次コイルに発生する高電圧を点火プ
ラグへ接続する導電部材を保持させることが望ましく、
これによりスプールをケース内に収容するだけで電気的
な導通が得られる。また、ケース内のコイルは絶縁油に
浸漬されることが望ましく、絶縁油を採用することによ
り、狭い絶縁距離でも高い絶縁性が長期間にわたって得
られる。
【0013】別の本発明によると、鉄心とその両端に設
けられる磁石とが一次スプールと二次スプールとの間に
挟持されるので、鉄心と磁石とが簡単な構成で確実に保
持固定される。
けられる磁石とが一次スプールと二次スプールとの間に
挟持されるので、鉄心と磁石とが簡単な構成で確実に保
持固定される。
【0014】
【実施例】以下、本発明を適用した点火コイルの実施例
を図面に従って説明する。図1、図2は第1実施例の点
火コイルの縦断面図である。なお、図1には点火コイル
の上部を、図2には点火コイルの下部を図示しており、
両図はI−I線およびII−II線で接続されて点火コ
イルの全体図となる。
を図面に従って説明する。図1、図2は第1実施例の点
火コイルの縦断面図である。なお、図1には点火コイル
の上部を、図2には点火コイルの下部を図示しており、
両図はI−I線およびII−II線で接続されて点火コ
イルの全体図となる。
【0015】この第1実施例は特開平3−154311
号に開示された点火コイルと同様にエンジンのプラグチ
ューブ内に装着可能な細い円筒状に形成されており、エ
ンジンに装着された点火プラグに直接接続され、エンジ
ンのヘッドカバー、あるいはシリンダヘッドに直接固定
される。まず点火コイル1の構成を説明する。
号に開示された点火コイルと同様にエンジンのプラグチ
ューブ内に装着可能な細い円筒状に形成されており、エ
ンジンに装着された点火プラグに直接接続され、エンジ
ンのヘッドカバー、あるいはシリンダヘッドに直接固定
される。まず点火コイル1の構成を説明する。
【0016】点火コイル1のケース100は、樹脂材料
により円筒状に形成されており、その下側端部には点火
プラグとの接続部3が設けられ、ケース100内の収容
室102内には高電圧発生用のトランス部5とその一次
電流を断続する制御回路部7とが収容され、上側端部に
は制御信号入力用コネクタ9と、固定用ブラケット11
とが設けられる。
により円筒状に形成されており、その下側端部には点火
プラグとの接続部3が設けられ、ケース100内の収容
室102内には高電圧発生用のトランス部5とその一次
電流を断続する制御回路部7とが収容され、上側端部に
は制御信号入力用コネクタ9と、固定用ブラケット11
とが設けられる。
【0017】接続部3には、ケース100によって点火
プラグを収容する筒状部104が形成され、その開口端
にはゴム製のプラグキャップ13が装着されている。収
容室102と筒状部104との最も奥の底面には、導電
部材としての金属製のカップ15がケース100の樹脂
材料中にインサート成形されており、収容室102と筒
状部104との間を液密に区画している。カップ15
は、底部直径が僅かに大きく形成されており、この底部
にスプリング17の一端大径部が係止されている。スプ
リング17の他端はその端部の面内で渦巻き状に形成さ
れており、筒状部104内に点火プラグが収容される
と、その端子に通電可能に接触する。
プラグを収容する筒状部104が形成され、その開口端
にはゴム製のプラグキャップ13が装着されている。収
容室102と筒状部104との最も奥の底面には、導電
部材としての金属製のカップ15がケース100の樹脂
材料中にインサート成形されており、収容室102と筒
状部104との間を液密に区画している。カップ15
は、底部直径が僅かに大きく形成されており、この底部
にスプリング17の一端大径部が係止されている。スプ
リング17の他端はその端部の面内で渦巻き状に形成さ
れており、筒状部104内に点火プラグが収容される
と、その端子に通電可能に接触する。
【0018】収容室102は、底部がカップ15で閉塞
されており、このカップ15の露出部周辺に段差部10
6を有する。制御信号入力用コネクタ9は、コネクタハ
ウジングがケース100と一体的に成形され、3本のコ
ネクタピン19がケース100の内外を貫通してインサ
ート成形されている。
されており、このカップ15の露出部周辺に段差部10
6を有する。制御信号入力用コネクタ9は、コネクタハ
ウジングがケース100と一体的に成形され、3本のコ
ネクタピン19がケース100の内外を貫通してインサ
ート成形されている。
【0019】固定用ブラケット11は、ケース100と
一体成形され、金属製のカラー21がインサート成形さ
れている。点火コイル1は、このカラー21に貫通して
設けられる図示せぬボルトによりエンジンのヘッドカバ
ーEに固定される。そして、ケース100の上側開口部
は、樹脂製の蓋23により密閉されている。なお、ケー
ス100の上側開口部には、環状の溝108が設けら
れ、そこに密閉用のOリング25が収容され、ケース1
00と蓋23との間をシールしている。
一体成形され、金属製のカラー21がインサート成形さ
れている。点火コイル1は、このカラー21に貫通して
設けられる図示せぬボルトによりエンジンのヘッドカバ
ーEに固定される。そして、ケース100の上側開口部
は、樹脂製の蓋23により密閉されている。なお、ケー
ス100の上側開口部には、環状の溝108が設けら
れ、そこに密閉用のOリング25が収容され、ケース1
00と蓋23との間をシールしている。
【0020】収容室102内のトランス部5は、磁路を
形成する鉄心502と、磁石504、506と、補助コ
ア508とを有する。鉄心502は、断面円形の棒状で
あって、薄い珪素鋼板を断面がほぼ円形となるように重
ねて組立られている。この鉄心502の両端には、コイ
ルにより励磁されて発生する磁束の方向とは逆方向の極
性を有する磁石504、506がそれぞれ設けられてい
る。なお、鉄心502と磁石504、506との間は粘
着テープを巻いて仮止めされているが、図1、図2では
粘着テープの図示は省略されている。
形成する鉄心502と、磁石504、506と、補助コ
ア508とを有する。鉄心502は、断面円形の棒状で
あって、薄い珪素鋼板を断面がほぼ円形となるように重
ねて組立られている。この鉄心502の両端には、コイ
ルにより励磁されて発生する磁束の方向とは逆方向の極
性を有する磁石504、506がそれぞれ設けられてい
る。なお、鉄心502と磁石504、506との間は粘
着テープを巻いて仮止めされているが、図1、図2では
粘着テープの図示は省略されている。
【0021】さらにトランス部5は、二次スプール51
0と、二次コイル512と、一次スプール514と、一
次コイル516とを有している。二次スプール510
は、樹脂成形品で、両端部に鍔を有する円筒状に成形さ
れており、その下側の一端は底部510aによりほぼ閉
塞され、有底円筒状に成形されている二次スプール51
0の内部には、磁石506と鉄心502とが収容され、
その外周には二次コイル512が巻回されている。二次
スプール510は、その一端の底部510aに段差部1
06と当接して収容室102内での軸方向の位置決めを
する突起部510bを有するとともに、底部510の径
方向に突出した周方向の位置決め用突起510cを有す
る。
0と、二次コイル512と、一次スプール514と、一
次コイル516とを有している。二次スプール510
は、樹脂成形品で、両端部に鍔を有する円筒状に成形さ
れており、その下側の一端は底部510aによりほぼ閉
塞され、有底円筒状に成形されている二次スプール51
0の内部には、磁石506と鉄心502とが収容され、
その外周には二次コイル512が巻回されている。二次
スプール510は、その一端の底部510aに段差部1
06と当接して収容室102内での軸方向の位置決めを
する突起部510bを有するとともに、底部510の径
方向に突出した周方向の位置決め用突起510cを有す
る。
【0022】この底部510aには、二次コイル512
の一端が電気的に接続されたターミナルプレート33が
固定され、このターミナルプレート33にカップ15と
接触するためのスプリング27が固定されている。これ
らターミナルプレート15とスプリング27とがスプー
ル側導電部材として機能し、二次コイル516に誘起さ
れた高電圧は、ターミナルプレート33スプリング2
7、カップ15、スプリング17を通して点火プラグに
供給される。なお、スプリング27は軸方向から見て巻
線がすべて渦巻き状になるよう巻かれている。
の一端が電気的に接続されたターミナルプレート33が
固定され、このターミナルプレート33にカップ15と
接触するためのスプリング27が固定されている。これ
らターミナルプレート15とスプリング27とがスプー
ル側導電部材として機能し、二次コイル516に誘起さ
れた高電圧は、ターミナルプレート33スプリング2
7、カップ15、スプリング17を通して点火プラグに
供給される。なお、スプリング27は軸方向から見て巻
線がすべて渦巻き状になるよう巻かれている。
【0023】一次スプール514は、樹脂成形品で、両
端部に鍔を有する円筒状に成形されており、その上側の
一端は蓋部514aによりほぼ閉塞され、有底円筒状に
成形されている。その外周には一次コイル516が巻回
されている。一次スプール514は二次スプール510
の外側に被せるように設けられている。このため、蓋部
514aと底部510aとの間に、鉄心502と、磁石
504、506とが挟持される。一次スプール514の
下側開口端には、二次スプール510の突起510cと
嵌合する溝514bが形成され、二次スプール510と
一次スプール514とは互いに周方向に位置決めされ
る。さらに二次スプール510と一次スプール514と
は、突起510cと溝514bとの部位で互いの樹脂材
料を溶融させて溶着されている。
端部に鍔を有する円筒状に成形されており、その上側の
一端は蓋部514aによりほぼ閉塞され、有底円筒状に
成形されている。その外周には一次コイル516が巻回
されている。一次スプール514は二次スプール510
の外側に被せるように設けられている。このため、蓋部
514aと底部510aとの間に、鉄心502と、磁石
504、506とが挟持される。一次スプール514の
下側開口端には、二次スプール510の突起510cと
嵌合する溝514bが形成され、二次スプール510と
一次スプール514とは互いに周方向に位置決めされ
る。さらに二次スプール510と一次スプール514と
は、突起510cと溝514bとの部位で互いの樹脂材
料を溶融させて溶着されている。
【0024】蓋部514aには、径方向に突出した周方
向の位置決め用突起514cが形成され、この突起51
4cは、ケース100に形成された溝110に嵌合す
る。これにより、一次スプール514はケース100に
対して周方向に位置決めされる。さらに、一次スプール
514とケース100とは、突起514cと溝110と
の部位で互いの樹脂材料を溶融させて溶着されている。
これにより、一次スプール514とケース100とが固
定される。
向の位置決め用突起514cが形成され、この突起51
4cは、ケース100に形成された溝110に嵌合す
る。これにより、一次スプール514はケース100に
対して周方向に位置決めされる。さらに、一次スプール
514とケース100とは、突起514cと溝110と
の部位で互いの樹脂材料を溶融させて溶着されている。
これにより、一次スプール514とケース100とが固
定される。
【0025】さらに蓋部514aには、一次コイル51
6の両端と、二次コイル512の一端とが接続される複
数のターミナルが保持されている。これらターミナルは
コネクタ9のコネクタピン19と、制御回路部7とに接
続されている。制御回路部7は3本のリードを有し、こ
れらリードをコネクタピン19および蓋部514a上の
ターミナルに半田付けして制御回路部7は蓋部514a
上に保持されている。
6の両端と、二次コイル512の一端とが接続される複
数のターミナルが保持されている。これらターミナルは
コネクタ9のコネクタピン19と、制御回路部7とに接
続されている。制御回路部7は3本のリードを有し、こ
れらリードをコネクタピン19および蓋部514a上の
ターミナルに半田付けして制御回路部7は蓋部514a
上に保持されている。
【0026】この制御回路部7は一次コイル516への
通電電流を断続するパワー素子と、このパワー素子の制
御信号を発生するイグナイタとしての制御回路とを樹脂
モールドして構成されており、さらに別体のヒートシン
ク702が蓋23側に接着されている。一次スプール5
14のさらに外側には、補助コア508が装着されてい
る。この補助コア508は、薄い珪素鋼板を周方向に隙
間を残して筒状に丸めて形成されており、磁石504の
外周位置から磁石506の外周位置にわたる長さを有す
る。この補助コア508は、一次スプール514両端の
鍔部に保持されている。
通電電流を断続するパワー素子と、このパワー素子の制
御信号を発生するイグナイタとしての制御回路とを樹脂
モールドして構成されており、さらに別体のヒートシン
ク702が蓋23側に接着されている。一次スプール5
14のさらに外側には、補助コア508が装着されてい
る。この補助コア508は、薄い珪素鋼板を周方向に隙
間を残して筒状に丸めて形成されており、磁石504の
外周位置から磁石506の外周位置にわたる長さを有す
る。この補助コア508は、一次スプール514両端の
鍔部に保持されている。
【0027】トランス部5などを収容した収容室102
内は、僅かの空気空間を残して、図1に図示される液面
まで絶縁油29で満たされる。絶縁油29は、一次スプ
ール514の下側端開口、一次スプール514の上部蓋
部514aのほぼ中央部に開設された開口514d、二
次スプール510の上側端開口、および二次スプール5
10の下部外周壁に開設された開口510dを通して侵
入し、二次コイル512、一次コイル516などの電気
絶縁を確実なものとしている。
内は、僅かの空気空間を残して、図1に図示される液面
まで絶縁油29で満たされる。絶縁油29は、一次スプ
ール514の下側端開口、一次スプール514の上部蓋
部514aのほぼ中央部に開設された開口514d、二
次スプール510の上側端開口、および二次スプール5
10の下部外周壁に開設された開口510dを通して侵
入し、二次コイル512、一次コイル516などの電気
絶縁を確実なものとしている。
【0028】次に、この実施例の点火コイルの組立手順
とともに各部部品の形状をより詳細に説明する。図3な
いし図6は、点火コイル1のトランス部5の組立手順を
示す部分部分断面図である。図3は鉄心ユニットの部分
断面図、図4は鉄心ユニットを二次スプール内に収容し
た状態を示す部分断面図、図5はさらに一次スプールを
装着した状態を示す部分断面図、図6はさらに補助コア
を装着した状態を示す部分断面図である。また図7は図
6のVII−VII断面図である。なお、図4、図5、
図6では鉄心の一枚一枚の鋼板の図示を省略している。
とともに各部部品の形状をより詳細に説明する。図3な
いし図6は、点火コイル1のトランス部5の組立手順を
示す部分部分断面図である。図3は鉄心ユニットの部分
断面図、図4は鉄心ユニットを二次スプール内に収容し
た状態を示す部分断面図、図5はさらに一次スプールを
装着した状態を示す部分断面図、図6はさらに補助コア
を装着した状態を示す部分断面図である。また図7は図
6のVII−VII断面図である。なお、図4、図5、
図6では鉄心の一枚一枚の鋼板の図示を省略している。
【0029】図3および図7に図示されるように、鉄心
502は、幅がわずかづつ異なる薄い珪素鋼板を断面が
略円形となるように複数重ね、鋼板間を接着して棒状に
形成されている。この鉄心502の両端に磁石504、
506を位置させ、鉄心と磁石との間を粘着テープ31
で巻いて両者を固定し、図3に図示される鉄心ユニット
とする。
502は、幅がわずかづつ異なる薄い珪素鋼板を断面が
略円形となるように複数重ね、鋼板間を接着して棒状に
形成されている。この鉄心502の両端に磁石504、
506を位置させ、鉄心と磁石との間を粘着テープ31
で巻いて両者を固定し、図3に図示される鉄心ユニット
とする。
【0030】次に、鉄心ユニットを図4に図示されるよ
うに二次スプール510内に収容する。二次スプール5
10の外側には、二次コイル512が予め巻線されてい
る。なお、二次コイル512は、スプール510の一端
に断面が三角形になるよう巻線した後、その斜面を利用
して径方向へ巻重ねながら、軸方向に順次移動して巻線
されており、巻線間の電位差が低減されて高圧と低圧と
の絶縁が確実にされている。二次スプール510の底部
510a側の内周面には、3つの係止用板状突起510
eが等間隔に配置されている。これら突起は、樹脂成形
時には斜面をもって形成されており、鉄心ユニットが収
容される際に磁石506の角部で押しつぶされる。この
ため、鉄心ユニットの収容後は、押しつぶされた突起5
10eが磁石506の外周面と接触して、磁石506を
径方向に固定する。
うに二次スプール510内に収容する。二次スプール5
10の外側には、二次コイル512が予め巻線されてい
る。なお、二次コイル512は、スプール510の一端
に断面が三角形になるよう巻線した後、その斜面を利用
して径方向へ巻重ねながら、軸方向に順次移動して巻線
されており、巻線間の電位差が低減されて高圧と低圧と
の絶縁が確実にされている。二次スプール510の底部
510a側の内周面には、3つの係止用板状突起510
eが等間隔に配置されている。これら突起は、樹脂成形
時には斜面をもって形成されており、鉄心ユニットが収
容される際に磁石506の角部で押しつぶされる。この
ため、鉄心ユニットの収容後は、押しつぶされた突起5
10eが磁石506の外周面と接触して、磁石506を
径方向に固定する。
【0031】なお、二次スプール510の底部にはター
ミナルプレート33が装着され、このターミナルプレー
ト33にスプリング27が固定されるとともに、このタ
ーミナルプレート33に二次コイル512の一端が電気
的に接続されている。次に、一次スプール514を図5
のように装着する。一次スプール514の外側には、一
次コイル516が予め巻線され、一次スプール514の
蓋部514a上にはターミナル35が固定されている。
蓋部514aの内側には、二次スプール510の突起5
10eと同様の突起514eが等間隔に3本設けられて
いる。これら突起514eは、一次スプール514を装
着する際に、磁石504の角部で押しつぶされる。この
ため、鉄心ユニットの収容後は、押しつぶされた突起5
14eが磁石504の外周面と接触して、磁石504を
径方向に固定する。
ミナルプレート33が装着され、このターミナルプレー
ト33にスプリング27が固定されるとともに、このタ
ーミナルプレート33に二次コイル512の一端が電気
的に接続されている。次に、一次スプール514を図5
のように装着する。一次スプール514の外側には、一
次コイル516が予め巻線され、一次スプール514の
蓋部514a上にはターミナル35が固定されている。
蓋部514aの内側には、二次スプール510の突起5
10eと同様の突起514eが等間隔に3本設けられて
いる。これら突起514eは、一次スプール514を装
着する際に、磁石504の角部で押しつぶされる。この
ため、鉄心ユニットの収容後は、押しつぶされた突起5
14eが磁石504の外周面と接触して、磁石504を
径方向に固定する。
【0032】この後、一次スプール514の開口端の内
周と、二次スプール510の底部510a外周とを部分
的に溶融させて溶着部37、39を形成し、両スプール
を溶着固定する。これにより、鉄心502と磁石50
4、506とは、両スプール510、514で挟持され
て固定される。次に、図6のように一次スプール514
の外側に補助コア508を装着する。このようにしてト
ランス部5が組み立てられる。
周と、二次スプール510の底部510a外周とを部分
的に溶融させて溶着部37、39を形成し、両スプール
を溶着固定する。これにより、鉄心502と磁石50
4、506とは、両スプール510、514で挟持され
て固定される。次に、図6のように一次スプール514
の外側に補助コア508を装着する。このようにしてト
ランス部5が組み立てられる。
【0033】図7に図示されるように補助コア508は
スリット508aを有しており、補助コアの周方向に発
生する渦電流を低減している。トランス部5は、ケース
100内に上部開口から挿入される。そして、蓋部51
4aの外周と、ケース100の内側壁面とを部分的に溶
融させて複数の溶着部を形成し、両部材を溶着固定す
る。
スリット508aを有しており、補助コアの周方向に発
生する渦電流を低減している。トランス部5は、ケース
100内に上部開口から挿入される。そして、蓋部51
4aの外周と、ケース100の内側壁面とを部分的に溶
融させて複数の溶着部を形成し、両部材を溶着固定す
る。
【0034】そして、制御回路部7のリードを各ターミ
ナルに半田付けして電気結線を完了した後、絶縁油29
を注入し、蓋23をケース100の開口端に装着する。
この蓋23は、ケース100の開口端に形成された係合
爪に係合する係合腕を有しており、係合爪と係合腕とを
係合させた上にさらに両者を溶着してケース100内を
密閉する。
ナルに半田付けして電気結線を完了した後、絶縁油29
を注入し、蓋23をケース100の開口端に装着する。
この蓋23は、ケース100の開口端に形成された係合
爪に係合する係合腕を有しており、係合爪と係合腕とを
係合させた上にさらに両者を溶着してケース100内を
密閉する。
【0035】以上に述べた実施例によると、複数の磁路
構成部材としての鉄心502と磁石504、506とを
一次スプール510と二次スプール514とで挟持した
ので、簡単な構成で確実な固定ができる。しかも、一次
スプール510の内側と、二次スプール514の内側と
には、磁石504、506の角部によって押しつぶされ
る突起510e、514eを設けたので、磁石504、
506が、軸方向、径方向の両方に対してガタなく保持
される。また、二次スプールの底部510aに接続手段
としてのスプリングを保持させているので、二次コイル
510を含むトランス部5をケース100内に挿入する
だけでカップ15に接続できる。また、収容室102内
を絶縁油29で満たしているので、プラグチューブ内に
挿入可能な細い形状として各構成部品の間の隙間が小さ
いにもかかわらず従来の絶縁樹脂に見られたクラックに
よる絶縁性低下がなく、長期間にわたって安定して高い
絶縁性が得られる。
構成部材としての鉄心502と磁石504、506とを
一次スプール510と二次スプール514とで挟持した
ので、簡単な構成で確実な固定ができる。しかも、一次
スプール510の内側と、二次スプール514の内側と
には、磁石504、506の角部によって押しつぶされ
る突起510e、514eを設けたので、磁石504、
506が、軸方向、径方向の両方に対してガタなく保持
される。また、二次スプールの底部510aに接続手段
としてのスプリングを保持させているので、二次コイル
510を含むトランス部5をケース100内に挿入する
だけでカップ15に接続できる。また、収容室102内
を絶縁油29で満たしているので、プラグチューブ内に
挿入可能な細い形状として各構成部品の間の隙間が小さ
いにもかかわらず従来の絶縁樹脂に見られたクラックに
よる絶縁性低下がなく、長期間にわたって安定して高い
絶縁性が得られる。
【0036】なお、この実施例では、磁路を一本の鉄心
と2個の磁石とで構成したが、二本の鉄心の間に磁石を
挟むなどの構成としてもよい。また、鉄心は円形が望ま
しいが、多角形、四角形断面でもよく、また薄い珪素鋼
板を積層して構成する他にも、珪素鋼線材を束ねたもの
としてもよい。また、この実施例では補助コア508を
設け、不完全な閉磁路を構成しているが、ケース100
内の補助コアをケース100外部に設けてもよい。ま
た、補助コアは、複数の珪素鋼板を重ねて丸めてもよ
い。
と2個の磁石とで構成したが、二本の鉄心の間に磁石を
挟むなどの構成としてもよい。また、鉄心は円形が望ま
しいが、多角形、四角形断面でもよく、また薄い珪素鋼
板を積層して構成する他にも、珪素鋼線材を束ねたもの
としてもよい。また、この実施例では補助コア508を
設け、不完全な閉磁路を構成しているが、ケース100
内の補助コアをケース100外部に設けてもよい。ま
た、補助コアは、複数の珪素鋼板を重ねて丸めてもよ
い。
【0037】また、ケースは円筒状に限らず、多角形、
四角形の筒状としてもよく各スプールも同様であり、四
角形などの筒状としてもよい。また、一次スプール51
4をケース100に対して溶着して、トランス部5をケ
ース100内において固定したが、蓋23によって一次
スプール514を押さえてトランス部5を固定してもよ
く、バネなど弾性部材を介装してもよい。また、一次ス
プール514を内側とし、二次スプール510を外側と
してもよい。さらに、二次スプール510の底部510
aは、二次スプール510の下部開口を完全に閉塞する
必要はなく、鉄心ユニットを軸方向に支持できる底部で
あればよく、絶縁油29が流通し、対流可能な程度の孔
が開設されることが望ましい。同様に一次スプール51
4の蓋部514aも第1実施例のように開口514dを
有することが望ましく、鉄心ユニットを軸方向に支持で
きる形状であることが重要である。なお、一次スプール
と二次スプールとのいずれか一方をケースと一体成形
し、自己融着線などを利用してコイル状に成形された一
次コイルや二次コイルを挿入する構成としてもよい。ま
た、一次スプールおよび二次スプールに形成された閉塞
部としての底部および蓋部を別部品としてもよい。
四角形の筒状としてもよく各スプールも同様であり、四
角形などの筒状としてもよい。また、一次スプール51
4をケース100に対して溶着して、トランス部5をケ
ース100内において固定したが、蓋23によって一次
スプール514を押さえてトランス部5を固定してもよ
く、バネなど弾性部材を介装してもよい。また、一次ス
プール514を内側とし、二次スプール510を外側と
してもよい。さらに、二次スプール510の底部510
aは、二次スプール510の下部開口を完全に閉塞する
必要はなく、鉄心ユニットを軸方向に支持できる底部で
あればよく、絶縁油29が流通し、対流可能な程度の孔
が開設されることが望ましい。同様に一次スプール51
4の蓋部514aも第1実施例のように開口514dを
有することが望ましく、鉄心ユニットを軸方向に支持で
きる形状であることが重要である。なお、一次スプール
と二次スプールとのいずれか一方をケースと一体成形
し、自己融着線などを利用してコイル状に成形された一
次コイルや二次コイルを挿入する構成としてもよい。ま
た、一次スプールおよび二次スプールに形成された閉塞
部としての底部および蓋部を別部品としてもよい。
【0038】また制御回路部7にはヒートシンク702
を接着し、収容室102内に収容したが、蓋23にヒー
トシンクとなるアルミ板を埋設し、このアルミ板と制御
回路部7とを熱伝達可能に接触させる構成としてもよ
い。また、この実施例では、点火コイル1が図1,図2
に図示されるように軸方向を重力方向に略一致させてエ
ンジンに設置されることを想定しているが、点火コイル
1が軸方向を水平方向に略一致させてエンジンに設置さ
れてもよく、この場合には、収容室102内に絶縁油2
9を注入した後に空気がトランス部5に侵入することが
ないよう蓋に空気室を形成する。
を接着し、収容室102内に収容したが、蓋23にヒー
トシンクとなるアルミ板を埋設し、このアルミ板と制御
回路部7とを熱伝達可能に接触させる構成としてもよ
い。また、この実施例では、点火コイル1が図1,図2
に図示されるように軸方向を重力方向に略一致させてエ
ンジンに設置されることを想定しているが、点火コイル
1が軸方向を水平方向に略一致させてエンジンに設置さ
れてもよく、この場合には、収容室102内に絶縁油2
9を注入した後に空気がトランス部5に侵入することが
ないよう蓋に空気室を形成する。
【0039】また、上記実施例では2つのスプールの間
に複数の磁路構成部材を挟持したが、ケースの蓋によっ
て磁路構成部材としての鉄心と磁石とを挟持してもよ
い。次に、本発明を適用した第2実施例を説明する。図
8は第2実施例の要部断面図であり、図9は蓋の要部を
図8のIX方向から見た平面図である。なお、第1実施
例と同一の構成には同じ符号を付す。
に複数の磁路構成部材を挟持したが、ケースの蓋によっ
て磁路構成部材としての鉄心と磁石とを挟持してもよ
い。次に、本発明を適用した第2実施例を説明する。図
8は第2実施例の要部断面図であり、図9は蓋の要部を
図8のIX方向から見た平面図である。なお、第1実施
例と同一の構成には同じ符号を付す。
【0040】この第2実施例は、ケース100の開口端
を閉塞する蓋41によって磁石504を保持するように
したものである。蓋41には、その中央部に当接部とし
ての柱部410aが形成され、その先端には磁石504
の外径より僅かに大きい円筒部410bが形成される。
その内部には、図8に図示されるように、第1実施例の
突起514eと同様の突起410cが設けられており、
この突起410cが磁石504の角部で押しつぶされて
磁石504の外周と接触し、磁石504を保持してい
る。
を閉塞する蓋41によって磁石504を保持するように
したものである。蓋41には、その中央部に当接部とし
ての柱部410aが形成され、その先端には磁石504
の外径より僅かに大きい円筒部410bが形成される。
その内部には、図8に図示されるように、第1実施例の
突起514eと同様の突起410cが設けられており、
この突起410cが磁石504の角部で押しつぶされて
磁石504の外周と接触し、磁石504を保持してい
る。
【0041】この第2実施例の一次スプール518は、
ほぼ第1実施例の一次スプール514と同様であるが、
蓋部518aには柱部410aを挿入可能な程度の開口
518bが開設されている。また、この実施例では点火
コイル1内には制御回路部7を収容していない。制御回
路部7はコネクタ9を介して接続され、車体に固定され
た回路容器内に収容されている。
ほぼ第1実施例の一次スプール514と同様であるが、
蓋部518aには柱部410aを挿入可能な程度の開口
518bが開設されている。また、この実施例では点火
コイル1内には制御回路部7を収容していない。制御回
路部7はコネクタ9を介して接続され、車体に固定され
た回路容器内に収容されている。
【0042】この実施例では、まず二次スプール510
に一次スプール518を装着してコイルユニットを組立
て、このコイルユニットをケース100内に収容した後
に鉄心ユニットを開口518bから挿入する。その後絶
縁油29を注入し、蓋41を装着して収容室102を密
閉する。このため、鉄心ユニットは二次スプール510
の底部510aと蓋41との間に挟持される。
に一次スプール518を装着してコイルユニットを組立
て、このコイルユニットをケース100内に収容した後
に鉄心ユニットを開口518bから挿入する。その後絶
縁油29を注入し、蓋41を装着して収容室102を密
閉する。このため、鉄心ユニットは二次スプール510
の底部510aと蓋41との間に挟持される。
【0043】
【発明の効果】以上述べた本発明の構成および作用によ
ると、鉄心と磁石などの磁路構成部材の複数の部材が、
一次スプールと二次スプールとの間、あるいはスプール
とケースの蓋との間などの部品の間に挟持されるので、
簡単な構成で確実な保持が可能となり、点火コイルの組
立て工程の簡単化が図れる。
ると、鉄心と磁石などの磁路構成部材の複数の部材が、
一次スプールと二次スプールとの間、あるいはスプール
とケースの蓋との間などの部品の間に挟持されるので、
簡単な構成で確実な保持が可能となり、点火コイルの組
立て工程の簡単化が図れる。
【図1】図1は本発明を適用した点火コイルの第1実施
例を示す縦断面図である。
例を示す縦断面図である。
【図2】図2は本発明を適用した点火コイルの第1実施
例を示す縦断面図である。
例を示す縦断面図である。
【図3】図3は第1実施例の鉄心ユニットの部分断面図
である。
である。
【図4】図4は図3の鉄心ユニットを二次スプールに装
着した状態を示す部分断面図である。
着した状態を示す部分断面図である。
【図5】図5は図4の状態にさらに一次スプールを装着
した状態を示す部分断面図である。
した状態を示す部分断面図である。
【図6】図6は図5の状態にさらに補助コアを装着した
状態を示す部分断面図である。
状態を示す部分断面図である。
【図7】図7は図6のVII−VII断面図である。
【図8】図8は第2実施例の要部断面図である。
【図9】図9は図8の要部をIX矢印方向から見た要部
平面図である。
平面図である。
1 点火コイル 100 ケース 102 収容室 3 接続部 5 トランス部 502 鉄心 504 磁石 506 磁石 508 補助コア 510 二次スプール 512 二次コイル 514 一次スプール 516 一次コイル 7 制御回路部 9 コネクタ 11 ブラケット部 23 蓋 29 絶縁油
Claims (10)
- 【請求項1】 磁束を通す棒状の磁路構成部材と、この
磁路構成部材の外周に設けられるスプールと、このスプ
ールに保持されるコイルと、前記磁路構成部材と前記ス
プールと前記コイルとを収容するケースとを備える点火
コイルにおいて、 前記磁路構成部材が複数の部材を軸方向に連結して構成
されるとともに、 前記磁路構成部材の複数の部材が、前記磁路構成部材の
軸方向に沿って組み付けられる複数の部品により挟持さ
れることを特徴とする点火コイル - 【請求項2】 前記ケースは筒状に形成され、その一端
部に点火プラグとの接続部が設けられるとともに、底部
に前記接続部へ導通する導電部材が露出した収容室を形
成し、該収容室内に前記スプールと、前記コイルと、前
記磁路構成部材とを収容していることを特徴とする請求
項1記載の点火コイル。 - 【請求項3】 前記スプールは、前記磁路構成部材の外
周に多重に設けられる筒状の第1および第2のスプール
を有し、 前記コイルは、前記第1のスプールに保持される一次コ
イルと前記第2のスプールに保持される二次コイルとを
有し、 前記第1のスプールは、前記磁路構成部材の軸方向の一
端側と当接する閉塞部を備え、 前記第2のスプールは、前記磁路構成部材の軸方向の他
端側と当接し、前記第1のスプールの閉塞部とともに前
記磁路構成部材の複数の部材を挟持する閉塞部を備える
ことを特徴とする請求項1または2記載の点火コイル。 - 【請求項4】 前記第2のスプールは、前記閉塞部を前
記収容室の前記底部に向けて前記収容室内に収容され、
前記閉塞部には前記底部に露出した導電部材と接触する
スプール側導電部材が設けられていることを特徴とする
請求項3記載の点火コイル。 - 【請求項5】 前記スプールは、前記磁路構成部材の軸
方向の一端側と当接する閉塞部を有し、 前記ケースは、前記磁路構成部材の軸方向から組み付け
られる蓋部を有し、 前記蓋部は、前記磁路構成部材の軸方向の他端側と当接
し、前記スプールの閉塞部とともに前記磁路構成部材の
複数の部材を挟持する当接部を備えることを特徴とする
請求項1または2記載の点火コイル。 - 【請求項6】 前記スプールは、前記閉塞部を前記収容
室の前記底部に向けて前記収容室内に収容され、前記閉
塞部には前記底部に露出した導電部材と接触するスプー
ル側導電部材が設けられていることを特徴とする請求項
5記載の点火コイル。 - 【請求項7】 前記磁路構成部材は、棒状の鉄心と、該
鉄心の両端部に設けられた2つの磁石とを有することを
特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の
点火コイル。 - 【請求項8】 前記ケース内には、絶縁油が注入され、
前記コイルは前記絶縁油中に浸漬されていることを特徴
とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の点火
コイル。 - 【請求項9】 内燃機関の点火プラグに高電圧を供給す
る点火コイルにおいて、 筒状に形成され、収容室を形成するケースと、 一端側が閉塞部により閉塞された筒状に形成され、前記
収容室内に収容される二次スプールと、 前記二次スプールに保持される二次コイルと、 一端側が閉塞部により閉塞された筒状に形成され、該閉
塞部を前記二次スプールの開口端側に位置させて前記二
次スプールと同軸に設けられ、前記収容室内に収容され
る一次スプールと、 前記一次スプールに保持される一次コイルと、 前記二次スプールおよび前記一次スプールの外周に設け
られる切欠きを有した筒状の補助コアと前記収容室内に
注入され、少なくとも前記一次コイルおよび前記二次コ
イルが浸漬される絶縁油と、 前記二次スプールの閉塞部と前記一次スプールの閉塞部
との間に挟持される棒状の鉄心、および該鉄心の両端に
設けられる磁石とを備えることを特徴とする点火コイ
ル。 - 【請求項10】 前記ケース内には、制御回路部が収容
されることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに
記載の点火コイル。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6229378A JPH0897057A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 点火コイル |
| EP95115090A EP0703588A1 (en) | 1994-09-26 | 1995-09-25 | Ignition coil |
| CN 95117328 CN1123883A (zh) | 1994-09-26 | 1995-09-26 | 点火线圈 |
| KR1019950031885A KR960012053A (ko) | 1994-09-26 | 1995-09-26 | 점화코일 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6229378A JPH0897057A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 点火コイル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0897057A true JPH0897057A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=16891243
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6229378A Pending JPH0897057A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 点火コイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0897057A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1026394A2 (en) | 1999-02-08 | 2000-08-09 | Hitachi, Ltd. | Ignition coil for internal combustion engine |
| US6332458B1 (en) | 1997-05-23 | 2001-12-25 | Hitachi, Ltd. | Ignition coil unit for engine and engine provided with plastic head cover |
| DE19929236C2 (de) * | 1998-06-26 | 2002-02-21 | Hitachi Ltd | Zündspulenvorrichtung für Brennkraftmaschinen |
| JP2003017342A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-17 | Diamond Electric Mfg Co Ltd | 内燃機関用点火コイル |
| US6639498B2 (en) | 1997-09-30 | 2003-10-28 | Junichi Shimada | Ignition coil for use in internal combustion engine |
| US6747540B1 (en) | 1996-10-18 | 2004-06-08 | Denso Corporation | Ignition coil for internal combustion engine |
| JP2013125949A (ja) * | 2011-12-16 | 2013-06-24 | Denso Corp | 内燃機関用点火コイル |
-
1994
- 1994-09-26 JP JP6229378A patent/JPH0897057A/ja active Pending
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| US7487767B2 (en) | 1997-05-23 | 2009-02-10 | Hitachi, Ltd. | Ignition coil for use in engine and engine having plastic cylinder head cover |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040419 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040427 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040921 |