JPH0897067A - 磁気ヘッド用軟磁性薄膜の製造方法 - Google Patents
磁気ヘッド用軟磁性薄膜の製造方法Info
- Publication number
- JPH0897067A JPH0897067A JP6254297A JP25429794A JPH0897067A JP H0897067 A JPH0897067 A JP H0897067A JP 6254297 A JP6254297 A JP 6254297A JP 25429794 A JP25429794 A JP 25429794A JP H0897067 A JPH0897067 A JP H0897067A
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- soft magnetic
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、ビデオテープレコーダやデジタルオ
ーディオテープレコーダ装置、磁気ディスク装置等の磁
気記録装置としての、磁気ヘッドに関するもので、磁気
ヘッドのコア材として微細結晶粒径の飽和磁束密度が高
い、軟磁性薄膜のコア材を提供する事を目的とする。 【構成】本発明は、Ta組成比が1.6〜2.3〔at
%〕であるFe−Taターゲット4をAr−50、N2
−3〜4、O2−4〜5〔sccm〕の雰囲気中でスパ
ッタリングし、その後熱処理を行うことにより、軟磁性
薄膜6を製造することを特徴とする磁気ヘッド用軟磁性
薄膜の製造方法としたものである。
ーディオテープレコーダ装置、磁気ディスク装置等の磁
気記録装置としての、磁気ヘッドに関するもので、磁気
ヘッドのコア材として微細結晶粒径の飽和磁束密度が高
い、軟磁性薄膜のコア材を提供する事を目的とする。 【構成】本発明は、Ta組成比が1.6〜2.3〔at
%〕であるFe−Taターゲット4をAr−50、N2
−3〜4、O2−4〜5〔sccm〕の雰囲気中でスパ
ッタリングし、その後熱処理を行うことにより、軟磁性
薄膜6を製造することを特徴とする磁気ヘッド用軟磁性
薄膜の製造方法としたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
装置や、デジタルオーディオテープレコーダ装置、ハー
ドディスク装置等の、特に高密度磁気記録に適する磁気
ヘッドの軟磁性薄膜に関するものである。
装置や、デジタルオーディオテープレコーダ装置、ハー
ドディスク装置等の、特に高密度磁気記録に適する磁気
ヘッドの軟磁性薄膜に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種磁気記録装置に使用されている磁
気ヘッドとしては、その磁気ヘッド用コア材として、高
飽和磁束密度の軟磁性薄膜材料が使用されている。一般
的に、高飽和磁束密度の磁性膜を形成するためには、F
eの含有量を増加させることにより実現される。
気ヘッドとしては、その磁気ヘッド用コア材として、高
飽和磁束密度の軟磁性薄膜材料が使用されている。一般
的に、高飽和磁束密度の磁性膜を形成するためには、F
eの含有量を増加させることにより実現される。
【0003】しかしながら、上記のように形成された磁
性膜においては、Feの含有量を増加させた場合、相反
して軟磁性を示しずらくなる。このため、これを解決す
るために、磁性膜を形成するための素材に非磁性の遷移
元素又は半金属元素を添加し、アモルファス合金を作成
し、熱処理により結晶粒径を微細化させ、軟磁性を形成
する方法が実施されている。
性膜においては、Feの含有量を増加させた場合、相反
して軟磁性を示しずらくなる。このため、これを解決す
るために、磁性膜を形成するための素材に非磁性の遷移
元素又は半金属元素を添加し、アモルファス合金を作成
し、熱処理により結晶粒径を微細化させ、軟磁性を形成
する方法が実施されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように形成する磁性薄膜においては、軟磁性を達成する
ためにアモルファス合金を得る必要があり、このために
非磁性の遷移元素または半金属元素を約20〔at%〕
以上添加する必要があり、そのため飽和磁束密度が低く
押さえられてしまうという課題が生じていた。
ように形成する磁性薄膜においては、軟磁性を達成する
ためにアモルファス合金を得る必要があり、このために
非磁性の遷移元素または半金属元素を約20〔at%〕
以上添加する必要があり、そのため飽和磁束密度が低く
押さえられてしまうという課題が生じていた。
【0005】本発明は上記した課題に鑑みて発明された
もので、軟磁性で、飽和磁束密度の高い磁性薄膜の磁気
ヘッド用軟磁性薄膜を形成する事を目的とする。
もので、軟磁性で、飽和磁束密度の高い磁性薄膜の磁気
ヘッド用軟磁性薄膜を形成する事を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明において
は、上記した課題を解決するための手段として、Ta組
成比が1.6〜2.3〔at%〕であるFe−Taター
ゲットをAr−50、N2−3〜4、O2−4〜5〔sc
cm〕の雰囲気中でスパッタリングし、その後熱処理を
行うことにより、軟磁性薄膜を製造することを特徴とす
る磁気ヘッド用軟磁性薄膜の製造方法としたものであ
る。
は、上記した課題を解決するための手段として、Ta組
成比が1.6〜2.3〔at%〕であるFe−Taター
ゲットをAr−50、N2−3〜4、O2−4〜5〔sc
cm〕の雰囲気中でスパッタリングし、その後熱処理を
行うことにより、軟磁性薄膜を製造することを特徴とす
る磁気ヘッド用軟磁性薄膜の製造方法としたものであ
る。
【0007】
【作用】上記方法によれば、本発明に係る磁気ヘッド
は、Fe組成比が高くても高飽和磁束密度を有する軟磁
性の磁性薄膜が形成される。
は、Fe組成比が高くても高飽和磁束密度を有する軟磁
性の磁性薄膜が形成される。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る軟磁性薄膜の製造方法を
説明する。図1は本発明に係る磁気ヘッドの軟磁性薄膜
を製造するスパッタリング装置の一実施例を示す概略図
であり、図2は軟磁性薄膜で形成した磁気ヘッドの概略
構成図である。
説明する。図1は本発明に係る磁気ヘッドの軟磁性薄膜
を製造するスパッタリング装置の一実施例を示す概略図
であり、図2は軟磁性薄膜で形成した磁気ヘッドの概略
構成図である。
【0009】本発明に係る磁気ヘッドの軟磁性薄膜の製
造は、例えば図1で示すRFマグネトロンスパッタリン
グ装置1において製造される。そして装置1において、
2,3は雰囲気中のガス調整供給用のバルブ、4はター
ゲット、5はターゲットホルダー、6は磁気ヘッドの軟
磁性薄膜を形成する非磁性基板、7は基板ホルダー、8
は装置1の排気バルブ、9はマグネット、10は電源で
あり、11は基板ホルダーの温度調整部である。
造は、例えば図1で示すRFマグネトロンスパッタリン
グ装置1において製造される。そして装置1において、
2,3は雰囲気中のガス調整供給用のバルブ、4はター
ゲット、5はターゲットホルダー、6は磁気ヘッドの軟
磁性薄膜を形成する非磁性基板、7は基板ホルダー、8
は装置1の排気バルブ、9はマグネット、10は電源で
あり、11は基板ホルダーの温度調整部である。
【0010】この装置1において、Ta組成比が低いF
e−TaターゲットをAr、N2、O2の雰囲気中でスパ
ッタリングを行うもので、そのスパッタリング条件は以
下の条件とされている。 ターゲット組成 :Ta−1.6〜2.3〔at
%〕−bal.Fe スパッタリング雰囲気:Ar−50、N2−3〜4、O2
−4〜5〔sccm〕 ガス圧 :0.4〜0.6〔mTorr〕 投入電力 :8.6〜9.9〔W/cm2〕 基板温度 :水冷〜200〔℃〕 以上の条件でスパッタリング装置1によりスパッタリン
グを行い、基板6に磁性薄膜を形成する。
e−TaターゲットをAr、N2、O2の雰囲気中でスパ
ッタリングを行うもので、そのスパッタリング条件は以
下の条件とされている。 ターゲット組成 :Ta−1.6〜2.3〔at
%〕−bal.Fe スパッタリング雰囲気:Ar−50、N2−3〜4、O2
−4〜5〔sccm〕 ガス圧 :0.4〜0.6〔mTorr〕 投入電力 :8.6〜9.9〔W/cm2〕 基板温度 :水冷〜200〔℃〕 以上の条件でスパッタリング装置1によりスパッタリン
グを行い、基板6に磁性薄膜を形成する。
【0011】次ぎに、スパッタリングにより基板6に形
成された磁性薄膜に、次ぎの工程として真空中で熱処理
を行うもので、その熱処理条件は; 真空度 :5×10-5〔Torr〕以下 熱処理温度:500〜520〔℃〕 熱処理時間:30分保持 磁場強度 :1000〔Oe〕以上(静磁場) 以上の熱処理条件とされているものであり、これにより
磁性薄膜は、微細結晶粒径の高飽和磁束密度の軟磁性薄
膜として形成されることとなる。
成された磁性薄膜に、次ぎの工程として真空中で熱処理
を行うもので、その熱処理条件は; 真空度 :5×10-5〔Torr〕以下 熱処理温度:500〜520〔℃〕 熱処理時間:30分保持 磁場強度 :1000〔Oe〕以上(静磁場) 以上の熱処理条件とされているものであり、これにより
磁性薄膜は、微細結晶粒径の高飽和磁束密度の軟磁性薄
膜として形成されることとなる。
【0012】そして、この軟磁性薄膜はその膜特性とし
て; 飽和磁束密度:19000〔G〕 保磁力 :0.3〔Oe〕 透磁率 :3000〔at1MHz〕 平均結晶粒径:70〜150〔Å〕 以上の特性を備えた軟磁性薄膜が非磁性基板6上に形成
される。
て; 飽和磁束密度:19000〔G〕 保磁力 :0.3〔Oe〕 透磁率 :3000〔at1MHz〕 平均結晶粒径:70〜150〔Å〕 以上の特性を備えた軟磁性薄膜が非磁性基板6上に形成
される。
【0013】次ぎに、本発明に係る軟磁性薄膜を備えた
磁気ヘッドの一実施例について、図2で示す磁気ヘッド
20について説明すると、図示するように磁気ヘッド2
0は、一対のコア半体21,22を接合することによ
り、ギャップ部23を設けた構成として形成される。
磁気ヘッドの一実施例について、図2で示す磁気ヘッド
20について説明すると、図示するように磁気ヘッド2
0は、一対のコア半体21,22を接合することによ
り、ギャップ部23を設けた構成として形成される。
【0014】ここで、コア半体21,22は非磁性基板
24に軟磁性薄膜25,26が積層状に形成され、コア
半体21,22の軟磁性薄膜25,26のギャップ形成
接合面に絶縁膜28が配設されている。
24に軟磁性薄膜25,26が積層状に形成され、コア
半体21,22の軟磁性薄膜25,26のギャップ形成
接合面に絶縁膜28が配設されている。
【0015】尚、実施例として、上記のビデオ用磁気ベ
ッドについて説明したが、本発明に係る磁気ヘッドとし
ては、ビデオ用磁気ヘッドに限らず、磁気ディスク用磁
気ヘッド等の薄膜タイプの磁気ヘッド等で、高密度記録
を行う磁気ヘッドにも実施することが可能である。
ッドについて説明したが、本発明に係る磁気ヘッドとし
ては、ビデオ用磁気ヘッドに限らず、磁気ディスク用磁
気ヘッド等の薄膜タイプの磁気ヘッド等で、高密度記録
を行う磁気ヘッドにも実施することが可能である。
【0016】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係る磁気ヘッド用
磁性薄膜の製造方法によれば、ターゲットに非磁性の遷
移元素、または半金属元素等の添加量を低くする事でも
微細結晶粒径で、かつ飽和磁束密度が高い、軟磁性薄膜
のコア材を得ることができるという効果が得られるもの
である。
磁性薄膜の製造方法によれば、ターゲットに非磁性の遷
移元素、または半金属元素等の添加量を低くする事でも
微細結晶粒径で、かつ飽和磁束密度が高い、軟磁性薄膜
のコア材を得ることができるという効果が得られるもの
である。
【図1】本発明に係る磁気ヘッド用軟磁性薄膜の製造装
置の概略構成図である。
置の概略構成図である。
【図2】本発明による軟磁性薄膜基板を実施した磁気ヘ
ッドの概略図である。
ッドの概略図である。
【符号の説明】 1 スパッタリング装置 2 雰囲気中のガス調整供給用バルブ 4 ターゲット 5 ターゲットホルダー 6 磁気ヘッドの軟磁性薄膜を形成する非磁性
基板 7 基板ホルダー 8 装置1の排気バルブ 9 マグネット 10 電源 11 基板ホルダーの温度調整部 20 磁気ヘッド 21 コア半体 22 コア半体 23 ギャップ部 24 非磁性基板 25 積層軟磁性薄膜 26 ガラス 27 冷却水 28 絶縁膜 29 シャッター
基板 7 基板ホルダー 8 装置1の排気バルブ 9 マグネット 10 電源 11 基板ホルダーの温度調整部 20 磁気ヘッド 21 コア半体 22 コア半体 23 ギャップ部 24 非磁性基板 25 積層軟磁性薄膜 26 ガラス 27 冷却水 28 絶縁膜 29 シャッター
Claims (1)
- 【請求項1】 Ta組成比が1.6〜2.3〔at%〕
であるFe−TaターゲットをAr−50、N2−3〜
4、O2−4〜5〔sccm〕の雰囲気中でスパッタリ
ングし、その後熱処理を行うことにより、軟磁性薄膜を
製造することを特徴とする磁気ヘッド用軟磁性薄膜の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6254297A JPH0897067A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 磁気ヘッド用軟磁性薄膜の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6254297A JPH0897067A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 磁気ヘッド用軟磁性薄膜の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0897067A true JPH0897067A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=17263026
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6254297A Pending JPH0897067A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 磁気ヘッド用軟磁性薄膜の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0897067A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100430671B1 (ko) * | 2001-09-08 | 2004-05-10 | 한국전기연구원 | 자기소자용 FeTaN계 연자성 박막의 제조방법 |
-
1994
- 1994-09-22 JP JP6254297A patent/JPH0897067A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100430671B1 (ko) * | 2001-09-08 | 2004-05-10 | 한국전기연구원 | 자기소자용 FeTaN계 연자성 박막의 제조방법 |
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