JPH0897165A - 被表面処理加工物の表面処理方法及びその方法に用いるエアー巻き込み防止治具 - Google Patents
被表面処理加工物の表面処理方法及びその方法に用いるエアー巻き込み防止治具Info
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- JPH0897165A JPH0897165A JP23265794A JP23265794A JPH0897165A JP H0897165 A JPH0897165 A JP H0897165A JP 23265794 A JP23265794 A JP 23265794A JP 23265794 A JP23265794 A JP 23265794A JP H0897165 A JPH0897165 A JP H0897165A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 横型熱処理炉における炉心チューブ内に反応
ガスを均一にして各半導体ウエハを均一に表面処理でき
るようにすることを目的とする。 【構成】 この発明では、ボート160に載置した複数
枚の半導体ウエハSを炉心チューブ100内に収容して
表面処理を行う場合に、ホーク170で保持されている
ボート160の出し入れ口120側のボート上に、その
出し入れ口120から進入するエアーの進入を防止する
所定の長さの円柱状または円筒状のエアー巻き込み防止
治具を搭載して、ガス供給口110から供給される所定
の反応ガスがシャッタ130部分の間隙から進入するエ
アーで不均一にならないように、そのエアーの進入を防
止するようにして、前記複数枚の半導体ウエハSを表面
処理するようにしている。
ガスを均一にして各半導体ウエハを均一に表面処理でき
るようにすることを目的とする。 【構成】 この発明では、ボート160に載置した複数
枚の半導体ウエハSを炉心チューブ100内に収容して
表面処理を行う場合に、ホーク170で保持されている
ボート160の出し入れ口120側のボート上に、その
出し入れ口120から進入するエアーの進入を防止する
所定の長さの円柱状または円筒状のエアー巻き込み防止
治具を搭載して、ガス供給口110から供給される所定
の反応ガスがシャッタ130部分の間隙から進入するエ
アーで不均一にならないように、そのエアーの進入を防
止するようにして、前記複数枚の半導体ウエハSを表面
処理するようにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体ウエハのよう
な被表面処理加工物の表面に酸化膜などの薄膜を成膜し
たり、不純物を拡散させる場合に用いて好適な横型熱処
理炉を用いて表面処理を行う被表面処理加工物の表面処
理方法及びその方法に用いるエアー巻き込み防止治具に
関するものである。
な被表面処理加工物の表面に酸化膜などの薄膜を成膜し
たり、不純物を拡散させる場合に用いて好適な横型熱処
理炉を用いて表面処理を行う被表面処理加工物の表面処
理方法及びその方法に用いるエアー巻き込み防止治具に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】先ず、従来技術の横型熱処理炉と、それ
を用いて被表面処理加工物である半導体ウエハを採り上
げて、この半導体ウエハの表面に酸化膜を生成させる、
或いは不純物を拡散させる場合を図を用いて説明する。
図5は現用の横型熱処理炉の構成を示す上面図であり、
図6は図5に示した横型熱処理炉の一部側面図であり、
図7は図6の横型熱処理炉の炉心チューブのみを示して
いて、同図Aはその断面側面図、同図Bは同図AのA−
A線上の断面図であり、図8は図7AのB−B線上の断
面図における炉心チューブ内の各種のガスの分布を示し
た分布図であり、そして図9は図8に示したガス分布に
よりチューブ本体の反応室内における複数枚の半導体ウ
エハが悪影響を受ける様子を説明するためのチューブ本
体の一部断面図である。
を用いて被表面処理加工物である半導体ウエハを採り上
げて、この半導体ウエハの表面に酸化膜を生成させる、
或いは不純物を拡散させる場合を図を用いて説明する。
図5は現用の横型熱処理炉の構成を示す上面図であり、
図6は図5に示した横型熱処理炉の一部側面図であり、
図7は図6の横型熱処理炉の炉心チューブのみを示して
いて、同図Aはその断面側面図、同図Bは同図AのA−
A線上の断面図であり、図8は図7AのB−B線上の断
面図における炉心チューブ内の各種のガスの分布を示し
た分布図であり、そして図9は図8に示したガス分布に
よりチューブ本体の反応室内における複数枚の半導体ウ
エハが悪影響を受ける様子を説明するためのチューブ本
体の一部断面図である。
【0003】先ず、図5及び図6を用いて現用の横型熱
処理炉を説明する。符号200は全体として現用の横型
熱処理炉を指す。この横型熱処理炉200は石英製の炉
心チューブ100とこの加熱用ヒータ(図示していな
い)を含む炉心本体210と、各種の反応ガス源(図示
していない)からの各種反応ガスの圧力、流量を制御し
て前記炉心チューブ100にそれら各種反応ガスを供給
するマスフローコントローラ220と、これも図示して
いないキャリアに収納された複数枚の半導体ウエハSを
石英製のボート160に移載する、或いはその逆に移載
する場所であるクリーンベンチ230と、所定の間隔を
開けて複数枚の半導体ウエハSを載置した石英製のボー
ト160を前記炉心チューブ100内に挿入し、或いは
これより取り出すための石英製フォーク170を支持す
る支持部材241とこれを案内する案内レール242と
からなる支持案内装置240などから構成されている。
処理炉を説明する。符号200は全体として現用の横型
熱処理炉を指す。この横型熱処理炉200は石英製の炉
心チューブ100とこの加熱用ヒータ(図示していな
い)を含む炉心本体210と、各種の反応ガス源(図示
していない)からの各種反応ガスの圧力、流量を制御し
て前記炉心チューブ100にそれら各種反応ガスを供給
するマスフローコントローラ220と、これも図示して
いないキャリアに収納された複数枚の半導体ウエハSを
石英製のボート160に移載する、或いはその逆に移載
する場所であるクリーンベンチ230と、所定の間隔を
開けて複数枚の半導体ウエハSを載置した石英製のボー
ト160を前記炉心チューブ100内に挿入し、或いは
これより取り出すための石英製フォーク170を支持す
る支持部材241とこれを案内する案内レール242と
からなる支持案内装置240などから構成されている。
【0004】更に前記フォーク170はその先端部が或
る幅をもって偏平な形状に形成されており、その形状の
先端部がボート160の底面に挿入されて、即ち、ボー
ト160がその偏平な先端部に跨がった状態で支持され
て、フォーク170の基部を支持した支持部材241が
前記案内レール242に案内されて、矢印Xで示した左
右方向と矢印Yで示した上下方向に移動できるように構
成されており、ボート160を炉心チューブ100の内
壁に接触しないようその中央部に置ける構造になってい
る。
る幅をもって偏平な形状に形成されており、その形状の
先端部がボート160の底面に挿入されて、即ち、ボー
ト160がその偏平な先端部に跨がった状態で支持され
て、フォーク170の基部を支持した支持部材241が
前記案内レール242に案内されて、矢印Xで示した左
右方向と矢印Yで示した上下方向に移動できるように構
成されており、ボート160を炉心チューブ100の内
壁に接触しないようその中央部に置ける構造になってい
る。
【0005】また、前記炉心チューブ100は、図7に
示したように、チューブ本体101のドーム状の一端に
ガス供給口110が形成されており、他端には全面が開
口した出し入れ口120が形成されていて、この出し入
れ口120には、その出し入れ口120を開閉するシャ
ッター130が取り付けられている。前記ガス供給口1
10からチューブ本体101の中程までは反応室140
であり、この反応室140と前記出し入れ口120との
間にはガス排気部150が形成されており、このガス排
気部150は、図7Bに示したように、チューブ本体1
01の側壁に形成された小さな開口151とこの開口1
51に通じた排気管152とで構成されている。
示したように、チューブ本体101のドーム状の一端に
ガス供給口110が形成されており、他端には全面が開
口した出し入れ口120が形成されていて、この出し入
れ口120には、その出し入れ口120を開閉するシャ
ッター130が取り付けられている。前記ガス供給口1
10からチューブ本体101の中程までは反応室140
であり、この反応室140と前記出し入れ口120との
間にはガス排気部150が形成されており、このガス排
気部150は、図7Bに示したように、チューブ本体1
01の側壁に形成された小さな開口151とこの開口1
51に通じた排気管152とで構成されている。
【0006】このような構成の横型熱処理炉200を用
いて半導体ウエハSの表面に不純物を拡散させたり、そ
の表面を酸化、或いはアニールすることができる。例え
ば、半導体ウエハSの表面に不純物を拡散させる場合に
は、複数枚の半導体ウエハSを所定の間隔で保持したボ
ート160をフォーク170の先端部に乗せ、支持案内
装置240を作動させ、そして前記炉心チューブ100
の前記シャッター130を開けて、出し入れ口120か
らこのチューブ本体101の反応室140に収納し、そ
して前記シャッター130を閉めた後、炉心本体210
の図示していないヒーターで加熱しながら、前記マスフ
ローコントローラ220から前記ガス供給口110を通
じて反応ガスを供給し、そして前記開口151及び排気
管152から排気ガスを排気させている。
いて半導体ウエハSの表面に不純物を拡散させたり、そ
の表面を酸化、或いはアニールすることができる。例え
ば、半導体ウエハSの表面に不純物を拡散させる場合に
は、複数枚の半導体ウエハSを所定の間隔で保持したボ
ート160をフォーク170の先端部に乗せ、支持案内
装置240を作動させ、そして前記炉心チューブ100
の前記シャッター130を開けて、出し入れ口120か
らこのチューブ本体101の反応室140に収納し、そ
して前記シャッター130を閉めた後、炉心本体210
の図示していないヒーターで加熱しながら、前記マスフ
ローコントローラ220から前記ガス供給口110を通
じて反応ガスを供給し、そして前記開口151及び排気
管152から排気ガスを排気させている。
【0007】半導体ウエハSの表面に不純物として燐を
拡散する場合には、チューブ本体101内を700〜1
000°Cに加熱し、反応ガスとして、毎分、 N2 19.5リットル POCl3 73mg O3 320cc を用いる。かくして、燐が半導体ウエハSの表面に拡散
し、前記排気管152からCl2などが排気される。
拡散する場合には、チューブ本体101内を700〜1
000°Cに加熱し、反応ガスとして、毎分、 N2 19.5リットル POCl3 73mg O3 320cc を用いる。かくして、燐が半導体ウエハSの表面に拡散
し、前記排気管152からCl2などが排気される。
【0008】また、半導体ウエハSの表面を酸化する場
合には、前記ガス供給口110を通じて酸素ガスO2 と
水素ガスH2 を供給し、アニールする場合には、ガス供
給口110を通じて窒素ガスN2 を供給する。
合には、前記ガス供給口110を通じて酸素ガスO2 と
水素ガスH2 を供給し、アニールする場合には、ガス供
給口110を通じて窒素ガスN2 を供給する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記のよう
な熱処理を行う時には、半導体ウエハSの炉心チューブ
100への出し入れと同時にエアーが入り込み、また、
シャッタ130を閉めて熱処理中であっても、そのシャ
ッタ130と出し入れ口120との間隙からエアーが進
入し、そしてまた、前記開口151及び排気管152が
チューブ本体101の側壁の一ヶ所にしか形成されてい
ないため、チューブ本体101の開口151寄りの反応
室140における各種のガス分布は、図8に示したよう
に、反応ガスなどが排気管152側に片寄って、排気管
152の反応ガス濃度が低く、下部は殆どエアーとな
る。即ち、チューブ本体101内の反応ガス濃度が不均
一になって、図9に示したように、ボート160に立て
てある複数枚の半導体ウエハSの内、前記出し入れ口1
20側(以下、「フロント側」と記す)の、距離Lの範
囲内に在る半導体ウエハSが、エアー中の酸素ガスO2
の影響を受けて、不純物の拡散の場合には、それらの半
導体ウエハSの表面に燐を均一に拡散できず、シート抵
抗が高くなり、熱処理が酸化の場合には、酸化膜厚が厚
くなるいという欠点があった。
な熱処理を行う時には、半導体ウエハSの炉心チューブ
100への出し入れと同時にエアーが入り込み、また、
シャッタ130を閉めて熱処理中であっても、そのシャ
ッタ130と出し入れ口120との間隙からエアーが進
入し、そしてまた、前記開口151及び排気管152が
チューブ本体101の側壁の一ヶ所にしか形成されてい
ないため、チューブ本体101の開口151寄りの反応
室140における各種のガス分布は、図8に示したよう
に、反応ガスなどが排気管152側に片寄って、排気管
152の反応ガス濃度が低く、下部は殆どエアーとな
る。即ち、チューブ本体101内の反応ガス濃度が不均
一になって、図9に示したように、ボート160に立て
てある複数枚の半導体ウエハSの内、前記出し入れ口1
20側(以下、「フロント側」と記す)の、距離Lの範
囲内に在る半導体ウエハSが、エアー中の酸素ガスO2
の影響を受けて、不純物の拡散の場合には、それらの半
導体ウエハSの表面に燐を均一に拡散できず、シート抵
抗が高くなり、熱処理が酸化の場合には、酸化膜厚が厚
くなるいという欠点があった。
【0010】そのため、これまでは、前記フロント側の
距離Lの範囲に多数枚の、例えば、75枚のダミーウエ
ハMをボート160上に立てて、真の半導体ウエハSに
悪影響が出ないような対策が講じられていた。しかし、
このような対策は、75枚ものダミーウエハMをボート
160に移載しなければならず、作業能率が落ちる。
距離Lの範囲に多数枚の、例えば、75枚のダミーウエ
ハMをボート160上に立てて、真の半導体ウエハSに
悪影響が出ないような対策が講じられていた。しかし、
このような対策は、75枚ものダミーウエハMをボート
160に移載しなければならず、作業能率が落ちる。
【0011】従って、この発明では、前記反応室140
内の反応ガス濃度の不均一に起因する半導体ウエハSの
表面の熱処理むらを効率良く防止できる被表面処理加工
物の表面処理方法及びその方法に用いるエアー巻き込み
防止治具を提供することを課題とするものである。
内の反応ガス濃度の不均一に起因する半導体ウエハSの
表面の熱処理むらを効率良く防止できる被表面処理加工
物の表面処理方法及びその方法に用いるエアー巻き込み
防止治具を提供することを課題とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】それ故、この発明の被表
面処理加工物の表面処理方法は、反応ガス供給口、反応
室、被表面処理加工物である半導体ウエハの出し入れ
口、ガス排気部などが形成された炉心チューブからなる
横型熱処理炉を用いてボートに載置した複数枚の半導体
ウエハを前記出し入れ口を通じてホークで前記反応室に
収容し、それら半導体ウエハに表面処理を施す半導体ウ
エハの表面処理方法において、前記ボートに載置した複
数枚の半導体ウエハを前記反応室に収容して表面処理を
行う場合に、前記反応室に載置されたボートの前記出し
入れ口側に所定の長さを有する円柱状または円筒状のエ
アー巻き込み防止治具を載置して、前記反応ガス供給口
から所定の反応ガスを供給し、前記エアー巻き込み防止
治具により前記出し入れ口からのエアーの進入を防止す
るようにして、前記課題を解決している。
面処理加工物の表面処理方法は、反応ガス供給口、反応
室、被表面処理加工物である半導体ウエハの出し入れ
口、ガス排気部などが形成された炉心チューブからなる
横型熱処理炉を用いてボートに載置した複数枚の半導体
ウエハを前記出し入れ口を通じてホークで前記反応室に
収容し、それら半導体ウエハに表面処理を施す半導体ウ
エハの表面処理方法において、前記ボートに載置した複
数枚の半導体ウエハを前記反応室に収容して表面処理を
行う場合に、前記反応室に載置されたボートの前記出し
入れ口側に所定の長さを有する円柱状または円筒状のエ
アー巻き込み防止治具を載置して、前記反応ガス供給口
から所定の反応ガスを供給し、前記エアー巻き込み防止
治具により前記出し入れ口からのエアーの進入を防止す
るようにして、前記課題を解決している。
【0013】また、前記エアー巻き込み防止治具は、所
定の長さを有し、直径が炉心チューブの内径より小で、
外周面が前記炉心チューブの内周面に沿い、そしてその
外周面の一部に、その全長にわたって、半導体ウエハを
載置したボートを前記炉心チューブに装着または脱着さ
せるフォークの幅よりやや広い幅の凹溝が形成された構
造になっている。
定の長さを有し、直径が炉心チューブの内径より小で、
外周面が前記炉心チューブの内周面に沿い、そしてその
外周面の一部に、その全長にわたって、半導体ウエハを
載置したボートを前記炉心チューブに装着または脱着さ
せるフォークの幅よりやや広い幅の凹溝が形成された構
造になっている。
【0014】
【作用】従って、反応室内の前記不均一な反応ガス雰囲
気中には、エアー巻き込み防止治具しか存在しないの
で、半導体ウエハのような被表面処理加工物には悪影響
が及ばず、全ての半導体ウエハの表面に均一な表面処理
を施すことができる。
気中には、エアー巻き込み防止治具しか存在しないの
で、半導体ウエハのような被表面処理加工物には悪影響
が及ばず、全ての半導体ウエハの表面に均一な表面処理
を施すことができる。
【0015】
【実施例】次に、図1乃至図4を用いて、この発明の被
表面処理加工物の表面処理方法及びこの方法に用いるエ
アー巻き込み防止治具の実施例を説明する。図1はこの
発明のエアー巻き込み防止治具の実施例を示す斜視図で
あり、図2は図1に示したエアー巻き込み防止治具を炉
心チューブ内に挿入する状態を示す炉心チューブなどの
側面図であり、図3は炉心チューブ内にエアー巻き込み
防止治具と半導体ウエハを載置したボートを収容した状
態を示す炉心チューブの側面図であり、そして図4は前
記エアー巻き込み防止治具により炉心チューブのチュー
ブ本体反応室内における複数枚の半導体ウエハが良好に
熱処理される様子を説明するためのチューブ本体の一部
断面図である。なお、従来技術の横型熱処理炉の構成要
素と同一の構成要素には同一の符号を付して説明する。
表面処理加工物の表面処理方法及びこの方法に用いるエ
アー巻き込み防止治具の実施例を説明する。図1はこの
発明のエアー巻き込み防止治具の実施例を示す斜視図で
あり、図2は図1に示したエアー巻き込み防止治具を炉
心チューブ内に挿入する状態を示す炉心チューブなどの
側面図であり、図3は炉心チューブ内にエアー巻き込み
防止治具と半導体ウエハを載置したボートを収容した状
態を示す炉心チューブの側面図であり、そして図4は前
記エアー巻き込み防止治具により炉心チューブのチュー
ブ本体反応室内における複数枚の半導体ウエハが良好に
熱処理される様子を説明するためのチューブ本体の一部
断面図である。なお、従来技術の横型熱処理炉の構成要
素と同一の構成要素には同一の符号を付して説明する。
【0016】先ず、図1を用いて、この発明のエアー巻
き込み防止治具(以下、単に「防止治具」と略記する)
の実施例を説明する。この防止治具1は、所定の長さ、
即ち、チューブ本体101のガス排気部150から内部
の反応室140の方に至る良好な均一の反応ガスが存在
する区域までの距離Lに相当する長さ(図4参照)を有
し、その両端面2A、2Bの直径Dがチューブ本体10
1の内径より小で、その外周面3がチューブ本体101
の内周面に沿い、そしてその外周面3の一部に、その全
長にわたって、前記フォーク170の先端部171の幅
よりやや広い幅Wでその先端部171の厚みより深い深
さHの凹溝4が形成された構造の円柱または円筒で構成
されている。前記端面2Bの方は平面で形成するよりも
ドーム状、円錐状などの流線型に形成した方がガス供給
口110からの反応ガスを円滑に反応室140全体に流
すことができる。
き込み防止治具(以下、単に「防止治具」と略記する)
の実施例を説明する。この防止治具1は、所定の長さ、
即ち、チューブ本体101のガス排気部150から内部
の反応室140の方に至る良好な均一の反応ガスが存在
する区域までの距離Lに相当する長さ(図4参照)を有
し、その両端面2A、2Bの直径Dがチューブ本体10
1の内径より小で、その外周面3がチューブ本体101
の内周面に沿い、そしてその外周面3の一部に、その全
長にわたって、前記フォーク170の先端部171の幅
よりやや広い幅Wでその先端部171の厚みより深い深
さHの凹溝4が形成された構造の円柱または円筒で構成
されている。前記端面2Bの方は平面で形成するよりも
ドーム状、円錐状などの流線型に形成した方がガス供給
口110からの反応ガスを円滑に反応室140全体に流
すことができる。
【0017】次に、この防止治具1を用いて前記チュー
ブ本体101による半導体ウエハの表面処理方法を、図
5、図6及び図2を参照しながら説明する。先ず、図5
に示したクリーンベンチ230でフォーク170の最先
端部171に複数枚の半導体ウエハSを所定の間隔で立
てたボート160を乗せ、そしてその乗せたボート16
0とフォーク170の基端部172との間の先端部17
1の上に、前記防止治具1を、その凹溝4を下にしてフ
ォーク170の先端部171に嵌め込むような状態で乗
せ、その状態のフォーク170を前記支持案内装置24
0を作動させてチューブ本体101の出し入れ口120
から反応室140内にボート160と防止治具1とを搬
入し(図2)、次に、フォーク170を降下させて、そ
の反応室140内にボート160と防止治具1を置き、
前記支持案内装置240を前記と逆に作動させてこれら
より抜き去る。そうすると、図3に示したように、チュ
ーブ本体101のフロント側に防止治具1が、そしてガ
ス供給口110側(以下、「リアー側」と記す)にボー
ト160に積載された半導体ウエハSが配列された状態
で、そのチューブ本体101の底に載置される。そして
シャッタ130で出し入れ口120を閉じ、ガス供給口
110から反応ガスを反応室140に導入し、熱処理作
業を始める。
ブ本体101による半導体ウエハの表面処理方法を、図
5、図6及び図2を参照しながら説明する。先ず、図5
に示したクリーンベンチ230でフォーク170の最先
端部171に複数枚の半導体ウエハSを所定の間隔で立
てたボート160を乗せ、そしてその乗せたボート16
0とフォーク170の基端部172との間の先端部17
1の上に、前記防止治具1を、その凹溝4を下にしてフ
ォーク170の先端部171に嵌め込むような状態で乗
せ、その状態のフォーク170を前記支持案内装置24
0を作動させてチューブ本体101の出し入れ口120
から反応室140内にボート160と防止治具1とを搬
入し(図2)、次に、フォーク170を降下させて、そ
の反応室140内にボート160と防止治具1を置き、
前記支持案内装置240を前記と逆に作動させてこれら
より抜き去る。そうすると、図3に示したように、チュ
ーブ本体101のフロント側に防止治具1が、そしてガ
ス供給口110側(以下、「リアー側」と記す)にボー
ト160に積載された半導体ウエハSが配列された状態
で、そのチューブ本体101の底に載置される。そして
シャッタ130で出し入れ口120を閉じ、ガス供給口
110から反応ガスを反応室140に導入し、熱処理作
業を始める。
【0018】この図3に示した状態は、図4に示したよ
うに、防止治具1が前記不均一な状態の反応ガスの中に
存在し、ボート160に積載された複数枚の半導体ウエ
ハS全てが前記良好な均一な反応ガス中に存在させるこ
とができる。このような状態で熱処理を行う方法がこの
発明の被表面処理加工物の表面処理方法及びその方法で
ある。
うに、防止治具1が前記不均一な状態の反応ガスの中に
存在し、ボート160に積載された複数枚の半導体ウエ
ハS全てが前記良好な均一な反応ガス中に存在させるこ
とができる。このような状態で熱処理を行う方法がこの
発明の被表面処理加工物の表面処理方法及びその方法で
ある。
【0019】従って、熱処理中、たとえ前記シャッタ1
30からエアーが進入しても、そのエアーは防止治具1
がキャップの作用をし、それで遮られてリアー側に存在
する半導体ウエハSの方に回り込まない。一方、前記ガ
ス供給口110からの反応ガスは前記反応室140に充
満し、各半導体ウエハSを表面処理した後、防止治具1
の外周面3に案内されてその外周面3とチューブ本体1
01の内周面との隙間を通じて前記ガス排気部150か
ら排気される。
30からエアーが進入しても、そのエアーは防止治具1
がキャップの作用をし、それで遮られてリアー側に存在
する半導体ウエハSの方に回り込まない。一方、前記ガ
ス供給口110からの反応ガスは前記反応室140に充
満し、各半導体ウエハSを表面処理した後、防止治具1
の外周面3に案内されてその外周面3とチューブ本体1
01の内周面との隙間を通じて前記ガス排気部150か
ら排気される。
【0020】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明の被表
面処理加工物の表面処理方法によれば、多数枚のダミー
ウエハMを用いることなく、防止治具をボートの前のフ
ォークの上に置く簡単な作業のみで、そのフォークで半
導体ウエハを反応室内に収容すると同時にその防止治具
も収容でき、そしてエアー巻き込みの悪影響を半導体ウ
エハに与えず、防止することができ、反応室内は常に所
望の均一な反応ガスで充満することができる。そのた
め、フロント側に存在する全ての半導体ウエハに均一に
表面処理を施すことができる。更にまた、この発明のエ
アー巻き込み防止治具は構造が簡単であるてめに、極め
て容易に製作することができる。
面処理加工物の表面処理方法によれば、多数枚のダミー
ウエハMを用いることなく、防止治具をボートの前のフ
ォークの上に置く簡単な作業のみで、そのフォークで半
導体ウエハを反応室内に収容すると同時にその防止治具
も収容でき、そしてエアー巻き込みの悪影響を半導体ウ
エハに与えず、防止することができ、反応室内は常に所
望の均一な反応ガスで充満することができる。そのた
め、フロント側に存在する全ての半導体ウエハに均一に
表面処理を施すことができる。更にまた、この発明のエ
アー巻き込み防止治具は構造が簡単であるてめに、極め
て容易に製作することができる。
【図1】 この発明のエアー巻き込み防止治具の実施例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】 図1に示したエアー巻き込み防止治具を炉心
チューブ内に挿入する状態を示す炉心チューブなどの側
面図である。
チューブ内に挿入する状態を示す炉心チューブなどの側
面図である。
【図3】 炉心チューブ内にエアー巻き込み防止治具と
半導体ウエハを載置したボートを収容した状態を示す炉
心チューブの側面図である。
半導体ウエハを載置したボートを収容した状態を示す炉
心チューブの側面図である。
【図4】 図1に示したエアー巻き込み防止治具により
炉心チューブのチューブ本体反応室内における複数枚の
半導体ウエハが良好に熱処理される様子を説明するため
のチューブ本体の一部断面図である。
炉心チューブのチューブ本体反応室内における複数枚の
半導体ウエハが良好に熱処理される様子を説明するため
のチューブ本体の一部断面図である。
【図5】 現用の横型熱処理炉の構成を示す上面図であ
る。
る。
【図6】 図5に示した横型熱処理炉の一部側面図であ
る。
る。
【図7】 図6の横型熱処理炉の炉心チューブのみを示
していて、同図Aはその断面側面図、同図Bは同図Aの
A−A線上の断面図である。
していて、同図Aはその断面側面図、同図Bは同図Aの
A−A線上の断面図である。
【図8】 図7AのB−B線上の断面図における炉心チ
ューブ内の各種のガスの分布を示した分布図である。
ューブ内の各種のガスの分布を示した分布図である。
【図9】 図8に示したガス分布によりチューブ本体の
反応室内における複数枚の半導体ウエハが悪影響を受け
る様子を説明するためのチューブ本体の一部断面図であ
る。
反応室内における複数枚の半導体ウエハが悪影響を受け
る様子を説明するためのチューブ本体の一部断面図であ
る。
S 半導体ウエハ 1 エアー巻き込み防止治具 2A 端面 2B 端面 3 外周面 4 凹溝 100 炉心チューブ 101 チューブ本体 110 ガス供給口 120 出し入れ口 130 シャッタ 140 反応室 150 ガス排気部 160 ボート 170 フォーク 171 フォーク170の先端部 172 フォーク170の基端部 200 横型熱処理炉 210 炉心本体 220 マスフローコントローラ 230 クリーンベンチ 240 支持案内装置 241 支持部材 242 案内レール
Claims (2)
- 【請求項1】 反応ガス供給口、反応室、被表面処理加
工物の出し入れ口、ガス排気部を含んで形成された炉心
チューブからなる横型熱処理炉を用いてボートに載置し
た複数枚の被表面処理加工物を前記出し入れ口を通じて
ホークで前記反応室に収容し、それら被表面処理加工物
に表面処理を施す被表面処理加工物の表面処理方法にお
いて、前記ボートに載置した複数枚の被表面処理加工物
を前記反応室に収容して表面処理を行う場合に、前記反
応室に載置されたボートの前記出し入れ口側に所定の長
さを有する円柱状または円筒状のエアー巻き込み防止治
具を載置して、前記反応ガス供給口から所定の反応ガス
を供給し、前記エアー巻き込み防止治具により前記出し
入れ口からのエアーの進入を防止しながら、前記反応ガ
スで前記複数の被表面処理加工物に表面処理を施すこと
を特徴とする被表面処理加工物の表面処理方法。 - 【請求項2】 所定の長さを有し、直径が炉心チューブ
の内径より小で、外周面が前記炉心チューブの内周面に
沿い、そしてその外周面の一部に、その全長にわたっ
て、半導体ウエハを載置したボートを前記炉心チューブ
に装着または脱着させるフォークの幅よりやや広い幅の
凹溝が形成されている円柱状または円筒状のエアー巻き
込み防止治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23265794A JPH0897165A (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 被表面処理加工物の表面処理方法及びその方法に用いるエアー巻き込み防止治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23265794A JPH0897165A (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 被表面処理加工物の表面処理方法及びその方法に用いるエアー巻き込み防止治具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0897165A true JPH0897165A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=16942746
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23265794A Pending JPH0897165A (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 被表面処理加工物の表面処理方法及びその方法に用いるエアー巻き込み防止治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0897165A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116130379A (zh) * | 2021-11-15 | 2023-05-16 | 胜高股份有限公司 | 卧式热处理炉、热处理方法及硅晶圆的制造方法 |
| CN117046408A (zh) * | 2023-04-25 | 2023-11-14 | 中国电子科技集团公司第四十六研究所 | 一种二维铋氧硒薄膜材料合成装置及合成方法 |
-
1994
- 1994-09-28 JP JP23265794A patent/JPH0897165A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116130379A (zh) * | 2021-11-15 | 2023-05-16 | 胜高股份有限公司 | 卧式热处理炉、热处理方法及硅晶圆的制造方法 |
| CN117046408A (zh) * | 2023-04-25 | 2023-11-14 | 中国电子科技集团公司第四十六研究所 | 一种二维铋氧硒薄膜材料合成装置及合成方法 |
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