JPH089726Y2 - コロナ放電器における放電ワイヤ固定機構 - Google Patents
コロナ放電器における放電ワイヤ固定機構Info
- Publication number
- JPH089726Y2 JPH089726Y2 JP1987181020U JP18102087U JPH089726Y2 JP H089726 Y2 JPH089726 Y2 JP H089726Y2 JP 1987181020 U JP1987181020 U JP 1987181020U JP 18102087 U JP18102087 U JP 18102087U JP H089726 Y2 JPH089726 Y2 JP H089726Y2
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- discharge wire
- fixture
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- fixing
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Description
【考案の詳細な説明】 <技術分野> 本考案は、コロナ放電器において放電ワイヤの端部を
所要位置に固定するための放電ワイヤ固定機構に関す
る。
所要位置に固定するための放電ワイヤ固定機構に関す
る。
<従来技術> 静電複写機又は静電印刷機等においては、種々の用途
にコロナ放電器が使用されている。かかるコロナ放電器
は、ケースとこのケース内に張設された放電ワイヤとを
具備する。細長いケースの両端部にはワイヤ張設部材が
配設されており、放電ワイヤはその両端部をワイヤ張設
部材に固定することによって張設される。放電ワイヤの
端部を固定するための固定機構の典型例においては、実
開昭60−44057号公報に開示されている如く、上記ワイ
ヤ張設部材の円柱部材にワイヤ固定穴を形成すると共
に、かかる固定穴に挿入せしめられる軸部を有する固定
具を準備し、放電ワイヤの端部を固定具の軸部と共に固
定穴内に強制することによって、放電ワイヤの端部を固
定している。
にコロナ放電器が使用されている。かかるコロナ放電器
は、ケースとこのケース内に張設された放電ワイヤとを
具備する。細長いケースの両端部にはワイヤ張設部材が
配設されており、放電ワイヤはその両端部をワイヤ張設
部材に固定することによって張設される。放電ワイヤの
端部を固定するための固定機構の典型例においては、実
開昭60−44057号公報に開示されている如く、上記ワイ
ヤ張設部材の円柱部材にワイヤ固定穴を形成すると共
に、かかる固定穴に挿入せしめられる軸部を有する固定
具を準備し、放電ワイヤの端部を固定具の軸部と共に固
定穴内に強制することによって、放電ワイヤの端部を固
定している。
<従来技術の問題点> 然るに、上述した通りの従来の放電ワイヤ固定機構に
は、放電ワイヤの端部を固定するための操作を充分容易
且つ迅速に遂行することができないという解決すべき問
題がある。詳述すると、固定具の軸部と共に放電ワイヤ
の端部をワイヤ張設部材の固定穴内に強制する際には、
放電ワイヤの端部が固定穴の入口を跨って延在するよう
にせしめ、そして固定具の軸部先端面を放電ワイヤの端
部に当接せしめて固定具の軸部を固定穴に挿入し、かく
して固定具の軸部に付随せしめて放電ワイヤの端部も固
定穴内に進入せしめることが必要である。然るに、固定
穴及びこれに挿入される固定具の軸部の横断面積は比較
的小さい等に起因して、固定具の端部を固定穴に挿入せ
んとすると、放電ワイヤの端部が所要位置から横方向に
変位し、かくして固定具の軸部に付随せしめて放電ワイ
ヤの端部を固定穴内に進入せしめることができなくなる
傾向がある。特に、既に一端部が固定された放電ワイヤ
の他端部を、所要張力を加えて緊張せしめて固定穴の入
口に位置せしめた場合、上述した事態が発生する恐れが
大きい。
は、放電ワイヤの端部を固定するための操作を充分容易
且つ迅速に遂行することができないという解決すべき問
題がある。詳述すると、固定具の軸部と共に放電ワイヤ
の端部をワイヤ張設部材の固定穴内に強制する際には、
放電ワイヤの端部が固定穴の入口を跨って延在するよう
にせしめ、そして固定具の軸部先端面を放電ワイヤの端
部に当接せしめて固定具の軸部を固定穴に挿入し、かく
して固定具の軸部に付随せしめて放電ワイヤの端部も固
定穴内に進入せしめることが必要である。然るに、固定
穴及びこれに挿入される固定具の軸部の横断面積は比較
的小さい等に起因して、固定具の端部を固定穴に挿入せ
んとすると、放電ワイヤの端部が所要位置から横方向に
変位し、かくして固定具の軸部に付随せしめて放電ワイ
ヤの端部を固定穴内に進入せしめることができなくなる
傾向がある。特に、既に一端部が固定された放電ワイヤ
の他端部を、所要張力を加えて緊張せしめて固定穴の入
口に位置せしめた場合、上述した事態が発生する恐れが
大きい。
<本案の課題> 本考案は上記事実に鑑みてなされたものであり、その
技術的課題は、固定具の軸部を固定穴に挿入するとこれ
に付随して放電ワイヤの端部が充分確実に固定穴内に強
制され、従って充分容易且つ迅速に放電ワイヤの端部を
固定することが可能である。改良された放電ワイヤ固定
機構を提供することである。
技術的課題は、固定具の軸部を固定穴に挿入するとこれ
に付随して放電ワイヤの端部が充分確実に固定穴内に強
制され、従って充分容易且つ迅速に放電ワイヤの端部を
固定することが可能である。改良された放電ワイヤ固定
機構を提供することである。
<考案の解決手段> 上記技術的課題を解決するために本考案によれば、コ
ロナ放電器ケースに配設されたワイヤ張設部材と該ワイ
ヤ張設部材に組合せられる合成樹脂によって形成された
固定具とから成り、該ワイヤ張設部材にはワイヤ端部固
定穴が形成され、該固定具は該固定穴に挿入せしめられ
る軸部を有する、コロナ放電器における放電ワイヤ固定
機構において; 該固定具の該軸部には、該軸部を横方向に貫通するワ
イヤ挿通孔及び軸線方向に貫通する孔が形成されてい
る、ことを特徴とする放電ワイヤ固定機構が提供され
る。
ロナ放電器ケースに配設されたワイヤ張設部材と該ワイ
ヤ張設部材に組合せられる合成樹脂によって形成された
固定具とから成り、該ワイヤ張設部材にはワイヤ端部固
定穴が形成され、該固定具は該固定穴に挿入せしめられ
る軸部を有する、コロナ放電器における放電ワイヤ固定
機構において; 該固定具の該軸部には、該軸部を横方向に貫通するワ
イヤ挿通孔及び軸線方向に貫通する孔が形成されてい
る、ことを特徴とする放電ワイヤ固定機構が提供され
る。
<考案の作用> 本考案の放電ワイヤ固定機構においては、放電ワイヤ
の端部を固定具の軸部に形成されているワイヤ挿通孔に
挿通せしめ、しかる後に固定具の軸部をワイヤ張設部材
に形成されたワイヤ端部固定穴に挿入せしめることによ
り、放電ワイヤの端部がワイヤ端部固定穴に強制されて
固定される。上記固定具の軸部をワイヤ張設部材に形成
されたワイヤ端部固定穴に挿入する際に、固定具の軸部
に軸線方向に貫通して形成された孔が空気抜きの作用を
なし、その挿入作業が容易となる。また、上記固定具の
軸部のワイヤ端部固定穴への挿入により、放電ワイヤの
端部がワイヤ端部固定穴に強制されて軸部とワイヤ端部
固定部穴との間に挟持されるとき、固定具の軸部に軸線
方向に貫通して形成された孔が該軸部の弾性的収縮を助
長して、その挿入作業を容易にするとともに、放電ワイ
ヤの固定を確実にする。
の端部を固定具の軸部に形成されているワイヤ挿通孔に
挿通せしめ、しかる後に固定具の軸部をワイヤ張設部材
に形成されたワイヤ端部固定穴に挿入せしめることによ
り、放電ワイヤの端部がワイヤ端部固定穴に強制されて
固定される。上記固定具の軸部をワイヤ張設部材に形成
されたワイヤ端部固定穴に挿入する際に、固定具の軸部
に軸線方向に貫通して形成された孔が空気抜きの作用を
なし、その挿入作業が容易となる。また、上記固定具の
軸部のワイヤ端部固定穴への挿入により、放電ワイヤの
端部がワイヤ端部固定穴に強制されて軸部とワイヤ端部
固定部穴との間に挟持されるとき、固定具の軸部に軸線
方向に貫通して形成された孔が該軸部の弾性的収縮を助
長して、その挿入作業を容易にするとともに、放電ワイ
ヤの固定を確実にする。
<考案の好適具体例> 以下、添付図面を参照して、本考案に従って構成され
た放電ワイヤ固定機構の好適具体例について詳細に説明
する。
た放電ワイヤ固定機構の好適具体例について詳細に説明
する。
第1図及び第2図は、本考案に従って構成された放電
ワイヤ固定機構の好適具体例を備えたコロナ放電器を図
示している。図示のコロナ放電器は、全体を番号2で示
すケースと、このケース2内に張設された放電ワイヤ4
とから構成されている。放電ワイヤ4は、例えばタング
ステンワイヤでよい。ケース2は適宜の金属板から形成
されているシールド枠6を含んでいる。かかるシールド
枠6は、底壁8とこの底壁8の両側縁から直立する両側
壁10とを有するチャンネル形状でよい。シールド枠6の
両端部には、前側ワイヤ張設部材12及び後側ワイヤ張設
部材14が配設されている。前側ワイヤ張設部材12及び後
側ワイヤ張設部材14は、装着等の適宜の様式によってシ
ールド枠6の所定位置に固定することができる。
ワイヤ固定機構の好適具体例を備えたコロナ放電器を図
示している。図示のコロナ放電器は、全体を番号2で示
すケースと、このケース2内に張設された放電ワイヤ4
とから構成されている。放電ワイヤ4は、例えばタング
ステンワイヤでよい。ケース2は適宜の金属板から形成
されているシールド枠6を含んでいる。かかるシールド
枠6は、底壁8とこの底壁8の両側縁から直立する両側
壁10とを有するチャンネル形状でよい。シールド枠6の
両端部には、前側ワイヤ張設部材12及び後側ワイヤ張設
部材14が配設されている。前側ワイヤ張設部材12及び後
側ワイヤ張設部材14は、装着等の適宜の様式によってシ
ールド枠6の所定位置に固定することができる。
適宜の合成樹脂から形成することができる前側ワイヤ
張設部材12は、上面が開放された箱状主部16を有する。
かかる箱状主部16の前端壁18の外面には、把手20が一体
に形成されている。静電複写機等に対してコロナ放電器
を装着或いは離脱する際には、上記把手20を把持してコ
ロナ放電器を移動せしめることができる。箱状主部16の
後端部22の幅方向中央部には、ワイヤ案内切欠き24が形
成されている。更に、箱状主部16には、その底壁26から
実質上垂直に延びる柱状部28も一体に形成されている。
図示の具体例における柱状部28は円柱形状であるが、所
望ならば多角柱形状等にせしめることもできる。柱状部
28には、その先端面から実質上垂直に延びる固定穴30が
形成されている。固定穴30の横断面形状は円形であるの
が好ましい。柱状部28の先端面には、上記固定穴30の入
口を横切ってワイヤ張設方向(第2図において左右方
向)に延びるワイヤ案内溝32が形成されている。かかる
ワイヤ案内溝32の横断面形状はV字形状でよい。固定穴
30を有する柱状部28には、固定具34が組合せられる。適
宜の合成樹脂から成形することができる図示の固定具34
は、軸部36と把持部38とを有する。後に更に言及する通
り固定穴30に挿入される軸部36は、固定穴30に対応して
円形横断面形状を有し、その外径は固定穴30の内径に対
応している。把持部38には、軸線方向に間隔を置いて2
個の環状フランジ40が形成されている。固定具34の軸部
36の下端部には、軸部36を横方向(即ち軸線方向に対し
て垂直な方向)に貫通して延びるワイヤ挿通孔42が形成
されていることが重要である。図示の固定具34において
は、更に、その軸部36と共にその把持部38をも貫通して
軸線方向に延びる孔44も形成されている。図示の具体例
においては、固定具34には弾性部材46が装着されてい
る。適宜のばね鋼板から形成することができる弾性部材
46は、固定具34の軸部36が挿通せしめられる開口が形成
されている基部から第2図において右方向へ延出してい
る。
張設部材12は、上面が開放された箱状主部16を有する。
かかる箱状主部16の前端壁18の外面には、把手20が一体
に形成されている。静電複写機等に対してコロナ放電器
を装着或いは離脱する際には、上記把手20を把持してコ
ロナ放電器を移動せしめることができる。箱状主部16の
後端部22の幅方向中央部には、ワイヤ案内切欠き24が形
成されている。更に、箱状主部16には、その底壁26から
実質上垂直に延びる柱状部28も一体に形成されている。
図示の具体例における柱状部28は円柱形状であるが、所
望ならば多角柱形状等にせしめることもできる。柱状部
28には、その先端面から実質上垂直に延びる固定穴30が
形成されている。固定穴30の横断面形状は円形であるの
が好ましい。柱状部28の先端面には、上記固定穴30の入
口を横切ってワイヤ張設方向(第2図において左右方
向)に延びるワイヤ案内溝32が形成されている。かかる
ワイヤ案内溝32の横断面形状はV字形状でよい。固定穴
30を有する柱状部28には、固定具34が組合せられる。適
宜の合成樹脂から成形することができる図示の固定具34
は、軸部36と把持部38とを有する。後に更に言及する通
り固定穴30に挿入される軸部36は、固定穴30に対応して
円形横断面形状を有し、その外径は固定穴30の内径に対
応している。把持部38には、軸線方向に間隔を置いて2
個の環状フランジ40が形成されている。固定具34の軸部
36の下端部には、軸部36を横方向(即ち軸線方向に対し
て垂直な方向)に貫通して延びるワイヤ挿通孔42が形成
されていることが重要である。図示の固定具34において
は、更に、その軸部36と共にその把持部38をも貫通して
軸線方向に延びる孔44も形成されている。図示の具体例
においては、固定具34には弾性部材46が装着されてい
る。適宜のばね鋼板から形成することができる弾性部材
46は、固定具34の軸部36が挿通せしめられる開口が形成
されている基部から第2図において右方向へ延出してい
る。
上述した前側ワイヤ張設部材12と同様に、適宜の合成
樹脂から成形することができる後側ワイヤ張設部材14
も、上面が開放された箱状主部48を有する。かかる箱状
主部48の後端壁50の外面には、円筒状突起52が一体に形
成されている。この円筒状突起52内には、上記後端壁50
を貫通して箱状主部48内に突出する電気的コネクタ54が
配設されている。箱状主部48の前端壁56の幅方向中央部
には、ワイヤ案内切欠き58が形成されている。箱状主部
48には、その底壁60から実質上垂直に延びる柱状部62も
形成されている。かかる柱状部62は、上述した前側ワイ
ヤ張設部材12における柱状部28と実質上同一でよく、固
定穴64及びワイヤ案内溝66を有する。後側ワイヤ張設部
材14の箱状主部48には、電気的接続部材68が配設されて
いる。適宜の金属板から形成することができる接続部材
68は、上記柱状部62が挿通される開口が形成されている
底壁部70とこの底壁部70の両端から上方へ延びる直立部
72及び74を有する。直立部72の上端部は、第2図におい
て左方へ折曲げられている。直立部74は上記コネクタ54
の内側端部に電気的に接続されている。固定穴64を有す
る上記柱状部62には、固定具76が組合せられる。この固
定具76は、弾性部材が装着されていないことを除いて、
前側ワイヤ張設部材12における柱状部28に組合せられる
固定具34と実質上同一であり、軸部78と環状フランジ80
が形成されている把持部82とを有し、軸部78の下端部に
はワイヤ挿通孔84が形成され、そしてまた軸部78と共に
把持部82をも貫通して軸線方向に延びる孔86も形成され
ている。
樹脂から成形することができる後側ワイヤ張設部材14
も、上面が開放された箱状主部48を有する。かかる箱状
主部48の後端壁50の外面には、円筒状突起52が一体に形
成されている。この円筒状突起52内には、上記後端壁50
を貫通して箱状主部48内に突出する電気的コネクタ54が
配設されている。箱状主部48の前端壁56の幅方向中央部
には、ワイヤ案内切欠き58が形成されている。箱状主部
48には、その底壁60から実質上垂直に延びる柱状部62も
形成されている。かかる柱状部62は、上述した前側ワイ
ヤ張設部材12における柱状部28と実質上同一でよく、固
定穴64及びワイヤ案内溝66を有する。後側ワイヤ張設部
材14の箱状主部48には、電気的接続部材68が配設されて
いる。適宜の金属板から形成することができる接続部材
68は、上記柱状部62が挿通される開口が形成されている
底壁部70とこの底壁部70の両端から上方へ延びる直立部
72及び74を有する。直立部72の上端部は、第2図におい
て左方へ折曲げられている。直立部74は上記コネクタ54
の内側端部に電気的に接続されている。固定穴64を有す
る上記柱状部62には、固定具76が組合せられる。この固
定具76は、弾性部材が装着されていないことを除いて、
前側ワイヤ張設部材12における柱状部28に組合せられる
固定具34と実質上同一であり、軸部78と環状フランジ80
が形成されている把持部82とを有し、軸部78の下端部に
はワイヤ挿通孔84が形成され、そしてまた軸部78と共に
把持部82をも貫通して軸線方向に延びる孔86も形成され
ている。
上述した通りのコロナ放電器においては、前側ワイヤ
張設部材12とこれに組合せられる固定具34とから構成さ
れる放電ワイヤ固定機構によって放電ワイヤの一端部
(即ち前端部)が固定され、後側ワイヤ張設部材14とこ
れに組合せられる固定具76とから構成される放電ワイヤ
固定機構によって放電ワイヤの他端部(即ち後端部)が
固定され、かくして放電ワイヤ4が所要通りに配設され
る。放電ワイヤ4の張設様式の一例について説明する
と、次の通りである。最初に、放電ワイヤ4の一端部
(第2図において左端部)を、固定具34の軸部36に形成
されているワイヤ挿通孔42に挿通する。次いで、固定具
34の軸部36を、前側ワイヤ張設部材12の柱状部28に形成
されている固定穴30に強制的に挿入する。この際には、
固定具34の軸部36が弾性的に収縮され、或いは柱状部28
が弾性的に膨張せしめられる。上記固定具34の軸部36の
挿入時において、固定具34に形成されている孔44は、空
気抜きの作用をなし、その挿入を容易にするとともに、
軸部36の弾性的収縮を助長する。固定具34の軸部36が固
定穴30に挿入されると、これに付随して放電ワイヤ4の
一端部も固定穴30内に進入せしめられ、かくして柱状部
28とこれに装着された固定具34との間に放電ワイヤ4の
一端部が充分強固に挟持されて固定される。柱状部28の
固定穴30内から外部へ延出する放電ワイヤ4は、柱状部
28の先端面に形成されているワイヤ案内溝32を通って延
びる。第2図に図示する通り、上記の通りにして一端部
が固定された放電ワイヤ4は、前側ワイヤ張設部材12の
後端壁22に形成されているワイヤ案内切欠き24を通って
後方(即ち第2図において右方)へ延出せしめられる。
固定具34に装着されている弾性部材46は、その自由端部
に形成されている湾曲部が放電ワイヤ4に弾性的に当接
せしめられる。
張設部材12とこれに組合せられる固定具34とから構成さ
れる放電ワイヤ固定機構によって放電ワイヤの一端部
(即ち前端部)が固定され、後側ワイヤ張設部材14とこ
れに組合せられる固定具76とから構成される放電ワイヤ
固定機構によって放電ワイヤの他端部(即ち後端部)が
固定され、かくして放電ワイヤ4が所要通りに配設され
る。放電ワイヤ4の張設様式の一例について説明する
と、次の通りである。最初に、放電ワイヤ4の一端部
(第2図において左端部)を、固定具34の軸部36に形成
されているワイヤ挿通孔42に挿通する。次いで、固定具
34の軸部36を、前側ワイヤ張設部材12の柱状部28に形成
されている固定穴30に強制的に挿入する。この際には、
固定具34の軸部36が弾性的に収縮され、或いは柱状部28
が弾性的に膨張せしめられる。上記固定具34の軸部36の
挿入時において、固定具34に形成されている孔44は、空
気抜きの作用をなし、その挿入を容易にするとともに、
軸部36の弾性的収縮を助長する。固定具34の軸部36が固
定穴30に挿入されると、これに付随して放電ワイヤ4の
一端部も固定穴30内に進入せしめられ、かくして柱状部
28とこれに装着された固定具34との間に放電ワイヤ4の
一端部が充分強固に挟持されて固定される。柱状部28の
固定穴30内から外部へ延出する放電ワイヤ4は、柱状部
28の先端面に形成されているワイヤ案内溝32を通って延
びる。第2図に図示する通り、上記の通りにして一端部
が固定された放電ワイヤ4は、前側ワイヤ張設部材12の
後端壁22に形成されているワイヤ案内切欠き24を通って
後方(即ち第2図において右方)へ延出せしめられる。
固定具34に装着されている弾性部材46は、その自由端部
に形成されている湾曲部が放電ワイヤ4に弾性的に当接
せしめられる。
次に、放電ワイヤ4の他端部(第2図において右端
部)を、固定具76の軸部78に形成されているワイヤ挿通
孔84に挿通する。しかる後に、例えば放電ワイヤ4の他
端を後方(第2図において右方)へ引張って放電ワイヤ
4に所要の張力を加えながら、固定具76の軸部78を後側
ワイヤ張設部材14の柱状部62に形成されている固定穴64
に強制的に挿入する(第2図においては、固定具76は最
終的挿入状態よりも幾分上方位置で図示されている)。
かくすると、放電ワイヤ4の一端部と同様に、放電ワイ
ヤ4の他端部も充分強固に挟持されて固定される。柱状
部62の固定穴64内から外部へ延出する放電ワイヤ4は、
柱状部62の先端面に形成されているワイヤ案内溝66を通
って延びる。かようにしてコロナ放電ワイヤ4の他端部
を固定すると、第2図に図示する如く、後側ワイヤ張設
部材14の前端壁56に形成されているワイヤ案内切欠き58
を通って箱状主部48内に進入する放電ワイヤ4は、接続
部材68の直立部72の上端部に密接せしめられ、従って接
続部材68を介してコネクタ54に電気的に接続される。コ
ネクタ54は、コロナ放電器が静電複写機等の所要位置に
装着されると、対応するコネクタ(図示していない)を
介して高圧電源(図示していない)に接続される。
部)を、固定具76の軸部78に形成されているワイヤ挿通
孔84に挿通する。しかる後に、例えば放電ワイヤ4の他
端を後方(第2図において右方)へ引張って放電ワイヤ
4に所要の張力を加えながら、固定具76の軸部78を後側
ワイヤ張設部材14の柱状部62に形成されている固定穴64
に強制的に挿入する(第2図においては、固定具76は最
終的挿入状態よりも幾分上方位置で図示されている)。
かくすると、放電ワイヤ4の一端部と同様に、放電ワイ
ヤ4の他端部も充分強固に挟持されて固定される。柱状
部62の固定穴64内から外部へ延出する放電ワイヤ4は、
柱状部62の先端面に形成されているワイヤ案内溝66を通
って延びる。かようにしてコロナ放電ワイヤ4の他端部
を固定すると、第2図に図示する如く、後側ワイヤ張設
部材14の前端壁56に形成されているワイヤ案内切欠き58
を通って箱状主部48内に進入する放電ワイヤ4は、接続
部材68の直立部72の上端部に密接せしめられ、従って接
続部材68を介してコネクタ54に電気的に接続される。コ
ネクタ54は、コロナ放電器が静電複写機等の所要位置に
装着されると、対応するコネクタ(図示していない)を
介して高圧電源(図示していない)に接続される。
添付図面を参照して本考案に従って構成された放電ワ
イヤ固定機構の一具体例を備えたコロナ放電器について
詳細に説明したが、本考案はかかる具体例に限定される
ものではなく、本考案の範囲を逸脱することなく種々の
変形乃至修正が可能であることは多言を要しない。
イヤ固定機構の一具体例を備えたコロナ放電器について
詳細に説明したが、本考案はかかる具体例に限定される
ものではなく、本考案の範囲を逸脱することなく種々の
変形乃至修正が可能であることは多言を要しない。
例えば、図示のコロナ放電器においては、放電ワイヤ
の両端部の双方に関連せしめて本考案の放電ワイヤ固定
機構を採用しているが、所望ならば、放電ワイヤの一端
部のみに関連せしめて本考案の放電ワイヤ固定機構を採
用し、放電ワイヤの他端部に関しては他の形態の放電ワ
イヤ固定機構を採用することもできる。
の両端部の双方に関連せしめて本考案の放電ワイヤ固定
機構を採用しているが、所望ならば、放電ワイヤの一端
部のみに関連せしめて本考案の放電ワイヤ固定機構を採
用し、放電ワイヤの他端部に関しては他の形態の放電ワ
イヤ固定機構を採用することもできる。
<考案の効果> 上述した通りであるので、本考案による放電ワイヤ固
定機構によれば、放電ワイヤの端部を固定具の軸部に形
成されているワイヤ挿通孔に挿通せしめ、しかる後に固
定具の軸部をワイヤ張設部材に形成されたワイヤ端部固
定穴に挿入せしめることにより、これに付随して必然的
に放電ワイヤの端部がワイヤ端部固定穴に強制される。
従って、放電ワイヤの端部を充分容易且つ迅速に所要の
通りに固定することができる。
定機構によれば、放電ワイヤの端部を固定具の軸部に形
成されているワイヤ挿通孔に挿通せしめ、しかる後に固
定具の軸部をワイヤ張設部材に形成されたワイヤ端部固
定穴に挿入せしめることにより、これに付随して必然的
に放電ワイヤの端部がワイヤ端部固定穴に強制される。
従って、放電ワイヤの端部を充分容易且つ迅速に所要の
通りに固定することができる。
また、本考案によれば、固定具の軸部に軸線方向に貫
通する孔が形成されているので、該軸部をワイヤ張設部
材に形成されたワイヤ端部固定穴に挿入する際に、上記
孔が空気抜きの作用をなし、その挿入作業を容易にする
ことができる。更に、上記固定具の軸部のワイヤ端部固
定穴への挿入により、放電ワイヤの端部がワイヤ端部固
定穴に強制されて軸部とワイヤ端部固定穴との間に挟持
されるとき、上記孔が該軸部の弾性的収縮を助長して、
その挿入作業を容易にするとともに、放電ワイヤの固定
を確実にすることができる。
通する孔が形成されているので、該軸部をワイヤ張設部
材に形成されたワイヤ端部固定穴に挿入する際に、上記
孔が空気抜きの作用をなし、その挿入作業を容易にする
ことができる。更に、上記固定具の軸部のワイヤ端部固
定穴への挿入により、放電ワイヤの端部がワイヤ端部固
定穴に強制されて軸部とワイヤ端部固定穴との間に挟持
されるとき、上記孔が該軸部の弾性的収縮を助長して、
その挿入作業を容易にするとともに、放電ワイヤの固定
を確実にすることができる。
第1図は、本考案に従って構成された放電ワイヤ固定機
構の一具体例を備えたコロナ放電器を、一部を省略して
示す斜面図。 第2図は、第1図に示すコロナ放電器を、一部を省略し
て示す断面図。 2…コロナ放電器ケース 4…放電ワイヤ 6…シールド枠 12及び14…前側及び後側ワイヤ張設部材 28及び62…柱状部 30及び64…固定穴 32及び66…ワイヤ案内溝 34及び76…固定具 36及び78…軸部 42及び84…ワイヤ挿通孔 44及び86…孔
構の一具体例を備えたコロナ放電器を、一部を省略して
示す斜面図。 第2図は、第1図に示すコロナ放電器を、一部を省略し
て示す断面図。 2…コロナ放電器ケース 4…放電ワイヤ 6…シールド枠 12及び14…前側及び後側ワイヤ張設部材 28及び62…柱状部 30及び64…固定穴 32及び66…ワイヤ案内溝 34及び76…固定具 36及び78…軸部 42及び84…ワイヤ挿通孔 44及び86…孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−66194(JP,A) 実開 昭55−65647(JP,U) 実開 昭59−82260(JP,U) 実開 昭54−179747(JP,U) 実開 昭60−44057(JP,U) 実開 昭54−3945(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】コロナ放電器ケースに配設されたワイヤ張
設部材と該ワイヤ張設部材に組合せられる合成樹脂によ
って形成された固定具とから成り、該ワイヤ張設部材に
はワイヤ端部固定穴が形成され、該固定具は該固定穴に
挿入せしめられる軸部を有する、コロナ放電器における
放電ワイヤ固定機構において; 該固定具の該軸部には、該軸部を横方向に貫通するワイ
ヤ挿通孔及び軸線方向に貫通する孔が形成されている、
ことを特徴とする放電ワイヤ固定機構。 - 【請求項2】該ワイヤ張設部材は柱状部を含み、該固定
穴は該柱状部の先端から延び、該柱状部の先端面にはワ
イヤ張設方向に延びるワイヤ案内溝が形成されている、
実用新案登録請求の範囲第1項記載の放電ワイヤ固定機
構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987181020U JPH089726Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | コロナ放電器における放電ワイヤ固定機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987181020U JPH089726Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | コロナ放電器における放電ワイヤ固定機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0185842U JPH0185842U (ja) | 1989-06-07 |
| JPH089726Y2 true JPH089726Y2 (ja) | 1996-03-21 |
Family
ID=31472519
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987181020U Expired - Lifetime JPH089726Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | コロナ放電器における放電ワイヤ固定機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH089726Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5737163Y2 (ja) * | 1978-10-31 | 1982-08-16 |
-
1987
- 1987-11-30 JP JP1987181020U patent/JPH089726Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0185842U (ja) | 1989-06-07 |
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