JPH0897437A - 電子の干渉性を利用した量子干渉トランジスター - Google Patents
電子の干渉性を利用した量子干渉トランジスターInfo
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- JPH0897437A JPH0897437A JP6297447A JP29744794A JPH0897437A JP H0897437 A JPH0897437 A JP H0897437A JP 6297447 A JP6297447 A JP 6297447A JP 29744794 A JP29744794 A JP 29744794A JP H0897437 A JPH0897437 A JP H0897437A
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B82—NANOTECHNOLOGY
- B82Y—SPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
- B82Y10/00—Nanotechnology for information processing, storage or transmission, e.g. quantum computing or single electron logic
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
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- Junction Field-Effect Transistors (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】半導体をその材質とするゲートの構造を変化さ
せることによって、各種のゲート電圧によりドレイン電
流の極大/極小化を含めて任意に制御すると共に、トラ
ンスコンダクタンスを増加させることができる量子干渉
トランジスターを提供する。 【構成】トランジスターの活性領域がAlGaAs層1
6/GaAs層12の異種接合の構造として構成され、
前記活性領域のチャンネルが前記AlGaAs層16/
GaAs層12の界面に形成される二次元電子ガス層1
4によって形成され、前記AlGaAs層16上部の、
ソース/ドレイン領域30間に形成されるゲート20
が、前記二次元電子ガス層14内の電子が相互の位相差
によって干渉を起こすことができるように、そのゲート
幅が周期的に異なるように形成する。
せることによって、各種のゲート電圧によりドレイン電
流の極大/極小化を含めて任意に制御すると共に、トラ
ンスコンダクタンスを増加させることができる量子干渉
トランジスターを提供する。 【構成】トランジスターの活性領域がAlGaAs層1
6/GaAs層12の異種接合の構造として構成され、
前記活性領域のチャンネルが前記AlGaAs層16/
GaAs層12の界面に形成される二次元電子ガス層1
4によって形成され、前記AlGaAs層16上部の、
ソース/ドレイン領域30間に形成されるゲート20
が、前記二次元電子ガス層14内の電子が相互の位相差
によって干渉を起こすことができるように、そのゲート
幅が周期的に異なるように形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子の干渉現象を利用す
る量子干渉トランジスターに関するもので、より詳細に
はソースとドレインとの間の電流の大きさを制御するゲ
ートの幅に周期的変化を賦与し、このゲート幅の変化に
よる電子の波動的な位相差を利用する量子干渉トランジ
スターに関するものである。
る量子干渉トランジスターに関するもので、より詳細に
はソースとドレインとの間の電流の大きさを制御するゲ
ートの幅に周期的変化を賦与し、このゲート幅の変化に
よる電子の波動的な位相差を利用する量子干渉トランジ
スターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子の波動性とは電子が動くとき、電子
が波動と一緒に行動する現象を指称する。特に、電子の
干渉性とは波動が二つの異なる経路を通過して再び合わ
せられるとき、その合わせられた波動の大きさが分けら
れた二つの波動が経過してきた経路の差異により異なる
ということを意味する。即ち、電子の干渉性(具体的に
は仮干渉性)とは電子が波動と一緒に位相をもち、相異
な位相をもつ電子が同じ方向に進行するとき、その電子
が位相の差異による干渉現象を起こすことによって、そ
の電子の全体的な流れの強さ、即ち電流量が変化するこ
とができるという現象を指称する。
が波動と一緒に行動する現象を指称する。特に、電子の
干渉性とは波動が二つの異なる経路を通過して再び合わ
せられるとき、その合わせられた波動の大きさが分けら
れた二つの波動が経過してきた経路の差異により異なる
ということを意味する。即ち、電子の干渉性(具体的に
は仮干渉性)とは電子が波動と一緒に位相をもち、相異
な位相をもつ電子が同じ方向に進行するとき、その電子
が位相の差異による干渉現象を起こすことによって、そ
の電子の全体的な流れの強さ、即ち電流量が変化するこ
とができるという現象を指称する。
【0003】そして、この現象が現代の量子力学的な技
術として説明されるので、この現象を利用したトランジ
スターを量子干渉トランジスターであるという。
術として説明されるので、この現象を利用したトランジ
スターを量子干渉トランジスターであるという。
【0004】一方、上記通路の電子の位相を人為的なゲ
ート電圧として調節し、これによって出力電流の大きさ
が変化される量子干渉トランジスターは既存のトランジ
スターと同じ動作形態をもつようになり、電子の弾動的
な動きも一緒に利用されるので迅速な動作特性等の長所
をもっている。
ート電圧として調節し、これによって出力電流の大きさ
が変化される量子干渉トランジスターは既存のトランジ
スターと同じ動作形態をもつようになり、電子の弾動的
な動きも一緒に利用されるので迅速な動作特性等の長所
をもっている。
【0005】しかし、固体内では、このような仮干渉性
は、電子がフォノン(phonon)のような物理的な要因
と、不純物や粒界(grain boundary)のような材料的な
要因との非弾性的な衝突によって喪失されるので、量子
力学的な干渉性によるトランジスターの動作を得るため
には非弾性の衝突要因を減少させるとか、電子が非弾性
の衝突の以前に相互に量子干渉を起こすことができるよ
うにトランジスターの大きさを減らすことが必要であ
る。
は、電子がフォノン(phonon)のような物理的な要因
と、不純物や粒界(grain boundary)のような材料的な
要因との非弾性的な衝突によって喪失されるので、量子
力学的な干渉性によるトランジスターの動作を得るため
には非弾性の衝突要因を減少させるとか、電子が非弾性
の衝突の以前に相互に量子干渉を起こすことができるよ
うにトランジスターの大きさを減らすことが必要であ
る。
【0006】近来のMBE(Molecular Beam Epitaxy)
やMOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposit
ion )のような高純度の単結晶の薄膜成長技術の発展に
よって、薄膜内の非弾性の衝突要因を相当量減少させる
ことに成功し、電子ビームリソグラフィの発達によって
微細形状のパターンを形成することが可能になった。
やMOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposit
ion )のような高純度の単結晶の薄膜成長技術の発展に
よって、薄膜内の非弾性の衝突要因を相当量減少させる
ことに成功し、電子ビームリソグラフィの発達によって
微細形状のパターンを形成することが可能になった。
【0007】これにより、各種の形態の電子の干渉現象
を利用した素子が出現している実情である。その代表的
な構造が金属となっている、並列型のゲート構造をもつ
量子干渉トランジスターである(参照文献:D.R.Al
lee 等のPhysical Review Letters, vol.59, pp.1791,1
987 )。
を利用した素子が出現している実情である。その代表的
な構造が金属となっている、並列型のゲート構造をもつ
量子干渉トランジスターである(参照文献:D.R.Al
lee 等のPhysical Review Letters, vol.59, pp.1791,1
987 )。
【0008】このような量子干渉トランジスターを図4
に図示する。図4の量子干渉トランジスターの製造方法
に対して下記のように説明する。
に図示する。図4の量子干渉トランジスターの製造方法
に対して下記のように説明する。
【0009】半絶縁の基板上にMBE(molecular beam
epitaxy)層を約580℃で成長させて素子が製造され
る。即ち、40nmの厚さをもつGaAs層が先にAl
GaAs/GaAs超格子の周期を8回遂行してから成
長される。
epitaxy)層を約580℃で成長させて素子が製造され
る。即ち、40nmの厚さをもつGaAs層が先にAl
GaAs/GaAs超格子の周期を8回遂行してから成
長される。
【0010】このとき、500nmの厚さをもつバッフ
ァー層が成長され、続いて2.5nmの厚さをもつドー
ピングされなかったAlGaAs間隔層、45nmの厚
さをもって2×1018cm-3のシリコンでドープされた
AlGaAs層および、終りに50nmの厚さをもつn
+ GaAsキャップ層が形成される。この方法で使用さ
れるウェーハのシート抵抗は250Ω/sqである。
ァー層が成長され、続いて2.5nmの厚さをもつドー
ピングされなかったAlGaAs間隔層、45nmの厚
さをもって2×1018cm-3のシリコンでドープされた
AlGaAs層および、終りに50nmの厚さをもつn
+ GaAsキャップ層が形成される。この方法で使用さ
れるウェーハのシート抵抗は250Ω/sqである。
【0011】前記より厚い間隔層は、クーロン散乱(Co
ulombic scattering)を減少することによって異種接合
の界面から電子移動度を増加する。前記キャップ層はゲ
ート電極が上部に並列に設置されることができる程に薄
いので、広いゲート凹部分を回避することができるばか
りでなく、その製造工程も簡略化することができる。
ulombic scattering)を減少することによって異種接合
の界面から電子移動度を増加する。前記キャップ層はゲ
ート電極が上部に並列に設置されることができる程に薄
いので、広いゲート凹部分を回避することができるばか
りでなく、その製造工程も簡略化することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
造の従来の量子干渉トランジスターは二つのゲートが前
記AlGaAs層上に並列に形成されており、そしてこ
の構造はソースとドレインおよびソースとドレインとの
間の電子通路がすべて金属となっているため、これらの
量子のスクリーニング(Screening)現象によって高い
ゲート電圧が要求される。また、同じ大きさの半導体素
子に比べチャンネルの数が多数になり、これらのチャン
ネルの数による平均化現象のため干渉性の大きさが大変
小くなって実用化に大きな困難性が随伴された。
造の従来の量子干渉トランジスターは二つのゲートが前
記AlGaAs層上に並列に形成されており、そしてこ
の構造はソースとドレインおよびソースとドレインとの
間の電子通路がすべて金属となっているため、これらの
量子のスクリーニング(Screening)現象によって高い
ゲート電圧が要求される。また、同じ大きさの半導体素
子に比べチャンネルの数が多数になり、これらのチャン
ネルの数による平均化現象のため干渉性の大きさが大変
小くなって実用化に大きな困難性が随伴された。
【0013】本発明の目的は、半導体をその材質とす
る、電子の位相を調節するゲートの構造を変化させるこ
とによって、各種のゲート電圧によりドレイン電流の極
大/極小化を含めて任意に制御すると共に、トランスコ
ンダクタンスを増加させることができる量子干渉トラン
ジスターを提供することにある。
る、電子の位相を調節するゲートの構造を変化させるこ
とによって、各種のゲート電圧によりドレイン電流の極
大/極小化を含めて任意に制御すると共に、トランスコ
ンダクタンスを増加させることができる量子干渉トラン
ジスターを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の量子干渉トランジスターは、トランジスター
の活性領域がAlGaAs/GaAsの異種接合の構造
として構成され、前記活性領域のチャンネルは前記Al
GaAs/GaAsの界面に形成される二次元の電子ガ
ス層によって形成され、前記AlGaAs層上部とソー
ス/ドレインとの間に形成されるゲートは前記二次元の
電子ガス層内の電子が相互の位相差によって干渉が起こ
すことができるようにゲート幅を周期的に異なるように
形成されたことを特徴とする。
の本発明の量子干渉トランジスターは、トランジスター
の活性領域がAlGaAs/GaAsの異種接合の構造
として構成され、前記活性領域のチャンネルは前記Al
GaAs/GaAsの界面に形成される二次元の電子ガ
ス層によって形成され、前記AlGaAs層上部とソー
ス/ドレインとの間に形成されるゲートは前記二次元の
電子ガス層内の電子が相互の位相差によって干渉が起こ
すことができるようにゲート幅を周期的に異なるように
形成されたことを特徴とする。
【0015】他の特徴によると、電子の干渉性を利用し
た量子干渉素子は半絶縁のGaAs基板と、前記基板上
に高純度をもって順次に形成されたGaAsおよびAl
GaAs層と、前記GaAs層とAlGaAs層との間
に形成されチャンネルとして機能する二次元の電子ガス
層と、前記基板上に形成され、そして前記GaAs層と
AlGaAs層から構成された積層部分の両端に形成さ
れたソース/ドレイン領域と、前記AlGaAs層上に
形成され、そして長さ方向に周期的な幅の構造をもつゲ
ートとを具備したことを特徴とする。
た量子干渉素子は半絶縁のGaAs基板と、前記基板上
に高純度をもって順次に形成されたGaAsおよびAl
GaAs層と、前記GaAs層とAlGaAs層との間
に形成されチャンネルとして機能する二次元の電子ガス
層と、前記基板上に形成され、そして前記GaAs層と
AlGaAs層から構成された積層部分の両端に形成さ
れたソース/ドレイン領域と、前記AlGaAs層上に
形成され、そして長さ方向に周期的な幅の構造をもつゲ
ートとを具備したことを特徴とする。
【0016】また、この量子干渉素子において、前記周
期的な幅の構造は前記ゲートの長さ方向に延長されてい
る複数の単位部分を具備し、各単位部分は幅W1をもつ
第1部分と、そして幅W2をもつ第2部分となってお
り、前記幅W1は前記幅W2より広いことを特徴とす
る。
期的な幅の構造は前記ゲートの長さ方向に延長されてい
る複数の単位部分を具備し、各単位部分は幅W1をもつ
第1部分と、そして幅W2をもつ第2部分となってお
り、前記幅W1は前記幅W2より広いことを特徴とす
る。
【0017】
【作用】本発明は、周期的なゲート幅の変化をもつ量子
干渉のトランジスターに関するものである。電子の流動
性は電子の波長によって表示され、この波長は電子の密
度、即ちゲート電圧と密接な関係がある。
干渉のトランジスターに関するものである。電子の流動
性は電子の波長によって表示され、この波長は電子の密
度、即ちゲート電圧と密接な関係がある。
【0018】本発明においては、トランジスターの構造
からゲートを周期的な変化幅をもつように製作して、二
つの電子通路間に電子の位相差を作ってやる。このよう
な位相の差異によりソースとドレインとの間の電子は波
動と同じ干渉現象を起こす。
からゲートを周期的な変化幅をもつように製作して、二
つの電子通路間に電子の位相差を作ってやる。このよう
な位相の差異によりソースとドレインとの間の電子は波
動と同じ干渉現象を起こす。
【0019】このような干渉現象は、ソースとドレイン
との間の電流の大・小に示しており、この電流の変化は
ゲートの電圧によって調節することができる。
との間の電流の大・小に示しており、この電流の変化は
ゲートの電圧によって調節することができる。
【0020】ゲート電圧による電子の量子干渉の現象に
よってドレイン電流の大きさは、古典的に考えられる電
流の大きさより大きいとか、または小さくなる干渉現象
が示されるようになり、既存の動作領域からトランスコ
ンダクタンスは増加され、各種のゲート電圧によりドレ
イン電流の極大/極小化を含めて任意に制御することが
可能となる。
よってドレイン電流の大きさは、古典的に考えられる電
流の大きさより大きいとか、または小さくなる干渉現象
が示されるようになり、既存の動作領域からトランスコ
ンダクタンスは増加され、各種のゲート電圧によりドレ
イン電流の極大/極小化を含めて任意に制御することが
可能となる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の望ましい実施例に対して添付
の図面に基づいてより詳細に説明する。
の図面に基づいてより詳細に説明する。
【0022】図1は本実施例による量子干渉トランジス
ターの構造を図示しているもので、半絶縁性のGaAs
基板10上に高純度に成長されたGaAs層12とAl
GaAs層16とが順次的に形成されており、前記Al
GaAs層16/GaAs層12の界面に形成される薄
形の二次元の電子ガス層14を電子通路であるチャンネ
ルとして利用する。また、前記半絶縁性のGaAs基板
10上にソース/ドレイン領域30が形成されており、
このソース/ドレイン領域30は前記積層されたGaA
s層12とAlGaAs層16との両端に形成されてお
り、そして電気的に相互に絶縁されるように離れてい
る。
ターの構造を図示しているもので、半絶縁性のGaAs
基板10上に高純度に成長されたGaAs層12とAl
GaAs層16とが順次的に形成されており、前記Al
GaAs層16/GaAs層12の界面に形成される薄
形の二次元の電子ガス層14を電子通路であるチャンネ
ルとして利用する。また、前記半絶縁性のGaAs基板
10上にソース/ドレイン領域30が形成されており、
このソース/ドレイン領域30は前記積層されたGaA
s層12とAlGaAs層16との両端に形成されてお
り、そして電気的に相互に絶縁されるように離れてい
る。
【0023】前記AlGaAs層16上にゲートの長さ
方向に周期的な幅をもつゲート20が形成されている。
電子が密集された前記二次元の電子ガス層14内の電子
の位相を調節するためのゲート20はソース/ドレイン
30間の前記AlGaAs層16上に形成される。
方向に周期的な幅をもつゲート20が形成されている。
電子が密集された前記二次元の電子ガス層14内の電子
の位相を調節するためのゲート20はソース/ドレイン
30間の前記AlGaAs層16上に形成される。
【0024】このとき、前記ソース/ドレイン30間の
距離は電子の仮干渉性の長さより小いものであり、電子
の全体の流れの強さ、即ち電流の強さは電子ガス層14
内の電子の位相を制御するゲート20の電位によって決
定される。
距離は電子の仮干渉性の長さより小いものであり、電子
の全体の流れの強さ、即ち電流の強さは電子ガス層14
内の電子の位相を制御するゲート20の電位によって決
定される。
【0025】そして、電子が感じるこのゲート電位はゲ
ート20の周期的な幅の構造により異なる。
ート20の周期的な幅の構造により異なる。
【0026】本実施例では、前記二次元の電子ガス層1
4内の電子が相異なる電位を感じることができるよう
に、換言すると、電子が相互の位相差によって干渉が起
こすことができるようにゲート20の幅を周期的に異な
るように形成される。
4内の電子が相異なる電位を感じることができるよう
に、換言すると、電子が相互の位相差によって干渉が起
こすことができるようにゲート20の幅を周期的に異な
るように形成される。
【0027】図2は本実施例によるゲート構造を拡大図
示した図面であって、一つの周期のみをもつゲート電位
からソース/ドレイン30間の電位を見せている。
示した図面であって、一つの周期のみをもつゲート電位
からソース/ドレイン30間の電位を見せている。
【0028】前記ゲート20の周期的な幅の構造は長さ
方向に延長されている複数の単位部分からなっており、
各単位部分は図2に図示のように幅W1をもつ第1部分
と幅W2をもつ第2部分とで構成されている。
方向に延長されている複数の単位部分からなっており、
各単位部分は図2に図示のように幅W1をもつ第1部分
と幅W2をもつ第2部分とで構成されている。
【0029】このような構造においては、前記幅W1は
幅W2より広い、そして図2に図示のように、電子は二
つの通路e1,e2をへて流れるが、第1通路e1は前
記第1部分を通じて形成され、そして第2通路e2は前
記第2部分を通じて形成される。
幅W2より広い、そして図2に図示のように、電子は二
つの通路e1,e2をへて流れるが、第1通路e1は前
記第1部分を通じて形成され、そして第2通路e2は前
記第2部分を通じて形成される。
【0030】このとき、電子の波長はフェルミエネルギ
ーをもつ電子の波長によって決定され、この波長(λ)
は次の式によって電子密度と深い関係がある。
ーをもつ電子の波長によって決定され、この波長(λ)
は次の式によって電子密度と深い関係がある。
【0031】 λ=(2π/n)1/2 ・・・・数1 ここで、nは電子の密度を示しており、この電子密度は
ゲート電圧により決定される。
ゲート電圧により決定される。
【0032】任意のゲート電圧からソースとドレインと
の間の二つの経路により電子の位相が異なるようにな
る。
の間の二つの経路により電子の位相が異なるようにな
る。
【0033】この二つの異なる経路から電子の波動的な
位相差は次の式に示すことができる。
位相差は次の式に示すことができる。
【0034】 Δφ=(2π/λ2−2π/λ1)L ・・・・数2 ここで、λ1とλ2はゲートのある部分とない部分との
電子の波長を各々示しており、Lはゲート幅の差異を示
すもので、L=W1−W2により定義される。また、λ
1はゲートの電圧により決定され、λ2はAlGaAs
/GaAsの製作条件により決定される。
電子の波長を各々示しており、Lはゲート幅の差異を示
すもので、L=W1−W2により定義される。また、λ
1はゲートの電圧により決定され、λ2はAlGaAs
/GaAsの製作条件により決定される。
【0035】このとき、図2のような相異なる幅をもつ
ゲート構造が周期的に連結されている本実施例において
は、すぐ側に隣接していないゲートの底を通過した電子
が合わせられるときの経路は電子の仮干渉性の長さより
大きいので、これらの電子による干渉現象は無視する程
に小さい。
ゲート構造が周期的に連結されている本実施例において
は、すぐ側に隣接していないゲートの底を通過した電子
が合わせられるときの経路は電子の仮干渉性の長さより
大きいので、これらの電子による干渉現象は無視する程
に小さい。
【0036】なお、本実施例において、仮干渉性の長さ
とは、2つの合い異なる経路を通りその後合わせられた
電子が、干渉を起こすことができ程度に進行している長
さを示す。したがって、位相差は数2で近似されること
ができる。
とは、2つの合い異なる経路を通りその後合わせられた
電子が、干渉を起こすことができ程度に進行している長
さを示す。したがって、位相差は数2で近似されること
ができる。
【0037】本実施例のトランジスターは、e1通路を
へる電子の位相よりe2をへる電子の位相がもっと多く
変化されることができるので、ゲート幅の差異であるL
を適切に調節して電子の量子干渉の現象を容易に制御す
ることができる。
へる電子の位相よりe2をへる電子の位相がもっと多く
変化されることができるので、ゲート幅の差異であるL
を適切に調節して電子の量子干渉の現象を容易に制御す
ることができる。
【0038】その位相差が定数倍であるとき、即ち前記
数2からΔφがnπであるとき、電子の位相は相互に補
強干渉を起こさせるので、ソースとドレインとの間の電
流は極大化される。反面、前記数2からΔφが(n+1
/2)πであるとき、電子の位相は相互に相衰干渉を起
こして電流は極小化されることができる。このとき、n
は定数である。
数2からΔφがnπであるとき、電子の位相は相互に補
強干渉を起こさせるので、ソースとドレインとの間の電
流は極大化される。反面、前記数2からΔφが(n+1
/2)πであるとき、電子の位相は相互に相衰干渉を起
こして電流は極小化されることができる。このとき、n
は定数である。
【0039】図3は本発明のゲート電位によるソースと
ドレインとの間の電流の大きさを従来トランジスターと
比較して図示した図表であって、A曲線は従来のトラン
ジスターの特性曲線を、Bは本発明の量子干渉の効果を
利用した量子素子の特性曲線を各々示す。
ドレインとの間の電流の大きさを従来トランジスターと
比較して図示した図表であって、A曲線は従来のトラン
ジスターの特性曲線を、Bは本発明の量子干渉の効果を
利用した量子素子の特性曲線を各々示す。
【0040】図3に図示のように、本発明の量子干渉ト
ランジスターは、従来のトランジスターより高いトラン
スコンダクタンスをもっている。
ランジスターは、従来のトランジスターより高いトラン
スコンダクタンスをもっている。
【0041】
【発明の効果】本発明によると、AlGaAs/GaA
sの界面に形成される薄形の二次元の電子ガス層を電子
通路として利用しており、この電子通路をへる電子の位
相を周期的に変化させる幅をもつゲートに干渉現象を起
こすことによって、ドレイン電流の極大/極小化を含め
た制御を可能とすると共に、トランスコンダクタンスを
増加させることができるという効果を発揮することが可
能となる。
sの界面に形成される薄形の二次元の電子ガス層を電子
通路として利用しており、この電子通路をへる電子の位
相を周期的に変化させる幅をもつゲートに干渉現象を起
こすことによって、ドレイン電流の極大/極小化を含め
た制御を可能とすると共に、トランスコンダクタンスを
増加させることができるという効果を発揮することが可
能となる。
【0042】
【図1】本発明による周期的なゲート変化幅をもつ量子
干渉トランジスターの構造を図示した斜視図。
干渉トランジスターの構造を図示した斜視図。
【図2】図1のゲート構造を一つの周期のみで拡大図示
した斜視図。
した斜視図。
【図3】本発明による量子干渉トランジスターにおける
ゲート電位とソース−ドレイン間の電流の大きさとの関
係を、従来のトランジスターのそれと比較して図示した
グラフ。
ゲート電位とソース−ドレイン間の電流の大きさとの関
係を、従来のトランジスターのそれと比較して図示した
グラフ。
【図4】従来の量子干渉トランジスターの構造を示した
斜視図。
斜視図。
10 GaAs基板 12 GaAs層 14 二次元の電子ガス層 16 AlGaAs層 20 ゲート 30 ソース/ドレイン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/338 29/812
Claims (2)
- 【請求項1】 電子の干渉性を利用した量子干渉素子に
おいて、 半絶縁のGaAs基板と、 前記基板上に順次に形成されたGaAsおよびAlGa
As層と、 前記GaAs層とAlGaAs層との間に形成されチャ
ンネルとして機能する二次元電子ガス層と、 前記基板上に形成され、そして前記GaAs層とAlG
aAs層とから構成された積層された部分の両端に形成
されたソース/ドレイン領域と、 前記AlGaAs層上に形成され、そして長さ方向に周
期的な幅構造をもつゲートとを具備したことを特徴とす
る量子干渉素子。 - 【請求項2】 請求項1において、前記周期的な幅構造
は前記ゲートの長さ方向に延長されている複数の単位部
分を具備しており、各単位部分は幅W1をもつ第1部分
とそして幅W2をもつ第2部分とからなっており、前記
の幅W1は前記の幅W2より広いことを特徴とする量子
干渉素子。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1019940023653A KR0137601B1 (ko) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 전자의 간섭성을 이용한 양자간섭 트랜지스터 |
| KR94-23653 | 1994-09-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0897437A true JPH0897437A (ja) | 1996-04-12 |
| JP2582537B2 JP2582537B2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=19393074
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6297447A Expired - Lifetime JP2582537B2 (ja) | 1994-09-16 | 1994-11-30 | 電子の干渉性を利用した量子干渉トランジスター |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5519232A (ja) |
| JP (1) | JP2582537B2 (ja) |
| KR (1) | KR0137601B1 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5793055A (en) * | 1995-11-30 | 1998-08-11 | Forschungszentrum Julich Gmbh | Hybrid electronic devices, particularly Josephson transistors |
| GB0618268D0 (en) * | 2006-09-18 | 2006-10-25 | Tavkhelidze Avto | High efficiency solar cell with selective light absorbing surface |
| EP2040299A1 (en) * | 2007-09-12 | 2009-03-25 | Forschungsverbund Berlin e.V. | Electrical devices having improved transfer characteristics and method for tailoring the transfer characteristics of such an electrical device |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5891682A (ja) * | 1981-11-27 | 1983-05-31 | Hitachi Ltd | 半導体装置 |
| JP2609587B2 (ja) * | 1986-04-21 | 1997-05-14 | 株式会社日立製作所 | 半導体装置 |
| FR2600821B1 (fr) * | 1986-06-30 | 1988-12-30 | Thomson Csf | Dispositif semi-conducteur a heterojonction et double canal, son application a un transistor a effet de champ, et son application a un dispositif de transductance negative |
| DE69018842T2 (de) * | 1989-01-24 | 1995-12-07 | Philips Electronics Nv | Integrierte Halbleitervorrichtung, die einen Feldeffekt-Transistor mit isoliertem, auf einem erhöhtem Pegel vorgespanntem Gate enthält. |
-
1994
- 1994-09-16 KR KR1019940023653A patent/KR0137601B1/ko not_active Expired - Fee Related
- 1994-11-30 JP JP6297447A patent/JP2582537B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1994-11-30 US US08/352,046 patent/US5519232A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2582537B2 (ja) | 1997-02-19 |
| KR0137601B1 (ko) | 1998-04-28 |
| US5519232A (en) | 1996-05-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19961001 |