JPH0897664A - Lc複合部品 - Google Patents

Lc複合部品

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Publication number
JPH0897664A
JPH0897664A JP6229425A JP22942594A JPH0897664A JP H0897664 A JPH0897664 A JP H0897664A JP 6229425 A JP6229425 A JP 6229425A JP 22942594 A JP22942594 A JP 22942594A JP H0897664 A JPH0897664 A JP H0897664A
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JP
Japan
Prior art keywords
coil
capacitor
laminated
composite
sintered body
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6229425A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Kojima
靖 小島
Akira Uchida
彰 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 磁性体フェライト粉及び誘電体セラミック
を所定の割合で混合した複合セラミック材料から作られ
た多数枚のグリーンシートと印刷導体パターンを積層
し、一体焼成した積層LC部品であって、前記焼結体内
に配置されており、焼結体の厚み方向に進むように巻回
して構成され、相互に導通された第1及び第2のコイル
導体73,74よりなるチョークコイル76と、これら
のコイル導体73,74の端子間に接続されたコンデン
サ71,72とを備えているLC複合部品。 【効果】 LC複合部品の製造工程の単純化を実現でき
る。また、焼成時の熱応力を極小に抑えることができ、
LC複合部品の歪みや、割れなどのトラブル発生を回避
できる。インダクタを形成する2つのコイル形状パター
ンに分布する静電容量をフィルタ素子として利用でき
る。2つのコイル形状導体の両端同士の間にそれぞれコ
ンデンサを設けているため、幅広い周波数のノイズ除去
に利用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子機器のノイズ除去に
用いるLC複合部品に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来より、インダクタとコンデンサを複合してモノ
リシック構造としたLC複合部品は各種提案されてい
る。例えば磁性体層及びインダクタ形成用導体を交互に
印刷積層してインダクタ部を作り、この積層体の上に、
又はそれとは別個に、誘電体層及び電極形成用導体を交
互に印刷積層し、これらインダクタ用積層体及びキャパ
シタ用積層体を重畳した状態で焼成し、内部導体露出端
に適当な外部端子をつけて完成品としたLC複合部品が
知られている。
【0003】 また、積層インダクタ部品と、積層キ
ャパシタ部品のセラミックス層を共に誘電体で構成し、
一体焼結した積層LC部品も考えられている。この複合
部品では、インダクタ部分を構成する積層体とキャパシ
タ部分を構成する積層体が別々の積層体で構成され、こ
れらインダクタ用積層体及びキャパシタ用積層体を重畳
した状態で焼成し、内部導体露出端に適当な外部端子を
つけて完成品とする。なお、インダクタ部品は誘電体層
上に形成されたコイル形状導体パターンを複数積層して
各導体を誘電体層のスルーホールなどを介して接続する
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような磁性体
層と誘電体層を重畳した構造のLC複合部品では、キャ
パシタ部とインダクタ部の熱収縮率が異なるため、焼成
時にこの熱収縮率の差から熱応力が生じ、中間層を介し
ても熱応力による歪み、割れ、特性変動等があり、製品
としての歩留まりや信頼性に劣る欠点があった。
【0005】また、のような誘電体だけで構成する従
来のLC複合部品をノイズ除去に用いる場合、インダク
タを形成するコイルパターンの巻き線間には常に誘電体
が挟まれ、巻き線間の浮遊容量が大きくなり、目的の性
能が得られない問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のLC複合部品
は、磁性体フェライト粉及び誘電体フェライト粉を所定
の割合で混合した複合セラミック材料から作られ、且つ
導体パターンが印刷された多数枚のグリーンシートを積
層し、一体焼成した積層LC部品であって、焼結体内に
配置されており、焼結体の厚み方向に進むように巻回し
て構成され、相互に導通された第1及び第2のコイル導
体と、これらのコイル導体の一端側同志の間に接続配置
された第1のコンデンサと、これらのコイル導体の他端
側同志の間に接続配置された第2のコンデンサとを備
え、該第1及び第2のコイル導体は、積層方向に重畳す
るように、且つ該焼結体の1層を介して電気的に絶縁し
て同一方向に巻回されてチョークコイルを構成している
ものである。
【0007】
【作用】上記構成によれば、コイル部分とコンデンサ部
分を同材質のセラミックスグリーンシートを用いて構成
するため、工程の単純化が図られ、焼成時の熱応力を極
小に抑えることができて歪みや、割れなどのトラブル発
生を回避できる。
【0008】本発明のLC複合部品は、インダクタを形
成する2つのコイル形状パターンに分布する静電容量を
フィルタ素子として利用できる。また、本発明では、2
つのコイル形状導体の両端同士の間にそれぞれコンデン
サを設けているため、幅広い周波数のノイズ除去に利用
できる高性能なLC複合部品を提供できる。
【0009】
【実施例】本発明においてはすべての絶縁体層は同一の
素材から作られるもので、一定の透磁率と誘電率を合わ
せ持った複合機能材料を用いるものである。用いる複合
機能材料の製造方法としては、次の〜の工程による
ものが好適である。
【0010】 先ず誘電体材料として、PbO,La
23 ,ZrO2 ,TiO2 を湿式混合し、1150℃
で2時間焼成後、湿式ミル粉砕し、平均粒径約0.1μ
mの粉体を用意する。この組成は、Pb0.88La0.12
0.7 Ti0.33.06である。
【0011】 磁性材料として、NiO,ZnO,C
uO,Fe23 を湿式混合し、1000℃で2時間焼
成後、湿式ミル粉砕し、平均粒径約0.1μmの粉体を
用意する。この組成はNi0.24Zn0.22Cu0.06Fe
0.961.96である。
【0012】 次に、前記誘電体と磁性体を各々4
0:60重量比で混合し、複合セラミックス材料を得
る。この材料の焼成温度は、1030℃前後である。な
お、誘電体と磁性体の焼成反応を抑えることと焼成温度
を低下させることを目的として、改良材を用いても良
い。
【0013】改良材は、例えば組成系としてCdO−Z
nO−B23 であり、CdO,ZnO,B23
1:1:1のモル比で混合後、900℃で1時間焼成
し、ミル粉砕し、平均粒径約0.1μmの粉体とし、誘
電体と磁性体と改良材を各々40:60:1.5重量比
で混合する。この材料の焼成温度は、1030℃前後で
ある。
【0014】 次に、焼成時にガス化し得るようなバ
インダ及びバインダ用溶剤と共に混練りペースト化した
ものを用いて印刷法でグリーンシートを形成する。
【0015】なお、この印刷法の代わりに、バインダ及
びバインダ用溶剤と共にミル混合してスラリー状にした
ものを原料とし、ドクターブレードなどによりグリーン
シートを成形しても良い。
【0016】このように形成されたグリーンシートのコ
イル状パターンの接続位置にスルーホールをあける。次
いで、導体ペーストの印刷を行なう。必要によりスルー
ホールに導電性ペーストを充填しながらグリーンシート
を所定枚数積層する。得られた積層体を加圧成形した
後、チップ状に切断し、焼成してベアチップとする。
【0017】 このベアチップの端面に導電性ペース
トを塗付し、焼き付けることにより電極が形成され、L
C複合部品が構成される。
【0018】第1図はこの工程を示す分解斜視図であ
り、上下のカバーシート21,22間にグリーンシート
1,2,3,4が積層されている。グリーンシート1,
2,3,4にはコイルパターン11,12,13,14
が平面視略コ字形状ないしは略C字形状に形成されてい
る。奇数番目のグリーンシート1,3上のコイルパター
ン11,13同士と、偶数番目のグリーンシート2,4
上のコイルパターン12,14同士を導通するために、
各グリーンシート1,2,3,4にはスルーホール3
1,32,33,34が設けられ、必要に応じ導電性ペ
ーストが充填されている。
【0019】グリーンシート1,2,3,4にはコンデ
ンサパターン41,42,43,44及び51,52,
53,54が形成されている。
【0020】グリーンシート1上においては、コイルパ
ターン11とコンデンサパターン51とは導通していな
いが、コイルパターン11とコンデンサパターン41と
は導通し、これらコイルパターン11とコンデンサパタ
ーン41に共通の内部電極露出端41aが、グリーンシ
ート1の一端辺の左辺側に露出している。コンデンサパ
ターン51の内部電極露出端51aは、グリーンシート
1の他端辺の図の左辺側に露出している。
【0021】グリーンシート2上においては、コイルパ
ターン12はコンデンサパターン42に導通し、これら
に共通の内部電極露出端42aがグリーンシート2の一
端辺の右辺側に露出している。コンデンサパターン52
の内部電極露出端52aは、グリーンシート2の他端辺
の図の右辺側に露出している。
【0022】グリーンシート3上においては、コイルパ
ターン13はコンデンサパターン53と導通し、これら
の共通の内部電極露出端53aはグリーンシート3の他
端辺の図の左辺側に露出している。コンデンサパターン
43の内部電極露出端43aは、グリーンシート3の一
端辺の左辺側に露出している。
【0023】グリーンシート4上においては、コイルパ
ターン14はコンデンサパターン54と導通し、それら
に共通の内部電極露出端54aは他端辺の図の右辺側に
露出している。コンデンサパターン44の内部電極露出
端44aは、一端辺の左辺側に露出している。
【0024】これらのグリーンシート1〜4及びカバー
シート21,22を積層し焼成すると、第2図の通り、
直方体形状の焼結したベアチップ61が得られる。この
ベアチップ61の1対の対向する端面には前記内部電極
露出端41a〜44a,51a〜54aが露出する。こ
れらのベアチップ端面に導電性ペーストを塗布し焼付け
ることにより、端子電極62,63,64,65が形成
される。これによりLC複合部品60が得られる。
【0025】このLC複合部品60の等価回路は第3図
に示される。
【0026】コンデンサパターン41,43とコンデン
サパターン42,44とによりコンデンサ71が構成さ
れ、コンデンサパターン51,53とコンデンサパター
ン52,54とによりコンデンサ72が構成される。コ
イルパターン11,13によりコイル導体73が構成さ
れ、コイルパターン12,14によりコイル導体74が
構成され、グリーンシート1〜4の焼結体により鉄芯7
5が構成され、これらによりチョークコイル76が構成
される。
【0027】コンデンサ71は、このチョークコイル7
6の一端同士の間に接続配置され、コンデンサ72はチ
ョークコイル76の他端同士の間に接続配置されてい
る。
【0028】上記実施例では4枚のグリーンシートが積
層されているが、それ以上の多数枚のグリーンシートを
積層しても良いことは明らかである。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、コイルとコンデンサと
を有したLC複合部品を、同材質のセラミックスグリー
ンシートを用いて構成するため、LC複合部品の製造工
程の単純化を実現できる。また、焼成時の熱応力を極小
に抑えることができ、LC複合部品の歪みや、割れなど
のトラブル発生を回避できる。
【0030】本発明のLC複合部品は、インダクタを形
成する2つのコイル形状パターンに分布する静電容量を
フィルタ素子として利用できる。また、本発明では、2
つのコイル形状導体の両端同士の間にそれぞれコンデン
サを設けているため、幅広い周波数のノイズ除去に利用
できる高性能なLC複合部品を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の積層LC複合部品の製造方法を示す斜
視図である。
【図2】本発明の積層LC複合部品の外観斜視図であ
る。
【図3】本発明の積層LC複合部品の等価回路図であ
る。
【符号の説明】
1,2,3,4 グリーンシート 11,12,13,14 コイルパターン 41,42,43,44,51,52,53,54 コ
ンデンサパターン 60 LC複合部品 71,72 コンデンサ 76 チョークコイル
【手続補正書】
【提出日】平成6年11月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のLC複合部品
は、磁性体フェライト粉及び誘電体セラミック粉を所定
の割合で混合した複合セラミック材料から作られ、且つ
導体パターンが印刷された多数枚のグリーンシートを積
層し、一体焼成した積層LC部品であって、焼結体内に
配置されており、焼結体の厚み方向に進むように巻回し
て構成され、相互に導通された第1及び第2のコイル導
体と、これらのコイル導体の一端側同志の間に接続配置
された第1のコンデンサと、これらのコイル導体の他端
側同志の間に接続配置された第2のコンデンサとを備
え、該第1及び第2のコイル導体は、積層方向に重畳す
るように、且つ該焼結体の1層を介して電気的に絶縁し
て同一方向に巻回されてチョークコイルを構成している
ものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性体フェライト粉及び誘電体フェライ
    ト粉を所定の割合で混合した複合セラミック材料から作
    られ、且つ導体パターンが印刷された多数枚のグリーン
    シートを積層し、一体焼成した積層LC部品であって、 焼結体内に配置されており、焼結体の厚み方向に進むよ
    うに巻回して構成され、相互に導通された第1及び第2
    のコイル導体と、 これらのコイル導体の一端側同志の間に接続配置された
    第1のコンデンサと、これらのコイル導体の他端側同志
    の間に接続配置された第2のコンデンサとを備え、 該第1及び第2のコイル導体は、積層方向に重畳するよ
    うに、且つ該焼結体の1層を介して電気的に絶縁して同
    一方向に巻回されてチョークコイルを構成しているLC
    複合部品。
JP6229425A 1994-09-26 1994-09-26 Lc複合部品 Withdrawn JPH0897664A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6229425A JPH0897664A (ja) 1994-09-26 1994-09-26 Lc複合部品

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JPH0897664A true JPH0897664A (ja) 1996-04-12

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ID=16892029

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JP (1) JPH0897664A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2025197462A1 (ja) * 2024-03-22 2025-09-25 Tdk株式会社 電子部品

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Effective date: 20020115