JPH0898849A - 歯の復元構造 - Google Patents

歯の復元構造

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JPH0898849A
JPH0898849A JP7211918A JP21191895A JPH0898849A JP H0898849 A JPH0898849 A JP H0898849A JP 7211918 A JP7211918 A JP 7211918A JP 21191895 A JP21191895 A JP 21191895A JP H0898849 A JPH0898849 A JP H0898849A
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JP
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tooth
implant
neck
cutting
crown
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JP7211918A
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Robert A Bressman
エイ.ブレスマン ロバート
Daniel Megert
メガート ダニエル
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C8/00Means to be fixed to the jaw-bone for consolidating natural teeth or for fixing dental prostheses thereon; Dental implants; Implanting tools
    • A61C8/0048Connecting the upper structure to the implant, e.g. bridging bars
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C8/00Means to be fixed to the jaw-bone for consolidating natural teeth or for fixing dental prostheses thereon; Dental implants; Implanting tools
    • A61C8/0018Means to be fixed to the jaw-bone for consolidating natural teeth or for fixing dental prostheses thereon; Dental implants; Implanting tools characterised by the shape
    • A61C8/0022Self-screwing

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顎骨に植え込み可能な自己切削インプラント
を提供すること、また、整列した孔の備える環体から形
成される歯冠構造も提供すること、さらに、歯冠構造を
製造する方法をも提供することを目的とする。 【解決手段】 全体的に円筒形の歯頸部26と、切削歯
40を備える先細のねじ切り部分28とを有し、顎骨に
植え込み可能なインプラント12を備える歯の復元構造
であって、切削歯40がそれぞれ切削リーディングエッ
ジ42及び周縁エッジ44を備えており、歯頸部26の
底面は歯頸部26とねじ切り部分28とが階段状に接合
するように歯頸部26の周壁30に対して垂直であり、
歯頸部26付近の切削歯40の周縁エッジ44は周壁3
0により形成される面から入り込んでいる構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯科インプラント
に関し、詳細には自己切削インプラント及び連結された
歯の再生構造に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】歯の復元の構造はSch
ulteらに対するアメリカ特許第5,199,873
号やLindowらに対するアメリカ特許第4,93
2,868号及びLedermannらによる「Sch
weiz Monatsschr. Zahnme
d.」第101(5)巻(1991年)の第611頁か
ら617頁による説明により知られている。この点で従
来の歯科治療に携わる人々は改良した差し歯を提供する
のに少なからぬ努力をしてきた。植え込みの失敗は歯茎
骨の重大な破壊を導くものである。従前の努力を通して
自己タッピングインプラント(self-tapping implants)
が有利であることが分かってきた。また、単一のボディ
ーを用いたインプラントが有益であることも分かってき
た。
【0003】市販の差し歯にはLedermannらの
刊行物で説明されている自己タッピング方式や単一ボデ
ィの差し歯が含まれる。この差し歯は先細の側面と切削
歯となる長手方向の溝を備える。内部には六角形の孔を
備え、その上側の部分は長手方向の孔を備える橋脚歯を
受け入れ、下側の部分は植え込みに際して橋脚歯を固定
するためにねじのねじ山に係合する。橋脚歯はインプラ
ントを歯冠に結合させるために使用する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、圧力による骨
吸収(bone resorption)又は壊死がインプラントと共
に起こることもある。さらに、橋脚歯が橋脚歯ねじの回
転によりインプラントに固定されている場合には、イン
プラントの切削歯の係合により望ましくない骨のさらな
る切削又は剥離が起こることもある。
【0005】Ledermannらの刊行物のインプラ
ントと共に使用される歯冠構造は、橋脚歯の横断方向に
傾いた対応する孔に同軸配列の横断方向に傾いた孔を備
える。この場合歯冠構造は整列した孔の中に切られた横
断方向のねじによって歯冠の端に取り付けられる。歯冠
構造の孔は有利なことにねじを使用することにより孔が
整列された場合にはインプラントに対する歯冠の圧力嵌
合を生み出すために橋脚歯の孔よりもわずかに高くされ
る。
【0006】インプラントと共に使用するための市販の
歯冠構造は通常約2mmから3mmの厚さの金のブロックか
ら形成される。これらの歯冠構造は金のブロックから金
を部分的に取り出すことによって適切な内部形状となる
ように形作られる。このプロセスはかなりの労力と費用
を要する。
【0007】それ故に、改良した歯のインプラント及び
インプラントと共に用いるより費用のかからない歯の歯
冠が必要とされ続けてきた。同様に、インプラントと共
に使用するためのより費用のかからない歯冠を作る工程
が必要とされてきた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によると顎骨に植
え込める新しい自己切削インプラントを含む歯の復元構
造が提供される。有益なことに、インプラントは一般に
円筒形の歯頸及び切削歯を含む先細のねじ切り部分を備
える。個々の切削歯は切削導入エッジ及びインプラント
を植え込むための周縁エッジを備える。有利なことに、
インプラントの歯頸の底面は歯頸とねじ切り部分の段階
的接合を可能とするために一般には歯頸の周壁に対して
垂直となっている。さらに、望ましくはインプラントの
歯頸に近接した切削歯の周縁エッジは周壁によって形成
される平面から段状に入り込んでいる。結果として、イ
ンプラントの深さは制限され、圧力による骨吸収又は壊
死が減る。
【0009】また、本発明は、顎骨に固定できる自己切
削インプラント、歯冠構造、歯冠構造をインプラントに
接合する手段、及びインプラントに対する接合手段を固
定するための手段を含む歯の復元構造を提供する。本発
明のこの実施の形態においては、インプラントは、それ
ぞれが切削導入エッジを有する切削歯を含むねじ山切削
部分を備え、インプラントは切削歯によって決められる
ねじ切り方向を有する。さらにインプラントは、接合手
段のインプラント側の端を受け入れるため及び固定手段
のねじ切られた谷底の端によって係合するための孔を含
んで形成され、ねじ切られた谷底の端は有利にはインプ
ラントのねじ切り方向とは反対のねじ切り方向を有す
る。結果として、インプラントの中で橋脚歯を固定する
ために固定手段が回転するときには、切削歯の切削エッ
ジの係合は妨げられる。
【0010】有益には、個々の切削歯は切削導入エッジ
と反対に非切削エッジを備える。結果として、逆向きの
ねじを使用して橋脚歯が固定されるときには、インプラ
ントのためのもとの回転方向と反対側の切削歯による切
削は防止される。
【0011】また、新しい歯冠構造を備えた歯の復元構
造も提供される。好適には、歯冠構造は、歯構造が接合
する層と整列孔を含み前記層に接合する一体的な環体と
を備える。望ましくは、前記層は前記環体に全体的に重
なる。
【0012】歯冠構造は、歯冠構造をインプラントに結
合するための手段の歯冠側端に嵌合するのに必要な一致
した内部形状及び大きさにされる。有利には、歯冠構造
の環体の整列孔は、結合手段の歯冠側端の対応する傾斜
のある横断孔と同軸に並ぶための傾斜のある孔を形成す
る。
【0013】また、本発明に対応する新しい歯冠構造を
作るための方法も提供される。この方法によれば、整列
孔を備える環体は結合手段の歯冠側端の型の周りに配置
される。前記型は結合手段の歯冠側端の対応する傾斜孔
に一致して傾斜する横断孔を備える。環体と型の孔は整
列し、部材が環体を型上の適切な位置に固定するために
整列した孔に挿入され、前記型は典型的には、全体的に
円筒形の歯冠側端を備えている。
【0014】出来た構造の外部は歯冠層を形成するのに
ふさわしい材料で覆われ、外部形状にほぼ一致する層が
形成される。選択された材料に適する加工をさらにした
後、歯冠構造が提供される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図面を参照しつつ本発明の実
施例につき説明する。上述のように、本発明は新しいね
じ切りインプラントを備える歯の復元構造に関する。本
発明は、さらに新しい歯冠構造及び該歯冠構造の製造工
程に関する。この歯の復元構造は、個々の歯冠、構造連
結バー(tissue bar)、構造、オーバーデンチャー(overd
enure)及び完全インプラントボーンブリッジ(complete
implant-borne bridge)等のための上顎骨や下顎骨にお
いて有用である。
【0016】図1を見ると、本発明に係る好ましい歯の
復元構造10は、顎骨に固定可能なセルフカッティング
インプラント(self-cutting implant)12と、橋脚歯
ねじ(abutment screw)16によってインプラントに対
して固定可能な連結部材(connecting member)若しくは
橋脚歯(abutment)14と、横断ねじ22によって橋脚歯
に固定可能な歯冠構造(crown structure)20と、該歯
冠構造を覆って接着している歯構造(tooth structure)
24とを備える。
【0017】好適には、望ましいインプラント12は、
全体的に円筒形の歯頸部(neck)26と先細のねじ切り
部分28を備える。歯頸部26はインプラントと歯の復
元構造の長手方向の軸32に対して全体的に平行な周壁
30を備え、ねじ切り部分28は好ましくは鋭くない先
端34の方向に先細となっている。
【0018】望ましくは、インプラントの歯頸部の周壁
は滑らかであり、さらに望ましくは周壁は磨かれる。周
壁上のねじ山がないために容易にきれいに出来る。その
上、炎症のない粘膜との一体化及び連接上皮の形成が起
こる。周壁の典型的な長さは、約1mmから3mm程度であ
る。
【0019】インプラントのねじ切り部分は多数の自己
タッピングねじ山若しくは切削歯40を備える。この特
徴により、インプラント挿入前にインプラント床(impl
antbed)の中にねじ山をタッピングする必要がなくな
る。インプラント及び切削歯の回転方向を示した図3も
参照すると、切削歯は患者の顎骨の中をカットするため
のリーデングエッジ42及び固定作用を奏する周縁エッ
ジ44を備える。
【0020】望ましくは、インプラントのねじ切り部分
は骨との同化(osseointegration)を促すためにわずか
に粗くされる。適切な粗さは典型的には約50nmから1
00nmである。粗加工は、例えばセラミックのような表
面を提供するための陽極酸化処理(anodizing)によって
行われ得る。ファイナルベッド(final bed)を切削する
ための切削歯である自己タッピングの使用と組合わさっ
たわずかに粗い表面はひときわ優れた骨との同化を促
す。
【0021】インプラントは好適には二酸化チタン(ル
チル)の表面層を有する純粋なチタンから作られる。イ
ンプラントの周りの柔らかい組織及び骨(peri-implant
soft tissue and bone)は、直接にはチタン金属と接触
しない。
【0022】図1及び2に示すように、インプラントは
好適には階段状の断面図を備える。詳細にはインプラン
トの歯頸部の底面壁46は歯頸部とねじ切り部分28と
を階段状に接合するため全体的円筒形歯頸部の周壁に対
して全体的に垂直となっている。この有利な構造は歯頸
部とねじ切り部分とのテーパー状の結合を用いたLinkow
等のインプラントの円筒形歯頸部の底面壁とは対照をな
す。さらに、本発明においては、インプラントの歯頸部
の歯根側端部側の端部(root end)48の直径はテーパー
状の切削部分の直径よりも大きい。より詳細には、イン
プラントの歯頸部付近の各切削歯の周縁エッジは、歯根
側端部48の周壁の面から入り込んでいる。これらの切
削歯は図1及び2の40A、40Bで示される切削歯を
備える。この有利な構造は、円筒形歯頸部の歯根側端部
の周壁の面を越えて延びるschulte等のインプラントの
対応するねじ山とは対照的である。これらの特徴の結果
として、インプラントの深さを制限するための深さ制限
ステップ若しくは棚が形成され、圧力による骨吸収又は
壊死が減る。典型的な深さは図2に示され、骨組織は5
0で示され、骨の稜は52で示される。
【0023】インプラントのねじ切り部分のテーパーの
特に適した角度は約5度である。当然に、テーパーの角
度としてその他の角度を使用することも出来る。図1に
おいて示されるように、ねじ切り部分は先端34に向け
て連続的に先細となっている。
【0024】その結果、切削の作用は全長さに亘って生
ずる。この有利なインプラントの構造は、次段の直径が
インプラントの先端に向けて逐次減少していくschulte
等の段状に先細となるインプラント構造とは対照的であ
る。
【0025】図1及び3を参照すると、インプラントの
ねじ切り部分の溝54は、それぞれが切削リーデングエ
ッジを備える切削歯40を形成し、さらにインプラント
の表面積を増加させ力の分散を助けている。有益なこと
に、溝54は鋭くない先端34付近からインプラントの
歯頸部の歯根側端部48に延びている。溝54の側部に
は短い溝が配置され(図には示していない)、これもま
た長手方向に整列しており、先端34からほぼ溝54の
歯根側端部へ延びている。溝54と協働して、これらの
溝は切削歯にインプラントの所定長さのテーパー状部分
を形成し、ボアホールからの骨のフラグメント(fragme
nts)のチャンネリングの必要性を満たす。しかし、溝5
4は食べ物やバクテリアの侵入までも許すようなインプ
ラントの歯頸部まで延びる溝ではない。長手方向の軸3
2に沿う溝の長手方向の整列により、結果的に溝の切削
リーディングエッジが全体的に共通の面を形成する。
【0026】続けて図3を参照すると、切削歯40はそ
れぞれリーディングエッジ42を周縁エッジ44に接合
する部分56を備える。さらに、それぞれの切削歯はリ
ーディングエッジ42の反対側にエッジ58を備え、遷
移点(pointed junction)60によって周縁エッジ44
と結合されている。反対側のエッジ58は切削動作のた
めにリーディングエッジと同様に鋭くされることもあ
る。
【0027】代わって、図4を参照すると、インプラン
ト12’は有益なことに、リーディングエッジ42’の
反対側の非切削エッジ58’と周縁エッジ44’とを有
する切削歯40’を備える。これらに対処して、反対側
のエッジ58’は鈍く、周縁エッジが反対側のエッジ5
8’と丸い遷移部(rounded junction)60’によって
結合される得る。
【0028】再び図1及び2を参照して、インプラント
の歯頸部の歯冠側の端62は環状の突起段64を備え、
その直径は歯頸部の歯根側端部の直径よりも小さい。突
起段の表面66及び歯冠側端の表面68は支持面として
働く。さらに詳しくは、全体的に水平な表面68は歯冠
構造20と歯構造24のための支持面として働き、突起
段の全体的に水平な表面66はさらに加えて橋脚歯14
のための支持面としても働く。面66、68のつなぎ目
は、図2で示される環状突起段64の周壁72である。
【0029】特に図2を参照すると、インプラントの内
部にある凹所又は穴74は橋脚歯のインプラント側の端
78を受け入れるための部分76を備える。好ましく
は、部分76は、インプラントに関して橋脚歯が回転し
ないような形状若しくは構成とされる。回転を防止する
あらゆる形状を使用することができる。部分76はイン
プラテーション中において、インプラントの長手方向の
軸32に関してトルクを働かせるために挿入される工具
を受け入れることもできる。穴74は、インプラントの
歯根側端部の方向に、部分76よりも直径が小さい下側
部分80を備え、該下側部分80は図1に示すように橋
脚歯ねじ16のねじ山と係合する。
【0030】特に図5を参照すると、インプラントに対
して歯冠/歯構造を結合させる橋脚歯14は段状の外形
を有している。より詳細には、橋脚歯のインプラント側
の端78は隣接する歯冠側端82の断面より小さな断面
であり、シート面84はインプラント側の端と歯冠側の
端をつなぐ。図1に示すように、シート面84はインプ
ラントの突起段64の表面66の上に置かれる。
【0031】橋脚歯のインプラント側の端は、好ましく
は、インプラントの穴74の係合部分76と係合するた
めの固定用周縁面86を備え、橋脚歯を固定してインプ
ラントに対しての回転を阻止する。理解されるように、
橋脚歯のインプラント端の側面とインプラントの穴の係
合面との協働により回転防止ロックが達成される。
【0032】橋脚歯の歯冠側端82は全体的に円筒形の
周壁87を備える。歯冠側端82はボス88に向けて先
細となっており、好ましくは橋脚歯に関する歯冠/歯構
造の回転を防止するために断面六角形の外形を備える。
【0033】橋脚歯の内部は、橋脚歯ねじ16を受け入
れるための長手方向の穴90を備える。長手方向の穴は
連結ねじ16のスロットのついたヘッド94と接する環
状の肩部92を備える。橋脚歯は、インプラントの穴の
下側部分80と係合するためにねじが切られた歯根側端
部96を備える橋脚歯ねじによって、インプラントに固
定的に結合される。
【0034】図1、3及び5に示すように、ねじ16の
歯根側端部のねじ山の方向はインプラントの切削歯の方
向と反対である。この極めて有益な特徴により、連結ね
じ16のネジ締めに際して切削歯の切削エッジ42の噛
合が防止される。さらに、図4に例示したような切削エ
ッジと反対側に非切削エッジを有する切削歯と協働し
て、この特徴はねじ16のネジ締め中にインプラントの
ためのもとの方向とは反対側の切削エッジによる切削を
防止する。明らかであるが、図に示すようなインプラン
トの時計回りのねじ切り及び橋脚歯ねじの半時計回りの
ねじ切りの代わりに、インプラント及び橋脚歯ねじのね
じ切りを反対にすることもできる。
【0035】橋脚歯の長手方向の穴は適切に橋脚歯の歯
冠側端にねじを切った部分98を備えてもよい。橋脚歯
が所定の場所に固定されると、その長手方向の穴はイン
プラント及び歯の復元構造の長手方向の軸32と同軸に
なる。
【0036】再び特に図5を参照すると、橋脚歯はさら
に好ましくは長手方向の軸32に対して鈍角αで並ぶ横
断孔100を備える。望ましくは、この角度は約120
度とされる。横断孔100は望ましくは横断ねじ22と
係合するためにねじが切られている。
【0037】理解されるように、横断孔、横断ねじ及び
歯頸構造の対応する孔102は好適には協働して歯冠/
歯構造をインプラントの歯頸部の歯冠側端のベアリング
面66、68に対して所定方向への力を作用させる。こ
れにより、隙間なく締まった接触が提供される。
【0038】図6は、歯のブリッジと共に使用される代
替の橋脚歯14’を示す。図示されるように、橋脚歯1
4’の歯冠側端82’は橋脚歯14の歯冠側端82の円
筒形の形状よりもむしろ円錐形の形状をしており、ボス
がない。一方一般的には、橋脚歯14’は橋脚歯14に
ついて説明したような構造的特徴を有し、横断孔10
0’を備える。従って、対応する番号は対応する特徴を
示すために使用される。
【0039】理解されるように、本発明に係るインプラ
ントを連結するために適した他の連結部材を慣用されて
いる着脱自在の歯の構造と共に使用することもできる。
【0040】本発明に係る新しい歯冠構造についてこれ
から説明する。再び図5を参照し、さらに図7及び10
を参照すると、本発明に係る望ましい歯冠構造20は、
歯構造24が接合されている層104及び該層が接着さ
れてる一体的環体106を備える。特に図5及び10を
参照すると、層104は、図において示されるように、
環体106に対し重なった又は部分的に取り囲んだ構造
である。層104が環体を覆うのであれば、環体を陶材
と接着可能な材料で作る必要はなく、その他の義歯とし
て復元する材料で作る必要もない。しかし、少なくとも
層104はそのような材質であるべきであり、若しくは
そのような材質で覆われるべきである。陶材を接着する
ために金が使用されることがよく知られている。従って
もし望むのであれば層104及び環体は金又は適する合
金にしても良い。
【0041】層104のために特に有利な材料は商業的
には商標「CAPTEK」の下で市販されている約88
パーセントの金と約9パーセントのプラチナ族金属から
なる合金である。熱せられると、この合金の層は毛細管
現象で3次元的に網状に拡がり、格別の強度を伴って集
結するという利点がある。このタイプの材料が使用され
れば、層は好適にも約0.3mmから0.5mmの厚さに出
来る。層104の厚さは層を形成するために選択された
材料に大きく依存し、比較的強い層を形成する材料は典
型的にはそれほど厚さを要求しないことが分かるだろ
う。これに関しては、衝撃、荷重及び疲労に対する強さ
が重大な問題となる。なぜなら、一般的にいって、比較
的薄い層は効果の割に費用がかかり、したがって層10
4は通常出来るだけ薄くされるからである。
【0042】歯冠構造20の環体106は、横断ねじ2
2を受け入れるための孔102を備える。橋脚歯の横断
孔が長手方向の軸32に対してなす角度に対応して、孔
102は長手方向の軸32に対して鈍角の角度で傾いて
いる。その上、歯冠構造が横断ねじによって橋脚歯に固
定されるときには、孔102は橋脚歯の横断孔に同軸で
並ぶように配置されることになる。しかし、隙間をなく
し、締付け力の掛かった接触にするためには、歯冠構造
の壁108から孔102までの距離は望ましくは、橋脚
歯のシート面84から横断孔までの距離よりもわずかに
長くされる。これらの距離の整合は横断ねじを使用する
ことにより達成される。この特徴は、有益なことに、挿
入された横断ねじに対して圧力を働かせ、横断ねじの脱
落を防止する。そのため、さらに適切には、これらの距
離の間に約0.05mmの差を設ける。
【0043】特に図5及び図10を参照して、歯冠構造
は好適には橋脚歯の歯冠側端82を覆って嵌合し、イン
プラントの歯頸部の歯冠側端の面66、68及び周壁7
2を覆って嵌合するような形状及び大きさの内面110
を有している。
【0044】歯冠構造20を作る最も適当なプロセス
は、以下図7乃至10を参照しつつ説明される。環体1
06は橋脚歯14の型114にはめ込み、全体的に型の
円筒形の周壁187を覆うようにする。前述の説明から
理解されるように、型は好適には橋脚歯14の傾いた横
断孔100よりもわずかに高い位置の傾いた孔200を
備える。或いは、型は橋脚歯14の歯冠側端82の外形
に対応したものとされる。従って、対応する番号は対応
する特徴を示すように使用される。しかし、さらに型は
インプラントの環状突起段64に対応する環状段11
6、118を備えている。型は、典型的には石膏等によ
って作られ、慣用されている型取りの技術が使用され
る。
【0045】環体106はボス120、122を備え、
該ボスはそれぞれ孔124、126を有しており、該孔
は横断ねじ22を受け入れるために整列して孔102を
形成している。孔126は望ましくは閉じた孔である。
環体はさらに環体の孔102が型の横断孔200と同軸
で整列するのに適当な角度において型の周壁187と合
う形状及び大きさを有する内部壁128を備える。横断
ねじ22は孔を整列させるのに適当な型上の位置に環体
を固定させるために使用され、それによって図8の構造
が形成される。
【0046】その後、図8の構造は、内部壁132によ
って決まる内部形状を備え、外部形状は、図8の構造に
全体的に対応するプレスフォーマ130の中に配置され
る。内部壁132は、図8の構造の外面から隙間134
を形成するのに適当な距離だけ離され、その隙間によっ
て対応する厚さの層104が形成される。次に、層10
4を形成するための材料がプレスフォーマに加えられ
る。材料が固まった後、プレスフォーマは取り外され、
層104は適切に処理される。
【0047】合金「CAPTEK」を材料とした場合、
プレスフォーマは必要ではない。むしろ「CAPTE
K」材料は図8の構造の外面状に適用され、その外面の
形状を形成する。その後に「CAPTEK」技術に従っ
て加熱される。
【0048】型の除去に先立って横断ねじを除去して図
10の歯冠構造にする。歯冠構造は歯冠接合技術に対し
て慣用されている陶材処理のために準備された状態とな
っている。
【0049】理解されるように、歯冠構造20は、他の
歯科インプラントにも利用できる。このために、橋脚歯
は適当に変更されることもある。
【0050】インプラント床は、典型的にはパイロット
ホールを形成するために直径が増加して行く切削歯を使
用して用意される。パイロットホールはインプラントの
歯頸部を受け入れるための円筒形の上部端及びインプラ
ントの先細のねじ切り部分を受け入れるための先細の歯
根側端部とを備えるように形成される。
【0051】インプラント床が形成された後、インプラ
ント12はパイロットホールに挿入され、骨床へゆっく
り時計回りに回転される。インプラント植え込み後適当
な時間をおいて、橋脚歯のインプラント側端部は、好適
には反時計周りに回す橋脚歯ねじ16を使用してインプ
ラントの孔にしっかり固定される。その後焼き固めた陶
材でできた歯冠構造は、歯冠構造の孔102と橋脚歯の
孔100が適当な同軸配列になるように橋脚歯の歯冠側
端の上に置かれる。その後、横断ねじ22が孔102に
挿入され、横断孔100を貫いて孔102、100を整
列させ、それにより歯冠/陶材構造をインプラントの支
持面に対してしっかり固定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る望ましい歯の復元構造を一部断面
で示す側面図である。
【図2】骨の組織に植え込まれた状態での図1に示す歯
の復元構造のインプラントの部分の断面を拡大して示す
側面図である。
【図3】図1の線3−3に実質的に沿って見たインプラ
ントの断面図である。
【図4】切削歯の他の例を示した図3と同様の断面図で
ある。
【図5】図1に示す歯の復元構造の歯冠・歯構造、横断
ねじ、橋脚歯ねじ、及び橋脚歯を一部断面で示す分解側
面図である。
【図6】橋脚歯の他の例の側面図である。
【図7】図1に示す歯冠構造の製造工程において使用す
る環体の斜視図である。
【図8】図1の歯冠構造の製造工程を示す説明図であ
る。
【図9】図1の歯冠構造の製造工程を示す説明図であ
る。
【図10】図1の歯冠構造の断面を拡大して示す側面図
である。
【符号の説明】
10 歯の復元構造 12 インプラント 14 橋脚歯 16 橋脚歯ねじ 22 横断ねじ 40 切削歯 42 リーディングエッジ 44 周縁エッジ 50 骨組織
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダニエル メガート アメリカ合衆国 28226 ノースカロライ ナ シャーロット カーメル リッジ ロ ード 1808

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全体的に円筒形の歯頸部と、切削歯を備
    えた先細のねじ切り部分とを有し、顎骨に植え込み可能
    なインプラントを備える歯の復元構造であって、前記切
    削歯がそれぞれ切削リーディングエッジ及び周縁エッジ
    を備えており、前記歯頸部の底面は前記歯頸部とねじ切
    り部分とが階段状に接合するように前記歯頸部の周壁に
    対して垂直であり、前記歯頸部付近の前記切削歯の前記
    周縁エッジは前記周壁により形成される面から入り込ん
    でいることを特徴とする歯の復元構造。
  2. 【請求項2】 前記ねじ山を有する切削部分がその先端
    に向けて連続的にテーパー状となっていることを特徴と
    する請求項1記載の歯の復元構造。
  3. 【請求項3】 さらに全体的に長手方向に延びる多数の
    溝が前記ねじ切り部分の先端から前記インプラントの歯
    頸部の歯根側端部へ延びていることを特徴とする請求項
    1記載の歯の復元構造。
  4. 【請求項4】 顎骨に植え込み可能なインプラントと、
    歯冠/歯構造と、前記歯冠/歯構造を前記インプラント
    に連結する手段と、前記連結手段を前記インプラントに
    固定する手段とを備える歯の復元構造であって、前記イ
    ンプラントは切削歯を有するねじ切り部分を備え、該切
    削歯はそれぞれ切削リーディングエッジと該リーディン
    グエッジの反対側の非切削エッジとを備えており、前記
    インプラントは前記切削歯によって決まるねじ切り方向
    を持っており、前記インプラントは前記連結手段のイン
    プラント側端部を受け入れ、且つ前記固定手段のねじが
    切られた歯根側端部と係合するための孔を備えており、
    前記固定手段の前記ねじが切られた歯根側端部が前記イ
    ンプラントのねじ切り方向とは反対のねじ切り方向を有
    していることを特徴とする歯の復元構造。
  5. 【請求項5】 前記ねじ切り部分がその先端に向けて連
    続的にテーパー状であることを特徴とする請求項4記載
    の歯の復元構造。
  6. 【請求項6】 さらに全体的に長手方向に延びる多数の
    溝が前記ねじ切り部分の先端から前記インプラントの歯
    頸部の歯根側端部へ延びていることを特徴とする請求項
    4記載の歯の復元構造。
  7. 【請求項7】 さらに、全体的に円筒形の歯頸部を備
    え、前記ねじ切り部分がテーパー状であり、前記切削歯
    がそれぞれ周縁エッジを備えており、前記歯頸部の底面
    は前記歯頸部と前記ねじ切り部分とが階段状に接合する
    ように前記歯頸部の周壁に対して全体的に垂直であり、
    前記歯頸部付近の前記切削歯の前記周縁エッジが前記周
    壁によって形成される面から入り込んでいることを特徴
    とする請求項4記載の歯の復元構造。
  8. 【請求項8】 歯構造が接着される層と、相互に同一軸
    線上に整列した孔を備え前記層に接着される一体的環体
    とを備える歯冠構造を有する歯の復元構造であって、前
    記歯冠構造は前記歯冠構造をインプラントに連結するた
    めの手段の歯冠側端を覆って嵌合するために適当な内面
    の形状及び大きさを備えており、前記連結手段の前記歯
    冠側端は傾いた横断孔を備えており、前記環体の前記整
    列した孔は、前記傾いた横断孔と同軸で整列するための
    対応する傾いた孔を形成することを特徴とする歯の復元
    構造。
  9. 【請求項9】 歯構造が接着した層及び該層が接着した
    一体的環体を備える歯冠構造の製造方法であって、 傾斜した横断孔を有した型及び該横断孔に一致するよう
    に傾斜した孔を有した環体を使用すること、 相互に同一軸線上に整列した孔を有する環体を、前記歯
    冠構造をインプラントに接合するための手段の歯冠側端
    の型の周りに配置すること、 前記環体の前記孔を前記型の前記傾いた孔に一致させ、
    整列した孔に部材を挿入すること、及びその後に、こう
    してできた構造の外部を覆う層を形成するように適当な
    材料を供給し、その外形に全体的に一致する形状に前記
    材料を成形すること、並びに材料が固まった後に前記横
    断ねじ及び前記歯冠構造を作るための前記型を取り除く
    ことを特徴とする歯冠構造の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記成形後に前記材料が固まる状況下
    で前記材料を加熱することを特徴とする請求項9記載の
    製造方法。
  11. 【請求項11】 前記材料が約88重量パーセントの金
    と9重量パーセントのプラチナの類に属する金属からな
    る合金であることを特徴とする請求項10記載の製造方
    法。
  12. 【請求項12】 前記材料が前記成形の間溶融している
    ことを特徴とする請求項9記載の製造方法。
JP7211918A 1994-08-22 1995-08-21 歯の復元構造 Pending JPH0898849A (ja)

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