JPH09100705A - V型エンジンの動弁機構 - Google Patents
V型エンジンの動弁機構Info
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- JPH09100705A JPH09100705A JP25768995A JP25768995A JPH09100705A JP H09100705 A JPH09100705 A JP H09100705A JP 25768995 A JP25768995 A JP 25768995A JP 25768995 A JP25768995 A JP 25768995A JP H09100705 A JPH09100705 A JP H09100705A
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- JP
- Japan
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- camshaft
- valve
- intake
- bank
- exhaust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/02—Valve drive
- F01L1/024—Belt drive
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 V型エンジンで1つのVVTを用いて両バン
クにおけるバルブタイミングを可変とした動弁機構にお
いて、ギアの噛み合い部に生じる摩擦や騒音を極力低減
する。 【解決手段】 V型のエンジン1において、右左のバン
ク4,5に回転可能に支持された排気用カムシャフト1
4,18を、プーリを介してクランクシャフトに連結す
る。右バンク4において、排気用カムシャフト14に、
駆動ギア26を有する可変機構25を設ける。吸気用カ
ムシャフト16に設けられた被動ギア27を駆動ギア2
6に連結する。可変機構25に取り付けられたプーリ3
0をベルト32を介して、左バンク5におけるカムシャ
フト20に連結する。カムシャフト14が駆動されるこ
とにより、両バンク4,5におけるカムシャフト16,
20が駆動される。駆動ギア26が被動ギア27を介し
てカムシャフト16のみを駆動することになる。
クにおけるバルブタイミングを可変とした動弁機構にお
いて、ギアの噛み合い部に生じる摩擦や騒音を極力低減
する。 【解決手段】 V型のエンジン1において、右左のバン
ク4,5に回転可能に支持された排気用カムシャフト1
4,18を、プーリを介してクランクシャフトに連結す
る。右バンク4において、排気用カムシャフト14に、
駆動ギア26を有する可変機構25を設ける。吸気用カ
ムシャフト16に設けられた被動ギア27を駆動ギア2
6に連結する。可変機構25に取り付けられたプーリ3
0をベルト32を介して、左バンク5におけるカムシャ
フト20に連結する。カムシャフト14が駆動されるこ
とにより、両バンク4,5におけるカムシャフト16,
20が駆動される。駆動ギア26が被動ギア27を介し
てカムシャフト16のみを駆動することになる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はV型エンジンの各
バンクにおける吸気バルブ、排気バルブのそれぞれを駆
動させる動弁機構に係る。詳しくは、両バンクの吸気バ
ルブ又は排気バルブのバルブタイミングを可変とする機
構を備えた動弁機構に関する。
バンクにおける吸気バルブ、排気バルブのそれぞれを駆
動させる動弁機構に係る。詳しくは、両バンクの吸気バ
ルブ又は排気バルブのバルブタイミングを可変とする機
構を備えた動弁機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、V型エンジンは、右左に2つのバ
ンクを有しており、各バンクには吸気バルブを開閉する
ための吸気用カムシャフトと、排気バルブを開閉するた
めの排気用カムシャフトとをそれぞれ備えている。そし
て、各カムシャフトに設けられたプーリはベルト等を介
してエンジンのクランクシャフトに連結されている。こ
のように構成された動弁機構では、カムシャフトがクラ
ンクシャフトの回転に同期して駆動され、吸気バルブ及
び排気バルブが所定のタイミングで開閉される。ところ
が、燃費、出力、排気エミッションの観点では、エンジ
ンの運転状態(負荷、回転速度等)に応じて最適な吸気
バルブ或いは排気バルブのバルブタイミングが異なる。
上記の構成では、吸気バルブ及び排気バルブのバルブタ
イミングが常に一定であることから、エンジンの運転状
態の広範囲にわたり燃費、出力、排気エミッションの改
善を図ることができにくいものであった。
ンクを有しており、各バンクには吸気バルブを開閉する
ための吸気用カムシャフトと、排気バルブを開閉するた
めの排気用カムシャフトとをそれぞれ備えている。そし
て、各カムシャフトに設けられたプーリはベルト等を介
してエンジンのクランクシャフトに連結されている。こ
のように構成された動弁機構では、カムシャフトがクラ
ンクシャフトの回転に同期して駆動され、吸気バルブ及
び排気バルブが所定のタイミングで開閉される。ところ
が、燃費、出力、排気エミッションの観点では、エンジ
ンの運転状態(負荷、回転速度等)に応じて最適な吸気
バルブ或いは排気バルブのバルブタイミングが異なる。
上記の構成では、吸気バルブ及び排気バルブのバルブタ
イミングが常に一定であることから、エンジンの運転状
態の広範囲にわたり燃費、出力、排気エミッションの改
善を図ることができにくいものであった。
【0003】そこで、エンジンの運転状態に応じて最適
な吸排気量を得るために、動弁機構に適用され、バルブ
タイミングを可変とする機構(以下、「VVT」と書き
表す)がある。ここで、このVVTをV型エンジンの右
左両バンクにおける2つの吸気用カムシャフト又は2つ
の排気用カムシャフトのそれぞれに設けることにより、
各カムシャフトに対応する吸気バルブ又は排気バルブの
バルブタイミングを可変にすることが考えられる。
な吸排気量を得るために、動弁機構に適用され、バルブ
タイミングを可変とする機構(以下、「VVT」と書き
表す)がある。ここで、このVVTをV型エンジンの右
左両バンクにおける2つの吸気用カムシャフト又は2つ
の排気用カムシャフトのそれぞれに設けることにより、
各カムシャフトに対応する吸気バルブ又は排気バルブの
バルブタイミングを可変にすることが考えられる。
【0004】しかし、2つのVVTを用いたのでは構成
が複雑化することから、V型エンジンにおいても1つの
VVTを用いて、両バンクにおけるバルブタイミングを
可変にすることが望まれる。特開平第2−204605
号公報はこの種のV型エンジンを開示する。
が複雑化することから、V型エンジンにおいても1つの
VVTを用いて、両バンクにおけるバルブタイミングを
可変にすることが望まれる。特開平第2−204605
号公報はこの種のV型エンジンを開示する。
【0005】図5はそのV型エンジン61の前面を示
す。右左の各バンク62,63にそれぞれ設けられた第
1及び第2の吸気用カムシャフト64,65、並びに第
1及び第2の排気用カムシャフト66,67には、プー
リ68,69,70,71がそれぞれ取り付けられてい
る。第1のベルト72は、クランクシャフト73のプー
リ74、カムシャフト66,64,67のプーリ70,
68,71及びVVT76に巻かれている。第2のベル
ト75は、第1の吸気用カムシャフト64に設けられた
プーリ(図示しない)及び第2の吸気用カムシャフト6
5のプーリ69に巻かれている。
す。右左の各バンク62,63にそれぞれ設けられた第
1及び第2の吸気用カムシャフト64,65、並びに第
1及び第2の排気用カムシャフト66,67には、プー
リ68,69,70,71がそれぞれ取り付けられてい
る。第1のベルト72は、クランクシャフト73のプー
リ74、カムシャフト66,64,67のプーリ70,
68,71及びVVT76に巻かれている。第2のベル
ト75は、第1の吸気用カムシャフト64に設けられた
プーリ(図示しない)及び第2の吸気用カムシャフト6
5のプーリ69に巻かれている。
【0006】上記の構成によれば、クランクシャフト7
3が回転されることにより、第1のベルト72等を介し
て、各カムシャフト66,64,67がクランクシャフ
ト73に同期して駆動される。また、第1の吸気用カム
シャフト64が駆動されることにより、同シャフトに同
期して第2のベルト75等を介して第2の吸気用カムシ
ャフト65が駆動される。ここで、VVT76が作動す
ることにより、第1の吸気用カムシャフト64の回転位
相が変更され、それに伴い、第2の吸気用カムシャフト
65の回転位相が変更される。従って、この動弁機構に
よれば、1つのVVT76により、各バンク62,63
における吸気バルブのバルブタイミングを共に変更する
ことができる。
3が回転されることにより、第1のベルト72等を介し
て、各カムシャフト66,64,67がクランクシャフ
ト73に同期して駆動される。また、第1の吸気用カム
シャフト64が駆動されることにより、同シャフトに同
期して第2のベルト75等を介して第2の吸気用カムシ
ャフト65が駆動される。ここで、VVT76が作動す
ることにより、第1の吸気用カムシャフト64の回転位
相が変更され、それに伴い、第2の吸気用カムシャフト
65の回転位相が変更される。従って、この動弁機構に
よれば、1つのVVT76により、各バンク62,63
における吸気バルブのバルブタイミングを共に変更する
ことができる。
【0007】また、前記公報の動弁機構を以下のように
変更して具体化することもできる。図6はエンジン81
の背面側を示す図である。この動弁機構によれば、エン
ジン81の前面側(図示しない)において、右バンク8
2の第1の排気用カムシャフト83と左バンク84の第
2の排気用カムシャフト85とは、クランクシャフト、
ベルト及びプーリ(図示しない)により、連結されてい
る。駆動ギア86を備えた第1の排気用カムシャフト8
3と、VVT87を備えた第1の吸気用カムシャフト8
8とは互いに平行に配置され、駆動ギア86とVVT8
7に設けられた被動ギア89とが噛み合っている。
変更して具体化することもできる。図6はエンジン81
の背面側を示す図である。この動弁機構によれば、エン
ジン81の前面側(図示しない)において、右バンク8
2の第1の排気用カムシャフト83と左バンク84の第
2の排気用カムシャフト85とは、クランクシャフト、
ベルト及びプーリ(図示しない)により、連結されてい
る。駆動ギア86を備えた第1の排気用カムシャフト8
3と、VVT87を備えた第1の吸気用カムシャフト8
8とは互いに平行に配置され、駆動ギア86とVVT8
7に設けられた被動ギア89とが噛み合っている。
【0008】上記の構成によれば、図示しないクランク
シャフトが回転されることにより、第1及び第2の排気
用カムシャフト83,85が、クランクシャフト(図示
しない)に同期して駆動される。そして、第1の排気用
カムシャフト83の回転は、駆動ギア86、被動ギア8
9及びVVT87を介して、第1の吸気用カムシャフト
88に伝達される。さらに、第1の吸気用カムシャフト
88の回転は、プーリ90、ベルト91及びプーリ92
を介して、第2の吸気用カムシャフト93に伝達され
る。ここで、VVT87が作動することにより、第1の
吸気用カムシャフト88の回転位相が変更され、それに
伴い第2の吸気用カムシャフト93の回転位相が変更さ
れる。従って、この動弁機構の構成によっても、1つの
VVT87により、右左両バンク82,84における吸
気バルブタイミングを変更することができる。
シャフトが回転されることにより、第1及び第2の排気
用カムシャフト83,85が、クランクシャフト(図示
しない)に同期して駆動される。そして、第1の排気用
カムシャフト83の回転は、駆動ギア86、被動ギア8
9及びVVT87を介して、第1の吸気用カムシャフト
88に伝達される。さらに、第1の吸気用カムシャフト
88の回転は、プーリ90、ベルト91及びプーリ92
を介して、第2の吸気用カムシャフト93に伝達され
る。ここで、VVT87が作動することにより、第1の
吸気用カムシャフト88の回転位相が変更され、それに
伴い第2の吸気用カムシャフト93の回転位相が変更さ
れる。従って、この動弁機構の構成によっても、1つの
VVT87により、右左両バンク82,84における吸
気バルブタイミングを変更することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図6に示す
動弁機構では、第1の吸気用カムシャフト88、VVT
87、被駆ギア89、プーリ90、ベルト91、プーリ
92、第2の吸気用カムシャフト91を含む全部材が、
第1の排気用カムシャフト83及び駆動ギア86を駆動
用の部材として動かされる。そのため、駆動ギア86に
かかる荷重が大きく、駆動ギア86と被動ギア89との
噛み合い部に生じる摩擦が大きくなり、その摩擦に起因
して両ギア86,89の間から大きな騒音が発生すると
いう問題があった。
動弁機構では、第1の吸気用カムシャフト88、VVT
87、被駆ギア89、プーリ90、ベルト91、プーリ
92、第2の吸気用カムシャフト91を含む全部材が、
第1の排気用カムシャフト83及び駆動ギア86を駆動
用の部材として動かされる。そのため、駆動ギア86に
かかる荷重が大きく、駆動ギア86と被動ギア89との
噛み合い部に生じる摩擦が大きくなり、その摩擦に起因
して両ギア86,89の間から大きな騒音が発生すると
いう問題があった。
【0010】この発明は前述した事情に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、1つのVVTを用いて2つ
のバンクにおける吸排気バルブのバルブタイミングを可
変とするようにした動弁機構において、ギアの噛み合い
部に生じる摩擦や騒音を極力低減することを可能とした
V型エンジンの動弁機構を提供することにある。
ものであって、その目的は、1つのVVTを用いて2つ
のバンクにおける吸排気バルブのバルブタイミングを可
変とするようにした動弁機構において、ギアの噛み合い
部に生じる摩擦や騒音を極力低減することを可能とした
V型エンジンの動弁機構を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明においては、第1及び第2
のバンクのそれぞれに通気用の第1のバルブを開閉する
ための第1のカムシャフトと通気用の第2のバルブを開
閉するための第2のカムシャフトとをそれぞれ設け、二
つの第1のカムシャフトを第1の連結手段を介して連結
されるクランクシャフトにより駆動し、第1のバンクに
おいて第1のカムシャフトの回転を第2のカムシャフト
に伝達するために第1のカムシャフトと第2のカムシャ
フトとをギア機構を介して連結すると共に、同じく第1
のバンクにおいて、第2のバルブのバルブタイミングを
可変とするための一つの可変機構を設けたV型エンジン
の動弁機構であって、第1のバンクにおける第1のカム
シャフトと第2のバンクにおける第2のカムシャフトと
を第2の連結手段を介して互いに連結すると共に、第1
のカムシャフトを可変機構を介して第2の連結手段に連
結し、第1のバンクにおいて第1のカムシャフトを可変
機構及びギア機構を介して第2のカムシャフトに連結し
たことを趣旨とする。
めに、請求項1に記載の発明においては、第1及び第2
のバンクのそれぞれに通気用の第1のバルブを開閉する
ための第1のカムシャフトと通気用の第2のバルブを開
閉するための第2のカムシャフトとをそれぞれ設け、二
つの第1のカムシャフトを第1の連結手段を介して連結
されるクランクシャフトにより駆動し、第1のバンクに
おいて第1のカムシャフトの回転を第2のカムシャフト
に伝達するために第1のカムシャフトと第2のカムシャ
フトとをギア機構を介して連結すると共に、同じく第1
のバンクにおいて、第2のバルブのバルブタイミングを
可変とするための一つの可変機構を設けたV型エンジン
の動弁機構であって、第1のバンクにおける第1のカム
シャフトと第2のバンクにおける第2のカムシャフトと
を第2の連結手段を介して互いに連結すると共に、第1
のカムシャフトを可変機構を介して第2の連結手段に連
結し、第1のバンクにおいて第1のカムシャフトを可変
機構及びギア機構を介して第2のカムシャフトに連結し
たことを趣旨とする。
【0012】上記の構成によれば、クランクシャフトが
回転されることにより、第1及び第2のバンクにそれぞ
れ設けられた第1のカムシャフトが、第1の連結手段に
よりクランクシャフトに同期して駆動される。そして、
第1のバンクにおける第1のカムシャフトが駆動される
ことにより、同バンクにおける第2のカムシャフトが、
第1のカムシャフトに設けられる可変機構及びギア機構
を介して駆動される。同様に、第1のカムシャフトが駆
動されることにより、第2のバンクにおける第2のカム
シャフトは、可変機構及び第2の連結手段を介して駆動
される。ここで、可変機構が作動することにより、第1
のバンクにおいて、ギア機構を介して連結された第2の
カムシャフトの回転位相が変更される。これと同時に、
第2のバンクにおいて第2の連結手段を介して可変機構
と連結された第2のカムシャフトの回転位相が変更され
る。
回転されることにより、第1及び第2のバンクにそれぞ
れ設けられた第1のカムシャフトが、第1の連結手段に
よりクランクシャフトに同期して駆動される。そして、
第1のバンクにおける第1のカムシャフトが駆動される
ことにより、同バンクにおける第2のカムシャフトが、
第1のカムシャフトに設けられる可変機構及びギア機構
を介して駆動される。同様に、第1のカムシャフトが駆
動されることにより、第2のバンクにおける第2のカム
シャフトは、可変機構及び第2の連結手段を介して駆動
される。ここで、可変機構が作動することにより、第1
のバンクにおいて、ギア機構を介して連結された第2の
カムシャフトの回転位相が変更される。これと同時に、
第2のバンクにおいて第2の連結手段を介して可変機構
と連結された第2のカムシャフトの回転位相が変更され
る。
【0013】従って、第1のバンクにおいて、第1のカ
ムシャフトを駆動軸として、ギア機構により駆動される
部材が第2のカムシャフトだけとなり、ギア機構にかか
る荷重が少なくなる。
ムシャフトを駆動軸として、ギア機構により駆動される
部材が第2のカムシャフトだけとなり、ギア機構にかか
る荷重が少なくなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明におけるV型エン
ジンの動弁機構を具体化した一実施形態を図1〜図4に
基づいて詳細に説明する。
ジンの動弁機構を具体化した一実施形態を図1〜図4に
基づいて詳細に説明する。
【0015】図1はエンジン1の前面を示す図であり、
図2はエンジン1の背面を示す図である。図1,2に示
すように、エンジン1は潤滑油を貯留するオイルパン2
と、V型をなすエンジンブロック3とを備える。
図2はエンジン1の背面を示す図である。図1,2に示
すように、エンジン1は潤滑油を貯留するオイルパン2
と、V型をなすエンジンブロック3とを備える。
【0016】エンジンブロック3は、第1のバンクとし
ての右バンク4と第2のバンクとしての左バンク5を有
する。エンジンブロック3はシリンダ(図示しない)を
有するシリンダブロック6と、各バンク4,5に対応し
て設けられたシリンダヘッド7,8とを含む。
ての右バンク4と第2のバンクとしての左バンク5を有
する。エンジンブロック3はシリンダ(図示しない)を
有するシリンダブロック6と、各バンク4,5に対応し
て設けられたシリンダヘッド7,8とを含む。
【0017】クランクシャフト9はシリンダブロック6
に回転可能に支持される。アイドラ10,11,12
は、シリンダブロック6の前面において所定の位置に配
置される。右バンク4には、第1のバルブとしての排気
バルブ13を開閉するための第1のカムシャフトとして
の第1の排気用カムシャフト14と、第2のバルブとし
ての吸気バルブ15を開閉するための第2のカムシャフ
トとしての第1の吸気用カムシャフト16とが、互いに
平行に配置され、回転可能に支持されている。同様に、
左バンク5には、第1のバルブとしての排気バルブ17
を開閉するための第1のカムシャフトとしての第2の排
気用カムシャフト18と、第2のバルブとしての吸気バ
ルブ19を開閉するための第2のカムシャフトとしての
第1の吸気用カムシャフト20とが、互いに平行に配置
され、回転可能に支持されている。
に回転可能に支持される。アイドラ10,11,12
は、シリンダブロック6の前面において所定の位置に配
置される。右バンク4には、第1のバルブとしての排気
バルブ13を開閉するための第1のカムシャフトとして
の第1の排気用カムシャフト14と、第2のバルブとし
ての吸気バルブ15を開閉するための第2のカムシャフ
トとしての第1の吸気用カムシャフト16とが、互いに
平行に配置され、回転可能に支持されている。同様に、
左バンク5には、第1のバルブとしての排気バルブ17
を開閉するための第1のカムシャフトとしての第2の排
気用カムシャフト18と、第2のバルブとしての吸気バ
ルブ19を開閉するための第2のカムシャフトとしての
第1の吸気用カムシャフト20とが、互いに平行に配置
され、回転可能に支持されている。
【0018】また、クランクシャフト9、第1の排気用
カムシャフト14及び第2の排気用カムシャフト18の
前端には、それぞれタイミングプーリ21,22,23
が設けられている。そして、第1のタイミングベルト2
4はアイドラ10,11,12に案内され、各タイミン
グプーリ21,22,23に巻かれている。第1の連結
手段はタイミングプーリ21,22,23及び第1のタ
イミングベルト24により構成されている。
カムシャフト14及び第2の排気用カムシャフト18の
前端には、それぞれタイミングプーリ21,22,23
が設けられている。そして、第1のタイミングベルト2
4はアイドラ10,11,12に案内され、各タイミン
グプーリ21,22,23に巻かれている。第1の連結
手段はタイミングプーリ21,22,23及び第1のタ
イミングベルト24により構成されている。
【0019】図2に示すように、吸気バルブ15,19
のバルブタイミングを変更するための可変機構(以下、
「VVT」と書き表す)25は、左バンク5において第
1の排気用カムシャフト14の後端に配設されている。
そして、同バンク5において、第1の排気用カムシャフ
ト14と第1の吸気用カムシャフト16とは、駆動ギア
26及び被動ギア27よりなるギア機構28を介して連
結されている。
のバルブタイミングを変更するための可変機構(以下、
「VVT」と書き表す)25は、左バンク5において第
1の排気用カムシャフト14の後端に配設されている。
そして、同バンク5において、第1の排気用カムシャフ
ト14と第1の吸気用カムシャフト16とは、駆動ギア
26及び被動ギア27よりなるギア機構28を介して連
結されている。
【0020】アイドラ29はシリンダブロック6の背面
において、所定の位置に配置されている。第1の排気用
カムシャフト14及び第2の吸気用カムシャフト20の
後端には、それぞれタイミングプーリ30,31が設け
られている。そして、第2のタイミングベルト32はア
イドラ29に案内され、各タイミングプーリ30,31
に巻かれている。第2の連結手段はタイミングプーリ3
0,31及び第2のタイミングベルト32により構成さ
れている。
において、所定の位置に配置されている。第1の排気用
カムシャフト14及び第2の吸気用カムシャフト20の
後端には、それぞれタイミングプーリ30,31が設け
られている。そして、第2のタイミングベルト32はア
イドラ29に案内され、各タイミングプーリ30,31
に巻かれている。第2の連結手段はタイミングプーリ3
0,31及び第2のタイミングベルト32により構成さ
れている。
【0021】以上が、この実施形態における動弁機構の
基本構成である。従って、図1に示すクランクシャフト
9が回転されることにより、その回転力が第1のベルト
24、プーリ21,22,23を介して第1の排気用カ
ムシャフト14及び第2の排気用カムシャフト18に伝
達され、第1の排気用カムシャフト14及び第2の排気
用カムシャフト18がクランクシャフト9に同期して駆
動される。
基本構成である。従って、図1に示すクランクシャフト
9が回転されることにより、その回転力が第1のベルト
24、プーリ21,22,23を介して第1の排気用カ
ムシャフト14及び第2の排気用カムシャフト18に伝
達され、第1の排気用カムシャフト14及び第2の排気
用カムシャフト18がクランクシャフト9に同期して駆
動される。
【0022】また、右バンク4における第1の排気用カ
ムシャフト14が回転されることにより、その回転力が
VVT25、駆動ギア26及び被動ギア27を介して、
第1の吸気用カムシャフト16に伝達され、第1の吸気
用カムシャフト16が第1の排気用カムシャフト14に
同期して駆動される。
ムシャフト14が回転されることにより、その回転力が
VVT25、駆動ギア26及び被動ギア27を介して、
第1の吸気用カムシャフト16に伝達され、第1の吸気
用カムシャフト16が第1の排気用カムシャフト14に
同期して駆動される。
【0023】同様に、第1の排気用カムシャフト14が
回転されることにより、その回転力がVVT25、プー
リ30、第2のタイミングベルト32及びプーリ31を
介して、左バンク5における第2の吸気用カムシャフト
20に伝達され、第2の吸気用カムシャフト20が第1
の排気用カムシャフト14に同期して駆動される。
回転されることにより、その回転力がVVT25、プー
リ30、第2のタイミングベルト32及びプーリ31を
介して、左バンク5における第2の吸気用カムシャフト
20に伝達され、第2の吸気用カムシャフト20が第1
の排気用カムシャフト14に同期して駆動される。
【0024】この状態では、全てのカムシャフト14,
16,18,20はクランクシャフト9に同期して駆動
される。これらのカムシャフト14,16,18,20
の回転に基づいて、両バンク4,5における各排気バル
ブ13,17及び各吸気バルブ15,19がそれぞれ開
閉される。
16,18,20はクランクシャフト9に同期して駆動
される。これらのカムシャフト14,16,18,20
の回転に基づいて、両バンク4,5における各排気バル
ブ13,17及び各吸気バルブ15,19がそれぞれ開
閉される。
【0025】次に、図3,4を基にVVT25の構成に
ついて詳述する。図3は、図1,2のA−A線に沿った
断面図であり、エンジン1後部を示す。図4は図3の要
部を拡大して示す図である。第1の排気用カムシャフト
14の後端には、VVT25が配設され、第1の吸気用
カムシャフト16の後端には被動ギア27が固定されて
いる。
ついて詳述する。図3は、図1,2のA−A線に沿った
断面図であり、エンジン1後部を示す。図4は図3の要
部を拡大して示す図である。第1の排気用カムシャフト
14の後端には、VVT25が配設され、第1の吸気用
カムシャフト16の後端には被動ギア27が固定されて
いる。
【0026】この実施形態において、VVT25は油圧
により駆動されることにより、両バンク4,5における
吸気バルブ15,19(図1,2に示す)のバルブタイ
ミングが変更される。
により駆動されることにより、両バンク4,5における
吸気バルブ15,19(図1,2に示す)のバルブタイ
ミングが変更される。
【0027】各バンク4,5において、各カムシャフト
14,16,18,20は、ベアリングキャップ33,
34,35,36,37によりシリンダヘッド7,8に
回転可能に支持されている。VVT25はカバー38、
スリーブ40、リングギア47により構成されている。
第1の排気用カムシャフト14は有底円筒状をなすカバ
ー38によりその後端が覆われる。プーリ30はボルト
41及びピン42により、カバー38の後端に固定され
ている。スリーブ40はカムシャフト14上に相対回転
可能に装着されている。カバー38はスリーブ40のフ
ランジに固定されている。スリーブ40には駆動ギア2
6が複数のボルト43により固定されている。スリーブ
40がシャフト14と相対回動可能であることから、ス
リーブ40に固定された駆動ギア26、カバー38及び
タイミングプーリ30も、同シャフト14と相対回動可
能となる。
14,16,18,20は、ベアリングキャップ33,
34,35,36,37によりシリンダヘッド7,8に
回転可能に支持されている。VVT25はカバー38、
スリーブ40、リングギア47により構成されている。
第1の排気用カムシャフト14は有底円筒状をなすカバ
ー38によりその後端が覆われる。プーリ30はボルト
41及びピン42により、カバー38の後端に固定され
ている。スリーブ40はカムシャフト14上に相対回転
可能に装着されている。カバー38はスリーブ40のフ
ランジに固定されている。スリーブ40には駆動ギア2
6が複数のボルト43により固定されている。スリーブ
40がシャフト14と相対回動可能であることから、ス
リーブ40に固定された駆動ギア26、カバー38及び
タイミングプーリ30も、同シャフト14と相対回動可
能となる。
【0028】カバー38の内周には内歯38aが形成さ
れる。シャフト14とカバー38との間には、円筒状を
なすインナキャップ44等が収容される。キャップ44
はボルト45及びピン46によりカムシャフト14の後
端に固定される。キャップ44の外周には外歯44aが
形成される。また、キャップ44とスリーブ40とは相
対回動可能となっている。
れる。シャフト14とカバー38との間には、円筒状を
なすインナキャップ44等が収容される。キャップ44
はボルト45及びピン46によりカムシャフト14の後
端に固定される。キャップ44の外周には外歯44aが
形成される。また、キャップ44とスリーブ40とは相
対回動可能となっている。
【0029】カバー38に収容されたリングギア47は
カバー38とキャップ44との間に介在され、このリン
グギア47によりカバー38とカムシャフト14とが連
結される。リングギア47は環状をなし、カムシャフト
14の軸方向に沿って移動可能となっている。リングギ
ア47の内外周には歯47a,47bが形成され、その
両方がヘリカル歯をなす。リングギア47はカムシャフ
ト14に沿って移動することにより、同シャフト14に
対して相対的に回動する。リングギア47の内歯47a
はキャップ44の外歯44aに、リングギア47の外歯
47bはカバー38の内歯38aにそれぞれ噛み合わさ
れる。
カバー38とキャップ44との間に介在され、このリン
グギア47によりカバー38とカムシャフト14とが連
結される。リングギア47は環状をなし、カムシャフト
14の軸方向に沿って移動可能となっている。リングギ
ア47の内外周には歯47a,47bが形成され、その
両方がヘリカル歯をなす。リングギア47はカムシャフ
ト14に沿って移動することにより、同シャフト14に
対して相対的に回動する。リングギア47の内歯47a
はキャップ44の外歯44aに、リングギア47の外歯
47bはカバー38の内歯38aにそれぞれ噛み合わさ
れる。
【0030】カムシャフト14が回転することにより、
リングギア47により連結されたカバー38とキャップ
44とが一体に回転し、もってプーリ30、駆動ギア2
6及びカバー38が一体的に回転される。
リングギア47により連結されたカバー38とキャップ
44とが一体に回転し、もってプーリ30、駆動ギア2
6及びカバー38が一体的に回転される。
【0031】リングギア47の後端とカバー38の底壁
との間には、第1の油圧室48が形成される。リングギ
ア47の前端とスリーブ40との間には、第2の油圧室
49が形成される。
との間には、第1の油圧室48が形成される。リングギ
ア47の前端とスリーブ40との間には、第2の油圧室
49が形成される。
【0032】ここで、第1の油圧室48には、カムシャ
フト14の内部に形成された油路50を通じて油圧が供
給される。第2の油圧室49には、カムシャフト14の
内部に形成された別の油路51を通じて油圧が供給され
る。第1及び第2の油圧室48,49に対する油圧の供
給は、油圧回路(図示しない)によって制御される。
フト14の内部に形成された油路50を通じて油圧が供
給される。第2の油圧室49には、カムシャフト14の
内部に形成された別の油路51を通じて油圧が供給され
る。第1及び第2の油圧室48,49に対する油圧の供
給は、油圧回路(図示しない)によって制御される。
【0033】従って、油路50を介して、第1の油圧室
48に油圧が供給されることにより、リングギア47が
第2の油圧室49に残る油に抗して軸方向へ移動しなが
ら回動される。この結果、第1の排気用カムシャフト1
4とカバー38との間で回転位相が変わる。ここでは、
カバー38の回転位相が第1の排気用カムシャフト14
のそれよりも遅れる。同様に、カバー38に固定された
駆動ギア26及びプーリ30の回転位相が第1の排気用
カムシャフト14よりも遅れる。その結果、前記駆動ギ
ア26及び被動ギア27を介して、第1の吸気用カムシ
ャフト16の回転位相が遅れるとともに、プーリ30,
31及び第2のベルト32を介して、第2の吸気用カム
シャフト20の回転位相が遅れることになる。従って、
吸気バルブ15,19(図1,2に示す)のバルブタイ
ミングの位相がクランクシャフト9の回転位相よりも遅
れる。
48に油圧が供給されることにより、リングギア47が
第2の油圧室49に残る油に抗して軸方向へ移動しなが
ら回動される。この結果、第1の排気用カムシャフト1
4とカバー38との間で回転位相が変わる。ここでは、
カバー38の回転位相が第1の排気用カムシャフト14
のそれよりも遅れる。同様に、カバー38に固定された
駆動ギア26及びプーリ30の回転位相が第1の排気用
カムシャフト14よりも遅れる。その結果、前記駆動ギ
ア26及び被動ギア27を介して、第1の吸気用カムシ
ャフト16の回転位相が遅れるとともに、プーリ30,
31及び第2のベルト32を介して、第2の吸気用カム
シャフト20の回転位相が遅れることになる。従って、
吸気バルブ15,19(図1,2に示す)のバルブタイ
ミングの位相がクランクシャフト9の回転位相よりも遅
れる。
【0034】一方、油路51を介して、第2の油圧室4
9に油圧が供給されることにより、リングギア47が第
1の油圧室48に残る油に抗して軸方向へ移動しながら
回動される。この結果、第1の排気用カムシャフト14
とカバー38との間で回転位相が変わる。ここでは、カ
バー38の回転位相が第1の排気用カムシャフト14の
それよりも進む。同様に、カバー38に固定された駆動
ギア26及びプーリ30の回転位相は、第1の排気用カ
ムシャフト14よりも進む。その結果、第1の吸気用カ
ムシャフト16の回転位相が進むとともに、第2の吸気
用カムシャフト20の回転位相が進むことになる。従っ
て、吸気バルブ15,19(図1,2に示す)のバルブ
タイミングの位相がクランクシャフト9の回転位相より
も進む。この実施形態では、第1及び第2の油圧室4
8,49に対する油圧の供給を制御することにより、リ
ングギア47の位置を任意に調節することができ、それ
に伴い、第1及び第2の吸気用カムシャフト16,20
の回転位相を任意に調節できる。即ち、吸気バルブ1
5,19のバルブタイミングを連続的に変更することが
できる。
9に油圧が供給されることにより、リングギア47が第
1の油圧室48に残る油に抗して軸方向へ移動しながら
回動される。この結果、第1の排気用カムシャフト14
とカバー38との間で回転位相が変わる。ここでは、カ
バー38の回転位相が第1の排気用カムシャフト14の
それよりも進む。同様に、カバー38に固定された駆動
ギア26及びプーリ30の回転位相は、第1の排気用カ
ムシャフト14よりも進む。その結果、第1の吸気用カ
ムシャフト16の回転位相が進むとともに、第2の吸気
用カムシャフト20の回転位相が進むことになる。従っ
て、吸気バルブ15,19(図1,2に示す)のバルブ
タイミングの位相がクランクシャフト9の回転位相より
も進む。この実施形態では、第1及び第2の油圧室4
8,49に対する油圧の供給を制御することにより、リ
ングギア47の位置を任意に調節することができ、それ
に伴い、第1及び第2の吸気用カムシャフト16,20
の回転位相を任意に調節できる。即ち、吸気バルブ1
5,19のバルブタイミングを連続的に変更することが
できる。
【0035】この実施形態の動弁機構によれば、上記し
たような作用及び効果を得ることができる。ここでは、
1つのVVT25のみにより、両バンク4,5における
吸気バルブ15,19のバルブタイミングを変更可能と
しているため、動弁機構の構成が簡単になる。
たような作用及び効果を得ることができる。ここでは、
1つのVVT25のみにより、両バンク4,5における
吸気バルブ15,19のバルブタイミングを変更可能と
しているため、動弁機構の構成が簡単になる。
【0036】そして、この実施形態の動弁機構の構成に
よれば、第1の排気用カムシャフト14、VVT25、
駆動ギア26が駆動部材となって、第1の吸気用カムシ
ャフト16のみが、ギア機構28を介して駆動される。
そのため、第1の吸気用カムシャフト16を駆動するた
めに、駆動ギア26と被動ギア27との噛み合い部にか
かる荷重が少なくなる。従って、両ギア26,27の噛
み合い部における摩擦が小さくなり、その摩擦に起因す
る騒音を減少させることができる。
よれば、第1の排気用カムシャフト14、VVT25、
駆動ギア26が駆動部材となって、第1の吸気用カムシ
ャフト16のみが、ギア機構28を介して駆動される。
そのため、第1の吸気用カムシャフト16を駆動するた
めに、駆動ギア26と被動ギア27との噛み合い部にか
かる荷重が少なくなる。従って、両ギア26,27の噛
み合い部における摩擦が小さくなり、その摩擦に起因す
る騒音を減少させることができる。
【0037】この実施形態では、ギア26,27の噛み
合い部における摩擦が小さくなるため、ギア機構86の
耐久性を向上させることができる。さらに、この実施形
態では、エンジン1の前面にプーリ21,22,23及
び第1のベルト24、背面にプーリ30,31及び第2
のベルト32を設けたことにより、エンジン1の補修上
の作業性が向上する。例えば、第1又は第2のベルト2
4,32を交換する際、全てのプーリ21,22,2
3,30,31及び両ベルト24,32を取り外すこと
なく、何れか一方(プーリ21,22,23及び第1の
ベルト24、或いはプーリ30,31及び第2のベルト
32)のみを取り外すことができる。さらに、カムシャ
フト14の両端に異なるベルト24,32が連結される
ので、カムシャフト14の片端のみに2つのベルトが連
結されるのと比べて、カムシャフト14の作動上のバラ
ンスが向上する。
合い部における摩擦が小さくなるため、ギア機構86の
耐久性を向上させることができる。さらに、この実施形
態では、エンジン1の前面にプーリ21,22,23及
び第1のベルト24、背面にプーリ30,31及び第2
のベルト32を設けたことにより、エンジン1の補修上
の作業性が向上する。例えば、第1又は第2のベルト2
4,32を交換する際、全てのプーリ21,22,2
3,30,31及び両ベルト24,32を取り外すこと
なく、何れか一方(プーリ21,22,23及び第1の
ベルト24、或いはプーリ30,31及び第2のベルト
32)のみを取り外すことができる。さらに、カムシャ
フト14の両端に異なるベルト24,32が連結される
ので、カムシャフト14の片端のみに2つのベルトが連
結されるのと比べて、カムシャフト14の作動上のバラ
ンスが向上する。
【0038】尚、この発明は次のような別の実施形態に
具体化することもできる。以下の別の実施形態でも、前
記実施形態と同等の作用及び効果を得ることができる。 (1)前記実施形態では、プーリ21,22,23,3
0,31、第1及び第2のタイミングベルト24,32
により第1及び第2の連結手段を構成した。これに対
し、スプロケット及びタイミングベルトにより第1及び
第2の連結手段を構成してもよい。
具体化することもできる。以下の別の実施形態でも、前
記実施形態と同等の作用及び効果を得ることができる。 (1)前記実施形態では、プーリ21,22,23,3
0,31、第1及び第2のタイミングベルト24,32
により第1及び第2の連結手段を構成した。これに対
し、スプロケット及びタイミングベルトにより第1及び
第2の連結手段を構成してもよい。
【0039】(2)前記実施形態では、両バンク4,5
における第1のカムシャフトとして排気用カムシャフト
14,18、第2のカムシャフトとして吸気用カムシャ
フト16,20とした。これに対し、両バンク4,5に
おける第1のカムシャフトとして吸気用カムシャフト1
6,20、第2のカムシャフトとして排気用カムシャフ
ト14,18としてもよい。即ち、両バンク4,5にお
ける吸気用カムシャフトをプーリ21,22,23及び
第1のベルト24を介してクランクシャフト9に連結す
る。右バンク4における吸気用カムシャフトと排気用カ
ムシャフトとを互いに平行に配置し、吸気用カムシャフ
トにVVT25及び駆動ギア26を設ける。また、同バ
ンクにおける排気用カムシャフトに被動ギア27を設
け、両ギア26,27を連結する。さらに、右バンク4
における吸気用カムシャフトと左バンク5における排気
用カムシャフトとをVVT25、プーリ30、第2のベ
ルト32及びプーリ31を介して連結する。上記のよう
に、動弁機構を構成し、排気バルブ13,17のバルブ
タイミングを変更可能としてもよい。
における第1のカムシャフトとして排気用カムシャフト
14,18、第2のカムシャフトとして吸気用カムシャ
フト16,20とした。これに対し、両バンク4,5に
おける第1のカムシャフトとして吸気用カムシャフト1
6,20、第2のカムシャフトとして排気用カムシャフ
ト14,18としてもよい。即ち、両バンク4,5にお
ける吸気用カムシャフトをプーリ21,22,23及び
第1のベルト24を介してクランクシャフト9に連結す
る。右バンク4における吸気用カムシャフトと排気用カ
ムシャフトとを互いに平行に配置し、吸気用カムシャフ
トにVVT25及び駆動ギア26を設ける。また、同バ
ンクにおける排気用カムシャフトに被動ギア27を設
け、両ギア26,27を連結する。さらに、右バンク4
における吸気用カムシャフトと左バンク5における排気
用カムシャフトとをVVT25、プーリ30、第2のベ
ルト32及びプーリ31を介して連結する。上記のよう
に、動弁機構を構成し、排気バルブ13,17のバルブ
タイミングを変更可能としてもよい。
【0040】(3)前記実施形態では、VVT25に供
給する油圧を連続的に制御することにより、吸気バルブ
15,19のバルブタイミングを無段階に変更可能とし
た。これに対し、VVT25に供給する油圧を2値的に
制御し、吸気バルブ15,19のバルブタイミングを2
段階に変更可能としてもよい。
給する油圧を連続的に制御することにより、吸気バルブ
15,19のバルブタイミングを無段階に変更可能とし
た。これに対し、VVT25に供給する油圧を2値的に
制御し、吸気バルブ15,19のバルブタイミングを2
段階に変更可能としてもよい。
【0041】また、上記(2)の別の実施形態におい
て、排気バルブ13,17のバルブタイミングを変更す
る場合においても、そのタイミングを2段階に変更可能
としてもよい。
て、排気バルブ13,17のバルブタイミングを変更す
る場合においても、そのタイミングを2段階に変更可能
としてもよい。
【0042】更に、上記各実施形態には、特許請求の範
囲に記載した技術的思想に係る各種の実施態様が含まれ
ることを、以下にその効果と共に記載する。 (イ)エンジンの前面に前記第1の連結手段を設け、前
記エンジンの背面に前記第2の連結手段を設けた請求項
1に記載のV型エンジンの動弁機構。
囲に記載した技術的思想に係る各種の実施態様が含まれ
ることを、以下にその効果と共に記載する。 (イ)エンジンの前面に前記第1の連結手段を設け、前
記エンジンの背面に前記第2の連結手段を設けた請求項
1に記載のV型エンジンの動弁機構。
【0043】この構成によれば、エンジンの前面と背面
とにそれぞれ第1の連結手段、第2の連結手段を設けた
ことにより、エンジンの補修上の作業性が向上する。ま
た、第1のバンクにおける第1のカムシャフトは、その
シャフトの前面及び背面にそれぞれ第1、第2の連結手
段が設けられるため、同カムシャフトの作動上のバラン
スが向上する。
とにそれぞれ第1の連結手段、第2の連結手段を設けた
ことにより、エンジンの補修上の作業性が向上する。ま
た、第1のバンクにおける第1のカムシャフトは、その
シャフトの前面及び背面にそれぞれ第1、第2の連結手
段が設けられるため、同カムシャフトの作動上のバラン
スが向上する。
【0044】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、第1の
バンクにおける第1のカムシャフトと第2のバンクにお
ける第2のカムシャフトとを第2の連結手段を介して互
いに連結する。更に、第1のカムシャフトを可変機構を
介して第2の連結手段に連結し、第1のバンクにおいて
第1のカムシャフトを可変機構及びギア機構を介して第
2のカムシャフトに連結している。従って、第1のバン
クにおいて、第1のカムシャフトを駆動軸として、ギア
機構により駆動される部材が第2のカムシャフトだけと
なり、ギア機構にかかる荷重が少なくなる。その結果、
ギア機構の噛み合い部に生じる摩擦や騒音を極力低減で
きるという効果を発揮する。
バンクにおける第1のカムシャフトと第2のバンクにお
ける第2のカムシャフトとを第2の連結手段を介して互
いに連結する。更に、第1のカムシャフトを可変機構を
介して第2の連結手段に連結し、第1のバンクにおいて
第1のカムシャフトを可変機構及びギア機構を介して第
2のカムシャフトに連結している。従って、第1のバン
クにおいて、第1のカムシャフトを駆動軸として、ギア
機構により駆動される部材が第2のカムシャフトだけと
なり、ギア機構にかかる荷重が少なくなる。その結果、
ギア機構の噛み合い部に生じる摩擦や騒音を極力低減で
きるという効果を発揮する。
【図1】 動弁機構を備えたV型エンジンを示す正面
図。
図。
【図2】 動弁機構を備えたV型エンジンを示す背面
図。
図。
【図3】 エンジンの後部を示す断面図であり、図1,
2のA−A線に沿った断面図。
2のA−A線に沿った断面図。
【図4】 図3の要部を拡大して示す断面図。
【図5】 従来の動弁機構を備えたV型エンジンを示す
正面図。
正面図。
【図6】 別の従来の動弁機構を備えたV型エンジンの
一部を示す断面図。
一部を示す断面図。
1…エンジン、4…第1のバンクとしての右バンク、5
…第2のバンクとしての左バンク、13…第1のバルブ
としての排気バルブ、14…第1のカムシャフトとして
の第1の排気用カムシャフト、15…第2のバルブとし
ての吸気バルブ、16…第2のカムシャフトとしての第
1の吸気用カムシャフト、17…第1のバルブとしての
排気バルブ、18…第1のカムシャフトとしての第2の
排気用カムシャフト、19…第2のバルブとしての吸気
バルブ、20…第2のカムシャフトとしての第2の吸気
用カムシャフト、21,22,23…タイミングプー
リ、24…第1のタイミングベルト(21,22,2
3,24は第1の連結手段を構成する)、25…可変機
構(VVT)、26…駆動ギア、27…被動ギア(2
6,27はギア機構28を構成する)、30,31…タ
イミングプーリ、32…第2のタイミングベルト(3
0,31,32は第2の連結手段を構成する)。
…第2のバンクとしての左バンク、13…第1のバルブ
としての排気バルブ、14…第1のカムシャフトとして
の第1の排気用カムシャフト、15…第2のバルブとし
ての吸気バルブ、16…第2のカムシャフトとしての第
1の吸気用カムシャフト、17…第1のバルブとしての
排気バルブ、18…第1のカムシャフトとしての第2の
排気用カムシャフト、19…第2のバルブとしての吸気
バルブ、20…第2のカムシャフトとしての第2の吸気
用カムシャフト、21,22,23…タイミングプー
リ、24…第1のタイミングベルト(21,22,2
3,24は第1の連結手段を構成する)、25…可変機
構(VVT)、26…駆動ギア、27…被動ギア(2
6,27はギア機構28を構成する)、30,31…タ
イミングプーリ、32…第2のタイミングベルト(3
0,31,32は第2の連結手段を構成する)。
Claims (1)
- 【請求項1】 第1及び第2のバンクのそれぞれに通気
用の第1のバルブを開閉するための第1のカムシャフト
と通気用の第2のバルブを開閉するための第2のカムシ
ャフトとをそれぞれ設け、前記二つの第1のカムシャフ
トを第1の連結手段を介して連結されるクランクシャフ
トにより駆動し、前記第1のバンクにおいて前記第1の
カムシャフトの回転を前記第2のカムシャフトに伝達す
るために前記第1のカムシャフトと前記第2のカムシャ
フトとをギア機構を介して連結すると共に、同じく前記
第1のバンクにおいて、前記第2のバルブのバルブタイ
ミングを可変とするための一つの可変機構を設けたV型
エンジンの動弁機構であって、 前記第1のバンクにおける第1のカムシャフトと前記第
2のバンクにおける第2のカムシャフトとを第2の連結
手段を介して互いに連結すると共に、前記第1のカムシ
ャフトを前記可変機構を介して前記第2の連結手段に連
結し、前記第1のバンクにおいて前記第1のカムシャフ
トを前記可変機構及び前記ギア機構を介して前記第2の
カムシャフトに連結したことを特徴とするV型エンジン
の動弁機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25768995A JPH09100705A (ja) | 1995-10-04 | 1995-10-04 | V型エンジンの動弁機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25768995A JPH09100705A (ja) | 1995-10-04 | 1995-10-04 | V型エンジンの動弁機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09100705A true JPH09100705A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17309749
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25768995A Pending JPH09100705A (ja) | 1995-10-04 | 1995-10-04 | V型エンジンの動弁機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09100705A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013019418A (ja) * | 2012-10-31 | 2013-01-31 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 |
-
1995
- 1995-10-04 JP JP25768995A patent/JPH09100705A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013019418A (ja) * | 2012-10-31 | 2013-01-31 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 |
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