JPH09101341A - 部分放電測定方法 - Google Patents

部分放電測定方法

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JPH09101341A
JPH09101341A JP25990495A JP25990495A JPH09101341A JP H09101341 A JPH09101341 A JP H09101341A JP 25990495 A JP25990495 A JP 25990495A JP 25990495 A JP25990495 A JP 25990495A JP H09101341 A JPH09101341 A JP H09101341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
partial discharge
noise
impedance
connection portion
cable
Prior art date
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Pending
Application number
JP25990495A
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English (en)
Inventor
Yoshio Maruyama
義雄 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノイズの影響を低減化し、S/N比を向上さ
せることにより、高感度な部分放電測定を行うこと。 【解決手段】 電力ケーブル線路1の部分放電検出器2
を取り付けた絶縁接続部IJの近傍のシース(しゃへい
層)/大地間にノイズ阻止インピーダンスZdを接続す
る。ノイズ源9からノイズ電圧eがケーブル線路上を進
行して絶縁接続部IJに侵入する際、ノイズ阻止インピ
ーダンスZdを通過するノイズ電圧e1は次式のように
変化する。 e1=Γt e、ここで、Γt =2Zd/(2Zd+Z
s) 上記のように、シース/大地間にノイズ阻止インピーダ
ンスZdを接続することにより、部分放電検出器2に侵
入するノイズを低減化することができ、部分放電信号の
S/N比を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力ケーブルの部
分放電測定方法に関し、特に本発明はノイズの影響を除
去し、感度の高い測定を行うことができる部分放電測定
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電力ケーブルの絶縁体内にボイド等の欠
陥が存在すると部分放電が発生し、絶縁破壊の原因とな
る。そこで、電力ケーブルに検出器を接続し部分放電の
測定が行われる。図4は部分放電測定の対象となるケー
ブル線路の構成例を示す図である。同図に示すように、
ケーブル線路は絶縁接続部IJ、普通接続部NJを介し
て接続された電力ケーブルLから構成されており、絶縁
接続部IJには、しゃへい層(シース)を縁切りするた
めのスリット部が設けられている。
【0003】上記ケーブル線路において、部分放電の測
定は、次のように行われる。図5は部分放電測定の概略
構成を示す図である。同図において、1は電力ケーブ
ル、2はインピーダンス素子から構成される部分放電検
出器であり、部分放電検出器2はケーブル線路1の絶縁
接続部IJのしゃへい層8のスリット部を挟んで接続さ
れ、その出力は増幅器3、伝送路4、増幅器5を介して
オッシロスコープ等の表示器6に接続されている。
【0004】同図において、ケーブル線路に部分放電が
発生すると、部分放電信号は電力ケーブルを伝播して絶
縁接続部IJに到達し、絶縁接続部IJのスリット部で
大地7側に分波し、部分放電検出器2の両端に部分放電
パルス信号が発生する。部分放電検出器2により検出さ
れた上記部分放電パルスは増幅器3、伝送路4、増幅器
5を介して表示器6に送られ、部分放電パルスが観測さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常、ケー
ブルしゃへい層8と大地7間には図5に示すようにノイ
ズ源となる電圧eが誘起されている。このノイズ電圧e
はしゃへい層(シース)/大地波となって進行し、部分
放電検出器2に到達する。
【0006】図6はケーブル線路における絶縁接続部の
等価回路を示す図であり、eはノイズ源、Zcはケーブ
ルのインピーダンス、Zsはケーブルのシース/大地間
のインピーダンス、2は部分放電検出器、v1はノイズ
電圧により部分放電検出器2に誘起される電圧である。
ノイズ電圧eが絶縁接続部に到来したとき、部分放電検
出器2に生ずるノイズ成分電圧v1は図6に示す等価回
路から次の(1)式で表される。
【0007】 v1=2Zc/(Zc+Zs)e (1) ノイズ電圧eにより部分放電検出器2には上記式(1)
に示すような電圧v1が誘起され、これが部分放電信号
との分別を困難とし、部分放電測定における感度低下の
大きな要因となっている。
【0008】本発明は上記した従来技術の問題点を考慮
してなされたものであり、本発明の目的は、ノイズの影
響を低減化し、部分放電信号のS/N比を向上させるこ
とにより、高感度な部分放電の測定を行うことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明においては、部分放電検出器2とノイズ源e
との間にノイズ阻止用のインピーダンス素子を挿入す
る。図1は本発明の原理を説明する図であり、同図
(a)は本発明の概念図を示す(b)はその等価回路を
示している。同図において、前記図5、図6と同様、I
Jは絶縁接続部、1は電力ケーブル、2は検出器、8は
ケーブルしゃへい層、9はノイズ源、Zcはケーブルの
インピーダンス、Zsはシース/大地間インピーダン
ス、Zdは本発明において挿入したノイズ阻止インピー
ダンスである。
【0010】本発明においては、上記のようにノイズ阻
止インピーダンスZdを挿入したので、ケーブル線路を
進行してくるノイズ電圧eは上記ノイズ阻止インピーダ
ンスZdにより変化する。
【0011】すなわち、ノイズ阻止インピーダンスZd
を挿入したケーブル線路は図2(a)のようになり、そ
の等価回路は同図(b)で表すことができる。なお、ノ
イズ電圧eは進行波であり、進行波が線路の終端が開放
された絶縁接続部に到達するので、等価回路上ではノイ
ズ電圧は2eとなる。図2(b)の等価回路から、イン
ピーダンスZsの線路を進行し、ノイズ阻止インピーダ
ンスZdを通過するノイズ電圧e1は次の(2)式で表
される。
【0012】 e1=Γt e Γt =2Zd/(2Zd+Zs) (2) ここで、Γt は透過係数であり、侵入ノイズ電圧eはノ
イズ阻止インピーダンスZdを通過するとき上記(2)
式のように変化する。
【0013】なお、図1では、絶縁接続部IJの片側に
ノイズ阻止インピーダンスZdを挿入場合について示し
ているが、ノイズが絶縁接続部IJの両側から侵入して
くる場合には、ノイズ阻止インピーダンスZdを絶縁接
続部の両側に設けるのが望ましい。本発明は上記のよう
に、部分放電検出器が取り付けられた絶縁接続部の近傍
のシース/大地間にノイズ阻止インピーダンスZdを設
けたので、上記ノイズ阻止インピーダンスZdの値を適
切に選定することにより、ノイズ電圧eの影響を低減化
することができ、部分放電信号のS/N比を向上させる
ことができる。
【0014】
【発明の実施形態】図3は本発明の実施例を示す図であ
り、同図において、IJは絶縁接続部、1は電力ケーブ
ル、8はケーブルシース、10はノイズ阻止インピーダ
ンスとして機能するアルミ板、11は絶縁接続部に設け
られたスリットである。同図では、部分放電検出器等が
図示されていないが、通常、絶縁接続部IJの保護銅管
上にスリット11を挟んで一対の検出用箔電極等を取り
付け、該検出用箔電極に部分放電検出器が接続される。
【0015】本実施例においては、275kV級のCV
ケーブル線路の部分放電を測定するに際し、部分放電検
出器を設置した絶縁接続部IJの前後10mの地点にノ
イズ阻止インピーダンスZdを挿入した。本実施例にお
いて使用したノイズ阻止インピーダンスは同図に示すよ
うに直径1mのアルミニュウム製の板10である。この
板はケーブル1のシースおよび大地と電気的に接触して
いる。
【0016】図3に示すようなアルミ板10を取り付け
た地点のインピーダンスを測定したところ10Ωであっ
た。一方、ケーブル線路の代表的なシース/大地間イン
ピーダンスZsは90Ωであり、上記10Ωのノイズ阻
止インピーダンスZdを挿入すると、前記(2)式よ
り、Γtは次のように計算される。
【0017】Γt=2×10/(2×10+90)=2
0/110=0.18 すなわち、ノイズ電圧は18%に抑制されることとな
り、部分放電信号のS/N比を少なくとも5倍以上向上
させることが可能となった。
【0018】なお、上記実施例ではノイズ阻止インピー
ダンスとして直径1mのアルミ板をシースに電気的に接
触させて取り付ける場合について説明したが、本発明に
おけるノイズ阻止インピーダンスの構成は上記実施例に
限定されるものではなく、次のような構成とすることが
できる。
【0019】(1)ノイズ阻止インピーダンスの形状は
高周波インピーダンスを低下させることから円板状が望
ましいが、高周波インピーダンスを低下させることがで
きる場合にはその他の形状とすることもできる。また、
ノイズ阻止インピーダンスの他端を大地に接続せずに、
ノイズ阻止インピーダンスと大地間を静電容量的に結合
させてもよい。 (2)ノイズ阻止インピーダンスとしては、アルミ板以
外に、銅等の導電度の高いその他の金属を使用すること
ができる。また、アルミ合金を使用してもよい。
【0020】(3)ノイズ阻止インピーダンスの形状は
大きい方がインピーダンスを低くすることができ効果が
大きいが、取扱の容易さ等を考慮して適当な大きさとす
ることができる。また、部分放電測定時以外には取り外
してもよい。 (4)ノイズ阻止インピーダンスの挿入位置は、絶縁接
続部から5〜20m程度の範囲内に取りつけるのが望ま
しいが、取付けスペース、必要とされるノイズの透過率
等を考慮して適宜選定することができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、部分放電検出器が取り付けられた絶縁接続部の近傍
のシース/大地間にノイズ阻止インピーダンスを設けた
ので、外部から部分放電検出器に侵入するノイズを低減
化することができ、部分放電信号のS/N比を向上させ
ることができる。このため高感度な部分放電の測定を行
うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明する図である。
【図2】ノイズが侵入したときの等価回路を示す図であ
る。
【図3】本発明の実施例を示す図である。
【図4】部分放電測定の対象となるケーブル線路の構成
例を示す図である。
【図5】部分放電測定の概略構成を示す図である。
【図6】ケーブル線路における絶縁接続部の等価回路を
示す図である。
【符号の説明】
1 電力ケーブル 2 検出器 8 ケーブルしゃへい層 9 ノイズ源 10 アルミ板 Zc ケーブルのインピーダンス Zs シース/大地間インピーダンス Zd ノイズ阻止インピーダンス IJ 絶縁接続部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力ケーブル線路の部分放電測定方法に
    おいて、 部分放電検出器を設けた絶縁接続部近傍のケーブルしゃ
    へい層と大地間にインピーダンス素子を接続し、外部か
    ら上記部分放電検出器に侵入するノイズ電圧をしゃへい
    することを特徴とする部分放電測定方法。
  2. 【請求項2】 インピーダンス素子が電力ケーブルのし
    ゃへい層に電気的に接続されたアルミ板であることを特
    徴とする請求項1の部分放電測定方法。
JP25990495A 1995-10-06 1995-10-06 部分放電測定方法 Pending JPH09101341A (ja)

Priority Applications (1)

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JP25990495A JPH09101341A (ja) 1995-10-06 1995-10-06 部分放電測定方法

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JPH09101341A true JPH09101341A (ja) 1997-04-15

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ID=17340553

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JP (1) JPH09101341A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105717422A (zh) * 2015-12-04 2016-06-29 国家电网公司 一种高压电力设备局部放电特征提取方法和装置

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