JPH09101440A - 防水型光ファイバケーブル - Google Patents
防水型光ファイバケーブルInfo
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- JPH09101440A JPH09101440A JP7260032A JP26003295A JPH09101440A JP H09101440 A JPH09101440 A JP H09101440A JP 7260032 A JP7260032 A JP 7260032A JP 26003295 A JP26003295 A JP 26003295A JP H09101440 A JPH09101440 A JP H09101440A
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- Japan
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- optical fiber
- fiber cable
- slot rod
- tapes
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-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4401—Optical cables
- G02B6/4429—Means specially adapted for strengthening or protecting the cables
- G02B6/44384—Means specially adapted for strengthening or protecting the cables the means comprising water blocking or hydrophobic materials
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 優れた止水効果を有し、しかも、生産性の向
上、製品コストの低下、品質の安定化を図ることのでき
る防水型光ファイバケーブルを提供する。 【解決手段】 スロットロッド14の外周面にS撚りま
たはZ撚りに形成された溝13に、光ファィバテープ1
7などの光ファイバ心線を収納するとともに、これらの
外周に軸心を中心に 2枚の吸水テープ18a、18bを
対向配置し、さらにその外側に、プラスチックシースな
どの外被19を設ける。
上、製品コストの低下、品質の安定化を図ることのでき
る防水型光ファイバケーブルを提供する。 【解決手段】 スロットロッド14の外周面にS撚りま
たはZ撚りに形成された溝13に、光ファィバテープ1
7などの光ファイバ心線を収納するとともに、これらの
外周に軸心を中心に 2枚の吸水テープ18a、18bを
対向配置し、さらにその外側に、プラスチックシースな
どの外被19を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防水型光ファイバ
ケーブルに関する。
ケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、浸入してくる水の走水を防止
するため、押え巻に吸水テープを用いた防水型光ファイ
バケーブルが知られている。
するため、押え巻に吸水テープを用いた防水型光ファイ
バケーブルが知られている。
【0003】図4は、このような防水型光ファイバケー
ブルの一例を示したもので、中心にテンションメンバ1
を有し、外周に複数の溝2がらせん状に設けられたスロ
ットロッド3の各溝2内に、光ファイバ心線4を収納す
るとともに、これらの外周に、吸水テープ5を 1/2〜1/
3 ラップでらせん状に重ね巻きし、さらに、その上に外
被6を設けた構造を有する。
ブルの一例を示したもので、中心にテンションメンバ1
を有し、外周に複数の溝2がらせん状に設けられたスロ
ットロッド3の各溝2内に、光ファイバ心線4を収納す
るとともに、これらの外周に、吸水テープ5を 1/2〜1/
3 ラップでらせん状に重ね巻きし、さらに、その上に外
被6を設けた構造を有する。
【0004】また、図5に示す他の例では、光ファイバ
心線4を収納したスロットロッド3の外周に、粗巻紐7
を下巻きし、その外側に吸水テープ5を両端縁を重ね合
わせつつ縦添えし、その上に粗巻紐7を再度巻き付けて
固定するとともに、その外側に外被6を設けた構造を有
する。なお、これらの図において、8は、吸水テープ5
上に添設した引裂き紐である。
心線4を収納したスロットロッド3の外周に、粗巻紐7
を下巻きし、その外側に吸水テープ5を両端縁を重ね合
わせつつ縦添えし、その上に粗巻紐7を再度巻き付けて
固定するとともに、その外側に外被6を設けた構造を有
する。なお、これらの図において、8は、吸水テープ5
上に添設した引裂き紐である。
【0005】このような防水型光ファイバケーブルにお
いては、外部から水が浸入した場合に、スロットロッド
3外周に巻き付けた吸水テープ5が水を吸収して膨潤す
ることにより水の拡散を防止し、止水効果を発揮する。
いては、外部から水が浸入した場合に、スロットロッド
3外周に巻き付けた吸水テープ5が水を吸収して膨潤す
ることにより水の拡散を防止し、止水効果を発揮する。
【0006】しかしながら、このような従来の光ファイ
バケーブルは、十分な止水効果が保証されるものの、前
者では、吸水テープ5を外周全体に重ね巻きしているた
め製造時の線速の向上に限界があり、また、後者では、
粗巻紐7を 2度にわたって巻き付ける必要があるなどの
理由から、生産性が低いという問題があった。また、吸
水テープ5の使用量が多いために製品コストが高くなる
という難点があった。さらに、吸水テープ5にたるみや
しわなどが発生しやすいという問題もあった。
バケーブルは、十分な止水効果が保証されるものの、前
者では、吸水テープ5を外周全体に重ね巻きしているた
め製造時の線速の向上に限界があり、また、後者では、
粗巻紐7を 2度にわたって巻き付ける必要があるなどの
理由から、生産性が低いという問題があった。また、吸
水テープ5の使用量が多いために製品コストが高くなる
という難点があった。さらに、吸水テープ5にたるみや
しわなどが発生しやすいという問題もあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、吸水テー
プを用いた従来の防水型光ファイバケーブルにおいて
は、止水効果に優れるものの、生産性が低い、製品コス
トが高くなる、吸水テープにたるみやしわなどが発生し
やすく品質の安定化が難しいなどの難点があった。
プを用いた従来の防水型光ファイバケーブルにおいて
は、止水効果に優れるものの、生産性が低い、製品コス
トが高くなる、吸水テープにたるみやしわなどが発生し
やすく品質の安定化が難しいなどの難点があった。
【0008】本発明はこのような難点を解消するために
なされたもので、従来の防水型光ファイバケーブルに匹
敵する優れた止水効果を有し、しかも、生産性の向上、
製品コストの低下、品質の安定化を図ることのできる防
水型光ファイバケーブルを提供することを目的とする。
なされたもので、従来の防水型光ファイバケーブルに匹
敵する優れた止水効果を有し、しかも、生産性の向上、
製品コストの低下、品質の安定化を図ることのできる防
水型光ファイバケーブルを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の防水型光ファイ
バケーブルは、外周面に長さ方向に伸びるS撚りまたは
Z撚りの溝を有するスロットロッドと、前記溝に収納さ
れた光ファイバ心線と、これらの外周に軸心を中心に対
向配置された 2枚の吸水テープと、これらを被覆するケ
ーブル外被とを具備してなることを特徴とする。
バケーブルは、外周面に長さ方向に伸びるS撚りまたは
Z撚りの溝を有するスロットロッドと、前記溝に収納さ
れた光ファイバ心線と、これらの外周に軸心を中心に対
向配置された 2枚の吸水テープと、これらを被覆するケ
ーブル外被とを具備してなることを特徴とする。
【0010】このような防水型光ファイバケーブルにお
いては、 2枚の吸水テープがスロットロッドの外周に軸
心を中心に対向配置されているので、従来の重ね巻きし
たものに比べて巻き付け時の線速を早めることができ、
また、粗巻紐を巻き付ける必要もないので、生産性を向
上させることができる。また、吸水テープの使用量を削
減できるため、製品コストを低減することができる。さ
らに、たるみやしわなどの発生が抑えられるため、品質
の安定化を図ることができる。しかも、従来のこの種の
防水型光ファイバケーブルに匹敵する止水性能を具備す
ることができる。
いては、 2枚の吸水テープがスロットロッドの外周に軸
心を中心に対向配置されているので、従来の重ね巻きし
たものに比べて巻き付け時の線速を早めることができ、
また、粗巻紐を巻き付ける必要もないので、生産性を向
上させることができる。また、吸水テープの使用量を削
減できるため、製品コストを低減することができる。さ
らに、たるみやしわなどの発生が抑えられるため、品質
の安定化を図ることができる。しかも、従来のこの種の
防水型光ファイバケーブルに匹敵する止水性能を具備す
ることができる。
【0011】なお、 2枚の吸水テープを対向させずに単
に間隔をおいて配置した場合には、止水性能にばらつき
を生じ、特に溝ピッチが長い場合に、溝に吸水テープが
相当の長さにわたって存在しない部分が生じることにな
る結果、止水性能のばらつきが大きくなり、全長にわた
って良好な止水性能を有することが困難になる。
に間隔をおいて配置した場合には、止水性能にばらつき
を生じ、特に溝ピッチが長い場合に、溝に吸水テープが
相当の長さにわたって存在しない部分が生じることにな
る結果、止水性能のばらつきが大きくなり、全長にわた
って良好な止水性能を有することが困難になる。
【0012】本発明においては、止水性能や生産性など
の点から、さらに次のように構成することが望ましい。
すなわち、 2枚の吸水テープの幅の和が、スロットロッ
ドの外周長をRとしたとき 0.5R〜0.9 Rの範囲にある
ことが望ましい。また、吸水テープは、海水に対する吸
水倍率が自重の 3倍以上の吸水性能を有するものである
ことが望ましい。さらに、 2枚の吸水テープの幅がほぼ
等しいことが望ましい。
の点から、さらに次のように構成することが望ましい。
すなわち、 2枚の吸水テープの幅の和が、スロットロッ
ドの外周長をRとしたとき 0.5R〜0.9 Rの範囲にある
ことが望ましい。また、吸水テープは、海水に対する吸
水倍率が自重の 3倍以上の吸水性能を有するものである
ことが望ましい。さらに、 2枚の吸水テープの幅がほぼ
等しいことが望ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【0014】図1および図2は本発明の実施の形態の一
例を示す断面図およびその一部を剥ぎ取って示した斜視
図である。
例を示す断面図およびその一部を剥ぎ取って示した斜視
図である。
【0015】これらの図において、11は、たとえば中
心に鋼線やFRP(ガラス繊維強化樹脂)などからなる
テンションメンバ12を有し、外周面に長さ方向に所定
のピッチPでS撚りまたはZ撚りに形成された複数の溝
13を有するスロットロッド14と、このスロットロッ
ド14の溝13の一つに収納された断面円形の単心光フ
ァイバ心線からなる線心対15および介在16、さら
に、残りの溝13に収納された複数の光ファイバテープ
17からなるケーブルコアを示し、光ファイバテープ1
7は、図示を省略するが、光ファイバ心線複数本を並列
配置し、これらの外側に共通の保護被覆を設けて構成さ
れ、その複数枚が積層されてそれぞれの溝13に収納さ
れている。
心に鋼線やFRP(ガラス繊維強化樹脂)などからなる
テンションメンバ12を有し、外周面に長さ方向に所定
のピッチPでS撚りまたはZ撚りに形成された複数の溝
13を有するスロットロッド14と、このスロットロッ
ド14の溝13の一つに収納された断面円形の単心光フ
ァイバ心線からなる線心対15および介在16、さら
に、残りの溝13に収納された複数の光ファイバテープ
17からなるケーブルコアを示し、光ファイバテープ1
7は、図示を省略するが、光ファイバ心線複数本を並列
配置し、これらの外側に共通の保護被覆を設けて構成さ
れ、その複数枚が積層されてそれぞれの溝13に収納さ
れている。
【0016】そして、このケーブルコア11上には、 2
枚の吸水テープ18a、18bが軸心を中心に対向配置
され、さらにその外側に、プラスチックシースなどの外
被19が設けられている。なお、20は、外被19の内
側に長さ方向に配置された切裂き紐である。
枚の吸水テープ18a、18bが軸心を中心に対向配置
され、さらにその外側に、プラスチックシースなどの外
被19が設けられている。なお、20は、外被19の内
側に長さ方向に配置された切裂き紐である。
【0017】吸水テープ18a、18bの材料として
は、アクリル系、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリ
プロピレン系などの合成繊維からなる織布、編布、不織
布、あるいはポリエステルフィルムやポリエチレンフィ
ルムなどのプラスチックフィルムなどの基材上に、ポリ
アクリル酸ナトリウム、ポリメタアクリル酸ナトリウ
ム、デンプン−アクリル酸グラフト共重合物、カルボキ
シメチルセルロース架橋重合物、セルロース−ポリアク
リロニトリルグラフト重合体加水分解物、ポリアクリル
酸ソーダ、メチルメタクリル−酢酸ビニル共重合体加水
分解物、ポリビニルアルコール架橋重合物、ポリアクリ
ロニトリル架橋体加水分解物、ポリエチレンオキサイド
架橋重合物、ポリアクリルアミド架橋重合物、アクリル
アミド−アクリル酸架橋共重合物、スルホアルキル(メ
タ)アクリレート−アクリル酸架橋共重合物などの高吸
水性ポリマーを、スチレンブタジエンゴム、ブタジエン
ゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、イソブチレ
ンゴム、ブチルゴム、エチレン・プロピレンゴム、クロ
ロスルホン化ポリエチレンゴム、シリコーンゴム、トリ
フロロクロロエチレンゴムなどのバインダーで接着した
ものなど、従来より吸収テープとして知られる各種公知
のものから任意に選択して使用することができるが、少
なくとも海水に対する吸水倍率が自重の 3倍以上の吸水
性能を有するものが望ましい。吸水性能が、これより低
いと、止水性能が不十分となるおそれがある。 また、
2枚の吸水テープ18a、18bの幅や厚さなどは特に
限定されるものではないが、いずれも 0.2〜0.3 mm程度
の厚さで、また、それぞれのテープの幅W1 、W2 の和
が、スロットロッドの外周長の 0.5〜0.9 倍となるよう
なのものを使用することが望ましい。両テープの幅
W1 、W2 の和が、スロットロッドの外周長の 0.5倍未
満では、止水性能が不十分となるおそれがある。また、
両テープの幅W1 、W2 の和が、スロットロッドの外周
長の 0.9倍を超えると、止水性能が変わらないうえ、製
造時に、スロットロッドのブレにより 2枚のテープの端
が重なって段差を生じ、外観不良などの品質低下を招く
おそれがある。なお、それぞれのテープ幅W1 、W2 が
ほぼ等しいことがより望ましい。
は、アクリル系、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリ
プロピレン系などの合成繊維からなる織布、編布、不織
布、あるいはポリエステルフィルムやポリエチレンフィ
ルムなどのプラスチックフィルムなどの基材上に、ポリ
アクリル酸ナトリウム、ポリメタアクリル酸ナトリウ
ム、デンプン−アクリル酸グラフト共重合物、カルボキ
シメチルセルロース架橋重合物、セルロース−ポリアク
リロニトリルグラフト重合体加水分解物、ポリアクリル
酸ソーダ、メチルメタクリル−酢酸ビニル共重合体加水
分解物、ポリビニルアルコール架橋重合物、ポリアクリ
ロニトリル架橋体加水分解物、ポリエチレンオキサイド
架橋重合物、ポリアクリルアミド架橋重合物、アクリル
アミド−アクリル酸架橋共重合物、スルホアルキル(メ
タ)アクリレート−アクリル酸架橋共重合物などの高吸
水性ポリマーを、スチレンブタジエンゴム、ブタジエン
ゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、イソブチレ
ンゴム、ブチルゴム、エチレン・プロピレンゴム、クロ
ロスルホン化ポリエチレンゴム、シリコーンゴム、トリ
フロロクロロエチレンゴムなどのバインダーで接着した
ものなど、従来より吸収テープとして知られる各種公知
のものから任意に選択して使用することができるが、少
なくとも海水に対する吸水倍率が自重の 3倍以上の吸水
性能を有するものが望ましい。吸水性能が、これより低
いと、止水性能が不十分となるおそれがある。 また、
2枚の吸水テープ18a、18bの幅や厚さなどは特に
限定されるものではないが、いずれも 0.2〜0.3 mm程度
の厚さで、また、それぞれのテープの幅W1 、W2 の和
が、スロットロッドの外周長の 0.5〜0.9 倍となるよう
なのものを使用することが望ましい。両テープの幅
W1 、W2 の和が、スロットロッドの外周長の 0.5倍未
満では、止水性能が不十分となるおそれがある。また、
両テープの幅W1 、W2 の和が、スロットロッドの外周
長の 0.9倍を超えると、止水性能が変わらないうえ、製
造時に、スロットロッドのブレにより 2枚のテープの端
が重なって段差を生じ、外観不良などの品質低下を招く
おそれがある。なお、それぞれのテープ幅W1 、W2 が
ほぼ等しいことがより望ましい。
【0018】このように構成された光ファイバケーブル
においては、何らかの原因で万一外被19を通って内部
に水が浸入した場合、その水は吸水テープ18に吸収さ
れてケ―ブルの軸方向の走水および内部への浸水が抑止
され、その効果は、ケーブルコア11全周を吸水テープ
で覆った従来構造のケーブルに匹敵するものとなる。し
かも、吸水テープ18は 2枚を縦添えするだけなので、
従来の重ね巻きしたものに比べて巻き付け時の線速を早
めることができ、また、粗巻紐を巻き付ける必要もない
ので、生産性を向上させることができる。また、吸水テ
ープの使用量を削減できるため、製品コストを低減する
ことができる。さらに、たるみやしわなどの発生が抑え
られるため、外観が良好で品質の高いケーブルを安定し
て製造することができる。
においては、何らかの原因で万一外被19を通って内部
に水が浸入した場合、その水は吸水テープ18に吸収さ
れてケ―ブルの軸方向の走水および内部への浸水が抑止
され、その効果は、ケーブルコア11全周を吸水テープ
で覆った従来構造のケーブルに匹敵するものとなる。し
かも、吸水テープ18は 2枚を縦添えするだけなので、
従来の重ね巻きしたものに比べて巻き付け時の線速を早
めることができ、また、粗巻紐を巻き付ける必要もない
ので、生産性を向上させることができる。また、吸水テ
ープの使用量を削減できるため、製品コストを低減する
ことができる。さらに、たるみやしわなどの発生が抑え
られるため、外観が良好で品質の高いケーブルを安定し
て製造することができる。
【0019】
【実施例】次に、本発明の実施例を具体的に記載する。 実施例1〜8 中心にFRP(ガラス繊維強化ポリエステル樹脂)から
なるテンションメンバを有し、外周面にS撚りに 6本の
溝(幅 1.4mm、深さ 2.4mm、ピッチ500mm )が形成され
た、外径10mmおよび20mmのポリエチレン製スロットロッ
ドの溝の 5本に、それぞれ、厚さ 0.4mm、幅 1.1mmの 4
心光ファイバテープを 5枚ずつ積層して収納するととも
に、残りの 1本の溝に 1対の断面円形の単心光ファイバ
心線と介在とを収納した。次いで、これらの外周に軸心
を中心に、ポリエステル織布テープ上にブチルゴムをバ
インダーとしてポリアクリル酸ナトリウムを 85g/m2 付
着させた厚さ 0.3mm、幅 5〜30mmの吸水テープ(人工海
水に対する吸水倍率 5倍)2枚を対向配置し、かつ、吸
水テープ間のスロットロッド上に長さ方向に切裂き紐を
添わせつつ、その外周にポリエチレンシースを押出被覆
して、外径約 15mmおよび約 25mm の光ファイバケーブ
ルを製造した。
なるテンションメンバを有し、外周面にS撚りに 6本の
溝(幅 1.4mm、深さ 2.4mm、ピッチ500mm )が形成され
た、外径10mmおよび20mmのポリエチレン製スロットロッ
ドの溝の 5本に、それぞれ、厚さ 0.4mm、幅 1.1mmの 4
心光ファイバテープを 5枚ずつ積層して収納するととも
に、残りの 1本の溝に 1対の断面円形の単心光ファイバ
心線と介在とを収納した。次いで、これらの外周に軸心
を中心に、ポリエステル織布テープ上にブチルゴムをバ
インダーとしてポリアクリル酸ナトリウムを 85g/m2 付
着させた厚さ 0.3mm、幅 5〜30mmの吸水テープ(人工海
水に対する吸水倍率 5倍)2枚を対向配置し、かつ、吸
水テープ間のスロットロッド上に長さ方向に切裂き紐を
添わせつつ、その外周にポリエチレンシースを押出被覆
して、外径約 15mmおよび約 25mm の光ファイバケーブ
ルを製造した。
【0020】得られた各ケーブルの止水性能を調べるた
め、図3に示すように、塩化ビニル樹脂からなるL型接
続管21の一端に、内径 16mm および 26mm の透明アク
リル管22を挿入する一方、他端に上記各実施例で得ら
れた光ファイバケーブルから切り出した長さ約 7m の試
料ケーブル23を挿入し、いずれも隙間の生じないよう
封止材24により密封固定した。
め、図3に示すように、塩化ビニル樹脂からなるL型接
続管21の一端に、内径 16mm および 26mm の透明アク
リル管22を挿入する一方、他端に上記各実施例で得ら
れた光ファイバケーブルから切り出した長さ約 7m の試
料ケーブル23を挿入し、いずれも隙間の生じないよう
封止材24により密封固定した。
【0021】次いで、試料ケーブル23が水平に、透明
アクリル管22が垂直になるように保持し、透明アクリ
ル管22上部より人工海水(八州薬品社製 商品名アク
アマリン)を加えて試料ケーブル23端面に 0.1気圧の
水圧を印加し、24時間経過後の走水長を測定した。
アクリル管22が垂直になるように保持し、透明アクリ
ル管22上部より人工海水(八州薬品社製 商品名アク
アマリン)を加えて試料ケーブル23端面に 0.1気圧の
水圧を印加し、24時間経過後の走水長を測定した。
【0022】これらの測定結果を、吸水テープ配置時の
しわもしくは段差の発生の有無とともに表1に示す。な
お、しわもしくは段差の発生の確認は目視にて行い、こ
れらの発生がなかったものを○、発生が認められたもの
を×として示した。
しわもしくは段差の発生の有無とともに表1に示す。な
お、しわもしくは段差の発生の確認は目視にて行い、こ
れらの発生がなかったものを○、発生が認められたもの
を×として示した。
【0023】また、表1には、本発明の効果を確認する
ため、 2枚の吸水テープの両端が重なり合った例(比較
例1)、および、 1枚の吸水テープを縦添えした例(比
較例2)について、実施例と同様に行った性能評価試験
の結果を併せ示した。
ため、 2枚の吸水テープの両端が重なり合った例(比較
例1)、および、 1枚の吸水テープを縦添えした例(比
較例2)について、実施例と同様に行った性能評価試験
の結果を併せ示した。
【0024】
【表1】 表1からも明らかなように、本発明にかかる光ファイバ
ケーブル、特に、 2枚の吸水テープの幅の和がスロット
ロッド外周長の 0.5〜0.9 倍の範囲にある実施例1〜5
の光ファイバケーブルでは、止水性能に優れ、かつ、し
わや段差の発生も認められなかった。ちなみに、上記走
水試験による合格基準は、走水長 10m以下とされてい
る。
ケーブル、特に、 2枚の吸水テープの幅の和がスロット
ロッド外周長の 0.5〜0.9 倍の範囲にある実施例1〜5
の光ファイバケーブルでは、止水性能に優れ、かつ、し
わや段差の発生も認められなかった。ちなみに、上記走
水試験による合格基準は、走水長 10m以下とされてい
る。
【0025】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかなように、本
発明の光ファイバケーブルによれば、従来の防水型光フ
ァイバケーブルに匹敵する止水性能が得られるうえ、生
産性を向上させ、かつ、吸水テープの使用量の削減によ
り製品コストを低減することができる。また、吸水テー
プのたるみやしわなどの発生が抑制されるため、品質の
向上、安定化を図ることができる。
発明の光ファイバケーブルによれば、従来の防水型光フ
ァイバケーブルに匹敵する止水性能が得られるうえ、生
産性を向上させ、かつ、吸水テープの使用量の削減によ
り製品コストを低減することができる。また、吸水テー
プのたるみやしわなどの発生が抑制されるため、品質の
向上、安定化を図ることができる。
【図1】本発明の光ファイバケーブルの実施の形態の一
例を示す断面図。
例を示す断面図。
【図2】図1に示す光ファイバケーブルの一部を剥ぎ取
って示した斜視図。
って示した斜視図。
【図3】光ファイバケーブルの走水試験の方法を説明す
る側面図。
る側面図。
【図4】従来の防水型光ファイバケーブルの一例を示す
斜視図。
斜視図。
【図5】従来の防水型光ファイバケーブルの他の例を示
す斜視図。
す斜視図。
11………ケーブルコア 13………溝 14………スロットロッド 17………光ファイバテープ 18a、18b………吸水テープ 19………外被
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 宏 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内 (72)発明者 斎藤 延樹 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 外周面に長さ方向に伸びるS撚りまたは
Z撚りの溝を有するスロットロッドと、前記溝に収納さ
れた光ファイバ心線と、これらの外周に軸心を中心に対
向配置された 2枚の吸水テープと、これらを被覆するケ
ーブル外被とを具備してなることを特徴とする防水型光
ファイバケーブル。 - 【請求項2】 請求項1記載の防水型光ファイバケーブ
ルにおいて、 2枚の吸水テープの幅の和が、スロットロッドの外周長
をRとしたとき 0.5R〜0.9 Rであることを特徴とする
防水型光ファイバケーブル。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の防水型光ファイ
バケーブルにおいて、 吸水テープは、海水に対する吸水倍率が自重の 3倍以上
のものであることを特徴とする防水型光ファイバケーブ
ル。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか 1項記載の防
水型光ファイバケーブルにおいて、 2枚の吸水テープの幅がほぼ等しいことを特徴とする防
水型光ファイバケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7260032A JPH09101440A (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | 防水型光ファイバケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7260032A JPH09101440A (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | 防水型光ファイバケーブル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09101440A true JPH09101440A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17342362
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7260032A Withdrawn JPH09101440A (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | 防水型光ファイバケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09101440A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006258889A (ja) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光ファイバケーブル |
| JP2010185898A (ja) * | 2009-02-10 | 2010-08-26 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光ファイバケーブル及び光ファイバケーブルの製造方法 |
-
1995
- 1995-10-06 JP JP7260032A patent/JPH09101440A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006258889A (ja) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光ファイバケーブル |
| JP2010185898A (ja) * | 2009-02-10 | 2010-08-26 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光ファイバケーブル及び光ファイバケーブルの製造方法 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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