JPH09105269A - 車両用ウィンドガラスの取付け構造及び取付け方法 - Google Patents

車両用ウィンドガラスの取付け構造及び取付け方法

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JPH09105269A
JPH09105269A JP29043495A JP29043495A JPH09105269A JP H09105269 A JPH09105269 A JP H09105269A JP 29043495 A JP29043495 A JP 29043495A JP 29043495 A JP29043495 A JP 29043495A JP H09105269 A JPH09105269 A JP H09105269A
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JP
Japan
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carrier plate
retainer
window glass
restricting
respect
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JP29043495A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Mori
和彦 森
Kenichi Ogawa
健一 小川
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウィンドガラスをリテーナを介してウィンド
レギュレータのキャリアプレートに取付ける際、前後左
右方向に正確に案内して位置決めしにくい。 【解決手段】 ウィンドガラス4の下端部に1対のリテ
ーナ26,27を取付けた状態でそれらを下降させるこ
とにより、ウィンドレギュレータのキャリアプレート1
3の上端部分に取付ける取付け構造において、リテーナ
26,27に、前後位置規制部31とその前後位置規制
面31a、前後方向案内部32とその第1傾斜案内面3
2a、左右方向案内部33とその第2傾斜案内面33a
を形成し、キャリアプレート13に対してリテーナ2
6,27を前後左右方向に案内し正確に位置決めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用ウィンドガ
ラスの取付け構造及びその取付け方法に関し、特にウィ
ンドレギュレータのキャリアプレートにウィンドガラス
の下端部をリテーナを介して取付ける際の案内構造と位
置決め構造を改善した技術に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のウィンドガラスの下端部は、ドア
のウィンドレギュレータのキャリアプレートに連結さ
れ、キャリアプレートを介して昇降駆動される。前記ウ
ィンドガラスをキャリアプレートに取付ける構造のう
ち、一般的な取付け構造では、図8、図9に示すよう
に、ウィンドガラス50の下端部に1対のリテーナ51
をファスナー部52を介して取付け、ウィンドガラス5
0とリテーナ51とをドアのインナパネルとアウタパネ
ル間に上方より下降挿入して、リテーナをウィンドレギ
ュレータのキャリアプレート56の外面に当接状態に
し、リテーナ51の上下位置規制部53をキャリアプレ
ート56の上端に係止させ、ウィンドガラス50の前後
方向位置をウィンドガラス50の前端部又は後端部を案
内する為にドア内に設けたガイドレールを介して位置決
めして、リテーナ51のボルト穴55をキャリアプレー
ト56のボルト穴57に一致させてから、ボルト58を
ボルト穴57からファスナー部52のボルト穴55に締
結して固定する。尚、リテーナ51の下端部には、ウィ
ンドガラス50の下端面に対向して回動規制する回動規
制部54が一体形成されている。
【0003】一方、実開平5−67516号公報には、
ドアガラス支持構造において、リテーナの上端部にウィ
ンドガラスの下端部を嵌合させる溝部を形成し、その溝
部の両側の1対の挟持片で挟持してリテーナをウィンド
ガラスに取付け、リテーナのキャリアプレートへの取付
部の上端部に、リテーナをキャリアプレートの上端に係
止させる受け部を形成し、その受け部の内側にキャリア
プレートを受け部の方へ案内するように下方へ傾斜状に
突出した1対の突起部を一体形成してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図8、図9に示すよう
に、ウィンドガラスを両手で支持してドア内へ下降させ
て取付ける際、ウィンドガラスの左右方向位置(車幅方
向位置)を案内する案内部が無く、ウィンドガラスの前
後方向位置はガイドレールを介して規制されるだけであ
るため、回動規制部がキャリアプレートの上端に引っ掛
かって円滑に組付けることができないことが多い。ま
た、リテーナがキャリアプレートの外側でなく内側へず
れた状態で下降してしまうため、再度ウィンドガラスを
少し上昇させてウィンドガラスの姿勢を修正してから組
付けなければならないことも多い。また、ウィンドガラ
スの前端部又は後端部をガイドレールで案内するもの
の、ウィンドガラスが正規の姿勢から傾いた状態で下降
する場合もあり、ウィンドガラスの前後方向位置を正確
に規制できないため、ウィンドガラスを前後方向に位置
決めするのにもかなりの労力や時間がかかる。
【0005】前記公報に記載のドアガラス支持構造にお
いても、ウィンドガラスとリテーナとを下降させて組付
ける際に、取付部の下端面がキャリアプレートの上端面
に引っ掛かったり、リテーナがキャリアプレートの内側
へ外れたまま下降する等の問題が解消されていないし、
また、リテーナには、ウィンドガラスの前後方向位置を
正確に位置決めする構造が何ら設けられていないので、
ウィンドガラスを前後方向に位置決めするのにもかなり
の労力や時間がかかる。
【0006】本発明の目的は、ウィンドガラス取付けの
際、リテーナの下端部がキャリアプレートの上端に引っ
掛かるのを防止すること、リテーナの下端部をキャリア
プレートの外側へ確実に案内可能にすること、リテーナ
のキャリアプレートに対する前後方向位置を円滑かつ正
確に位置決めできるようにすること、等である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の車両用ウィン
ドガラスの取付け構造は、ウィンドレギュレータのキャ
リアプレートにウィンドガラスを、ウィンドガラスの下
端部に取付けられ且つキャリアプレートの上端部分に取
付けられるリテーナを介して取付ける車両用ウィンドガ
ラスの取付け構造において、前記リテーナに、キャリア
プレートに対するリテーナの前後方向位置を規制する前
後位置規制部を一体形成したものである。ウィンドガラ
スの下端部にリテーナを取付けた状態でウィンドガラス
とリテーナとを下降させてキャリアプレートに位置決め
する際、リテーナに一体形成した前後位置規制部を介し
てキャリアプレートに対するリテーナの前後方向位置を
規制して前後方向位置を位置決めすることができる。
尚、前後方向とは、車両における前後方向を意味する。
【0008】請求項2の車両用ウィンドガラスの取付け
構造は、請求項1の発明において、前記前後位置規制部
は、その規制面をキャリアプレートの上端部分の前端面
又は後端面に当接させて位置規制するように構成された
ものである。前後位置規制部の規制面をキャリアプレー
トの上端部分の前端面又は後端面に当接させて位置規制
するため、キャリアプレートに対してリテーナを確実に
位置規制できるし、キャリアプレートの構造が複雑化す
ることもない。
【0009】請求項3の車両用ウィンドガラスの取付け
構造は、請求項1又は請求項2の発明において、前記リ
テーナに、前後位置規制部の規制面の下端に連なり且つ
下方程キャリアプレートから離隔するように傾斜した第
1傾斜案内面を有する前後方向案内部を一体形成したも
のである。ウィンドガラスとリテーナとを下降させて取
付ける際にリテーナがキャリアプレートに接近し、前後
方向案内部の第1傾斜案内面にキャリアプレートの上端
角部が当接すると、第1傾斜案内面の案内作用により、
キャリアプレートの上端角部が前後位置規制部の規制面
の方へ移動するようにウィンドガラスとリテーナの前後
方向位置が修正されるため、円滑に能率的に案内して位
置決めすることができる。
【0010】請求項4の車両用ウィンドガラスの取付け
構造は、請求項3の発明において、前記リテーナにキャ
リアプレートへ固定される固定面としての左右位置規制
面を形成し、この左右位置規制面の下端に連なり且つ下
方程キャリアプレートから離隔するように傾斜した第2
傾斜案内面を有する左右方向案内部をリテーナに一体形
成したものである。尚、左右方向とは、車両における左
右方向(車幅方向)を意味する。
【0011】ウィンドガラスとリテーナとが下降してキ
ャリアプレートの上端に接近すると、最初にキャリアプ
レートの上端が左右方向案内部の第2傾斜案内面に当接
するためリテーナの下端がキャリアプレートの上端に引
っ掛かってしまうことがない。しかも、ウィンドガラス
とリテーナとが更に下降する際に、第2傾斜案内面の案
内作用で、それらが一層キャリアプレートの外側へ移動
するように案内され、リテーナの左右位置規制面がキャ
リアプレートの外面に一致した状態で下降し、左右位置
規制面がキャリアプレートの外面に当接した状態となっ
てキャリアプレートに対する左右方向位置が正確に位置
決めされる。
【0012】請求項5の車両用ウィンドガラスの取付け
方法は、ウィンドレギュレータのキャリアプレートに対
して、上方からウィンドガラスとその下端部に取付けら
れたリテーナとを下降させて、ウィンドガラスをキャリ
アプレートにリテーナを介して取付ける車両用ウィンド
ガラスの取付け方法において、前記リテーナに、キャリ
アプレートに固定される固定面としての左右位置規制面
と、キャリアプレートに対するリテーナの前後方向位置
を規制する前後位置規制部とを予め形成しておき、前記
リテーナがキャリアプレートに接近したとき、キャリア
プレートに対するリテーナの左右方向位置を左右位置規
制面で規制するとともに、キャリアプレートに対するリ
テーナの前後方向位置を前後位置規制部で規制すること
によりキャリアプレートに対してリテーナを位置決めす
ることを特徴とするものである。
【0013】このように、リテーナに予め左右位置規制
面と前後位置規制部とを形成しておき、これらを介して
リテーナのキャリアプレートに対する左右方向位置と前
後方向位置とを規制して位置決めするので、リテーナを
キャリアプレートに対して左右方向と前後方向に正確に
位置決めして取付けることができ、ウィンドガラス取付
け作業を能率的に行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。本実施の形態は自動車
の後部ドアのウィンドガラス取付け構造とウィンドガラ
ス取付け方法に本発明を適用した場合の一例である。
尚、以下の説明において、自動車における前後左右を前
後左右として、また、自動車の内側を内側、外側を外側
として説明する。図1は、自動車の右側の後部ドアのイ
ンナパネルを除いて内側から視た状態を示し、図2は、
その後部ドアの縦断面である。
【0015】図1、図2に示すように、自動車の右側の
後部ドア1のアウタパネル2の内面側にはウィンドガラ
ス4と、このウィンドガラス4を昇降駆動する為のウィ
ンドレギュレータ5が配設され、このウィンドレギュレ
ータ5は、その内側のインナパネル3に取付けられてい
る。この後部ドア1の前端側にはウィンドガラス4の前
端部の下部を昇降自在に案内するガイド部材6が設けら
れ、その上端部からドアサッシュ7が延びている。この
後部ドア1の後部の上部には、ドアサッシュ7と、嵌め
殺しの固定ガラス8と、そのサッシュ部材9とが設けら
れている。
【0016】前記ウィンドレキュレータ5について簡単
に説明すると、立て向きのレール部材10の上下両端部
には、夫々上部支持板11と、下部支持板12とが固着
され、これら上部支持板11と下部支持板12はインナ
パネル3に固定され、キャリアプレート13はレール部
材10に沿って昇降自在にレール部材10で案内されて
いる。レギュレータ本体14は、電動モータ15と、こ
の電動モータ15で減速ギヤ機構を介して正逆回転駆動
されるワイヤリールであってリールケース16内に収容
されたワイヤリールとを有する。
【0017】一方のワイヤ17の基端はワイヤリールに
固定され、ワイヤ17はリールケース16から上方へ延
びるチューブ18内を案内されて上部支持板11の頂部
の案内輪19へ導入され、案内輪19を経由して下方へ
延び、キャリアプレート13の連結部20に連結されて
いる。他方のワイヤ21の基端はワイヤリールに固定さ
れ、ワイヤ21はリールケース16から下方へ延びるチ
ューブ22内を案内されて下部支持板12の下端の案内
輪23に導入され、案内輪23を経由して上方へ延び、
キャリアプレート13の連結部20に連結されている
(図7参照)。
【0018】つまり、電動モータ15を例えば正転させ
ると、一方のワイヤ17が巻き取られ且つ他方のワイヤ
21が繰り出され、キャリアプレート13とキャリアプ
レート13に連結されたウィンドガラス4とが上昇す
る。その反対に、電動モータ15を逆転させると、一方
のワイヤ17が繰り出され且つ他方のワイヤ21が巻き
取られ、キャリアプレート13とキャリアプレート13
に連結されたウィンドガラス4とが下降する。
【0019】次に、ウィンドガラス4の下端部を1対の
リテーナ26,27を介してキャリアプレート13の上
端部分に固定するウィンドガラス取付け構造について説
明する。最初に、1対のリテーナ26,27は互いに対
称の構造のものであるので、図1、図7における前部側
(図上左側)のリテーナ26について説明する。図3〜
図6に示すように、リテーナ26は合成樹脂製の一体成
形品であり、このリテーナ26は、ほぼ矩形板状の固定
壁部28と、上下位置規制部29と、補助規制部30
と、前後位置規制部31と、前後方向案内部32と、左
右方向案内部33と、ファスナー部34とを有する。
【0020】固定壁部28の内面である固定面は、キャ
リアプレート13の上端部分の外面に密着状に固定され
る左右位置規制面28aである。上下位置規制部29と
前後位置規制部31と前後方向案内部32とは、左右位
置規制面28aの外縁部から内側へ直角にフランジ状に
突出するように形成されている。前記上下位置規制部2
9は、固定壁部28の上端部にキャリアプレート13の
後方下がり緩傾斜状の上端縁と平行に形成され、この上
下位置規制部29の下面がキャリアプレート13の上端
面で係止されてリテーナ26のキャリアプレート13に
対する上下方向位置が位置決めされることから、上下位
置規制部29の下面が上下位置規制面29aである。
【0021】補助規制部30は、上下位置規制部29の
内端部の中央部から下方へ突出するように形成され、こ
の補助規制部30は上下位置規制部29がキャリアプレ
ート13の上端部から外側へ外れないように規制するも
のである。前後位置規制部31は、上下位置規制部29
の前端から直角に下方へ延びるように連続状に形成さ
れ、その前後位置規制面31aにキャリアプレート13
の上端部分の前端面を当接させることにより、リテーナ
26のキャリアプレート13に対する前後方向位置を正
確に位置決めすることができる。
【0022】前後方向案内部32は前後位置規制部31
の下端に連なり、この前後方向案内部32には、前後位
置規制面31aの下端に連なる第1傾斜案内面32aが
形成され、前後方向案内部32と第1傾斜案内面32a
は、下方程キャリアプレート13の前端面から離隔する
ように傾斜状に形成され、この第1傾斜案内面32aの
前後位置規制面31aに対する角度は約30度である。
即ち、ウィンドガラス4の組付けの際、ウィンドガラス
4と共にリテーナ26を下降させていき、キャリアプレ
ート13に接近したとき、第1傾斜案内面32aをキャ
リアプレート13の上端の前端角部13aに当接させ
て、リテーナ26を前後方向に案内するように構成して
ある(図7参照)。
【0023】左右方向案内部33は、固定壁部28の下
端部から外側へ厚肉のフランジ状に突出するように形成
され、この左右方向案内部33の内面には、下方程キャ
リアプレート13から離隔するように約45度の傾斜角
で傾斜した第2傾斜案内面33aが形成され、この第2
傾斜案内面33aは左右位置規制面28aの下端に連な
るように形成されている。即ち、ウィンドガラス4の組
付けの際、ウィンドガラス4と共にリテーナ26を下降
させていき、リテーナ26の左右方向案内部33がキャ
リアプレート13に接近したとき、第2傾斜案内面33
aをキャリアプレート13の上端に当接させることで、
リテーナ26をキャリアプレート13の内側ではなく外
側へ移動させるように左右方向に案内するように構成し
てある。
【0024】ファスナー部34は、固定壁部28の中央
部よりもやや上側且つやや後側の位置において、固定壁
部28の左右位置規制面28a(キャリアプレート側固
定面)と反対側のウィンドガラス4に密着状に固定され
るガラス側固定面28bに突設され、このファスナー部
34をウィンドガラス4の下端部の穴4aに挿入させる
ことで、リテーナ26がウィンドガラス4に取付けら
れ、この取付け状態において、左右方向案内部33の上
面33bがウィンドガラス4の下端面に接近して位置す
るため、ウィンドガラス4に対するリテーナ26の姿勢
がほぼ所期の姿勢に保持される(図6参照)。
【0025】このファスナー部34の中心部には、その
中心部と固定壁部28を貫通するボルト穴35が形成さ
れ、ファスナー部34の先端部にはテーパー状の抜止め
用の係止部34aが形成され、係止部34aの基端は穴
4aよりも大径に形成され、ファスナー部34を穴4a
に挿入可能且つボルト37で拡径可能にする為にファス
ナー部34は4つのスリット34bにより4分割してあ
る。
【0026】次に、ウィンドガラスの取付け方法につい
て説明する。自動車製造工場のドア組立ラインにおい
て、インナパネル3とアウタパネル2とからなり、ウィ
ンドレギュレータ5を組付けて立て向き姿勢にしたドア
本体に対して、ウィンドガラス4が上方から組付けられ
る。図7に示すように、最初に、ウィンドガラス4の下
端部に1対の相対称のリテーナ26,27を固定する。
この場合、各リテーナ26,27のファスナー部34を
ウィンドガラス4の内面側から穴4aに挿入し、リテー
ナ26,27をファスナー部34によりウィンドガラス
4に取付ける。このとき、リテーナ26,27の左右方
向案内部33の上面34bがウィンドガラス4の下端面
に接近して臨むため、リテーナ26,27の姿勢がほぼ
所期の姿勢に保持される。
【0027】次に、キャリアプレート13をその下限位
置よりも上方の所定位置に保持した状態において、ウィ
ンドガラス4とリテーナ26,27とを、上方から後部
ドア1のインナパネル3とアウタパネル2間に下降させ
ていき、ウィンドガラス4の下端部前端をガイドレール
6で案内しながら下降させていくと、リテーナ26,2
7の第2傾斜案内面33aがキャリアプレート13の上
端に当接して案内されるため、リテーナ26,27がキ
ャリアプレート13の上端に引っ掛かることがなく、リ
テーナ26,27の左右位置規制面28aがキャリアプ
レート13の外面に接触するように移動して左右方向
(車幅方向)に位置決めされる。
【0028】ウィンドガラス4がキャリアプレート13
に対して後方へずれて下降する場合には、前側のリテー
ナ26の第1傾斜案内面32aがキャリアプレート13
の上端の前端角部13aに当接して案内されるため、ウ
ィンドガラス4の前後方向位置が前方へ自動的に修正さ
れ、その後リテーナ26の前後位置規制面31aがキャ
リアプレート13の前端面に当接したまま下降して、図
7に鎖線で図示の状態になり、リテーナ26,27の上
下位置規制部29がキャリアプレート13の上端面で係
止され、リテーナ26,27のボルト穴35と、キャリ
アプレート13の1対のボルト穴36とが一致した状態
になる。
【0029】ウィンドガラス4の下端部前端をガイドレ
ール6で案内しつつ下降させる関係上、ウィンドガラス
4がキャリアプレート13に対して前方へ大きくずれる
ことはないが、ウィンドガラス4を正規の姿勢から傾け
た状態で下降させると、リテーナ26,27がキャリア
プレート13に対して前方へ少しずれた状態で下降する
ことがある。その場合、後側のリテーナ27の第1傾斜
案内面32aがキャリアプレート13の上端の後端角部
13bに当接して案内されるため、前記と同様に、ウィ
ンドガラス4の前後方向位置が自動的に修正され、リテ
ーナ26,27の上下位置規制部29がキャリアプレー
ト13の上端面で係止された状態では、リテーナ26,
27のボルト穴35と、キャリアプレート13の1対の
ボルト穴36とが一致した状態になる。
【0030】こうして、ウィンドガラス4とリテーナ2
6,27とをキャリアプレート13に対して前後左右上
下方向に位置決めし、リテーナ26,27のボルト穴3
5と、キャリアプレート13の1対のボルト穴36とを
一致させた状態において、各組のボルト穴36,35に
内側からボルト37を強制的に螺合させて、ファスナー
部34の径を僅かに拡大させると、図6に示すように、
ウィンドガラス4の下端部が、リテーナ26,27と1
対のボルト37を介してキャリアプレート13の上端部
分に強固に固定されることになる。
【0031】本実施形態のキャリアプレート13の上端
縁が後方下がりに傾斜しているため、リテーナ26,2
7の上下位置規制部29がキャリアプレート13の上端
に係止された状態で、ウィンドガラス4を支える拘束力
を解除ないし弱くすると、ウィンドガラス4の自重によ
りウィンドガラス4が後方へ移動し、前側のリテーナ2
6の前後位置規制面31aがキャリアプレート13の前
端面に当接して、ウィンドガラス4の前後方向位置が位
置決めされることになる。それ故、部品の製作誤差等に
鑑みて、後側のリテーナ27の前後位置規制面31aと
キャリアプレート13の後端面間の隙間をある程度大き
く設定してもよい。
【0032】以上説明したウィンドガラスの取付け構造
と取付け方法の作用、効果について説明する。リテーナ
26,27の左右方向案内部33の第2傾斜案内面33
aであって左右位置規制面28a(キャリアプレート側
固定面)に連なる第2傾斜案内面33aの案内作用によ
り、ウィンドガラス4を取付ける際に、リテーナ26,
27をキャリアプレート13の外面側へ案内できるた
め、リテーナ26,27がキャリアプレート13の上端
に引っ掛かってしまったり、キャリアプレート13の内
側に移動してしまうのを確実に防止することができる。
【0033】また、リテーナ26,27の前後方向案内
部32の第1傾斜案内面32aであって前後位置規制面
28aに連なる第1傾斜案内面32aの案内作用によ
り、ウィンドガラス4を取付ける際に、キャリアプレー
ト13に対してリテーナ26,27を案内して、リテー
ナ26,27の前後位置規制面31a間にキャリアプレ
ート13の上端部分が入るようにリテーナ26,27と
ウィンドガラス4を案内することができる。更に、リテ
ーナ26,27の前後位置規制部31の前後位置規制面
31aにより、キャリアプレート13に対するリテーナ
26,27及びウィンドガラス4の前後方向位置を正確
に位置決めすることができる。
【0034】また、リテーナ26,27の上下位置規制
部29をキャリアプレート13の上端に係止させること
により、キャリアプレート13に対するリテーナ26,
27及びウィンドガラス4の上下方向位置を正確に位置
決めすることができ、リテーナ26,27の補助規制部
30の規制作用により、上下位置規制部29がキャリア
プレート13から外れるのを規制することができる。
【0035】以上のように、リテーナ26,27に、簡
単な構造の、左右方向案内部33とその第2傾斜案内面
33a、前後方向案内部32とその第1傾斜案内面32
a、前後位置規制部31とその前後位置規制面31aを
設けたことにより、ウィンドガラス4をキャリアプレー
ト13に位置決めして取付ける際に、円滑に能率的に組
付けることが可能になり、しかもウィンドガラス4をキ
ャリアプレート13に正確且つ簡単に位置決めして取付
けることができる。その結果、ウィンドガラス4を取付
ける作業負荷を低減して取付けコストを低減し、製品の
品質を高めることができる。
【0036】ここで、前記実施形態を部分的に変更した
変更形態について説明する。 1〕 本実施形態のキャリアプレート13の上端縁が後
方下がりに傾斜しており、また、ウィンドガラス4を取
付ける際ウィンドガラス4の前端下部をガイドレール6
で案内させるため、後側のリテーナ27の第1傾斜面3
2aと前後位置規制面31aは必ずしも必須のものでは
なく、また、リテーナ26の第2傾斜案内面33aによ
る左右方向案内作用が得られるため、後側のリテーナ2
7の代わりに、図8、図9に図示の従来のリテーナを適
用することも可能である。 2〕 前記キャリアプレート13の上端縁は必ずしも傾
斜状に形成する必要はなく水平状に形成してもよいが、
この場合1対のリテーナ26,27が必要である。ま
た、前記前後1対のリテーナ26,27は必ずしも別体
に形成する必要はなく、一体品に構成してもよい。
【0037】
【発明の効果】請求項1の車両用ウィンドガラスの取付
け構造においては、リテーナに、キャリアプレートに対
するリテーナの前後方向位置を規制する前後位置規制部
を一体形成したので、ウィンドガラスとリテーナとを下
降させてキャリアプレートに位置決めする際、リテーナ
に一体形成した前後位置規制部を介してキャリアプレー
トに対するリテーナの前後方向位置を規制して前後方向
位置を正確に位置決めすることができる。
【0038】請求項2の車両用ウィンドガラスの取付け
構造においては、請求項1と同様の効果を奏するが、前
記前後位置規制部は、その規制面をキャリアプレートの
上端部分の前端面又は後端面に当接させて位置規制する
ように構成されているため、キャリアプレートに対して
リテーナを確実に位置規制できるし、キャリアプレート
の構造が複雑化することもない。
【0039】請求項3の車両用ウィンドガラスの取付け
構造においては、請求項1又は請求項2と同様の効果を
奏するが、前記リテーナに、前後位置規制部の規制面の
下端に連なり且つ下方程キャリアプレートから離隔する
ように傾斜した第1傾斜案内面を有する前後方向案内部
を一体形成したので、第1傾斜案内面の案内作用によ
り、ウィンドガラスとリテーナの前後方向位置を修正し
て、円滑に能率的に案内して位置決めすることができ
る。
【0040】請求項4の車両用ウィンドガラスの取付け
構造においては、請求項3と同様の効果を奏するが、前
記リテーナにキャリアプレートへ固定される固定面とし
ての左右位置規制面を形成し、この左右位置規制面の下
端に連なり且つ下方程キャリアプレートから離隔するよ
うに傾斜した第2傾斜案内面を有する左右方向案内部を
リテーナに一体形成したので、ウィンドガラスとリテー
ナとが下降してキャリアプレートの上端に接近すると、
最初にキャリアプレートの上端が左右方向案内部の第2
傾斜案内面に当接するためリテーナの下端がキャリアプ
レートの上端に引っ掛かってしまうことがない。
【0041】しかも、ウィンドガラスとリテーナとが更
に下降する際に、第2傾斜案内面の案内作用で、それら
が一層外側へ移動するように案内され、リテーナの左右
位置規制面がキャリアプレートの外面に一致した状態で
下降し、左右位置規制面がキャリアプレートの外面に当
接した状態となってキャリアプレートに対する左右方向
位置が正確に位置決めされる。
【0042】請求項5の車両用ウィンドガラスの取付け
方法においては、リテーナに予め左右位置規制面と前後
位置規制部とを形成しておき、これらを介してリテーナ
のキャリアプレートに対する左右方向位置と前後方向位
置とを規制して位置決めするので、リテーナをキャリア
プレートに対して左右方向と前後方向に正確に位置決め
して取付けることができ、ウィンドガラス取付け作業を
能率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る自動車の右側後部ドア
のウィンドレギュレータ等の要部側面図である。
【図2】図1の後部ドアの縦断面図である。
【図3】前側のリテーナを内側から視た図である。
【図4】図3のリテーナを外側から視た図である。
【図5】図3のV 矢視図である。
【図6】ウィンドガラスとキャリアプレートとの連結部
の縦断面図である。
【図7】ウィンドガラスを取付ける取付け方法の説明図
である。
【図8】従来技術に係るウィンドガラスとリテーナをキ
ャリアプレートに取付ける取付け方法の説明図である。
【図9】図8のIX−IX線断面図である。
【符号の説明】
4 ウィンドガラス 5 ウィンドレギュレータ 13 キャリアプレート 26,27 リテーナ 28a 左右位置規制面 31 前後位置規制部 31a 前後位置規制面 32 前後方向案内部 32a 第1傾斜案内面 33 左右方向案内部 33a 第2傾斜案内面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウィンドレギュレータのキャリアプレー
    トにウィンドガラスを、ウィンドガラスの下端部に取付
    けられ且つキャリアプレートの上端部分に取付けられる
    リテーナを介して取付ける車両用ウィンドガラスの取付
    け構造において、 前記リテーナに、キャリアプレートに対するリテーナの
    前後方向位置を規制する前後位置規制部を一体形成した
    ことを特徴とする車両用ウィンドガラスの取付け構造。
  2. 【請求項2】 前記前後位置規制部は、その規制面をキ
    ャリアプレートの上端部分の前端面又は後端面に当接さ
    せて位置規制するように構成されたことを特徴とする請
    求項1に記載の車両用ウィンドガラスの取付け構造。
  3. 【請求項3】 前記リテーナに、前後位置規制部の規制
    面の下端に連なり且つ下方程キャリアプレートから離隔
    するように傾斜した第1傾斜案内面を有する前後方向案
    内部を一体形成したことを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載の車両用ウィンドガラスの取付け構造。
  4. 【請求項4】 前記リテーナにキャリアプレートへ固定
    される固定面としての左右位置規制面を形成し、この左
    右位置規制面の下端に連なり且つ下方程キャリアプレー
    トから離隔するように傾斜した第2傾斜案内面を有する
    左右方向案内部をリテーナに一体形成したことを特徴と
    する請求項3に記載の車両用ウィンドガラスの取付け構
    造。
  5. 【請求項5】 ウィンドレギュレータのキャリアプレー
    トに対して、上方からウィンドガラスとその下端部に取
    付けられたリテーナとを下降させて、ウィンドガラスを
    キャリアプレートにリテーナを介して取付ける車両用ウ
    ィンドガラスの取付け方法において、 前記リテーナに、キャリアプレートに固定される固定面
    としての左右位置規制面と、キャリアプレートに対する
    リテーナの前後方向位置を規制する前後位置規制部とを
    予め形成しておき、 前記リテーナがキャリアプレートに接近したとき、キャ
    リアプレートに対するリテーナの左右方向位置を左右位
    置規制面で規制するとともに、キャリアプレートに対す
    るリテーナの前後方向位置を前後位置規制部で規制する
    ことによりキャリアプレートに対してリテーナを位置決
    めすることを特徴とする車両用ウィンドガラスの取付け
    方法。
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