JPH09105456A - 無段変速機のモータ駆動制御装置 - Google Patents

無段変速機のモータ駆動制御装置

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JPH09105456A
JPH09105456A JP7289346A JP28934695A JPH09105456A JP H09105456 A JPH09105456 A JP H09105456A JP 7289346 A JP7289346 A JP 7289346A JP 28934695 A JP28934695 A JP 28934695A JP H09105456 A JPH09105456 A JP H09105456A
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motor
drive
motor current
current
variable transmission
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Yoshinobu Yamashita
佳宣 山下
Tatsuji Mori
達治 森
Toshitaka Tsuji
俊孝 辻
Masazumi Kito
正純 鬼頭
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Aichi Machine Industry Co Ltd
Suzuki Motor Corp
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Aichi Machine Industry Co Ltd
Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、モータロックの発生を判断し、直
流モータの駆動を停止させて直流モータの損傷を防止す
ることを目的としている。 【構成】 このため、実際のモータ電流が推定モータ電
流よりも大なる場合には直流モータの駆動を停止させる
機能を制御手段に付加して設けている。また、実際のモ
ータ電流が推定モータ電流よりも大なる状態が連続して
デューティ制御用駆動デューティ値または実際のモータ
電流によって設定される所定時間以上継続した際に、モ
ータロックが発生したと判断して直流モータの駆動を停
止させる機能を制御手段に付加して設けている。更に、
実際のモータ電流が推定モータ電流よりも連続して大な
る場合にモータ電流の積分値を計算しこの積分値が所定
値よりも大きくなった際にモータロックが発生したと判
断して直流モータの駆動を停止させる機能を前記制御手
段に付加して設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は無段変速機のモー
タ駆動制御装置に係り、特にモータロックの発生を判断
し、直流モータの駆動を停止させて直流モータの損傷を
防止する無段変速機のモータ駆動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】無段変速機のモータ駆動制御装置として
は、直流モータ(DCモータ)を使用して駆動側プー
リ、つまり駆動側プーリの駆動側可動プーリ部片のプー
リ部片位置を調整するものがある。
【0003】すなわち、特開平3−213762号公報
に開示されるものがある。この公報に開示されるVベル
ト型無段変速機の制御装置は、駆動プーリ側もしくは従
動プーリ側の可動プーリの移動手段として、直流モータ
の回転により可動プーリを軸方向に移動させるものであ
り、可動プーリ位置を検出するプーリポジションセンサ
を備えている。
【0004】また、特開昭2−142961号公報に開
示されるものがある。この公報に開示される自動変速装
置は、直流電動機をプーリ幅変更用のアクチュエータと
するベルト式無段変速機を備え、所定の目標変速比の関
数として与えられる駆動電流値で直流電動機を駆動する
ことにより、ベルト式無段階変速機構による実変速比を
目標変速比に収倣制御する方式の自動変速装置におい
て、駆動電流値が所定値以上で、且つ目標変速比に対す
る実変速比の偏差の変化率が所定値以下であることを検
出して所定の制御信号を発生する判定手段を設け、制御
信号が発生したときには駆動電流を一時的に増加制御
し、確実な変速比制御を実現している。
【0005】更に、特開平3−20160号公報に開示
されるものがある。この公報に開示される車両用自動変
速機の制御装置は、ベルト式無段変速機を用い、電動機
を変速比制御用のアクチュエータとして使用した車両用
自動変速機の制御装置において、電動機に与えられた変
速指令値とベルト式無段変速機構により与えられている
実変速値との偏差の変化を検出する偏差値変化検出手段
と、実変化値に対応して所定の上限値と下限値の少なく
とも一方で定まる変速許容範囲を設定する変速許容範囲
算定手段とを設け、偏差値が変化しなくなってから所定
時間が経過するごとに所定の変速許容範囲を逐次狭めて
行くように構成し、駆動力ロックの発生に際して直流電
動機が過電流状態となるのを防止している。
【0006】更にまた、特開平6−123351号公報
に開示されるものがある。この公報に開示される変速制
御方法は、スロットル開度と車速とに基づいて制御回路
がメモリーに格納された無段変速機の目標レシオをルッ
クアップし、そのルックアップした目標レシオとポジシ
ョンセンサーの出力信号に基づく無段変速機のプーリー
レシオとの差とプーリーレシオに応じかつアクセルON
とOFFで分けたデューティ値で変速機駆動用のモータ
ーを駆動し、滑らかな変速制御を行っている。
【0007】また、特開平6−123352号公報に開
示されるものがある。この公報に開示されるVベルト式
無段変速機におけるシーブアクチュエータ駆動モータの
制御装置は、エンジンにより駆動される入力シーブ軸に
取付けられた入力シーブと出力シーブ軸に取付けられた
出力シーブと、これらの間に巻掛けられたVベルトとを
有し、入力シーブはアクチュエータによりシーブ間隔を
可変なVベルト式無段変速機において、アクチュエータ
を駆動するための駆動モータの制御装置は、車速等の変
化に基づいて駆動モータのロック状態を検知すると、駆
動モータへの通電率を上昇させ、ロック状態が解消しな
い場合には駆動モータを停止させ、ロック発生時の駆動
モータの損傷を防止している。
【0008】更に、特開平6−300101号公報に開
示されるものもある。この公報に開示されるVベルト式
無段変速機における変速制御方法は、プーリー間隔をモ
ーターを介して可変に構成したVベルト式無段変速機の
制御回路によって、プーリー間隔を狭める方向にモータ
ーを駆動する際に、モーターへ供給する電流を、予めメ
モリされているプーリー間隔に応じて設定されたモータ
ー電流値以下に制御し、シフトアップ時のベルトの押し
付け力を適正に保ち、ベルトの寿命を長くしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の無段
変速機のモータ駆動制御装置においては、プーリが特定
の変速比位置であることを検出するために、プーリポジ
ションセンサの代わりに、スイッチを使用するものがあ
る。特に、フルロー(最大変速比)検出用としてスイッ
チを設ける場合が多い。
【0010】また、直流モータの代わりに、ステッピン
グモータを使用し、モータ回転とプーリ位置とに相関関
係を与え、モータ回転からプーリ位置を検出するものも
ある。
【0011】上述したプーリ位置のフルロー状態を検出
する目的は、モータロック発生を検出し、モータの焼き
付きを防止することにある。つまり、車両停止時に次回
の発進に備えてシーブをフルロー状態に戻すが、フルロ
ー状態の検出ができないと、フルロー状態に達した場合
に、それ以上プーリを動かすことができず、モータロッ
ク状態となるため、プーリがフルロー状態に戻ったこと
スイッチにて検出し、モータ駆動を停止している。
【0012】しかし、前記プーリポジションセンサやス
イッチ類は、高い検出性能を有しているが、反面以下の
如き短所を有しており、モータロック検出の信頼性が低
いものである。 1)センサ素子やスイッチの個体差が影響する。 2)無段変速機の生産時に調整や管理が必要となる。 3)車両の経時変化により調整ズレや故障の発生する惧
れがある。 4)高価であり、コストが大となって経済的に不利であ
る。 5)システム、制御が複雑化する。
【0013】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、無段変速機の変速プーリ位
置をデューティ制御により直流モータを駆動させて調整
し、この直流モータのデューティ制御用駆動デューティ
値に応じてモータ回転速度が0の際のモータ電流を推定
するとともに前記直流モータの実際のモータ電流を検出
する検出手段を有する無段変速機のモータ駆動制御装置
において、実際のモータ電流と推定モータ電流とを比較
し実際のモータ電流が推定モータ電流よりも大なる場合
には前記直流モータの駆動を停止させる機能を制御手段
に付加して設けたことを特徴とする。
【0014】また、無段変速機の変速プーリ位置をデュ
ーティ制御により直流モータを駆動させて調整し、この
直流モータのデューティ制御用駆動デューティ値に応じ
てモータ回転速度が0の際のモータ電流を推定するとと
もに前記直流モータの実際のモータ電流を検出する検出
手段を有する無段変速機のモータ駆動制御装置におい
て、実際のモータ電流と推定モータ電流とを比較し実際
のモータ電流が推定モータ電流よりも大なる状態が連続
してデューティ制御用駆動デューティ値または実際のモ
ータ電流によって設定される所定時間以上継続した際に
は、モータロックが発生したと判断して前記直流モータ
の駆動を停止させる機能を制御手段に付加して設けたこ
とを特徴とする。
【0015】更に、無段変速機の変速プーリ位置をデュ
ーティ制御により直流モータを駆動させて調整し、この
直流モータのデューティ制御用駆動デューティ値に応じ
てモータ回転速度が0の際のモータ電流を推定するとと
もに前記直流モータの実際のモータ電流を検出する検出
手段を有する無段変速機のモータ駆動制御装置におい
て、実際のモータ電流と推定モータ電流とを比較し実際
のモータ電流が推定モータ電流よりも連続して大なる場
合にモータ電流の積分値を計算しこの積分値が所定値よ
りも大きくなった際にはモータロックが発生したと判断
して前記直流モータの駆動を停止させる機能を制御手段
に付加して設けたことを特徴とする。
【0016】更にまた、前記制御手段を、直流モータの
駆動停止制御を直流モータの正転方向及び逆転方向毎に
夫々独立させて行う構成としている。
【0017】また、前記制御手段を、直流モータの駆動
停止制御を所定時間だけ行うとともにこの所定時間が経
過した際には直流モータを通常の駆動状態に復帰させる
構成としている。
【0018】
【発明の実施の形態】上述の如く発明したことにより、
制御手段によってモータロックの発生を判断した際に
は、直流モータの駆動を停止させ、直流モータの損傷を
防止している。
【0019】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
【0020】図1〜図15はこの発明の第1実施例を示
すものである。図2において、2は無段変速機、4は内
燃機関、6は無段変速機2のモータ駆動制御装置であ
る。
【0021】前記無段変速機2は、図示しない車両に搭
載された内燃機関4の発生する駆動力を運転状態に応じ
て適切に取り出している。
【0022】また、無段変速機2は、内燃機関4により
駆動される駆動側軸8に駆動側プーリ(プライマリプー
リ)10を設け、被動側軸12に被動側プーリ(セカン
ダリプーリ)14を設けている。
【0023】前記駆動側プーリ10は、駆動側軸8上に
固設される円錐面を有する駆動側固定プーリ部片16
と、駆動側軸8上に円錐面を有し且つ駆動側固定プーリ
部片16に対向して移動可能に設けられる駆動側可動プ
ーリ部片18とからなる。
【0024】同様に、前記被動側プーリ14は、被動側
軸12上に設けられる被動側固定プーリ部片20と被動
側可動プーリ部片22とからなる。
【0025】前記内燃機関4と駆動側軸8とは動力伝達
経路24によって連絡される。この動力伝達経路24
は、駆動側軸8と平行に配設される内燃機関4の出力軸
26と、駆動側軸8と平行且つ駆動側軸8と出力軸26
間に配設される中間軸28とを有し、内燃機関4と出力
軸26間に電磁パウダ式クラッチ30を配設する。
【0026】また、出力軸26上に第1、第2ドライブ
ギヤ32、34を配設し、この第1ドライブギヤ32に
噛合する第1中間ギヤ36を中間軸28上に配設すると
ともに、中間軸28上には第2ドライブギヤ34に噛合
する第2中間ギヤ38を配設する。そして、この第2中
間ギヤ38に噛合する駆動側ギヤ40を前記駆動側軸8
上に配設する。
【0027】前記第1中間ギヤ36近傍には、プライマ
リ側、つまり駆動側用の回転センサ42を配設する。
【0028】また、第1ドライブギヤ32は、2ウェイ
クラッチ44を介して前記被動側軸12に連絡されてい
る。つまり、第1ドライブギヤ32に噛合する2ウェイ
クラッチドリブンギヤ46を設けるとともに、2ウェイ
クラッチドライブギヤ48を設け、この2ウェイクラッ
チドライブギヤ48に噛合する第1被動側ギヤ50を被
動側軸12上に設け、この被動側軸12上には第2被動
側ギヤ52を設ける。
【0029】そして、第2被動側ギヤ52に噛合する第
1中間ギヤ54を中間軸56上に設けるとともに、この
中間軸56上に第2中間ギヤ58を設け、第2中間ギヤ
58に噛合する車軸ドリブンギヤ60を車軸62上に配
設し、タイヤ64に前記被動側軸12からの駆動力を伝
達させる構成とする。
【0030】また、前記第1中間ギヤ54近傍には、セ
カンダリ側、つまり被動側用の回転センサ66を配設す
る。
【0031】前記駆動側プーリ10に、無段変速機2の
変速プーリ位置、つまり駆動側プーリ10の駆動側可動
プーリ部片18のプーリ部片位置を調整する直流モータ
(DCモータ)68を設ける。
【0032】この直流モータ68は、減速歯車群70に
より駆動側プーリ10の駆動側可動プーリ部片18の調
整歯車群72に連絡される。
【0033】前記減速歯車群70は、モータ軸74上に
設けたドライブギヤ76と、このドライブギヤ76に噛
合するドリブンギヤ78を介して連絡すべく中間軸80
上に配設した第1中間ギヤ82と、中間軸80上に配設
した第2中間ギヤ84と、第2中間ギヤ84に噛合すべ
く減速軸86上に配設した第1減速ギヤ88と前記調整
歯車群72に連絡すべく減速軸86上に配設した第2減
速ギヤ90とを有する。
【0034】また、調整歯車群72は、図3に示す如
く、第2減速ギヤ90から駆動力が伝達されるスライダ
ギヤたるプーリ歯車92を有する。このプーリ歯車92
は、前記無段変速機2のケース部2aに固定されるウォ
ームギヤ94に噛合するとともに、前記駆動側プーリ1
0の駆動側可動プーリ部片18にはベアリング96を介
して接続すべく設ける。
【0035】そして、前記プーリ歯車92を、駆動側可
動プーリ部片18の回転動作と無関係に回転可能とし、
駆動側軸8の軸方向には駆動側可動プーリ部片18と連
動するものである。
【0036】このため、前記直流モータ68からプーリ
歯車92に伝達された回転力は、ウォームギヤ94によ
りプーリ歯車92を軸方向に移動する。
【0037】また、このプーリ歯車92と駆動側可動プ
ーリ部片18とが駆動側軸8の軸方向に連動して移動す
ることにより、前記直流モータ68からの回転力によっ
て前記駆動側固定プーリ部片16と駆動側可動プーリ部
片18との溝幅を変更させることができ、変速比の調整
が行われる。
【0038】前記無段変速機2のモータ駆動制御装置6
に、図2に示す如く、直流モータ68を駆動させて駆動
側可動プーリ部片18のプーリ位置を調整する制御手段
98を設ける。
【0039】この制御手段98は、無段変速機2の変速
プーリ位置をデューティ制御により直流モータ68を駆
動させて調整し、この直流モータ68のデューティ制御
用駆動デューティ値に応じてモータ回転速度が0の際の
モータ電流を推定するとともに前記直流モータ68の実
際のモータ電流を検出している。
【0040】更に、前記制御手段98には、電磁パウダ
式クラッチ30と、駆動側用の回転センサ42と、被動
側用の回転センサ66と、直流モータ68とが夫々接続
され、エンジン回転信号やスロットル開度信号、アクセ
ルスイッチ信号、パワーモードスイッチ信号、ブレーキ
スイッチ信号、そしてシフト位置P、R、N、D、Lの
シフトスイッチ信号が入力されるとともに、パワーモー
ド表示信号やダイアグノーシス表示信号が出力される。
【0041】なお符号Vは前記駆動側プーリ10と被動
側プーリ14とに捲回されるベルト、TCは被動側プー
リ14の被動側可動プーリ部片22に配設されるトルク
カムである。
【0042】ここで、図4に沿って前記直流モータ68
の特性を説明する。なお、図4〜図9において使用され
る記号は、以下の如くである。 Dm :直流モータの駆動デューティ値 A :電流検出手段 M :直流モータ Ra :直流モータの巻線抵抗 L :直流モータの等価インダクタンス Ec :直流モータの逆起電圧 Im :直流モータ電流 ImF:フィルタ処理(一次遅れ処理)後のIm SW1:回転方向選択 SW2:デューティ制御
【0043】図4は、図5の回路によって直流モータ6
8を駆動した場合の特性を示すものであり、モータ回転
速度Nmを一定に保つために必要な直流モータ電流Im
は、直流モータ68の回転速度が低いほど大きく、直流
モータ68の回転速度が0rpmの場合に最大となる。
【0044】図6は直流モータ68の等価回路を示すも
のであり、この等価回路は、直流モータ68の巻線抵抗
Raと等価インダクタンスLと逆起電力Ecとにより表
すことができる。
【0045】また、モータ印加電圧Emと直流モータ電
流Imとは以下の如き関係を有する。 Im=(Em−Ec)/(R+SL) 直流モータ68の回転速度が0rpmの場合には、直流
モータ68の逆起電圧Ecが発生しないため、直流モー
タ電流Imは、オームの法則によってインピーダンスた
る直流モータ68の巻線抵抗Raと等価インダクタンス
Lとモータ印加電圧Emとにより与えられる。
【0046】直流モータ68のモータ回転速度Nmが0
rpm以外の場合には、直流モータ68の逆起電圧Ec
が印加電圧を低減する方向に発生する。このとき、直流
モータ68の逆起電圧Ecは、直流モータ68の回転速
度の増加に伴って増加する。このため、直流モータ電流
Imは、図4に示す如き特性となる。
【0047】また、前記直流モータ68を制御する場合
には、直流モータ68を電流源に接続し、電流値そのも
のを調整する方策があるが、デューティ(パルス幅変
調、PWM)制御を行う方策もある。
【0048】図8にデューティ制御のシステムを示し、
その特性を図7に示すとともに、直流モータ68の駆動
回路を図9に示す。
【0049】デューティ制御は、直流モータ68に通電
する時間を変化させることで直流モータ電流Imを調整
するものであり、直流モータ68の駆動デューティ値D
mが大きいほど直流モータ68に通電する時間が長くな
り、直流モータ電流Imが増加する。
【0050】なお、直流モータ68の通電と非通電との
繰り返し、つまり駆動周波数が緩慢な場合には、直流モ
ータ電流Imの脈動たるリップルが大きくなるため、駆
動周波数はリップルを無視できる値に設定する。
【0051】前記直流モータ68の駆動デューティ値D
mが一定でも、モータ回転速度Nmが低いほど直流モー
タ電流Imは大きくなり、モータ回転速度Nmが0rp
mのときに最大となる(図7参照)。
【0052】そして、直流モータ68の駆動デューティ
値Dmが大きくなると、直流モータ電流Imが大きくな
り、過電流状態となる惧れがあるため、所定の電流値に
達した場合に、直流モータ68の駆動デューティ値Dm
を減少させる過電流制限が併用される。例えば、直流モ
ータ68をデューティ駆動する場合に、直流モータ電流
Imの目標値たるIm目標値Imspから駆動デューテ
ィ値Dmを算出する。この算出方策としては、マップを
使用するものや、直流モータ電流Imをフィードバック
制御してIm目標値Imspと直流モータ電流Imとの
関係が、Imsp=Imとすべく駆動デューティ値Dm
を調整するものがある。
【0053】上述の図4及び図7の特性よりモータロッ
ク状態(つまり、直流モータ68のモータ回転速度Nm
が0rpm)の判断は、直流モータ電流Imを監視する
ことによって行う。
【0054】モータロック時には、直流モータ電流Im
は直流モータ68の駆動デューティ値Dmに依存するた
め、各駆動デューティ値Dmに対するモータロック時の
直流モータ電流Imを求め、この直流モータ電流Imを
勘案してモータロック判定Imトリガ(ImTR)カー
ブを作成する。
【0055】そして、直流モータ電流Imがモータロッ
ク判定Imトリガ(ImTR)カーブよりも大である場
合には、モータロック状態であると判断できる。このと
き、モータロック状態を放置すると、直流モータ68が
焼損する惧れが大となる。
【0056】そこで、前記制御手段98に、実際のモー
タ電流と推定モータ電流とを比較し実際のモータ電流が
推定モータ電流よりも大なる場合に前記直流モータ68
の駆動を停止させる機能を付加して設ける。
【0057】詳述すれば、直流モータ68のモータロッ
ク状態(モータ回転速度Nmが0rpm)を、実際のモ
ータ電流である直流モータ電流Imにフィルタ処理(一
次遅れ処理)を施したフィルタ処理後の直流モータ電流
ImFと、推定モータ電流であるモータロック判定Im
トリガImTRとを比較によって判断する。
【0058】そして、フィルタ処理後の直流モータ電流
ImFとモータロック判定ImトリガImTRとの関係
が、 ImF>ImTR の場合には、直流モータ68がモータロック状態にある
と判断し、前記直流モータ68の駆動を停止させるもの
である。
【0059】前記制御手段98は、モータ駆動停止カウ
ンタTaとモータロック判定カウンタTbとを有し、モ
ータ駆動停止カウンタTaによってモータ駆動停止状態
を維持するとともに、モータロック判定カウンタTbに
よってモータロック状態の判定を確実に行っている。
【0060】直流モータ68の駆動デューティ値Dmを
処理する前のDm、すなわち処理前駆動デューティ値D
moの設定は、図11に示す如く、スロットル開度TH
Rから第1マップ100によって目標NEたる目標エン
ジン回転速度NESPRを求め(図13参照)、車速V
sから第2マップ102によって目標エンジン回転速度
NESPRの上限たるNESPR上限NESPRHを求
める(図14参照)とともに、車速Vsから第3マップ
104によって目標エンジン回転速度NESPRの下限
たるNESPR下限NESPRLを求める(図14参
照)。
【0061】そして、MIN106にて目標エンジン回
転速度NESPRとNESPR上限NESPRHとの小
さい方を選択して採用し、MAX108にてこの採用し
たものとNESPR下限NESPRLとの大きい方を採
用する。
【0062】また、採用したものに運転操作や車両の走
行状態による過渡修正処理110を施し、エンジン回転
速度NEと比較処理112した後に、比例積分制御(P
I制御)114を行い、処理前駆動デューティ値Dmo
と直流モータ68の回転方向とを設定する。
【0063】前記制御手段98は、直流モータ68の駆
動停止制御を所定時間だけ行うとともに、この所定時間
が経過した際には直流モータ68を通常の駆動状態に復
帰させる。つまり、モータ駆動停止カウンタTaによっ
てモータ駆動停止状態を維持し、所定時間たるTa用ト
リガTaTRの経過後に、直流モータ68を通常の駆動
状態に復帰させるものである。
【0064】次に図1の制御用フローチャートに沿って
作用を説明する。
【0065】制御用プログラムが開始(200)する
と、図11によって処理前駆動デューティ値Dmoの設
定(202)を行い、モータ駆動停止カウンタTaが0
であるか否かの判断(204)を行う。
【0066】そして、判断(204)において、 Ta=0 である場合には、図12によるモータロック判定Imト
リガImTRの設定(206)に移行させ、逆に Ta≠0 の場合には、モータ駆動停止カウンタTaとTa用トリ
ガTaTRとの比較判断(208)に移行させる。
【0067】この比較判断(208)において、 Ta≧TaTR の場合には、モータ駆動停止カウンタTaとモータロッ
ク判定カウンタTbとを夫々0とし(210)、上述の
図12によるモータロック判定ImトリガImTRの設
定(206)に移行させるとともに、比較判断(20
8)において、 Ta<TaTR の場合には、後述するモータ駆動停止カウンタTaに1
を加算した値を新たなモータ駆動停止カウンタTaとす
る処理(218)に移行させる。
【0068】また、図12によるモータロック判定Im
トリガImTRの設定(206)を行った後に、フィル
タ処理後の直流モータ電流ImFとモータロック判定I
mトリガImTRとの比較判断(212)を行い、この
比較判断(212)において、 ImF>ImTR の場合には、モータロック判定カウンタTbとTb用ト
リガTbTRとの比較判断(214)に移行させ、比較
判断(212)において、 ImF≦ImTR の場合には、モータロック判定カウンタTbを0とする
処理(216)に移行させる。
【0069】前記モータロック判定カウンタTbとTb
用トリガTbTRとの比較判断(214)において、 Tb≧TbTR の場合には、モータ駆動停止カウンタTaに1を加算し
た値を新たなモータ駆動停止カウンタTaとする処理
(218)に移行させ、モータロック判定カウンタTb
とTb用トリガTbTRとの比較判断(214)におい
て、 Tb<TbTR の場合には、モータロック判定カウンタTbに1を加算
した値を新たなモータロック判定カウンタTbとする処
理(220)に移行させる。
【0070】そして、モータ駆動停止カウンタTaに1
を加算した値を新たなモータ駆動停止カウンタTaとす
る処理(218)の後に、直流モータ68の駆動デュー
ティ値Dmを0とし(222)、制御用プログラムを終
了(226)させ、モータロック判定カウンタTbを0
とする処理(216)及びモータロック判定カウンタT
bに1を加算した値を新たなモータロック判定カウンタ
Tbとする処理(220)の後に、処理前駆動デューテ
ィ値Dmoを駆動デューティ値Dmとし(224)、制
御用プログラムを終了(226)させる。
【0071】なお、この制御は微小時間、例えば10m
sec毎に行われる。
【0072】これにより、前記直流モータ68のモータ
ロック状態を確実に検出することができ、直流モータ6
8の損傷を防止し得て、直流モータ68の耐久性を向上
し得るものである。
【0073】また、前記駆動側プーリ10の駆動側可動
プーリ部片18のプーリ位置を検出するセンサを使用す
る必要がないことにより、以下の如き利点が生ずる。 1)部品点数を減少させることができ、コストを低廉と
し得る。 2)システムが簡素化できる。 3)無段変速機の生産時の調整や管理を低減し得る。 4)調整ズレや故障の発生に対する配慮を低減し得る。
【0074】更に、前記直流モータ68の状態を直接監
視することにより、信頼性を向上し得て、実用上有利で
ある。
【0075】更にまた、前記制御手段98のソフトウェ
ア上の変更のみで対処し得ることにより、構成が複雑化
する惧れがなく、製作が容易であり、コストを低廉に維
持し得て、経済的に有利である。
【0076】また、前記直流モータ68のモータロック
状態を短い時間で検出可能であることにより、直流モー
タ68による電力消費量を低減し得るとともに、燃費を
も低減し得て、コストの低減に寄与するものである。
【0077】図16はこの発明の第2実施例を示すもの
である。この第2実施例において、上述第1実施例と同
一機能を果たす箇所には同一符号を付して説明する。
【0078】この第2実施例の特徴とするところは、制
御手段に、直流モータの駆動を停止させる機能を付加す
るとともに、直流モータの駆動停止制御を直流モータの
正転方向及び逆転方向毎に夫々独立させて行う構成とし
た点にある。
【0079】すなわち、前記制御手段は、上述第1実施
例のものと同様に、実際のモータ電流と推定モータ電流
とを比較し実際のモータ電流が推定モータ電流よりも大
なる場合に前記直流モータの駆動を停止させる機能を有
するとともに、直流モータの駆動停止制御を直流モータ
の正転方向及び逆転方向毎に夫々独立させて行ってい
る。
【0080】また、制御手段は、直流モータの駆動停止
制御を所定時間だけ行うとともに、この所定時間が経過
した際には直流モータを通常の駆動状態に復帰させる。
つまり、モータ駆動停止カウンタTau及びTadによ
ってモータ駆動停止状態を維持し、所定時間たるTau
用トリガTauTR及びTad用トリガTadTRの経
過後に、直流モータを通常の駆動状態に復帰させるもの
である。
【0081】次に図16の制御用フローチャートに沿っ
て作用を説明する。
【0082】制御用プログラムが開始(300)する
と、図11によって処理前駆動デューティ値Dmoの設
定及び直流モータの回転方向の設定(302)を行い、
モータ正転方向のモータ駆動停止カウンタTauが0で
あるか否かの判断(304)を行う。
【0083】そして、判断(304)において、 Tau=0 である場合には、モータ逆転方向のモータ駆動停止カウ
ンタTadが0であるか否かの判断(306)に移行さ
せ、逆に Tau≠0 の場合には、モータ正転方向のモータ駆動停止カウンタ
TauとTau用トリガTauTRとの比較判断(30
8)に移行させる。
【0084】このモータ正転方向のモータ駆動停止カウ
ンタTauとTau用トリガTauTRとの比較判断
(308)において、 Tau≧TauTR の場合には、モータ正転方向のモータ駆動停止カウンタ
Tauとモータ逆転方向のモータロック判定カウンタT
bdとを夫々0とし(310)、モータ逆転方向のモー
タ駆動停止カウンタTadが0であるか否かの判断(3
06)に移行させる。
【0085】また、比較判断(308)において、 Tau<TauTR の場合には、モータ正転方向のモータ駆動停止カウンタ
Tauに1を加算した値を新たなモータ正転方向のモー
タ駆動停止カウンタTauとする処理(312)に移行
させ、直流モータの駆動デューティ値Dmを0とし(3
14)、制御用プログラムを終了(316)させる。
【0086】上述のモータ逆転方向のモータ駆動停止カ
ウンタTadが0であるか否かの判断(306)におい
て、 Tad=0 である場合には、図12によるモータロック判定Imト
リガImTRの設定(318)に移行させ、逆に Tad≠0 の場合には、モータ逆転方向のモータ駆動停止カウンタ
TadとTad用トリガTadTRとの比較判断(32
0)に移行させる。
【0087】この比較判断(320)において、 Tad≧TadTR の場合には、モータ逆転方向のモータ駆動停止カウンタ
Tadとモータ逆転方向のモータロック判定カウンタT
bdとを夫々0とし(322)、図12によるモータロ
ック判定ImトリガImTRの設定(318)に移行さ
せる。
【0088】また、比較判断(320)において、 Tad<TadTR の場合には、モータ逆転方向のモータ駆動停止カウンタ
Tadに1を加算した値を新たなモータ逆転方向のモー
タ駆動停止カウンタTadとする処理(324)に移行
させ、直流モータの駆動デューティ値Dmを0とし(3
14)、制御用プログラムを終了(316)させる。
【0089】上述の図12によるモータロック判定Im
トリガImTRの設定(318)の後に、直流モータの
回転方向が正転である否かの判断(326)を行い、こ
の判断(326)がYESの場合には、モータ逆転方向
のモータロック判定カウンタTbdを0とし(32
8)、判断(326)がNOの場合には、モータ正転方
向のモータロック判定カウンタTbuを0とする(33
0)。
【0090】そして、モータ逆転方向のモータロック判
定カウンタTbdを0とする処理(328)の後に、フ
ィルタ処理後の直流モータ電流ImFとモータロック判
定ImトリガImTRとの比較判断(332)を行い、
この比較判断(332)において、 ImF>ImTR の場合には、モータ正転方向のモータロック判定カウン
タTbuとTbu用トリガTbuTRとの比較判断(3
34)に移行させ、比較判断(332)において、 ImF≦ImTR の場合には、モータ正転方向のモータロック判定カウン
タTbuを0とする処理(336)に移行させる。
【0091】前記モータ正転方向のモータロック判定カ
ウンタTbuとTbu用トリガTbuTRとの比較判断
(334)において、 Tbu≧TbuTR の場合には、モータ正転方向のモータ駆動停止カウンタ
Tauを1とし(338)、モータ正転方向のモータロ
ック判定カウンタTbuとTbu用トリガTbuTRと
の比較判断(334)において、 Tbu<TbuTR の場合には、モータ正転方向のモータロック判定カウン
タTbuに1を加算した値を新たなモータ正転方向のモ
ータロック判定カウンタTbuとする処理(340)に
移行させる。
【0092】そして、モータ正転方向のモータ駆動停止
カウンタTauを1とする処理(338)の後に、直流
モータの駆動デューティ値Dmを0とし(342)、制
御用プログラムを終了(346)させ、モータ正転方向
のモータロック判定カウンタTbuを0とする処理(3
36)及びモータ正転方向のモータロック判定カウンタ
Tbuに1を加算した値を新たなモータ正転方向のモー
タロック判定カウンタTbuとする処理(340)の後
に、処理前駆動デューティ値Dmoを駆動デューティ値
Dmとし(344)、制御用プログラムを終了(34
6)させる。
【0093】更に、モータ正転方向のモータロック判定
カウンタTbuを0とする(330)の後に、フィルタ
処理後の直流モータ電流ImFとモータロック判定Im
トリガImTRとの比較判断(348)を行い、この比
較判断(348)において、 ImF>ImTR の場合には、モータ逆転方向のモータロック判定カウン
タTbdとTbd用トリガTbdTRとの比較判断(3
50)に移行させ、比較判断(348)において、 ImF≦ImTR の場合には、モータ逆転方向のモータロック判定カウン
タTbdを0とする処理(352)に移行させる。
【0094】前記モータ逆転方向のモータロック判定カ
ウンタTbdとTbd用トリガTbdTRとの比較判断
(350)において、 Tbd≧TbdTR の場合には、モータ逆転方向のモータ駆動停止カウンタ
Tadを1とし(354)、モータ逆転方向のモータロ
ック判定カウンタTbdとTbd用トリガTbdTRと
の比較判断(350)において、 Tbd<TbdTR の場合には、モータ逆転方向のモータロック判定カウン
タTbdに1を加算した値を新たなモータ逆転方向のモ
ータロック判定カウンタTbdとする処理(356)に
移行させる。
【0095】そして、モータ逆転方向のモータ駆動停止
カウンタTadを1とする処理(354)の後に、直流
モータの駆動デューティ値Dmを0とし(358)、制
御用プログラムを終了(362)させ、モータ逆転方向
のモータロック判定カウンタTbdを0とする処理(3
52)及びモータ逆転方向のモータロック判定カウンタ
Tbdに1を加算した値を新たなモータ逆転方向のモー
タロック判定カウンタTbdとする処理(356)の後
に、処理前駆動デューティ値Dmoを駆動デューティ値
Dmとし(360)、制御用プログラムを終了(36
2)させる。
【0096】なお、この制御は微小時間、例えば10m
sec毎に行われる。
【0097】さすれば、前記直流モータのモータロック
状態をモータ正転時及びモータ逆転時の夫々において確
実に検出することができ、上述第1実施例のものと同様
に、直流モータの損傷を防止し得て、直流モータ68の
耐久性を向上し得るものである。
【0098】また、前記駆動側プーリの駆動側可動プー
リ部片のプーリ位置を検出するセンサを使用する必要が
ないことにより、上述第1実施例のものと同様に、以下
の如き利点が生ずる。 1)部品点数を減少させることができ、コストを低廉と
し得る。 2)システムが簡素化できる。 3)無段変速機の生産時の調整や管理を低減し得る。 4)調整ズレや故障の発生に対する配慮を低減し得る。
【0099】更に、前記直流モータの状態を直接監視す
ることにより、上述第1実施例のものと同様に、信頼性
を向上し得て、実用上有利である。
【0100】更にまた、前記制御手段のソフトウェア上
の変更のみで対処し得ることにより、上述第1実施例の
ものと同様に、構成が複雑化する惧れがなく、製作が容
易であり、コストを低廉に維持し得て、経済的に有利で
ある。
【0101】また、前記直流モータのモータロック状態
を短い時間で検出可能であることにより、上述第1実施
例のものと同様に、直流モータによる電力消費量を低減
し得るとともに、燃費をも低減し得て、コストの低減に
寄与するものである。
【0102】図17〜図20はこの発明の第3実施例を
示すものである。
【0103】この第3実施例の特徴とするところは、実
際のモータ電流と推定モータ電流とを比較し実際のモー
タ電流が推定モータ電流よりも大なる状態が連続してデ
ューティ制御用駆動デューティ値または実際のモータ電
流によって設定される所定時間以上継続した際には、モ
ータロックが発生したと判断して前記直流モータの駆動
を停止させる機能を前記制御手段に付加して設けた点に
ある。
【0104】すなわち、図18に示す如く、所定時間で
あるモータロック判定カウンタTb用トリガTbTRと
フィルタ処理後のモータ電流ImFとの関係を設定す
る。あるいは、図19に示す如く、所定時間であるモー
タロック判定カウンタTb用トリガTbTRとデューテ
ィ制御用駆動デューティ値Dmの処理前駆動デューティ
値Dmoとの関係を設定する。
【0105】これは、モータ電流が過大状態にある判定
時間を、デューティ制御用駆動デューティ値Dmあるい
はフィルタ処理後のモータ電流ImFに応じて短縮させ
るものである。
【0106】また、制御手段は、直流モータの駆動停止
制御を所定時間だけ行うとともに、この所定時間が経過
した際には直流モータを通常の駆動状態に復帰させる。
つまり、モータ駆動停止カウンタTaによってモータ駆
動停止状態を維持し、所定時間たるTa用トリガTaT
Rの経過後に、直流モータを通常の駆動状態に復帰させ
るものである。
【0107】次に図17の制御用フローチャートに沿っ
て作用を説明する。
【0108】制御用プログラムが開始(400)する
と、図11によって処理前駆動デューティ値Dmoの設
定(402)を行い、モータ駆動停止カウンタTaが0
であるか否かの判断(404)を行う。
【0109】そして、判断(404)において、 Ta=0 である場合には、図12によるモータロック判定Imト
リガImTRの設定(406)に移行させ、逆に Ta≠0 の場合には、モータ駆動停止カウンタTaとTa用トリ
ガTaTRとの比較判断(408)に移行させる。
【0110】この比較判断(408)において、 Ta≧TaTR の場合には、モータ駆動停止カウンタTaとモータロッ
ク判定カウンタTbとを夫々0とし(410)、上述の
図12によるモータロック判定ImトリガImTRの設
定(406)に移行させるとともに、比較判断(40
8)において、 Ta<TaTR の場合には、後述するモータ駆動停止カウンタTaに1
を加算した値を新たなモータ駆動停止カウンタTaとす
る処理(420)に移行させる。
【0111】また、図12によるモータロック判定Im
トリガImTRの設定(406)を行った後に、フィル
タ処理後の直流モータ電流ImFとモータロック判定I
mトリガImTRとの比較判断(412)を行い、この
比較判断(412)において、 ImF>ImTR の場合には、図18あるいは図19によるTb用トリガ
TbTRの設定(414)に移行させ、比較判断(41
2)において、 ImF≦ImTR の場合には、モータロック判定カウンタTbを0とする
処理(416)に移行させる。
【0112】図18あるいは図19によるTb用トリガ
TbTRの設定(414)の後に、モータロック判定カ
ウンタTbとTb用トリガTbTRとの比較判断(41
8)に移行させ、この比較判断(418)において、 Tb≧TbTR の場合には、モータ駆動停止カウンタTaに1を加算し
た値を新たなモータ駆動停止カウンタTaとする処理
(420)に移行させ、モータロック判定カウンタTb
とTb用トリガTbTRとの比較判断(418)におい
て、 Tb<TbTR の場合には、モータロック判定カウンタTbに1を加算
した値を新たなモータロック判定カウンタTbとする処
理(422)に移行させる。
【0113】そして、モータ駆動停止カウンタTaに1
を加算した値を新たなモータ駆動停止カウンタTaとす
る処理(420)の後に、直流モータの駆動デューティ
値Dmを0とし(424)、制御用プログラムを終了
(428)させ、モータロック判定カウンタTbを0と
する処理(416)及びモータロック判定カウンタTb
に1を加算した値を新たなモータロック判定カウンタT
bとする処理(422)の後に、処理前駆動デューティ
値Dmoを駆動デューティ値Dmとし(426)、制御
用プログラムを終了(428)させる。
【0114】なお、この制御は微小時間、例えば10m
sec毎に行われる。
【0115】さすれば、前記直流モータのモータロック
状態を確実に検出することができ、上述第1及び第2実
施例のものと同様に、直流モータの損傷を防止し得て、
直流モータの耐久性を向上し得るものである。
【0116】また、前記駆動側プーリの駆動側可動プー
リ部片のプーリ位置を検出するセンサを使用する必要が
ないことにより、上述第1及び第2実施例のものと同様
に、以下の如き利点が生ずる。 1)部品点数を減少させることができ、コストを低廉と
し得る。 2)システムが簡素化できる。 3)無段変速機の生産時の調整や管理を低減し得る。 4)調整ズレや故障の発生に対する配慮を低減し得る。
【0117】更に、前記直流モータの状態を直接監視す
ることにより、上述第1及び第2実施例のものと同様
に、信頼性を向上し得て、実用上有利である。
【0118】更にまた、前記制御手段のソフトウェア上
の変更のみで対処し得ることにより、上述第1及び第2
実施例のものと同様に、構成が複雑化する惧れがなく、
製作が容易であり、コストを低廉に維持し得て、経済的
に有利である。
【0119】また、前記直流モータのモータロック状態
を短い時間で検出可能であることにより、上述第1及び
第2実施例のものと同様に、直流モータによる電力消費
量を低減し得るとともに、燃費をも低減し得て、コスト
の低減に寄与するものである。
【0120】更に、モータ電流が過大状態にある判定時
間を、デューティ制御用駆動デューティ値Dmあるいは
モータ電流ImFに応じて短縮させることができること
により、効果的な判定動作を担保し得て、実用上有利で
ある。
【0121】図21〜図24はこの発明の第4実施例を
示すものである。
【0122】この第4実施例の特徴とするところは、実
際のモータ電流と推定モータ電流とを比較し実際のモー
タ電流が推定モータ電流よりも連続して大なる場合にモ
ータ電流の積分値を計算しこの積分値が所定値よりも大
きくなった際にはモータロックが発生したと判断して前
記直流モータの駆動を停止させる機能を前記制御手段に
付加して設けた点にある。
【0123】すなわち、モータ電流ImFの積分値Xm
rが所定値であるXmr用トリガXmrTRよりも大き
く、例えば以上となった際に、モータロックが発生した
と判断して直流モータの駆動を停止させるものである。
【0124】そして、図22に示す如く、補正係数Kb
とフィルタ処理後のモータ電流ImFとの関係を設定す
る。あるいは、図23に示す如く、補正係数Kbとデュ
ーティ制御用駆動デューティ値Dmの処理前駆動デュー
ティ値Dmoとの関係を設定する。前記補正係数Kb
は、モータロック状態でモータ電流ImFにより直流モ
ータの温度上昇が異なる点を補正するものであり、以下
の式を計算することで、駆動デューティ値Dmに応じた
電流値と判定時間とを加味することが可能である。 Xmr=ΣKb×Im2
【0125】これは、モータ電流が過大状態にある判定
時間を短縮させるものである。しかし、単に判定時間を
短縮させると、例えばデューティ制御用駆動デューティ
値Dm等に変化が生じた場合に、誤ったモータロック検
出を行う惧れがある。
【0126】詳述すると、図20に示す如く、駆動デュ
ーティ値Dmが低い状態でモータロック判定カウンタT
bがカウントアップされている場合に、駆動デューティ
値Dmが増加すると、この駆動デューティ値Dmの増加
に伴いTb用トリガTbTRが減少するため、駆動デュ
ーティ値Dmが低い状態のモータロック判定カウンタT
bによっては、 Tb≧TbTR となり、モータロック状態を検出する。
【0127】このとき、駆動デューティ値Dmを増加さ
せると、モータロック状態を解消できる場合が多いが、
この解消できる方策を活用できなくなってしまうため、
モータ電流ImFの積分値Xmrを利用した機能を前記
制御手段に付加している。
【0128】つまり、制御手段に以下の2点を追加して
いる。 (1)フィルタ処理後のモータ電流ImFがモータロッ
ク判定トリガImTRを連続して越えた場合のフィルタ
処理後のモータ電流ImFの積分値Xmrを算出する。 (2)フィルタ処理後のモータ電流ImFが所定値であ
るXmr用トリガXmrTRよりも大きく、例えば以上
となった際に、モータロックが発生したと判断する。
【0129】ここで、「モータロック状態時のモータ電
流Imが全て熱になる」という仮説をたてて説明する
と、巻き線抵抗Raによる発熱量Waは、次式で表され
る。 Wa=Ra×Im2 ×tL (tL:通電時間)
【0130】直流モータの損傷は、モータ温度Tmが耐
熱温度を越えた場合に発生する。つまり、直流モータの
現在温度や直流モータの放熱特性にもよるが、概して、
モータロック状態でも、発熱量Waが小であれば、モー
タ温度Tmが耐熱温度を越えることはなく、直流モータ
の損傷は発生しないものである。
【0131】また、制御手段は、直流モータの駆動停止
制御を所定時間だけ行うとともに、この所定時間が経過
した際には直流モータを通常の駆動状態に復帰させる。
つまり、モータ駆動停止カウンタTaによってモータ駆
動停止状態を維持し、所定時間たるTa用トリガTaT
Rの経過後に、直流モータを通常の駆動状態に復帰させ
るものである。
【0132】次に図21の制御用フローチャートに沿っ
て作用を説明する。
【0133】制御用プログラムが開始(500)する
と、図11によって処理前駆動デューティ値Dmoの設
定(502)を行い、モータ駆動停止カウンタTaが0
であるか否かの判断(504)を行う。
【0134】そして、判断(504)において、 Ta=0 である場合には、図12によるモータロック判定Imト
リガImTRの設定(506)に移行させ、逆に Ta≠0 の場合には、モータ駆動停止カウンタTaとTa用トリ
ガTaTRとの比較判断(508)に移行させる。
【0135】この比較判断(508)において、 Ta≧TaTR の場合には、モータ駆動停止カウンタTaとモータ電流
ImFの積分値Xmrとを夫々0とし(510)、上述
の図12によるモータロック判定ImトリガImTRの
設定(506)に移行させるとともに、比較判断(50
8)において、 Ta<TaTR の場合には、後述するモータ駆動停止カウンタTaに1
を加算した値を新たなモータ駆動停止カウンタTaとす
る処理(518)に移行させる。
【0136】また、図12によるモータロック判定Im
トリガImTRの設定(506)を行った後に、フィル
タ処理後の直流モータ電流ImFとモータロック判定I
mトリガImTRとの比較判断(512)を行い、この
比較判断(512)において、 ImF>ImTR の場合には、モータ電流ImFの積分値Xmrと所定値
であるXmr用トリガXmrTRとの比較判断(51
4)を行い、比較判断(512)において、 ImF≦ImTR の場合には、モータ電流ImFの積分値Xmrを0とす
る処理(516)に移行させる。
【0137】上述のモータ電流ImFの積分値Xmrと
所定値であるXmr用トリガXmrTRとの比較判断
(514)において、 Xmr≧XmrTR の場合には、モータ駆動停止カウンタTaに1を加算し
た値を新たなモータ駆動停止カウンタTaとする処理
(518)に移行させ、比較判断(514)において、 Xmr<XmrTR の場合には、図22あるいは図23によって補正係数K
bを設定(520)する。
【0138】そして、モータ駆動停止カウンタTaに1
を加算した値を新たなモータ駆動停止カウンタTaとす
る処理(518)の後、直流モータの駆動デューティ値
Dmを0とし(522)、制御用プログラムを終了(5
28)させる。
【0139】更に、図22あるいは図23によって補正
係数Kbを設定(520)した後に、以下の式によって
算出した値をモータ電流ImFの積分値Xmrとする
(524)。 Xmr+Kb×ImF×ImF
【0140】上述のモータ電流ImFの積分値Xmrを
0とする処理(516)及びモータ電流ImFの積分値
Xmrの算出処理(524)の後に、処理前駆動デュー
ティ値Dmoを駆動デューティ値Dmとし(526)、
制御用プログラムを終了(528)させる。
【0141】なお、この制御は微小時間、例えば10m
sec毎に行われる。
【0142】さすれば、前記直流モータのモータロック
状態を確実に検出することができ、上述第1〜第3実施
例のものと同様に、直流モータの損傷を防止し得て、直
流モータ68の耐久性を向上し得るものである。
【0143】また、前記駆動側プーリの駆動側可動プー
リ部片のプーリ位置を検出するセンサを使用する必要が
ないことにより、上述第1〜第3実施例のものと同様
に、以下の如き利点が生ずる。 1)部品点数を減少させることができ、コストを低廉と
し得る。 2)システムが簡素化できる。 3)無段変速機の生産時の調整や管理を低減し得る。 4)調整ズレや故障の発生に対する配慮を低減し得る。
【0144】更に、前記直流モータの状態を直接監視す
ることにより、上述第1〜第3実施例のものと同様に、
信頼性を向上し得て、実用上有利である。
【0145】更にまた、前記制御手段のソフトウェア上
の変更のみで対処し得ることにより、上述第1〜第3実
施例のものと同様に、構成が複雑化する惧れがなく、製
作が容易であり、コストを低廉に維持し得て、経済的に
有利である。
【0146】また、前記直流モータのモータロック状態
を短い時間で検出可能であることにより、上述第1〜第
3実施例のものと同様に、直流モータによる電力消費量
を低減し得るとともに、燃費をも低減し得て、コストの
低減に寄与するものである。
【0147】更に、モータ電流ImFの積分値Xmrが
所定値であるXmr用トリガXmrTRよりも大きく、
例えば以上となった際に、モータロックが発生したと判
断することにより、確実な判断動作を担保し得て、直流
モータの駆動停止制御の信頼性を向上し得るものであ
る。
【0148】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの発明によれ
ば、無段変速機の変速プーリ位置をデューティ制御によ
り直流モータを駆動させて調整し、直流モータのデュー
ティ制御用駆動デューティ値に応じてモータ回転速度が
0の際のモータ電流を推定するとともに直流モータの実
際のモータ電流を検出する検出手段を有する無段変速機
のモータ駆動制御装置において、実際のモータ電流と推
定モータ電流とを比較し実際のモータ電流が推定モータ
電流よりも大なる場合に直流モータの駆動を停止させる
機能を制御手段に付加して設けたので、前記直流モータ
のモータロック状態を確実に検出することができ、直流
モータの損傷を防止し得て、直流モータの耐久性を向上
し得る。また、前記駆動側プーリの駆動側可動プーリ部
片のプーリ位置を検出するセンサを使用する必要がない
ことにより、部品点数を減少させることができ、コスト
を低廉とし得て、システムが簡素化でき、無段変速機の
生産時の調整や管理を低減し得て、調整ズレや故障の発
生に対する配慮を低減し得るものである。更に、前記直
流モータの状態を直接監視することにより、信頼性を向
上し得て、実用上有利である。更にまた、前記制御手段
のソフトウェア上の変更のみで対処し得ることにより、
構成が複雑化する惧れがなく、製作が容易であり、コス
トを低廉に維持し得て、経済的に有利である。また、前
記直流モータのモータロック状態を短い時間で検出可能
であることにより、直流モータによる電力消費量を低減
し得るとともに、燃費をも低減し得て、コストの低減に
寄与する。
【0149】また、無段変速機の変速プーリ位置をデュ
ーティ制御により直流モータを駆動させて調整し、直流
モータのデューティ制御用駆動デューティ値に応じてモ
ータ回転速度が0の際のモータ電流を推定するとともに
直流モータの実際のモータ電流を検出する検出手段を有
する無段変速機のモータ駆動制御装置において、実際の
モータ電流と推定モータ電流とを比較し実際のモータ電
流が推定モータ電流よりも大なる状態が連続してデュー
ティ制御用駆動デューティ値または実際のモータ電流に
よって設定される所定時間以上継続した際に、モータロ
ックが発生したと判断して直流モータの駆動を停止させ
る機能を制御手段に付加して設けたので、直流モータの
モータロック状態を確実に検出することができ、直流モ
ータの損傷を防止し得て、直流モータの耐久性を向上し
得る。また、前記駆動側プーリの駆動側可動プーリ部片
のプーリ位置を検出するセンサを使用する必要がないこ
とにより、部品点数を減少させることができ、コストを
低廉とし得て、システムが簡素化でき、無段変速機の生
産時の調整や管理を低減し得て、調整ズレや故障の発生
に対する配慮を低減し得るものである。更に、前記直流
モータの状態を直接監視することにより、信頼性を向上
し得て、実用上有利である。更にまた、前記制御手段の
ソフトウェア上の変更のみで対処し得ることにより、構
成が複雑化する惧れがなく、製作が容易であり、コスト
を低廉に維持し得て、経済的に有利である。また、前記
直流モータのモータロック状態を短い時間で検出可能で
あることにより、直流モータによる電力消費量を低減し
得るとともに、燃費をも低減し得て、コストの低減に寄
与する。更に、モータ電流が過大状態にある判定時間
を、デューティ制御用駆動デューティ値あるいはモータ
電流に応じて短縮させることができることにより、効果
的な判定動作を担保し得て、実用上有利である。
【0150】更に、無段変速機の変速プーリ位置をデュ
ーティ制御により直流モータを駆動させて調整し、直流
モータのデューティ制御用駆動デューティ値に応じてモ
ータ回転速度が0の際のモータ電流を推定するとともに
直流モータの実際のモータ電流を検出する検出手段を有
する無段変速機のモータ駆動制御装置において、実際の
モータ電流と推定モータ電流とを比較し実際のモータ電
流が推定モータ電流よりも連続して大なる場合にモータ
電流の積分値を計算しこの積分値が所定値よりも大きく
なった際にモータロックが発生したと判断して直流モー
タの駆動を停止させる機能を制御手段に付加して設けた
ので、直流モータのモータロック状態を確実に検出する
ことができ、直流モータの損傷を防止し得て、直流モー
タの耐久性を向上し得る。また、前記駆動側プーリの駆
動側可動プーリ部片のプーリ位置を検出するセンサを使
用する必要がないことにより、部品点数を減少させるこ
とができ、コストを低廉とし得て、システムが簡素化で
き、無段変速機の生産時の調整や管理を低減し得て、調
整ズレや故障の発生に対する配慮を低減し得るものであ
る。更に、前記直流モータの状態を直接監視することに
より、信頼性を向上し得て、実用上有利である。更にま
た、前記制御手段のソフトウェア上の変更のみで対処し
得ることにより、構成が複雑化する惧れがなく、製作が
容易であり、コストを低廉に維持し得て、経済的に有利
である。また、前記直流モータのモータロック状態を短
い時間で検出可能であることにより、直流モータによる
電力消費量を低減し得るとともに、燃費をも低減し得
て、コストの低減に寄与する。更に、モータ電流の積分
値が所定値よりも大きくなった際に、モータロックが発
生したと判断することにより、確実な判断動作を担保し
得て、直流モータの駆動停止制御の信頼性を向上し得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す無段変速機のモー
タ駆動制御装置の制御用フローチャートである。
【図2】無段変速機のモータ駆動制御装置の概略構成図
である。
【図3】無段変速機のモータ駆動制御装置の駆動側プー
リ部分の概略拡大断面図である。
【図4】直流モータの特性を示す図である。
【図5】直流モータの駆動回路を示す図である。
【図6】直流モータの等価回路を示す図である。
【図7】直流モータのデューティ制御を示す図である。
【図8】直流モータのデューティ制御回路を示す図であ
る。
【図9】直流モータの駆動回路である。
【図10】直流モータのデューティ制御のタイムチャー
トである。
【図11】処理前駆動デューティ値Dmoの設定用ブロ
ック図である。
【図12】モータ電流(平均値)と処理前駆動デューテ
ィ値Dmoとの関係を示す図である。
【図13】目標エンジン回転速度とスロットル開度との
関係を示す図である。
【図14】車速と目標エンジン回転速度の上下限値との
関係を示す図である。
【図15】無段変速機のモータ駆動制御装置のタイムチ
ャートである。
【図16】この発明の第2実施例を示す無段変速機のモ
ータ駆動制御装置の制御用フローチャートである。
【図17】この発明の第3実施例を示す無段変速機のモ
ータ駆動制御装置の制御用フローチャートである。
【図18】モータロック判定カウンタTb用トリガTb
TRとモータ電流ImFとの関係を示す図である。
【図19】モータロック判定カウンタTb用トリガTb
TRと処理前駆動デューティ値Dmoとの関係を示す図
である。
【図20】無段変速機のモータ駆動制御装置のタイムチ
ャートである。
【図21】この発明の第4実施例を示す無段変速機のモ
ータ駆動制御装置の制御用フローチャートである。
【図22】補正係数Kbとモータ電流ImFとの関係を
示す図である。
【図23】補正係数Kbと処理前駆動デューティ値Dm
oとの関係を示す図である。
【図24】無段変速機のモータ駆動制御装置のタイムチ
ャートである。
【符号の説明】
2 無段変速機 4 内燃機関 6 モータ駆動制御装置 8 駆動側軸 10 駆動側プーリ(プライマリプーリ) 12 被動側軸 14 被動側プーリ(セカンダリプーリ) 16 駆動側固定プーリ部片 18 駆動側可動プーリ部片 20 被動側固定プーリ部片 22 被動側可動プーリ部片 24 動力伝達経路 30 電磁パウダ式クラッチ 42 駆動側用の回転センサ 44 2ウェイクラッチ 66 被動側用の回転センサ 68 直流モータ(DCモータ) 70 減速歯車群 72 調整歯車群 92 プーリ歯車 94 ウォームギヤ 98 制御手段
フロントページの続き (72)発明者 辻 俊孝 愛知県名古屋市熱田区南一番町7番22号 愛知機械工業株式会社内 (72)発明者 鬼頭 正純 愛知県名古屋市熱田区南一番町7番22号 愛知機械工業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無段変速機の変速プーリ位置をデューテ
    ィ制御により直流モータを駆動させて調整し、この直流
    モータのデューティ制御用駆動デューティ値に応じてモ
    ータ回転速度が0の際のモータ電流を推定するとともに
    前記直流モータの実際のモータ電流を検出する検出手段
    を有する無段変速機のモータ駆動制御装置において、実
    際のモータ電流と推定モータ電流とを比較し実際のモー
    タ電流が推定モータ電流よりも大なる場合には前記直流
    モータの駆動を停止させる機能を制御手段に付加して設
    けたことを特徴とする無段変速機のモータ駆動制御装
    置。
  2. 【請求項2】 無段変速機の変速プーリ位置をデューテ
    ィ制御により直流モータを駆動させて調整し、この直流
    モータのデューティ制御用駆動デューティ値に応じてモ
    ータ回転速度が0の際のモータ電流を推定するとともに
    前記直流モータの実際のモータ電流を検出する検出手段
    を有する無段変速機のモータ駆動制御装置において、実
    際のモータ電流と推定モータ電流とを比較し実際のモー
    タ電流が推定モータ電流よりも大なる状態が連続してデ
    ューティ制御用駆動デューティ値または実際のモータ電
    流によって設定される所定時間以上継続した際には、モ
    ータロックが発生したと判断して前記直流モータの駆動
    を停止させる機能を制御手段に付加して設けたことを特
    徴とする無段変速機のモータ駆動制御装置。
  3. 【請求項3】 無段変速機の変速プーリ位置をデューテ
    ィ制御により直流モータを駆動させて調整し、この直流
    モータのデューティ制御用駆動デューティ値に応じてモ
    ータ回転速度が0の際のモータ電流を推定するとともに
    前記直流モータの実際のモータ電流を検出する検出手段
    を有する無段変速機のモータ駆動制御装置において、実
    際のモータ電流と推定モータ電流とを比較し実際のモー
    タ電流が推定モータ電流よりも連続して大なる場合にモ
    ータ電流の積分値を計算しこの積分値が所定値よりも大
    きくなった際にはモータロックが発生したと判断して前
    記直流モータの駆動を停止させる機能を制御手段に付加
    して設けたことを特徴とする無段変速機のモータ駆動制
    御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、直流モータの駆動停止
    制御を直流モータの正転方向及び逆転方向毎に夫々独立
    させて行う制御手段である特許請求の範囲の請求項1〜
    3に記載の無段変速機のモータ駆動制御装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、直流モータの駆動停止
    制御を所定時間だけ行うとともにこの所定時間が経過し
    た際には直流モータを通常の駆動状態に復帰させる制御
    手段である特許請求の範囲の請求項1〜4に記載の無段
    変速機のモータ駆動制御装置。
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