JPH09106143A - 帯電装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ - Google Patents
帯電装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジInfo
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- JPH09106143A JPH09106143A JP7289309A JP28930995A JPH09106143A JP H09106143 A JPH09106143 A JP H09106143A JP 7289309 A JP7289309 A JP 7289309A JP 28930995 A JP28930995 A JP 28930995A JP H09106143 A JPH09106143 A JP H09106143A
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- JP
- Japan
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- charging
- charged
- magnetic brush
- contact
- drum
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- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 接触帯電部材として磁気ブラシ2を用いた、
接触注入帯電方式・ACバイアス方式の帯電装置及び該
帯電装置を使用した機器について、磁気ブラシ2を構成
する磁性粒子の被帯電体1への付着もれを効果的に防止
し、且つ、本来の帯電作用は行われ、帯電性能の実力の
個体差なく、様々な環境においても、初期から長時間経
過の後でも安定した帯電性能を得られるようにするこ
と。 【解決手段】 磁気ブラシ2から被帯電体1に供給する
AC電流波形、特に1周期内の最大値Imax 及びAC電
流値IACを合わせて調節制御すること。
接触注入帯電方式・ACバイアス方式の帯電装置及び該
帯電装置を使用した機器について、磁気ブラシ2を構成
する磁性粒子の被帯電体1への付着もれを効果的に防止
し、且つ、本来の帯電作用は行われ、帯電性能の実力の
個体差なく、様々な環境においても、初期から長時間経
過の後でも安定した帯電性能を得られるようにするこ
と。 【解決手段】 磁気ブラシ2から被帯電体1に供給する
AC電流波形、特に1周期内の最大値Imax 及びAC電
流値IACを合わせて調節制御すること。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯電装置、画像形
成装置、及びプロセスカートリッジに関する。
成装置、及びプロセスカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば電子写真装置(複写機・プ
リンタ・ファクシミリなど)、静電記録装置等の画像形
成装置において、電子写真感光体・静電記録誘電体、転
写材、その他の被帯電体を帯電処理(除電処理も含む)
する手段としてはコロナ帯電器を用いた「コロナ帯電方
式」が使用されてきた。近年は、「接触帯電方式」の帯
電装置が実用化されている。またオゾンレスで、低電力
の「接触注入帯電(電荷注入帯電)方式」の帯電装置も
開発されている。
リンタ・ファクシミリなど)、静電記録装置等の画像形
成装置において、電子写真感光体・静電記録誘電体、転
写材、その他の被帯電体を帯電処理(除電処理も含む)
する手段としてはコロナ帯電器を用いた「コロナ帯電方
式」が使用されてきた。近年は、「接触帯電方式」の帯
電装置が実用化されている。またオゾンレスで、低電力
の「接触注入帯電(電荷注入帯電)方式」の帯電装置も
開発されている。
【0003】A)コロナ帯電方式 被帯電体にコロナ帯電器を非接触に対向配設して、コロ
ナ帯電器から放出されるコロナに被帯電体をさらして被
帯電体面を所定の極性・電位に帯電させるものである。
ナ帯電器から放出されるコロナに被帯電体をさらして被
帯電体面を所定の極性・電位に帯電させるものである。
【0004】B)接触帯電方式 ローラ型・ブレード型・ブラシ型・磁気ブラシ等の帯電
部材を被帯電体に当接させ、該帯電部材に電圧を印加し
て被帯電体面を帯電させるもので、低オゾン、低電力を
目的としており、中でも特に帯電部材として導電ローラ
を用いたローラ帯電方式が帯電の安定性があり、さらに
発生オゾン量がコロナ帯電器の約1000分の1という
点でオフィス環境にも好ましいので特に近年広く用いら
れるようになってきた。
部材を被帯電体に当接させ、該帯電部材に電圧を印加し
て被帯電体面を帯電させるもので、低オゾン、低電力を
目的としており、中でも特に帯電部材として導電ローラ
を用いたローラ帯電方式が帯電の安定性があり、さらに
発生オゾン量がコロナ帯電器の約1000分の1という
点でオフィス環境にも好ましいので特に近年広く用いら
れるようになってきた。
【0005】ローラ帯電では、導電性の弾性ローラ(帯
電ローラ)を被帯電体に加圧当接させ、これに電圧を印
加することによって被帯電体の帯電を行なう。
電ローラ)を被帯電体に加圧当接させ、これに電圧を印
加することによって被帯電体の帯電を行なう。
【0006】具体的には、帯電は帯電部材から被帯電体
への放電によって行なわれるため、ある閾値電圧以上の
電圧を印加することによって帯電が開始される。例を示
すと、被帯電体としての厚さ25μmの電子写真OPC
感光体に対して帯電ローラを加圧当接させた場合には、
約640V以上の電圧を印加すれば感光体の表面電位が
上昇し始め、それ以降は印加電圧に対して傾き1で線形
に感光体表面電位が増加する。この閾値電圧を帯電開始
電圧Vthと定義する。
への放電によって行なわれるため、ある閾値電圧以上の
電圧を印加することによって帯電が開始される。例を示
すと、被帯電体としての厚さ25μmの電子写真OPC
感光体に対して帯電ローラを加圧当接させた場合には、
約640V以上の電圧を印加すれば感光体の表面電位が
上昇し始め、それ以降は印加電圧に対して傾き1で線形
に感光体表面電位が増加する。この閾値電圧を帯電開始
電圧Vthと定義する。
【0007】つまり、電子写真に必要とされる感光体表
面電位Vdを得るためには帯電ローラにはVd+Vth
という必要とされる表面電位Vd以上のDC電圧(直流
電圧)が必要となる。このようにしてDC電圧のみを接
触帯電部材に印加して帯電を行なう方法をDCバイアス
方式(DC帯電方式)と称する。
面電位Vdを得るためには帯電ローラにはVd+Vth
という必要とされる表面電位Vd以上のDC電圧(直流
電圧)が必要となる。このようにしてDC電圧のみを接
触帯電部材に印加して帯電を行なう方法をDCバイアス
方式(DC帯電方式)と称する。
【0008】しかし、DCバイアス方式においては環境
変動等によって接触帯電部材の抵抗値が変動するため、
また被帯電体としての感光体が繰り返し使用につれて削
れていくことによって膜厚が変化すると帯電開始電圧V
thが変動するため、感光体の帯電電位を所望の値にす
ることが難しかった。
変動等によって接触帯電部材の抵抗値が変動するため、
また被帯電体としての感光体が繰り返し使用につれて削
れていくことによって膜厚が変化すると帯電開始電圧V
thが変動するため、感光体の帯電電位を所望の値にす
ることが難しかった。
【0009】このため、更なる帯電の均一化を図るため
に特開昭63−149669号公報に開示されるよう
に、所望の被帯電体表面電位Vdに相当するDC電圧に
2×Vth以上のピーク間電圧を持つAC成分(交流電
圧成分)を重畳した振動電圧(時間とともに電圧値が周
期的に変化する電圧)を接触帯電部材に印加して帯電を
行なうACバイアス方式(AC帯電方式)が用いられ
る。これは、AC成分による電位のならし効果を目的と
したものであり、被帯電体の電位はAC電圧のピークの
中央であるVdに収束し、環境等の外乱には影響される
ことはない。
に特開昭63−149669号公報に開示されるよう
に、所望の被帯電体表面電位Vdに相当するDC電圧に
2×Vth以上のピーク間電圧を持つAC成分(交流電
圧成分)を重畳した振動電圧(時間とともに電圧値が周
期的に変化する電圧)を接触帯電部材に印加して帯電を
行なうACバイアス方式(AC帯電方式)が用いられ
る。これは、AC成分による電位のならし効果を目的と
したものであり、被帯電体の電位はAC電圧のピークの
中央であるVdに収束し、環境等の外乱には影響される
ことはない。
【0010】しかし、上述の接触帯電方式においてDC
バイアス方式でもACバイアス方式でも、その本質的な
帯電機構は、帯電部材から被帯電体への放電現象を用い
ているため、先に述べたように帯電部材に印加する電圧
は被帯電体の所望の表面電位Vd以上の値が必要とさ
れ、微量のオゾンは発生する。また、帯電均一化のため
にACバイアス方式を行なった場合にはさらなるオゾン
の発生、AC電圧の電界による帯電部材と被帯電体の振
動騒音(AC帯電音)の発生、また放電による被帯電体
表面の劣化等が顕著になり、新たな問題点となってい
た。
バイアス方式でもACバイアス方式でも、その本質的な
帯電機構は、帯電部材から被帯電体への放電現象を用い
ているため、先に述べたように帯電部材に印加する電圧
は被帯電体の所望の表面電位Vd以上の値が必要とさ
れ、微量のオゾンは発生する。また、帯電均一化のため
にACバイアス方式を行なった場合にはさらなるオゾン
の発生、AC電圧の電界による帯電部材と被帯電体の振
動騒音(AC帯電音)の発生、また放電による被帯電体
表面の劣化等が顕著になり、新たな問題点となってい
た。
【0011】C)接触注入帯電方式 そこで新たな帯電方式として、被帯電体(感光体)への
電荷の直接注入による帯電方式が特開平6−3921号
公報に開示されている。
電荷の直接注入による帯電方式が特開平6−3921号
公報に開示されている。
【0012】この接触注入帯電方式は、帯電ローラ、帯
電ブラシ、帯電磁気ブラシ等の接触帯電部材に電圧を印
加し、被帯電体としての感光体表面にある電荷注入層の
導電粒子に電荷を注入して帯電を行なう方法である。
電ブラシ、帯電磁気ブラシ等の接触帯電部材に電圧を印
加し、被帯電体としての感光体表面にある電荷注入層の
導電粒子に電荷を注入して帯電を行なう方法である。
【0013】この帯電方式では、放電現象を用いないた
め、帯電に必要とされる電圧は所望する感光体表面電位
Vd分のみであり、オゾンの発生量も上記B)の接触帯
電方式におけるローラ帯電方式の10分の1以下と優れ
ている。
め、帯電に必要とされる電圧は所望する感光体表面電位
Vd分のみであり、オゾンの発生量も上記B)の接触帯
電方式におけるローラ帯電方式の10分の1以下と優れ
ている。
【0014】この接触注入帯電方式の場合も、DC電圧
のみを接触帯電部材に印加して帯電を行なうDCバイア
ス方式と、AC成分を有する電圧を接触帯電部材に印加
して帯電を行なうACバイアス方式がある。この場合
は、DCバイアス方式に比べるとACバイアス方式の方
が接触帯電部材の耐久劣化や環境変動の際にも安定した
帯電性能を示すことから最近特にこの接触注入帯電方式
・ACバイアス方式(AC注入帯電)の研究が進められ
ている。
のみを接触帯電部材に印加して帯電を行なうDCバイア
ス方式と、AC成分を有する電圧を接触帯電部材に印加
して帯電を行なうACバイアス方式がある。この場合
は、DCバイアス方式に比べるとACバイアス方式の方
が接触帯電部材の耐久劣化や環境変動の際にも安定した
帯電性能を示すことから最近特にこの接触注入帯電方式
・ACバイアス方式(AC注入帯電)の研究が進められ
ている。
【0015】接触注入帯電方式では、接触帯電部材にた
とえACバイアスが印加されても前記B)の接触帯電方
式のローラ帯電方式のようにDCバイアス方式に比べ大
幅にオゾン発生量が増えてしまうことがないことが知ら
れている。
とえACバイアスが印加されても前記B)の接触帯電方
式のローラ帯電方式のようにDCバイアス方式に比べ大
幅にオゾン発生量が増えてしまうことがないことが知ら
れている。
【0016】その理由は、ローラ帯電方式のような丸い
形の固体の帯電ローラと被帯電体間で放電が発生しやす
い空隙が常に存在する場合に対し、特に磁性粒子(以
下、キャリアと記す)の磁気ブラシを接触帯電部材とし
て用いた場合の接触注入帯電方式ではDCあるいはAC
バイアスが印加されると磁気ブラシを構成する帯電した
流動性のあるキャリアが被帯電体に注入された反対電荷
に引きつけられて多量に移動し、ローラ帯電方式より大
きな接触面積を形成し磁気ブラシと被帯電体は完全に密
着し放電するような空隙が存在しないからではないかと
考えられる。
形の固体の帯電ローラと被帯電体間で放電が発生しやす
い空隙が常に存在する場合に対し、特に磁性粒子(以
下、キャリアと記す)の磁気ブラシを接触帯電部材とし
て用いた場合の接触注入帯電方式ではDCあるいはAC
バイアスが印加されると磁気ブラシを構成する帯電した
流動性のあるキャリアが被帯電体に注入された反対電荷
に引きつけられて多量に移動し、ローラ帯電方式より大
きな接触面積を形成し磁気ブラシと被帯電体は完全に密
着し放電するような空隙が存在しないからではないかと
考えられる。
【0017】接触注入帯電方式・ACバイアス方式とし
て、特開平4−21873号公報、特開平4−1166
74号公報には、接触帯電部材として磁気ブラシを用
い、これに直流成分を含む交流バイアス電圧を印加して
像形成体を帯電する磁気ブラシ帯電方法が提案された。
て、特開平4−21873号公報、特開平4−1166
74号公報には、接触帯電部材として磁気ブラシを用
い、これに直流成分を含む交流バイアス電圧を印加して
像形成体を帯電する磁気ブラシ帯電方法が提案された。
【0018】しかしながら、前記公報に記載の帯電方法
では、適切なピーク間電圧Vpーp を設定しないと環境変
化時に低温低湿のになるとキャリアの抵抗が高くなり、
像形成体にキャリアが付着したり(キャリア付着も
れ)、電荷の注入が充分に行なわれず帯電ムラを発生す
るという問題がある。また、高温高湿時にはキャリアの
抵抗が低くなり、ブレークダウンが発生するという問題
がある。
では、適切なピーク間電圧Vpーp を設定しないと環境変
化時に低温低湿のになるとキャリアの抵抗が高くなり、
像形成体にキャリアが付着したり(キャリア付着も
れ)、電荷の注入が充分に行なわれず帯電ムラを発生す
るという問題がある。また、高温高湿時にはキャリアの
抵抗が低くなり、ブレークダウンが発生するという問題
がある。
【0019】これを解決するために、特開平6−314
016号公報において、交流バイアス電圧の直流成分は
低電圧源より供給され、その時の直流成分の電流値より
交流成分の電圧を調整又は直流成分の電圧値を変更する
ことにより帯電電位を変更する方法が、また特開平6−
138753号公報において、印加バイアスの交流電流
IAC 及び磁気ブラシと像担持体の形成する接触幅を厳し
く制御する方法などが提案されている。
016号公報において、交流バイアス電圧の直流成分は
低電圧源より供給され、その時の直流成分の電流値より
交流成分の電圧を調整又は直流成分の電圧値を変更する
ことにより帯電電位を変更する方法が、また特開平6−
138753号公報において、印加バイアスの交流電流
IAC 及び磁気ブラシと像担持体の形成する接触幅を厳し
く制御する方法などが提案されている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平6−314016号公報や特開平6−138753
号公報に記載の方法を考慮した上で実際に装置をいくつ
か作成し実検してみると、個々の帯電性能及びキャリア
付着もれ防止に大きな実力差があることがわかった。
開平6−314016号公報や特開平6−138753
号公報に記載の方法を考慮した上で実際に装置をいくつ
か作成し実検してみると、個々の帯電性能及びキャリア
付着もれ防止に大きな実力差があることがわかった。
【0021】即ち、特開平6−314016号公報に記
載の方法の様に直流成分の電流値を制御しても、また特
開平6−138753号公報に記載の方法の様に交流電
流IAC及び磁気ブラシと像形成体の形成する接触幅(帯
電部幅)を厳しく制御しても個々の帯電性能及びキャリ
ア付着の実力がまちまちなのである。つまり、IACとキ
ャリア付着の相関は小さい。
載の方法の様に直流成分の電流値を制御しても、また特
開平6−138753号公報に記載の方法の様に交流電
流IAC及び磁気ブラシと像形成体の形成する接触幅(帯
電部幅)を厳しく制御しても個々の帯電性能及びキャリ
ア付着の実力がまちまちなのである。つまり、IACとキ
ャリア付着の相関は小さい。
【0022】尚、この現象は、中抵抗のキャリアより構
成する磁気ブラシで帯電する注入帯電に特有の現象であ
り、高抵抗の磁気ブラシや、単に磁気ブラシで摺擦した
場合には生じない。
成する磁気ブラシで帯電する注入帯電に特有の現象であ
り、高抵抗の磁気ブラシや、単に磁気ブラシで摺擦した
場合には生じない。
【0023】また、二成分現像などの磁気ブラシの場合
は、通常、現像コントラスト即ち現像電位と被帯電体と
しての感光体(以下、ドラムと記す)の表面電位の差
は、帯電コントラスト即ち帯電電位とドラム表面電位の
差よりも小さいので、ドラムへのキャリア付着もれは、
磁気ブラシを帯電に用いたほど顕著ではない。さらに、
現像に磁気ブラシを用いた場合は、磁気ブラシ内にトナ
ーが存在し、キャリアよりも先にトナーがドラムに付着
する。これは、トナーの方がキャリアよりも軽く、か
つ、抵抗が高いために保持電荷も高い。よって、トナー
が電気的な力でドラムに付着しやすくなる。そのためキ
ャリアがドラムに付着することが少ない。
は、通常、現像コントラスト即ち現像電位と被帯電体と
しての感光体(以下、ドラムと記す)の表面電位の差
は、帯電コントラスト即ち帯電電位とドラム表面電位の
差よりも小さいので、ドラムへのキャリア付着もれは、
磁気ブラシを帯電に用いたほど顕著ではない。さらに、
現像に磁気ブラシを用いた場合は、磁気ブラシ内にトナ
ーが存在し、キャリアよりも先にトナーがドラムに付着
する。これは、トナーの方がキャリアよりも軽く、か
つ、抵抗が高いために保持電荷も高い。よって、トナー
が電気的な力でドラムに付着しやすくなる。そのためキ
ャリアがドラムに付着することが少ない。
【0024】磁気ブラシ帯電において、被帯電体として
のドラムへのキャリア付着が生じると、帯電部材である
磁気ブラシのキャリアが徐々に減少し、画像形成装置に
あっては徐々に帯電不良などによる画像不良が生じるた
め、長期に渡って使用できないという欠点があった。
のドラムへのキャリア付着が生じると、帯電部材である
磁気ブラシのキャリアが徐々に減少し、画像形成装置に
あっては徐々に帯電不良などによる画像不良が生じるた
め、長期に渡って使用できないという欠点があった。
【0025】そこで本発明は、接触帯電部材として磁気
ブラシを用いた、接触注入帯電方式・ACバイアス方式
の帯電装置および該帯電装置を使用した機器について、
上記のような、磁気ブラシを構成する帯電用キャリアの
被帯電体への付着もれを効果的に防止し、且つ、本来の
帯電作用は行われ、帯電性能の実力の個体差なく、様々
な環境においても、初期から長時間経過の後でも安定し
た帯電性能を得られるようにすることを目的とする。
ブラシを用いた、接触注入帯電方式・ACバイアス方式
の帯電装置および該帯電装置を使用した機器について、
上記のような、磁気ブラシを構成する帯電用キャリアの
被帯電体への付着もれを効果的に防止し、且つ、本来の
帯電作用は行われ、帯電性能の実力の個体差なく、様々
な環境においても、初期から長時間経過の後でも安定し
た帯電性能を得られるようにすることを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする、帯電装置、画像形成装置、及びプロセスカー
トリッジである。
徴とする、帯電装置、画像形成装置、及びプロセスカー
トリッジである。
【0027】(1)表面に電荷注入層を有する被帯電体
に交流電圧を印加した接触帯電部材を当接させて帯電を
行なう帯電装置において、前記接触帯電部材が磁性粒子
で構成された磁気ブラシであり、該接触帯電部材から前
記被帯電体に供給する交流電流波形の形を調節するこ
と、及び交流電流波形の1周期内の最大値Imax及び
交流電流値IACを合わせて調節制御することによっ
て、帯電後被帯電体帯電電位を所望の値にすることを特
徴とする帯電装置。
に交流電圧を印加した接触帯電部材を当接させて帯電を
行なう帯電装置において、前記接触帯電部材が磁性粒子
で構成された磁気ブラシであり、該接触帯電部材から前
記被帯電体に供給する交流電流波形の形を調節するこ
と、及び交流電流波形の1周期内の最大値Imax及び
交流電流値IACを合わせて調節制御することによっ
て、帯電後被帯電体帯電電位を所望の値にすることを特
徴とする帯電装置。
【0028】(2)前記交流電流波形の形を規定する物
理量が交流電流波形1周期内の正成分の最大値、負成分
絶対値の最大値であることを特徴とする(1)に記載の
帯電装置。
理量が交流電流波形1周期内の正成分の最大値、負成分
絶対値の最大値であることを特徴とする(1)に記載の
帯電装置。
【0029】(3)前記交流電流波形1周期内の正成分
の最大値Imax+、負成分絶対値の最大値Imax-の関係
が、0.7≦Imax+/Imax-≦1.4、であることを特
徴とする(2)に記載の帯電装置。 (4)前記交流電流波形が矩形波であることを特徴とす
る(1)乃至(3)の何れか1つに記載の帯電装置。
の最大値Imax+、負成分絶対値の最大値Imax-の関係
が、0.7≦Imax+/Imax-≦1.4、であることを特
徴とする(2)に記載の帯電装置。 (4)前記交流電流波形が矩形波であることを特徴とす
る(1)乃至(3)の何れか1つに記載の帯電装置。
【0030】(5)像担持体に該像担持体面を帯電する
工程を含む画像形成プロセスを適用して画像形成を実行
する画像形成装置であり、前記像担持体は表面に電荷注
入層を有し、該像担持体を帯電する工程手段が(1)乃
至(4)の何れか1つに記載の帯電装置であることを特
徴とする画像形成装置。
工程を含む画像形成プロセスを適用して画像形成を実行
する画像形成装置であり、前記像担持体は表面に電荷注
入層を有し、該像担持体を帯電する工程手段が(1)乃
至(4)の何れか1つに記載の帯電装置であることを特
徴とする画像形成装置。
【0031】(6)画像形成装置本体に対して着脱自在
に装着されるプロセスカートリッジであり、(1)乃至
(4)の何れか1つに記載の帯電装置の少なくとも接触
帯電部材と、像担持体、現像装置、クリーニング装置の
少なくとも1つとを収容していることを特徴とするプロ
セスカートリッジ。
に装着されるプロセスカートリッジであり、(1)乃至
(4)の何れか1つに記載の帯電装置の少なくとも接触
帯電部材と、像担持体、現像装置、クリーニング装置の
少なくとも1つとを収容していることを特徴とするプロ
セスカートリッジ。
【0032】〈作 用〉即ち、前述した従来技術の欠点
であった帯電性能やキャリア付着もれ防止の実力の個体
差現象を詳しく調査した結果、ACバイアス電圧波形の
わずかな固体差が、その時のAC電流波形に大きな固体
差を生み、この違いが帯電性能及びキャリア付着の差と
してあらわれたことが原因であると判明した。即ち、安
定した帯電性能及びキャリア付着もれ防止のためにはA
C電流波形を制御することが、必須なのである。
であった帯電性能やキャリア付着もれ防止の実力の個体
差現象を詳しく調査した結果、ACバイアス電圧波形の
わずかな固体差が、その時のAC電流波形に大きな固体
差を生み、この違いが帯電性能及びキャリア付着の差と
してあらわれたことが原因であると判明した。即ち、安
定した帯電性能及びキャリア付着もれ防止のためにはA
C電流波形を制御することが、必須なのである。
【0033】そこで本発明では、接触帯電部材として磁
気ブラシを用いた接触注入帯電方式・ACバイアス方式
の帯電装置、該帯電装置を使用した機器において、磁気
ブラシから被帯電体に供給するAC電流波形、特に1周
期内の最大値Imax 及びAC電流値IACを合わせて調節
制御することによって、従来技術の欠点であった、磁気
ブラシを構成する帯電用キャリアの被帯電体への付着も
れを効果的に防止し、且つ、本来の帯電作用は行われ、
帯電性能の実力の個体差なく、様々な環境においても、
初期から長時間経過の後でも安定した帯電性能が得られ
るようになった。
気ブラシを用いた接触注入帯電方式・ACバイアス方式
の帯電装置、該帯電装置を使用した機器において、磁気
ブラシから被帯電体に供給するAC電流波形、特に1周
期内の最大値Imax 及びAC電流値IACを合わせて調節
制御することによって、従来技術の欠点であった、磁気
ブラシを構成する帯電用キャリアの被帯電体への付着も
れを効果的に防止し、且つ、本来の帯電作用は行われ、
帯電性能の実力の個体差なく、様々な環境においても、
初期から長時間経過の後でも安定した帯電性能が得られ
るようになった。
【0034】
〈実施形態例1〉(図1〜図4) (1)画像形成装置例 図1は画像形成装置の一例の概略構成図である。本例の
画像形成装置は、転写式電子写真プロセス利用、接触帯
電部材として磁気ブラシを用いたAC注入帯電方式、プ
ロセスカートリッジ着脱方式のレーザービームプリンタ
である。
画像形成装置は、転写式電子写真プロセス利用、接触帯
電部材として磁気ブラシを用いたAC注入帯電方式、プ
ロセスカートリッジ着脱方式のレーザービームプリンタ
である。
【0035】1は像担持体(被帯電体)としての回転ド
ラム型の電子写真感光体(感光ドラム)である。本例の
ものは表面に電荷注入層を有するOPC感光体であり、
矢示の時計方向に所定のプロセススピード(周速度)を
もって回転駆動される。
ラム型の電子写真感光体(感光ドラム)である。本例の
ものは表面に電荷注入層を有するOPC感光体であり、
矢示の時計方向に所定のプロセススピード(周速度)を
もって回転駆動される。
【0036】2はドラム(感光体)1に接触させた接触
帯電部材としての導電磁気ブラシ、S1はこの磁気ブラ
シに帯電バイアスを印加する電源である。
帯電部材としての導電磁気ブラシ、S1はこの磁気ブラ
シに帯電バイアスを印加する電源である。
【0037】ドラム1は回転過程において、電圧が印加
された導電磁気ブラシ2による所定の極性・電位の一様
な一次帯電処理を接触注入帯電方式・ACバイアス方式
で受け、次いで画像露光手段としての、本例の場合はレ
ーザーダイオード・ポリゴンミラー等を含む不図示のレ
ーザービームスキャナから出力される、目的の画像情報
の時系列電気ディジタル画素信号に対応して強度変調さ
れたレーザービームによる走査露光Lを受けることで、
回転ドラム1の周面に対して目的の画像情報に対応した
静電潜像が形成される。
された導電磁気ブラシ2による所定の極性・電位の一様
な一次帯電処理を接触注入帯電方式・ACバイアス方式
で受け、次いで画像露光手段としての、本例の場合はレ
ーザーダイオード・ポリゴンミラー等を含む不図示のレ
ーザービームスキャナから出力される、目的の画像情報
の時系列電気ディジタル画素信号に対応して強度変調さ
れたレーザービームによる走査露光Lを受けることで、
回転ドラム1の周面に対して目的の画像情報に対応した
静電潜像が形成される。
【0038】その静電潜像は現像装置3によりトナー像
として現像される。現像装置3は本例は磁性ー成分絶縁
トナー(ネガトナー)を用いた反転現像装置である。3
aはマグネット3bを内包する直径16mmの非磁性現
像スリーブであり、この現像スリーブ3aに上記のネガ
トナーをコートし、ドラム1表面との距離を300μm
に固定した状態で、ドラム1と等速で回転させ、スリー
ブ3aに現像バイアス電源S2より現像バイアス電圧を
印加する。電圧は、−500VのDC電圧と、周波数1
800Hz、ピーク間電圧1600Vの矩形のAC電圧
を重畳したものを用い、スリーブ3aとドラム1の間で
ジャンピング現像を行なわせる。
として現像される。現像装置3は本例は磁性ー成分絶縁
トナー(ネガトナー)を用いた反転現像装置である。3
aはマグネット3bを内包する直径16mmの非磁性現
像スリーブであり、この現像スリーブ3aに上記のネガ
トナーをコートし、ドラム1表面との距離を300μm
に固定した状態で、ドラム1と等速で回転させ、スリー
ブ3aに現像バイアス電源S2より現像バイアス電圧を
印加する。電圧は、−500VのDC電圧と、周波数1
800Hz、ピーク間電圧1600Vの矩形のAC電圧
を重畳したものを用い、スリーブ3aとドラム1の間で
ジャンピング現像を行なわせる。
【0039】一方、不図示の給紙部から被記録材として
の転写材Pが供給されて、回転ドラム1と、これに所定
の押圧力で当接させた接触転写手段としての、中抵抗の
転写ローラ4との圧接ニップ部(転写部)Tに所定のタ
イミングにて導入される。転写ローラ4には転写バイア
ス印加電源S3から所定の転写バイアス電圧が印加され
る。転写部Tに導入された転写材Pはこの転写部Tを挟
持搬送されて、その表面側に回転ドラム1の表面に形成
担持されているトナー画像が順次に静電気力と押圧力に
て転写されていく。本例では転写ローラ4として抵抗値
5×108 Ωのものを用い、+2000VのDC電圧を
印加して転写を行なった。
の転写材Pが供給されて、回転ドラム1と、これに所定
の押圧力で当接させた接触転写手段としての、中抵抗の
転写ローラ4との圧接ニップ部(転写部)Tに所定のタ
イミングにて導入される。転写ローラ4には転写バイア
ス印加電源S3から所定の転写バイアス電圧が印加され
る。転写部Tに導入された転写材Pはこの転写部Tを挟
持搬送されて、その表面側に回転ドラム1の表面に形成
担持されているトナー画像が順次に静電気力と押圧力に
て転写されていく。本例では転写ローラ4として抵抗値
5×108 Ωのものを用い、+2000VのDC電圧を
印加して転写を行なった。
【0040】トナー画像の転写を受けた転写材Pはドラ
ム1の面から分離されて熱定着方式等の定着装置5へ導
入されてトナー画像の定着を受け、画像形成物(プリン
ト、コピー)として装置外へ排出される。
ム1の面から分離されて熱定着方式等の定着装置5へ導
入されてトナー画像の定着を受け、画像形成物(プリン
ト、コピー)として装置外へ排出される。
【0041】また転写材Pに対するトナー画像転写後の
ドラム面はクリーニング装置6により残留トナー等の付
着汚染物の除去を受けて清掃され繰り返して作像に供さ
れる。
ドラム面はクリーニング装置6により残留トナー等の付
着汚染物の除去を受けて清掃され繰り返して作像に供さ
れる。
【0042】本例の画像形成装置は、ドラム1・接触帯
電部材2・現像装置3・クリーニング装置6の4つのプ
ロセス機器をカートリッジ30に包含させて画像形成装
置本体に対して一括して着脱交換自在のカートリッジ方
式の装置である。31・31はこのプロセスカートリッ
ジ30のプリンタ本体内での位置決め支持部材である。
プロセスカートリッジ30に包含させるプロセス機器の
組み合わせは上記に限られるものではない。
電部材2・現像装置3・クリーニング装置6の4つのプ
ロセス機器をカートリッジ30に包含させて画像形成装
置本体に対して一括して着脱交換自在のカートリッジ方
式の装置である。31・31はこのプロセスカートリッ
ジ30のプリンタ本体内での位置決め支持部材である。
プロセスカートリッジ30に包含させるプロセス機器の
組み合わせは上記に限られるものではない。
【0043】(2)ドラム1 本例の像担持体としてのドラム1は、アルミニウム製の
ドラム基体上に下記の第1〜第5の5層の機能層を下か
ら順に設けた、表面に電荷注入層を有する直径30mm
の負帯電のOPC感光体であり、150mm/secの
プロセススピード(周速度)をもって回転駆動される。
ドラム基体上に下記の第1〜第5の5層の機能層を下か
ら順に設けた、表面に電荷注入層を有する直径30mm
の負帯電のOPC感光体であり、150mm/secの
プロセススピード(周速度)をもって回転駆動される。
【0044】第1層;下引き層であり、ドラム基体の欠
陥等をならすため、またレーザー露光の反射によるモア
レの発生を防止するために設けられている、厚さ約20
μmの導電層である。
陥等をならすため、またレーザー露光の反射によるモア
レの発生を防止するために設けられている、厚さ約20
μmの導電層である。
【0045】第2層;正電荷注入防止層であり、ドラム
基体から注入された正電荷が感光体表面に帯電された負
電荷を打ち消すのを防止する役割を果たし、アミラン樹
脂とメトキシメチル化ナイロンによって106 Ωcm程
度に抵抗調整された、厚さ約1μmの中抵抗層である。
基体から注入された正電荷が感光体表面に帯電された負
電荷を打ち消すのを防止する役割を果たし、アミラン樹
脂とメトキシメチル化ナイロンによって106 Ωcm程
度に抵抗調整された、厚さ約1μmの中抵抗層である。
【0046】第3層;電荷発生層であり、ジスアゾ系の
顔料樹脂に分散した厚さ約0.3μmの層であり、レー
ザー露光を受けることによって正負の電荷対を発生す
る。
顔料樹脂に分散した厚さ約0.3μmの層であり、レー
ザー露光を受けることによって正負の電荷対を発生す
る。
【0047】第4層;電荷輸送層であり、ポリカーボネ
ート樹脂にヒドラゾンを分散したものであり、P型半導
体である。従って、感光体表面に帯電された負電荷はこ
の層を移動することはできず、電荷発生層で発生した正
電荷のみを感光体表面に輸送することができる。
ート樹脂にヒドラゾンを分散したものであり、P型半導
体である。従って、感光体表面に帯電された負電荷はこ
の層を移動することはできず、電荷発生層で発生した正
電荷のみを感光体表面に輸送することができる。
【0048】第5層;電荷注入層であり、光硬化性のア
クリル樹脂に微粒子のSnO2 を分散した材料の塗工層
である。具体的には、アンチモンをドーピングし、低抵
抗化した粒径約0.03μmのSnO2 粒子を樹脂に対
して70重量パーセント分散した材料の塗工層である。
このようにして調合した塗工液をディッピング塗工法に
て、厚さ約2μmに塗工して電荷注入層とした。
クリル樹脂に微粒子のSnO2 を分散した材料の塗工層
である。具体的には、アンチモンをドーピングし、低抵
抗化した粒径約0.03μmのSnO2 粒子を樹脂に対
して70重量パーセント分散した材料の塗工層である。
このようにして調合した塗工液をディッピング塗工法に
て、厚さ約2μmに塗工して電荷注入層とした。
【0049】図2のドラム1と導電磁性ブラシ2の構造
模型図において、11は感光体のドラム基体、12は電
荷輸送層、13は電荷注入層、13aはこの電荷注入層
中に分散した導電粒子(SnO2 )である。下引き層・
正電荷注入防止層・電荷発生層は図には省略してある。
模型図において、11は感光体のドラム基体、12は電
荷輸送層、13は電荷注入層、13aはこの電荷注入層
中に分散した導電粒子(SnO2 )である。下引き層・
正電荷注入防止層・電荷発生層は図には省略してある。
【0050】(3)磁気ブラシ2 接触帯電部材としての磁気ブラシ2は、図2の構造模型
図のように心金21aに固定支持させたマグネット21
と、これに回転可能に外嵌させた、直径16mmの非磁
性の電極スリーブ22と、この電極スリーブ22の外周
面にマグネット21の磁力により付着保持させたキャリ
ア(磁性粒子)の磁気ブラシ層23からなる。電極スリ
ーブ22上でのマグネット21による磁束密度は800
×10 -4(テスラ)である。
図のように心金21aに固定支持させたマグネット21
と、これに回転可能に外嵌させた、直径16mmの非磁
性の電極スリーブ22と、この電極スリーブ22の外周
面にマグネット21の磁力により付着保持させたキャリ
ア(磁性粒子)の磁気ブラシ層23からなる。電極スリ
ーブ22上でのマグネット21による磁束密度は800
×10 -4(テスラ)である。
【0051】磁気ブラシ層23は厚さ1mmでコートし
てドラム1との間に幅約5mmの帯電ニップNを形成さ
せてある。本例で磁気ブラシ層23のキャリア量は約1
0gで、電極スリーブ22とドラム1との帯電ニップN
でのギャップは500μmである。電極スリーブ22は
帯電ニップNにおいてドラム1の回転方向とは逆方向
(カウンター方向)である矢示方向に回転駆動され、こ
の電極スリーブ22の回転に磁気ブラシ層23も回転し
てドラム1面を摺擦する。
てドラム1との間に幅約5mmの帯電ニップNを形成さ
せてある。本例で磁気ブラシ層23のキャリア量は約1
0gで、電極スリーブ22とドラム1との帯電ニップN
でのギャップは500μmである。電極スリーブ22は
帯電ニップNにおいてドラム1の回転方向とは逆方向
(カウンター方向)である矢示方向に回転駆動され、こ
の電極スリーブ22の回転に磁気ブラシ層23も回転し
てドラム1面を摺擦する。
【0052】磁気ブラシ2の電極スリーブ22には帯電
バイアス印加電源S1から−700VのDC電圧にV
P-P =800V、周波数1kHzの矩形波ACが重畳さ
れた帯電バイアスVDC+VACが印加されていて、回転ド
ラム1の外周面がほぼ−700Vに一様に、接触注入帯
電方式・ACバイアス方式で帯電される。
バイアス印加電源S1から−700VのDC電圧にV
P-P =800V、周波数1kHzの矩形波ACが重畳さ
れた帯電バイアスVDC+VACが印加されていて、回転ド
ラム1の外周面がほぼ−700Vに一様に、接触注入帯
電方式・ACバイアス方式で帯電される。
【0053】ここで磁気ブラシ2とドラム1との周速比
は、以下の式で定義する。
は、以下の式で定義する。
【0054】周速比%=(磁気ブラシ周速ードラム周
速)/ドラム周速×100 *磁気ブラシ2の周速はカウンター回転の場合は負の
値。
速)/ドラム周速×100 *磁気ブラシ2の周速はカウンター回転の場合は負の
値。
【0055】周速比は、−100%は磁気ブラシが停止
している状態なので、磁気ブラシのドラム表面に停止し
た形状がそのまま帯電不良となって画像に出てしまう。
また順方向の回転は、カウンター方向と同じ周速比を得
ようとすると、磁気ブラシの回転数が高くなってしま
う。磁気ブラシが遅い速度でドラムと順回転で接触する
と、磁気ブラシの磁性粒子がドラムに付着しやすくな
る。よって、周速比は−100%以下が好ましく、本例
では−150%とした。
している状態なので、磁気ブラシのドラム表面に停止し
た形状がそのまま帯電不良となって画像に出てしまう。
また順方向の回転は、カウンター方向と同じ周速比を得
ようとすると、磁気ブラシの回転数が高くなってしま
う。磁気ブラシが遅い速度でドラムと順回転で接触する
と、磁気ブラシの磁性粒子がドラムに付着しやすくな
る。よって、周速比は−100%以下が好ましく、本例
では−150%とした。
【0056】磁気ブラシ層23を構成させるキャリアと
しては次のようなものを使用できる。
しては次のようなものを使用できる。
【0057】a)樹脂とマグネタイト等の磁性粉体を混
練して粒子に成型したもの、もしくはこれに抵抗値調節
のために導電カーボン等を混ぜたもの b)焼結したマグネタイト、フェライト、もしくはこれ
らを還元または酸化処理して抵抗値を調節したもの c)上記の磁性粒子を抵抗調整をしたコート材(フェノ
ール樹脂にカーボンを分散したもの等)でコートまたは
Ni等の金属でメッキ処理して抵抗値を適当な値にした
もの これらのキャリアの抵抗値としては、高すぎるとドラム
に電荷が均一に注入できず、微小な帯電不良によるカブ
リ画像となってしまう。低すぎるとドラム表面にピンホ
ールがあったとき、ピンホールに電流が集中して帯電電
圧が降下しドラム表面を帯電することができず、帯電ニ
ップ状の帯電不良となる。よってキャリアの抵抗値とし
ては、1×104 〜1×107 Ωが望ましい。キャリア
の抵抗値は、電圧が印加できる金属セル(底面積228
mm2 )にキャリアを2g入れた後加重し、電圧を1〜
1000V印加して測定した。
練して粒子に成型したもの、もしくはこれに抵抗値調節
のために導電カーボン等を混ぜたもの b)焼結したマグネタイト、フェライト、もしくはこれ
らを還元または酸化処理して抵抗値を調節したもの c)上記の磁性粒子を抵抗調整をしたコート材(フェノ
ール樹脂にカーボンを分散したもの等)でコートまたは
Ni等の金属でメッキ処理して抵抗値を適当な値にした
もの これらのキャリアの抵抗値としては、高すぎるとドラム
に電荷が均一に注入できず、微小な帯電不良によるカブ
リ画像となってしまう。低すぎるとドラム表面にピンホ
ールがあったとき、ピンホールに電流が集中して帯電電
圧が降下しドラム表面を帯電することができず、帯電ニ
ップ状の帯電不良となる。よってキャリアの抵抗値とし
ては、1×104 〜1×107 Ωが望ましい。キャリア
の抵抗値は、電圧が印加できる金属セル(底面積228
mm2 )にキャリアを2g入れた後加重し、電圧を1〜
1000V印加して測定した。
【0058】キャリアの磁気特性としては、ドラムへの
キャリア付着もれを防止するために磁気拘束力を高くす
る方がよく、飽和磁化が50(A・m2/kg)以上が望ま
しい。
キャリア付着もれを防止するために磁気拘束力を高くす
る方がよく、飽和磁化が50(A・m2/kg)以上が望ま
しい。
【0059】実際に、本例で用いたキャリアは、平均粒
径が30μmで、抵抗値が1×106 Ω、飽和磁化が5
8(A・m2/kg)であった。
径が30μmで、抵抗値が1×106 Ω、飽和磁化が5
8(A・m2/kg)であった。
【0060】(4)電荷注入帯電の原理 電荷注入帯電は、中抵抗の接触帯電部材で、中抵抗の表
面抵抗を持つ被帯電体表面に電荷注入を行なうものであ
り、本例では被帯電体としてのドラム1の表面材質のも
つトラップ電位に電荷を注入するものでなく、電荷注入
層13の導電粒子13aに電荷を充電して帯電を行なう
方式である。
面抵抗を持つ被帯電体表面に電荷注入を行なうものであ
り、本例では被帯電体としてのドラム1の表面材質のも
つトラップ電位に電荷を注入するものでなく、電荷注入
層13の導電粒子13aに電荷を充電して帯電を行なう
方式である。
【0061】具体的には図3の等価回路模型図に示すよ
うに、電荷輸送層12を誘電体、アルミニウムドラム基
体11と電荷注入層13内の導電粒子(SnO2 )13
aを両電極板とする微小なコンデンサーに、接触帯電部
材2で電荷を充電する理論に基づくものである。
うに、電荷輸送層12を誘電体、アルミニウムドラム基
体11と電荷注入層13内の導電粒子(SnO2 )13
aを両電極板とする微小なコンデンサーに、接触帯電部
材2で電荷を充電する理論に基づくものである。
【0062】この際、導電粒子13aは互いに電気的に
は独立であり、一種の微小なフロート電極を形成してい
る。このため、マクロ的にはドラム表面は均一電位に充
電、帯電されているように見えるが、実祭には微小な無
数の充電された導電粒子13aがドラム表面を覆ってい
るような状況となっている。このため、レーザーによっ
て画像露光Lを行なってもそれぞれの導電粒子13aは
電気的に独立なため、静電潜像を保持することが可能に
なる。
は独立であり、一種の微小なフロート電極を形成してい
る。このため、マクロ的にはドラム表面は均一電位に充
電、帯電されているように見えるが、実祭には微小な無
数の充電された導電粒子13aがドラム表面を覆ってい
るような状況となっている。このため、レーザーによっ
て画像露光Lを行なってもそれぞれの導電粒子13aは
電気的に独立なため、静電潜像を保持することが可能に
なる。
【0063】(5)磁気ブラシからドラムに供給するA
C電流波形の調節制御 図2に接触帯電部材としての磁気ブラシ2から被帯電体
としてのドラム1に供給するAC電流波形の形を調節す
ることによって、帯電後ドラム帯電電位を所望の値にす
る制御系のブロック図を示した。
C電流波形の調節制御 図2に接触帯電部材としての磁気ブラシ2から被帯電体
としてのドラム1に供給するAC電流波形の形を調節す
ることによって、帯電後ドラム帯電電位を所望の値にす
る制御系のブロック図を示した。
【0064】即ち、AC電流の正成分、負成分をダイオ
ードdを使って分離し、それらを抵抗器Rを通してAC
電流をモニターする。71・72は電圧計である。この
AC電流値はA/D変換器81・82によつてディジタ
ル値に変換された後CPU84に入力される。このAC
電流データ中最大値であるImax 値及び正または負成分
のAC電流IACを読み取り、これをCPU84によりR
OM85にデータとして収納されている目標値である図
4の(b)中のImax 及びIACと比較し、電源S1から
出力される交流電圧波形を調整する。例えば、最初の、
図4の(a)中aのものから例えばb方向に傾きを変え
るなどして交流電圧波形を変化させた新しい波形を制御
信号としてCPU84から出力される。この制御信号は
D/A変換器83によってアナログ値に変換され電源S
1に送出され新しい交流電圧波形を出力する。
ードdを使って分離し、それらを抵抗器Rを通してAC
電流をモニターする。71・72は電圧計である。この
AC電流値はA/D変換器81・82によつてディジタ
ル値に変換された後CPU84に入力される。このAC
電流データ中最大値であるImax 値及び正または負成分
のAC電流IACを読み取り、これをCPU84によりR
OM85にデータとして収納されている目標値である図
4の(b)中のImax 及びIACと比較し、電源S1から
出力される交流電圧波形を調整する。例えば、最初の、
図4の(a)中aのものから例えばb方向に傾きを変え
るなどして交流電圧波形を変化させた新しい波形を制御
信号としてCPU84から出力される。この制御信号は
D/A変換器83によってアナログ値に変換され電源S
1に送出され新しい交流電圧波形を出力する。
【0065】以上の制御を適度に繰り返し、その結果A
C電流波形のImax が正・負ともImax 目標値になるよ
うに調節される。このような制御は初期から長時間経過
まで継続して行えば最高の効果が得られることは言うま
でもないが、装置の出荷時等における初期調整などに使
用しても従来のように電圧交流波形や交流電流のみの調
整に比較すれば勿論格段の効果が得られるものである。
C電流波形のImax が正・負ともImax 目標値になるよ
うに調節される。このような制御は初期から長時間経過
まで継続して行えば最高の効果が得られることは言うま
でもないが、装置の出荷時等における初期調整などに使
用しても従来のように電圧交流波形や交流電流のみの調
整に比較すれば勿論格段の効果が得られるものである。
【0066】このようにAC電流波形を制御することに
よって、従来技術の欠点であった、磁気ブラシ2を構成
する帯電用キャリアのドラム1への付着もれを効果的に
防止し、且つ、本来の帯電作用は行われ、帯電性能の実
力の個体差なく、様々な環境においても、初期から長時
間経過の後でも安定した帯電性能が得られるようになっ
た。
よって、従来技術の欠点であった、磁気ブラシ2を構成
する帯電用キャリアのドラム1への付着もれを効果的に
防止し、且つ、本来の帯電作用は行われ、帯電性能の実
力の個体差なく、様々な環境においても、初期から長時
間経過の後でも安定した帯電性能が得られるようになっ
た。
【0067】〈実施形態例2〉(図5) 本例は、実施形態例1と同様の構成において、矩形波A
C電圧波形のVP-P 及び周波数をふり、多様なAC電流
波形を作り出して、実施形態例1と同様のImax 値と、
本例は時間的平均値であるAC電流IACを図2中抵抗R
の代わりに直流電流計を置き、正負それぞれIAC+ 及び
IAC- を測定してみた。さらに、その時のキャリア付着
もれ量(mg/min)を測定した。この値は小さいほ
ど良い。
C電圧波形のVP-P 及び周波数をふり、多様なAC電流
波形を作り出して、実施形態例1と同様のImax 値と、
本例は時間的平均値であるAC電流IACを図2中抵抗R
の代わりに直流電流計を置き、正負それぞれIAC+ 及び
IAC- を測定してみた。さらに、その時のキャリア付着
もれ量(mg/min)を測定した。この値は小さいほ
ど良い。
【0068】以上の結果を考察することによって、どん
な特徴を持つAC電流波形がキャリア付着しにくいドラ
ムの帯電に適しているかを知ることが出来る。
な特徴を持つAC電流波形がキャリア付着しにくいドラ
ムの帯電に適しているかを知ることが出来る。
【0069】その結果のうち負成分について図5に示
す。これより、時間的平均値であるAC電流IACだけで
なく、Imax 値も帯電性能に深く関係していることが理
解される。したがって特開平6−138753号公報の
ようにIAC値で帯電性能を維持することは危険であり、
その結果前述のような実力のバラツキが生じたものと思
われる。
す。これより、時間的平均値であるAC電流IACだけで
なく、Imax 値も帯電性能に深く関係していることが理
解される。したがって特開平6−138753号公報の
ようにIAC値で帯電性能を維持することは危険であり、
その結果前述のような実力のバラツキが生じたものと思
われる。
【0070】以上の様に、Imax 値のなるべく小さな、
そしてAC電流IACの大きなAC電流波形となる電気
的、物理的構成をとることが相乗的にキャリア付着もれ
防止の効果を生むのである。
そしてAC電流IACの大きなAC電流波形となる電気
的、物理的構成をとることが相乗的にキャリア付着もれ
防止の効果を生むのである。
【0071】〈実施形態例3〉(図6) 実施形態例1と同様な構成で、図6中(1)〜(3)の
ようなAC電圧波形についてキャリア付着もれ防止と帯
電性能の実力をみたところ、帯電の立ち上がり速度は
(2)が最も早く良好であったが、キャリア付着もれ防
止は最悪であった。(1)はまったくその逆でキャリア
付着もれ防止は良いが、帯電性能は最悪であった。
(3)はその中間的性質であったが、最も実用的な波形
の一つであることが次のことから判明した。
ようなAC電圧波形についてキャリア付着もれ防止と帯
電性能の実力をみたところ、帯電の立ち上がり速度は
(2)が最も早く良好であったが、キャリア付着もれ防
止は最悪であった。(1)はまったくその逆でキャリア
付着もれ防止は良いが、帯電性能は最悪であった。
(3)はその中間的性質であったが、最も実用的な波形
の一つであることが次のことから判明した。
【0072】即ち実施形態例2と同様に、正負それぞれ
IAC+ 及びIAC- を図6中(1)〜(3)のようなAC
電圧波形について測定してみた。図6をみると(1)や
(2)のような場合、Imax について正負に非対称的な
特性を示し、(3)のような特性とは対照的である。
(3)のような波形を使うと一般的にドラムに帯電させ
るとき電圧の直流成分の値付近の電位に収束する傾向が
ある。しかし(1)や(2)のような波形を本発明で使
っているような電荷直接注入用のドラム1を使ってみる
と、ドラムに帯電させるとき電圧の直流成分の値付近の
電位に収束しないのである。ある条件下で所望の電位に
収束させるべく電圧の直流成分を調整しても、ちょっと
でも条件が変わると所望の電位に収束しないばかりか、
制御不能になってしまう。その理由が図6のImax の正
負に非対称的な特性であることが我々の詳細な実験の結
果判明した。
IAC+ 及びIAC- を図6中(1)〜(3)のようなAC
電圧波形について測定してみた。図6をみると(1)や
(2)のような場合、Imax について正負に非対称的な
特性を示し、(3)のような特性とは対照的である。
(3)のような波形を使うと一般的にドラムに帯電させ
るとき電圧の直流成分の値付近の電位に収束する傾向が
ある。しかし(1)や(2)のような波形を本発明で使
っているような電荷直接注入用のドラム1を使ってみる
と、ドラムに帯電させるとき電圧の直流成分の値付近の
電位に収束しないのである。ある条件下で所望の電位に
収束させるべく電圧の直流成分を調整しても、ちょっと
でも条件が変わると所望の電位に収束しないばかりか、
制御不能になってしまう。その理由が図6のImax の正
負に非対称的な特性であることが我々の詳細な実験の結
果判明した。
【0073】以上のようにImax の正負にほぼ対称的な
特性(完全対称だと、帯電させることが難しく、そのバ
ランスは0.7≦Imax+/Imax-≦1.4が適当であっ
た)を持たせることによって、コピー初期、時間経過後
共に安定して良好な帯電性能が得られるようになった。 〈その他〉 1)接触帯電部材としての磁気ブラシ2は実施形態例で
はスリーブ回転タイプであるが、回転マグネットローラ
に直接にまたは導電性コート層を介して導電性磁性粒子
を磁気ブラシ層として磁気吸着させて保持させたマグネ
ット回転タイプとすることもできる。非回転の磁気ブラ
シ体とすることもできる。
特性(完全対称だと、帯電させることが難しく、そのバ
ランスは0.7≦Imax+/Imax-≦1.4が適当であっ
た)を持たせることによって、コピー初期、時間経過後
共に安定して良好な帯電性能が得られるようになった。 〈その他〉 1)接触帯電部材としての磁気ブラシ2は実施形態例で
はスリーブ回転タイプであるが、回転マグネットローラ
に直接にまたは導電性コート層を介して導電性磁性粒子
を磁気ブラシ層として磁気吸着させて保持させたマグネ
ット回転タイプとすることもできる。非回転の磁気ブラ
シ体とすることもできる。
【0074】2)被帯電体としての像担持体は電子写真
感光体に限らず、静電記録における誘電体等であっても
よい。また、被帯電体は像担持体に限られるものでもな
い。
感光体に限らず、静電記録における誘電体等であっても
よい。また、被帯電体は像担持体に限られるものでもな
い。
【0075】3)本発明において画像形成装置は、被帯
電体の面に形成した画像部分を表示部に位置させて閲読
に供し、然る後その画像を記録媒体に転写することなし
に、被帯電体面からクリーニング除去し、被帯電体は繰
り返して表示画像の形成に使用するような画像形成表示
装置、また直接方式の画像形成装置、即ち感光紙や静電
記録紙等の被帯電体に帯電工程を含む作像プロセスを適
用して転写工程なしに画像形成を実行する装置等であっ
てもよい。
電体の面に形成した画像部分を表示部に位置させて閲読
に供し、然る後その画像を記録媒体に転写することなし
に、被帯電体面からクリーニング除去し、被帯電体は繰
り返して表示画像の形成に使用するような画像形成表示
装置、また直接方式の画像形成装置、即ち感光紙や静電
記録紙等の被帯電体に帯電工程を含む作像プロセスを適
用して転写工程なしに画像形成を実行する装置等であっ
てもよい。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、接
触帯電部材として磁気ブラシを用い、表面に電荷注入層
を有する被帯電体を接触注入帯電方式・ACバイアス方
式で帯電する帯電装置、該帯電装置を備えた機器におい
て、接触帯電部材として磁気ブラシから被帯電体に供給
する交流電流波形を制御することによって、磁気ブラシ
を構成する帯電用キャリアの被帯電体への付着もれを効
果的に防止し、且つ、本来の帯電作用は行われ、帯電性
能の実力の個体差なく、様々な環境においても、初期か
ら長時間経過の後でも安定した帯電性能を得られるよう
にすることが出来るのである。
触帯電部材として磁気ブラシを用い、表面に電荷注入層
を有する被帯電体を接触注入帯電方式・ACバイアス方
式で帯電する帯電装置、該帯電装置を備えた機器におい
て、接触帯電部材として磁気ブラシから被帯電体に供給
する交流電流波形を制御することによって、磁気ブラシ
を構成する帯電用キャリアの被帯電体への付着もれを効
果的に防止し、且つ、本来の帯電作用は行われ、帯電性
能の実力の個体差なく、様々な環境においても、初期か
ら長時間経過の後でも安定した帯電性能を得られるよう
にすることが出来るのである。
【図1】画像形成装置の一例の概略構成図
【図2】ドラムと導電磁性ブラシの構造模型図
【図3】注入帯電メカニズムの等価回路図模型図
【図4】電流波形調整の説明図
【図5】実施形態例2において、制御パラメータImax
とIACとキャリア付着もれ量の関係を説明する図
とIACとキャリア付着もれ量の関係を説明する図
【図6】実施形態例3において、制御パラメータImax
の正負のバランスの重要性を説明する図
の正負のバランスの重要性を説明する図
1・・被帯電体(電子写真感光体ドラム)、2・・接触
帯電部材(磁気ブラシ)、3・・現像装置、4・・転写
ローラ、5・・定着装置、6・・クリーニング装置、3
0・・プロセスカートリッジ、S1〜S3・・バイアス
印加電源、P・・被記録材(転写材)、11・・アルミ
ニウムドラム基体、12・・電荷輸送層、13・・電荷
注入層、13a・・導電粒子(SnO2 )、71・72
・・電圧計、81〜83・・A/D又はD/A変換器、
84・・CPU、85・・ROM
帯電部材(磁気ブラシ)、3・・現像装置、4・・転写
ローラ、5・・定着装置、6・・クリーニング装置、3
0・・プロセスカートリッジ、S1〜S3・・バイアス
印加電源、P・・被記録材(転写材)、11・・アルミ
ニウムドラム基体、12・・電荷輸送層、13・・電荷
注入層、13a・・導電粒子(SnO2 )、71・72
・・電圧計、81〜83・・A/D又はD/A変換器、
84・・CPU、85・・ROM
Claims (6)
- 【請求項1】 表面に電荷注入層を有する被帯電体に交
流電圧を印加した接触帯電部材を当接させて帯電を行な
う帯電装置において、 前記接触帯電部材が磁性粒子で構成された磁気ブラシで
あり、 該接触帯電部材から前記被帯電体に供給する交流電流波
形の形を調節すること、及び交流電流波形の1周期内の
最大値Imax及び交流電流値IACを合わせて調節制御す
ることによって、帯電後被帯電体帯電電位を所望の値に
することを特徴とする帯電装置。 - 【請求項2】 前記交流電流波形の形を規定する物理量
が交流電流波形1周期内の正成分の最大値、負成分絶対
値の最大値であることを特徴とする請求項1に記載の帯
電装置。 - 【請求項3】 前記交流電流波形1周期内の正成分の最
大値Imax+、負成分絶対値の最大値Imax-の関係が 0.7≦Imax+/Imax-≦1.4 であることを特徴とする請求項2に記載の帯電装置。 - 【請求項4】 前記交流電流波形が矩形波であることを
特徴とする請求項1乃至3の何れか1つに記載の帯電装
置。 - 【請求項5】 像担持体に該像担持体面を帯電する工程
を含む画像形成プロセスを適用して画像形成を実行する
画像形成装置であり、 前記像担持体は表面に電荷注入層を有し、 該像担持体を帯電する工程手段が請求項1乃至4の何れ
か1つに記載の帯電装置であることを特徴とする画像形
成装置。 - 【請求項6】 画像形成装置本体に対して着脱自在に装
着されるプロセスカートリッジであり、請求項1乃至4
の何れか1つに記載の帯電装置の少なくとも接触帯電部
材と、像担持体、現像装置、クリーニング装置の少なく
とも1つとを収容していることを特徴とするプロセスカ
ートリッジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7289309A JPH09106143A (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 帯電装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7289309A JPH09106143A (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 帯電装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09106143A true JPH09106143A (ja) | 1997-04-22 |
Family
ID=17741521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7289309A Pending JPH09106143A (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 帯電装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09106143A (ja) |
-
1995
- 1995-10-11 JP JP7289309A patent/JPH09106143A/ja active Pending
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