JPH09106937A - マスク製造方法、その方法を用いて作成されたマスク構造体、そのマスク構造体を用いた露光装置、デバイス生産方法及びそれにより生産されたデバイス - Google Patents
マスク製造方法、その方法を用いて作成されたマスク構造体、そのマスク構造体を用いた露光装置、デバイス生産方法及びそれにより生産されたデバイスInfo
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- JPH09106937A JPH09106937A JP26164195A JP26164195A JPH09106937A JP H09106937 A JPH09106937 A JP H09106937A JP 26164195 A JP26164195 A JP 26164195A JP 26164195 A JP26164195 A JP 26164195A JP H09106937 A JPH09106937 A JP H09106937A
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- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 平面度が充分に制御され、パターンの高精度
な位置精度が確保されたX線マスク構造体とその製造法
を提供する。 【解決手段】 X線吸収体と該吸収体を支持する支持
膜、該支持膜を保持する保持枠(補強体が付設されてい
ても良い)からなるX線マスク構造体の製造工程におい
て、全工程で(特に、保持枠のエッチング前後)生じる
平面度の差と同等のそりを持つ保持枠となる基板を用い
て、平面度制御を行う。
な位置精度が確保されたX線マスク構造体とその製造法
を提供する。 【解決手段】 X線吸収体と該吸収体を支持する支持
膜、該支持膜を保持する保持枠(補強体が付設されてい
ても良い)からなるX線マスク構造体の製造工程におい
て、全工程で(特に、保持枠のエッチング前後)生じる
平面度の差と同等のそりを持つ保持枠となる基板を用い
て、平面度制御を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスク構造体及び
その製造方法、更には該マスク構造体を用いたX線露光
装置やデバイス生産方法に関する。
その製造方法、更には該マスク構造体を用いたX線露光
装置やデバイス生産方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路の高密度高速化に
伴い、集積回路のパターン線幅が縮小され、半導体製造
方法にも一層の高性能化が要求されてきている。このた
め、高精度エッチング技術や、焼き付け装置として露光
波長にX線領域(2〜20Å)の光を利用したステッパ
が開発されつつある。
伴い、集積回路のパターン線幅が縮小され、半導体製造
方法にも一層の高性能化が要求されてきている。このた
め、高精度エッチング技術や、焼き付け装置として露光
波長にX線領域(2〜20Å)の光を利用したステッパ
が開発されつつある。
【0003】この様なX線露光装置によってウェハー上
に露光転写する方法の概略図を図2に示す。
に露光転写する方法の概略図を図2に示す。
【0004】SR放射源Aから放射された放射光Bは、
凸面ミラーCによって反射拡大し、シャッターDで露光
量を調整され、上記の様なX線マスクEに導かれ、ウェ
ハーF上にパターンを転写する。
凸面ミラーCによって反射拡大し、シャッターDで露光
量を調整され、上記の様なX線マスクEに導かれ、ウェ
ハーF上にパターンを転写する。
【0005】上記のような転写では高精度な転写を行う
ためには、X線マスクEとウェハーFのギャップを数〜
数10μmに制御する必要がある。そのため、X線マス
クには高精度な平面度の制御が要求されていた。
ためには、X線マスクEとウェハーFのギャップを数〜
数10μmに制御する必要がある。そのため、X線マス
クには高精度な平面度の制御が要求されていた。
【0006】このX線露光装置に用いるX線マスク構造
体は図1(f)に示したような構成をしている。X線吸
収体13と吸収体13を支持する支持膜12、支持膜1
2を保持する保持枠11からなる。保持枠11に補強体
14が付設されている場合もある。
体は図1(f)に示したような構成をしている。X線吸
収体13と吸収体13を支持する支持膜12、支持膜1
2を保持する保持枠11からなる。保持枠11に補強体
14が付設されている場合もある。
【0007】ところで、上記支持膜12は充分なX線透
過率を得るためには1〜2μm程度の厚さにする必要が
あり、その膜がたるまないように引張応力を持たせる必
要があるが、その応力により保持枠11にそりが生じ、
それがX線マスクの平面度の制御を難しくしていた。
過率を得るためには1〜2μm程度の厚さにする必要が
あり、その膜がたるまないように引張応力を持たせる必
要があるが、その応力により保持枠11にそりが生じ、
それがX線マスクの平面度の制御を難しくしていた。
【0008】X線マスクの平面度制御のために、特開昭
60−251620号公報には図9に示すように保持枠
の外縁部に支持膜のパターン形成面に対して凹部を形成
するX線マスクが提案されている。しかし、この公開公
報では、支持膜の応力によるそりは考慮されておらず、
保持枠に凹部を形成することにより、保持枠の剛性が低
下し、平面度の改善効果は充分でなかった。
60−251620号公報には図9に示すように保持枠
の外縁部に支持膜のパターン形成面に対して凹部を形成
するX線マスクが提案されている。しかし、この公開公
報では、支持膜の応力によるそりは考慮されておらず、
保持枠に凹部を形成することにより、保持枠の剛性が低
下し、平面度の改善効果は充分でなかった。
【0009】また、特開平4−335515号公報は保
持枠を薄くし、補強体を剛性の高いものにすることによ
る平面度制御を提案している。しかし、保持枠が薄けれ
ば薄い程同じ応力によってそる量が増加するため、補強
体の装着時の保持枠や支持膜の平面度の変化量が大きく
支持膜や保持枠が破損するおそれが生じた。
持枠を薄くし、補強体を剛性の高いものにすることによ
る平面度制御を提案している。しかし、保持枠が薄けれ
ば薄い程同じ応力によってそる量が増加するため、補強
体の装着時の保持枠や支持膜の平面度の変化量が大きく
支持膜や保持枠が破損するおそれが生じた。
【0010】また、補強体を保持枠に装着してから、吸
収体の加工プロセスを行うのは非常に煩雑であるが、吸
収体形成後に補強体を装着する場合、平面度が制御され
ていない保持枠では装着時に吸収体の位置ずれが発生
し、高精度X線マスクの形成は困難であった。
収体の加工プロセスを行うのは非常に煩雑であるが、吸
収体形成後に補強体を装着する場合、平面度が制御され
ていない保持枠では装着時に吸収体の位置ずれが発生
し、高精度X線マスクの形成は困難であった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題点を解決し、平面度が充分に制御され、パター
ンの高精度な位置精度が確保されたマスク製造方法、そ
の製造法を用いて作成されたマスク構造体、そのマスク
構造体を用いた露光装置、そのマスク構造体を用いて生
産するデバイス生産方法、およびその方法で生産された
デバイスを提供することを目的としている。
術の問題点を解決し、平面度が充分に制御され、パター
ンの高精度な位置精度が確保されたマスク製造方法、そ
の製造法を用いて作成されたマスク構造体、そのマスク
構造体を用いた露光装置、そのマスク構造体を用いて生
産するデバイス生産方法、およびその方法で生産された
デバイスを提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、下記の本
発明によって達成される。
発明によって達成される。
【0013】その第1の発明は、パターン支持膜となる
薄膜が形成された非平面状の基板を用意し、該非平面基
板の凸面側をパターン形成面とし、この裏面側をエッチ
ングする工程を有することを特徴とするマスク製造方法
である。この第1の発明においては、パターン形成面と
なる支持膜上に放射線吸収体によるパターンを形成する
工程を更に有する場合もあり、その際該放射線吸収体と
してX線吸収体などがある。また、この第1の発明およ
び上記各実施態様において、前記基板は、エッチングを
施す前後の反り量の変化量に対して±3μmの範囲に収
まるような所定の反り量を予め持っているものであるの
が、更に好ましい実施態様である。
薄膜が形成された非平面状の基板を用意し、該非平面基
板の凸面側をパターン形成面とし、この裏面側をエッチ
ングする工程を有することを特徴とするマスク製造方法
である。この第1の発明においては、パターン形成面と
なる支持膜上に放射線吸収体によるパターンを形成する
工程を更に有する場合もあり、その際該放射線吸収体と
してX線吸収体などがある。また、この第1の発明およ
び上記各実施態様において、前記基板は、エッチングを
施す前後の反り量の変化量に対して±3μmの範囲に収
まるような所定の反り量を予め持っているものであるの
が、更に好ましい実施態様である。
【0014】その第2の発明は、この第1の発明および
上記各実施態様の製造方法により作成されたマスク構造
体である。
上記各実施態様の製造方法により作成されたマスク構造
体である。
【0015】その第3の発明は、上記第2の発明のマス
ク構造体を保持する手段と、該マスク構造体に露光を行
う手段を有することを特徴とする露光装置である。
ク構造体を保持する手段と、該マスク構造体に露光を行
う手段を有することを特徴とする露光装置である。
【0016】その第4の発明は、上記第2の発明のマス
ク構造体を用いてデバイスを生産することを特徴とする
デバイス生産方法である。
ク構造体を用いてデバイスを生産することを特徴とする
デバイス生産方法である。
【0017】そして、その第5の発明は、上記第4の発
明の生産方法で生産されたことを特徴とするデバイスで
ある。
明の生産方法で生産されたことを特徴とするデバイスで
ある。
【0018】X線吸収体が非常に小さい内部応力に制御
可能な場合や、吸収体の面積が狭い場合は支持膜上に吸
収体を形成する際、マスクの平面度に影響を与えること
がないので、支持膜形成後該支持膜を保持する保持枠の
エッチング工程の前後に生じるその平面度の差をあらか
じめ測定し、パターン形成面側(凸面側)の凸の平面度
の程度がこの測定した平面度の差とほぼ同程度(好まし
くは±3μmの範囲)である非平面状の基板を用意し、
該非平面基板の凸面側をパターン形成面とし、この裏面
側をエッチングすることにより、得られるマスクの平面
度制御を行うことができ、一方、吸収体の内部応力が大
きい場合は、その面積によってはマスクの平面度に影響
を与えるので、マスクを製造する全工程において生じる
その平面度の差をあらかじめ測定し、パターン形成面側
(凸面側)の凸の平面度の程度がこの測定した平面度の
差とほぼ同程度(好ましくは±3μmの範囲)である非
平面状の基板を用意し、該非平面基板の凸面側をパター
ン形成面とし、この裏面側をエッチングすることによ
り、得られるマスクの平面度制御を行うことができる。
可能な場合や、吸収体の面積が狭い場合は支持膜上に吸
収体を形成する際、マスクの平面度に影響を与えること
がないので、支持膜形成後該支持膜を保持する保持枠の
エッチング工程の前後に生じるその平面度の差をあらか
じめ測定し、パターン形成面側(凸面側)の凸の平面度
の程度がこの測定した平面度の差とほぼ同程度(好まし
くは±3μmの範囲)である非平面状の基板を用意し、
該非平面基板の凸面側をパターン形成面とし、この裏面
側をエッチングすることにより、得られるマスクの平面
度制御を行うことができ、一方、吸収体の内部応力が大
きい場合は、その面積によってはマスクの平面度に影響
を与えるので、マスクを製造する全工程において生じる
その平面度の差をあらかじめ測定し、パターン形成面側
(凸面側)の凸の平面度の程度がこの測定した平面度の
差とほぼ同程度(好ましくは±3μmの範囲)である非
平面状の基板を用意し、該非平面基板の凸面側をパター
ン形成面とし、この裏面側をエッチングすることによ
り、得られるマスクの平面度制御を行うことができる。
【0019】また、力を加えずに補強体を保持枠に接合
できる場合は、補強体を接合してからエッチングする場
合も、エッチングおよび吸収体形成が終った後で補強体
を接合しても、補強体の接合によって生ずる基板のそり
を考慮する必要がないが、補強体の接合時の力により基
板にそりが生じる場合は、それを考慮に入れて、補強体
も含めた保持枠となる基板のパターン形成面側の凸の平
面度の程度を、あらかじめ測定した支持膜形成後保持枠
のエッチング工程の前後に生じる平面度の差とほぼ同程
度(好ましくは±3μmの範囲)になるようにするか、
あらかじめ測定した全工程において生じる平面度の差と
ほぼ同程度(好ましくは±3μmの範囲)になるように
する。
できる場合は、補強体を接合してからエッチングする場
合も、エッチングおよび吸収体形成が終った後で補強体
を接合しても、補強体の接合によって生ずる基板のそり
を考慮する必要がないが、補強体の接合時の力により基
板にそりが生じる場合は、それを考慮に入れて、補強体
も含めた保持枠となる基板のパターン形成面側の凸の平
面度の程度を、あらかじめ測定した支持膜形成後保持枠
のエッチング工程の前後に生じる平面度の差とほぼ同程
度(好ましくは±3μmの範囲)になるようにするか、
あらかじめ測定した全工程において生じる平面度の差と
ほぼ同程度(好ましくは±3μmの範囲)になるように
する。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の作用について述べると、
上記X線マスク構造体及びその製造方法により、支持膜
の引張応力や吸収体の内部応力が保持枠にかかっても保
持枠に無理な力をかけることなく、平面度が制御されて
いるため、高精度な位置精度を確保できるX線マスクを
得ることができる。また、吸収体形成後に補強体の装着
を行うことができるので、X線マスクの製造工程が容易
になる。
上記X線マスク構造体及びその製造方法により、支持膜
の引張応力や吸収体の内部応力が保持枠にかかっても保
持枠に無理な力をかけることなく、平面度が制御されて
いるため、高精度な位置精度を確保できるX線マスクを
得ることができる。また、吸収体形成後に補強体の装着
を行うことができるので、X線マスクの製造工程が容易
になる。
【0021】また、平面度の良いX線マスクを用いるこ
とによって、X線露光時のギャップを高精度に制御する
ことができ、X線露光時の面内精度及び、スループット
が向上する。更にゴミによる欠陥や、破損も減少する。
とによって、X線露光時のギャップを高精度に制御する
ことができ、X線露光時の面内精度及び、スループット
が向上する。更にゴミによる欠陥や、破損も減少する。
【0022】次に、好ましい実施形態を挙げて本発明を
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0023】まず、X線支持膜はX線を充分に透過し、
かつセルフスタンドする必要があるので、1〜10μm
の範囲内の厚さにすることが好ましく、引張応力を持つ
もの、例えば、Si,SiO2 ,SiN,SiC,Si
CN,BN,等の無機膜、ポリイミド等の耐放射線有機
膜、これらの単独または複合膜などの公知の材料から選
択される。次に、X線吸収体としては、X線を充分に吸
収し、かつ被加工性が良いことが必要となるが、0.2
〜1.0μmの範囲内の厚さにすることが好ましく、例
えば、Au,W,Ta,Pt等の重金属、さらにはこれ
らの化合物で構成される。また、X線支持膜を保持する
ための保持枠は、シリコンウェハー等によって構成さ
れ、通常の平面基板でも良いし、図9に示すような凹部
を持つ形状をしているものでも良い。全工程で(特に保
持枠のエッチング前後)生じる平面度の差と同等の平面
度(パターン形成面側に凸)を持つ基板を用いる。通常
平行度のでている基板では裏面側は凹となるが、両面が
凸の形状をしていてもよい。さらに該保持枠には、X線
マスク構造体の搬送等を補助する補強体が付設されてい
てもよく、この補強体はパイレックスガラス、Si,T
i,SiCやSiNなどのセラミックス等の材料にて構
成される。本発明のX線マスク構造体はこの他に、X線
吸収体の保護膜、導電膜、アライメント光の反射防止膜
等を必要に応じて付設したものであっても良い。
かつセルフスタンドする必要があるので、1〜10μm
の範囲内の厚さにすることが好ましく、引張応力を持つ
もの、例えば、Si,SiO2 ,SiN,SiC,Si
CN,BN,等の無機膜、ポリイミド等の耐放射線有機
膜、これらの単独または複合膜などの公知の材料から選
択される。次に、X線吸収体としては、X線を充分に吸
収し、かつ被加工性が良いことが必要となるが、0.2
〜1.0μmの範囲内の厚さにすることが好ましく、例
えば、Au,W,Ta,Pt等の重金属、さらにはこれ
らの化合物で構成される。また、X線支持膜を保持する
ための保持枠は、シリコンウェハー等によって構成さ
れ、通常の平面基板でも良いし、図9に示すような凹部
を持つ形状をしているものでも良い。全工程で(特に保
持枠のエッチング前後)生じる平面度の差と同等の平面
度(パターン形成面側に凸)を持つ基板を用いる。通常
平行度のでている基板では裏面側は凹となるが、両面が
凸の形状をしていてもよい。さらに該保持枠には、X線
マスク構造体の搬送等を補助する補強体が付設されてい
てもよく、この補強体はパイレックスガラス、Si,T
i,SiCやSiNなどのセラミックス等の材料にて構
成される。本発明のX線マスク構造体はこの他に、X線
吸収体の保護膜、導電膜、アライメント光の反射防止膜
等を必要に応じて付設したものであっても良い。
【0024】このようなX線マスク構造体は次の様な工
程で製造される。まず、保持枠となるシリコンウェハー
に支持膜を形成する。支持膜をCVDで成膜する場合は
両面に形成されるので、裏面の膜のX線透過部をエッチ
ングし、保持枠のエッチング保護膜とする。支持膜をス
パッタなどで形成する場合は片面のみに形成されるので
保持枠のエッチング保護膜として同じ膜を裏面に成膜し
てもよいし、エッチング耐性の高い別の保護膜を用いて
も良い。
程で製造される。まず、保持枠となるシリコンウェハー
に支持膜を形成する。支持膜をCVDで成膜する場合は
両面に形成されるので、裏面の膜のX線透過部をエッチ
ングし、保持枠のエッチング保護膜とする。支持膜をス
パッタなどで形成する場合は片面のみに形成されるので
保持枠のエッチング保護膜として同じ膜を裏面に成膜し
てもよいし、エッチング耐性の高い別の保護膜を用いて
も良い。
【0025】保持枠となるシリコンウェハーは強アルカ
リ(例えば30wt%KOH)やヒドラジン−パイロカ
テコール液などを用いてエッチングされる。このエッチ
ング前後での平面度をレーザー干渉計などを用いて測定
し、エッチングで生じた平面度の差を求める。そして、
この平面度の差と同等のそりを持つ(パターン形成面側
の凸の平面度の程度が測定により求めた平面度の差の値
±3μmの範囲の値を持つ)シリコンウェハーを研磨に
より作製する。この時、研磨によるそり量を若干大きく
してやることにより、最終的なX線マスクの保持枠の形
状が、図10に示すように、内縁端の方が外縁端より高
くなるようにしても良い。エッチングで生じる平面度の
差が数μm以下と小さい場合は、意図的に研磨により作
製しなくても、市販されているシリコンウェハーのなか
から選択することにより、目的とする値のそりを持つも
のを得ることもできる。
リ(例えば30wt%KOH)やヒドラジン−パイロカ
テコール液などを用いてエッチングされる。このエッチ
ング前後での平面度をレーザー干渉計などを用いて測定
し、エッチングで生じた平面度の差を求める。そして、
この平面度の差と同等のそりを持つ(パターン形成面側
の凸の平面度の程度が測定により求めた平面度の差の値
±3μmの範囲の値を持つ)シリコンウェハーを研磨に
より作製する。この時、研磨によるそり量を若干大きく
してやることにより、最終的なX線マスクの保持枠の形
状が、図10に示すように、内縁端の方が外縁端より高
くなるようにしても良い。エッチングで生じる平面度の
差が数μm以下と小さい場合は、意図的に研磨により作
製しなくても、市販されているシリコンウェハーのなか
から選択することにより、目的とする値のそりを持つも
のを得ることもできる。
【0026】補強体の保持枠への接合はエッチング前で
も後でも構わない。吸収体の形成も同様である。特に本
発明においては、支持膜上に吸収体を形成後に補強体を
装着することも可能となる。補強体の装着には、接着剤
を用いても用いなくても良い。接着剤にはエポキシ系、
ゴム系、アクリル系などがあるが、好ましくは、常温硬
化型もしくは光硬化型のように常温で接着できるものが
良い。また、接着剤を用いず接合するには、直接接合
や、陽極接合などがあるが、接合時に光を用いたり、接
合基板間に単分子累積膜を用いたりして低温で接合する
のが好ましい。
も後でも構わない。吸収体の形成も同様である。特に本
発明においては、支持膜上に吸収体を形成後に補強体を
装着することも可能となる。補強体の装着には、接着剤
を用いても用いなくても良い。接着剤にはエポキシ系、
ゴム系、アクリル系などがあるが、好ましくは、常温硬
化型もしくは光硬化型のように常温で接着できるものが
良い。また、接着剤を用いず接合するには、直接接合
や、陽極接合などがあるが、接合時に光を用いたり、接
合基板間に単分子累積膜を用いたりして低温で接合する
のが好ましい。
【0027】本発明のX線露光方法及びX線露光装置
は、上記本発明のX線マスク構造体を用いることに特徴
を有するものである。即ち、本発明のX線露光方法は、
上記X線マスク構造体を介して、被転写体にX線露光を
行うことでX線吸収体パターンを被転写体に転写するこ
とを特徴とするものであり、本発明の半導体デバイス及
び半導体デバイスの製造方法は、上記X線マスク構造体
を介して、加工基板にX線露光を行うことで、X線吸収
体パターンを加工基板上に転写し、これを加工、形成す
ることで作製されるデバイスである。
は、上記本発明のX線マスク構造体を用いることに特徴
を有するものである。即ち、本発明のX線露光方法は、
上記X線マスク構造体を介して、被転写体にX線露光を
行うことでX線吸収体パターンを被転写体に転写するこ
とを特徴とするものであり、本発明の半導体デバイス及
び半導体デバイスの製造方法は、上記X線マスク構造体
を介して、加工基板にX線露光を行うことで、X線吸収
体パターンを加工基板上に転写し、これを加工、形成す
ることで作製されるデバイスである。
【0028】本発明のX線露光方法及びX線露光装置
は、上記本発明のX線マスク構造体を用いること以外
は、従来公知の方法でよく、また、本発明の半導体デバ
イス及び半導体デバイス製造方法においても、上記本発
明のX線マスク構造体を用いること以外は、従来公知の
方法で作製されるデバイスである。
は、上記本発明のX線マスク構造体を用いること以外
は、従来公知の方法でよく、また、本発明の半導体デバ
イス及び半導体デバイス製造方法においても、上記本発
明のX線マスク構造体を用いること以外は、従来公知の
方法で作製されるデバイスである。
【0029】
【実施例】次に、図面を使用しながら、実施例を挙げて
本発明を更に具体的に説明する。
本発明を更に具体的に説明する。
【0030】実施例1 図1は、本発明であるX線マスク構造体の製造過程の断
面図である。
面図である。
【0031】最終的に保持枠11となる3インチSi基
板と同材質でかつ同じ厚さ(本実施例では2mmt)の
3インチSi基板11a上に、図中12であるX線透過
膜となる支持膜として用いるSiN2.0μmを設ける
ときと同条件でCVDにて成膜し支持膜12aを形成し
た(図1(a)の状態)。
板と同材質でかつ同じ厚さ(本実施例では2mmt)の
3インチSi基板11a上に、図中12であるX線透過
膜となる支持膜として用いるSiN2.0μmを設ける
ときと同条件でCVDにて成膜し支持膜12aを形成し
た(図1(a)の状態)。
【0032】上記基板の平面度を高精度レーザー干渉計
ZYGO MARK−IV XP(Canon製)にて測
定した。
ZYGO MARK−IV XP(Canon製)にて測
定した。
【0033】次に、Si基板11aの裏面側の12aを
X線透過領域にあたる部分(本実施例では30mm□)
をドライエッチングし、さらにSi基板11aを30w
t%KOHでエッチングし、図1(b)の状態とした。
X線透過領域にあたる部分(本実施例では30mm□)
をドライエッチングし、さらにSi基板11aを30w
t%KOHでエッチングし、図1(b)の状態とした。
【0034】その時の平面度を再度高精度レーザー干渉
計ZYGO MARK−IV XPで測定し、図1(a)
と(b)の平面度の差δ1 を求めた。本実施例ではδ1
=4.3μmであった。図1では図1(a)の基板がそ
りをもたないように図示したが、図1(a)の基板がそ
りをもっていてもよく、それと(b)との平面度差をも
とめればよい。
計ZYGO MARK−IV XPで測定し、図1(a)
と(b)の平面度の差δ1 を求めた。本実施例ではδ1
=4.3μmであった。図1では図1(a)の基板がそ
りをもたないように図示したが、図1(a)の基板がそ
りをもっていてもよく、それと(b)との平面度差をも
とめればよい。
【0035】δ1 と同等のそり(そりの程度が4.3±
3μmの範囲)を持つ3インチSi基板(2mmt)を
準備する。本実施例の場合、δ1 が小さいので、通常市
販されている基板の中から平面度を測定し、選択した。
この基板を11とし、この上にSiN2.0μmを12
aのときと同条件でCVDにて成膜し支持膜12を形成
した(図1(c)の状態)。支持膜12は7.0×10
8 dyn/cm2 の引張応力を持つが、両面に形成され
ている場合は平面度に影響を与えない。
3μmの範囲)を持つ3インチSi基板(2mmt)を
準備する。本実施例の場合、δ1 が小さいので、通常市
販されている基板の中から平面度を測定し、選択した。
この基板を11とし、この上にSiN2.0μmを12
aのときと同条件でCVDにて成膜し支持膜12を形成
した(図1(c)の状態)。支持膜12は7.0×10
8 dyn/cm2 の引張応力を持つが、両面に形成され
ている場合は平面度に影響を与えない。
【0036】11a、12aと同様なやりかたで裏面側
の支持膜12と保持枠となる11をX線透過領域にあた
る部分を順にエッチングし、図1(d)の状態とした。
再度平面度を測定すると1μm以下であった。
の支持膜12と保持枠となる11をX線透過領域にあた
る部分を順にエッチングし、図1(d)の状態とした。
再度平面度を測定すると1μm以下であった。
【0037】X線吸収体13としてAuを0.35μm
厚にめっきにより形成し、図1(e)の状態とした。吸
収体のAuは非常に小さい応力に制御可能なため平面度
に影響を与えなかった。
厚にめっきにより形成し、図1(e)の状態とした。吸
収体のAuは非常に小さい応力に制御可能なため平面度
に影響を与えなかった。
【0038】更に、SiCからなる補強体14に力を加
えずにエポキシ系の接着剤を用いることにより保持枠1
1と接合し、図1(f)の状態とした。
えずにエポキシ系の接着剤を用いることにより保持枠1
1と接合し、図1(f)の状態とした。
【0039】上記の様な方法で作製されたX線マスクは
補強体を最後に装着させるため、煩雑なプロセスを通る
ことなく歩留良くX線マスクを形成することができた。
また、無理な力を加えることなく平面度を1μm以下に
維持することができた。そのため吸収体の位置精度を高
度に確保した高精度なX線マスクを作製することができ
た。
補強体を最後に装着させるため、煩雑なプロセスを通る
ことなく歩留良くX線マスクを形成することができた。
また、無理な力を加えることなく平面度を1μm以下に
維持することができた。そのため吸収体の位置精度を高
度に確保した高精度なX線マスクを作製することができ
た。
【0040】実施例2 この実施例は実施例1とほぼ同様に作製されたが、Si
基板11として0.4mmtのものを用いた。
基板11として0.4mmtのものを用いた。
【0041】この例の平面度を実施例1と同様に高精度
レーザー干渉計ZYGO MARK−IV XPで測定
し、図1(a)と(b)の平面度の差δ2 を求めた。本
実施例ではδ2 =50μmであった。
レーザー干渉計ZYGO MARK−IV XPで測定
し、図1(a)と(b)の平面度の差δ2 を求めた。本
実施例ではδ2 =50μmであった。
【0042】δ2 と同等のそり(そりの程度が50±3
μmの範囲)を持つ3インチSi基板(0.4mmt)
を準備する。Si基板をこのようなそりを持つように研
磨する。この様な基板を用いて実施例1と同様にX線マ
スクを作製した。平面度は3μm以下であった。
μmの範囲)を持つ3インチSi基板(0.4mmt)
を準備する。Si基板をこのようなそりを持つように研
磨する。この様な基板を用いて実施例1と同様にX線マ
スクを作製した。平面度は3μm以下であった。
【0043】上記の様な方法で作製されたX線マスクは
補強体を最後に装着させるため、煩雑なプロセスを通る
ことなく通常のウェハープロセスを代用することがで
き、歩留良くX線マスクを形成することができた。ま
た、無理な力を加えることなく平面度を3μm以下に維
持することができた。そのため吸収体の位置精度を高度
に確保することができる高精度なX線マスクを作製する
ことができた。
補強体を最後に装着させるため、煩雑なプロセスを通る
ことなく通常のウェハープロセスを代用することがで
き、歩留良くX線マスクを形成することができた。ま
た、無理な力を加えることなく平面度を3μm以下に維
持することができた。そのため吸収体の位置精度を高度
に確保することができる高精度なX線マスクを作製する
ことができた。
【0044】実施例3 図3は、本発明であるX線マスク構造体の本実施例の製
造過程の断面図である。
造過程の断面図である。
【0045】最終的に保持枠31となる4インチSi基
板と同材質でかつ同じ厚さ(本実施例では2mmt)の
4インチSi基板31a上に、図中32であるX線透過
膜となる支持膜として用いるSiC2.0μmを設ける
ときと同条件でCVDにて成膜し支持膜32aを形成
し、図3(a)の状態とした。本実施例の保持枠には外
縁部に凹部を持つSi基板を用いた。
板と同材質でかつ同じ厚さ(本実施例では2mmt)の
4インチSi基板31a上に、図中32であるX線透過
膜となる支持膜として用いるSiC2.0μmを設ける
ときと同条件でCVDにて成膜し支持膜32aを形成
し、図3(a)の状態とした。本実施例の保持枠には外
縁部に凹部を持つSi基板を用いた。
【0046】次に、後にX線吸収体33を成膜するとき
と同様の条件でWを0.7μmtをスパッタにて成膜
し、所望のパターンにエッチングし、図3(b)の状態
とした。Wの応力は引張応力で1.0×109 dyn/
cm2 あるため、吸収体の面積によっては平面度に影響
を与える場合がある。
と同様の条件でWを0.7μmtをスパッタにて成膜
し、所望のパターンにエッチングし、図3(b)の状態
とした。Wの応力は引張応力で1.0×109 dyn/
cm2 あるため、吸収体の面積によっては平面度に影響
を与える場合がある。
【0047】上記状態の基板の平面度を高精度レーザー
干渉計ZYGO MARK−IV XP(Canon製)
にて測定した。
干渉計ZYGO MARK−IV XP(Canon製)
にて測定した。
【0048】次に、Si基板31aの裏面側の32aを
X線透過領域にあたる部分(本実施例では50mm□)
をドライエッチングし、さらにSi基板31aをパイロ
カテコール−エチレンジアミン液でエッチングし、図3
(c)の状態とした。
X線透過領域にあたる部分(本実施例では50mm□)
をドライエッチングし、さらにSi基板31aをパイロ
カテコール−エチレンジアミン液でエッチングし、図3
(c)の状態とした。
【0049】その時の平面度を再度高精度レーザー干渉
計ZYGO MARK−IV XPで測定し、図3(b)
と(c)の平面度の差δ3 を求めた。本実施例ではδ3
=5.0μmであった。
計ZYGO MARK−IV XPで測定し、図3(b)
と(c)の平面度の差δ3 を求めた。本実施例ではδ3
=5.0μmであった。
【0050】吸収体形成後にδ3 と同等のそり(そりの
程度が5.0±3μmの範囲)を持つよう外縁部に凹部
を持つ4インチSi基板(2mmt)を準備する。吸収
体の面積が狭く平面度に影響を与えない場合はδ3 と同
等のそりを持つ基板を準備する。また、吸収体の影響を
考慮する必要のある場合は、図3(a)と(c)の平面
度の差を求め、準備すべきSi基板のそり量を決定す
る。今回はその点を考慮の上、外縁部の凹部とともに研
磨により基板を作製した。
程度が5.0±3μmの範囲)を持つよう外縁部に凹部
を持つ4インチSi基板(2mmt)を準備する。吸収
体の面積が狭く平面度に影響を与えない場合はδ3 と同
等のそりを持つ基板を準備する。また、吸収体の影響を
考慮する必要のある場合は、図3(a)と(c)の平面
度の差を求め、準備すべきSi基板のそり量を決定す
る。今回はその点を考慮の上、外縁部の凹部とともに研
磨により基板を作製した。
【0051】この基板を31とし、その上にSiC2.
0μmを32aのときと同条件でCVDにて成膜し支持
膜32を形成し、図3(d)の状態とした。支持膜32
は1.0×109 dyn/cm2 の引張応力を持つが、
両面に形成されている場合は平面度に影響を与えない。
X線吸収体33としてWを0.7μm厚を33aと同様
の方法で形成し、図3(e)の状態とした。この基板の
そり量がδ3 となる。
0μmを32aのときと同条件でCVDにて成膜し支持
膜32を形成し、図3(d)の状態とした。支持膜32
は1.0×109 dyn/cm2 の引張応力を持つが、
両面に形成されている場合は平面度に影響を与えない。
X線吸収体33としてWを0.7μm厚を33aと同様
の方法で形成し、図3(e)の状態とした。この基板の
そり量がδ3 となる。
【0052】31a、32aと同様なやりかたで支持膜
32と保持枠となる31をエッチングし、図3(f)の
状態とした。再度平面度を測定すると2μm以下であっ
た。
32と保持枠となる31をエッチングし、図3(f)の
状態とした。再度平面度を測定すると2μm以下であっ
た。
【0053】更に、SiCからなる補強体34に力を加
えずにエポキシ系の接着剤を用いることにより保持枠3
1と接合し、図3(g)の状態とした。
えずにエポキシ系の接着剤を用いることにより保持枠3
1と接合し、図3(g)の状態とした。
【0054】上記の様な方法で作製されたX線マスクは
補強体を最後に装着させるため、煩雑なプロセスを通る
ことなく歩留良くX線マスクを形成することができた。
また、基板のそりの制御に加え、外縁部に凹部を形成す
ることにより、無理な力を加えることなく平面度を2μ
m以下に維持することができた。そのため吸収体の位置
精度を高度に確保することができる高精度なX線マスク
を作製することができた。
補強体を最後に装着させるため、煩雑なプロセスを通る
ことなく歩留良くX線マスクを形成することができた。
また、基板のそりの制御に加え、外縁部に凹部を形成す
ることにより、無理な力を加えることなく平面度を2μ
m以下に維持することができた。そのため吸収体の位置
精度を高度に確保することができる高精度なX線マスク
を作製することができた。
【0055】実施例4 図4は、本発明であるX線マスク構造体の本実施例の製
造過程の断面図である。
造過程の断面図である。
【0056】最終的に保持枠41となる3インチSi基
板と同材質でかつ同じ厚さ(本実施例では1mmt)の
3インチSi基板41a上に、図中42であるX線透過
膜となる支持膜として用いるSiN2.0μmを設ける
ときと同条件でCVDにて成膜し支持膜42aを形成
し、図4(a)の状態とした。
板と同材質でかつ同じ厚さ(本実施例では1mmt)の
3インチSi基板41a上に、図中42であるX線透過
膜となる支持膜として用いるSiN2.0μmを設ける
ときと同条件でCVDにて成膜し支持膜42aを形成
し、図4(a)の状態とした。
【0057】次に、パイレックスガラスからなる補強体
44と同じもの44aを陽極接合にてSi基板41aと
接合し、図4(b)の状態とした。
44と同じもの44aを陽極接合にてSi基板41aと
接合し、図4(b)の状態とした。
【0058】上記基板の平面度を高精度レーザー干渉計
ZYGO MARK−IV XP(Canon製)にて測
定した。
ZYGO MARK−IV XP(Canon製)にて測
定した。
【0059】次に、Si基板41aの裏面側の42aを
X線透過領域にあたる部分(本実施例では35mm□)
をドライエッチングし、補強体44を保護しながら、S
i基板41aを30wt%KOH液でエッチングし、図
4(c)の状態とした。
X線透過領域にあたる部分(本実施例では35mm□)
をドライエッチングし、補強体44を保護しながら、S
i基板41aを30wt%KOH液でエッチングし、図
4(c)の状態とした。
【0060】その時の平面度を再度高精度レーザー干渉
計ZYGO MARK−IV XPで測定し、図4(b)
と(c)の平面度の差δ4 を求めた。本実施例ではδ4
=2.3μmであった。
計ZYGO MARK−IV XPで測定し、図4(b)
と(c)の平面度の差δ4 を求めた。本実施例ではδ4
=2.3μmであった。
【0061】補強体44と接合後にδ4 と同等のそり
(そりの程度が2.3±3μmの範囲)を持つよう3イ
ンチSi基板(1.0mmt)を準備する。すなわち、
Si基板をこのようなそりを持つように研磨するのであ
るが、実際には図4(a)と(b)の平面度の差を測定
し、補強体との接合前後の平面度の差を求め、その差を
加算して準備すべきSi基板のそり量を決定して研磨に
より準備した。この基板を41とし、その上にSiN
2.0μmを42aのときと同条件で成膜して支持膜4
2を形成し、図4(d)の状態とした。支持膜42は
5.0×108 dyn/cm2 の引張応力を持つが、両
面に形成されている場合は平面度に影響を与えない。
(そりの程度が2.3±3μmの範囲)を持つよう3イ
ンチSi基板(1.0mmt)を準備する。すなわち、
Si基板をこのようなそりを持つように研磨するのであ
るが、実際には図4(a)と(b)の平面度の差を測定
し、補強体との接合前後の平面度の差を求め、その差を
加算して準備すべきSi基板のそり量を決定して研磨に
より準備した。この基板を41とし、その上にSiN
2.0μmを42aのときと同条件で成膜して支持膜4
2を形成し、図4(d)の状態とした。支持膜42は
5.0×108 dyn/cm2 の引張応力を持つが、両
面に形成されている場合は平面度に影響を与えない。
【0062】44aと同様なやりかたでパイレックスか
らなる補強体44を41と陽極接合にて接合し、図4
(e)の状態とした。接合された基板のそりがδ4 とな
る。
らなる補強体44を41と陽極接合にて接合し、図4
(e)の状態とした。接合された基板のそりがδ4 とな
る。
【0063】41a、42aと同様なやりかたで支持膜
42と保持枠となる41をエッチングし、図4(f)の
状態とした。再度平面度を測定すると1μm以下であっ
た。
42と保持枠となる41をエッチングし、図4(f)の
状態とした。再度平面度を測定すると1μm以下であっ
た。
【0064】X線吸収体43としてAu0.7μm厚を
めっきにて形成し、図4(g)の状態とした。吸収体の
Auは非常に小さい応力に制御可能なため平面度に影響
を与えなかった。
めっきにて形成し、図4(g)の状態とした。吸収体の
Auは非常に小さい応力に制御可能なため平面度に影響
を与えなかった。
【0065】上記の様な方法で作製されたX線マスクは
無理な力を加えることなく平面度を1μm以下に維持す
ることができた。そのため吸収体の位置精度を高度に確
保することができる高精度なX線マスクを作製すること
ができた。
無理な力を加えることなく平面度を1μm以下に維持す
ることができた。そのため吸収体の位置精度を高度に確
保することができる高精度なX線マスクを作製すること
ができた。
【0066】実施例5 図5は、本発明であるX線マスク構造体の本実施例の製
造過程の断面図である。
造過程の断面図である。
【0067】最終的に保持枠51となる3インチSi基
板と同材質でかつ同じ厚さ(本実施例では2mmt)の
3インチSi基板51a上に、図中52であるX線透過
膜となる支持膜として用いるSiN2.0μmを設ける
ときと同条件でCVDにて成膜し支持膜52aを形成
し、図5(a)の状態とした。
板と同材質でかつ同じ厚さ(本実施例では2mmt)の
3インチSi基板51a上に、図中52であるX線透過
膜となる支持膜として用いるSiN2.0μmを設ける
ときと同条件でCVDにて成膜し支持膜52aを形成
し、図5(a)の状態とした。
【0068】次に、Siからなる補強体54と同じもの
54aを直接接合にてSi基板51aと接合し、図5
(b)の状態とした。接合時に裏面のSiNを、熱リン
酸などを用いて剥離してもよい。
54aを直接接合にてSi基板51aと接合し、図5
(b)の状態とした。接合時に裏面のSiNを、熱リン
酸などを用いて剥離してもよい。
【0069】上記基板の平面度を高精度レーザー干渉計
ZYGO MARK−IV XP(Canon製)にて測
定した。次に、Si基板51aの裏面側の52aをX線
透過領域にあたる部分(本実施例では25mm□)をド
ライエッチングし、補強体54を保護しながら、Si基
板51aを30wt%KOH液でエッチングし、図5
(c)の状態とした。
ZYGO MARK−IV XP(Canon製)にて測
定した。次に、Si基板51aの裏面側の52aをX線
透過領域にあたる部分(本実施例では25mm□)をド
ライエッチングし、補強体54を保護しながら、Si基
板51aを30wt%KOH液でエッチングし、図5
(c)の状態とした。
【0070】その時の平面度を再度高精度レーザー干渉
計ZYGO MARK−IV XPで測定し、図5(b)
と(c)の平面度の差δ50を求めた。本実施例ではδ50
=3.2μmであった。
計ZYGO MARK−IV XPで測定し、図5(b)
と(c)の平面度の差δ50を求めた。本実施例ではδ50
=3.2μmであった。
【0071】X線吸収体53を設けるときと同様の条件
でTaを0.7μmtをスパッタにて成膜し、所望のパ
ターンにエッチングし、図3(d)の状態とした。Ta
の応力は圧縮応力で1.0×109 dyn/cm2 ある
ため、吸収体の面積によっては平面度に影響を与える場
合がある。
でTaを0.7μmtをスパッタにて成膜し、所望のパ
ターンにエッチングし、図3(d)の状態とした。Ta
の応力は圧縮応力で1.0×109 dyn/cm2 ある
ため、吸収体の面積によっては平面度に影響を与える場
合がある。
【0072】上記基板の平面度を高精度レーザー干渉計
ZYGO MARK−IV XPにて測定し、図5(b)
と(d)の差δ51を求めた。本実施例ではδ51=2.1
μmであった。
ZYGO MARK−IV XPにて測定し、図5(b)
と(d)の差δ51を求めた。本実施例ではδ51=2.1
μmであった。
【0073】補強体54と接合後にδ51と同様のそり
(そりの程度が2.1±3μmの範囲)をもつよう3イ
ンチSi基板(2.0mmt)を準備する。すなわち、
Si基板をこのようなそりを持つように研磨するのであ
るが、実際には図5(a)と(b)の平面度の差を測定
し、補強体との接合前後の平面度の差を求め、その差を
加算して準備すべきSi基板のそり量を決定して研磨に
より準備した。この基板を51とし、その上にSiN
2.0μmを52aのときと同様にして成膜して支持膜
52を形成し、図5(e)の状態とした。支持膜52は
5.0×108 dyn/cm2 の引張応力を持つが、両
面に形成されている場合は平面度に影響を与えない。
(そりの程度が2.1±3μmの範囲)をもつよう3イ
ンチSi基板(2.0mmt)を準備する。すなわち、
Si基板をこのようなそりを持つように研磨するのであ
るが、実際には図5(a)と(b)の平面度の差を測定
し、補強体との接合前後の平面度の差を求め、その差を
加算して準備すべきSi基板のそり量を決定して研磨に
より準備した。この基板を51とし、その上にSiN
2.0μmを52aのときと同様にして成膜して支持膜
52を形成し、図5(e)の状態とした。支持膜52は
5.0×108 dyn/cm2 の引張応力を持つが、両
面に形成されている場合は平面度に影響を与えない。
【0074】54aと同様なやりかたでパイレックスか
らなる補強体54を51と直接接合にて接合し、図5
(f)の状態とした。接合された基板のそりがδ51とな
る。
らなる補強体54を51と直接接合にて接合し、図5
(f)の状態とした。接合された基板のそりがδ51とな
る。
【0075】51a、52aと同様なやりかたで支持膜
52と保持枠となる51をエッチングし、図5(g)の
状態とした。基板のそりはδ50−δ51となる。
52と保持枠となる51をエッチングし、図5(g)の
状態とした。基板のそりはδ50−δ51となる。
【0076】X線吸収体53としてTa0.7μm厚を
形成し、図5(h)の状態とした。再度平面度を測定す
ると1μm以下であった。
形成し、図5(h)の状態とした。再度平面度を測定す
ると1μm以下であった。
【0077】上記の様な方法で作製されたX線マスクは
無理な力を加えることなく平面度を1μm以下に維持す
ることができた。そのため吸収体の位置精度を高度に確
保することができる高精度なX線マスクを作製すること
ができた。
無理な力を加えることなく平面度を1μm以下に維持す
ることができた。そのため吸収体の位置精度を高度に確
保することができる高精度なX線マスクを作製すること
ができた。
【0078】実施例6 図6は、本発明であるX線マスク構造体の本実施例の製
造過程の断面図である。
造過程の断面図である。
【0079】最終的に保持枠61となる4インチSi基
板と同材質でかつ同じ厚さ(本実施例では5mmt)の
4インチSi基板61a上に、図中62であるX線透過
膜となる支持膜として用いるSiN2.0μmを設ける
ときと同条件でCVDにて成膜し支持膜62aを形成
し、図6(a)の状態とした。
板と同材質でかつ同じ厚さ(本実施例では5mmt)の
4インチSi基板61a上に、図中62であるX線透過
膜となる支持膜として用いるSiN2.0μmを設ける
ときと同条件でCVDにて成膜し支持膜62aを形成
し、図6(a)の状態とした。
【0080】上記基板の平面度を高精度レーザー干渉計
ZYGO MARK−IV XP(Canon製)にて測
定した。
ZYGO MARK−IV XP(Canon製)にて測
定した。
【0081】次に、Si基板61aの裏面側の62aを
X線透過領域にあたる部分(本実施例では45mm□)
をドライエッチングし、さらにSi基板61aを30w
t%KOH液でエッチングし、図6(b)の状態とし
た。
X線透過領域にあたる部分(本実施例では45mm□)
をドライエッチングし、さらにSi基板61aを30w
t%KOH液でエッチングし、図6(b)の状態とし
た。
【0082】その時の平面度を再度高精度レーザー干渉
計ZYGO MARK−IV XPで測定し、図6(a)
と(b)の平面度差δ6 を求めた。本実施例ではδ6 =
1.8μmであった。
計ZYGO MARK−IV XPで測定し、図6(a)
と(b)の平面度差δ6 を求めた。本実施例ではδ6 =
1.8μmであった。
【0083】δ6 と同様のそり(そりの程度が1.8±
3μmの範囲)を持つ4インチSi基板(5mmt)を
準備する。今回は通常市販されている基板の中から平面
度を測定し、選択した。この基板を61とし、その上に
SiN2.0μmを62aのときと同条件で成膜して支
持膜62を形成し、図6(c)の状態とした。支持膜6
2は8.0×108 dyn/cm2 の引張応力を持つ
が、両面に形成されている場合は平面度に影響を与えな
い。
3μmの範囲)を持つ4インチSi基板(5mmt)を
準備する。今回は通常市販されている基板の中から平面
度を測定し、選択した。この基板を61とし、その上に
SiN2.0μmを62aのときと同条件で成膜して支
持膜62を形成し、図6(c)の状態とした。支持膜6
2は8.0×108 dyn/cm2 の引張応力を持つ
が、両面に形成されている場合は平面度に影響を与えな
い。
【0084】61a、62aと同様なやりかたで支持膜
62と保持枠となる61をエッチングし、図6(d)の
状態とした。再度平面度を測定すると1μm以下であっ
た。
62と保持枠となる61をエッチングし、図6(d)の
状態とした。再度平面度を測定すると1μm以下であっ
た。
【0085】X線吸収体63としてAuを0.35μm
厚にめっきにより形成し、図6(e)の状態とした。吸
収体のAuは非常に小さい応力に制御可能なため平面度
に影響を与えなかった。
厚にめっきにより形成し、図6(e)の状態とした。吸
収体のAuは非常に小さい応力に制御可能なため平面度
に影響を与えなかった。
【0086】上記の様な方法で作製されたX線マスクは
補強体を用いないため、煩雑なプロセスを通ることなく
歩留良くX線マスクを形成することができた。また、無
理な力を加えることなく平面度を1μm以下に維持する
ことができた。そのため吸収体の位置精度を高度に確保
することができる高精度なX線マスクを作製することが
できた。
補強体を用いないため、煩雑なプロセスを通ることなく
歩留良くX線マスクを形成することができた。また、無
理な力を加えることなく平面度を1μm以下に維持する
ことができた。そのため吸収体の位置精度を高度に確保
することができる高精度なX線マスクを作製することが
できた。
【0087】実施例7 次に上記実施例1〜6で説明したマスクを用いた微小デ
バイス(半導体装置、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン
など)製造用の露光装置の実施例を説明する。図2は本
実施例X線露光装置の構成を示す図である。図中、SR
放射源、Aから放射されたシートビーム形状のシンクロ
トロン放射光Bを、凸面ミラーCによって放射光軌道面
に対して垂直な方向に拡大する。凸面ミラーCで反射拡
大した放射光は、シャッタDによって照射領域内での露
光量が均一となるように調整し、シャッタDを経た放射
光はX線マスクEに導かれる。X線マスクEは上記説明
したいずれか実施例で説明した方法によって製造された
ものである。X線マスクEに形成されている露光パター
ンを、ステップ&リピート方式やスキャニング方式など
によってウェハF上に露光転写する。平面度の良いX線
マスクを用いることによってX線露光時のギャップを高
精度に制御することができ、X線露光時の面内精度及び
スループットが向上した。またゴミによる欠陥や破損も
減少することができた。
バイス(半導体装置、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン
など)製造用の露光装置の実施例を説明する。図2は本
実施例X線露光装置の構成を示す図である。図中、SR
放射源、Aから放射されたシートビーム形状のシンクロ
トロン放射光Bを、凸面ミラーCによって放射光軌道面
に対して垂直な方向に拡大する。凸面ミラーCで反射拡
大した放射光は、シャッタDによって照射領域内での露
光量が均一となるように調整し、シャッタDを経た放射
光はX線マスクEに導かれる。X線マスクEは上記説明
したいずれか実施例で説明した方法によって製造された
ものである。X線マスクEに形成されている露光パター
ンを、ステップ&リピート方式やスキャニング方式など
によってウェハF上に露光転写する。平面度の良いX線
マスクを用いることによってX線露光時のギャップを高
精度に制御することができ、X線露光時の面内精度及び
スループットが向上した。またゴミによる欠陥や破損も
減少することができた。
【0088】実施例8 次に、上記説明したX線マスク構造体を利用した半導体
デバイスの製造方法の実施例を説明する。図7は半導体
デバイス(ICやLSI等の半導体チップ、あるいは液
晶パネルやCCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロシリンジ
等)の製造フローを示すフローチャートである。ステッ
プ1(回路設計)では半導体デバイスの回路設計を行
う。ステップ2(マスク製作)では設計した回路パター
ンを形成したX線マスク構造体を実施例1〜6の方法を
用いて製造する。一方、ステップ3(ウェハ製造)では
シリコン等の材料を用いてウェハを製造する。ステップ
4(ウェハプロセス)は前工程と呼ばれ、上記用意した
X線マスク構造体とウェハを用いて、X線リソグラフィ
技術によってウェハ上に実際の回路を形成する。次のス
テップ5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップ4に
よって製造されたウェハを用いて半導体チップ化する工
程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディン
グ)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含
む。ステップ6(検査)ではステップ5で作成された半
導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査
を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、
これが出荷(ステップ7)される。
デバイスの製造方法の実施例を説明する。図7は半導体
デバイス(ICやLSI等の半導体チップ、あるいは液
晶パネルやCCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロシリンジ
等)の製造フローを示すフローチャートである。ステッ
プ1(回路設計)では半導体デバイスの回路設計を行
う。ステップ2(マスク製作)では設計した回路パター
ンを形成したX線マスク構造体を実施例1〜6の方法を
用いて製造する。一方、ステップ3(ウェハ製造)では
シリコン等の材料を用いてウェハを製造する。ステップ
4(ウェハプロセス)は前工程と呼ばれ、上記用意した
X線マスク構造体とウェハを用いて、X線リソグラフィ
技術によってウェハ上に実際の回路を形成する。次のス
テップ5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップ4に
よって製造されたウェハを用いて半導体チップ化する工
程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディン
グ)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含
む。ステップ6(検査)ではステップ5で作成された半
導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査
を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、
これが出荷(ステップ7)される。
【0089】図8は上記ウェハプロセスの詳細なフロー
を示す。ステップ11(酸化)ではウェハの表面を酸化
させる。ステップ12(CVD)ではウェハ表面に絶縁
膜を形成する。ステップ13(電極形成)ではウェハ上
に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン
打込み)ではウェハにイオンを打込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウェハに感光剤を塗布する。ステ
ップ16(露光)では上記説明したX線露光方法によっ
てマスクの回路パターンをウェハに焼付け露光する。ス
テップ17(現像)では露光したウェハを現像する。ス
テップ18(エッチング)では現像したレジスト像以外
の部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)では
エッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。
これらのステップを繰り返し行うことによって、ウェハ
上に多重に回路パターンが形成される。
を示す。ステップ11(酸化)ではウェハの表面を酸化
させる。ステップ12(CVD)ではウェハ表面に絶縁
膜を形成する。ステップ13(電極形成)ではウェハ上
に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン
打込み)ではウェハにイオンを打込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウェハに感光剤を塗布する。ステ
ップ16(露光)では上記説明したX線露光方法によっ
てマスクの回路パターンをウェハに焼付け露光する。ス
テップ17(現像)では露光したウェハを現像する。ス
テップ18(エッチング)では現像したレジスト像以外
の部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)では
エッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。
これらのステップを繰り返し行うことによって、ウェハ
上に多重に回路パターンが形成される。
【0090】本発明の製造方法を用いれば、従来は製造
が難しかった高集積度の半導体デバイスを製造すること
ができる。
が難しかった高集積度の半導体デバイスを製造すること
ができる。
【0091】更に、これらのX線マスク構造体を用いて
X線露光により作成されたデバイスは、デバイス設計図
に対して忠実なパターンが作成可能であるため、X線リ
ソグラフィーの特徴を生かした高集積化ができると共
に、良好なデバイス特性を有する。
X線露光により作成されたデバイスは、デバイス設計図
に対して忠実なパターンが作成可能であるため、X線リ
ソグラフィーの特徴を生かした高集積化ができると共
に、良好なデバイス特性を有する。
【0092】
【発明の効果】X線吸収体と該吸収体を支持する支持
膜、該支持膜を保持する保持枠(補強体が付設されてい
ても良い)からなるX線マスク構造体の製造工程におい
て、全工程で(特に、保持枠のエッチング前後)生じる
平面度の差と同等の平面度を持つ保持枠となる基板を用
いて、平面度制御を行うことによって、支持膜の引張応
力や吸収体の応力が保持枠にかかっても保持枠に無理な
力をかけることなく、平面度が制御されているため、高
精度な位置精度を確保できるマスクを得ることができ
る。また、補強体の装着による吸収体の位置ずれが、ほ
とんど発生しないので、吸収体形成後に補強体の装着を
行うこともできるため、マスクの製造工程が容易にな
る。
膜、該支持膜を保持する保持枠(補強体が付設されてい
ても良い)からなるX線マスク構造体の製造工程におい
て、全工程で(特に、保持枠のエッチング前後)生じる
平面度の差と同等の平面度を持つ保持枠となる基板を用
いて、平面度制御を行うことによって、支持膜の引張応
力や吸収体の応力が保持枠にかかっても保持枠に無理な
力をかけることなく、平面度が制御されているため、高
精度な位置精度を確保できるマスクを得ることができ
る。また、補強体の装着による吸収体の位置ずれが、ほ
とんど発生しないので、吸収体形成後に補強体の装着を
行うこともできるため、マスクの製造工程が容易にな
る。
【0093】また、本発明の平面度の良いマスクを用い
るX線露光方法及び、X線露光装置において、X線露光
時のギャップを高精度に制御することができ、X線露光
時の面内精度及び、スループットが向上し、更にゴミに
よる欠陥や、破損も減少することによって、高精度X線
露光方法及び、X線露光装置を提供することができた。
るX線露光方法及び、X線露光装置において、X線露光
時のギャップを高精度に制御することができ、X線露光
時の面内精度及び、スループットが向上し、更にゴミに
よる欠陥や、破損も減少することによって、高精度X線
露光方法及び、X線露光装置を提供することができた。
【0094】更に、本発明の平面度の良いX線マスクを
用いるX線露光方法及び、X線露光装置によって加工基
板上にX線吸収パターンを転写し、加工、形成して作製
することにより、高性能半導体デバイスと半導体デバイ
ス製造方法を提供することができた。
用いるX線露光方法及び、X線露光装置によって加工基
板上にX線吸収パターンを転写し、加工、形成して作製
することにより、高性能半導体デバイスと半導体デバイ
ス製造方法を提供することができた。
【図1】実施例1に示す本発明X線マスク構造体の製造
工程((a)→(f)はその各工程)を示す。
工程((a)→(f)はその各工程)を示す。
【図2】本発明X線露光装置の簡略図である。
【図3】実施例3に示す本発明X線マスク構造体の製造
工程((a)→(g)はその各工程)を示す。
工程((a)→(g)はその各工程)を示す。
【図4】実施例4に示す本発明X線マスク構造体の製造
工程((a)→(g)はその各工程)を示す。
工程((a)→(g)はその各工程)を示す。
【図5】実施例5に示す本発明X線マスク構造体の製造
工程((a)→(h)はその各工程)を示す。
工程((a)→(h)はその各工程)を示す。
【図6】実施例6に示す本発明X線マスク構造体の製造
工程((a)→(e)はその各工程)を示す。
工程((a)→(e)はその各工程)を示す。
【図7】本発明に用いた半導体デバイスの製造フローで
ある。
ある。
【図8】本発明に用いたウェハープロセスのフローであ
る。
る。
【図9】従来のX線マスク構造体を示す。
【図10】内縁端の方が外縁端より高くなっているX線
マスクの保持枠の状態を示す。
マスクの保持枠の状態を示す。
11,11a,31,31a,41,41a,51,5
1a,61,61a保持枠 12,12a,32,32a,42,42a,52,5
2a,62,62a支持膜 13,33,33a,43,53,53a,63 X
線吸収体 14,34,44,44a,54,54a 補強体 A 窓ポート B マスクチャック C アライメント検出部 D X線マスク E 被露光物 F ウェハーチャック G チャンバー
1a,61,61a保持枠 12,12a,32,32a,42,42a,52,5
2a,62,62a支持膜 13,33,33a,43,53,53a,63 X
線吸収体 14,34,44,44a,54,54a 補強体 A 窓ポート B マスクチャック C アライメント検出部 D X線マスク E 被露光物 F ウェハーチャック G チャンバー
Claims (8)
- 【請求項1】 パターン支持膜となる薄膜が形成された
非平面状の基板を用意し、該非平面基板の凸面側をパタ
ーン形成面とし、この裏面側をエッチングする工程を有
することを特徴とするマスク製造方法。 - 【請求項2】 パターン形成面となる支持膜上に放射線
吸収体によるパターンを形成する工程を更に有する請求
項1記載のマスク製造方法。 - 【請求項3】 放射線吸収体はX線吸収体である請求項
2記載のマスク製造方法。 - 【請求項4】 前記基板は、エッチングを施す前後の反
り量の変化量に対して±3μmの範囲に収まるような所
定の反り量を予め持っている請求項1〜3のいずれか記
載のマスク製造方法。 - 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか記載の製造方
法を用いて作成されたマスク構造体。 - 【請求項6】 請求項5記載のマスク構造体を保持する
手段と、該マスク構造体に露光を行う手段を有すること
を特徴とする露光装置。 - 【請求項7】 請求項5記載のマスク構造体を用いてデ
バイスを生産することを特徴とするデバイス生産方法。 - 【請求項8】 請求項7記載の生産方法で生産されたこ
とを特徴とするデバイス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26164195A JPH09106937A (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | マスク製造方法、その方法を用いて作成されたマスク構造体、そのマスク構造体を用いた露光装置、デバイス生産方法及びそれにより生産されたデバイス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26164195A JPH09106937A (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | マスク製造方法、その方法を用いて作成されたマスク構造体、そのマスク構造体を用いた露光装置、デバイス生産方法及びそれにより生産されたデバイス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09106937A true JPH09106937A (ja) | 1997-04-22 |
Family
ID=17364727
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26164195A Pending JPH09106937A (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | マスク製造方法、その方法を用いて作成されたマスク構造体、そのマスク構造体を用いた露光装置、デバイス生産方法及びそれにより生産されたデバイス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09106937A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010102356A (ja) * | 2002-03-29 | 2010-05-06 | Hoya Corp | マスクブランクの製造方法および転写用マスクの製造方法 |
| KR101974575B1 (ko) * | 2017-12-01 | 2019-05-02 | 포항공과대학교 산학협력단 | 싱크로트론 엑스선을 이용한 초소형 다중 경사 구조체 제조 방법 |
-
1995
- 1995-10-09 JP JP26164195A patent/JPH09106937A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010102356A (ja) * | 2002-03-29 | 2010-05-06 | Hoya Corp | マスクブランクの製造方法および転写用マスクの製造方法 |
| KR101974575B1 (ko) * | 2017-12-01 | 2019-05-02 | 포항공과대학교 산학협력단 | 싱크로트론 엑스선을 이용한 초소형 다중 경사 구조체 제조 방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040616 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040630 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050105 |