JPH0992602A - マスク構造体及びその製造方法 - Google Patents
マスク構造体及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH0992602A JPH0992602A JP24734695A JP24734695A JPH0992602A JP H0992602 A JPH0992602 A JP H0992602A JP 24734695 A JP24734695 A JP 24734695A JP 24734695 A JP24734695 A JP 24734695A JP H0992602 A JPH0992602 A JP H0992602A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holding frame
- mask structure
- film
- metal film
- reinforcing body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F1/00—Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
- G03F1/22—Masks or mask blanks for imaging by radiation of 100nm or shorter wavelength, e.g. X-ray masks, extreme ultraviolet [EUV] masks; Preparation thereof
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Micromachines (AREA)
- Weting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 保持枠をX線遮断層として用いることがで
き、補強体と保持枠が強固に接合し、高度な位置精度を
持つX線マスク構造体等を提供する。 【解決手段】 X線吸収体(13)と、支持膜(12)
と、保持枠(13)と、補強体(14)とから成り、ア
ルカリ耐性を有する金属膜又は多層金属膜(15)を介
して、保持枠(13)と補強体(14)が接合されてい
ることを特徴とするX線マスク構造体、及びその製造方
法等。
き、補強体と保持枠が強固に接合し、高度な位置精度を
持つX線マスク構造体等を提供する。 【解決手段】 X線吸収体(13)と、支持膜(12)
と、保持枠(13)と、補強体(14)とから成り、ア
ルカリ耐性を有する金属膜又は多層金属膜(15)を介
して、保持枠(13)と補強体(14)が接合されてい
ることを特徴とするX線マスク構造体、及びその製造方
法等。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、露光マスク構造体
及びその製造方法、更にはこのマスク構造体を用いた露
光方法及び露光装置と、このマスク構造体を用いた半導
体デバイスの製造方法に関する。
及びその製造方法、更にはこのマスク構造体を用いた露
光方法及び露光装置と、このマスク構造体を用いた半導
体デバイスの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路の高密度高速化に
伴い、集積回路のパターン線幅が縮小され、その製造方
法にも一層の高性能化が要求されてきている。そこで、
焼き付け装置として露光波長にX線領域(2〜150オ
ングストローム)の光を利用したステッパが開発されて
いる。
伴い、集積回路のパターン線幅が縮小され、その製造方
法にも一層の高性能化が要求されてきている。そこで、
焼き付け装置として露光波長にX線領域(2〜150オ
ングストローム)の光を利用したステッパが開発されて
いる。
【0003】図8は、上述の様なX線露光に用いる従来
のX線マスク構造体を示す模式的断面図である。このX
線マスク構造体は、X線吸収体3及びX線遮断層3’
と、吸収体3を支持する支持膜2と、支持膜2を保持す
る保持枠1と、保持枠1を補強する補強体4とから成
り、保持枠1と補強体4の接着には有機系の接着剤5が
主に使用されていた。しかし、この場合、接着剤材料の
硬化収縮によって保持枠1にかかる力が変化し、最終的
にはX線吸収体3にも影響を及ぼすので、X線吸収体3
の高度な位置精度の確保が難しい。
のX線マスク構造体を示す模式的断面図である。このX
線マスク構造体は、X線吸収体3及びX線遮断層3’
と、吸収体3を支持する支持膜2と、支持膜2を保持す
る保持枠1と、保持枠1を補強する補強体4とから成
り、保持枠1と補強体4の接着には有機系の接着剤5が
主に使用されていた。しかし、この場合、接着剤材料の
硬化収縮によって保持枠1にかかる力が変化し、最終的
にはX線吸収体3にも影響を及ぼすので、X線吸収体3
の高度な位置精度の確保が難しい。
【0004】そこで、接着剤を用いない接合法として、
陽極接合や、補強体4にSiを用いた直接接合が提案さ
れている。これら接合法において、保持枠1となるSi
基板に最初に補強体4を接合してから、その他のプロセ
スを行うこともできるが、支持膜2の形成には通常CV
Dを用い1000℃近くの温度をかけるため、補強体4
の材料や接合法が限定される。実際には、補強体4とし
てSiを用い1000℃以上の温度をかける直接接合に
限定される。しかし、Siは加工が困難であり、補強体
4に用いるのは難しい。
陽極接合や、補強体4にSiを用いた直接接合が提案さ
れている。これら接合法において、保持枠1となるSi
基板に最初に補強体4を接合してから、その他のプロセ
スを行うこともできるが、支持膜2の形成には通常CV
Dを用い1000℃近くの温度をかけるため、補強体4
の材料や接合法が限定される。実際には、補強体4とし
てSiを用い1000℃以上の温度をかける直接接合に
限定される。しかし、Siは加工が困難であり、補強体
4に用いるのは難しい。
【0005】以上の様な点から、保持枠1(Si基板)
に支持膜2を形成後補強体4と接合する方法や、Si基
板に支持膜2を形成後Siをエッチングし保持枠1とし
て賦形した後補強体4と接合する方法が検討された。し
かし、保持枠1と補強体4の接触面積を増やすために、
通常接合面を高精度に研磨した上で両基板に圧力を加え
る必要があるので、接合前にSi基板をエッチングして
しまうと、支持膜2のみの部分が脆く、圧力を加えた際
にその部分に破損等が生じる場合がある。
に支持膜2を形成後補強体4と接合する方法や、Si基
板に支持膜2を形成後Siをエッチングし保持枠1とし
て賦形した後補強体4と接合する方法が検討された。し
かし、保持枠1と補強体4の接触面積を増やすために、
通常接合面を高精度に研磨した上で両基板に圧力を加え
る必要があるので、接合前にSi基板をエッチングして
しまうと、支持膜2のみの部分が脆く、圧力を加えた際
にその部分に破損等が生じる場合がある。
【0006】したがって、例えば高密度半導体集積回路
の焼き付け装置であるX線露光装置に用いるX線マスク
の製造方法においては、保持枠1となるSi基板に支持
膜2を形成し、次いで補強体4を接合した後に、Si基
板をエッチングして保持枠1として賦形する工程が最も
好ましい。
の焼き付け装置であるX線露光装置に用いるX線マスク
の製造方法においては、保持枠1となるSi基板に支持
膜2を形成し、次いで補強体4を接合した後に、Si基
板をエッチングして保持枠1として賦形する工程が最も
好ましい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術においては、以下に挙げる課題がある。
従来技術においては、以下に挙げる課題がある。
【0008】特開昭62−14132号公報及び特公平
4−66096号公報には、図9に示す様に、BN等か
ら成る支持膜2、Cr膜7、Al膜8等が形成されたS
i基板6のAl膜8側に、パイレックス(商品名)ガラ
ス等から成る補強体4を接合し[図9(a)]、補強体
4と接合された面とは反対の面からSi基板6をエッチ
ングする[図9(b)]という方法が記載さている。し
かし、この方法では、補強体4の加工穴がX線透過部と
なるので、補強体4の加工レベルでの形状の制御しかで
きない。
4−66096号公報には、図9に示す様に、BN等か
ら成る支持膜2、Cr膜7、Al膜8等が形成されたS
i基板6のAl膜8側に、パイレックス(商品名)ガラ
ス等から成る補強体4を接合し[図9(a)]、補強体
4と接合された面とは反対の面からSi基板6をエッチ
ングする[図9(b)]という方法が記載さている。し
かし、この方法では、補強体4の加工穴がX線透過部と
なるので、補強体4の加工レベルでの形状の制御しかで
きない。
【0009】ここで、通常のステップ&リピート露光の
場合、図8に示した様な多重露光防止用のX線遮断層
3’が必要であり、これはX線吸収体3に比べかなり厚
くする必要がある。これらを形成する場合、遮断層自身
の応力によるパターンの位置ずれや、露光時のX線の吸
収による熱ひずみが大きな問題である。この点から、S
i基板によるX線遮断層3’の形成が最も好ましい。そ
して、ステップ&リピートの間隔を狭めて歩留を向上さ
せるには、X線遮断層3’としてのSi基板のエッチン
グ形状を高度に制御する必要がある。
場合、図8に示した様な多重露光防止用のX線遮断層
3’が必要であり、これはX線吸収体3に比べかなり厚
くする必要がある。これらを形成する場合、遮断層自身
の応力によるパターンの位置ずれや、露光時のX線の吸
収による熱ひずみが大きな問題である。この点から、S
i基板によるX線遮断層3’の形成が最も好ましい。そ
して、ステップ&リピートの間隔を狭めて歩留を向上さ
せるには、X線遮断層3’としてのSi基板のエッチン
グ形状を高度に制御する必要がある。
【0010】また、特公平4−66096号公報には、
図10に示す様に、両面にSiO2膜9、BN膜2を形
成したSi基板1を作製し[図10(a)]、このSi
基板1に直接パイレックスガラス等から成る補強体4を
接合し、この補強体4をマスクとしてSi基板1をエッ
チングして保持枠1として賦形する[図10(b)]と
いう方法が記載されている。しかし、この方法も図9に
示した方法と同様に、補強体4の加工レベルでの形状の
制御しかできない。
図10に示す様に、両面にSiO2膜9、BN膜2を形
成したSi基板1を作製し[図10(a)]、このSi
基板1に直接パイレックスガラス等から成る補強体4を
接合し、この補強体4をマスクとしてSi基板1をエッ
チングして保持枠1として賦形する[図10(b)]と
いう方法が記載されている。しかし、この方法も図9に
示した方法と同様に、補強体4の加工レベルでの形状の
制御しかできない。
【0011】更に、特公平4−66096号公報には、
図11に示す様に、Si基板1上の支持膜2と同材質の
BN膜10と、パイレックスガラス等から成る補強体4
を陽極接合し[図11(a)]、BN膜10及びSi基
板1をエッチングする[図11(b)]という方法が記
載されている。しかし、導電体を含まないBN等とガラ
スの陽極接合は難しく、望ましい方法ではない。
図11に示す様に、Si基板1上の支持膜2と同材質の
BN膜10と、パイレックスガラス等から成る補強体4
を陽極接合し[図11(a)]、BN膜10及びSi基
板1をエッチングする[図11(b)]という方法が記
載されている。しかし、導電体を含まないBN等とガラ
スの陽極接合は難しく、望ましい方法ではない。
【0012】更に、特公平4−66096号公報には、
図12に示す様に、BNから成る支持膜2、BN膜1
0、Cr(又はTi)膜7、Al膜8が形成されたSi
基板1のAl膜8側に、補強体4を陽極接合し[図12
(a)]、Si基板1等をエッチングする[図12
(b)]という方法が記載されている。しかし、Siの
エッチングにフッ酸と硝酸と酢酸の混合物を用いた等方
性エッチングを行っているため、Si基板1のサイドエ
ッチング量の制御が難しく、X線透過部の形状の制御は
難しい。ここで、形状の制御が容易な異方性エッチング
を行うと、30wt%KOH等の強アルカリを用いるた
めAl等のアルカリ耐性の弱い金属はSiのエッチング
中に同時にエッチングされ、接合を保つことができない
場合も多々発生する。
図12に示す様に、BNから成る支持膜2、BN膜1
0、Cr(又はTi)膜7、Al膜8が形成されたSi
基板1のAl膜8側に、補強体4を陽極接合し[図12
(a)]、Si基板1等をエッチングする[図12
(b)]という方法が記載されている。しかし、Siの
エッチングにフッ酸と硝酸と酢酸の混合物を用いた等方
性エッチングを行っているため、Si基板1のサイドエ
ッチング量の制御が難しく、X線透過部の形状の制御は
難しい。ここで、形状の制御が容易な異方性エッチング
を行うと、30wt%KOH等の強アルカリを用いるた
めAl等のアルカリ耐性の弱い金属はSiのエッチング
中に同時にエッチングされ、接合を保つことができない
場合も多々発生する。
【0013】本発明の目的は、上述の従来技術の課題を
解決することにあり、保持枠を遮断層として用いること
ができ、補強体と保持枠が強固に接合し、高度な位置精
度を持つマスク構造体を提供することにある。
解決することにあり、保持枠を遮断層として用いること
ができ、補強体と保持枠が強固に接合し、高度な位置精
度を持つマスク構造体を提供することにある。
【0014】更に本発明の目的は、補強体と保持枠の強
固な接合を安定して得ることができ、高度な位置精度で
製造でき、歩留が良いマスク構造体の製造方法を提供す
ることにある。
固な接合を安定して得ることができ、高度な位置精度で
製造でき、歩留が良いマスク構造体の製造方法を提供す
ることにある。
【0015】更に本発明の目的は、ステップ&リピート
の間隔を狭めることができ、歩留が良く、高精度な露光
方法及び露光装置を提供することにある。
の間隔を狭めることができ、歩留が良く、高精度な露光
方法及び露光装置を提供することにある。
【0016】更に本発明の目的は、高性能なデバイスを
歩留良く製造できる方法を提供することにある。
歩留良く製造できる方法を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的は、下記の本発
明によって達成される。
明によって達成される。
【0018】本発明のマスク構造体は、放射線吸収体
と、該吸収体を支持する支持膜と、該支持膜を保持する
保持枠と、該保持枠を補強する補強体とから成るマスク
構造体において、アルカリ耐性を有する金属膜又は多層
金属膜(と可動イオンを含む非晶質絶縁体)を介して、
前記保持枠と前記補強体が接合されていることを特徴と
する。
と、該吸収体を支持する支持膜と、該支持膜を保持する
保持枠と、該保持枠を補強する補強体とから成るマスク
構造体において、アルカリ耐性を有する金属膜又は多層
金属膜(と可動イオンを含む非晶質絶縁体)を介して、
前記保持枠と前記補強体が接合されていることを特徴と
する。
【0019】本発明のマスク構造体の製造方法は、放射
線吸収体と、該吸収体を支持する支持膜と、該支持膜を
保持する保持枠と、該保持枠を補強する補強体とから成
るマスク構造体の製造方法において、前記保持枠上にア
ルカリ耐性を有する金属膜又は多層金属膜を形成し、前
記保持枠と補強体(又は補強体上に形成された可動イオ
ンを含む非晶質絶縁体)とを接合する工程を含むことを
特徴とする。
線吸収体と、該吸収体を支持する支持膜と、該支持膜を
保持する保持枠と、該保持枠を補強する補強体とから成
るマスク構造体の製造方法において、前記保持枠上にア
ルカリ耐性を有する金属膜又は多層金属膜を形成し、前
記保持枠と補強体(又は補強体上に形成された可動イオ
ンを含む非晶質絶縁体)とを接合する工程を含むことを
特徴とする。
【0020】本発明の露光方法、露光装置及びデバイス
の製造方法は、上述の本発明のマスク構造体を用いるこ
とを特徴とする。
の製造方法は、上述の本発明のマスク構造体を用いるこ
とを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、好ましい実施形態を挙げて
本発明を詳細に説明する。
本発明を詳細に説明する。
【0022】本発明における支持膜、吸収体、保持枠及
び補強体としては、従来より放射線(X線)構造体に用
いられる公知の各種部材を使用できる。X線支持膜とし
ては、X線を充分に透過しかつセルフスタンドする点か
ら、X線支持膜の厚さは1〜10μmの範囲内が好まし
く、例えば、Si、SiO2 、SiN、SiC、SiC
N、BN、AlN等の無機膜;ポリイミド等の耐放射線
有機膜;これらの単独又は複合膜などが好ましい。X線
吸収体としては、X線を充分に吸収しかつ被加工性が良
い点から、厚さが0.2〜1.0μmの範囲内が好まし
く、Au、W、Ta、Pt等の重金属又はこれらの化合
物にて構成したものが好ましい。保持枠としては、シリ
コンウェハーが好ましい。補強体としては、パイレック
スガラスや石英ガラスなどのガラス、セラミックス等の
材料から構成したものが望ましく、中でも、ヤング率5
0GPa以上、線膨張率が1×10-5K-1以下のものが
好ましい。この補強体は、例えば、搬送又はチャッキン
グに要する加工がなされ、同時に接合に関わる面も望ま
しくは平面度1μm以下に研磨される。本発明のX線マ
スク構造体には、さらにX線吸収体の保護膜、導電膜、
アライメント光の反射防止膜など、公知の各種部材を付
設できる。
び補強体としては、従来より放射線(X線)構造体に用
いられる公知の各種部材を使用できる。X線支持膜とし
ては、X線を充分に透過しかつセルフスタンドする点か
ら、X線支持膜の厚さは1〜10μmの範囲内が好まし
く、例えば、Si、SiO2 、SiN、SiC、SiC
N、BN、AlN等の無機膜;ポリイミド等の耐放射線
有機膜;これらの単独又は複合膜などが好ましい。X線
吸収体としては、X線を充分に吸収しかつ被加工性が良
い点から、厚さが0.2〜1.0μmの範囲内が好まし
く、Au、W、Ta、Pt等の重金属又はこれらの化合
物にて構成したものが好ましい。保持枠としては、シリ
コンウェハーが好ましい。補強体としては、パイレック
スガラスや石英ガラスなどのガラス、セラミックス等の
材料から構成したものが望ましく、中でも、ヤング率5
0GPa以上、線膨張率が1×10-5K-1以下のものが
好ましい。この補強体は、例えば、搬送又はチャッキン
グに要する加工がなされ、同時に接合に関わる面も望ま
しくは平面度1μm以下に研磨される。本発明のX線マ
スク構造体には、さらにX線吸収体の保護膜、導電膜、
アライメント光の反射防止膜など、公知の各種部材を付
設できる。
【0023】本発明のX線マスク構造体において、保持
枠と補強体は、アルカリ耐性を有する金属膜又は多層金
属膜(と非晶質絶縁体)を介して接合される。この金属
膜又は多層金属膜を介して接合されるとは、保持枠と補
強体の一方又は両方の接合面(非晶質絶縁体を形成した
場合はその面)が金属膜又は多層金属膜と接しており、
その接合力に寄与する状態にあることをいう。また、ア
ルカリ耐性を有するとは、その金属膜がアルカリ液に対
して不溶な不動態を形成することをいい、例えば、異方
性エッチングによく用いられる30wt%KOHに一昼
夜浸漬しても溶解しない程度のアルカリ耐性の金属膜が
望ましい。
枠と補強体は、アルカリ耐性を有する金属膜又は多層金
属膜(と非晶質絶縁体)を介して接合される。この金属
膜又は多層金属膜を介して接合されるとは、保持枠と補
強体の一方又は両方の接合面(非晶質絶縁体を形成した
場合はその面)が金属膜又は多層金属膜と接しており、
その接合力に寄与する状態にあることをいう。また、ア
ルカリ耐性を有するとは、その金属膜がアルカリ液に対
して不溶な不動態を形成することをいい、例えば、異方
性エッチングによく用いられる30wt%KOHに一昼
夜浸漬しても溶解しない程度のアルカリ耐性の金属膜が
望ましい。
【0024】アルカリ耐性を有する金属膜としては、ガ
ラスとの間で陽極接合可能な、例えば、Ti、Ni等が
好適に用いられる。
ラスとの間で陽極接合可能な、例えば、Ti、Ni等が
好適に用いられる。
【0025】アルカリ耐性を有する多層金属膜として
は、保持枠側から、(1)アルカリ耐性を有し保持枠と
の密着力を高める下敷層と、(2)アルカリ耐性を有す
る金属層と、(3)アルカリ耐性を有する金属接合層と
を積層して成る多層金属膜が好適に用いられる。(1)
アルカリ耐性を有し保持枠との密着力を高める下敷層と
しては、Ti、Cr等が好適に用いられる。(2)アル
カリ耐性を有する金属層としては、応力の小さいAu、
Cu、Pt等の貴金属が好適に用いられる。(3)アル
カリ耐性を有する金属接合層としては、保持枠との良好
な接着が可能なTi、Ni等が好適に用いられる。この
様に、中間層に応力の小さい金属を用いたアルカリ耐性
を有する多層金属膜を使用すれば、膜自身の応力値も小
さくなり安定性がより向上する。
は、保持枠側から、(1)アルカリ耐性を有し保持枠と
の密着力を高める下敷層と、(2)アルカリ耐性を有す
る金属層と、(3)アルカリ耐性を有する金属接合層と
を積層して成る多層金属膜が好適に用いられる。(1)
アルカリ耐性を有し保持枠との密着力を高める下敷層と
しては、Ti、Cr等が好適に用いられる。(2)アル
カリ耐性を有する金属層としては、応力の小さいAu、
Cu、Pt等の貴金属が好適に用いられる。(3)アル
カリ耐性を有する金属接合層としては、保持枠との良好
な接着が可能なTi、Ni等が好適に用いられる。この
様に、中間層に応力の小さい金属を用いたアルカリ耐性
を有する多層金属膜を使用すれば、膜自身の応力値も小
さくなり安定性がより向上する。
【0026】本発明のX線マスク構造体を製造する好適
な方法としては、例えば、まず保持枠となるSi基板に
支持膜(X線透過膜)を形成する。支持膜は、CVD法
等で形成する場合は両面に形成され、スパッタ法等で形
成する場合は片面に形成される。両面に形成した場合
は、片面の膜を残存させても良いし、剥離しても良い。
次に、保持枠となるSi基板に、アルカリ耐性を有する
金属膜又は多層金属膜を形成する。次に、この金属膜又
は多層金属膜上にレジストを塗布し、ドライエッチング
又はウエットエッチングによりX線透過部を形成する。
金属膜又は多層金属膜とSi基板の間に支持膜が残存し
ている場合は、連続的に支持膜もエッチングしておく、
Ni、CrやCuなどめっきにより形成できる金属を用
いる場合は、支持膜として用いる反対の面にX線透過部
のレジストパターン形成後めっきにより成膜しても良
い。
な方法としては、例えば、まず保持枠となるSi基板に
支持膜(X線透過膜)を形成する。支持膜は、CVD法
等で形成する場合は両面に形成され、スパッタ法等で形
成する場合は片面に形成される。両面に形成した場合
は、片面の膜を残存させても良いし、剥離しても良い。
次に、保持枠となるSi基板に、アルカリ耐性を有する
金属膜又は多層金属膜を形成する。次に、この金属膜又
は多層金属膜上にレジストを塗布し、ドライエッチング
又はウエットエッチングによりX線透過部を形成する。
金属膜又は多層金属膜とSi基板の間に支持膜が残存し
ている場合は、連続的に支持膜もエッチングしておく、
Ni、CrやCuなどめっきにより形成できる金属を用
いる場合は、支持膜として用いる反対の面にX線透過部
のレジストパターン形成後めっきにより成膜しても良
い。
【0027】次に、金属膜又は多層金属膜を介して、S
i基板と補強体を接合する。補強体としてパイレックス
ガラス等の可動イオンを含む非晶質絶縁体を用いる場合
は、そのまま両部材に圧力を加え密着させ、例えば電圧
を数百V、温度が200〜400℃かけて、陽極接合す
ればよい。一方、補強体としてセラミックス等を用いる
場合は、可動イオンを含む非晶質絶縁体を補強体の表面
に蒸着した後、陽極接合するとよい。電圧値は基板の材
料や厚さにより異なるが、数十V〜数kV、好ましくは
数十V〜1kV印加する。温度は通常200〜400℃
かけるが、LB膜(単分子累積膜)又は光を用いること
により、低温又は常温での接合も可能である。
i基板と補強体を接合する。補強体としてパイレックス
ガラス等の可動イオンを含む非晶質絶縁体を用いる場合
は、そのまま両部材に圧力を加え密着させ、例えば電圧
を数百V、温度が200〜400℃かけて、陽極接合す
ればよい。一方、補強体としてセラミックス等を用いる
場合は、可動イオンを含む非晶質絶縁体を補強体の表面
に蒸着した後、陽極接合するとよい。電圧値は基板の材
料や厚さにより異なるが、数十V〜数kV、好ましくは
数十V〜1kV印加する。温度は通常200〜400℃
かけるが、LB膜(単分子累積膜)又は光を用いること
により、低温又は常温での接合も可能である。
【0028】この補強体と保持枠となるSi基板を接合
後、KOH等の強アルカリを用いて異方性エッチングを
行うことにより、X線遮断層も兼用する保持枠として賦
形する。X線遮断層は、吸収体と保持枠の双方で構成し
てもよい。補強体がアルカリに弱い材料を用いている場
合は、そのアルカリ耐性と補強体の要求精度の兼ね合い
からエッチング保護膜を形成すれば良い。例えば、パイ
レックスガラスなどは数〜数十μmエッチングされる
が、補強体の精度として問題ない場合や、その減少分を
換算して加工製造されている場合は保護膜を形成する必
要はない。精度が要求される場合はアピエゾンワックス
やSiNなどセラミックスの保護膜を形成しても良い。
後、KOH等の強アルカリを用いて異方性エッチングを
行うことにより、X線遮断層も兼用する保持枠として賦
形する。X線遮断層は、吸収体と保持枠の双方で構成し
てもよい。補強体がアルカリに弱い材料を用いている場
合は、そのアルカリ耐性と補強体の要求精度の兼ね合い
からエッチング保護膜を形成すれば良い。例えば、パイ
レックスガラスなどは数〜数十μmエッチングされる
が、補強体の精度として問題ない場合や、その減少分を
換算して加工製造されている場合は保護膜を形成する必
要はない。精度が要求される場合はアピエゾンワックス
やSiNなどセラミックスの保護膜を形成しても良い。
【0029】その後、支持膜上に吸収体を形成し、X線
マスク構造体を得る。吸収体の形成は、支持膜形成後の
いつ行ってもよいが、吸収体の温度安定性とプロセスの
煩雑さの兼ね合いで選択される。
マスク構造体を得る。吸収体の形成は、支持膜形成後の
いつ行ってもよいが、吸収体の温度安定性とプロセスの
煩雑さの兼ね合いで選択される。
【0030】本発明のX線露光方法及びX線露光装置
は、上記した様な本発明のX線マスクを介して被露光体
(パターンが転写される被転写体)にX線露光を行うこ
とで、例えばX線吸収パターンを被転写体に転写するも
のであり、本発明の(半導体)デバイスの製造方法は、
このX線マスク構造体を介して、加工基板にX線露光を
行うことで、X線吸収体パターンを加工基板上に転写
し、これを加工、形成する方法である。上述した本発明
のX線マスク構造体を用いること以外は、従来より公知
の手段や工程を特に制限無く使用できる。
は、上記した様な本発明のX線マスクを介して被露光体
(パターンが転写される被転写体)にX線露光を行うこ
とで、例えばX線吸収パターンを被転写体に転写するも
のであり、本発明の(半導体)デバイスの製造方法は、
このX線マスク構造体を介して、加工基板にX線露光を
行うことで、X線吸収体パターンを加工基板上に転写
し、これを加工、形成する方法である。上述した本発明
のX線マスク構造体を用いること以外は、従来より公知
の手段や工程を特に制限無く使用できる。
【0031】
【実施例】次に、図面を参照しつつ、実施例により本発
明を更に具体的に説明する。
明を更に具体的に説明する。
【0032】<実施例1>図1(a)〜(f)に示す工
程に従い、以下の様に本発明のX線マスク構造体を製造
した。
程に従い、以下の様に本発明のX線マスク構造体を製造
した。
【0033】まず図1(a)に示す様に、最終的に保持
枠となるSi基板11に、CVDによりX線透過性の支
持膜12となるSiC2.0μmを両面に成膜した。次
に図1(b)に示す様に、EB蒸着により、その片面に
アルカリ耐性を有する金属膜15であるTiを0.2μ
m成膜した。次に、Ti膜15上にX線透過部がパター
ニングされたレジストを形成した(不図示)。次に図1
(c)に示す様に、Ti膜15をCF4 ガスで、SiC
膜12をSF6 ガスでドライエッチングし、レジストを
剥離した。次に図1(d)に示す様に、200V350
℃をかけてTi膜15と補強体14を陽極接合した。こ
こで、補強体14は、X線透過部となるべき部分に穴を
持つ枠体であり、本実施例ではパイレックスガラスを用
いた。補強体14の外形は、丸状のものでも角状のもの
でも構わない。中央部の穴も、X線を透過する充分な領
域であれば丸状でも角状でも構わない。また、図示して
いないが、搬送やチャッキングに要する加工がなされて
いる。
枠となるSi基板11に、CVDによりX線透過性の支
持膜12となるSiC2.0μmを両面に成膜した。次
に図1(b)に示す様に、EB蒸着により、その片面に
アルカリ耐性を有する金属膜15であるTiを0.2μ
m成膜した。次に、Ti膜15上にX線透過部がパター
ニングされたレジストを形成した(不図示)。次に図1
(c)に示す様に、Ti膜15をCF4 ガスで、SiC
膜12をSF6 ガスでドライエッチングし、レジストを
剥離した。次に図1(d)に示す様に、200V350
℃をかけてTi膜15と補強体14を陽極接合した。こ
こで、補強体14は、X線透過部となるべき部分に穴を
持つ枠体であり、本実施例ではパイレックスガラスを用
いた。補強体14の外形は、丸状のものでも角状のもの
でも構わない。中央部の穴も、X線を透過する充分な領
域であれば丸状でも角状でも構わない。また、図示して
いないが、搬送やチャッキングに要する加工がなされて
いる。
【0034】次に、図1(e)に示す様に、パターニン
グ後のTi膜15とSiC膜12をエッチングマスクと
して、Si基板11を30wt%KOHにてエッチング
し、高精度に制御されたX線透過部を持つ保持枠11を
形成した。ここで、パイレックスガラス14にはエッチ
ング保護膜を形成してもよいし、形成しなくても構わな
い。
グ後のTi膜15とSiC膜12をエッチングマスクと
して、Si基板11を30wt%KOHにてエッチング
し、高精度に制御されたX線透過部を持つ保持枠11を
形成した。ここで、パイレックスガラス14にはエッチ
ング保護膜を形成してもよいし、形成しなくても構わな
い。
【0035】次に、めっき電極形成後、レジストをEB
描画装置にて所望のパターンに形成し、Auを0.4μ
m成膜し、レジストとめっき電極を剥離し、図1(f)
に示す様なAuから成るX線吸収体パターン13を形成
した。
描画装置にて所望のパターンに形成し、Auを0.4μ
m成膜し、レジストとめっき電極を剥離し、図1(f)
に示す様なAuから成るX線吸収体パターン13を形成
した。
【0036】本実施例においては、アルカリ耐性を有す
る金属膜(Ti膜)15を、X線透過部を形成するSi
基板11のエッチングの際のエッチングマスクとして用
い、かつ陽極接合時の導電体として用いることにより、
保持枠をX線遮断層として用いることができ、しかも強
固な接着を安定して得ることができるので、高度な位置
精度を持つX線マスク構造体を安定して歩留良く製造す
ることができた。
る金属膜(Ti膜)15を、X線透過部を形成するSi
基板11のエッチングの際のエッチングマスクとして用
い、かつ陽極接合時の導電体として用いることにより、
保持枠をX線遮断層として用いることができ、しかも強
固な接着を安定して得ることができるので、高度な位置
精度を持つX線マスク構造体を安定して歩留良く製造す
ることができた。
【0037】また、本実施例においては、X線吸収体1
3を最後に形成したため、温度による応力変化が発生せ
ず、X線吸収体13の高度な位置精度を確保できた。
3を最後に形成したため、温度による応力変化が発生せ
ず、X線吸収体13の高度な位置精度を確保できた。
【0038】<実施例2>図1(a)〜(d)、
(g)、(f)に示す工程に従い、以下の様に本発明の
X線マスク構造体を製造した。
(g)、(f)に示す工程に従い、以下の様に本発明の
X線マスク構造体を製造した。
【0039】まず図1(a)〜(d)に示す工程までは
実施例1と同様の方法で作製した。次に図1(g)に示
す様に、スパッタにてX線吸収体13となるWを0.7
μm成膜し、その後EB描画にて所望のパターンを形成
し、SF6 ガスを用いてWをエッチングし、X線吸収体
13とした。次に図1(f)に示す様に、30wt%K
OHにてSi基板11をエッチングした。
実施例1と同様の方法で作製した。次に図1(g)に示
す様に、スパッタにてX線吸収体13となるWを0.7
μm成膜し、その後EB描画にて所望のパターンを形成
し、SF6 ガスを用いてWをエッチングし、X線吸収体
13とした。次に図1(f)に示す様に、30wt%K
OHにてSi基板11をエッチングした。
【0040】本実施例においては、エッチング温度では
応力変化が発生しないX線吸収体13をSiのエッチン
グ前に形成することにより、X線吸収体の高度な位置精
度の確保をしたままで、複雑なプロセスを避けることが
できた。
応力変化が発生しないX線吸収体13をSiのエッチン
グ前に形成することにより、X線吸収体の高度な位置精
度の確保をしたままで、複雑なプロセスを避けることが
できた。
【0041】<実施例3>図1(a)〜(c)、図2
(h)〜(k)に示す工程に従い、以下の様に本発明の
X線マスク構造体を製造した。
(h)〜(k)に示す工程に従い、以下の様に本発明の
X線マスク構造体を製造した。
【0042】まず図1(a)〜(c)に示す工程までは
実施例1と同様の方法で作製した。次に図1(h)に示
す様に、SiCから成る補強体14’上に、図中15’
である可動イオン、例えばNa+ を含むガラス(Cor
ning製、#7740)の膜15’をスパッタにて成
膜した。次に図2(i)に示す様に、そのガラス膜1
5’とTi膜15に1kV250℃をかけ陽極接合し
た。次に図2(j)に示す様に、パターニングしたTi
膜15とSiC膜12をエッチングマスクとして、Si
基板11を30wt%KOHにてエッチングし、高精度
に制御されたX線透過部を持つ保持枠1を形成した。こ
こで、図示していないが、ガラス膜15’にはアピエゾ
ンワックス等でエッチング保護膜を形成し、エッチング
終了後剥離した。次に図2(k)に示す様に、めっき電
極形成後レジストをEB描画にて所望のパターンに形成
し、Auを0.4μm成膜し、レジストとめっき電極を
剥離し、X線吸収体パターン13を形成した。
実施例1と同様の方法で作製した。次に図1(h)に示
す様に、SiCから成る補強体14’上に、図中15’
である可動イオン、例えばNa+ を含むガラス(Cor
ning製、#7740)の膜15’をスパッタにて成
膜した。次に図2(i)に示す様に、そのガラス膜1
5’とTi膜15に1kV250℃をかけ陽極接合し
た。次に図2(j)に示す様に、パターニングしたTi
膜15とSiC膜12をエッチングマスクとして、Si
基板11を30wt%KOHにてエッチングし、高精度
に制御されたX線透過部を持つ保持枠1を形成した。こ
こで、図示していないが、ガラス膜15’にはアピエゾ
ンワックス等でエッチング保護膜を形成し、エッチング
終了後剥離した。次に図2(k)に示す様に、めっき電
極形成後レジストをEB描画にて所望のパターンに形成
し、Auを0.4μm成膜し、レジストとめっき電極を
剥離し、X線吸収体パターン13を形成した。
【0043】本実施例では補強体14にセラミックス
(SiC)を用いたため、剛性が上がり、X線マスクの
位置精度の安定性が更に向上した。
(SiC)を用いたため、剛性が上がり、X線マスクの
位置精度の安定性が更に向上した。
【0044】<実施例4>図3(a)〜(f)に示す工
程に従い、以下の様に本発明のX線マスク構造体を製造
した。
程に従い、以下の様に本発明のX線マスク構造体を製造
した。
【0045】まず図3(a)に示す様に、最終的に保持
枠となるSi基板21に、X線透過性の支持膜22とな
るSiN2.0μmをスパッタにて片面に成膜した。次
に図3(b)に示す様に、EB蒸着により、アルカリ耐
性を有し基板との密着力を高める下敷層25aであるT
iを0.05μm、応力が小さくアルカリ耐性を有する
金属層25bであるAuを0.2μm、アルカリ耐性を
有する金属接合層25cであるTiを0.05μm連続
蒸着し、この3層でX線透過部形成時のエッチングマス
ク25を形成した。次に、図示していないが、X線透過
部がパターニングされたレジストを形成した。次に図3
(c)に示す様に、Ti膜25a、25cをCF4 ガ
ス、Au膜25bをCCl2 F2 ガスで連続的にドライ
エッチングし、レジストを剥離した。次に図3(d)に
示す様に、スパッタにてX線吸収体23となるTaを
0.8μm成膜し、その後EB描画にて所望のパターン
を形成し、CBrF3 ガスを用いてTa膜をエッチング
し、X線吸収体23とした。ここで、補強体24は、X
線透過部に穴を持つ枠体であり、本実施例ではパイレッ
クスガラスを用いた。実施例3と同様に、セラミックス
の補強体に可動イオンを含むガラスを蒸着したものを用
いても構わない。次に図3(e)に示す様に、その補強
体24と多層金属膜25に700V300℃をかけ陽極
接合した。次に、図3(f)に示す様に、パターニング
した多層金属膜25をエッチングマスクとして、Si基
板11を30wt%KOHにてエッチングし、高精度に
制御されたX線透過部を持つ保持枠21を形成した。こ
こで、補強体24であるパイレックスガラスにはエッチ
ング保護膜を形成しても良いし、形成しなくても構わな
い。本実施例においては、中間層に応力の小さい金属を
用いたアルカリ耐性を有する多層金属膜を用いることに
より、膜自身の応力値も小さくなり安定性がより向上し
た。
枠となるSi基板21に、X線透過性の支持膜22とな
るSiN2.0μmをスパッタにて片面に成膜した。次
に図3(b)に示す様に、EB蒸着により、アルカリ耐
性を有し基板との密着力を高める下敷層25aであるT
iを0.05μm、応力が小さくアルカリ耐性を有する
金属層25bであるAuを0.2μm、アルカリ耐性を
有する金属接合層25cであるTiを0.05μm連続
蒸着し、この3層でX線透過部形成時のエッチングマス
ク25を形成した。次に、図示していないが、X線透過
部がパターニングされたレジストを形成した。次に図3
(c)に示す様に、Ti膜25a、25cをCF4 ガ
ス、Au膜25bをCCl2 F2 ガスで連続的にドライ
エッチングし、レジストを剥離した。次に図3(d)に
示す様に、スパッタにてX線吸収体23となるTaを
0.8μm成膜し、その後EB描画にて所望のパターン
を形成し、CBrF3 ガスを用いてTa膜をエッチング
し、X線吸収体23とした。ここで、補強体24は、X
線透過部に穴を持つ枠体であり、本実施例ではパイレッ
クスガラスを用いた。実施例3と同様に、セラミックス
の補強体に可動イオンを含むガラスを蒸着したものを用
いても構わない。次に図3(e)に示す様に、その補強
体24と多層金属膜25に700V300℃をかけ陽極
接合した。次に、図3(f)に示す様に、パターニング
した多層金属膜25をエッチングマスクとして、Si基
板11を30wt%KOHにてエッチングし、高精度に
制御されたX線透過部を持つ保持枠21を形成した。こ
こで、補強体24であるパイレックスガラスにはエッチ
ング保護膜を形成しても良いし、形成しなくても構わな
い。本実施例においては、中間層に応力の小さい金属を
用いたアルカリ耐性を有する多層金属膜を用いることに
より、膜自身の応力値も小さくなり安定性がより向上し
た。
【0046】<実施例5>図4(a)〜(g)に示す工
程に従い、以下の様に本発明のX線マスク構造体を製造
した。
程に従い、以下の様に本発明のX線マスク構造体を製造
した。
【0047】まず図4(a)に示す様に、最終的に保持
枠となるSi基板31に、X線透過性の支持膜32とな
るSiN2.0μmをCVDにて両面に成膜した。次に
図4(b)に示す様に、片面のSiN膜を熱リン酸を用
いて剥離した。次に図4(c)に示す様に、X線透過部
がパターニングされたレジスト36を形成した。次に図
4(d)に示す様に、めっきによりアルカリ耐性を有す
る金属膜35であるNiを0.2μm成膜し、レジスト
を剥離した。次に図4(e)に示す様に、補強体34と
金属膜35に350℃にて交流電流(周波数10kH
z、50Vp-p )をかけ陽極接合した。ここで、補強体
34は、X線透過部に穴を持つ枠体であり、本実施例で
はパイレックスガラスを用いた。実施例3の様に、セラ
ミックスの補強体に可動イオンを含むガラスを蒸着した
ものを用いても構わない。
枠となるSi基板31に、X線透過性の支持膜32とな
るSiN2.0μmをCVDにて両面に成膜した。次に
図4(b)に示す様に、片面のSiN膜を熱リン酸を用
いて剥離した。次に図4(c)に示す様に、X線透過部
がパターニングされたレジスト36を形成した。次に図
4(d)に示す様に、めっきによりアルカリ耐性を有す
る金属膜35であるNiを0.2μm成膜し、レジスト
を剥離した。次に図4(e)に示す様に、補強体34と
金属膜35に350℃にて交流電流(周波数10kH
z、50Vp-p )をかけ陽極接合した。ここで、補強体
34は、X線透過部に穴を持つ枠体であり、本実施例で
はパイレックスガラスを用いた。実施例3の様に、セラ
ミックスの補強体に可動イオンを含むガラスを蒸着した
ものを用いても構わない。
【0048】次に図4(f)に示した様に、Ni膜35
をエッチングマスクとして、Si基板31を30wt%
KOHにてエッチングし、高精度に制御されたX線透過
部を持つ保持枠31を形成した。ここで、補強体34で
あるパイレックスガラスには、エッチング保護膜を形成
しても良いし、形成しなくても構わない。次に図4
(g)に示す様に、めっき電極形成後、レジストをEB
描画にて所望のパターンに形成し、Auを0.7μm成
膜し、レジストとめっき電極を剥離し、X線吸収体パタ
ーン33とX線遮断層33’を形成した。
をエッチングマスクとして、Si基板31を30wt%
KOHにてエッチングし、高精度に制御されたX線透過
部を持つ保持枠31を形成した。ここで、補強体34で
あるパイレックスガラスには、エッチング保護膜を形成
しても良いし、形成しなくても構わない。次に図4
(g)に示す様に、めっき電極形成後、レジストをEB
描画にて所望のパターンに形成し、Auを0.7μm成
膜し、レジストとめっき電極を剥離し、X線吸収体パタ
ーン33とX線遮断層33’を形成した。
【0049】本実施例では金属膜をめっきで製造するこ
とにより、より簡便で応力値の小さい膜を得ることがで
きた。
とにより、より簡便で応力値の小さい膜を得ることがで
きた。
【0050】また、上記で示したマスクをX線露光装置
に用いると、吸収体と保持枠でX線遮断層が形成されて
いるため、吸収体のより高精度な位置制御と、その基板
としても機能する保持枠が精度良く形成されることによ
り、吸収体の応力や熱の吸収により歪みが発生すること
なく、より高精度なX線遮断層が形成され、ステップ&
リピートの間隔を狭めることができ、露光の歩留も向上
できる。
に用いると、吸収体と保持枠でX線遮断層が形成されて
いるため、吸収体のより高精度な位置制御と、その基板
としても機能する保持枠が精度良く形成されることによ
り、吸収体の応力や熱の吸収により歪みが発生すること
なく、より高精度なX線遮断層が形成され、ステップ&
リピートの間隔を狭めることができ、露光の歩留も向上
できる。
【0051】<実施例6>実施例5の多層金属膜35に
代えて、アルカリ耐性を有し基板との密着力を高める下
敷層であるCrを0.05μm、応力が小さくアルカリ
耐性を有する金属層であるCuを0.2μm、アルカリ
耐性を有する金属接合層であるNiを0.05μm連続
めっきにより形成した多層金属膜を使用すること以外
は、実施例5と同様にしてX線マスク構造体を製造し
た。
代えて、アルカリ耐性を有し基板との密着力を高める下
敷層であるCrを0.05μm、応力が小さくアルカリ
耐性を有する金属層であるCuを0.2μm、アルカリ
耐性を有する金属接合層であるNiを0.05μm連続
めっきにより形成した多層金属膜を使用すること以外
は、実施例5と同様にしてX線マスク構造体を製造し
た。
【0052】本実施例においては、実施例4と同様に多
層膜を用いることにより、膜自身の応力値も小さくなり
安定性がより向上した。
層膜を用いることにより、膜自身の応力値も小さくなり
安定性がより向上した。
【0053】<実施例7>実施例1〜6で製造したX線
マスク構造体を用いた、微小半導体デバイス(半導体装
置、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシンなど)製造用の露
光装置の実施例を説明する。
マスク構造体を用いた、微小半導体デバイス(半導体装
置、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシンなど)製造用の露
光装置の実施例を説明する。
【0054】図5は、本実施例のX線露光装置の構成を
示す概略図である。この装置は、SR放射源Aから放射
されたシートビーム形状のシンクロトロン放射光Bを、
凸面ミラーCによって放射光軌道面に対して垂直な方向
に拡大する。凸面ミラーCで反射拡大した放射光は、シ
ャッタDによって照射領域内での露光量が均一となるよ
うに調製し、シャッタDを経た放射光ではX線マスクE
に導かれる。X線マスクEは実施例1〜6の何れかで製
造されたものである。X線マスクEに形成されている露
光パターンを、ステップ&リピート方式やスキャニング
方式等にってウェハF上に露光転写する。
示す概略図である。この装置は、SR放射源Aから放射
されたシートビーム形状のシンクロトロン放射光Bを、
凸面ミラーCによって放射光軌道面に対して垂直な方向
に拡大する。凸面ミラーCで反射拡大した放射光は、シ
ャッタDによって照射領域内での露光量が均一となるよ
うに調製し、シャッタDを経た放射光ではX線マスクE
に導かれる。X線マスクEは実施例1〜6の何れかで製
造されたものである。X線マスクEに形成されている露
光パターンを、ステップ&リピート方式やスキャニング
方式等にってウェハF上に露光転写する。
【0055】この様なX線露光方法及びX線露光装置に
おいては、高精度にX線遮断層が形成されているため、
ステップ&リピートの間隔を狭めることができ、歩留が
良く、かつ高精度なX線露光が可能となる。
おいては、高精度にX線遮断層が形成されているため、
ステップ&リピートの間隔を狭めることができ、歩留が
良く、かつ高精度なX線露光が可能となる。
【0056】<実施例8>本発明のX線マスク構造体を
利用した、半導体デバイスの製造方法の実施例を説明す
る。
利用した、半導体デバイスの製造方法の実施例を説明す
る。
【0057】図6は、半導体デバイス(ICやLSI等
の半導体チップ、あるいは液晶パネルやCCD、薄膜磁
気ヘッド、マイクロシリンジ等)の製造フローを示すフ
ローチャートである。ステップ1(回路設計)では、半
導体デバイスの回路設計を行う。ステップ2(マスク製
作)では、設計した回路パターンを形成したX線マスク
構造体を実施例1〜6の方法を用いて製造する。一方、
ステップ3(ウェハ製造)では、シリコン等の材料を用
いてウェハを製造する。ステップ4(ウェハプロセス)
は前工程と呼ばれ、上記用意したX線マスク構造体とウ
ェハを用いて、X線リソグラフィ技術によってウェハ上
に実際の回路を形成する。次のステップ5(組み立て)
は後工程と呼ばれ、ステップ4によって製造されたウェ
ハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブ
リ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング
工程(チップ封入)等の工程を含む。ステップ6(検
査)では、ステップ5で作製された半導体デバイスの動
作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。こうした
工程を経て半導体デバイスが完成し、これが出荷(ステ
ップ7)される。
の半導体チップ、あるいは液晶パネルやCCD、薄膜磁
気ヘッド、マイクロシリンジ等)の製造フローを示すフ
ローチャートである。ステップ1(回路設計)では、半
導体デバイスの回路設計を行う。ステップ2(マスク製
作)では、設計した回路パターンを形成したX線マスク
構造体を実施例1〜6の方法を用いて製造する。一方、
ステップ3(ウェハ製造)では、シリコン等の材料を用
いてウェハを製造する。ステップ4(ウェハプロセス)
は前工程と呼ばれ、上記用意したX線マスク構造体とウ
ェハを用いて、X線リソグラフィ技術によってウェハ上
に実際の回路を形成する。次のステップ5(組み立て)
は後工程と呼ばれ、ステップ4によって製造されたウェ
ハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブ
リ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング
工程(チップ封入)等の工程を含む。ステップ6(検
査)では、ステップ5で作製された半導体デバイスの動
作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。こうした
工程を経て半導体デバイスが完成し、これが出荷(ステ
ップ7)される。
【0058】図7は、上記ウェハプロセスの詳細なフロ
ーチャートである。ステップ11(酸化)ではウェハの
表面を酸化させる。ステップ12(CVD)では、ウェ
ハ表面に絶縁膜を形成する。ステップ13(電極形成)
では、ウェハ上に電極を蒸着によって形成する。ステッ
プ14(イオン打込み)では、ウェハにイオンを打込
む。ステップ15(レジスト処理)では、ウェハに感光
剤を塗布する。ステップ16(露光)では、上記説明し
たX線露光方法によってマスクの回路パターンをウェハ
に焼付け露光する。ステップ17(現像)では、露光し
たウェハを現像する。ステップ18(エッチング)で
は、現像したレジスト像以外の部分を削り取る。ステッ
プ19(レジスト剥離)では、エッチングが済んで不要
となったレジストを取り除く。これらのステップを繰り
返し行うことによって、ウェハ上に多重に回路パターン
が形成される。
ーチャートである。ステップ11(酸化)ではウェハの
表面を酸化させる。ステップ12(CVD)では、ウェ
ハ表面に絶縁膜を形成する。ステップ13(電極形成)
では、ウェハ上に電極を蒸着によって形成する。ステッ
プ14(イオン打込み)では、ウェハにイオンを打込
む。ステップ15(レジスト処理)では、ウェハに感光
剤を塗布する。ステップ16(露光)では、上記説明し
たX線露光方法によってマスクの回路パターンをウェハ
に焼付け露光する。ステップ17(現像)では、露光し
たウェハを現像する。ステップ18(エッチング)で
は、現像したレジスト像以外の部分を削り取る。ステッ
プ19(レジスト剥離)では、エッチングが済んで不要
となったレジストを取り除く。これらのステップを繰り
返し行うことによって、ウェハ上に多重に回路パターン
が形成される。
【0059】この様な製造方法を用いれば、従来は製造
が難しかった高集積度の半導体デバイスを製造すること
ができる。更に、これらのX線マスク構造体を用いてX
線露光により作製されたデバイスは、デバイス設計図に
対して忠実なパターンが作製可能であるため、X線リソ
グラフィーの特徴を生かした高集積化ができると共に、
良好なデバイス特性を有する。
が難しかった高集積度の半導体デバイスを製造すること
ができる。更に、これらのX線マスク構造体を用いてX
線露光により作製されたデバイスは、デバイス設計図に
対して忠実なパターンが作製可能であるため、X線リソ
グラフィーの特徴を生かした高集積化ができると共に、
良好なデバイス特性を有する。
【0060】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明のマスク構造
体は、保持枠を放射線遮断層として用いることができ、
かつ補強体と保持枠の強固な接合を安定して得ることが
できるので、高度な位置精度を持つマスク構造体を安定
して歩留良く製造することができる。
体は、保持枠を放射線遮断層として用いることができ、
かつ補強体と保持枠の強固な接合を安定して得ることが
できるので、高度な位置精度を持つマスク構造体を安定
して歩留良く製造することができる。
【0061】更に、本発明のマスク構造体を用いる露光
方法及び露光装置により、高精度に放射線遮断層が形成
されているため、ステップ&リピートの間隔を狭めるこ
とができ、歩留が良く、かつ高精度な露光方法及び露光
装置を提供することができる。
方法及び露光装置により、高精度に放射線遮断層が形成
されているため、ステップ&リピートの間隔を狭めるこ
とができ、歩留が良く、かつ高精度な露光方法及び露光
装置を提供することができる。
【0062】また、本発明のマスク構造体によって加工
基板上に放射線吸収体パターンを転写し、加工、形成し
て作製することにより、高性能デバイスを提供すること
ができる。
基板上に放射線吸収体パターンを転写し、加工、形成し
て作製することにより、高性能デバイスを提供すること
ができる。
【図1】実施例1及び2のX線マスク構造体の製造工程
を示す模式的断面図である。
を示す模式的断面図である。
【図2】実施例3のX線マスク構造体の製造工程を示す
模式的断面図である。
模式的断面図である。
【図3】実施例4のX線マスク構造体の製造工程を示す
模式的断面図である。
模式的断面図である。
【図4】実施例5のX線マスク構造体の製造工程を示す
模式的断面図である。
模式的断面図である。
【図5】実施例7のX線露光装置の概略図である。
【図6】実施例8の半導体デバイスの製造方法のフロー
チャートである。
チャートである。
【図7】実施例8の半導体デバイスの製造方法における
ウェハープロセスの詳細なフローチャートである。
ウェハープロセスの詳細なフローチャートである。
【図8】従来のX線マスク構造体の一例を示す模式的断
面図である。
面図である。
【図9】従来のX線マスク構造体の製造方法の一例を示
す模式的断面図である。
す模式的断面図である。
【図10】従来のX線マスク構造体の製造方法の一例を
示す模式的断面図である。
示す模式的断面図である。
【図11】従来のX線マスク構造体の製造方法の一例を
示す模式的断面図である。
示す模式的断面図である。
【図12】従来のX線マスク構造体の製造方法の一例を
示す模式的断面図である。
示す模式的断面図である。
1、11、21、31 保持枠 2、12、22、32 支持膜(X線透過膜) 3、13、23、33 X線吸収体 3’、33’ X線吸収体によるX線遮断層 4、14、24、34 補強体 5 接着剤 15、25、35 金属膜 36 レジスト A SR放射源 B シンクロトロン放射光 C 凸面ミラー D シャッター E X線マスク F ウェハー
Claims (21)
- 【請求項1】 放射線吸収体と、該吸収体を支持する支
持膜と、該支持膜を保持する保持枠と、該保持枠を補強
する補強体とから成るマスク構造体において、アルカリ
耐性を有する金属膜又は多層金属膜を介して、前記保持
枠と前記補強体が接合されていることを特徴とするマス
ク構造体。 - 【請求項2】 前記アルカリ耐性を有する金属膜が、T
i又はNiから成る請求項1記載のマスク構造体。 - 【請求項3】 前記アルカリ耐性を有する多層金属膜
が、前記保持枠側から、アルカリ耐性を有し保持枠との
密着力を高める下敷層と、アルカリ耐性を有する金属層
と、アルカリ耐性を有する金属接合層とを積層して成る
膜である請求項1記載のマスク構造体。 - 【請求項4】 前記アルカリ耐性を有する金属接合層
が、Ti又はNiから成る請求項3記載のマスク構造
体。 - 【請求項5】 前記アルカリ耐性を有する金属層が、A
u、Cu又はPtから成る請求項3記載のマスク構造
体。 - 【請求項6】 前記アルカリ耐性を有し保持枠との密着
力を高める下敷層が、Ti又はCrから成る請求項3記
載のマスク構造体。 - 【請求項7】 放射線吸収体と、該吸収体を支持する支
持膜と、該支持膜を保持する保持枠と、該保持枠を補強
する補強体とから成るマスク構造体において、アルカリ
耐性を有する金属膜又は多層金属膜と可動イオンを含む
非晶質絶縁体とを介して、前記保持枠と前記補強体が接
合されていることを特徴とするマスク構造体。 - 【請求項8】 放射線はX線である請求項1〜7の何れ
か一項記載のマスク構造体。 - 【請求項9】 放射線吸収体と、該吸収体を支持する支
持膜と、該支持膜を保持する保持枠と、該保持枠を補強
する補強体とから成るマスク構造体の製造方法におい
て、前記保持枠上にアルカリ耐性を有する金属膜又は多
層金属膜を形成し、該保持枠と補強体とを接合する工程
を含むことを特徴とするマスク構造体の製造方法。 - 【請求項10】 前記保持枠と前記補強体とを、金属膜
又は多層金属膜を介して陽極接合する請求項9記載のマ
スク構造体の製造方法。 - 【請求項11】 保持枠となるSi基板に前記支持膜を
形成した後、前記保持枠上にアルカリ耐性を有する金属
膜又は多層金属膜を形成し、前記保持枠と前記補強体と
を陽極接合し、その後前記金属膜又は多層金属膜をマス
クとして前記Si基板をエッチングすることにより保持
枠として賦形する請求項10記載のマスク構造体の製造
方法。 - 【請求項12】 放射線吸収体と、該吸収体を支持する
支持膜と、該支持膜を保持する保持枠と、該保持枠を補
強する補強体とから成るX線マスク構造体の製造方法に
おいて、前記保持枠上にアルカリ耐性を有する金属膜又
は多層金属膜を形成し、補強体上に可動イオンを含む非
晶質絶縁体を形成し、前記保持枠と前記補強体とを接合
する工程を含むことを特徴とするマスク構造体の製造方
法。 - 【請求項13】 前記保持枠と前記補強体とを陽極接合
する請求項12記載のマスク構造体の製造方法。 - 【請求項14】 保持枠となるSi基板に前記支持膜を
形成した後、前記保持枠上にアルカリ耐性を有する金属
膜又は多層金属膜を形成し、前記補強体上に可動イオン
を含む非晶質絶縁体を形成し、前記保持枠と前記補強体
とを陽極接合し、その後前記金属膜又は多層金属膜をマ
スクとして前記Si基板をエッチングすることにより保
持枠として賦形する請求項12記載のマスク構造体の製
造方法。 - 【請求項15】 放射線はX線である請求項9〜14の
何れか一項記載のマスク構造体の製造方法。 - 【請求項16】 請求項1又は7記載のマスク構造体を
介して放射線を照射することにより、被照射体上に前記
吸収体のパターンに応じた露光を行うことを特徴とする
露光方法。 - 【請求項17】 放射線はX線である請求項16記載の
露光方法。 - 【請求項18】 請求項1又は7記載のマスク構造体を
用いて露光を行なうことを特徴とする露光装置。 - 【請求項19】 放射線はX線である請求項18記載の
露光装置。 - 【請求項20】 請求項1又は7記載のマスク構造体を
介して放射線を照射することにより、加工基板上に前記
吸収体のパターンを転写する工程を含むことを特徴とす
るデバイスの製造方法。 - 【請求項21】 放射線はX線である請求項20記載の
デバイスの製造方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24734695A JPH0992602A (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | マスク構造体及びその製造方法 |
| US08/710,979 US5846676A (en) | 1995-09-26 | 1996-09-25 | Mask structure and exposure method and apparatus using the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24734695A JPH0992602A (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | マスク構造体及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0992602A true JPH0992602A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=17162054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24734695A Pending JPH0992602A (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | マスク構造体及びその製造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5846676A (ja) |
| JP (1) | JPH0992602A (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6221537B1 (en) * | 1997-12-19 | 2001-04-24 | Motorola, Inc. | Method of forming mask with angled struts of reduced height |
| JP3120783B2 (ja) * | 1998-06-10 | 2000-12-25 | 日本電気株式会社 | Ligaプロセス用マスクの作製方法 |
| JP2001244177A (ja) * | 2000-02-28 | 2001-09-07 | Nikon Corp | ステージ装置とホルダ、および走査型露光装置並びに露光装置 |
| JP3619118B2 (ja) | 2000-05-01 | 2005-02-09 | キヤノン株式会社 | 露光用反射型マスクとその製造方法、並びに露光装置とデバイス製造方法 |
| JP2003297848A (ja) * | 2002-04-01 | 2003-10-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置の製造方法 |
| JP4220229B2 (ja) * | 2002-12-16 | 2009-02-04 | 大日本印刷株式会社 | 荷電粒子線露光用マスクブランクスおよび荷電粒子線露光用マスクの製造方法 |
| WO2005015308A2 (en) * | 2003-08-08 | 2005-02-17 | Quantiscript Inc. | Fabrication process for high resolution lithography masks using evaporated or plasma assisted electron sensitive resists with plating image reversal |
| CN108292647B (zh) * | 2015-09-30 | 2022-09-30 | 天工方案公司 | 与屏蔽的模块的制造相关的装置和方法 |
| SG10201509996UA (en) * | 2015-12-04 | 2017-07-28 | Rokko Systems Pte Ltd | Improved substrate processing and apparatus |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4632871A (en) * | 1984-02-16 | 1986-12-30 | Varian Associates, Inc. | Anodic bonding method and apparatus for X-ray masks |
| JPS6214132A (ja) * | 1985-07-11 | 1987-01-22 | Minolta Camera Co Ltd | フレネルレンズ面を有する焦点板 |
| US4735877A (en) * | 1985-10-07 | 1988-04-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Lithographic mask structure and lithographic process |
| DE69132523D1 (de) * | 1990-05-09 | 2001-03-08 | Canon Kk | Erzeugung von Mustern und Herstellungsverfahren für Halbleiteranordnungen mit diesem Muster |
| JPH0466096A (ja) * | 1990-07-06 | 1992-03-02 | San Ei Chem Ind Ltd | 水易溶性フラボノール配糖体の製造法 |
| US5422921A (en) * | 1991-11-15 | 1995-06-06 | Canon Kabushiki Kaisha | X-ray mask structure and manufacturing methods including forming a metal oxide film on a portion of an X-ray permeable film having no X-ray absorber thereon |
| JP3513236B2 (ja) * | 1993-11-19 | 2004-03-31 | キヤノン株式会社 | X線マスク構造体、x線マスク構造体の製造方法、該x線マスク構造体を用いたx線露光装置及びx線露光方法、並びに該x線露光方法を用いて製造される半導体装置 |
| JP3133602B2 (ja) * | 1994-03-16 | 2001-02-13 | キヤノン株式会社 | X線マスク構造体とその製造方法、及び該x線マスク構造体を用いたx線露光方法、及びx線露光装置と該x線マスク構造体を用いて作製された半導体デバイス及び半導体デバイスの製造方法 |
-
1995
- 1995-09-26 JP JP24734695A patent/JPH0992602A/ja active Pending
-
1996
- 1996-09-25 US US08/710,979 patent/US5846676A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5846676A (en) | 1998-12-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5846676A (en) | Mask structure and exposure method and apparatus using the same | |
| JP3210143B2 (ja) | X線マスク構造体とその作製方法、及び、該x線マスク構造体を用いたx線露光方法と、該x線マスク構造体を用いて作成するデバイス製造方法 | |
| JP2634714B2 (ja) | X線マスク構造体の製造方法 | |
| JP2003506880A (ja) | 反射型リソグラフィマスク構造及びその製造方法 | |
| JP3133602B2 (ja) | X線マスク構造体とその製造方法、及び該x線マスク構造体を用いたx線露光方法、及びx線露光装置と該x線マスク構造体を用いて作製された半導体デバイス及び半導体デバイスの製造方法 | |
| JPH08250413A (ja) | X線リソグラフィ用のマスクを有する半導体装置およびその製造方法 | |
| JP3599461B2 (ja) | マスク構造体、これを用いた露光方法、露光装置及びデバイスの製造方法 | |
| JP2003218023A (ja) | X線反射鏡、x線露光転写装置及び半導体デバイスの製造方法 | |
| JPH09306807A (ja) | X線露光用マスク構造体の製造方法 | |
| KR100211012B1 (ko) | 리소그래픽마스크구조체와 그 생산방법 및 디바이스제조방법 | |
| JP3297996B2 (ja) | X線マスク及びその製造方法 | |
| US5057388A (en) | Method for the preparation of mask for X-ray lithography | |
| JP2655543B2 (ja) | X線マスクブランクス及びx線マスク構造体 | |
| JPH09106937A (ja) | マスク製造方法、その方法を用いて作成されたマスク構造体、そのマスク構造体を用いた露光装置、デバイス生産方法及びそれにより生産されたデバイス | |
| JPH11307442A (ja) | X線マスク及びx線マスクブランク並びにそれらの製造方法 | |
| JP2000150364A (ja) | X線マスクブランク及びその製造方法、並びにx線マスク及びその製造方法 | |
| JP3032262B2 (ja) | X線マスクの製造方法 | |
| JPH08236416A (ja) | マスク構造体とその製造方法、及びこれを用いた露光装置やデバイス生産方法 | |
| JPH07254553A (ja) | X線マスク構造体とその製造方法、及び該x線マスク構造体を用いたx線露光方法及びx線露光装置と該x線マスク構造体を用いて作製された半導体デバイス及び半導体デバイスの製造方法 | |
| JPH09102446A (ja) | マスク構造体及びその製造方法、そのマスク構造体を用いた露光装置及びデバイスの製造方法並びにその方法により製造されたデバイス | |
| JPH0562888A (ja) | X線マスクおよびそれを用いたパターン転写方法 | |
| JPH07201706A (ja) | 半導体装置の製造方法、x線マスク構造体の製造方法、x線マスク構造体、該x線マスク構造体を用いたx線露光方法及びx線露光装置、該x線露光方法を適用して製造される半導体装置 | |
| JP2000052443A (ja) | 複合基板およびその製造方法 | |
| JPS59163825A (ja) | X線露光マスクおよびその製造方法 | |
| JP2004186369A (ja) | 転写マスクブランク、転写マスク並びにその転写マスクを用いた転写方法 |