JPH0910695A - 合わせガラスの中間膜とガラスの分離方法 - Google Patents
合わせガラスの中間膜とガラスの分離方法Info
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- JPH0910695A JPH0910695A JP16516495A JP16516495A JPH0910695A JP H0910695 A JPH0910695 A JP H0910695A JP 16516495 A JP16516495 A JP 16516495A JP 16516495 A JP16516495 A JP 16516495A JP H0910695 A JPH0910695 A JP H0910695A
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- Japan
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- glass
- water
- laminated glass
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- laminated
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 合わせガラス10のガラス10A、10Bの
全面にクラック14を生じさせ、クラック14を生じさ
せた合わせガラス10を水中に浸漬して、クラック14
に浸入した水を膜12に含水する。これにより、膜12
の接着力が消失、低下するので、水中から取り出した合
わせガラス10に高圧水27を噴射することにより、膜
12に付着したガラス細片10A1 …、10B2 …が吹
き飛ばされて膜12から分離される。 【効果】 膜に付着したガラス板に高圧水を噴射してガ
ラス細片として強制的に分離するので、合わせガラスの
水中浸漬時間を短縮することができる。従って、合わせ
ガラスのガラス板を膜から短時間で分離することができ
る。
全面にクラック14を生じさせ、クラック14を生じさ
せた合わせガラス10を水中に浸漬して、クラック14
に浸入した水を膜12に含水する。これにより、膜12
の接着力が消失、低下するので、水中から取り出した合
わせガラス10に高圧水27を噴射することにより、膜
12に付着したガラス細片10A1 …、10B2 …が吹
き飛ばされて膜12から分離される。 【効果】 膜に付着したガラス板に高圧水を噴射してガ
ラス細片として強制的に分離するので、合わせガラスの
水中浸漬時間を短縮することができる。従って、合わせ
ガラスのガラス板を膜から短時間で分離することができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、廃車や取り壊しになる
建造物から取り外した合わせガラス、または製造工程で
発生する不良合わせガラスの中間膜とガラスの分離方法
に関する。
建造物から取り外した合わせガラス、または製造工程で
発生する不良合わせガラスの中間膜とガラスの分離方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、これらの自動車などの窓ガラスを
再利用することが環境問題や資源の再使用の面から検討
されており、この場合、例えば自動車等のフロントガラ
スは通常2枚のガラス板ポリビニルブチラール等の合成
樹脂製中間膜(以下、膜と呼す)で接合した合わせガラ
スであるため、再使用するためには、ガラスと膜とを分
離してガラスのみを分離しなければならない。
再利用することが環境問題や資源の再使用の面から検討
されており、この場合、例えば自動車等のフロントガラ
スは通常2枚のガラス板ポリビニルブチラール等の合成
樹脂製中間膜(以下、膜と呼す)で接合した合わせガラ
スであるため、再使用するためには、ガラスと膜とを分
離してガラスのみを分離しなければならない。
【0003】合わせガラスを膜から分離する方法は、本
件出願人が特開平6−247752号公報、特開平7−
17747号公報で開示している。この方法は、先ず、
処理すべき合わせガラスにクラックを与え、次いでこの
合わせガラスを両面側から網状体によって保持して水中
に浸し、クラックを利用して膜に含水せしめる。そし
て、膜の接着力が消失もしくは低下した状態で、ガラス
を自重等により自然に膜から分離したり、水槽内におい
て合わせガラスに対して水流等を作用させ、これにより
発生する水力によりガラスを膜から分離して回収する。
件出願人が特開平6−247752号公報、特開平7−
17747号公報で開示している。この方法は、先ず、
処理すべき合わせガラスにクラックを与え、次いでこの
合わせガラスを両面側から網状体によって保持して水中
に浸し、クラックを利用して膜に含水せしめる。そし
て、膜の接着力が消失もしくは低下した状態で、ガラス
を自重等により自然に膜から分離したり、水槽内におい
て合わせガラスに対して水流等を作用させ、これにより
発生する水力によりガラスを膜から分離して回収する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、膜の接
着力が消失もしくは低下した状態で、ガラスを自重等に
より自然に膜から分離したり、水槽内において合わせガ
ラスに対して水流等を作用させ、これにより発生する水
力によりガラスを膜から分離するために、膜の接着力を
十分に消失する必要があるので、合わせガラスを水中に
浸す時間が長くなり、分離作業に時間がかかるという問
題がある。
着力が消失もしくは低下した状態で、ガラスを自重等に
より自然に膜から分離したり、水槽内において合わせガ
ラスに対して水流等を作用させ、これにより発生する水
力によりガラスを膜から分離するために、膜の接着力を
十分に消失する必要があるので、合わせガラスを水中に
浸す時間が長くなり、分離作業に時間がかかるという問
題がある。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、短時間でガラスを膜から分離することができる
合わせガラスの中間膜とガラスの分離方法を提供するこ
とを目的とする。
もので、短時間でガラスを膜から分離することができる
合わせガラスの中間膜とガラスの分離方法を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成する為に、複数枚のガラスを中間膜を介して接合した
合わせガラスの前記ガラス全面にクラックを生じさせ、
前記クラックが生じた合わせガラスを水中に浸漬し、そ
の後、前記合わせガラスを水中から取り出し、前記クラ
ックが生じたガラス全面に高圧水を噴射して前記ガラス
を中間膜から吹き飛ばして分離することを特徴としてい
る。
成する為に、複数枚のガラスを中間膜を介して接合した
合わせガラスの前記ガラス全面にクラックを生じさせ、
前記クラックが生じた合わせガラスを水中に浸漬し、そ
の後、前記合わせガラスを水中から取り出し、前記クラ
ックが生じたガラス全面に高圧水を噴射して前記ガラス
を中間膜から吹き飛ばして分離することを特徴としてい
る。
【0007】
【作用】本発明によれば、クラックを生じさせた合わせ
ガラスを水中に浸漬して、クラックに浸入した水を中間
膜に含水する。これにより、中間膜の接着力が消失、低
下するので、水中から取り出した合わせガラスに高圧水
を噴射することにより、中間膜に付着したガラス細片が
吹き飛ばされて中間膜から分離される。
ガラスを水中に浸漬して、クラックに浸入した水を中間
膜に含水する。これにより、中間膜の接着力が消失、低
下するので、水中から取り出した合わせガラスに高圧水
を噴射することにより、中間膜に付着したガラス細片が
吹き飛ばされて中間膜から分離される。
【0008】このように、中間膜に付着したガラス細片
を高圧水を噴射して中間膜から強制的に分離する。
を高圧水を噴射して中間膜から強制的に分離する。
【0009】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る合わせガ
ラスの中間膜とガラスの分離方法の一実施例について詳
説する。本発明の方法は、少なくとも、処理すべき合わ
せガラスに微細なクラックを入れる工程と、この合わせ
ガラスを水中に浸す工程と、合わせガラスのガラス板を
膜から分離する工程とからなる。
ラスの中間膜とガラスの分離方法の一実施例について詳
説する。本発明の方法は、少なくとも、処理すべき合わ
せガラスに微細なクラックを入れる工程と、この合わせ
ガラスを水中に浸す工程と、合わせガラスのガラス板を
膜から分離する工程とからなる。
【0010】本発明の対象となる合わせガラスは、ガラ
スをリサイクルしようとする自動車あるいは建築用の合
わせガラス10(図1参照)であり、通常は2枚のガラ
ス板10A、10Bをポリビニルブチラール製の膜12
で接合したものであるが、膜12としてはこのポリビニ
ルブチラールに限らず、エチレン酢酸ビニル共重合体等
の膜によって2枚のガラス板10A、10Bを接合した
ものもあり、さらに、ガラス板10Aの一面に例えばウ
レタン樹脂等の合成樹脂膜を貼り合わせたタイプの合わ
せガラスも含む。
スをリサイクルしようとする自動車あるいは建築用の合
わせガラス10(図1参照)であり、通常は2枚のガラ
ス板10A、10Bをポリビニルブチラール製の膜12
で接合したものであるが、膜12としてはこのポリビニ
ルブチラールに限らず、エチレン酢酸ビニル共重合体等
の膜によって2枚のガラス板10A、10Bを接合した
ものもあり、さらに、ガラス板10Aの一面に例えばウ
レタン樹脂等の合成樹脂膜を貼り合わせたタイプの合わ
せガラスも含む。
【0011】処理すべき合わせガラス10には、先ずク
ラック工程で微細なクラック14(図2参照)が入れら
れる。この方法としては、図1に示すように上下のロー
ル16、18にそれぞれ突起16A…、18A…を形成
し、上下のロール16、18間に合わせガラス10を挟
持して、突起16A…、18A…で合わせガラス10の
ガラス板10A、10Bに微細なクラック14を入れ
る。
ラック工程で微細なクラック14(図2参照)が入れら
れる。この方法としては、図1に示すように上下のロー
ル16、18にそれぞれ突起16A…、18A…を形成
し、上下のロール16、18間に合わせガラス10を挟
持して、突起16A…、18A…で合わせガラス10の
ガラス板10A、10Bに微細なクラック14を入れ
る。
【0012】この方法の他に、例えば、図5に示すよう
にポンチ19でガラス板10Aにクラック14を入れ、
次に、合わせガラス10を反転してガラス板10Bにク
ラック14を入れることも可能である。この場合、ガラ
ス板10Aの表面に表示したマーク15、15…のよう
に一定間隔をおいてポンチ19を位置決めすることが好
ましい。
にポンチ19でガラス板10Aにクラック14を入れ、
次に、合わせガラス10を反転してガラス板10Bにク
ラック14を入れることも可能である。この場合、ガラ
ス板10Aの表面に表示したマーク15、15…のよう
に一定間隔をおいてポンチ19を位置決めすることが好
ましい。
【0013】さらに、合わせガラス10に微細なクラッ
ク14を形成する方法には、凹凸を有する上下型により
押圧するプレス方式、あるいは、上下の押圧ロールを千
鳥状に配置して合わせガラスをこれらのロール間に挿通
させるとガラスがこれらのロールにより折り曲げられて
破砕するようにした折曲げロール付コンベア方式などが
知られている。後者の折曲げロール付コンベア方式の場
合には、回転軸に突出部を所定の間隔で設けたソロバン
ロールで上下押圧ロールを構成し、これら上下ロールの
前記突出部を千鳥状に組み合わせて、この間にガラスを
通すとその幅方向に突出部により折曲げ力が働き、ガラ
ス板10A、10Bを連続的に破砕するようにしてもよ
い。
ク14を形成する方法には、凹凸を有する上下型により
押圧するプレス方式、あるいは、上下の押圧ロールを千
鳥状に配置して合わせガラスをこれらのロール間に挿通
させるとガラスがこれらのロールにより折り曲げられて
破砕するようにした折曲げロール付コンベア方式などが
知られている。後者の折曲げロール付コンベア方式の場
合には、回転軸に突出部を所定の間隔で設けたソロバン
ロールで上下押圧ロールを構成し、これら上下ロールの
前記突出部を千鳥状に組み合わせて、この間にガラスを
通すとその幅方向に突出部により折曲げ力が働き、ガラ
ス板10A、10Bを連続的に破砕するようにしてもよ
い。
【0014】図1に示すように、合わせガラス10に与
えられたクラック14によりガラス板10A、10Bは
膜12に接着したままの状態で細片に破砕されるが、こ
の細片の大きさには特に制限はなく、ガラス細片が大き
すぎると膜12への含水に長時間を要するので、ガラス
細片の大きさは25mm2 〜100mm2 程度が好まし
い。さらに、ガラス板10A、10Bと膜12との接合
面まで水が十分浸透できるように、クラック14はガラ
ス板10A、10Bと膜12との接合面にまで到達す
る。なお、自動車の窓ガラスのように湾曲している合わ
せガラスに、コンベア方式によりクラックを入れる場合
には、合わせガラスを事前に平プレス等で平板状にして
から行ってもよい。
えられたクラック14によりガラス板10A、10Bは
膜12に接着したままの状態で細片に破砕されるが、こ
の細片の大きさには特に制限はなく、ガラス細片が大き
すぎると膜12への含水に長時間を要するので、ガラス
細片の大きさは25mm2 〜100mm2 程度が好まし
い。さらに、ガラス板10A、10Bと膜12との接合
面まで水が十分浸透できるように、クラック14はガラ
ス板10A、10Bと膜12との接合面にまで到達す
る。なお、自動車の窓ガラスのように湾曲している合わ
せガラスに、コンベア方式によりクラックを入れる場合
には、合わせガラスを事前に平プレス等で平板状にして
から行ってもよい。
【0015】上記の種々の方法によってクラック14を
入れられた合わせガラス10は、合わせガラスの浸漬工
程で、金網20A(図3参照)によって作られたケース
20に収納される。次に、合わせガラス10が収納され
たケース20が水槽22に充填された水中に浸漬される
と、クラック14から水が浸入して膜12に含水され
る。次いで、ケース20を水槽22内の水中から引き上
げて、合わせガラス10を水中から取り出す。この場
合、水中から取り出された合わせガラス10は、ガラス
板10A、10Bと膜12とが接着した状態のまま維持
されるので、多数のガラス細片がばらばらにならないよ
うに保持される。
入れられた合わせガラス10は、合わせガラスの浸漬工
程で、金網20A(図3参照)によって作られたケース
20に収納される。次に、合わせガラス10が収納され
たケース20が水槽22に充填された水中に浸漬される
と、クラック14から水が浸入して膜12に含水され
る。次いで、ケース20を水槽22内の水中から引き上
げて、合わせガラス10を水中から取り出す。この場
合、水中から取り出された合わせガラス10は、ガラス
板10A、10Bと膜12とが接着した状態のまま維持
されるので、多数のガラス細片がばらばらにならないよ
うに保持される。
【0016】上述したように、膜12への含水は、合わ
せガラス10を水槽22に投入して浸漬することにより
容易に得られる。この場合、水槽22に入れるとクラッ
ク14から膜12に水が含水し、膜12は初めにクラッ
ク14に沿ってが網目状に白濁し、この白濁部が徐々に
内部に向かって浸入していき、膜12の全体が白色化し
た時点で膜12の接着力がほとんどなくなる。
せガラス10を水槽22に投入して浸漬することにより
容易に得られる。この場合、水槽22に入れるとクラッ
ク14から膜12に水が含水し、膜12は初めにクラッ
ク14に沿ってが網目状に白濁し、この白濁部が徐々に
内部に向かって浸入していき、膜12の全体が白色化し
た時点で膜12の接着力がほとんどなくなる。
【0017】なお、合わせガラス10を浸漬する際の水
温は、クラック14の大きさ等により変わるが、短時間
でガラス板10A、10Bと膜12とを分離できるよう
に、通常は60℃以上とされ、好ましくは70℃〜10
0℃、より好ましくは80℃〜90℃とされる。例え
ば、上記したように、合わせガラス10にクラック14
を与えてできたガラス細片の大きさを25mm2 〜10
0mm2 程度とし、水温90℃の温水中に合わせガラス
10を約20分間浸した。
温は、クラック14の大きさ等により変わるが、短時間
でガラス板10A、10Bと膜12とを分離できるよう
に、通常は60℃以上とされ、好ましくは70℃〜10
0℃、より好ましくは80℃〜90℃とされる。例え
ば、上記したように、合わせガラス10にクラック14
を与えてできたガラス細片の大きさを25mm2 〜10
0mm2 程度とし、水温90℃の温水中に合わせガラス
10を約20分間浸した。
【0018】また、通常は必要ないが、クラック14か
ら浸入した水がガラス板10A、10Bとの接合面であ
る膜12の表面や膜12の内部に浸透しやすくするため
に、微量の界面活性剤等を必要に応じて添加してもよ
い。図3においては、金網20Aからなるケース20に
収納した合わせガラス10を水中に浸漬する場合につい
て説明したが、これに限らず、合わせガラス10を2枚
の金網状板で両面から挟持した状態で水中に浸漬するこ
とも可能であり、また、網状の袋体に収納した状態で水
中に浸漬することも可能である。
ら浸入した水がガラス板10A、10Bとの接合面であ
る膜12の表面や膜12の内部に浸透しやすくするため
に、微量の界面活性剤等を必要に応じて添加してもよ
い。図3においては、金網20Aからなるケース20に
収納した合わせガラス10を水中に浸漬する場合につい
て説明したが、これに限らず、合わせガラス10を2枚
の金網状板で両面から挟持した状態で水中に浸漬するこ
とも可能であり、また、網状の袋体に収納した状態で水
中に浸漬することも可能である。
【0019】次に、合わせガラスのガラス板を膜から分
離する工程において、膜12とガラス板10A、10B
とを分離する。図4に示すように、ケース20を水槽2
2内の水中から引き上げて、水中から取り出された合わ
せガラス10の上方に高圧水噴射装置26を配する。次
に、高圧水噴射装置26の噴射ノズル26Aから高圧水
(70kg/cm2)27を所定量(9.2l/分)ガラス板
10Aに噴射した状態で、噴射ノズル26Aをガラス板
10Aの表面に沿って移動する。この場合、膜12の接
着力が含水により消失あるいは低下しているので、ガラ
ス板10Aのガラス細片10A1 、10A1 …が膜12
から吹き飛ばされて分離されてケース20内に回収され
る。
離する工程において、膜12とガラス板10A、10B
とを分離する。図4に示すように、ケース20を水槽2
2内の水中から引き上げて、水中から取り出された合わ
せガラス10の上方に高圧水噴射装置26を配する。次
に、高圧水噴射装置26の噴射ノズル26Aから高圧水
(70kg/cm2)27を所定量(9.2l/分)ガラス板
10Aに噴射した状態で、噴射ノズル26Aをガラス板
10Aの表面に沿って移動する。この場合、膜12の接
着力が含水により消失あるいは低下しているので、ガラ
ス板10Aのガラス細片10A1 、10A1 …が膜12
から吹き飛ばされて分離されてケース20内に回収され
る。
【0020】次いで、合わせガラス10を反転してガラ
ス板10Bを上方に向けた状態で、高圧水噴射装置26
の噴射ノズル26Aから高圧水27を噴射して、噴射さ
れた高圧水27をガラス板10Bに噴射する。これによ
り、ガラス板10Bのガラス細片が膜12から吹き飛ば
されて分離されてケース20内に回収される。図4にお
いては、高圧水噴射装置26を1本使用して合わせガラ
ス10のガラス板10A、10Bを膜12から分離する
場合について説明したが、これに限らず、複数本の高圧
水噴射装置26を使用してガラス板10A、10Bを膜
12から分離してもよい。尚、噴射ノズル26Aの移動
速度や傾斜角度、高圧水27の噴射圧等はクラック14
の大きさや水温、合わせガラス10を水に浸している時
間等の種々の条件に応じて、適宜設定される。また、以
下に示すように合わせガラス10の一方のガラス板10
Aと他方のガラス板10Bとを分離しようとする場合に
は、回収しようとするガラス板のみが吹き飛ばされる程
度の噴射ノズルの移動速度、傾斜角度、高圧水の噴射圧
を決定することが好ましい。
ス板10Bを上方に向けた状態で、高圧水噴射装置26
の噴射ノズル26Aから高圧水27を噴射して、噴射さ
れた高圧水27をガラス板10Bに噴射する。これによ
り、ガラス板10Bのガラス細片が膜12から吹き飛ば
されて分離されてケース20内に回収される。図4にお
いては、高圧水噴射装置26を1本使用して合わせガラ
ス10のガラス板10A、10Bを膜12から分離する
場合について説明したが、これに限らず、複数本の高圧
水噴射装置26を使用してガラス板10A、10Bを膜
12から分離してもよい。尚、噴射ノズル26Aの移動
速度や傾斜角度、高圧水27の噴射圧等はクラック14
の大きさや水温、合わせガラス10を水に浸している時
間等の種々の条件に応じて、適宜設定される。また、以
下に示すように合わせガラス10の一方のガラス板10
Aと他方のガラス板10Bとを分離しようとする場合に
は、回収しようとするガラス板のみが吹き飛ばされる程
度の噴射ノズルの移動速度、傾斜角度、高圧水の噴射圧
を決定することが好ましい。
【0021】これにより、合わせガラス10の一方のガ
ラス板10Aが白色系ガラスで、他方のガラス板10B
が青色系ガラスのように、成分の異なるガラスを分別す
る場合に、ガラス板10Aを高圧水27で吹き飛ばすと
きと、ガラス板10Bを高圧水27で吹き飛ばすとき
に、合わせガラス10を別々のケース20内に収納する
ことにより、それぞれのガラス細片を別々に分離回収す
ることができる。
ラス板10Aが白色系ガラスで、他方のガラス板10B
が青色系ガラスのように、成分の異なるガラスを分別す
る場合に、ガラス板10Aを高圧水27で吹き飛ばすと
きと、ガラス板10Bを高圧水27で吹き飛ばすとき
に、合わせガラス10を別々のケース20内に収納する
ことにより、それぞれのガラス細片を別々に分離回収す
ることができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る合わせ
ガラスの中間膜とガラスの分離方法によれば、クラック
を生じさせた合わせガラスを水中に浸漬して、クラック
に浸入した水を中間膜に含水する。これにより、中間膜
の接着力が消失、低下するので、水中から取り出した合
わせガラスに高圧水を噴射することにより、中間膜に付
着したガラス細片が吹き飛ばされて中間膜から分離され
る。
ガラスの中間膜とガラスの分離方法によれば、クラック
を生じさせた合わせガラスを水中に浸漬して、クラック
に浸入した水を中間膜に含水する。これにより、中間膜
の接着力が消失、低下するので、水中から取り出した合
わせガラスに高圧水を噴射することにより、中間膜に付
着したガラス細片が吹き飛ばされて中間膜から分離され
る。
【0023】このように、中間膜に付着したガラス細片
を高圧水を噴射して中間膜から強制的に分離するので、
クラックを生じさせた合わせガラスを水中に浸漬する時
間を短縮することができる。従って、合わせガラスのガ
ラス板を中間膜から短時間で分離することができる。
を高圧水を噴射して中間膜から強制的に分離するので、
クラックを生じさせた合わせガラスを水中に浸漬する時
間を短縮することができる。従って、合わせガラスのガ
ラス板を中間膜から短時間で分離することができる。
【図1】本発明に係る合わせガラスの中間膜とガラスの
分離方法のクラック工程を示した側面図
分離方法のクラック工程を示した側面図
【図2】図1に示すクラック工程でクラックが形成され
た合わせガラスを示す斜視図
た合わせガラスを示す斜視図
【図3】本発明に係る合わせガラスの中間膜とガラスの
分離方法の浸漬工程を示した側面図
分離方法の浸漬工程を示した側面図
【図4】本発明に係る合わせガラスの中間膜とガラスの
分離方法の分離工程を示した斜視図
分離方法の分離工程を示した斜視図
【図5】本発明に係る合わせガラスの中間膜とガラスの
分離方法のクラック工程の他の実施例を示した側面図
分離方法のクラック工程の他の実施例を示した側面図
10…合わせガラス 10A、10B…ガラス板 12…膜(中間膜) 14…クラック 27…高圧水
Claims (1)
- 【請求項1】 複数枚のガラスを中間膜を介して接合し
た合わせガラスの前記ガラス全面にクラックを生じさ
せ、前記クラックが生じた合わせガラスを水中に浸漬
し、その後、前記合わせガラスを水中から取り出し、前
記クラックが生じたガラス全面に高圧水を噴射して前記
ガラスを中間膜から吹き飛ばして分離することを特徴と
する合わせガラスの中間膜とガラスの分離方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16516495A JPH0910695A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 合わせガラスの中間膜とガラスの分離方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16516495A JPH0910695A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 合わせガラスの中間膜とガラスの分離方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0910695A true JPH0910695A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=15807087
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16516495A Withdrawn JPH0910695A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 合わせガラスの中間膜とガラスの分離方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0910695A (ja) |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP16516495A patent/JPH0910695A/ja not_active Withdrawn
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