JPH091071A - 付着性原料用篩分機付払出し装置及び付着性原料篩分払出し方法 - Google Patents

付着性原料用篩分機付払出し装置及び付着性原料篩分払出し方法

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JPH091071A
JPH091071A JP15815395A JP15815395A JPH091071A JP H091071 A JPH091071 A JP H091071A JP 15815395 A JP15815395 A JP 15815395A JP 15815395 A JP15815395 A JP 15815395A JP H091071 A JPH091071 A JP H091071A
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勲 瀬戸口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】小さなスペースで大きさの異なる製品を同時に
得ると共に、原料中に含まれる原石を確実に払い出し、
泥分や粘土分などの粉分を確実に除去する。 【構成】ホッパ11の排出側にパンデッキ12が配置さ
れている。パンデッキ12の端部側に多床式ロールスク
リーン15が配置されている。多床式ロールスクリーン
15の上段の回転ローラ16Aと下段の回転ローラ16
Bは、篩目の大きさが異なっている。これによって、小
さなスペースで大きさの異なる製品を同時に得ることが
できる。偏心板21、22等を備えた発振手段によっ
て、パンデッキ12及び多床式ロールスクリーン15の
回転ローラ16A、16Bに振動が発生する。回転ロー
ラ16A、16Bが振動及び回転するので、回転だけの
場合に比べて原料との相対運動による摩擦が大きくな
り、原石の挟み込みや粉分の付着を防止して、粉分の篩
分け及び原石の払出を確実に行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉱石や石灰石などのよ
うな原料の粗篩(スカルピング)に適用して好適な付着
性原料用篩分機付払出し装置及び付着性原料篩分払出し
方法に関する。詳しくは、篩分け及び払出し用の回転ロ
ーラを有するロールスクリーンを上下に重ねて配置する
ことにより、原料を複数種類の大きさの製品に篩分けす
ることが可能な付着性原料用篩分機付払出し装置及び付
着性原料篩分払出し方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば石灰石などの原料は、採掘された
後篩分けが行なわれ、次に細かく破砕されて製品に仕上
げられる。従来、このような原料の篩分け及び払出し
は、櫛の歯状の篩(グリズリバー)又は網目状の篩によ
って行なわれていた。この篩分け工程は、原料に含まれ
ている泥分や粘土分などの粉分を抜き取る役目も担って
いる。原料に泥分や粘土分などの粉分が多く含まれてい
ると、原料を破砕するときに粉分による緩衝作用によっ
て、原料の破砕効率が低下したり、粉分が破砕装置(ク
ラッシャ)など設備の各構成部品の隙間に入り込んで、
故障の原因となるおそれがあるため、これらの粉分を抜
き取ることが必要なのである。
【0003】また、これとは別に、複数の回転ローラを
適宜な間隔で配列したロールスクリーンが原料の篩分け
及び払出しに用いられている。ロールスクリーンは、大
量処理、省エネ、省スペースなどの特長がある。このロ
ールスルクリーンは、次のような回転ローラの自浄作用
によって、回転ローラに付着した粉分が掻き落とされる
ようになっている。
【0004】自浄作用とは、回転ローラの間隔に近いサ
イズの粗い原料が、隣接する回転ローラの間に留まった
ままで、回転ローラの回転によって回転ローラとは反対
側に回転し、その先端で回転ローラに付着している粉分
が掻き落とされたり、原料が流れるときに原料の鋭利な
角によって回転ローラに付着している粉分が掻き落とさ
れるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のグリズ
リバーや網目状の篩では、グリズリバーや網目などに付
着した原料中に含まれる粉分を棒などで掻き落としてい
たが、粉分の粒度や水分量によっては粉分が付着するの
を避けられず、篩分け性能を著しく低下させたり、後段
の設備の故障を引き起したりするという問題があった。
【0006】また、従来のロールスクリーンは、自浄作
用があるとはいうものの、グリズリバーや網目などと同
様に、粉分の粒度や水分量によっては回転ローラ自体、
又は回転ローラの間に原料の目詰まりが生じ、最悪の場
合には回転ローラ間の隙間を詰まらせてしまうため、篩
分け性能の著しい低下を起こし、後段のクラッシャ等の
設備に悪影響を及ぼして、安定したプラント操業ができ
なくなるおそれがあった。
【0007】そこで、本発明の目的は上記課題を解消す
ることにあり、粉分が付着して篩分け性能が低下した
り、後段の設備に粉分が流れて故障が発生したりするの
を防止することができる付着性原料用篩分機付払出し装
置及び付着性原料篩分払出し方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、外
部から供給された付着性原料を蓄積して適宜排出するホ
ッパと、前記ホッパから排出された前記原料を搬送する
ため振動するパンデッキと、前記パンデッキによって搬
送された前記原料を篩分けするため、複数の回転ローラ
の列が上下に重ねて配置された篩目の異なる複数列のロ
ールスクリーンと、前記回転ローラを振動させる発振手
段とを具備したことを特徴とする付着性原料用篩分機付
払出し装置によって達成することができる。
【0009】また、本発明の上記目的は、外部から供給
された付着性原料を供給手段によって、前記原料を振動
するパンデッキに供給して、前記ホッパから排出された
前記原料を振動するパンデッキで搬送し、その後、振動
する複数の回転ローラの列を上下に重ねて配置した篩目
の異なる複数列のロールスクリーンによって、前記パン
デッキから供給された前記原料を篩分けすることを特徴
とする付着性原料篩分払出し方法によっても達成するこ
とができる。
【0010】
【作用】本発明においては、ロールスクリーンの回転ロ
ーラが振動することにより、回転運動と振動との複合作
用が働き、パンデッキからロールスクリーンに送られた
原料と回転ローラとの相対運動による摩擦が大きくな
る。これによって、回転ローラに付着したり、原料の間
に含まれたり、原料中の原石に付着したりしている泥分
や粘土分などの粉分が、回転ローラ及び原石から効果的
に分離されて篩分けされる。したがって、回転ローラの
目詰まりを防止できる。
【0011】更にまた、このようなことから上下に配置
された複数列のロールスクリーンに目詰まりが効果的に
防止されるので、上段側に配置されたロールスクリーン
によって原料が確実に篩分けられ、上段側で篩分けられ
た原料が下段側に配置された篩目の異なるロールスクリ
ーンで更に篩分けられるという、篩目を変えた機能を充
分に発揮することができる。
【0012】
【実施例】次に、本発明に係わる付着性原料用篩分機付
払出し装置及び付着性原料篩分払出し方法の実施例につ
いて、図1乃至図6を参照して詳細に説明する。図1は
本発明に係わる付着性原料用篩分機付払出し装置を示す
側面図、図2は図1のA矢視図、図3は上段の回転ロー
ラと下段の回転ローラの篩目の大きさを示す図、図4は
回転ローラの駆動方法を示す図、図5は図1のB矢視
図、図6は付着性原料用篩分機付払出し装置の動作を示
す図である。
【0013】図1に示すように、本発明による付着性原
料用篩分機付払出し装置1は、外部から供給された原料
37(図6)を蓄積して排出するためのホッパ11が設
けられ、その排出側にパンデッキ12が配置されてい
る。パンデッキ12は原料37を搬送するためのもの
で、図2に示すように枠部13の上に、原料37の落下
を防止するため後端部が高くなっている平板14が設け
られている。
【0014】パンデッキ12の排出側には、多床式ロー
ルスクリーン15が配置されている。図1には、2床式
のロールスクリーン15が示されているが、3床式以上
のものを使用することができる。この多床式ロールスク
リーン15は、原料37を篩分け及び払い出すためのも
ので、上段には複数の回転ローラ16Aが所定の間隔で
配列されている。また、下段にも複数の回転ローラ16
Bが所定の間隔で配置されている。
【0015】多床式ロールスクリーン15は、図3に示
すように上段の回転ローラ16A及び下段の回転ローラ
16Bに、それぞれ同一幅の円周溝19A、19Bが複
数設けられている。各回転ローラ16A、16Bの円周
溝19A、19Bは、原料37の流れ方向に沿って整合
配置されており、隣接する回転ローラ16A、16A、
16B、16Bの円周溝19A、19A、19B、19
Bによって形成される隙間20A、20Bが篩目とな
る。ここでは、上段の回転ローラ16Aの篩目である隙
間20Aより、下段の回転ローラ16Bの篩目である隙
間20Bの方が小さくなっている。
【0016】すなわち、上段の回転ローラ16Aの篩目
(隙間20A)より大きな原料37中の原石は、回転ロ
ーラ16Aによって最後まで搬送されて払い出され、原
料37中の篩目(隙間20A)より小さな原石及び泥分
や粘土分などの粉分は、篩目(隙間20A)を通って下
段の回転ローラ16B側に落下する。更に、下段の回転
ローラ16B側に落下した原料37のうち、篩目(隙間
20B)より大きな原石などは、回転ローラ16Bによ
って最後まで搬送されて払い出され、篩目(隙間20
B)より小さな原石や粉分などは回転ローラ16Bから
下側に落下して篩分けられる。
【0017】これらの回転ローラ16A、16Bは、図
2に示すようにパンデッキ12を支持する側部17、1
8に、直接又は軸受けを介して回転自在に取付けられて
いる。パンデッキ12及び多床式ロールスクリーン15
上にある原料37が側方に落下するのを防止するため、
側部17、18の上端が、パンデッキ12及び多床式ロ
ールスクリーン15より高くなっている。
【0018】パンデッキ12の両側の側部17、18に
は、発振手段、本例では偏心板21、22が配置されて
いる。これらの偏心板21、22の重心39からずれた
位置にある回転中心が、側部17、18に回転自在に取
付けられた回転軸23の両端に取付けられている。回転
軸23の片側の偏心板22より外側には、プーリ24が
取付けられている。
【0019】一方、偏心板22の図中左下には、モータ
25が配置されている。モータ25の回転軸26には、
プーリ27が取付けられている。そして、中心軸23の
プーリ24と、モータ25のプーリ27にベルト28が
巻回されている。これによって、偏心板21、22がモ
ータ25で回転駆動される。偏心板21、22は回転中
心が重心39からずれているので、回転することによっ
て側部17、18、したがって、パンデッキ12及びパ
ンデッキ12と一体化された多床式ロールスクリーン1
5の回転ローラ16A、16Bに振動が発生する。
【0020】なお、発振手段の上記説明並びに図示の構
造では、実際には振動は回転運動となり、原料の払出し
が上手く出来ないために振動を直線運動とする工夫がな
されている。これは、例えば回転軸を2本に分け、それ
らをギヤ等を介して互いに逆転するようにして振動を直
線運動を生じるように構成されている。多床式ロールス
クリーン15の流出端側の上下の回転ローラ16A、1
6Bには、側部18の外側に配置されたモータ29A、
29B(図2は片方のモータ20Aのみ図示)が、自在
継手例えばユニバーサルジョイント30A、30B(片
方のみ図示)を介して連結されている。ユニバーサルジ
ョイント30A、30Bを使用することによって、回転
ローラ16A、16Bが振動しても、モータ29A、2
9Bの回転力を回転ローラ16A、16Bに確実に伝達
することができる。
【0021】各回転ローラ16A、16には、図4に示
すように端部側に1個のスプロケット31、又は一体化
された2個のスプロケット32、33が設けられてい
る。すなわち、流入端の回転ローラ16A、16Bに
は、片側にだけ一個のスプロケット31が設けられてい
る。流入端から2番目の回転ローラ16A、16Bに
は、流入端の回転ローラ16A、16Bとは反対側にだ
け一個のスプロケット31が設けられている。流出端の
回転ローラ16A、16Bには、両側にそれぞれ一個の
スプロケット31が設けられている。上述以外の中間の
回転ローラ16A、16Bには、片側にだけ適宜な間隔
で2個のスプロケット32、33が設けられている。こ
れらのスプロケット32、33は、回転ローラ16A、
16Bの一個置き毎に同一側に設けられている。
【0022】モータ29A、29Bによって直接回転駆
動される流出端側の回転ローラ16A、16Bの一方の
スプロケット31、本例では図中の下側のスプロケット
31と、一個置いた回転ローラ16A、16Bの内側の
スプロケット32とに、チェーン34が巻装されてい
る。このスプロケット32より外側のスプロケット33
と、一個置いた回転ローラ16A、16Bのスプロケッ
ト31とに、チェーン34が巻装されている。
【0023】また、流出端の回転ローラ16A、16B
の他方のスプロケット31と、隣接する回転ローラ16
A、16Bの内側のスプロケット32とに、チェーン3
4が巻装されている。このスプロケット32より外側の
スプロケット33と、一個置いた回転ローラ16A、1
6Bの外側のスプロケット33とに、チェーン34が巻
装されている。更に、このスプロケット33より内側の
スプロケット32と、流出端の回転ローラ16A、16
Bのスプロケット31とに、チェーン34が巻装されて
いる。
【0024】流入端の回転ローラ16A、16Bから流
出端側の回転ローラ16A、16Bにかけて徐々に回転
数が増加するように、スプロケット31、32、33の
歯数が設定されている。これによって、複数の回転ロー
ラ16A、16Bで原料37を確実に払い出すことが可
能になる。各回転ローラ16A、16Bの直下には、図
5に示すように回転ローラ16A、16Bとの間に所定
の隙間35を保持するクリーナ36が配置されている。
クリーナ36は、平板で櫛歯状に形成されている。回転
ローラ16A、16Bに付着した泥分や粘土分などの粉
分は、クリーナ36によって強制的に掻き落とされる。
隙間35は、回収する原料37の要求粒度、原料水分な
どに応じて簡単に調整することができる。
【0025】次に、この付着性原料用篩分機付払出し装
置1の動作について説明する。図6に示すように、ホッ
パ11に収容された原料37がパンデッキ12に排出さ
れる。パンデッキ12は、偏心板22の回転によって図
中の左下側から右上側の方向に振動が加えられており、
これによって、原料37が多床式ロールスクリーン15
側に搬送される。パンデッキ12の原料37の搬送量
は、振動数又は振幅を変えることによって調整すること
ができる。
【0026】パンデッキ12によって搬送された原料3
7は、多床式ロールスクリーン15の上段の回転ローラ
16Aに供給される。上段の回転ローラ16Aは、流入
側から排出側にかけて回転数が徐々に増速されているの
で、円周溝19A間の隙間20A(篩目)より大きな原
料37中の原石は、確実に搬送されて払い出される。隙
間20Aより小さな原料37中の原石や粉分は、隙間2
0Aから落下して下段の回転ローラ16B側に供給され
る。
【0027】下段の回転ローラ16Bは上段の回転ロー
ラ16Aと同様に、流入側から流出側にかけて回転数が
徐々に増速されており、円周溝19Bの隙間20B(篩
目)より大きな原料37は、最後まで搬送されて払い出
される。隙間20Bより小さな原料37は、隙間20B
によって篩分けられて落下する。ここで、上段の回転ロ
ーラ16Aの隙間20Aより、下段の回転ローラ16B
の隙間20Bの方が小さいので、上段の回転ローラ16
Aから払い出される製品40Aより、下段の回転ローラ
16Bから払い出される製品40Bの方が小さくなる。
すなわち、大きさの異なる製品40A、40Bを同時に
得ることができる。
【0028】また、隣接する回転ローラ16A、16B
の回転数に差があるので、隙間20A、20Bより僅か
に大きくて回転ローラ16A、16Bの間に残留した原
料37中の原石は、回転ローラ16A、16Bと反対側
に回転する。このとき、残留している原石とその両側の
回転ローラ16A、16Bとの間の摩擦が大きくなり、
原石の角部が削り取られて原石が小さくなる。これによ
って、残留していた原料37が隙間20A、20Bから
落下して除去される。また、原石と回転ローラ16A、
16Bとの摩擦によって、回転ローラ16A、16Bや
原石に付着した泥分や粘土分などの粉分が掻き落とされ
る。したがって、回転ローラ16A、16Bの目詰まり
がなく、製品40A、40Bが予め設定された大きさに
なる。
【0029】原料37を搬送するためパンデッキ12に
加えられている振動は、多床式ロールスクリーン15の
各回転ローラ16A、16Bにも加えられている。この
振動は、原料37を排出方向に押し出すように作用し、
原料37に回転及び飛行運動を与えている。このよう
に、回転ローラ16A、16Bは振動すると共に回転も
しているので、振動と回転運動とが相俟って、原料37
と回転ローラ16A、16Bとの間の相対運動が大きく
なり、原料37が回転ローラ16A、16Bの間に挟み
込まれたり、泥分や粘土分などの粉分が原料37及び回
転ローラ16A、16Bに付着したりするのを防止する
ことができる。これによって、払い出された原石には粉
分が殆ど含まれなくなるので、次工程の例えば破砕装置
などの各部に粉分が侵入して故障したり、粉分による緩
衝作用によって原石の破砕効率が低下するようなことを
防止できる。
【0030】原料37に含まれる粉分の変化、特に細粒
や水分が多くなると、このような粉分の自浄作用が期待
できなくなり、回転ローラ16A、16Bの粉分の付着
が多くなる。この場合には、回転ローラ16A、16B
に付着した粉分が、クリーナ36によって掻き落とされ
て強制的に除去されるので、篩分け性能が低下するのを
防止できる。
【0031】上述のように、本発明による付着性原料用
篩分機付払出し装置1においては、原料37の篩分け及
び払出しに多床式ロールスクリーン15が用いられ、各
段の回転ローラ16A、16Bが、回転すると共に振動
するので、原料37が回転ローラ16A、16Bの間に
滞留することなく、大きさの異なる製品40A、40B
の篩分け及び払出しを、小さなスペースで確実に行なう
ことができる。
【0032】また、回転ローラ16A、16Bの回転及
び振動によって、回転ローラ16A、16Bと原料37
との相対運動による摩擦が大きくなり、回転ローラ16
A、16Bに付着した粉分が描き落とされる。更に、原
料37によって掻き落とされない粉分は、クリーナ36
によって強制的に掻き落とされる。したがって、次工程
の破砕装置などの各部分に粉分が侵入して故障が発生し
たり、粉分による緩衝作用によって破砕効率が低下する
のを防止できる。
【0033】このように、本発明の付着性原料用篩分機
付払出し装置及び付着性原料篩分払出し方法は、原料粒
度及び水分量の変化に対しても篩分け性能を低下させず
に、安定した原料の払出し及び粗篩(スカルピング)が
可能なので、例えば土砂、粘土を多く含む原料や、表土
(剥土)や、建設残土などの払出し及び篩分けによる粗
粒原料(原石)の回収に適用することができる。
【0034】
【発明の効果】本発明の付着性原料用篩分機付払出し装
置及び付着性原料篩分払出し方法は、原料を篩分け及び
払出しするために多床式のロールスクリーンが用いられ
るので、大きさの異なる複数種類の製品を小さなスペー
スで同時に得ることができる。多床式のロールスクリー
ンの各段の回転ローラは、回転と同時に振動するので、
原料に含まれる原石と回転ローラとの相対運動が大きく
なって摩擦が大きくなり、原石の挟み込みが防止される
と共に、回転ローラに付着した粉分が原石によって掻き
落とされるので、篩分け性能が低下するのを防止でき
る。
【0035】更に、本発明によれば、ロールスクリーン
の目詰まりが効果的に防止されるので、上下に複数列配
置した多床式のロールスクリーンとした構成でも、上段
側に配置されたロールスクリーンによって原料が確実に
篩分けられるとともに、上段側で篩分けられた原料を下
段側に配置された篩目の異なるロールスクリーンで更に
篩分けるという、篩目を変えた機能を充分に発揮するこ
とができ、同一の原料から複数の大きさの分布の製品を
極めて確実に同時に得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる付着性原料用篩分機付払出し装
置の概略側面図である。
【図2】図1のA方向から見た概略矢視図である。
【図3】回転ローラの篩目を示す部分平面図である。
【図4】回転ローラの駆動方法を示す概略平面図であ
る。
【図5】図1のB方向から見た概略矢視図である。
【図6】本発明における付着性原料用篩分機付払出し装
置の動作を説明するための概略側面図である。
【符号の説明】
1 付着性原料用篩分機付払出し装置 11 ホッパ 12 パンデッキ 15 多床式ロールスクリーン 16A、16B 回転ローラ 20A、20B 隙間 21、22 偏心板 25、29A、29B モータ 30A、30B ユニバーサルジョイント 36 クリーナ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から供給された付着性原料を蓄積し
    て適宜排出するホッパと、 前記ホッパから排出された前記原料を搬送するため振動
    するパンデッキと、 前記パンデッキによって搬送された前記原料を篩分けす
    るため、複数の回転ローラの列が上下に重ねて配置され
    た篩目の異なる複数列のロールスクリーンと、 前記回転ローラを振動させる発振手段とを具備したこと
    を特徴とする付着性原料用篩分機付払出し装置。
  2. 【請求項2】 外部から供給された付着性原料を供給手
    段によって、前記原料を振動するパンデッキに供給し
    て、前記ホッパから排出された前記原料を振動するパン
    デッキで搬送し、その後、振動する複数の回転ローラの
    列を上下に重ねて配置した篩目の異なる複数列のロール
    スクリーンによって、前記パンデッキから供給された前
    記原料を篩分けすることを特徴とする付着性原料篩分払
    出し方法。
JP15815395A 1995-06-23 1995-06-23 付着性原料用篩分機付払出し装置及び付着性原料篩分払出し方法 Expired - Lifetime JP2670988B2 (ja)

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