JPH09108731A - 電縫管の検査装置、電縫管の製造装置および製造方法 - Google Patents
電縫管の検査装置、電縫管の製造装置および製造方法Info
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- JPH09108731A JPH09108731A JP7268770A JP26877095A JPH09108731A JP H09108731 A JPH09108731 A JP H09108731A JP 7268770 A JP7268770 A JP 7268770A JP 26877095 A JP26877095 A JP 26877095A JP H09108731 A JPH09108731 A JP H09108731A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電縫管の一見正常に溶接されている欠陥部も
検出できる電縫管の検査装置、電縫管の製造装置および
製造方法を提供する。 【解決手段】 電縫管Pをその長手方向に走行させる電
縫管搬送機構10,33,34,46と、走行する電縫
管Pを断面楕円状に変形させることにより、電縫管に潜
在する溶接欠陥K1を顕在化するための楕円化ロール3
0と、断面が楕円化された電縫管Pを断面円形状に戻す
ためのサイジングロール32と、断面円形状にされた電
縫管の顕在化された欠陥K2,K3を検出するための渦
流探傷器40とを具備する。
検出できる電縫管の検査装置、電縫管の製造装置および
製造方法を提供する。 【解決手段】 電縫管Pをその長手方向に走行させる電
縫管搬送機構10,33,34,46と、走行する電縫
管Pを断面楕円状に変形させることにより、電縫管に潜
在する溶接欠陥K1を顕在化するための楕円化ロール3
0と、断面が楕円化された電縫管Pを断面円形状に戻す
ためのサイジングロール32と、断面円形状にされた電
縫管の顕在化された欠陥K2,K3を検出するための渦
流探傷器40とを具備する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電縫管の溶接欠陥
を高感度に検出するための検査装置、電縫管の製造装置
および製造方法に関するものである。
を高感度に検出するための検査装置、電縫管の製造装置
および製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電縫管とは、金属板条材を連続走行させ
つつ複数のフォーミングロールを通して筒状に丸めたう
え、突き合わせた両端縁を溶接することにより製造され
る金属管の総称であり、押し出し成形や引き抜き成形に
より得られるシームレス(継ぎ目のない)管に比して、
板条材の段階で様々な加工が行えるという製法上の利点
を有している。
つつ複数のフォーミングロールを通して筒状に丸めたう
え、突き合わせた両端縁を溶接することにより製造され
る金属管の総称であり、押し出し成形や引き抜き成形に
より得られるシームレス(継ぎ目のない)管に比して、
板条材の段階で様々な加工が行えるという製法上の利点
を有している。
【0003】ところで、電縫管は必然的に管軸方向に連
続した溶接部を有するため、この溶接部の信頼性を高め
ることが極めて重要である。そこで従来は、溶接の完了
した電縫管をそのまま渦流探傷器に通し、溶接欠陥によ
る渦電流の異常を検出することにより、溶接欠陥の有無
を判断する検査方法が採用されていた。
続した溶接部を有するため、この溶接部の信頼性を高め
ることが極めて重要である。そこで従来は、溶接の完了
した電縫管をそのまま渦流探傷器に通し、溶接欠陥によ
る渦電流の異常を検出することにより、溶接欠陥の有無
を判断する検査方法が採用されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の検査方
法では、一見正常に溶接されている欠陥部を確実に検出
することは困難だった。一見正常に溶接されている欠陥
部とは、溶接部の管壁厚さ方向の一部が完全には溶接さ
れていない箇所であり、界面は一応接合しているために
渦電流の異常を生じにくく、渦流探傷器による検出が困
難である。そのうえ、気密性は確保されているから、ヘ
リウムガス等を用いた漏れ試験によっても検出すること
ができない。しかし、溶接強度の点では正常部分より劣
るため、できるだけ製品から排除しなければならない。
法では、一見正常に溶接されている欠陥部を確実に検出
することは困難だった。一見正常に溶接されている欠陥
部とは、溶接部の管壁厚さ方向の一部が完全には溶接さ
れていない箇所であり、界面は一応接合しているために
渦電流の異常を生じにくく、渦流探傷器による検出が困
難である。そのうえ、気密性は確保されているから、ヘ
リウムガス等を用いた漏れ試験によっても検出すること
ができない。しかし、溶接強度の点では正常部分より劣
るため、できるだけ製品から排除しなければならない。
【0005】なお、図11は電縫管の一種として内面溝
付伝熱管1を示す断面図である。この伝熱管1は断面円
形をなし、その内面のほぼ全域に亙って管軸に対し一定
角度をなす互いに平行なフィン2が螺旋状に多数形成さ
れ、隣り合うフィン2の間はそれぞれ螺旋溝3となって
いる。また、伝熱管1の内周面の1箇所には電縫加工に
よる溶接部4が形成され、この溶接部4の両側には、伝
熱管1の中心軸と平行に延びるフィン無し部分5が形成
され、このフィン無し部分5によって各フィン2が分断
されている。
付伝熱管1を示す断面図である。この伝熱管1は断面円
形をなし、その内面のほぼ全域に亙って管軸に対し一定
角度をなす互いに平行なフィン2が螺旋状に多数形成さ
れ、隣り合うフィン2の間はそれぞれ螺旋溝3となって
いる。また、伝熱管1の内周面の1箇所には電縫加工に
よる溶接部4が形成され、この溶接部4の両側には、伝
熱管1の中心軸と平行に延びるフィン無し部分5が形成
され、このフィン無し部分5によって各フィン2が分断
されている。
【0006】このように電縫管の内面にフィン2や螺旋
溝3が形成された場合には、渦流探傷器の探傷感度を上
げると、フィン2や螺旋溝3を誤って欠陥と判断してし
まうために探傷感度の向上に限界がある。したがって、
この種の内面溝付伝熱管の製造工程では、一見正常に溶
接されている欠陥部を検出することがいっそう困難にな
るという特殊性を有していた。
溝3が形成された場合には、渦流探傷器の探傷感度を上
げると、フィン2や螺旋溝3を誤って欠陥と判断してし
まうために探傷感度の向上に限界がある。したがって、
この種の内面溝付伝熱管の製造工程では、一見正常に溶
接されている欠陥部を検出することがいっそう困難にな
るという特殊性を有していた。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、電縫管の一見正常に溶接されている欠陥部をも検出
することが可能な電縫管の検査装置、電縫管の製造装置
および製造方法を提供することを課題としている。
で、電縫管の一見正常に溶接されている欠陥部をも検出
することが可能な電縫管の検査装置、電縫管の製造装置
および製造方法を提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明に係る第1の電縫管の検査装置は、電縫管を
その長手方向に走行させる電縫管搬送機構と、走行する
電縫管を断面楕円状に変形させることにより、電縫管に
潜在する溶接欠陥を顕在化するための楕円化機構と、断
面が楕円化された電縫管を断面円形状に戻すための円形
化機構と、断面円形状にされた電縫管の前記顕在化され
た欠陥を検出するための探傷機構とを具備することを特
徴とする。
め、本発明に係る第1の電縫管の検査装置は、電縫管を
その長手方向に走行させる電縫管搬送機構と、走行する
電縫管を断面楕円状に変形させることにより、電縫管に
潜在する溶接欠陥を顕在化するための楕円化機構と、断
面が楕円化された電縫管を断面円形状に戻すための円形
化機構と、断面円形状にされた電縫管の前記顕在化され
た欠陥を検出するための探傷機構とを具備することを特
徴とする。
【0009】また、本発明に係る第2の電縫管の検査装
置は、電縫管をその長手方向に走行させる電縫管搬送機
構と、走行する電縫管を断面楕円状に変形させることに
より、電縫管に潜在する溶接欠陥を顕在化するための楕
円化機構と、断面楕円状にされた電縫管の前記顕在化さ
れた欠陥を検出するための探傷機構と、断面が楕円化さ
れた電縫管を断面円形状に戻すための円形化機構とを具
備することを特徴とする。
置は、電縫管をその長手方向に走行させる電縫管搬送機
構と、走行する電縫管を断面楕円状に変形させることに
より、電縫管に潜在する溶接欠陥を顕在化するための楕
円化機構と、断面楕円状にされた電縫管の前記顕在化さ
れた欠陥を検出するための探傷機構と、断面が楕円化さ
れた電縫管を断面円形状に戻すための円形化機構とを具
備することを特徴とする。
【0010】一方、本発明に係る第1の電縫管の製造装
置は、金属製の板条材を走行させつつ、この板条材を複
数のフォーミングロールを通して管状に成形する管成形
機構と、管状に成形された前記板条材の両端縁を加熱し
たうえ突き合わせて溶接して電縫管にする溶接機構と、
走行する電縫管を断面楕円状に変形させることにより、
電縫管に潜在する溶接欠陥を顕在化するための楕円化機
構と、断面が楕円化された電縫管を断面円形状に戻すた
めの円形化機構と、断面円形状にされた電縫管の前記顕
在化された欠陥を検出するための探傷機構とを具備する
ことを特徴とする。
置は、金属製の板条材を走行させつつ、この板条材を複
数のフォーミングロールを通して管状に成形する管成形
機構と、管状に成形された前記板条材の両端縁を加熱し
たうえ突き合わせて溶接して電縫管にする溶接機構と、
走行する電縫管を断面楕円状に変形させることにより、
電縫管に潜在する溶接欠陥を顕在化するための楕円化機
構と、断面が楕円化された電縫管を断面円形状に戻すた
めの円形化機構と、断面円形状にされた電縫管の前記顕
在化された欠陥を検出するための探傷機構とを具備する
ことを特徴とする。
【0011】また、本発明に係る第2の電縫管の製造装
置は、金属製の板条材を走行させつつ、この板条材を複
数のフォーミングロールを通して管状に成形する管成形
機構と、管状に成形された前記板条材の両端縁を加熱し
たうえ突き合わせて溶接して電縫管にする溶接機構と、
走行する電縫管を断面楕円状に変形させることにより、
電縫管に潜在する溶接欠陥を顕在化するための楕円化機
構と、断面楕円状にされた電縫管の前記顕在化された欠
陥を検出するための探傷機構と、断面が楕円化された電
縫管を断面円形状に戻すための円形化機構とを具備する
ことを特徴とする。
置は、金属製の板条材を走行させつつ、この板条材を複
数のフォーミングロールを通して管状に成形する管成形
機構と、管状に成形された前記板条材の両端縁を加熱し
たうえ突き合わせて溶接して電縫管にする溶接機構と、
走行する電縫管を断面楕円状に変形させることにより、
電縫管に潜在する溶接欠陥を顕在化するための楕円化機
構と、断面楕円状にされた電縫管の前記顕在化された欠
陥を検出するための探傷機構と、断面が楕円化された電
縫管を断面円形状に戻すための円形化機構とを具備する
ことを特徴とする。
【0012】さらに、本発明に係る電縫管の製造方法
は、金属製の板条材を走行させつつ、この板条材を複数
のフォーミングロールを通して管状に成形する管成形工
程と、管状に成形された前記板条材の両端縁を加熱した
うえ突き合わせて溶接して電縫管にする溶接工程と、走
行する電縫管を断面楕円状に変形させることにより、電
縫管に潜在する溶接欠陥を顕在化するための楕円化工程
と、断面楕円状にされた電縫管の前記顕在化された欠陥
を検出するための探傷工程と、電縫管の欠陥が検出され
た部分にマークを形成するマーク形成工程とを具備する
ことを特徴としている。
は、金属製の板条材を走行させつつ、この板条材を複数
のフォーミングロールを通して管状に成形する管成形工
程と、管状に成形された前記板条材の両端縁を加熱した
うえ突き合わせて溶接して電縫管にする溶接工程と、走
行する電縫管を断面楕円状に変形させることにより、電
縫管に潜在する溶接欠陥を顕在化するための楕円化工程
と、断面楕円状にされた電縫管の前記顕在化された欠陥
を検出するための探傷工程と、電縫管の欠陥が検出され
た部分にマークを形成するマーク形成工程とを具備する
ことを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電縫管の検査
装置、電縫管の製造装置および製造方法の実施形態を図
面を用いて詳細に説明する。なお、これらの実施形態
は、板条材の表面に溝を形成したうえで電縫加工を行う
ことにより、内面溝付伝熱管を製造するためのものであ
るが、本発明はこのような内面溝付伝熱管への適用に限
定されるものではなく、内面が平滑な電縫管や、外面に
溝やフィンを形成した電縫管などの検査および製造にも
適用できる。
装置、電縫管の製造装置および製造方法の実施形態を図
面を用いて詳細に説明する。なお、これらの実施形態
は、板条材の表面に溝を形成したうえで電縫加工を行う
ことにより、内面溝付伝熱管を製造するためのものであ
るが、本発明はこのような内面溝付伝熱管への適用に限
定されるものではなく、内面が平滑な電縫管や、外面に
溝やフィンを形成した電縫管などの検査および製造にも
適用できる。
【0014】[第1実施形態]図1および図2は、本発
明に係る電縫管の検査装置および製造装置の第1実施形
態を示す側面図であり、図1は装置の前段、図2は装置
の後段をそれぞれ示している。まず装置の概略を説明す
ると、図中符号10は一定幅の金属製板条材Tを連続的
に繰り出すアンコイラ(電縫管搬送機構)であり、繰り
出された板条材Tは一対の押さえロール12を経て、対
向する溝付ロール14および平滑ロール16を通され、
溝付ロール14により、図11に例示されるようなフィ
ン2および螺旋溝3が形成される。
明に係る電縫管の検査装置および製造装置の第1実施形
態を示す側面図であり、図1は装置の前段、図2は装置
の後段をそれぞれ示している。まず装置の概略を説明す
ると、図中符号10は一定幅の金属製板条材Tを連続的
に繰り出すアンコイラ(電縫管搬送機構)であり、繰り
出された板条材Tは一対の押さえロール12を経て、対
向する溝付ロール14および平滑ロール16を通され、
溝付ロール14により、図11に例示されるようなフィ
ン2および螺旋溝3が形成される。
【0015】溝加工された板条材Tは、一対のロール1
8を経て、複数対配列されたフォーミングロール(管成
形機構)20を通して徐々に管状に丸められ、ローリン
グセパレータ21により、突き合わせるべき両端縁間の
間隙量が一定に保たれたうえ、誘導加熱コイル(溶接機
構)22に通されて両側縁部が加熱される。管状に成形
されかつ加熱された板条材Tは、一対のスクイズロール
24を通され、両側方から押されることにより加熱され
た両側縁部が突き合わされて溶接される。こうして溶接
された電縫管Pの外周面には、はみ出した溶融材料によ
りビードが形成されているので、ビードカッタ26によ
りビードが切削される。
8を経て、複数対配列されたフォーミングロール(管成
形機構)20を通して徐々に管状に丸められ、ローリン
グセパレータ21により、突き合わせるべき両端縁間の
間隙量が一定に保たれたうえ、誘導加熱コイル(溶接機
構)22に通されて両側縁部が加熱される。管状に成形
されかつ加熱された板条材Tは、一対のスクイズロール
24を通され、両側方から押されることにより加熱され
た両側縁部が突き合わされて溶接される。こうして溶接
された電縫管Pの外周面には、はみ出した溶融材料によ
りビードが形成されているので、ビードカッタ26によ
りビードが切削される。
【0016】ビードが切削された電縫管Pは冷却槽28
を通されて強制冷却され、本発明の主たる特徴点である
楕円化ロール(楕円化機構)30を通されて、断面円形
から断面楕円形に変形される。こうして一旦、断面楕円
形にされた電縫管Pは、複数対配列されたサイジングロ
ール(円形化機構)32を通されて、再び断面円形に修
整されると同時に所定の外径まで縮径され、ラフコイラ
33で粗く巻き取られる。
を通されて強制冷却され、本発明の主たる特徴点である
楕円化ロール(楕円化機構)30を通されて、断面円形
から断面楕円形に変形される。こうして一旦、断面楕円
形にされた電縫管Pは、複数対配列されたサイジングロ
ール(円形化機構)32を通されて、再び断面円形に修
整されると同時に所定の外径まで縮径され、ラフコイラ
33で粗く巻き取られる。
【0017】コイル状に粗く巻き取られた電縫管Pは次
に、図2に示すアンコイラ34に移され、ここから電縫
管Pが一定速度で繰り出される。繰り出された電縫管P
はロール36およびストレートナー38に通されて曲が
りが矯正されたうえ、渦流探傷器(探傷機構)40を通
されて渦流探傷が行われる。渦流探傷器40を通過した
電縫管Pは、支持ロール42を通じてロール44間を通
り、インク吹き付け機構(マーク機構)43と対向する
位置を通って、整列巻き装置46により密に巻き取ら
れ、コイル状製品とされる。
に、図2に示すアンコイラ34に移され、ここから電縫
管Pが一定速度で繰り出される。繰り出された電縫管P
はロール36およびストレートナー38に通されて曲が
りが矯正されたうえ、渦流探傷器(探傷機構)40を通
されて渦流探傷が行われる。渦流探傷器40を通過した
電縫管Pは、支持ロール42を通じてロール44間を通
り、インク吹き付け機構(マーク機構)43と対向する
位置を通って、整列巻き装置46により密に巻き取ら
れ、コイル状製品とされる。
【0018】一方、渦流探傷器40の出力は制御機構4
1へ伝達され、制御機構41が信号処理により欠陥の有
無を判別する。制御機構41により欠陥があると判断さ
れた場合には、制御機構41がインク吹き付け機構43
を作動させる。このインク吹き付け機構43は、制御機
構41からの作動信号を受けると、その作動信号の継続
中、速乾性のインクを電縫管Pの外周面に連続的に吹き
付けるもので、これにより電縫管Pの欠陥部分がマーク
される。また、インク吹き付け機構43からのインクが
周囲に飛び散ることを防ぐためにカバー45が設けられ
ている。
1へ伝達され、制御機構41が信号処理により欠陥の有
無を判別する。制御機構41により欠陥があると判断さ
れた場合には、制御機構41がインク吹き付け機構43
を作動させる。このインク吹き付け機構43は、制御機
構41からの作動信号を受けると、その作動信号の継続
中、速乾性のインクを電縫管Pの外周面に連続的に吹き
付けるもので、これにより電縫管Pの欠陥部分がマーク
される。また、インク吹き付け機構43からのインクが
周囲に飛び散ることを防ぐためにカバー45が設けられ
ている。
【0019】図3および図4は、この実施形態の特徴点
である楕円化ロール30の構造を示している。楕円化ロ
ール30は、電縫管Pを挟んで一対配置されており、そ
れぞれの軸線は互いに平行とされている。各楕円化ロー
ル30は、それぞれ支持軸50を介して支持枠52によ
り回転自在に支えられ、支持枠52による支持軸50の
支持位置は、締結具54を緩めれば変更できるようにな
っている。
である楕円化ロール30の構造を示している。楕円化ロ
ール30は、電縫管Pを挟んで一対配置されており、そ
れぞれの軸線は互いに平行とされている。各楕円化ロー
ル30は、それぞれ支持軸50を介して支持枠52によ
り回転自在に支えられ、支持枠52による支持軸50の
支持位置は、締結具54を緩めれば変更できるようにな
っている。
【0020】楕円化ロール30の外周面には、ロール軸
線に沿う断面が凹楕円弧状をなす溝30Aが全周に亙っ
て形成されており、これら溝30Aに挟まれて電縫管P
が断面楕円状に変形される。楕円化ロール30の向き
は、楕円化ロール30により楕円化された電縫管Pの断
面の長径が溶接部4あるいはその近傍を通過している
か、短径が溶接部4あるいはその近傍を通過しているこ
とが好ましい。すなわち、図示のように、溶接部4が楕
円化ロール30同士の間隙に向けられているか、いずれ
か一方の楕円化ロール30の溝30Aの中心位置に向け
られていることが好ましい。
線に沿う断面が凹楕円弧状をなす溝30Aが全周に亙っ
て形成されており、これら溝30Aに挟まれて電縫管P
が断面楕円状に変形される。楕円化ロール30の向き
は、楕円化ロール30により楕円化された電縫管Pの断
面の長径が溶接部4あるいはその近傍を通過している
か、短径が溶接部4あるいはその近傍を通過しているこ
とが好ましい。すなわち、図示のように、溶接部4が楕
円化ロール30同士の間隙に向けられているか、いずれ
か一方の楕円化ロール30の溝30Aの中心位置に向け
られていることが好ましい。
【0021】図3に示すように、楕円の長径が溶接部4
あるいはその近傍を通過するように設定した場合には、
図5(ロ)に示すように溶接部4を含む部分の曲率半径
が縮小され、図6(ロ)に示すように、電縫管Pの外周
面に潜在する欠陥K1を押し広げて亀裂K2を生じさせ
る効果が高い。
あるいはその近傍を通過するように設定した場合には、
図5(ロ)に示すように溶接部4を含む部分の曲率半径
が縮小され、図6(ロ)に示すように、電縫管Pの外周
面に潜在する欠陥K1を押し広げて亀裂K2を生じさせ
る効果が高い。
【0022】一方、楕円の短径が溶接部4あるいはその
近傍を通過するように設定した場合には、溶接部4を含
む部分の曲率半径が拡大され、電縫管Pの内周面に潜在
する欠陥を押し広げて亀裂を生じさせる効果が高い(図
7(ハ)および図8(ハ)を参照)。但し、本発明では
必ずしも溶接部4と長径または短径とを正確に合致させ
なくても良く、10゜程度であればずれていても欠陥顕
在化効果は得られる。また、溝30Aの断面形状は溝中
心を境として対称でなくても良く、例えば溶接部4近傍
での曲率が最小となる、すなわち溶接部4側で尖った卵
形になるように形成してもよい。
近傍を通過するように設定した場合には、溶接部4を含
む部分の曲率半径が拡大され、電縫管Pの内周面に潜在
する欠陥を押し広げて亀裂を生じさせる効果が高い(図
7(ハ)および図8(ハ)を参照)。但し、本発明では
必ずしも溶接部4と長径または短径とを正確に合致させ
なくても良く、10゜程度であればずれていても欠陥顕
在化効果は得られる。また、溝30Aの断面形状は溝中
心を境として対称でなくても良く、例えば溶接部4近傍
での曲率が最小となる、すなわち溶接部4側で尖った卵
形になるように形成してもよい。
【0023】図3に示すように、楕円化ロール30によ
り楕円化された電縫管Pの長径寸法D1と短径寸法D2
の比率は、溶接部4が前記いずれの位置にある場合に
も、D1:D2=1.3:1〜1.9:1に設定されて
いることが好ましく、より好ましくは1.5:1〜1.
8:1とされる。1.3:1未満では楕円化による欠陥
顕在化効果が乏しくなり、1.9:1より大では電縫管
Pを再び断面円形状に戻すための工程が増してしまう。
しかし、上記範囲外であっても本発明の効果は得られる
ので、本発明は上記範囲に限定されるものではない。
り楕円化された電縫管Pの長径寸法D1と短径寸法D2
の比率は、溶接部4が前記いずれの位置にある場合に
も、D1:D2=1.3:1〜1.9:1に設定されて
いることが好ましく、より好ましくは1.5:1〜1.
8:1とされる。1.3:1未満では楕円化による欠陥
顕在化効果が乏しくなり、1.9:1より大では電縫管
Pを再び断面円形状に戻すための工程が増してしまう。
しかし、上記範囲外であっても本発明の効果は得られる
ので、本発明は上記範囲に限定されるものではない。
【0024】なお、実際の電縫管製造においては、管成
形の過程で電縫管Pに予期できないねじれが生じること
がある。したがって、楕円化ロール30の向きを不変と
すると、電縫管Pのねじれにより溶接部4と楕円化ロー
ル30との相対位置がずれるおそれがある。図4は、こ
のような電縫管Pのねじれに対応するため、楕円化ロー
ル30を電縫管Pの管軸回りに旋回できるようにした変
形例を示し、図3と共通の部分には同一の符号を付して
説明を省略する。
形の過程で電縫管Pに予期できないねじれが生じること
がある。したがって、楕円化ロール30の向きを不変と
すると、電縫管Pのねじれにより溶接部4と楕円化ロー
ル30との相対位置がずれるおそれがある。図4は、こ
のような電縫管Pのねじれに対応するため、楕円化ロー
ル30を電縫管Pの管軸回りに旋回できるようにした変
形例を示し、図3と共通の部分には同一の符号を付して
説明を省略する。
【0025】図4において、支持枠52には側方に張り
出した腕部56が形成され、これら腕部56は、図示し
ない基台から直立する支柱58に締結手段62を介して
固定されている。支柱58には湾曲した長孔60が形成
され、これら長孔60に締結手段62が通されている。
したがって、締結手段62を緩めると支持枠52全体が
電縫管Pの管軸を中心として旋回でき、これにより溶接
部4と、長径または短径とを合わせることができるよう
になっている。但し、楕円化ロール30を旋回させる機
構は図4のような構造に限定されることはなく、周知の
旋回構造のいずれも採用可能である。
出した腕部56が形成され、これら腕部56は、図示し
ない基台から直立する支柱58に締結手段62を介して
固定されている。支柱58には湾曲した長孔60が形成
され、これら長孔60に締結手段62が通されている。
したがって、締結手段62を緩めると支持枠52全体が
電縫管Pの管軸を中心として旋回でき、これにより溶接
部4と、長径または短径とを合わせることができるよう
になっている。但し、楕円化ロール30を旋回させる機
構は図4のような構造に限定されることはなく、周知の
旋回構造のいずれも採用可能である。
【0026】楕円化ロール30を旋回させる場合には、
同種の旋回構造を、少なくとも初段のサイジングロール
32に適用することが好ましい。初段のサイジングロー
ル32の軸線を楕円化ロール30の軸線に対し90゜に
保つことができれば、楕円化された電縫管Pをサイジン
グロール32により断面円形状に戻しやすいためであ
る。なお、サイジングロール32の構成は従来と同様で
よく、要は、楕円化された電縫管Pを再び円形に戻すと
共に所定の外径までに縮径できればよい。サイジングロ
ール32により断面円形に戻されたとしても、楕円化に
より口が開いた欠陥は完全に閉じることはなく、渦流探
傷器40による発見が容易に行える。またヘリウムガス
等を用いた漏れ試験によっても発見しやすくなる。
同種の旋回構造を、少なくとも初段のサイジングロール
32に適用することが好ましい。初段のサイジングロー
ル32の軸線を楕円化ロール30の軸線に対し90゜に
保つことができれば、楕円化された電縫管Pをサイジン
グロール32により断面円形状に戻しやすいためであ
る。なお、サイジングロール32の構成は従来と同様で
よく、要は、楕円化された電縫管Pを再び円形に戻すと
共に所定の外径までに縮径できればよい。サイジングロ
ール32により断面円形に戻されたとしても、楕円化に
より口が開いた欠陥は完全に閉じることはなく、渦流探
傷器40による発見が容易に行える。またヘリウムガス
等を用いた漏れ試験によっても発見しやすくなる。
【0027】図2に示す渦流探傷器40の基本構造の一
例を図9に示す。この例の渦流探傷器40は少なくとも
2つのコイル70,72を有し、これらコイル70,7
2のそれぞれに高周波電流を供給しつつ、両者のインダ
クタンスを比較する。したがって、一方のコイル内を電
縫管Pの欠陥部分が通過すると、両者のインダクタンス
に差が生じて欠陥が検出される。但し、本発明に使用さ
れる探傷機構は、図9に示す基本構造の渦流探傷器に限
定されず、3個以上のコイルを使用して信号を積分する
形式の渦流探傷器も使用できるし、さらには渦流探傷以
外の作動原理に基づく各種探傷センサを用いてもよい。
そのような探傷センサとしては、光学式探傷センサ,超
音波式探傷センサなどが例示できる。
例を図9に示す。この例の渦流探傷器40は少なくとも
2つのコイル70,72を有し、これらコイル70,7
2のそれぞれに高周波電流を供給しつつ、両者のインダ
クタンスを比較する。したがって、一方のコイル内を電
縫管Pの欠陥部分が通過すると、両者のインダクタンス
に差が生じて欠陥が検出される。但し、本発明に使用さ
れる探傷機構は、図9に示す基本構造の渦流探傷器に限
定されず、3個以上のコイルを使用して信号を積分する
形式の渦流探傷器も使用できるし、さらには渦流探傷以
外の作動原理に基づく各種探傷センサを用いてもよい。
そのような探傷センサとしては、光学式探傷センサ,超
音波式探傷センサなどが例示できる。
【0028】次に、上記構成からなる電縫管の製造装置
を用いた電縫管の製造方法の一実施形態を説明する。こ
の方法ではまず、一定幅の板条材Tをアンコイラ10か
ら連続的に繰り出し、繰り出された板条材Tを一対の押
さえロール12を経て、溝付ロール14と受けロール1
6との間に通し、溝付ロール14により、例えば図11
に例示するようなフィン2および螺旋溝3を形成する。
を用いた電縫管の製造方法の一実施形態を説明する。こ
の方法ではまず、一定幅の板条材Tをアンコイラ10か
ら連続的に繰り出し、繰り出された板条材Tを一対の押
さえロール12を経て、溝付ロール14と受けロール1
6との間に通し、溝付ロール14により、例えば図11
に例示するようなフィン2および螺旋溝3を形成する。
【0029】次に、溝加工された板条材Tを、図1に示
すように、一対のロール18および複数対配列されたフ
ォーミングロール20を通して徐々に管状に丸めたう
え、ローリングセパレータ21により突き合わせるべき
両端縁間の距離(間隙量)を一定に保つ。その上で、誘
導加熱コイル22に通して板条材Tの両側縁部を加熱
し、さらに一対のスクイズロール24を通して両側方か
ら押すことにより両側縁部を突き合わせて溶接する。電
縫管Pの外周面にはみ出した溶融材料によりビードが生
じるため、このビードをビードカッタ26で切削する。
すように、一対のロール18および複数対配列されたフ
ォーミングロール20を通して徐々に管状に丸めたう
え、ローリングセパレータ21により突き合わせるべき
両端縁間の距離(間隙量)を一定に保つ。その上で、誘
導加熱コイル22に通して板条材Tの両側縁部を加熱
し、さらに一対のスクイズロール24を通して両側方か
ら押すことにより両側縁部を突き合わせて溶接する。電
縫管Pの外周面にはみ出した溶融材料によりビードが生
じるため、このビードをビードカッタ26で切削する。
【0030】ビードが切削された電縫管Pを冷却槽28
に通して強制冷却し、楕円化ロール30を通す。これら
楕円化ロール30は電縫管Pの流れに同期して駆動され
ていても、駆動されていなくてもよい。楕円化ロール3
0を通すことにより、図5(イ)に示すように断面円形
であった電縫管Pが、図5(ロ)に示すように溶接部4
を長径とほぼ一致させた状態で断面楕円状に偏平化され
る。これにより、図6(イ)に示すように溶接部4の外
周面側に一見正常に見える欠陥K1が潜在している場合
には、図6(ロ)に示すように応力により欠陥K1が広
げられて亀裂K2となる。
に通して強制冷却し、楕円化ロール30を通す。これら
楕円化ロール30は電縫管Pの流れに同期して駆動され
ていても、駆動されていなくてもよい。楕円化ロール3
0を通すことにより、図5(イ)に示すように断面円形
であった電縫管Pが、図5(ロ)に示すように溶接部4
を長径とほぼ一致させた状態で断面楕円状に偏平化され
る。これにより、図6(イ)に示すように溶接部4の外
周面側に一見正常に見える欠陥K1が潜在している場合
には、図6(ロ)に示すように応力により欠陥K1が広
げられて亀裂K2となる。
【0031】楕円化された電縫管Pは、次に、複数対配
置されたサイジングロール32を通され、図5(ハ)に
示すように再び断面円形に戻されると共に、所定の製品
外径まで順次縮径される。電縫管Pに亀裂K2があれば
その開口幅は円形化により縮小されるが、一旦口を開い
た亀裂は完全に閉じることはなく、その後の処理に拘わ
らず僅かな亀裂が残存することになる。
置されたサイジングロール32を通され、図5(ハ)に
示すように再び断面円形に戻されると共に、所定の製品
外径まで順次縮径される。電縫管Pに亀裂K2があれば
その開口幅は円形化により縮小されるが、一旦口を開い
た亀裂は完全に閉じることはなく、その後の処理に拘わ
らず僅かな亀裂が残存することになる。
【0032】製品外径まで縮径された電縫管Pはラフコ
イラ33で粗く巻き取られ、コイル状にされた後、図2
に示す後段の装置のアンコイラ34に移される。なお、
このように前段、後段に分かれているのは、それぞれの
処理速度が異なるためで、処理速度を同一にすることが
可能であれば、1つのラインにまとめることができるの
は当然である。
イラ33で粗く巻き取られ、コイル状にされた後、図2
に示す後段の装置のアンコイラ34に移される。なお、
このように前段、後段に分かれているのは、それぞれの
処理速度が異なるためで、処理速度を同一にすることが
可能であれば、1つのラインにまとめることができるの
は当然である。
【0033】電縫管Pはアンコイラ34から連続的に繰
り出され、ロール36を経てストレートナー38に通さ
れ、曲がり等が矯正される。直線化された電縫管Pは渦
流探傷器40に通され、先に例示した原理等に基づいて
欠陥の有無が判断される。この実施形態で製造される電
縫管Pは、その内面に螺旋溝3やフィン2が形成された
内面溝付伝熱管であるから、渦流探傷器40による探傷
感度を高めると螺旋溝3等によるノイズを拾ってしま
い、検査が行えない。しかし、この実施形態では楕円化
ロール30の働きにより潜在した欠陥K1を予め亀裂K
2に変えて顕在化しているので、渦流探傷器40の感度
を無理に高めなくても、欠陥検出能力を十分に高めるこ
とが可能である。
り出され、ロール36を経てストレートナー38に通さ
れ、曲がり等が矯正される。直線化された電縫管Pは渦
流探傷器40に通され、先に例示した原理等に基づいて
欠陥の有無が判断される。この実施形態で製造される電
縫管Pは、その内面に螺旋溝3やフィン2が形成された
内面溝付伝熱管であるから、渦流探傷器40による探傷
感度を高めると螺旋溝3等によるノイズを拾ってしま
い、検査が行えない。しかし、この実施形態では楕円化
ロール30の働きにより潜在した欠陥K1を予め亀裂K
2に変えて顕在化しているので、渦流探傷器40の感度
を無理に高めなくても、欠陥検出能力を十分に高めるこ
とが可能である。
【0034】渦流探傷器40が欠陥を検出した場合に
は、制御機構41がインク吹き付け機構43を作動さ
せ、電縫管Pの外周面に速乾性のインクを吹き付ける。
これにより電縫管Pの欠陥個所がマークされるので、ユ
ーザーは欠陥個所を除いて電縫管Pを使用に供すること
が可能である。検査の終了した電縫管Pは整列巻き装置
46により整列巻きされ、製品コイルが完成する。
は、制御機構41がインク吹き付け機構43を作動さ
せ、電縫管Pの外周面に速乾性のインクを吹き付ける。
これにより電縫管Pの欠陥個所がマークされるので、ユ
ーザーは欠陥個所を除いて電縫管Pを使用に供すること
が可能である。検査の終了した電縫管Pは整列巻き装置
46により整列巻きされ、製品コイルが完成する。
【0035】上記構成からなる電縫管の製造装置および
製造方法によれば、電縫後の電縫管Pの溶接部4に潜在
する欠陥K1を楕円化ロール30により亀裂に変化さ
せ、その後は元通り断面円形に戻したうえ、渦流探傷器
40により欠陥の検査を行うので、欠陥検出の信頼性を
向上することができ、製品となる電縫管Pの品質信頼性
を高めることが可能である。
製造方法によれば、電縫後の電縫管Pの溶接部4に潜在
する欠陥K1を楕円化ロール30により亀裂に変化さ
せ、その後は元通り断面円形に戻したうえ、渦流探傷器
40により欠陥の検査を行うので、欠陥検出の信頼性を
向上することができ、製品となる電縫管Pの品質信頼性
を高めることが可能である。
【0036】また、この装置および方法では、実質的に
楕円化ロール30を新たに追加するのみであるから、設
備コストをそれほど増大させることもなく、それでいて
顕著な効果が得られるという利点がある。また、この装
置および方法では、インク吹き付け機構43により、電
縫管Pの欠陥部分に自動的にマークを付けることができ
るので、長尺の電縫管Pの欠陥部分のみを破棄すること
ができ、歩留まりを高めることができる。
楕円化ロール30を新たに追加するのみであるから、設
備コストをそれほど増大させることもなく、それでいて
顕著な効果が得られるという利点がある。また、この装
置および方法では、インク吹き付け機構43により、電
縫管Pの欠陥部分に自動的にマークを付けることができ
るので、長尺の電縫管Pの欠陥部分のみを破棄すること
ができ、歩留まりを高めることができる。
【0037】また、楕円化ロール30により顕在化され
た欠陥は後々まで残留するので、仮に渦流探傷器40で
検出されないものがあったとしても、製品コイルに対し
て行われるヘリウムガス等を用いたガス漏れ試験による
発見確率を高めることができるという効果も得られる。
た欠陥は後々まで残留するので、仮に渦流探傷器40で
検出されないものがあったとしても、製品コイルに対し
て行われるヘリウムガス等を用いたガス漏れ試験による
発見確率を高めることができるという効果も得られる。
【0038】[第2実施形態]上述した第1実施形態で
は、楕円化ロール30を1対のみ設けることにより、電
縫管Pを1回だけ楕円化していたが、楕円化ロール30
(第1楕円化機構)とサイジングロール32との間に、
もう1対の楕円化ロール(第2楕円化機構)を楕円化ロ
ール30に対して軸線が直交する向きで配置することに
より、図7に示すように2回楕円化することも可能であ
る。
は、楕円化ロール30を1対のみ設けることにより、電
縫管Pを1回だけ楕円化していたが、楕円化ロール30
(第1楕円化機構)とサイジングロール32との間に、
もう1対の楕円化ロール(第2楕円化機構)を楕円化ロ
ール30に対して軸線が直交する向きで配置することに
より、図7に示すように2回楕円化することも可能であ
る。
【0039】この場合、第1回目の楕円化は図7(ロ)
に示すように楕円の長径と溶接部4とを合致させるよう
にし、第2回目の楕円化では図7(ハ)に示すように楕
円の短径と溶接部4とを合致させることが望ましい。こ
のように2段階に亙って楕円化すると、図8(ロ)に示
すように第1回目の楕円化では溶接部4の外周面に潜在
する欠陥K1を亀裂K2として顕在化し、第2回目の楕
円化では溶接部4の内周面に潜在する欠陥K1を亀裂K
3として顕在化することができる。欠陥を顕在化した後
は、先の実施形態と同様にサイジングロール32により
再び断面円形化するとともに縮径すればよい。
に示すように楕円の長径と溶接部4とを合致させるよう
にし、第2回目の楕円化では図7(ハ)に示すように楕
円の短径と溶接部4とを合致させることが望ましい。こ
のように2段階に亙って楕円化すると、図8(ロ)に示
すように第1回目の楕円化では溶接部4の外周面に潜在
する欠陥K1を亀裂K2として顕在化し、第2回目の楕
円化では溶接部4の内周面に潜在する欠陥K1を亀裂K
3として顕在化することができる。欠陥を顕在化した後
は、先の実施形態と同様にサイジングロール32により
再び断面円形化するとともに縮径すればよい。
【0040】このような第2実施形態によれば、溶接部
4の外周面側および内周面側の両方に潜在している欠陥
を顕在化することが可能であり、潜在する欠陥の発見確
率を著しく高めることが可能である。なお、第1回目と
第2回目の楕円化の向きを逆にしてもよいことは勿論で
ある。
4の外周面側および内周面側の両方に潜在している欠陥
を顕在化することが可能であり、潜在する欠陥の発見確
率を著しく高めることが可能である。なお、第1回目と
第2回目の楕円化の向きを逆にしてもよいことは勿論で
ある。
【0041】[第3実施形態]図10は、本発明に係る
電縫管の製造装置の第3実施形態を示す側面図である。
先の2つの実施形態ではいずれも、電縫管Pを断面楕円
化した後、サイジングロール32により断面円形化して
から、渦流探傷器40に通していたが、この実施形態で
は、楕円化ロール30とサイジングロール32の間に渦
流探傷器40を配置し、楕円化ロール30により楕円化
した電縫管Pをすぐに渦流探傷器40に通すようにした
ことを主たる変更点としている。
電縫管の製造装置の第3実施形態を示す側面図である。
先の2つの実施形態ではいずれも、電縫管Pを断面楕円
化した後、サイジングロール32により断面円形化して
から、渦流探傷器40に通していたが、この実施形態で
は、楕円化ロール30とサイジングロール32の間に渦
流探傷器40を配置し、楕円化ロール30により楕円化
した電縫管Pをすぐに渦流探傷器40に通すようにした
ことを主たる変更点としている。
【0042】このような構成によれば、潜在化した欠陥
を開口幅の大きい亀裂に変化させた状態で渦流探傷器4
0に通すことができるので、欠陥発見の信頼性をさらに
向上することが可能であるし、あるいは、欠陥発見の信
頼性を低下させずに渦流探傷器40の検査精度を低下さ
せることが可能である。渦流探傷器40の検査精度を低
下させることが可能であれば、特に内面溝付伝熱管の製
造に適用する場合にはフィン2や螺旋溝3によるノイズ
に起因した検査ミスの確率を低下させることができ、歩
留まりを向上することが可能である。
を開口幅の大きい亀裂に変化させた状態で渦流探傷器4
0に通すことができるので、欠陥発見の信頼性をさらに
向上することが可能であるし、あるいは、欠陥発見の信
頼性を低下させずに渦流探傷器40の検査精度を低下さ
せることが可能である。渦流探傷器40の検査精度を低
下させることが可能であれば、特に内面溝付伝熱管の製
造に適用する場合にはフィン2や螺旋溝3によるノイズ
に起因した検査ミスの確率を低下させることができ、歩
留まりを向上することが可能である。
【0043】また、この実施形態では、先の実施形態で
使用していたインク吹き付け機構43の代わりに、電縫
管Pの外周面の一部を凹ませる形式のマーク機構74を
使用したことを第2の特徴としている。このマーク機構
74は制御機構41からの作動信号を受けると内蔵した
アクチュエータにより電縫管Pに向けてローラ76を突
き出し、電縫管Pの外周面の一部を凹ませる。このよう
なマーク機構74を使用すれば、インクのように落ちる
おそれや他を汚すおそれが無いという利点を有する。
使用していたインク吹き付け機構43の代わりに、電縫
管Pの外周面の一部を凹ませる形式のマーク機構74を
使用したことを第2の特徴としている。このマーク機構
74は制御機構41からの作動信号を受けると内蔵した
アクチュエータにより電縫管Pに向けてローラ76を突
き出し、電縫管Pの外周面の一部を凹ませる。このよう
なマーク機構74を使用すれば、インクのように落ちる
おそれや他を汚すおそれが無いという利点を有する。
【0044】なお、上述した各実施形態では、電縫管P
の内面にフィン2および螺旋溝3を形成していたが、フ
ィン2や螺旋溝3を形成しない単純電縫管にも本発明は
適用可能であるし、フィン2等の代わりに電縫管Pの壁
面にディンプル等を形成する装置としても実施可能であ
るし、さらに電縫管Pの外面にフィンやディンプルを形
成する場合にも適用可能である。また、上記各実施形態
では、溝付ロール14により1段階の溝転造を行ってい
たが、溝付ロールを2つ以上使用して2段階以上に溝形
成を行い、2種の溝を交差させた交差溝などを伝熱管の
内面および/または外面に形成することも可能である。
さらに、本発明は、長手方向に分割された短いフィンを
千鳥状または螺旋線に沿って多数形成する場合にも適用
可能である。
の内面にフィン2および螺旋溝3を形成していたが、フ
ィン2や螺旋溝3を形成しない単純電縫管にも本発明は
適用可能であるし、フィン2等の代わりに電縫管Pの壁
面にディンプル等を形成する装置としても実施可能であ
るし、さらに電縫管Pの外面にフィンやディンプルを形
成する場合にも適用可能である。また、上記各実施形態
では、溝付ロール14により1段階の溝転造を行ってい
たが、溝付ロールを2つ以上使用して2段階以上に溝形
成を行い、2種の溝を交差させた交差溝などを伝熱管の
内面および/または外面に形成することも可能である。
さらに、本発明は、長手方向に分割された短いフィンを
千鳥状または螺旋線に沿って多数形成する場合にも適用
可能である。
【0045】また、上記実施形態はいずれも電縫管の製
造装置に関するものであったが、楕円化ロール30、渦
流探傷器40、サイジングロール32等の構成のみを取
り出して独立した電縫管の検査装置としてもよいことは
勿論である。その場合には、完成品である電縫管Pを高
い精度を持って検査することが可能である。さらに、電
縫管を楕円化する楕円化機構としては、楕円化ロール3
0の代わりに他の手段を用いてもよい。例えば、引抜加
工用ダイなども使用可能である。
造装置に関するものであったが、楕円化ロール30、渦
流探傷器40、サイジングロール32等の構成のみを取
り出して独立した電縫管の検査装置としてもよいことは
勿論である。その場合には、完成品である電縫管Pを高
い精度を持って検査することが可能である。さらに、電
縫管を楕円化する楕円化機構としては、楕円化ロール3
0の代わりに他の手段を用いてもよい。例えば、引抜加
工用ダイなども使用可能である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係る電縫
管の検査装置、電縫管の製造装置および製造方法によれ
ば、伝熱管の溶接部に潜在する欠陥を楕円化機構により
亀裂に変化させた後に、探傷機構により欠陥の検査を行
うことができるので、欠陥検出の信頼性を向上すること
が可能である。
管の検査装置、電縫管の製造装置および製造方法によれ
ば、伝熱管の溶接部に潜在する欠陥を楕円化機構により
亀裂に変化させた後に、探傷機構により欠陥の検査を行
うことができるので、欠陥検出の信頼性を向上すること
が可能である。
【図1】本発明に係る電縫管の製造装置の第1実施形態
の前段を示す側面図である。
の前段を示す側面図である。
【図2】同装置の後段を示す側面図である。
【図3】同装置の楕円化機構を示す正面図である。
【図4】同装置の楕円化機構の変形例を示す正面図であ
る。
る。
【図5】同装置による楕円化作用を示す電縫管の断面図
である。
である。
【図6】同装置による楕円化の効果を示す溶接部の断面
拡大図である。
拡大図である。
【図7】本発明に係る電縫管の製造装置の第2実施形態
による楕円化作用を示す電縫管の断面図である。
による楕円化作用を示す電縫管の断面図である。
【図8】第2実施形態による楕円化の効果を示す溶接部
の断面拡大図である。
の断面拡大図である。
【図9】探傷機構の一例として渦流探傷器の原理を示す
説明図である。
説明図である。
【図10】本発明に係る電縫管の製造装置の第3実施形
態を示す側面図である。
態を示す側面図である。
【図11】本発明を適用できる電縫管の一例として内面
溝付伝熱管を示す断面拡大図である。
溝付伝熱管を示す断面拡大図である。
1,P 内面溝付伝熱管(電縫管) 2 フィン 3 螺旋溝 4 溶接部 10,34 アンコイラ(電縫管搬送機構の一部) T 板条材 14 溝付ロール 20 フォーミングロール(管成形機構) 22 誘導加熱コイル(溶接機構) 30 楕円化ロール(楕円化機構) 33 ラフコイラ(電縫管搬送機構の一部) 40 渦流探傷器(探傷機構) 41 制御機構 43 インク吹き付け機構(マーク機構) 46 整列巻き装置(電縫管搬送機構の一部) D1 長径寸法 D2 短径寸法 58,60,62 揺動機構 K1 潜在する欠陥 K2,K3 亀裂 74 マーク機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01N 27/90 G01N 27/90 (72)発明者 西間木 利三 福島県会津若松市扇町128の7 三菱伸銅 株式会社若松製作所内 (72)発明者 芳賀 良仁 福島県会津若松市扇町128の7 三菱伸銅 株式会社若松製作所内 (72)発明者 荒山 義克 福島県会津若松市扇町128の7 三菱伸銅 株式会社若松製作所内
Claims (10)
- 【請求項1】 電縫管をその長手方向に走行させる電縫
管搬送機構と、 走行する電縫管を断面楕円状に変形させることにより、
電縫管に潜在する溶接欠陥を顕在化するための楕円化機
構と、 断面が楕円化された電縫管を断面円形状に戻すための円
形化機構と、 断面円形状にされた電縫管の前記顕在化された欠陥を検
出するための探傷機構とを具備することを特徴とする電
縫管の検査装置。 - 【請求項2】 電縫管をその長手方向に走行させる電縫
管搬送機構と、 走行する電縫管を断面楕円状に変形させることにより、
電縫管に潜在する溶接欠陥を顕在化するための楕円化機
構と、 断面楕円状にされた電縫管の前記顕在化された欠陥を検
出するための探傷機構と、 断面が楕円化された電縫管を断面円形状に戻すための円
形化機構とを具備することを特徴とする電縫管の検査装
置。 - 【請求項3】 前記探傷機構は、渦流探傷器であること
を特徴とする請求項1または2記載の電縫管の検査装
置。 - 【請求項4】 前記楕円化機構による楕円化の向きは、
その長径方向が、電縫管の中心と溶接部とを結ぶ方向に
ほぼ平行、またはほぼ垂直になるように設定されている
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電縫
管の検査装置。 - 【請求項5】 前記楕円化機構により楕円化される電縫
管の長径寸法と短径寸法の比率は1.3:1〜1.9:
1に設定されていることを特徴とする請求項1〜4のい
ずれかに記載の電縫管の検査装置。 - 【請求項6】 前記楕円化機構は、第1楕円化機構およ
び第2楕円化機構を具備し、これら第1楕円化機構およ
び第2楕円化機構の一方による楕円化の向きは、楕円の
長径方向が、電縫管の中心と溶接部とを結ぶ方向に対し
ほぼ平行に設定されており、他方による楕円化の向き
は、楕円の長径方向が、電縫管の中心と溶接部とを結ぶ
方向に対しほぼ垂直になるように設定されていることを
特徴とする請求項1〜3および5のいずれかに記載の電
縫管の検査装置。 - 【請求項7】 金属製の板条材を走行させつつ、この板
条材を複数のフォーミングロールを通して管状に成形す
る管成形機構と、 管状に成形された前記板条材の両端縁を加熱したうえ突
き合わせて溶接して電縫管にする溶接機構と、 走行する電縫管を断面楕円状に変形させることにより、
電縫管に潜在する溶接欠陥を顕在化するための楕円化機
構と、 断面が楕円化された電縫管を断面円形状に戻すための円
形化機構と、 断面円形状にされた電縫管の前記顕在化された欠陥を検
出するための探傷機構とを具備することを特徴とする電
縫管の製造装置。 - 【請求項8】 金属製の板条材を走行させつつ、この板
条材を複数のフォーミングロールを通して管状に成形す
る管成形機構と、 管状に成形された前記板条材の両端縁を加熱したうえ突
き合わせて溶接して電縫管にする溶接機構と、 走行する電縫管を断面楕円状に変形させることにより、
電縫管に潜在する溶接欠陥を顕在化するための楕円化機
構と、 断面楕円状にされた電縫管の前記顕在化された欠陥を検
出するための探傷機構と、 断面が楕円化された電縫管を断面円形状に戻すための円
形化機構とを具備することを特徴とする電縫管の製造装
置。 - 【請求項9】 電縫管の、前記探傷機構により欠陥が検
出された部分にマークを形成するためのマーク機構を具
備することを特徴とする請求項7または8記載の電縫管
の製造装置。 - 【請求項10】 金属製の板条材を走行させつつ、この
板条材を複数のフォーミングロールを通して管状に成形
する管成形工程と、 管状に成形された前記板条材の両端縁を加熱したうえ突
き合わせて溶接して電縫管にする溶接工程と、 走行する電縫管を断面楕円状に変形させることにより、
電縫管に潜在する溶接欠陥を顕在化するための楕円化工
程と、 断面楕円状にされた電縫管の前記顕在化された欠陥を検
出するための探傷工程と、 電縫管の欠陥が検出された部分にマークを形成するマー
ク形成工程とを具備することを特徴とする電縫管の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7268770A JP2952187B2 (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | 電縫管の検査装置、電縫管の製造装置および製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7268770A JP2952187B2 (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | 電縫管の検査装置、電縫管の製造装置および製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09108731A true JPH09108731A (ja) | 1997-04-28 |
| JP2952187B2 JP2952187B2 (ja) | 1999-09-20 |
Family
ID=17463068
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7268770A Expired - Fee Related JP2952187B2 (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | 電縫管の検査装置、電縫管の製造装置および製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2952187B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009019887A (ja) * | 2007-07-10 | 2009-01-29 | Nippon Steel Corp | 電縫鋼管の溶接部欠陥の検査方法と装置 |
| JP2009018315A (ja) * | 2007-07-10 | 2009-01-29 | Nippon Steel Corp | 電縫鋼管の溶接部欠陥の検査方法と装置 |
| JP2011104627A (ja) * | 2009-11-18 | 2011-06-02 | Jfe Steel Corp | 電縫鋼管の製造方法および電縫鋼管 |
| CN103464544A (zh) * | 2013-09-17 | 2013-12-25 | 浙江金洲管道工业有限公司 | 一种焊管挤压辊定压自锁调节装置 |
| CN109746283A (zh) * | 2019-01-29 | 2019-05-14 | 东莞市申皓精密机械设备有限公司 | 下死点绝对值检测装置及方法 |
-
1995
- 1995-10-17 JP JP7268770A patent/JP2952187B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009019887A (ja) * | 2007-07-10 | 2009-01-29 | Nippon Steel Corp | 電縫鋼管の溶接部欠陥の検査方法と装置 |
| JP2009018315A (ja) * | 2007-07-10 | 2009-01-29 | Nippon Steel Corp | 電縫鋼管の溶接部欠陥の検査方法と装置 |
| JP2011104627A (ja) * | 2009-11-18 | 2011-06-02 | Jfe Steel Corp | 電縫鋼管の製造方法および電縫鋼管 |
| CN103464544A (zh) * | 2013-09-17 | 2013-12-25 | 浙江金洲管道工业有限公司 | 一种焊管挤压辊定压自锁调节装置 |
| CN109746283A (zh) * | 2019-01-29 | 2019-05-14 | 东莞市申皓精密机械设备有限公司 | 下死点绝对值检测装置及方法 |
| CN109746283B (zh) * | 2019-01-29 | 2020-08-11 | 东莞市申皓精密机械设备有限公司 | 下死点绝对值检测装置及方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2952187B2 (ja) | 1999-09-20 |
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