JPH09108786A - 双ドラム式連続鋳造装置 - Google Patents
双ドラム式連続鋳造装置Info
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- JPH09108786A JPH09108786A JP7269896A JP26989695A JPH09108786A JP H09108786 A JPH09108786 A JP H09108786A JP 7269896 A JP7269896 A JP 7269896A JP 26989695 A JP26989695 A JP 26989695A JP H09108786 A JPH09108786 A JP H09108786A
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Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 双ドラム式連続鋳造装置において、鋳造され
る金属薄板の割れを確実に防止し、かつ、1回の鋳造量
を増加させるようにする。 【解決手段】 互いに反対方向に回転する一対の冷却ド
ラム1,1′の間に湯溜め50を形成し下方より鋳片4
0を排出する双ドラム式連続鋳造装置において、冷却ド
ラム1,1′の外周面2へショット粒30を噴射するシ
ョット粒噴射装置15を設け、ドラム1,1′の外周面
2にショット粒によって凹みを形成させて鋳片40の割
れを防止する。また、前記ショット粒噴射装置の冷却ド
ラムの回転方向の上流側及び/又は下流側に冷却ドラム
の外周面に当接するブラシ装置を設けて冷却ドラムの外
周面を清浄にする。
る金属薄板の割れを確実に防止し、かつ、1回の鋳造量
を増加させるようにする。 【解決手段】 互いに反対方向に回転する一対の冷却ド
ラム1,1′の間に湯溜め50を形成し下方より鋳片4
0を排出する双ドラム式連続鋳造装置において、冷却ド
ラム1,1′の外周面2へショット粒30を噴射するシ
ョット粒噴射装置15を設け、ドラム1,1′の外周面
2にショット粒によって凹みを形成させて鋳片40の割
れを防止する。また、前記ショット粒噴射装置の冷却ド
ラムの回転方向の上流側及び/又は下流側に冷却ドラム
の外周面に当接するブラシ装置を設けて冷却ドラムの外
周面を清浄にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互いに反対方向に
回転する一対の冷却ドラムの間に湯溜めを形成し下方よ
り金属薄板を排出する双ドラム式連続鋳造装置に関す
る。
回転する一対の冷却ドラムの間に湯溜めを形成し下方よ
り金属薄板を排出する双ドラム式連続鋳造装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】特願平01−211428号「薄板連続
鋳造機用ブラシ装置」によって提案された双ドラム式連
続鋳造装置は、図4に示すように、矢印に示す互いに反
対方向に回転する水冷の冷却ドラム01,01′の両ド
ラムが接近するキス部の反対側に表面を清掃するブラシ
ホイール03と同ブラシホイール03により掻き取られ
た付着物を吸引ホース05を介して吸引排出する吸引カ
バー04とを設けて、付着物の混入による鋳片の割れを
防止し、安定して良質の鋳片を得るようにしていた。な
お、図6中06は前記一対の冷却ドラム01,01′の
間に形成された湯溜め、02は湯溜め06の下方より引
出される鋳片である。
鋳造機用ブラシ装置」によって提案された双ドラム式連
続鋳造装置は、図4に示すように、矢印に示す互いに反
対方向に回転する水冷の冷却ドラム01,01′の両ド
ラムが接近するキス部の反対側に表面を清掃するブラシ
ホイール03と同ブラシホイール03により掻き取られ
た付着物を吸引ホース05を介して吸引排出する吸引カ
バー04とを設けて、付着物の混入による鋳片の割れを
防止し、安定して良質の鋳片を得るようにしていた。な
お、図6中06は前記一対の冷却ドラム01,01′の
間に形成された湯溜め、02は湯溜め06の下方より引
出される鋳片である。
【0003】また、特願平01−117987号「薄肉
鋳片鋳造用冷却ドラム」によって提案された双ドラム式
連続鋳造装置は、図5に示すように、直径が0.4〜
1.2mmの円形又は長円状の開口部Dを持ち深さが5〜
100μmの多数の凹み(ディンプル)014を、互に
接することなくドラムの周面に刻設し、かつ、隣接する
前記凹み間の距離Lを1.2〜3.0mmにしたことによ
り、割れのない鋳片を得るようにしていた。
鋳片鋳造用冷却ドラム」によって提案された双ドラム式
連続鋳造装置は、図5に示すように、直径が0.4〜
1.2mmの円形又は長円状の開口部Dを持ち深さが5〜
100μmの多数の凹み(ディンプル)014を、互に
接することなくドラムの周面に刻設し、かつ、隣接する
前記凹み間の距離Lを1.2〜3.0mmにしたことによ
り、割れのない鋳片を得るようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図6に示す前記従来の
双ドラム式連続鋳造装置では、ブラシホイールによって
冷却ドラム表面が清掃されるために鋳片の割れを防止す
ることができるが、冷却ドラムの表面は平滑であるため
に、充分に割れのない鋳片を得ることには難点があっ
た。
双ドラム式連続鋳造装置では、ブラシホイールによって
冷却ドラム表面が清掃されるために鋳片の割れを防止す
ることができるが、冷却ドラムの表面は平滑であるため
に、充分に割れのない鋳片を得ることには難点があっ
た。
【0005】また、図7に示す前記従来の双ドラム式連
続鋳造装置では、長時間鋳造を続けると、鋳造時の溶湯
による加熱及び一対の冷却ドラムが互いに近接するキス
部での加圧等により、少しづつ前記ディンプル形状が変
形し、鋳片の亀裂を生じるに至る。従来は、鋳片に亀裂
を生じ始めると、前記ドラムを交換し、再度当初のディ
ンプルを刻設して連続鋳造に供していた。従って、この
双ドラム式連続鋳造装置は、1回の連続鋳造量が少なく
不経済である欠点があった。
続鋳造装置では、長時間鋳造を続けると、鋳造時の溶湯
による加熱及び一対の冷却ドラムが互いに近接するキス
部での加圧等により、少しづつ前記ディンプル形状が変
形し、鋳片の亀裂を生じるに至る。従来は、鋳片に亀裂
を生じ始めると、前記ドラムを交換し、再度当初のディ
ンプルを刻設して連続鋳造に供していた。従って、この
双ドラム式連続鋳造装置は、1回の連続鋳造量が少なく
不経済である欠点があった。
【0006】本発明は、以上の従来の双ドラム連続鋳造
装置のもつ欠点を解決することができる連続鋳造装置を
提供しようとするものである。
装置のもつ欠点を解決することができる連続鋳造装置を
提供しようとするものである。
【0007】
(1)本発明は、互に反対方向に回転する一対の冷却ド
ラムの間に湯溜めを形成し下方より金属薄板を排出する
双ドラム式連続鋳造装置において、前記冷却ドラムの外
周面にショット粒を噴射するショット粒噴射装置を備え
たことを特徴とする。 (2)また本発明は、互に反対方向に回転する一対の冷
却ドラムの間に湯溜めを形成し下方より金属薄板を排出
する双ドラム式連続鋳造装置において、前記冷却ドラム
の外周面にショット粒を噴射するショット粒噴射装置、
及び同ショット粒噴射装置の冷却ドラム回転方向の上流
側及び/又は下流側に冷却ドラムの外周面に当接するブ
ラシ装置を備えたことを特徴とする。
ラムの間に湯溜めを形成し下方より金属薄板を排出する
双ドラム式連続鋳造装置において、前記冷却ドラムの外
周面にショット粒を噴射するショット粒噴射装置を備え
たことを特徴とする。 (2)また本発明は、互に反対方向に回転する一対の冷
却ドラムの間に湯溜めを形成し下方より金属薄板を排出
する双ドラム式連続鋳造装置において、前記冷却ドラム
の外周面にショット粒を噴射するショット粒噴射装置、
及び同ショット粒噴射装置の冷却ドラム回転方向の上流
側及び/又は下流側に冷却ドラムの外周面に当接するブ
ラシ装置を備えたことを特徴とする。
【0008】本発明では、ショット粒噴射装置より噴射
されるショット粒によって、鋳造中連続的に冷却ドラム
外周面に凹みが生じ、一対の冷却ドラムの間に形成され
る湯溜めから排出される金属薄板の割れが防止される。
従って、1回の連続鋳造量が増加する。
されるショット粒によって、鋳造中連続的に冷却ドラム
外周面に凹みが生じ、一対の冷却ドラムの間に形成され
る湯溜めから排出される金属薄板の割れが防止される。
従って、1回の連続鋳造量が増加する。
【0009】また、鋳造によってドラムの外周面に生じ
た酸化膜は噴射されたショット粒によって、除去される
ために、金属薄板の割れが充分に防止される。
た酸化膜は噴射されたショット粒によって、除去される
ために、金属薄板の割れが充分に防止される。
【0010】更に、ショット粒噴射装置へのショット粒
の供給量を任意に与えることにより、ショット粒の噴射
密度を容易に制御でき、また鋳造速度に対応して、ショ
ット粒の噴射密度を調整することができる。
の供給量を任意に与えることにより、ショット粒の噴射
密度を容易に制御でき、また鋳造速度に対応して、ショ
ット粒の噴射密度を調整することができる。
【0011】また、本発明では、噴射されたショット
粒、鋳造によって冷却ドラムの外周面に発生した酸化膜
及びショット粒の噴射によって冷却ドラムの外周面に付
着した粉などは、ブラシ装置によって除去されて鋳造さ
れる金属薄板へ混入することが抑止され、金属薄板の割
れが充分に防止される。
粒、鋳造によって冷却ドラムの外周面に発生した酸化膜
及びショット粒の噴射によって冷却ドラムの外周面に付
着した粉などは、ブラシ装置によって除去されて鋳造さ
れる金属薄板へ混入することが抑止され、金属薄板の割
れが充分に防止される。
【0012】本発明において、当初冷却ロールの外周面
に予め凹み(ディンプル)をつけておき、ショット粒の
噴射密度を0.05%とすることにより、当初の凹みの
補足が可能となり、200分の鋳造においても鋳片亀裂
を生じることはなかった。また、ショット粒の噴射密度
を10%とした場合、連続噴射を行っても冷却ドラム外
周面の損耗は小さく連続使用に耐える。
に予め凹み(ディンプル)をつけておき、ショット粒の
噴射密度を0.05%とすることにより、当初の凹みの
補足が可能となり、200分の鋳造においても鋳片亀裂
を生じることはなかった。また、ショット粒の噴射密度
を10%とした場合、連続噴射を行っても冷却ドラム外
周面の損耗は小さく連続使用に耐える。
【0013】更に間欠的にショット粒を噴射するように
する場合は、次のように行なう。即ち、ショット粒の噴
射の始めは、0.05%ないし0.5%の噴射密度と
し、最大は5〜10%の噴射密度として数回転ないし数
十回転の噴射を行い、その上でスロープダウンして、
0.05〜0.5%噴射密度としたあと休止する。この
ようにすることにより、冷却ドラム外周面の凹みの密度
分布の急激な変化を防ぐことができ、鋳造を休止するこ
となく連続して鋳造を行うことが可能となる。
する場合は、次のように行なう。即ち、ショット粒の噴
射の始めは、0.05%ないし0.5%の噴射密度と
し、最大は5〜10%の噴射密度として数回転ないし数
十回転の噴射を行い、その上でスロープダウンして、
0.05〜0.5%噴射密度としたあと休止する。この
ようにすることにより、冷却ドラム外周面の凹みの密度
分布の急激な変化を防ぐことができ、鋳造を休止するこ
となく連続して鋳造を行うことが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の第1の形態を、図
1ないし図3によって説明する。1,1′は内部に冷却
水通路をもち直径1200mm、巾800mmの互いに対向
して配置された水冷の冷却ドラムであり、一方のドラム
1′は他方のドラム1に対して両ドラム1,1′の軸を
結ぶ方向に移動可能な可動ドラムである。前記両ドラム
1,1′は、図1中に示す矢印の方向に軸を中心に互い
に反対方向に回転してその間に湯溜め50を形成してお
り、同湯溜め50に注湯ノズル51より供給される溶融
金属を連続的に凝固して、湯溜め50の下方から金属薄
板の鋳片40を排出するようになっている。前記冷却ド
ラム1,1′の外周面2には、フォトエッチング法によ
り、直径が0.3〜0.6mm、深さが0.1〜0.15
mmの多数の初期凹み(ディンプル)が予め形成されてお
り、凹み(ディンプル)の面積率は30%とされてい
る。
1ないし図3によって説明する。1,1′は内部に冷却
水通路をもち直径1200mm、巾800mmの互いに対向
して配置された水冷の冷却ドラムであり、一方のドラム
1′は他方のドラム1に対して両ドラム1,1′の軸を
結ぶ方向に移動可能な可動ドラムである。前記両ドラム
1,1′は、図1中に示す矢印の方向に軸を中心に互い
に反対方向に回転してその間に湯溜め50を形成してお
り、同湯溜め50に注湯ノズル51より供給される溶融
金属を連続的に凝固して、湯溜め50の下方から金属薄
板の鋳片40を排出するようになっている。前記冷却ド
ラム1,1′の外周面2には、フォトエッチング法によ
り、直径が0.3〜0.6mm、深さが0.1〜0.15
mmの多数の初期凹み(ディンプル)が予め形成されてお
り、凹み(ディンプル)の面積率は30%とされてい
る。
【0015】冷却ドラム1,1′の回転方向の上流側に
ショット粒噴射装置15が配置されている(図1には一
方の冷却ドラム1のショット粒噴射装置のみが示されて
いて、他方の冷却ドラム1′のショット粒噴射装置の図
示は省略されている)。ショット粒噴射装置15は、冷
却ドラム1,1′の真下からブラシ装置5側へ30°傾
けた方向θに斜め上向き冷却ドラム1又は1′の外周面
2へ垂直に向うように配置され、先端に噴射用インペラ
10aをもつショット粒供給コンジット10より成って
いる。ショット粒噴射装置15は、図2に示すように、
水冷ドラム1又は1′の軸方向に間隔をおいて2個配置
されている。ショット粒噴射装置15と冷却ドラム1又
は1′の間の空間には、水冷ドラム1又は1′の軸方向
のほぼ全長(ほぼ全幅)にわたり水冷ドラム1又は1′
の周面の一部分を覆うようにカバー20が設けられ、シ
ョット粒噴射装置15は遠心式となっている。またカバ
ー20の内側には耐摩耗材25がライニングされてい
る。カバー20と冷却ドラム1又は1′の間隙は1〜2
mm程度に設定され、前記カバー20の両端部は冷却ドラ
ム端より1〜5mm内側になるように配置されている。ま
た、前記カバー20の下方の部分には、空気吸引式のシ
ョット粒回収ノズル21が設けられている。前記カバー
20は、図示しない冷却ドラム1又は1′の軸受部に接
続され、冷却ドラム1又は1′との相対変位を生じない
ようにされている。
ショット粒噴射装置15が配置されている(図1には一
方の冷却ドラム1のショット粒噴射装置のみが示されて
いて、他方の冷却ドラム1′のショット粒噴射装置の図
示は省略されている)。ショット粒噴射装置15は、冷
却ドラム1,1′の真下からブラシ装置5側へ30°傾
けた方向θに斜め上向き冷却ドラム1又は1′の外周面
2へ垂直に向うように配置され、先端に噴射用インペラ
10aをもつショット粒供給コンジット10より成って
いる。ショット粒噴射装置15は、図2に示すように、
水冷ドラム1又は1′の軸方向に間隔をおいて2個配置
されている。ショット粒噴射装置15と冷却ドラム1又
は1′の間の空間には、水冷ドラム1又は1′の軸方向
のほぼ全長(ほぼ全幅)にわたり水冷ドラム1又は1′
の周面の一部分を覆うようにカバー20が設けられ、シ
ョット粒噴射装置15は遠心式となっている。またカバ
ー20の内側には耐摩耗材25がライニングされてい
る。カバー20と冷却ドラム1又は1′の間隙は1〜2
mm程度に設定され、前記カバー20の両端部は冷却ドラ
ム端より1〜5mm内側になるように配置されている。ま
た、前記カバー20の下方の部分には、空気吸引式のシ
ョット粒回収ノズル21が設けられている。前記カバー
20は、図示しない冷却ドラム1又は1′の軸受部に接
続され、冷却ドラム1又は1′との相対変位を生じない
ようにされている。
【0016】以上のように構成された本実施の形態で
は、ショット粒噴射装置15から冷却ドラム1又は1′
の外周面2へ向ってショット粒30が噴射され、図3に
示すように、冷却ドラム1又は1′の外周面2に凹み
(ディンプル)3が形成される。この凹み3は、冷却ド
ラム1又は1′の外周面に予め形成された初期凹みと共
に、湯溜め50で凝固された上排出される鋳片40の割
れの発生を防止する。しかも、凹み3は鋳造中冷却ドラ
ム1又は1′が回転する時に連続してドラムの外周面2
に形成され、たとえ前記初期凹みの形状が変化すること
があっても、鋳片40の割れの発生を確実に防止するこ
とができる。これによって、本実施の形態では、長時間
にわたって連続して鋳造を行うことが可能で、1回の連
続鋳造量を増加させることができる。
は、ショット粒噴射装置15から冷却ドラム1又は1′
の外周面2へ向ってショット粒30が噴射され、図3に
示すように、冷却ドラム1又は1′の外周面2に凹み
(ディンプル)3が形成される。この凹み3は、冷却ド
ラム1又は1′の外周面に予め形成された初期凹みと共
に、湯溜め50で凝固された上排出される鋳片40の割
れの発生を防止する。しかも、凹み3は鋳造中冷却ドラ
ム1又は1′が回転する時に連続してドラムの外周面2
に形成され、たとえ前記初期凹みの形状が変化すること
があっても、鋳片40の割れの発生を確実に防止するこ
とができる。これによって、本実施の形態では、長時間
にわたって連続して鋳造を行うことが可能で、1回の連
続鋳造量を増加させることができる。
【0017】また、前記のように、ショット粒噴射装置
15は遠心式であり、かつ、カバー20は冷却ドラム1
又は1′の軸方向のほぼ全長(全幅)を覆っているため
に、ショット粒30はドラムの外周面2の全面に一様に
衝突し、冷却ドラムの外周面2の全面に一様に凹み3を
形成させることができる。
15は遠心式であり、かつ、カバー20は冷却ドラム1
又は1′の軸方向のほぼ全長(全幅)を覆っているため
に、ショット粒30はドラムの外周面2の全面に一様に
衝突し、冷却ドラムの外周面2の全面に一様に凹み3を
形成させることができる。
【0018】ショット粒噴射装置15から噴射され冷却
ドラムの外周面2に衝突したショット粒30はカバー2
0内の下部に堆積し、これがショット粒回収ノズル21
より吸引されて回収される。
ドラムの外周面2に衝突したショット粒30はカバー2
0内の下部に堆積し、これがショット粒回収ノズル21
より吸引されて回収される。
【0019】また、本実施の形態では、ショット粒噴射
装置15へのショット粒30の供給量を任意に与えるこ
とにより、ショット粒の噴射密度を容易に制御して凹み
3の面積率を変えることができ、また、鋳造速度に対応
してショット粒の噴射密度を調整することができる。
装置15へのショット粒30の供給量を任意に与えるこ
とにより、ショット粒の噴射密度を容易に制御して凹み
3の面積率を変えることができ、また、鋳造速度に対応
してショット粒の噴射密度を調整することができる。
【0020】本実施の形態において、鋳造速度60m/
分とし、0.8mmの平均直径のショット粒30の噴射量
を250g/分として鋳造を行つところ、鋳造開始後1
80分を経過しても鋳片40に割れを生ずることがな
く、良好な結果を得ることができた。この時にショット
粒30の噴射によって生じた凹み3の面積率は0.05
%であった。
分とし、0.8mmの平均直径のショット粒30の噴射量
を250g/分として鋳造を行つところ、鋳造開始後1
80分を経過しても鋳片40に割れを生ずることがな
く、良好な結果を得ることができた。この時にショット
粒30の噴射によって生じた凹み3の面積率は0.05
%であった。
【0021】また、本実施の形態において、前記の条件
でショット粒30の噴射量を250g/分から50kg/
分と変更した場合においても、鋳造開始後180分を経
過しても鋳片40に割れを生ずることがなく、良好な結
果を得ることができた。この時のショット粒30の噴射
によって生じた凹み3の面積率は10%であった。
でショット粒30の噴射量を250g/分から50kg/
分と変更した場合においても、鋳造開始後180分を経
過しても鋳片40に割れを生ずることがなく、良好な結
果を得ることができた。この時のショット粒30の噴射
によって生じた凹み3の面積率は10%であった。
【0022】本発明の実施の第2の形態を以下に説明す
る。本実施の形態は、前記第1の実施例と同様な構成を
有するが、ただ、初期凹みを第1の実施の形態における
ようにフォトエッチング法によって形成した冷却ドラム
1,1′を用いるのではなく、ショット粒噴射装置15
により噴射されるショット粒30によって面積率30%
の初期凹みを形成した冷却ドラム1,1′を用いるもの
であり、以後鋳造中に前記第1の実施例と同様にショッ
ト粒噴射装置15から噴射されるショット粒30によっ
て凹みを形成するようにしたものである。
る。本実施の形態は、前記第1の実施例と同様な構成を
有するが、ただ、初期凹みを第1の実施の形態における
ようにフォトエッチング法によって形成した冷却ドラム
1,1′を用いるのではなく、ショット粒噴射装置15
により噴射されるショット粒30によって面積率30%
の初期凹みを形成した冷却ドラム1,1′を用いるもの
であり、以後鋳造中に前記第1の実施例と同様にショッ
ト粒噴射装置15から噴射されるショット粒30によっ
て凹みを形成するようにしたものである。
【0023】本実施の形態においても、前記本発明の実
施の第1の形態と同様な作用及び効果を奏することがで
きる。
施の第1の形態と同様な作用及び効果を奏することがで
きる。
【0024】なお、前記本発明の実施の第1及び第2の
形態では、冷却ドラム1,1′の外周面2に初期凹みを
設けているが、本発明では、初期凹みを設けず鋳造中シ
ョット粒噴射装置から噴射されるショット粒によって形
成される凹みのみを冷却ドラム1,1′の外周面に形成
させるようにすることもできる。
形態では、冷却ドラム1,1′の外周面2に初期凹みを
設けているが、本発明では、初期凹みを設けず鋳造中シ
ョット粒噴射装置から噴射されるショット粒によって形
成される凹みのみを冷却ドラム1,1′の外周面に形成
させるようにすることもできる。
【0025】本発明の実施の第3の形態を、図4によっ
て説明する。本実施の形態は、前記本発明の実施の第1
の形態において以下説明するブラシ装置を設けたもので
ある。
て説明する。本実施の形態は、前記本発明の実施の第1
の形態において以下説明するブラシ装置を設けたもので
ある。
【0026】即ち、冷却ドラム1,1′の対向する冷却
ドラム1′,1の反対側の側部には、それぞれブラシ装
置5が設けられている(図1には一方の冷却ドラム1の
ブラシ装置5のみが示されていて、他方の冷却ドラム
1′のブラシ装置の図示は省略されている。)。ブラシ
装置5は、図示しない冷却ドラムの軸受部に接続された
支持材4、同支持材4の先端に中央部が枢支された支持
腕4a及び同支持腕4aの両端に軸支され冷却ドラム
1,1′の外周面2に当接するブラシホイール3,3′
を備えている。
ドラム1′,1の反対側の側部には、それぞれブラシ装
置5が設けられている(図1には一方の冷却ドラム1の
ブラシ装置5のみが示されていて、他方の冷却ドラム
1′のブラシ装置の図示は省略されている。)。ブラシ
装置5は、図示しない冷却ドラムの軸受部に接続された
支持材4、同支持材4の先端に中央部が枢支された支持
腕4a及び同支持腕4aの両端に軸支され冷却ドラム
1,1′の外周面2に当接するブラシホイール3,3′
を備えている。
【0027】ショット粒噴射装置15から噴射され冷却
ドラムの外周面2に衝突したショット粒30はカバー2
0内の下部に堆積し、これがショット粒回収ノズル21
より吸引されて回収される。
ドラムの外周面2に衝突したショット粒30はカバー2
0内の下部に堆積し、これがショット粒回収ノズル21
より吸引されて回収される。
【0028】ショット粒回収ノズル21に回収されなか
ったショット粒、鋳造によって冷却ドラムの外周面2に
生じた酸化膜、及びショット粒30の噴射によって冷却
ドラムの外周面2に付着した粒などは、冷却ドラム1又
は1′の回転に伴って下流側のブラシ装置5へ至り、こ
こでブラシホイール3,3′によってドラムの外周面2
から除去される。従って、これらの付着物などが湯溜め
50中の溶融金属に混入することがなく、鋳片40に割
れが発生することが防止される。
ったショット粒、鋳造によって冷却ドラムの外周面2に
生じた酸化膜、及びショット粒30の噴射によって冷却
ドラムの外周面2に付着した粒などは、冷却ドラム1又
は1′の回転に伴って下流側のブラシ装置5へ至り、こ
こでブラシホイール3,3′によってドラムの外周面2
から除去される。従って、これらの付着物などが湯溜め
50中の溶融金属に混入することがなく、鋳片40に割
れが発生することが防止される。
【0029】また、本実施の形態では、ショット粒噴射
装置15へのショット粒30の供給量を任意に与えるこ
とにより、ショット粒の噴射密度を容易に制御して凹み
3の面積率を変えることができ、また、鋳造速度に対応
してショット粒の噴射密度を調整することができる。
装置15へのショット粒30の供給量を任意に与えるこ
とにより、ショット粒の噴射密度を容易に制御して凹み
3の面積率を変えることができ、また、鋳造速度に対応
してショット粒の噴射密度を調整することができる。
【0030】本実施の形態において、鋳造速度60m/
分とし、0.8mmの平均直径のショット粒30の噴射量
を50kg/分として鋳造を行ったところ、鋳造開始後1
80分を経過しても鋳片40に割れを生ずることがな
く、良好な結果を得ることができた。この時にショット
粒30の噴射によって生じた凹み3の面積率は10%で
あった。
分とし、0.8mmの平均直径のショット粒30の噴射量
を50kg/分として鋳造を行ったところ、鋳造開始後1
80分を経過しても鋳片40に割れを生ずることがな
く、良好な結果を得ることができた。この時にショット
粒30の噴射によって生じた凹み3の面積率は10%で
あった。
【0031】本実施の形態において、前記本発明の実施
の第1の形態におけると同一のドラム条件、同一の鋳造
速度で鋳造を行なった。ショット粒30は平均直径1.
0mmとし50kg/分にて噴射して鋳造を行なったが、後
工程にブラシホイール3,3′を設けて冷却ドラム外周
面に付着した酸化物等を除去しているため、金属薄板の
割れが充分に防止されかつ、溶融金属50からの鋳片生
産量が大となる効果があった。
の第1の形態におけると同一のドラム条件、同一の鋳造
速度で鋳造を行なった。ショット粒30は平均直径1.
0mmとし50kg/分にて噴射して鋳造を行なったが、後
工程にブラシホイール3,3′を設けて冷却ドラム外周
面に付着した酸化物等を除去しているため、金属薄板の
割れが充分に防止されかつ、溶融金属50からの鋳片生
産量が大となる効果があった。
【0032】本発明の実施の第4の形態を、図5によっ
て説明する。本実施の形態は、前記本発明の実施の第3
の形態において、以下説明するようにショット噴射装置
をブラシ装置より冷却ドラムの回転方向の下流側に設け
たものである。
て説明する。本実施の形態は、前記本発明の実施の第3
の形態において、以下説明するようにショット噴射装置
をブラシ装置より冷却ドラムの回転方向の下流側に設け
たものである。
【0033】即ち、ショット噴射装置15は、ブラシ装
置5の冷却ドラム1,1′の回転方向の下流側において
水平位置より約30度上側(図5ではこの角度をθで示
す)に設けている。また、ショット粒噴射装置15のカ
バー20の端部には冷却ドラム1,1′の外周面2に接
する固定ブラシ26が設けられている。
置5の冷却ドラム1,1′の回転方向の下流側において
水平位置より約30度上側(図5ではこの角度をθで示
す)に設けている。また、ショット粒噴射装置15のカ
バー20の端部には冷却ドラム1,1′の外周面2に接
する固定ブラシ26が設けられている。
【0034】本実施の形態では、鋳造によって冷却ドラ
ムの外周面に生じた酸化膜等をブラシ装置5によって除
去した後ショット粒30の噴射を行なっており、前記本
発明の実施の第3の形態と同様の作用及び効果を挙げる
ことができる。
ムの外周面に生じた酸化膜等をブラシ装置5によって除
去した後ショット粒30の噴射を行なっており、前記本
発明の実施の第3の形態と同様の作用及び効果を挙げる
ことができる。
【0035】本実施の形態において、前記本発明の実施
の第1及び第3の形態と同一のドラム条件、同一の鋳造
速度で平均粒径1.2mmのショット粒30を50kg/分
噴射して鋳造を続けたところ、180分経過後も鋳片に
割れを生ぜず良好な結果を得ることができた。
の第1及び第3の形態と同一のドラム条件、同一の鋳造
速度で平均粒径1.2mmのショット粒30を50kg/分
噴射して鋳造を続けたところ、180分経過後も鋳片に
割れを生ぜず良好な結果を得ることができた。
【0036】なお、前記本発明の実施の各形態では、遠
心式のショット噴射装置を用いているが、これに代えて
空気加圧式ブラスト装置を用いることもできる。
心式のショット噴射装置を用いているが、これに代えて
空気加圧式ブラスト装置を用いることもできる。
【0037】
【発明の効果】本発明では、ショット粒噴射装置によっ
て噴射されるショット粒によって鋳造中に冷却ドラムの
外周面に鋳造中に凹みを形成することによって、鋳造さ
れる金属薄板に亀裂を生じることを防止することがで
き、1回の鋳造量を多くすることができる。また、ショ
ット粒の噴射によって、鋳造によって冷却ドラムの外周
面に生じた酸化膜を除去することができる。
て噴射されるショット粒によって鋳造中に冷却ドラムの
外周面に鋳造中に凹みを形成することによって、鋳造さ
れる金属薄板に亀裂を生じることを防止することがで
き、1回の鋳造量を多くすることができる。また、ショ
ット粒の噴射によって、鋳造によって冷却ドラムの外周
面に生じた酸化膜を除去することができる。
【0038】また更に、鋳造によって冷却ドラムの外周
面に生じた酸化皮膜、ショット粒の噴射によって冷却ド
ラムの外周面に付着した粉などをブラシ装置によって除
去して鋳造される金属薄板に混入することを抑止するこ
とができ、これによって金属薄板の割れを充分に防止す
ることができる。
面に生じた酸化皮膜、ショット粒の噴射によって冷却ド
ラムの外周面に付着した粉などをブラシ装置によって除
去して鋳造される金属薄板に混入することを抑止するこ
とができ、これによって金属薄板の割れを充分に防止す
ることができる。
【図1】本発明の実施の第1の形態に係る双ドラム式連
続鋳造装置の断面図である。
続鋳造装置の断面図である。
【図2】図1のA−A′矢視断面図である。
【図3】同実施例のショット粒による凹み(ディンプ
ル)の形成状況の説明図である。
ル)の形成状況の説明図である。
【図4】本発明の実施の第3の形態に係る双ドラム式連
続鋳造装置の断面図である。
続鋳造装置の断面図である。
【図5】本発明の実施の第4の形態に係る双ドラム式連
続鋳造装置の断面図である。
続鋳造装置の断面図である。
【図6】従来の双ドラム式連続鋳造装置の説明図であ
る。
る。
【図7】従来の他の双ドラム式連続鋳造装置の凹み(デ
ィンプル)の形状の説明図である。
ィンプル)の形状の説明図である。
1,1′ 冷却ドラム 2 冷却ドラムの外周面 3,3′ ブラシホイール 4 支持材 5 ブラシ装置 10 ショット粒供給コンジット 10a 噴射用インペラ 15 ショット粒噴射装置 20 カバー 21 ショット粒回収ノズル 25 耐摩耗材 30 ショット粒 40 鋳片 50 湯溜め 51 注湯ノズル
Claims (2)
- 【請求項1】 互に反対方向に回転する一対の冷却ドラ
ムの間に湯溜めを形成し下方より金属薄板を排出する双
ドラム式連続鋳造装置において、前記冷却ドラムの外周
面にショット粒を噴射するショット粒噴射装置を備えた
ことを特徴とする双ドラム式連続鋳造装置。 - 【請求項2】 互に反対方向に回転する一対の冷却ドラ
ムの間に湯溜めを形成し下方より金属薄板を排出する双
ドラム式連続鋳造装置において、前記冷却ドラムの外周
面にショット粒を噴射するショット粒噴射装置、及び同
ショット粒噴射装置の冷却ドラム回転方向の上流側及び
/又は下流側に冷却ドラムの外周面に当接するブラシ装
置を備えたことを特徴とする双ドラム式連続鋳造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7269896A JPH09108786A (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | 双ドラム式連続鋳造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7269896A JPH09108786A (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | 双ドラム式連続鋳造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09108786A true JPH09108786A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=17478735
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7269896A Withdrawn JPH09108786A (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | 双ドラム式連続鋳造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09108786A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0865850A1 (en) * | 1997-03-18 | 1998-09-23 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Twin drum type continuous casting method |
| KR20020015903A (ko) * | 2000-08-23 | 2002-03-02 | 이구택 | 쌍롤식 박판제조공정에서 품질이 우수한 주편의 제조방법 |
| KR100423417B1 (ko) * | 1999-12-07 | 2004-03-19 | 주식회사 포스코 | 쌍롤식 박판주조기 주조롤의 표면처리방법 |
| KR100490997B1 (ko) * | 2000-12-22 | 2005-05-24 | 주식회사 포스코 | 쌍롤식 박판제조공정에서의 주편제조방법 |
| KR100490995B1 (ko) * | 2000-12-22 | 2005-05-24 | 주식회사 포스코 | 연속박판주조기의 주조롤 표면청정방법 |
-
1995
- 1995-10-18 JP JP7269896A patent/JPH09108786A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0865850A1 (en) * | 1997-03-18 | 1998-09-23 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Twin drum type continuous casting method |
| KR100423417B1 (ko) * | 1999-12-07 | 2004-03-19 | 주식회사 포스코 | 쌍롤식 박판주조기 주조롤의 표면처리방법 |
| KR20020015903A (ko) * | 2000-08-23 | 2002-03-02 | 이구택 | 쌍롤식 박판제조공정에서 품질이 우수한 주편의 제조방법 |
| KR100490997B1 (ko) * | 2000-12-22 | 2005-05-24 | 주식회사 포스코 | 쌍롤식 박판제조공정에서의 주편제조방법 |
| KR100490995B1 (ko) * | 2000-12-22 | 2005-05-24 | 주식회사 포스코 | 연속박판주조기의 주조롤 표면청정방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030107 |