JPH09109028A - ブラスト加工機用のホッパ装置 - Google Patents

ブラスト加工機用のホッパ装置

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JPH09109028A
JPH09109028A JP29191295A JP29191295A JPH09109028A JP H09109028 A JPH09109028 A JP H09109028A JP 29191295 A JP29191295 A JP 29191295A JP 29191295 A JP29191295 A JP 29191295A JP H09109028 A JPH09109028 A JP H09109028A
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JP
Japan
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abrasive grain
abrasive
hopper
hopper tank
casing
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JP29191295A
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English (en)
Inventor
Yuji Nagamori
勇次 永森
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SAITOU IKA KOGYO KK
Original Assignee
SAITOU IKA KOGYO KK
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  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】安定した吹き出しを行う。 【解決手段】ホッパタンク12を、ケーシング2の上方
に配置され得る形で有し、ホッパタンク12の内部に砥
粒貯蔵空間12aを形成し、ホッパタンク12に砥粒導
入穴13、砥粒供給管15を、ケーシング2との間を接
続し得る形で設け、砥粒導入穴13の上端に受入口13
aを、ホッパタンク12の底部12bにおいて、砥粒貯
蔵空間12aに開口した形で形成し、砥粒供給管15の
下端に排出口15aを、砥粒送出空間3に開口した形で
形成し、受入口13aに、逆錐状の絞り面66が形成さ
れた絞り部材65を、該絞り面66を受入口13aに対
向させた形で挿嵌配設し、受入口13aと絞り面66と
の間に、間隙70を形成して構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉末状の微細砥粒を高
圧エアで加速してノズル等より吹き出し、吹き出された
砥粒の運動エネルギーにより物品を加工するブラスト加
工を行うブラスト加工機において、吹き出しのための砥
粒を供給する、ブラスト加工機用のホッパ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図13は、従来のホッパ装置の一例を示
した側断面図である。従来、粉末状の微細砥粒を高圧エ
アで加速してノズルより吹き出し、吹き出された砥粒の
運動エネルギーにより物品を加工するブラスト加工が行
われており、該ブラスト加工には各種のブラスト加工機
が使用されている。また、これらのブラスト加工機に
は、所定量の砥粒を貯蔵しておき、砥粒の吹き出しに際
して、貯蔵されていた砥粒を吹き出し用に供給する砥粒
供給手段であるホッパ装置が設けられている。
【0003】例えば、従来のホッパ装置90は、図13
に示すように、砥粒を貯蔵自在なホッパタンク91を有
しており、該ホッパタンク91の底部には砥粒が流入し
得る受入口91aが形成されている。またホッパタンク
91の受入口91a側には、該受入口91aより受け入
れた砥粒を下方に、砥粒の吹き出し用として輸送供給す
る砥粒供給管92が設けられている。また、砥粒が受入
口91aにおいてブリッジ等を形成して詰まるようなこ
とを防止するため、ホッパタンク91の底部には、受入
口91aを覆う形で、例えばコーン部材93のような、
断面積が上方に向けて小さくなったテーパ状の部材が設
置されている。コーン部材93は、その内部に流通空間
93aが、前記受入口91aの上に連通接続された形で
形成されており、コーン部材93の側部には、該コーン
部材93の側方であるホッパタンク91内部の空間と流
通空間93aとを横方向に連通する形で砥粒流入孔94
が形成されている。つまり、コーン部材93により、受
入口91aの真上にかかる砥粒による圧力を側方に分散
させる工夫がなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来のホッパ装
置では、例えば上述したホッパ装置90においては、砥
粒流入孔94付近で砥粒が停滞してブリッジ等を形成し
てまうなどして、吹き出し用の砥粒がスムーズに供給さ
れず、安定した吹き出しが困難となっていた。
【0005】よって本発明は上記事情に鑑み、ブラスト
加工機において安定した吹き出しが行えるような、ブラ
スト加工機用のホッパ装置を提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のうち第1の発明
は、砥粒(TR)を貯留し得る砥粒送出空間(3)が内
部に形成されたケーシング(2)及び、該砥粒送出空間
(3)に貯留された砥粒(TR)を取り出して外部に吹
き出し得る砥粒取出・吹出手段(7、9、50、51)
及び、前記砥粒送出空間(3)に砥粒(TR)を供給し
得るホッパ装置(11)を有したブラスト加工機(1)
において、前記ホッパ装置(11)は、ホッパタンク
(12)を、前記ケーシング(2)の上方に配置され得
る形で有し、前記ホッパタンク(12)の内部に砥粒貯
蔵空間(12a)を、砥粒(TR)を貯蔵自在な形で形
成し、前記ホッパタンク(12)に砥粒輸送路(13、
15)を、該砥粒輸送路(13、15)により前記ホッ
パタンク(12)と前記ケーシング(2)との間を接続
し得る形で設け、前記砥粒輸送路(13、15)の上端
に砥粒受入口(13a)を、前記ホッパタンク(12)
の底部(12b)において、前記砥粒貯蔵空間(12
a)に開口した形で形成し、前記砥粒輸送路(13、1
5)の下端に砥粒排出口(15a)を、前記ケーシング
(2)の前記砥粒送出空間(3)に開口した形で形成
し、前記砥粒受入口(13a)に、逆錐状の絞り面(6
6)が形成された受入口絞り部材(65)を、該絞り面
(66)を前記砥粒受入口(13a)に対向させた形で
挿嵌配設し、前記砥粒受入口(13a)と前記絞り面
(66)との間に、砥粒通過間隙(70)を形成して構
成される。
【0007】また本発明のうち第2の発明は、第1の発
明によるブラスト加工機(1)用のホッパ装置(11)
において、前記受入口絞り部材(65)は、前記ホッパ
タンク(12)の底部(12b)に載置されている。
【0008】また本発明のうち第3の発明は、第2の発
明によるブラスト加工機(1)用のホッパ装置(11)
において、前記受入口絞り部材(65)に被ガイド部材
(67、67a)を、該受入口絞り部材(65)から上
方に伸延した形で設け、前記ホッパタンク(12)の上
部にガイド手段(27)を、前記被ガイド部材(67、
67a)の横方向の移動を防止し得る形で、前記被ガイ
ド部材(67、67a)の上部に対応した位置に設け
た。
【0009】また本発明のうち第4の発明は、第1の発
明によるブラスト加工機(1)用のホッパ装置(11)
において、前記受入口絞り部材(65)に突起部材(6
8)を、該受入口絞り部材(65)から下方に、前記砥
粒輸送路(13、15)内に伸延した形で設けた。
【0010】なお、( )内の番号等は、図面における
対応する要素を示す、便宜的なものであり、従って、本
記述は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以
下の「作用」の欄についても同様である。
【0011】
【作用】上記した構成により本発明のうち第1の発明で
は、砥粒貯蔵空間(12a)に貯蔵されていた砥粒(T
R)が自重により下方に流動してホッパタンク(12)
の底部(12b)に到達し、該底部(12b)に到達し
た砥粒(TR)が、受入口絞り部材(65)の絞り面
(66)と、砥粒受入口(13a)との間の砥粒通過間
隙(70)を通過して砥粒輸送路(13、15)に流入
し、該砥粒輸送路(13、15)を通って砥粒排出口
(15a)を介して砥粒送出空間(3)に排出される。
【0012】また本発明のうち第2の発明では、受入口
絞り部材(65)は、砥粒輸送路(13、15)側から
の空気圧等により上方等に容易に押圧移動され得る。
【0013】また本発明のうち第3の発明では、受入口
絞り部材(65)に設けられた被ガイド部材(67、6
7a)の横方向の移動がガイド手段(27)により防止
されるため、該受入口絞り部材(65)の横方向の移動
は極力防止される。
【0014】また本発明のうち第4の発明では、受入口
絞り部材(65)に設けられた突起部材(68)の横方
向の移動が砥粒輸送路(13、15)にガイドされる形
で防止されている。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、本発明によるホッパ装置の一例が適用され
たブラスト加工機であり、ケーシング側を示した側断面
図、図2は、図1に示すブラスト加工機のうち、ホッパ
タンク側を示した側断面図、図3は、図1のX1−Y1
線による縦断面図、図4は、図2のX2−Y2線による
平断面図、図5は、送出回転体付近を示した斜視図、図
6は、送出空間加圧手段の箱体を示した側断面図、図7
は、受入口絞り部材付近を示した詳細図、図8は、図7
のX3−Y3線による断面図、図9及び図10は、本発
明によるホッパ装置の別の一例であり、受入口絞り部材
付近を示した図、図11及び図12は、本発明によるホ
ッパ装置の別の一例を示した側断面図である。
【0016】ブラスト加工機1は、図1乃至図3に示す
ように、図示しない作業場に図示しない適宜な設置部材
を介して設置されたケーシング2を有しており、ケーシ
ング2内部には砥粒送出空間3及び駆動装置収納空間5
が形成されている。砥粒送出空間3は図1の紙面左右方
向に扁平な鉛直断面が長円形の形状に形成されており、
砥粒送出空間3のうち図1の紙面左側は砥粒回転送出空
間45、図1の紙面右側は砥粒貯留空間46となってい
る。これら砥粒回転送出空間45及び砥粒貯留空間46
は水平方向に互いに連通配置されており、これら砥粒回
転送出空間45及び砥粒貯留空間46には、砥粒である
ビーズTR(即ち、ガラスビーズ又は粉末状の微細砥
粒)が貯留自在となっている。特に砥粒回転送出空間4
6には図1の二点鎖線で示す所定の砥粒貯留レベルTL
まで、ビーズTRが貯留し得るようになっている。一
方、砥粒送出空間3と駆動装置収納空間5との間には、
図3に示すように、これら両者3、5を隔てる形で鉛直
な板状の仕切部材6が設けられている。ケーシング2内
には、図3に示すように、回転駆動手段7(なお図3の
うち回転駆動手段7と後述の送出回転体9に関しては側
面が示されている)が設けられており、回転駆動手段7
は、駆動装置収納空間5内に収納設置された電動のモー
タユニット7bを有している。モータユニット7には略
水平な方向である図3の矢印B、C方向(即ち図3の紙
面左右方向)に伸延した形の駆動軸部材7aが接続され
設けられており、従ってモータユニット7は該駆動軸部
材7aを、矢印B、C方向に伸延する所定の回転軸Q1
を中心に図の矢印A方向に軸回転駆動自在となってい
る。なお、回転軸Q1はケーシング2に対して固定的に
設定配置されている。また、この駆動軸部材7aは、前
記仕切部材6を矢印B、C方向に貫通した形で配置され
ており、従って駆動軸部材7aの先端側、即ち矢印B側
は前記砥粒送出空間3の砥粒回転送出空間45に位置し
ている(なお、駆動軸部材7aと仕切部材6との間には
公知のオイルシール等が施されており、駆動軸部材7a
と仕切部材6との間は極力気密になっている。)。駆動
軸部材7aの先端側には、図1、図3、図5に示すよう
に、基本的に円盤状に形成された送出回転体9が該駆動
軸部材7aと同心状に接続され設けられており、従って
送出回転体9は前記モータユニット7によって駆動軸部
材7aを介して図の矢印A方向に回転駆動され得るよう
になっている。なお、送出回転体9と駆動軸部材7aと
が同心状に接続されていることより、送出回転体9の回
転中心Q2は駆動軸部材7aの回転軸Q1と一致してお
り、回転中心Q2は前記砥粒貯留レベルTLよりも下方
に位置している。また、送出回転体9は、該送出回転体
9の天端位置が常に前記砥粒貯留レベルTLよりも上方
に位置するように配置されている。言い替えれば、前記
砥粒回転送出空間45に送出回転体9が、ケーシング2
に対して回転軸Q1を中心に回転自在なる形で設けられ
ており、送出回転体9には、該送出回転体9を回転軸Q
1を中心に回転駆動させ得る回転駆動手段7が設けられ
ているということであり、また回転駆動手段7は、送出
回転体9に接続され、回転軸Q1を中心に軸回転自在
で、前記仕切部材6を貫通した形の駆動軸部材7a及
び、駆動装置収納空間5に収納され、駆動軸部材7aの
駆動装置収納空間5側の端部に、該駆動軸部材7aを軸
回転駆動し得るように接続されたモータユニット7bに
よって構成されているということである。なお、モータ
ユニット7bと図示しない操作部或いは図示しない電源
ユニットを連絡接続する電気ケーブル61は、図3に示
すように、駆動装置収納空間5とケーシング2外部とに
亙って、該ケーシング2のうち駆動装置収納空間5に隣
接する後壁部2bを貫通する形で設けられており、後壁
部2bにおける電気ケーブル61の貫通部位には、駆動
装置収納空間5からケーシング2外部に向かって内部が
収斂する形のテーパ穴2cが該後壁部2bを貫通する形
で設けられている。また、テーパ穴2cには、シリコン
等の接着材で形成され、該テーパ穴2cに整合した形、
即ちくさび形のプラグ62が接着挿入されており、前記
電気ケーブル61は該プラグ62を貫通する形で該プラ
グ62と接着接続されている。つまり、電気ケーブル6
1が接着接続されたプラグ62がテーパ穴2cに挿入接
着されることにより、該電気ケーブル61は後壁部2b
を貫通した状態になっている。電気ケーブル61は以上
のように後壁部2bを貫通した状態になっているので、
後述するように駆動装置収納空間5内の気圧がケーシン
グ2外部よりも高圧になった場合、プラグ62には差圧
による力が該プラグ62をテーパ穴2cに更に一層食い
込ませる形で作用する。従ってテーパ穴2cにおけるプ
ラグ62と後壁部2bとの間のシールは更に一層確実に
なり都合がよい。
【0017】送出回転体9は、図1、図3、図5に示す
ように、円盤状の2つの側円盤9a、9a及び、これら
側円盤9aよりやや小径な円盤である1つの中央仕切板
40を、中央仕切板40が側円盤9a、9aの間に位置
する形で、同心状に、かつ互いに平行配置した形で有し
ている。また、中央仕切板40と矢印B側の側円盤9a
の間及び、中央仕切板40と矢印C側の側円盤9aの間
には、それぞれ中央円盤9bが、これら中央仕切板40
と側円盤9aの間に挟まれた形で設けられている。な
お、各中央円盤9bの直径は中央仕切板40と略等しく
なっている(なお、図5では送出回転体9は、矢印C側
の側円盤9aを欠いた形で示されている。)。また、各
中央円盤9bは公知のフライスカッター(或いは歯車等
でもよい)となっており、従って該中央円盤9bの外周
部9d全周に亙っては複数の刃溝9e(歯車の場合は歯
溝)が、前記回転中心Q2を中心に等しい設置ピッチS
Pで形成されている。各中央円盤9bの各刃溝9eは、
該中央円盤9bを両側からはさんだ側円盤9aと中央仕
切板40により矢印B、C方向に閉塞された、従って送
出回転体9の回転中心Q2に対して遠心方向にのみ開口
した砥粒捕集窪9cを形成している。即ち、これら砥粒
捕集窪9cは前記ビーズTRを捕集し得るようになって
おり、またこれら砥粒捕集窪9cは回転中心Q2を中心
に等しい設置ピッチSPで形成されている。なお、送出
回転体9の外周部9dに形成された複数の砥粒捕集窪9
cは、これら砥粒捕集窪9cが、該外周部9dに亙って
環状に配置されてできる2列の砥粒捕集手段41、41
を構成しており、これら砥粒捕集手段41、41は矢印
B、C方向に沿って並列配置されている。また、これら
砥粒捕集手段41、41は、これら砥粒捕集手段41、
41間において、砥粒捕集窪9cの配置位相がずれて配
置されている。つまり、2つの中央円盤9bは、互いに
前記設置ピッチSPの2分の1の角度SPPだけズレた
形で配置されているので、送出回転体9全体では、砥粒
捕集窪9cは回転中心Q2を中心に角度SPPのピッチ
で形成されていることになる。なお、送出回転体9の側
円盤9a、9aの外側のうち外周部9d付近には、複数
の砥粒掻き混ぜ爪43が、前記回転軸Q1に対して遠心
方向に突出した形で設けられている。即ち、送出回転体
9の回転により、複数の砥粒掻き混ぜ爪43が回転し、
該送出回転体9の周囲のビーズTRが、これら砥粒掻き
混ぜ爪43によって掻き混ぜ攪拌され得るようになって
いる。また、ケーシング2のうち、図3に示すように、
最も矢印B側に位置し、砥粒送出空間3に接している前
壁部2aは、ケーシング2のうち該前壁部2a以外の部
位と図示しないボルト等を介して着脱自在になってお
り、送出回転体9と駆動軸部材7aとの間も図示しない
所定の取付ボルト等により着脱自在になっている。つま
り、ケーシング2において前壁部2aを取外して、砥粒
送出空間3を外部に露出させることにより、砥粒送出空
間3の整備等が容易に行えるようになっており、更に送
出回転体9と駆動軸部材7aとの間を着脱させることに
より、送出回転体9の取替え等が行えるようになってい
る。
【0018】一方、ケーシング2には、図1に示すよう
に、砥粒吹出手段51が設けられている。砥粒吹出手段
51は、一方の開口端部である砥粒取入口52をケーシ
ング2内の砥粒回転送出空間45に開口させる形で、該
ケーシング2に接続された砥粒取出管25を有してお
り、砥粒取入口52は前記送出回転体9の天端位置付近
において、従って前記砥粒貯留レベルTLよりも上方に
おいて、該送出回転体9の砥粒捕集窪9cに対向した形
で配置されている。即ち、砥粒取入口52は、送出回転
体9の2つの砥粒捕集手段41、41の矢印B、C方向
における中央位置CA(本実施例では中央仕切板40に
対応する位置)に配置されており、これら2つの砥粒捕
集手段41、41の各砥粒捕集窪9cに略等距離でそれ
ぞれ対向し得るようになっている。砥粒取出管25の砥
粒取入口52とは反対側には所定の吹出ノズル25aが
設けられており、砥粒取入口52を介して砥粒取出管2
5に流入した空気及びビーズTRは該吹出ノズル25a
を介して外部に吹き出自在になっている。また、砥粒取
出管25の途中には該砥粒取出管25内を開閉自在な開
閉バルブ25bが設けられている。
【0019】また、ケーシング2には、図2に示すよう
に、砥粒供給手段11が設けられており、砥粒供給手段
11は内部に砥粒貯蔵空間12aが形成されたホッパタ
ンク12を、前記ケーシング2(或いは、前記図示しな
い作業場)により、図示しない適宜な支持部材を介して
支持された形で、しかも前記ケーシング2の上方位置に
おいて有している。砥粒貯蔵空間12a内にはビーズT
Rが貯蔵自在になっており、砥粒貯蔵空間12aはホッ
パタンク12の底部12bに向かって収斂した形状にな
っている。ホッパタンク12の底部12bには、砥粒貯
蔵空間12aに向けて上方に開口した受入口13aを形
成する形で砥粒導入穴13が設けられており、この砥粒
導入穴13と連続接続する形で砥粒供給管15が設けら
れている。砥粒供給管15の下端側は鉛直下方に伸び
て、ケーシング2に接続されている。即ち、砥粒供給管
15の下端側はケーシング2内の砥粒貯留空間46に到
達しており、該砥粒供給管15の下端には、該砥粒貯留
空間46に下方に開口する排出口15aが形成されてい
る。即ち、砥粒貯蔵空間12a内に貯蔵されているビー
ズTRは、その自重等により受入口13aを介して砥粒
導入穴13に流入し、該砥粒導入穴13より砥粒供給管
15に流入し、排出口15aを介して砥粒貯留空間46
に排出供給され得るようになっている。なお、砥粒供給
管15の排出口15aは前記回転送出体9の回転中心Q
2よりも上方の位置に開口しており、上述した所定の砥
粒貯留レベルTLは該排出口15aよりもやや下方のレ
ベルとなっている。
【0020】一方、前記ホッパタンク12には、図2に
示すように、略水平な上板部26が、前記砥粒貯蔵空間
12aを上方から封鎖する形で形成されており、この上
板部26には、該上板部26を上下方向に貫通する形
の、従ってホッパタンク12の内外を連通する形の砥粒
投入穴27が形成されている。上板部26の上面側のう
ち砥粒投入穴27の周囲にはゴム部材等からなるOリン
グ等が設けられることにより封止部27aが環状に形成
されており、砥粒投入穴27には、該砥粒投入穴27を
閉塞自在な閉塞フタ29が設けられている。即ち、図2
に示す状態の閉塞フタ29は、砥粒投入穴27に対して
該閉塞フタ29を上板部26の上面側から載置した形で
装着されて設けられている。また、閉塞フタ29の下面
側には、前記上板部26の封止部27aと当接係合し得
る形の環状な面からなる封止部29aが形成されてお
り、砥粒投入穴27に装着されている状態の閉塞フタ2
9と上板部26の間においては、封止部27a、29a
が互いに当接係合している。また、上板部26には、図
2及び図4に示すように、上方に伸延突出した2つの支
持用ボルト30、30が砥粒投入穴27をはさんで対称
な位置に立設されて設けられており、支持用ボルト3
0、30にはそれぞれ支持ナット31、31が1つづつ
螺嵌されている。支持用ボルト30、30にはフタ押圧
板32が設けられており、フタ押圧板32には2つのボ
ルト挿入穴33、33が形成されている。即ち、図2及
び図4(実線で図示)の状態ではフタ押圧板32は所定
の押圧位置ATに位置しており、フタ押圧板32は2つ
のボルト挿入穴33、33に各支持用ボルト30、30
が挿入した形で、略水平な状態で配置されて設けられて
いる。また、フタ押圧板32の下面側には下方に突起し
た押圧リブ32aが形成されており、フタ押圧板32は
その上側から、前記支持ナット31、31により下方に
締め付け押圧されている。即ち、フタ押圧板32は、砥
粒投入穴27に装着された状態の閉塞フタ29を押圧リ
ブ32aを介して押圧した状態になっており、この押圧
した状態では、前記封止部27a、29aが互いに所定
の封止力HRで当接係合した状態になっている。また、
フタ押圧板32には、一方(例えば図2及び図4の紙面
左側)のボルト挿入穴33と連続する形でフタ押圧板3
2の側方に開口したボルト溝35が設けられており、従
って押圧位置ATに位置したフタ押圧板32を、図4の
二点鎖線に示すように、他方(例えば図2及び図4の紙
面右側)のボルト挿入穴33において挿入した支持用ボ
ルト30を中心に図4の矢印D方向に回動させ得るよう
になっている。つまりフタ押圧板32の回動と共に、一
方(例えば図2及び図4の紙面左側)のボルト挿入穴3
3において挿入した支持用ボルト30がボルト溝35を
通過してフタ押圧板32から解除し得るようになってい
る。なお、フタ押圧板32が一方(例えば図2及び図4
の紙面左側)のボルト挿入穴33において挿入した支持
用ボルト30から解除され、フタ押圧板32が、砥粒投
入穴27に装着された状態の前記閉塞フタ29を押圧し
ない状態、即ち解除の状態の位置を解除位置KJとす
る。また、解除位置KJに位置したフタ押圧板32を、
他方(例えば図2及び図4の紙面右側)のボルト挿入穴
33において挿入した支持用ボルト30を中心に、図の
矢印D方向とは反対方向の矢印E方向に回動させて再び
閉塞フタ29を押圧する押圧位置ATに配置することも
できる(なお、押圧位置ATと解除位置KJとの間にお
けるフタ押圧板32の回動時には、この回動動作を極力
スムーズに行うため、例えば前記支持ナット31、31
をゆるめ、フタ押圧板32と閉塞フタ29との間での押
圧が極力生じないようにする。)。また、フタ押圧板3
2には、他方(例えば紙面右側)のボルト挿入穴33と
連続する形でフタ押圧板32の側方に開口したボルト溝
36が設けられており、従って解除位置KJに位置し、
従って一方(例えば紙面左側)のボルト挿入穴33にお
いて挿入した支持用ボルト30が解除された状態のフタ
押圧板32を、ボルト溝36側の支持用ボルト30を前
記ボルト溝36を通過させる形で、該支持用ボルト30
から着脱自在になっている。
【0021】また、ホッパタンク12内には、図2及び
図7に示すように、底部12bに絞り部材65が載置さ
れ配設されている。絞り部材65は、上下に一体的に接
続された上部65a及び下部65bを有しており、上部
65aは、その断面積が上方に向けて小さくなった円錐
形状であり、下部65bは、その断面積が下方に向けて
小さくなった逆円錐形状である。従って、下部65bの
周囲には、逆円錐形状に形成された傾斜した側面である
絞り面66が形成されている。この絞り部材65は、下
部65bが前記受入口13aに下方に挿嵌された形で配
置されている。即ち、下部65bの絞り面66が、図7
及び図8に示すように、受入口13aに対向しており、
絞り部材65は、下部65bの絞り面66が受入口13
aの周囲に当接した形で底部12bに載置されている。
なお、受入口13aの形状はやや長円形に形成されてお
り、下部65bの断面は半径が一定の円形に形成されて
いる。つまり、絞り面66と受入口13aの周囲との間
の当接状態は点当接となっており(図8では2点で当
接)、従って絞り面66と受入口13aとの間にはビー
ズTR等が通過し得る間隙70が、絞り面66に沿って
略円環状に形成されている。一方、絞り部材65の上部
65aには、図2に示すように、棒部材67が上方に伸
延した形で接合され設けられており、棒部材67の上部
には水平な板状の平板部67aが設けられている。とこ
ろで、上述したように上板部26の砥粒投入穴27に
は、閉塞フタ29が装着されているが、閉塞フタ29は
砥粒投入穴27の下端までは到達しておらず、よって砥
粒投入穴27のうち下側の部位は中空状態になってい
る。前記棒部材67の上部及び平板部67aは、この砥
粒投入穴27に下側から挿入した状態になっており、従
って、棒部材67及び平板部67aは、該砥粒投入穴2
7により、横方向にあまり移動しないようにガイドされ
ている。更に、絞り部材65の下部65bの下端には、
上下に伸延した円柱状の突起部材68が下方に伸延した
形で接合され設けられており、該突起部材68は砥粒導
入穴13を介して砥粒供給管15に至る形で配置されて
いる。
【0022】一方、前記ケーシング2には、図3に示す
ように、所定の加圧ポンプ19により加圧された空気を
輸送し得る空気輸送管20が、輸送した空気を駆動装置
収納空間5に供給自在な形で設けられており、前記ケー
シング2には、駆動装置収納空間5内の空気を外部に輸
送し得る空気取出管21が設けられている。また、空気
取出管21の先端側は、図1に示すように、第一供給管
22、第二供給管23の2股に分岐しており、第一供給
管22は輸送した気体を砥粒送出空間3に供給自在な形
でケーシング2に接続され、第二供給管23は輸送した
気体を砥粒貯蔵空間12aに供給自在な形でホッパタン
ク12に接続されている。即ち、第一供給管22の先端
には、図1及び図6に示すように、ケーシング2内の砥
粒送出空間3に配置された放出部22aが形成されてお
り、放出部22aは砥粒送出空間3上部、即ち前記砥粒
貯留レベルTLより上方に配置された箱体22bを有し
ている。箱体22bは外形が例えば円柱状であり、その
内部は中空な緩衝室22cとなっている。この緩衝室2
2cの内径は、該放出部22aに至るまでの第一供給管
22の内径に比べて大きくなっている。また、箱体22
bの側部22eには、該側部22eを水平方向に貫通す
る形で、従って砥粒送出空間3と緩衝室22cとを連通
する形で水平方向に伸延した筋状のスリット22dが水
平方向、従って横方向に開口した形で設けられている。
なお、スリット22dの開口面積は、前記放出部22a
に至るまでの第一供給管22の内部の断面積に比べて大
きくなっている。つまり、第一供給管22から供給され
てくる空気は緩衝室22cにおいて圧力を一旦低下させ
てから、スリット22dを介して砥粒送出空間3に供給
されるようになっている。
【0023】一方、加圧ポンプ19と空気輸送管20
は、図3に示すように、駆動装置収納空間5に加圧した
空気を供給自在な収納空間加圧手段55となっており、
加圧ポンプ19と空気輸送管20と駆動装置収納空間5
と空気取出管21と第一供給管22は、図1及び図3に
示すように、砥粒送出空間3に加圧した空気を供給自在
な送出空間加圧手段50となっており、加圧ポンプ19
と空気輸送管20と駆動装置収納空間5と空気取出管2
1と第二供給管23は、図1乃至図3に示すように、砥
粒貯蔵空間12aに加圧した空気を供給自在なホッパ加
圧手段53となっている。従って、収納空間加圧手段5
5と送出空間加圧手段50とホッパ加圧手段53との間
では加圧ポンプ19と空気輸送管20が共有されてお
り、更に送出空間加圧手段50とホッパ加圧手段53と
の間では駆動装置収納空間5と空気取出管21が共有さ
れている。また、ホッパタンク12の上板部26には、
図2に示すように、該上板部26を上下に貫通した形で
排気管37が設けられており、排気管37のうち砥粒貯
蔵空間12a側には空気取入部37aが設けられてい
る。空気取入部37aはフィルタ状に形成されており、
従って空気取入部37aを介して砥粒貯蔵空間12aか
ら排気管37の内部に空気は流入するが、ビーズTRは
流入できないようになっている。排気管37のうちホッ
パタンク12の外部には大気中に開口した排気口37b
が設けられており、排気管37の途中には該排気管37
の内部を開閉自在な排気バルブ37cが設けられてい
る。
【0024】ブラスト加工機1は以上のように構成され
ているので、金属などのブラスト加工を行うために、該
ブラスト加工機1によるビーズTRの吹き出しをおこな
うと以下のようになる。即ちまず、ホッパタンク12に
おいて前記支持ナット31、31をゆるめると共に、図
4の二点鎖線に示すように、前記フタ押圧板32を押圧
位置ATから解除位置KJに回動移動させ、砥粒投入穴
27から閉塞フタ29を取外す。次いで、該砥粒投入穴
27を介してガラスビーズ又は粉末状の微細砥粒等であ
るビーズTRを砥粒貯蔵空間12aに投入する。投入
後、再び閉塞フタ29を砥粒投入穴27に装着し、フタ
押圧板32を解除位置KJから押圧位置ATに回動移動
させ、支持ナット31、31を締め付けてフタ押圧板3
2を下方に押圧する。即ち、フタ押圧板32は、砥粒投
入穴27に装着された状態の閉塞フタ29を押圧リブ3
2aを介して押圧し、この押圧により封止部27a、2
9aが互いに所定の封止力HRで当接係合され、従って
閉塞フタ29により砥粒投入穴27が気密に閉塞され
た。
【0025】次いで、加圧ポンプ19の運転を開始す
る。即ち、加圧ポンプ19によって加圧された空気は空
気輸送管20を介して駆動装置収納空間5に供給され、
該駆動装置収納空間5に供給された空気は更に、空気取
出管21と第一供給管22を介して砥粒送出空間3に供
給され、または空気取出管21と第二供給管22を介し
て砥粒貯蔵空間12aに供給される。従って、駆動装置
収納空間5、砥粒送出空間3、砥粒貯蔵空間12aはそ
れぞれ略等しい気圧で加圧される。但し、ホッパタンク
12の排気管37における排気バルブ37c及び、砥粒
吹出手段51における開閉バルブ25bは閉塞状態にな
っている。一方、砥粒貯蔵空間12aに投入されたビー
ズTRは、殆ど砥粒貯蔵空間12aに貯蔵された状態に
なるが、特に砥粒貯蔵空間12aの底部12b付近に位
置したビーズTRは、その自重等(上述したように砥粒
貯蔵空間12aと砥粒送出空間3との間の気圧差は殆ど
ないから)により、絞り部材65の周囲に至り、絞り面
66と受入口13aとの間の間隙70を介して砥粒導入
穴13に流入し、該砥粒導入穴13より砥粒供給管15
に流入する。砥粒供給管15に流入したビーズTRは排
出口15aを介して砥粒送出空間3の砥粒貯留空間46
に排出供給され貯留される。続けて砥粒貯留空間46に
ビーズTRが供給貯留され、該砥粒貯留空間46に貯留
されたビーズTRは、その側方である砥粒回転送出空間
45にも流動する。なお、ビーズTRが間隙70を介し
て砥粒導入穴13に流入する際には、絞り面66が逆円
錐状となっているため、ビーズTRが該絞り面66に付
着して停滞するようなことは防止されている。つまり間
隙70付近、従って受入口13a付近でビーズTRがブ
リッジを作る形で停滞し詰まるようなことは極力防止さ
れている。また、上述したように間隙70は略環状に形
成されている。ビーズTR等の粉体が点状の穴などに流
入する場合に、該穴などの周囲にできるブリッジと、環
状の穴などに流入する場合に、該環状の穴などの周囲に
できるブリッジとを比較すると、環状の穴などの周囲に
できるブリッジのほうが、そのバランスを保ちにくく、
従ってその形成が困難であることが知られている。つま
り、上述したように間隙70が略環状に形成されている
ので、該間隙70の周囲にブリッジが極力形成されにく
くなっている。更に、受入口13aが絞り部材65によ
り絞られていることにより、例えば受入口13aからビ
ーズTRが塊となって砥粒導入穴13等に流入し、砥粒
送出空間3に塊となったビーズTRが、急激に、かつ不
用意に多量に供給されてしまうようなことが防止されて
いるので都合がよい。また、間隙70を通過して砥粒導
入穴13等に流入したビーズTRは、砥粒導入穴13等
において、突起部材68の周囲を該突起部材68に沿っ
てまっすぐ下方に流動する。つまりビーズTRは、該突
起部材68によって整流されることになるので、砥粒導
入穴13や砥粒供給管15等において詰まったりせず、
ビーズTRのスムーズな供給が実現する。更に、絞り部
材65の上部65aが円錐状に形成されているため、砥
粒貯蔵空間12aに貯蔵されているビーズTRにより絞
り部材65が受ける圧力は極力側方に分散され、該絞り
部材65に不用意な下方応力が作用しないようになって
いる。なお、駆動装置収納空間5の加圧された空気が、
上述したように空気取出管21及び第一供給管22を介
して砥粒送出空間3に供給されるのであるから、駆動装
置収納空間5内の気圧は砥粒送出空間3内の気圧よりも
やや高くなる。即ち、砥粒送出空間3内のビーズTRが
仕切部材6と駆動軸部材7aとの間の隙間等を介して駆
動装置収納空間5側に進入しようとすることが、これら
収砥粒送出空間3と駆動装置収納空間5との間の差圧に
よって防止されている。つまり、駆動軸部材7a等を摩
耗破損させることが極力防止されているので都合がよ
い。
【0026】次いで、回転駆動手段7においてモータユ
ニット7bの運転を開始し、従って駆動軸部材7aを回
転軸Q1を中心に図の矢印A方向に回転駆動させ、また
該駆動軸部材7aを介して送出回転体9を図の矢印A方
向に回転駆動させる。砥粒回転送出空間45には上述し
たように砥粒貯留レベルTLまでビーズTRが貯留され
ているので、送出回転体9のうち特に下部側は貯留した
ビーズTRの中に埋没している。よって送出回転体9が
砥粒送出空間3内で回転することにより、該送出回転体
9の下側は貯留したビーズTRの中で回転する。貯留し
たビーズTRの中で回転することにより、送出回転体9
の各砥粒捕集窪9cは貯留したビーズTRを掻き取る形
でビーズTRを捕集する。一方、モータユニット7bの
運転を開始した後、砥粒吹出手段51の吹出ノズル25
aを金属などブラスト加工を行う対象に対して向けてお
き、砥粒吹出手段51の開閉バルブ25bを開放する。
開放により吹出ノズル25a及び砥粒取出管25を介し
て大気中と、大気圧よりも高圧の砥粒送出空間3が連通
する。従って、砥粒送出空間3の砥粒回転送出空間45
から吹出ノズル25a及び砥粒取出管25を介して大気
中に空気が流動するので、砥粒取出管25の砥粒取入口
52近傍には、図5に示すように、砥粒回転送出空間4
5から砥粒取入口52を介して砥粒取出管25に流入す
る空気流KRが発生する。ところで、送出回転体9で
は、上述したようにビーズTRを捕集した各砥粒捕集窪
9cが上方の砥粒取入口52に対応した位置に順次到達
している。よって、該位置に順次移動させられた各砥粒
捕集窪9cでは、該砥粒捕集窪9cに捕集されていたビ
ーズTRが空気流KRに乗って該砥粒捕集窪9cから飛
び出し、砥粒取入口52を介して砥粒取出管25に流入
する。空気と共に砥粒取出管25に流入したビーズTR
は、該砥粒取出管25及び吹出ノズル25aを介して空
気と共に外部に吹き出され、よってブラスト加工が行わ
れる。従って、砥粒吹出手段51には、送出回転体9が
前記設置ピッチSPの2分の1である角度SPP分だけ
回転する毎に、即ち等しい時間間隔で、各砥粒捕集窪9
cに捕集されていた量、即ち略一定量のビーズTRが流
入するので、砥粒吹出手段51に流入するビーズTRの
密度は極力一定に保たれる。即ち、砥粒吹出手段51を
介したビーズTRの吹き出しは、吹き出し密度のムラが
極力無くされ、極力均一な吹き出し密度を保持する形で
行われる。
【0027】なお上述した実施例では、受入口絞り部材
である絞り部材65の絞り面66は逆円錐形に形成され
ていたが、絞り面は逆錐形に形成されていればよく、従
って逆円錐形以外にも、例えば逆四角錐形や逆三角錐形
に形成されていてもよい。
【0028】また上述した実施例では、受入口絞り部材
である絞り部材65の断面(半径が一定な円)と、砥粒
受入口である受入口13aの形状(長円)とを整合しな
いようにして、絞り面66と受入口13aの間に砥粒通
過間隙である間隙70を形成するようにしたが、砥粒通
過間隙の形成態様はこれに限定されない。例えば、図9
に示すように、逆錐形の絞り面66と受入口13aの間
に予めビーズTRの流動であるビーズ流BRを形成して
おき、絞り面66が、このビーズ流BRの圧力を受ける
ようにしておく。つまり、絞り面66が圧力を受けるこ
とにより絞り部材65が上方への押圧力F1を受け、絞
り部材65は、該押圧力F1により受入口13aに対し
て、絞り部材65がホッパタンク12の底部12bに当
接しない程度にやや上方に浮くようになる。このように
受入口13aに対してやや上方に浮いた絞り部材65
と、受入口13aの間には間隙70が形成される。
【0029】また例えば、図10に示すように、絞り部
材65に棒部材67が設けられておらず、その代わり
に、絞り部材65に支持部材69を設けてもよい。支持
部材69は、絞り部材65とホッパタンク12の間を接
続する部材であり、従って該支持部材69を介して、絞
り部材65はホッパタンク12内の所定の位置に固定さ
れる。この所定の位置とは、絞り部材65が、受入口1
3aに対して、ホッパタンク12の底部12bに当接し
ない程度にやや上方に離れ、絞り面66と受入口13a
の間に間隙70が形成される位置である。なお、この支
持部材69の代わりに、図10の二点鎖線で示すよう
に、支持部材69xを採用してもよい。即ち、支持部材
69xは、絞り部材65の突起部材68と砥粒供給管1
5の管壁の間を接続する部材である。更に、これら支持
部材69或いは支持部材69xの代わりに、図11に示
すように、支持部材69yを採用してもよい。即ち、支
持部材69yは、絞り部材65の突起部材68の下端に
接続された棒状の部材であり、砥粒供給管15内を下方
に伸延している。支持部材69yの下端は砥粒送出空間
3の底端に到達しており、該底端においてケーシング2
に接続されている。
【0030】またその他の実施例としては、図12に示
すように、絞り部材65の棒部材67の上部には平板部
67aが設けられていない。そして、ホッパタンク12
内にソレノイド等の駆動ユニット17を設けておき(駆
動ユニット17は例えば上板部26に垂設させる)、該
駆動ユニット17に、前記棒部材67の上部を接続す
る。即ち、駆動ユニット17の駆動により棒部材67及
び絞り部材65を上下等に動かし、砥粒貯蔵空間12a
内のビーズTRを攪撓できるようにする。この場合も、
駆動ユニット17を駆動させて、絞り面66と受入口1
3aの間に間隙70が形成されるような状態に絞り部材
65を配置することにより、上述した各実施例と同様の
効果を得ることができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明のうち第1の
発明は、ビーズTR等の砥粒を貯留し得る砥粒送出空間
3等の砥粒送出空間が内部に形成されたケーシング2等
のケーシング及び、該砥粒送出空間に貯留された砥粒を
取り出して外部に吹き出し得る回転駆動手段7、送出回
転体9、送出空間加圧手段50、砥粒吹出手段51等の
砥粒取出・吹出手段及び、前記砥粒送出空間に砥粒を供
給し得る砥粒供給手段11等のホッパ装置を有したブラ
スト加工機において、前記ホッパ装置は、ホッパタンク
12等のホッパタンクを、前記ケーシングの上方に配置
され得る形で有し、前記ホッパタンクの内部に砥粒貯蔵
空間12a等の砥粒貯蔵空間を、砥粒を貯蔵自在な形で
形成し、前記ホッパタンクに砥粒導入穴13、砥粒供給
管15等の砥粒輸送路を、該砥粒輸送路により前記ホッ
パタンクと前記ケーシングとの間を接続し得る形で設
け、前記砥粒輸送路の上端に受入口13a等の砥粒受入
口を、前記ホッパタンクの底部12b等の底部におい
て、前記砥粒貯蔵空間に開口した形で形成し、前記砥粒
輸送路の下端に排出口15a等の砥粒排出口を、前記ケ
ーシングの前記砥粒送出空間に開口した形で形成し、前
記砥粒受入口に、逆錐状の絞り面66等の絞り面が形成
された絞り部材65等の受入口絞り部材を、該絞り面を
前記砥粒受入口に対向させた形で挿嵌配設し、前記砥粒
受入口と前記絞り面との間に、間隙70等の砥粒通過間
隙を形成して構成されるので、本発明によるホッパ装置
によるケーシングの砥粒送出空間への砥粒の供給は、砥
粒貯蔵空間に貯蔵されていた砥粒が自重により下方に流
動してホッパタンクの底部に到達し、該底部に到達した
砥粒が、受入口絞り部材の絞り面と、砥粒受入口との間
の砥粒通過間隙を通過して砥粒輸送路に流入し、該砥粒
輸送路を通って砥粒排出口を介して砥粒送出空間に排出
される形で行われる。この際、絞り面が逆錐状となって
いるため、砥粒が該絞り面付近で停滞しにくくなってい
る。つまり、砥粒通過間隙付近、従って砥粒受入口付近
で砥粒がブリッジを作る形で停滞し詰まるようなことは
極力防止されている。よって、砥粒送出空間に吹き出し
用の砥粒をスムーズに供給することができ、安定した吹
き出しが行える。また、絞り面が逆錐状となった受入口
絞り部材が、砥粒受入口に挿嵌配設されていることか
ら、砥粒受入口と絞り面との間に形成される砥粒通過間
隙は略環状に形成されることになる。ところで、砥粒等
の粉体が点状の穴に流入する場合に、該穴の周囲にでき
るブリッジと、環状の穴に流入する場合に、該穴の周囲
にできるブリッジとを比較すると、環状の穴の周囲にで
きるブリッジのほうがそのバランスを保ちにくく、従っ
てその形成が困難であることが知られている。つまり、
本発明では、上述したように砥粒通過間隙が略環状に形
成されるので、該砥粒通過間隙の周囲にブリッジが極力
形成されにくくなっている。よって、砥粒送出空間に吹
き出し用の砥粒をスムーズに供給することができ、安定
した吹き出しが行える。また、本発明では砥粒受入口が
受入口絞り部材により絞られていることにより、例えば
砥粒受入口から砥粒が塊となって砥粒輸送路内に流入
し、砥粒送出空間に砥粒が、急激に、かつ不用意に多量
に供給されてしまうようなことが防止されているので都
合がよい。なお、砥粒の粒度が400番(400番は粒
径範囲が53μ以下である)程度である場合には、ブリ
ッジ等が発生しやすくなるので、400番程度(或いは
400番以上)の砥粒による吹き出しを行う際に、本発
明によるホッパ装置を用いると、その効果は従来のもの
に比べて顕著となる。
【0032】また本発明のうち第2の発明は、第1の発
明によるブラスト加工機用のホッパ装置において、前記
受入口絞り部材は、前記ホッパタンクの底部に載置され
ている。即ち、万一、受入口絞り部材の付近等で砥粒に
よるブリッジが形成された場合には、例えば砥粒輸送路
側から砥粒貯蔵空間側に向けて空気圧等を加えて、これ
ら砥粒によるブリッジを粉砕するようにする。この場
合、受入口絞り部材は、上述したようにホッパタンクの
底部に載置されているので、砥粒輸送路側からの空気圧
等により上方等に容易に押圧移動され得るようになって
いる。つまり、受入口絞り部材の移動により、該受入口
絞り部材付近の砥粒によるブリッジは容易に粉砕される
ようになっている。よって、第1の発明による効果に加
えて、砥粒によるブリッジの粉砕解消が容易である。ま
た、受入口絞り部材はホッパタンクの底部に載置されて
いるので、受入口絞り部材の設置や取外しが容易にな
る。よって、部品交換や清掃作業が容易になる。更に、
ホッパタンクの震動や砥粒貯蔵空間内の砥粒による圧力
等により、ホッパタンクの底部に載置された受入口絞り
部材は横方向等に震動しやすくなっている。つまり、受
入口絞り部材が震動することにより、該受入口絞り部材
付近での砥粒によるブリッジは形成されにくくなる。
【0033】また本発明のうち第3の発明は、第2の発
明によるブラスト加工機用のホッパ装置において、前記
受入口絞り部材に棒部材67、平板部67a等の被ガイ
ド部材を、該受入口絞り部材から上方に伸延した形で設
け、前記ホッパタンクの上部に砥粒投入穴27等のガイ
ド手段を、前記被ガイド部材の横方向の移動を防止し得
る形で、前記被ガイド部材の上部に対応した位置に設け
たので、ホッパタンクの不用意な震動や砥粒貯蔵空間内
の砥粒による不用意な圧力等により、ホッパタンクの底
部に載置された受入口絞り部材が横方向に不用意に移動
しようとしても、該受入口絞り部材に設けられた被ガイ
ド部材の横方向の移動がガイド手段により防止されてい
るため、該受入口絞り部材の横方向の不用意な移動は極
力防止される。よって、第2の発明による効果に加え
て、受入口絞り部材が砥粒受入口から外れ、砥粒受入口
に多量の砥粒が急激に流入するなどのトラブルが防止さ
れ、砥粒送出空間への砥粒の供給が安定して行える。
【0034】また本発明のうち第4の発明は、第1の発
明によるブラスト加工機用のホッパ装置において、前記
受入口絞り部材に突起部材68等の突起部材を、該受入
口絞り部材から下方に、前記砥粒輸送路内に伸延した形
で設けたので、ホッパタンクの不用意な震動や砥粒貯蔵
空間内の砥粒による不用意な圧力等により、受入口絞り
部材が横方向に不用意に移動しようとしても、該受入口
絞り部材に設けられた突起部材の横方向の移動が砥粒輸
送路にガイドされる形で防止されているため、該受入口
絞り部材の横方向の不用意な移動は極力防止される。よ
って、第1の発明による効果に加えて、受入口絞り部材
が砥粒受入口から外れ、砥粒受入口に多量の砥粒が急激
に流入するなどのトラブルが防止され、砥粒送出空間へ
の砥粒の供給が安定して行える。また、砥粒通過間隙を
通過して砥粒輸送路に流入した砥粒は、砥粒輸送路内に
おいて、突起部材の周囲を該突起部材に沿って流動す
る。上述したように突起部材は下方に伸延しているの
で、該突起部材に沿って流動する砥粒は、該突起部材に
よって整流されることになる。つまり、砥粒輸送路を流
動する砥粒が詰まったりせず、砥粒のスムーズな供給が
実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明によるホッパ装置の一例が適用
されたブラスト加工機であり、ケーシング側を示した側
断面図である。
【図2】図2は、図1に示すブラスト加工機のうち、ホ
ッパタンク側を示した側断面図である。
【図3】図3は、図1のX1−Y1線による縦断面図で
ある。
【図4】図4は、図2のX2−Y2線による平断面図で
ある。
【図5】図5は、送出回転体付近を示した斜視図であ
る。
【図6】図6は、送出空間加圧手段の箱体を示した側断
面図である。
【図7】図7は、受入口絞り部材付近を示した詳細図で
ある。
【図8】図8は、図7のX3−Y3線による断面図であ
る。
【図9】図9は、本発明によるホッパ装置の別の一例で
あり、受入口絞り部材付近を示した図である。
【図10】図10は、本発明によるホッパ装置の別の一
例であり、受入口絞り部材付近を示した図である。
【図11】図11は、本発明によるホッパ装置の別の一
例を示した側断面図である。
【図12】図12は、本発明によるホッパ装置の別の一
例を示した側断面図である。
【図13】図13は、従来のホッパ装置の一例を示した
側断面図である。
【符号の説明】
1……ブラスト加工機 2……ケーシング 3……砥粒送出空間 7……砥粒取出・吹出手段(回転駆動手段) 9……砥粒取出・吹出手段(送出回転体) 11……ホッパ装置(砥粒供給手段) 12……ホッパタンク 12a……砥粒貯蔵空間 12b……底部 13……砥粒輸送路(砥粒導入穴) 13a……砥粒受入口(受入口) 15……砥粒輸送路(砥粒供給管) 15a……砥粒排出口(排出口) 27……ガイド手段(砥粒投入穴) 50……砥粒取出・吹出手段(送出空間加圧手段) 51……砥粒取出・吹出手段(砥粒吹出手段) 65……受入口絞り部材(絞り部材) 66……絞り面 67……被ガイド部材(棒部材) 67a……被ガイド部材(平板部) 68……突起部材 70……砥粒通過間隙(間隙) TR……砥粒(ビーズ)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】砥粒を貯留し得る砥粒送出空間が内部に形
    成されたケーシング及び、該砥粒送出空間に貯留された
    砥粒を取り出して外部に吹き出し得る砥粒取出・吹出手
    段及び、前記砥粒送出空間に砥粒を供給し得るホッパ装
    置を有したブラスト加工機において、前記ホッパ装置
    は、 ホッパタンクを、前記ケーシングの上方に配置され得る
    形で有し、 前記ホッパタンクの内部に砥粒貯蔵空間を、砥粒を貯蔵
    自在な形で形成し、 前記ホッパタンクに砥粒輸送路を、該砥粒輸送路により
    前記ホッパタンクと前記ケーシングとの間を接続し得る
    形で設け、 前記砥粒輸送路の上端に砥粒受入口を、前記ホッパタン
    クの底部において、前記砥粒貯蔵空間に開口した形で形
    成し、 前記砥粒輸送路の下端に砥粒排出口を、前記ケーシング
    の前記砥粒送出空間に開口した形で形成し、 前記砥粒受入口に、逆錐状の絞り面が形成された受入口
    絞り部材を、該絞り面を前記砥粒受入口に対向させた形
    で挿嵌配設し、 前記砥粒受入口と前記絞り面との間に、砥粒通過間隙を
    形成して構成した、ブラスト加工機用のホッパ装置。
  2. 【請求項2】前記受入口絞り部材は、前記ホッパタンク
    の底部に載置されていることを特徴とする請求項1記載
    の、ブラスト加工機用のホッパ装置。
  3. 【請求項3】前記受入口絞り部材に被ガイド部材を、該
    受入口絞り部材から上方に伸延した形で設け、 前記ホッパタンクの上部にガイド手段を、前記被ガイド
    部材の横方向の移動を防止し得る形で、前記被ガイド部
    材の上部に対応した位置に設けたことを特徴とする請求
    項2記載の、ブラスト加工機用のホッパ装置。
  4. 【請求項4】前記受入口絞り部材に突起部材を、該受入
    口絞り部材から下方に、前記砥粒輸送路内に伸延した形
    で設けたことを特徴とする請求項1記載の、ブラスト加
    工機用のホッパ装置。
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