JPH0910969A - レーザー加工機 - Google Patents
レーザー加工機Info
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- JPH0910969A JPH0910969A JP7157813A JP15781395A JPH0910969A JP H0910969 A JPH0910969 A JP H0910969A JP 7157813 A JP7157813 A JP 7157813A JP 15781395 A JP15781395 A JP 15781395A JP H0910969 A JPH0910969 A JP H0910969A
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Landscapes
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Laser Beam Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数のレーザー発振器によって同時に行われ
るレーザー加工の仕上がりを一定にするレーザー加工機
を安価で提供する。 【構成】 共通の出力パワーでレーザー加工を行うため
のレーザー発振器42a,42b,…ごとの制御電圧の
値が各レーザーユニットボックス14a,14b,…に
記憶されている。そして、ミシン制御装置200を通じ
てコントローラボックス100からレーザー加工の実行
を指令する加工実行指令を受けると、レーザーユニット
ボックス14a,14b,…内に記憶されているそれぞ
れの制御電圧の値に従って対応する制御電圧をそれぞれ
のレーザー発振器42a,42b,…ごとに出力する。
こうして、同時に行われるレーザー加工の仕上がりを一
定にできる。したがって、従来用いられているフィード
バック制御を実現するための装置が不要になるので、レ
ーザー加工機を安価で提供することができる。
るレーザー加工の仕上がりを一定にするレーザー加工機
を安価で提供する。 【構成】 共通の出力パワーでレーザー加工を行うため
のレーザー発振器42a,42b,…ごとの制御電圧の
値が各レーザーユニットボックス14a,14b,…に
記憶されている。そして、ミシン制御装置200を通じ
てコントローラボックス100からレーザー加工の実行
を指令する加工実行指令を受けると、レーザーユニット
ボックス14a,14b,…内に記憶されているそれぞ
れの制御電圧の値に従って対応する制御電圧をそれぞれ
のレーザー発振器42a,42b,…ごとに出力する。
こうして、同時に行われるレーザー加工の仕上がりを一
定にできる。したがって、従来用いられているフィード
バック制御を実現するための装置が不要になるので、レ
ーザー加工機を安価で提供することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数のレーザー発振器を
備えているレーザー加工機に関し、特に枠駆動用のデー
タを用いて被加工物を移動制御しつつ、複数のレーザー
発振器から被加工物にレーザー光を同時に照射し、その
被加工物に彫刻を施したり裁断するレーザー加工を行う
レーザー加工機に関する。
備えているレーザー加工機に関し、特に枠駆動用のデー
タを用いて被加工物を移動制御しつつ、複数のレーザー
発振器から被加工物にレーザー光を同時に照射し、その
被加工物に彫刻を施したり裁断するレーザー加工を行う
レーザー加工機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザー加工機に関する技術の一
例が、特公平6−33550号公報に開示されている。
この公報に開示されている技術では、複数個のミシンヘ
ッドを備えた刺繍ミシンにおいて、各ミシンヘッドに対
して原反枠に保持されている被加工物(皮や布等)の表
面へレーザー光を照射できるレーザーヘッドが個々に装
着されている。そこで、各ミシンヘッドによって被加工
物に刺繍を施した後あるいは刺繍を施す前に、原反枠を
X軸,Y軸両方向へ移動制御しつつ各レーザーヘッドか
らレーザー光を照射することにより、被加工物の複数箇
所においてレーザー加工(彫刻や裁断等)を行うことが
できる。
例が、特公平6−33550号公報に開示されている。
この公報に開示されている技術では、複数個のミシンヘ
ッドを備えた刺繍ミシンにおいて、各ミシンヘッドに対
して原反枠に保持されている被加工物(皮や布等)の表
面へレーザー光を照射できるレーザーヘッドが個々に装
着されている。そこで、各ミシンヘッドによって被加工
物に刺繍を施した後あるいは刺繍を施す前に、原反枠を
X軸,Y軸両方向へ移動制御しつつ各レーザーヘッドか
らレーザー光を照射することにより、被加工物の複数箇
所においてレーザー加工(彫刻や裁断等)を行うことが
できる。
【0003】こうしたレーザー加工機に用いられるレー
ザー発振器は、そのレーザー管ごとに出力特性が異なる
ことが知られている。すなわち、レーザー発振器を制御
するレーザー制御装置から送られる駆動信号に対して、
実際に出力されるパワーが異なる。例えば、レーザー制
御装置からレーザー発振器に5ワットの強さのレーザー
光を出力するように駆動信号を送ったとしても、実際に
は5.5ワットの強さのレーザー光が出力されてしまう
場合がある。このため、レーザー発振器を1本だけ装着
させたレーザー加工機において、被加工物をレーザー加
工により一定の仕上がりにするには、そのレーザー管の
出力特性に沿って駆動信号の値を調整すればよい。
ザー発振器は、そのレーザー管ごとに出力特性が異なる
ことが知られている。すなわち、レーザー発振器を制御
するレーザー制御装置から送られる駆動信号に対して、
実際に出力されるパワーが異なる。例えば、レーザー制
御装置からレーザー発振器に5ワットの強さのレーザー
光を出力するように駆動信号を送ったとしても、実際に
は5.5ワットの強さのレーザー光が出力されてしまう
場合がある。このため、レーザー発振器を1本だけ装着
させたレーザー加工機において、被加工物をレーザー加
工により一定の仕上がりにするには、そのレーザー管の
出力特性に沿って駆動信号の値を調整すればよい。
【0004】ところが、レーザー発振器を複数本装着さ
せたレーザー加工機においては、レーザー制御装置から
レーザー発振器に同様に駆動信号を送って制御しても、
各レーザー管の出力特性が異なるために、同時にレーザ
ー加工した被加工物の仕上がりが均一にならない。従来
は、この問題に対して、各レーザー管から出力されるパ
ワーを調整する手段としてフィードバック制御を用いて
解決していた。すなわち、レーザー制御装置から送られ
る駆動信号に対応して、レーザー発振器ではフィードバ
ック制御によって、そのレーザー管から出力されるパワ
ーを一定にしていた。
せたレーザー加工機においては、レーザー制御装置から
レーザー発振器に同様に駆動信号を送って制御しても、
各レーザー管の出力特性が異なるために、同時にレーザ
ー加工した被加工物の仕上がりが均一にならない。従来
は、この問題に対して、各レーザー管から出力されるパ
ワーを調整する手段としてフィードバック制御を用いて
解決していた。すなわち、レーザー制御装置から送られ
る駆動信号に対応して、レーザー発振器ではフィードバ
ック制御によって、そのレーザー管から出力されるパワ
ーを一定にしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、フィードバッ
ク制御を実現するための装置は高価なものであるため、
レーザー加工機全体のコストも高価にならざるを得なか
った。本発明はこのような点に鑑みてなされたものであ
り、その課題は、複数のレーザー発振器によって同時に
行われるレーザー加工の仕上がりを一定にするレーザー
加工機を安価で提供することを目的とする。
ク制御を実現するための装置は高価なものであるため、
レーザー加工機全体のコストも高価にならざるを得なか
った。本発明はこのような点に鑑みてなされたものであ
り、その課題は、複数のレーザー発振器によって同時に
行われるレーザー加工の仕上がりを一定にするレーザー
加工機を安価で提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための第1の手段】請求項1に記載の
発明は、複数のレーザー発振器を備え、この複数のレー
ザー発振器によって同時にレーザー加工を行うレーザー
加工機において、各レーザー発振器ごとに、共通の出力
パワーを発生させる制御電圧の値を記憶しておき、レー
ザー加工の実行を指令する加工実行指令を受けて、記憶
されているそれぞれの制御電圧の値に対応する制御電圧
を、対応するそれぞれの前記レーザー発振器に出力し
て、前記共通の出力パワーで同時にレーザー加工を行う
ようにする。
発明は、複数のレーザー発振器を備え、この複数のレー
ザー発振器によって同時にレーザー加工を行うレーザー
加工機において、各レーザー発振器ごとに、共通の出力
パワーを発生させる制御電圧の値を記憶しておき、レー
ザー加工の実行を指令する加工実行指令を受けて、記憶
されているそれぞれの制御電圧の値に対応する制御電圧
を、対応するそれぞれの前記レーザー発振器に出力し
て、前記共通の出力パワーで同時にレーザー加工を行う
ようにする。
【0007】
【第1の手段による作用】請求項1に記載の発明によれ
ば、レーザー発振器に出力される制御電圧の値は、レー
ザー発振器ごとに対応して記憶されており、共通の出力
パワーでレーザー加工を行うべく調整されている。加工
実行指令を受けると、それぞれのレーザー発振器ごとに
対応する制御電圧が出力されるので、共通の出力パワー
でレーザー加工が行われる。このため、そのレーザー加
工の仕上がりを一定にすることが可能になる。したがっ
て、従来のようにフィードバック制御を実現するための
装置を必要とせず、かつ、既存の装置のみを用いて本発
明を実現することが可能であるので、レーザー加工機を
安価で提供することが可能になる。
ば、レーザー発振器に出力される制御電圧の値は、レー
ザー発振器ごとに対応して記憶されており、共通の出力
パワーでレーザー加工を行うべく調整されている。加工
実行指令を受けると、それぞれのレーザー発振器ごとに
対応する制御電圧が出力されるので、共通の出力パワー
でレーザー加工が行われる。このため、そのレーザー加
工の仕上がりを一定にすることが可能になる。したがっ
て、従来のようにフィードバック制御を実現するための
装置を必要とせず、かつ、既存の装置のみを用いて本発
明を実現することが可能であるので、レーザー加工機を
安価で提供することが可能になる。
【0008】
【課題を解決するための第2の手段】請求項2に記載の
発明のレーザー加工機は、請求項1に記載のレーザー加
工機において、前記共通の出力パワーのレベルごとに、
各レーザー発振器に加えるそれぞれの制御電圧の値を記
憶しておき、加工実行時には、その共通の出力パワーの
レベルが指定可能にする。
発明のレーザー加工機は、請求項1に記載のレーザー加
工機において、前記共通の出力パワーのレベルごとに、
各レーザー発振器に加えるそれぞれの制御電圧の値を記
憶しておき、加工実行時には、その共通の出力パワーの
レベルが指定可能にする。
【0009】
【第2の手段による作用】請求項2に記載の発明によれ
ば、レーザー発振器に出力される制御電圧は、共通の出
力パワーのレベルごとに、レーザー発振器ごとに対応し
て異なっている。これらの制御電圧は、加工実行時には
共通の出力パワーのレベルが指定可能であり、それぞれ
のレベルで共通の出力パワーでレーザー加工を行うべく
調整されている。このため、被加工物に応じて共通の出
力パワーを切り換えてレーザー加工が同時に行える。し
たがって、被加工物が変わっても、その仕上がりを一定
にすることが可能になる。
ば、レーザー発振器に出力される制御電圧は、共通の出
力パワーのレベルごとに、レーザー発振器ごとに対応し
て異なっている。これらの制御電圧は、加工実行時には
共通の出力パワーのレベルが指定可能であり、それぞれ
のレベルで共通の出力パワーでレーザー加工を行うべく
調整されている。このため、被加工物に応じて共通の出
力パワーを切り換えてレーザー加工が同時に行える。し
たがって、被加工物が変わっても、その仕上がりを一定
にすることが可能になる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、以下の実施例は多針タイプのミシンヘッ
ドを複数個(四個)備え、かつ各ミシンヘッドに対応さ
せてレーザーヘッドを一つずつ備えた刺繍ミシンに本発
明を適用したものである。ここで、図1は上記の刺繍ミ
シンの正面図であり、図2は図1の平面図である。これ
らの図面で示すように、ミシンテーブル20の上方に位
置しているミシンフレーム18の前面には、四個のミシ
ンヘッド22が等間隔で設けられている。また、同じく
ミシンフレーム18の前面には、各ミシンヘッド22と
対応させて一個ずつ計四個のレーザーヘッド26が配置
されている。
明する。なお、以下の実施例は多針タイプのミシンヘッ
ドを複数個(四個)備え、かつ各ミシンヘッドに対応さ
せてレーザーヘッドを一つずつ備えた刺繍ミシンに本発
明を適用したものである。ここで、図1は上記の刺繍ミ
シンの正面図であり、図2は図1の平面図である。これ
らの図面で示すように、ミシンテーブル20の上方に位
置しているミシンフレーム18の前面には、四個のミシ
ンヘッド22が等間隔で設けられている。また、同じく
ミシンフレーム18の前面には、各ミシンヘッド22と
対応させて一個ずつ計四個のレーザーヘッド26が配置
されている。
【0011】まず、刺繍を行うミシンの構成について説
明する。図1と図2で示すように、ミシンテーブル20
の上面には、後述する被加工物16a(皮や布などのシ
ート状素材)を保持可能な保持枠としての原反枠16が
設けられている。この原反枠16は、所定の移動データ
(刺繍データ)に基づいて、図2のX軸,Y軸両方向へ
移動制御可能になっている。また、図1で示すように、
ミシンテーブル20の下面側におけるテーブル脚30の
横フレーム上には、各ミシンヘッド22と対応する位置
において釜土台24がそれぞれ支持されている。同じく
このテーブル脚30の横フレーム前面には、各レーザー
ヘッド26と対応する位置においてレーザー光を受け止
めるための鋼製のブロック板28がそれぞれ固定されて
いる。
明する。図1と図2で示すように、ミシンテーブル20
の上面には、後述する被加工物16a(皮や布などのシ
ート状素材)を保持可能な保持枠としての原反枠16が
設けられている。この原反枠16は、所定の移動データ
(刺繍データ)に基づいて、図2のX軸,Y軸両方向へ
移動制御可能になっている。また、図1で示すように、
ミシンテーブル20の下面側におけるテーブル脚30の
横フレーム上には、各ミシンヘッド22と対応する位置
において釜土台24がそれぞれ支持されている。同じく
このテーブル脚30の横フレーム前面には、各レーザー
ヘッド26と対応する位置においてレーザー光を受け止
めるための鋼製のブロック板28がそれぞれ固定されて
いる。
【0012】さらに、図2に示すように、ミシンヘッド
22はミシンフレーム18に固定されたミシンアーム2
2の前面部に対し、針棒ケースがミシンの左右方向へス
ライド可能に支持されている。この針棒ケースには、個
々の下端部に縫い針を備えた複数本(例えば、六本)の
針棒がそれぞれ上下動自在に支持されている。そして、
各ミシンヘッド22の針棒ケースは連結ロッド10によ
って互いに結合されており、所定の駆動源によって各針
棒ケースが一斉に同方向へスライド操作される。これに
よって針棒のうちの一本が選択され、その選択された針
棒のみがその縫い針と共に上下に駆動されるのは周知の
とおりである。
22はミシンフレーム18に固定されたミシンアーム2
2の前面部に対し、針棒ケースがミシンの左右方向へス
ライド可能に支持されている。この針棒ケースには、個
々の下端部に縫い針を備えた複数本(例えば、六本)の
針棒がそれぞれ上下動自在に支持されている。そして、
各ミシンヘッド22の針棒ケースは連結ロッド10によ
って互いに結合されており、所定の駆動源によって各針
棒ケースが一斉に同方向へスライド操作される。これに
よって針棒のうちの一本が選択され、その選択された針
棒のみがその縫い針と共に上下に駆動されるのは周知の
とおりである。
【0013】次に、レーザー加工を行うレーザー加工機
について説明する。図2に示すように、レーザーヘッド
26の上方には、ブラケットの前面に装着された光案内
体12が配置されている。また、ミシンフレーム18の
後方位置には、各レーザーヘッド26と対応する個々の
レーザー発振器42がミシンの前後方向に向けて配置さ
れている。これらのレーザー発振器42は、レーザー光
を連続的に照射できるガスレーザーの一つである炭酸ガ
スレーザーである。また各レーザー発振器42の前方に
は、個々の照射ノズルから照射されるレーザー光を光案
内体12の案内管に導く導管48がそれぞれ配置されて
いる。
について説明する。図2に示すように、レーザーヘッド
26の上方には、ブラケットの前面に装着された光案内
体12が配置されている。また、ミシンフレーム18の
後方位置には、各レーザーヘッド26と対応する個々の
レーザー発振器42がミシンの前後方向に向けて配置さ
れている。これらのレーザー発振器42は、レーザー光
を連続的に照射できるガスレーザーの一つである炭酸ガ
スレーザーである。また各レーザー発振器42の前方に
は、個々の照射ノズルから照射されるレーザー光を光案
内体12の案内管に導く導管48がそれぞれ配置されて
いる。
【0014】各光案内体12に入ったレーザー光は、ミ
ラーに当たって下方へ反射され、レーザーヘッド26に
おけるレンズラックの各孔に導かれて、その中のレンズ
による合焦位置で被加工物16aがレーザー加工(具体
的には、彫刻や裁断など)されることとなる。なお、レ
ーザー発振器42と導管48との間には、レーザー光の
照射を遮る遮蔽板が取り付け可能になっている。通常、
レーザー加工を行う以外にはこの遮蔽板によってレーザ
ー光の照射を個別に(あるいは全体で一括して)遮るこ
とにより、何らかの原因によってレーザー発振器42か
らレーザー光が照射された場合の安全対策が施されてい
る。
ラーに当たって下方へ反射され、レーザーヘッド26に
おけるレンズラックの各孔に導かれて、その中のレンズ
による合焦位置で被加工物16aがレーザー加工(具体
的には、彫刻や裁断など)されることとなる。なお、レ
ーザー発振器42と導管48との間には、レーザー光の
照射を遮る遮蔽板が取り付け可能になっている。通常、
レーザー加工を行う以外にはこの遮蔽板によってレーザ
ー光の照射を個別に(あるいは全体で一括して)遮るこ
とにより、何らかの原因によってレーザー発振器42か
らレーザー光が照射された場合の安全対策が施されてい
る。
【0015】ここで、レーザー発振器42は、ミシンフ
レーム18に固定された支持フレーム46と、ミシンテ
ーブル20の後端部に固定された支持フレーム40とに
よって水平に支持された支持板44の上面に載せて固定
されている。また、この支持板44の下面には、レーザ
ー発振器42のコントローラが装着されている。さらに
ミシンテーブル20の下方には、図1で示すように、レ
ーザー発振器42を冷却する冷却装置としてのチラーボ
ックス32と、刺繍ミシンを構成する各構成部品の動作
を集中的に管理する集中管理ボックス34とが配置され
ている。
レーム18に固定された支持フレーム46と、ミシンテ
ーブル20の後端部に固定された支持フレーム40とに
よって水平に支持された支持板44の上面に載せて固定
されている。また、この支持板44の下面には、レーザ
ー発振器42のコントローラが装着されている。さらに
ミシンテーブル20の下方には、図1で示すように、レ
ーザー発振器42を冷却する冷却装置としてのチラーボ
ックス32と、刺繍ミシンを構成する各構成部品の動作
を集中的に管理する集中管理ボックス34とが配置され
ている。
【0016】次に、図1と図2に示すように、ミシンフ
レーム18の前面には、各レーザーヘッド26の右方位
置においてそれぞれのレーザーユニットボックス14が
設けられている。このレーザーユニットボックス14に
は、出力パワーを調整する際にレーザー光の照射を指令
するテストスイッチ、出力パワーを調整するアップ・ダ
ウンスイッチ、出力パワーを表示する表示部、レーザー
ヘッド26の保護筒を昇降させるためにエアシリンダの
駆動を指令する昇降スイッチ、その他トグルスイッチ等
が設けられている。
レーム18の前面には、各レーザーヘッド26の右方位
置においてそれぞれのレーザーユニットボックス14が
設けられている。このレーザーユニットボックス14に
は、出力パワーを調整する際にレーザー光の照射を指令
するテストスイッチ、出力パワーを調整するアップ・ダ
ウンスイッチ、出力パワーを表示する表示部、レーザー
ヘッド26の保護筒を昇降させるためにエアシリンダの
駆動を指令する昇降スイッチ、その他トグルスイッチ等
が設けられている。
【0017】さて、上述した構成の刺繍ミシンのメイン
スイッチをオンにすると、各レーザー発振器42及びチ
ラーボックス32の電源が入り、これらのレーザー発振
器42の予熱が開始されるとともに、チラーボックス3
2から各レーザー発振器42への冷却水の循環供給が開
始される。この冷却水の循環供給により、各レーザー発
振器42はほぼ一定の温度に維持されることになり、各
レーザー発振器42のそれぞれに固有の出力特性もまた
維持される。
スイッチをオンにすると、各レーザー発振器42及びチ
ラーボックス32の電源が入り、これらのレーザー発振
器42の予熱が開始されるとともに、チラーボックス3
2から各レーザー発振器42への冷却水の循環供給が開
始される。この冷却水の循環供給により、各レーザー発
振器42はほぼ一定の温度に維持されることになり、各
レーザー発振器42のそれぞれに固有の出力特性もまた
維持される。
【0018】次に、上述した構成の刺繍ミシンにおける
電気系統の接続関係について、図3乃至図6を参照しつ
つ説明する。ここで、図3は電気系統全体を模式的に示
すブロック図であり、図4はコントローラボックス10
0の構成を示すブロック図であり、図5はミシン制御装
置200の構成を示すブロック図であり、図6はレーザ
ーユニットボックス14の構成を示すブロック図であっ
て、いずれも本発明を実施するために必要な最小限の構
成を示す。
電気系統の接続関係について、図3乃至図6を参照しつ
つ説明する。ここで、図3は電気系統全体を模式的に示
すブロック図であり、図4はコントローラボックス10
0の構成を示すブロック図であり、図5はミシン制御装
置200の構成を示すブロック図であり、図6はレーザ
ーユニットボックス14の構成を示すブロック図であっ
て、いずれも本発明を実施するために必要な最小限の構
成を示す。
【0019】図3において、図1と図2にも示すコント
ローラボックス100は、ミシンテーブル20の右端側
付近のミシンフレーム18に設けられており、刺繍デー
タの設定等のように、刺繍ミシンの動作に関する指令を
入力するボックスである。また、ミシン制御装置200
は、図1に示す集中管理ボックス34に内蔵されてお
り、主軸モータ52の駆動制御や、原反枠16を移動さ
せるパルスモータ54,56の駆動制御、あるいはレー
ザー加工を行う際の個々のレーザー発振器42の出力制
御等のように、刺繍ミシンを構成する各構成部品を集中
的に管理する装置である。
ローラボックス100は、ミシンテーブル20の右端側
付近のミシンフレーム18に設けられており、刺繍デー
タの設定等のように、刺繍ミシンの動作に関する指令を
入力するボックスである。また、ミシン制御装置200
は、図1に示す集中管理ボックス34に内蔵されてお
り、主軸モータ52の駆動制御や、原反枠16を移動さ
せるパルスモータ54,56の駆動制御、あるいはレー
ザー加工を行う際の個々のレーザー発振器42の出力制
御等のように、刺繍ミシンを構成する各構成部品を集中
的に管理する装置である。
【0020】まず、コントローラボックス100の構成
について説明する。図4において、コントローラボック
ス100は、CPU110、ROM102、RAM11
2、操作盤104、通信制御回路106、表示制御回路
114、表示装置116によって構成されている。
について説明する。図4において、コントローラボック
ス100は、CPU110、ROM102、RAM11
2、操作盤104、通信制御回路106、表示制御回路
114、表示装置116によって構成されている。
【0021】CPU110は、ROM102に格納され
たコントローラプログラムに従ってコントローラボック
ス100の全体を制御する。ROM102にはEEPR
OMが使用されているが、これに限らずPROM、EP
ROMあるいはフラッシュメモリ等の不揮発性メモリを
使用してもよい。RAM112にはDRAMが使用され
ており、表示処理における表示データ等が格納される。
なお、RAM112にはDRAMに限らず、SRAMや
フラッシュメモリ等のメモリを使用してもよい。操作盤
104はオペレータが各種のデータを入力したり、刺繍
ミシンに対して動作を指令したりする制御盤である。
たコントローラプログラムに従ってコントローラボック
ス100の全体を制御する。ROM102にはEEPR
OMが使用されているが、これに限らずPROM、EP
ROMあるいはフラッシュメモリ等の不揮発性メモリを
使用してもよい。RAM112にはDRAMが使用され
ており、表示処理における表示データ等が格納される。
なお、RAM112にはDRAMに限らず、SRAMや
フラッシュメモリ等のメモリを使用してもよい。操作盤
104はオペレータが各種のデータを入力したり、刺繍
ミシンに対して動作を指令したりする制御盤である。
【0022】表示制御回路114は、CPU110から
バス118を介して送られた表示制御データに従って、
表示装置116の表示制御を行う回路である。この表示
装置116には、筐体の大きさをコンパクトにし、消費
電力を低く抑えるため、モノクロの液晶表示装置を使用
するのが最適である。なお、この表示装置116にはモ
ノクロの液晶表示装置に限らず、カラーの液晶表示装置
やCRT、プラズマ表示装置およびLED表示装置(L
EDを矩形領域に格子状に配置した表示装置)等のよう
に、他の種類の表示装置を使用してもよい。通信制御回
路106は、後述するミシン制御装置200との間にお
いて、相互にデータ伝送を行うための制御回路である。
具体的には、刺繍の実行を指令する刺繍指令やレーザー
加工を実行する加工指令をミシン制御装置200に送
り、このミシン制御装置200からは糸切れ信号や非常
停止信号等を受ける。なお、刺繍指令や加工指令には、
針棒やレーザー発振器の動作タイミングや、原反枠16
の移動を指令するステッチデータ、その他の指令情報等
を含んでいる。なお、上記各構成要素は、いずれもバス
118に互いに結合されている。
バス118を介して送られた表示制御データに従って、
表示装置116の表示制御を行う回路である。この表示
装置116には、筐体の大きさをコンパクトにし、消費
電力を低く抑えるため、モノクロの液晶表示装置を使用
するのが最適である。なお、この表示装置116にはモ
ノクロの液晶表示装置に限らず、カラーの液晶表示装置
やCRT、プラズマ表示装置およびLED表示装置(L
EDを矩形領域に格子状に配置した表示装置)等のよう
に、他の種類の表示装置を使用してもよい。通信制御回
路106は、後述するミシン制御装置200との間にお
いて、相互にデータ伝送を行うための制御回路である。
具体的には、刺繍の実行を指令する刺繍指令やレーザー
加工を実行する加工指令をミシン制御装置200に送
り、このミシン制御装置200からは糸切れ信号や非常
停止信号等を受ける。なお、刺繍指令や加工指令には、
針棒やレーザー発振器の動作タイミングや、原反枠16
の移動を指令するステッチデータ、その他の指令情報等
を含んでいる。なお、上記各構成要素は、いずれもバス
118に互いに結合されている。
【0023】次に、ミシン制御装置200の構成につい
て説明する。図5において、ミシン制御装置200は、
CPU210、ROM204、RAM206、通信制御
回路202,216、入力処理回路212およびモータ
駆動回路214,218によって構成されている。CP
U210は、ROM204に格納されたミシン制御プロ
グラムに従って刺繍ミシンの全体を制御する。ROM2
04には上記ROM102と同様にEEPROMが使用
されているが、他の種類の不揮発性メモリであってもよ
い。RAM206はRAM112と同様にDRAMが使
用されているが、他の種類のメモリであってもよい。
て説明する。図5において、ミシン制御装置200は、
CPU210、ROM204、RAM206、通信制御
回路202,216、入力処理回路212およびモータ
駆動回路214,218によって構成されている。CP
U210は、ROM204に格納されたミシン制御プロ
グラムに従って刺繍ミシンの全体を制御する。ROM2
04には上記ROM102と同様にEEPROMが使用
されているが、他の種類の不揮発性メモリであってもよ
い。RAM206はRAM112と同様にDRAMが使
用されているが、他の種類のメモリであってもよい。
【0024】通信制御回路202は、上述したコントロ
ーラボックス100との間において、相互にデータ伝送
を行うための制御回路である。これらの相互間で伝送さ
れるデータ等は上述したとおりである。また、通信制御
回路216は、後述するレーザーユニットボックス14
との間において、相互にデータ伝送を行うための制御回
路である。具体的には、レーザー加工を行う共通の出力
パワーのレベルをレーザーユニットボックス14に送
り、このレーザーユニットボックス14からは出力パワ
ーのデータ等を受ける。
ーラボックス100との間において、相互にデータ伝送
を行うための制御回路である。これらの相互間で伝送さ
れるデータ等は上述したとおりである。また、通信制御
回路216は、後述するレーザーユニットボックス14
との間において、相互にデータ伝送を行うための制御回
路である。具体的には、レーザー加工を行う共通の出力
パワーのレベルをレーザーユニットボックス14に送
り、このレーザーユニットボックス14からは出力パワ
ーのデータ等を受ける。
【0025】モータ駆動回路214は、CPU210か
らバス208を介して送られた主軸駆動制御データに従
って、図3に示す主軸モータ52を回転駆動する。この
主軸モータ52に備えられ、主軸モータ52の回転を検
出するロータリエンコーダ50からのパルス信号を入力
処理回路212で受け、ミシン制御装置200で処理可
能な形式に変換してCPU210やRAM206に送
る。また、モータ駆動回路218は、CPU210から
バス208を介して送られた枠駆動制御データに従っ
て、図3に示すX軸パルスモータ56とY軸のパルスモ
ータ54を個別に回転駆動する。なお、上記各構成要素
は、いずれもバス208に互いに結合されている。
らバス208を介して送られた主軸駆動制御データに従
って、図3に示す主軸モータ52を回転駆動する。この
主軸モータ52に備えられ、主軸モータ52の回転を検
出するロータリエンコーダ50からのパルス信号を入力
処理回路212で受け、ミシン制御装置200で処理可
能な形式に変換してCPU210やRAM206に送
る。また、モータ駆動回路218は、CPU210から
バス208を介して送られた枠駆動制御データに従っ
て、図3に示すX軸パルスモータ56とY軸のパルスモ
ータ54を個別に回転駆動する。なお、上記各構成要素
は、いずれもバス208に互いに結合されている。
【0026】次に、レーザーユニットボックス14の構
成について説明する。図6において、レーザーユニット
ボックス14は、CPU150、ROM152、RAM
154、通信制御回路142および出力処理回路144
によって構成されている。CPU150は、ROM15
2に格納されたレーザー制御プログラムに従ってレーザ
ーユニットボックス14の全体を制御する。ROM15
2は上記レーザー制御プログラムの他に、共通の出力パ
ワーのレベルごとに、各レーザー発振器42に加えるそ
れぞれの制御電圧の値が記憶されている。また、このR
OM152には上記ROM102と同様にEEPROM
が使用されているが、他の種類の不揮発性メモリであっ
てもよい。RAM154はRAM112と同様にDRA
Mが使用されているが、他の種類のメモリであってもよ
い。
成について説明する。図6において、レーザーユニット
ボックス14は、CPU150、ROM152、RAM
154、通信制御回路142および出力処理回路144
によって構成されている。CPU150は、ROM15
2に格納されたレーザー制御プログラムに従ってレーザ
ーユニットボックス14の全体を制御する。ROM15
2は上記レーザー制御プログラムの他に、共通の出力パ
ワーのレベルごとに、各レーザー発振器42に加えるそ
れぞれの制御電圧の値が記憶されている。また、このR
OM152には上記ROM102と同様にEEPROM
が使用されているが、他の種類の不揮発性メモリであっ
てもよい。RAM154はRAM112と同様にDRA
Mが使用されているが、他の種類のメモリであってもよ
い。
【0027】通信制御回路142は、上述したミシン制
御装置200との間において、相互にデータ伝送を行う
ための制御回路である。これらの相互間で伝送されるデ
ータ等は上述したとおりである。出力処理回路144
は、CPU150からバス158を介して送られた出力
データ(選択データ)に従って、レーザー発振器42に
出力する電圧を変換する回路である。レーザー発振器4
2を制御するために出力する電流または電圧は、被加工
物に応じて変えれるようにするためにパルス幅変調(P
WM)やパルス周波数変調(PFM)が用いられる。こ
こで、パルス幅変調は一定周波数で出力されるパルス波
のデューティー比を変える制御を行うものであり、パル
ス周波数変調は一定デューティー比で出力されるパルス
波の周波数を変える制御を行うものである。出力処理回
路144は上記のパルス幅変調に限らず、電流ヒステリ
シス制御や、リレーや抵抗回路網等によって複数の制御
電流または複数の制御電圧を切り替えて出力できるよう
な構成であってもよい。なお、上記各構成要素は、いず
れもバス158に互いに結合されている。
御装置200との間において、相互にデータ伝送を行う
ための制御回路である。これらの相互間で伝送されるデ
ータ等は上述したとおりである。出力処理回路144
は、CPU150からバス158を介して送られた出力
データ(選択データ)に従って、レーザー発振器42に
出力する電圧を変換する回路である。レーザー発振器4
2を制御するために出力する電流または電圧は、被加工
物に応じて変えれるようにするためにパルス幅変調(P
WM)やパルス周波数変調(PFM)が用いられる。こ
こで、パルス幅変調は一定周波数で出力されるパルス波
のデューティー比を変える制御を行うものであり、パル
ス周波数変調は一定デューティー比で出力されるパルス
波の周波数を変える制御を行うものである。出力処理回
路144は上記のパルス幅変調に限らず、電流ヒステリ
シス制御や、リレーや抵抗回路網等によって複数の制御
電流または複数の制御電圧を切り替えて出力できるよう
な構成であってもよい。なお、上記各構成要素は、いず
れもバス158に互いに結合されている。
【0028】次に、本発明を実行するための処理手順に
ついて、図7乃至図9を参照しつつ説明する。図7と図
9は本発明を実施するための処理手順を示すフローチャ
ートであって、図7にはレベル選択処理を示し、図9に
はレベル出力処理とレーザー発振器制御処理を示す。ま
た、図8は各レベルに対する出力パワーと制御電圧の関
係を示す特性図である。
ついて、図7乃至図9を参照しつつ説明する。図7と図
9は本発明を実施するための処理手順を示すフローチャ
ートであって、図7にはレベル選択処理を示し、図9に
はレベル出力処理とレーザー発振器制御処理を示す。ま
た、図8は各レベルに対する出力パワーと制御電圧の関
係を示す特性図である。
【0029】図7に示す処理は、刺繍またはレーザー加
工を行う前に実行される処理であって、コントローラボ
ックス100で刺繍データの読み込み(あるいは入力)
の後においてブロックごと(あるいはステッチごと)に
行われる。この際に読み込まれた刺繍データは、RAM
112に記憶される。まず、ステップS10において刺
繍データによって選択されたヘッドが「ミシンヘッド」
の場合には縫い糸の色、すなわち針棒を選択する(ステ
ップS14)。なお、この針棒の選択や、種類の異なる
ヘッドを切り替えて刺繍や加工を行う技術は従来より周
知であるので、その詳細な説明は省略する。
工を行う前に実行される処理であって、コントローラボ
ックス100で刺繍データの読み込み(あるいは入力)
の後においてブロックごと(あるいはステッチごと)に
行われる。この際に読み込まれた刺繍データは、RAM
112に記憶される。まず、ステップS10において刺
繍データによって選択されたヘッドが「ミシンヘッド」
の場合には縫い糸の色、すなわち針棒を選択する(ステ
ップS14)。なお、この針棒の選択や、種類の異なる
ヘッドを切り替えて刺繍や加工を行う技術は従来より周
知であるので、その詳細な説明は省略する。
【0030】一方、上記ステップS10において刺繍デ
ータによって選択されたヘッドが「レーザーヘッド」の
場合にはレベルの選択を行う(ステップS12)。この
「レベル」は、レーザー発振器42から出力される出力
パワーを示す段階であって、10段階(0から10ま
で)がある。なお、レベルは10段階に限らず、100
段階(0から100まで)等のように任意の複数の段階
に設定することも可能である。また、ステップS12に
おいて選択されたレベルは、その位置のブロックととも
に上記RAM112に記憶される。
ータによって選択されたヘッドが「レーザーヘッド」の
場合にはレベルの選択を行う(ステップS12)。この
「レベル」は、レーザー発振器42から出力される出力
パワーを示す段階であって、10段階(0から10ま
で)がある。なお、レベルは10段階に限らず、100
段階(0から100まで)等のように任意の複数の段階
に設定することも可能である。また、ステップS12に
おいて選択されたレベルは、その位置のブロックととも
に上記RAM112に記憶される。
【0031】例えば、四つのレーザー発振器42を備え
ている刺繍ミシンの場合において、各レベル(0から1
0までの1段階ごと)に対する出力パワーと制御電圧の
関係は図8に示す特性図のようになる。なお、これらの
レーザー発振器42は、いずれも定格の制御電圧(この
例では4ボルト)に対して、出力パワーは10ワット得
られるものである。図中、「1H,2H,3H,4H」
はそれぞれ図1に示す第1のレーザー発振器42a(細
実線),第2のレーザー発振器42b(破線),第3の
レーザー発振器42c(一点鎖線),第4のレーザー発
振器42d(二点鎖線)の特性を示し、「理想」は理想
的な出力パワーの場合の特性(太実線)を示す。この特
性図から得られる各レベルにおける出力パワーLと制御
電圧Pとの関係は、次に示す表1のようになる。なお、
この表1には、原反枠16の移動速度を2.5〜3.5 (m/se
c) とし、綿製の布地を裁断するエネルギー密度の場合
における出力パワーLと制御電圧Pとを示す。
ている刺繍ミシンの場合において、各レベル(0から1
0までの1段階ごと)に対する出力パワーと制御電圧の
関係は図8に示す特性図のようになる。なお、これらの
レーザー発振器42は、いずれも定格の制御電圧(この
例では4ボルト)に対して、出力パワーは10ワット得
られるものである。図中、「1H,2H,3H,4H」
はそれぞれ図1に示す第1のレーザー発振器42a(細
実線),第2のレーザー発振器42b(破線),第3の
レーザー発振器42c(一点鎖線),第4のレーザー発
振器42d(二点鎖線)の特性を示し、「理想」は理想
的な出力パワーの場合の特性(太実線)を示す。この特
性図から得られる各レベルにおける出力パワーLと制御
電圧Pとの関係は、次に示す表1のようになる。なお、
この表1には、原反枠16の移動速度を2.5〜3.5 (m/se
c) とし、綿製の布地を裁断するエネルギー密度の場合
における出力パワーLと制御電圧Pとを示す。
【0032】
【表1】
【0033】ここで、レベルが「6」のときに、出力パ
ワーLが6ワットになるように設定するとすれば、各レ
ーザー発振器42に出力する制御電圧Pは第1のレーザ
ー発振器から順にそれぞれ 1.5, 1.8, 1.7, 2.0 ボルト
を設定すればよい。すなわち、特性図において6ワット
のラインと特性線とが交差する位置における制御電圧の
値を記憶しておけばよい。同様に、レベルが「7」のと
きに、出力パワーLが7ワットになるように設定すると
すれば、各レーザー発振器42に出力する制御電圧Pは
第1のレーザー発振器から順にそれぞれ 1.9, 2.2, 2.
1, 2.7 ボルトを設定すればよい。一方、100段階
(0から100まで)等のように任意の複数の段階に設
定する場合には、上記の10段階の設定値を補間する演
算を行うことによって各段階の制御電圧の値を求めるこ
とができる。例えば、段階「65」の場合には、上記表
1における段階「6」と段階「7」との中間点を演算す
ることによって容易に求めることができる。
ワーLが6ワットになるように設定するとすれば、各レ
ーザー発振器42に出力する制御電圧Pは第1のレーザ
ー発振器から順にそれぞれ 1.5, 1.8, 1.7, 2.0 ボルト
を設定すればよい。すなわち、特性図において6ワット
のラインと特性線とが交差する位置における制御電圧の
値を記憶しておけばよい。同様に、レベルが「7」のと
きに、出力パワーLが7ワットになるように設定すると
すれば、各レーザー発振器42に出力する制御電圧Pは
第1のレーザー発振器から順にそれぞれ 1.9, 2.2, 2.
1, 2.7 ボルトを設定すればよい。一方、100段階
(0から100まで)等のように任意の複数の段階に設
定する場合には、上記の10段階の設定値を補間する演
算を行うことによって各段階の制御電圧の値を求めるこ
とができる。例えば、段階「65」の場合には、上記表
1における段階「6」と段階「7」との中間点を演算す
ることによって容易に求めることができる。
【0034】このように、共通の出力パワーを発生させ
るように各レーザー発振器42に加えるそれぞれの制御
電圧の値は、その複数のレベルごとに共通の出力パワー
のそれぞれについて、図3に示す各レーザーユニットボ
ックス14a,14b,…,14nのROM152に記
憶しておく。すなわち、レーザー発振器42aに対して
はレーザーユニットボックス14aに、レーザー発振器
42bに対してはレーザーユニットボックス14bに、
…、レーザー発振器42nに対してはレーザーユニット
ボックス14nにそれぞれ共通の出力パワーを発生させ
る制御電圧の値が記憶される。ここで、図1と図2に示
す刺繍ミシンの場合では、各レーザーユニットボックス
14a,14b,14c,14dのROM152に対し
て、順番にレーザー発振器42a,42b,42c,4
2dのそれぞれの共通の出力パワーを発生させる制御電
圧の値が記憶される。なお、レベルと出力パワーの関係
は一意に定まるものではなく、レーザー光が照射される
位置におけるエネルギー密度や原反枠16の移動速度と
の関係によって変動するものである。そのため、上記エ
ネルギー密度や移動速度に適したレベルに対する出力パ
ワーを設定する必要がある。
るように各レーザー発振器42に加えるそれぞれの制御
電圧の値は、その複数のレベルごとに共通の出力パワー
のそれぞれについて、図3に示す各レーザーユニットボ
ックス14a,14b,…,14nのROM152に記
憶しておく。すなわち、レーザー発振器42aに対して
はレーザーユニットボックス14aに、レーザー発振器
42bに対してはレーザーユニットボックス14bに、
…、レーザー発振器42nに対してはレーザーユニット
ボックス14nにそれぞれ共通の出力パワーを発生させ
る制御電圧の値が記憶される。ここで、図1と図2に示
す刺繍ミシンの場合では、各レーザーユニットボックス
14a,14b,14c,14dのROM152に対し
て、順番にレーザー発振器42a,42b,42c,4
2dのそれぞれの共通の出力パワーを発生させる制御電
圧の値が記憶される。なお、レベルと出力パワーの関係
は一意に定まるものではなく、レーザー光が照射される
位置におけるエネルギー密度や原反枠16の移動速度と
の関係によって変動するものである。そのため、上記エ
ネルギー密度や移動速度に適したレベルに対する出力パ
ワーを設定する必要がある。
【0035】次に、図9に示す処理はレーザー加工を行
うごとに実行される処理であって、レベル出力処理はコ
ントローラボックス100において行われ、レーザー発
振器制御処理はレーザーユニットボックス14において
行われるものである。まず、コントローラボックス10
0では、刺繍データのブロックごと(あるいはステッチ
ごと)に指令されるのが「レーザー」か「ミシン」かを
判断し(ステップS20)、「レーザー」ならば上記ス
テップS12において選択され、RAM112に記憶さ
れているレベル(加工実行指令に対応する)をレーザー
ユニットボックス14に送信する(ステップS22)。
うごとに実行される処理であって、レベル出力処理はコ
ントローラボックス100において行われ、レーザー発
振器制御処理はレーザーユニットボックス14において
行われるものである。まず、コントローラボックス10
0では、刺繍データのブロックごと(あるいはステッチ
ごと)に指令されるのが「レーザー」か「ミシン」かを
判断し(ステップS20)、「レーザー」ならば上記ス
テップS12において選択され、RAM112に記憶さ
れているレベル(加工実行指令に対応する)をレーザー
ユニットボックス14に送信する(ステップS22)。
【0036】レーザー発振器42ごとに備えられている
レーザーユニットボックス14は、コントローラボック
ス100からミシン制御装置200を経て送られたレベ
ルを受けて(ステップS30)、そのレベルに対応する
制御電圧の値をROM152から取得し(ステップS3
2)、指令されたレベルに対応する出力パワーが得られ
る制御電圧{より具体的にはパルス幅変調電圧}を出力
処理回路144からレーザー発振器42に出力する(ス
テップS34)。なお、上述したように、出力されるパ
ルス幅変調電圧は各レーザー発振器42ごとに異なるも
のであるが、それぞれのレーザー発振器42から出力さ
れるレーザー光のパワーは共通(すなわち、全く同一
か、あるいはほぼ同一)になる。これは、チラーボック
ス32から供給される冷却水によってレーザー発振器4
2はほぼ一定の温度に維持されるため、その出力特性も
また維持することができるからである。
レーザーユニットボックス14は、コントローラボック
ス100からミシン制御装置200を経て送られたレベ
ルを受けて(ステップS30)、そのレベルに対応する
制御電圧の値をROM152から取得し(ステップS3
2)、指令されたレベルに対応する出力パワーが得られ
る制御電圧{より具体的にはパルス幅変調電圧}を出力
処理回路144からレーザー発振器42に出力する(ス
テップS34)。なお、上述したように、出力されるパ
ルス幅変調電圧は各レーザー発振器42ごとに異なるも
のであるが、それぞれのレーザー発振器42から出力さ
れるレーザー光のパワーは共通(すなわち、全く同一
か、あるいはほぼ同一)になる。これは、チラーボック
ス32から供給される冷却水によってレーザー発振器4
2はほぼ一定の温度に維持されるため、その出力特性も
また維持することができるからである。
【0037】こうして、複数のレーザー発振器42が備
えられている刺繍ミシン(レーザー加工機)では、同一
のレベルにおいては同一の出力パワーとなるように調整
されることになる。その結果、複数のレーザー発振器4
2で同時にレーザー加工を行えば、その仕上がりを同一
にすることができる。また、本発明によれば、フィード
バック制御を実現するための装置を必要とせず、かつ、
既存の装置のみを用いて本発明を実現することができ
る。このため、刺繍ミシンのコストを低く抑えることが
できるので、その刺繍ミシンを安価で提供することが可
能である。
えられている刺繍ミシン(レーザー加工機)では、同一
のレベルにおいては同一の出力パワーとなるように調整
されることになる。その結果、複数のレーザー発振器4
2で同時にレーザー加工を行えば、その仕上がりを同一
にすることができる。また、本発明によれば、フィード
バック制御を実現するための装置を必要とせず、かつ、
既存の装置のみを用いて本発明を実現することができ
る。このため、刺繍ミシンのコストを低く抑えることが
できるので、その刺繍ミシンを安価で提供することが可
能である。
【0038】なお、被加工物を例えば布地のように一種
類のものに限定してレーザー加工を行う場合には、レー
ザー発振器42ごとの制御電圧の値をROM152に記
憶させておけばよい。また、コントローラボックス10
0からミシン制御装置200を経て送られたレベルを受
けて、記憶してある制御電圧の値を出力処理回路144
からそれぞれのレーザー発振器42に出力するだけでよ
い。この場合には、ROM152の記憶容量を少なくす
ることができるとともに、上述したステップS32の手
順が不要になるので制御処理プログラムの作成が容易に
なる。
類のものに限定してレーザー加工を行う場合には、レー
ザー発振器42ごとの制御電圧の値をROM152に記
憶させておけばよい。また、コントローラボックス10
0からミシン制御装置200を経て送られたレベルを受
けて、記憶してある制御電圧の値を出力処理回路144
からそれぞれのレーザー発振器42に出力するだけでよ
い。この場合には、ROM152の記憶容量を少なくす
ることができるとともに、上述したステップS32の手
順が不要になるので制御処理プログラムの作成が容易に
なる。
【0039】以上ではレーザー加工機の一実施例につい
て説明したが、このレーザー加工機におけるその他の部
分の構造、形状、大きさ、材質、個数、配置および動作
条件等についても、本実施例に限定されるものでない。
例えば、複数のレーザー発振器42は炭酸ガスレーザー
を用いたが、他のガスレーザー(具体的には、He−Neレ
ーザーやAr+ レーザー)、固体レーザー(具体的には、
YAGレーザーやルビーレーザー,ガラスレーザー)、
半導体レーザー、HF/DF化学レーザー、希ガスハラ
イドエキシマレーザー等のように、他の種類のレーザー
発振器を複数個備えて同時にレーザー加工を行うレーザ
ー加工機についても同様に本発明を適用することができ
る。
て説明したが、このレーザー加工機におけるその他の部
分の構造、形状、大きさ、材質、個数、配置および動作
条件等についても、本実施例に限定されるものでない。
例えば、複数のレーザー発振器42は炭酸ガスレーザー
を用いたが、他のガスレーザー(具体的には、He−Neレ
ーザーやAr+ レーザー)、固体レーザー(具体的には、
YAGレーザーやルビーレーザー,ガラスレーザー)、
半導体レーザー、HF/DF化学レーザー、希ガスハラ
イドエキシマレーザー等のように、他の種類のレーザー
発振器を複数個備えて同時にレーザー加工を行うレーザ
ー加工機についても同様に本発明を適用することができ
る。
【0040】また、各レーザー発振器42に加えるそれ
ぞれの制御電圧の値は、その共通の出力パワーについて
の複数のレベルごとに、レーザーユニットボックス14
のROM152にあらかじめ記憶しておいたが、その記
憶場所や記憶方法に限らない。すなわち、各レーザーユ
ニットボックス14ごとに出力パワーを調整するアップ
・ダウンスイッチ等を用いてオペレータがレーザーユニ
ットボックス14のRAM154に制御電圧の値を記憶
しておいてもよい。なお、レーザー発振器が電流によっ
て制御される仕様になっている場合には、上記制御電圧
に代えて共通の出力パワーを発生させる制御電流の値を
記憶しておき、この制御電流の値に基づいてレーザー発
振器の制御を行えばよい。こうすれば、電流によって制
御されるレーザー発振器を使用する場合でも、上記実施
例と同様の効果を得ることができる。
ぞれの制御電圧の値は、その共通の出力パワーについて
の複数のレベルごとに、レーザーユニットボックス14
のROM152にあらかじめ記憶しておいたが、その記
憶場所や記憶方法に限らない。すなわち、各レーザーユ
ニットボックス14ごとに出力パワーを調整するアップ
・ダウンスイッチ等を用いてオペレータがレーザーユニ
ットボックス14のRAM154に制御電圧の値を記憶
しておいてもよい。なお、レーザー発振器が電流によっ
て制御される仕様になっている場合には、上記制御電圧
に代えて共通の出力パワーを発生させる制御電流の値を
記憶しておき、この制御電流の値に基づいてレーザー発
振器の制御を行えばよい。こうすれば、電流によって制
御されるレーザー発振器を使用する場合でも、上記実施
例と同様の効果を得ることができる。
【0041】さらに、共通の出力パワーのレベルごと
に、各レーザー発振器42に加えるそれぞれの制御電圧
の値は、離散的な共通の出力パワーのレベルごとに、出
力するレーザー発振器42ごとに記憶させたが、複数の
出力パワーに対応する制御電圧の値に基づいてスプライ
ン補間された曲線の方程式や、最小二乗法に基づいて近
似された直線の方程式等を記憶させるように、連続的な
変化状態を示す他のデータ形式によって記憶させてもよ
い。
に、各レーザー発振器42に加えるそれぞれの制御電圧
の値は、離散的な共通の出力パワーのレベルごとに、出
力するレーザー発振器42ごとに記憶させたが、複数の
出力パワーに対応する制御電圧の値に基づいてスプライ
ン補間された曲線の方程式や、最小二乗法に基づいて近
似された直線の方程式等を記憶させるように、連続的な
変化状態を示す他のデータ形式によって記憶させてもよ
い。
【0042】そして、本発明では、コントローラボック
ス100から加工実行指令としてのレベルをバス形に接
続される各レーザーユニットボックス14に送り、レー
ザー発振器42を制御する構成とした。この構成に限ら
ず、共通の出力パワーのレベルについてそれぞれのレー
ザー発振器42ごとの制御電圧の値をコントローラボッ
クス100のROMやRAMに記憶し、コントローラボ
ックス100とスター形に接続される各レーザーユニッ
トボックス14に制御電圧の値を送り、レーザー発振器
42を制御する構成としてもよい。この構成は、ミシン
制御装置200についても同様に適用可能である。
ス100から加工実行指令としてのレベルをバス形に接
続される各レーザーユニットボックス14に送り、レー
ザー発振器42を制御する構成とした。この構成に限ら
ず、共通の出力パワーのレベルについてそれぞれのレー
ザー発振器42ごとの制御電圧の値をコントローラボッ
クス100のROMやRAMに記憶し、コントローラボ
ックス100とスター形に接続される各レーザーユニッ
トボックス14に制御電圧の値を送り、レーザー発振器
42を制御する構成としてもよい。この構成は、ミシン
制御装置200についても同様に適用可能である。
【0043】以上のような他の方法によって本発明を実
施した場合であっても、結果的には、所望の共通の出力
パワーについて対応する制御電圧の値をそれぞれのレー
ザー発振器ごとに出力させ、その共通の出力パワーで同
時にレーザー加工を行うことができる。この場合であっ
ても、共通の出力パワーでレーザー加工が行われるの
で、その仕上がりを一定にすることができる。
施した場合であっても、結果的には、所望の共通の出力
パワーについて対応する制御電圧の値をそれぞれのレー
ザー発振器ごとに出力させ、その共通の出力パワーで同
時にレーザー加工を行うことができる。この場合であっ
ても、共通の出力パワーでレーザー加工が行われるの
で、その仕上がりを一定にすることができる。
【0044】それから、上記実施例において多針タイプ
のミシンヘッドを複数個備え、かつ各ミシンヘッドに対
応させてレーザーヘッドを一つずつ備えた刺繍ミシンに
本発明を適用した。この例に限ることなく、例えば一の
ヘッドに複数のレーザー発振器を備えているレーザー加
工機等のように、おおよそ複数のレーザー発振器を備
え、この複数のレーザー発振器によって同時にレーザー
加工を行う様々なレーザー加工機についても本発明を適
用できる。この場合であっても、上記拡張例と同様に共
通の出力パワーでレーザー加工が行われるので、その仕
上がりを一定にすることができる。
のミシンヘッドを複数個備え、かつ各ミシンヘッドに対
応させてレーザーヘッドを一つずつ備えた刺繍ミシンに
本発明を適用した。この例に限ることなく、例えば一の
ヘッドに複数のレーザー発振器を備えているレーザー加
工機等のように、おおよそ複数のレーザー発振器を備
え、この複数のレーザー発振器によって同時にレーザー
加工を行う様々なレーザー加工機についても本発明を適
用できる。この場合であっても、上記拡張例と同様に共
通の出力パワーでレーザー加工が行われるので、その仕
上がりを一定にすることができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、レーザー加工の実行を指令する加工実行指令を受る
と、記憶されているそれぞれの制御電圧の値に対応する
制御電圧をそれぞれのレーザー発振器に出力し、共通の
出力パワーで同時にレーザー加工を行うようにした。こ
のため、共通の出力パワーでレーザー加工が行われるこ
とから、その仕上がりを一定にすることができる。した
がって、従来のようにフィードバック制御を実現するた
めの装置を必要としないので、レーザー加工機を安価で
提供することができる。
は、レーザー加工の実行を指令する加工実行指令を受る
と、記憶されているそれぞれの制御電圧の値に対応する
制御電圧をそれぞれのレーザー発振器に出力し、共通の
出力パワーで同時にレーザー加工を行うようにした。こ
のため、共通の出力パワーでレーザー加工が行われるこ
とから、その仕上がりを一定にすることができる。した
がって、従来のようにフィードバック制御を実現するた
めの装置を必要としないので、レーザー加工機を安価で
提供することができる。
【0046】また、請求項2の発明は、共通の出力パワ
ーのレベルごとに、レーザー発振器ごとに対応して制御
電圧の値が記憶されており、これらの制御電圧は共通の
出力パワーのレベルに応じて加工実行時に指定可能であ
るようにした。したがって、被加工物に応じて共通の出
力パワーを切り換えれるので、被加工物が変わってもそ
の仕上がりを一定にすることができる。
ーのレベルごとに、レーザー発振器ごとに対応して制御
電圧の値が記憶されており、これらの制御電圧は共通の
出力パワーのレベルに応じて加工実行時に指定可能であ
るようにした。したがって、被加工物に応じて共通の出
力パワーを切り換えれるので、被加工物が変わってもそ
の仕上がりを一定にすることができる。
【図1】多頭式ミシン装置の正面図である。
【図2】多頭式ミシン装置の平面図である。
【図3】電気系統全体を模式的に示すブロック図であ
る。
る。
【図4】コントローラボックスの構成を示すブロック図
である。
である。
【図5】ミシン制御装置の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図6】レーザーユニットボックスの構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図7】レベル選択処理を示すフローチャートである。
【図8】各レベルに対する出力パワーと制御電圧の関係
を示す特性図である。
を示す特性図である。
【図9】レベル出力処理とレーザー発振器制御処理を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
14 レーザーユニットボックス 16 原反枠 22 ミシンヘッド 26 レーザーヘッド 42 レーザー発振器 100 コントローラボックス 152 ROM 200 ミシン制御装置
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のレーザー発振器を備え、この複数
のレーザー発振器によって同時にレーザー加工を行うレ
ーザー加工機において、 各レーザー発振器ごとに、共通の出力パワーを発生させ
る制御電圧の値を記憶しておき、 レーザー加工の実行を指令する加工実行指令を受けて、
記憶されているそれぞれの制御電圧の値に対応する制御
電圧を、対応するそれぞれの前記レーザー発振器に出力
して、前記共通の出力パワーで同時にレーザー加工を行
うことを特徴とするレーザー加工機。 - 【請求項2】 請求項1に記載のレーザー加工機におい
て、 前記共通の出力パワーのレベルごとに、各レーザー発振
器に加えるそれぞれの制御電圧の値を記憶しておき、 加工実行時には、その共通の出力パワーのレベルが指定
可能になっていることを特徴とするレーザー加工機。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7157813A JPH0910969A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | レーザー加工機 |
| US08/702,560 US5915316A (en) | 1995-01-13 | 1996-01-11 | Embroidering and laser processing machine |
| PCT/JP1996/000047 WO1996021534A1 (en) | 1995-01-13 | 1996-01-11 | Laser processing machine and sewing machine with laser processing function |
| CN96190023A CN1126633C (zh) | 1995-01-13 | 1996-01-11 | 激光加工机和具有激光加工功能的缝纫机 |
| KR1019960705088A KR100394409B1 (ko) | 1995-01-13 | 1996-01-11 | 레이저가공기및레이저가공기능을가진미싱 |
| EP96900445A EP0753372B1 (en) | 1995-01-13 | 1996-01-11 | Laser processing machine and sewing machine with laser processing function |
| DE69620686T DE69620686T2 (de) | 1995-01-13 | 1996-01-11 | Laserbearbeitungsmaschine und nähmaschine mit einer laserbearbeitungsfunktion |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7157813A JPH0910969A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | レーザー加工機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0910969A true JPH0910969A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=15657861
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7157813A Withdrawn JPH0910969A (ja) | 1995-01-13 | 1995-06-23 | レーザー加工機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0910969A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006239702A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-14 | Sunx Ltd | レーザ加工装置、その制御装置およびその信号中継装置 |
| JP2008113780A (ja) * | 2006-11-02 | 2008-05-22 | Barudan Co Ltd | デザインピースのレーザーカット方法及び刺繍加工方法 |
-
1995
- 1995-06-23 JP JP7157813A patent/JPH0910969A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006239702A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-14 | Sunx Ltd | レーザ加工装置、その制御装置およびその信号中継装置 |
| JP2008113780A (ja) * | 2006-11-02 | 2008-05-22 | Barudan Co Ltd | デザインピースのレーザーカット方法及び刺繍加工方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020903 |