JPH09111135A - 導電性ポリマー組成物 - Google Patents
導電性ポリマー組成物Info
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- JPH09111135A JPH09111135A JP7274314A JP27431495A JPH09111135A JP H09111135 A JPH09111135 A JP H09111135A JP 7274314 A JP7274314 A JP 7274314A JP 27431495 A JP27431495 A JP 27431495A JP H09111135 A JPH09111135 A JP H09111135A
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L83/00—Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B1/00—Conductors or conductive bodies characterised by the conductive materials; Selection of materials as conductors
- H01B1/20—Conductive material dispersed in non-conductive organic material
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B1/00—Conductors or conductive bodies characterised by the conductive materials; Selection of materials as conductors
- H01B1/20—Conductive material dispersed in non-conductive organic material
- H01B1/24—Conductive material dispersed in non-conductive organic material the conductive material comprising carbon-silicon compounds, carbon or silicon
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 炭素系導電性材料を使用して白色または有色
の導電性ポリマー組成物を得る。 【構成】 成形可能な有機ポリマー中に、(A) 外径 3.5
〜70 nm 、アスペクト比5以上中空炭素マイクロファイ
バー0.01重量%以上、2重量%未満と、(B) 導電性白色
粉末 (例、アンチモンドープ酸化錫で表面被覆された酸
化チタン白色粉末、またはアルミニウムドープ酸化亜鉛
粉末) 2.5〜40重量%とを分散させた、白色度40以上の
成形品を形成できる導電性ポリマー組成物。着色剤によ
り有色の組成物としてもよい。 【効果】 高い導電性を示し、物性にも優れた白色また
は有色の成形品を製造できる。
の導電性ポリマー組成物を得る。 【構成】 成形可能な有機ポリマー中に、(A) 外径 3.5
〜70 nm 、アスペクト比5以上中空炭素マイクロファイ
バー0.01重量%以上、2重量%未満と、(B) 導電性白色
粉末 (例、アンチモンドープ酸化錫で表面被覆された酸
化チタン白色粉末、またはアルミニウムドープ酸化亜鉛
粉末) 2.5〜40重量%とを分散させた、白色度40以上の
成形品を形成できる導電性ポリマー組成物。着色剤によ
り有色の組成物としてもよい。 【効果】 高い導電性を示し、物性にも優れた白色また
は有色の成形品を製造できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は導電性ポリマー組成
物に関し、特に導電性繊維(複合繊維の1成分とする場
合を含む)、フイルム、シート、立体成形品などの成形
に使用できる白色または有色の導電性ポリマー組成物に
関する。本発明の組成物から得られた導電性成形品は、
帯電防止用マット、電磁波シールド材、ICトレー、ク
リーンルーム等の床材や天井材、シーリング材、タイ
ル、カーペットといった建材、フィルムの包装材、無塵
衣、OA機器用導電部材 (ロール、ギヤ、コネクター
等) などの用途に有用である。
物に関し、特に導電性繊維(複合繊維の1成分とする場
合を含む)、フイルム、シート、立体成形品などの成形
に使用できる白色または有色の導電性ポリマー組成物に
関する。本発明の組成物から得られた導電性成形品は、
帯電防止用マット、電磁波シールド材、ICトレー、ク
リーンルーム等の床材や天井材、シーリング材、タイ
ル、カーペットといった建材、フィルムの包装材、無塵
衣、OA機器用導電部材 (ロール、ギヤ、コネクター
等) などの用途に有用である。
【0002】
【従来の技術】電気絶縁性のポリマーに帯電防止その他
の目的で導電性を付与するため導電性材料を混練して導
電性ポリマーとすることはよく知られている (例、特公
昭58−39175 号公報参照) 。ポリマーに混練する導電性
材料としては、一般に、イオン性或いは非イオン性の有
機界面活性剤、金属粉末、導電性金属酸化物粉末、カー
ボンブラック、炭素繊維などが使用され、これをポリマ
ー中に溶融混練して分散させ、成形することによって、
100〜1010Ω・cmの体積抵抗値を有する導電性ポリマー
成形品を得ることができる。
の目的で導電性を付与するため導電性材料を混練して導
電性ポリマーとすることはよく知られている (例、特公
昭58−39175 号公報参照) 。ポリマーに混練する導電性
材料としては、一般に、イオン性或いは非イオン性の有
機界面活性剤、金属粉末、導電性金属酸化物粉末、カー
ボンブラック、炭素繊維などが使用され、これをポリマ
ー中に溶融混練して分散させ、成形することによって、
100〜1010Ω・cmの体積抵抗値を有する導電性ポリマー
成形品を得ることができる。
【0003】導電性材料としてアスペクト比の大きいフ
レーク状ないしウイスカー状の材料を使用することによ
り、比較的少量の混練でポリマーに導電性を付与できる
ことも知られている。これは、アスペクト比が大きい導
電性材料の方が、同じ重量当たりでの材料間の接触点が
増大するため、より少量で導電性を得ることが可能にな
るからである。
レーク状ないしウイスカー状の材料を使用することによ
り、比較的少量の混練でポリマーに導電性を付与できる
ことも知られている。これは、アスペクト比が大きい導
電性材料の方が、同じ重量当たりでの材料間の接触点が
増大するため、より少量で導電性を得ることが可能にな
るからである。
【0004】しかし、従来の導電性ポリマー組成物は、
高温における安定性 (耐熱性、寸法安定性) 、成形性、
色等に問題があった。例えば、導電性材料として有機系
界面活性剤を用いた場合、耐熱性に劣り、また導電性が
湿度の影響を受け易い。無機系の導電材料は、一般に粒
状であるため、組成物総重量に対して50重量%を越える
多量の混合が必要となり、ポリマー物性が低下し、繊維
及びフイルムへの成形性が低下する。
高温における安定性 (耐熱性、寸法安定性) 、成形性、
色等に問題があった。例えば、導電性材料として有機系
界面活性剤を用いた場合、耐熱性に劣り、また導電性が
湿度の影響を受け易い。無機系の導電材料は、一般に粒
状であるため、組成物総重量に対して50重量%を越える
多量の混合が必要となり、ポリマー物性が低下し、繊維
及びフイルムへの成形性が低下する。
【0005】フレーク状およびウイスカー状のアスペク
ト比が高い導電性材料も、従来のものはポリマーに対し
て少なくとも40重量%を越える量が必要であり、この多
量の導電性材料がポリマー中で配向して成形時に方向性
が現れ、成形性と導電性が阻害される。カーボンブラッ
クは耐熱性に優れているが、導電性の付与に必要な量
(一般に組成物総重量に対して10重量%以上) を配合す
ると組成物が黒色となるため、白色及び有色の成形品を
得ることはできない。
ト比が高い導電性材料も、従来のものはポリマーに対し
て少なくとも40重量%を越える量が必要であり、この多
量の導電性材料がポリマー中で配向して成形時に方向性
が現れ、成形性と導電性が阻害される。カーボンブラッ
クは耐熱性に優れているが、導電性の付与に必要な量
(一般に組成物総重量に対して10重量%以上) を配合す
ると組成物が黒色となるため、白色及び有色の成形品を
得ることはできない。
【0006】炭素繊維、特に黒鉛化された炭素繊維は、
導電性が良好であり、炭素繊維を導電性材料としてポリ
マー中に混練することも試みられている。中でも、気相
成長法(熱分解法)により製造され、必要に応じて熱処
理により黒鉛化した、中空または中実の、繊維径0.1 μ
m〜数μmの炭素繊維が、高い導電性を示すことから導
電性材料として注目されている。しかし、このような炭
素繊維もやはり、導電性の付与に十分な量を配合する
と、ポリマーを黒色に着色してしまう。
導電性が良好であり、炭素繊維を導電性材料としてポリ
マー中に混練することも試みられている。中でも、気相
成長法(熱分解法)により製造され、必要に応じて熱処
理により黒鉛化した、中空または中実の、繊維径0.1 μ
m〜数μmの炭素繊維が、高い導電性を示すことから導
電性材料として注目されている。しかし、このような炭
素繊維もやはり、導電性の付与に十分な量を配合する
と、ポリマーを黒色に着色してしまう。
【0007】最近になって、従来の気相成長法の炭素繊
維より繊維径がずっと細い中空の炭素繊維 (本発明で
は、中空炭素マイクロファイバーという) が開発された
(例、特公平3−64606 号、同3−77288 号、特開平3
−287821号、特開平5−125619号各公報、米国特許第4,
663,230 号明細書を参照) 。このマイクロファイバー
は、外径が0.1 μm未満、通常は数〜数十ナノメータ(n
m)という、ナノメーター・オーダーの細さであることか
ら、別名ナノチューブまたは炭素フィブリルとも呼ばれ
ており、通常は黒鉛化した炭素原子の規則的な配列から
なる層が多重化した管壁を持つ中空状の微細炭素繊維で
ある。この中空炭素マイクロファイバーは、強化材とし
て複合体の製造に使用される他、これを導電性材料とし
て各種の樹脂やゴムに配合することも既に提案されてい
る (例、特開平同2−232244号、同2−235945号、同2
−276839号、同3−55709 号各公報) 。
維より繊維径がずっと細い中空の炭素繊維 (本発明で
は、中空炭素マイクロファイバーという) が開発された
(例、特公平3−64606 号、同3−77288 号、特開平3
−287821号、特開平5−125619号各公報、米国特許第4,
663,230 号明細書を参照) 。このマイクロファイバー
は、外径が0.1 μm未満、通常は数〜数十ナノメータ(n
m)という、ナノメーター・オーダーの細さであることか
ら、別名ナノチューブまたは炭素フィブリルとも呼ばれ
ており、通常は黒鉛化した炭素原子の規則的な配列から
なる層が多重化した管壁を持つ中空状の微細炭素繊維で
ある。この中空炭素マイクロファイバーは、強化材とし
て複合体の製造に使用される他、これを導電性材料とし
て各種の樹脂やゴムに配合することも既に提案されてい
る (例、特開平同2−232244号、同2−235945号、同2
−276839号、同3−55709 号各公報) 。
【0008】特開平3−74465 号公報には、繊維の50重
量%以上が互いに絡み合った凝集体からなる炭素フィブ
リル (中空炭素マイクロファイバー) 0.1〜50重量部と
合成樹脂99.9〜50重量部とからなる、導電性および/ま
たは漆黒性が付与された樹脂組成物が開示されている。
この公報には、導電性の付与には少なくとも2重量部の
中空炭素マイクロファイバーの配合が好ましく、漆黒性
のみを付与する場合の配合量は 0.1〜5重量部が好まし
いことが記載されている。
量%以上が互いに絡み合った凝集体からなる炭素フィブ
リル (中空炭素マイクロファイバー) 0.1〜50重量部と
合成樹脂99.9〜50重量部とからなる、導電性および/ま
たは漆黒性が付与された樹脂組成物が開示されている。
この公報には、導電性の付与には少なくとも2重量部の
中空炭素マイクロファイバーの配合が好ましく、漆黒性
のみを付与する場合の配合量は 0.1〜5重量部が好まし
いことが記載されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、炭素
系の導電性材料は、熱安定性に優れ、比較的少量の配合
でポリマーに導電性を付与できるが、ポリマーを黒色に
着色してしまうという欠点がある。一方、導電性ポリマ
ーの用途としては、帯電防止用マット、電磁波シールド
材、ICトレー、建材、フィルムの包装材などがある
が、いずれも意匠性あるいは製品の識別化 (例、ICト
レー) のために、自由に着色することが強く望まれてい
る。
系の導電性材料は、熱安定性に優れ、比較的少量の配合
でポリマーに導電性を付与できるが、ポリマーを黒色に
着色してしまうという欠点がある。一方、導電性ポリマ
ーの用途としては、帯電防止用マット、電磁波シールド
材、ICトレー、建材、フィルムの包装材などがある
が、いずれも意匠性あるいは製品の識別化 (例、ICト
レー) のために、自由に着色することが強く望まれてい
る。
【0010】本発明の目的は、導電性、耐熱性および成
形性に優れ、溶融紡糸、溶融押出、射出成形といった各
種の溶融成形法により白色または有色の成形品を与え
る、導電性ポリマー組成物を提供することである。
形性に優れ、溶融紡糸、溶融押出、射出成形といった各
種の溶融成形法により白色または有色の成形品を与え
る、導電性ポリマー組成物を提供することである。
【0011】本発明のより具体的な目的は、炭素系導電
性材料を使用して、任意の所望の色に着色した成形品を
得ることができる、白色または有色の導電性ポリマー組
成物を提供することである。
性材料を使用して、任意の所望の色に着色した成形品を
得ることができる、白色または有色の導電性ポリマー組
成物を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述したように、炭素系
の導電性材料 (カーボンブラック、炭素繊維など) は、
ポリマーに混練すると組成物全体を黒色に着色してしま
うため、白色または有色 (黒色以外) の導電性成形品に
炭素系導電性材料を使用することはこれまで困難と考え
られ、試みられたことはなかった。
の導電性材料 (カーボンブラック、炭素繊維など) は、
ポリマーに混練すると組成物全体を黒色に着色してしま
うため、白色または有色 (黒色以外) の導電性成形品に
炭素系導電性材料を使用することはこれまで困難と考え
られ、試みられたことはなかった。
【0013】本発明者らは前述した中空炭素マイクロフ
ァイバーの導電材料としての特性について検討した結
果、このマイクロファイバーは非常に微細なため、0.01
重量%以上という従来の炭素繊維より非常に少ない配合
量でポリマーに導電性を付与することができること、そ
してその含有量が2重量%未満になると、この炭素繊維
によるポリマーの黒色化の程度が小さくなって、ポリマ
ー中に共存させた白色粉末で黒色を実質的に完全に隠蔽
することができ、白色の導電性成形用組成物が得られる
こと、さらにこの白色の組成物に着色剤を配合すること
により任意の色に着色できることを知り、本発明に到達
した。
ァイバーの導電材料としての特性について検討した結
果、このマイクロファイバーは非常に微細なため、0.01
重量%以上という従来の炭素繊維より非常に少ない配合
量でポリマーに導電性を付与することができること、そ
してその含有量が2重量%未満になると、この炭素繊維
によるポリマーの黒色化の程度が小さくなって、ポリマ
ー中に共存させた白色粉末で黒色を実質的に完全に隠蔽
することができ、白色の導電性成形用組成物が得られる
こと、さらにこの白色の組成物に着色剤を配合すること
により任意の色に着色できることを知り、本発明に到達
した。
【0014】ここに、本発明は、成形可能な有機ポリマ
ー中に、中空炭素マイクロファイバーと導電性白色粉末
とを分散させた、白色導電性ポリマー組成物を要旨とす
る。本発明の組成物は、一般に組成物総重量に対して0.
01重量%以上、2重量%未満の中空炭素マイクロファイ
バーと、2.5 〜40重量%の導電性白色粉末とを含有す
る。
ー中に、中空炭素マイクロファイバーと導電性白色粉末
とを分散させた、白色導電性ポリマー組成物を要旨とす
る。本発明の組成物は、一般に組成物総重量に対して0.
01重量%以上、2重量%未満の中空炭素マイクロファイ
バーと、2.5 〜40重量%の導電性白色粉末とを含有す
る。
【0015】この白色の導電性ポリマー組成物にさらに
着色剤(有色顔料、染料など)を配合することにより、
任意の色に着色した有色の導電性ポリマー組成物を得る
ことができる。
着色剤(有色顔料、染料など)を配合することにより、
任意の色に着色した有色の導電性ポリマー組成物を得る
ことができる。
【0016】本発明においては、成形可能なポリマー
に、(A) 導電性繊維である中空炭素マイクロファイバー
と、(B) 導電性白色粉末という2種類の導電性材料を配
合し、ポリマー中に分散させる。中空炭素マイクロファ
イバーの配合はポリマーを黒色化するが、その量が2重
量%未満では、白色粉末を共存させることにより黒色化
を打ち消して、白色の組成物を得ることができる。そし
て、この中空炭素マイクロファイバーにより導電性が付
与される結果、導電性白色粉末の配合量は白色化(黒色
の隠蔽) に必要な 2.5〜40重量%という少量に抑えるこ
とができる。このように白色化しておけば、さらに着色
剤を配合して、自由に着色することが可能となる。
に、(A) 導電性繊維である中空炭素マイクロファイバー
と、(B) 導電性白色粉末という2種類の導電性材料を配
合し、ポリマー中に分散させる。中空炭素マイクロファ
イバーの配合はポリマーを黒色化するが、その量が2重
量%未満では、白色粉末を共存させることにより黒色化
を打ち消して、白色の組成物を得ることができる。そし
て、この中空炭素マイクロファイバーにより導電性が付
与される結果、導電性白色粉末の配合量は白色化(黒色
の隠蔽) に必要な 2.5〜40重量%という少量に抑えるこ
とができる。このように白色化しておけば、さらに着色
剤を配合して、自由に着色することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明で導電性繊維として用いる
中空炭素マイクロファイバーは、気相成長法(遷移金属
含有粒子をCO、炭化水素などの炭素含有ガスと高温で
接触させ、熱分解により生成した炭素を遷移金属含有粒
子を起点として繊維状に成長させる方法) により得られ
る極細の中空炭素繊維であり、一般には外径が0.1 μm
(100nm) 未満であって、好ましくは外径 3.5〜70 nm
、アスペクト比5以上の繊維形状を有する。好ましい
中空炭素マイクロファイバーは、米国特許第4,663,230
号明細書ならびに特公平3−64606 号および同3−7728
8 号公報に記載されている炭素フィブリルおよび特開平
5−125619号に記載されている中空の黒鉛繊維である。
中空炭素マイクロファイバーは、気相成長法(遷移金属
含有粒子をCO、炭化水素などの炭素含有ガスと高温で
接触させ、熱分解により生成した炭素を遷移金属含有粒
子を起点として繊維状に成長させる方法) により得られ
る極細の中空炭素繊維であり、一般には外径が0.1 μm
(100nm) 未満であって、好ましくは外径 3.5〜70 nm
、アスペクト比5以上の繊維形状を有する。好ましい
中空炭素マイクロファイバーは、米国特許第4,663,230
号明細書ならびに特公平3−64606 号および同3−7728
8 号公報に記載されている炭素フィブリルおよび特開平
5−125619号に記載されている中空の黒鉛繊維である。
【0018】本発明で使用する中空炭素マイクロファイ
バーとして特に好ましいのは、米国ハイピリオン・カタ
リシス社(Hyperion Catalysis International, Inc.)
よりグラファイト・フィブリル (登録商標) として市販
されているものである。これは、外径10〜20 nm (0.01
〜0.02μm) 、内径5nm (0.005 μm) 以下、長さが10
0〜20,000 nm (0.1〜20μm) の黒鉛質中空マイクロフ
ァイバーである。
バーとして特に好ましいのは、米国ハイピリオン・カタ
リシス社(Hyperion Catalysis International, Inc.)
よりグラファイト・フィブリル (登録商標) として市販
されているものである。これは、外径10〜20 nm (0.01
〜0.02μm) 、内径5nm (0.005 μm) 以下、長さが10
0〜20,000 nm (0.1〜20μm) の黒鉛質中空マイクロフ
ァイバーである。
【0019】これらの中空炭素マイクロファイバーは、
黒色の着色力と隠ぺい力は通常のカーボンブラックより
小であり、5〜1000という極めて大きなアスペクト比か
ら折り曲げが可能であるという特徴を有する。好ましい
中空炭素マイクロファイバーは、バルクでの体積抵抗率
(圧力100 kg/cm2で測定した値) が10Ω・cm以下、より
好ましくは1Ω・cm以下である。
黒色の着色力と隠ぺい力は通常のカーボンブラックより
小であり、5〜1000という極めて大きなアスペクト比か
ら折り曲げが可能であるという特徴を有する。好ましい
中空炭素マイクロファイバーは、バルクでの体積抵抗率
(圧力100 kg/cm2で測定した値) が10Ω・cm以下、より
好ましくは1Ω・cm以下である。
【0020】本発明で用いる導電性白色粉末は、導電性
と白色性という2つの機能をポリマーに付与する。しか
し、導電性については別に中空炭素マイクロファイバー
も配合するため、配合量は白色化に必要な量にとどめて
おくことができる。この導電性白色粉末は、体積抵抗率
(圧力100 kg/cm2での測定値)104 Ω・cm以下、白色度
70以上のものが好ましく、より好ましくは体積抵抗率10
3 Ω・cm以下、白色度80以上である。
と白色性という2つの機能をポリマーに付与する。しか
し、導電性については別に中空炭素マイクロファイバー
も配合するため、配合量は白色化に必要な量にとどめて
おくことができる。この導電性白色粉末は、体積抵抗率
(圧力100 kg/cm2での測定値)104 Ω・cm以下、白色度
70以上のものが好ましく、より好ましくは体積抵抗率10
3 Ω・cm以下、白色度80以上である。
【0021】ここで白色度とは、ハンターLab表色系
のL、a、bの測定値に基づいて次式により算出される
値 [W(Lab)]を意味する。
のL、a、bの測定値に基づいて次式により算出される
値 [W(Lab)]を意味する。
【0022】
【数1】W(Lab) = 100−[(100−L)2+a2+b2]1/2 この導電性白色粉末の形状は特に制限されない。例え
ば、その全部が球形ないし略球形の粉末 (以下、略球形
粉末という) であっても、或いはフレーク状またはウイ
スカー状のアスペクト比が高い粉末 (以下、高アスペク
ト比粉末という)であってもよい。ただし、一般に球形
白色粉末の方が隠蔽性が高いので、導電性白色粉末の少
なくとも一部は略球形粉末からなることが好ましい。
ば、その全部が球形ないし略球形の粉末 (以下、略球形
粉末という) であっても、或いはフレーク状またはウイ
スカー状のアスペクト比が高い粉末 (以下、高アスペク
ト比粉末という)であってもよい。ただし、一般に球形
白色粉末の方が隠蔽性が高いので、導電性白色粉末の少
なくとも一部は略球形粉末からなることが好ましい。
【0023】導電性白色粉末の平均粒径 (略球形粉末の
場合は相当直径、フレーク状またはウイスカー状などの
高アスペクト比粉末の場合には最大径の平均値) は、好
ましくは0.05〜10μmであり、より好ましくは0.08〜5
μmの範囲内である。より具体的には、白色粉末が略球
形粉末である場合には、平均粒径が1μm以下、特に0.
5 μm以下のものが好ましい。一方、アスペクト比10〜
200 といったフレーク状またはウイスカー状の白色粉末
では、平均粒径が10μmまでまたはそれ以上であっても
よく、好ましくは5μm以下である。
場合は相当直径、フレーク状またはウイスカー状などの
高アスペクト比粉末の場合には最大径の平均値) は、好
ましくは0.05〜10μmであり、より好ましくは0.08〜5
μmの範囲内である。より具体的には、白色粉末が略球
形粉末である場合には、平均粒径が1μm以下、特に0.
5 μm以下のものが好ましい。一方、アスペクト比10〜
200 といったフレーク状またはウイスカー状の白色粉末
では、平均粒径が10μmまでまたはそれ以上であっても
よく、好ましくは5μm以下である。
【0024】導電性白色粉末の平均粒径が0.05μm未満
では、粉末が透明化して白色度が低下することがある
上、後述する表面被覆型導電性白色粉末の場合には、表
面被覆の量が多くなり、これも白色度の低下につながる
ことがある。一方、平均粒径が略球形粉末で1μm、高
アスペクト比粉末で10μmを超えると、特に成形品がフ
ィルムや繊維である場合に、これらの厚みまたは直径は
一般に数μmないし数百μmであることから、フィルム
の平滑性の低下や溶融紡糸時の糸切れが起こり易くなる
ことがある。
では、粉末が透明化して白色度が低下することがある
上、後述する表面被覆型導電性白色粉末の場合には、表
面被覆の量が多くなり、これも白色度の低下につながる
ことがある。一方、平均粒径が略球形粉末で1μm、高
アスペクト比粉末で10μmを超えると、特に成形品がフ
ィルムや繊維である場合に、これらの厚みまたは直径は
一般に数μmないし数百μmであることから、フィルム
の平滑性の低下や溶融紡糸時の糸切れが起こり易くなる
ことがある。
【0025】上記のような平均粒径であると、導電性白
色粉末の比表面積は、一般に略球形粉末で 0.5〜50 m2/
g 、好ましくは3〜30 m2/g の範囲内、高アスペクト比
粉末では 0.1〜10 m2/g 、好ましくは1〜10 m2/g の範
囲内である。
色粉末の比表面積は、一般に略球形粉末で 0.5〜50 m2/
g 、好ましくは3〜30 m2/g の範囲内、高アスペクト比
粉末では 0.1〜10 m2/g 、好ましくは1〜10 m2/g の範
囲内である。
【0026】本発明で用いる導電性白色粉末としては、
それ自体が (即ち、単味で) 導電性を示す白色粉末、
および非導電性の白色粉末の表面を透明または白色の
導電性金属酸化物で被覆した白色粉末 (以下、表面被覆
型導電性白色粉末という) 、のいずれであってもよい。
それ自体が (即ち、単味で) 導電性を示す白色粉末、
および非導電性の白色粉末の表面を透明または白色の
導電性金属酸化物で被覆した白色粉末 (以下、表面被覆
型導電性白色粉末という) 、のいずれであってもよい。
【0027】の例は、他元素のドープにより導電性を
高めた白色の金属酸化物粉末である。具体例としては、
アルミニウムドープ酸化亜鉛 (AZOと略記) 、アンチ
モンドープ酸化錫 (ATOと略記) 、錫ドープ酸化イン
ジウム (ITOと略記) などが挙げられる。この単味で
導電性を示す白色粉末を使用する場合には、白色度が70
以上となる粒径のものを使用することが好ましい。例え
ば、ATOやITOは、粒径が小さくなると透明になっ
て白色度が低下する。その意味で好ましい導電性白色粉
末は、白色度の高いAZOである。
高めた白色の金属酸化物粉末である。具体例としては、
アルミニウムドープ酸化亜鉛 (AZOと略記) 、アンチ
モンドープ酸化錫 (ATOと略記) 、錫ドープ酸化イン
ジウム (ITOと略記) などが挙げられる。この単味で
導電性を示す白色粉末を使用する場合には、白色度が70
以上となる粒径のものを使用することが好ましい。例え
ば、ATOやITOは、粒径が小さくなると透明になっ
て白色度が低下する。その意味で好ましい導電性白色粉
末は、白色度の高いAZOである。
【0028】の表面被覆型導電性白色粉末の例として
は、酸化チタン、酸化亜鉛、シリカ、酸化アルミニウ
ム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、チタン酸ア
ルカリ金属 (例、チタン酸カリウム) 、ホウ酸アルミニ
ウム、硫酸バリウム、合成フッ素雲母などの非導電性の
白色粉末の表面を、ATO、AZO、ITOなどの透明
または白色の導電性金属酸化物で被覆したものが例示さ
れる。非導電性白色粉末としては、酸化チタンが白色の
着色力が最も強いため最も好ましいが、他のものも単独
で、或いは酸化チタンと併用して使用することができ
る。表面被覆する導電性金属酸化物は、ATOとAZO
が表面被覆力が強いことから好ましい。
は、酸化チタン、酸化亜鉛、シリカ、酸化アルミニウ
ム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、チタン酸ア
ルカリ金属 (例、チタン酸カリウム) 、ホウ酸アルミニ
ウム、硫酸バリウム、合成フッ素雲母などの非導電性の
白色粉末の表面を、ATO、AZO、ITOなどの透明
または白色の導電性金属酸化物で被覆したものが例示さ
れる。非導電性白色粉末としては、酸化チタンが白色の
着色力が最も強いため最も好ましいが、他のものも単独
で、或いは酸化チタンと併用して使用することができ
る。表面被覆する導電性金属酸化物は、ATOとAZO
が表面被覆力が強いことから好ましい。
【0029】表面被覆の方法は、乾式法 (例えば、流動
状態の非導電性白色粉末にプラズマ熱分解法により導電
性金属酸化物を析出させる) も可能であるが、現状では
湿式法の方が工業的に適している。湿式法による表面被
覆は、例えば、特公昭60−49136 号公報および米国特許
第 4,452,830号明細書に記載の方法に準じて実施でき
る。この方法を例えばATOによる表面被覆について説
明すると、アンチモンと錫の加水分解性の水溶性化合物
(例、塩化アンチモンと塩化錫) を所定割合で含有する
アルコール溶液を、非導電性白色粉末 (例、酸化チタン
粉末) を水中に分散させた分散液に徐々に添加する。そ
れにより、塩化物の加水分解が起こって、酸化チタン粉
末が加水分解生成物であるATOで表面被覆される。白
色粉末を取り出した後、必要により焼成すると、ATO
で表面被覆された白色粉末が得られる。
状態の非導電性白色粉末にプラズマ熱分解法により導電
性金属酸化物を析出させる) も可能であるが、現状では
湿式法の方が工業的に適している。湿式法による表面被
覆は、例えば、特公昭60−49136 号公報および米国特許
第 4,452,830号明細書に記載の方法に準じて実施でき
る。この方法を例えばATOによる表面被覆について説
明すると、アンチモンと錫の加水分解性の水溶性化合物
(例、塩化アンチモンと塩化錫) を所定割合で含有する
アルコール溶液を、非導電性白色粉末 (例、酸化チタン
粉末) を水中に分散させた分散液に徐々に添加する。そ
れにより、塩化物の加水分解が起こって、酸化チタン粉
末が加水分解生成物であるATOで表面被覆される。白
色粉末を取り出した後、必要により焼成すると、ATO
で表面被覆された白色粉末が得られる。
【0030】透明導電性金属酸化物による白色粉末の表
面被覆量は、表面被覆後に白色粉末の体積抵抗率 (圧力
100 kg/cm2で測定した値) が104 Ω・cm以下に低下する
ような量とすることが好ましい。被覆量は、一般に非導
電性白色粉末に対して5〜40重量%、好ましくは10〜30
重量%の範囲内がよい。
面被覆量は、表面被覆後に白色粉末の体積抵抗率 (圧力
100 kg/cm2で測定した値) が104 Ω・cm以下に低下する
ような量とすることが好ましい。被覆量は、一般に非導
電性白色粉末に対して5〜40重量%、好ましくは10〜30
重量%の範囲内がよい。
【0031】本発明の導電性ポリマー組成物における導
電性材料の配合量は、組成物総重量に対する重量%で、
中空炭素マイクロファイバーが0.01%以上、2%未満、
好ましくは0.05〜1.5 %、より好ましくは 0.1〜1%で
あり、導電性白色粉末が 2.5〜40%、好ましくは5〜35
%、より好ましくは 7.5〜30%である。中空炭素マイク
ロファイバーの量が多くなるほど、その黒色化を打ち消
すために、導電性白色粉末の配合量も多くすることが好
ましい。その結果、得られる組成物の導電性は高くな
る。従って、中空炭素マイクロファイバーの配合量は、
用途に必要な導電性のレベルに応じて選択すればよい。
電性材料の配合量は、組成物総重量に対する重量%で、
中空炭素マイクロファイバーが0.01%以上、2%未満、
好ましくは0.05〜1.5 %、より好ましくは 0.1〜1%で
あり、導電性白色粉末が 2.5〜40%、好ましくは5〜35
%、より好ましくは 7.5〜30%である。中空炭素マイク
ロファイバーの量が多くなるほど、その黒色化を打ち消
すために、導電性白色粉末の配合量も多くすることが好
ましい。その結果、得られる組成物の導電性は高くな
る。従って、中空炭素マイクロファイバーの配合量は、
用途に必要な導電性のレベルに応じて選択すればよい。
【0032】中空炭素マイクロファイバーの配合量が0.
01%未満では、導電性白色粉末を配合してもポリマーに
十分な導電性を付与することが困難となる。一方、この
量が2%以上になると、ポリマー組成物の黒色化が目立
つようになり、導電性白色粉末を共存させても白色化ま
たは有色化が困難となる。導電性白色粉末の配合量が2.
5 %未満では、白色化・有色化が困難となり、導電性も
低下する。この配合量が40%を越えると、粉末量が多く
なりすぎ、ポリマーの成形性および成形体の物性 (特に
機械的性質) が低下する。
01%未満では、導電性白色粉末を配合してもポリマーに
十分な導電性を付与することが困難となる。一方、この
量が2%以上になると、ポリマー組成物の黒色化が目立
つようになり、導電性白色粉末を共存させても白色化ま
たは有色化が困難となる。導電性白色粉末の配合量が2.
5 %未満では、白色化・有色化が困難となり、導電性も
低下する。この配合量が40%を越えると、粉末量が多く
なりすぎ、ポリマーの成形性および成形体の物性 (特に
機械的性質) が低下する。
【0033】なお、導電性白色粉末が高アスペクト比粉
末を含有する場合 (高アスペクト比粉末のみからなる
か、或いはこれと略球形粉末との混合物である場合) 、
高アスペクト比粉末はポリマーに方向性を付与する傾向
があるので、過度の方向性が生ずるのを避けるために、
高アスペクト比粉末の量は35%以下、特に25%以下とす
ることが望ましい。
末を含有する場合 (高アスペクト比粉末のみからなる
か、或いはこれと略球形粉末との混合物である場合) 、
高アスペクト比粉末はポリマーに方向性を付与する傾向
があるので、過度の方向性が生ずるのを避けるために、
高アスペクト比粉末の量は35%以下、特に25%以下とす
ることが望ましい。
【0034】従来は導電性白色粉末のみをポリマーに混
練して導電性を付与していたため、十分な導電性の付与
には組成物の少なくとも50%、望ましくは60%以上の多
量の導電性白色粉末が必要であった。本発明では、2%
未満という少量の中空炭素マイクロファイバーを併用す
ることで、導電性が主にこの炭素繊維により付与される
結果、導電性白色粉末の配合量は白色化に必要な量まで
低減させることができ、この顔料の配合量が大きく減少
する結果、ポリマー物性の向上が可能となる。また、白
色粉末が高アスペクト比のものであっても、著しい方向
性が生ずることを防止でき、成形性を良好に保持でき
る。
練して導電性を付与していたため、十分な導電性の付与
には組成物の少なくとも50%、望ましくは60%以上の多
量の導電性白色粉末が必要であった。本発明では、2%
未満という少量の中空炭素マイクロファイバーを併用す
ることで、導電性が主にこの炭素繊維により付与される
結果、導電性白色粉末の配合量は白色化に必要な量まで
低減させることができ、この顔料の配合量が大きく減少
する結果、ポリマー物性の向上が可能となる。また、白
色粉末が高アスペクト比のものであっても、著しい方向
性が生ずることを防止でき、成形性を良好に保持でき
る。
【0035】このように2%未満という少量の炭素繊維
でポリマーの導電性を向上できるのは、この中空炭素マ
イクロファイバーが上記のように極細かつ中空であるた
めである。電気伝導は導電材どうしの接触点を通って起
こる。そのため、導電繊維が細く、低嵩比重 (中空は低
嵩比重に寄与する) であるほど、単位重量当たりの繊維
間の接触点が増す、換言すると、より少量の導電繊維で
導電性を付与することができるようになる。本発明で用
いる中空炭素マイクロファイバーは、繊維外径が0.07μ
m (70 nm)以下、普通には数十ナノメータ以下と極細で
あり、しかも中空であって嵩比重も低いため、単位重量
当たりの繊維の接触点が増え、2%未満という少量の配
合で導電性を付与することができる。
でポリマーの導電性を向上できるのは、この中空炭素マ
イクロファイバーが上記のように極細かつ中空であるた
めである。電気伝導は導電材どうしの接触点を通って起
こる。そのため、導電繊維が細く、低嵩比重 (中空は低
嵩比重に寄与する) であるほど、単位重量当たりの繊維
間の接触点が増す、換言すると、より少量の導電繊維で
導電性を付与することができるようになる。本発明で用
いる中空炭素マイクロファイバーは、繊維外径が0.07μ
m (70 nm)以下、普通には数十ナノメータ以下と極細で
あり、しかも中空であって嵩比重も低いため、単位重量
当たりの繊維の接触点が増え、2%未満という少量の配
合で導電性を付与することができる。
【0036】さらに、この中空炭素マイクロファイバー
は、導電性白色粉末間を架橋する導線の役割も果たす。
即ち、白色粉末同士が直接接触していなくても、中空炭
素マイクロファイバーによって電気的接触が保たれる結
果、導電性が一層向上するものと推測される。
は、導電性白色粉末間を架橋する導線の役割も果たす。
即ち、白色粉末同士が直接接触していなくても、中空炭
素マイクロファイバーによって電気的接触が保たれる結
果、導電性が一層向上するものと推測される。
【0037】また、本発明で用いる中空炭素マイクロフ
ァイバーは、外径が70 nm 以下と可視域の最少波長より
小さい。そのため、可視光線が吸収されず、透過してい
くので、2%未満の少量であれば、この炭素繊維の配合
が白色性を実質的に阻害しないものと考えられる。さら
に、前述したように、炭素繊維の配合量はポリマーに方
向性を生ずるほど多くはないので、成形性を阻害するこ
ともない。
ァイバーは、外径が70 nm 以下と可視域の最少波長より
小さい。そのため、可視光線が吸収されず、透過してい
くので、2%未満の少量であれば、この炭素繊維の配合
が白色性を実質的に阻害しないものと考えられる。さら
に、前述したように、炭素繊維の配合量はポリマーに方
向性を生ずるほど多くはないので、成形性を阻害するこ
ともない。
【0038】なお、特開平3−74465 号には、組成物の
0.1〜5重量%の中空炭素マイクロファイバー (炭素フ
ィブリル) の配合によりポリマー組成物に漆黒性が付与
され、導電性の付与には2重量%以上の配合量が好まし
いことが記載されている。一方、本発明では2重量%未
満の配合量で漆黒性を生ずることなく、導電性を付与で
きる。この差異の原因として、上記公報の組成物では、
中空炭素マイクロファイバーの少なくとも50重量%以上
が0.10〜0.25mmの凝集体として存在する凝集繊維の状態
にあるため、導電性の付与に多量の繊維が必要となり、
また少量でもポリマーを強く黒色化させたものと考えら
れる。これに対して、本発明では中空炭素マイクロファ
イバーはポリマー全体に分散させる。この繊維の分散と
導電性白色粉末の共存により、中空炭素マイクロファイ
バーの配合量が2重量%未満では、白色粉末の作用によ
りポリマー組成物の黒色化が打ち消されて白色となり、
高い導電性が付与されるのではないかと推察される。
0.1〜5重量%の中空炭素マイクロファイバー (炭素フ
ィブリル) の配合によりポリマー組成物に漆黒性が付与
され、導電性の付与には2重量%以上の配合量が好まし
いことが記載されている。一方、本発明では2重量%未
満の配合量で漆黒性を生ずることなく、導電性を付与で
きる。この差異の原因として、上記公報の組成物では、
中空炭素マイクロファイバーの少なくとも50重量%以上
が0.10〜0.25mmの凝集体として存在する凝集繊維の状態
にあるため、導電性の付与に多量の繊維が必要となり、
また少量でもポリマーを強く黒色化させたものと考えら
れる。これに対して、本発明では中空炭素マイクロファ
イバーはポリマー全体に分散させる。この繊維の分散と
導電性白色粉末の共存により、中空炭素マイクロファイ
バーの配合量が2重量%未満では、白色粉末の作用によ
りポリマー組成物の黒色化が打ち消されて白色となり、
高い導電性が付与されるのではないかと推察される。
【0039】本発明の成形用組成物に使用するポリマー
は、成形可能な樹脂であれば特に制限されず、熱可塑性
樹脂と熱硬化性樹脂のいずれであってもよい。好適な熱
可塑性樹脂としては、ポリオレフイン系(ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等)、ポリアミド系(ナイロン6、
ナイロン11、ナイロン66, ナイロン6,10等)、ポリエス
テル系(ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテ
レフタレート等)、シリコーン系等の樹脂が挙げられ
る。その他、アクリロニトリル系、スチレン系、アクリ
レート系などの樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリ
デン、ポリ酢酸ビニル、ポリケトン、ポリイミド、ポリ
スルホン、ポリカーボネート、ポリアセタール、フッ素
樹脂などにも適用できる。本発明の組成物に使用可能な
熱硬化性樹脂としては、フェノール樹脂、尿素樹脂、メ
ラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂などが代
表的である。
は、成形可能な樹脂であれば特に制限されず、熱可塑性
樹脂と熱硬化性樹脂のいずれであってもよい。好適な熱
可塑性樹脂としては、ポリオレフイン系(ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等)、ポリアミド系(ナイロン6、
ナイロン11、ナイロン66, ナイロン6,10等)、ポリエス
テル系(ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテ
レフタレート等)、シリコーン系等の樹脂が挙げられ
る。その他、アクリロニトリル系、スチレン系、アクリ
レート系などの樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリ
デン、ポリ酢酸ビニル、ポリケトン、ポリイミド、ポリ
スルホン、ポリカーボネート、ポリアセタール、フッ素
樹脂などにも適用できる。本発明の組成物に使用可能な
熱硬化性樹脂としては、フェノール樹脂、尿素樹脂、メ
ラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂などが代
表的である。
【0040】ポリマーへの導電性材料の混合は、加熱ロ
ールミル、押出混合機、溶融ブレンダー等の公知の混合
機を用いて、溶融または軟化状態のポリマーに導電性材
料を分散させることにより実施できる。導電性材料の中
空炭素マイクロファイバーと導電性白色粉末は、いずれ
も2種以上の混合物であってもよい。混合により得られ
た組成物は、ペレット、粒状などの成形に好都合な形状
に賦形してもよく、或いはそのままそのまま直ちに成形
に使用することもできる。
ールミル、押出混合機、溶融ブレンダー等の公知の混合
機を用いて、溶融または軟化状態のポリマーに導電性材
料を分散させることにより実施できる。導電性材料の中
空炭素マイクロファイバーと導電性白色粉末は、いずれ
も2種以上の混合物であってもよい。混合により得られ
た組成物は、ペレット、粒状などの成形に好都合な形状
に賦形してもよく、或いはそのままそのまま直ちに成形
に使用することもできる。
【0041】本発明の導電性ポリマー組成物は、上記成
分の他に、分散剤、着色剤(白色粉末、有色顔料、染料
等)、電荷調整剤、滑剤、酸化防止剤等の各種の慣用の
添加剤を配合することができ、それらの種類、量につい
ては特に制限はない。
分の他に、分散剤、着色剤(白色粉末、有色顔料、染料
等)、電荷調整剤、滑剤、酸化防止剤等の各種の慣用の
添加剤を配合することができ、それらの種類、量につい
ては特に制限はない。
【0042】着色剤として白色粉末をさらに添加すれ
ば、組成物の白色度が増す。また、有色顔料および/ま
たは染料を添加することによって、本発明のポリマー組
成物を所望の色に着色して有色化することができる。
ば、組成物の白色度が増す。また、有色顔料および/ま
たは染料を添加することによって、本発明のポリマー組
成物を所望の色に着色して有色化することができる。
【0043】本発明の導電性ポリマー組成物の成形法お
よび成形品の形状は特に制限されない。成形法として
は、溶融紡糸、押出、射出成形、プレス成形を含む各種
方法が利用でき、成形品の形状および樹脂種に応じて適
当に選択すればよい。溶融成形法が好ましいが、溶液成
形法なども場合によっては可能である。成形品の形状と
しては、繊維 (フィラメントを含む) 、フィルム、シー
トのほか、棒、管、立体成形品などがある。
よび成形品の形状は特に制限されない。成形法として
は、溶融紡糸、押出、射出成形、プレス成形を含む各種
方法が利用でき、成形品の形状および樹脂種に応じて適
当に選択すればよい。溶融成形法が好ましいが、溶液成
形法なども場合によっては可能である。成形品の形状と
しては、繊維 (フィラメントを含む) 、フィルム、シー
トのほか、棒、管、立体成形品などがある。
【0044】本発明の導電性ポリマー組成物は、着色剤
を含有しない場合で、白色度が40以上、好ましくは50以
上の白色の成形品を形成することができる。白色度が40
以上であれば、着色剤の配合により、良好な発色性で所
望の色に着色することができる。
を含有しない場合で、白色度が40以上、好ましくは50以
上の白色の成形品を形成することができる。白色度が40
以上であれば、着色剤の配合により、良好な発色性で所
望の色に着色することができる。
【0045】本発明の導電性ポリマー組成物から成形さ
れた成形品は、一般に、体積抵抗値で 100〜1010Ω・c
m、好ましくは 101〜108 Ω・cm、表面抵抗値では1010
Ω/□以下、好ましくは 102〜109 Ω/□の範囲内、繊
維の場合には、繊維1本につき1010Ω/cm以下という優
れた導電性を示す。
れた成形品は、一般に、体積抵抗値で 100〜1010Ω・c
m、好ましくは 101〜108 Ω・cm、表面抵抗値では1010
Ω/□以下、好ましくは 102〜109 Ω/□の範囲内、繊
維の場合には、繊維1本につき1010Ω/cm以下という優
れた導電性を示す。
【0046】この優れた導電性により、本発明の導電性
ポリマー組成物は、帯電防止性または電磁波シールド性
を必要とする各種の用途に有用である。例えば、本発明
の組成物から、製品の種類別に色分けされたICトレー
を製造することができる。また、帯電防止用マット、ク
リーンルーム等の建材、フィルムの包装材、電磁波シー
ルド材、無塵衣、導電部材などの製造においては、任意
の色に着色することにより、意匠性の高い製品を製造す
ることができる。
ポリマー組成物は、帯電防止性または電磁波シールド性
を必要とする各種の用途に有用である。例えば、本発明
の組成物から、製品の種類別に色分けされたICトレー
を製造することができる。また、帯電防止用マット、ク
リーンルーム等の建材、フィルムの包装材、電磁波シー
ルド材、無塵衣、導電部材などの製造においては、任意
の色に着色することにより、意匠性の高い製品を製造す
ることができる。
【0047】また、本発明の導電性ポリマー組成物は、
導電性を示さないポリマーと組合わせて成形することに
より、複合成形品を製造することもできる。例えば、特
開昭57−6762号公報に記載されているように、2以上の
オリフィスを有する複合繊維用紡糸口金から本発明の導
電性ポリマー組成物と通常の非導電性ポリマーとを一緒
に溶融紡糸して、断面が導電性領域とと非導電性領域と
を有する複合繊維を紡糸することができる。それによ
り、全体が導電性ポリマー組成物からなる繊維に比べて
風合いのよい帯電防止性の繊維製品 (例、帯電防止用マ
ット、無塵衣、カーペット等) を安価に製造することが
可能となる。フィルムやシートにおいても、非導電性の
ポリマーとラミネートすることができる。
導電性を示さないポリマーと組合わせて成形することに
より、複合成形品を製造することもできる。例えば、特
開昭57−6762号公報に記載されているように、2以上の
オリフィスを有する複合繊維用紡糸口金から本発明の導
電性ポリマー組成物と通常の非導電性ポリマーとを一緒
に溶融紡糸して、断面が導電性領域とと非導電性領域と
を有する複合繊維を紡糸することができる。それによ
り、全体が導電性ポリマー組成物からなる繊維に比べて
風合いのよい帯電防止性の繊維製品 (例、帯電防止用マ
ット、無塵衣、カーペット等) を安価に製造することが
可能となる。フィルムやシートにおいても、非導電性の
ポリマーとラミネートすることができる。
【0048】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に例示す
る。実施例中、部および%は特に指定のない限りすべて
重量部および重量%である。実施例で使用した導電性材
料は次の通りである。
る。実施例中、部および%は特に指定のない限りすべて
重量部および重量%である。実施例で使用した導電性材
料は次の通りである。
【0049】中空炭素マイクロファイバー:ハイピリ
オン・カタリシス社製、グラファイトフィブリルBNおよ
びCC (いずれも商品名) 。グラファイト・フィブリルBN
は外径0.015 μm(15 nm) 、内径 0.005μm(5 nm)、長
さ 0.1〜10μm(100〜10,000nm)の中空繊維形状で、バ
ルクでの体積抵抗値 (圧力100kg/cm2 で測定した値)は
0.2 Ω・cm。一方、グラファイト・フィブリルCCは外径
0.015 μm(15 nm) 、内径 0.005μm(5 nm)、長さ 0.2
〜20μm(200〜20,000 nm)の中空繊維形状で、バルクで
の体積抵抗値は0.1 Ω・cm。
オン・カタリシス社製、グラファイトフィブリルBNおよ
びCC (いずれも商品名) 。グラファイト・フィブリルBN
は外径0.015 μm(15 nm) 、内径 0.005μm(5 nm)、長
さ 0.1〜10μm(100〜10,000nm)の中空繊維形状で、バ
ルクでの体積抵抗値 (圧力100kg/cm2 で測定した値)は
0.2 Ω・cm。一方、グラファイト・フィブリルCCは外径
0.015 μm(15 nm) 、内径 0.005μm(5 nm)、長さ 0.2
〜20μm(200〜20,000 nm)の中空繊維形状で、バルクで
の体積抵抗値は0.1 Ω・cm。
【0050】ATO被覆酸化チタン粉末:15%のAT
Oで表面被覆された球状酸化チタン粉末 (三菱マテリア
ル製、商品名W−P、平均粒径0.2 μm、比表面積10 m
2/g)、圧力100 kg/cm2での体積抵抗値1.8 Ω・cm、白色
度82。 ATO被覆フッ素雲母粉末:25%のATOで表面被覆
された合成フッ素雲母粉末 (三菱マテリアル製、商品名
W−MF、平均粒径2μm、アスペクト比30、比表面積
3.8 m2/g) 、圧力100 kg/cm2での体積抵抗値20Ω・cm、
白色度81。 AZO粉末:球状Alドープ酸化亜鉛粉末 (白水化学工
業製、商品名23−K、平均粒径0.25μm、圧力100 kg/c
m2での体積抵抗値 102Ω・cm、白色度75) 。 導電性カーボンブラック (CBと略記) :比較用の炭
素系導電性材料 (三菱化成製#3250、平均粒径28μm)
。
Oで表面被覆された球状酸化チタン粉末 (三菱マテリア
ル製、商品名W−P、平均粒径0.2 μm、比表面積10 m
2/g)、圧力100 kg/cm2での体積抵抗値1.8 Ω・cm、白色
度82。 ATO被覆フッ素雲母粉末:25%のATOで表面被覆
された合成フッ素雲母粉末 (三菱マテリアル製、商品名
W−MF、平均粒径2μm、アスペクト比30、比表面積
3.8 m2/g) 、圧力100 kg/cm2での体積抵抗値20Ω・cm、
白色度81。 AZO粉末:球状Alドープ酸化亜鉛粉末 (白水化学工
業製、商品名23−K、平均粒径0.25μm、圧力100 kg/c
m2での体積抵抗値 102Ω・cm、白色度75) 。 導電性カーボンブラック (CBと略記) :比較用の炭
素系導電性材料 (三菱化成製#3250、平均粒径28μm)
。
【0051】ポリマーとしては次のものを使用した。 低密度ポリエチレン樹脂(昭和電工製ショーレックス
F171) 6ナイロン樹脂(三菱化成製ノバミッド1030) シリコーンゴム (信越化学工業製X−31) 。
F171) 6ナイロン樹脂(三菱化成製ノバミッド1030) シリコーンゴム (信越化学工業製X−31) 。
【0052】実施例における表面抵抗の値は絶縁抵抗計
(東亜電波工業製、絶縁計SM 8210)で測定した値であ
り、体積抵抗値はディジタルマルチメータ (横河電機製
7561)で測定した値である。白色度はカラーメーター
(スガ試験機製カラーコンピュータSM7)で測定した。
(東亜電波工業製、絶縁計SM 8210)で測定した値であ
り、体積抵抗値はディジタルマルチメータ (横河電機製
7561)で測定した値である。白色度はカラーメーター
(スガ試験機製カラーコンピュータSM7)で測定した。
【0053】
【実施例1】中空炭素マイクロファイバー (グラファイ
ト・フィブリルBN) 1部、ATO被覆酸化チタン粉末29
部、およびポリエチレン樹脂70重量部をロールミルで17
5 ℃にて均一に溶融混合して、繊維および粉末を樹脂中
に分散させた。得られた溶融混合物をペレット化して、
導電性ポリマー組成物を得た。このペレットをフィルム
成形機を用いて厚さ75μmのフィルムに溶融成形した。
得られた白色導電フィルムは表面抵抗値が2×105 Ω/
□、白色度が49であった。
ト・フィブリルBN) 1部、ATO被覆酸化チタン粉末29
部、およびポリエチレン樹脂70重量部をロールミルで17
5 ℃にて均一に溶融混合して、繊維および粉末を樹脂中
に分散させた。得られた溶融混合物をペレット化して、
導電性ポリマー組成物を得た。このペレットをフィルム
成形機を用いて厚さ75μmのフィルムに溶融成形した。
得られた白色導電フィルムは表面抵抗値が2×105 Ω/
□、白色度が49であった。
【0054】上記と同様にして、導電性材料の配合量を
変化させ、或いは中空炭素マイクロファイバーを省略す
るか、その代わりに導電性カーボンブラックを使用して
導電性白色フィルムを成形した場合の結果を、配合組成
とともに、次の表1に示す。また、中空炭素マイクロフ
ァイバーとしてグラファイト・フィブリルCCを使用した
場合について、次の表2に示す。
変化させ、或いは中空炭素マイクロファイバーを省略す
るか、その代わりに導電性カーボンブラックを使用して
導電性白色フィルムを成形した場合の結果を、配合組成
とともに、次の表1に示す。また、中空炭素マイクロフ
ァイバーとしてグラファイト・フィブリルCCを使用した
場合について、次の表2に示す。
【0055】
【表1】
【0056】
【表2】
【0057】上の表からわかるように、中空炭素マイク
ロファイバーを配合しないと、フィルムの白色度は高か
ったが、導電性を得ることができなかった。これに対
し、わずか 0.5〜1.5 %という微量の中空炭素マイクロ
ファイバーを添加するだけで、白色度を40以上に保持し
たまま、導電性を発現させることができた。一方、中空
炭素マイクロファイバーに代えて同程度の量のカーボン
ブラックを添加した場合には、導電性が出ない上、フィ
ルムが実質的に黒色化した。
ロファイバーを配合しないと、フィルムの白色度は高か
ったが、導電性を得ることができなかった。これに対
し、わずか 0.5〜1.5 %という微量の中空炭素マイクロ
ファイバーを添加するだけで、白色度を40以上に保持し
たまま、導電性を発現させることができた。一方、中空
炭素マイクロファイバーに代えて同程度の量のカーボン
ブラックを添加した場合には、導電性が出ない上、フィ
ルムが実質的に黒色化した。
【0058】
【実施例2】中空炭素マイクロファイバー (グラファイ
ト・フィブリルCC) 0.5 部、ATO被覆酸化チタン粉末
24.5部、および6ナイロン樹脂75部を、二軸押出機を用
いて250 ℃で溶融混合し、溶融混合物をペレット化して
導電性ポリマー組成物を得た。このペレットを、溶融紡
糸機を通して、12.5デニールのナイロン繊維に溶融紡糸
した。得られた糸の単位長さ当たりの電気抵抗値は4×
108 Ω/cmであり、白色度は52であった。
ト・フィブリルCC) 0.5 部、ATO被覆酸化チタン粉末
24.5部、および6ナイロン樹脂75部を、二軸押出機を用
いて250 ℃で溶融混合し、溶融混合物をペレット化して
導電性ポリマー組成物を得た。このペレットを、溶融紡
糸機を通して、12.5デニールのナイロン繊維に溶融紡糸
した。得られた糸の単位長さ当たりの電気抵抗値は4×
108 Ω/cmであり、白色度は52であった。
【0059】上記と同様にして、導電性材料の配合量を
変化させ、或いは中空炭素マイクロファイバーの代わり
に導電性カーボンブラックを使用して導電性ナイロン繊
維を溶融紡糸した場合の結果を、配合組成とともに、次
の表3に示す。
変化させ、或いは中空炭素マイクロファイバーの代わり
に導電性カーボンブラックを使用して導電性ナイロン繊
維を溶融紡糸した場合の結果を、配合組成とともに、次
の表3に示す。
【0060】
【表3】
【0061】試験No. 2と3の比較からわかるように、
中空炭素マイクロファイバーの代わりに同量のカーボン
ブラックを配合しても、導電性は生じなかった。一方、
試験No. 4のように導電性白色粉末の配合量を50%以上
に増大させると導電性は現れるが、導電性の程度は本発
明に比べて低い。しかも、多量の粉末の配合により、溶
融紡糸時に断糸が起こり、成形性が著しく低下した。
中空炭素マイクロファイバーの代わりに同量のカーボン
ブラックを配合しても、導電性は生じなかった。一方、
試験No. 4のように導電性白色粉末の配合量を50%以上
に増大させると導電性は現れるが、導電性の程度は本発
明に比べて低い。しかも、多量の粉末の配合により、溶
融紡糸時に断糸が起こり、成形性が著しく低下した。
【0062】
【実施例3】中空炭素マイクロファイバー (グラファイ
ト・フィブリルCC) 0.075部、ATO被覆酸化チタン粉
末19.925部、およびシリコーンゴム80部を、ロールミル
で均一に混合して、例えば、導電性シーリング剤などと
して好適な半流動性の導電性ポリマー組成物を得た。こ
のゴム状組成物の体積抵抗値は9×109 Ω・cm、白色度
は69であった。
ト・フィブリルCC) 0.075部、ATO被覆酸化チタン粉
末19.925部、およびシリコーンゴム80部を、ロールミル
で均一に混合して、例えば、導電性シーリング剤などと
して好適な半流動性の導電性ポリマー組成物を得た。こ
のゴム状組成物の体積抵抗値は9×109 Ω・cm、白色度
は69であった。
【0063】同様にして、導電性材料の配合量を変化さ
せ、或いは導電性材料としてATO被覆フッ素雲母粉末
を併用して導電性ポリマー組成物を調製した場合の結果
を、配合組成とともに、次の表4に示す。わずか0.075
%の中空炭素マイクロファイバーの配合で導電性が得ら
れた。また、フレーク状の導電性白色粉末の併用も有効
であることがわかる。
せ、或いは導電性材料としてATO被覆フッ素雲母粉末
を併用して導電性ポリマー組成物を調製した場合の結果
を、配合組成とともに、次の表4に示す。わずか0.075
%の中空炭素マイクロファイバーの配合で導電性が得ら
れた。また、フレーク状の導電性白色粉末の併用も有効
であることがわかる。
【0064】
【表4】
【0065】
【実施例4】グラファイト・フィブリルCCを0.3 部、A
ZO粉末34.7部、およびシリコーンゴム65部を、ロール
ミルで均一に混合して、実施例3と同様の半流動性の導
電性ポリマー組成物を得た。このゴム状組成物の体積抵
抗値は8×106 Ω・cm、白色度は55であった。同様にし
て、導電性材料の配合量を変化させて導電性ポリマー組
成物を調製した場合の結果を、配合組成とともに、次の
表5に示す。白色粉末自体が導電性であるAZO粉末を
使用しても、高い白色度と導電性を得ることができた。
ZO粉末34.7部、およびシリコーンゴム65部を、ロール
ミルで均一に混合して、実施例3と同様の半流動性の導
電性ポリマー組成物を得た。このゴム状組成物の体積抵
抗値は8×106 Ω・cm、白色度は55であった。同様にし
て、導電性材料の配合量を変化させて導電性ポリマー組
成物を調製した場合の結果を、配合組成とともに、次の
表5に示す。白色粉末自体が導電性であるAZO粉末を
使用しても、高い白色度と導電性を得ることができた。
【0066】
【表5】
【0067】
【発明の効果】本発明の導電性ポリマー組成物は、炭素
繊維の1種である中空炭素マイクロファイバーを含有す
るにもかかわらず、その量を2重量%未満に抑え、同時
に導電性白色粉末を共存させたことにより、炭素繊維に
よる黒色化が抑えられ、白色の外観を有し、導電性に優
れた成形品を得ることができる。従って、本発明の導電
性ポリマー組成物は、白色、或いは着色剤で着色するこ
とによって任意の色に自由に着色でき、意匠性に優れた
成形品を製造することが可能となる。
繊維の1種である中空炭素マイクロファイバーを含有す
るにもかかわらず、その量を2重量%未満に抑え、同時
に導電性白色粉末を共存させたことにより、炭素繊維に
よる黒色化が抑えられ、白色の外観を有し、導電性に優
れた成形品を得ることができる。従って、本発明の導電
性ポリマー組成物は、白色、或いは着色剤で着色するこ
とによって任意の色に自由に着色でき、意匠性に優れた
成形品を製造することが可能となる。
【0068】また、導電性付与効果の高い中空炭素マイ
クロファイバーを含有させたことにより導電性白色粉末
の配合量が少なくてすむため、多量の導電性粉末の配合
による成形品の物性低下が避けられ、繊維配合量は少な
いことから成形性の低下も回避される。さらに、導電性
材料の補強・充填効果もあって、得られた成形品は、寸
法安定性、引張強度などの機械的特性にも優れている。
クロファイバーを含有させたことにより導電性白色粉末
の配合量が少なくてすむため、多量の導電性粉末の配合
による成形品の物性低下が避けられ、繊維配合量は少な
いことから成形性の低下も回避される。さらに、導電性
材料の補強・充填効果もあって、得られた成形品は、寸
法安定性、引張強度などの機械的特性にも優れている。
【0069】以上より、本発明の導電性ポリマー組成物
は、導電、帯電防止または電磁波シールド機能を持つ各
種製品の製造に有用であり、意匠性の高い製品或いは色
による識別機能を備えた製品を製造することが可能とな
る。
は、導電、帯電防止または電磁波シールド機能を持つ各
種製品の製造に有用であり、意匠性の高い製品或いは色
による識別機能を備えた製品を製造することが可能とな
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 3/34 KAH C08K 3/34 KAH 3/38 3/38 7/24 KCL 7/24 KCL
Claims (6)
- 【請求項1】 成形可能な有機ポリマー中に、中空炭素
マイクロファイバーと導電性白色粉末とを分散させた、
白色導電性ポリマー組成物。 - 【請求項2】 請求項1記載の導電性ポリマー組成物
に、さらに着色剤を含有させて着色した、有色導電性ポ
リマー組成物。 - 【請求項3】 組成物総重量に対して、中空炭素マイク
ロファイバーを0.01重量%以上、2重量%未満の量で、
導電性白色粉末を 2.5〜40重量%の量で含有する、請求
項1または2記載の導電性ポリマー組成物。 - 【請求項4】 前記中空炭素マイクロファイバーが、外
径 3.5〜70 nm 、アスペクト比5以上のものである、請
求項1ないし3のいずれか1項に記載の導電性ポリマー
組成物。 - 【請求項5】 前記導電性白色粉末が、体積抵抗率(圧
力100 kg/cm2での測定値)104 Ω・cm以下、白色度70以
上の粉末である、請求項1ないし4のいずれか1項に記
載の導電性ポリマー組成物。 - 【請求項6】 前記導電性白色粉末が、アルミニウムド
ープ酸化亜鉛粉末であるか、あるいは酸化チタン、酸化
亜鉛、シリカ、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、
酸化ジルコニウム、チタン酸アルカリ金属、ホウ酸アル
ミニウム、硫酸バリウムおよび合成フッ素雲母よりなる
群から選ばれた白色粉末の表面をアンチモンドープ酸化
錫、アルミニウムドープ酸化亜鉛および錫ドープ酸化イ
ンジウムよりなる群から選ばれた導電性金属酸化物で表
面被覆したものである、請求項5記載の導電性ポリマー
組成物。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7274314A JPH09111135A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | 導電性ポリマー組成物 |
| PCT/JP1996/003051 WO1997015934A1 (en) | 1995-10-23 | 1996-10-22 | Electrically conductive polymer composition |
| AU73346/96A AU7334696A (en) | 1995-10-23 | 1996-10-22 | Electrically conductive polymer composition |
| CA 2235604 CA2235604A1 (en) | 1995-10-23 | 1996-10-22 | Electrically conductive polymer composition |
| EP96935389A EP0857349A1 (en) | 1995-10-23 | 1996-10-22 | Electrically conductive polymer composition |
| KR1019980702593A KR19990064112A (ko) | 1995-10-23 | 1996-10-22 | 도전성 폴리머 조성물 |
| US09/051,801 US6184280B1 (en) | 1995-10-23 | 1996-10-22 | Electrically conductive polymer composition |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7274314A JPH09111135A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | 導電性ポリマー組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09111135A true JPH09111135A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=17539929
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7274314A Pending JPH09111135A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | 導電性ポリマー組成物 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6184280B1 (ja) |
| EP (1) | EP0857349A1 (ja) |
| JP (1) | JPH09111135A (ja) |
| KR (1) | KR19990064112A (ja) |
| AU (1) | AU7334696A (ja) |
| WO (1) | WO1997015934A1 (ja) |
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| JP2009120836A (ja) * | 2002-03-18 | 2009-06-04 | Total Petrochemicals Research Feluy | 良好な機械的特性を有する伝導性ポリオレフィン |
| JP2010513655A (ja) * | 2006-12-22 | 2010-04-30 | チェイル インダストリーズ インコーポレイテッド | 導電性熱可塑性樹脂組成物及びプラスチック成形品 |
| JP2014051604A (ja) * | 2012-09-07 | 2014-03-20 | Yuka Denshi Co Ltd | 導電性熱可塑性樹脂組成物およびその成形品 |
| JP2015014076A (ja) * | 2013-06-05 | 2015-01-22 | ユニチカトレーディング株式会社 | 機能性繊維糸及びこれを用いてなる織編物 |
| WO2024181287A1 (ja) * | 2023-02-28 | 2024-09-06 | 東レ株式会社 | ポリエステルフィルム、樹脂集電体、双極型電池用樹脂集電体、双曲型電池用電極、蓄電素子、二次電池、電動自動車、および電動飛翔体 |
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|---|---|---|---|---|
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| EP1054036A1 (en) | 1999-05-18 | 2000-11-22 | Fina Research S.A. | Reinforced polymers |
| US7825491B2 (en) * | 2005-11-22 | 2010-11-02 | Shocking Technologies, Inc. | Light-emitting device using voltage switchable dielectric material |
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| US20100044080A1 (en) * | 1999-08-27 | 2010-02-25 | Lex Kosowsky | Metal Deposition |
| US20080035370A1 (en) * | 1999-08-27 | 2008-02-14 | Lex Kosowsky | Device applications for voltage switchable dielectric material having conductive or semi-conductive organic material |
| US20100044079A1 (en) * | 1999-08-27 | 2010-02-25 | Lex Kosowsky | Metal Deposition |
| US7695644B2 (en) * | 1999-08-27 | 2010-04-13 | Shocking Technologies, Inc. | Device applications for voltage switchable dielectric material having high aspect ratio particles |
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