JPH09111641A - ミシンの脱調検出装置 - Google Patents
ミシンの脱調検出装置Info
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- JPH09111641A JPH09111641A JP27136095A JP27136095A JPH09111641A JP H09111641 A JPH09111641 A JP H09111641A JP 27136095 A JP27136095 A JP 27136095A JP 27136095 A JP27136095 A JP 27136095A JP H09111641 A JPH09111641 A JP H09111641A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 title claims abstract description 17
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- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 8
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- 238000012545 processing Methods 0.000 description 8
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Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 刺繍枠の駆動に対する脱調を低コストな方法
で検出することができるようにして、一般的な縫製生地
に対する縫製の高効率化を可能にし、脱調による縫製物
の不良を確実に防止することができるミシンの脱調検出
装置を提供することである。 【解決手段】 刺繍縫製中に、X軸粗エンコーダ34及
びY軸粗エンコーダ35がステッピングモータに基づく
刺繍枠11の最小送りピッチよりも粗いピッチを検出
し、この検出に基づいて、変数Px,PyがそれぞれX
p±L,Yp±Lの範囲に入っているか否かを調べる
(S108,S109)。もしも、その変数Px,Py
が前記範囲から外れた場合(S108及びS109でい
ずれもN)、直ちに、ミシンの駆動を停止すると共に
(S111)、脱調した旨の警告表示を行なう(S11
2)。
で検出することができるようにして、一般的な縫製生地
に対する縫製の高効率化を可能にし、脱調による縫製物
の不良を確実に防止することができるミシンの脱調検出
装置を提供することである。 【解決手段】 刺繍縫製中に、X軸粗エンコーダ34及
びY軸粗エンコーダ35がステッピングモータに基づく
刺繍枠11の最小送りピッチよりも粗いピッチを検出
し、この検出に基づいて、変数Px,PyがそれぞれX
p±L,Yp±Lの範囲に入っているか否かを調べる
(S108,S109)。もしも、その変数Px,Py
が前記範囲から外れた場合(S108及びS109でい
ずれもN)、直ちに、ミシンの駆動を停止すると共に
(S111)、脱調した旨の警告表示を行なう(S11
2)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミシンの脱調検出
装置に関するものであり、特に、ステッピングモータを
用いた刺繍枠の移動について、脱調したことを検出可能
な脱調検出装置に関するものである。
装置に関するものであり、特に、ステッピングモータを
用いた刺繍枠の移動について、脱調したことを検出可能
な脱調検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、刺繍縫製可能な刺繍ミシンの刺繍
枠は、コストが安くすむオープンループ制御でステッピ
ングモータを用いて駆動するものが一般的であった。
枠は、コストが安くすむオープンループ制御でステッピ
ングモータを用いて駆動するものが一般的であった。
【0003】この場合、複数の加工布を接続する等して
完成した縫製生地等のように重いものを前記刺繍枠に取
り付けた場合や、高速で縫製を行うとき、あるいは大き
なピッチで縫製するときに、ステッピングモータにかか
る慣性力が大きくなるため、脱調をする危険が大きくな
る。そこで、そのような場合、ある程度の余裕をもたせ
た回転数で縫製を行うように設定されてる。
完成した縫製生地等のように重いものを前記刺繍枠に取
り付けた場合や、高速で縫製を行うとき、あるいは大き
なピッチで縫製するときに、ステッピングモータにかか
る慣性力が大きくなるため、脱調をする危険が大きくな
る。そこで、そのような場合、ある程度の余裕をもたせ
た回転数で縫製を行うように設定されてる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、前記のような
刺繍ミシンの場合、予想外に重い刺繍枠や縫製生地が取
り付けられて高速回転され、予想外の大きな慣性力がか
かった場合、脱調してしまい、オペレータがそれに気づ
かなければそのまま縫製され、不良品となってしまう。
特に、多頭立ての刺繍ミシンの場合、多くの縫製物が一
度に不良となり損害は大きくなる。
刺繍ミシンの場合、予想外に重い刺繍枠や縫製生地が取
り付けられて高速回転され、予想外の大きな慣性力がか
かった場合、脱調してしまい、オペレータがそれに気づ
かなければそのまま縫製され、不良品となってしまう。
特に、多頭立ての刺繍ミシンの場合、多くの縫製物が一
度に不良となり損害は大きくなる。
【0005】また、非常に脱調しにくいミシンにしよう
とすれば、慣性力に対する余裕を非常に大きく取らなけ
ればならず、一般的な生地に縫製する場合の効率が落ち
てしまう。
とすれば、慣性力に対する余裕を非常に大きく取らなけ
ればならず、一般的な生地に縫製する場合の効率が落ち
てしまう。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、その目的は、刺繍枠の駆動に対
する脱調を低コストな方法で検出することができるよう
にして、一般的な縫製生地に対する縫製の高効率化を可
能にし、脱調による縫製物の不良を確実に防止すること
にある。
になされたものであり、その目的は、刺繍枠の駆動に対
する脱調を低コストな方法で検出することができるよう
にして、一般的な縫製生地に対する縫製の高効率化を可
能にし、脱調による縫製物の不良を確実に防止すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載のミシンの脱調検出装置
は、上下に移動可能な縫針と、加工布を支持して前記縫
針の移動方向と交差する方向に相対的に移動可能な刺繍
枠と、ステッピングモータを駆動源として前記刺繍枠を
移動するための刺繍枠送り装置とを備えたものを対象と
して、特に、前記ステッピングモータに基づく前記刺繍
枠送り装置の最小送りピッチよりも粗いピッチを検出可
能な送り検出手段と、前記送り検出手段によって検出さ
れた送りピッチと、前記刺繍枠送り装置に与えられた送
りピッチとが相違するか否かを調べる枠送り量比較手段
と、前記枠送り量比較手段によって相違すると判定され
た場合、ミシンの動作等を制御するミシン動作制御手段
とを備えている。
に、本発明の請求項1に記載のミシンの脱調検出装置
は、上下に移動可能な縫針と、加工布を支持して前記縫
針の移動方向と交差する方向に相対的に移動可能な刺繍
枠と、ステッピングモータを駆動源として前記刺繍枠を
移動するための刺繍枠送り装置とを備えたものを対象と
して、特に、前記ステッピングモータに基づく前記刺繍
枠送り装置の最小送りピッチよりも粗いピッチを検出可
能な送り検出手段と、前記送り検出手段によって検出さ
れた送りピッチと、前記刺繍枠送り装置に与えられた送
りピッチとが相違するか否かを調べる枠送り量比較手段
と、前記枠送り量比較手段によって相違すると判定され
た場合、ミシンの動作等を制御するミシン動作制御手段
とを備えている。
【0008】従って、このミシンの脱調検出装置によれ
ば、刺繍縫製中に、前記送り検出手段が前記ステッピン
グモータに基づく前記刺繍枠送り装置の最小送りピッチ
よりも粗いピッチを検出したとき、前記枠送り量比較手
段が前記送り検出手段によって検出された送りピッチ
と、前記刺繍枠送り装置に与えられた送りピッチとが相
違すると判断し、この判断に基づいて、前記ミシン動作
制御手段は、ミシンの駆動を停止する等の制御を行な
う。
ば、刺繍縫製中に、前記送り検出手段が前記ステッピン
グモータに基づく前記刺繍枠送り装置の最小送りピッチ
よりも粗いピッチを検出したとき、前記枠送り量比較手
段が前記送り検出手段によって検出された送りピッチ
と、前記刺繍枠送り装置に与えられた送りピッチとが相
違すると判断し、この判断に基づいて、前記ミシン動作
制御手段は、ミシンの駆動を停止する等の制御を行な
う。
【0009】また、請求項2に記載のミシンの脱調検出
装置は、前記ミシン動作制御手段が制御する前記ミシン
の動作等として、ミシンの駆動を停止させるように構成
されている。従って、前記枠送り量比較手段が前記送り
ピッチの相違を判断すると、前記ミシン動作制御手段
は、ミシンの駆動を停止させる。
装置は、前記ミシン動作制御手段が制御する前記ミシン
の動作等として、ミシンの駆動を停止させるように構成
されている。従って、前記枠送り量比較手段が前記送り
ピッチの相違を判断すると、前記ミシン動作制御手段
は、ミシンの駆動を停止させる。
【0010】また、請求項3に記載のミシンの脱調検出
装置は、前記ミシン動作制御手段が制御する前記ミシン
の動作等として、オペレータに対して視覚的若しくは聴
覚的に警告するように構成されている。従って、前記枠
送り量比較手段が前記送りピッチの相違を判断すると、
前記ミシン動作制御手段は、オペレータに対して視覚的
若しくは聴覚的に警告するので、脱調したことが直ちに
判明する。
装置は、前記ミシン動作制御手段が制御する前記ミシン
の動作等として、オペレータに対して視覚的若しくは聴
覚的に警告するように構成されている。従って、前記枠
送り量比較手段が前記送りピッチの相違を判断すると、
前記ミシン動作制御手段は、オペレータに対して視覚的
若しくは聴覚的に警告するので、脱調したことが直ちに
判明する。
【0011】また、請求項4に記載のミシンの脱調検出
装置は、前記刺繍枠の原点位置を検出する原点検出手段
と、予め記憶された縫製データに基づいて、現在の縫製
針位置の座標を演算して記憶する第1の演算記憶手段と
を備え、前記ミシン動作制御手段の制御によって前記ミ
シンの駆動を停止した後、前記原点検出手段によって前
記刺繍枠の原点位置を検出し、前記第1の演算記憶手段
により演算された脱調前の縫製済みのステッチ位置まで
前記刺繍枠を移動する。従って、前記刺繍枠を脱調前の
位置まで自動的に戻すことができる。
装置は、前記刺繍枠の原点位置を検出する原点検出手段
と、予め記憶された縫製データに基づいて、現在の縫製
針位置の座標を演算して記憶する第1の演算記憶手段と
を備え、前記ミシン動作制御手段の制御によって前記ミ
シンの駆動を停止した後、前記原点検出手段によって前
記刺繍枠の原点位置を検出し、前記第1の演算記憶手段
により演算された脱調前の縫製済みのステッチ位置まで
前記刺繍枠を移動する。従って、前記刺繍枠を脱調前の
位置まで自動的に戻すことができる。
【0012】また、請求項5に記載のミシンの脱調検出
装置は、前記刺繍枠の原点位置を検出する原点検出手段
と、縫製する毎に現在の縫製針位置の座標を演算して記
憶する第2の演算記憶手段とを備え、前記ミシン動作制
御手段の制御によって前記ミシンの駆動を停止した後、
前記原点検出手段によって前記刺繍枠の原点位置を検出
し、前記第2の演算記憶手段により演算された脱調前の
縫製済みのステッチ位置まで前記刺繍枠を移動する。従
って、前記刺繍枠を脱調前の位置まで自動的に戻すこと
ができる。
装置は、前記刺繍枠の原点位置を検出する原点検出手段
と、縫製する毎に現在の縫製針位置の座標を演算して記
憶する第2の演算記憶手段とを備え、前記ミシン動作制
御手段の制御によって前記ミシンの駆動を停止した後、
前記原点検出手段によって前記刺繍枠の原点位置を検出
し、前記第2の演算記憶手段により演算された脱調前の
縫製済みのステッチ位置まで前記刺繍枠を移動する。従
って、前記刺繍枠を脱調前の位置まで自動的に戻すこと
ができる。
【0013】さらに、請求項6に記載のミシンの脱調検
出装置は、前記刺繍枠を脱調する可能性のある最小脱調
ピッチで移動するように前記ステッピングモータを制御
する脱調ピッチ送り手段を備えている。従って、脱調し
た後、刺繍枠を脱調前の位置に戻す場合、前記脱調ピッ
チによって刺繍枠を迅速に移動することができる。
出装置は、前記刺繍枠を脱調する可能性のある最小脱調
ピッチで移動するように前記ステッピングモータを制御
する脱調ピッチ送り手段を備えている。従って、脱調し
た後、刺繍枠を脱調前の位置に戻す場合、前記脱調ピッ
チによって刺繍枠を迅速に移動することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のミシンの脱調検
出装置を具体化した一実施の形態について図を参照しな
がら説明する。
出装置を具体化した一実施の形態について図を参照しな
がら説明する。
【0015】図2に示すように、刺繍ミシン本体は、ミ
シンテーブル1上に、後方から前方に向かって延びるア
ーム部2を一体的に有して構成されている。アーム部2
の先端部には、複数本(この場合6本)の針棒3を備え
た支持ケース4が設けられている。前記針棒3は、支持
ケース4内に横方向に並んで夫々上下動可能に支持され
ており、前記支持ケース4から突出する下端部に、それ
ぞれ縫針5が取付けられている。各縫針5には、図示し
ない糸供給源から、例えば、色の互いに異なる刺繍糸
が、糸調子機6及び天秤7を介して供給されるようにな
っている。
シンテーブル1上に、後方から前方に向かって延びるア
ーム部2を一体的に有して構成されている。アーム部2
の先端部には、複数本(この場合6本)の針棒3を備え
た支持ケース4が設けられている。前記針棒3は、支持
ケース4内に横方向に並んで夫々上下動可能に支持され
ており、前記支持ケース4から突出する下端部に、それ
ぞれ縫針5が取付けられている。各縫針5には、図示し
ない糸供給源から、例えば、色の互いに異なる刺繍糸
が、糸調子機6及び天秤7を介して供給されるようにな
っている。
【0016】前記支持ケース4は、図2に示されるよう
に、アーム部2に対してX軸方向に移動可能に取付けら
れ、色換えモータ8により移動されるようになってい
る。そして、アーム部2内には、ミシンモータとしての
主軸モータ9の駆動力を針棒3に伝達して上下駆動させ
るための駆動機構が設けられている。この駆動力は、所
定の使用位置に位置された1本の針棒3にのみ伝達され
るようになっており、従って、色換えモータ8により支
持ケース4が移動されることによって、駆動される針棒
3、言換えれば刺繍糸の色の種類が変更されるようにな
っている。
に、アーム部2に対してX軸方向に移動可能に取付けら
れ、色換えモータ8により移動されるようになってい
る。そして、アーム部2内には、ミシンモータとしての
主軸モータ9の駆動力を針棒3に伝達して上下駆動させ
るための駆動機構が設けられている。この駆動力は、所
定の使用位置に位置された1本の針棒3にのみ伝達され
るようになっており、従って、色換えモータ8により支
持ケース4が移動されることによって、駆動される針棒
3、言換えれば刺繍糸の色の種類が変更されるようにな
っている。
【0017】一方、前記ミシンテーブル1には、前記針
棒3の下方部位に位置してベッド部10が設けられ、図
示はしないが、このベッド部10内に、前記主軸モータ
9により駆動される糸輪捕捉機等が設けられている。こ
の糸輪捕捉機は、前記針棒3と同期して駆動され、前記
縫針5との協働により、加工布Wに刺繍縫目を形成する
ようになっている。
棒3の下方部位に位置してベッド部10が設けられ、図
示はしないが、このベッド部10内に、前記主軸モータ
9により駆動される糸輪捕捉機等が設けられている。こ
の糸輪捕捉機は、前記針棒3と同期して駆動され、前記
縫針5との協働により、加工布Wに刺繍縫目を形成する
ようになっている。
【0018】前記加工布Wは、前記ベッド部10上に、
刺繍枠11により支持されてセットされるようになって
いる。詳しく図示はしないが、刺繍枠11は、外枠とそ
の外枠内に着脱可能に嵌り込む内枠とから構成され、そ
れら外枠と内枠との間に前記加工布Wを挟み込むことに
より、その加工布Wを内枠内にぴんと張渡した状態に支
持するようになっている。
刺繍枠11により支持されてセットされるようになって
いる。詳しく図示はしないが、刺繍枠11は、外枠とそ
の外枠内に着脱可能に嵌り込む内枠とから構成され、そ
れら外枠と内枠との間に前記加工布Wを挟み込むことに
より、その加工布Wを内枠内にぴんと張渡した状態に支
持するようになっている。
【0019】そして、この刺繍枠11は、本発明の刺繍
枠送り装置としての水平移動機構12により、X軸方向
及びY軸方向に自在に移動されるようになっている。こ
の水平移動機構12は、Y軸方向移動枠13を、Y軸送
りモータ14(図3参照)によりミシンテーブル1上を
Y軸方向に移動させると共に、前記刺繍枠11(外枠)
に連結されたX軸方向移動枠15を、X軸送りモータ1
6(図3参照)によりY軸方向移動枠13に沿ってX軸
方向に移動させるように構成されている。
枠送り装置としての水平移動機構12により、X軸方向
及びY軸方向に自在に移動されるようになっている。こ
の水平移動機構12は、Y軸方向移動枠13を、Y軸送
りモータ14(図3参照)によりミシンテーブル1上を
Y軸方向に移動させると共に、前記刺繍枠11(外枠)
に連結されたX軸方向移動枠15を、X軸送りモータ1
6(図3参照)によりY軸方向移動枠13に沿ってX軸
方向に移動させるように構成されている。
【0020】なお、この場合、刺繍枠11としては、図
示のものだけでなく、その他にも円形等の、形や大きさ
の異なる複数種類が用意されており、その内の一つの刺
繍枠11がミシンテーブル1上(X軸方向移動枠15)
に交換可能にセットされるようになっている。また、
X,Y軸送りモータ13,14としてはステッピングモ
ータが使用されるが、その動作原理等は一般の書物、例
えば、「ステッピングモータとマイコン制御(見城尚
志、菅原 晟著,総合電子出版社)」,「ステッピング
モータ活用技術(海老原大樹、岩佐孝夫編著,工業調査
会)」に詳しく記述されているのでここでは割愛する。
示のものだけでなく、その他にも円形等の、形や大きさ
の異なる複数種類が用意されており、その内の一つの刺
繍枠11がミシンテーブル1上(X軸方向移動枠15)
に交換可能にセットされるようになっている。また、
X,Y軸送りモータ13,14としてはステッピングモ
ータが使用されるが、その動作原理等は一般の書物、例
えば、「ステッピングモータとマイコン制御(見城尚
志、菅原 晟著,総合電子出版社)」,「ステッピング
モータ活用技術(海老原大樹、岩佐孝夫編著,工業調査
会)」に詳しく記述されているのでここでは割愛する。
【0021】以上のように構成された各機構は、ミシン
テーブル1に内蔵されたマイクロコンピュータ等からな
る制御装置17により制御されるようになっている。こ
の制御装置17は、図3に示すように、CPU18,R
OM19,RAM20をバス21により相互に接続して
構成され、さらに、前記バス21に入出力インターフェ
イス22が接続されている。
テーブル1に内蔵されたマイクロコンピュータ等からな
る制御装置17により制御されるようになっている。こ
の制御装置17は、図3に示すように、CPU18,R
OM19,RAM20をバス21により相互に接続して
構成され、さらに、前記バス21に入出力インターフェ
イス22が接続されている。
【0022】この入出力インターフェイス22には、前
記主軸モータ9,X軸送りモータ16,Y軸送りモータ
14及び色換えモータ8をそれぞれ駆動するためのモー
タ駆動回路23,24,25,26,主軸の回転位相を
検知する主軸エンコーダ31及び針上位置センサ36,
最初に刺繍枠11の原点位置を出すためのX軸原点セン
サ32,Y軸原点センサ33が接続され、これによっ
て、制御装置17は、RAM20に記憶された刺繍デー
タや、ROM19に記憶された制御プログラム等に基づ
いて、主軸モータ9,X軸送りモータ16,Y軸送りモ
ータ14及び色換えモータ8を制御し、加工布Wに対す
る刺繍形成動作を自動的に実行するようになっている。
さらに、入出力インターフェイス22には、後で詳述す
るが、刺繍枠11の脱調を検知するためのX軸粗エンコ
ーダ34,Y軸粗エンコーダ35が接続されている。そ
れ等X軸粗エンコーダ34及びY軸粗エンコーダ35は
本発明の送り検出手段を構成するものである。また、前
記X軸原点センサ32及びY軸原点センサ33は、本発
明の原点検出手段を構成するものである。
記主軸モータ9,X軸送りモータ16,Y軸送りモータ
14及び色換えモータ8をそれぞれ駆動するためのモー
タ駆動回路23,24,25,26,主軸の回転位相を
検知する主軸エンコーダ31及び針上位置センサ36,
最初に刺繍枠11の原点位置を出すためのX軸原点セン
サ32,Y軸原点センサ33が接続され、これによっ
て、制御装置17は、RAM20に記憶された刺繍デー
タや、ROM19に記憶された制御プログラム等に基づ
いて、主軸モータ9,X軸送りモータ16,Y軸送りモ
ータ14及び色換えモータ8を制御し、加工布Wに対す
る刺繍形成動作を自動的に実行するようになっている。
さらに、入出力インターフェイス22には、後で詳述す
るが、刺繍枠11の脱調を検知するためのX軸粗エンコ
ーダ34,Y軸粗エンコーダ35が接続されている。そ
れ等X軸粗エンコーダ34及びY軸粗エンコーダ35は
本発明の送り検出手段を構成するものである。また、前
記X軸原点センサ32及びY軸原点センサ33は、本発
明の原点検出手段を構成するものである。
【0023】そして、図2にも示すように、前記ミシン
テーブル1の後方側部位には、操作パネルSW27、表
示駆動回路30を介してLCDディスプレイからなる表
示装置28及びフロッピーディスクドライブ(FDD)
29が設けられ、前記入出力インターフェイス22に接
続されている。詳しく図示はしないが、前記操作パネル
SW27には、縫製作業を実行させるためのスタートス
イッチや、刺繍データの読込みのためのキーや、ステッ
チバック/フォワードのための矢印キー等の各種の入力
キー等が設けられている。
テーブル1の後方側部位には、操作パネルSW27、表
示駆動回路30を介してLCDディスプレイからなる表
示装置28及びフロッピーディスクドライブ(FDD)
29が設けられ、前記入出力インターフェイス22に接
続されている。詳しく図示はしないが、前記操作パネル
SW27には、縫製作業を実行させるためのスタートス
イッチや、刺繍データの読込みのためのキーや、ステッ
チバック/フォワードのための矢印キー等の各種の入力
キー等が設けられている。
【0024】そして、RAM20は図4(a)に示すよ
うに、縫製データを一時的に記憶する縫製データ記憶エ
リア20A、現在縫製中の針数を記憶する縫製針数記憶
エリア20B、現在縫製中の針位置座標を記憶する針位
置記憶エリア20C、カウンタエリア20D等が設けら
れている。
うに、縫製データを一時的に記憶する縫製データ記憶エ
リア20A、現在縫製中の針数を記憶する縫製針数記憶
エリア20B、現在縫製中の針位置座標を記憶する針位
置記憶エリア20C、カウンタエリア20D等が設けら
れている。
【0025】本実施の形態は以上に説明した如く構成さ
れる。
れる。
【0026】以下に、前記構成に基づいて、図1のフロ
ーチャートを参照しながら、本実施の形態の作用に付い
て説明する。
ーチャートを参照しながら、本実施の形態の作用に付い
て説明する。
【0027】縫製データ(ここではステッチデータと考
える)は、予め、RAM20の縫製データ記憶エリア2
0Aに読み込まれているものとする。先ず、その縫製デ
ータの総ステッチ数を演算し、変数Nに代入する(S1
01)。そして、カウンタSに1をセットし(S10
2)、全てのデータを縫製したか否かをSとNを比較し
て調べる(S103)。全て縫製されていたときは縫製
実行ルーチンを終了して戻る。そうでないときは、S番
目のデータのX,Y移動量よりX方向,Y方向のパルス
数を調べ(S104,これをそれぞれXp、Ypとす
る)、主軸エンコーダーの信号からタイミングをみてそ
れぞれのモータの駆動回路に所定の数のパルスを出力す
る(S105)。一般に、パルスモータは与えるパルス
の数に比例して回転するので、ここで駆動回路に与える
パルスの数で各軸の移動量が決まるわけである。
える)は、予め、RAM20の縫製データ記憶エリア2
0Aに読み込まれているものとする。先ず、その縫製デ
ータの総ステッチ数を演算し、変数Nに代入する(S1
01)。そして、カウンタSに1をセットし(S10
2)、全てのデータを縫製したか否かをSとNを比較し
て調べる(S103)。全て縫製されていたときは縫製
実行ルーチンを終了して戻る。そうでないときは、S番
目のデータのX,Y移動量よりX方向,Y方向のパルス
数を調べ(S104,これをそれぞれXp、Ypとす
る)、主軸エンコーダーの信号からタイミングをみてそ
れぞれのモータの駆動回路に所定の数のパルスを出力す
る(S105)。一般に、パルスモータは与えるパルス
の数に比例して回転するので、ここで駆動回路に与える
パルスの数で各軸の移動量が決まるわけである。
【0028】また、一般に、エンコーダは回転角度に比
例したパルスが出力され、そのパルス数をカウントする
ことによって回転軸の位相を知ることが出来る。主軸エ
ンコーダはミシンモータの軸に取り付けられ、そのパル
ス数をカウントすることで、針棒の回転角、即ち、どの
位相の時に針が上にあり刺繍枠11を動かしても差し支
えないかが分かるのである。続いて、X軸粗エンコー
ダ,Y軸粗エンコーダの信号をカウントし、変数Xb,
Ybに代入する(S106)。そして、S107に示す
ように、変数Xb,Ybに定数Kを乗じたものをそれぞ
れ変数Px,Pyに代入する。ここで定数Kは、主軸エ
ンコーダのスリット数と、XまたはY粗エンコーダとの
スリット数との倍率比であり、例えば、前者が950で
後者が100であった場合9.5となる。Kは後で述べ
る定数Lよりも小さな値でなければならない。
例したパルスが出力され、そのパルス数をカウントする
ことによって回転軸の位相を知ることが出来る。主軸エ
ンコーダはミシンモータの軸に取り付けられ、そのパル
ス数をカウントすることで、針棒の回転角、即ち、どの
位相の時に針が上にあり刺繍枠11を動かしても差し支
えないかが分かるのである。続いて、X軸粗エンコー
ダ,Y軸粗エンコーダの信号をカウントし、変数Xb,
Ybに代入する(S106)。そして、S107に示す
ように、変数Xb,Ybに定数Kを乗じたものをそれぞ
れ変数Px,Pyに代入する。ここで定数Kは、主軸エ
ンコーダのスリット数と、XまたはY粗エンコーダとの
スリット数との倍率比であり、例えば、前者が950で
後者が100であった場合9.5となる。Kは後で述べ
る定数Lよりも小さな値でなければならない。
【0029】そして、S108、S109でPx,Py
はそれぞれXp±L,Yp±Lの範囲に入っているか否
かを調べる。定数LはX軸若しくはY軸のステッピング
モータが脱調する最小のピッチをパルス数で表現したも
のである。従って、これ等のステップでNOとならない
ということは脱調していないと判断でき、NOとなると
いうことは脱調したことを意味する。NOとなった場合
は、直ちにモータ駆動回路23に停止信号を出力して主
軸モータ9を停止させ、ミシンの駆動を一時停止する
(S111)。これと同時に、脱調した旨を表示装置2
8に表示する(S112)。前記S107乃至S109
の処理工程は、本発明の枠送り量比較手段として機能す
る。また、前記S111及びS112の処理工程は、本
発明のミシン動作制御手段として機能する。
はそれぞれXp±L,Yp±Lの範囲に入っているか否
かを調べる。定数LはX軸若しくはY軸のステッピング
モータが脱調する最小のピッチをパルス数で表現したも
のである。従って、これ等のステップでNOとならない
ということは脱調していないと判断でき、NOとなると
いうことは脱調したことを意味する。NOとなった場合
は、直ちにモータ駆動回路23に停止信号を出力して主
軸モータ9を停止させ、ミシンの駆動を一時停止する
(S111)。これと同時に、脱調した旨を表示装置2
8に表示する(S112)。前記S107乃至S109
の処理工程は、本発明の枠送り量比較手段として機能す
る。また、前記S111及びS112の処理工程は、本
発明のミシン動作制御手段として機能する。
【0030】このように、脱調が発生した場合、この脱
調を解消するために、先ず、刺繍枠11の原点位置を検
出し(S113)、そして、予めRAM20の縫製デー
タ記憶エリア20Aに記憶された縫製データに基づい
て、現在の縫製針位置の座標を演算して記憶する(S1
14)。そして、その演算結果に基づいて、脱調前の縫
製済みの針位置、つまり、現時点で最後の縫製済みの針
位置まで前記刺繍枠11を戻し移動する(S115)。
この場合、その戻し移動において再び脱調作用が発生し
ないように、X軸モータ16及びY軸モータ4をゆっく
り制御して刺繍枠11を正常な前記針位置まで戻す。な
お、前記S114の処理工程は、本発明の第1の演算記
憶手段として機能する。
調を解消するために、先ず、刺繍枠11の原点位置を検
出し(S113)、そして、予めRAM20の縫製デー
タ記憶エリア20Aに記憶された縫製データに基づい
て、現在の縫製針位置の座標を演算して記憶する(S1
14)。そして、その演算結果に基づいて、脱調前の縫
製済みの針位置、つまり、現時点で最後の縫製済みの針
位置まで前記刺繍枠11を戻し移動する(S115)。
この場合、その戻し移動において再び脱調作用が発生し
ないように、X軸モータ16及びY軸モータ4をゆっく
り制御して刺繍枠11を正常な前記針位置まで戻す。な
お、前記S114の処理工程は、本発明の第1の演算記
憶手段として機能する。
【0031】この後、刺繍縫製を再開するために、ミシ
ンのスタートキーが操作されたか否かが調べられる(S
116)。もし、操作されれば(s116、Y)、前記
S104の処理工程に移行し、以後の処理工程を繰り返
す。
ンのスタートキーが操作されたか否かが調べられる(S
116)。もし、操作されれば(s116、Y)、前記
S104の処理工程に移行し、以後の処理工程を繰り返
す。
【0032】一方、S108、S109の処理工程にお
いて、Px,PyはそれぞれXp±L,Yp±Lの範囲
に入っている場合(S108、Y及びS109、Y)、
カウンタSを1つインクリメントして前記S103の処
理工程に戻り(S110)、以後の処理工程を繰り返
す。
いて、Px,PyはそれぞれXp±L,Yp±Lの範囲
に入っている場合(S108、Y及びS109、Y)、
カウンタSを1つインクリメントして前記S103の処
理工程に戻り(S110)、以後の処理工程を繰り返
す。
【0033】なお、S103の処理工程において、全て
の縫製データについて縫製を行なった場合(S103、
Y)、このルーチンを終了する。
の縫製データについて縫製を行なった場合(S103、
Y)、このルーチンを終了する。
【0034】処で、ステッピングモータは、脱調した場
合でも、モータに加わる励磁により止まる位置が飛び飛
びの脱調ピッチとなるため、その考えられる最小脱調ピ
ッチで刺繍枠11をX,Y軸方向に駆動すれば、容易に
前の正しい針位置に合わせることが出来る。従って、ス
テッピングモータが脱調を起こしてミシンを非常停止す
る共に(S111)、警告表示をした後(S112)、
図5に示されるように、スタートキーの操作に先だって
(S801、N)、操作パネルSW27の矢印キーの
内、戻す方向の矢印キーを操作することによって(S8
02、Y)、前記刺繍枠11を脱調ピッチで過剰に移動
した分だけ戻し(S803)、現時点で最後の縫製済み
の針位置に配置する。この後に、ミシンのスタートキー
を操作して縫製を再開し(S801、Y)、前記S10
4の処理工程に戻って以後の処理工程を繰り返す。
合でも、モータに加わる励磁により止まる位置が飛び飛
びの脱調ピッチとなるため、その考えられる最小脱調ピ
ッチで刺繍枠11をX,Y軸方向に駆動すれば、容易に
前の正しい針位置に合わせることが出来る。従って、ス
テッピングモータが脱調を起こしてミシンを非常停止す
る共に(S111)、警告表示をした後(S112)、
図5に示されるように、スタートキーの操作に先だって
(S801、N)、操作パネルSW27の矢印キーの
内、戻す方向の矢印キーを操作することによって(S8
02、Y)、前記刺繍枠11を脱調ピッチで過剰に移動
した分だけ戻し(S803)、現時点で最後の縫製済み
の針位置に配置する。この後に、ミシンのスタートキー
を操作して縫製を再開し(S801、Y)、前記S10
4の処理工程に戻って以後の処理工程を繰り返す。
【0035】以上説明したように、本実施の形態のミシ
ンの脱調検出装置は、刺繍枠11の脱調をステッピング
モータの特性を考えた低コストな方法で確実に検出する
ことで、コストをかけずに一般的な縫製生地に対する縫
製ピッチに対する回転数の上限を引き上げて高効率に稼
働させることができ、万が一の脱調、そして、慣性力の
大きな縫製生地についての脱調に対し、その脱調検出
後、直ちにミシンの駆動を停止することで不良品の発生
を防ぎ、縫製効率を大幅にアップすることができる。
ンの脱調検出装置は、刺繍枠11の脱調をステッピング
モータの特性を考えた低コストな方法で確実に検出する
ことで、コストをかけずに一般的な縫製生地に対する縫
製ピッチに対する回転数の上限を引き上げて高効率に稼
働させることができ、万が一の脱調、そして、慣性力の
大きな縫製生地についての脱調に対し、その脱調検出
後、直ちにミシンの駆動を停止することで不良品の発生
を防ぎ、縫製効率を大幅にアップすることができる。
【0036】なお、本実施の形態では、単頭刺繍ミシン
を例に説明したが、多頭立て刺繍ミシンでも同様に適用
できることは言うまでもない。
を例に説明したが、多頭立て刺繍ミシンでも同様に適用
できることは言うまでもない。
【0037】また、本実施の形態では、刺繍枠としてX
−Y送りを例に説明したが、r−θ送りであっても適用
できることは言うまでもない。生地送りモータが、半径
方向と角度方向の駆動に用いられるようになるだけであ
る。
−Y送りを例に説明したが、r−θ送りであっても適用
できることは言うまでもない。生地送りモータが、半径
方向と角度方向の駆動に用いられるようになるだけであ
る。
【0038】また、本実施の形態では、脱調ピッチでの
ステッチバック/フォワードにより針位置を修正してい
たが、前記S104及びS105の各処理工程の間で1
ステッチ毎の針位置を記憶し、そして、刺繍枠11の原
点位置を検出した後、現時点で最後の縫製済みの針位置
を演算して記憶し、この位置に刺繍枠11を自動的に戻
すように構成してもよい。なお、この場合の針位置の演
算記憶動作は、本発明の第2の演算記憶手段として機能
する。
ステッチバック/フォワードにより針位置を修正してい
たが、前記S104及びS105の各処理工程の間で1
ステッチ毎の針位置を記憶し、そして、刺繍枠11の原
点位置を検出した後、現時点で最後の縫製済みの針位置
を演算して記憶し、この位置に刺繍枠11を自動的に戻
すように構成してもよい。なお、この場合の針位置の演
算記憶動作は、本発明の第2の演算記憶手段として機能
する。
【0039】その他、本発明の主旨を逸脱しない範囲
で、種々の態様が適用できる。
で、種々の態様が適用できる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の請求項1に記載のミシンの脱調検出装置によれ
ば、特に、前記ステッピングモータに基づく前記刺繍枠
送り装置の最小送りピッチよりも粗いピッチを検出可能
な送り検出手段と、前記送り検出手段によって検出され
た送りピッチと、前記刺繍枠送り装置に与えられた送り
ピッチとが相違するか否かを調べる枠送り量比較手段
と、前記枠送り量比討手段によって相違すると判定され
た場合、ミシンの動作等を制御するミシン動作制御手段
とを備えたので、刺繍縫製中に、前記送り検出手段が前
記ステッピングモータに基づく前記刺繍枠送り装置の最
小送りピッチよりも粗いピッチを検出したとき、前記枠
送り量比較手段が前記送り検出手段によって検出された
送りピッチと、前記刺繍枠送り装置に与えられた送りピ
ッチとが相違すると判断し、この判断に基づいて、前記
ミシン動作制御手段により、ミシンの駆動を停止する等
の制御を行なって、脱調による縫製物の不良を確実に防
止することができる。
本発明の請求項1に記載のミシンの脱調検出装置によれ
ば、特に、前記ステッピングモータに基づく前記刺繍枠
送り装置の最小送りピッチよりも粗いピッチを検出可能
な送り検出手段と、前記送り検出手段によって検出され
た送りピッチと、前記刺繍枠送り装置に与えられた送り
ピッチとが相違するか否かを調べる枠送り量比較手段
と、前記枠送り量比討手段によって相違すると判定され
た場合、ミシンの動作等を制御するミシン動作制御手段
とを備えたので、刺繍縫製中に、前記送り検出手段が前
記ステッピングモータに基づく前記刺繍枠送り装置の最
小送りピッチよりも粗いピッチを検出したとき、前記枠
送り量比較手段が前記送り検出手段によって検出された
送りピッチと、前記刺繍枠送り装置に与えられた送りピ
ッチとが相違すると判断し、この判断に基づいて、前記
ミシン動作制御手段により、ミシンの駆動を停止する等
の制御を行なって、脱調による縫製物の不良を確実に防
止することができる。
【0041】また、請求項2に記載のミシンの脱調検出
装置によれば、前記ミシン動作制御手段が制御する前記
ミシンの動作等として、ミシンの駆動を停止させるよう
に構成されているので、前記枠送り量比較手段が前記送
りピッチの相違を判断すると、前記ミシン動作制御手段
は、ミシンの駆動を停止させ、脱調による縫製物の不良
を確実に防止することができる。
装置によれば、前記ミシン動作制御手段が制御する前記
ミシンの動作等として、ミシンの駆動を停止させるよう
に構成されているので、前記枠送り量比較手段が前記送
りピッチの相違を判断すると、前記ミシン動作制御手段
は、ミシンの駆動を停止させ、脱調による縫製物の不良
を確実に防止することができる。
【0042】また、請求項3に記載のミシンの脱調検出
装置によれば、前記ミシン動作制御手段が制御する前記
ミシンの動作等として、オペレータに対して視覚的若し
くは聴覚的に警告するように構成されているので、前記
枠送り量比較手段が前記送りピッチの相違を判断する
と、前記ミシン動作制御手段は、オペレータに対して視
覚的若しくは聴覚的に警告し、脱調したことが直ちに判
明する。従って、脱調の復元に直ちに対処することがで
きる。
装置によれば、前記ミシン動作制御手段が制御する前記
ミシンの動作等として、オペレータに対して視覚的若し
くは聴覚的に警告するように構成されているので、前記
枠送り量比較手段が前記送りピッチの相違を判断する
と、前記ミシン動作制御手段は、オペレータに対して視
覚的若しくは聴覚的に警告し、脱調したことが直ちに判
明する。従って、脱調の復元に直ちに対処することがで
きる。
【0043】また、請求項4に記載のミシンの脱調検出
装置によれば、前記刺繍枠の原点位置を検出する原点検
出手段と、予め記憶された縫製データに基づいて、現在
の縫製針位置の座標を演算して記憶する第1の演算記憶
手段とを備え、前記ミシン動作制御手段の制御によって
前記ミシンの駆動を停止した後、前記原点検出手段によ
って前記刺繍枠の原点位置を検出し、前記第1の演算記
憶手段により演算された脱調前の縫製済みのステッチ位
置まで前記刺繍枠を移動するようにしたので、前記刺繍
枠を脱調前の位置まで自動的に戻すことができる。
装置によれば、前記刺繍枠の原点位置を検出する原点検
出手段と、予め記憶された縫製データに基づいて、現在
の縫製針位置の座標を演算して記憶する第1の演算記憶
手段とを備え、前記ミシン動作制御手段の制御によって
前記ミシンの駆動を停止した後、前記原点検出手段によ
って前記刺繍枠の原点位置を検出し、前記第1の演算記
憶手段により演算された脱調前の縫製済みのステッチ位
置まで前記刺繍枠を移動するようにしたので、前記刺繍
枠を脱調前の位置まで自動的に戻すことができる。
【0044】また、請求項5に記載のミシンの脱調検出
装置によれば、前記刺繍枠の原点位置を検出する原点検
出手段と、縫製する毎に現在の縫製針位置の座標を演算
して記憶する第2の演算記憶手段とを備え、前記ミシン
動作制御手段の制御によって前記ミシンの駆動を停止し
た後、前記原点検出手段によって前記刺繍枠の原点位置
を検出し、前記第2の演算記憶手段により演算された脱
調前の縫製済みのステッチ位置まで前記刺繍枠を移動す
るようにしたので、前記刺繍枠を脱調前の位置まで自動
的に戻すことができる。
装置によれば、前記刺繍枠の原点位置を検出する原点検
出手段と、縫製する毎に現在の縫製針位置の座標を演算
して記憶する第2の演算記憶手段とを備え、前記ミシン
動作制御手段の制御によって前記ミシンの駆動を停止し
た後、前記原点検出手段によって前記刺繍枠の原点位置
を検出し、前記第2の演算記憶手段により演算された脱
調前の縫製済みのステッチ位置まで前記刺繍枠を移動す
るようにしたので、前記刺繍枠を脱調前の位置まで自動
的に戻すことができる。
【0045】さらに、請求項6に記載のミシンの脱調検
出装置によれば、前記刺繍枠を脱調する可能性のある最
小脱調ピッチで移動するように前記ステッピングモータ
を制御する脱調ピッチ送り手段を備えたので、脱調した
後、刺繍枠を脱調前の位置に戻す場合、前記脱調ピッチ
によって刺繍枠を迅速に移動することができる。
出装置によれば、前記刺繍枠を脱調する可能性のある最
小脱調ピッチで移動するように前記ステッピングモータ
を制御する脱調ピッチ送り手段を備えたので、脱調した
後、刺繍枠を脱調前の位置に戻す場合、前記脱調ピッチ
によって刺繍枠を迅速に移動することができる。
【図1】本実施の形態のミシンの脱調検出装置による脱
調検出動作を示すフローチャートである。
調検出動作を示すフローチャートである。
【図2】刺繍ミシンの外観を示す斜視図である。
【図3】本実施の形態の電気的制御構成を示すブロック
図である。
図である。
【図4】RAMの記憶エリアを示す図である。
【図5】脱調を復元するための動作を示すフローチャー
トである。
トである。
5 縫針 11 刺繍枠 12 水平移動機構 13 Y軸方向移動枠 14 Y軸送りモータ 15 X軸方向移動枠 16 X軸送りモータ 17 制御装置 18 CPU 27 操作パネルSW 34 X軸粗エンコーダ 35 Y軸粗エンコーダ
Claims (6)
- 【請求項1】 上下に移動可能な縫針と、加工布を支持
して前記縫針の移動方向と交差する方向に相対的に移動
可能な刺繍枠と、ステッピングモータを駆動源として前
記刺繍枠を移動するための刺繍枠送り装置とを備えたミ
シンに於いて、 前記ステッピングモータに基づく前記刺繍枠送り装置の
最小送りピッチよりも粗いピッチを検出可能な送り検出
手段と、 前記送り検出手段によって検出された送りピッチと、前
記刺繍枠送り装置に与えられた送りピッチとが相違する
か否かを調べる枠送り量比較手段と、 前記枠送り量比較手段によって相違すると判定された場
合、ミシンの動作等を制御するミシン動作制御手段と、 を備えたことを特徴とするミシンの脱調検出装置。 - 【請求項2】 前記ミシン動作制御手段が制御する前記
ミシンの動作等は、ミシンの駆動を停止させることであ
ることを特徴とする請求項1に記載のミシンの脱調検出
装置。 - 【請求項3】 前記ミシン動作制御手段が制御する前記
ミシンの動作等は、オペレータに対して視覚的若しくは
聴覚的に警告することであることを特徴とする請求項1
に記載のミシンの脱調検出装置。 - 【請求項4】 前記刺繍枠の原点位置を検出する原点検
出手段と、 予め記憶された縫製データに基づいて、現在の縫製針位
置の座標を演算して記憶する第1の演算記憶手段とを備
え、 前記ミシン動作制御手段の制御によって前記ミシンの駆
動を停止した後、前記原点検出手段によって前記刺繍枠
の原点位置を検出し、前記第1の演算記憶手段により演
算された脱調前の縫製済みのステッチ位置まで前記刺繍
枠を移動することを特徴とする請求項1に記載のミシン
の脱調検出装置。 - 【請求項5】 前記刺繍枠の原点位置を検出する原点検
出手段と、 縫製する毎に現在の縫製針位置の座標を演算して記憶す
る第2の演算記憶手段とを備え、 前記ミシン動作制御手段の制御によって前記ミシンの駆
動を停止した後、前記原点検出手段によって前記刺繍枠
の原点位置を検出し、前記第2の演算記憶手段により演
算された脱調前の縫製済みのステッチ位置まで前記刺繍
枠を移動することを特徴とする請求項1に記載のミシン
の脱調検出装置。 - 【請求項6】 前記刺繍枠を脱調する可能性のある最小
脱調ピッチで移動するように前記ステッピングモータを
制御する脱調ピッチ送り手段を備えたことを特徴とする
請求項1に記載のミシンの脱調検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27136095A JPH09111641A (ja) | 1995-10-19 | 1995-10-19 | ミシンの脱調検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27136095A JPH09111641A (ja) | 1995-10-19 | 1995-10-19 | ミシンの脱調検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09111641A true JPH09111641A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=17498993
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27136095A Pending JPH09111641A (ja) | 1995-10-19 | 1995-10-19 | ミシンの脱調検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09111641A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114856359A (zh) * | 2022-05-20 | 2022-08-05 | 深圳科力行智能科技有限公司 | 基于离合器识别障碍的开闭装置 |
| CN118531571A (zh) * | 2024-05-20 | 2024-08-23 | 诸暨市易瑞得智能机电有限公司 | 一种多功能绣花机软限位装置及其限位方法 |
-
1995
- 1995-10-19 JP JP27136095A patent/JPH09111641A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114856359A (zh) * | 2022-05-20 | 2022-08-05 | 深圳科力行智能科技有限公司 | 基于离合器识别障碍的开闭装置 |
| CN114856359B (zh) * | 2022-05-20 | 2024-07-12 | 深圳科力行智能科技有限公司 | 基于离合器识别障碍的开闭装置 |
| CN118531571A (zh) * | 2024-05-20 | 2024-08-23 | 诸暨市易瑞得智能机电有限公司 | 一种多功能绣花机软限位装置及其限位方法 |
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