JPH09112244A - 消音装置 - Google Patents
消音装置Info
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- JPH09112244A JPH09112244A JP7273780A JP27378095A JPH09112244A JP H09112244 A JPH09112244 A JP H09112244A JP 7273780 A JP7273780 A JP 7273780A JP 27378095 A JP27378095 A JP 27378095A JP H09112244 A JPH09112244 A JP H09112244A
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- Japan
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- sound absorbing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 排気ダクト本体内に並べて配置して表面に多
数の吸音孔を形成した消音スプリッター本体の内部を仕
切る仕切り部材と、各仕切り部材で仕切られた消音室内
に充填した吸音材とから構成した消音装置では、排気ダ
クト内を通過する排気が高温で高速流であり、吸音材の
劣化が激しく、消音効果が短い。 【解決手段】 音波15は、開孔率の小さい各消音スプ
リッター本体5の上流部間の小さい断面積部分を通過
し、開孔率の大きい中間部12の大きな断面積部分を通
過し、再び下流部間の小さい断面積部分を通過して、各
消音スプリッター本体5間を通過する途中で断面変化に
よる音波の反射によってエネルギーを減衰しながら進行
し、かつ各消音スプリッター本体5の上流部13、中間
部12、および下流部14の両側壁8の吸音孔10,1
1からそれぞれの消音スプリッター本体5内に入り込
み、音波15どうしの共鳴によって消し合い消音され
る。
数の吸音孔を形成した消音スプリッター本体の内部を仕
切る仕切り部材と、各仕切り部材で仕切られた消音室内
に充填した吸音材とから構成した消音装置では、排気ダ
クト内を通過する排気が高温で高速流であり、吸音材の
劣化が激しく、消音効果が短い。 【解決手段】 音波15は、開孔率の小さい各消音スプ
リッター本体5の上流部間の小さい断面積部分を通過
し、開孔率の大きい中間部12の大きな断面積部分を通
過し、再び下流部間の小さい断面積部分を通過して、各
消音スプリッター本体5間を通過する途中で断面変化に
よる音波の反射によってエネルギーを減衰しながら進行
し、かつ各消音スプリッター本体5の上流部13、中間
部12、および下流部14の両側壁8の吸音孔10,1
1からそれぞれの消音スプリッター本体5内に入り込
み、音波15どうしの共鳴によって消し合い消音され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ガスター
ビンを用いた発電設備の排気ダクトなどに設置する消音
スプリッターに関する。
ビンを用いた発電設備の排気ダクトなどに設置する消音
スプリッターに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、図8に示すように、ガスタービ
ン50を用いた発電設備には、ガスタービン50で発生
した排気に対して熱回収する排熱回収ボイラ51が、排
気ダクト52を介して接続されている。
ン50を用いた発電設備には、ガスタービン50で発生
した排気に対して熱回収する排熱回収ボイラ51が、排
気ダクト52を介して接続されている。
【0003】そしてこの排気ダクト52には、消音装置
(ダクトサイレンサともいう)が設けられており、この
消音装置は、所定間隔置きに並べて配置した複数の消音
スプリッター53からなる。
(ダクトサイレンサともいう)が設けられており、この
消音装置は、所定間隔置きに並べて配置した複数の消音
スプリッター53からなる。
【0004】そして従来、図9に示すように、この消音
装置における各消音スプリッター53は、排気ダクト本
体54内に並べて配置されて表面に多数の吸音孔55を
形成した消音スプリッター本体56と、この消音スプリ
ッター本体56の内部を仕切る仕切り部材(スプリッタ
フレームともいう)57と、各仕切り部材57で仕切ら
れた消音室58内に充填された吸音材(例えばロックウ
ール、グラスウール、セラミックファイバなどで多孔質
のものが用いられる)59とから構成されている。
装置における各消音スプリッター53は、排気ダクト本
体54内に並べて配置されて表面に多数の吸音孔55を
形成した消音スプリッター本体56と、この消音スプリ
ッター本体56の内部を仕切る仕切り部材(スプリッタ
フレームともいう)57と、各仕切り部材57で仕切ら
れた消音室58内に充填された吸音材(例えばロックウ
ール、グラスウール、セラミックファイバなどで多孔質
のものが用いられる)59とから構成されている。
【0005】このような消音装置を設けた排気ダクト5
2によれば、各消音スプリッター53間の隙間を排気が
通過する際に吸音孔55から吸音され、各消音室58の
吸音材59によって効果的に消音される。
2によれば、各消音スプリッター53間の隙間を排気が
通過する際に吸音孔55から吸音され、各消音室58の
吸音材59によって効果的に消音される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の消音装置で
は、消音効果は充分なものの、排気ダクト54内を通過
する排気が高温で高速流であるため、吸音材59の劣化
が激しく、消音効果が短いといった課題がある。
は、消音効果は充分なものの、排気ダクト54内を通過
する排気が高温で高速流であるため、吸音材59の劣化
が激しく、消音効果が短いといった課題がある。
【0007】そこで本発明は、上記課題を解決し得る消
音装置の提供を目的とする。
音装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明における課題を解
決するための手段は、箱体によって形成される熱流路に
設けられ、互いに所定の間隔を置いて複数個並べて設置
された消音スプリッターから構成される消音装置であっ
て、各消音スプリッター本体の表面に複数の吸音孔が形
成され、各消音スプリッター本体の表面積に対する各吸
音孔の合計面積である開孔率が、各消音スプリッター本
体の排気上流部、排気下流部に対して中間部で所定の割
合だけ大きく設定されている。
決するための手段は、箱体によって形成される熱流路に
設けられ、互いに所定の間隔を置いて複数個並べて設置
された消音スプリッターから構成される消音装置であっ
て、各消音スプリッター本体の表面に複数の吸音孔が形
成され、各消音スプリッター本体の表面積に対する各吸
音孔の合計面積である開孔率が、各消音スプリッター本
体の排気上流部、排気下流部に対して中間部で所定の割
合だけ大きく設定されている。
【0009】また、各消音スプリッター本体の、排気上
流部および中間部にそれぞれ複数の吸音孔が形成され、
各消音スプリッター本体の表面積に対する各吸音孔の合
計面積である開孔率が、各消音スプリッター本体の排気
上流部に対して中間部で所定の割合だけ大きく設定され
ている。
流部および中間部にそれぞれ複数の吸音孔が形成され、
各消音スプリッター本体の表面積に対する各吸音孔の合
計面積である開孔率が、各消音スプリッター本体の排気
上流部に対して中間部で所定の割合だけ大きく設定され
ている。
【0010】さらに、各消音スプリッター本体の、排気
下流部および中間部にそれぞれ複数の吸音孔が形成さ
れ、各消音スプリッター本体の表面積に対する各吸音孔
の合計面積である開孔率が、各消音スプリッター本体の
排気下流部に対して中間部で所定の割合だけ大きく設定
されている。
下流部および中間部にそれぞれ複数の吸音孔が形成さ
れ、各消音スプリッター本体の表面積に対する各吸音孔
の合計面積である開孔率が、各消音スプリッター本体の
排気下流部に対して中間部で所定の割合だけ大きく設定
されている。
【0011】そして、箱体の熱流路を通過する音波は、
互いに所定の間隔を置いて複数個並べて設置された消音
スプリッターの間を通過する際に、まず開孔率を小さく
設定した各消音スプリッター本体の上流部間の小さい断
面積部分を通過し、続いて開孔率を大きく設定した中間
部の大きな断面積部分を通過し、再び下流部間の小さい
断面積部分を通過する。このとき、各消音スプリッター
本体間を通過する途中で通路断面積が不連続になる部分
において、音波が反射して、エネルギーを減衰し、かつ
各消音スプリッター本体の上流部、中間部、および下流
部の吸音孔からそれぞれの消音スプリッター本体内に入
り込み、共鳴によって音波どうし打ち消し合い消音され
る。
互いに所定の間隔を置いて複数個並べて設置された消音
スプリッターの間を通過する際に、まず開孔率を小さく
設定した各消音スプリッター本体の上流部間の小さい断
面積部分を通過し、続いて開孔率を大きく設定した中間
部の大きな断面積部分を通過し、再び下流部間の小さい
断面積部分を通過する。このとき、各消音スプリッター
本体間を通過する途中で通路断面積が不連続になる部分
において、音波が反射して、エネルギーを減衰し、かつ
各消音スプリッター本体の上流部、中間部、および下流
部の吸音孔からそれぞれの消音スプリッター本体内に入
り込み、共鳴によって音波どうし打ち消し合い消音され
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1の全体斜視図に示すように、
本発明の実施の形態に係る消音装置1は、ガスタービン
を用いた発電設備に設けられるもので、ガスタービンと
このガスタービンで発生した排気に対して熱回収する排
熱回収ボイラとの間に配置される箱状の排気ダクト2内
の排気流路3に配置されている。
に基づいて説明する。図1の全体斜視図に示すように、
本発明の実施の形態に係る消音装置1は、ガスタービン
を用いた発電設備に設けられるもので、ガスタービンと
このガスタービンで発生した排気に対して熱回収する排
熱回収ボイラとの間に配置される箱状の排気ダクト2内
の排気流路3に配置されている。
【0013】そしてこの消音装置1は、互いに所定の間
隔を置いて並べて設置された複数個(図では6個)の消
音スプリッター4から構成され、図2の斜視図に示すよ
うに、各消音スプリッター4は、上流端部が円弧状に形
成された消音スプリッター本体(スプリッタフレーム)
5と、この消音スプリッター本体5内を複数個の消音室
6に仕切る仕切り壁7とから構成され、消音スプリッタ
ー本体5の両側壁8の表面には、同一径の多数の吸音孔
10,11が形成されている。
隔を置いて並べて設置された複数個(図では6個)の消
音スプリッター4から構成され、図2の斜視図に示すよ
うに、各消音スプリッター4は、上流端部が円弧状に形
成された消音スプリッター本体(スプリッタフレーム)
5と、この消音スプリッター本体5内を複数個の消音室
6に仕切る仕切り壁7とから構成され、消音スプリッタ
ー本体5の両側壁8の表面には、同一径の多数の吸音孔
10,11が形成されている。
【0014】そして、各消音スプリッター本体5の側壁
表面積に対する各吸音孔10,11の合計面積である開
孔率が、中間部12で30%(例えば、5φの径のもの
を65000個)、上流部13および下流部14でそれ
ぞれ3%(例えば中間部12の1/8)になるよう、吸
音孔10,11の径および数(例えば、32φの径のも
のを200個)が設定されている。
表面積に対する各吸音孔10,11の合計面積である開
孔率が、中間部12で30%(例えば、5φの径のもの
を65000個)、上流部13および下流部14でそれ
ぞれ3%(例えば中間部12の1/8)になるよう、吸
音孔10,11の径および数(例えば、32φの径のも
のを200個)が設定されている。
【0015】図3は、各吸音孔10,11の面積を考慮
して各消音スプリッター本体5間の水平断面積をモデル
化したものであり、各消音スプリッター本体5間を通過
する音波15の減音量は、各消音スプリッター本体5間
の上流部13、下流部14の各通路面積S1、中間部1
2の通路面積S2および中間部12の長さLによって決
定される。
して各消音スプリッター本体5間の水平断面積をモデル
化したものであり、各消音スプリッター本体5間を通過
する音波15の減音量は、各消音スプリッター本体5間
の上流部13、下流部14の各通路面積S1、中間部1
2の通路面積S2および中間部12の長さLによって決
定される。
【0016】上記のように構成した消音装置1におい
て、ガスタービン側で生じた音波15は、まず開孔率を
小さく設定した各消音スプリッター本体5の上流部間の
小さい断面積部分(S1)を通過し、続いて開孔率を大
きく設定した中間部12の大きな断面積部分(S2)を
通過し、再び下流部間の小さい断面積部分(S1)を通
過して、各消音スプリッター本体5間を通過する途中で
断面変化による音波の反射によりエネルギーを減衰しな
がら進行し、かつ各消音スプリッター本体5の上流部1
3、中間部12、および下流部14の両側壁8の吸音孔
10,11からそれぞれの消音スプリッター本体5内に
入り込み、音波15の共鳴によって消音される。
て、ガスタービン側で生じた音波15は、まず開孔率を
小さく設定した各消音スプリッター本体5の上流部間の
小さい断面積部分(S1)を通過し、続いて開孔率を大
きく設定した中間部12の大きな断面積部分(S2)を
通過し、再び下流部間の小さい断面積部分(S1)を通
過して、各消音スプリッター本体5間を通過する途中で
断面変化による音波の反射によりエネルギーを減衰しな
がら進行し、かつ各消音スプリッター本体5の上流部1
3、中間部12、および下流部14の両側壁8の吸音孔
10,11からそれぞれの消音スプリッター本体5内に
入り込み、音波15の共鳴によって消音される。
【0017】なお図4は、図9で示した従来の消音装置
(破線で表示)と本発明の実施の形態における消音装置
1(実線で表示)との減音量(dB)の比較を示すもの
で、このグラフから、測定した周波数(31.5Hz〜
8000Hz)全ての範囲で本実施の形態の消音装置1
の方が減音効果が優れている(3dB〜50dB)こと
が分かる。
(破線で表示)と本発明の実施の形態における消音装置
1(実線で表示)との減音量(dB)の比較を示すもの
で、このグラフから、測定した周波数(31.5Hz〜
8000Hz)全ての範囲で本実施の形態の消音装置1
の方が減音効果が優れている(3dB〜50dB)こと
が分かる。
【0018】このように本発明の実施の形態における消
音装置1によれば、消音スプリッター本体5に形成した
吸音孔10,11の開孔率を上流部13、下流部14お
よび中間部12で変化させることにより、音波の通路断
面積が変化する拡張室型の消音スプリッターと、消音ス
プリッター本体5内に音波を吸音して打ち消す共鳴吸収
型の消音スプリッターとを兼ねることになり、従来のよ
うに消音スプリッター本体5の内部に吸音材を充填する
ことなしに充分に消音でき、このように吸音材を用いな
いことによれば、ガスタービンに接続する排気ダクト2
のように内部が高温になるものであっても、一定の消音
効果を維持しながら長期的に使用が可能になる。
音装置1によれば、消音スプリッター本体5に形成した
吸音孔10,11の開孔率を上流部13、下流部14お
よび中間部12で変化させることにより、音波の通路断
面積が変化する拡張室型の消音スプリッターと、消音ス
プリッター本体5内に音波を吸音して打ち消す共鳴吸収
型の消音スプリッターとを兼ねることになり、従来のよ
うに消音スプリッター本体5の内部に吸音材を充填する
ことなしに充分に消音でき、このように吸音材を用いな
いことによれば、ガスタービンに接続する排気ダクト2
のように内部が高温になるものであっても、一定の消音
効果を維持しながら長期的に使用が可能になる。
【0019】なお上記実施の形態において、各吸音孔1
0,11の径、個数、仕切り壁7の幅(消音スプリッタ
ー本体5内の各消音室6の容積)、各側壁8の壁厚を変
化させることにより、音源の騒音レベルや周波数特性に
応じた消音が可能になることは勿論である。
0,11の径、個数、仕切り壁7の幅(消音スプリッタ
ー本体5内の各消音室6の容積)、各側壁8の壁厚を変
化させることにより、音源の騒音レベルや周波数特性に
応じた消音が可能になることは勿論である。
【0020】また図5および図6は、排気ダクト2内
に、第一消音スプリッター本体20および第二消音スプ
リッター本体21が排気ダクト2の上流部側から下流部
側に並べて配置された消音装置1を示すものであり、こ
の場合は、第一消音スプリッター本体20の上流部2
2、下流部23および第二消音スプリッター本体の下流
部24を開孔率を低くし、第一消音スプリッター本体2
0の中間部25、第二消音スプリッター本体21の上流
部26および中間部27を開孔率を高くしている。
に、第一消音スプリッター本体20および第二消音スプ
リッター本体21が排気ダクト2の上流部側から下流部
側に並べて配置された消音装置1を示すものであり、こ
の場合は、第一消音スプリッター本体20の上流部2
2、下流部23および第二消音スプリッター本体の下流
部24を開孔率を低くし、第一消音スプリッター本体2
0の中間部25、第二消音スプリッター本体21の上流
部26および中間部27を開孔率を高くしている。
【0021】この構成においても、上記実施の形態と同
様に、音波15はエネルギーを減衰しながら進行し、ま
た各消音スプリッター本体内に両側壁から入り込んで、
断面積の変化により反射し、打ち消し合い、確実に消音
される。
様に、音波15はエネルギーを減衰しながら進行し、ま
た各消音スプリッター本体内に両側壁から入り込んで、
断面積の変化により反射し、打ち消し合い、確実に消音
される。
【0022】さらに、図示しないが、各消音スプリッタ
ー本体の両側壁の上流部および中間部にのみそれぞれ複
数の吸音孔を形成し、各部の開孔率を、各消音スプリッ
ター本体の上流部に対して中間部で所定の割合だけ大き
く設定してもよいし、また各消音スプリッター本体の両
側壁の下流部および中間部にのみそれぞれ複数の吸音孔
を形成し、各部の開孔率を、各消音スプリッター本体の
下流部に対して中間部で所定の割合だけ大きく設定して
もよい。
ー本体の両側壁の上流部および中間部にのみそれぞれ複
数の吸音孔を形成し、各部の開孔率を、各消音スプリッ
ター本体の上流部に対して中間部で所定の割合だけ大き
く設定してもよいし、また各消音スプリッター本体の両
側壁の下流部および中間部にのみそれぞれ複数の吸音孔
を形成し、各部の開孔率を、各消音スプリッター本体の
下流部に対して中間部で所定の割合だけ大きく設定して
もよい。
【0023】この場合も上記実施の形態と同様に、拡張
室型と共鳴吸収型の消音スプリッターを兼ねることにな
り、吸音材を設けなくとも、音波は各消音スプリッター
本体間を通過する途中で断面変化による音波の反射によ
りエネルギーを減衰しながら進行するとともに、両側壁
の吸音孔からそれぞれの消音スプリッター本体内に入り
込んで吸音孔の共鳴によって消音され、従って、高温の
中で使用する場合であっても一定の消音効果を維持しな
がら長期的に使用が可能になる。
室型と共鳴吸収型の消音スプリッターを兼ねることにな
り、吸音材を設けなくとも、音波は各消音スプリッター
本体間を通過する途中で断面変化による音波の反射によ
りエネルギーを減衰しながら進行するとともに、両側壁
の吸音孔からそれぞれの消音スプリッター本体内に入り
込んで吸音孔の共鳴によって消音され、従って、高温の
中で使用する場合であっても一定の消音効果を維持しな
がら長期的に使用が可能になる。
【0024】そして、この実施の形態の場合の減音量を
図7に示すと、上記実施の形態と同様に、測定した周波
数(31.5Hz〜8000Hz)のほとんどで、従来
の消音装置に比べて減音量は優れていることが分かる。
図7に示すと、上記実施の形態と同様に、測定した周波
数(31.5Hz〜8000Hz)のほとんどで、従来
の消音装置に比べて減音量は優れていることが分かる。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明
は、箱体に並べて設けた消音スプリッター本体に形成し
た吸音孔の開孔率を、各消音スプリッター本体の排気上
流部、排気下流部に対して中間部で所定の割合だけ大き
く設定したので、音波の通路断面積が変化する拡張室型
の消音スプリッターと、消音スプリッター本体表面の吸
音孔の共鳴によって音波を打ち消す共鳴吸収型の消音ス
プリッターとを兼ねることになり、従って、従来のよう
に消音スプリッター本体の内部に吸音材を充填すること
なしに充分に消音でき、このように吸音材を用いないこ
とにより、内部が高温になる箱体に使用する場合であっ
ても、一定の消音効果を長期的に維持し得る。
は、箱体に並べて設けた消音スプリッター本体に形成し
た吸音孔の開孔率を、各消音スプリッター本体の排気上
流部、排気下流部に対して中間部で所定の割合だけ大き
く設定したので、音波の通路断面積が変化する拡張室型
の消音スプリッターと、消音スプリッター本体表面の吸
音孔の共鳴によって音波を打ち消す共鳴吸収型の消音ス
プリッターとを兼ねることになり、従って、従来のよう
に消音スプリッター本体の内部に吸音材を充填すること
なしに充分に消音でき、このように吸音材を用いないこ
とにより、内部が高温になる箱体に使用する場合であっ
ても、一定の消音効果を長期的に維持し得る。
【図1】本発明の実施の形態を示す消音装置の全体構成
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】同じく各消音スプリッターの単体斜視図であ
る。
る。
【図3】同じく各吸音孔の面積を考慮して各消音スプリ
ッター本体間の水平断面積をモデル化したモデル図であ
る。
ッター本体間の水平断面積をモデル化したモデル図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態における消音装置と従来の
消音装置の減音量の比較を示すグラフ図である。
消音装置の減音量の比較を示すグラフ図である。
【図5】他の実施の形態を示す消音装置の全体構成を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図6】同じく各消音スプリッターの概略平面図であ
る。
る。
【図7】本発明の別の実施の形態における消音装置と従
来の消音装置の減音量の比較を示すグラフ図である。
来の消音装置の減音量の比較を示すグラフ図である。
【図8】ガスタービンを用いた発電設備の全体概略図で
ある。
ある。
【図9】従来の消音スプリッターの単体斜視図である。
1 消音装置 2 排気ダクト 3 排気流路 4 消音スプリッター 5 消音スプリッター本体 6 消音室 7 仕切り壁 8 側壁 10 吸音孔 11 吸音孔 12 中間部 13 上流部 14 下流部 15 音波 S1 上流部および下流部の通路面積 S2 中間部の通路面積
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 修理 英幸 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内 (72)発明者 寺尾 真治 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 箱体によって形成される熱流路に設けら
れ、互いに所定の間隔を置いて複数個並べて設置された
消音スプリッターから構成される消音装置であって、各
消音スプリッター本体の表面に複数の吸音孔が形成さ
れ、各消音スプリッター本体の表面積に対する各吸音孔
の合計面積である開孔率が、各消音スプリッター本体の
排気上流部、排気下流部に対して中間部で所定の割合だ
け大きく設定されたことを特徴とする消音装置。 - 【請求項2】 箱体によって形成される熱流路に設けら
れ、互いに所定の間隔を置いて複数個並べて設置された
消音スプリッターから構成される消音装置であって、各
消音スプリッター本体の、排気上流部および中間部にそ
れぞれ複数の吸音孔が形成され、各消音スプリッター本
体の表面積に対する各吸音孔の合計面積である開孔率
が、各消音スプリッター本体の排気上流部に対して中間
部で所定の割合だけ大きく設定されたことを特徴とする
消音装置。 - 【請求項3】 箱体によって形成される熱流路に設けら
れ、互いに所定の間隔を置いて複数個並べて設置された
消音スプリッターから構成される消音装置であって、各
消音スプリッター本体の、排気下流部および中間部にそ
れぞれ複数の吸音孔が形成され、各消音スプリッター本
体の表面積に対する各吸音孔の合計面積である開孔率
が、各消音スプリッター本体の排気下流部に対して中間
部で所定の割合だけ大きく設定されたことを特徴とする
消音装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7273780A JPH09112244A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | 消音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7273780A JPH09112244A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | 消音装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09112244A true JPH09112244A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=17532480
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7273780A Pending JPH09112244A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | 消音装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09112244A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8863894B2 (en) | 2012-01-30 | 2014-10-21 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Silencer and rotating machine equipped therewith |
| US9970358B2 (en) | 2012-03-14 | 2018-05-15 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Exhaust flue |
| JP2020026950A (ja) * | 2018-08-13 | 2020-02-20 | 黄渤為Po−Wei Huang | 消音箱構造 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63123716U (ja) * | 1986-09-19 | 1988-08-11 | ||
| JPH07217423A (ja) * | 1994-01-31 | 1995-08-15 | Toshiba Corp | 排気サイレンサ |
-
1995
- 1995-10-23 JP JP7273780A patent/JPH09112244A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63123716U (ja) * | 1986-09-19 | 1988-08-11 | ||
| JPH07217423A (ja) * | 1994-01-31 | 1995-08-15 | Toshiba Corp | 排気サイレンサ |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8863894B2 (en) | 2012-01-30 | 2014-10-21 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Silencer and rotating machine equipped therewith |
| US9970358B2 (en) | 2012-03-14 | 2018-05-15 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Exhaust flue |
| JP2020026950A (ja) * | 2018-08-13 | 2020-02-20 | 黄渤為Po−Wei Huang | 消音箱構造 |
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