JPH09114861A - 情報管理装置 - Google Patents

情報管理装置

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JPH09114861A
JPH09114861A JP7297430A JP29743095A JPH09114861A JP H09114861 A JPH09114861 A JP H09114861A JP 7297430 A JP7297430 A JP 7297430A JP 29743095 A JP29743095 A JP 29743095A JP H09114861 A JPH09114861 A JP H09114861A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 個々の情報に対応する相対属性の評価基準に
一貫性をもたせ、これによって、設定プロセスや参照プ
ロセスを行う作業者の負担を減少する。 【解決手段】 情報保持手段13に情報及び当該情報に
関する相対属性を組として保持させ、これら組をセッシ
ョンという概念の集合としてセッション保持手段14に
保持させる。セッション保持手段14への組の格納は相
対属性設定手段15によって行われ、格納すべきセッシ
ョンを特定して組を格納する。作業者から情報又は相対
属性が指定されると、組提示手段16がセッション保持
手段14に保持されているセッションから指定された情
報又は相対属性を要素とする組を特定し、当該組に含ま
れる相対属性又は情報の少なくとも一方を情報保持手段
13から取得して出力する。また、作業者から組が指定
されると、セッション提示手段17がセッション保持手
段14に保持されているセッションから当該組を要素と
して保持するセッションを特定し、当該セッションの要
素である組を情報保持手段13から取得して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報利用者が或る
情報を他の情報とを比較して、その情報について主観的
評価や印象等の相対属性を対応付けておき、後に、相対
属性を参照することで情報を再把握するといった、一連
の情報管理作業を支援する情報管理装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えば、データベースに蓄積された個々
の特許情報について重要度を設定する作業、データベー
スに蓄積された論文情報へキーワードを設定する作業、
WWW(World Wide Web)サービスで提供されるページへ
の重要度や感想、キーワードなどを設定する作業等にお
いては、一般に、これら情報を評価する作業者の主観に
基づいて重要度やキーワード等が設定される。そして、
このように重要度やキーワード等といった主観的評価や
印象等の相対属性を個々の情報に設定しておくことによ
って、作業者が後に情報を参照する場合に、設定されて
いる相対属性を参照することにより当該情報を容易に把
握することができるようになる。
【0003】このような相対属性の設定及び参照の作業
は、個々の情報を他の情報と比較した際に得られる相対
属性をその情報に順次設定したり、すでに設定されてい
る相対属性を修正していく設定プロセスと、後にその相
対属性を参照する参照プロセスとから構成され、これら
一連のプロセスによって設定プロセスにおいて一旦把握
された情報を参照プロセスにおいて再度把握する情報再
把握プロセスが実行されると考えられる。なお、以下の
記述では、簡単のため、設定プロセスの作業の具体例と
して相対属性を新規に与える作業のみを記載している
が、設定プロセスの作業として既存の相対属性を修正す
る作業を考えても全く同様の効果を得られることは明ら
かである。この再把握プロセスにおいて、相対属性は当
該相対属性を設定した作業者が或る視点から特許情報等
を要約した結果得られた情報と考えることができる。こ
のため、特許情報等を参照するときに、設定の際の視点
と同一の視点をもっていれば、相対属性のみを参照する
だけで特許情報等を把握することができ、参照作業の効
率が大幅に向上する。
【0004】ここで、従来では、上記のような再把握プ
ロセスを支援するために、次のような情報管理装置が用
いられていた。すなわち、設定プロセスでは作業者が設
定した相対属性を情報と対応付けて保持させ、参照プロ
セスでは作業者から情報又は相対属性の一方が入力され
ると、保持されている他方(相対属性又は情報)を特定
して作業者に提示する。このような情報管理装置の例と
して、「情報箱(商品名)」という装置が実用されてい
る。この装置では、文書毎に任意の数のキーワードを対
応付けて保持しておき、作業者からキーワードが与えら
れるとそのキーワードに対応付けられている文書群を検
索して提示する。そして、検索結果の文書内容を表示す
る際には、その文書に対応付けられているキーワードを
同時に表示する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の再把
握プロセスにおける設定プロセスを、複数の作業者が分
担して実行する状況を想定すると、情報とその情報に設
定される相対属性との対応関係を決定する際に明示的ま
たは暗黙のうちに用いている基準は、各作業者毎に異な
ることが一般的である。また、特に基準が暗黙のうちに
用いられている場合には、単一の作業者が長い時間をか
けて実行する状況を想定すると、同一の設定者でも情報
と相対属性との対応関係は時間の経過と伴に変動してし
まいがちである。このため、多数の情報を蓄積したデー
タベース等においては、相対属性が異なる基準に基づい
て設定された情報が混在することになる。
【0006】しかしながら、参照プロセスでは、複数の
情報が同時に参照対象となることが一般的であるため、
作業者が設定基準の異なる相対属性に基づいて個々の情
報を把握することなり、結果的に参照作業者が情報を誤
って把握してしまうという問題点があった。例えば、2
名の作業者Aと作業者Bを想定し、彼らに特許Y及び特
許Zに関する設定プロセスをそれぞれ実行させて重要度
を設定させたところ、図27(1)に示すような結果を
得たとする。すなわち、重要度を高い順に、◎、○、
△、×として示すと、特許Yに対して作業者Aは重要度
◎に作業者Bは重要度○に設定し、特許Zに対して作業
者Aは重要度△に作業者Bは重要度×に設定したとす
る。この結果から、作業者Aの方が作業者Bよりも甘い
評価をする傾向があり、作業者Aと作業者Bの間に情報
に対する相対属性の基準に差異が存在している。
【0007】また、このような作業者Aと作業者Bが分
担して、特許A、特許B、特許C、特許Dを対象に同様
な設定プロセスを行ったところ、図27(2)に示すよ
うな結果を得たとする。すなわち、作業者Aは特許Aに
対して重要度△に特許Bに対しては重要度○に設定し、
作業者Bは特許Cに対して重要度×に特許Dに対しては
重要度○に設定したとする。図27の(1)と(2)と
の結果から、特許Bと特許Dには同じ”○”の評価がな
されているが、作業者Aと作業者Bでは評価基準が異な
っているので、例えば作業者Aが特許Dを評価すると結
果は”△”または”×”になることが予想されるといっ
たように、客観的に見ると重要度の信頼性が乏しいもの
となっている。そして、図27(2)に示した設定結果
を対象にして、他の作業者Cによる参照プロセスが行わ
れたとすると、作業者Cは設定プロセスにおいて利用さ
れた各作業者毎の評価基準を知らないことが一般的であ
るため、”○”の評価がなされた特許Bと特許Dを同じ
程度に重要であると誤って判断してしまうことが発生し
得る。
【0008】また、例えば、作業者Dが上記の特許A、
特許B、特許C及び特許Dに対する重要度を図27
(3)に示すように順次設定していく設定プロセスで、
特許Aと特許Bに対する設定を行ってから特許Cと特許
Dに対する設定を行うまでの間に長い時間的空白が生じ
た結果、特許A及び特許Bの設定時に利用された評価基
準と特許C及び特許Dの設定時に利用された評価基準と
の間に差異が発生したとする。この結果から、特許A及
び特許Bにおける評価は上記の作業者Aと同様である
が、上記の作業者Bが評価に差をつけていた特許C及び
特許Dを同じ”△”と評価している。このことから、作
業者Dは、特許A及び特許Bの評価と比較して特許C及
び特許Dの評価時には、重要度の差に対して鈍感になっ
ていたということが分かる。このことは、特許A及び特
許Bの評価と特許C及び特許Dの評価との間に重要度の
程度に差異が存在するということである。この設定結果
を対象に他の作業者Cによる参照プロセスが行われる
と、上記の例と同様に、特許A、特許C及び特許Dを同
じ程度に重要であるという誤った判断が下されてしまう
ことがあり得る。
【0009】本発明は上記従来の事情に鑑みなされたも
ので、個々の情報に対応する相対属性の評価基準に一貫
性をもたせ、これによって、設定プロセスや参照プロセ
スを行う作業者の負担を減少する情報管理装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の情報管理装置で
は、情報保持手段に情報及び当該情報に関する相対属性
を組として保持させる一方、これら組をセッションとい
う概念の集合としてセッション保持手段に保持させる。
このセッション保持手段への組の格納は相対属性設定手
段によって行われ、情報保持手段に保持された組に対し
て格納すべきセッションを特定し、特定したセッション
の要素として当該組を格納する。そして、作業者等から
情報又は相対属性が指定されると、これに基づいて、組
提示手段がセッション保持手段に保持されているセッシ
ョンから指定された情報又は相対属性を要素とする組を
特定し、特定された組に含まれる相対属性又は情報の少
なくとも一方を情報保持手段から取得して出力する。ま
た、作業者等から組が指定されると、これに基づいて、
セッション提示手段がセッション保持手段に保持されて
いるセッションから当該組を要素として保持するセッシ
ョンを特定し、特定されたセッションの要素である組を
情報保持手段から取得して出力する。
【0011】すなわち、セッションには同一の評価基準
に基づいて相対属性の設定が行われた情報と当該相対属
性の組を要素とする集合が含まれ、設定プロセスにおい
て、相対属性設定手段により情報へ相対属性が設定され
る。この時、相対属性設定手段は情報と相対属性の組を
要素とすべきセッションを決定するが、この決定方法と
しては例えば次のようなものとされる。 i)セッション保持手段に保持されているセッションを
一覧表示し、その中から作業者にセッションを指定させ
る。 ii)設定日時、設定作業者、直前に相対属性が表示さ
れた組、設定した瞬間から近い時刻(設定した時刻も含
む)に参照していた他の組、設定した瞬間から近い時刻
に参照していた他の組のうち参照時間が長かったもの、
等といった設定時の状況記述に基づいて、セッション保
持手段に保持されたセッションを決定するための規則を
用意しておき、実際に設定が行われた状況を当該規則に
適用してセッションを決定する。
【0012】一方、参照プロセスでは、参照対象の情報
や相対属性を特定すると、組提示手段によって対応する
相対属性や情報が提示される。この中から参照作業者が
参照対象の組を特定し、その組をセッション提示手段に
入力すると、入力された組が属するセッション中の他の
組が得られて表示される。この表示された組に含まれる
相対属性群は一貫性の高い評価基準に基づいて設定され
ており、この一連の作業を参照対象の組に対して行って
いくことで、参照対象の組とセッションとの対応関係を
把握できる。そして最後に、参照した組が複数のセッシ
ョンにまたがっている場合は、それらセッションの間で
相対属性の補正を行い、補正された相対属性群を参照す
ることで情報の再把握を完了する。この装置を用いるこ
とにより、或る情報と相対属性との組を参照するとき
に、この組に対するとは異なる評価基準に基づいて相対
属性が設定された組を明確に区別できる。このため、参
照対象の情報の内、評価基準の一貫性を向上させるため
の補正を行うべき情報の組をより明確に特定でき、作業
における負担を軽減させることができる。
【0013】また、本発明の情報管理装置では、上記の
情報管理装置において、前記セッション保持手段は、複
数の組を有向グラフで連結させたセッションを保持し、
また、前記相対属性設定手段は、前記情報保持手段に保
持された組に対して他の組を所定の基準に基づいて選択
して、前記保持された組と当該選択された他の組とを有
向グラフで連結させて格納し、また、前記セッション提
示手段は、特定されたセッション中で前記指定された組
及び当該組と有向グラフで連結された組を出力するもの
である。
【0014】すなわち、この情報管理装置におけるセッ
ションは、上記の情報管理装置におけるセッションの構
成要素である組の間に有向アークを設定した結果得られ
る有向グラフである。そして、相対属性設定手段では、
情報と相対属性の組をセッションに格納する際に、組に
対応するノードを一方の端とし、セッションに格納され
ている他の組(ノード)を他方の端として、これらノー
ドを有向アークで連結する。他方の端となるノードの決
定方法は、例えば以下のように実現することができる。 i)設定作業者に問い合わせ、ノードを指定させる。 ii)設定日時、設定作業者、設定作業グループ、一定
時間よりも最近に参照された組、一定時間よりも最近に
一定時間以上参照された組、設定された瞬間に表示され
ていた組などといった設定時の状況を基づいて、ノード
を決定するための規則を用意しておき、実際に設定が行
われた状況をその規則に適用してノードを指定する。
【0015】また、個々で設定される有向アークには、
属性として重みが設定されてもよい。 重みを決定する
要因としては、以下のものが利用可能である。 ・アークの一端に対応する組が参照(組が表示されてい
るウインドウをポップアップするなどして)されてか
ら、アークの他端に対応する組が設定されるまでの時間
差、 ・アークの一端に対応する組が設定される前に、アーク
の他端に対応する組が参照されていた時間、 ・アークの一端に対応する組が設定された瞬間に、アー
クの他端に対応する組が表示されていたか否か、もし表
示されていたなら、表示装置における両者の表示部の位
置関係はどのようなものであったか(垂直方向及び水平
方向の偏差はどれほどか)、 また、個々で設定される有向アークのセマンティクス
は、設定プロセスを通じて一貫していなくてはならな
い。例えば、有向アークの開始端には設定された組に対
応するノードが接続され、終了端には開始端の組設定時
に参照されていた組に対応するノードが接続されるとい
うように有向アークのセマンティクスが定められたら、
この意味はセッション保持手段中の全ての有向アークに
適用されなくてはいけない。
【0016】一方、参照プロセスにおいては、情報と相
対属性の組、または、セッションをセッション保持手段
に入力すると、セッションに対応する有向グラフの全部
または一部が表示される。この時、セッションに対応す
る有向グラフ中のノードの集合から部分集合を特定し、
部分グラフを決定する処理が行われる。この特定作業で
は、入力した組に対応するノードを基点として有向アー
クを開始端から終了端に向かってたどり、参照者などに
よって定められた一定の影響関係値以上で到達出来るノ
ードまで特定する。そして、特定されたノード群からな
る部分グラフが決定される。
【0017】上記処理では、単一有向グラフ中にあるノ
ードが他のノードへ及ぼす影響関係が数値として算出出
来ることを前提としている。あるノードAから他のノー
ドBへの影響関係は、例えば以下のようにして算出出来
る。 ・ノードBからアークを一つだけたどってノードAに到
達出来れば、たどったアークの重みが影響関係となる。
到達出来ない場合には影響関係はないと考える。 ・ノードBからノードAまでアークを任意の数だけたど
る。 −たどったアークのうち、最初のアークの重みが二つ目
以降のアークの重みよりも大きな影響を与えるものとし
て影響関係を計算することも可能である。 ・ノードBからノードAまでのパスが複数存在する場
合、ノードAからノードBへの影響関係は、個々のパス
による影響関係の総和となる。 この時、セッションの有向グラフの全部を表示し、上記
で決定された部分グラフのみを有向グラフの他の部分と
区別して表示してもよい。また、上記の条件を満たした
部分グラフのみを表示してもよい。また、部分グラフに
は、入力した組に対応するノードが含まれるので、その
ノードを部分グラフ中の他のノードと区別するように表
示してもいい。
【0018】このように有向グラフを用いた情報管理装
置では、決定された有向グラフ中のノードに対応する相
対属性群以外の相対属性は、参照対象の相対属性とは別
個の評価基準に基づいて設定されており、互いに補正を
行う必要があると考えられる。さらに、有向グラフ中の
ノードに関しても、参照対象の組に対応するノードに対
して大きな影響関係を及ぼす他のノードは、一貫性のよ
り高い評価基準に基づいて設定されていると考えられ
る。したがって、或る情報と相対属性との組を参照する
時に、この組に対すると似通った評価基準に基づいて相
対属性が設定された組を他の組と明確に区別できるだけ
でなく、比較的似通った評価基準に基づいて設定された
組の集合の中でも、評価基準の一貫性を更に比較し、一
貫性のより低いものの間のみについて補正を行えばよい
ので、参照作業者の負担は更に軽減される。
【0019】以上の説明では、設定プロセスの結果を参
照プロセスで再び把握するという一連の情報再把握プロ
セスが想定されていた。一方、実際の情報再把握プロセ
スでは、設定プロセスの結果を参照しながら、着目して
いる組の集合について高い一貫性を持った評価基準に基
づく相対属性を設定するまで補正を繰り返すことが一般
的である。この場合には、あるノードに着目した場合
に、評価基準の一貫性を求める対象は、そのノードに影
響関係を及ぼしている他のノードだけはなく、そのノー
ド自身が影響関係を及ぼしている他のノードも含まれる
ことが多い。
【0020】このような状況に対応するため、本発明の
情報管理装置では、設定プロセスにおける有向アーク設
定時に、設定されたアーク開始端を終了端とし、アーク
終了端を開始端とする逆有向アークを設定できる。この
時、有向アークと逆有向アークを区別出来るように、一
方のみにマークを設定したり、両アークの表現形式を異
なったものにする。一方、参照プロセスで特定のノード
に着目した時には、そのノードを開始端とする逆有向ア
ークを利用することで、そのノードに一定量以上の影響
関係を及ぼすノードだけでなく、そのノードが一定量以
上の影響関係を及ぼすノードも決定対象の部分グラフの
要素とすることが出来る。
【0021】
【発明の実施の形態】図1〜図15を参照して本発明の
第1実施例に係る情報管理装置を説明する。図1に示す
ように、本実施例の情報管理装置は、設定プロセス及び
参照プロセスに際して作業者が操作する入出力装置11
と、入出力インタフェース12と、情報と相対属性との
組を保持する情報保持部13と、組の集合であるセッシ
ョンを保持するセッション保持部14と、組を特定のセ
ッションに格納する相対属性設定部15と、情報又は相
対属性の指定に対して組として対応する相対属性又は情
報の内の少なくとも一方を出力する組提示部16と、組
の指定に対して当該組が属するセッション中の組を出力
するセッション提示部17と、を備えている。なお、本
実施例を含めた各実施例で用いられる構成要素は、パー
ソナルコンピュータやワークステーション等といった計
算機上の資源及び周辺機器を用いて実現される。
【0022】入出力装置11は、入力装置と出力装置と
を有し、入力装置は設定作業者又は参照作業者から入力
された各種の指示を入出力インタフェース12に入力
し、出力装置は、入出力インタフェース12から得た表
示イメージデータを可視化して設定作業者又は参照作業
者にディスプレイ表示等して提示する。入力装置は例え
ばマウスやキーボードと計算機プログラム等を利用して
容易に実現でき、また、出力装置は例えばディスプレイ
とディスプレイ制御用の計算機プログラム等を利用して
容易に実現できる。
【0023】入出力インタフェース12は、入出力装置
11を介して設定作業者及び参照作業者にグラフィカル
ユーザインタフェース(GUI)のイメージを表示し、
更に、組提示部16やセッション提示部17からの出力
を得てGUI上にその情報を表示する。また、入出力イ
ンタフェース12は、入出力装置11を介して行われる
設定作業者や参照作業者からの指示を獲得し、必要に応
じてディスプレイに表示中の情報や相対属性を相対属性
設定部15、組提示部16、セッション提示部17に入
力する。この入出力インタフェース12は、例えば”X
Toolkit プログラミングOPENLOOK版
第1版(D.A.ヤング/J.A.ピュー著、川出恭
輔訳、株式会社トッパン、1992年発行、ISBN4
−8101−8537−0)”で記載されている計算機
プログラムを利用することで容易に実現できる。
【0024】情報保持部13は、読み出し書き込み自在
な半導体メモリや磁気ディスク等といった計算機の記憶
領域上に実現される。本実施例では、情報保持部13に
保持される情報は”特許A”、”特許B”、”特許C”
及び”特許D”という名称の4つのファイルであり、ま
た、情報保持部13に保持される相対属性は”◎”、”
○”、”△”及び”×”という特許の重要度である。な
お、”◎”、”○”、”△”、”×”は重要度を高い順
に示すマークである。
【0025】セッション保持部14は、情報保持部13
とは領域を分けて、計算機の記憶領域上に実現される。
本実施例の初期状態においては、セッション保持部14
に保持されているセッションは”セッション1”及び”
セッション2”の2つであり、初期状態においてこれら
のセッションには要素の組は保持されていないものとす
る。なお、本実施例では、個々のセッションをファイル
として実現しているが、各セッション及び組に対応する
スキーマを定義することで、セッション保持部14をデ
ータベース上に実現することも可能である。相対属性設
定部15は、相対属性の設定手続きを記述した計算機プ
ログラムで実現され、情報保持部13に保持されている
情報と相対属性との組を入力として、セッション保持部
14中のセッションから当該組を要素として保持するべ
きセッションを特定し、当該組を特定したセッションの
要素として格納する。
【0026】組提示部16は、組提示に関する手続きを
記述した計算機プログラムで実現され、情報保持部13
に保持されている情報又は相対属性を入力として、当該
入力された情報又は相対属性を要素とする組をセッショ
ン保持部14中から特定し、特定した組の全部又は一部
に含まれる情報又は相対属性の少なくとも一方を情報保
持部13から得て入出力装置11に出力する。セッショ
ン提示部17は、セッション提示に関する手続きを記述
した計算機プログラムで実現され、情報と相対属性の組
を入力として、当該入力された組を要素として保持する
セッションをセッション保持部14中から特定し、特定
されたセッションの要素である組の全部又は一部を情報
保持部13から得て入出力装置11に出力する。
【0027】次に、上記構成を有する情報管理装置の動
作について、具体例を用いて詳細に説明する。なお、以
下の説明では、情報保持部13に保持されている4つの
特許情報に対する設定プロセスを2名の作業者Aと作業
者Bが分担して実行し、後に、別の作業者Cが情報保持
部13に保持されている4つの特許情報を全て対象とし
た参照プロセスを実行するものとする。
【0028】まず、本実施例における設定プロセスの大
まかな手順を図2を参照して説明する。設定作業者によ
って情報に設定すべき相対属性が入出力装置11から入
力されると(ステップS21)、入力された相対属性と
設定対象の情報が組として相対属性設定部15に入力さ
れる(ステップS22)。そして、相対属性設定部15
が当該組が属すべきセッションをセッション保持部14
中から決定し、決定したセッションの要素として当該組
を格納する(ステップS23)。なお、この一連の動作
手順は相対属性を設定する度に実行される。
【0029】次に、上記の各ステップS21〜S23に
ついて、具体的な状況例に基づいて詳細に説明する。設
定プロセスが開始される時点では、入出力装置11には
図3に示すような特許一覧ウィンドウがディスプレイ表
示され、この特許一覧ウインドウには設定担当の作業者
名と相対属性を設定すべき特許情報の名称が表のセル中
に一覧表示される。なお、図3に示す時点では、2名の
内の最初の設定作業者Aと、設定作業者が相対属性の設
定を担当する特許情報名”特許A”及び”特許B”が表
示されている。
【0030】このディスプレイ表示を見た設定作業者A
は、更に、セル中の特許情報の内容を参照し、ステップ
S21において対応する相対属性を決定して設定する。
具体的には、設定作業者Aがセル中の特許情報名を入出
力装置11のマウス等で選択して、情報参照指示(「表
示...」ボタン押下)を与えると、入出力インタフェ
ース12が情報保持部13から対応する情報を特定し、
当該情報を入出力装置11を介して設定作業者に表示す
る。例えば、”特許A”を選択した場合には、図4に示
すように、特許情報Aの内容がディスプレイ表示され、
設定作業者Aは表示された特許情報の内容を参照しなが
ら設定すべき相対属性を決定する。
【0031】そして、設定作業者Aが相対属性設定の指
示を「OK」ボタンを押下して入出力インタフェース1
2に与えると、入出力インタフェース12が図5に示す
ような相対属性設定ウィンドウをディスプレイ表示し、
設定作業者Aに提示する。これに対して、設定作業者A
が決定した相対属性をウィンドウ上に記入し、図6に示
すように「設定」ボタンを押下することで設定を終了す
る。なお、図5及び図6に示す例では、設定作業者Aに
よって、特許情報Aに対して重要度”△”といった相対
属性が設定されている。
【0032】そして、ステップS22の処理では、上記
の「設定」ボタンが押下された時点での情報と相対属性
が組となり、相対属性設定部15に入力される。ここで
は、情報”特許A”と相対属性としての重要度”△”の
組が入力されることになる。そして、ステップS23の
処理では、相対属性設定部15によって組の属すべきセ
ッションが決定される。本実施例では、相対属性設定部
15が入出力装置11を介して設定作業者Aにセッショ
ン保持部14中のセッションを一覧表示し、その中から
先ほど設定された組が要素となるべきセッションを設定
作業者Aが選択するものとする。ここでは、設定作業者
Aが、図7に示すように一覧表示されたセッション1及
びセッション2の内からセッション1を選択し、「O
K」ボタンを押下することによって選択を決定したもの
とする。
【0033】なお、本実施例では相対属性設定部15が
設定作業者にセッションを指定させることで組が属する
セッションを決定しているが、相対属性設定部15にセ
ッションを決定するための規則及び個々の組に対応する
セッションを決定する手続きを用意しておき、それらを
利用してセッションを決定することももちろん可能であ
る。このために、例えば、下記のような規則が実現可能
である。 i)設定作業者や設定作業グループに対応するセッショ
ンを予め用意しておき、設定時には設定作業者や設定作
業グループメンバの認証を行って設定作業者を特定し、
その設定作業者が行った設定作業の結果は対応するセッ
ションの要素として登録するようにする。 ii)所定の時間によってセッションを分けて、一定時
間以上作業が行われなければ、それ以降の設定作業結果
を別のセッションの要素として登録するようにする。 iii)相対属性が文字列で表現されるとき、相対属性
の部分文字列のマッチング結果に応じて登録されるべき
セッションを決定するようにする。
【0034】iv)一定の時間帯に対応するセッション
を用意する。例えば、「10月9日の午後5時から午後
6時の間に設定作業が行われた組が属すべきセッショ
ン」などが用意される。時間帯の単位としては、時間の
他に例えば日、週、月などが利用可能である。 v)設定作業者の集団に対応するセッションがあっても
よい。 vi)相対属性が数値で示される時、相対属性値の範囲
に関する条件を満たすか否かによって、登録されるべき
セッションを決定するようにする。 vii)設定した瞬間から近い時刻(設定した瞬間も含
む)に参照していた他の組が属しているセッションを特
定する。 viii)設定した瞬間から近い時刻に参照していた他
の組のうち、参照時間が長かったものが属しているセッ
ションを特定する。
【0035】また、本実施例における作業者Aは、設定
対象の特許情報の内容のみを参照して相対属性を決定し
ているが、ステップS23の処理で特許A以外の特許情
報について既に設定されている重要度を参照する参照プ
ロセスを行ってから、相対属性を決定することももちろ
ん可能である。
【0036】そして、特定されたセッションに情報と相
対属性の組が登録され、一連の動作を終了する。この時
点でセッション保持部14に格納されているセッション
1のセッションファイルには、図8に示すように、セッ
ションの名称”NAME”として”セッション1”、セ
ッション1中の各組の識別子”ID”として”1”、組
に属する情報のファイル名”INFO”として”特許
A”、組に属する相対属性”ATTR”として重要度”
△”が記述される。なお、情報の内容はセッション保持
部14と同一のメモリ或いは外部のメモリに格納されて
おり、”INFO”の記述内容に基づいて情報の内容が
読み出される。
【0037】以上の一連の処理によって、設定作業者A
による”特許A”への相対属性の設定作業が完了し、更
に、上記と同様な処理によって、設定作業者Aが”特許
B”を対象にした相対属性の設定を行い、また、設定作
業者Bが”特許C”及び”特許D”を対象にした相対属
性の設定を行う。このような”特許A”、”特許
B”、”特許C”及び”特許D”という4つの情報を対
象としたそれぞれの設定作業によって、セッション保持
部14に格納されているセッションファイルには、図9
に示すようにセッション1及びセッション2についての
記述がなされる。すなわち、”特許B”はセッション1
内に組ID”2”、重要度”○”として記述され、”特
許C”はセッション2内に組ID”1”、重要度”×”
として記述され、”特許D”はセッション2内に組I
D”2”、重要度”○”として記述されている。
【0038】上記の設定プロセスの後に参照プロセスが
実行されるが、まず、本実施例における参照プロセスの
大まかな手順を図10を参照して説明する。参照作業者
によって、情報と相対属性の組を参照する作業を行う
か、参照している組に対応するセッションを参照する作
業を行うか、作業を終了するかの選択指示がなされると
(ステップS101)、この指示に従って以下の処理が
実行され、終了指示の場合には動作を終了する。まず、
組の参照が選択された場合には、組提示部16に対して
情報又は相対属性が入力され、組提示部16によって入
力された情報又は相対属性を要素とする組がセッション
保持部14から特定される(ステップS102)。次い
で、特定された組に関する情報及び相対属性が情報保持
部13から取得されて、入出力インタフェース12を介
して表示される(ステップS103)。
【0039】一方、セッションの参照が選択された場合
には、セッション提示部17に対して情報と相対属性の
組が入力され、セッション提示部17によって入力され
た組を要素とするセッションがセッション保持部14か
ら特定される(ステップS104)。次いで、特定され
たセッションに関する情報(セッションの要素となる組
やその組の要素である情報及び相対属性)がセッション
保持部14及び情報保持部13から取得されて、入出力
インタフェース12を介して表示される(ステップS1
05)。
【0040】次に、上記の各ステップS101〜S10
5について、具体的な状況例に基づいて詳細に説明す
る。なお、この設定プロセスは、上記の設定プロセスが
行われた後に、設定作業者でない別の参照作業者Cが”
特許A”、”特許B”、”特許C”及び”特許D”の重
要度を把握しようとしている。参照プロセスが開始され
る時点では、入出力装置11には図11に示すような特
許一覧ウィンドウがディスプレイ表示され、この特許一
覧ウインドウには特許情報の名称と相対属性を設定した
担当作業者の名称が表のセル中に一覧表示される。な
お、図11に示す時点では、設定プロセスでの設定作業
者Aと設定作業者B、及び、設定作業者Aによって相対
属性が設定された”特許A”及び、”特許B”、設定作
業者Bによって相対属性が設定された”特許C”及
び、”特許D”、が表示されている。
【0041】このディスプレイ表示を見た設定作業者C
は、ここでは、まず第1の参照対象として”特許A”を
選択し、図4と同様に情報参照の指示を出す(「情
報...」ボタンを押下する)ことで、入出力インタフ
ェース12を介して”特許A”の情報を参照する。そし
て、この状態からステップS101において相対属性の
参照指示を出す(「相対属性参照ボタン」を押下する)
と、ステップS102において、情報”特許A”が入出
力装置11を介して組提示部16に入力され、情報”特
許A”を要素の一方に持つ組がセッション保持部14中
のセッションから特定される。そして、ステップS10
3において、この特定された組に関する情報と相対属性
が図12に示すように参照作業者Cにディスプレイ表示
される。
【0042】続いて、情報管理装置は参照作業者Cから
の指示待ち状態に入るが(ステップS101)、本実施
例では、作業者Cが表示されている相対属性と同様の評
価基準に基づいて設定された他の組を参照しようとし
て、図13に示すように相対属性の重要度”△”を選択
し、「セッション」ボタンを押下したものとする。この
結果、参照作業者Cが情報と相対属性の組を選択したの
で、情報管理装置によってステップS104へ進むべき
であるという判断が下される。
【0043】このステップS104における処理では、
直前のステップS102及びS103で選択された情報
と相対属性の組がセッション提示部17に入力され、入
力された組を要素として持つセッションがセッション保
持部14から特定される。そして、特定されたセッショ
ンに関する情報が情報保持部13及びセッション保持部
14から取得されて、図14に示すように入出力装置1
1を介して参照作業者Cにディスプレイ表示される。す
なわち、特許一覧ウインドウに表示されていた情報の内
の特定されたセッションの要素に含まれている情報が反
転表示され、本実施例では、情報”特許A”と相対属性
の重要度”△”との組はセッション1の要素なので、セ
ッション1に属している組の情報である”特許A”と”
特許B”が反転表示される。
【0044】上記の作業に続いて、参照作業者Cが情
報”特許B”を選択してセッション要素の相対属性の表
示指示を出す(この状態で「相対属性...」ボタンを
押下する)と、セッション1に属する組で”特許B”を
情報に持つもの(セッション名”セッション1”、組I
D”2”)の相対属性として重要度”○”がディスプレ
イ表示される。これにより、作業者Cはセッション1に
属する2つの特許については重要度を直接比較して、再
把握することができる。さて、作業者Cは続いてセッシ
ョン1に属さない”特許C”及び”特許D”についても
重要度を参照していくこととなるが、この参照作業を行
う際にも、”特許A”及び”特許B”に関する重要度を
参照したときと同様な一連の作業が行われる。そして、
情報”特許C”と重要度”×”の組(以下、「特許C/
重要度:”×”」と略記)、及び、情報「特許D/重要
度:”○”」の組がセッション2の要素であることがデ
ィスプレイ表示されて明らかになる。
【0045】この後は、参照作業者Cによるセッション
間での補正が行われるが、同一の評価基準で相対属性が
設定された組は同一のセッションとしてグループ化した
ことにより、この補正作業では同一のセッションに属す
る重要度同士は補正を考慮する必要がないと判断でき
る。したがって、参照作業者Cはこのような知識を用い
て補正作業を進めることができるため、セッション間で
の補正のみを考慮すればよく、補正作業における負担が
軽減される。なお、本実施例のステップS101では、
まず情報を参照し、次いでその情報に設定されている相
対属性を参照することで情報と相対属性の組を決定する
方法を採用したが、先に相対属性を参照し、次いでその
相対属性が設定されている情報を参照することで組を決
定する方法を採用してもよい。
【0046】また、本実施例のステップS104では、
セッションを特定するために入力される組は一つであっ
たが、これ以外の方法でセッションを特定することも可
能である。例えば、一覧表示されている全情報を組提示
部16に入力して各情報を要素とする全ての組を取得
し、それらの組を順次セッション提示部14に入力して
セッションを得る機能を入出力インタフェース12にも
たせることにより、例えば図15に示すような形態で各
セッションに関する情報を参照作業者に対してディスプ
レイ表示することができる。すなわち、図15では、各
行に一覧表示されている情報と、最上列に列挙されてい
るセッション名との交点にフラグが表示されている。図
15でフラグに対応するセルの白黒が反転表示されてフ
ラグが有効であるということは、フラグと同一行の情報
が当該フラグと同一列のセッションの要素中に含まれて
いることを意味する。また、これに対応して、上記のス
テップS102ではフラグを選択した状態での相対属性
表示指示に対して、フラグに対応する組の相対属性を一
覧表示するように構成することも可能である。
【0047】次に、図16及び図17を参照して本発明
の第2実施例に係る情報管理装置を説明する。なお、こ
の第2実施例の情報管理装置では、基本的には上記の第
1実施例で示した各構成要素が用いられため、図1も以
下の説明において参照する。但し、本実施例において
は、セッション保持部14には、第1実施例でも保持さ
れていたセッション1及びセッション2に加え、セッシ
ョン3が保持されているものとする。
【0048】以下に本実施例の情報管理装置の動作につ
いて、具体例を用いて詳細に説明するが、本実施例で
は、3名の設定作業者A、設定作業者B及び設定作業者
Dが分担して情報保持部13に保持されている4つの特
許情報に対する設定プロセスを実行し、後に、別の作業
者Cがこれら全ての特許情報を対象とした参照プロセス
を実行するものとする。なお、作業者Aと作業者Bとが
行う具体的な作業対象及び作業手順も第1実施例で示し
たものと同一であるが、作業者Dは作業者A及び作業者
Bの作業結果を参照しながら自分が設定対象とすべき特
許を決定していくものとする。また、本実施例の設定プ
ロセスにおいても、大まかな処理手順は図2に示したも
のと同一であるので説明を省略する。
【0049】まず、設定作業者A及び設定作業者Bが設
定プロセスの作業を終えた時点で、図16(1)に示す
ように、情報と相対属性との組が生成され、これら組が
属するセッションが決定されたとする。すなわち、設定
作業者Aによって、”特許A”と”特許B”とがそれぞ
れ重要度”△”と重要度”○”とを設定されてセッショ
ン1に格納され、設定作業者Bによって、”特許C”
と”特許D”とがそれぞれ重要度”×”と重要度”○”
とを設定されてセッション2に格納されているとする。
また、設定作業者Dは、入出力インタフェース12を介
して上記の設定結果を把握し、自分が相対属性の設定を
行うべき情報を決定して設定作業を行う。ここでは、”
特許B”及び”特許D”が選択され、図16(2)に示
すように、”特許B”と”特許D”とが重要度”○”
と”×”とを設定されてセッション3に格納されたもの
とする。
【0050】上記の設定プロセスの後に参照プロセスが
実行されるが、まず、本実施例における参照プロセスの
大まかな手順は前記した第1実施例と同一である。但
し、本実施例では、組「特許B/重要度”○”」や組
「特許D/重要度”○”」が図10のステップS101
で選択された直後に実行されるステップS104におい
て、組を要素に持つセッションが複数特定される。例え
ば、ステップS101において組「特許B/重要度”
○”」が選択され、ステップS104及びS105が実
行されると、図17に示すような結果が入出力装置11
にディスプレイ表示される。この結果表示は図15で説
明ししたものと同様であるが、設定作業者Dによる処理
に対応して、”特許B”及び”特許D”に対応する行に
2つの有効なフラグが存在している。
【0051】参照作業者Cは、上記の表示結果を参照す
ることで、セッション1とセッション2の要素の論理和
を取ると参照対象の全ての情報に対応する組を得ること
ができることや、セッション3がセッション1及びセッ
ション2の両方と同一の要素を共有していることを知る
ことができる。したがって、この知識に基づいて、作業
者Cは第1実施例と同様にしてセッション1及びセッシ
ョン2に属する相対属性を参照し、次いで、セッション
提示部17や組提示部16を利用してセッション3に属
する組を参照し、その中からセッション1又はセッショ
ン2の要素にも含まれている情報を特定して、同一の情
報に設定されている相対属性を比較する。すなわち、セ
ッション3にも含まれ且つセッション1又はセッション
2にも含まれている情報として、図16(3)に示すよ
うに”特許B”と”特許D”とが特定される。
【0052】すなわち、”特許B”についての比較から
セッション1とセッション3とでの重要度の評価は同じ
であるが、”特許D”についての比較からセッション2
とセッション3とでの重要度の評価が異なるため、参照
作業者Cはセッション1で用いられた重要度の評価基準
よりもセッション2で用いられた評価基準の方が甘いこ
とを知ることができる。以上の一連の作業の後に、作業
者CはステップS101で本装置の終了を指示して補正
作業に入るのであるが、本実施例では第1実施例で得ら
れた知識に加え、セッション1とセッション2の間で情
報と相対属性の対応関係について比較した結果も知識と
して得ているので、いっそう少ない負担で補正作業を実
行することができる。
【0053】次に、図18〜図23を参照して本発明の
第3実施例に係る情報管理装置を説明する。なお、本実
施例の情報管理装置も図1に示した構成を有しており、
以下の説明では図1も参照するが、セッション保持部1
4、相対属性設定部15及びセッション提示部17の機
能が次のように変更されている。まず、セッション保持
部14が保持するセッションは、上記の各実施例におい
ては情報と相対属性との組を要素とする集合を含んでい
たが、本実施例においては情報と相対属性の組を要素と
する有向グラフを含んでいる。
【0054】また、これに伴って、相対属性設定部15
は、まず、入力された組に対応するノードをセッション
保持部14中に生成する。次いで、入力された組との間
にリンクを生成すべき組をセッション保持部14中の組
から特定することを試みた結果、組が特定出来た場合
は、その特定した組を一方の端とし、入力された組を他
方の端とする有向リンクを生成する。一方、組が特定出
来なかった場合は、相対属性設定部15は、入力された
組に対応するノードのみを要素とする有向グラフを当該
セッションに格納する。
【0055】また、セッション提示部17は、情報保持
部13中の情報と相対属性との組が入力されると、当該
組を要素として保持するセッションをセッション保持手
段14から特定し、特定されたセッションの有向グラフ
の部分グラフで入力された組に対応するノードを含むも
のを入出力装置11に出力する。なお、本実施例では、
情報保持部13中に保持される情報として、第2実施例
で用いられた4つの特許情報に加え、”特許E”及び”
特許F”という2つの特許情報が格納されているものと
する。また、セッション保持部14中に保持される情報
として、第1実施例で用いられたセッション1及びセッ
ション2の2つが格納されているものとする。
【0056】次に、本実施例に係る情報管理装置の動作
について、具体例を用いて詳細に説明するが、本実施例
では、2名の設定作業者Aと設定作業者Bが分担して6
つの特許情報A〜Fに対する設定プロセスを実行し、こ
の後に、作業者Cが6つの特許情報を対象とした参照プ
ロセスを実行するものとする。なお、以下の説明では、
設定プロセスが作業者A、作業者Bの順に行われたもの
とし、作業者Aの”特許A”及び”特許B”に対する設
定作業が完了した状態を初期状態とする。
【0057】この初期状態でセッション保持部14中に
設定されているセッションファイルには、例えば図18
に示すような記述がなされている。すなわち、図18
(1)に示すように、セッション1には組ID”1”と
して情報”特許A”と重要度”△”が格納させていると
ともに組ID”2”として情報”特許B”と重要度”
○”が格納されている。そして、組ID”1”について
は有向アークの終点を示す”DEST”が記述され、こ
の記述”2”に基づいて、図18(2)に示すように、
ID”1”の組とID”2”の組とは組ID”1”を起
点とした有向アークで連結されていることが示されてい
る。なお、本実施例では単一の組に接続される有向アー
ク開始端及び有向アーク終了端の数はいずれも一つであ
るが、この数はいくつであっても構わない。また、単一
の組が生成され、その組を開始端とする有向アークが複
数生成されてそれぞれ異なるセッションに属する組が終
了端となることにより、設定プロセスにおいて複数のセ
ッションが連結され、単一のセッションとなることもあ
り得る。
【0058】本実施例の設定プロセスにおいても、大ま
かな処理手順は図2に示したものと同一であるが、ステ
ップS23では、相対属性設定部15によって、ステッ
プS22で指定された組のノードと接続されるべきノー
ドがセッション保持部14中から決定される。このよう
に決定された組と接続される組を決定する方法は、例え
ば、以下に示すような方法やこれらの方法の組合せが利
用可能である。 i)設定作業者にセッション保持部14中の組を一覧表
示し、その中から選択させる。 ii)ステップS22で表示されていた情報に関する組
を自動的に選択する。 iii)ステップS22で指定された組の情報や相対属
性の全部又は一部分を検索条件に利用した検索をセッシ
ョン中の全ての組を対象に行い、検索条件を満たしたも
のを選択する。なお、例えば、相対属性の記述中にステ
ップS22で指定された相対属性と同じ部分文字列を保
持する組を検索する、組に設定されている属性の値がス
テップS22で指定された相対属性と同じ値を保持する
組を検索する、相対属性の記述が数値で表現できる場合
に、その記述が意味する数値とステップS22で指定さ
れた相対属性の記述が意味する数値との偏差が一定量よ
りも小さい相対属性を持つ組を検索する、等といった検
索条件が使用される。また、上記の方法の他に、一定時
間よりも最近に参照された組を選択する、一定時間より
も最近に一定時間以上参照された組を選択する、設定さ
れた瞬間に表示されていた組を選択する、等も利用する
ことが可能である。
【0059】ここでは、上記のi)の方法とii)の方
法を組み合わせて利用し、ステップS23において設定
作業者がノードを決定する際には、入出力装置11には
図19に示すようにセッション保持部14中の組が一覧
表示され、例えばセッション1については組ID”1”
と”2”との組が有向アークで連結して表示される。こ
の表示によって、設定作業者は一覧表示されているリン
クを張る対象の組を特定して選択することとなり、ここ
では、ステップS22で新たに入力されたID”3”の
組に対してID”2”の組がリンクを張る対象として選
択されたものとする。
【0060】この選択に基づいて、相対属性設定部15
がセッション保持部14中のセッションファイルに対し
て、上記で特定された組とステップS22で特定された
組との間にリンクを生成する処理を施す。例えば、上記
で特定された組”2”とステップS22で特定された
組”3”とについての処理結果を図20に示すと、同図
の(1)に示すように、セッション1には更に組ID”
3”として情報”特許C”と重要度”◎”の組が格納さ
れるとともに、組ID”2”については有向アークの終
点を示す”DEST”が”3”として記述される。すな
わち、同図の(2)に示すように、ID”1”の組とI
D”2”の組とが有向アークで連結されている有向グラ
フに対して、更に、ID”3”の組がID”2”の組を
起点とした有向アークで連結されていることが示されて
いる。
【0061】以上で、設定作業者Aによる”特許C”へ
の相対属性の設定作業が終了し、続いて、設定作業者B
による”特許D”、”特許E”及び”特許F”への相対
属性の設定作業が行われる。この設定作業の手順は上記
の手順と同様であり、結果として、セッション2につい
ては図21(1)に示すように、”特許D”について
は”○”、”特許E”については”◎”、”特許F”に
ついては”×”といった重要度が設定される。また、セ
ッション保持部14のセッション2のファイルには図2
1(2)に示すように、ID”1”の組「特許D/重要
度”○”」について”DEST”が”2”と記述され、
ID”2”の組「特許E/重要度”◎”」について”D
EST”が”3”と記述され、同図の(3)に示すよう
に、ID”1”の組「特許D/重要度”○”」、ID”
2”の組「特許E/重要度”◎”」、ID”3”の組
「特許F/重要度”×”」が順次有向アークで連結され
ていることが示されている。
【0062】上記の設定プロセスの後に参照プロセスが
実行されるが、本実施例における参照プロセスの大まか
な手順は前記した第1実施例と同一である。なお、ここ
で想定する状況は、上記の設定プロセスが行われた後
に、設定作業者とは別の作業者Cが、”特許A”、”特
許B”、”特許C”、”特許D”、”特許E”及び”特
許F”の重要度を把握しようとしている状況である。参
照プロセスが開始されると、まず、ステップS101で
は作業者Cに図11に示したと同様な特許一覧ウインド
ウが入出力装置11によって表示される。これに対し
て、作業者Gが特許Aを選択した状態から相対属性の参
照指示を出すと、ステップS102において情報”特許
A”を有向アークの一方に持つ組がセッション保持部1
4中のセッションから特定されて、図12に示したよう
に入出力装置11を介して参照作業者Cに表示出力され
る(ステップS103)。
【0063】続いて、作業者Cによる指示待ち状態にお
いて、作業者Cがこの相対属性と同様の評価基準に基づ
いて設定された他の組を参照しようとして、図13に示
したように重要度”△”を選択したものとすると、参照
作業者が情報と相対属性の組を選択したこととなるの
で、第1実施例と同様に、セッション提示部17が起動
してステップS104の処理が実行される。本実施例に
おけるステップS104の処理は図22に示す手順でな
される。まず、直前のステップS102で選択された情
報と相対属性の組がセッション提示部17に入力され、
入力された組を要素として持つセッションがセッション
保持部14から特定される(ステップS221)。続い
て、ステップS221で特定されたセッションに関して
セッション中の有向グラフの要素であるノードに対応す
る組の全部又は一部が特定される(ステップS22
2)。
【0064】この特定作業では、入力した組に対応する
ノードを基点として有向アークを開始端から終了端に向
かってたどり、参照者などによって定められた一定の影
響関係値以上で到達出来るノードまでを特定する。そし
て、特定されたノード群からなる部分グラフが決定され
る。上記のノードの特定処理では、単一有向グラフ中に
あるノードが他のノードへ及ぼす影響関係が数値として
算出できることを前提としている。あるノードAから他
のノードBへの影響関係は、例えば以下のようにして算
出出来る。 ・ノードBからアークを一つだけたどってノードAに到
達出来れば、たどったアークの重みが影響関係となる。
到達出来ない場合には影響関係はないと考える。 ・ノードBからノードAまでアークを任意の数だけたど
る。 −たどったアークのうち、最初のアークの重みが二つ目
以降のアークの重みよりも大きな影響を与えるものとし
て影響関係を計算することも可能である。 ・ノードBからノードAまでのパスが複数存在する場
合、ノードAからノードBへの影響関係は、個々のパス
による影響関係の総和となる。
【0065】この時、セッションの有向グラフの全部を
表示し、上記で決定された部分グラフのみを有向グラフ
の他の部分と区別して表示してもよい。また、上記の条
件を満たした部分グラフのみを表示してもよい。また、
部分グラフには、入力した組に対応するノードが含まれ
るので、そのノードを部分グラフ中の他のノードと区別
するように表示してもよい。ここでは、理解を容易にす
るため、入力ノードから到達するまでにリンクをたどる
回数が一定回数以下であったノードから構成される部分
グラフを特定するものとする。すなわち、この特定作業
で用いられる規則としては、例えば次のようなものが利
用可能である。 i)有向グラフにおいて、入力された組に対応するノー
ド(入力ノード)を起点としてリンクを辿り、その結果
得られる部分グラフに含まれるノードに対応する組を特
定する。 ii)入力ノードから到達するまでにリンクを辿る回数
が一定の回数以下であったノードから構成される部分グ
ラフを特定する。すなわち、例えばリンクを辿る回数の
上限を1としてステップS103以降の一連の処理を実
行すると、本実施例では、ステップS101で得られた
組「特許A/重要度”△”」から図20(2)で示した
リンクを1度だけ辿って到達できる組「特許B/重要
度”○”」が特定されて表示される。また、上限を2と
すると、組「特許A/重要度”△”」からリンクを2度
辿って到達できる組「特許B/重要度”○”」及び「特
許C/重要度”◎”」が特定されて表示される。この
時、上記リンクをたどる回数は有限回数でなくても構わ
ない。
【0066】上記2つの操作を連続して行った結果、入
出力装置11には図23に示すようにセッションに含ま
れる情報が一覧表示され、より少ない回数で到達できた
組に対応する情報(”特許B”)は、多くの回数で到達
できた組に対応する情報(”特許C”)より強調されて
濃い色で反転表示されている。この後、参照作業者Cに
よるセッション間の補正が行われるが、この補正作業で
は、第2実施例で示した知識だけでなく、同一のセッシ
ョンに属する組の間でも重要度の評価順序等に基づいて
相対的な類似度を考慮することができるので、補正作業
における負担が上記の実施例よりも一層軽減される。
【0067】次に、図24〜図26を参照して本発明の
第4実施例に係る情報管理装置を説明する。本実施例の
情報管理装置も第3実施例で用いられた構成となってい
るが、セッション保持部14、相対属性設定部15及び
セッション提示部17の機能が変更されている。まず、
本実施例のセッション保持部14で保持されるセッショ
ンは情報と相対属性との組を要素とする有向グラフを含
んでいるが、この有向グラフには2種類のリンクが存在
可能である。これらリンクの種類をそれぞれリンクタイ
プ1及びリンクタイプ2と呼び、リンクタイプ1は入力
された組を起点として特定された組を終点とするリン
ク、リンクタイプ2は特定した組を起点として入力され
た組を終点とするリンクである。
【0068】これに伴って、相対属性設定部15では、
入力された組と特定された組の間に上記の2種類のリン
クが生成される。また、セッション提示部17で出力さ
れる有向グラフは、リンクタイプ1のみを考慮した場合
の有向グラフを対象とした部分グラフで入力された組に
対応するノードを含むもの、或いは、リンクタイプ1及
びリンクタイプ2の両方を考慮した場合の有向グラフを
対象とした部分グラフで入力された組に対応するノード
を含むもの、の何れかとなる。
【0069】次に、本実施例に係る情報管理装置の動作
について、具体例を用いて詳細に説明するが、本実施例
では、第3実施例で説明した状況と同一である。本実施
例の設定プロセスにおける処理の手順は、相対属性設定
部15での処理を除き、第3実施例で説明した手順と同
一である。また、設定作業者が行う操作も前記第3実施
例で説明した通りである。
【0070】設定作業者Aによる”特許A”、”特許
B”及び”特許C”への設定作業が終了した時点では、
セッション1に対応するセッションファイルには図24
(1)に示すような記述がなされ、対応する有向グラフ
は同図(2)に示すようなものとなる。なお、リンクタ
イプ1のリンクは、図24(1)ではシンボル”DES
T1”に対応する記述で表現されるとともに同図(2)
では実線の矢印として表現され、リンクタイプ2のリン
クは同図(1)ではシンボル”DEST2”に対応する
記述で表現されるとともに同図(2)では破線の矢印と
して表現されている。
【0071】本実施例の参照プロセスにおける処理の手
順も、以下に説明する相違点を除き、第3実施例で説明
したと同一である。すなわち、図10のステップS10
4の処理は、本実施例では、入出力インタフェース12
中に保持された”モード”変数の値に応じて行われる。
例えば、標準モードである場合には、入力ノードから到
達するまでにリンクタイプ1のリンクを辿る回数が一定
の回数以下であったノードから構成される部分グラフ中
のノードに対応する組を特定し、また、拡張モードであ
る場合には、入力モードから到達するまでにリンクタイ
プ1又はリンクタイプ2のリンクを辿る回数が一定の回
数以下であったノードから構成される部分グラフ中のノ
ードに対応する組を特定する。なお、本実施例では、上
記リンクを辿る回数の上限が1であるものとする。
【0072】図25には、本実施例に係る図10のステ
ップS101において、組「特許B/重要度:”○」
(すなわち、セッション名”セッション1”、組ID”
2”)が選択され、更にステップS104及びS105
の処理が行われて、組が属するセッション中の組の情報
が表示された時のディスプレイ表示の一例を示してあ
る。このディスプレイ表示されたウィンドウは、図15
に示したウィンドウに”標準モード”と”拡張モード”
との2種類のモード選択ボタンが追加されたものであ
り、このボタンは”標準モード”ボタン又は”拡張モー
ド”のいずれか一方のみが有効になるように設定されて
いる。
【0073】したがって、参照作業者がいずれか一方の
ボタンを押下することで、所望のモードに切り替えるこ
とができ、図25では標準モードが選択されているた
め、図24(2)におけるノード2から実線のリンクを
一度だけ辿って到達できる組「特許C/重要度:”
◎”」(セッション名”セッション1”、組ID”
3”)に対応するセル領域のみが他と区別して反転表示
されている。一方、図26に示すように、拡張モードを
選択して上記の一連の処理を実行すると、図24(2)
におけるノード2から実線のリンクだけでなく、破線の
リンクをも1度だけ辿ることができるので、上記の組
「特許C/重要度:”◎”」だけでなく組「特許A/重
要度:”△”」に対応するセル領域も他と区別して反転
表示される。
【0074】このように、本実施例の情報管理装置で
は、標準モードにおいては、或る組の設定時に指定した
組を参照時に再び表示することができる。また、拡張モ
ードにおいては、或る組が参照されるときには、その組
を設定するときに指定した組だけでなく、設定時にその
組が指定された組をも表示することができる。したがっ
て、参照作業者は、この知識を利用することにより、上
記の各実施例におけるよりも、相対属性の補正作業に関
わる負担を一層軽減させることができる。
【0075】次に、本発明の第5実施例に関する情報管
理装置を説明する。これまでに説明してきた実施例で
は、単一に情報に関して複数の相対属性が設定され、情
報と相対属性からなる組が複数存在する状況は想定され
ていなかった。しかし、実際の情報再把握プロセスで
は、単一の情報に関する組が複数存在し、それらの組の
うちの一つをセッションの要素として格納すべきか否か
を判断するための根拠が他の組に保持されていることが
あり得る。例えば、特許情報に対して前記各実施例で設
定されていた重要度の他に、”◎”、”○”、”
△”、”×”のいずれかの値を取る関連度、および、任
意の文字列を値として取るコメントが相対属性として設
定される状況を考える。コメントには、重要度および関
連度で”◎”や”×”といった極端な評価が下された場
合に必要に応じてなされる補足説明が記載されるものと
する。このような状況で、特許情報と関連度の組をある
セッションの要素として格納する場合、同じ特許情報に
設定されているコメントと特許情報の組を同じセッショ
ンの要素として登録するべきか否かは、関連度の値に依
存して定められるべきである。このことは、特許情報と
重要度の組をセッション要素として格納する場合にもあ
てはまる。この状況に対応するため、本実施例の情報管
理装置は、同一の情報に関して複数の相対属性が設定さ
れている状況では、それらの相対属性に対応する組の集
合を入力とし、その集合に含まれている情報を利用し
て、セッションの要素として格納すべき組の集合を、入
力された組の集合の部分集合として動的に決定する機能
を備える。
【0076】本実施例の情報管理装置も図1に示した構
成を有しており、以下の説明では図1も参照するが、上
に示した状況にも対応できるよう、相対属性設定部15
の機能が以下のように変更されている。これまで説明し
てきた実施例の相対属性設定部15の入力および出力
は、単一の情報と相対属性とからなる組であった。一
方、本実施例における相対属性設定部15は、単一の情
報に関する任意の数の組の集合を入力とし、入力された
組の集合の部分集合を出力する。これに対応し、相対属
性設定部15の内部には、組決定規則保持部151、お
よび、組決定部152が含まれる。組決定規則保持部1
51は、他の構成要素とは領域を分けて、計算機の記憶
領域上に実現される。本実施例の初期状態においては、
組決定規則保持部151中には、図29に示す記述が保
持された組決定規則が一つ保持されているものとする。
以下、この組決定規則を「規則1」と呼ぶものとする。
【0077】上記の決定規則の記述形式について簡単に
説明する。決定規則は「宣言部」と「条件記述部」の2
つの部分から構成される。「宣言部」では、DEFINE文に
よって決定規則で利用される相対属性の名称が列挙され
る。上記の決定規則では、先頭の2行が対応し、利用さ
れる相対属性として’関連度’および’コメント’が宣
言されている。「条件記述部」は、以下の文の組を要素
とする集合、および、それらの組の間の制御構造から構
成される。 ・入力された情報や相対属性に関する条件を記述した記
述文 ・条件記述文の条件を満たした時に相対属性決定部15
の出力を構成する相対属性群を列挙した列挙文
【0078】本実施例の条件記述部では,BASIC言語の制
御構造の一つであるIF-THEN-ELSE文を基にした表現形式
を示した。上記「規則1」の決定規則では、以下の指示
が記述されている。 ・入力された相対属性’関連度’の値が’◎’である
か’×’であるならば相対属性として’関連度’と’コ
メント’を出力とする。’関連度’の値が’◎’でも’
×’でもない場合は’関連度’のみを出力とする なお、条件記述部の制御構造および表現形式としては、
上記に挙げたもの以外にも、C言語やperl言語、BASIC
言語などの代表的なプログラミング言語で用いられてい
る表現形式や制御構造を利用することが可能である。
【0079】組決定部152は、相対属性決定部15に
入力された相対属性群に適用すべき組決定規則を組決定
規則保持部151に保持された組決定規則から特定し、
条件記述部に記載された条件を評価して、ヒットした条
件に対応する相対属性群を出力する手続きが記述された
計算機プログラムで実現される。なお組決定部によって
組決定規則が特定される際、特定された組決定規則の
「宣言部」で列挙されている相対属性名は、入力された
相対属性群に全て含まれていなくてはならない。この条
件を満たす範囲で、組決定規則の特定方法を定めればよ
い。具体的には、以下の方法が実現可能である。
【0080】1.組決定規則の間に順序関係を定義して
おき、先頭の組決定規則から順番に上記条件を満足する
か否かをチェックして、最初に満足した規則を特定す
る。 2.全ての組決定規則について上記条件を満足するか否
かをチェックする。満足した規則のうち、入力された相
対属性群の、「宣言部」の相対属性群に関する補集合に
含まれる要素数が最も少ないものを特定する。 本実施例では、第3実施例と同様、”特許A”、”特許
B”、”特許C”、”特許D”、”特許E”および”特
許F”の6つの特許情報が情報保持部14に格納されて
いるものとする。また、これらの特許情報には、第3実
施例で示された相対属性’重要度’が図20および図2
1で示した通りすでに設定され、これに対応してセッシ
ョン保持部14に保持される情報として第1実施例で用
いられたセッション1およびセッション2の2つが格納
されているものとする。
【0081】次に、本実施例の情報管理装置の動作につ
いて、具体例を用いて詳細に説明する。本実施例では、
2名の設定作業者A,設定作業者Bが分担して情報保持
部14に格納されている6つの特許情報A〜Fに対する
設定プロセスを実行し、この後に、作業者Eが6つの特
許情報を対象とした参照プロセスを実行するものとす
る。なお、以下の説明では、設定プロセスが作業者A、
作業者Bの順に行われたものとし、作業者Aが’特許
A’、’特許B’および’特許C’に対する設定作業を
開始しようとしている状態を初期状態とする。
【0082】本実施例の設定プロセスにおいても、大ま
かな処理手順は図2に示したものと同一であるが、ステ
ップS21では、これまでの実施例とは異なり、図5お
よび図6で示した相対属性設定作業が、単一の特許情報
に対して繰り返し行われる。これに対応し、S21が繰
り返し行われた後に、S22およびS23で示された設
定された相対属性群を要素に持つ組の集合を対象とした
セッション決定および格納処理が一括して行われる。こ
の間の設定作業で設定された相対属性は、入出力インタ
フェース中などに用意される相対属性一時格納部に保持
されている。本実施例では、特許Aに対して関連度”
◎”、および、コメント”明細書取り寄せ”という設定
作業が行われ、作業者Aが次の設定対象である特許Bを
対象とする設定作業に入った時に、処理がS22に移行
するものとする。
【0083】なお、本実施例では、S21からS22へ
処理が移行するタイミングとして、設定者が他の情報に
対する相対属性設定作業を開始したタイミングを採用し
たが、以下に示すタイミングを採用することも可能であ
る。 ・設定者の設定作業が一定時間以上行われなかったタイ
ミング ・他の設定者による設定作業が開始されたタイミング ・図5の相対属性設定ウインドウの構成要素として”処
理開始”ボタンが追加されている場合に、そのボタンが
押下されたタイミング
【0084】また、本実施例では、直前に連続して設定
された相対属性群を処理の対象としているが、処理対象
の相対属性群を決定する方法はこれ以外にも実現可能で
ある。例えば処理対象の情報にすでに設定されている相
対属性群を情報保持部13中から特定してS22および
S23での処理対象とするよう構成することも可能であ
る。この特定方法としては、例えば以下の方法が実現可
能である。 1.情報保持部13から、処理対象の情報にすでに設定
されている相対属性群を検索して設定者に提示していく
つかを選択させ、直前に設定された相対属性群に追加し
て装置に入力する。 2.直前に限定された相対属性群から、装置に入力され
る相対属性群を決定するための規則を定めておく、相対
属性群が設定されると、その規則に基づいて、装置に入
力される相対属性群が定まる。装置に入力されるべき全
ての相対属性群が設定された相対属性群に含まれていな
い場合は、不足分を情報保持部13から検索して取り出
し、合わせて装置に入力する。
【0085】そして、ステップS22の処理では、相対
属性一時格納部153中の情報と相対属性からなる組の
集合が、相対属性設定部15に入力される。ここでは、
情報”特許A”と相対属性としての関連度”◎”の組、
および、情報”特許A”と相対属性としてのコメント”
明細書取り寄せ”の組が入力されることになる。そし
て、ステップS23の処理では、相対属性設定部15に
より、セッション決定の対象となる相対属性群が決定さ
れ、それら相対属性群と情報からなる組が属すべきセッ
ションが決定される。相対属性群を決定する処理は、具
体的には、相対属性設定部15中の組決定部152によ
って以下のように実行される。
【0086】1.まず、利用すべき組決定規則を組決定
規則保持部151中から特定する。本実施例では、組決
定規則保持部151中の組決定規則は、「規則1」ただ
一つであり、その宣言部で列挙された相対属性「関連
度」「コメント」は入力の相対属性群に含まれるので、
規則1が特定される。 2.ついで、特定された組決定規則の「条件記述部」を
先頭行から下に向かってRETURN文またはEND文を評価す
るまで評価する。本実施例では「規則1」中の条件記述
部第一行のIF文の評価結果が’真’であるため、評価が
第二行に進んでRETURN(’関連度’、’コメント’)の
評価が行われ、評価が終了する。 3.上記で,RETURN文を最後に評価した場合はRETURN文
の括弧内に列挙されていた相対属性群を出力して処理を
終了する。本実施例では、RETURN文中の’関連度’およ
び’コメント’が出力され、相対属性群の決定処理が終
了する。一方、END文が最後に評価された場合は、適切
な相対属性群が得られなかったことを意味する。この場
合、設定者にその旨が通知されるなどのエラー処理が行
われ、相対属性設定部15の全体の処理が終了する。
【0087】「条件記述部」で最後にRETURN文が評価さ
れた場合は、引き続いて、相対属性群決定処理で決定さ
れた組の集合が属すべきセッションを決定するセッショ
ン特定処理が行われる。この処理の流れは、これまでの
実施例における相対属性設定部15の処理の流れと同一
であるので、説明を省略する。本実施例では、”セッシ
ョン3”がセッション保持部14中に新規に生成され、
上記の組が格納されたものとする。
【0088】なお、本実施例では、相対属性設定部15
における処理手順を、(1)相対属性群決定処理、
(2)セッション特定処理が順次行われるよう記述して
いる。しかし、これらの処理を一括して実行してしまう
ことももちろん可能である。例えば、組決定規則のRETR
URN文の第一引数にセッション名を記述し、第二引数以
降に相対属性群を列挙することにより、組決定部152
が、第一引数に記載されたセッションの要素として第二
引数以降の相対属性群、および、相対属性設定部15に
入力された情報からなる組の集合を設定することも可能
である。また、本実施例では、セッションの格納対象と
なる組を構成する相対属性群を決定する際に、入力され
た相対属性群の属性値情報のみを利用していたが、入力
された相対属性名や、入力された情報をも利用して相対
属性群を決定することももちろん可能である。
【0089】以上の一連の処理によって、設定作業者A
による”特許A”への相対属性の設定作業が完了した。
引き続いて、設定作業者Aは”特許B”を対象として相
対属性の設定を行う。設定作業の詳細は特許Aへの設定
作業と同様なので説明は省略するが、設定された相対属
性は関連度”○”であったとする。一方、コメントに
は、すでに”審査請求済み”という記述が存在し、ここ
での設定作業では新たな記述は追加されなかったものと
する。この場合は、特許Aに対する処理と同様に、ステ
ップS22の処理で相対属性設定部15に入力される相
対属性群は関連度およびコメントである。これら相対属
性群に対し、組決定部152は以下の手順で処理を行
う。 1.特許Aに対する処理と同様、利用すべき組決定規則
として規則1が特定される。 2.組決定規則中の「条件記述部」の各行の評価では、
まず第一行のIF文の評価結果が’偽’であるため、評価
が第四行に進んでRETURN(’関連度’)の評価が行わ
れ、評価が終了する。 3.最後にRETURN文が評価されたので,RETURN文中の’
関連度’のみが出力されて処理が終了する。
【0090】この結果、特許Bでは、相対属性として’
関連度’のみがセッション特定処理の対象となった。続
いてセッション特定処理が行われる。本実施例では、特
許Aに対する処理でも特定されたのと同じセッション3
が特定され、特許Bおよび関連度のみからなる組が格納
されるものとする。以上で、設定作業者Aによる特許A
および特許Bへの相対属性の設定作業が完了した。この
結果、同一のセッション(セッション3)の要素として
異なる相対属性群を持つ組が混在することとなった。特
許Bにもコメントは設定されていたが、関連度として”
◎”や”×”が設定されていない特許へは関連度に関す
るコメントは記述されないことを情報管理装置が認識し
ているので、セッションの要素として格納される組の相
対属性からは除外されている。
【0091】以上のように、相対属性設定部15に入力
される組(情報と相対属性群)に含まれる情報を一方の
要素とし、入力された相対属性群および情報保持部13
にすでに保持されている相対属性群を他方の要素とする
組の内容を利用し、セッションの要素となるべき組の集
合を動的に決定することができた。このように、本実施
例の情報管理装置を用いることにより、情報と相対属性
の組を適切なセッションに格納できるばかりでなく、装
置へ入力された組の集合からセッションへの格納対象と
なる組を自動的に抽出することができる。このため、設
定者がセッションに格納すべき組を明示的には知らなく
とも、情報に設定されている相対属性の集合を情報とと
もに装置に入力するだけで設定プロセスが完了するの
で、設定者の負担がさらに軽減される。また、参照プロ
セスの実行時には、参照者に情報把握のためのより適切
な情報を提示できるので、参照者の負担も一層軽減され
る。
【0092】なお、上記の設定プロセスの後に、特許C
〜特許Fへの設定プロセス、および、それら特許を対象
とした参照プロセスが実行されるが、設定プロセスは、
本実施例において特許Aおよび特許Bを対象とした設定
プロセスと同様であり、参照プロセスは今までに説明さ
れた実施例と同様であるので、いずれも説明を省略す
る。本実施例の情報管理装置を応用可能な作業例とし
て、電子メールを用いたソフトウエアなどの評価作業が
ある。この作業では、評価対象のソフトウエアにおける
個々のサブシステムを担当者などの複数メンバがそれぞ
れ評価する。これらの評価結果をリーダなどの単一のメ
ンバがまとめて把握し、後工程に利用する必要が生じた
場合には、本実施例の情報管理装置を用いることによ
り、担当者は自らの評価結果をシステムに対して送付す
るだけで、自動的にセッション保持部へ適切な組が格納
される。
【0093】なお、上記の各実施例では、各セッション
は情報と相対属性の組からなるリストで表現されている
が、セッションの属性として例えば、セッション生成日
時、セッション更新日時、設定作業者氏名、設定作業者
が属するグループ名、設定作業者が付与したメモ等とい
った情報を設定プロセスで付与しておき、参照プロセス
ではこれらの情報をセッションの要素と併せて参照作業
者に表示するようにしてもよい。また、情報と相対属性
の組に対しても、設定プロセスで例えば、組の生成日
時、設定作業者氏名、設定作業者が属するグループ名、
設定作業者が付与したメモ等といった情報を付与してお
き、参照プロセスでは組の表示時に情報及び相対属性と
併せてこれらの情報を参照作業者に表示するようにして
もよい。
【0094】また、上記の各実施例では、一連の作業で
用いられる全てのセッションは予めセッション保持部に
保持されていたが、セッションに対する定義、統合、分
割、削除等の指示を受理してセッション保持部中のセッ
ションを増減させる機能を入出力インタフェースに与え
ておくことで、設定作業者が新規にセッションを生成し
たり、複数のセッションを単一のセッションに統合した
り、不要なセッションを削除したりすることを可能なら
しめることができる。
【0095】また、上記の各実施例では、図2で示した
ように、ステップS21において情報管理装置に対して
最初に相対属性が入力され、次いで、ステップS23に
おいて対応するセッションが指定されるという手順が採
用されていたが、まず、セッションを特定する作業を行
い、次いで、そのセッションに属する相対属性と情報の
組が指定されるように構成することも可能である。ま
た、セッション保持部に保持されているセッション毎に
「有効/無効」のいずれかの値を持つフラグを対応付け
ておき、入力される相対属性はその時点のフラグが有効
であるセッションに属するものと自動的に判断する手段
を付加することによって、設定作業者が個々の相対属性
につい一々セッションを指定しなければならない負担を
軽減させることも可能である。
【0096】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の情
報管理装置によれば、或る一定の評価基準に基づく相対
属性は同一のセッションに集合化するようにしたため、
参照作業者は参照対象の相対属性の補正作業において、
同一セッションに属する相対属性の間を補正する必要性
が低いことを予め知ることができ、相対属性の補正作業
における負担が軽減される。更に、本発明の情報管理装
置によれば、同一のセッションに保持する組同士を或る
一定の基準に基づいて有向アークで連結するようにした
ため、参照作業者は参照対象の相対属性の補正作業にお
いて、上記の知識に加え、同一セッションに属する相対
属性間での補正の相対的な必要性を知ることができ、相
対属性の補正作業における負担が一層軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る情報管理装置の構成図
である。
【図2】 設定プロセスの処理手順を示すフローチャー
トである。
【図3】 第1実施例に係る特許一覧ウインドウを示す
図である。
【図4】 第1実施例に係る特許の内容のウインドウ表
示を示す図である。
【図5】 第1実施例に係る相対属性設定ウインドウを
示す図である。
【図6】 第1実施例に係る相対属性設定時の相対属性
設定ウインドウを示す図である。
【図7】 第1実施例に係るセッション特定時の相対属
性設定ウインドウを示す図である。
【図8】 第1実施例に係るセッションファイルの記述
例を示す図である。
【図9】 第1実施例に係るセッションファイルの記述
例を示す図である。
【図10】 参照プロセスの処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図11】 第1実施例に係る参照プロセス開始時の特
許一覧ウインドウを示す図である。
【図12】 第1実施例に係る相対属性を表示する相対
属性設定ウインドウを示す図である。
【図13】 第1実施例に係る相対属性が選択された相
対属性設定ウインドウを示す図である。
【図14】 第1実施例に係るセッション表示部の出力
が反映された特許一覧ウインドウを示す図である。
【図15】 第1実施例に係るセッションと情報との対
応関係を表示するウインドウを示す図である。
【図16】 第2実施例における情報及び相対属性とセ
ッションとの関係を説明する図である。
【図17】 第2実施例に係るセッションと情報との対
応関係を表示するウインドウを示す図である。
【図18】 第3実施例に係るセッションファイルの記
述例及び有向グラフを示す図である。
【図19】 第3実施例に係るアーク接続先ノード決定
時のウインドウ表示を示す図である。
【図20】 第3実施例に係るセッションファイルの記
述例及び有向グラフを示す図である。
【図21】 第3実施例に係るセッションファイルの記
述例及び有向グラフを示す図である。
【図22】 第3実施例に係る設定プロセスの一部の処
理手順を示すフローチャートである。
【図23】 第3実施例に係るセッションと情報との対
応関係を表示するウインドウを示す図である。
【図24】 第4実施例に係るセッションファイルの記
述例及び有向グラフを示す図である。
【図25】 第4実施例に係る標準モードにおけるセッ
ションと情報との対応関係を表示するウインドウを示す
図である。
【図26】 第4実施例に係る拡張モードにおけるセッ
ションと情報との対応関係を表示するウインドウを示す
図である。
【図27】 従来例の情報と相対属性との関係を説明す
る図である。
【図28】 本発明の第5実施例に係る情報管理装置の
構成図である。
【図29】 第5実施例に係る組決定規則を示す図であ
る。
【符号の説明】
11・・・入出力装置、 12・・・入出力インタフェ
ース、13・・・情報保持部、 14・・・セッション
保持部、15・・・相対属性設定部、 16・・・組提
示部、17・・・セッション提示部、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報及び当該情報に関する相対属性を組と
    して保持する情報保持手段と、 前記組を要素とする集合であるセッションを保持するセ
    ッション保持手段と、 情報保持手段に保持された前記組に対して格納すべきセ
    ッションを特定し、特定したセッションの要素として当
    該組を格納する相対属性設定手段と、 情報又は相対属性の指定に基づいて、セッション保持手
    段の保持されているセッションから当該情報又は相対属
    性を要素とする組を特定し、特定された組に含まれる相
    対属性又は情報の少なくとも一方を情報保持手段から取
    得して出力する組提示手段と、 組の指定に基づいて、セッション保持手段に保持されて
    いるセッションから当該組を要素として保持するセッシ
    ョンを特定し、特定されたセッションの要素である組を
    情報保持手段から取得して出力するセッション提示手段
    と、 を具備することを特徴とする情報管理装置。
  2. 【請求項2】前記セッション保持手段は、複数の組を有
    向グラフで連結させたセッションを保持し、 前記相対属性設定手段は、前記情報保持手段に保持され
    た組に対して格納すべきセッションを特定し、特定した
    セッションの要素となっている他の組を所定の基準に基
    づいて選択して、前記保持された組と当該選択された他
    の組とを有向グラフで連結させて格納し、 前記セッション提示手段は、特定されたセッション中で
    前記指定された組及び当該組と有向グラフで連結された
    組を出力する、 ことを特徴とする請求項1に記載の情報管理装置。
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