JPH09115495A - 電池などの円筒体の周方向位置決め装置 - Google Patents

電池などの円筒体の周方向位置決め装置

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JPH09115495A
JPH09115495A JP7275234A JP27523495A JPH09115495A JP H09115495 A JPH09115495 A JP H09115495A JP 7275234 A JP7275234 A JP 7275234A JP 27523495 A JP27523495 A JP 27523495A JP H09115495 A JPH09115495 A JP H09115495A
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JP
Japan
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battery
displacement
drive motor
displacement sensor
circumferential
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JP7275234A
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English (en)
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Hideo Sakata
英夫 坂田
Nobuaki Oi
信明 大井
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FDK Corp
Original Assignee
FDK Corp
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池の段差部検出にあたって1つの変位セン
サを用いており、この変位センサの取付位置にあっては
電池の軸中心に関して支持軸の反対側、即ち電池の上方
に位置した構成であるため、段差部の検出精度について
十分な信頼性が得られない。 【解決手段】 2つの変位センサ70を電池40の段差
部40bの周方向長さと実質的に同じ間隔でもって2本
の支持軸10、10間に電池40の周方向に沿って配設
してなり、変位センサ70のそれぞれの変位データを互
いに差分した波形を微分することにより段差部40bを
検出する。制御手段80はタイマー手段を備え、このタ
イマー手段により段差部40bを検出してから所定時間
経過後に駆動モータ60を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、電池などの円筒
体の周方向位置決め装置に関し、特に外装部材が外周に
捲回された電池を対象とした技術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば電池の外装部材には文字や図柄等
が施されており、これら複数個の電池を特別な周方向の
位置決めをすることなくただ単に透明なプラスチック製
の包装材で包装したパック電池とした場合には、パック
電池の正面に表れる電池の文字や図柄が隣接する電池間
で相互に異なってしまう。従って、販売促進の観点から
美観を向上させるため、個々の電池の周方向について位
置を揃える要求がある。
【0003】このような要求に応えるべく電池の周方向
位置決めについて種々の装置が開発されており、例え
ば、特開平4−155748号公報に開示されているよ
うに、外装部材の始端部と終端部との重なりによる厚さ
0.1mm程度の段差部を検出対象として機械的に電池の
周方向の回転位置を揃える技術が採用されている。この
ような装置にあっては、段差部検出用の軸を用意してこ
れを電池の周面に対して互いに平行にした状態で接触さ
せ、当該電池を回転させることにより、外装部材の段差
部が段差部検出用軸の周面に当接すると、何らかの検出
手段によってこれを検出し、電池の回転を停止させて電
池の周方向の位置を揃えている。
【0004】しかしながら、電池の回転時における振動
や電池の径方向のばらつき等によって検出誤差が発生し
てしまい、これら検出誤差を抑えて、厚さ0.1mm程度
の段差部が段差部検出用軸の周面に当接したことを検出
することは現実的には困難であり十分な信頼性を得難
い。
【0005】そこで、外装部材の意匠の一部を検出パタ
ーンとしたり、電池の外装部材に周方向位置決め用の印
刷パターンを設けたりするなどして、これらパターンを
センサによって検知することにより電池の周方向位置を
検出し、この周方向位置に基づいて電池を回転させて周
方向位置を揃える技術も実用化されている。
【0006】このような装置にあっては振動や電池の径
方向のばらつき等による検出誤差をほとんどなくすこと
ができ、信頼性が高い。
【0007】しかしながら、多種に亘る意匠を有する外
装部材が捲回された電池に対して、それぞれの意匠の一
部を検出するようにすることは困難であり現実的ではな
い。また、位置決め用印刷パターンを設けることは意匠
に制約が生じるためできるだけ避けたい。
【0008】そこで、このような技術の欠点を解決する
ため、電池の段差部をセンサを用いて検出することによ
る周方向位置決め装置も考えられており、図4(a)の
斜視図および図4(b)の正面図に示すように、互いに
平行な2本の支持軸10、10が架台20に取り付けら
れており、これら中空の支持軸10、10には、2つの
回転リング30、…、30が軸方向に所定間隔で回転自
在にそれぞれ配設されている。これら計4つの回転リン
グ30、…、30上には円筒形電池40が載置され、こ
の電池40の上方には外周にベルト50aが捲回された
回転ドラム50が配設されて電池の周面にゴム製ベルト
50aの外周面が接触するようになっており、この回転
ドラム50は駆動モータ60の回転軸に取り付けられて
いる。また、電池40の上方には接触式変位センサ70
が取り付けられており、この変位センサ70の下端部に
配設された変位検出ヘッド70aが電池の周面に接触す
るようになっている。駆動モータ60および接触式変位
センサ70はともにタイマー手段を備えた制御装置80
に信号ケーブルを介して接続されている。この制御装置
80は所定の制御アルゴリズムを有したマイクロプロセ
ッサおよびタイマー手段を備え、これらマイクロプロセ
ッサおよびタイマー手段によって変位センサ70からの
電気信号に応じて駆動モータ60の回転・停止制御を行
う。
【0009】このような構成の周方向位置決め装置にあ
っては、制御装置80からの制御信号によって駆動モー
タ60の回転軸が回転することにより、図4(a)の斜
視図、(b)の正面図に示すように、電池40が回転
し、これに伴って回転リング30、…、30も従動回転
する。このとき、段差部40bが回転リング30、…、
30に乗り上げた際の電池40の上方移動や段差部40
bの厚みを回転ドラム50のベルト50aが吸収する。
また、電池40の周面に接触した変位検出ヘッド70a
は周面の径方向の変位量を検知してこの変位量を電気信
号に変換して信号ケーブルを介して制御装置80に伝達
するようになっている。
【0010】制御装置80に伝達される電池周面の変位
量を示す電気信号は、図4(c)の波形図に示す波形と
なっており、この波形に基づいて制御装置80は電池4
0の周方向の位置を検出し、この周方向位置に基づいて
駆動モータ60を制御することにより、電池40の周方
向の位置決めを行う。
【0011】具体的には、電池40の外周部材の段差部
40bを変位センサ70で検知するが、この段差部によ
るセンサヘッド70aが検知する変位量を示す電気信号
は、図4(c)中の方形波P0で現れる。制御装置80
は、検知された信号波形を基準値Sと比較しており、信
号波形がこの基準値Sを超えたことを検出することによ
り、センサヘッド70aが段差部40bに接触したと判
定し、電池40の周方向の位置を特定する。そして、特
定された周方向位置に基づいて制御装置80のタイマー
手段を用いて所定時間の経過後に駆動モータ60を停止
させることにより電池の周方向位置を任意に定められる
ようにしている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような電池の周方向位置決め装置にあっては、図4
(b)に示すように、1つの変位センサ70を用いてお
り、この変位センサ70の取付位置について電池40の
軸中心に関して支持軸10、10の反対側、即ち電池4
0の上方に位置した構成であるため、図4(c)に示す
ように、電池の径方向のばらつきによりゼロレベルが変
動して不安定となっている。このため方形波P0の検出
が困難となり、段差部40bの検出精度において十分な
信頼性が得られないといった課題があった。また、図4
(c)中のピーク波形P1およびP2は、段差部40b
が2つの支持軸10、10の回転リング30、…、30
上に乗った際に、電池40が上方に移動したことを示し
た波形であり、これらピーク波形P1およびP2は段差
部40bによる方形波P0と同じ極性を有しているた
め、識別が困難となり段差部40bの検出の信頼性を低
下させている。
【0013】本願発明は前述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的は、電池に捲回された外
周部材の段差部の位置を精度良く確実に検出でき、外装
部材の意匠に関わらずに電池の周方向の任意の位置を確
実に定めることができる電池などの円筒体の周方向位置
決め装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に係る本願発明にあっては、シート状の外
装部材で外周を捲回し、前記外装部材の捲回始端部と捲
回終端部とを重ねてなる段差部を有した電池の前記段差
部を検出することによって前記電池の周方向位置を一定
方向に位置決めする装置であって、前記装置は、架台に
取り付けた平行な2本の支持軸と、前記支持軸間に載置
された前記電池の周面に外周が接触可能な回転ドラム
と、前記回転ドラムを回転させる駆動モータと、前記電
池の周面の径方向の変位を検出する変位センサと、前記
変位センサと前記駆動モータとに電気的に接続して前記
変位センサが検出した変位データに基づいて前記駆動モ
ータを回転及び停止制御する制御手段とを備え、前記電
池を前記架台の前記2本の支持軸上に載置し、前記回転
ドラムを回転させることにより前記電池を従動回転さ
せ、回転する前記電池から得られる前記変位データから
前記段差部を検出することにより前記駆動モータを制御
してなる装置において、前記変位センサを前記支持軸間
に配設してなる。
【0015】また前記目的を達成するために、請求項2
に係る本願発明にあっては、前記2つの変位センサを前
記電池の前記段差部の周方向長さと実質的に同じ間隔で
もって前記電池の周方向に配設してなり、前記変位セン
サのそれぞれの前記変位データを互いに差分した波形を
微分することにより前記段差部を検出してなる。
【0016】好ましくは、前記2つの変位センサを前記
電池の前記段差部の周方向長さと実質的に同じ間隔でも
って2本の前記支持軸間に前記電池の周方向に沿って配
設してなる。
【0017】前記制御手段はタイマー手段を備え、前記
タイマー手段により前記段差部を検出してから所定時間
経過後に前記駆動モータを停止させることが好ましい。
【0018】前記構成の本願発明にあっては次のような
作用を奏する。
【0019】請求項1に係る本願発明にあっては、変位
センサの配設位置を2つの支持軸の間にしたので、得ら
れた信号波形において電池の径方向のばらつきによるも
のが電池の段差部によるものに対して極めて小さくな
り、段差部を容易に検出できる。また、段差部がそれぞ
れの支持軸上に乗った際に電池が上方に移動したことを
示す波形と、段差部による波形とが互いに反対の極性を
有することになるため、段差部を確実に検出できる。
【0020】請求項2に係る本願発明にあっては、2つ
の変位センサを電池の段差部の周方向長さと実質的に同
じ間隔でもって電池の周方向に配設したため、得られた
それぞれの信号波形の差分波形は、電池の径方向のばら
つきによるものが相殺され、しかも双方の変位センサの
間に段差部が位置した際には、回転方向の手前の変位セ
ンサで検出される段差部の終端部による立ち下がりと、
後方の変位センサで検出される段差部の始端部による立
ち上がりとが、同じタイミングで生じるため、これら立
ち下がり波形と立ち上がり波形との差分を取ることによ
りこれら波形の絶対値を合わせた合成波形が得られる。
【0021】このため、差分波形を微分した波形は、電
池の径方向のばらつきによるものがなく、しかも前記立
ち下がり波形と前記立ち上がり波形との絶対値を合わせ
た合成波形を微分するため、段差部の始端部が手前の変
位センサに検出された時のピーク値や、段差部の終端部
が後方の変位センサに検出された時のピーク値に対し
て、微分された合成波形のピーク値が極めて大きくなる
とともに極性が反対となり、容易且つ確実に、双方の変
位センサの間に段差部が位置したことを検出できる。
【0022】2つの変位センサを電池の段差部の周方向
長さと実質的に同じ間隔でもって2本の前記支持軸間に
前記電池の周方向に沿って配設した場合には、前記請求
項1、2の場合と同様の理由で、それぞれの変位センサ
による信号波形の差分波形にあっては電池の径方向のば
らつきによるものが完全に相殺され、双方の変位センサ
の間に段差部が位置した際には、前記立ち下がり波形と
前記立ち上がり波形との差分波形を微分した波形は、電
池の径方向のばらつきによるものがなく、しかも前記立
ち下がり波形と前記立ち上がり波形との絶対値を合わせ
た合成波形を微分したピーク波形は、段差部の始端部が
回転方向の手前の変位センサに検出された時のピーク値
や、段差部の終端部が後方の変位センサに検出された時
のピーク値に比べて、極めて大きくなるとともに極性が
反対となり、極めて容易且つ確実に、双方の変位センサ
の間に段差部が位置したことを検出できる。
【0023】タイマー手段を用いた構成によって、電池
の段差部を検出してから所定時間経過後に駆動モータを
停止させた場合には、任意の位置で電池の周方向の位置
決めができる。
【0024】
【発明の実施の形態】本願発明に係る電池などの円筒体
の周方向位置決め装置の好適な実施の第1乃至3形態を
それぞれ図1乃至3を参照にして説明する。本願実施の
形態では、前述の従来例として図4(a)に示した円筒
形電池の周方向位置決め装置に対して、接触式変位セン
サ70の取付位置、その数、および変位センサ70から
得られる変位データの処理方法が異なっており、これら
相違点以外は基本的に図4(a)の従来例と同じ構成で
あり、これら同一部分については同一の符号を付して詳
しい説明は省略する。
【0025】先ず第1形態を説明すると、図1(a)の
正面図に示すように、変位センサ70の取付位置を支持
軸10、10間としている。この構成において、図1
(a)の状態から電池40が矢印方向に回転を開始する
と、先ず段差部40bが図中右方の回転リング30、3
0に当接して乗り上げた状態で回転を続け、このとき段
差部40bの厚み分だけ電池40は左上方に移動する。
この電池40の移動量のうちセンサヘッド70aの変位
方向、即ち、鉛直方向の成分だけセンサヘッド70aは
上方へ移動する。そして、段差部40bが回転リング3
0、30から降りると電池40は右下方に移動して元の
位置に戻り、センサヘッド70aを押し下げる。このと
きの変位センサ70からの電気信号の波形は図1(b)
に示すように方形波P1となる。その後、電池40の回
転が続いて段差部40bはセンサヘッド70aに接触し
てこれを段差部40bに厚み分だけ下方に押し下げる。
そして、センサヘッド70aは段差部40bが通り過ぎ
るとその厚み分だけ上方に移動する。このときの変位セ
ンサ70からの電気信号の波形は図1(b)に示すよう
に方形波P0となる。続いて、段差部40bは図中左方
の回転リング30、30に当接していくがこの場合も前
述した右方の回転リング30、30に当接した場合と同
様に変位センサ70からの電気信号の波形は図1(b)
に示すように方形波P2となる。この段差部40bを検
出した方形波P0は方形波P1およびP2と反対の極性
を有している。このため、図4(c)に示す従来技術の
場合ではこれらP0、P1およびP2が同じ極性を有し
ていたため検出が困難であったのに比し、方形波P0の
検出、即ち段差部40bの検出が容易且つ確実となる。
また、方形波P0、方形波P1およびP2以外の波形に
ついては殆ど変化することなく一定のゼロレベルを示し
ており、図4(c)に示す従来技術の場合ではゼロレベ
ルが比較的変動していたため段差部40bの検出を困難
にしていたのに比し、段差部40bの検出が容易且つ確
実となる。
【0026】次に第2形態を説明すると、図2(a)の
正面図に示すように、変位センサ70を2つ用意し、こ
れら変位センサ70、70を鉛直方向に立てた状態で段
差部40bの周方向長さAと同じ間隔を隔てて電池40
の上方において電池40の周方向に配設し、図中A=A
1+A2としている。また、電池40の軸中心を通る鉛
直線に対して左右方向に等分して配設し、図中A1=A
2としている。さらに、従来例を示す図4(a)を援用
して説明すると、制御装置(制御手段)80においては
それぞれの変位センサ70、70から得られる変位デー
タを互いに差分し、この差分した波形を微分し、この微
分波形に基づいて段差部40bを検出するようにしてい
る。
【0027】具体的には、この制御装置80において処
理された変位データの波形を図2(b)の波形図に基づ
いて説明すると、波形、はそれぞれの変位センサ7
0、70が検知した電池40の変位データを示してお
り、これらは従来例の項で説明した図4(c)に示す波
形図と同様であり、電池の径方向のばらつきによりゼロ
レベルが変動して不安定となっている。次に、波形か
ら波形の差をとると差分波形となり、電池の径方向
のばらつきによるゼロレベルの変動がほぼ相殺される。
そして、変位センサ70、70間の間隔が段差部40b
の周方向長さAと同じであるため、一方の変位センサ7
0が検知した波形の方形波P0の立ち下がりP0aの
タイミングと、他方の変位センサ70が検知した波形
の方形波P0の立ち上がりP0bのタイミングとは同じ
となる。このため、このタイミングにおける差分波形
は、P0aの絶対値とP0bの絶対値とを合わせた合成
波形、即ち方形波P0のピーク値の倍の立ち下がりP0
cとなる。したがって、差分波形を微分した波形は
前記タイミングにおいて大きなピーク値を有する鋭い三
角波P0dとなる。したがって段差部40bの検出が非
常に容易且つ確実となる。
【0028】また、2つの変位センサ70、70の取付
位置にあっては、電池40の上方に限らず斜め上方や横
方向でも前述したことと同様の作用効果が得られる。
【0029】次に第3形態を説明すると、本形態は前述
した第1形態と第2形態を組み合わせた構成であり、図
3(a)の正面図に示すように、変位センサ70を2つ
用意し、これら変位センサ70、70を鉛直方向に立て
た状態で電池40の段差部40bの周方向長さAと同じ
間隔を隔てて支持軸10、10間に電池40の周方向に
沿って配設し、図中A=A1+A2としている。また、
電池40の軸中心を通る鉛直線に対して左右方向に等分
して配設し、図中A1=A2としている。さらに、従来
例を示す図4(a)を援用して説明すると、制御装置8
0においてはそれぞれの変位センサ70、70から得ら
れる変位データを互いに差分し、この差分した波形を微
分し、この微分波形に基づいて段差部40bを検出する
ようにしている。
【0030】具体的には、この制御装置80において処
理された変位データの波形を図2(b)の波形乃至
に基づいて説明すると、波形、はそれぞれの変位セ
ンサ70、70が検知した電池40の変位データを示し
ており、これら波形、は前述した第1形態と同様で
あり、段差部40bを検出した方形波P0は方形波P1
およびP2と反対の極性を有している。また、方形波P
0、方形波P1およびP2以外の波形については殆ど変
化することなく一定のゼロレベルを示している。波形
から波形の差をとると差分波形となり、前述した第
2形態と同様に、波形の方形波P0の立ち下がりP0
aのタイミングと波形の方形波P0の立ち上がりP0
bのタイミングとは同じとなる。このため、このタイミ
ングにおける差分波形は、方形波P0のピーク値の倍
の立ち下がりP0cとなる。したがって、差分波形を
微分した波形は前記タイミングにおいて大きなピーク
値を有する鋭い三角波となる。したがって段差部40b
の検出が非常に容易且つ確実となる。
【0031】ここで、互いに近接した一組の支持軸10
と変位センサ70との間隔を段差部40bの周方向の長
さA以上とすることにより、段差部40bがこれら支持
軸10の回転リング30、…、30および変位センサ7
0に対して同時に接触して方形波P0に歪みが発生する
ことを防止する。
【0032】前述したような第1乃至3形態にあって
は、電池40の軸中心に関する支持軸10、10の取り
付け角度θは大きいほど段差部40bが支持軸10、1
0に接触した際の電池40の上方への移動が少なくなる
ため、変位センサ70が検出すべき段差部40b以外の
信号、即ち雑音を減らせることができ、S/N比が向上
して段差部40bの検出がさらに容易且つ確実となる。
【0033】また、段差部40bの検出基準値Sの値を
小さくしても段差部40bの検出が可能となり、方形波
P0のピーク値を減らせることができる。このため段差
部40bの従来の0.1mm程度の厚みより薄くした場合
でも検出することが可能となり大幅な検出精度の向上を
確保できる。
【0034】なお、変位センサにあっては、前述した接
触式に限らず非接触式でもよく、例えばレーザ照射式、
赤外線照射式、マイクロ波照射式、超音波照射式等の種
々の変位センサが適用可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本願発明にあっては
次のような効果を奏することができる。電池に捲回され
た外装部材の段差部の周方向位置を精度良く確実に検出
でき、検出された段差部の位置に基づいて適宜駆動モー
タを回転・停止駆動することにより電池の周方向の任意
の位置を確実に定めることができる。
【0036】また、電池の段差部を検出するにあたって
変位センサによる電気信号で検出するため、従来のよう
に段差部検出用軸に段差部が当接したことを検出すると
いった機械的な検出を行う場合では振動や電池の径方向
のばらつきによって検出誤差が発生しやすかったのに比
し、段差部の検出精度を高くでき信頼性を向上させるこ
とができる。
【0037】さらに、従来のように外装部材の意匠の一
部を検出パターンとしたり、電池の外装部材に周方向位
置決め用の印刷パターンを設けたりするなどして、これ
らパターンをセンサによって検知することにより電池の
周方向位置を検出するといった構成ではなく、段差部を
検出対象としているので、外装部材の意匠に対して制約
を生じさせることがない。また、多種に亘る外装部材の
意匠に対応したり位置決めパターンを設けるといった煩
雑な工程を解消でき、外装部材に制約されることなく多
種の電池について周方向の位置決めを行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の第1形態に係る電池などの円
筒体の周方向位置決め装置を示し、(a)はその正面図
であり、(b)は変位センサが検出した波形図である。
【図2】本願発明の実施の第2形態に係る電池などの円
筒体の周方向位置決め装置を示し、(a)はその正面図
であり、(b)は変位センサの検出した波形図である。
【図3】本願発明の実施の第3形態に係る電池などの円
筒体の周方向位置決め装置を示し、(a)はその正面図
であり、(b)は変位センサの検出した波形図である。
【図4】従来の電池などの円筒体の周方向位置決め装置
を示し、(a)はその斜視図であり、(b)はその正面
図であり、(c)は変位センサの検出した波形図であ
る。
【符号の説明】
10、10 支持軸 20 架台 30 回転リング 40 電池 40a 外装部材 40b 段差部 50 回転ドラム 60 駆動モ
ータ 70 変位センサ 80 制御手

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状の外装部材(40a)で外周を
    捲回し、該外装部材(40a)の捲回始端部と捲回終端
    部とを重ねてなる段差部(40b)を有した電池(4
    0)の該段差部(40b)を検出することによって該電
    池(40)の周方向位置を一定方向に位置決めする装置
    であって、該装置は、架台(20)に取り付けた平行な
    2本の支持軸(10、10)と、該支持軸(10、1
    0)間に載置された該電池(40)の周面に外周が接触
    可能な回転ドラム(50)と、該回転ドラム(50)を
    回転させる駆動モータ(60)と、該電池(40)の周
    面の径方向の変位を検出する変位センサ(70)と、該
    変位センサ(70)と該駆動モータ(60)とに電気的
    に接続して該変位センサ(70)が検出した変位データ
    に基づいて該駆動モータ(60)を回転及び停止制御す
    る制御手段(80)とを備え、該電池(40)を該架台
    (20)の該2本の支持軸(10、10)上に載置し、
    該回転ドラム(50)を回転させることにより該電池
    (40)を従動回転させ、回転する該電池(40)から
    得られる該変位データから該段差部(40b)を検出す
    ることにより該駆動モータ(60)を制御してなる装置
    において、該変位センサ(70)を該支持軸(10、1
    0)間に配設してなることを特徴とする電池などの円筒
    体の周方向位置決め装置。
  2. 【請求項2】 シート状の外装部材(40a)で外周を
    捲回し、該外装部材(40a)の捲回始端部と捲回終端
    部とを重ねてなる段差部(40b)を有した電池(4
    0)の該段差部(40b)を検出することによって該電
    池(40)の周方向位置を一定方向に位置決めする装置
    であって、該装置は、架台(20)に取り付けた平行な
    2本の支持軸(10、10)と、該支持軸(10、1
    0)間に載置された該電池(40)の周面に外周が接触
    可能な回転ドラム(50)と、該回転ドラム(50)を
    回転させる駆動モータ(60)と、該電池(40)の周
    面の径方向の変位を検出する変位センサ(70)と、該
    変位センサ(70)と該駆動モータ(60)とに電気的
    に接続して該変位センサ(70)が検出した変位データ
    に基づいて該駆動モータ(60)を回転及び停止制御す
    る制御手段(80)とを備え、該電池(40)を該架台
    (20)の該2本の支持軸(10、10)上に載置し、
    該回転ドラム(50)を回転させることにより該電池
    (40)を従動回転させ、回転する該電池(40)から
    得られる該変位データから該段差部(40b)を検出す
    ることにより該駆動モータ(60)を制御してなる装置
    において、2つの該変位センサ(70、70)を該電池
    (40)の該段差部(40b)の周方向長さと実質的に
    同じ間隔でもって該電池(40)の周方向に配設してな
    り、該変位センサ(70、70)のそれぞれの該変位デ
    ータを互いに差分した波形を微分することにより該段差
    部(40b)を検出してなることを特徴とする電池など
    の円筒体の周方向位置決め装置。
  3. 【請求項3】 前記2つの変位センサ(70、70)を
    前記電池(40)の前記段差部(40b)の周方向長さ
    と実質的に同じ間隔でもって前記2本の支持軸(10、
    10)間に該電池(40)の周方向に沿って配設してな
    ることを特徴とする請求項2に記載の電池などの円筒体
    の周方向位置決め装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段(80)はタイマー手段を
    備え、該タイマー手段により前記段差部(40b)を検
    出してから所定時間経過後に前記駆動モータ(60)を
    停止させてなることを特徴とする請求項1乃至3の何れ
    か一つに記載の電池などの円筒体の周方向位置決め装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107831447A (zh) * 2017-11-02 2018-03-23 珠海格力智能装备有限公司 电池检测机构及具有其的电池加工装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107831447A (zh) * 2017-11-02 2018-03-23 珠海格力智能装备有限公司 电池检测机构及具有其的电池加工装置
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