JPH09117196A - 画像読取装置 - Google Patents
画像読取装置Info
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- JPH09117196A JPH09117196A JP7265685A JP26568595A JPH09117196A JP H09117196 A JPH09117196 A JP H09117196A JP 7265685 A JP7265685 A JP 7265685A JP 26568595 A JP26568595 A JP 26568595A JP H09117196 A JPH09117196 A JP H09117196A
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- Japan
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- stepping motor
- motor
- image reading
- reading apparatus
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 比較的コストがかからない構成によって、ス
テッピングモータの脱調/駆動不良の発生を防止し、安
定した読み取りを可能にする。 【解決手段】 ステッピングモータ50を支持フレーム53
にゴム材を有するモータブラケット52を介在して取り付
け、起動時にはスローアップ制御を行い、しかもロータ
・ステータ間の相対位置ずれがステッピングモータ50の
1ステップ角の1/2以上の量にならない範囲で駆動する
電流値設定をすることによって、モータ脱調の発生を防
ぐ。この電流値設定は、設計時の条件設定に際して行
い、使用するステッピングモータ50の特性,駆動系の慣
性モーメント,摩擦係数,モータ駆動条件,モータブラ
ケット52のゴム材の外形および特性等によって決定す
る。
テッピングモータの脱調/駆動不良の発生を防止し、安
定した読み取りを可能にする。 【解決手段】 ステッピングモータ50を支持フレーム53
にゴム材を有するモータブラケット52を介在して取り付
け、起動時にはスローアップ制御を行い、しかもロータ
・ステータ間の相対位置ずれがステッピングモータ50の
1ステップ角の1/2以上の量にならない範囲で駆動する
電流値設定をすることによって、モータ脱調の発生を防
ぐ。この電流値設定は、設計時の条件設定に際して行
い、使用するステッピングモータ50の特性,駆動系の慣
性モーメント,摩擦係数,モータ駆動条件,モータブラ
ケット52のゴム材の外形および特性等によって決定す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装
置,スキャナ装置等に適用される画像読取装置に係わ
り、特に、その読取部の駆動源としてのステッピングモ
ータの駆動に関するものである。
置,スキャナ装置等に適用される画像読取装置に係わ
り、特に、その読取部の駆動源としてのステッピングモ
ータの駆動に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置等の読取部において、
画像読み取りに際して間欠動作を行っており、その駆動
源として用いられる同期モータとして、コスト面から有
利であり、かつ制御の比較的簡易であるステッピングモ
ータが用いられることが多い。
画像読み取りに際して間欠動作を行っており、その駆動
源として用いられる同期モータとして、コスト面から有
利であり、かつ制御の比較的簡易であるステッピングモ
ータが用いられることが多い。
【0003】このステッピングモータの使用に際して、
ステッピングモータの駆動方式を各駆動系に合わせて最
適なものにすることによって、起動可能領域あるいは定
常送り時の回転むら等の性能を向上させることが可能で
ある。そして、このような性能向上を目的としたステッ
ピングモータの使用方法として従来より種々の発明がな
されている。
ステッピングモータの駆動方式を各駆動系に合わせて最
適なものにすることによって、起動可能領域あるいは定
常送り時の回転むら等の性能を向上させることが可能で
ある。そして、このような性能向上を目的としたステッ
ピングモータの使用方法として従来より種々の発明がな
されている。
【0004】例えば、特開平3-65096号公報のファクシ
ミリ等の紙送り装置においては、記録品質の向上を図る
ため、ステッピングモータの起動時に近い励磁パルスほ
ど電流値を大きくし、停止時に近い励磁パルスほど電流
値を小さくしている。また、特開平2-41698号公報にお
いては、ステッピングモータを駆動対象に応じた相励磁
方式によって駆動することによって、騒音あるいは駆動
速度の面での問題を解決し、最適な駆動制御を行うよう
にしている。
ミリ等の紙送り装置においては、記録品質の向上を図る
ため、ステッピングモータの起動時に近い励磁パルスほ
ど電流値を大きくし、停止時に近い励磁パルスほど電流
値を小さくしている。また、特開平2-41698号公報にお
いては、ステッピングモータを駆動対象に応じた相励磁
方式によって駆動することによって、騒音あるいは駆動
速度の面での問題を解決し、最適な駆動制御を行うよう
にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記発明のほ
とんどはステッピングモータの機器への取り付けがリジ
ット(剛性)構造である場合に有効であるが、ステッピン
グモータの取り付けにゴム製モータマウントを用いる場
合には、その有効性に疑問が生じる。図14はステッピン
グモータの取り付けにリジット構造を用いた場合(実線
にて表示)と、ゴム製モータマウント(ゴムマウントとい
う)を用いた場合(破線にて表示)とにおけるモータ出力
トルクの差異を示す図であり、図14から分かるように、
ある条件下では、ゴムマウントを使用した場合には、リ
ジット構造を使用した場合よりも高い出力トルクが得ら
れ、またリジット構造を用いた場合では回転不可能な領
域までゴムマウントを用いた場合にはトルクが取り出せ
る。
とんどはステッピングモータの機器への取り付けがリジ
ット(剛性)構造である場合に有効であるが、ステッピン
グモータの取り付けにゴム製モータマウントを用いる場
合には、その有効性に疑問が生じる。図14はステッピン
グモータの取り付けにリジット構造を用いた場合(実線
にて表示)と、ゴム製モータマウント(ゴムマウントとい
う)を用いた場合(破線にて表示)とにおけるモータ出力
トルクの差異を示す図であり、図14から分かるように、
ある条件下では、ゴムマウントを使用した場合には、リ
ジット構造を使用した場合よりも高い出力トルクが得ら
れ、またリジット構造を用いた場合では回転不可能な領
域までゴムマウントを用いた場合にはトルクが取り出せ
る。
【0006】またファクシミリ装置に対しては、動作が
「より速く、静かに」なることが望まれており、その読
取部においても、より速いモータ駆動を行い、ユーザの
待ち時間を少なくすることが要求されている。このた
め、従来では使用されなかった高い周波数によってモー
タ駆動を行う必要が生じ(例えば、図14における4000pps
〜6000pps)、ステッピングモータの取り付けにゴムマウ
ントを用いることが考えられることになる。
「より速く、静かに」なることが望まれており、その読
取部においても、より速いモータ駆動を行い、ユーザの
待ち時間を少なくすることが要求されている。このた
め、従来では使用されなかった高い周波数によってモー
タ駆動を行う必要が生じ(例えば、図14における4000pps
〜6000pps)、ステッピングモータの取り付けにゴムマウ
ントを用いることが考えられることになる。
【0007】前記リジット構造を使用した場合には、基
本的に同期モータとしての動作をなすが、ゴムマウント
の使用に際しては、起動時のステッピングモータにおけ
るロータとステータ間の相対位置にずれが生じることに
注意を払う必要がある。特に、ファクシミリ装置の読取
系では間欠駆動を前提とすることから、読取期間中のス
テッピングモータの起動停止が必須となり、センサ/原
稿搬送の駆動源となるステッピングモータの動作エラー
が、そのまま読取画像の劣化を引き起こす原因となる。
本的に同期モータとしての動作をなすが、ゴムマウント
の使用に際しては、起動時のステッピングモータにおけ
るロータとステータ間の相対位置にずれが生じることに
注意を払う必要がある。特に、ファクシミリ装置の読取
系では間欠駆動を前提とすることから、読取期間中のス
テッピングモータの起動停止が必須となり、センサ/原
稿搬送の駆動源となるステッピングモータの動作エラー
が、そのまま読取画像の劣化を引き起こす原因となる。
【0008】ステッピングモータの起動方式としては、
一般的に、図15に示すステッピングモータの駆動制御の
説明図のようにスローアップが行われているが、このス
ローアップ期間中に原則的にはロータとステータを正規
の相対位置に位置させておくことが重要である。定常駆
動期間中にロータとステータとの相対位置が同期モータ
としてのパルス制御に対応する位置から大きくばらつく
と(大きな引き戻しを含む)、脱調を起こす可能性が高
い。
一般的に、図15に示すステッピングモータの駆動制御の
説明図のようにスローアップが行われているが、このス
ローアップ期間中に原則的にはロータとステータを正規
の相対位置に位置させておくことが重要である。定常駆
動期間中にロータとステータとの相対位置が同期モータ
としてのパルス制御に対応する位置から大きくばらつく
と(大きな引き戻しを含む)、脱調を起こす可能性が高
い。
【0009】また、図14から分かるように駆動周波数の
増大に伴い出力トルクが落ちる。このため、ステッピン
グモータでは、駆動周波数が低い場合には電流値一定の
条件下においては発生トルクが増大し、トルク過多によ
るモータ回転速度のばらつき(ハンチング)が大きくな
る。この場合、騒音,振動が大きくなり、特に、ファク
シミリ装置の読取部では、前記ハンチングが増大する
と、読取画像にも悪影響を与えるおそれがある。
増大に伴い出力トルクが落ちる。このため、ステッピン
グモータでは、駆動周波数が低い場合には電流値一定の
条件下においては発生トルクが増大し、トルク過多によ
るモータ回転速度のばらつき(ハンチング)が大きくな
る。この場合、騒音,振動が大きくなり、特に、ファク
シミリ装置の読取部では、前記ハンチングが増大する
と、読取画像にも悪影響を与えるおそれがある。
【0010】しかしながら、前記問題に対して、従来の
ようにステッピングモータの駆動電流値あるいは駆動条
件等を変更することにより対応すると、モータ駆動回路
等のドライバのコストが上がり、制御ソフトの処理量等
も大きくなるという問題がある。
ようにステッピングモータの駆動電流値あるいは駆動条
件等を変更することにより対応すると、モータ駆動回路
等のドライバのコストが上がり、制御ソフトの処理量等
も大きくなるという問題がある。
【0011】そこで、本発明は、前記従来の技術の諸問
題を解決し、比較的コストがかからない構成によって、
ステッピングモータの脱調/駆動不良の発生を防止し、
安定した読み取りが行われる画像読取装置を提供するこ
とを目的とする。
題を解決し、比較的コストがかからない構成によって、
ステッピングモータの脱調/駆動不良の発生を防止し、
安定した読み取りが行われる画像読取装置を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、読取部の駆動源としてのステッピングモ
ータをゴム質部材を介して取り付けてなる画像読取装置
において、ステッピングモータの起動時にスローアップ
動作制御を行い、しかもステッピングモータのロータと
ステータ間の相対位置ずれ量が、ステッピングモータの
1ステップ角の1/2以上の量にならない範囲で駆動する
電流値設定をすることを特徴とする。
め、本発明は、読取部の駆動源としてのステッピングモ
ータをゴム質部材を介して取り付けてなる画像読取装置
において、ステッピングモータの起動時にスローアップ
動作制御を行い、しかもステッピングモータのロータと
ステータ間の相対位置ずれ量が、ステッピングモータの
1ステップ角の1/2以上の量にならない範囲で駆動する
電流値設定をすることを特徴とする。
【0013】また、前記画像読取装置において、ステッ
ピングモータの起動時にスローアップ動作制御を行い、
しかもステッピングモータのロータとステータ間の相対
位置ずれ量が、ステッピングモータの1ステップ角の1/
2以上の量にならない範囲で駆動する速度増分値設定を
して制御することを特徴とする。
ピングモータの起動時にスローアップ動作制御を行い、
しかもステッピングモータのロータとステータ間の相対
位置ずれ量が、ステッピングモータの1ステップ角の1/
2以上の量にならない範囲で駆動する速度増分値設定を
して制御することを特徴とする。
【0014】また、前記ステッピングモータを取り付け
るためのゴム質部材として、ステッピングモータに最大
負荷が加わった場合でも、ステッピングモータの1ステ
ップ角の1/2以上の量に相当するロータとステータ間の
相対位置ずれを起こさせない硬質のゴム材を用いたこと
を特徴とする。
るためのゴム質部材として、ステッピングモータに最大
負荷が加わった場合でも、ステッピングモータの1ステ
ップ角の1/2以上の量に相当するロータとステータ間の
相対位置ずれを起こさせない硬質のゴム材を用いたこと
を特徴とする。
【0015】また、前記画像読取装置において、ステッ
ピングモータを、起動直前にステッピングモータのセッ
トリング時間以上の間隔をとって、数回駆動させること
を特徴とする。
ピングモータを、起動直前にステッピングモータのセッ
トリング時間以上の間隔をとって、数回駆動させること
を特徴とする。
【0016】さらに、読取部の駆動源としてのステッピ
ングモータをゴム質部材を介して取り付けてなり、ステ
ッピングモータの駆動を複数の駆動周波数によって行う
ことが可能な画像読取装置において、ステッピングモー
タの駆動条件として、ステッピングモータをリジット構
造によって固定した場合における定常回転時に回転可能
な周波数領域以上の駆動周波数により回転制御すること
を特徴とする。
ングモータをゴム質部材を介して取り付けてなり、ステ
ッピングモータの駆動を複数の駆動周波数によって行う
ことが可能な画像読取装置において、ステッピングモー
タの駆動条件として、ステッピングモータをリジット構
造によって固定した場合における定常回転時に回転可能
な周波数領域以上の駆動周波数により回転制御すること
を特徴とする。
【0017】また、前記画像読取装置において、ステッ
ピングモータの起動時にスローアップ動作制御を行い、
しかもスローアップ制御中に用いる周波数として近傍の
周波数帯中において比較的大きなトルクを引き出すこと
が可能な周波数を用いることを特徴とする。
ピングモータの起動時にスローアップ動作制御を行い、
しかもスローアップ制御中に用いる周波数として近傍の
周波数帯中において比較的大きなトルクを引き出すこと
が可能な周波数を用いることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面に基づいて説明する。
を図面に基づいて説明する。
【0019】図1は本発明の第1実施形態のファクシミ
リ装置における制御系の概略構成を示すブロック図であ
り、読取部は、読取走査部1と読取処理部2とラインメ
モリ3とラインメモリ制御部4によって構成され、また
記録部は、記録走査部5と記録処理部6と前記ラインメ
モリ3とラインメモリ制御部4によって構成されてい
る。
リ装置における制御系の概略構成を示すブロック図であ
り、読取部は、読取走査部1と読取処理部2とラインメ
モリ3とラインメモリ制御部4によって構成され、また
記録部は、記録走査部5と記録処理部6と前記ラインメ
モリ3とラインメモリ制御部4によって構成されてい
る。
【0020】送信時、読取走査部1によって読み取られ
た原稿の画像情報は、読取処理部2を経てラインメモリ
3に一旦記憶される。情報圧縮/復元部7の圧縮モード
に応じてラインメモリ3から画像情報の読み出しを行い
ながら冗長度を除去し、データバス8を通して、RAM
9に画像情報が蓄積される。このRAM9を送信バッフ
ァとして用いて、通信制御部10を経てモデム11に画像情
報を表す信号が送出され、モデム11によって変調された
信号は網制御部12を通って回線へ送り出される。
た原稿の画像情報は、読取処理部2を経てラインメモリ
3に一旦記憶される。情報圧縮/復元部7の圧縮モード
に応じてラインメモリ3から画像情報の読み出しを行い
ながら冗長度を除去し、データバス8を通して、RAM
9に画像情報が蓄積される。このRAM9を送信バッフ
ァとして用いて、通信制御部10を経てモデム11に画像情
報を表す信号が送出され、モデム11によって変調された
信号は網制御部12を通って回線へ送り出される。
【0021】受信時、回線から受信した画像情報信号
は、網制御部12を通ってモデム11によって復調され、通
信制御部10を経てデータバス8に出力されてRAM9に
蓄積される。このRAM9を受信バッファとして用い
て、信号を情報圧縮/復元部7の復元モードに応じてラ
インメモリ3へ順次出力する。復元された信号は、ライ
ンメモリ3から読み出されて記録処理部6を経て、記録
走査部5によって画像情報として再生される。
は、網制御部12を通ってモデム11によって復調され、通
信制御部10を経てデータバス8に出力されてRAM9に
蓄積される。このRAM9を受信バッファとして用い
て、信号を情報圧縮/復元部7の復元モードに応じてラ
インメモリ3へ順次出力する。復元された信号は、ライ
ンメモリ3から読み出されて記録処理部6を経て、記録
走査部5によって画像情報として再生される。
【0022】画像情報は網制御部12と通信制御部10を通
過するだけであるが、通信制御用情報は通信制御部10の
中で判読されて、伝送制御,誤り制御等の実行処理を行
い、ジャーナル情報の必要な場合には不揮発性のメモリ
機能を有するRAM9に記憶される。
過するだけであるが、通信制御用情報は通信制御部10の
中で判読されて、伝送制御,誤り制御等の実行処理を行
い、ジャーナル情報の必要な場合には不揮発性のメモリ
機能を有するRAM9に記憶される。
【0023】網制御のための呼出信号等は網制御部12に
よって制御される。さらに情報圧縮,復元を要しない画
像情報は、読取処理部2とラインメモリ3からデータバ
ス8を経てRAM9に直接入力させ、画像処理あるいは
画像通信を行うことが可能である。また画像処理された
情報あるいは画像合成された情報を直接入力したり、ま
た画像情報へ重畳を行い、ラインメモリ3へ記憶させて
記録再生することも可能である。
よって制御される。さらに情報圧縮,復元を要しない画
像情報は、読取処理部2とラインメモリ3からデータバ
ス8を経てRAM9に直接入力させ、画像処理あるいは
画像通信を行うことが可能である。また画像処理された
情報あるいは画像合成された情報を直接入力したり、ま
た画像情報へ重畳を行い、ラインメモリ3へ記憶させて
記録再生することも可能である。
【0024】ラインメモリ3は、情報圧縮/復元部7と
分離して使用することができると同時に、読取走査およ
び記録走査と無関係に圧縮した情報を復元してラインメ
モリ3経由で出力する利用形態も考えられる。全体のシ
ステム制御および情報の流れの管理,通信制御,網制御
の総括コントロールはMPU(マイクロ・プロセッサ・
ユニット)15によって行われる。
分離して使用することができると同時に、読取走査およ
び記録走査と無関係に圧縮した情報を復元してラインメ
モリ3経由で出力する利用形態も考えられる。全体のシ
ステム制御および情報の流れの管理,通信制御,網制御
の総括コントロールはMPU(マイクロ・プロセッサ・
ユニット)15によって行われる。
【0025】システム制御の主たる処理は、パネル部
(スイッチ表示部)16による入力に関係する制御と、機構
制御部(ドライバ・センサ)17による前記読取部と記録部
等とにおける後述する機構の駆動に関係する制御であ
り、インターフェイス18,19を介して行われる。
(スイッチ表示部)16による入力に関係する制御と、機構
制御部(ドライバ・センサ)17による前記読取部と記録部
等とにおける後述する機構の駆動に関係する制御であ
り、インターフェイス18,19を介して行われる。
【0026】なお、図中の20は所定の動作プログラムが
記録されているROM、21はDMA(ダイレクト・メモ
リ・アクセス)コントローラ、22は各部へ電力を供給す
る電源部である。
記録されているROM、21はDMA(ダイレクト・メモ
リ・アクセス)コントローラ、22は各部へ電力を供給す
る電源部である。
【0027】図2は前記ファクシミリ装置における主要
機構の概略を示す構成図であり、31は原稿が積載される
原稿セット台、32は原稿分離用ローラ、33は原稿分離用
ローラ32に接触して原稿を1枚ずつ分離搬送するための
原稿分離パッド、34は原稿情報を読み取る密着センサ、
35は原稿を密着センサ34に密着させるための白色ロー
ラ、36,36は分離搬送されてきた原稿を密着センサ34へ
搬送する原稿搬送ローラ、37は歯車系G1を介して前記白
色ローラ35および原稿搬送ローラ36を駆動する後で詳述
するスキャナモータ部であって、前記読取部を構成して
いる。
機構の概略を示す構成図であり、31は原稿が積載される
原稿セット台、32は原稿分離用ローラ、33は原稿分離用
ローラ32に接触して原稿を1枚ずつ分離搬送するための
原稿分離パッド、34は原稿情報を読み取る密着センサ、
35は原稿を密着センサ34に密着させるための白色ロー
ラ、36,36は分離搬送されてきた原稿を密着センサ34へ
搬送する原稿搬送ローラ、37は歯車系G1を介して前記白
色ローラ35および原稿搬送ローラ36を駆動する後で詳述
するスキャナモータ部であって、前記読取部を構成して
いる。
【0028】さらに、40は原稿セット台31を兼ねる記録
部カバーに固定されたヘッド支持用ブラケット、41はヘ
ッド支持用ブラケット40にスプリング42の下方の付勢力
を受けて揺動可能に設けられた感熱記録ヘッド、43は感
熱記録ヘッド41に接するプラテンローラ、44は歯車系G2
を介してプラテンローラ43を駆動する記録用モータ部、
45はロール状に巻かれた感熱記録紙46を収納する記録紙
ホルダ、47は感熱記録ヘッド41により印字された感熱記
録紙46を所定のサイズに切断するカッタ、48は、プラテ
ンローラ43とカッタ47間において固定され、感熱記録紙
46の搬送ガイドをする下・ガイド板であって、前記記録
部を構成している。
部カバーに固定されたヘッド支持用ブラケット、41はヘ
ッド支持用ブラケット40にスプリング42の下方の付勢力
を受けて揺動可能に設けられた感熱記録ヘッド、43は感
熱記録ヘッド41に接するプラテンローラ、44は歯車系G2
を介してプラテンローラ43を駆動する記録用モータ部、
45はロール状に巻かれた感熱記録紙46を収納する記録紙
ホルダ、47は感熱記録ヘッド41により印字された感熱記
録紙46を所定のサイズに切断するカッタ、48は、プラテ
ンローラ43とカッタ47間において固定され、感熱記録紙
46の搬送ガイドをする下・ガイド板であって、前記記録
部を構成している。
【0029】図3は前記読取部のスキャナモータ部に用
いたステッピングモータの取り付け構造を示す断面図で
あり、ステッピングモータ50は、ステータを支持する外
枠部分51が後述するモータブラケット52を介して装置本
体内の支持フレーム53にねじ54によって固定され、また
ロータに連結する出力軸55が前記外枠部分51から突出し
ている。前記出力軸55の端部には駆動用歯車56が固定さ
れて、前記歯車系G1へ回転駆動力を伝達するようになっ
ている。
いたステッピングモータの取り付け構造を示す断面図で
あり、ステッピングモータ50は、ステータを支持する外
枠部分51が後述するモータブラケット52を介して装置本
体内の支持フレーム53にねじ54によって固定され、また
ロータに連結する出力軸55が前記外枠部分51から突出し
ている。前記出力軸55の端部には駆動用歯車56が固定さ
れて、前記歯車系G1へ回転駆動力を伝達するようになっ
ている。
【0030】図4は前記モータブラケット(モータマウ
ント)の正面図、図5は図4のモータブラケットのA−
A線断面図であり、モータブラケット52は、ゴム材から
なる円環状体60の上下両側にそれぞれ取付板62,63が固
定されている。これら各取付板62,63にはねじ54の挿入
される通孔61が形成されている。そして、一方の取付板
62がねじ54によつて前記支持フレーム53に固定され、ま
た他方の取付板63にはステッピングモータ50がねじ54に
よって固定される。したがって、支持フレーム53から見
るとステッピングモータ50は、前記円環状体60を介して
浮いているような構成になる。
ント)の正面図、図5は図4のモータブラケットのA−
A線断面図であり、モータブラケット52は、ゴム材から
なる円環状体60の上下両側にそれぞれ取付板62,63が固
定されている。これら各取付板62,63にはねじ54の挿入
される通孔61が形成されている。そして、一方の取付板
62がねじ54によつて前記支持フレーム53に固定され、ま
た他方の取付板63にはステッピングモータ50がねじ54に
よって固定される。したがって、支持フレーム53から見
るとステッピングモータ50は、前記円環状体60を介して
浮いているような構成になる。
【0031】図6は第1実施形態において採用する起動
時のスローアップ制御例の説明図であり、この例は、一
般的に台形駆動方式と呼ばれ、単位時間当たりの速度増
分値が一定となる制御方式である。
時のスローアップ制御例の説明図であり、この例は、一
般的に台形駆動方式と呼ばれ、単位時間当たりの速度増
分値が一定となる制御方式である。
【0032】図7(a)〜(e)はステッピングモータの取り
付けが従来のようにリジット構造である場合の同モータ
の一般的な励磁切り替え時の状態遷移図(1相励磁時)で
あり、励磁停止時はステータ歯とロータ歯が磁力により
釣り合い(斜線の歯が励磁歯)、対向する位置で停止して
いる(この点を励磁安定点とする。(a)参照)。励磁切り
替えが発生し、次のステータ歯が励磁されるとロータ歯
に磁力による力Fが発生し(図における右方向への力)、
ロータを移動させることになる((b)参照)。このロータ
は時間が経過するに従い、励磁されている歯へ近寄って
最終的にはロータ・ステータ間の磁力による釣り合い位
置(励磁安定点)へと遷移する((c)参照)。このように励
磁切り替えが順次行われ、ロータが移動を続けることに
なる((d)〜(e)参照)。
付けが従来のようにリジット構造である場合の同モータ
の一般的な励磁切り替え時の状態遷移図(1相励磁時)で
あり、励磁停止時はステータ歯とロータ歯が磁力により
釣り合い(斜線の歯が励磁歯)、対向する位置で停止して
いる(この点を励磁安定点とする。(a)参照)。励磁切り
替えが発生し、次のステータ歯が励磁されるとロータ歯
に磁力による力Fが発生し(図における右方向への力)、
ロータを移動させることになる((b)参照)。このロータ
は時間が経過するに従い、励磁されている歯へ近寄って
最終的にはロータ・ステータ間の磁力による釣り合い位
置(励磁安定点)へと遷移する((c)参照)。このように励
磁切り替えが順次行われ、ロータが移動を続けることに
なる((d)〜(e)参照)。
【0033】図8(a)〜(c)はステッピングモータの取り
付けに図4,図5に示すゴム材を用いたモータブラケッ
トを介在した場合の励磁切り替え時の状態遷移図(1相
励磁時)であり、初期にはロータは励磁安定点に位置す
る((a)参照)。また励磁切り替えが入った段階において
ロータ・ステータ間に力Fが発生し((b)参照)、切り替
え直後ではロータには、前記力Fの加わる方向とは逆方
向の移動量S2(後述する)を発生する((c)参照)。
付けに図4,図5に示すゴム材を用いたモータブラケッ
トを介在した場合の励磁切り替え時の状態遷移図(1相
励磁時)であり、初期にはロータは励磁安定点に位置す
る((a)参照)。また励磁切り替えが入った段階において
ロータ・ステータ間に力Fが発生し((b)参照)、切り替
え直後ではロータには、前記力Fの加わる方向とは逆方
向の移動量S2(後述する)を発生する((c)参照)。
【0034】一方、前記の場合のステータの動作をみる
と、図7(a)〜(e)によって説明した例と異なり、ステッ
ピングモータ50の取り付けに、ゴム材(円環状体)60が設
けられたモータブラケット52を用いているため、モータ
ブラケット52に何等かの力が加わった場合にはモータブ
ラケット52は弾性運動を行うことになる。また、ステッ
ピングモータ50のステータはモータブラケット52とリジ
ットな関係になっているため、ステータに何等かの力が
加わった場合にもステータは弾性運動を行うことが可能
であって、前記力Fがステータに作用するとステータは
移動する(移動量S1)。
と、図7(a)〜(e)によって説明した例と異なり、ステッ
ピングモータ50の取り付けに、ゴム材(円環状体)60が設
けられたモータブラケット52を用いているため、モータ
ブラケット52に何等かの力が加わった場合にはモータブ
ラケット52は弾性運動を行うことになる。また、ステッ
ピングモータ50のステータはモータブラケット52とリジ
ットな関係になっているため、ステータに何等かの力が
加わった場合にもステータは弾性運動を行うことが可能
であって、前記力Fがステータに作用するとステータは
移動する(移動量S1)。
【0035】ステッピングモータ50は一種の同期モータ
であり、そのロータ・ステータ間の相対位置は維持管理
されていなくてはならない。ロータは可動であるので、
パルス制御によって管理でき得る以上のステータ側の動
きは除去すべきである。経験的には、前記移動量S1がス
テッピングモータ固有の1ステップ角の1/2以上になる
と、脱調を引き起こしやすいことが知られている。
であり、そのロータ・ステータ間の相対位置は維持管理
されていなくてはならない。ロータは可動であるので、
パルス制御によって管理でき得る以上のステータ側の動
きは除去すべきである。経験的には、前記移動量S1がス
テッピングモータ固有の1ステップ角の1/2以上になる
と、脱調を引き起こしやすいことが知られている。
【0036】図9に示すステッピングモータのトルク特
性図のように、定電流駆動時には一般的に、その駆動電
流値の大きい方がモータは高いトルクを発生する。すな
わち、トルクが大きい場合には自動的に前記力Fが大き
くなり、相対的に前記移動量S1も増大することになる。
性図のように、定電流駆動時には一般的に、その駆動電
流値の大きい方がモータは高いトルクを発生する。すな
わち、トルクが大きい場合には自動的に前記力Fが大き
くなり、相対的に前記移動量S1も増大することになる。
【0037】このため第1実施形態では、ロータ・ステ
ータ間の相対位置ずれが当該ステッピングモータ50の1
ステップ角の1/2以上の量にならない範囲で駆動する電
流値設定をすることによって、モータ脱調の発生を防い
でいる。この電流値設定は、設計時の条件設定に際して
行い、使用するステッピングモータ50の特性,駆動系の
慣性モーメント,摩擦係数,モータ駆動条件,モータブ
ラケット52のゴム材60の外形および特性等によって決定
する。
ータ間の相対位置ずれが当該ステッピングモータ50の1
ステップ角の1/2以上の量にならない範囲で駆動する電
流値設定をすることによって、モータ脱調の発生を防い
でいる。この電流値設定は、設計時の条件設定に際して
行い、使用するステッピングモータ50の特性,駆動系の
慣性モーメント,摩擦係数,モータ駆動条件,モータブ
ラケット52のゴム材60の外形および特性等によって決定
する。
【0038】前記第1実施形態のようにすることによっ
て、読取部の駆動モータであるステッピングモータのス
ローアップ時に、同モータのロータとステータ間の相対
位置が同期モータとしてのパルス制御に対応する位置近
傍にある状態になるので、ステッピングモータ50の脱調
/駆動不良が起きにくくなり、したがって、読取画質の
向上することになる。
て、読取部の駆動モータであるステッピングモータのス
ローアップ時に、同モータのロータとステータ間の相対
位置が同期モータとしてのパルス制御に対応する位置近
傍にある状態になるので、ステッピングモータ50の脱調
/駆動不良が起きにくくなり、したがって、読取画質の
向上することになる。
【0039】また、上述した図8(c)に示したように、
励磁切り替え発生時にはステッピングモータ50のロータ
には、力Fによって回転しようとする方向とは逆向きの
力が加わって移動量S2が生じることになる。この逆向き
の力は、定常駆動時に加わる「摩擦負荷」と慣性系を起
動するための「起動負荷」とが加算されたものとなる。
前記「起動負荷」は立ち上げの速度が速いほど大きくな
る。またロータに逆向きの力が加わると、ステータはゴ
ム材60を備えたモータブラケット52を介してリジットに
取り付けられていないため、ロータが動こうとする方向
と逆向きに動くことになる。特に、急激に立ち上げを行
うと、モータブラケット52のゴム材60のねじれは大きな
ものとなる。
励磁切り替え発生時にはステッピングモータ50のロータ
には、力Fによって回転しようとする方向とは逆向きの
力が加わって移動量S2が生じることになる。この逆向き
の力は、定常駆動時に加わる「摩擦負荷」と慣性系を起
動するための「起動負荷」とが加算されたものとなる。
前記「起動負荷」は立ち上げの速度が速いほど大きくな
る。またロータに逆向きの力が加わると、ステータはゴ
ム材60を備えたモータブラケット52を介してリジットに
取り付けられていないため、ロータが動こうとする方向
と逆向きに動くことになる。特に、急激に立ち上げを行
うと、モータブラケット52のゴム材60のねじれは大きな
ものとなる。
【0040】そこで本発明の第2実施形態のステッピン
グモータの駆動制御では、図10に示すステッピングモー
タのスローアップ制御の説明図のように、ロータ・ステ
ータ間の相対位置ずれが当該ステッピングモータの1ス
テップ角の1/2以上の量になることのない範囲で駆動す
る速度増分値設定をして、スローアップ制御を行うこと
によって速度の増分値を少なくして比較的穏やかな加速
がなされるようにする(図の実線が従来、破線が本実施
形態におけるスローアップの状態を示す)。このように
することによって、前記「起動負荷」は比較的小さくな
り、モータブラケット52におけるゴム材60部分のねじれ
を抑制することができる。
グモータの駆動制御では、図10に示すステッピングモー
タのスローアップ制御の説明図のように、ロータ・ステ
ータ間の相対位置ずれが当該ステッピングモータの1ス
テップ角の1/2以上の量になることのない範囲で駆動す
る速度増分値設定をして、スローアップ制御を行うこと
によって速度の増分値を少なくして比較的穏やかな加速
がなされるようにする(図の実線が従来、破線が本実施
形態におけるスローアップの状態を示す)。このように
することによって、前記「起動負荷」は比較的小さくな
り、モータブラケット52におけるゴム材60部分のねじれ
を抑制することができる。
【0041】第2実施形態では、前記速度増分値設定の
ために設計時に条件出しを行い、そのデータをテーブル
の形で前記ROM20内に格納する。そして、起動時にM
PU15がROM20から前記テーブルを読み出して機構制
御部17に転送し、テーブルデータを受け取った機構制御
部17は、機構制御部17内部のモータ駆動用ドライバによ
ってデータ展開を行い、ステッピングモータ50へ制御パ
ルスを出力することによってモータ駆動制御を行うよう
にしている。
ために設計時に条件出しを行い、そのデータをテーブル
の形で前記ROM20内に格納する。そして、起動時にM
PU15がROM20から前記テーブルを読み出して機構制
御部17に転送し、テーブルデータを受け取った機構制御
部17は、機構制御部17内部のモータ駆動用ドライバによ
ってデータ展開を行い、ステッピングモータ50へ制御パ
ルスを出力することによってモータ駆動制御を行うよう
にしている。
【0042】前記第2実施形態のようにすることによっ
て、読取部の駆動モータであるステッピングモータのス
ローアップ時に、同モータのロータとステータ間の相対
位置が同期モータとしてのパルス制御に対応する位置近
傍にある状態になるので、慣性系負荷がある程度大きい
場合でも、ステッピングモータの脱調/駆動不良が起き
にくくなり、したがって、読取画質が向上することにな
る。
て、読取部の駆動モータであるステッピングモータのス
ローアップ時に、同モータのロータとステータ間の相対
位置が同期モータとしてのパルス制御に対応する位置近
傍にある状態になるので、慣性系負荷がある程度大きい
場合でも、ステッピングモータの脱調/駆動不良が起き
にくくなり、したがって、読取画質が向上することにな
る。
【0043】上述したように、モータブラケット52にゴ
ム材60を使用したものでは、起動停止時に十分な時間を
取って制御を行う必要がある。しかしながら、ファクシ
ミリ装置等の読取部では、読取期間中に起動/停止処理
を行うことが必要になり、長時間にわたるスローアップ
/ダウン動作は、読取制御処理が煩雑になるばかりか、
読取画像の劣化を引き起こす原因にもなる。
ム材60を使用したものでは、起動停止時に十分な時間を
取って制御を行う必要がある。しかしながら、ファクシ
ミリ装置等の読取部では、読取期間中に起動/停止処理
を行うことが必要になり、長時間にわたるスローアップ
/ダウン動作は、読取制御処理が煩雑になるばかりか、
読取画像の劣化を引き起こす原因にもなる。
【0044】そこで、前記モータブラケット52のゴム材
60として、比較的高硬度のゴム材料、例えばシリコン
(ゴム硬度70度程度)等を用い、ステッピングモータ50に
おけるステータの前記移動量S1を小さくし、ステッピン
グモータ50の1ステップ角の1/2以下にすることによっ
て、ステッピングモータの脱調/駆動不良が起きにくく
するとともに、比較的短い時間内での前記スローアップ
/ダウン処理を可能にすることが考えられる。このよう
にすることによって、比較的短時間で起動停止処理を行
うことが可能になるので、読取制御が簡易となり、しか
も電気系あるいはプログラム処理が簡易になり、しかも
読取画質が向上することになる。
60として、比較的高硬度のゴム材料、例えばシリコン
(ゴム硬度70度程度)等を用い、ステッピングモータ50に
おけるステータの前記移動量S1を小さくし、ステッピン
グモータ50の1ステップ角の1/2以下にすることによっ
て、ステッピングモータの脱調/駆動不良が起きにくく
するとともに、比較的短い時間内での前記スローアップ
/ダウン処理を可能にすることが考えられる。このよう
にすることによって、比較的短時間で起動停止処理を行
うことが可能になるので、読取制御が簡易となり、しか
も電気系あるいはプログラム処理が簡易になり、しかも
読取画質が向上することになる。
【0045】上述したように、定常回転中のモータブラ
ケット52のゴム材60のねじれは問題であって、ゴム材60
が回転方向にねじれたまま駆動することになる。本発明
の第3実施形態では、前記ねじれの発生を抑制するため
図11に示す励磁タイムシーケンスと励磁パルスの出力タ
イミングの例のように、励磁開始後に一定時間Tをおい
てゆっくりと数回励磁(駆動)を行うようにする。このよ
うにすることによって、ステッピングモータ50のステー
タとロータとを安定位置で保持することが可能になる。
前記一定時間Tは使用されるステッピングモータ50の有
するセットリング(Settling)時間以上であることが必要
である。
ケット52のゴム材60のねじれは問題であって、ゴム材60
が回転方向にねじれたまま駆動することになる。本発明
の第3実施形態では、前記ねじれの発生を抑制するため
図11に示す励磁タイムシーケンスと励磁パルスの出力タ
イミングの例のように、励磁開始後に一定時間Tをおい
てゆっくりと数回励磁(駆動)を行うようにする。このよ
うにすることによって、ステッピングモータ50のステー
タとロータとを安定位置で保持することが可能になる。
前記一定時間Tは使用されるステッピングモータ50の有
するセットリング(Settling)時間以上であることが必要
である。
【0046】図12は前記ゴム材を用いたモータブラケッ
トを使用してステッピングモータを取り付けたときと、
一般的なリジット構造の取り付けをしたときにおける周
波数と出力トルクとの関係を示す図であり、図4,図5
のモータブラケット52を使用した場合には、リジット構
造の取り付けをした場合に回転不能であった周波数領域
においても比較的高トルクによってステッピングモータ
50を駆動することができ、その領域では駆動周波数の増
加に対してのトルクの落ち込みが少ない。
トを使用してステッピングモータを取り付けたときと、
一般的なリジット構造の取り付けをしたときにおける周
波数と出力トルクとの関係を示す図であり、図4,図5
のモータブラケット52を使用した場合には、リジット構
造の取り付けをした場合に回転不能であった周波数領域
においても比較的高トルクによってステッピングモータ
50を駆動することができ、その領域では駆動周波数の増
加に対してのトルクの落ち込みが少ない。
【0047】そこで、本発明の第4実施形態では、ステ
ッピングモータ50の取り付けに前記モータブラケット52
を用い、しかも前記のようにステッピングモータの駆動
を複数の駆動周波数によって行うことが可能である場合
のステッピングモータ50の駆動条件として、定常回転時
に従来のようなリジット構造の取り付けに際して回転可
能な領域以上の駆動周波数(図12の例では略4000pps以
上)により回転制御を行うようにする。
ッピングモータ50の取り付けに前記モータブラケット52
を用い、しかも前記のようにステッピングモータの駆動
を複数の駆動周波数によって行うことが可能である場合
のステッピングモータ50の駆動条件として、定常回転時
に従来のようなリジット構造の取り付けに際して回転可
能な領域以上の駆動周波数(図12の例では略4000pps以
上)により回転制御を行うようにする。
【0048】前記第4実施形態のようにすることによっ
て、駆動周波数の増加に伴い出力トルクが低下すること
のない領域で駆動を行えるので、駆動周波数ごとの電流
値切り替え制御を用いることなく駆動を行えるので、定
電流駆動方式を用いることが不要になり、コスト的に比
較的安価な構成によってステッピングモータ駆動が可能
になる。しかも周波数変化時のモータ駆動が安定するの
で、良好な読取画像が得られる。
て、駆動周波数の増加に伴い出力トルクが低下すること
のない領域で駆動を行えるので、駆動周波数ごとの電流
値切り替え制御を用いることなく駆動を行えるので、定
電流駆動方式を用いることが不要になり、コスト的に比
較的安価な構成によってステッピングモータ駆動が可能
になる。しかも周波数変化時のモータ駆動が安定するの
で、良好な読取画像が得られる。
【0049】図13は前記ゴム材を用いたモータブラケッ
トを使用してステッピングモータを取り付けたときにお
ける周波数と出力トルクとの関係を示す図であり、図
4,図5のモータブラケット52を使用した場合には、図
12に示すような特性を示し、かつ周波数に対して出力ト
ルクが波打つようになる。そして波打った部分における
凸部では比較的安定したトルクが発生し、また凹部では
トルクの発生が不安定になる。
トを使用してステッピングモータを取り付けたときにお
ける周波数と出力トルクとの関係を示す図であり、図
4,図5のモータブラケット52を使用した場合には、図
12に示すような特性を示し、かつ周波数に対して出力ト
ルクが波打つようになる。そして波打った部分における
凸部では比較的安定したトルクが発生し、また凹部では
トルクの発生が不安定になる。
【0050】そこで、本発明の第5実施形態ではステッ
ピングモータ50の取り付けに前記モータブラケット52を
用い、しかも前記のようにステッピングモータの駆動を
複数の駆動周波数によって行うことが可能であり、かつ
ステッピングモータ50の起動時にスローアップ動作制御
を行う場合のステッピングモータ50の駆動条件として、
スローアップ制御中に用いる周波数として近傍の周波数
帯中において比較的大きなトルクを引き出すことが可能
な周波数を用いる。すなわち、図13においては、出力ト
ルクの波打ち部分の凸部(矢示部分)に対応する周波数を
用いる。
ピングモータ50の取り付けに前記モータブラケット52を
用い、しかも前記のようにステッピングモータの駆動を
複数の駆動周波数によって行うことが可能であり、かつ
ステッピングモータ50の起動時にスローアップ動作制御
を行う場合のステッピングモータ50の駆動条件として、
スローアップ制御中に用いる周波数として近傍の周波数
帯中において比較的大きなトルクを引き出すことが可能
な周波数を用いる。すなわち、図13においては、出力ト
ルクの波打ち部分の凸部(矢示部分)に対応する周波数を
用いる。
【0051】前記第5実施形態のようにすることによっ
て、比較的トルクが安定し、かつ大トルクが引き出せる
周波数を用いてスローアップ制御行うので、安定した脱
調の少ない起動を行うことができる。
て、比較的トルクが安定し、かつ大トルクが引き出せる
周波数を用いてスローアップ制御行うので、安定した脱
調の少ない起動を行うことができる。
【0052】前記第3,4,5実施形態においては、モ
ータ駆動制御のため設計時に条件出しを行い、そのデー
タをテーブルの形で前記ROM20内に格納する。そし
て、起動時にMPU15がROM20から前記テーブルを読
み出して機構制御部17に転送し、テーブルデータを受け
取った機構制御部17は、機構制御部17内部のモータ駆動
用ドライバによってデータ展開を行い、ステッピングモ
ータ50へ制御パルスを出力することによってモータ駆動
制御を行うようにしている。
ータ駆動制御のため設計時に条件出しを行い、そのデー
タをテーブルの形で前記ROM20内に格納する。そし
て、起動時にMPU15がROM20から前記テーブルを読
み出して機構制御部17に転送し、テーブルデータを受け
取った機構制御部17は、機構制御部17内部のモータ駆動
用ドライバによってデータ展開を行い、ステッピングモ
ータ50へ制御パルスを出力することによってモータ駆動
制御を行うようにしている。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、各請求項に記載の
本発明の画像読取装置によれば、比較的コストがかから
ない構成によって、ステッピングモータの脱調/駆動不
良の発生を防止し、安定した読み取りが行われる。
本発明の画像読取装置によれば、比較的コストがかから
ない構成によって、ステッピングモータの脱調/駆動不
良の発生を防止し、安定した読み取りが行われる。
【図1】本発明に係る画像読取装置の第1実施形態を示
すファクシミリ装置における制御系の概略構成を示すブ
ロック図である。
すファクシミリ装置における制御系の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図2】第1実施形態の主要機構の概略を示す構成図で
ある。
ある。
【図3】第1実施形態の読取部スキャナモータ部に用い
たステッピングモータの取り付け構造を示す断面図であ
る。
たステッピングモータの取り付け構造を示す断面図であ
る。
【図4】図3におけるモータブラケットの正面図であ
る。
る。
【図5】図4におけるモータブラケットのA−A線断面
図である。
図である。
【図6】第1実施形態におけるスローアップ制御の説明
図である。
図である。
【図7】ステッピングモータの取り付けが従来のように
リジット構造である場合の同モータの一般的な励磁切り
替え時の状態遷移図である。
リジット構造である場合の同モータの一般的な励磁切り
替え時の状態遷移図である。
【図8】ステッピングモータの取り付けに図4,図5に
示すゴム材を用いたモータブラケットを介在した場合の
励磁切り替え時の状態遷移図である。
示すゴム材を用いたモータブラケットを介在した場合の
励磁切り替え時の状態遷移図である。
【図9】ステッピングモータのトルク特性図である。
【図10】本発明の第2実施形態におけるステッピング
モータのスローアップ制御の説明図である。
モータのスローアップ制御の説明図である。
【図11】本発明の第3実施形態における励磁タイムシ
ーケンスと励磁パルスの出力タイミングの説明図であ
る。
ーケンスと励磁パルスの出力タイミングの説明図であ
る。
【図12】ステッピングモータの取り付け構造の違いに
よる周波数と出力トルクの関係を示す特性図である。
よる周波数と出力トルクの関係を示す特性図である。
【図13】ステッピングモータの取り付けに図4,図5
に示すゴム材を用いたモータブラケットを介在した場合
の周波数と出力トルクの関係を示す特性図である。
に示すゴム材を用いたモータブラケットを介在した場合
の周波数と出力トルクの関係を示す特性図である。
【図14】従来のステッピングモータの取り付けにリジ
ット構造を用いた場合と、ゴムマウントを用いた場合と
の周波数と出力トルクの関係を示す特性図である。
ット構造を用いた場合と、ゴムマウントを用いた場合と
の周波数と出力トルクの関係を示す特性図である。
【図15】従来のステッピングモータの駆動制御の説明
図である。
図である。
1…読取走査部、 2…読取処理部、 15…MPU(マ
イクロ・プロセッサ・ユニット)、 17…機構制御部、
34…密着センサ、 35…白色ローラ、 36…原稿搬送
ローラ、 37…スキャナモータ部、 50…ステッピング
モータ、 51…外枠部分、 52…モータブラケット、
53…支持フレーム、 55…出力軸、 56…駆動用歯車、
60…円環状体(ゴム材)。
イクロ・プロセッサ・ユニット)、 17…機構制御部、
34…密着センサ、 35…白色ローラ、 36…原稿搬送
ローラ、 37…スキャナモータ部、 50…ステッピング
モータ、 51…外枠部分、 52…モータブラケット、
53…支持フレーム、 55…出力軸、 56…駆動用歯車、
60…円環状体(ゴム材)。
Claims (6)
- 【請求項1】 読取部の駆動源としてのステッピングモ
ータをゴム質部材を介して取り付けてなる画像読取装置
において、前記ステッピングモータの起動時にスローア
ップ動作制御を行い、しかもステッピングモータのロー
タとステータ間の相対位置ずれ量が、ステッピングモー
タの1ステップ角の1/2以上の量にならない範囲で駆動
する電流値設定をすることを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項2】 読取部の駆動源としてのステッピングモ
ータをゴム質部材を介して取り付けてなる画像読取装置
において、前記ステッピングモータの起動時にスローア
ップ動作制御を行い、しかもステッピングモータのロー
タとステータ間の相対位置ずれ量が、ステッピングモー
タの1ステップ角の1/2以上の量にならない範囲で駆動
する速度増分値設定をして制御することを特徴とする画
像読取装置。 - 【請求項3】 前記ステッピングモータを取り付けるた
めのゴム質部材として、ステッピングモータに最大負荷
が加わった場合でも、ステッピングモータの1ステップ
角の1/2以上の量に相当するロータとステータ間の相対
位置ずれを起させない硬質のゴム材を用いたことを特徴
とする請求項1または2記載の画像読取装置。 - 【請求項4】 読取部の駆動源としてのステッピングモ
ータをゴム質部材を介して取り付けてなる画像読取装置
において、前記ステッピングモータを、起動直前にステ
ッピングモータのセットリング時間以上の間隔をとっ
て、数回駆動させることを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項5】 読取部の駆動源としてのステッピングモ
ータをゴム質部材を介して取り付けてなり、ステッピン
グモータの駆動を複数の駆動周波数によって行うことが
可能な画像読取装置において、前記ステッピングモータ
の駆動条件として、ステッピングモータをリジット構造
によって固定した場合における定常回転時に回転可能な
周波数領域以上の駆動周波数により回転制御することを
特徴とする画像読取装置。 - 【請求項6】 読取部の駆動源としてのステッピングモ
ータをゴム質部材を介して取り付けてなり、ステッピン
グモータの駆動を複数の駆動周波数によって行うことが
可能な画像読取装置において、前記ステッピングモータ
の起動時にスローアップ動作制御を行い、しかもスロー
アップ制御中に用いる周波数として近傍の周波数帯中に
おいて比較的大きなトルクを引き出すことが可能な周波
数を用いることを特徴とする画像読取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7265685A JPH09117196A (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7265685A JPH09117196A (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | 画像読取装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09117196A true JPH09117196A (ja) | 1997-05-02 |
Family
ID=17420586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7265685A Pending JPH09117196A (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09117196A (ja) |
-
1995
- 1995-10-13 JP JP7265685A patent/JPH09117196A/ja active Pending
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