JPH09117272A - 熱風による脱油方法及び装置 - Google Patents
熱風による脱油方法及び装置Info
- Publication number
- JPH09117272A JPH09117272A JP7277957A JP27795795A JPH09117272A JP H09117272 A JPH09117272 A JP H09117272A JP 7277957 A JP7277957 A JP 7277957A JP 27795795 A JP27795795 A JP 27795795A JP H09117272 A JPH09117272 A JP H09117272A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot air
- deoiling
- nozzle
- oil
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- Pending
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- Formation And Processing Of Food Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 製品の形状に余り関係なく高い脱油率を得る
ことができ、製品を劣化させることなく、廃油処理等も
簡単に行うことができる脱油方法及び装置を提供する 【解決手段】 表面に油が付着した物品に熱風を吹き付
けることにより油を吹き飛ばすためのノズル12を備え
る。ノズルに圧縮した熱風を供給する手段として、ブロ
ワ14と、該ブロワと上記ノズル12との間の空気通路
16に設定されて、ノズルに供給される空気を加熱し熱
風とするためのヒータ手段18とを有する。ノズルは搬
送手段20によって搬送される物品の形状に応じて当該
搬送手段20に対して所定の位置に設定され、搬送され
る物品の実質的に全面にわたって熱風を吹き付けること
ができるようにする。
ことができ、製品を劣化させることなく、廃油処理等も
簡単に行うことができる脱油方法及び装置を提供する 【解決手段】 表面に油が付着した物品に熱風を吹き付
けることにより油を吹き飛ばすためのノズル12を備え
る。ノズルに圧縮した熱風を供給する手段として、ブロ
ワ14と、該ブロワと上記ノズル12との間の空気通路
16に設定されて、ノズルに供給される空気を加熱し熱
風とするためのヒータ手段18とを有する。ノズルは搬
送手段20によって搬送される物品の形状に応じて当該
搬送手段20に対して所定の位置に設定され、搬送され
る物品の実質的に全面にわたって熱風を吹き付けること
ができるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品の表面に付着
した油を除去する、すなわち、脱油するための方法及び装
置に関する。
した油を除去する、すなわち、脱油するための方法及び装
置に関する。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】例えば、
魚肉練り製品としてのさつま揚げは、魚肉すりみを主成
分とする材料を所定の形状に成型した後に、加熱油にて
揚げて作られる。従って、このような製品には、その表
面に油が付着しており、その油をなるべく除去すること
が望まれる。
魚肉練り製品としてのさつま揚げは、魚肉すりみを主成
分とする材料を所定の形状に成型した後に、加熱油にて
揚げて作られる。従って、このような製品には、その表
面に油が付着しており、その油をなるべく除去すること
が望まれる。
【0003】このような油の除去すなわち脱油を行う方
法としては、従来から次のようなものが知られている。
(1)一対の布製無端コンベアで上記の如き製品を挟ん
で搬送し、当該布製コンベアによって油を吸収するも
の、(2)製品を振動させながら搬送するコンベアを通
し、その振動によって脱油を行うもの、(3)熱水を噴
霧するもの、(4)製品を温水の中に通すもの、(5)
コンベア上に載せられて搬送される製品に上から真空ロ
ーラを当てて油を吸引するもの、(6)製品を遠心分離
機により脱油するもの、(7)人が紙で製品を挟んで行
うもの、等があった。しかし、これらの従来の方法に
は、それぞれ欠点があった。
法としては、従来から次のようなものが知られている。
(1)一対の布製無端コンベアで上記の如き製品を挟ん
で搬送し、当該布製コンベアによって油を吸収するも
の、(2)製品を振動させながら搬送するコンベアを通
し、その振動によって脱油を行うもの、(3)熱水を噴
霧するもの、(4)製品を温水の中に通すもの、(5)
コンベア上に載せられて搬送される製品に上から真空ロ
ーラを当てて油を吸引するもの、(6)製品を遠心分離
機により脱油するもの、(7)人が紙で製品を挟んで行
うもの、等があった。しかし、これらの従来の方法に
は、それぞれ欠点があった。
【0004】(1)の方法では、布製コンベアを定期的
に取り替える必要があり、作業が繁雑である。(2)の
方法は、脱油率が余り良くない。(3)及び(4)の方
法は、多量の熱水が必要であり、熱効率が悪く、熱水の
供給、排水等の設備が大型になる。更に、製品を熱水に
さらすことになるので製品の品質の低下を来す虞れがあ
る。(1)、(5)及び(6)の方法は、製品の形状に
よっては、余り良好な脱油率を望むことができない。
(7)の方法は、良好な脱油を行うことができるが、作
業効率が悪い。そして、(1)ないし(6)の方法に共
通して言えることは、(7)の方法によって良好に脱油
した場合に比べて、脱油率がその30%ないし60%程
度であり、それ以上を望むことは実質上困難である。
に取り替える必要があり、作業が繁雑である。(2)の
方法は、脱油率が余り良くない。(3)及び(4)の方
法は、多量の熱水が必要であり、熱効率が悪く、熱水の
供給、排水等の設備が大型になる。更に、製品を熱水に
さらすことになるので製品の品質の低下を来す虞れがあ
る。(1)、(5)及び(6)の方法は、製品の形状に
よっては、余り良好な脱油率を望むことができない。
(7)の方法は、良好な脱油を行うことができるが、作
業効率が悪い。そして、(1)ないし(6)の方法に共
通して言えることは、(7)の方法によって良好に脱油
した場合に比べて、脱油率がその30%ないし60%程
度であり、それ以上を望むことは実質上困難である。
【0005】本発明は、以上の如き従来技術の欠点を解
消し、製品の形状に余り関係なく高い脱油率を得ること
ができ、設備の比較的簡単で、廃油処理等を簡単に行う
ことができる脱油方法及び装置を提供することを目的と
している。
消し、製品の形状に余り関係なく高い脱油率を得ること
ができ、設備の比較的簡単で、廃油処理等を簡単に行う
ことができる脱油方法及び装置を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係る
脱油方法は、表面に油が付着した物品に熱風を吹き付け
ることにより油を吹き飛ばし、それにより当該物品の脱
油をすることを基本的特徴としている。
脱油方法は、表面に油が付着した物品に熱風を吹き付け
ることにより油を吹き飛ばし、それにより当該物品の脱
油をすることを基本的特徴としている。
【0007】また、本発明にかかる脱油装置は、表面に
油が付着した物品に熱風を吹き付けることにより油を吹
き飛ばすためのノズルを備えることを基本的特徴として
いる。
油が付着した物品に熱風を吹き付けることにより油を吹
き飛ばすためのノズルを備えることを基本的特徴として
いる。
【0008】具体的には、この装置は、ノズルに圧縮し
た空気を供給するためのブロワと、該ブロワと上記ノズ
ルとの間の空気通路に設定されてノズルに供給される空
気を加熱し熱風とするための加熱手段(電気ヒータやガ
スバーナなど)とを有する。物品を搬送するための搬送
手段を設け、複数のノズルを物品の形状に応じて該搬送
手段に対して所定の位置に設定して、熱風を同搬送手段
によって搬送される物品の実質的に全面に吹き付けるこ
とができるようにすることが好ましい。
た空気を供給するためのブロワと、該ブロワと上記ノズ
ルとの間の空気通路に設定されてノズルに供給される空
気を加熱し熱風とするための加熱手段(電気ヒータやガ
スバーナなど)とを有する。物品を搬送するための搬送
手段を設け、複数のノズルを物品の形状に応じて該搬送
手段に対して所定の位置に設定して、熱風を同搬送手段
によって搬送される物品の実質的に全面に吹き付けるこ
とができるようにすることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】添付図面には、本発明にかかる脱
油装置10の基本的構成が示されている。
油装置10の基本的構成が示されている。
【0010】該脱油装置は、上述のように、表面に油が
付着した物品Pに熱風を吹き付けることにより油を吹き
飛ばし、それにより当該物品の脱油を行うものであり、
その基本的エレメントとして、物品に熱風を吹き付ける
ためのノズル12と、該ノズルに熱風を供給するための
手段として、ブロワ14と、該ブロワの空気出口とノズ
ルとの間の空気通路すなわちダクト16内に設定され
て、ノズルに供給される空気を加熱し熱風とするするた
めのヒータ手段18とを有している。物品は搬送手段と
してのメッシュ状の無端ベルトコンベア20に載せられ
て、図示の例では、左から右に搬送されるようになって
おり、ノズルは該搬送手段の上下両側に一対設定されて
いる。ノズルの熱風吹き出し口は、物品の表面全体に熱
風を吹き付けることができるように、スリット状にした
り、例えば2−3mm程度の小径の孔を多数設けて形成す
ることが好ましく、脱油を行う物品の形状等を考慮して
決定される。
付着した物品Pに熱風を吹き付けることにより油を吹き
飛ばし、それにより当該物品の脱油を行うものであり、
その基本的エレメントとして、物品に熱風を吹き付ける
ためのノズル12と、該ノズルに熱風を供給するための
手段として、ブロワ14と、該ブロワの空気出口とノズ
ルとの間の空気通路すなわちダクト16内に設定され
て、ノズルに供給される空気を加熱し熱風とするするた
めのヒータ手段18とを有している。物品は搬送手段と
してのメッシュ状の無端ベルトコンベア20に載せられ
て、図示の例では、左から右に搬送されるようになって
おり、ノズルは該搬送手段の上下両側に一対設定されて
いる。ノズルの熱風吹き出し口は、物品の表面全体に熱
風を吹き付けることができるように、スリット状にした
り、例えば2−3mm程度の小径の孔を多数設けて形成す
ることが好ましく、脱油を行う物品の形状等を考慮して
決定される。
【0011】ノズルから吹き出される熱風は、約2m3
/分ないし13m3/分の風量、約5m/秒ないし50
m/秒の風速、約100ないし350゜Cの温度の範囲
で調整可能とされ、脱油条件に応じて種々制御できるよ
うにすることが好ましい。また、ベルトコンベアはこの
ような熱風の制御範囲に対応して、約0.01m/秒な
いし約0.05m/秒の走行スピードを出せるようにす
ることが好ましい。
/分ないし13m3/分の風量、約5m/秒ないし50
m/秒の風速、約100ないし350゜Cの温度の範囲
で調整可能とされ、脱油条件に応じて種々制御できるよ
うにすることが好ましい。また、ベルトコンベアはこの
ような熱風の制御範囲に対応して、約0.01m/秒な
いし約0.05m/秒の走行スピードを出せるようにす
ることが好ましい。
【0012】
【実施例】上記の如き脱油装置を用いて、さつま揚げに
対する脱油実験を行ったが、次の如き結果を得ることが
できた。
対する脱油実験を行ったが、次の如き結果を得ることが
できた。
【0013】[実験方法]脱油の対象であるさつま揚げ
は、8枚(約680g)を1セットとして、各セットの
脱油率を調べた。
は、8枚(約680g)を1セットとして、各セットの
脱油率を調べた。
【0014】風量:8.5m3/分;風速:37m/
秒;熱風温度:約120度C;ベルトコンベア速度:約
0.003m/秒とした。
秒;熱風温度:約120度C;ベルトコンベア速度:約
0.003m/秒とした。
【0015】[実験結果] 以上の表から分かるように、吸油紙でさつま揚げ表面の
油をふき取った場合を基準とした場合、本発明に係る方
法による脱油率は平均約70%となる。
油をふき取った場合を基準とした場合、本発明に係る方
法による脱油率は平均約70%となる。
【0016】これは、前述の従来の方法で脱油を行った
場合の脱油率が通常40−60%であるのに比べて、非
常に高い脱油率を達成することができることが分かる。
場合の脱油率が通常40−60%であるのに比べて、非
常に高い脱油率を達成することができることが分かる。
【0017】尚、図2は、上記実験方法において風速の
みを変化させた場合の、脱油率の変化を示す。このグラ
フから分かるように、熱風温度を約100度C以上にす
ると60%以上の脱油率が得られることが分かる。
みを変化させた場合の、脱油率の変化を示す。このグラ
フから分かるように、熱風温度を約100度C以上にす
ると60%以上の脱油率が得られることが分かる。
【図1】 本発明に係る脱油装置の基本的構成を示す
図。
図。
【図2】 本発明に係る脱油装置を用いて脱油を行った
場合の、熱風温度と脱油率との関係を示す図。
場合の、熱風温度と脱油率との関係を示す図。
12−−−ノズル; 14−−−ブロワ; 18−−−
加熱手段。
加熱手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 龍夫 東京都中央区銀座7丁目14番13号 株式会 社紀文食品内 (72)発明者 関井 利之 東京都中央区銀座7丁目14番13号 株式会 社紀文食品内 (72)発明者 弓削 渉 東京都中央区銀座7丁目14番13号 株式会 社紀文食品内
Claims (4)
- 【請求項1】 表面に油が付着した物品に熱風を吹き付
けることにより油を吹き飛ばし、それにより当該物品の
脱油をすることを特徴とする熱風による脱油方法。 - 【請求項2】 表面に油が付着した物品に熱風を吹き付
けることにより油を吹き飛ばすためのノズルを備えるこ
とを特徴とする、熱風脱油装置。 - 【請求項3】 上記ノズルに圧縮した空気を供給するた
めのブロワと、該ブロワと上記ノズルとの間の空気通路
に設定されて、ノズルに供給される空気を加熱し熱風と
するための加熱手段とを有することを特徴とする請求項
2に記載の熱風脱油装置。 - 【請求項4】 表面に油が付着した物品を搬送するため
の搬送手段を有し、上記ノズルが、搬送される物品の形
状に応じて、複数個だけ該搬送手段に対して所定の位置
に設定されて、同搬送手段によって搬送される物品の実
質的に全面にわたって熱風を吹き付けることができるよ
うにしたことを特徴とする請求項2又は3に記載の熱風
脱油装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7277957A JPH09117272A (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | 熱風による脱油方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7277957A JPH09117272A (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | 熱風による脱油方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09117272A true JPH09117272A (ja) | 1997-05-06 |
Family
ID=17590637
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7277957A Pending JPH09117272A (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | 熱風による脱油方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09117272A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6380914B1 (en) | 1999-08-02 | 2002-04-30 | Motorola, Inc. | Method for improving life of a field emission display |
| JP2011002196A (ja) * | 2009-06-22 | 2011-01-06 | Omnibus:Kk | 揚げ物調理装置及び揚げ物調理方法 |
| KR101317769B1 (ko) * | 2011-05-09 | 2013-10-15 | 서강인 | 열풍을 이용한 탈유장치 |
| CN108067478A (zh) * | 2016-11-18 | 2018-05-25 | 天津市隆泰冷暖设备制造有限公司 | 一种管件加工用吹油设备 |
| KR20230077105A (ko) * | 2021-11-25 | 2023-06-01 | 주식회사 부산어묵 | 튀김어묵 탈유장치 |
-
1995
- 1995-10-25 JP JP7277957A patent/JPH09117272A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6380914B1 (en) | 1999-08-02 | 2002-04-30 | Motorola, Inc. | Method for improving life of a field emission display |
| JP2011002196A (ja) * | 2009-06-22 | 2011-01-06 | Omnibus:Kk | 揚げ物調理装置及び揚げ物調理方法 |
| KR101317769B1 (ko) * | 2011-05-09 | 2013-10-15 | 서강인 | 열풍을 이용한 탈유장치 |
| CN108067478A (zh) * | 2016-11-18 | 2018-05-25 | 天津市隆泰冷暖设备制造有限公司 | 一种管件加工用吹油设备 |
| KR20230077105A (ko) * | 2021-11-25 | 2023-06-01 | 주식회사 부산어묵 | 튀김어묵 탈유장치 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041125 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050705 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051108 |