JPH09117968A - 管材及びその製造方法 - Google Patents
管材及びその製造方法Info
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- JPH09117968A JPH09117968A JP7300690A JP30069095A JPH09117968A JP H09117968 A JPH09117968 A JP H09117968A JP 7300690 A JP7300690 A JP 7300690A JP 30069095 A JP30069095 A JP 30069095A JP H09117968 A JPH09117968 A JP H09117968A
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- pipe
- mandrel
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- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B49/00—Stringed rackets, e.g. for tennis
- A63B49/02—Frames
- A63B49/10—Frames made of non-metallic materials, other than wood
- A63B49/11—Frames made of non-metallic materials, other than wood with inflatable tubes, e.g. inflatable during fabrication
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Golf Clubs (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 中空部にリブ状の補強部を設けたFRP製管
材及びその製造方法であって、補強部と管本体との一体
性に優れ、かつ内壁から補強部が外れことがなく、しか
も補強部の配設位置にばらつきが生じない管材及びその
製造方法を提供する。 【解決手段】 FRP製管本体4の中空部に管本体4の
内壁間に掛け渡された軸方向に沿うリブ状のFRP製補
強部6が配設され、かつ管本体4と補強部6とが一体に
形成された管材2とする。管材2は、補強部6と対応す
る形状の空隙部が内部に軸方向に沿って形成されたマン
ドレルの空隙部にプリプレグを挿入し、さらに空隙部に
挿入したプリプレグと接触した状態でマンドレルにプリ
プレグを巻き付けた後、これらプリプレグを加熱硬化さ
せることにより得ることができる。
材及びその製造方法であって、補強部と管本体との一体
性に優れ、かつ内壁から補強部が外れことがなく、しか
も補強部の配設位置にばらつきが生じない管材及びその
製造方法を提供する。 【解決手段】 FRP製管本体4の中空部に管本体4の
内壁間に掛け渡された軸方向に沿うリブ状のFRP製補
強部6が配設され、かつ管本体4と補強部6とが一体に
形成された管材2とする。管材2は、補強部6と対応す
る形状の空隙部が内部に軸方向に沿って形成されたマン
ドレルの空隙部にプリプレグを挿入し、さらに空隙部に
挿入したプリプレグと接触した状態でマンドレルにプリ
プレグを巻き付けた後、これらプリプレグを加熱硬化さ
せることにより得ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフクラブ用シ
ャフト等に使用されるFRP製管材及びその製造方法に
関し、さらに詳述すると、管内の中空部にリブ状の補強
部を設け、曲げ強度、座屈強度の向上を図った管材及び
その製造方法に関する。
ャフト等に使用されるFRP製管材及びその製造方法に
関し、さらに詳述すると、管内の中空部にリブ状の補強
部を設け、曲げ強度、座屈強度の向上を図った管材及び
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ゴルフクラブ用シャフトとして、
カーボン繊維を主たる繊維強化材としたFRP製のもの
(いわゆるブラックシャフト)が多用されている。この
FRP製シャフトは、通常、平行に引き揃えたロービン
グに熱硬化性樹脂を含浸させて得たシート状のプリプレ
グをマンドレルに巻き付け、このプリプレグを加熱硬化
させた後、マンドレルを取り外すことにより製造されて
いる。
カーボン繊維を主たる繊維強化材としたFRP製のもの
(いわゆるブラックシャフト)が多用されている。この
FRP製シャフトは、通常、平行に引き揃えたロービン
グに熱硬化性樹脂を含浸させて得たシート状のプリプレ
グをマンドレルに巻き付け、このプリプレグを加熱硬化
させた後、マンドレルを取り外すことにより製造されて
いる。
【0003】ゴルフクラブ用シャフトには、曲げ強度、
座屈強度が高いことが要求される。したがって、前述し
たFRP製シャフトでは、曲げ強度、座屈強度の向上を
図るため、一般に、シャフトの軸方向の一部又は全体に
おいて繊維配向方向がシャフトの軸線と大きい角度をな
すようにプリプレグを巻いたカーボン層(バイアス層)
を肉厚に形成する手段、あるいは、圧縮強度、引張強度
が高い材料からなる層を曲げ強度を強化すべき部分に集
中的に設ける手段が採られている。
座屈強度が高いことが要求される。したがって、前述し
たFRP製シャフトでは、曲げ強度、座屈強度の向上を
図るため、一般に、シャフトの軸方向の一部又は全体に
おいて繊維配向方向がシャフトの軸線と大きい角度をな
すようにプリプレグを巻いたカーボン層(バイアス層)
を肉厚に形成する手段、あるいは、圧縮強度、引張強度
が高い材料からなる層を曲げ強度を強化すべき部分に集
中的に設ける手段が採られている。
【0004】前者の手段はカーボン層の肉厚及び繊維配
向方向の設計によって強度向上を図るものであり、後者
の手段は材料の設計によって強度向上を図るものであ
る。しかし、これらの方法では、シャフトの曲げ強度、
座屈強度は、主にカーボン繊維の種類、量及び配向角度
や、高強度材料の種類に依存することになり、強度向上
のための設計の自由度に限界がある。
向方向の設計によって強度向上を図るものであり、後者
の手段は材料の設計によって強度向上を図るものであ
る。しかし、これらの方法では、シャフトの曲げ強度、
座屈強度は、主にカーボン繊維の種類、量及び配向角度
や、高強度材料の種類に依存することになり、強度向上
のための設計の自由度に限界がある。
【0005】これに対し、強度向上のための設計の自由
度を高めるべく、シャフト内の中空部を利用してシャフ
トの強度向上を図る手段として、中空部内に補強材を固
定する技術が提案されている(実開昭53−62464
号)。図5はこの技術を示すもので、図中52はシャフ
トの管本体、54は断面十字形に形成されたプラスチッ
ク等からなる補強材、56は補強材54を管本体52の
内壁に固定する接着剤である。
度を高めるべく、シャフト内の中空部を利用してシャフ
トの強度向上を図る手段として、中空部内に補強材を固
定する技術が提案されている(実開昭53−62464
号)。図5はこの技術を示すもので、図中52はシャフ
トの管本体、54は断面十字形に形成されたプラスチッ
ク等からなる補強材、56は補強材54を管本体52の
内壁に固定する接着剤である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図5に示した
ゴルフクラブ用シャフトは、管本体の内壁に接着剤によ
って補強材を接着しているため、下記のような欠点を有
するものであった。 (イ)内壁と補強材との間に接着剤が介在しているので管
本体と補強材との一体性が十分でなく、補強材が強度の
向上に十分寄与しない。したがって、補強材を用いても
所望の曲げ強度、座屈強度を得られないことがある。 (ロ)接着不良によって内壁から補強材が外れ、製品不良
となることがある。 (ハ)管本体の中空部に補強材を挿入し、これを内壁に接
着することによって製造するため、補強材の配設位置に
ばらつきが生じ易く、製品の均一化が難しい。
ゴルフクラブ用シャフトは、管本体の内壁に接着剤によ
って補強材を接着しているため、下記のような欠点を有
するものであった。 (イ)内壁と補強材との間に接着剤が介在しているので管
本体と補強材との一体性が十分でなく、補強材が強度の
向上に十分寄与しない。したがって、補強材を用いても
所望の曲げ強度、座屈強度を得られないことがある。 (ロ)接着不良によって内壁から補強材が外れ、製品不良
となることがある。 (ハ)管本体の中空部に補強材を挿入し、これを内壁に接
着することによって製造するため、補強材の配設位置に
ばらつきが生じ易く、製品の均一化が難しい。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、中空部内の補強部と管本体との一体性に優れ、補強
部が強度向上に十分寄与するとともに、内壁から補強部
が外れことがなく、しかも補強部の配設位置にばらつき
が生じることのないFRP製管材及びその製造方法を提
供することを目的とする。
で、中空部内の補強部と管本体との一体性に優れ、補強
部が強度向上に十分寄与するとともに、内壁から補強部
が外れことがなく、しかも補強部の配設位置にばらつき
が生じることのないFRP製管材及びその製造方法を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、FRP製管本体の中空部に該管本体の内壁
間に掛け渡された軸方向に沿うリブ状のFRP製補強部
が配設され、かつ前記管本体と補強部とが一体に形成さ
れていることを特徴とする管材を提供する。
成するため、FRP製管本体の中空部に該管本体の内壁
間に掛け渡された軸方向に沿うリブ状のFRP製補強部
が配設され、かつ前記管本体と補強部とが一体に形成さ
れていることを特徴とする管材を提供する。
【0009】また、本発明は、FRP製管本体の中空部
に該管本体の内壁間に掛け渡された軸方向に沿うリブ状
のFRP製補強部が配設され、かつ前記管本体と補強部
とが一体に形成された管材の製造方法であって、前記補
強部と対応する形状の空隙部が内部に軸方向に沿って形
成されたマンドレルの該空隙部にプリプレグを挿入し、
さらに前記空隙部に挿入したプリプレグに接触させた状
態でマンドレルにプリプレグを巻き付けた後、これらプ
リプレグを加熱硬化させることを特徴とする管材の製造
方法を提供する。
に該管本体の内壁間に掛け渡された軸方向に沿うリブ状
のFRP製補強部が配設され、かつ前記管本体と補強部
とが一体に形成された管材の製造方法であって、前記補
強部と対応する形状の空隙部が内部に軸方向に沿って形
成されたマンドレルの該空隙部にプリプレグを挿入し、
さらに前記空隙部に挿入したプリプレグに接触させた状
態でマンドレルにプリプレグを巻き付けた後、これらプ
リプレグを加熱硬化させることを特徴とする管材の製造
方法を提供する。
【0010】本発明の管材を形成するFRPの種類に限
定はなく、目的に応じて任意の構成のものを用いること
ができる。例えば、繊維強化材としてはカーボン繊維、
ガラス繊維、金属繊維、アラミド繊維、炭化けい素繊
維、アルミナ繊維、ボロン繊維などの1種以上、樹脂と
してはエポキシ樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエス
テル樹脂等の熱硬化性樹脂、ポリアミド、ポリカーボネ
ート等の熱可塑性樹脂などの1種以上、副資材としては
触媒、促進剤、充填材、離型剤などを用いることができ
る。管材をゴルフクラブ用シャフトとする場合は、繊維
強化材としてカーボン繊維、ボロン繊維、樹脂としてエ
ポキシ樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂
を用いることが適当であるが、これに限定されるもので
はない。
定はなく、目的に応じて任意の構成のものを用いること
ができる。例えば、繊維強化材としてはカーボン繊維、
ガラス繊維、金属繊維、アラミド繊維、炭化けい素繊
維、アルミナ繊維、ボロン繊維などの1種以上、樹脂と
してはエポキシ樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエス
テル樹脂等の熱硬化性樹脂、ポリアミド、ポリカーボネ
ート等の熱可塑性樹脂などの1種以上、副資材としては
触媒、促進剤、充填材、離型剤などを用いることができ
る。管材をゴルフクラブ用シャフトとする場合は、繊維
強化材としてカーボン繊維、ボロン繊維、樹脂としてエ
ポキシ樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂
を用いることが適当であるが、これに限定されるもので
はない。
【0011】本発明の管材において、管本体及び補強部
の形状、大きさは目的に応じて適宜決定することがで
き、例えば管本体は円筒状、楕円筒状、角筒状など、補
強部は断面X字状、I字状、Y字状といった任意形状に
形成することができる。また、補強部の配設位置に限定
はなく、管本体の軸方向の一部に設けてもよく、全体に
わたって設けてもよい。管材をゴルフクラブ用シャフト
とする場合は、管本体をややテーパ状をなした円筒状に
形成し、断面X字状、I字状、Y字状等の補強部を折れ
やすいシャフトの先端部内やグリップ部内に設けること
が適当であるが、これに限定されるものではない。
の形状、大きさは目的に応じて適宜決定することがで
き、例えば管本体は円筒状、楕円筒状、角筒状など、補
強部は断面X字状、I字状、Y字状といった任意形状に
形成することができる。また、補強部の配設位置に限定
はなく、管本体の軸方向の一部に設けてもよく、全体に
わたって設けてもよい。管材をゴルフクラブ用シャフト
とする場合は、管本体をややテーパ状をなした円筒状に
形成し、断面X字状、I字状、Y字状等の補強部を折れ
やすいシャフトの先端部内やグリップ部内に設けること
が適当であるが、これに限定されるものではない。
【0012】本発明に係る管材の製造方法では、内部に
補強部と対応する形状の空隙部が形成されたマンドレル
を用いる。かかるマンドレルの作製方法としては、例え
ば、中実マンドレルの端部からその一部又はほぼ全体に
空隙部を軸方向に沿って切削により形成する手段、複数
の分割体を組み合わせて固定することによりマンドレル
が構成されるようにするとともに、各分割体の間に補強
部と対応する形状の軸方向に沿った空隙部が形成される
ようにする手段等を採用することができる。
補強部と対応する形状の空隙部が形成されたマンドレル
を用いる。かかるマンドレルの作製方法としては、例え
ば、中実マンドレルの端部からその一部又はほぼ全体に
空隙部を軸方向に沿って切削により形成する手段、複数
の分割体を組み合わせて固定することによりマンドレル
が構成されるようにするとともに、各分割体の間に補強
部と対応する形状の軸方向に沿った空隙部が形成される
ようにする手段等を採用することができる。
【0013】また、本発明の製造方法に用いるプリプレ
グとしては、例えば、平行に引き揃えたロービングやク
ロス、マットといった繊維強化材に熱硬化性樹脂を含浸
させて作製したシート状のものを挙げることができる。
グとしては、例えば、平行に引き揃えたロービングやク
ロス、マットといった繊維強化材に熱硬化性樹脂を含浸
させて作製したシート状のものを挙げることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1(A)〜(C)はそれぞれ本
発明に係る管材の好適な実施形態を示すもので、これら
の管材2はゴルフクラブ用シャフトとして使用される。
これら管材2において、4はややテーパ状をなした円筒
状のFRP製管本体、6は管本体4の中空部に配設され
たFRP製補強部を示す。補強部6は、管本体4の内壁
間に掛け渡された軸方向に沿うリブ状のもの、すなわち
(A)は断面X字状(十字状)、(B)は断面I字状、
(C)は断面Y字状のものであり、該補強部6と管本体
4とは一体に形成されている。また、補強部6は、管本
体4の先端部内及びグリップ部内の一方又は両方に配設
されている。図1の管材2の内、例えば断面I字状の補
強部6を設けた(B)の管材2では、補強部6を設けな
い管材に比べて曲げ強度が約15〜25%、座屈強度が
約20%向上し、断面X字状、断面Y字状の補強部6を
設けた(A)、(C)の管材2では、それ以上に曲げ強
度、座屈強度が向上するものである。
発明に係る管材の好適な実施形態を示すもので、これら
の管材2はゴルフクラブ用シャフトとして使用される。
これら管材2において、4はややテーパ状をなした円筒
状のFRP製管本体、6は管本体4の中空部に配設され
たFRP製補強部を示す。補強部6は、管本体4の内壁
間に掛け渡された軸方向に沿うリブ状のもの、すなわち
(A)は断面X字状(十字状)、(B)は断面I字状、
(C)は断面Y字状のものであり、該補強部6と管本体
4とは一体に形成されている。また、補強部6は、管本
体4の先端部内及びグリップ部内の一方又は両方に配設
されている。図1の管材2の内、例えば断面I字状の補
強部6を設けた(B)の管材2では、補強部6を設けな
い管材に比べて曲げ強度が約15〜25%、座屈強度が
約20%向上し、断面X字状、断面Y字状の補強部6を
設けた(A)、(C)の管材2では、それ以上に曲げ強
度、座屈強度が向上するものである。
【0015】
【実施例】次に、実施例によって本発明を具体的に示す
が、本発明は下記実施例に限定されるものではない。図
2は、図1(A)に示した管材の製造に用いるマンドレ
ルの先端部を示す一部省略斜視図である。このマンドレ
ル12は、中実マンドレルの先端から30cmまでの部
分を軸方向に沿って切削することにより、該中実マンド
レルの先端部を4つの分割部14に分割して、これら分
割部14間に軸方向に沿ったX字状の空隙部16を形成
したものである。
が、本発明は下記実施例に限定されるものではない。図
2は、図1(A)に示した管材の製造に用いるマンドレ
ルの先端部を示す一部省略斜視図である。このマンドレ
ル12は、中実マンドレルの先端から30cmまでの部
分を軸方向に沿って切削することにより、該中実マンド
レルの先端部を4つの分割部14に分割して、これら分
割部14間に軸方向に沿ったX字状の空隙部16を形成
したものである。
【0016】図2のマンドレルを用いて図1(A)の管
材を製造する手順は、例えば下記の通りである。 図3に示したような所定の形状に切断した2枚のプリ
プレグ22をマンドレル12の空隙部16に挿入する。
この場合、プリプレグ22を点線で示した箇所で直角に
折り、両プリプレグ22をその折曲箇所がマンドレル1
2の中心部で接触するように空隙部16に挿入する(図
4参照)。必要であれば、プリプレグ22と空隙部16
の周壁との間に別のプリプレグを挿入してもよい。この
とき、空隙部16に挿入するプリプレグ22の繊維配向
角度はマンドレルの軸方向に対して45〜90度、特に
ほぼ90度とすることが適当であり、これにより側方か
らの外力に対して強度の高い管材を得ることができる。
また、プリプレグ22の空隙部16から突出した部分2
4はマンドレル12の周面に押し付けておく。
材を製造する手順は、例えば下記の通りである。 図3に示したような所定の形状に切断した2枚のプリ
プレグ22をマンドレル12の空隙部16に挿入する。
この場合、プリプレグ22を点線で示した箇所で直角に
折り、両プリプレグ22をその折曲箇所がマンドレル1
2の中心部で接触するように空隙部16に挿入する(図
4参照)。必要であれば、プリプレグ22と空隙部16
の周壁との間に別のプリプレグを挿入してもよい。この
とき、空隙部16に挿入するプリプレグ22の繊維配向
角度はマンドレルの軸方向に対して45〜90度、特に
ほぼ90度とすることが適当であり、これにより側方か
らの外力に対して強度の高い管材を得ることができる。
また、プリプレグ22の空隙部16から突出した部分2
4はマンドレル12の周面に押し付けておく。
【0017】マンドレル12の空隙部16の先端に固
定治具18を挿入する(図2参照)。固定治具18は、
空隙部16の形状に相応する断面X字状に形成され、マ
ンドレル12の各分割部14が動かないようにして空隙
部16の形状を保持するものである。固定治具18の各
板部20は、空隙部16に挿入されたときにその先端面
がマンドレル12の周面より内方に位置するように寸法
が設定されており、これにより管材製造時に固定治具1
8がマンドレル12に巻き付けたプリプレグに接触しな
いようになっている。
定治具18を挿入する(図2参照)。固定治具18は、
空隙部16の形状に相応する断面X字状に形成され、マ
ンドレル12の各分割部14が動かないようにして空隙
部16の形状を保持するものである。固定治具18の各
板部20は、空隙部16に挿入されたときにその先端面
がマンドレル12の周面より内方に位置するように寸法
が設定されており、これにより管材製造時に固定治具1
8がマンドレル12に巻き付けたプリプレグに接触しな
いようになっている。
【0018】繊維配向方向がマンドレル軸線と平行に
なるようにしたプリプレグ、繊維配向方向がマンドレル
軸線と角度をなすようにしたプリプレグ等をマンドレル
12の周囲に適宜巻き付ける。このとき、プリプレグ2
2の空隙部16から突出した部分24はマンドレル12
の周面に押し付けられているので、空隙部16に挿入し
たプリプレグ22とマンドレル12の周囲に巻き付けら
れたプリプレグとは接触した状態となる。なお、巻き付
けたプリプレグの外周は、ポリプロピレン等からなるラ
ッピングテープでラッピングしてもよい。
なるようにしたプリプレグ、繊維配向方向がマンドレル
軸線と角度をなすようにしたプリプレグ等をマンドレル
12の周囲に適宜巻き付ける。このとき、プリプレグ2
2の空隙部16から突出した部分24はマンドレル12
の周面に押し付けられているので、空隙部16に挿入し
たプリプレグ22とマンドレル12の周囲に巻き付けら
れたプリプレグとは接触した状態となる。なお、巻き付
けたプリプレグの外周は、ポリプロピレン等からなるラ
ッピングテープでラッピングしてもよい。
【0019】プリプレグを加熱硬化させた後、マンド
レル12から固定治具18を取り外し、さらに硬化物か
らマンドレル12を取り外す。これにより、図1(A)
に示したFRP製管材が完成する。
レル12から固定治具18を取り外し、さらに硬化物か
らマンドレル12を取り外す。これにより、図1(A)
に示したFRP製管材が完成する。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は下記の効
果を奏する。 (a)本発明の管材は、管本体と中空部内の補強部とが一
体化され、内壁と補強部との間に接着剤が介在していな
いので、補強部が強度向上に十分に寄与する。したがっ
て、上記補強部によって所望の曲げ強度、座屈強度が得
られる。 (b)本発明の管材は、管本体と補強部とが一体化されて
いるので、内壁から補強部が外れて製品不良になること
がない。 (c)本発明の管材は、マンドレルの空隙部にプリプレグ
を挿入し、さらにマンドレルにプリプレグを巻き付けた
後、プリプレグを加熱硬化させることによって製造でき
るので、補強部の配設位置にばらつきが生じることがな
く、製品の均一化を容易に達成することができる。 (d)本発明の製造方法によれば、管本体と中空部内のリ
ブ状補強部とが一体化されたFRP製管材を容易に製造
することができる。
果を奏する。 (a)本発明の管材は、管本体と中空部内の補強部とが一
体化され、内壁と補強部との間に接着剤が介在していな
いので、補強部が強度向上に十分に寄与する。したがっ
て、上記補強部によって所望の曲げ強度、座屈強度が得
られる。 (b)本発明の管材は、管本体と補強部とが一体化されて
いるので、内壁から補強部が外れて製品不良になること
がない。 (c)本発明の管材は、マンドレルの空隙部にプリプレグ
を挿入し、さらにマンドレルにプリプレグを巻き付けた
後、プリプレグを加熱硬化させることによって製造でき
るので、補強部の配設位置にばらつきが生じることがな
く、製品の均一化を容易に達成することができる。 (d)本発明の製造方法によれば、管本体と中空部内のリ
ブ状補強部とが一体化されたFRP製管材を容易に製造
することができる。
【図1】(A)〜(C)はそれぞれ本発明管材の好適な
実施形態を示す断面図である。
実施形態を示す断面図である。
【図2】本発明管材の製造に用いるマンドレルの一例を
示す一部省略斜視図である。
示す一部省略斜視図である。
【図3】マンドレルの空隙部に挿入するプリプレグの一
例を示す正面図である。
例を示す正面図である。
【図4】プリプレグをマンドレルの空隙部に挿入した状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図5】従来の補強材付き管材の一例を示す断面図であ
る。
る。
2 管材 4 管本体 6 補強部 12 マンドレル 16 空隙部 18 固定治具 22 プリプレグ
Claims (2)
- 【請求項1】 FRP製管本体の中空部に該管本体の内
壁間に掛け渡された軸方向に沿うリブ状のFRP製補強
部が配設され、かつ前記管本体と補強部とが一体に形成
されていることを特徴とする管材。 - 【請求項2】 FRP製管本体の中空部に該管本体の内
壁間に掛け渡された軸方向に沿うリブ状のFRP製補強
部が配設され、かつ前記管本体と補強部とが一体に形成
された管材の製造方法であって、前記補強部と対応する
形状の空隙部が内部に軸方向に沿って形成されたマンド
レルの該空隙部にプリプレグを挿入し、さらに前記空隙
部に挿入したプリプレグに接触させた状態でマンドレル
にプリプレグを巻き付けた後、これらプリプレグを加熱
硬化させることを特徴とする管材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7300690A JP3045659B2 (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | ゴルフクラブ用シャフト及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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