JPH09117977A - 多層樹脂製燃料タンク - Google Patents
多層樹脂製燃料タンクInfo
- Publication number
- JPH09117977A JPH09117977A JP7278123A JP27812395A JPH09117977A JP H09117977 A JPH09117977 A JP H09117977A JP 7278123 A JP7278123 A JP 7278123A JP 27812395 A JP27812395 A JP 27812395A JP H09117977 A JPH09117977 A JP H09117977A
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- Japan
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- fuel tank
- density polyethylene
- gas barrier
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガソリンのみならず、ガソリン・アルコール
混合燃料においても十分なガスバリヤ性を有する多層樹
脂製燃料タンクの提供。 【解決手段】 最内層及び最外層が高密度ポリエチレン
で構成され、かつ、不飽和カルボン酸又はその誘導体で
変性されたポリオレフィン層を介して該高密度ポリエチ
レン層とガスバリヤ性樹脂層とが積層された多層樹脂製
燃料タンクであって、該最内層高密度ポリエチレン:該
最外層高密度ポリエチレンの肉厚の比率が0.1〜0.
8:1であることを特徴とする多層樹脂製燃料タンク。
混合燃料においても十分なガスバリヤ性を有する多層樹
脂製燃料タンクの提供。 【解決手段】 最内層及び最外層が高密度ポリエチレン
で構成され、かつ、不飽和カルボン酸又はその誘導体で
変性されたポリオレフィン層を介して該高密度ポリエチ
レン層とガスバリヤ性樹脂層とが積層された多層樹脂製
燃料タンクであって、該最内層高密度ポリエチレン:該
最外層高密度ポリエチレンの肉厚の比率が0.1〜0.
8:1であることを特徴とする多層樹脂製燃料タンク。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスバリヤ性、特
にガソリン・アルコール混合燃料のバリヤ性に優れ、か
つ耐衝撃性にも優れた多層樹脂製燃料タンクに関する。
にガソリン・アルコール混合燃料のバリヤ性に優れ、か
つ耐衝撃性にも優れた多層樹脂製燃料タンクに関する。
【0002】
【従来の技術】燃料としてガソリンを使用した場合、燃
料タンクから燃料揮散が起こるため、その揮散量に対し
て各国で規制がなされている。国内においては運輸省令
規制があり、一般的にはポリオレフィン樹脂単層構造の
燃料タンクでもこの規制をクリアできるレベルである
が、欧米の規制に対しては、該単層構造の燃料タンクで
は到底クリアできないのが現状である。
料タンクから燃料揮散が起こるため、その揮散量に対し
て各国で規制がなされている。国内においては運輸省令
規制があり、一般的にはポリオレフィン樹脂単層構造の
燃料タンクでもこの規制をクリアできるレベルである
が、欧米の規制に対しては、該単層構造の燃料タンクで
は到底クリアできないのが現状である。
【0003】そこで、燃料揮散量を抑制するため、ポリ
オレフィンを主層、ポリアミド等をガスバリヤ性樹脂層
とする積層タンクが試みられているが、ポリオレフィン
層とガスバリヤ性樹脂層とは接着力が弱いため、この両
層の接着層としてポリオレフィンを不飽和カルボン酸で
変性した変性ポリオレフィン層を介在させて積層する方
法が種々提案されている(特公昭61−42625、特
公昭60−34461、特開平6−134947各号公
報等)。これらにより、ガソリン揮散量の低減が可能に
なったが、新たに提案された代替燃料であるガソリン・
アルコール混合燃料を用いると、従来の燃料タンクでは
揮散量を十分に抑制することができず、欧米の規制に合
格できないと言った問題が発生した。
オレフィンを主層、ポリアミド等をガスバリヤ性樹脂層
とする積層タンクが試みられているが、ポリオレフィン
層とガスバリヤ性樹脂層とは接着力が弱いため、この両
層の接着層としてポリオレフィンを不飽和カルボン酸で
変性した変性ポリオレフィン層を介在させて積層する方
法が種々提案されている(特公昭61−42625、特
公昭60−34461、特開平6−134947各号公
報等)。これらにより、ガソリン揮散量の低減が可能に
なったが、新たに提案された代替燃料であるガソリン・
アルコール混合燃料を用いると、従来の燃料タンクでは
揮散量を十分に抑制することができず、欧米の規制に合
格できないと言った問題が発生した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ガソ
リンのみならず、ガソリン・アルコール混合燃料におい
ても十分なガスバリヤ性を有する多層樹脂製燃料タンク
を提供することにある。
リンのみならず、ガソリン・アルコール混合燃料におい
ても十分なガスバリヤ性を有する多層樹脂製燃料タンク
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
を解決するために鋭意検討の結果、ガスバリヤ性樹脂層
を特定の位置に介在させることにより上記目的が達成さ
れることを見出して本発明を完成した。
を解決するために鋭意検討の結果、ガスバリヤ性樹脂層
を特定の位置に介在させることにより上記目的が達成さ
れることを見出して本発明を完成した。
【0006】すなわち、本発明は、「最内層及び最外層
が高密度ポリエチレンで構成され、かつ、不飽和カルボ
ン酸又はその誘導体で変性されたポリオレフィン層(接
着層)を介して該高密度ポリエチレン層とガスバリヤ性
樹脂層とが積層された多層樹脂製燃料タンクであって、
該最内層高密度ポリエチレン:該最外層高密度ポリエチ
レンの肉厚の比率が0.1〜0.8:1であることを特
徴とする多層樹脂製燃料タンク」である。ここで、高密
度ポリエチレンが、密度0.935〜0.970g/cm
3 かつ粘度平均分子量10万〜40万の高分子量高密度
ポリエチレンである、燃料タンクが好ましい。また、不
飽和カルボン酸又はその誘導体で変性されたポリオレフ
ィンが、密度0.860〜0.970g/cm3 のエチレ
ン単独重合体又は70重量%以上のエチレンと30重量
%以下の他のα−オレフィンとの共重合体を無水マレイ
ン酸でグラフト変性した無水マレイン酸含量0.01〜
1重量%の変性ポリオレフィンである、燃料タンクが好
ましい。また、燃料タンクが、接着層及びガスバリヤ性
樹脂層厚みが各0.01〜0.5mm並びに高密度ポリエ
チレン1層の厚みが1〜10mmである、燃料タンクが好
ましい。
が高密度ポリエチレンで構成され、かつ、不飽和カルボ
ン酸又はその誘導体で変性されたポリオレフィン層(接
着層)を介して該高密度ポリエチレン層とガスバリヤ性
樹脂層とが積層された多層樹脂製燃料タンクであって、
該最内層高密度ポリエチレン:該最外層高密度ポリエチ
レンの肉厚の比率が0.1〜0.8:1であることを特
徴とする多層樹脂製燃料タンク」である。ここで、高密
度ポリエチレンが、密度0.935〜0.970g/cm
3 かつ粘度平均分子量10万〜40万の高分子量高密度
ポリエチレンである、燃料タンクが好ましい。また、不
飽和カルボン酸又はその誘導体で変性されたポリオレフ
ィンが、密度0.860〜0.970g/cm3 のエチレ
ン単独重合体又は70重量%以上のエチレンと30重量
%以下の他のα−オレフィンとの共重合体を無水マレイ
ン酸でグラフト変性した無水マレイン酸含量0.01〜
1重量%の変性ポリオレフィンである、燃料タンクが好
ましい。また、燃料タンクが、接着層及びガスバリヤ性
樹脂層厚みが各0.01〜0.5mm並びに高密度ポリエ
チレン1層の厚みが1〜10mmである、燃料タンクが好
ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】高密度ポリエチレン層 本発明で使用する高密度ポリエチレンは、通常市販品の
中から適宜選択して使用することができるが、中でも、
剛性、耐衝撃性、成形性、耐ドローダウン性、耐ガソリ
ン性等の点から密度が0.935〜0.970g/cm3
かつ粘度平均分子量が10万〜40万程度の高分子量高
密度ポリエチレンを使用するのが好ましい。
中から適宜選択して使用することができるが、中でも、
剛性、耐衝撃性、成形性、耐ドローダウン性、耐ガソリ
ン性等の点から密度が0.935〜0.970g/cm3
かつ粘度平均分子量が10万〜40万程度の高分子量高
密度ポリエチレンを使用するのが好ましい。
【0008】ガスバリヤ性樹脂層 本発明で使用するガスバリヤ性樹脂としては、ポリアミ
ド、熱可塑性ポリエステル及びエチレン−酢酸ビニル共
重合体鹸化物等から適宜選択して使用できる。ポリアミ
ドとしては、ジアミンとジカルボン酸との重縮合によっ
て得られるポリアミド、アミノカルボン酸の縮合によっ
て得られるポリアミド、ラクタムから得られるポリアミ
ド又はこれらの共重合ポリアミド、さらには、これらポ
リアミドをベースとした変性ポリアミド等が使用され
る。具体例としては、例えば、ナイロン−6、ナイロン
−66、ナイロン−610、ナイロン−9、ナイロン−
11、ナイロン−12、ナイロン−6/66、ナイロン
−66/610、ナイロン−6/11等、又はこれらに
不飽和カルボン酸変性ポリオレフィンを配合して変性し
た変性ナイロン等を挙げることができる。熱可塑性ポリ
エステルとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート等が使用できる。ま
た、エチレン−酢酸ビニル共重合体鹸化物としては、そ
の化学組成を限定するものではないが、エチレン含量が
25〜50モル%のエチレン−酢酸ビニル共重合体を鹸
化度が93%以上、好ましくは96%以上となるように
鹸化することにより得られるものが好ましい。なかでも
特に、ナイロン−6、ナイロン−66が好ましい。
ド、熱可塑性ポリエステル及びエチレン−酢酸ビニル共
重合体鹸化物等から適宜選択して使用できる。ポリアミ
ドとしては、ジアミンとジカルボン酸との重縮合によっ
て得られるポリアミド、アミノカルボン酸の縮合によっ
て得られるポリアミド、ラクタムから得られるポリアミ
ド又はこれらの共重合ポリアミド、さらには、これらポ
リアミドをベースとした変性ポリアミド等が使用され
る。具体例としては、例えば、ナイロン−6、ナイロン
−66、ナイロン−610、ナイロン−9、ナイロン−
11、ナイロン−12、ナイロン−6/66、ナイロン
−66/610、ナイロン−6/11等、又はこれらに
不飽和カルボン酸変性ポリオレフィンを配合して変性し
た変性ナイロン等を挙げることができる。熱可塑性ポリ
エステルとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート等が使用できる。ま
た、エチレン−酢酸ビニル共重合体鹸化物としては、そ
の化学組成を限定するものではないが、エチレン含量が
25〜50モル%のエチレン−酢酸ビニル共重合体を鹸
化度が93%以上、好ましくは96%以上となるように
鹸化することにより得られるものが好ましい。なかでも
特に、ナイロン−6、ナイロン−66が好ましい。
【0009】接着層 本発明で使用する接着層の変性ポリオレフィンは、不飽
和カルボン酸又はその誘導体とポリオレフィンとをグラ
フト反応条件に付して得られる変性ポリオレフィン又は
これを未変性のポリオレフィンで希釈した変性ポリオレ
フィンであり、その不飽和カルボン酸又はその誘導体の
含有量は接着強度や成形性の点から好適には0.01〜
1重量%、中でも好ましくは0.02〜0.1重量%、
特に好ましくは0.02〜0.06重量%である。
和カルボン酸又はその誘導体とポリオレフィンとをグラ
フト反応条件に付して得られる変性ポリオレフィン又は
これを未変性のポリオレフィンで希釈した変性ポリオレ
フィンであり、その不飽和カルボン酸又はその誘導体の
含有量は接着強度や成形性の点から好適には0.01〜
1重量%、中でも好ましくは0.02〜0.1重量%、
特に好ましくは0.02〜0.06重量%である。
【0010】不飽和カルボン酸又はその誘導体として
は、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル
酸、イタコン酸、シトラコン酸、これらの酸無水物等を
好適なものとして挙げることができる。特に、無水マレ
イン酸が好ましい。
は、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル
酸、イタコン酸、シトラコン酸、これらの酸無水物等を
好適なものとして挙げることができる。特に、無水マレ
イン酸が好ましい。
【0011】また、変性ポリオレフィンにおいて使用さ
れるポリオレフィンとしては、エチレン、プロピレン等
のα−オレフィンの単独重合体又は共重合体があり、特
に、密度が0.860〜0.970g/cm3 のポリオレ
フィン、中でも、エチレン単独重合体又は70重量%以
上のエチレンと30重量%以下のプロピレン、ブテン−
1、ヘキセン−1等他のα−オレフィンとの共重合体が
好適である。
れるポリオレフィンとしては、エチレン、プロピレン等
のα−オレフィンの単独重合体又は共重合体があり、特
に、密度が0.860〜0.970g/cm3 のポリオレ
フィン、中でも、エチレン単独重合体又は70重量%以
上のエチレンと30重量%以下のプロピレン、ブテン−
1、ヘキセン−1等他のα−オレフィンとの共重合体が
好適である。
【0012】燃料タンク 本発明の燃料タンクは、ガスバリヤ層である前記ガスバ
リヤ性樹脂層の両面に上記接着層である変性ポリオレフ
ィン層を介して高密度ポリエチレン層が積層された基本
的には3種5層構造の積層体である。
リヤ性樹脂層の両面に上記接着層である変性ポリオレフ
ィン層を介して高密度ポリエチレン層が積層された基本
的には3種5層構造の積層体である。
【0013】ここで、ガスバリヤ層の厚みは、0.01
〜0.5mm、好ましくは0.1〜0.3mm、接着層の厚
みは、0.01〜0.5mm、好ましくは0.1〜0.3
mm及び高密度ポリエチレン1層の厚みは、1〜10mm、
好ましくは1.5〜5mmの範囲から選ばれる。この厚み
は、剛性、ガスバリヤ性、耐衝撃性等燃料タンクの要求
性能の点から決められる。
〜0.5mm、好ましくは0.1〜0.3mm、接着層の厚
みは、0.01〜0.5mm、好ましくは0.1〜0.3
mm及び高密度ポリエチレン1層の厚みは、1〜10mm、
好ましくは1.5〜5mmの範囲から選ばれる。この厚み
は、剛性、ガスバリヤ性、耐衝撃性等燃料タンクの要求
性能の点から決められる。
【0014】ここで重要なことは、最内層高密度ポリエ
チレンの肉厚:最外層高密度ポリエチレンの肉厚の比率
が0.1〜0.8:1、好ましくは0.1〜0.5にな
る様にガスバリヤ性樹脂層を介在させることである。こ
の比率が低過ぎると十分な耐衝撃性が得られず、一方、
高過ぎると揮散量が多くなり好ましくない。
チレンの肉厚:最外層高密度ポリエチレンの肉厚の比率
が0.1〜0.8:1、好ましくは0.1〜0.5にな
る様にガスバリヤ性樹脂層を介在させることである。こ
の比率が低過ぎると十分な耐衝撃性が得られず、一方、
高過ぎると揮散量が多くなり好ましくない。
【0015】燃料タンクの製造は、公知のブロー成形法
で行われる。たとえば、複数の押出機から各層の樹脂を
個別に可塑化して同じ円状の流路を有する同一のダイに
押し出し、ダイ内で各層の肉厚の均一化を行うとともに
各層を重ね合わせ、見掛け上、一層のパリソンを製造す
る。このパリソンを成形用金型内において、内側より空
気圧により膨らませ、金型に密着させると同時に冷却し
て燃料タンクを製造する。
で行われる。たとえば、複数の押出機から各層の樹脂を
個別に可塑化して同じ円状の流路を有する同一のダイに
押し出し、ダイ内で各層の肉厚の均一化を行うとともに
各層を重ね合わせ、見掛け上、一層のパリソンを製造す
る。このパリソンを成形用金型内において、内側より空
気圧により膨らませ、金型に密着させると同時に冷却し
て燃料タンクを製造する。
【0016】
【実施例】以下、具体例をもって本発明をさらに説明す
る。例中、タンクの混合燃料揮散比率は次の方法にて評
価した。タンクの混合燃料揮散比率道路運送車両の保安
基準(昭和26年運輸省令第67号)第15条第1号に
規定する乗用プラスチック製燃料タンクの技術基準(昭
和52年12月27日指示)の燃料透過性試験の試験方
法に準拠して測定した。ここで、最内層高密度ポリエチ
レンの肉厚と最外層高密度ポリエチレンの肉厚の比率が
1である燃料タンクの揮散量を1として揮散比率を算出
した。ただし、試験液にはガソリン/メタノール=85
/15vol%のガソリン・メタノール混合燃料を使用
した。
る。例中、タンクの混合燃料揮散比率は次の方法にて評
価した。タンクの混合燃料揮散比率道路運送車両の保安
基準(昭和26年運輸省令第67号)第15条第1号に
規定する乗用プラスチック製燃料タンクの技術基準(昭
和52年12月27日指示)の燃料透過性試験の試験方
法に準拠して測定した。ここで、最内層高密度ポリエチ
レンの肉厚と最外層高密度ポリエチレンの肉厚の比率が
1である燃料タンクの揮散量を1として揮散比率を算出
した。ただし、試験液にはガソリン/メタノール=85
/15vol%のガソリン・メタノール混合燃料を使用
した。
【0017】実施例及び比較例 下記層構成の燃料タンクを製造すべく、各層の原料樹脂
を別々の押出機で個々に溶融混練し、同心円状の流路を
有する同一ダイに押し出し、ダイ内(ダイ内温度:23
0℃)で重ね合わせて共押出をして直径530mmのパリ
ソンを形成し、次いで金型で挟み、空気を圧入して3種
5層の燃料タンク(容量60リットル、重量7kg)を製
造した。
を別々の押出機で個々に溶融混練し、同心円状の流路を
有する同一ダイに押し出し、ダイ内(ダイ内温度:23
0℃)で重ね合わせて共押出をして直径530mmのパリ
ソンを形成し、次いで金型で挟み、空気を圧入して3種
5層の燃料タンク(容量60リットル、重量7kg)を製
造した。
【0018】 (層構成) 外 層 : 高密度ポリエチレン 接着層 : 変性ポリオレフィン ・・・・・・厚み0.1mm バリヤ層: ガスバリヤ性樹脂 ・・・・・・厚み0.1mm 接着層 : 変性ポリオレフィン ・・・・・・厚み0.1mm 内 層 : 高密度ポリエチレン 全体厚 : ・・・・・・・・・・・・・・・・厚み5.5mm (厚みは製品中央部肉厚)
【0019】ここで、使用した各層の樹脂は、次の通り
である。 A:高密度ポリエチレン;商品名 三菱ポリエチHB2
10R(密度0.945g/cm3 、粘度平均分子量11
万、MI0.05g/10分) B:ナイロン−6;商品名 三菱NOVAMID 10
30 C:エチレン−酢酸ビニル共重合体鹸化物;商品名 ソ
アノールDT290(エチレン含量29モル% 日本合
成化学社製) D:接着剤樹脂;密度0.957g/cm3 の高密度ポリ
エチレンに無水マレイン酸を0.4重量%グラフト変性
した変性ポリエチレン
である。 A:高密度ポリエチレン;商品名 三菱ポリエチHB2
10R(密度0.945g/cm3 、粘度平均分子量11
万、MI0.05g/10分) B:ナイロン−6;商品名 三菱NOVAMID 10
30 C:エチレン−酢酸ビニル共重合体鹸化物;商品名 ソ
アノールDT290(エチレン含量29モル% 日本合
成化学社製) D:接着剤樹脂;密度0.957g/cm3 の高密度ポリ
エチレンに無水マレイン酸を0.4重量%グラフト変性
した変性ポリエチレン
【0020】
【表1】
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、ガソリンのみならず、
ガソリン・アルコール混合燃料においても十分なガスバ
リヤ性を有する多層樹脂製燃料タンクが得られると言っ
た顕著な効果が奏される。
ガソリン・アルコール混合燃料においても十分なガスバ
リヤ性を有する多層樹脂製燃料タンクが得られると言っ
た顕著な効果が奏される。
Claims (4)
- 【請求項1】最内層及び最外層が高密度ポリエチレンで
構成され、かつ、不飽和カルボン酸又はその誘導体で変
性されたポリオレフィン層(接着層)を介して該高密度
ポリエチレン層とガスバリヤ性樹脂層とが積層された多
層樹脂製燃料タンクであって、該最内層高密度ポリエチ
レン:該最外層高密度ポリエチレンの肉厚の比率が0.
1〜0.8:1であることを特徴とする多層樹脂製燃料
タンク。 - 【請求項2】高密度ポリエチレンが、密度0.935〜
0.970g/cm3 かつ粘度平均分子量10万〜40万
の高分子量高密度ポリエチレンである、請求項1に記載
の燃料タンク。 - 【請求項3】不飽和カルボン酸又はその誘導体で変性さ
れたポリオレフィンが、密度0.860〜0.970g
/cm3 のエチレン単独重合体又は70重量%以上のエチ
レンと30重量%以下の他のα−オレフィンとの共重合
体を無水マレイン酸でグラフト変性した無水マレイン酸
含量0.01〜1重量%の変性ポリオレフィンである、
請求項1に記載の燃料タンク。 - 【請求項4】燃料タンクが、接着層及びガスバリヤ性樹
脂層厚みが各0.01〜0.5mm並びに高密度ポリエチ
レン1層の厚みが1〜10mmのタンクである、請求項1
に記載の燃料タンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7278123A JPH09117977A (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | 多層樹脂製燃料タンク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7278123A JPH09117977A (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | 多層樹脂製燃料タンク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09117977A true JPH09117977A (ja) | 1997-05-06 |
Family
ID=17592937
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7278123A Pending JPH09117977A (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | 多層樹脂製燃料タンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09117977A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001065161A1 (en) * | 2000-03-03 | 2001-09-07 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Resin hose for fuel |
-
1995
- 1995-10-25 JP JP7278123A patent/JPH09117977A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001065161A1 (en) * | 2000-03-03 | 2001-09-07 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Resin hose for fuel |
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