JPH09118748A - 芳香族ポリアミド組成物 - Google Patents
芳香族ポリアミド組成物Info
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- JPH09118748A JPH09118748A JP7279381A JP27938195A JPH09118748A JP H09118748 A JPH09118748 A JP H09118748A JP 7279381 A JP7279381 A JP 7279381A JP 27938195 A JP27938195 A JP 27938195A JP H09118748 A JPH09118748 A JP H09118748A
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Abstract
を損なうことなく、かつ溶媒に対する溶解性及び溶液の
安定性に優れ、好ましくは有機溶媒にも可溶である、繊
維、フィルムあるいはシートなどの成形体を得るのに好
適な芳香族ポリアミド組成物を提供する。 【解決手段】 好ましく特定の置換基で置換されたパラ
配向性芳香核を有する、芳香族ジアミン成分、芳香族ジ
カルボン酸成分、芳香族アミノカルボン酸成分から選ば
れ、選ばれた成分の少なくとも1成分が、2種以上の基
本芳香核の異なる構造単位及び特定のブリッジ原子団を
有する成分でもって構成されている芳香族ポリアミド組
成物。
Description
組成物に関するものである。
気絶縁性から工業材料として有用な高分子体である。特
に、PPTAに代表されるようなパラ配向性芳香核から
なる芳香族ポリアミドはその剛直性から上記特性に加え
強度、弾性率に優れた成形体を与えるのでその利用価値
は高い。しかしながらPPTAのごときパラ配向性芳香
族ポリアミドは溶媒に対する溶解性が低く、硫酸等極め
て限定された溶媒にしか溶解しないためにプロセス上の
制約が大きく、また、その溶液も光学異方性を与えるた
め繊維を得る場合には大きな問題はないがフィルムなど
2次元以上の成形体とするには、特開昭62-39634号公
報、特開昭62-104714 号公報、特開昭62-115036 号公報
等に記載された特殊な成形法による必要があり、その改
善が求められている。
素あるいはメチレン基等のブリッジを有する構造単位の
導入が、特開昭51-76836号公報、特開昭52-98795号公報
等で知られているが、一般にかかる構造単位の導入はパ
ラ配向性芳香族ポリアミド本来のヤング率、強度等の優
れた機械特性を損ねることとなる。また、別な手段とし
て特開昭52-84826号公報、特開昭54-106564 号公報等に
は芳香核に塩素原子を導入した芳香族ポリアミドが提案
されているが、かかる芳香族ポリアミドはモノマが高価
な上に、それから得られる成形物の廃棄、焼却時に塩素
やダイオキシンが生成する懸念があり、地球環境上好ま
しくない。
を解決し、芳香族ポリアミドの優れた耐熱性、機械特性
等を損なうことなく、かつ溶媒に対する溶解性及び溶液
の安定性に優れ、好ましくは有機溶媒にも可溶である、
繊維、フィルムあるいはシートなどの成形体を得るのに
好適な芳香族ポリアミド組成物を提供することを目的と
する。
(I)で示される互いに異なった芳香核を有する構造単
位からなるA群、一般式(I)
構造単位からなるB群、一般式(II)
を有する構造単位からなるC群、一般式(III )
であり、各群の化合物はRa、Rb、Rcで示されるニ
トロ基、シアノ基、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数
1〜3のアルコキシ基、トリアルキルシリル基、オキシ
アリール基、チオアリール基から選ばれる官能基で置換
されていても構わない。ここで、k、l、mはそれぞれ
0〜4の数である。)から少なくとも3種以上選択され
る構造単位(但し、基本芳香核を異にする少なくとも2
種の構造単位は同じ群から選択される。)及び一般式
(IV)で示される構造単位からなるD群、一般式(IV)
X、Yは互いに同じか異なっていても良い−CO−また
は−NH−基。ここで、X、Yが共に−CO−の時はA
群と(B群、D群)、X、Yが共に−NH−の時は(A
群、D群)とB群、互いに異なるときはA群、B群は実
質的に等モルである。)で示される構造単位を主たる構
造単位とする芳香族ポリアミド組成物である。
は、上記の一般式(I)、一般式(II)、一般式(III
)の3群から少なくとも3種選択され、かつその内の
少なくとも2種は同一群から選択された基本芳香核(官
能基、置換基を除いた残りの部分として定義する。)を
異にする構造単位からなる。かかる構成とすることでポ
リマの溶解性、ポリマ溶液の安定性が劇的に改善され
る。また、一般式(I)、一般式(II)、一般式(III
)の3群からは少なくとも4種以上、更に好ましくは
5種以上選択されることが好ましく、また、2種以上の
基本芳香核の異なる構造単位が選択される群は2群以上
であることが好ましい。また、2種以上の基本芳香核の
異なる構造単位が選択される群における各基本芳香核の
存在割合(AR)が該群における基本芳香核の種類をn
種とした時、1/n×0.7≦AR≦1/n×1.3
好ましくは、1/n×0.8≦AR≦1/n×1.2
更に好ましくは、1/n×0.9≦AR≦1/n×1.
1であれば組成物の溶解性、溶液の安定性に優れるばか
りか機械特性にも優れた成形体を得ることができる。
異なったパラ配向性芳香核である。ここで言うパラ配向
性芳香核とは2価の結合鎖が互いに同軸あるいは平行に
ある芳香核で定義され、例えば、
ない。また、互いに異なったとは、基本芳香核または置
換基の種類、数を異にすると言う意味である。Ar1 、
Ar2 及びAr3 のパラ配向性は、力学的要求上必要な
要因である。従って、本発明の芳香族ポリアミドはこの
ような結合単位を60モル%以上、好ましくは70モル
%以上、更に好ましくは75モル%以上含んでいること
が好ましい。60モル%未満であれば、成形物としたと
きに強度、伸度、剛性、耐熱性等の成形体としての十分
な機能を全うできない。
た基本芳香核を2種以上含有する。好ましくは3種以
上、好ましくは4種以上である。これらの中でも基本芳
香核の組み合わせとして、フェニレン基、ビフェニレン
基、ナフチレン基から選ばれる少なくとも2種、特にビ
フェニレン基とフェニレン基の組み合わせは力学的特
性、溶媒への溶解性に優れるので好ましい。
式(IV)で示されるD群の構造単位を含有している。
ラ配向性の芳香核であり、X、Yは互いに同じか異なっ
ていても良い−CO−または−NH−基。ここで、X、
Yが共に−CO−の時はA群と(B群、D群)、X、Y
が共に−NH−の時は(A群、D群)とB群、互いに異
なるときはA群、B群は実質的に等モルである。) Ar4 、Ar5 はパラ配向性の芳香核であり先述のAr
1 〜Ar3 と同様に定義され、また、芳香核上の水素が
ハロゲン以外の置換基で置換されていても良い。
アミドは、例えば有機溶媒溶液としたときの溶液の安定
性に非常に優れたものとなる。該構造単位を含有しない
場合は重合時にポリマの析出が無かったとしても、重合
後ゲル化等の成形に不都合な現象を生じる。
位の導入は成形体の機械特性をそこねることもあり、好
ましくは、全芳香族ポリアミド構造単位の2〜40%、
より好ましくは5〜30%、更に好ましくは10〜25
%の範囲内で用いるのが良い。
核は、芳香核の水素原子を置換する置換基Ra、Rb、
Rcとして、ニトロ基、シアノ基、炭素数1〜4のアル
キル基、炭素数1〜3のアルコキシ基、トリアルキルシ
リル基、オキシアリール基、チオアリール基から選ばれ
る置換基で置換されていると芳香族ポリアミドの溶解
性、溶液の安定性に優れたものが得られるので好ましく
用いられ、置換割合として上記の一般式(I)、一般式
(II)及び一般式(III )において、1<k+l及び/
または1<mであると明らかな効果が得られる。好まし
くは、1.5<k+l、更に好ましくは、2≦k+lか
つ1≦k、1≦lあるいは2≦k+lかつ(1.5≦k
又は1.5≦l)である。このk、l、mは複数の構造
単位からなる群ではモル比による相加平均で求められ
る。これら置換基を有する芳香族ポリアミドは上述の特
性を有するため重合あるいは製膜工程を利する効果をも
有する。
合中の水素原子を他の置換基によって置換したり、アミ
ド基密度を低下させるため相対的に分子量の大きなモノ
マーを用いても構わない。
(I)、一般式(II)、一般式(III )で表される繰り
返し単位を60モル%以上含むものであるが、目的に合
わせ例えばエステルあるいはイミドの構造を有する構造
単位が共重合、またはブレンドされていても差し支えな
い。もちろんこれら構造単位に含まれる芳香核にも、ニ
トロ基、シアノ基、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数
1〜3のアルコキシ基、トリアルキルシリル基、オキシ
アリール基、チオアリール基などの置換基を有していて
も構わない。特に、一般式(V)および/または一般式
(VI)で示される芳香族ポリイミドは、機械特性の改善
に効果があり好ましく用いられる。
み、イミド環を形成する2つのカルボニル基は芳香環上
の隣接する炭素原子に結合している。このAr6 は、芳
香族テトラカルボン酸あるいはこの無水物に由来する。
代表例としては次の様なものが挙げられる。
2 −,−S−,−C(CH3 )2 −等から選ばれるが、
これに限定されるものではない。
のハライドに由来する。Ar7 、Ar9 は例えば
CO−,−SO2 −,−S−,−C(CH3 )2 −等か
ら選ばれるが、これに限定されるものではない。更にこ
れらの芳香環上の水素原子の一部が、ハロゲン基(特に
塩素)、ニトロ基、炭素数1〜4のアルキル基(特にメ
チル基)、炭素数1〜3のアルコキシ基などの置換基で
置換されているものも含み、また、重合体を構成するア
ミド結合中の水素が他の置換基によって置換されている
ものも含む。
しくは分子量1000以下のオリゴマの含有量が1重量
%以下、更に好ましくは0.5重量%以下である。ここ
で言うオリゴマには一般式(I)〜一般式(IV)の構造
単位を部分的にでも含有するものであり、例えば溶媒と
の反応物等も含む。このオリゴマの含有量が1重量%を
越えると成形体の機械的、熱的特性を損ねたり、あるい
は使用時の滲み出し等で製品品位を損ねることがある。
形体の物性を損なわない程度に粒子、滑剤、酸化防止剤
その他の添加剤等がブレンドされていてもよい。
な機械特性、耐熱性等の優れた性質を有しており、ま
た、好ましく有機溶媒系から繊維、フィルムあるいはシ
ート等の成形体とすることができる。これら成形体を得
るための手段としては従来公知の方法を用いて差し支え
ない。特に有機溶媒溶液から得られるフィルムあるいは
シートは優れた表面性を有するので工業的な利用価値が
高く、更に、該溶液は光学等方性を有するため特殊な方
法によらずとも製膜が可能であり特に好ましい。ここで
用いられる有機溶媒は、該芳香族ポリアミドが溶解し、
かつ安定な溶液を形成できれば特に制限はないが、N−
メチルピロリドン、ジメチルアセトアミド、ジメチルホ
ルムアミド、ヘキサメチルホスホルアミド等の非プロト
ン性有機極性溶媒が好ましく用いられる。もちろんこれ
ら有機溶媒は混合溶媒であっても良い。
造方法や成形体としてフィルムを製造する例を説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。
温溶液重合法、界面重合法、溶融重合法、固相重合法な
どが挙げられるが、低温溶液重合法つまり酸クロリドと
ジアミンから得る場合には、N−メチルピロリドン(N
MP)、ジメチルアセトアミド(DMAc)、ジメチル
ホルムアミド(DMF)などの非プロトン性有機極性溶
媒中で合成される。ポリマ溶液は、単量体として酸クロ
リドとジアミンを使用すると塩化水素が副生するが、こ
れを中和する場合には水酸化カルシウム、炭酸カルシウ
ム、炭酸リチウムなどの無機の中和剤、またエチレンオ
キサイド、プロピレンオキサイド、アンモニア、トリエ
チルアミン、トリエタノールアミン、ジエタノールアミ
ンなどの有機の中和剤が使用される。また、イソシアネ
ートとカルボン酸との反応は、非プロトン性有機極性溶
媒中、触媒の存在下で行なわれる。
発明の好ましい範囲とすることができる。高純度の原料
を用い、水等の不純物を除去された溶媒を用いることは
もちろんであるが、特に工業的なスケールでの実施に
は、重合時に溶液に適当なせん断応力を与え効率的に混
ぜることが極めて重要である。芳香族ポリアミドの生成
反応は反応初期において非常な発熱を伴う。この反応熱
によって溶媒分子との反応や活性末端の失活がおこり、
オリゴマ分子が生成する。従って重合初期には高速で混
ぜ、除熱を図ることが重要である。また、反応に伴い重
合溶液の粘度は上昇するが、かかる状況下で高速に混合
するとかえって不均一な混合状態となり、反応不十分な
オリゴマ成分が生成する。従って、重合初期から終了に
かけて溶液の粘度上昇に合わせ混合速度を低下させてゆ
くように制御することが好ましい。
るための原液として使用してもよく、あるいはポリマを
一度単離してから上記の有機溶媒や、硫酸等の無機溶剤
に再溶解して原液を調製してもよい。
を硫酸中で100mlの溶液として30℃で測定した
値)は、0.5以上であることが好ましい。
て無機塩例えば塩化カルシウム、塩化マグネシム、塩化
リチウム、硝酸リチウムなどを添加する場合もある。原
液中のポリマ濃度は好ましくは2〜40重量%、更に好
ましくは5〜35重量%、特に好ましくは10〜25重
量%である。かかる範囲を下回れば吐出を大きく取る必
要があり経済的に不利であり、越えれば吐出量あるいは
溶液粘度の関係で細ものあるいは薄ものを得ようとする
ときの困難性が高い。
2 、TiN、Al2 O3 、ZrO2、ゼオライト、その
他の金属微粉末などの無機粒子や有機粒子等の粒子を含
有量として0.01〜5重量%、好ましくは0.05〜
3重量%添加する。
度を調整する場合は、例えば、粒子を予め10ポイズ好
ましくは1ポイズ以下の溶媒中に分散させる方法を挙げ
ることができる。溶媒としては、製膜時に用いるものと
同一であることが好ましいが、特に悪影響が見られない
ときには、他の溶媒を用いて差し支えない。また、これ
ら溶媒には分散助剤等の添加物が分散に悪影響を及ぼさ
ない範囲で用いられて構わない。粒子の分散には撹拌分
散器、ボールミル、超音波分散器等を用い、好ましく、
凝集度を調整する。
合するが、混合にあたっては重合前の溶媒に添加あるい
は重合後に添加あるいはポリマ溶液調整時に添加しても
よく、さらには吐出直前でも構わないが、原液中に均一
に分散されていることが非常に重要である。
ように調製された製膜原液は、いわゆる溶液製膜法によ
りフィルム化が行なわれる。溶液製膜法には乾湿式法、
乾式法、湿式法などがありいづれの方法で製膜されても
差し支えないが、ここでは乾湿式法を例にとって説明す
る。
らドラム、エンドレスベルト等の支持体上に押し出して
薄膜とし、次いでかかる薄膜層から溶媒を飛散させ薄膜
が自己保持性をもつまで乾燥する。乾燥条件は例えば、
室温〜220℃、60分以内の範囲で行うことができ
る。またこの乾燥工程で用いられるドラム、エンドレス
ベルトの表面はなるだけ平滑であれば表面の平滑なフィ
ルムが得られる。乾式工程を終えたフィルムは支持体か
ら剥離されて湿式工程に導入され、脱塩、脱溶媒などが
行なわれ、さらに延伸、乾燥、熱処理が行なわれてフィ
ルムとなる。
8.0(面倍率とは延伸後のフィルム面積を延伸前のフ
ィルムの面積で除した値で定義する。1以下はリラック
スを意味する。)の範囲内にあることが好ましく、より
好ましくは1.3〜8.0である。また、熱処理として
は200℃〜500℃、好ましくは250℃〜400℃
の温度で数秒から数分間熱処理が好ましく実施される。
さらに、延伸あるいは熱処理後のフィルムを徐冷する事
は有効であり、50℃/秒以下の速度で冷却する事が有
効である。
は、フィルムとして20℃、相対湿度60%における少
なくとも一方向の引張りヤング率E20が、E20≧7.8
4GPa、より好ましくはE20≧8.82GPa、更に
好ましくはE20≧9.80GPaであることが好まし
い。
優れた機械特性を有しているので特に薄もののフィルム
としたときに他素材には見られない優れた効果を発揮す
る。好ましい厚みは0.5〜50μm、より好ましくは
1〜20μm、更に好ましくは2〜10μmである。
れるフィルムはもちろん単層フィルムでも、積層フィル
ムであっても良い。積層フィルムとする時は、本発明の
磁気記録媒体の基材フィルムと基層部(積層された本発
明の基材フィルム以外のフィルム構成部分)は同じ種類
でも異なるものでも良い。例えば2層の場合には、重合
した芳香族ポリアミド溶液を二分し、それぞれ異なる粒
子を添加した後、積層する。さらに3層以上の場合も同
様である。これら積層の方法としては、周知の方法たと
えば、口金内での積層、複合管での積層や、一旦1層を
形成しておいてその上に他の層を形成する方法などがあ
る。
ては好ましくは3000ppm以下、更に好ましくは1
00ppm以下、特に好ましくは30ppm以下であれ
ば接触部材の腐蝕等の影響を及ぼさない優れた成形体と
できる。
くすることはもちろんであるが、成形体化の際重合溶媒
及び無機塩を抽出する工程において表面に急激に緻密な
層が形成されないようすることが好ましく、例えば重合
溶媒と同種の溶媒が凝固溶媒に対しある傾斜比をもって
配合されてなる抽出槽を用いたり、抽出温度の調整例え
ば複数の抽出層で温度勾配を設けたりすること等は好適
な方法である。
次の方法による。
引張速度300mm/分で実施した。
散乱光度計(LALLS)及び示差屈折率計(RI)を
組み入れ、GPC装置でサイズ分別された分子鎖溶液の
光散乱強度及び屈折率差を溶出時間を追って測定するこ
とにより、溶質の分子量とその含有率を順次計算し最終
的には高分子量物質の絶対分子量分布を求め算出した。
絶対分子量の校正にはジフェニルメタンを用いた。
溶液の分子量1000以下のフラクションを集め、溶媒
を除去して求めることもできる。
燃焼、灰化させ、硝酸、フッ化水素酸に溶解し、ついで
希硝酸で定溶化した。
した検量線に基づいて定量した。ここで、単位ppmは
(μg/g)である。
それぞれ次の通りである。
リド 酸無水物成分: PAH:ピロメリット酸無水物
ト付き重合槽を用い、脱水したN−メチルピロリドン
(以下NMPと略す)に50モル%のDOB、30モル
%のPPD、20モル%のDPEを溶解させ、溶液を冷
却する。ついで、100モル%のTPCを添加し、線速
度を4.5m/秒から1.5m/秒に制御しながら2時
間撹拌後水酸化リチウムで中和して重合物を得た。ポリ
マ濃度は10重量%であり、重合物は透明な溶液として
得られた。また、2週間放置後も安定な溶液であった。
この溶液中のオリゴマ含有量は0.2重量%であった。
m/秒の一定速度で撹拌する以外は上記と同様に重合を
行った。ポリマ濃度はいずれも10重量%で、重合物は
透明な溶液として得られた。また、2週間放置後も安定
な溶液であった。しかしながら、分子量分布のブロード
化あるいは溶媒との反応生成物と見られる成分の増加に
より、両者とも分子量1000以下のオリゴマ含有量は
1重量%を越えるものであった。
m、孔数40コのキャップを備えたシリンダにとり、8
0℃に保った飽和塩化カルシウム水溶液からなる凝固浴
中へ押し出した。この時キャップ面と凝固浴面との距離
は10mmとした。紡糸した繊維は水洗、乾燥後熱板上で
300℃及び480℃で総延伸倍率として5.0倍延伸
して繊維を得た。この繊維の強度、伸度、ヤング率はそ
れぞれ21.0g /d 、3.5%、810g /d であっ
た。また、金属イオン含有量は200ppmであった。
えたポリマ溶液を用いて、同様に繊維を得た。この溶液
では曳糸性が低下し、得られた繊維の強度はいずれも3
g/d以上低下した。また繊維の着色も大きく外観の悪
いものであった。
ル%のPPD、20モル%のDPEを溶解させ、溶液を
冷却し、ついで、100モル%のTPCを添加し撹拌速
度を制御しながら2時間撹拌後水酸化リチウムで中和し
て重合物を得た。ポリマ濃度は12重量%であり、重合
物は透明な溶液として得られた。また、2週間放置後も
安定な溶液であった。この溶液中のオリゴマ含有量は
0.2重量%であった。
ルターを通した後、ステンレスベルト上に流延し、乾燥
器中で溶媒を蒸発後、自己支持性を得たフィルムをベル
トから剥離して水浴中に導入して残存溶媒等を抽出し、
ついで、テンターで乾燥、熱処理を行った。この時長手
方向に1.25倍、幅方向に1.3倍延伸して、厚み8
μmのフィルムを得た。このフィルムの強度、伸度、ヤ
ング率はそれぞれ、540MPa、35%、12.26
GPaであった。また、金属イオン含有量は200pp
mであった。このフィルムは初期機械特性には問題ない
ものの高熱環境下での変色の著しいものであった。
ル%のPPD、15モル%のDPEを溶解させ、溶液を
冷却する。ついで、100モル%のMPCを添加し撹拌
速度を制御しながら2時間撹拌後水酸化リチウムで中和
して重合物を得た。ポリマ濃度は14重量%であり、重
合物は透明な溶液として得られた。また、2週間放置後
も安定な溶液であった。この溶液中のオリゴマ含有量は
0.2重量%であった。
ルターを通した後、ステンレスベルト上に流延し、乾燥
器中で溶媒を蒸発後、自己支持性を得たフィルムをベル
トから剥離して、NMP/水比がそれぞれ30/70、
20/80、10/90、0/100の抽出浴中に順次
導入して残存溶媒等を抽出し、ついで、テンターで乾
燥、熱処理を行った。この時長手方向に1.25倍、幅
方向に1.3倍延伸し厚み4.5μmのフィルムを得
た。このフィルムの強度、伸度、ヤング率はそれぞれ、
568MPa、32%、12.74GPaであった。ま
た、金属イオン含有量は20ppmであった。
ル%のPPD、20モル%のDPEを溶解させ、溶液を
冷却する。ついで、100モル%のTPCを添加し撹拌
速度を制御しながら2時間撹拌後水酸化リチウムで中和
して重合物を得た。ポリマ濃度は8重量%であり、重合
物は透明な溶液として得られた。また、2週間放置後も
安定な溶液であった。この溶液中のオリゴマ含有量は
0.2重量%であった。
の方法で厚み4.5μmのフィルムを得た。このフィル
ムの強度、伸度、ヤング率はそれぞれ、490MPa、
32%、8.34GPaであった。また、金属イオン含
有量は21ppmであった。
ル%のDPX、20モル%のDPEを溶解させ、溶液を
冷却する。ついで、100モル%のTPCを添加し撹拌
速度を制御しながら2時間撹拌後水酸化リチウムで中和
して重合物を得た。ポリマ濃度は14重量%であり、重
合物は透明な溶液として得られた。また、2週間放置後
も安定な溶液であった。この溶液中のオリゴマ含有量は
0.2重量%であった。
の方法で厚み4.5μmのフィルムを得た。このフィル
ムの強度、伸度、ヤング率はそれぞれ、549MPa、
46%、12.75GPaであった。また、金属イオン
含有量は21ppmであった。
させ、溶液を冷却する。ついで、40モル%のTPC、
40モル%のBPC、20モル%のDPCを添加し撹拌
速度を制御しながら2時間撹拌後水酸化リチウムで中和
して重合物を得た。ポリマ濃度は12重量%であり、重
合物は透明な溶液として得られた。また、2週間放置後
も安定な溶液であった。この溶液中のオリゴマ含有量は
0.3重量%であった。
法を用いて厚み4.5μmのフィルムを得た。このフィ
ルムの強度、伸度、ヤング率はそれぞれ、510MP
a、35%、12.26GPaであった。また、金属イ
オン含有量は18ppmであった。
ル%のDBA、15モル%のDPEを溶解させ、溶液を
冷却する。ついで、50モル%のMPC、50モル%の
BPCを添加し撹拌速度を制御しながら2時間撹拌後水
酸化リチウムで中和して重合物を得た。ポリマ濃度は1
5重量%であり、重合物は透明な溶液として得られた。
また、2週間放置後も安定な溶液であった。この溶液中
のオリゴマ含有量は0.3重量%であった。
法を用いて厚み4.5μmのフィルムを得た。このフィ
ルムの強度、伸度、ヤング率はそれぞれ、549MP
a、35%、12.75GPaであった。また、金属イ
オン含有量は18ppmであった。
ル%のPPD、6モル%のDPEを溶解させ、溶液を冷
却する。ついで、50モル%のTPC、50モル%のB
PCを添加し撹拌速度を制御しながら2時間撹拌後水酸
化リチウムで中和して重合物を得た。ポリマ濃度は11
重量%で安定化し、重合物は透明な溶液として得られ
た。また、2週間放置後も安定な溶液であった。この溶
液中のオリゴマ含有量は0.3重量%であった。
法を用いて厚み4.5μmのフィルムを得た。このフィ
ルムの強度、伸度、ヤング率はそれぞれ、559MP
a、22%、12.73GPaであった。また、金属イ
オン含有量は18ppmであった。
ル%のPPDを溶解させ、溶液を冷却する。ついで、4
0モル%のTPC、40モル%のNPC、20モル%の
DPCを添加し撹拌速度を制御しながら2時間撹拌後水
酸化リチウムで中和して重合物を得た。ポリマ濃度は1
3重量%であり、重合物は透明な溶液として得られた。
また、2週間放置後も安定な溶液であった。この溶液中
のオリゴマ含有量は0.3重量%であった。
法を用いて厚み5μmのフィルムを得た。このフィルム
の強度、伸度、ヤング率はそれぞれ、510MPa、3
8%、11.77GPaであった。また、金属イオン含
有量は18ppmであった。
ル%のPPD、10モル%のDPEを溶解させ、ついで
6モル%のPAHを加え30分間撹拌し、ついで溶液を
冷却する。次に、47モル%のTPC、47モル%のB
PCを添加し撹拌速度を制御しながら2時間撹拌後水酸
化リチウムで中和して重合物を得た。ポリマ濃度は12
重量%であり、重合物は透明な溶液として得られた。ま
た、2週間放置後も安定な溶液であった。この溶液中の
オリゴマ含有量は0.3重量%であった。
方法を用いて厚み4.5μmのフィルムを得た。また、
この時熱環化も行った。このフィルムの強度、伸度、ヤ
ング率はそれぞれ、569MPa、28%、14.22
GPaであった。また、金属イオン含有量は19ppm
であった。
させ、次にPPD100モル%を溶解し、溶液を冷却す
る。ついでTPC100モル%を添加し反応を行った。
生成物は重合開始後まもなく沈殿を生じ、成形体を得る
ことができないものであった。
させ、次にDOB100モル%を溶解し、溶液を冷却す
る。ついでTPC100モル%を添加し反応を行った。
生成物は重合開始後まもなく沈殿を生じ、成形体をえる
ことができないものであった。
溶液を冷却する。ついで100モル%のTPCを添加し
2時間撹拌後水酸化リチウムで中和して重合物を得た。
重合時において沈殿の生成なく重合を終了できたが、ポ
リマ濃度を5%としてもこの溶液は2週間放置後はゲル
化する不安定な溶液であった。
で厚み9μmのフィルムを得た。このフィルムの強度、
伸度、ヤング率はそれぞれ539MPa、8%、12.
75GPaであり、フィルムの形状とできるものの伸度
が低く取り扱いの困難なものであった。
溶液を冷却する。ついで100モル%のTPCを添加し
2時間撹拌後水酸化リチウムで中和して重合物を得た。
重合時において沈殿の生成なく重合を終了するにはDP
Eの使用量は最低30モル%必要であった。また、ポリ
マ濃度は8%としたもののこの溶液は2週間放置後はゲ
ル化する不安定な溶液であった。
で厚み4.5μmのフィルムを得た。このフィルムの強
度、伸度、ヤング率はそれぞれ412MPa、18%、
7.06GPaであった。フィルムとすることはできた
が、パラ配向性芳香族ポリアミド本来の機械特性を喪失
していた。
本来の優れた機械特性、耐熱性等の種々の性能を維持し
つつ、溶解性、溶媒の安定性に優れるため、繊維、フィ
ルム、シート等の成形体として得易い。従って、種々の
用途における工業的利用価値は極めて高いものである。
Claims (9)
- 【請求項1】一般式(I)で示される互いに異なった芳
香核を有する構造単位からなるA群、一般式(I) 【化1】 一般式(II)で示される互いに異なった芳香核を有する
構造単位からなるB群、一般式(II) 【化2】 及び、一般式(III )で示される互いに異なった芳香核
を有する構造単位からなるC群、一般式(III ) 【化3】 (ここでAr1 、Ar2 、Ar3 はパラ配向性の芳香核
であり、各群の化合物はRa、Rb、Rcで示されるニ
トロ基、シアノ基、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数
1〜3のアルコキシ基、トリアルキルシリル基、オキシ
アリール基、チオアリール基から選ばれる官能基で置換
されていても構わない。ここで、k、l、mはそれぞれ
0〜4の数である。)から少なくとも3種以上選択され
る構造単位(但し、基本芳香核を異にする少なくとも2
種の構造単位は同じ群から選択される。)及び一般式
(IV)で示される構造単位からなるD群、一般式(IV) 【化4】 (ここでAr4 、Ar5 はパラ配向性の芳香核であり、
X、Yは互いに同じか異なっていても良い−CO−また
は−NH−基。ここで、X、Yが共に−CO−の時はA
群と(B群、D群)、X、Yが共に−NH−の時は(A
群、D群)とB群、互いに異なるときはA群、B群は実
質的に等モルである。)で示される構造単位を主たる構
造単位とする芳香族ポリアミド組成物。 - 【請求項2】分子量1000以下のオリゴマが1重量%
以下である請求項1に記載の芳香族ポリアミド組成物。 - 【請求項3】一般式(I)から一般式(III )に示され
る芳香核に置換する置換基が下式を充たすことを特徴と
する請求項1または2に記載の芳香族ポリアミド組成
物。 1<k+l及び/または1<m - 【請求項4】2種以上の構造単位が選択される群におい
て、パラ配向性の基本芳香核としてフェニレン基、ビフ
ェニレン基、ナフチレン基のうち少なくとも2種が用い
られる請求項1から3のいずれかに記載の芳香族ポリア
ミド組成物。 - 【請求項5】2種以上の構造単位が選択される群におい
て、パラ配向性の互いに異なった芳香核として3,3’
−ジ置換−4,4’−ビフェニレン基及び/または2,
2’−ジ置換−4,4’−ビフェニレン基と2,5−ジ
置換及び/または2,3−ジ置換パラフェニレン基を用
いる請求項1から4のいずれかに記載の芳香族ポリアミ
ド組成物。 - 【請求項6】請求項1から5のいずれかに記載の芳香族
ポリアミド組成物の有機溶媒溶液。 - 【請求項7】請求項1から5のいずれかに記載の芳香族
ポリアミド組成物からなる繊維。 - 【請求項8】請求項1から5のいずれかに記載の芳香族
ポリアミド組成物からなるフィルム。 - 【請求項9】請求項1から5のいずれかに記載の芳香族
ポリアミド組成物からなるシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27938195A JP3405022B2 (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 芳香族ポリアミド組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27938195A JP3405022B2 (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 芳香族ポリアミド組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09118748A true JPH09118748A (ja) | 1997-05-06 |
| JP3405022B2 JP3405022B2 (ja) | 2003-05-12 |
Family
ID=17610356
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27938195A Expired - Lifetime JP3405022B2 (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 芳香族ポリアミド組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3405022B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005325288A (ja) * | 2004-05-17 | 2005-11-24 | Teijin Techno Products Ltd | コポリアラミドの製造方法 |
| JP2006201744A (ja) * | 2004-12-20 | 2006-08-03 | Ricoh Co Ltd | 塗工液、電子写真感光体、画像形成装置及び画像形成装置用プロセスカートリッジ |
| JP2012207325A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Teijin Techno Products Ltd | パラ型全芳香族ポリアミド繊維 |
| WO2018155830A1 (ko) * | 2017-02-24 | 2018-08-30 | 주식회사 엘지화학 | 폴리아미드이미드 공중합체 및 이를 포함하는 폴리아미드이미드 필름 |
| CN109071814A (zh) * | 2016-04-11 | 2018-12-21 | Skc株式会社 | 无色透明的聚酰胺-酰亚胺薄膜及其制备方法 |
-
1995
- 1995-10-26 JP JP27938195A patent/JP3405022B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (8)
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|---|---|---|---|---|
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| US11326030B2 (en) | 2016-04-11 | 2022-05-10 | Skc Co., Ltd. | Colorless and transparent polyamide-imide film, and manufacturing method therefor |
| WO2018155830A1 (ko) * | 2017-02-24 | 2018-08-30 | 주식회사 엘지화학 | 폴리아미드이미드 공중합체 및 이를 포함하는 폴리아미드이미드 필름 |
| US11326025B2 (en) | 2017-02-24 | 2022-05-10 | Lg Chem, Ltd. | Polyamideimide copolymer and polyamideimide film comprising the same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3405022B2 (ja) | 2003-05-12 |
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