JPH09122423A - 移動層式集塵装置 - Google Patents

移動層式集塵装置

Info

Publication number
JPH09122423A
JPH09122423A JP7313578A JP31357895A JPH09122423A JP H09122423 A JPH09122423 A JP H09122423A JP 7313578 A JP7313578 A JP 7313578A JP 31357895 A JP31357895 A JP 31357895A JP H09122423 A JPH09122423 A JP H09122423A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
moving bed
gas
container
moving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7313578A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuya Mizui
克也 水井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUIIDER GIKEN KK
Original Assignee
FUIIDER GIKEN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FUIIDER GIKEN KK filed Critical FUIIDER GIKEN KK
Priority to JP7313578A priority Critical patent/JPH09122423A/ja
Publication of JPH09122423A publication Critical patent/JPH09122423A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガス中の粉塵とともに有害成分も除去できる
移動層式集塵装置を提供する。 【構成】 鉛直に立てた容器1の中間部に内筒2及び外
筒3を同心状に配置し、両筒の間に環状に粉粒体を充填
した移動層9を形成し、かつ該両筒にそれぞれガスは通
過するが粉粒体の流出を防止する開口部を多数設け、ガ
スを一方の開口部から移動層を経て他方の開口部へ流動
させ、移動層の降下とガスの流れを直交させてガス中の
粉塵を除去する移動層式集塵装置において、内筒2の上
部を一方の通気口に連通するべく設けた連通管4で覆
い、外筒3の上部は粉体溜室8に連結して、順次粉体溜
室から粉粒体が供給して移動層を形成して、内外両筒の
下端は容器内に開放し、外筒の周囲に他方の通気口をも
つ通気室6を設け、通気室6の底部は粉粒体排出部と連
結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉粒体の移動層を使用
してガスから粉塵あるいは粉塵を含めた目的成分を除去
する移動層式集塵装置に関する。
【0002】
【従来技術】例えば、特公昭44−12250号公報の
移動層式集塵装置では、内外両筒の間の環状空間に充填
層を形成して粉粒体の降下とガスの流れを直交させ単に
ガスから粉塵を除去していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に見られるよ
うな従来の移動層式集塵装置は、種々の問題点を有して
いた。なかでも集塵性能の向上のための細粒化と流動性
の問題は避けて通れない。集塵効率を向上するためには
充填材料の粒度を細かくしたり充填層の厚みを増したり
することが有効であるが、細かくすれば圧力損失の増加
と移動層の移動の難しさに、充填層の厚みを増せばその
分圧力損失は増加し充填材料も増え装置自身の大型化に
跳ね返って来る。特に集塵効率の向上には厚みより細粒
化が効果的であるが、結局、充填材の流動性を考慮しな
がら定量排出機や充填材料の粒径、形状、そしてホッパ
ーの形状などを妥協しながら決定しなければならなかっ
た。特に集塵操作によって移動層の粉粒体の中に混入し
たダストなどは粉粒体そのものの流動性を更に悪化さ
せ、時には排出が困難になることもあった。また、この
ような移動層式集塵装置は多くの場合加圧系叉は減圧系
にて用いられ、しかも相当な圧力差があり、このときの
充填材料の排出と捕集したダストの分離そして充填材料
の再生と利用をどうするかが課題であった。本発明は、
これら、従来装置の各種の問題点を解決することを課題
とする。
【0004】
【問題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の移動層式集塵装置は、鉛直に立てた容器の
中間部を内外両筒で構成して該両筒の環状の間隙に粉粒
体を充填して移動層を形成し、かつ該両筒にそれぞれ粉
粒体の流出を防止するがガスの通過を許容する開口部を
多数設け、ガスを一方の開口部から移動層を経て他方の
開口部へ流動させ、移動層の降下とガスの流れを直交さ
せガス中の粉塵を除去するように、内筒の上方には一方
の通気口に連通するべく設けた連通管で覆い、外筒の上
方には連通管の周囲を囲むようにした粉体溜室に連結し
て、順次粉体溜室から粉粒体を供給するようにして、内
外両筒の下端は容器内に開放し、外筒の周囲に他方の通
気口を持つ通気室を設け、通気室の底部は粉粒体排出部
と連結し、該粉粒体排出部から粉粒体を排出するに従い
移動層が下方に移動して、排気の含塵量検知手段、通過
風量検知手段、移動層内外の差圧検知手段あるいは目的
成分量の検知手段の内の少なくとも一つを備える。
【0005】また、内筒上部を給気口から流入する渦巻
形状の連通管で覆い、外筒の上部は連通管の周囲を囲む
ようにした粉体溜室に連結して、給気口から供給された
ガスが連通管内で旋回されて粗大粒子が該内筒と連通管
の間に堆積して除去された後、該内筒内に流動され、順
次粉体溜室から粉粒体が供給するようにして、内外両筒
の下端は容器内に開放し、該外筒の周囲に排気口を持つ
通気室を設け、内筒は外部から揺動機構により任意に変
移動が可能なように支持し、該通気室底部は粉粒体排出
部と連結させる。
【0006】さらに、粉粒体排出部においては、底部中
央付近に容器出口を設け該容器出口の上方に中央部が突
出する凸面および鉛直方向の駆動軸を有する回転部材を
備え、該回転部材より容器内壁の近傍に延ばした複数個
の棹部材のそれぞれの先端に支点軸を配置し、各々の支
点軸にスクレーパー部材の一端部を他端部が底面と平行
な面で回転自在になるように支軸し、各スクレーパー部
材の進行方向に対して支点軸から容器出口にかけての前
面と他端部の後面が粉粒体から受けるそれぞれ逆向きの
抗力による各支点軸回りの力のモーメントの釣合によっ
て各スクレーパー部材の傾き角度が決まるようにした所
定のスクレーパー部材の長さと形状を有し、粉粒体に対
して制御された押圧力を加え粉粒体を容器出口から排出
させる。
【0007】さらに、粉粒体排出部においては、底部の
容器出口付近と回転部材の下面の間の空間が上に凸の球
面状であって、該回転部材から延ばした各棹部材の先端
にある支点軸にスクレーパー部材の一端部をこの球面状
の空間内で回転自在になるように支軸し、各スクレーパ
ー部材の進行方向に対して支点軸から容器出口にかけて
の前面と他端部の後面が粉粒体から受けるそれぞれ逆向
きの抗力による各支点軸回りの力のモーメントの釣合に
よって各スクレーパー部材の傾き角度が決まるようにし
た所定のスクレーパー部材の長さと形状を有し、粉粒体
に対して制御された押圧力を加え粉粒体を容器出口まで
移動させ容器出口から排出させる。
【0008】さらに、集塵の他、ガス中の目的成分を除
去するため、消石灰を始め、各種の物理的・化学的吸着
をする粒子状物質や物理的・化学的吸着物質を含浸させ
た多孔性粒子状物質、または中和剤や脱臭剤としての前
記の各物質のいずれか、またはこれらを含めた混合物を
用いる。さらに、装置から排出した充填物を振動、水
洗、風篩など、またはその他の処理をして再生し、再び
粉体溜室に戻す。
【0009】
【作用】本発明の装置において、一方の通気口から流入
した含塵ガスは移動層において一方の開口部から移動層
の中を通り他方の開口部へ流動する間にガス中の粉塵が
自らの凝集効果と共に慣性力、拡散力、重力、そして充
填材による遮り効果などによって捕集される。捕集され
た粉塵は充填材である粉体の周囲に付着または凝集して
固着する。一方、粉塵を除去されたガスは他方の通気口
を通り排気される。移動層内に捕集された粉塵が増加し
てくると移動層間の圧力損失が増え、通過風量の低下や
粉塵の再飛散が発生し易くなるため、移動層の更新が必
要になる。粉粒体排出部から粉体を排出すると順次移動
層が上から下に降下して常に新しい移動層が形成され取
り変わっていく。特に、ガスが内筒側から外筒側に流れ
る型では、給気口から流入した含塵ガスは渦巻形状の連
通管内で旋回されて粉塵のうち粗大粒子が分離され内筒
と連通管の間に環状に堆積し粉体溜室から供給される粉
粒体に混じって内側が緻密で外側が粉粒体そのままの粗
な2層からなる移動層を形成する。粗大粒子を除去され
たガスは内筒内を通り内筒の開口部から移動層を経て外
筒の開口部へ流動しクリーンになって排気される。この
ときの移動層は以前に形成された内緻外粗な移動層を持
ちこれが緻密なろ過層となり、加えて通過風速も外周方
向に進むに従い低速になってより高い効率で集塵する。
【0010】一方、移動を助けるため内外両筒は揺動機
構により振動を含む変移動を与えることができ、必要に
より突起物を付加することができる。移動層から順次下
降してきた充填材は、内外両筒の下端を出て粉粒体排出
部に入る。内外両筒の下端は容器内で開放しその下に粉
粒体排出部があるため、内外両筒の開口部から粉粒体や
その破片あるいは付着し成長した凝集粉などがたとえ一
部漏れ出たとしても何ら大勢に影響なく他の粉体と一緒
に排出される。このことは充填材としての粉粒体に適用
領域の幅を広げることになる。回転部材や棹部材の上部
は、必要に応じ突起物などを付加して充填材をほぐすこ
とができる。また、粉粒体排出部の上方で外筒の周囲に
通気室があるため、棹部材やスクレーパー部材が回転し
て押し退けた粉粒体の逃げ場ともなり、より少ないトル
クで回転することができる。容器底部の回転部材周辺に
移動した粉粒体はスクレーパー部材にて周辺部から中央
部に掻き寄せられ、回転部材下に移動した粉粒体は容器
中の貯槽粉粒体の荷重から解放される。
【0011】この時、スクレーパー部材には幾つかの作
用があり、それぞれ単独あるいは複合して機能する。す
なわち、スクレーパー部材の進行方向に対して支点軸か
ら容器出口にかけての前面と他端部の後面が受ける粉粒
体からのそれぞれの抗力による支点回りの力のモーメン
トの釣合によってスクレーパー部材の傾き角度が決ま
る。そのため、外周部から回転部材の下方に粉粒体を
掻き寄せる作用、回転部材の下方が粉粒体で充満して
いるときは内側からのモーメントが大きくなりスクレー
パー部材の傾き角度を変えて掻き寄せる幅を減少させ
る、すなわち、送る粉粒体量を減少させる作用。回転
部材の下方の空間が空いていたり見かけ密度が小さいと
きは内側からのモーメントが減少するため外側からのモ
ーメントが勝りスクレーパー部材の傾き角度を変えてか
き寄せる幅を増加させる。すなわち、送る粉粒体量を増
加させる作用。異物あるいは粗大物を咬みこんだ場合
は内側からのモーメントが大きくなりスクレーパー部材
の傾き角度を変えて回転トルクを減少させる作用などを
持つ。当然、棹部材の先端と容器の器壁との間隙、スク
レーパー部材の上端と棹部材や回転部材の下端との間
隙、そしてスクレーパー部材の下端と容器の底部との間
隙は粉粒体によるが適当な幅のクリアランスをとる。
【0012】以上の要点とするところを粉粒体排出部の
平面を示した図10により模式的に説明する。Cは容器
の中心で回転部材の軸、Aは棹部材の先端にある支点
軸、ABはスクレーパー部材、DCはCよりABに下ろ
した垂線、1は容器、21は容器出口を示す。1と21
の間にある多くの点は粉粒体が容器内に充満しているこ
とを示している。AがCを中心にして反時計方向41に
回るとABは粉粒体層からの反作用を受けAD間ではa
で示す抗力を、DB間ではbで示す抗力を反対向きに受
ける。したがって、A点でのaによる力のモーメントを
M1、bによる力のモーメントをM2とすると、M1と
M2が向きは反対で大きさが等しくなる傾き角度θにな
るようにスクレーパー部材は収束する。そしてAが描く
円の内側の粉粒体をいかにスムーズに21の内側に移動
させるかによってABの長さや形状が決められる。21
に達した粉粒体は容器出口より排出される。したがっ
て、D点は容器出口21の円周上付近でよく、A〜Dは
なめらかでD〜Bは適当な反対向きの力があれば短かく
ても良いことがわかる。スクレーパー部材の具体的な長
さや形状そして材質などは装置の大きさ、処理速度をは
じめ、粉粒体の種類など、用途に合わせて種々設計する
ことが必要である。駆動軸は回転部材の下方からのみで
はなく、上方から、または適当な支持機構により容器の
側面からの駆動であってもよく、更にフレキシブルシャ
フトによっても可能である。これらの具体的な詳細寸法
は省略しているが本発明に包含するものであり、そのご
く一部の例を以下の実施例で示す。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1〜2は本発明の一実施例である移動層式集塵
装置を示す。図3〜5は本発明の一実施例で粉粒体排出
部の一部分実施例である。図6〜9は本発明の一実施例
で粉粒体排出部に付随する部分の一実施例である。図1
は装置の縦断面図、図2は他の実施例の装置の縦断面図
である。鉛直に立てた容器1の中間部に同芯状に内筒2
及び外筒3を配置し、両筒の間に環状に粉粒体を充填し
て移動層を形成する。該両筒にはそれぞれガスは通過す
るが粉粒体の流出を防止する開口部を多数設ける。つい
で内筒2の上部を覆うように連通管4を配し、連通管4
には一方の通気口と連通させる。外筒3の周囲には他の
通気口を持つ通気室6を設ける。外筒3の上部には連接
させた粉体溜室8を粉粒体が移動層に供給するように設
ける。内筒2は支え部材19により上下移動可能なよう
に支持し、内筒2、外筒3両筒の下端は容器内に開放さ
せ、揺動機構18によって内筒2及び外筒3の変移動を
定期的に行なうことができる。さらに、内筒2には必要
に応じて突起物を取り付けることもできる。通気室6の
下端は粉粒体排出部に直結させる。図1の実施例では連
通管4に給気口5を連通させ、連通管4は渦巻室とし、
ガスを旋回させてガス中の粗大粒子が分離されて内筒2
と連通管4の間に環状に堆積し粉体溜室8からの粉粒体
に混じり下降して移動層を形成する。図中、白丸は粉粒
体を、黒丸はガス中の粗大粒子を単に理解を助ける意味
で例示している。通気室6の通気口を排気口7として風
量調節弁13、ファン14、排気管15に接続する。ま
た、容器出口21から排出した使用済み充填材は、付着
防止材29を経て廃粉箱16に一時貯められる。図2の
実施例では通気室6の外壁に接線状の給気口5を設け、
連通管4はまっすぐ上に延ばし排気口7に接続する。給
気口5から流入したガスは通気室6内において旋回しガ
ス中の粗大粒子を環状に堆積させ粉粒体排出部から粉粒
体に混じって排出する。
【0014】粉粒体排出部は各種のものが使用できる
が、本案の一実施例を図3〜9に示す。図3は粉粒体排
出部の一実施例の正面図を、図4は図3の平面図を示し
ている。容器1の底部の中央付近に容器出口21を設
け、容器出口21の上方位置には上面をコーン状とした
回転部材23を設ける。回転部材23の底面より容器1
の内壁に向けて延ばした複数個の棹部材24の先端に支
点軸26を有し、この支点軸26にスクレーパー部材2
7の一端を他端が底面と平行な面で回転自在になるよう
に支軸する。また、スクレーパー部材は直線状でも良い
し図4に示すように滑らかに湾曲させることも有効であ
る。更に、スクレーパー部材の長さは支点軸から容器出
口まで粉粒体がスムーズに移動できるよう所定の長さと
し支点軸を先頭に回転によって他端がそれにしたがうよ
うに配置される。41は回転部材23などの回転方向を
示す。駆動軸28には付着防止材29を付帯し、容器出
口21は排出口25を介して粉粒体を器外へ排出する。
【0015】次に図5は加圧または減圧系で特に圧力差
の大きい場合用の一実施例を示す。容器出口21付近の
底面20を球面とし、この底面と回転部材23、棹部材
24で囲む空間を球面状の空間として、棹部材24の先
端に支点軸26を配置し、各々の支点軸にスクレーパー
部材27の一端部を他端がこの球面状の空間内で回転自
在なように支軸する。図3、図5に共通するが容器出口
21には出口口径を可変できるシャッター弁22を備え
ることも有効である。また、駆動軸の途中には可撓性軸
継手30によって連結することによって、たとえ異物を
咬み込んでも駆動軸28が移動して逃げてくれる。
【0016】また、図6〜図7はスクレーパー部材27
の部分の他の一実施例を示すが図6に示すように他端部
の一部を斜めに曲げ、高さも部分的に広げて力のモーメ
ントが作用し易くすることも有効である。この高さと幅
の大きさにより排出口の変化に対する追随性を変えるこ
とができる。図7は丸棒を用いた一例を示す。図8は本
発明の粉粒体用排出装置におけるシャッター弁の一実施
例でシャッター弁22が4枚の例を示しているがこの他
の例も可能である。31はシャッターレバー、32はシ
ャッター弁で形成した容器出口である。図9は粉粒体用
排出装置における可撓性軸継手の一実施例を示している
がこの他の例も可能である。28、28Aは駆動軸、3
0は可撓性軸継手、33はナットである。また、詳細は
割愛しているが、この軸継手は回転部材と駆動軸との連
結にも適応できる。
【0017】以上のように構成されているので、回転部
材23が停止している時は、容器1の器壁と回転部材2
3、回転部材23と容器1の底部の間などにおいて粉粒
体の架橋や形成する安息角によって粉粒体は静止してい
る。回転部材23が回転すると回転部材23に連なる棹
部材24やスクレーパー部材27もともに回転すること
により器壁と回転部材23の間の架橋を破壊し回転部材
の上部の粉粒体の安息角を低下させスクレーパー部材2
7の移動によって容器1の底部の粉粒体を外周部から中
央部に移動させ、その間スクレーパー部材27の支点側
がかき寄せる粉粒体から受ける抗力と他端側が粉粒体か
ら受ける抗力のそれぞれの支点軸回りの力のモーメント
が釣り合うようにスクレーパー部材27の傾き角度を変
えて粉粒体に対して制御された押圧力を加え粉粒体を容
器出口21に移動させて排出する。容器1の底部の粉粒
体が排出すると連続してその上の粉粒体が下方に移動し
これが容器の全周全高さにわたって繰り広げられる。ま
た、粉粒体の種類によって流動性が大きく変わってもそ
れに合わせて容器出口21の口径を変えることによりス
クレーパー部材27の傾き角度が追随して変化し粉粒体
を容器出口21に導く。
【0018】
【発明の効果】本発明の移動層式集塵装置は、以上の構
成により、ガス中の粉塵を2段階捕集すると共により細
かい充填材まで使用できるため、緻密なろ過層を形成し
微細で高精度な集塵が可能となる。さらにシンプルな構
造の移動層と循環装置からなるため、充填材料として各
種の粉粒体が適用でき広範囲な用途に使用できる。たと
えば、従来ろ過集塵で限界のあった高温排ガスの集塵も
充填材として耐熱性粒子を用いることにより可能とな
る。また、消石灰をはじめ各種吸着材料などを用いるこ
とによりガス中のダスト集塵の他、塩化水素などの成分
も除去あるいは回収することが可能となり、クリーンに
なった後の排ガスが持っている熱エネルギーをさらに利
用することで総エネルギーの利用効率が向上する。水噴
霧と併用することにより、さらに高精度の吸収や捕集が
可能となる。また、噴霧した水は熱エネルギーで蒸発さ
せれば後行程での水処理は不用になると同時にガスの低
温化がはかれるなどその効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の移動層式集塵装置の縦断面
【図2】本発明の一実施例の移動層式集塵装置の縦断面
【図3】本発明の移動層式集塵装置における粉粒体排出
部の一実施例を示す縦断面図
【図4】本発明の移動層式集塵装置における粉粒体排出
部の一実施例を示す横断面図
【図5】本発明の移動層式集塵装置における粉粒体排出
部のその他の実施例を示す縦断面図
【図6】本発明の移動層式集塵装置におけるスクレーパ
ー部材の一実施例を示す斜視図
【図7】本発明の移動層式集塵装置におけるスクレーパ
ー部材の他の実施例を示す斜視図
【図8】本発明の移動層式集塵装置におけるシャッター
弁の一実施例を示す斜視図
【図9】本発明の移動層式集塵装置における可撓性軸継
手の一実施例を示す正面図
【図10】本発明の一実施例の移動層式集塵装置におい
て粉粒体排出部のスクレーパー部材が粉粒体から受ける
力のモーメントをモデル的に描いた説明図
【符号の説明】
1…容器、 2…内筒、 3…外筒、 4…連通管、 5…給気口、 6…通気室、 7…排気口、 8…粉体溜室、 9…移動層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 53/68

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉛直に立てた容器(1)の中間部に内筒
    (2)及び外筒(3)を同芯状に配置し、両筒の間に環
    状に粉粒体を充填した移動層(9)を形成し、かつ該両
    筒にそれぞれガスは通過するが粉粒体の流出を防止する
    開口部を多数設け、ガスを一方の開口部から移動層を経
    て他方の開口部へ流動させ、移動層の降下とガスの流れ
    を直交させてガス中の粉塵を除去する移動層式集塵装置
    において、内筒(2)の上部を一方の通気口に連通する
    べく設けた連通管(4)で覆い、外筒(3)の上部は連
    通管(4)の周囲を囲むようにした粉体溜室(8)に連
    結して、順次粉体溜室(4)から粉粒体が供給されるよ
    うにして、内外両筒の下端は容器内に開放し、外筒
    (3)の周囲に他方の通気口を持つ通気室(6)を設
    け、通気室(6)の底部は粉粒体排出部と連結し、該粉
    粒体排出部から粉粒体を排出するに従い移動層(9)が
    下方に移動して、排気の含塵量検知手段、通過風量検知
    手段、移動層内外の差圧検知手段あるいは目的成分量の
    検知手段の内の少なくとも一つを備えることを特徴とす
    る移動層式集塵装置。
  2. 【請求項2】 鉛直に立てた容器(1)の中間部に内筒
    (2)及び外筒(3)を同芯状に配置し、両筒の間に環
    状に粉粒体を充填した移動層(9)を形成し、かつ該両
    筒にそれぞれガスは通過するが粉粒体の流出を防止する
    開口部を多数設け、ガスを一方の開口部から移動層を経
    て他方の開口部へ流動させ、移動層の降下とガスの流れ
    を直交させてガス中の粉塵を除去する移動層式集塵装置
    において、内筒(2)の上部を給気口(5)から連通す
    る渦巻形状の連通管(4)で覆い、外筒(3)の上部は
    連通管(4)の周囲を囲むようにした粉体溜室(8)に
    連結して、順次粉体溜室(8)から粉粒体が供給され移
    動層のうち外側の層を形成するようにして、給気口
    (5)から供給されたガスが該連通管内で旋回されて粗
    大粒子が内筒(2)と連通管(4)の間に環状に堆積
    し、粉体溜室からの粉粒体に混じって移動層のうち内側
    の層を形成して粗大粒子が除去された後、該内筒内に流
    動され、内外両筒の下端は容器内に開放し、外筒(3)
    の周囲に排気口(7)を持つ通気室(6)を設け、内筒
    (2)は外部から揺動機構(18)により任意に変移動
    が可能なように支持し、通気室(6)底部は粉粒体排出
    部と連結し、該粉粒体排出部においては、底部中央付近
    に容器出口(21)を設け該容器出口の上方に中央部が
    突出する凸面および鉛直方向の駆動軸(28)を有する
    回転部材(23)を備え、該回転部材より容器内壁の近
    傍に延ばした複数個の棹部材(24)のそれぞれの先端
    に支点軸(26)を配置し、各々の支点軸にスクレーパ
    ー部材(27)の一端部を他端部が底面と平行な面で回
    転自在になるように支軸し、各スクレーパー部材(2
    7)の進行方向に対して支点軸(26)から容器出口
    (21)にかけての前面と他端部の後面が粉粒体から受
    けるそれぞれ逆向きの抗力による各支点軸回りの力のモ
    ーメントの釣合によって各スクレーパー部材(27)の
    傾き角度が決まるようにした所定のスクレーパー部材の
    長さと形状を有し、粉粒体に対して制御された押圧力を
    加え粉粒体を容器出口(21)から排出し、これに従い
    移動層(9)が下方に移動して、排気の含塵量検知手
    段、通過風量検知手段、移動層内外の差圧検知手段ある
    いは目的成分量の検知手段の内の少なくとも一つを備え
    ることを特徴とする移動層式集塵装置。
  3. 【請求項3】 充填物として消石灰、酸化マグネシウム
    などのカルシウム、マグネシウム系粉粒体をはじめ物理
    的・化学的吸着をする粒子状物質、または物理的・化学
    的吸着物質を含浸させた多孔性粒子状物質または中和剤
    や脱臭剤としての前記の各物質のいずれかまたはこれら
    を含めた混合物を用い、ガス中の粉塵を除去すると共
    に、ガス中に含まれる目的成分を除去することを特徴と
    する請求項1又は2いずれか1項の移動層式集塵装置。
  4. 【請求項4】 移動層式集塵装置から排出した充填物を
    振動、水洗、風篩、昇温、乾燥、反応、電磁気的処理、
    又はその他の処理、あるいは前記操作の複合処理によっ
    て分離・再生し、再生品を装置上部の粉体溜室に輸送す
    ることにより連続処理したことを特徴とする請求項1な
    いし3いずれか1項の移動層式集塵装置。
JP7313578A 1995-11-07 1995-11-07 移動層式集塵装置 Pending JPH09122423A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7313578A JPH09122423A (ja) 1995-11-07 1995-11-07 移動層式集塵装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7313578A JPH09122423A (ja) 1995-11-07 1995-11-07 移動層式集塵装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09122423A true JPH09122423A (ja) 1997-05-13

Family

ID=18043003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7313578A Pending JPH09122423A (ja) 1995-11-07 1995-11-07 移動層式集塵装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09122423A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011139787A1 (en) * 2010-05-04 2011-11-10 Albemarle Corporation Reduction of mercury emissions from cement plants
CN104023818A (zh) * 2011-10-05 2014-09-03 C·A·赫尔南德兹·奥尔韦拉 用于捕获污染性排放物的系统
CN108525403A (zh) * 2018-03-09 2018-09-14 航天凯天环保科技股份有限公司 漆雾干式过滤模块及其应用的净化装置
JP2020062611A (ja) * 2018-10-18 2020-04-23 日本製鉄株式会社 ガス処理システム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011139787A1 (en) * 2010-05-04 2011-11-10 Albemarle Corporation Reduction of mercury emissions from cement plants
CN104023818A (zh) * 2011-10-05 2014-09-03 C·A·赫尔南德兹·奥尔韦拉 用于捕获污染性排放物的系统
CN108525403A (zh) * 2018-03-09 2018-09-14 航天凯天环保科技股份有限公司 漆雾干式过滤模块及其应用的净化装置
CN108525403B (zh) * 2018-03-09 2020-11-24 航天凯天环保科技股份有限公司 漆雾干式过滤模块及其应用的净化装置
JP2020062611A (ja) * 2018-10-18 2020-04-23 日本製鉄株式会社 ガス処理システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3946996A (en) Mixing and granulating apparatus
EP0596256B1 (en) Particle loader
JP3348280B2 (ja) 液状物質の乾燥方法及び液状物質の乾燥装置
US4548623A (en) Perforated trough conditioning device
CN1222345C (zh) 过滤设备
JPH09122423A (ja) 移動層式集塵装置
JPH0742488Y2 (ja) 移動床型脱じん・反応装置
JP3153773B2 (ja) 排ガス処理装置
JP3781914B2 (ja) 集塵装置
JPS63501058A (ja) ガス流中の物質の処理装置
EP1518613B1 (en) Equipment for heat-treating powder waste
CN220142964U (zh) 一种气体吸附系统、脱附系统和吸附脱附系统
NL9000740A (nl) Reactor voor het verwijderen van gasvormige schadelijke stoffen en stofdeeltjes.
US3841066A (en) Gas cleaning apparatus
US3038482A (en) Dust handling apparatus
GB2121153A (en) Process and apparatus for drying powdery materials
JPH01501850A (ja) 積重ね繊維再循環濾過器
JPH031063Y2 (ja)
JP2000140580A (ja) 排ガス処理装置
JP6716398B2 (ja) 排ガス処理装置
JPH05105239A (ja) 粉粒体用供給排出装置
JP2563045B2 (ja) 遠心流動層の粒子かたより防止装置
JPS6024402Y2 (ja) 移動床式吸着塔
CA1240918A (en) Perforated trough conditioning device
JPS6146386Y2 (ja)