JPH09123157A - 大口径穴あけ装置および大口径穴あけ装置に用いられるホールソー - Google Patents

大口径穴あけ装置および大口径穴あけ装置に用いられるホールソー

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JPH09123157A
JPH09123157A JP30995095A JP30995095A JPH09123157A JP H09123157 A JPH09123157 A JP H09123157A JP 30995095 A JP30995095 A JP 30995095A JP 30995095 A JP30995095 A JP 30995095A JP H09123157 A JPH09123157 A JP H09123157A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 たとえば鉄筋コンクリート構造物等のような
比較的重量の大きい被穴あけ体であっても、容易に被穴
あけ体を切削してなるコアーを外部に引き出すことがで
き、被穴あけ体に特に長い穴を開ける必要がある場合に
も対応できる大口径穴あけ装置および大口径穴あけ装置
に用いられるホールソーを提供する。 【解決手段】 この発明の大口径穴あけ装置は、大口径
の穴あけ装置であって、剛体からなる大口径円筒体12
の口縁部14の先端に焼結体の切刃16が形成され、円
筒体12が先端から後端まで同径で且つ中空状で、前端
および後端のいずれも開口されてなるホールソー10
と、ホールソー10を回転させる駆動源42の駆動力を
伝達し、ホールソー10を回転させる回転手段34,3
6,38,40,44,46とホールソー10を被穴あ
け体に向けて進退させるホールソー送り手段48,5
0,52,54,56とを含む。円筒体12は、複数の
円筒胴体を組み合わせることによって形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、大口径の穴あけ
を行う大口径穴あけ装置および大口径穴あけ装置に用い
られるホールソーに関し、特に、たとえば鉄筋コンクリ
ート構造物等に直径1m以上の大口径の穴あけをするた
めに使用される大口径穴あけ装置およびホールソーを回
転させて大口径の穴あけを行う大口径穴あけ装置に用い
られるホールソーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のダイヤモンドホールソーは、その
外径がたとえば300〜500mmといったように比較
的小さく、図17(A)に示すように駆動源の回転力を
ホールソー1に伝達するチャック部分2が、ホールソー
1の鋼管3の径よりも小さくなっている。また、ホール
ソー1を回転させる回転駆動部分が、この細くなったチ
ャック部分2の後方に位置している。
【0003】従来の比較的小型のダイヤモンドホールソ
ーを転用して穴あけ作業を行えば、図17(A)に示さ
れるコアー4がダイヤモンドホールソー1の中空部内に
残存し、このコアーAを除去することにより被穴あけ物
に穴を開けることができる。
【0004】とくに、このダイヤモンドホールソー1に
よって開ける穴が横長の場合は、穴が抜けたとき、ホー
ルソー1とホールソー1の中空部内のコアーAが一体に
なって回転し、このとき、コアーAがホールソー1の中
空部内に取り込まれる。この従来のホールソー1では、
コアーAをホールソー1のダイヤモンド切刃側に抜き出
さなければならないため、ダイヤモンド切刃とホールソ
ー1の鋼管5の中空部内の壁面との間に段差があるため
に、ダイヤモンド切刃9が障害となりコアーAを抜き出
すことが容易ではない。したがって、この従来のホール
ソー1を用いた装置では、たとえば、鉄筋コンクリート
構造物等のような比較的重量が重く、しかも、開けよう
とする穴径が1mを越えるような大口径の穴あけとして
利用しようとした場合、コアーAの重量がいきおい重く
なり、より一層ホールソー1からコアーAを抜き出すこ
とが困難となり、穴あけを行うこと自体が困難となる。
【0005】そこで、本願出願人は、先に、特願平6−
275881号として、かかる課題を解決するための大
口径穴あけ装置および大口径穴あけ装置に用いられるホ
ールソーについて出願した。
【0006】この大口径穴あけ装置は、大口径の穴あけ
装置であって、剛体からなる大口径円筒体の口縁部の先
端に焼結体の切刃が形成され、円筒体が先端から後端ま
で同径で且つ中空状で、前端および後端のいずれも開口
されてなるホールソーと、ホールソーを回転させる駆動
源の駆動力を伝達し、ホールソーを回転させる回転手段
と、ホールソーを被穴あけ体に向けて進退させるホール
ソー送り手段とを含む、大口径穴あけ装置である。
【0007】また、このホールソーは、ホールソーを回
転させて大口径の穴あけを行う大口径穴あけ装置に用い
られるホールソーであって、剛体からなる大口径円筒体
の口縁部の先端に焼結体の切刃が形成され、円筒体の先
端から後端まで同形で且つ中空状で、前端および後端の
いずれも開口されている、ホールソーである。
【0008】この発明によれば、被穴あけ体の深部に至
るまで同径で同一形状にホールソーにより切削して穴あ
けができ、そのために、ホールソーの中空部内に残った
被穴あけ体を切削してなるコアーをホールソーの開口し
た後端より引き出すことができる。
【0009】また、ホールソーは中空状に形成されてい
るので、被穴あけ体にホールソーを移動して切り込んで
いくことにより穴が開けられるが、穴あけ加工が進んで
いき被穴あけ体の深部で被穴あけ体の破断がおきても、
たとえばホールソーの中空部に被穴あけ体を切削してな
るコアーをより深部に向けて押圧するかあるいは別途保
持手段で保持することにより、円筒体内を滑らしながら
コアーをホールソーの開口した後端より外部に引き出す
ことが容易にできるようにすることができる。
【0010】特願平6−275881号に係る発明で
は、鋼管からなる直径1m以上の大口径の円筒体が一体
成形される。円筒体の口縁部の先端には、焼結体の切刃
が形成される。そして、このホールソーを回転させて大
口径の穴あけを行う大口径穴あけ装置を用いて、鉄筋コ
ンクリート構造物等に直径1m以上の大口径の穴あけを
行う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、直径1
m以上の大口径の円筒体は長さが一定値以上になると、
加工が難しく、歪みがでてしまう。例えば、直径1mの
円筒体で、一般的に2mの長さが限度である。したがっ
て、円筒体を一体成形した場合、加工面での制約から、
円筒体の長さに限度があった。そのため、被穴あけ体に
特に長い穴を開ける必要がある場合に、穴あけを行える
穴の長さに限度があった。
【0012】それゆえに、この発明の主たる目的は、た
とえば鉄筋コンクリート構造物等のような比較的重量の
大きい被穴あけ体であっても、容易に被穴あけ体を切削
してなるコアーを外部に引き出すことができ、被穴あけ
体に特に長い穴を開ける必要がある場合にも対応できる
大口径穴あけ装置および大口径穴あけ装置に用いられる
ホールソーを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の大口径穴あけ
装置は、大口径の穴あけ装置であって、剛体からなる大
口径円筒体の口縁部の先端に焼結体の切刃が形成され、
円筒体が先端から後端まで同径で且つ中空状で、前端お
よび後端のいずれも開口されてなるホールソーと、ホー
ルソーを回転させる駆動源の駆動力を伝達し、ホールソ
ーを回転させる回転手段と、ホールソーを被穴あけ体に
向けて進退させるホールソー送り手段とを含む、大口径
穴あけ装置であり、円筒体は、複数の円筒胴体を組み合
わせることによって形成される、大口径穴あけ装置であ
る。
【0014】請求項2の大口径穴あけ装置は、複数の円
筒胴体の端部に内側が切削された第1の突出部および外
側が切削された第2の突出部が形成され、第1の突出部
および第2の突出部を嵌め合わせて、複数の円筒胴体が
組み合わされ、第1の突出部および第2の突出部が固定
される、請求項1記載の大口径穴あけ装置である。
【0015】請求項3の大口径穴あけ装置は、第1の突
出部に第1の孔が形成され、第2の突出部に第2の孔が
形成され、第2の孔の内側には雌ねじ状の溝が形成さ
れ、雄ねじを第1の孔および第2の孔に嵌めることによ
って、第1の突出部および第2の突出部が固定される、
請求項2に記載の大口径穴あけ装置である。
【0016】請求項4の大口径穴あけ装置は、第1の孔
および第2の孔の内側には雌ねじ状の溝が形成され、雄
ねじを第1の孔および第2の孔に螺合させることによっ
て、第1の突出部および第2の突出部が固定される、請
求項3に記載の大口径穴あけ装置である。
【0017】請求項5のホールソーは、ホールソーを回
転させて大口径の穴あけを行う大口径穴あけ装置に用い
られるホールソーであって、剛体からなる大口径円筒体
の口縁部の先端に焼結体の切刃が形成され、円筒体の先
端から後端まで同形で且つ中空状で、前端および後端の
いずれも開口されている、ホールソーであり、円筒体
は、複数の円筒胴体を組み合わせることによって形成さ
れる、ホールソーである。
【0018】請求項6のホールソーは、複数の円筒胴体
の端部に内側が切削された第1の突出部および外側が切
削された第2の突出部が形成され、第1の突出部および
第2の突出部を嵌め合わせて、複数の円筒胴体が組み合
わされ、第1の突出部および第2の突出部が固定され
る、請求項5に記載のホールソーである。
【0019】請求項7のホールソーは、第1の突出部に
第1の孔が形成され、第2の突出部に第2の孔が形成さ
れ、第2の孔の内側には雌ねじ状の溝が形成され、雄ね
じを第1の孔および第2の孔に嵌めることによって、第
1の突出部および第2の突出部が固定される、請求項6
に記載のホールソーである。
【0020】
【作用】大口径の薄肉の円筒体は長さが径の2倍以上に
なると、加工が難しく、歪みがでてしまうが、請求項1
の発明によれば、円筒体が複数の円筒胴体を組み合わせ
ることによって形成されるので、円筒体を長く形成する
ことができる。
【0021】請求項2の発明によれば、円筒胴体に内側
が切削された第1の突出部および外側が切削された第2
の突出部が形成され、第1の突出部および第2の突出部
を嵌め合わせて、複数の円筒胴体が組み合わされる。
【0022】請求項3の発明および請求項4の発明によ
れば、第1の突出部および第2の突出部に孔が形成さ
れ、雄ねじを孔に嵌めることによって、第1の突出部お
よび第2の突出部が固定される。
【0023】大口径の薄肉の円筒体は長さが径の2倍以
上になると、加工が難しく、歪みがでてしまうが、請求
項5の発明によれば、円筒体が複数の円筒胴体を組み合
わせることによって形成されるので、円筒体を長く形成
することができる。
【0024】請求項6の発明によれば、円筒胴体に内側
が切削された第1の突出部および外側が切削された第2
の突出部が形成され、第1の突出部および第2の突出部
を嵌め合わせて、複数の円筒胴体が組み合わされる。
【0025】請求項7の発明によれば、第1の突出部お
よび第2の突出部に孔が形成され、雄ねじを孔に嵌める
ことによって、第1の突出部および第2の突出部が固定
される。
【0026】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、たとえば鉄筋
コンクリート構造物等のような比較的重量の大きい被穴
あけ体であっても、容易に被穴あけ体を切削してなるコ
アーを外部に引き出すことができる。また、円筒体を長
く形成することができるので、被穴あけ体に特に長い穴
を開ける必要がある場合にも対応することができる。さ
らに、円筒体を一体成形できる長さであっても、複数の
円筒胴体を組み合わせて形成するほうが、製造コスト,
加工強度等の点から有利な場合は、この発明を適用する
ことができる。
【0027】請求項2の発明によれば、比較的容易に複
数の円筒胴体を組み合わせて、大口径穴あけ装置の円筒
体を形成することができる。
【0028】請求項3の発明および請求項4の発明によ
れば、比較的容易かつ確実に複数の円筒胴体を組み合わ
せて、大口径穴あけ装置の円筒体を形成することができ
る。
【0029】請求項5の発明によれば、たとえば鉄筋コ
ンクリート構造物等のような比較的重量の大きい被穴あ
け体であっても、容易に被穴あけ体を切削してなるコア
ーを外部に引き出すことができる。また、円筒体を長く
形成することができるので、被穴あけ体に特に長い穴を
開ける必要がある場合にも対応することができる。さら
に、円筒体を一体成形できる長さであっても、複数の円
筒胴体を組み合わせて形成するほうが、製造コスト,加
工強度等の点から有利な場合は、この発明を適用するこ
とができる。
【0030】請求項6の発明によれば、比較的容易に複
数の円筒胴体を組み合わせて、ホールソーの円筒体を形
成することができる。
【0031】請求項7の発明によれば、比較的容易かつ
確実に複数の円筒胴体を組み合わせて、ホールソーの円
筒体を形成することができる。
【0032】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0033】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施の形態の
一例である大口径穴あけ装置の概念図であり、図2は、
この発明の実施の形態の一例である大口径穴あけ装置の
要部を示す斜視図であり、図3は、図2図示例の正面図
であり、図4は、図2図示例の後部方向から見た側面図
であり、図5は、図2図示例の前部方向から見た側面図
であり、図6は図2図示例の平面図である。
【0034】ホールソー10は、鋼管からなる直径が1
m以上の大口径の円筒体12の口縁部14の先端に、ダ
イヤモンド砥粒を含むチップ状の金属焼結体からなる切
刃16が固定されてなる。前記円筒体12は、その切刃
16が固定された先端から、後端に至るまで同形で、且
つ先端から後端に至るまで中空状に形成され、先端およ
び後端のいずれにも開口部18a,18bが形成されて
いる。切刃16は、その内縁が、円筒体12の先端の開
口部18aの内側に位置するように固定されている。
【0035】切刃16は、断面凸字状で平面方形のチッ
プ状に形成され、その左右端の凸部20には、貫通孔2
2が形成され、貫通孔22にボルト24等の固定手段が
嵌挿され、円筒体12の口縁部の先端に形成された固定
穴(図示せず)にボルト24を螺着して切刃16が円筒
体12の先端口縁部に固定されている。
【0036】このホールソー10は、大口径穴あけ装置
において正立時支持手段を構成する基体30の上方で基
体30の長手方向に水平に、すなわち基体30と平行で
ホールソー10の口縁部14が垂直となるように円筒体
12を水平方向にして固定されている。正立時支持手段
は、設置される面を有する基体30と、被穴あけ体に固
定される面を有する枠体32とを含む。すなわち、基体
30の前端には、アーチ状の枠体32が垂直方向に基体
30の前端部分を囲繞するように固定されている。そし
て、ホールソー10の前端は、この枠体32側を向くよ
うに枠体32の内側に固定されている。
【0037】一方、ホールソー10の後端部位は、ホー
ルソー10を回転させるホールソー回転手段たるホール
ソー回転支持体34に回転自在に固定されている。ホー
ルソー回転手段は、基体30の中央よりやや後方に垂直
方向に立設されたホールソー回転支持体34と、ホール
ソー10を円滑に回転させるための回転用ベアリング3
8およびベアリング受け40と、駆動源たる駆動モータ
42とを含む。ホールソー回転支持体34は、ホールソ
ー10を枠体32側につき出して支持するように形成さ
れ、ホールソー10の後端の開口部18bが開口するよ
うにアーチ状に形成されている。そして、ホールソー1
0の後端の外周面に形成されたフランジ36に固定され
た円環状の回転用ベアリング38を介して、ホールソー
回転支持体34内に形成されたベアリング受け40に回
転自在に固定されている。ベアリング受け40は、ホー
ルソー回転手段を構成するもので、ホールソー回転支持
体34の中空部内に内装されているが、このベアリング
受け40を内装したホールソー回転支持体34は、ホー
ルソー10を前後進させるホールソー送り手段を介して
基体30に連結されている。回転用ベアリング38後方
でホールソー回転支持体34内には、ホールソー回転手
段たる駆動源たる油圧モータからなる駆動モータ42が
設けられ、その駆動モータ42の回転軸にギア44が連
結され、ギア44と噛合する歯部46が回転用ベアリン
グ38の外周に形成されている。したがって、駆動モー
タ42を油圧装置(図示せず)により回転させると、ギ
ア44およびそれと噛合する歯部46を介してホールソ
ー10が回転する。
【0038】ホールソー10を水平方向に進退させる送
り手段は、ホールソー回転支持体34に固定された送り
テーブル48と、送りテーブル48を案内するレール体
50と、レール体50に沿って送りテーブル48を案内
し移動させるローラ52およびガイド用支持ローラ54
と、送りテーブル48を進退させる駆動源たるテーブル
送り用油圧シリンダ56とを含む。送りテーブル48
は、ホールソー回転支持体34の下部に水平方向におい
て移動自在に固定され、且つホールソー回転支持体34
と連結固定されている。送りテーブル48は、平板状
で、前記枠体32の内側縁より若干外側にでる程度の幅
を有し、レール体50の上面を前後進するように形成さ
れている。レール体50は、基体30の上面でホールソ
ー10の前後方向に略沿って基体30の前端から後端に
わたり形成され、送りテーブル48の下部には回転自在
にローラ52が形成され、そのローラ52がレール体5
0の上面を転動して送りテーブル48が前後進するよう
に構成されている。送りテーブル48の下部には、送り
テーブル48が移動中に上下に振れたりすることがない
ように、一対のガイド用支持ローラ54が回転自在に固
定され、ガイド用支持ローラ54は、レール体50の上
面に接するように回転自在に固定されたガイド用支持ロ
ーラ54aと、ガイド用支持ローラ54aと対向して、
レール体50の下面に接するように設けられたガイド用
支持ローラ54bとからなり、ガイド用支持ローラ54
bは、送りテーブル48の下面から下方に向かって突き
出し設けられた支持腕54cに回転自在に固定されてい
る。したがって、上下一対のガイド用支持ローラ54a
および54bによって、レール体50を挟んで上下の振
れを防ぎながら、送りテーブル48が前後進する。
【0039】送りテーブル48の前後進、すなわちホー
ルソー10の前後進は、ホールソー送り手段を構成する
テーブル送り用油圧シリンダ56の作動によって行われ
るように構成されている。すなわち、送りテーブル48
の前端下面に下方に突き出し設けられたシリンダ軸固定
部58の後面にテーブル送り用油圧シリンダ56のロッ
ドの先端が固定され、テーブル送り用油圧シリンダ56
の後端は、基体30の後方に突き出し設けられたシリン
ダ固定部60に固定され、水平方向に設けられている。
【0040】基体30の内側において前部には、前進の
限界を決めるリミットスイッチ62が形成され、基体3
0の内側において後部には、ホールソー10の後退の限
界を決めるリミットスイッチ64が形成されている。
【0041】枠体32の内側にはホールソー10の外周
面を上下左右4箇所において保持するホールソー保持手
段が形成されている。すなわち、このホールソー保持手
段は、枠体32の上部より下方に向けて突き出し設けら
れたローラ支持腕66と基体30の上部より上方に向け
て突き出し設けられたローラ支持腕68と、ローラ支持
腕66およびローラ支持腕68に回転自在に固定された
ローラ70および72とからなり、ローラ70および7
2は上下よりホールソー10の円筒体12の外周面に常
時は接合し転動するように構成されている。
【0042】そして、このホールソー保持手段たるロー
ラ70およびローラ72は、特にホールソー10が回転
して被穴あけ体に最初に穴開けするときにホールソー6
6が震えることなく正確に被穴あけ体に穴を開け始める
ことができるように形成されたものである。したがっ
て、穴あけ加工が進むと、ホールソー10の円筒体12
の外周面より離れるように構成してもよい。そして、こ
の例においては、基体30の設置面とホールソー10の
下部との間に比較的距離があるので、たとえばコンクリ
ート建造物等のようなもので、地面と比較的近い位置に
も穴開けをする必要のある場合においては、正立状態で
はホールソー10の高さ分穴開けをすることができな
い。そのために、より低い位置に穴開けを行ないときに
対応するために、倒立状態とさせることができるように
構成されている。すなわち、枠体32の後部面より基体
30の後部側にかけて倒立時支持手段である略L字型の
倒立用ガード76が架け渡されるように形成されてい
る。図3ないし図6において2点鎖線で示されるよう
に、倒立用ガード76は、前面から見るとU字状に形成
され、その前部の垂直方向に垂下された取付部76aに
おいて枠体32の後部側とボルトにより固定され、倒立
用ガード76の後部の垂直部76bは、基体30の後部
側の左右端においてボルト等により固定されている。し
たがって、この例においては、180度倒立状態におい
ては、倒立支持手段たる倒立用ガード76の水平部76
cを接地させることによってその全体が支持されるが、
たとえば上部より吊り下げすることも可能となる。
【0043】なお、この例においては、被穴あけ体を切
削してなるコアーAをホールソー10の後方部より被穴
あけ体の深部に向けて押圧するコアー押し装置80が、
着脱自在に固定されるように形成されている。次に、こ
のコアー押し装置80について、主として図8および図
9に基づき説明する。
【0044】コアー押し装置80は、ホールソー10の
後端の開口部18bよりより後端の位置であって、基体
30の中央部において垂直方向に立設された左右一対の
コアー押し装置支持体82に、着脱自在に固定される。
コアー押し装置支持体82は、枠体32との間に掛け渡
された補強体84において前後方向に補強されている。
【0045】コアー押し装置80は、柱状のコアー押し
用フレーム86の先端にコアー押し用油圧シリンダ88
が固定され、そのコアー押し用油圧シリンダ88の軸の
先端にはコアー押し用座体90が固定され、コアー押し
用フレーム86の後端下部には、前記コアー押し用フレ
ーム86と十字状に交差するように固定されたコアー押
しフレーム92が形成されている。そして、コアー押し
フレーム92の左右端においてコアー押し装置支持体8
2の固定溝94に嵌挿し固定されるように形成されてい
る。なお、コアー押しフレーム92の左右端において、
コアー押し装置支持体82の外面に形成された固定穴8
2aに貫挿された固定手段たるボルトによって、コアー
押しフレーム92をコアー押し装置支持体82に固定す
るように形成されている。コアー押し用フレーム86の
後端にはバランスウエイト98が固定され、たとえばこ
のコアー押し装置80を吊り上げたときにバランスを保
つことができるように構成されている。そして、基体3
0の内側でリミットスイッチ62の後側に、コアー押し
装置80の前進限を決定するリミットスイッチ74が形
成されている。
【0046】また、基体30の外側面には固定孔100
が穿設された固定部102が突き出し設けられている。
この例においては、合計左右8個の固定部102が形成
されている。また、枠体32の前部には上下左右で4個
の固定部104が形成されている。この固定部104に
もアンカーを嵌挿するアンカー孔106が穿設されてい
る。
【0047】ホールソー10で穴あけをするとき、ホー
ルソーの冷却効果を高め、切り屑の排除も良好とするた
めに、外側用液ノズル108が、枠体32の内側上方よ
り下方に向けて、また基体30の上面より下方から上方
に向けて、液を噴射するように4箇所設けられている。
また、基体30の後方には、左右2箇所において、ホー
ルソー10の内側に液を噴射する内側用液ノズル110
が設けられている。したがって、外側用液ノズル108
より噴射された液によって、ホールソー10の外側が冷
却されるとともに切り屑等の排除を行うことができ、ま
た内側用液ノズル110から液を噴射することにより、
ホールソー10の中空部よりホールソー10の内側面を
噴射した液によって冷却し切り屑の排除を行うことがで
きる。
【0048】図10は円筒体12を示す斜視図であり、
図11は図10の線XI−XIにおける断面図であり、
図12は図10に示す円筒体12をその進行方向とは逆
側である後部から見た側面図である。この例では、特
に、ホールソー10の円筒体12の内周には、円筒体1
2の進行方向とは逆側である後端から、円筒体12の進
行方向側に向かって、切刃16側である先端に到るま
で、砂供給部および水供給部である8本のらせん溝12
2a,122b,122c,122d,122e,12
2f,122g,122hが、この順に、且つ、円筒体
12の後部から見て反時計回りに形成される。なお、8
本のらせん溝122a〜122hは、円筒体12の後部
から見て時計回りに形成されてもよい。らせん溝122
a,122b,122c,122d,122e,122
f,122g,122hは、円筒体12の後部から見
て、円筒体12の円心から45度ずつ間隔をおいて、す
なわち、等間隔に形成される。
【0049】この例では、円筒体12の開口部18a,
18bの直径は約1mであり、円筒体12の長さは約3
mである。そして、図13に示すように、円筒体12
は、長さ約1.5mの第1の円筒胴体12aおよび長さ
約1.5mの第2の円筒胴体12bが組み合わされて形
成される。第1の円筒胴体12aの厚みは約15mmで
あるが、第1の円筒胴体12aにおける第2の円筒胴体
12b側の端部には、第1の円筒胴体12aの内側が切
削された第1の突出部124aが形成される。同様に、
第2の円筒胴体12bの厚みは約15mmであるが、第
2の円筒胴体12bにおける第1の円筒胴体12a側の
端部には、第2の円筒胴体12bの外側が切削された第
2の突出部124bが形成される。そして、図14
(A)および図14(B)に示すように、第1の突出部
124aおよび第2の突出部124bを嵌め合わせて、
第1の円筒胴体12aおよび第2の円筒胴体12bが組
み合わされる。
【0050】さらに、第1の突出部124aには、6箇
所に円形の凹部126が形成され、第1の突出部124
aの6箇所の凹部126の底には、それぞれ、第1の突
出部124aの外側から内側へ貫通する円形の第1の孔
128aが形成される。また、第2の突出部124bに
は、第1の突出部124aの6箇所の第1の孔128a
の位置および形状に対応して、第2の突出部124bの
外側から内側へ貫通する第2の孔128bが形成され
る。第1の孔128aおよび第2の孔128bの内側に
は雌ねじ状の溝が形成されている。そして、図15
(A)および図15(B)に示すように、雄ねじ130
を第1の孔128aおよび第2の孔128bに螺合させ
ることによって、第1の突出部124aおよび第2の突
出部124bが6箇所で固定されて、第1の円筒胴体1
2aおよび第2の円筒胴体12bが固定される。雄ねじ
130は、頭部132および軸部134によって一体的
に形成される。頭部132は、凹部126と対応した形
状および大きさに形成される。軸部134は、第1の孔
128aおよび第2の孔128bと対応した形状および
大きさに形成される。そして、軸部134には、第1の
孔128aおよび第2の孔128bの内側の雌ねじ状の
溝に対応した雄ねじ状の溝が形成されている。そのた
め、第1の孔128aおよび第2の孔128bに雄ねじ
130の軸部134が螺合されることによって、第1の
突出部124aおよび第2の突出部124bが固定され
ることとなる。
【0051】上記の例では、第1の孔128aおよび第
2の孔128bの内側に、雌ねじ状の溝が形成され、軸
部134に、第1の孔128aおよび第2の孔128b
の雌ねじ状の溝に対応した雄ねじ状の溝が形成された
が、第2の孔128bのみの内側に、雌ねじ状の溝が形
成され、軸部134に、第2の孔128bの雌ねじ状の
溝のみに対応した雄ねじ状の溝が形成されてもよい。こ
の場合、第2の孔128bにおいてのみ、雄ねじ130
の軸部134が螺合されることとなる。第2の孔128
bにおいてのみ、雄ねじ130が螺合されるほうが、締
め付けが容易である。また、上記の例では、第1の突出
部124aおよび第2の突出部124bが6箇所の固定
部分で固定されたが、3箇所以上の固定部分があれば、
第1の円筒胴体12aおよび第2の円筒胴体12bの大
きさ等に応じて、固定部分の数を変更してもよい。さら
に、上記の例では、円筒体12が第1の円筒胴体12a
および第2の円筒胴体12bを組み合わせて形成された
が、円筒体12を3個以上の円筒胴体を組み合わせるこ
とによって形成してもよい。
【0052】つぎに、この大口径の穴あけ装置によっ
て、たとえばコンクリート構造物等の被穴あけ体に大口
径の穴を開ける方法について説明する。まず、この大口
径穴あけ装置を被穴あけ体の前面に載置し、基体30に
形成された固定部102の固定穴100に適宜なアンカ
ー等の固定手段を貫挿し地中等に打ち込み固定する。さ
らに、被穴あけ体に接合された枠体32の外側面に突き
出し設けられた固定部104のアンカー孔106にもア
ンカーを差し込み、被穴あけ体に向けてアンカーを打ち
込み固定する。
【0053】そして、コアー押し装置80をコアー押し
装置支持体82に固定し、コアー押し用座体90が被穴
あけ体に接するまでコアー押し用油圧シリンダ88を作
動させて押し出させる。
【0054】そして、ローラ70および72がホールソ
ー10の円筒体12の外周面に接して転動するかどうか
確認し、特に穴開け作業初期においてホールソー10が
振動することがないように注意する。
【0055】このような準備の後、駆動モータ42を油
圧源(図示せず)の作動により作動させ、ホールソー1
0を回転させる。そして、テーブル送り用油圧シリンダ
56を作動させ、徐々にホールソー10を被穴あけ体に
向けて進行させる。穴あけ作業が進めば、被穴あけ体が
ホールソー10により穴を開けられ、図16に示すよう
に、ホールソー10の円筒体12の中空部内に被穴あけ
体を切削してなるコアーAが被穴あけ体の最深部で他の
部分と縁が切れ、ホールソー10内にコアーAのみが残
ることになる。この状態でホールソー10の回転を止
め、コアーAの外表面にあらかじめ打ち込んでおいたア
ンカーボルト112にワイヤーをかけ、円筒体12内を
滑らしながらコアーAをホールソー10の外部に引っ張
りだせば穴あけ作業が完了する。
【0056】この例では、穴あけ作業時に、ダイヤモン
ドとベース金属とが同一平面上になったときに、円筒体
12の後部から、円筒体12内で対向する砂供給部およ
び水供給部であるらせん溝122a,122b,122
c,122d,122e,122f,122g,122
hへは砂および水が注入される。円筒体12の後部から
らせん溝122a,122b,122c,122d,1
22e,122f,122g,122hへ注入された砂
および水は、らせん溝122a,122b,122c,
122d,122e,122f,122g,122h内
を回って、円筒体12の先端のらせん溝122a,12
2b,122c,122d,122e,122f,12
2g,122hから噴出する。
【0057】穴あけ作業時には、ホールソー10は回転
しているため、円筒体12の前部のらせん溝122a〜
122hから噴出した砂および水は、切刃16が被穴あ
け体を切削している部分で混ざり合うこととなる。すな
わち、切刃16が被穴あけ体を切削している部分で、砂
が水とともに投入されることとなる。この例でも、砂は
約2mmカットのものが用いられる。
【0058】上述のように、切刃16は、ダイヤモンド
砥粒をベース金属に混入させ、成形し焼結して形成され
る。ここで、ベース金属は鉄によって比較的磨耗しにく
く、コンクリート,砂等によって磨耗しやすい一方、ダ
イヤモンドはコンクリート,砂等によって磨耗しにく
く、鉄によって比較的磨耗しやすい性質を有する。その
ため、特願平6−275881号に係る発明では、鉄筋
コンクリート構造物等の被穴あけ体に鉄が重量比で例え
ば80%以上(例えば体積比でコンクリート50%,鉄
筋50%)含まれると、ダイヤモンドが磨耗し、ダイヤ
モンドが切刃16の表面に露出せず、被穴あけ体の穴あ
け作業の能率が落ちる。しかし、本願発明によれば、穴
あけ作業時に、ダイヤモンドとベース金属とが同一平面
上になったときに、ベース金属磨耗材料供給部であるら
せん溝122a,122eを通して、切刃16の幅方向
の両側から、ベース金属磨耗材料である砂を投入するこ
とによって、ベース金属が砂の働きで磨耗して、ダイヤ
モンドが切刃16の表面に露出することとなる。そのた
め、鉄筋コンクリート構造物等の被穴あけ体に鉄が多量
に含まれていても、ダイヤモンドが切刃16の表面に露
出したままの状態にすることができる。さらに、切刃1
6の幅方向の両側から、水が砂とともに投入されるの
で、砂の投入がスムーズとなる。また、ダイヤモンドと
ベース金属とが同一平面上になったときに、砂が水とと
もに投入される時間は、例えば1分間程度である。上記
の例では、ダイヤモンドを磨耗させにくく、ベース金属
を磨耗させやすいベース金属磨耗材料として、砂を用い
た。しかし、ダイヤモンドを磨耗させにくく、ベース金
属を磨耗させやすい材料であれば、砂以外の材料であっ
ても、ベース金属磨耗材料として使用することができ
る。この場合、砂供給部であるらせん溝122a,12
2b,122c,122d,122e,122f,12
2g,122hは、ベース金属磨耗材料供給部として使
用される。このベース金属磨耗材料としては、ガーネッ
ト,アランダム,カーボランダム,アルミナの粉粒等が
挙げられる。
【0059】従来方法の転用では、ホールソーの内部を
通ってコアーが抜き出せない為、穴の最深部の手前で一
度ホールソーをコンクリート構造物から抜き出し、しか
る後、コアーを何らかの方法で折り、マシンを移動させ
てからコアーを取り出すしか方法がないために、作業能
率が著しく低く、且つまた、残った部分を再度穴開けし
なければならない不便さがともなっていたのに対し、こ
の大口径穴あけ装置を用いた穴あけ方法では前記したよ
うに作業が連続的となり、作業能率が非常に向上するこ
ととなる。
【0060】また、従来方法の転用では、穴あけ作業中
に、何らかの原因でコアーがその途中で折れたとき、コ
アーがホールソーの円筒体の下部に落ちて円筒体と接触
し、コアーの重量が円筒体にかかり、穴あけ作業をでき
なくなり、ホールソーの回転を停止させ、一旦ホールソ
ーを後退させ、コアーをホールソー内から取り出さなけ
ればならないという懸念があるが、この発明によれば、
円筒体の後方の開口部からコアーを取り出せるため、穴
あけ作業を続行することができる。
【0061】さらに、図17(A)に示すように従来方
法の転用では切り込み時の送りのストロークとコアーの
取り出し用のスペースを必要とするのに比して、この発
明によれば、図17(B)に示すようにホールソー10
が被穴あけ体の中に入り込んだままコアーAを取り出せ
るので、切り込み送りのストロークの2倍以下のスペー
スでもって、穴あけ作業を行うことができ、またホール
ソー10の円筒体12の長さを短くすることができるの
で、その回転精度を向上させることができ、装置全体の
構造が比較的簡易になり、故障を少なくすることができ
る。
【0062】また、この例によれば、穴あけ作業時に、
ダイヤモンドとベース金属とが同一平面上になったとき
に、切刃16の幅方向の両側から、砂を投入することに
よって、ベース金属が砂の働きで磨耗して、ダイヤモン
ドが切刃16の表面に露出することとなる。そのため、
鉄筋コンクリート構造物等の被穴あけ体に鉄が多量に含
まれていても、ダイヤモンドが切刃16の表面に露出し
たままの状態にすることができる。したがって、ダイヤ
モンドが表面に露出した状態の切刃16で被穴あけ体を
切削することができ、被穴あけ体に鉄が多量に含まれて
いても、被穴あけ体の穴あけ作業の能率が落ちない。
【0063】大口径の薄肉の円筒体は長さが径の2倍以
上になると、加工が難しく、歪みがでてしまうが、この
発明によれば、円筒体12が複数の円筒胴体12a,1
2bを組み合わせることによって形成されるので、円筒
体12を長く形成することができる。そのため、この発
明によれば、被穴あけ体に特に長い穴を開ける必要があ
る場合にも対応することができる。また、円筒体12を
一体成形できる長さであっても、複数の円筒胴体12
a,12bを組み合わせて形成するほうが、製造コス
ト,加工強度等の点から有利な場合は、この発明を適用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の一例である大口径穴あ
け装置の概念図である。
【図2】この発明の実施の形態の一例である大口径穴あ
け装置の要部を示す斜視図である。
【図3】図2図示例の正面図である。
【図4】図2図示例の後部方向から見た側面図である。
【図5】図2図示例の前部方向から見た側面図である。
【図6】図2図示例の平面図である。
【図7】一例であるホールソーの切刃の斜視図である。
【図8】図1図示例のコアー押し装置を装填した状態を
示す正面図である。
【図9】図8図示例の後部方向から見た側面図である。
【図10】円筒体を示す斜視図である。
【図11】図10の線XI−XIにおける断面図であ
る。
【図12】図10に示す円筒体をその進行方向とは逆側
である後部から見た側面図である。
【図13】円筒体が第1の円筒胴体および第2の円筒胴
体を組み合わして形成される状態を示す分解斜視図であ
る。
【図14】(A)および(B)は、第1の突出部および
第2の突出部を嵌め合わせて、第1の円筒胴体および第
2の円筒胴体が組み合わされる状態を示す断面図解図で
ある。
【図15】(A)および(B)は、雄ねじを第1の孔お
よび第2の孔に螺合させることによって、第1の突出部
および第2の突出部が固定されて、第1の円筒胴体およ
び第2の円筒胴体が固定される状態を示す断面図解図で
ある。
【図16】穴あけ方法を示す図解図である。
【図17】従来例とこの発明との対比を示す図解図であ
る。
【符号の説明】
10 ホールソー 12 円筒体 12a 第1の円筒胴体 12b 第2の円筒胴体 14 口縁部 16 切刃 18 開口部 18a 先端開口部 18b 後端開口部 20 凸部 22 貫通孔 24 ボルト 30 基体 32 枠体 34 ホールソー回転支持体 36 フランジ 38 回転用ベアリング 40 ベアリング受け 42 駆動モータ 44 ギア 46 歯部 48 送りテーブル 50 レール体 52 ローラ 54 ガイド用支持ローラ 54c 支持腕 56 テーブル送り用油圧シリンダ 58 シリンダ軸固定部 60 シリンダ固定部 62,64 リミットスイッチ 66 ローラ支持腕 68 ローラ支持腕 70,72 ローラ 76 倒立用ガード 80 コアー押し装置 82 コアー押し装置支持体 84 補強体 86 コアー押し用フレーム 88 コアー押し用油圧シリンダ 90 コアー押し用座体 92 コアー押しフレーム 92 固定溝 98 バランスウエイト 100 固定孔 102 固定部 104 固定部 106 アンカー孔 108 外側用液ノズル 110 内側用液ノズル 122a〜122h らせん溝 124a 第1の突出部 124b 第2の突出部 128a 第1の孔 128b 第2の孔 130 雄ねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鬼 頭 政 徳 奈良県大和郡山市今国府町117−1 三和 ダイヤモンド工業株式会社奈良工場内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大口径の穴あけ装置であって、 剛体からなる大口径円筒体の口縁部の先端に焼結体の切
    刃が形成され、前記円筒体が先端から後端まで同径で且
    つ中空状で、前端および後端のいずれも開口されてなる
    ホールソーと、 前記ホールソーを回転させる駆動源の駆動力を伝達し、
    前記ホールソーを回転させる回転手段と、 前記ホールソーを被穴あけ体に向けて進退させるホール
    ソー送り手段とを含む、大口径穴あけ装置であり、 前記円筒体は、複数の円筒胴体を組み合わせることによ
    って形成される、大口径穴あけ装置。
  2. 【請求項2】 複数の前記円筒胴体の端部に内側が切削
    された第1の突出部および外側が切削された第2の突出
    部が形成され、前記第1の突出部および前記第2の突出
    部を嵌め合わせて、複数の前記円筒胴体が組み合わさ
    れ、前記第1の突出部および前記第2の突出部が固定さ
    れる、請求項1記載の大口径穴あけ装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の突出部に第1の孔が形成さ
    れ、前記第2の突出部に第2の孔が形成され、前記第2
    の孔の内側には雌ねじ状の溝が形成され、雄ねじを前記
    第1の孔および前記第2の孔に嵌めることによって、前
    記第1の突出部および前記第2の突出部が固定される、
    請求項2に記載の大口径穴あけ装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の孔および前記第2の孔の内側
    には雌ねじ状の溝が形成され、雄ねじを前記第1の孔お
    よび前記第2の孔に螺合させることによって、前記第1
    の突出部および前記第2の突出部が固定される、請求項
    3に記載の大口径穴あけ装置。
  5. 【請求項5】 ホールソーを回転させて大口径の穴あけ
    を行う大口径穴あけ装置に用いられるホールソーであっ
    て、剛体からなる大口径円筒体の口縁部の先端に焼結体
    の切刃が形成され、前記円筒体の先端から後端まで同形
    で且つ中空状で、前端および後端のいずれも開口されて
    いる、ホールソーであり、 前記円筒体は、複数の円筒胴体を組み合わせることによ
    って形成される、ホールソー。
  6. 【請求項6】 複数の前記円筒胴体の端部に内側が切削
    された第1の突出部および外側が切削された第2の突出
    部が形成され、前記第1の突出部および前記第2の突出
    部を嵌め合わせて、複数の前記円筒胴体が組み合わさ
    れ、前記第1の突出部および前記第2の突出部が固定さ
    れる、請求項5に記載のホールソー。
  7. 【請求項7】 前記第1の突出部に第1の孔が形成さ
    れ、前記第2の突出部に第2の孔が形成され、前記第2
    の孔の内側には雌ねじ状の溝が形成され、雄ねじを前記
    第1の孔および前記第2の孔に嵌めることによって、前
    記第1の突出部および前記第2の突出部が固定される、
    請求項6に記載のホールソー。
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