JPH09124630A - カルバミン酸テトラヒドロフリルエステル誘導体の製造方法 - Google Patents

カルバミン酸テトラヒドロフリルエステル誘導体の製造方法

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JPH09124630A
JPH09124630A JP7314611A JP31461195A JPH09124630A JP H09124630 A JPH09124630 A JP H09124630A JP 7314611 A JP7314611 A JP 7314611A JP 31461195 A JP31461195 A JP 31461195A JP H09124630 A JPH09124630 A JP H09124630A
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JP
Japan
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formula
carbamic acid
group
isobutylbenzenesulfonamide
tetrahydrofuran
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Application number
JP7314611A
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English (en)
Inventor
Tetsukiyo Kamijo
哲聖 上條
Toshiaki Yamaguchi
敏章 山口
Takashi Yanagi
孝志 柳
Ikuo Tsuchiya
依久雄 土屋
Hideki Takeuchi
竹内  秀樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kissei Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Kissei Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 HIVプロテアーゼ阻害活性を有し、後天性
免疫不全症候群の予防剤または治療剤として有用なカル
バミン酸テトラヒドロフリルエステル誘導体またはその
製造中間体の製造方法を提供する。 【解決手段】 式(IV)で表されるエポキシ誘導体に
塩基性物質の存在下、一般式(V)で表されるN−イソ
ブチルベンゼンスルホンアミド誘導体を反応させること
より成る、一般式(VI)で表されるカルバミン酸テト
ラヒドロフリルエステル誘導体を製造する方法。 〔式中、Aはニトロ基、アミノ基または保護基を有する
アミノ基;(R)または(S)はそれが付された炭素原
子の配置がR配置もしくはS配置であること;を示す〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は医薬品として有用な
カルバミン酸テトラヒドロフリルエステル誘導体または
その製造中間体の製造方法に関するものである。
【0002】さらに詳しく述べれば、本発明はHIVプ
ロテアーゼ阻害活性を有し、後天性免疫不全症候群の予
防剤または治療剤として有用な、式
【0003】
【化4】
【0004】(式中の(R)を付した炭素原子の配置は
R配置を示し、(S)を付した炭素原子の配置はS配置
を示す)で表されるN−〔(1S,2R)−3−(4−
アミノ−N−イソブチルベンゼンスルホンアミド)−1
−ベンジル−2−ヒドロキシプロピル〕カルバミン酸
(3S)−テトラヒドロ−3−フリルエステルまたはそ
の製造中間体の製造方法に関するものである。
【0005】
【従来の技術】前記式(I)で表されるカルバミン酸テ
トラヒドロフリルエステル誘導体の製造方法として、式
【0006】
【化5】
【0007】(式中の(R)および(S)は前記と同じ
意味をもつ)で表されるカルバミン酸テトラヒドロフリ
ルエステル誘導体に、4−ニトロベンゼンスルホニルク
ロリドを反応させ、式
【0008】
【化6】
【0009】(式中の(R)および(S)は前記と同じ
意味をもつ)で表されるカルバミン酸テトラヒドロフリ
ルエステル誘導体を製造した後、この誘導体のニトロ基
を接触水添しアミノ基に変換する製造方法が知られてい
る(WO94/05639号公報)。
【0010】すなわち、上記製造方法はイソブチルアミ
ノ基を導入した前記式(II)で表されるカルバミン酸
テトラヒドロフリルエステル誘導体を製造した後、これ
に4−ニトロベンゼンスルホニルクロリドを反応させる
ことにより、N−イソブチルベンゼンスルホンアミド基
を導入する製造方法である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明はHIVプロテ
アーゼ阻害活性を有し、後天性免疫不全症候群の予防剤
または治療剤として有用な、前記式(I)で表されるカ
ルバミン酸テトラヒドロフリルエステル誘導体を簡便に
製造することができる製造方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記式
(I)で表されるカルバミン酸テトラヒドロフリルエス
テル誘導体を効率よく製造すべく鋭意研究を重ねた結
果、式
【0013】
【化7】
【0014】(式中の(S)は前記と同じ意味をもつ)
で表されるエポキシ誘導体に塩基性物質の存在下、一般
【0015】
【化8】
【0016】(式中のAはニトロ基、アミノ基または保
護基を有するアミノ基である)で表されるN−イソブチ
ルベンゼンスルホンアミド誘導体を反応させることによ
り、一般式
【0017】
【化9】
【0018】(式中のA、(R)および(S)は前記と
同じ意味をもつ)で表されるカルバミン酸テトラヒドロ
フリルエステル誘導体を製造できることを見出し、本発
明を成すに至った。
【0019】すなわち、本発明の製造方法は前記式(I
V)で表されるエポキシ誘導体にN−イソブチルベンゼ
ンスルホンアミド基を一工程で導入することを特徴とす
る、前記一般式(VI)で表されるカルバミン酸テトラ
ヒドロフリルエステル誘導体を製造する製造方法であ
る。
【0020】本発明おいて、保護基を有するアミノ基と
は、アセトアミド基、フタルイミド基、またはベンジル
オキシカルボニルアミノ基等の一般的なアミノ基の保護
基で保護されたアミノ基を意味する。
【0021】本発明の製造方法に用いられる塩基性物質
としては、トリエチルアミン、N−メチルモルホリン等
の有機第三級アミン、水素化ナトリウム、水素化リチウ
ムまたは水素化カルシウム等の金属ハイドライドをあげ
ることができる。
【0022】本発明の製造方法を好適に実施するには、
前記一般式(V)で表されるN−イソブチルベンゼンス
ルホンアミド誘導体を有機溶媒、例えばテトラヒドロフ
ランに溶解し、0.1〜3倍当量の塩基性物質を加えた
後、前記式(IV)で表されるエポキシ誘導体を加え更
に50〜100℃で、10〜30時間加熱する。反応終
了後有機溶媒、例えば酢酸エチルで抽出することにより
単離した後、再結晶することにより前記一般式(VI)
で表されるカルバミン酸テトラヒドロフリルエステル誘
導体を製造する。
【0023】また、塩基性物質が金属ハイドライドであ
る場合は、予め前記一般式(V)で表されるN−イソブ
チルベンゼンスルホンアミド誘導体の金属塩を製造した
後、この金属塩を用いることにより本発明の製造方法を
実施しても構わない。
【0024】上記製造方法において、出発物質として前
記一般式(V)のN−イソブチルベンゼンスルホンアミ
ド誘導体のAがアミノ基のものを用いた場合には、前記
式(I)で表されるカルバミン酸テトラヒドロフリルエ
ステル誘導体を直接製造することができる。
【0025】また、上記製造方法において、出発物質と
して前記一般式(V)のN−イソブチルベンゼンスルホ
ンアミド誘導体のAがニトロ基または保護基を有するア
ミノ基の場合には、上記製造方法により得られた生成物
のニトロ基を常法によりアミノ基に変換するか、または
アミノ基の保護基を常法により除去することにより、医
薬品として有用な前記式(I)で表されるカルバミン酸
テトラヒドロフリルエステル誘導体に導くことができ
る。
【0026】例えば、Aがニトロ基、保護基を有するア
ミノ基がベンジルオキシカルボニルアミノ基である場合
は、上記製造方法により得られた生成物を適当な触媒、
例えば二酸化白金、パラジウム炭素等の存在下、水素添
加することにより医薬品として有用な前記式(I)で表
されるカルバミン酸テトラヒドロフリルエステル誘導体
に導くことができる。
【0027】また、Aの保護基を有するアミノ基がアセ
トアミド基である場合は、上記製造方法により得られた
生成物を酸、例えば塩酸、硫酸等の鉱酸または塩化水素
のアルコール溶液で処理することにより医薬品として有
用な前記式(I)で表されるカルバミン酸テトラヒドロ
フリルエステル誘導体に導くことができる。
【0028】更に、Aの保護基を有するアミノ基がフタ
ルイミド基である場合は、上記製造方法により得られた
生成物を有機アミン、例えばヒドラジン・1水和物等で
処理することにより医薬品として有用な前記式(I)で
表されるカルバミン酸テトラヒドロフリルエステル誘導
体に導くことができる。
【0029】本発明の製造方法の出発原料である前記式
(IV)で表されるエポキシ誘導体は、例えば、一般式
【0030】
【化10】
【0031】(式中のBはメチル基、フェニル基、4−
メトキシフェニル基、4−メチルフェニル基または2−
ニトロフェニル基であり、(S)は前記と同じ意味をも
つ)で表されるスルホン酸エステル誘導体をアルカリ条
件下で反応させ閉環することにより製造することができ
る。
【0032】上記製造方法の出発原料である前記一般式
(VII)で表されるスルホン酸エステル誘導体は、例
えば、式
【0033】
【化11】
【0034】(式中の(S)は前記と同じ意味をもつ)
で表されるジオール誘導体にN−スクシンイミジル−
(S)−テトラヒドロフラン−3−イルカルボネートを
反応させ、式
【0035】
【化12】
【0036】(式中の(S)は前記と同じ意味をもつ)
で表されるジオール誘導体を製造後、一般式
【0037】 B−SOH (X)
【0038】(式中のBは前記と同じ意味をもつ)で表
されるスルホン酸誘導体またはその反応性官能的誘導体
を反応させることにより製造することができる。
【0039】また、前記式(IX)で表されるジオール
誘導体は、式
【0040】
【化13】
【0041】(式中の(S)は前記と同じ意味をもつ)
で表されるアミノ酸エステル誘導体にN−スクシンイミ
ジル−(S)−テトラヒドロフラン−3−イルカルボネ
ートを反応させ、式
【0042】
【化14】
【0043】(式中の(S)は前記と同じ意味をもつ)
で表されるアミノ酸エステル誘導体を製造後、次いで還
元剤、例えば水素化ホウ素リチウムでエステル基を還元
することによっても製造することができる。
【0044】本発明の製造方法の出発原料である前記一
般式(V)で表されるN−イソブチルベンゼンスルホン
アミド誘導体は、一部新規化合物を含んでいるが、文献
記載の方法またはそれと類似の方法により容易に製造す
ることができる。
【0045】本発明の製造方法により得られる前記式
(I)で表されるカルバミン酸テトラヒドロフリルエス
テル誘導体はHIVプロテアーゼ阻害活性を有し、後天
性免疫不全症候群の予防剤または治療剤として有用な化
合物である。そして本発明の製造方法によれば、前記式
(I)で表されるカルバミン酸テトラヒドロフリルエス
テル誘導体を容易に効率的に製造することができる。
【0046】
【発明の作用効果】本発明の製造方法によれば医薬品と
して有用である前記式(I)で表されるカルバミン酸テ
トラヒドロフリルエステル誘導体を簡便に製造すること
ができるものであり極めて有用な方法である。
【0047】
【発明の実施の形態】本発明の内容を以下の参考例およ
び実施例でさらに詳細に説明するが、本発明はその内容
に限定されるものではない。なお参考例および実施例中
の化合物の融点はすべて未補正である。
【0048】
【実施例】
参考例 1 (2S,3S)−3−アミノ−4−フェニルブタン−
1,2−ジオール 塩酸塩 (2S,3S)−3−(tert−ブトキシカルボニル
アミノ)−4−フェニルブタン−1,2−ジオール6.
0gを塩化水素を飽和させたメタノール10mlに溶解
した。反応液を50℃で2時間攪拌後、減圧下に溶媒を
留去し、白色結晶の(2S,3S)−3−アミノ−4−
フェニルブタン−1,2−ジオール 塩酸塩4.6gを
得た。
【0049】NMR(DMSO−d,ppm) δ:2.81(dd,1H,J=8.1,14.3H
z),2.97(dd,1H,J=5.8,14.3H
z),3.35〜3.5(m,3H),3.7〜3.8
(m,1H),4.9〜5.1(br,1H),5.4
7(d,1H,J=4.0Hz),7.2〜7.4
(m,5H),7.92(s,3H) IR(KBr):3367,3150,3030,29
00cm−1 融点 114〜116℃
【0050】参考例 2 (2S,3S)−4−フェニル−3−〔(S)−テトラ
ヒドロフラン−3−イルオキシカルボニルアミノ〕ブタ
ン−1,2−ジオール (2S,3S)−3−アミノ−4−フェニルブタン−
1,2−ジオール 塩酸塩1.24gをエタノール20
mlに溶かし、室温攪拌下に、トリエチルアミン0.9
5mlを滴下し、続いて、N−スクシンイミジル−
(S)−テトラヒドロフラン−3−イルカルボネート
1.57gを少しずつ加えた。室温で3時間攪拌後、反
応混合物に酢酸エチルを加え、有機層を飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液および飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫
酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下に留去し、残渣
を酢酸エチルより再結晶し、(2S,3S)−4−フェ
ニル−3−〔(S)−テトラヒドロフラン−3−イルオ
キシカルボニルアミノ〕ブタン−1,2−ジオール1.
47gを得た。
【0051】NMR(CDCl,ppm) δ:1.9〜2.0(m,1H),2.1〜2.2
(m,1H),2.85〜3.0(m,2H),3.0
5〜3.15(m,2H),3.4〜3.5(m,1
H),3.65〜4.0(m,7H),4.84(d,
1H,J=8.7Hz),5.15〜5.2(m,1
H),7.2〜7.4(m,5H) IR(KBr):3340,1680cm−1 融点 149〜150℃
【0052】参考例 3 (2S,3S)−3−アミノ−2−ヒドロキシ−4−フ
ェニル酪酸メチル 塩酸塩 (2S,3S)−3−アミノ−2−ヒドロキシ−4−フ
ェニル酪酸500mgをメタノール4.5mlに溶解
し、これに塩化水素を飽和させたメタノール1.5ml
を加え、60℃で3時間攪拌した。その後、反応液を減
圧下に濃縮乾固して、(2S,3S)−3−アミノ−2
−ヒドロキシ−4−フェニル酪酸メチル塩酸塩442m
gを無色アモルファスとして得た。
【0053】NMR(DMSO−d,ppm) δ:2.85〜2.9(m,2H),3.27(s,3
H),3.7〜3.8(m,1H),4.48(d,1
H,J=2.6Hz),7.2〜7.35(m,5
H),8.40(br,3H) IR(KBr):3346,3030,1743cm
−1
【0054】参考例 4 (2S,3S)−2−ヒドロキシ−4−フェニル−3−
〔(S)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシカルボ
ニルアミノ〕酪酸メチル (2S,3S)−3−アミノ−2−ヒドロキシ−4−フ
ェニル酪酸メチル塩酸塩442mgを塩化メチレン20
mlに懸濁させ、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液14m
lを加えて室温で攪拌した。この懸濁液にN−スクシン
イミジル−(S)−テトラヒドロフラン−3−イルカル
ボネート427mgを少量ずつ10分間かけて加え、室
温で5時間攪拌した。反応混合物に飽和食塩水を加え、
2規定塩酸で中和したのち塩化メチレンで抽出した。有
機層を水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥した。溶媒を減圧下に留去した後、ヘキサンよ
り結晶化させて、白色結晶の(2S,3S)−2−ヒド
ロキシ−4−フェニル−3−〔(S)−テトラヒドロフ
ラン−3−イルオキシカルボニルアミノ〕酪酸メチル5
01mgを得た。
【0055】NMR(CDCl,ppm) δ:1.95〜2.2(m,2H),2.75〜2.8
5(m,2H),3.21(d,1H,J=5.2H
z),3.61(s,3H),3.69(d,1H,J
=10.3Hz),3.8〜3.95(m,3H),
4.35〜4.45(m,2H),5.06(d,1
H,J=9.0Hz),5.15〜5.2(m,1
H),7.15〜7.35(m,5H) IR(KBr):3325,1735,1695cm
−1 融点 129〜130℃
【0056】参考例 5 (2S,3S)−4−フェニル−3−〔(S)−テトラ
ヒドロフラン−3−イルオキシカルボニルアミノ〕ブタ
ン−1,2−ジオール (2S,3S)−2−ヒドロキシ−4−フェニル−3−
〔(S)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシカルボ
ニルアミノ〕酪酸メチル618mgをテトラヒドロフラ
ン6mlに溶解し、攪拌しながらこれに水素化ホウ素リ
チウム129mgを少しずつ加えた。生じた懸濁液にエ
タノール12mlを加え室温で2時間攪拌した。反応混
合物に2規定塩酸を加えさらに30分間攪拌し、水で希
釈して酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で2
回洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧下に
留去した。残渣を酢酸エチル−ヘキサン(1:3)から
再結晶して、(2S,3S)−4−フェニル−3−
〔(S)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシカルボ
ニルアミノ〕ブタン−1,2−ジオール397mgを得
た。物性値は、参考例2と一致した。
【0057】参考例 6 (2S,3S)−2−ヒドロキシ−4−フェニル−3−
〔(S)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシカルボ
ニルアミノ〕ブチル メタンスルホネート (2S,3S)−4−フェニル−3−〔(S)−テトラ
ヒドロフラン−3−イルオキシカルボニルアミノ〕ブタ
ン−1,2−ジオール338mgをピリジン7mlに溶
解し、氷冷下で攪拌しながらメタンスルホニルクロリド
98μlを少しずつ滴下した。氷冷下で6時間攪拌後反
応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸
エチルで抽出した。有機層を1規定塩酸、飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。残渣を
酢酸エチル−ヘキサン(7:10)より再結晶し、白色
結晶の(2S,3S)−2−ヒドロキシ−4−フェニル
−3−〔(S)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシ
カルボニルアミノ〕ブチル メタンスルホネート210
mgを得た。
【0058】NMR(CDCl,ppm) δ:1.9〜2.0(m,1H),2.1〜2.2
(m,1H),2.85〜2.95(m,1H),2.
99(dd,1H,J=4.8,14.2Hz),3.
08(s,3H),3.2〜3.45(m,1H),
3.68(d,1H,J=10.7Hz),3.75〜
4.05(m,5H),4.24(dd,1H,J=
6.4,10.8Hz),4.33(dd,1H,J=
3.3,10.8Hz),4.83(d,1H,J=
7.2Hz),5.15〜5.2 (m,1H),7.2〜7.35(m,5H) IR(KBr):3340,1695,1355cm
−1 融点 131〜132℃
【0059】参考例 7 (2S,3S)−4−フェニル−3−〔(S)−テトラ
ヒドロフラン−3−イルオキシカルボニルアミノ〕−
1,2−エポキシブタン (2S,3S)−2−ヒドロキシ−4−フェニル−3−
〔(S)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシカルボ
ニルアミノ〕ブチル メタンスルホネート100mgを
テトラヒドロフラン1.6mlに溶解し、氷冷下で攪拌
しながら5規定水酸化ナトリウム水溶液176μlを滴
下した。その後、氷冷下ではげしく3時間攪拌し、反応
混合物を水中に注ぎ、塩化メチレンで抽出した。有機層
を飽和食塩水で2回洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、溶媒を減圧下に留去した。残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(展開溶媒 酢酸エチル:塩化メチ
レン=1:4)で精製し、白色結晶の(2S,3S)−
4−フェニル−3−〔(S)−テトラヒドロフラン−3
−イルオキシカルボニルアミノ〕−1,2−エポキシブ
タン66mgを得た。
【0060】NMR(CDCl,ppm) δ:1.9〜2.0(m,1H),2.05〜2.2
(m,1H),2.7〜3.05(m,5H),3.7
〜3.9(m,5H),4.55〜4.75(m,1
H),5.15〜5.25(m,1H),7.2〜7.
35(m,5H) IR(KBr):3340,1695cm−1 融点 104〜105℃
【0061】参考例 8 (2S,3S)−2−ヒドロキシ−4−フェニル−3−
〔(S)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシカルボ
ニルアミノ〕ブチル 4−メトキシベンゼンスルホネー
ト (2S,3S)−4−フェニル−3−〔(S)−テトラ
ヒドロフラン−3−イルオキシカルボニルアミノ〕ブタ
ン−1,2−ジオール1.30gをピリジン15mlに
溶かし、0℃で攪拌下、4−メトキシベンゼンスルホニ
ルクロリド1.01gを加えた。0℃で3時間攪拌後、
反応混合物に酢酸エチルを加え、有機層を飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液、20%クエン酸水溶液、飽和食塩水
で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を
減圧下に留去し、残渣を酢酸エチル−ヘキサンより再結
晶し、(2S,3S)−2−ヒドロキシ−4−フェニル
−3−〔(S)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシ
カルボニルアミノ〕ブチル4−メトキシベンゼンスルホ
ネート1.70gを得た。
【0062】NMR(CDCl,ppm) δ:1.9〜2.0(m,1H),2.05〜2.2
(m,1H),2.85〜2.95(m,2H),3.
10(br,1H),3.65(d,1H,J=100
Hz),3.75〜3.95(m,5H),3.89
(s,3H),3.95〜4.05(m,1H),4.
05〜4.15(m,1H),4.75(d,1H,J
=7.6Hz),5.1〜5.2(m,1H),702
(d,2H,J=8.8Hz),7.15(d,2H,
J=7.1Hz),7.2〜7.35(m,3H),
7.83(d,2H,J=8.8Hz) IR(KBr):3330,1680,1360,12
60,1160cm−1 融点 107〜109℃
【0063】参考例 9 (2S,3S)−4−フェニル−3−〔(S)−テトラ
ヒドロフラン−3−イルオキシカルボニルアミノ〕−
1,2−エポキシブタン (2S,3S)−2−ヒドロキシ−4−フェニル−3−
〔(S)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシカルボ
ニルアミノ〕ブチル 4−メトキシベンゼンスルホネー
ト100mgをテトラヒドロフラン3mlに溶かし、室
温で攪拌下、5規定水酸化ナトリウム水溶液1mlを加
えた。3時間攪拌後、反応混合物に酢酸エチルを加え、
有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩
水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減
圧下に留去し、残渣を酢酸エチル−ヘキサンより再結晶
し、(2S,3S)−4−フェニル−3−〔(S)−テ
トラヒドロフラン−3−イルオキシカルボニルアミノ〕
−1,2−エポキシブタン59mgを得た。物性値は参
考例7と一致した。
【0064】実施例 1 N−〔(1S,2R)−3−(4−アミノ−N−イソブ
チルベンゼンスルホンアミド)−1−ベンジル−2−ヒ
ドロキシプロピル〕カルバミン酸(3S)−テトラヒド
ロ−3−フリルエステル (2S,3S)−4−フェニル−3−〔(S)−テトラ
ヒドロフラン−3−イルオキシカルボニルアミノ〕−
1,2−エポキシブタン70mgを無水テトラヒドロフ
ラン1mlに溶かし、4−アミノ−N−イソブチルベン
ゼンスルホンアミド57mgとトリエチルアミン105
μlを加え、攪拌下に加熱還流した。20時間後、反応
液に酢酸エチルを加え、有機層を飽和炭酸水素ナトリウ
ム水溶液および飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナト
リウムで乾燥した。溶媒を減圧下に留去後、残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒 酢酸エチ
ル:ヘキサン=1:1)で精製し、N−〔(1S,2
R)−3−(4−アミノ−N−イソブチルベンゼンスル
ホンアミド)−1−ベンジル−2−ヒドロキシプロピ
ル〕カルバミン酸(3S)−テトラヒドロ−3−フリル
エステル33mgを得た。
【0065】NMR(CDCl,ppm) δ:0.87(d,3H,J=6.6Hz),0.92
(d,3H,J=6.4Hz),1.75〜2.0
(m,2H),2.0〜2.15(m,1H),2.7
6(dd,1H,J=6.8,12.2Hz),2.8
〜3.05(m,4H),3.14(dd,1H,J=
7.3,15.4Hz),3.61(d,1H,J=1
0.3Hz),3.7〜3.9(m,6H),4.15
(s,2H),4.8〜4.95(m,1H),5.0
1〜5.15(m,1H),6.68(d,2H,J=
8.3Hz),7.2〜7.35(m,5H),7.5
4(d,2H,J=8.3Hz) IR(KBr):3506,3397,1719,13
07,1142cm−1 融点 130〜132℃
【0066】実施例 2 N−〔(1S,2R)−3−(4−アセトアミド−N−
イソブチルベンゼンスルホンアミド)−1−ベンジル−
2−ヒドロキシプロピル〕カルバミン酸(3S)−テト
ラヒドロ−3−フリルエステル (2S,3S)−4−フェニル−3−〔(S)−テトラ
ヒドロフラン−3−イルオキシカルボニルアミノ〕−
1,2−エポキシブタン70mgを無水テトラヒドロフ
ラン1mlに溶かし、4−アセトアミド−N−イソブチ
ルベンゼンスルホンアミド69mgおよび4−アセトア
ミド−N−イソブチルベンゼンスルホンアミド二ナトリ
ウム塩9mgを加え攪拌下に加熱還流した。13時間
後、反応液に酢酸エチルを加え、有機層を飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液および飽和食塩水で順次洗浄し、無水
硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下に留去後、残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒
酢酸エチル:ヘキサン=1:1)で精製し、N−〔(1
S,2R)−3−(4−アセトアミド−N−イソブチル
ベンゼンスルホンアミド)−1−ベンジル−2−ヒドロ
キシプロピル〕カルバミン酸(3S)−テトラヒドロ−
3−フリルエステル22mgを白色結晶として得た。
【0067】NMR(CDCl,ppm) δ:0.87(d,3H,J=6.6Hz),0.91
(d,3H,J=6.6Hz),1.75〜1.85
(m,1H),1.85〜1.95(m,1H),2.
05〜2.2(m,1H),2.23(s,3H),
2.80(dd,1H,J=6.5,13.2Hz),
2.85〜3.05(m,4H),3.13(dd,1
H,J=8.3,15.0Hz),3.62(d,1
H,J=10.2Hz),3.7〜3.9(m,6
H),4.87(d,1H,J=8.6Hz),5.1
〜5.2(m,1H),7.2〜7.35(m,5
H),7.46(br,1H),7.67(d,2H,
J=8.8Hz),7.72(d,2H,J=8.8H
z) IR(KBr):3340,3320,1690,11
54cm−1 融点 116〜118℃
【0068】参考例 10 N−〔(1S,2R)−3−(4,アミノ−N−イソブ
チルベンゼンスルホンアミド)−1−ベンジル−2−ヒ
ドロキシプロピル〕カルバミン酸(3S)−テトラヒド
ロ−3−フリルエステル N−〔(1S,2R)−3−(4−アセトアミド−N−
イソブチルベンゼンスルホンアミド)−1−ベンジル−
2−ヒドロキシプロピル〕カルバミン酸(3S)−テト
ラヒドロ−3−フリルエステル266mgをエタノール
3ml、濃塩酸0.2mlに溶かし、80℃で4時間攪
拌した。室温にもどし、反応混合物を炭酸水素ナトリウ
ム水溶液中に注ぎ込み、酢酸エチルで抽出した。有機層
を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。減圧下に溶媒を留去し、得られた残渣を酢酸エチル
−ヘキサンより再結晶し、N−〔(1S,2R)−3−
(4−アミノ−N−イソブチルベンゼンスルホンアミ
ド)−1−ベンジル−2−ヒドロキシプロピル〕カルバ
ミン酸(3S)−テトラヒドロ−3−フリルエステル1
49mgを白色結晶として得た。物性値は実施例1と一
致した。
【0069】実施例 3 N−〔(1S,2R)−1−ベンジル−2−ヒドロキシ
−3−(4−フタルイミド−N−イソブチルベンゼンス
ルホンアミド)プロピル〕カルバミン酸(3S)−テト
ラヒドロ−3−フリルエステル (2S,3S)−4−フェニル−3−〔(S)−テトラ
ヒドロフラン−3−イルオキシカルボニルアミノ〕−
1,2−エポキシブタン70mgを無水テトラヒドロフ
ラン1mlに溶かし、4−フタルイミド−N−イソブチ
ルベンゼンスルホンアミド ナトリウム塩95mgを加
え攪拌下に加熱還流した。18時間後、反応液に酢酸エ
チルを加え、有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液お
よび飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾
燥した。溶媒を減圧下に留去後、残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(展開溶媒 酢酸エチル:ヘキサ
ン=1:1)で精製し、N−〔(1S,2R)−1−ベ
ンジル−2−ヒドロキシ−3−(4−フタルイミド−N
−イソブチルベンゼンスルホンアミド)プロピル〕カル
バミン酸(3S)−テトラヒドロ−3−フリルエステル
37mgを白色結晶として得た。
【0070】NMR(CDCl,ppm) δ:0.9(d,3H,J=6.6Hz),0.94
(d,3H,J=6.6Hz),1.8〜1.95
(m,1H),1.9〜2,0(m,1H),2.05
〜2.1(m,1H),2.87(dd,1H,J=
6.7,13.4Hz),2.85〜2.95(m,1
H),2.95〜3.1(m,3H),3.19(d
d,1H,J=8.5,15.1Hz),3.63
(d,1H,J=10.6Hz),3.7〜3.95
(m,6H),4.94(d,1H,J=8.4H
z),5.14(br,1H),7.2〜7.35
(m,5H),7.71(d,2H,J=8.7H
z),7.8〜7.9(m,2H),7.90(d,2
H,J=8.7Hz),7.95〜8.05(m,2
H) IR(KBr):3340,2970,1730,17
00,1160cm−1 融点 72〜74℃
【0071】参考例 11 N−〔(1S,2R)−3−(4−アミノ−N−イソブ
チルベンゼンスルホンアミド)−1−ベンジル−2−ヒ
ドロキシプロピル〕カルバミン酸(3S)−テトラヒド
ロ−3−フリルエステル N−〔(1S,2R)−1−ベンジル−2−ヒドロキシ
−3−(4−フタルイミド−N−イソブチルベンゼンス
ルホンアミド)プロピル〕カルバミン酸(3S)−テト
ラヒドロ−3−フリルエステル76mgをメタノール3
mlに溶かし、ヒドラジン・1水和物18mgを加え、
室温で攪拌した。2時間後、反応液に酢酸エチルを加
え、有機層を炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩
水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶
媒を減圧下に留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(展開溶媒 酢酸エチル:ヘキサン=1:
1)で精製し、N−〔(1S,2R)−3−(4−アミ
ノ−N−イソブチルベンゼンスルホンアミド)−1−ベ
ンジル−2−ヒドロキシプロピル〕カルバミン酸(3
S)−テトラヒドロ−3−フリルエステル52mgを得
た。物性値は実施例1と一致した。
【0072】実施例 4 N−〔(1S,2R)−1−ベンジル−3−(4−ベン
ジルオキシカルボニルアミノ−N−イソブチルベンゼン
スルホンアミド)−2−ヒドロキシプロピル〕カルバミ
ン酸(3S)−テトラヒドロ−3−フリルエステル (2S,3S)−4−フェニル−3−〔(S)−テトラ
ヒドロフラン−3−イルオキシカルボニルアミノ〕−
1,2−エポキシブタン70mgを無水テトラヒドロフ
ラン1mlに溶かし、トリエチルアミン106μlおよ
び4−ベンジルオキシカルボニルアミノ−N−イソブチ
ルベンゼンスルホンアミド92mgを加え、攪拌下に加
熱還流した。25時間後、反応液に酢酸エチルを加え、
有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩
水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒
を減圧下に留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(展開溶媒 酢酸エチル:ヘキサン=1:2)
で精製し、N−〔(1S,2R)−1−ベンジル−3−
(4−ベンジルオキシカルボニルアミノ−N−イソブチ
ルベンゼンスルホンアミド)−2−ヒドロキシプロピ
ル〕カルバミン酸(3S)−テトラヒドロ−3−フリル
エステル24mgを白色結晶として得た。
【0073】NMR(CDCl,ppm) δ:0.88(d,3H,J=6.6Hz),0.90
(d,3H,J=6.6Hz),1.75〜1.85
(m,1H),1.85〜2.0(m,1H),2.0
〜2.15(m,1H),2.80(dd,1H,J=
6.8,13.5Hz),2.85〜3.05(m,4
H),3.12(dd,1H,J=8.2,15.3H
z),3.62(d,1H,J=10.6Hz),3.
70(br,1H),3.75〜3.9(m,5H),
4.84(d,1H,J=7.9Hz),5.12(b
r,1H),5.23(s,2H),6.92(s,1
H),7.15〜7.35(m,5H),7.35〜
7.45(m,5H),7.54(d,2H,J=8.
8Hz),7.70(d,2H,J=8.8Hz) IR(KBr):3350,2970,1720cm
−1 融点 149〜151℃
【0074】参考例 12 N−〔(1S,2R)−3−(4−アミノ−N−イソブ
チルベンゼンスルホンアミド)−1−ベンジル−2−ヒ
ドロキシプロピル〕カルバミン酸(3S)−テトラヒド
ロ−3−フリルエステル N−〔(1S,2R)−1−ベンジル−3−(4−ベン
ジルオキシカルボニルアミノ−N−イソブチルベンゼン
スルホンアミド)−2−ヒドロキシプロピル〕カルバミ
ン酸(3S)−テトラヒドロ−3−フリルエステル70
mgをメタノール5mlに溶かし、10%パラジウム炭
素粉末10mgを加え、室温で水素雰囲気下に攪拌し
た。2時間後、触媒をろ去後、溶媒を減圧下に留去し、
N−〔(1S,2R)−3−(4−アミノ−N−イソブ
チルベンゼンスルホンアミド)−1−ベンジル−2−ヒ
ドロキシプロピル〕カルバミン酸(3S)−テトラヒド
ロ−3−フリルエステル55mgを得た。物性値は実施
例1と一致した。
【0075】実施例 5 N−〔(1S,2R)−1−ベンジル−2−ヒドロキシ
−3−(4−ニトロ−N−イソブチルベンゼンスルホン
アミド)プロピル〕カルバミン酸(3S)−テトラヒド
ロ−3−フリルエステル (2S,3S)−4−フェニル−3−〔(S)−テトラ
ヒドロフラン−3−イルオキシカルボニルアミノ〕−
1,2−エポキシブタン70mgを無水テトラヒドロフ
ラン1mlに溶かし、トリエチルアミン0.1mlおよ
び4−ニトロ−N−イソブチルベンゼンスルホンアミド
187mgを加え攪拌下に加熱還流した。15時間後、
反応液に酢酸エチルを加え、有機層を飽和炭酸水素ナト
リウム水溶液および飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下に留去後、残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒 酢酸
エチル:ヘキサン=1:1)で精製し、酢酸エチル−ヘ
キサンより再結晶し、N−〔(1S,2R)−1−ベン
ジル−2−ヒドロキシ−3−(4−ニトロ−N−イソブ
チルベンゼンスルホンアミド)プロピル〕カルバミン酸
(3S)−テトラヒドロ−3−フリルエステル79mg
を得た。
【0076】NMR(CDCl,ppm) δ: 0.87(d,3H,J=6.5Hz),0.8
9(d,3H,J=6.5Hz),1.8〜2.0
(m,2H),2.05〜2.2(m,1H),2.7
5〜3.1(m,4H),3.1〜3.25(m,2
H),3.60(br,1H),3.66(d,1H,
J=10.6Hz),3.7〜4.0(m,5H),
4.85(d,1H,J=7.1Hz),5.30(b
r,1H),7.15〜7.45(m,5H),7.9
5(d,2H,J=8.7Hz),8.35(d,2
H,J=8.7Hz)IR(KBr):3550,33
30,2950,1680,1530,1340,11
60cm−1 融点 158〜159℃
【0077】参考例 13 N−〔(1S,2R)−3−(4−アミノ−N−イソブ
チルベンゼンスルホンアミド)−1−ベンジル−2−ヒ
ドロキシプロピル〕カルバミン酸(3S)−テトラヒド
ロ−3−フリルエステル N−〔(1S,2R)−1−ベンジル−2−ヒドロキシ
−3−(4−ニトロ−N−イソブチルベンゼンスルホン
アミド)プロピル〕カルバミン酸(3S)−テトラヒド
ロ−3−フリルエステル140mgをメタノール5ml
と塩化メチレン1mlの混合溶媒に溶かし、10%パラ
ジウム炭素粉末15mgを加え、室温で水素雰囲気下に
攪拌した。21時間後、触媒をろ去後、溶媒を減圧下に
留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(展開溶媒 酢酸エチル:ヘキサン=2:1)で精製
し、N−〔(1S,2R)−3−(4−アミノ−N−イ
ソブチルベンゼンスルホンアミド)−1−ベンジル−2
−ヒドロキシプロピル〕カルバミン酸(3S)−テトラ
ヒドロ−3−フリルエステル96mgを得た。物性値は
実施例1と一致した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 秀樹 長野県松本市野溝木工1−2−34 キッセ イ薬品第二青友寮

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 (式中の(S)を付した炭素原子の配置はS配置を示
    す)で表されるエポキシ誘導体に塩基性物質の存在下、
    一般式 【化2】 (式中のAはニトロ基、アミノ基または保護基を有する
    アミノ基である)で表されるN−イソブチルベンゼンス
    ルホンアミド誘導体を反応させることを特徴とする、一
    般式 【化3】 (式中のAはニトロ基、アミノ基または保護基を有する
    アミノ基であり、(R)を付した炭素原子の配置はR配
    置を示し、(S)を付した炭素原子の配置はS配置を示
    す)で表されるカルバミン酸テトラヒドロフリルエステ
    ル誘導体の製造方法。
JP7314611A 1995-10-26 1995-10-26 カルバミン酸テトラヒドロフリルエステル誘導体の製造方法 Pending JPH09124630A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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