JPH09127017A - 計量機能付きx線異物検出装置及びその装置を用いた商品検査方法 - Google Patents

計量機能付きx線異物検出装置及びその装置を用いた商品検査方法

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JPH09127017A
JPH09127017A JP30845795A JP30845795A JPH09127017A JP H09127017 A JPH09127017 A JP H09127017A JP 30845795 A JP30845795 A JP 30845795A JP 30845795 A JP30845795 A JP 30845795A JP H09127017 A JPH09127017 A JP H09127017A
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article
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ray
conveyor
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JP30845795A
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English (en)
Inventor
Yuzo Okubo
勇三 大久保
Kenji Shimizu
謙次 清水
Masaru Ishinami
勝 石南
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Ishida Co Ltd
Shimadzu Mectem Inc
Original Assignee
Ishida Co Ltd
Shimadzu Mectem Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被検査物品に照射したX線の透過状態から該
物品への異物の混入の有無を検査するX線異物検出装置
に計量機能を付加することにより、該装置の商品価値の
向上や該装置を用いた商品処理ラインのコンパクト化等
を図る。 【解決手段】 被検査物品をX線シールドボックス2内
に搬入する搬入コンベア3と、該ボックス2内から検査
済みの被検査物品を搬出する搬出コンベア4とを有する
X線異物検出装置において、上記搬出コンベア4に計量
器4aを備えて、該コンベア4を被検査物品の重量を計
量することができる計量コンベアとすると共に、制御装
置11に、上記計量器4aからの信号が示す被検査物品
の重量値を記憶部11dに記憶されているデータと比較
することにより、当該物品の正量、不量を判定する重量
処理部11cを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検査物品にX線
を照射し、その透過状態から該物品に混入している異物
を検出するX線異物検出装置、特に被検査物品の計量機
能を付加した装置と、この装置を用いた商品の検査方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種の商品についての安全性に関
する要求が高まり、特に食品等の商品にあっては、その
商品中に異物が混入することを極力防止する必要があ
る。そして、このような要求に対応するものとして、例
えば特開平3−246485号公報に開示されているよ
うに、生産された商品の中に異物が混入していないかど
うかを検査するX線異物検出装置が実用化されている。
【0003】この種のX線異物検出装置は、一般に、被
検査物品をX線のシールドボックス内に搬入する搬入コ
ンベアと、該シールドボックス内から被検査物品を搬出
する搬出コンベアとを直列状に配設すると共に、シール
ドボックス内における搬入コンベアの終端部と搬出コン
ベアの始端部との間に設けられた間隙を介して、被検査
物品にX線を照射するX線照射手段と、該物品を透過し
たX線を検出するX線検出手段とを対向させて配置した
構成で、この透過X線をコンピュータで処理することに
より、上記物品中に異物が混入しているか否かを識別す
るようになっている。
【0004】そして、このX線異物検出装置によれば、
物品中に混入した鉄、ステンレス、銅等の金属類だけで
なく、石、ガラス、プラスチック等の非金属類の異物も
検出することができ、また、被検査物品もプラスチック
フィルム等で包装されたものに限らず、缶詰めやびん詰
めのような物品、さらにはプラスチックケースに入った
物品等についても、異物の混入を検出することが可能と
なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のX
線異物検出装置は、各種の商品の製造ラインにおける包
装工程の下流側等において、他の商品処理装置、例えば
商品の重量が設定重量に対して所定の許容誤差範囲内に
あるか否かを判定する重量検査装置や、商品に価格等を
印字した値付けラベルを貼り付ける値付け装置等に接続
させて配置されることが少なくない。
【0006】しかし、このように複数の装置を接続して
商品の処理ラインを構成すると、それだけラインが長く
なり、該ラインのレイアウトや据え付けスペース等の問
題が生じると共に、一つの商品についての処理時間が長
くなって、生産性が低下することになるのである。
【0007】そこで、本発明は、X線異物検出装置の構
成を活用して、該装置に上記の重量検査機能や値付け機
能等の他の機能を付加し、これにより、該装置の商品価
値の向上を図ると共に、これを備えたラインのコンパク
ト化や生産性の向上等を実現することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次のような手段を用いたことを特徴とす
る。
【0009】まず、本願の請求項1に係る発明(以下、
第1発明という)は、被検査物品にX線を照射するX線
照射手段と、被検査物品を透過したX線を検出するX線
検出手段とを有し、被検査物品に照射されたX線の透過
状態から該物品に混入した異物を検出するX線異物検出
装置において、被検査物品をX線のシールドボックス内
に搬入する搬入コンベアと、該シールドボックス内から
被検査物品を搬出する搬出コンベアとを配置すると共
に、シールドボックス内における搬入コンベアから搬出
コンベアに至るところに上記X線照射手段とX線検出手
段とを配置し、かつ、上記搬入コンベアまたは搬出コン
ベアの少なくとも一方に、当該コンベア上の物品の重量
を計量する計量手段を備えたことを特徴とする。
【0010】そして、請求項2に係る発明(以下、第2
発明という)は、上記第1発明において、計量手段から
の信号が示す被検査物品の重量と記憶手段に予め記憶さ
れたその物品についての重量検査用データとを比較し
て、被検査物品の重量の正量、不量を判定する重量検査
手段を備えたことを特徴とする。
【0011】また、請求項3に係る発明(以下、第3発
明という)は、同じく第1発明において、計量手段から
の信号が示す被検査物品の重量と記憶手段に予め記憶さ
れた値付け用データとからその物品の価格を算出する価
格算出手段と、該算出手段で算出された価格等を印字し
たラベルを発行して当該被検査物品に貼り付ける値付け
手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】一方、請求項4に係る発明(以下、第4発
明という)は、被検査物品をX線のシールドボックス内
に搬入する搬入コンベアと、該シールドボックス内から
被検査物品を搬出する搬出コンベアと、これらのコンベ
アによって搬送される被検査物品にX線を照射するX線
照射手段と、被検査物品を透過したX線を検出するX線
検出手段とを有すると共に、上記搬入コンベアまたは搬
出コンベアのいずれか一方に、当該コンベア上の物品の
重量を計量する計量手段が備えられている計量機能付き
X線異物検出装置を用いた商品検査方法に関するもの
で、上記搬入コンベアにより被検査物品をシールドボッ
クス内に搬入して、X線照射手段によりX線を照射する
と共に、X線検出手段によって該被検査物品を透過した
X線を検出することにより該被検査物品への異物の混入
の有無を判定する一方、上記計量手段により搬入コンベ
アまたは搬出コンベア上の被検査物品の重量を計量し
て、その物品についての重量検査用データと比較するこ
とにより、該被検査物品の重量の正量、不量を判定し、
異物が混入していると判定した物品及び重量が不量であ
ると判定した物品を、異物の混入がなく、かつ、重量が
正量であると判定した物品と区別して排出することを特
徴とする。
【0013】このような構成によれば、第1発明〜第3
発明のいずれによっても、搬入コンベアによってシール
ドボックス内に搬入された被検査物品にX線照射手段に
よってX線が照射されると共に、該物品を透過したX線
がX線検出手段によって検出され、その透過X線につい
ての所定の処理により被検査物品への異物の混入の有無
が検出される。そして、その被検査物品は搬出コンベア
によって上記シールドボックスから搬出されることにな
る。
【0014】その場合に、上記搬入コンベアまたは搬出
コンベアの少なくとも一方には計量手段が備えられてい
るので、上記被検査物品が当該コンベア上にあるとき
に、その重量が計量されることになる。
【0015】そして、第2発明によれば、重量検査手段
により、上記計量手段からの信号が示す被検査物品の重
量と、記憶手段に予め記憶されたその物品についての基
準重量や許容誤差範囲等の重量検査用データとが比較さ
れて、その物品の重量の正量、不量が判定されることに
なり、上記のような異物検査に加えて、当該被検査物品
についての重量検査が行われることになる。
【0016】また、第3発明によれば、価格算出手段に
より、上記計量手段からの信号が示す被検査物品の重量
と、記憶手段に予め記憶された単価や風袋重量等の値付
け用データとからその物品の価格が算出されると共に、
値付け手段により、上記算出手段で算出された価格等を
印字したラベルが発行されて、その物品に貼り付けられ
ることになり、上記の異物検査に加えて、当該被検査物
品についての値付けが行われることになる。
【0017】一方、第4発明によれば、上記のような計
量機能付きX線異物検出装置を用いて、被検査物品への
異物の混入の有無と、重量の正量、不量とが判定される
と共に、異物が混入していると判定された物品及び重量
が不量であると判定された物品が、異物の混入がなく、
かつ、重量が正量であると判定された物品と区別して排
出されることになるので、単一の装置を用いるだけで、
異物混入検査と重量検査の両者をパスした物品、即ち商
品としての出荷が可能な物品のみが所定の場所に排出さ
れることになる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0019】まず、第1実施形態について説明すると、
図1に示すように、この実施形態に係るX線異物検出装
置1は、両側に被検査物品の入口2aと出口2bとがそ
れぞれ設けられたX線シールドボックス2を有し、この
ボックス2内に搬入コンベア3と搬出コンベア4とが直
列状に配置されている。搬入コンベア3は始端部が上記
入口2aに位置し、該入口2aから被検査物品をシール
ドボックス2内に搬入すると共に、該ボックス2の中央
部で被検査物品を搬出コンベア4に受け渡す。また、搬
出コンベア4は終端部が上記出口2bに位置し、搬入コ
ンベア3から受け取った被検査物品を該出口2bに向け
て搬送する。
【0020】また、このシールドボックス2の中央部に
おける搬入コンベア3の終端部と搬出コンベア4の始端
部との間には、被検査物品の受け渡しに支障がない寸法
の間隙5が設けられていると共に、この間隙5の上方に
はX線照射器6が、下方にはX線検出器7がそれぞれ配
置され、これらが間隙5を介して上下に対向している。
【0021】ここで、X線照射器6は入力された電力に
応じた量のX線を発生するようになっている。また、X
線検出器7は、図2に示すように、多数のセンサ7a…
7aを上記間隙5に沿ってコンベア3,4の幅方向に配
設したもので、それぞれのセンサ7a…7aが入射され
たX線の量に応じた出力を発生するようになっている。
【0022】さらに、このシールドボックス2内におけ
る搬入コンベア3の上方には、該コンベア3上の被検査
物品を撮像するテレビカメラ8が設置されていると共
に、搬出コンベア4は、計量器4a上に載置された計量
コンベアとされ、該コンベア4上の被検査物品の重量が
該コンベア4自体の既知の重量と共に計量器4aに負荷
されることにより、被検査物品の重量が計量されるよう
になっている。
【0023】以上の構成に加えて、この異物検出装置1
は制御装置11と操作装置12とを有すると共に、操作
装置12には、多数のキーを配設した入力部12aと、
表示部12bとが設けられている。また、この実施形態
では、検査済みの被検査物品を正常品と異常品とに分け
て排出する振分け装置21が備えられており、この振分
け装置21におけるコンベア22の始端部がシールドボ
ックス2の出口2bで搬出コンベア4の終端部に接続さ
れ、該出口2bから搬出される被検査物品をこの振分け
装置21に導入するようになっている。
【0024】次に、図3により上記制御装置11を中心
とする異物検出装置1の制御システムを説明する。
【0025】上記制御装置11は、X線検出器7からの
信号が入力されるX線画像処理部11aと、テレビカメ
ラ8からの信号が入力される形状画像処理部11bと、
上記搬出コンベア(計量コンベア)4の計量器4aから
の信号が入力される重量処理部11cとを内蔵し、ま
た、予めX線照射量設定用及び重量検査用のデータが記
憶された記憶部11dと、上記操作装置12の入力部1
2a及び表示部12bとが外部装置として接続され、こ
れらの間で信号を入、出力しあうようになっている。
【0026】そして、上記記憶部11dには、操作装置
12の入力部12aを用いて、図4に示すような各種の
データが記憶されている。つまり、この記憶部11dに
は、各被検査物品の品目コードごとに、X線照射量設定
用データとして、X線の基準照射量X1,X2,…,X
n,…と、その物品の密度に応じた補正係数K1,K
2,…,Kn,…とが記憶されており、また、重量検査
用データとして、各品目ごとの基準重量W1,W2,
…,Wn,…と、許容誤差範囲D1,D2,…,Dn,
…とが記憶されている。
【0027】なお、上記基準照射量Xnは、各種類の物
品の厚さが基準厚さT0であるときに、これを透過して
X線検出器7によって検出された透過X線の量が画像処
理上、最も適した量となるときの照射量であり、基準厚
さT0の各品目の物品を用いて予め実験的に求めたもの
である。また、密度補正係数Knは、密度が大きな物品
の場合は、例えば厚さが2倍になったときにX線照射量
は2倍しただけでは不足し、密度が小さな物品の場合
は、厚さが2倍になったときにX線照射量も2倍にする
と多くなりすぎる場合があることに対処するためのもで
ある。
【0028】そして、記憶部11dに記憶されたこれら
のデータと上記各処理部11a,11b,11cへの入
力信号とに基づく処理結果に応じて、X線照射器6及び
振分け装置21に制御信号を出力するようになってお
り、次に、この制御の具体的動作について説明する。
【0029】まず、操作装置12の入力部12aによ
り、今回、異物の検査を行う物品の品目コードを入力す
ると共に、その物品を搬入コンベア3上に載置すれば、
制御装置11の記憶部11dから、その品目についての
X線の基準照射量Xnと密度補正係数Kn、及び基準重
量Wnと許容誤差範囲Dnとが読み出されると共に、該
物品が上記搬入コンベア3によりシールドボックス2の
入口2aから該ボックス2内に搬入されることになる。
【0030】そして、この搬入コンベア3による搬送途
中で被検査物品がテレビカメラ8によって撮像され、該
カメラ8からの信号が制御装置11の形状画像処理部1
1bで処理されて該物品の形状が認識され、その形状デ
ータの一つとして厚さTが求められると共に、この厚さ
Tと、上記の記憶部11dから読み出した当該検査物品
についてのX線の基準照射量Xn及び密度補正係数Kn
とを用いて、当該物品に照射すべきX線の照射量が設定
される。
【0031】具体的には、被検査物品の厚さTがX線の
基準照射量Xnを求めた際の基準厚さT0の何倍に相当
するかを計算し、その倍率(T/T0)を基準照射量X
nに掛けると共に、これを密度補正係数Knを用いて補
正するのであり、これにより、被検査物品の厚さや密度
に拘らず、透過X線の量が基準厚さT0のときに基準照
射量Xnで照射したときの量とほぼ一致することにな
る。
【0032】そして、制御装置11が、この照射量に対
応する電圧をX線照射器6に印加することにより、当該
被検査物品が搬入コンベア3と搬出コンベア4との間の
間隙5上を通過するときに、X線照射器6から該被検査
物品に上記照射量でX線が照射される。
【0033】また、被検査物品を透過したX線は、上記
間隙5の下方に配置されたX線検出器7によって検出さ
れることになるが、その場合に、このX線検出器7は、
コンベア3,4の幅方向に並ぶ多数のセンサ7a…7a
によって構成されているから、被検査物品が上記間隙5
を通過する間、これらのセンサ7a…7aからのデータ
を連続的に入力することにより、この被検査物品の平面
形状と相似する形状の全体についての二次元のデータが
得られることになる。そして、この二次元データをX線
画像処理部11aで処理することにより、当該被検査物
品の平面形状の全体について、透過X線の量に応じた明
暗の分布を有する画像が得られることになる。
【0034】その場合に、X線検出器7で検出される透
過X線の量は、上記のように、当該被検査物品の厚さが
基準厚さT0のときに基準照射量Xnで照射したときの
量とほぼ一致することになるが、この基準厚さT0の物
品に基準照射量Xnで照射したときの透過X線の量は、
被検査物品に異物が混入しているときに最も明瞭にこれ
を識別することができる量であるから、厚さTの当該被
検査物品に異物が混入している場合にも、透過X線の画
像処理により、これを明瞭に識別することができること
になる。
【0035】そして、制御装置11は、その画像処理の
結果を操作装置12の表示部12bに表示する一方、そ
の画像中における不自然な暗部の有無により異物が混入
しているか否かを判定し、その判定結果を制御信号とし
て振分け装置21に出力する。
【0036】以上のようにして、被検査物品についての
X線による異物混入の有無の検査が終了することにな
り、その被検査物品は搬出コンベア4によりシールドボ
ックス2内から搬出されることになるが、被検査物品が
搬出コンベア4上にあるときに、計量器4aによってそ
の重量が計量されることになる。
【0037】この計量器4aからの信号は制御装置11
の重量処理部11cに入力され、その信号が示す重量値
と記憶部11dから読み出したその物品についての基準
重量Wn及び許容誤差範囲Dnとが比較される。そし
て、該処理部11cは、上記重量値が基準重量Wnに対
する許容誤差範囲Dn内にあるか否か、即ち重量の正
量、不量を判定し、その判定結果を操作装置12の表示
部12bに表示する一方、その判定結果を制御信号とし
て振分け装置21に出力する。
【0038】そして、振分け装置21は、上記の各制御
信号を受け、搬出コンベア4から受け取った今回の被検
査物品に異物が混入しておらず、かつ、重量が正量であ
るときには、その物品を正常品として所定の場所に搬送
し、また、異物が混入しているとき、及び重量が不量で
あるときは、その物品を異常品として、所定の排出場所
に搬送する。その場合に、異物混入の異常品と重量の不
量品とを区別して排出するようにしてもよい。
【0039】次に、本発明の第2実施形態について説明
する。
【0040】図5に示すように、この実施形態に係るX
線異物検出装置51も、前記第1実施形態と同様に、両
側に被検査物品の入口52aと出口52bとがそれぞれ
設けられたX線シールドボックス52内に、搬入コンベ
ア53と搬出コンベア54とを直列状に配置すると共
に、このシールドボックス52の中央部における搬入コ
ンベア53の終端部と搬出コンベア54の始端部との間
に設けられた間隙55の上方にはX線照射器56を、下
方にはX線検出器57をそれぞれ配置した構成とされて
いる。
【0041】また、上記搬入コンベア53の上方には、
該コンベア53上の被検査物品を撮像するテレビカメラ
58が設置されていると共に、搬出コンベア54は計量
器54aを備えた計量コンベアとされており、さらに、
上記X線検出器56からの信号、テレビカメラ58から
の信号及び計量器54aからの信号がそれぞれ入力され
るX線画像処理部61a、形状画像処理部61b及び重
量処理部61cを有する制御装置61と、入力部62a
及び表示部62bを有する操作装置62とが備えられて
おり、これらの構成も前記第1実施形態と同様である。
【0042】一方、この第2実施形態においては、図6
に示すように、上記制御装置61の記憶部61dに、第
1実施形態と同様のX線照射量設定用データとしてのX
線基準照射量X1,X2,…,Xn,…、及び密度補正
係数K1,K2,…,Kn,…に加えて、値付け用デー
タとしての単価A1,A2,…,An,…、及び風袋重
量B1,B2,…,Bn,…が各品目ごとに記憶されて
いる。
【0043】また、この実施形態においては、前記第1
実施形態における振分け装置21に代えて、印字部71
aと貼付け部71bとを有するラベル貼付け装置71が
備えられ、該装置71における貼付けコンベア71cが
シールドボックス52の出口52bにおいて搬出コンベ
ア54の終端部に接続されている。
【0044】そして、上記記憶部61dに記憶されたデ
ータと制御装置61の上記各処理部61a,61b,6
1cへの入力信号とに基づく処理結果に応じて、X線照
射器56及びラベル貼付け装置71に制御信号を出力す
るようになっている。
【0045】この第2実施形態によっても、搬入コンベ
ア53によってシールドボックス52内に搬入された被
検査物品について、X線により前記第1実施形態と同様
にして異物の混入が判定される。そして、その判定結果
が操作装置62の表示部62bに表示されることになる
が、異物が混入している場合には、さらに警告音を発す
るようにしてもよい。
【0046】また、このようにして被検査物品について
の異物混入の有無の検査が終了すると、被検査物品は搬
出コンベア54によりシールドボックス52内から搬出
されることになるが、このとき、被検査物品の重量が搬
出コンベア54の計量器54aによって計量される。
【0047】この計量器54aからの信号は制御装置6
1の重量処理部61cに入力され、その信号が示す重量
値と記憶部51dから読み出したその物品についての風
袋重量Bnとから正味重量が算出されると共に、この正
味重量と同じく記憶部51dから読み出した単価Anと
から価格が算出され、その価格等を示す制御信号がラベ
ル貼付け装置71に出力される。そして、この制御信号
を受けた貼付け装置71においては、印字部71aによ
ってその価格等が印字されたラベルが発行されると共
に、当該被検査物品が上記搬出コンベア54からラベル
貼付け装置71の貼付けコンベア71cに受け渡されて
所定位置まで搬送されてきた際に、貼付け部71bによ
って上記ラベルが貼り付けられる。
【0048】なお、前述の異物混入検査により異物が混
入していると判定された被検査物品については、上記貼
付け装置71の印字部71aで、ラベルに例えば「異物
混入」と印字し、当該被検査物品が貼付けコンベア71
cに受け渡されて所定位置まで搬送されてきた際に、貼
付け部71bによって上記ラベルを貼り付けるようにし
てもよい。
【0049】また、ラベル貼付け装置71の下流側に振
分け装置を設け、異物が混入している物品を異常品とし
て所定の排出場所に搬出するようにしてもよい。
【0050】このようにして、この第2実施形態によれ
ば、X線による異物の検査と値付けとが行われることに
なる。
【0051】ところで、上記第1、第2実施形態のよう
に、被検査物品の厚さの検出にテレビカメラ5,58を
使用することにより、当該X線異物検出装置1,51に
次のような機能を付加することが可能となる。
【0052】つまり、記憶部11d,61dに、図4ま
たは図6に示すデータに加えて、図7に示すように、各
品目コードごとの形状や色彩等の品目識別データを記憶
しておくと共に、テレビカメラ8,58で撮像して形状
画像処理部11b,61bで認識された形状や色彩等
と、この品目識別データとを比較することにより、撮像
した物品の品目を識別することが可能となる。したがっ
て、この場合は、操作装置12,62の入力部12a,
62aを用いた被検査物品の品目コードの入力操作が不
要となり、作業者が被検査物品を搬入コンベア3,53
に載置するだけで、他の全ての動作が完全自動化される
ことになる。
【0053】なお、テレビカメラを用いた物品識別方法
の詳細については、本件出願人による先の特許出願(特
開平6−92338号)に記載したところである。
【0054】また、テレビカメラ5,58によって撮像
した被検査物品の形状と、その物品についての記憶され
ている形状データとを比較することにより、その物品の
欠けやへこみ等の外観上の異常を検出することも可能で
ある。さらに、図7に示すように、記憶部11d,61
dに、各品目コードごとに当該検査装置1,51の上流
側で貼り付けられるラベルの貼付け位置や大きさのデー
タを記憶しておけば、そのラベルの大きさや貼付け位置
等をテレビカメラ8,58で撮像した画像から検出し
て、記憶されているデータと比較することにより、所定
のラベルが正規の位置に正しく貼り付けられているか否
かの識別が行われることになる。
【0055】なお、被検査物品の品目の識別は、前述の
操作装置12,62の入力部12a,62aによるキー
入力操作や、テレビカメラ8,58と形状や色彩等の品
目識別データとを用いた自動識別による他、当該異物検
出装置1,51の上流側に例えば包装装置等の商品処理
装置が接続されて、これらの装置による作業と当該検査
装置1,51による作業とが連続的に行われる場合に
は、これらの上流側の装置から当該検出装置1,51に
被検査物品の品目コードを供給するようにしてもよい。
【0056】また、以上の各実施形態によれば、搬入コ
ンベア3,53の終端部と搬出コンベア4,54の始端
部との間に設けた間隙5,55を介してX線の照射、検
出を行うようにしたが、いずれかのコンベア上にある被
検査物品にX線を照射し、透過X線をそのコンベアを介
して検出することも可能である。
【0057】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、シールド
ボックス内に搬入した被検査物品にX線を照射すると共
に、その透過状態から該物品に混入した異物を検出する
X線異物検出装置において、被検査物品を上記シールド
ボックス内に搬入する搬入コンベアまたは該ボックス内
から被検査物品を搬出する搬出コンベアの少なくとも一
方に計量手段を備えたから、被検査物品についての異物
混入の検査と併せて、該物品の重量が計量されることに
なる。
【0058】したがって、この重量値を予め記憶された
その物品についての重量検査用データと比較することに
より、上記のような異物検査に加えて、当該被検査物品
についての正量、不量の重量検査が行われることにな
り、また、この重量値と予め記憶された値付け用データ
とからその物品の価格を算出して、これを印字したラベ
ルを発行することにより当該被検査物品についての値付
けを行うことが可能となる。
【0059】これにより、この種のX線異物検出装置の
商品価値が向上すると共に、異物検査と連続して重量検
査または値付け等の他の処理を行う場合に、重量検査装
置または値付け装置が不要となり、それだけ商品処理ラ
インが短縮されて、該ラインのレイアウトや据え付けス
ペース等の問題が解消され、また、一つの商品について
の処理時間が短くなって、生産性が向上することにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係るX線異物検出装
置の正面図である。
【図2】 図1のa−a矢視によるX線検出器の平面図
である。
【図3】 同検出装置の制御システム図である。
【図4】 同検出装置の記憶部に記憶されるデータの説
明図である。
【図5】 本発明の第2実施形態に係るX線異物検出装
置の制御システム図である。
【図6】 同検出装置の記憶部に記憶されるデータの説
明図である。
【図7】 第1、第2実施形態に係るX線異物検出装置
の記憶部に追加して記憶される他のデータの説明図であ
る。
【符号の説明】
1,51 X線異物検出装置 2,52 シールドボックス 3,53 搬入コンベア 4,54 搬出コンベア 4a,54a 計量手段(計量器) 6,56 X線照射手段(X線照射器) 7,57 X線検出手段(X線検出器) 11,61 重量検査手段、価格算出手段(制御装
置) 11c,61c 記憶手段(記憶部) 71 値付け手段(ラベル貼付け装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01V 5/00 G01V 5/00 A (72)発明者 石南 勝 滋賀県栗太郡栗東町下鈎959番地の1 株 式会社イシダ滋賀事業所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査物品にX線を照射するX線照射手
    段と、被検査物品を透過したX線を検出するX線検出手
    段とを有し、被検査物品に照射されたX線の透過状態か
    ら該物品に混入した異物を検出するX線異物検出装置で
    あって、被検査物品をX線のシールドボックス内に搬入
    する搬入コンベアと、該シールドボックス内から被検査
    物品を搬出する搬出コンベアとが配置されていると共
    に、シールドボックス内における搬入コンベアから搬出
    コンベアに至るところに上記X線照射手段とX線検出手
    段とが配置されており、かつ、上記搬入コンベアまたは
    搬出コンベアの少なくとも一方に、当該コンベア上の物
    品の重量を計量する計量手段が備えられていることを特
    徴とする計量機能付きX線異物検出装置。
  2. 【請求項2】 計量手段からの信号が示す被検査物品の
    重量と記憶手段に予め記憶されたその物品についての重
    量検査用データとを比較して、被検査物品の重量の正
    量、不量を判定する重量検査手段を有することを特徴と
    する請求項1に記載の計量機能付きX線異物検出装置。
  3. 【請求項3】 計量手段からの信号が示す被検査物品の
    重量と記憶手段に予め記憶された値付け用データとから
    その物品の価格を算出する価格算出手段と、該算出手段
    で算出された価格等を印字したラベルを発行して当該被
    検査物品に貼り付ける値付け手段とを有することを特徴
    とする請求項1に記載の計量機能付きX線異物検出装
    置。
  4. 【請求項4】 被検査物品をX線のシールドボックス内
    に搬入する搬入コンベアと、該シールドボックス内から
    被検査物品を搬出する搬出コンベアと、これらのコンベ
    アによって搬送される被検査物品にX線を照射するX線
    照射手段と、被検査物品を透過したX線を検出するX線
    検出手段とを有すると共に、上記搬入コンベアまたは搬
    出コンベアのいずれか一方に、当該コンベア上の物品の
    重量を計量する計量手段が備えられている計量機能付き
    X線異物検出装置を用いた商品検査方法であって、上記
    搬入コンベアにより被検査物品をシールドボックス内に
    搬入してX線照射手段によりX線を照射すると共に、X
    線検出手段によって該被検査物品を透過したX線を検出
    することにより該被検査物品への異物の混入の有無を判
    定する一方、上記計量手段により搬入コンベアまたは搬
    出コンベア上の被検査物品の重量を計量して、その物品
    についての重量検査用データと比較することにより、該
    被検査物品の重量の正量、不量を判定し、異物が混入し
    ていると判定した物品及び重量が不量であると判定した
    物品を、異物の混入がなく、かつ、重量が正量であると
    判定した物品と区別して排出することを特徴とする計量
    機能付きX線異物検出装置を用いた商品検査方法。
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