JPH09128958A - 半導体メモリ装置 - Google Patents

半導体メモリ装置

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JPH09128958A
JPH09128958A JP28518995A JP28518995A JPH09128958A JP H09128958 A JPH09128958 A JP H09128958A JP 28518995 A JP28518995 A JP 28518995A JP 28518995 A JP28518995 A JP 28518995A JP H09128958 A JPH09128958 A JP H09128958A
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JP28518995A
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Katsunori Senoo
克徳 妹尾
Kiyoshi Miura
清志 三浦
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】面積増加や制御の煩雑化を防ぎ、サイズ構成可
変のパラメトリック型RAMにも対応可能で、制御が容
易かつ正確にでき、また、書き込み動作時の消費電流を
小さくできる半導体メモリ装置を実現する。 【解決手段】制御回路1aにおいて、読み出し時には、
セルアレイ中に配置したダミーメモリセルDMCのデー
タの読み出しを検知して、イネーブル信号ENを非アク
ティブにして読み出し動作の終了制御を行い、同様に、
書き込み時にも、ダミーメモリセルDMCの出力に基づ
きイネーブル信号ENを非アクティブにして書き込み動
作の終了制御を行う。これにより、書き込み専用のパス
ル発生器を設ける必要がなく、面積増加や制御の煩雑化
を防げ、また、サイズ構成可変のパラメトリック型RA
Mでもその遅延に追従した活性化パルスを生成できるの
で、制御が容易かつ正確にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリセルが接続
されるビット線に対する充放電によりデータの読み出し
/書き込みを行うスタティックRAM(SRAM)等の
半導体メモリ装置に係り、特に、書き込み系回路の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ダミーメモリセルを利用して
読み出しデータが出力されたことを検知し、センスアン
プを活性化させたり、またはセンス完了を検知してセン
スアンプを不活性化させ、読み出し動作を終了させたり
するメモリ装置が知られている。また、書き込み動作に
関しては、内部に書き込みパスルを発生させるタイミン
グ回路を設け、一定時間後に書き込み動作を終了させる
メモリ装置や、ASIC等で広く用いられている同期型
でクロックの前半でメモリセルが接続されるビット線を
プリチャージし、後半でワード線をアクティブにして書
き込みを行うメモリ装置が知られている。
【0003】図11は、ダミーメモリセルを利用して読
み出しデータが出力されたことを検知し、読み出し動作
を終了させる回路と、内部に書き込みパスルを発生させ
るタイミング回路を持ち、一定時間後に書き込み動作を
終了させるメモリ装置の従来例の概念図である。また、
図12は、図11の装置の読み出しおよび書き込み時の
タイミングチャートである。
【0004】このメモリ装置は、行列状にメモリセル、
たとえばSRAMセルが配列され、図11に示すよう
に、同一列に属すメモリセルMC1k,MC2k,MC3k,
MC4k(図11では4行としている)が一対のビット線
BLk,BLBkに接続され、これらビット線BLk、
BLBkはnチャネルMOS(NMOS)トランジスタ
からなるカラムゲートCGk,CGBkを介してセンス
アンプSAkに接続されている。そして、通常のメモリ
セルアレイに加えて1列のダミーメモリセルDMC1,
DMC2,DMC3,DMC4が各行毎に設けられてい
る。これらダミーメモリセルDMC1,DMC2,DM
C3,DMC4は一対のダミービット線DBL,DBL
Bに接続され、これらダミービット線DBL,DBLB
はカラムゲートDCG,DCGBを介してダミー用出力
判定器および制御回路1に接続されている。そして、各
行のメモリセルおよびダミーメモリセルは共通のワード
線WL1,WL2,WL3,WL4に接続され、これら
ワード線WL1,WL2,WL3,WL4はバッファB
F1,BF2,BF3,BF4を介してロウデコーダR
DCにより駆動される。また、カラムゲートCGk,C
GBk,DCG,DCGBの各ゲート電極はカラムデコ
ーダCDCの共通の出力ラインに接続されている。
【0005】また、書き込みパルス発生器2で発生され
る書き込みイネーブル信号WENはロウデコーダRD
C、カラムデコーダCDCおよび書き込み回路3に供給
される。また、制御回路1の出力制御信号である読み出
しイネーブル信号RENはセンスアンプSAk、ロウデ
コーダRDCおよびカラムデコーダCDCに供給され
る。また、センスアンプSAkは出力回路4に接続され
ている。
【0006】このような構成において、読み出しおよび
書き込み動作の終了手順は次のように行われる。まず、
読み出し時は、図12(a)に示すように、読み出しサ
イクルの始めにハイレベルとなった読み出しイネーブル
信号RENが、セルアレイ中に配置されたダミーメモリ
セルからの読み出しデータが制御回路1で検知された結
果、ローレベルに切り替えられてセンスアンプSAk、
ロウデコーダRDCおよびカラムデコーダCDCに供給
される。これにより、センスアンプSAk、ロウデコー
ダRDCおよびカラムデコーダCDCはディセイブル状
態となり、内部読み出し動作が終了され、次サイクルの
ためのプリチャージが開始される。
【0007】書き込み時は、図12(b)に示すよう
に、書き込みパルス発生器2によりハイレベルの書き込
みイネーブル信号WENが発生され、ロウデコーダRD
C、カラムデコーダCDCおよび書き込み回路3に供給
される。これにより、書き込み回路3により書き込み動
作が行われ、その終了の制御も書き込みイネーブル信号
WENにレベルの切り替えに基づいて行われる。
【0008】図13は、同期型でクロックの前半でメモ
リセルが接続されるビット線をプリチャージし、後半で
ワード線をアクティブにして書き込みを行う従来のメモ
リ装置の回路図である。また、図14は、図13の装置
の読み出しおよび書き込み時のタイミングチャートであ
る。
【0009】この回路では、メモリセルMC1k,MC1m
等は,インバータI1,I2の入出力同士を接続したフ
リップフロップからなるSRAMセルを例に示してお
り、同一行に配置されたメモリセルMC1k,MC1mのア
クセストランジスタA1,A2のゲート電極が共通のワ
ード線WL1等に接続されている。
【0010】そして、書き込み時、ロウデコーダRDC
において、ローアドレスRADから選択すべきワード線
WLが1本選ばれる。その選択信号は所定の2入力アン
ドゲートAD1,AD2,…の一方の入力端子に供給さ
れる。そして、2入力アンドゲートAD1等の他方の入
力端子には、インバータINV1を介したクロック信号
CLKが供給される。したがって、クロック信号CLK
がローレベルのときのみ、被選択ワード線WLがハイレ
ベルになるように駆動される。ビット線対BLk,BL
Bk、BLm,BLBmは、カラムゲートCGk,CG
Bk、CGm,CGBmを介してデータ線D、DBに接
続されている。カラムゲートCGk,CGBk、CG
m,CGBmはカラムアドレスCADからカラムデコー
ダCDCにおいて、1対のみオン状態に制御され、残り
はオフ状態に制御される。
【0011】書き込みデータDinはバッファBUF2
を介してクロック信号CLKの立ち下がりのタイミング
でラッチ回路LTCにラッチされるようになっている。
そして、ラッチ回路LTCの出力データはバッファBU
F3,BUF4を介してデータ線Dに伝搬され、バッフ
ァBUF3,BUF5,INV2を介して反転用データ
線DBに伝搬される。また、PTk,PTBk、PT
m,PTBmはビット線のプリチャージ用トランジスタ
であり、ゲート電極にバッファBUF1を介したクロッ
ク信号CLKが入力されて、オン、オフ制御される。
【0012】このような構成において、書き込み時は、
図14に示すように、クロック信号CLKがハイレベル
の期間、全ワード線WLのレベルはローレベルに保持さ
れ、全ビット線BLk,BLBk、BLm,BLBmは
電源電圧VCCレベル(ハイレベル)にプリチャージされ
る。そして、クロック信号CLKがローレベルの切り換
わると、選択されたワード線(WLi )がハイレベルに
なり、選択されたカラム信号CLMがハイレベルに保持
される。このときに、ビット線BLkとBLBkは書き
込みデータDinの値に応じて、いずれかはハイレベル
のままに保持され、もう一方はローレベルの遷移し、メ
モリセルMC1k等にそのデータが書き込まれる。
【0013】選択されなかったビット線BLm ,BLB
m 等はメモリセルMC1m等のデータに応じて、メモリセ
ルを通じて、どちらか一方がローレベルに放電される。
このスピードはメモリセルの能力によるが、通常は書き
込みのスピードより遅い。この電荷の放電は書き込み動
作そのものには不要なものであり、無駄な電力消費であ
る。しかし、このプリチャージを行わないと非選択ビッ
ト線では予期しないメモリセルへの書き込みが発生する
ため、少なくとも通常はメモリセルのアクセストランジ
スタがオフなる程度の電位へのプリチャージが必要であ
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た図11のメモリ装置では、読み出し系のタイミング回
路と書き込み系のタイミング回路は、その片方もしくは
両方であるが別々に設けられていることから、チップ面
積の増加や制御の煩雑化等の無駄が生じていた。また、
構成サイズ可変のパラメトリック型では読み出し時間は
ダミーメモリセルを使ってその構成に応じてフレキシブ
ルにタイミングを発生させることができるが、書き込み
時間のタイミング生成は難しかった。
【0015】また、図13のメモリ装置の同期型プリチ
ャージ方式の書き込みでは、サイクルの後半はワード線
はずっとアクティブで、その間書き込み状態が続く。こ
れはプリチャージタイプであるため、書き込み時ビット
線の負荷はオフのためDC電流は流れないが、非選択カ
ラムのビット線ではビット線対のどちらか一方はメモリ
セルによって放電が行われる。この電流は書き込みの点
からは無駄なものである。特にサイクル時間の半分がこ
の放電時間と同等以上のとき、最大となる。
【0016】こののように、同期型SRAMでDC電流
はないものの、ビット線充放電電流がAC電流の大半で
ある。通常カラム数は2〜16程度が用いられ、そのう
ち1本のみが書き込みに使われ、残るビット線での充放
電は書き込みの観点からは無駄なものである。
【0017】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、面積増加や制御の煩雑化を防
ぎ、サイズ構成可変のパラメトリック型RAMにも対応
可能で、制御が容易かつ正確にでき、また、書き込み動
作時の消費電流を小さくできる半導体メモリ装置を提供
することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、ダミーメモリセルの出力に基づいてメ
モリ動作を制御する半導体メモリ装置であって、読み出
し時に、上記ダミーメモリセルからのデータ出力を受け
ると、読み出し動作を終了させ、かつ、書き込み時に、
上記ダミーメモリセルからのデータ出力を受けると、書
き込み動作を終了させる制御手段を有する。
【0019】また、本発明の半導体メモリ装置では、上
記制御手段は、書き込み動作を終了させ、次サイクルの
ためのビット線のプリチャージ動作を行う。
【0020】また、本発明は、同期型でクロックの前半
でメモリセルが接続されるビット線をプリチャージし、
後半でワード線をアクティブにして書き込みを行う半導
体メモリ装置であって、書き込み時間を、メモリセルが
反転するのに必要な時間より長く、1/2サイクル時間
より短い時間およびビット線が放電してしまう時間より
短い時間に設定し、その時間のみワード線をアクティブ
にする手段を有する。
【0021】また、本発明は、同期型でクロックの前半
でメモリセルが接続されるビット線をプリチャージし、
後半でワード線をアクティブにして書き込みを行う半導
体メモリ装置であって、ダミーメモリセルを備え、上記
ダミーメモリセルへの書き込み完了を検知して、ワード
線のアクティブ時間を制御する手段を有する。
【0022】本発明の半導体メモリ装置によれば、読み
出し時には、セルアレイ中に配置したダミーメモリセル
の読み出し遅延が検知され読み出し動作の終了制御が行
われる。同様に、書き込み時にも、ダミーメモリセルの
出力に基づき書き込み動作の終了制御が行われる。した
がって、書き込み専用のパスル発生器を設ける必要がな
く、面積増加や制御の煩雑化を防げ、また、サイズ構成
可変のパラメトリック型RAMでもその遅延に追従した
活性化パルスを生成できるので、制御が容易かつ正確に
できる。
【0023】また、本発明の半導体メモリ装置によれ
ば、ワード線をアクティブにする時間をメモリセル時間
より長く、1/2サイクルより短く設定される。これに
より、非選択カラムのビット線の放電量が小さくなり、
書き込み時の消費電流を小さくできる。
【0024】また、本発明の半導体メモリ装置によれ
ば、ダミーメモリセルへの書き込み完了が検知され、そ
の結果に基づきワード線のアクティブ時間が制御され
る。これにより、ワード線およびビット線遅延、あるい
はプロセスバラツキなどがあっても、メモリセルへの書
き込みを保証することができ、同時に消費電流を小さく
することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】第1実施形態 図1は、本発明に係る半導体メモリ装置の第1の実施形
態を示すブロック図である。本装置は、ダミーメモリセ
ルを利用して読み出しデータが出力されたことを検知
し、メモリ動作を制御する半導体メモリ装置において、
ダミーメモリセルからの読み出しデータ出力検知による
制御信号を読み出しだけでなく、書き込み動作の制御に
も利用するような構成となっている。
【0026】図1においては、従来例を示す図12と同
一構成部分は同一符号をもって表している。すなわち、
このメモリ装置は、行列状にメモリセル、たとえばSR
AMセルが配列され、同一列に属すメモリセルMC1k,
MC2k,MC3k,MC4k(図1では4行)が一対のビッ
ト線BLk,BLBkに接続され、これらビット線BL
k、BLBkはnチャネルMOS(NMOS)トランジ
スタからなるカラムゲートCGk,CGBkを介してセ
ンスアンプSAkに接続されている。そして、通常のメ
モリセルアレイに加えて1列のダミーメモリセルDMC
1,DMC2,DMC3,DMC4が各行毎に設けられ
ている。これらダミーメモリセルDMC1,DMC2,
DMC3,DMC4は一対のダミービット線DBL,D
BLBに接続され、これらダミービット線DBL,DB
LBはカラムゲートDCG,DCGBを介してダミー用
出力判定器および制御回路(以下、制御回路という)1
aに接続されている。そして、各行のメモリセルおよび
ダミーメモリセルは共通のワード線WL1,WL2,W
L3,WL4に接続され、これらワード線WL1,WL
2,WL3,WL4はバッファBF1,BF2,BF
3,BF4を介してロウデコーダRDCにより駆動され
る。また、カラムゲートCGk,CGBk,DCG,D
CGBの各ゲート電極はカラムデコーダCDCの共通の
出力ラインに接続されている。
【0027】制御回路1aは、読み出し時および書き込
み時に、アクセスが開始されると、イネーブル信号EN
をハイレベルでセンスアンプSAk、ロウデコーダRD
C、カラムデコーダCDCおよび書き込み回路3に供給
し、これら回路をアクティブ状態とし、ダミーメモリセ
ルが読み出されダミービット線DBL,DBLBに現れ
た信号を受けると、イネーブル信号ENをローレベルに
切り換えてセンスアンプSAk、ロウデコーダRDC、
カラムデコーダCDC、書き込み回路3を非アクティブ
状態に制御する。
【0028】次に、上記構成による動作を、図2のタイ
ミングチャートを参照しつつ説明する。読み出し時は、
クロックが変わるかアドレスが変わりアクセスが開始さ
れると、図2(a)に示すように、制御回路1aからハ
イレベルのイネーブル信号ENがセンスアンプSAk、
ロウデコーダRDCおよびカラムデコーダCDCに供給
される。これにより、センスアンプSAk、ロウデコー
ダRDCおよびカラムデコーダCDCはアクティブ状態
に制御される。そして、ロウデコーダRDCにおいて、
ローアドレスRADから選択すべきワード線WLが1本
選ばれ、被選択ワード線WLがハイレベルになるように
駆動される。同時に、カラムデコーダCDCにおいて、
カラムアドレスに基づきカラムゲートCGk,CGB
k、DCG,DCGBが導通状態に制御される。これに
より、アドレス指定されたメモリセル、たとえばMC1k
に記憶されているデータに応じたレベルの信号がビット
線BLk,BLBkに現れ、この信号がセンスアンプS
Akで増幅されて出力回路4から出力データDout とし
て出力される。
【0029】また、ワード線WLが駆動されると、所定
のダミーメモリセルのデータがダミービット線DBL/
DBLBに信号として現れ、制御回路1aに入力され
る。制御回路1aでは、ダミービット線DBL/DBL
Bの信号入力に基づき、データが出力されたことが検知
され、その結果、イネーブル信号ENがハイレベルから
ローレベルに切り換えられる。これに伴い、センスアン
プSAk、ロウデコーダRDCおよびカラムデコーダC
DCが非アクティブ状態に制御されて、内部の読み出し
動作が終了し、次のサイクルのためにプリチャージ動作
に入る。
【0030】書き込み時は、図2(b)に示すように、
読み出しと同様の機構によりアクセス開始時にイネーブ
ル信号ENがハイレベルに設定されて、書き込み回路
3、センスアンプSAk、ロウデコーダRDCおよびカ
ラムデコーダCDCはアクティブ状態に制御される。そ
して、ロウデコーダRDCにおいて、ローアドレスRA
Dから選択すべきワード線WLが1本選ばれ、被選択ワ
ード線WLがハイレベルになるように駆動される。同時
に、カラムデコーダCDCにおいて、カラムアドレスに
基づきカラムゲートCGk,CGBk、DCG,DCG
Bが導通状態に制御される。これにより、アドレス指定
されたメモリセルに対して、書き込み回路3により書き
込みデータDinがビット線BLk,BLBkに伝搬さ
れ、アドレス信号のメモリセルに書き込まれる。
【0031】また、ワード線WLが駆動されると、所定
のダミーメモリセルのデータがダミービット線DBL/
DBLBに信号として現れ、制御回路1aに入力され
る。制御回路1aでは、ダミービット線DBL/DBL
Bの信号入力に基づき、データが出力されたことが検知
され、その結果、イネーブル信号ENがハイレベルから
ローレベルに切り換えられる。これに伴い、書き込み回
路3、センスアンプSAk、ロウデコーダRDCおよび
カラムデコーダCDCが非アクティブ状態に制御され
て、内部の書き込み動作が終了し、上述した読み出し動
作と同様に、次のサイクルのためにプリチャージ動作に
入る。
【0032】なお、ダミーメモリセルの読み出し遅延で
書き込みタイミングを制御できる理由は、書き込み時間
より読み出し時間の方が長いからである。読み出しはメ
モリセルの小さなトランジスタよりビット線が放電され
る動作となるが、書き込みは大きなサイズのトランジス
タ(ライトバッファ)により同じビット線が放電される
動作となるからである。
【0033】以上説明したように、本第1の実施形態に
よれば、セルアレイ中に配置したダミーメモリセルの読
み出し遅延を検知して読み出し制御だけでなく、書き込
み動作の制御も行うようにしたので、書き込み専用のパ
スル発生器を設ける必要がなく、面積増加や制御の煩雑
化を防げる。また、サイズ構成可変のパラメトリック型
RAMでもその遅延に追従した活性化パルスを生成でき
るので、制御が容易かつ正確にできる。
【0034】第2実施形態 図3は、本発明に係る半導体メモリ装置の第2の実施形
態を示す回路図である。図3の装置は、図1に示す概念
的なメモリ装置の具体的な回路例を示すものであって、
アドレス入力にフリップフロップを持った同期型メモリ
装置である。
【0035】この装置では、通常のメモリセルMCk
は、TFT負荷型のCMOSインバータI1,I2の入
出力同士を交差結合したSRAMセルにより構成され、
その結合ノードがアクセストランジスタA1,A2を介
してビット線BLk,BLBkにそれぞれ接続されてい
る。また、ダミーメモリセルDMCは、ダミービット線
DBLと接地ラインとの間に直列に接続されたNMOS
トランジスタDT1,DT2、およびダミービット線D
BLBと電源電圧VCCの供給ラインとの間に接続された
NMOSトランジスタDT3により構成されている。そ
して、NMOSトランジスタDT1,DT3のゲートが
ワード線WLに接続され、NMOSトランジスタDT2
のゲートが電源電圧VCCの供給ラインに接続されてい
る。
【0036】ビット線対BLk,BLBk間には、pチ
ャネルMOS(PMOS)トランジスタからなるイコラ
イズ用トランジスタE1が接続されている。さらに、P
MOSトランジスタからなプリチャージ/プルアップ用
トランジスタP1が電源電圧VCCの供給ラインとビット
線BLkとの間に接続され、プリチャージ/プルアップ
用トランジスタP2が電源電圧VCCの供給ラインとビッ
ト線BLBkとの間に接続されている。そして、トラン
ジスタE1,P1,P2のゲート電極は、カラムゲート
CGk,CGBkのゲート電極と同様に、カラムデコー
ダCDCのカラム選択信号COLの出力ラインに接続さ
れている。
【0037】同様に、ダミービット線対DBL,DBL
B間には、PMOSトランジスタからなるイコライズ用
トランジスタDE1が接続されている。さらに、PMO
Sトランジスタからなプリチャージ/プルアップ用トラ
ンジスタDP1が電源電圧V CCの供給ラインとビット線
DBLとの間に接続され、プリチャージ/プルアップ用
トランジスタDP2が電源電圧VCCの供給ラインとビッ
ト線DBLBとの間に接続されている。そして、トラン
ジスタDE1,DP1,DP2のゲート電極は、カラム
ゲートDCG,DCGBのゲート電極と同様に、カラム
デコーダCDCのカラム選択信号COLの出力ラインに
接続されている。
【0038】センスアンプSAkは、PMOSトランジ
スタPS1,PS2,PS3、およびインバータINV
S1により構成されている。PMOSトランジスタPS
1がビット線対BLk,BLBk間に接続され、PMO
SトランジスタPS2が電源電圧VCCの供給ラインとビ
ット線BLkとの間に接続され、PMOSトランジスタ
PS3が電源電圧VCCの供給ラインとビット線BLBk
との間に接続されている。そして、トランジスタPS1
〜PS3のゲート電極は、カラムゲートCGk,CGB
kのゲート電極と同様に、カラムデコーダCDCのカラ
ム選択信号COLの出力ラインに接続されている。そし
て、インバータINVS1の入力がビット線BLkに接
続されている。
【0039】制御回路1aは、PMOSトランジスタP
D1,PD2,PD3、インバータINVD1、および
RS型フリップフロップFFD1により構成されてい
る。PMOSトランジスタPD1がダミービット線対D
BL,DBLB間に接続され、PMOSトランジスタP
D2が電源電圧VCCの供給ラインとダミービット線DB
Lとの間に接続され、PMOSトランジスタPD3が電
源電圧VCCの供給ラインとダミービット線DBLBとの
間に接続されている。そして、トランジスタPD1〜P
D3のゲート電極は、カラムゲートDCG,DCGBの
ゲート電極と同様に、カラムデコーダCDCのカラム選
択信号COLの出力ラインに接続されている。そして、
インバータINVS1の入力がダミービット線DBLに
接続され,出力がフリップフロップFFD1のリセット
端子Rに接続されている。フリップフロップFFD1の
セット端子Sがクロック信号CLKの入力ラインに接続
され、出力端子Qからイネーブル信号ENを、書き込み
回路3、ゲート回路5、ロウデコーダRDC、およびカ
ラムデコーダCDCに出力する。
【0040】書き込み回路3は、ディレイ回路DL3
1,3入力アンドゲートAD31、インバータINV3
1,INV32,INV33、およびバッファBUF3
1により構成されている。ディレイ回路DL31は、そ
の入力がイネーブル信号ENの供給ラインに接続され、
イネーブル信号ENを所定時間遅延させて3入力アンド
ゲート31の一入力に入力させる。3入力アンドゲート
AD31の他の2入力端子は、イネーブル信号ENの供
給ラインおよび、書き込みイネーブル信号WENをクロ
ック信号CLKに同期してラッチしたフリップフロップ
7の出力端子Qに接続されている。アンドゲートAD3
1の出力はバッファBUF31およびインバータINV
33の正側制御端子に接続されるとともに、インバータ
INV32を介して負側制御端子に接続されている。そ
して、バッファBUF31およびインバータINV33
の入力は書き込みデータDinの入力ラインに接続さ
れ、バッファBUF31の出力がビット線BLkに接続
され、インバータINV33の出力がビット線BLBk
に接続されている。また、インバータINV32の入力
はフリップフロップ7の出力端子Qに接続され、出力が
ゲート回路5に接続されている。
【0041】ゲート回路5は、転送ゲートTG51、2
入力アンドゲートAD51、およびインバータINV5
1により構成されている。転送ゲートTG51の一方の
入出力端子がセンスアンプSAkのインバータINVS
1の出力に接続され、他方の入出力端子が出力回路4に
接続されている。そして、2入力アンドゲートAD51
の一方の入力端子が書き込み回路3のインバータINV
32の出力に接続され、他方の入力端子がイネーブル信
号ENの供給ラインに接続されている。アンドゲートA
D51の出力は転送ゲートTG51を構成するNMOS
トランジスタのゲート電極に接続されているとともに、
インバータINV51を介して転送ゲートTG51を構
成するPMOSトランジスタのゲート電極に接続されて
いる。
【0042】アドレスバッファ6は、クロック信号CL
Kに同期してアドレスADRをラッチするフリップフロ
ップFF61,FF62、およびインバータINV6
1,INV62により構成されている。フリップフロッ
プFF61の出力端子QがインバータINV61の入力
に接続され、フリップフロップFF62の出力端子Qが
インバータINV62の入力に接続されている。
【0043】ロウデコーダRDCは、ロウアドレスデコ
ード線RAD1〜4、および複数の3入力アンドゲート
ADR1,ADR2,…により構成されている。ロウア
ドレスデコード線RAD1はアドレスバッファ6のフリ
ップフロップFF61の出力に接続され、ロウアドレス
デコード線RAD2はインバータINV61の出力に接
続され、ロウアドレスデコード線RAD3はアドレスバ
ッファ6のフリップフロップFF63の出力に接続さ
れ、ロウアドレスデコード線RAD4はインバータIN
V62の出力に接続されている。アンドゲートADR1
の入力端子はアドレスデコード線RAD1、RAD3お
よびイネーブル信号ENの供給ラインに接続され、アン
ドゲートADR2の入力端子はアドレスデコード線RA
D2、RAD3およびイネーブル信号ENの供給ライン
に接続されている。
【0044】カラムデコーダCDCは、2入力アンドゲ
ートADC、およびバッファBUFCにより構成されて
いる。2入力アンドゲートADCの一方の入力端子はイ
ネーブル信号ENの供給ラインに接続され、他方の入力
端子がバッファBUFCを介してクロック信号CLKの
入力ラインに接続されている。そして、アンドゲートA
DCの出力がカラム選択信号COLの供給ラインとして
カラムゲートCGk,CGBk、DCG,DCGBのゲ
ート電極に接続されている。
【0045】次に、図3の装置の動作を、図4および図
5のタイミングチャートを参照しつつ説明する。読み出
し時は、図4に示すように、クロック信号CLKがハイ
レベルに立ち上がるとダミー用制御回路1のフリップフ
ロップFFD1がセットされ、イネーブル信号ENがハ
イレベルで書き込み回路3、ゲート回路5、ロウデコー
ダRDC、およびカラムデコーダCDCに出力される。
このとき、書き込みイネーブル信号ENはローレベルで
あるから書き込み回路3のアンドゲートAD31の出力
はローレベルに保持され、バッファBU31およびイン
バータINV33は非導通状態に保持される。そして、
インバータINV32の出力はハイレベルになることか
ら、ゲート回路5のアンドゲートAD5の出力はハイレ
ベルに保持され、転送ゲートTG51は導通状態の保持
され、センサアンプSAkと出力回路4との信号転送路
が確立される。
【0046】この状態で、ロウデコーダRDCにおい
て、ローアドレスRADから選択すべきワード線WLが
1本選ばれ、被選択ワード線WLがハイレベルになるよ
うに駆動される。同時に、カラムデコーダCDCにおい
て、クロック信号CLKの入力に基づき、カラム選択信
号COLがハイレベルになり、カラムゲートCGk,C
GBk、DCG,DCGBが導通状態に制御される。こ
れにより、アドレス指定されたメモリセル、たとえばM
C1kに記憶されているデータに応じたレベルの信号がビ
ット線BLk,BLBkに現れ、この信号がセンスアン
プSAkで増幅されて出力回路4から出力データDout
として出力される。
【0047】また、ワード線WLが駆動されると、所定
のダミーメモリセルのデータがダミービット線DBL/
DBLBに信号として現れ、制御回路1aに入力され
る。ここで、ダミーメモリセルDMCは,ローレベルの
データが出力されるようになっている。そのため、ダミ
ーデータが読み出されると、制御回路1aのインバータ
INVD1の出力信号DSはハイレベルに遷移し、その
結果、フリップフロップFFD1はリセットされ、イネ
ーブル信号ENがローレベルに切り換わる。これによ
り、ロウデコーダRDCのアンドゲートADR1,AD
R2,…、カラムデコーダCDCのアンドゲートAD
C、およびゲート回路5のアンドゲートAD51がオフ
状態となり内部の読み出し動作が終了し、次のサイクル
のためにプリチャージ動作に入る。
【0048】書き込み時は、図5に示すように、読み出
しと同様の機構によりクロック信号CLKが立ち上がる
とダミー用制御回路1のフリップフロップFFD1がセ
ットされ、イネーブル信号ENがハイレベルで書き込み
回路3、ゲート回路5、ロウデコーダRDC、およびカ
ラムデコーダCDCに出力される。このとき、書き込み
イネーブル信号ENはハイレベルであるから書き込み回
路3のアンドゲートAD31の出力はハイレベルに保持
され、バッファBU31およびインバータINV33は
導通状態に保持される。これにより、書き込みデータD
inがビット線BLk,BLBkに伝搬される。そし
て、インバータINV32の出力はローレベルになるこ
とから、ゲート回路5のアンドゲートAD5の出力はロ
ーレベルに保持され、転送ゲートTG51は非導通状態
の保持され、センサアンプSAkと出力回路4との信号
転送路は確立されない。
【0049】この状態で、ロウデコーダRDCにおい
て、ローアドレスRADから選択すべきワード線WLが
1本選ばれ、被選択ワード線WLがハイレベルになるよ
うに駆動される。同時に、カラムデコーダCDCにおい
て、クロック信号CLKの入力に基づきカラム選択信号
COLがハイレベルになり、カラムゲートCGk,CG
Bk、DCG,DCGBが導通状態に制御される。これ
により、アドレス指定されたメモリセルに対して、書き
込み回路3により書き込みデータDinがビット線BL
k,BLBkに伝搬され、アドレス信号のメモリセルに
書き込まれる。
【0050】また、ワード線WLが駆動されると、所定
のダミーメモリセルのデータがダミービット線DBL/
DBLBに信号として現れ、制御回路1aに入力され
る。ダミーデータが読み出されると、制御回路1aのイ
ンバータINVD1の出力信号DSはハイレベルに遷移
し、その結果、フリップフロップFFD1はリセットさ
れ、イネーブル信号ENがローレベルに切り換わる。こ
れにより、ロウデコーダRDCのアンドゲートADR
1,ADR2,…、カラムデコーダCDCのアンドゲー
トADC、および書き込み回路5のアンドゲートAD3
1がオフ状態となり内部の書き込み動作が終了し、次の
サイクルのためにプリチャージ動作に入る。
【0051】ここで、前述したように読み出し遅延より
書き込み遅延の方が短いため、このようにダミーメモリ
セルの読み出し遅延を利用してセルフタイム回路を構成
してもマージンが増えるだけで動作には影響ない。
【0052】実際のセルアレイ中のダミーメモリセルを
使っているため、サイズ可変のパラメトリック型RAM
でもそのサイズにあった遅延を再現できる。また、ダミ
ーメモリセルはセルアレイ中のロウデコーダから一番遠
い位置に配置して最悪のアクセスがエミュレート可能な
ようにすることが望ましい。
【0053】本第2の実施形態においても、上述した第
1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0054】第3実施形態 図6は、同期型でクロックの前半でメモリセルが接続さ
れるビット線をプリチャージし、後半でワード線をアク
ティブにして書き込みを行うメモリ装置の回路図でっ
て、従来例を示す図13と同一構成部分は同一符号をも
って表している。すなわち、この回路では、メモリセル
MC1k,MC1m等は,インバータI1,I2の入出力同
士を接続したフリップフロップからなるSRAMセルを
例に示しており、同一行に配置されたメモリセルメモリ
セルMC1k,MC1mのアクセストランジスタA1,A2
のゲート電極が共通のワード線WL1等に接続されてい
る。
【0055】そして、書き込み時、ロウデコーダRDC
において、ローアドレスRADから選択すべきワード線
WLが1本選ばれる。その選択信号は所定の2入力アン
ドゲートAD1,AD2,…の一方の入力端子に供給さ
れる。そして、2入力アンドゲートAD1等の他方の入
力端子には、クロック信号CLKに基づくタイミング調
整回路10の出力信号S10が供給される。そして、被
選択ワード線WLの駆動をクロック信号CLKの立ち下
がりから幅Dのパルスで行う。この幅はメモリセルへの
書き込みが完了するためには十分長く、使用される最小
サイクルの1/2より短い時間およびビット線が放電し
てしまう時間より短い時間に設定なるように調整され、
設定される。
【0056】また、ビット線対BLk,BLBk、BL
m,BLBmは、カラムゲートCGk,CGBk、CG
m,CGBmを介してデータ線D、DBに接続されてい
る。カラムゲートCGk,CGBk、CGm,CGBm
はカラムアドレスCADからカラムデコーダCDCにお
いて、1対のみオン状態に制御され、残りはオフ状態に
制御される。書き込みデータDinはバッファBUF2
を介してクロック信号CLKの立ち下がりのタイミング
でラッチ回路LTCにラッチされるようになっている。
そして、ラッチ回路LTCの出力データはバッファBU
F3,BUF4を介してデータ線Dに伝搬され、バッフ
ァBUF3,BUF5,INV2を介して反転用データ
線DBに伝搬される。また、PTk,PTBk、PT
m,PTBmはビット線のプリチャージ用トランジスタ
であり、ゲート電極にバッファBUF1を介したクロッ
ク信号CLKが入力されて、オン、オフ制御される。
【0057】図7は、タイミング調整回路10の構成例
を示す回路図である。このタイミング調整回路10は、
遅延回路101,インバータ102,103、およびノ
アゲート104により構成されている。遅延回路101
とインバータ102が直列に接続され、遅延回路101
の入力がクロック信CLKの入力ラインに接続され、イ
ンバータ102の出力がノアゲート104の一方の入力
端子に接続され、ノアゲート104の他方の入力端子が
クロック信号の入力ラインに接続されている。そして、
ノアゲート104の出力がインバータ103の入力に接
続されている。ここで、遅延回路10の遅延時間は、上
述したように、ワード線をアクティブにする期間を書き
込みに必要な時間(tw)より短くし、1/2サイクル
時間より短くなるように設定される。
【0058】次に、上記構成による書き込み動作を、図
8のタイミングチャートを参照しつつ説明する。このよ
うな構成において、書き込み時は、図14に示すよう
に、クロック信号CLKがハイレベルの期間、全ワード
線WLのレベルはローレベルに保持され、全ビット線B
Lk,BLBk、BLm,BLBmは電源電圧VCCレベ
ル(ハイレベル)にプリチャージされる。そして、クロ
ック信号CLKがローレベルに切り換わると、タイミン
グ調整回路10においてクロック信号CLKに基づきワ
ード線駆動時間が調整され、信号S10に基づき、被選
択ワード線WLがクロック信号CLKの立ち下がりから
幅Dのパルスで駆動される。
【0059】このとき、選択されたワード線(WLi
がハイレベルになり、選択されたカラム信号CLMがハ
イレベルに保持される。このときに、ビット線BLkと
BLBkは書き込みデータDinの値に応じて、いずれ
かはハイレベルのままに保持され、もう一方はローレベ
ルの遷移し、メモリセルMC1k等にそのデータが書き込
まれる。
【0060】選択されなかった非選択ビット線BLm
BLBm 等の波形は、図8に示すようになる。すなわ
ち、ワード線WLが遅延Dのあとローレベルになる非選
択ビット線は、フローティングとなり、放電が止まり、
ビット線振幅ΔVが小さくなり、消費電流が抑えられ
る。なお、図8中、破線で示す波形は図13の従来装置
の場合を示している。セルMC1m等のデータに応じて、
メモリセルを通じて、どちらか一方がローレベルに放電
される。
【0061】以上説明したように、本第3の実施形態に
よれば、同期型SRAMにおいて、ワード線をアクティ
ブにする時間をメモリセル時間より長く、1/2サイク
ルより短くするようにしたので、非選択カラムのビット
線の放電量を小さくし、書き込み時の消費電流を小さく
することが可能になる。
【0062】第4実施形態 図9は、本発明に係る半導体メモリ装置の第4の実施形
態を示す回路図である。本装置は、図13に示す回路
に、ダミーワード線DWL、ダミービット線DBL,D
BLB、ダミーメモリセルDMCMを設け、ダミーメモ
リセルDMCMへに書き込み完了を検知して、ワード線
WL1等のアクティブ時間を制御するように構成されて
いる。なお、図9においては、通常のメモリセル等は簡
単化のため省略し、要部のみを示している。
【0063】ダミーメモリセルDMCMは、通常のメモ
リセルと同様に、インバータI11,I12の入出力同
士を接続したフリップフロップからなるSRAMセルで
あり、アクセストランジスタA11,A12のゲート電
極がダミーワード線DWLに接続されている。そして、
このセルのノードは、そのレベルがインバータINV1
3,INV14により外部に取り出せるようになってい
る。また、ダミーメモリセルDMCMは、NMOSトラ
ンジスタNT11とインバータINV14を介したクロ
ック信号CLKによりリセットがかけられるように構成
されている。また、NMOSトランジスタNT12は、
対称性を保証するためのダミートランジスタである。
【0064】また、ダミービット線DBL,DBLBに
はカラムゲートCGM,CGBMが接続され、カラムゲ
ートCGMはバッファBUF11を介して電源電圧VCC
の供給ラインに接続され、カラムゲートCGBMはイン
バータINV16を介して電源電圧VCCの供給ラインに
接続されている。カラムゲートCGM,CGBMのゲー
ト電極が2入力アンドゲートAD12の出力に接続され
ている。2入力アンドゲートAD12の一方の入力端子
は電源電圧VCCの供給ラインに接続され、他方の入力端
子がクロック信号CLKの入力端子に接続されている。
【0065】そして、インバータINV14の出力がイ
ンバータINV17を介して、ダミーワード線DWL駆
動用のアンドゲートAD12および通常のワード線WL
駆動用のアンドゲートAD1,…の一入力端子に接続さ
れている。すなわち、ダミーメモリセルDMCMのトラ
ンジスタのダミートランジスタNT12が接続されたノ
ードから取り出し信号がWMASKとしてワード線のア
クティブ時間を制御できるように構成されている。
【0066】次に、図9の装置の書き込み時の動作を、
図10のタイミングチャートを参照しつつ説明する。図
10に示すように、クロック信号CLKがローレベルに
切り換わると、ダミーメモリセルDMCMがリセットさ
れ、信号WMASKがハイレベルとなり、被選択ワード
線WLがアクティブのハイレベルになると同時に、ダミ
ーワード線DWLもハイレベルになる。このとき、カラ
ムゲートCGM,CGBMが導通状態になり、その結
果、ダミービット線DBLはハイレベルに、ダミービッ
ト線DBLBはローレベルにドライブされる。これによ
り、ダミーメモリセルDMCMのアクセストランジスタ
A11を介してデータ「1」が書き込まれて、書き込み
が完了し、書き込みが完了すると信号WMASKがロー
レベルとなり、被選択ワード線WLが非アクティブのロ
ーレベルになると同時に、ダミーワード線DWLもロー
レベルになる。
【0067】この場合、ダミーメモリセルDMCMのノ
ードは、通常のメモリセルよりトランジスタNT11,
NT12、インバータ13,INV14が接続されてい
ることから負荷が大きく、書き込み時間は通常のメモリ
セルより大きくなり、確実に書き込み時間twがワード
線遅延やビット線遅延があっても保証されることにな
る。このことは、メモリアレイ構成を変えることが必要
となるパラメトリックSRAMモジュールやプロセス等
のバラツキにより書き込み時間twが変化する場合に有
利である。
【0068】以上説明したように、本第4の実施形態に
よれば、書き込み制御をダミーワード線、ダミービット
線、ダミーメモリセルを用いるようにしたので、ワード
線およびビット線遅延、あるいはプロセスバラツキなど
があっても、メモリセルへの書き込みを保証することが
でき、同時に消費電流を小さくすることが可能になる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
書き込み専用のパスル発生器を設ける必要がないので、
面積増加や制御の煩雑化を防げる。また、サイズ構成可
変のパラメトリック型RAMでもその遅延に追従した活
性化パルスを生成できるので、制御が容易かつ正確にで
きる。
【0070】また、同期型メモリ装置において、ワード
線をアクティブにする時間をメモリセル時間より長く、
1/2サイクルより短くすることで、非選択カラムのビ
ット線の放電量を小さくし、書き込み時の消費電流を小
さくすることが可能になる。ダミーメモリセルを用いる
ことにより、ワード線およびビット線遅延、あるいはプ
ロセスバラツキなどがあっても、メモリセルへの書き込
みを保証することができ、同時に消費電流を小さくする
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体メモリ装置の第1の実施形
態を示すブロック図である。
【図2】図1の装置のタイミングチャートである。
【図3】本発明に係る半導体メモリ装置の第2の実施形
態を示すブロック図である。
【図4】図3の装置の読み出し時のタイミングチャート
である。
【図5】図3の装置の書き込み時のタイミングチャート
である。
【図6】本発明に係る半導体メモリ装置の第3の実施形
態を示す回路図である。
【図7】図6の装置のタイミング調整回路の具体例を示
す回路図である。
【図8】図6の装置の書き込み時のタイミングチャート
である。
【図9】本発明に係る半導体メモリ装置の第4の実施形
態を示す回路図である。
【図10】図9の装置の書き込み時のタイミングチャー
トである。
【図11】ダミーメモリセルを利用して読み出しデータ
が出力されたことを検知し、読み出し動作を終了させる
回路と、内部に書き込みパスルを発生させるタイミング
回路を持ち、一定時間後に書き込み動作を終了させるメ
モリ装置の従来例の概念図である。
【図12】図11の装置の読み出しおよび書き込み時の
タイミングチャートである。
【図13】同期型でクロックの前半でメモリセルが接続
されるビット線をプリチャージし、後半でワード線をア
クティブにして書き込みを行う従来のメモリ装置の回路
図である。
【図14】図13の装置の書き込み時のタイミングチャ
ートである。
【符号の説明】
RDC…ロウデコーダ CDC…カラムデコーダ WL1〜WL4…ワード線 DWL…ダミーワード線 BLk,BLBk、BLm,BLBm…ビット線 DBL,DBLB…ダミービット線 MC1k〜MC4k…メモリセル DMC1〜DMC4,DMCM…ダミーメモリセル SAk…センスアンプ 1a…ダミー用判定器および制御回路 3…書き込み回路 4…出力回路 5…ゲート回路 6…アドレスバッファ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダミーメモリセルの出力に基づいてメモ
    リ動作を制御する半導体メモリ装置であって、 読み出し時に、上記ダミーメモリセルからのデータ出力
    を受けると、読み出し動作を終了させ、かつ、書き込み
    時に、上記ダミーメモリセルからのデータ出力を受ける
    と、書き込み動作を終了させる制御手段を有する半導体
    メモリ装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、書き込み動作を終了さ
    せ、次サイクルのためのビット線のプリチャージ動作を
    行う請求項1記載の半導体メモリ装置。
  3. 【請求項3】 クロックの前半でメモリセルが接続され
    るビット線をプリチャージし、後半でワード線をアクテ
    ィブにして書き込みを行う半導体メモリ装置であって、 書き込み時間を、メモリセルが反転するのに必要な時間
    より長く、1/2サイクル時間より短い時間に設定し、
    その時間のみワード線をアクティブにする手段を有する
    半導体メモリ装置。
  4. 【請求項4】 クロックの前半でメモリセルが接続され
    るビット線をプリチャージし、後半でワード線をアクテ
    ィブにして書き込みを行う半導体メモリ装置であって、 ダミーメモリセルを備え、 上記ダミーメモリセルへの書き込み完了を検知して、ワ
    ード線のアクティブ時間を制御する手段半導体メモリ装
    置。
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