JPH09128971A - 複数ポートメモリ - Google Patents
複数ポートメモリInfo
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- JPH09128971A JPH09128971A JP7285813A JP28581395A JPH09128971A JP H09128971 A JPH09128971 A JP H09128971A JP 7285813 A JP7285813 A JP 7285813A JP 28581395 A JP28581395 A JP 28581395A JP H09128971 A JPH09128971 A JP H09128971A
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Abstract
でき、1ポートSRAMのアクセス時間程度の待ち時間
でレジスタにデータを転送できる複数ポートメモリを提
供すること。 【解決手段】 2ポートメモリを、2つの入力ポート(6
0,61)と2つの出力ポート(73,74)および1ポートSRA
M回路(406)で構成し、レジスタファイルへデータを転
送する出力ポートは出力ポート(73)に限定し、出力ポー
ト(74)はレジスタファイルへデータを転送しない出力専
用のポートとする。1ポートSRAM回路への2回のア
クセスをパイプライン動作させて、2つの入力ポート(6
0,61)の受け付けたアクセスのうち、レジスタファイル
へデータを転送する必要があるアクセスを最初に実行
し、レジスタファイルへデータを転送する必要がないア
クセスを最初のアクセスから1/2サイクル遅らせて開始
する。
Description
な複数ポートメモリに関し、特に小さな占有面積で大き
なスループットを実現でき、SRAMのアクセス時間程
度の待ち時間でレジスタファイルに読み出しデータを転
送可能な複数ポートメモリに関する。
分野においては、スーパスケーラなどの並列処理技術の
導入や加工技術の微細化および回路的な工夫などにより
処理速度などの性能向上が試みられている。そして、既
に4命令以上の複数命令を同時発行できるマイクロプロ
セッサが発表されており、性能向上の手法としてスーパ
スケーラ方式、VLIW(Very Long Instruction
Word)方式などの細粒度並列処理技術は今後重要な地
位を占めると予想される。また、デバイスの微細化や回
路的な工夫により動作周波数および集積度の向上も進め
られており、既に動作周波数が200MHzから300
MHzに達するCMOSマイクロプロセッサが発表され
ている。これらの高性能マイクロプロセッサの最大性能
を引き出すためには、演算速度に見合った命令およびデ
ータのメモリバンド幅を確保する必要があり、キャッシ
ュメモリシステムによって如何に実効のメモリバンド幅
を大きくできるかが、マイクロプロセッサの実効性能向
上の鍵となっている。このようなキャッシュメモリシス
テムの高性能化の要求に応える一つの方法として、メモ
リ回路の高速化を図ることが挙げられる。
路を用いたメモリのアクセス時間の短縮とウエーブパイ
プライン動作の実現が提案されている。例えば、同期式
の高速CMOS SRAM回路として、米国特許第4,
985,643号明細書に記載されている回路、あるい
は、アイ イー イー イー ジャーナル オブ ソリッドス
テイト サーキッツ ボリューム26 ナンバー11 1991年
ページ1577-1585(IEEEJournal of Solid-State Circuit
s ,Vol. 26, No. 11, November 1991, pp. 1577-1585)
に記載されている回路が知られている。この従来のセル
フリセット回路は、回路をパルス動作させることによっ
て通常のCMOS回路に比べ入力容量を1/2程度にし
て高速化を達成することができる。また、ウエーブパイ
プライン動作を取り入れることによって、実効チャネル
長0.5μmのCMOSデバイスでアクセス時間約4n
s,サイクル時間2nsの同期式SRAMが実現されて
いた。さらに、従来のセルフリセット回路は、出力信号
のリセットのためのパルス(リセットパルス)を出力信号
から生成するため、信号の変化した回路にのみリセット
パルスが供給され、外部から一括してクロックを供給す
る方式のダイナミック回路に比べて無効なクロックによ
る電力消費がなく低電力化も達成されていた。
例えば、アイ イー イー イー ジャーナル オブ ソリッ
ドステイト サーキッツ ボリューム30 ナンバー4 1995
年 ページ487-490(IEEE Journal of Solid-State Circu
its ,Vol. 30, No. 4, April1995, pp. 487-490)に記載
された回路が知られている。この従来のCMOS SR
AM回路では、センス回路を2重化して安定なウエーブ
パイプライン動作を実現していた。
に多数命令を発行できるマイクロプロセッサのキャッシ
ュメモリでは、同時発行命令数の増大に伴い、キャッシ
ュメモリにアクセスするload/store命令の複数同時実行
の要求が増している。このためにキャッシュメモリのア
クセスポートが複数必要となる。また、マルチプロセッ
サシステムのキャッシュメモリの一貫性を保証するため
のスヌーププロトコルに対応するためにもキャッシュの
タグメモリは複数ポートを備えることが望まれている。
既に、複数ポートを備えたキャッシュメモリを内蔵する
マイクロプロセッサや複数ポートを備えたキャッシュメ
モリチップが発表されている。複数ポートを備えたメモ
リ(すなわち、多ポートメモリ)を実現する方法として、
多ポートメモリセルを用いる方法、インタリーブによる
方法(バンク分割による方法)、時分割アクセスにより擬
似的に多ポートメモリを実現する方法などが知られてい
る。
ッシュメモリチップの例として、アイ エス エス シー
シー 1994年 ページ262-263(ISSCC, 1994, pp. 262-26
3)に記載された3ポートメモリが知られている。この従
来の3ポートメモリでは、内部のCMOS SRAM回
路をパイプライン動作させることで、サイクル時間15
nsの期間に内部のCMOS SRAM回路を3回アク
セス(時分割アクセス)するようにして、1ポートメモリ
セルを用いて擬似的な3ポートメモリを実現している。
この疑似的な3ポートメモリは、1ポートメモリセルを
用いることにより大幅な占有面積の低減を達成すること
ができる。
の試みとしては、キャッシュにプリフェッチ機能を持た
せる方法が挙げられる。例えば、アイ イー イー イー
マイクロ 1994年 8月 ページ59-67(IEEE Micro, August
1994, pp. 59-67)に記載されたものは、プリフェッチ
を行うことにより最初のアクセスによるキャッシュミス
を避けることを可能としてヒット率を改善している。し
かしながら、このようなキャッシュにプリフェッチ機能
を持たせる手法では、最悪の場合、キャッシュに必要な
スループットが主記憶のスループットの2倍に達してし
まうという問題があることも指摘されている(例えば、
情報処理学会論文誌 ボリューム34 ナンバー4 1993年
ページ669-680参照)。キャッシュのスループットを大
きくするためには、キャッシュメモリのポート数を増加
させる必要がある。
の多ポートセルを用いた多ポートメモリには、占有面積
が大きくなるという問題があり、また、インタリーブに
よる多ポートメモリには、異なるポートから同一バンク
に同時にアクセスする場合に競合が発生し、実効スルー
プットが低下する問題があった。時分割アクセスによる
多ポートメモリには、上記の問題がなく、小さな占有面
積が実現でき、競合の問題もないので高いスループット
が得られる利点がある。しかしながら、従来の時分割ア
クセスによる多ポートメモリ回路(アイ エス エス シー
シー 1994年 ページ262-263(ISSCC, 1994, pp. 262-26
3)参照)には、次のような別の問題がある。
ートメモリ回路のアクセス概念図である。図13を用い
て従来の多ポートメモリ回路の問題点を説明する。図1
3は2ポ-トメモリを実現する場合のアクセスの様子を
表わしている。図13中の実線の矢印500,501,502,503
は内部の1ポートSRAMのアクセスを表わす。破線50
6,507,508,509はタイミング調整のための待ち時間を、
実線の矢印510,511は出力ポートから外部への信号の伝
達を、クロック31は2ポ-トメモリと外部との同期のた
めの基準クロック信号を表わしている。
力ポートAおよびBにアクセスするアドレスを供給し、時
刻2に出力ポートAおよびBにデータを出力する(ここ
で、サイクル時間は時刻0から時刻2までの期間とす
る)。内部の1ポートSRAMはアクセス500とアクセ
ス501の2回アクセスされ、2回目のアクセス501が終っ
てから、時刻2において、2度のアクセスで得られたデ
ータを出力ポートAおよびBに出力することになるので、
1回目のアクセスの結果は待ち時間508の間待つことに
なりアクセス時間が大きくなるという問題がある。つま
り、従来の時分割アクセスによる多ポートメモリではア
クセス時間が増大するという問題がある。
なくすためには、パイプラインの1ステージの時間を半
分にすればよいが(図13の例では、1サイクルは時刻
0から時刻2までの期間であるが、これを半分にして1サ
イクルを時刻0から時刻1までの期間とする)、これは、
メモリの出力を受け取るレジスタファイルなどの周辺回
路を2倍のサイクル周波数で動作させなくてはならなく
なる。さらに、高速化のために内部のSRAMをパイプ
ライン動作させることによって1回目のアクセス500と
2回目のアクセス501を重複させることも可能である
が、その場合はメモリ出力を受け取る回路の動作周波数
(タイミング)もそれに合わせなければならず、メモリ
のパイプライン化はレジスタファイルなどの周辺の回路
におよぼす影響が大きい。このように、メモリスループ
ットを改善するためにメモリを完全にパイプライン動作
させると、周辺の回路が複雑になるという問題がある。
モリ回路の実際の用途に関して、次のような問題があ
る。例えば、1次キャッシュを例に挙げて説明すると、
実際に多数のメモリアクセスを同時に行なおうとする場
合、それら全てのアクセスがレジスタファイルへのロー
ド(load)命令のためのアクセスというわけではなく、レ
ジスタファイルへのデータの転送が必要ないメモリアク
セスが含まれている場合も多い。例えば、ストア(stor
e)命令のためのメモリへの書き込みや、キャッシュミス
後のリプレースのための書き込み(refillあるいはrelo
ad)、あるいはスヌープのためのタグの読み出し、ソフ
トウエアプリフェッチのためにキャッシュにプリフェッ
チしようとするデータが存在するかどうかを確認するた
めのキャッシュの読み出し(プリフェッチルックアッ
プ;pre-fetch lookup、ミスした場合に、そのデータを
キャッシュにプリフェッチする)、連想書き込みのため
のヒット判定のための読み出しなどは、レジスタファイ
ルへデータを転送する必要はない。
て考える。仮に、同時に行なわれる2つのアクセスのう
ち1つが、レジスタファイルへのロード(load)命令、も
う一方が、キャッシュミス後のリプレースのための書き
込みであるとする。このようなとき、図13の方法で
は、入力ポートAあるいはBのどちらからアクセスしても
レジスタファイルへのデータの転送は時刻2まで待たな
ければならない。実際にデータを読み出す必要があるア
クセスは2つのアクセスの一方(レジスタファイルへの
load命令)だけなので、図13のアクセス500にレジス
タファイルへのロード(load)命令のための読み出しを割
当て、アクセス501に書き込みのアクセスを割り当てれ
ば、時刻1の時点で、レジスタファイルへのデータの転
送が可能になるはずであるが、上述した従来の方法では
時刻2まで待たなければならない。このように、従来の
時分割アクセスによる多ポートメモリでは、実際の応用
まで含めた最適化が図られていないという問題がある。
本発明の第1の目的は、上記の問題を解決するために、
時分割アクセスによる複数ポートメモリ回路のアクセス
の順番の最適化を図り、レジスタファイルへのロード(l
oad)命令のための読み出しのアクセス時間の増大のな
い、時分割アクセスによる複数ポートメモリを提供する
ことにある。
l of Solid-State Circuits, Vol.26,No. 11, November
1991, pp. 1577-1585、あるいはIEEE Journal of Soli
d-State Circuits,Vol. 30, No. 4, April 1995, pp. 4
87-490参照)では、CMOSSRAMのウエーブパイプ
ライン動作を達成していたが、時分割アクセスによる複
数ポートメモリ回路への応用とその具体的な回路構成に
ついては触れられていない。本発明の第2の目的は、従
来のウエーブパイプラインCMOS SRAMを応用
し、従来回路では考慮されていない複数ポートメモリ回
路に好適な時分割アクセスの制御回路および内部のSR
AM回路の具体的構成を提供することにある。
るために、本発明の一実施形態(図2,図3)によれ
ば、2ポートメモリ(一般的に2以上のポートを持つ複
数ポートメモリでも可であるが簡単のために2ポートメ
モリの場合で示す)を、2つのアドレス入力ポート(60,
61)と2つのデータ出力ポート(73,74)および内部の1ポ
ートSRAM回路(406)で構成し、レジスタファイルへ
データを転送する出力ポートは一方の出力ポート(73)に
限定し、もう一方の出力ポート(74)はレジスタファイル
へデータを転送しない出力専用のポートとする。内部の
1ポートSRAM回路への2つの(時分割の)アクセス
(図3の500,501)は、パイプライン動作させて、2つの
アドレス入力ポート(60,61)の受け付けたアクセスのう
ち(時刻0、時刻2にアドレスを受け取るものとする)、レ
ジスタファイルへデータを転送する必要があるアクセス
(500)を最初に実行し(時刻0から時刻2)、レジスタファ
イルへデータを転送する必要がないアクセス(501)を最
初のアクセスから1/2サイクル遅らせて開始する(時刻
1)。
があるアクセス(500)が終了した時点(時刻2)で、レジス
タファイルへデータを転送する出力ポート(73)から、デ
ータを出力する(504)。2回目のアクセス(501)はレジス
タファイルへデータを転送する必要がないアクセス、例
えばstore命令のためのメモリへの書き込み、キャッシ
ュミス後のリプレースのための書き込み(refillあるい
はreload)、プリフェッチルックアップ(pre-fetch loo
kup)などに限定する。さらに多くのポートが必要な場合
は多ポートメモリセルと組み合わせる。
の一実施形態(図1,図4)によれば、2ポートメモリ
を構成する内部の1ポートSRAM回路の入力回路(セ
レクタ)を、2入力1出力のマルチプレクサ(400,401)、
立ち下がり(あるいは立上り)時刻が(2ポートメモリの)
1/2サイクルずれた内部クロック信号(10,11)、該内部ク
ロック信号(10,11)とマルチプレクサ出力信号(50,51)の
論理を作るPチャネルMOSトランジスタ(あるいはN
チャネルMOSトランジスタ、以下それぞれPMOS,
NMOSと略する)(200,201,202,203)、フリップフロ
ップ(インバータ300と301から構成される)およびリセッ
トトランジスタ(100)で構成する。
クサ出力信号の一方(50)の論理を作るPMOS(200,20
1)と内部クロック信号のもう一方(11)とマルチプレクサ
出力のもう一方(51)の論理を作るPMOS(202,203)を
並列に接続し、その出力(40)にフリップフロップ(イン
バータ300と301から構成される)、リセットトランジス
タ(100)のドレインを接続する。リセットトランジスタ
(100)のゲート電極(52)には出力(40)と同相で所定の時
刻遅れた信号(52)を加える。
本発明の一実施形態によれば、2ポートメモリを構成す
る内部の1ポートSRAM回路への入力回路となるマル
チプレクサ(図1の400,401)の制御信号(30)を発生する
ために、図6に示すように、2つのポートからのアクセ
スのそれぞれがロード(load)命令であるかどうかを示す
信号(22,25)を、読み出しを示す信号(23,26),書き込
みを示す信号(24,27)とは別に設ける。ロード(load)
命令を示す信号(22,25)、読み出しを示す信号(23,2
6)、書き込みを示す信号(24,27)を用いて、2つの入
力ポートからのアクセスのどちらかがロード(load)命令
である場合はそのロード(load)命令を優先してアクセス
する(図3の500)。2つのポートからのアクセスがとも
にロード(load)命令である場合はどちらか一方にのみア
クセスを許し、もう一方は別サイクルに再度アクセスし
(図6,図7参照)、レジスタファイルへデータを転送
する出力ポート(73)からデータを出力する(504)。ま
た、レジスタファイルへデータを転送する必要がないア
クセス(501)は最初のアクセスから1/2サイクル遅らせて
開始する。
2,図3)では、2ポートメモリを2つのアドレス入力
ポート(60,61)と2つのデータ出力ポート(73,74)および
内部の1ポートSRAM回路(406)で構成することで、
占有面積を低減することができる。レジスタファイルへ
データを転送する出力ポートを一方の出力ポート(73)に
限定し、2つのアドレス入力ポート(60,61)の受け付け
たアクセスのうちレジスタファイルへデータを転送する
必要があるアクセス(500)を最初に実行し、さらにレジ
スタファイルへデータを転送する必要があるアクセス(5
00)が終了した時点で、レジスタファイルへデータを転
送する出力ポート(73)から、データを出力する(504)こ
とで、時分割アクセスを行ないながら、アドレスアクセ
ス時間とほぼ同じlatency(時刻0から時刻2の期間、ある
いは途中のサイクル時間)でレジスタファイルへデータ
を転送することが可能となる。
(時分割の)アクセス(500,501)のうち、レジスタファイ
ルへデータを転送する必要がないアクセス(501)を最初
のアクセスから1/2サイクル遅らせて開始し、2回目の
アクセス(501)はレジスタファイルへデータを転送する
必要がないアクセス(store命令のためのメモリへの書
き込み、refillあるいはreload、pre-fetch lookupな
ど)に限定することで、時分割の2ポートメモリとして
動作させながら、最初に実行するアクセス(500)のデー
タ出力(504)に2回目のアクセス(501)が影響しないよう
にできる。さらに多くのポートが必要な場合は多ポート
メモリセルと組み合わせることで、すべてのアクセスポ
ートを多ポートメモリセルを用いて実現する場合より
も、占有面積を低減できる。
では、2ポートメモリを構成する内部の1ポートSRA
M回路の入力回路(アドレスバッファ回路)を、2入力1
出力のマルチプレクサ(400,401)、内部クロック信号(1
0,11)とマルチプレクサ出力(50,51)の論理を作るPMO
S(200,201,202,203)、フリップフロップ(300,301)およ
びリセットトランジスタ(100)で構成し、内部クロック
信号の一方(10)とマルチプレクサ出力の一方(50)の論理
を作るPMOS(200,201)と1/2サイクルずれたもう一方
の内部クロック信号(11)とマルチプレクサ出力のもう一
方(51)の論理を作るPMOS(202,203)を並列に接続す
ることで、2対1マルチプレクサ(400)で選ばれたポート
のアドレス(50)のアクセスを時刻0に開始し、もう一方
の2対1マルチプレクサ(401)で選ばれたポートのアドレ
ス(51)のアクセスを1/2サイクルずれた時刻1に開始する
ことが可能となる。
接続することで、出力(40)がハイインピーダンスとなる
ことを避けることができ安定な動作が達成される。出力
(40)にリセットトランジスタ(100)のドレインを接続
し、リセットトランジスタ(100)のゲート電極(52)には
出力(40)と同相で所定の時刻遅れた信号(52)を加えるこ
とで、リセットトランジスタ(100)のゲート容量が入力
(50,51,10,11)の容量に含まれないようできるので高速
化が達成される。
では、2つのポートからのアクセスのそれぞれがロード
(load)命令であるかどうかを示す信号(22,25)、読み出
しを示す信号(23,26)、書き込みを示す信号(24,27)を
設けて、2ポートメモリを構成する内部の1ポートSR
AM回路への入力回路となるマルチプレクサ(400,401)
の制御信号(30)をロード(load)命令であるかどうかを示
す信号(22,25)、読み出しを示す信号(23,26)、書き込み
を示す信号(24,27)から発生し、2つのポートからのア
クセスのどちらかがロード(load)命令である場合はその
ロード(load)命令を優先してアクセスする(500)ことに
より、2つのアドレス入力ポート(60,61)の受け付けた
アクセスのうちレジスタファイルへデータを転送する必
要があるアクセス(500)を最初に実行することが可能と
なる。また、2つのポートからのアクセスがともにロー
ド(load)命令である場合はどちらか一方にのみアクセス
を許し、もう一方は別サイクルに再度アクセスするよう
にすることで、レジスタファイルへデータを転送する出
力ポートを一方の出力ポート(73)に限定でき、出力ポー
トの制御が簡単になる。
複数ポートメモリの動作を説明する。以下では、簡単の
ために時分割アクセス2ポートメモリを例にとって説明
するが、後述するように、多ポートメモリセルと組み合
わせることによって多ポートメモリに拡張可能であるこ
とはいうまでもない。図1に本発明の時分割アクセス2
ポートメモリの内部の1ポートSRAMの入力回路(セ
レクタ,アドレスバッファ回路)の一実施例を、図2に
本発明の時分割アクセス2ポートメモリの一実施例を表
わすブロック図を、図3に本発明の時分割アクセス2ポ
ートメモリのアクセスの概念図を、図4に動作波形(タ
イミングチャート)の一部を示す。
力ポート60(ポートA)および61(ポートB)と、2つのデー
タ出力ポート73(ポート1)および74(ポート2)と、内部の
1ポートSRAM回路からなる時分割アクセスによる2
ポートメモリの構成を示している。なお、1ポートSR
AM回路は、1ポートのメモリセルアレイ406および周
辺のデコ-ド回路405,407などから構成されている。
セスすることにより2ポートメモリを実現しながら、ア
クセス時間を増大させないために本実施例では次のよう
な工夫を行っている。2つのデータ出力ポート73(ポー
ト1),74(ポート2)のうち、一方のデータ出力ポート73
(ポート1)を、レジスタファイルへデータを転送するた
めの専用の出力ポートとし、もう一方の出力ポート74
(ポート2)をレジスタファイルへデータを転送する必要
がないデータ専用の出力ポートとする。内部の1ポート
SRAM回路への2回の(時分割)アクセス500,501
は、パイプライン動作させ、2つのアドレス入力ポート
60(ポートA),61(ポートB)が、時刻0に受け付けたアクセ
スのうち、レジスタファイルへデータを転送する必要が
あるアクセス500を最初に実行し(時刻0に開始し)、レ
ジスタファイルへデータを転送する必要がないアクセス
501を最初のアクセスから1/2サイクル遅らせて時刻1に
開始する(図3参照)。
があるアクセス(図3の500)が終了した時点(時刻2)
で、レジスタファイルへデータを転送するデータ出力ポ
ート73(ホ゜ート1)からデータを出力する(図3の504)。これ
により、時分割アクセスを行ないながら、アドレスアク
セス時間とほぼ同じlatency(待ち時間)でレジスタファ
イルへデータを転送することが可能となる。具体的に
は、1回目のアクセス500にはレジスタファイルへデー
タを転送することが必要なロード(load)命令のための読
み出しを優先して割当て、2回目のアクセス501にはレ
ジスタファイルへデータを転送する必要がないアクセ
ス、すなわちstore命令のためのメモリへの書き込み
や、キャッシュミス後のリプレースのための書き込み
(refillあるいはreload)、プリフェッチルックアップ
(pre-fetch lookup)などを割り当てる。これにより、時
分割の2ポートメモリとして動作させながら、最初に実
行するアクセス500のデータ出力504は2回目のアクセス
501に影響されないようにできる。
細に説明する。時刻0までにアドレス入力ポート60(ポー
トA)および61(ポートB)のアドレスが確定するものとす
る。図2のラッチ402,403はアドレス入力ポート60(ポー
トA)および61(ポートB)のアドレスを保持するためのラ
ッチ回路を示しており、基準クロック信号31(図3参照)
が高レベル(以下"H"と略す)の期間トランスペアレント
となるものとして説明する。時刻0に、それぞれアドレ
ス入力ポート60(ポートA)および61(ポートB)に入力され
たアドレス信号がラッチ402,403からアドレス信号62,63
として出力される。時刻0に、セレクタ(マルチプレク
サ)404によりアドレス信号62,63の一方を選択し、マル
チプレクサ出力信号64,65として出力する。また、時刻1
に、アドレス信号62,63の残りの一方を選択し、マルチ
プレクサ出力信号64,65として出力する。
ロック信号31の関係を示してある。以上から分かるよう
に、セレクタ(マルチプレクサ)404は、同時に加えられ
る2つのアドレス信号62,63を時間的にずれた2つのア
ドレス信号64,65に変換するパラレル-シリアル変換回路
として働く。図2の信号62,63,64,66などは複数の信号
線を表わしており、後に説明する図1,図6などとの信
号の対応関係は、それぞれの複数信号線を示す数字の後
のかっこ内に信号の番号として示してある。なお、本明
細書においては不明瞭にならない限り信号線の符号と信
号の符号とを区別しないで使用することもある。
6は制御回路408と該制御回路408に入力される制御信号6
7により発生され、上述したようにロード(load)命令の
ためのアクセスを1回目のアクセスに優先して割り当て
る。同図の参照符号405は行デコーダ回路を、407は列デ
コーダ回路を示しており、ラッチ402,403からの出力信
号64,65はそれぞれ行デコーダ回路405と列デコーダ回路
407によりデコードされ、メモリセルアレイ406の1つ
(あるいは読み出し幅分のメモリセル)が選択される。選
択されたメモリセルによりデータ線に電位差が生じる
(図4のデータ線参照)。時刻0に開始されたアクセス
に対応するメモリセルアレイから読み出された信号は増
幅され、ラッチ410に記憶され、時刻1に開始されたアク
セスに対応するメモリセルアレイから読み出された信号
は、ラッチ409に記憶される。つまり、入力ポート60(ポ
ートA)および61(ポートB)のどちらのポートからアクセ
スされたとしても、時刻0に開始されたアクセス(1回目
のアクセス500)の読み出しデータはラッチ410に記憶さ
れ、時刻1に開始されたアクセス(2回目のアクセス50
1、1/2サイクル遅れのアクセス)の読み出しデータはラ
ッチ409に記憶される。
ミングは、それぞれ、アクセスが開始される時刻1およ
び時刻0から読み出しデータ70および69が確定するまで
の遅延時間とほぼ同じ遅延時間を持ち、ほぼ同じ電源電
圧,温度,プロセス変動依存性を持つ信号によって決めら
れる。ラッチ410の出力(信号72)は時刻0からアクセス時
間程度で得られるので、低い動作周波数のときに、ラッ
チ410の信号が信号を受ける他のラッチを突き抜けない
ようにラッチ411が設けられている。ラッチ411(図中、
ラッチの右端が塗り潰されている)は、基準クロック信
号31が低レベル(以下"L"と略す)の期間トランスペアレ
ントとなるラッチ回路を示す。ラッチ411は基準クロッ
ク信号31が"L"のときトランスペアレントなので、ラッ
チ411の出力ポート73(出力ポート1)のデータは、基準ク
ロック信号31のサイクル時間が1ポートSRAM回路の
アクセス時間程度であれば、時刻2までに確定する(図
4参照)。この出力ポート73(ポート1)をデータバス450
に接続する。その後、データバス450に接続されている
レジスタファイルが出力ポート73(ポート1)のデータを
読み込むことで、1ポートSRAM回路のアクセス時間
程度のlatency(レイテンシー;待ち時間)でのロード(lo
ad)が可能となる。
アクセス(2回目のアクセス501、1/2サイクル遅れのア
クセス)の読み出しデータが記憶される。ラッチ409がデ
ータをラッチするタイミングは、時刻1から読み出しデ
ータ(70)が確定するまでの遅延時間とほぼ同じ遅延時間
を持ち、ほぼ同じ電源電圧,温度,プロセス変動依存性を
持つ信号によって決められるので、ラッチ409の出力信
号71は時刻1からアクセス時間程度で確定する。低い動
作周波数のときに、ラッチ409の信号が信号を受ける他
のラッチを突き抜けないようにラッチ412が設けられて
いる。ラッチ412は、クロック31が"H"の期間にトランス
ペアレントとなるラッチ回路を示している。ラッチ412
は基準クロック信号31が"H"のときトランスペアレント
なので、ラッチ412の出力ポート74(ポート2)のデータ
は、時刻3までに確定する(図3,図4参照)。図2の回
路を、例えば、キャッシュのタグメモリとして使う場合
には、この出力ポート74(ポート2)のデータを、比較回
路425に入力し、ヒット判定を行なうことで、キャッシ
ュプリフェッチのためのプリフェッチルックアップ(pre
-fetch lookup)が可能となる。あるいはスヌープのヒッ
ト判定が可能となる。
説明する。図2の参照符号75,76は、アドレス入力ポー
ト60(ポートA)および61(ポートB)に対応する書き込みデ
ータの入力ポートを示している。また、参照符号421,42
2は、ラッチ402,403と同じ働きをするラッチ回路を、参
照符号423はセレクタ404と同じ働きをするセレクタを示
す。上述した読みだし動作と同様に、セレクタ423でパ
ラレル-シリアル変換された信号77(書き込みデータ)と
書き込み回路424によりメモリセル406にデータが書き込
まれる。
割アクセスにより2ポートメモリを実現しながら、1ポ
ートSRAM回路のアクセス時間程度のlatency(待ち時
間)でのロード(load)が可能となる。以上の説明では、
1回目のアクセス500にはロード(load)命令を割り当て
るものとして説明したが、時刻0に受け付けたアクセス
にロード(load)命令が含まれない場合には2つのアドレ
ス入力ポート60,61のどちらを先にアクセスしてもよい
ので、ハ-ドウエアであらかじめ優先ポートを決めてお
くか、あるいは優先ポートを指定する別の信号を設けて
おきその信号の指示に従うようにすることも可能であ
る。図2および図3では時分割の2ポートメモリの例を
示したが、さらに多くのポートが必要な場合は多ポート
メモリセルと組み合わせることで、すべてのアクセスポ
ートを多ポートメモリセルを用いて実現する場合より
も、占有面積を低減できることはいうまでもない。
404の本発明の一実施例の回路を示す。図1の参照符号2
0,21,40,30は、それぞれ図2の信号62,63,64,66に対応
する信号を示している。既に説明したように図2のセレ
クタ404はアドレス信号20,21の一方を選択して時刻0に
セレクタ出力信号(アドレスバッファ出力信号)40として
出力し、1/2サイクル遅れた時刻1にアドレス信号20,21
の残りの一方を選択してセレクタ出力信号(アドレスバ
ッファ出力信号)40として出力する。
図4のタイミングチャートを用いて説明する。図1の参
照符号400,401は2対1マルチプレクサ回路を示してい
る。内部クロック信号10,11には、それぞれ基準クロッ
ク信号31の立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジから作
られた一定のパルス幅の信号が加えられる。待機状態で
はセレクタ出力信号40の電位は"L"となっている。セレ
クタ制御信号30と2対1マルチプレクサ回路400により、
アドレス信号20,21の一方が選択されてマルチプレクサ
出力信号50として出力される。マルチプレクサ出力信号
50が確定した後、内部クロック信号10が"L"となり、マ
ルチプレクサ出力信号50が"L"であれば、PチャネルM
OSトランジスタ(以下PMOSと略す)200,201が導通
(以下、ONと略す)し、セレクタ出力信号40が"H"とな
る。図4の実線はこのような状態を示している。マルチ
プレクサ出力信号50が"H"であれば、PMOS(200)が非
導通(以下、OFFと略す)であるため、セレクタ出力信号4
0は"L"のまま変化しない。図4の破線はこのような状態
を示している。このとき、内部クロック信号11は"H"な
ので、PMOS203はOFFの状態なので、マルチプレクサ
出力信号51の値はセレクタ出力信号40に影響しない。
301で構成)は、セレクタ出力信号40がハイインピーダン
スとなるのを防ぐための素子であり、セレクタ出力信号
40の電位の変化を妨げないように十分小さく設計してお
く。セレクタ出力信号40が"H"となると、インバータ30
2,303,304,305の特性によって決まる遅延時間だけ遅れ
て、信号52が"H"になりNチャネルMOSトランジスタ
(以下、NMOSと略す)で構成されるリセットトランジ
スタ100のゲート電極にリセットパルスとして加わる。
NチャネルMOSトランジスタ(以下、NMOSと略す)
100がONの状態になり、セレクタ出力信号40は"L"に戻る
(リセットされる)。このとき、PMOS 200,201とN
MOS 100を流れる貫通電流が十分小さくなるよう、遅
延回路302,303,304,305の遅延時間と内部クロック信号1
0のパルス幅がほぼ同じとなるように設計しておく。
プレクサ回路401により、アドレス信号20,21の残りの一
方が選択され(例えばマルチプレクサ回路400がアドレ
ス信号20を選択するとする場合は、マルチプレクサ回路
401はアドレス信号21を選択する)、マルチプレクサ出
力信号51として出力される。1/2サイクル遅れて、内部
クロック信号11が"L"となり、マルチプレクサ出力信号5
1が"L"であれば、セレクタ出力信号40が"H"となり、マ
ルチプレクサ出力信号51が"H"であれば、セレクタ出力
信号40は"L"のまま変化しない。このとき、内部クロッ
ク信号10は"H"なので、PMOS 201はOFFの状態なの
で、マルチプレクサ出力信号50の値はセレクタ出力信号
40に影響しない。
前述した場合と同様に働くことはいうまでもない。図4
と図1から明らかなように、時刻0に開始されるアクセ
スのアドレス信号は内部クロック信号10に同期して取り
込まれるアドレスなので、図1のマルチプレクサ回路40
0の出力で選ばれたマルチプレクサ出力信号50が1回目
のアクセス(図3の500に相当)のアドレスとなり、時刻1
に開始されるアクセスのアドレスは内部クロック信号11
に同期して取り込まれるアドレスなので、図1のマルチ
プレクサ回路401に選ばれたマルチプレクサ出力信号51
が2回目のアクセス(図3の501に相当)のアドレスとな
る。
リを構成する内部の1ポートSRAM回路の入力回路
(セレクタ404)を、2対1のマルチプレクサ回路400,401
と、内部クロック信号10,11と、マルチプレクサ出力信
号50,51の論理を作るPMOS 200,201,202,203と、リ
セットトランジスタ100とで構成し、内部クロック信号1
0と11の立ち下がり時刻を1/2サイクルずらし、一方の内
部クロック信号10と一方のマルチプレクサ出力信号50の
論理を作るPMOS 200,201と、1/2サイクルずれたも
う一方の内部クロック信号11ともう一方のマルチプレク
サ出力信号51の論理を作るPMOS 202,203とを並列に
接続することで、2対1マルチプレクサ400で選ばれた入
力ポートのマルチプレクサ出力信号50によるアクセスを
時刻0に開始し、もう一方の2対1マルチプレクサ401で選
ばれた入力ポートのマルチプレクサ出力信号51によるア
クセスを1/2サイクルずれた時刻1に開始することが可能
となる。
ップ(インバータ300と301で構成)を接続することで、
内部クロック信号10,11がともに"H"となる期間(PMO
S 201,203が非導通)も、セレクタ出力信号40はハイイ
ンピーダンスとならないので、低い動作周波数のときで
も、安定な動作が達成される。さらにセレクタ出力信号
40にリセットトランジスタ100のドレインを接続し、リ
セットトランジスタ100のゲート電極にはセレクタ出力
信号40と同相で所定の時刻遅れた信号52を加えること
で、リセットトランジスタ100のゲート容量がマルチプ
レクサ出力信号50,51や内部クロック信号10,11の容量に
含まれないようできるので高速化が達成される。
発生回路の一実施例を示している。同図において、PM
OS 204,205とNMOS 101,102、およびPMOS 20
6,207とNMOS 103,104はそれぞれNAND回路を構成
し、内部クロック信号10は基準クロック信号31と信号53
(基準クロック信号31の反転遅延信号)のNAND信号として
生成され、内部クロック信号11は信号55(基準クロック
信号31の反転遅延信号)と信号54(前記信号55の反転遅延
信号)のNAND信号として生成される。信号53は基準クロ
ック31と逆相で、インバータ306〜310による遅延時間だ
け遅れた信号であるため、内部クロック信号10は図4に
示すように基準クロック信号31の立上り時に一定期間"
L"となる。
信号で、かつ、信号54が信号55と逆相で、インバータ31
1〜315による遅延時間だけ遅れた信号であるため、内部
クロック信号11も図4に示すように基準クロック信号31
の立ち下がり時に一定期間"L"となる。図1の説明で述
べたように、マルチプレクサ出力信号50が確定した後、
内部クロック信号10が"L"とならなければならないの
で、必要であれば、図5の内部クロック信号10をさらに
遅らせて、図1の内部クロック信号10として利用する。
1の一実施例と図2の本発明の制御回路408の一実施例を
具体的に示す図である。また、図7は図6の制御回路の
真理値表を示す図である。図6(および図7)が本発明
におけるアクセス開始制御手段を構成する。次に、図7
に示した制御回路の真理値表を用いて図6の回路の動作
を詳細に説明する。図6のAND-OR-NOT回路318が図1の
マルチプレクサ回路400として、また、AND-OR-NOT回路3
23が図1のマルチプレクサ回路401として働く。図7の
真理値表の右端の「選ばれるポート」の欄は、1サイク
ル目のアクセスとして選ばれるポートがポートAなのか
あるいはポートBなのかを示している。すなわち、図1
のマルチプレクサ出力信号50の出力がアドレス信号20
(ポートA)に対応するものなのか、アドレス信号21(ポー
トB)に対応するものなのかを示している。
信号30が"H"(セレクタ制御信号30の相補信号32が"L")の
とき、AND-OR-NOT回路318の出力信号50は、アドレス信
号21(ポートBのアドレス)の逆相の信号を出力し、アド
レス信号20には依存しない。すなわち、セレクタ制御信
号30が"H"のときは、AND-OR-NOT回路318によりアドレス
信号21(ポートBのアドレス)が選択される。このときAND
-OR-NOT回路323では、アドレス信号20(ポートAのアドレ
ス)が選択される。セレクタ制御信号30が"L"のときは、
AND-OR-NOT回路318によりアドレス信号20(ポートAのア
ドレス)が選択され、AND-OR-NOT回路323によりアドレス
信号21(ポートBのアドレス)が選択される。図6の参照
符号56,57はそれぞれ、内部の1ポートSRAM回路の
デコード回路でアドレスをデコードするために利用する
ためのマルチプレクサ出力信号50,51の相補信号を出力
する端子を示している。
イクル目のアクセスに割り当てるために本発明では以下
の工夫がなされている。内部の1ポートSRAM回路へ
の入力回路となるセレクタ404を構成する図1のマルチ
プレクサ400,401のセレクタ制御信号30を発生するため
に、2つの入力ポートからのアクセスのそれぞれがロー
ド(load)命令であるかどうかを示す信号(load指定信号)
22,25を、読み出しを示す信号(read指定信号)23,26およ
び書き込みを示す信号(write指定信号)24,27と独立して
設けておく。これらのロード(load)命令を示す信号22,2
5、読み出しを示す信号23,26、書き込みを示す信号24,2
7を用いて、2つの入力ポートからのアクセスのどちら
か一方がロード(load)命令である場合はそのロード(loa
d)命令を優先してアクセスする、すなわち優先する入力
ポート(load命令に対応する入力ポート)のアドレス信号
を選択してマルチプレクサ出力信号50として出力する。
2つの入力ポートからのアクセスがともにロード(load)
命令である場合は先ずどちらか一方のみのアクセスを許
し、もう一方は別サイクルに再度アクセスするようにす
る。どちらの入力ポートからのロード(load)命令を先に
アクセスするかは予め固定的に決めておいてもよいし制
御信号によって決めるようにしてもよい。
値表について詳細に説明する。それぞれの入力ポート内
では、読み出しを示す信号と書き込みを示す信号が同時
に真(真理値表の「1」は真を表わすものとし、「0」
は偽を表わすものとする。以下の説明でも、真理値表の
説明では「1」,「0」はそれぞれ真,偽に対応し、電位
の"H","L"に対応するものとする)になることはなく、
また、ロード(load)命令を示す信号が書き込みを示す信
号と同時に「1」になることもないものとする。さら
に、ロード(load)命令を示す信号が「1」となる場合
は、必ず同時にそのポートの読み出しを示す信号も
「1」になるものとする。すなわち、信号23と24、信号
26と27、信号22と24、信号25と27は同時に「1」になる
ことはなく、信号22(または信号25)が「1」になると
きは必ず同時に信号23(または信号26)も「1」になる
ものとする。
信号27まで全て「0」なので、入力ポートAも入力ポー
トBも読みだしも書き込みも要求していない状態(NOP)を
表わしている。このときはマルチプレクサ出力信号50,5
1はdon't careでよいが、図7ではポートBを選ぶ例を示
している。このとき、マルチプレクサ出力信号50として
入力ポートBのアドレス信号が出力される。
Bだけが書き込みの状態なので、1サイクル目のアクセ
スに入力ポートBのアドレス信号を選ぶ。このとき、マ
ルチプレクサ出力信号50として入力ポートBのアドレス
信号が出力される。図7の真理値表の3行目および4行
目も同様に入力ポートBだけのアクセス要求なので、1
サイクル目のアクセスには入力ポートBのアドレスを選
ぶ。このとき、マルチプレクサ出力信号50として入力ポ
ートBのアドレス信号が出力される。
入力ポートAからは書き込み要求があり、入力ポートBか
らはアクセス要求がない(NOP)かまたはロード(load)命
令以外のアクセス要求がある状態なので、どちらの入力
ポートを優先してもよく、また別に優先ポートを指定す
る信号を設けて、その信号に従って何れかの入力ポート
を優先的に選択するようにしてもよいが、図7では、入
力ポートAを優先的に選択する例を示している。このと
き、マルチプレクサ出力信号50として入力ポートAのア
ドレス信号が出力される。
からは書き込み要求があり、入力ポートBからはロード
(load)命令のアクセス要求がある状態なので、入力ポー
トBを選択する。このとき、マルチプレクサ出力信号50
として入力ポートBのアドレスが出力される。このと
き、マルチプレクサ出力信号50として入力ポートBのア
ドレス信号が出力される。
述した5行目から7行目と同様、入力ポートAからはロ
ード(load)命令以外の読み出し要求があり、入力ポート
Bからはアクセス要求がない(NOP)かまたはロード(load)
命令以外のアクセス要求がある状態なので、どちらの入
力ポートを優先してもよく、図7では、入力ポートAを
優先的に選択する例を示している。このとき、マルチプ
レクサ出力信号50として入力ポートAのアドレス信号が
出力される。
Aからはロード(load)命令以外の読み出し要求があり、
入力ポートBからはロード(load)命令のアクセス要求が
ある状態なので、入力ポートBを選択する。このとき、
マルチプレクサ出力信号50として入力ポートBのアドレ
スが出力される。図7の真理値表の13行目から15行
目は、入力ポートAだけからロード(load)命令の読み出
し要求がある状態なので、入力ポートAを優先的に選択
する。このとき、マルチプレクサ出力信号50として入力
ポートAのアドレス信号が出力される。
トA,入力ポートBともにロード(load)命令のアクセス要
求がある状態なので、どちらの入力ポートを優先しても
よく、また別に優先ポートを指定する信号を設けて、そ
の信号に従って何れかの入力ポートを優先的に選択する
ようにしてもよいが、図7では、入力ポートAを優先的
に選択する例を示している。このとき、マルチプレクサ
出力信号50として入力ポートAのアドレス信号が出力さ
れる。
なわち入力ポートBが選ばれる条件)より、制御信号30を
発生することを考える。図7の真理値表の1行目から4
行目までは、入力ポートBが選ばれるため制御信号30が
「1」とならなければならないので、この部分の制御信
号30を発生させるための論理は、信号22(入力ポートAの
load命令指定信号),23(入力ポートAの読み出し信号),24
(入力ポートAの書き込み信号)が全て「0」のときに30
が「1」となるように設計しなければならない。この条
件は、 〔/22〕*〔/23〕*〔/24〕 と表される。なお、ここで、/は否定信号を表わす記
号、*は論理積を表わす記号、〔〕は信号の論理関数を
表わす記号とする。
2行目も、制御信号30が「1」とならなければならない
ので、この部分の制御信号30を発生させるための論理
は、信号22(入力ポートAのload命令指定信号)が「0」,
信号25(入力ポートBのload命令指定信号)が「1」,信号
26(入力ポートBの読み出し信号)が「1」のときに制御
信号30が「1」となるように設計しなければならない。
なお、図7では信号26を論理に含めているが、信号25が
「1」のとき信号26は必ず「1」なので信号26を論理に
含めなくてもよい。しかしながら、入力ポートBの読み
出し信号26はマルチプレクサ回路の制御に用いなくと
も、他の部分でメモリ制御に必要なので、あえて図6に
図示し、制御信号30を発生させるための論理に含めてい
る。この条件は、 〔/22〕*〔25〕* 〔26〕 と表わされる。以上の条件から制御信号30の発生論理
は、 〔30〕=〔/22〕*〔/23〕*〔/24〕+〔/22〕*〔25〕
*〔26〕 で表される。ここで、+は論理和を表わす記号とする。
なゲート回路で示したものが、図6の3入力NOR回路316
(〔/22〕*〔/23〕*〔/24〕),インバータ319(〔/2
2〕),3入力AND回路320(〔/22〕*〔25〕*〔26〕),
2入力NOR回路317(〔/30〕),インバータ回路322(〔3
0〕)である。ここでゲート回路の後のかっこの中に出
力の論理関数を示した。
真理値表により、2つの入力ポートからのアクセスのど
ちらかがロード(load)命令である場合はそのロード(loa
d)命令のための読み出しを優先して1サイクル目のアク
セスに割り当てること、つまり受け付けたアクセスのう
ちレジスタファイルへデータを転送する必要があるアク
セスを最初に実行することが可能となる。
2(入力ポートAのload命令指定信号)と信号25(入力ポー
トBのload命令指定信号)がともに「1」である場合、す
なわち2つの入力ポートのロード(load)命令のための読
み出しが競合している場合を検出するための素子を示し
ている。信号22と信号25がともに「1」("H")のとき、N
AND回路321の出力33は「0」("L")となる。図2,図6,
図7の例では、入力ポートAのアクセスが優先されて最
初にアクセスされ、その出力は、レジスタファイルへの
出力ポート73(出力ポート1)に出力される。そのとき、
入力ポートBのアクセスは、1/2サイクル遅れて開始さ
れ、その出力は、データバス450に接続されていない出
力ポート74(出力ポート2)に出力される。
レジスタファイルへ転送するためには、競合を示す信号
33が「0」("L")となった場合は、入力ポートBのアドレ
スを1/2サイクル後ではなく、1サイクル後の次サイクル
にもう一度入力し直せばよいことがわかる。簡単のため
に上の説明では、2つのロード(load)命令が競合した場
合も入力ポートBのアクセスを、1/2サイクル遅れて開始
するものとして説明したが、競合を示す信号33が「0」
("L")となった場合に、内部クロック信号11を「0」("
L")としないように制御することは容易なので(信号33
と信号(/11)のNAND論理を新たな内部クロックとすれば
よい)、低電力化のために、競合が発生した場合に1/2
サイクル遅れて開始する2回目のアクセスを実行しない
ようにすることが望ましいことはいうまでもない。
ドレスを、次サイクルでは入力ポートAに加えることが
望ましい。何故なら、上述した図2,図6,図7の例で
は、入力ポートAが優先ポートなので、前サイクルの入
力ポートBのアドレスを次サイクルでも入力ポートBに加
えた場合には再び競合を起こしてアクセスされない可能
性があるためである。以上説明したように、2入力NAND
回路321により、2つのポートのロード(load)命令のた
めの読み出しの競合を検出し、最適に対処することが可
能となる。
て説明する。出力信号34,35は書き込みのための制御信
号を発生するために利用される。図10はこれらの信号
34,35および内部クロック信号10,11を入力して書き込み
制御信号を発生するための書き込み制御信号発生回路を
示す図であり、図11は動作波形図である。これらの図
を用いながら、図6の回路の信号34,35、図10の回路
を詳細に説明する。
NOT回路318,319と同様、2対1マルチプレクサとして働
く。AND-OR-NOT回路326は、制御信号30が"H"のとき、信
号27(ポートBの書き込み指定信号)と逆相の信号を34に
出力し、制御信号30が"L"のとき、信号24(ポートAの書
き込み指定信号)と逆相の信号を34に出力する(信号27,
24は「1」のとき書き込みの状態を示すものとする)。
AND-OR-NOT回路327は、制御信号30が"H"のとき、信号24
と逆相の信号を35に出力し、制御信号30が"L"のとき、
信号27と逆相の信号を35に出力する。
39とNMOS 127は、図1の回路中のPMOS 200,20
1,202,203とNMOS 100と同様にパレレル-シリアル変
換回路として働く。図10の信号97を発生する回路の動
作は図1の回路の動作と同じなので各トランジスタの詳
細な動作の説明は省略する。
み出し命令と書き込み命令を受け、時刻0にロードのた
めの読み出しを開始し、時刻1に書き込みを開始する場
合について説明するための図である。入力ポートAのア
ドレスが書き込みアドレス、入力ポートBのアドレスが
読み出しアドレスであるものとする。このとき、既に説
明したように、制御信号30は最初のアクセスがロードの
ための読み出しとなるように発生されるので、今の場合
の制御信号30は"H"となる(図7の真理値表の8行
目)。
スなので、信号24(入力ポートAの書き込み指定信号)は"
H",信号27(入力ポートBの書き込み指定信号)は"L"とな
っている。制御信号30が"H",信号24が"H",信号27が"
L"なので、図6の回路により信号34は"H",信号35は"L"
となる。内部クロック信号10が"H"から"L"に変化するこ
とで、図10の信号97には、信号34と逆相の信号が出力
される。信号97は、"H"のとき書き込みの状態を示すも
のとする。最初のアクセス(時刻0に始まるアクセス)は
入力ポートBのアドレスの読み出しなので、内部クロッ
ク信号10の立ち下がりでは、信号97は"L"のまま変化し
てはならない。信号34は"H"なので、PMOS 236はOFF
の状態にあり、内部クロック信号10が立ち下がっても信
号97は"L"から変化しない。次に、時刻1に入力ポートA
のアドレスの書き込みが開始されると、信号35は"L"な
ので、内部クロック信号11の立ち下がりにより信号97
が"H"となる。
択する2対1マルチプレクサ(AND-OR-NOT回路)318,323と
同様のAND-OR-NOT回路326,327とパレレル-シリアル変換
回路(PMOS 236,237,238,239,NMOS 127,イン
バータ343〜348)で、各入力ポートの書き込み指定信号
(図6の信号27,24)を信号97として出力することによっ
て、時分割アクセス時の書き込み制御信号を発生するこ
とができる。
に、書き込みアドレスに対応するワード線が"H"になる
時刻に合わせて、データ線対の一方を"L"としなければ
ならないので、この信号97を適切な遅延時間だけ遅らせ
た信号94により、データ線対の一方を"L"とするように
回路を構成する。図10中の回路418は、この書き込み
のための信号94の遅延時間とパルス幅を調整するための
遅延回路パルス幅調整回路を示している。次にこの遅延
回路パルス幅調整回路418について説明する。
におけるPMOS 240,241,NMOS 128,および遅延
回路417はインバータ回路として働く。遅延回路417は図
1のインバータ302〜305と同じ働きをする遅延回路を示
し、参照符号98には出力信号99と同相で所定の遅延時間
遅れた信号が加えられる。PMOS 242,NMOS 12
9,インバータ349〜356もインバータ回路として働く。
従って、その出力信号94には信号97と同相の遅延信号が
得られる。書き込み時には信号97が"H"となり、信号99
が"L"となる。信号99が"L"となることで、PMOS 242
がONとなり、信号94が"H"となる。信号99が"L"となって
から遅延回路417の遅延時間遅れて信号98が"L"となり、
PMOS 241がONとなり、信号99が"H"に戻る。信号99
が"H"に戻ることで、PMOS 242はOFFとなるが、この
ときインバータ351〜356の遅延時間を遅延回路417の遅
延時間よりも大きく設定しておくと、信号99が"H"に戻
る時刻には、インバータ351〜356の出力信号36はまだ"
L"から"H"に変化しないようにできる。
ータ349,350で構成)によって"H"に保たれるので、イン
バータ351〜356の遅延時間を大きく設計することで、信
号94のパルス幅を大きく引き伸ばすことができる。すな
わち、遅延回路パルス幅調整回路418により信号94の遅
延時間およびパルス幅を調整することができる。図10
の例では遅延回路パルス幅調整回路418が2段の回路構
成の例を示したが、必要に応じて段数を増やし、遅延時
間を調整できることはいうまでもない。
トメモリの内部の1ポートSRAMの回路の実施例を示
す図である。次に、図8および図9の回路の動作を図1
1の動作波形図を用いて詳細に説明する。図8の参照符
号405は、図2のブロック図の行デコード回路405の一部
を示している。図8の信号41は、信号40と同様な図2の
信号64の中の1つの信号を示している。PMOS 208,2
09およびNMOS 105,106はNAND回路を構成し、PMO
S211,NMOS 107はインバータ回路を構成してい
る。PMOS 210,NMOS108は、図1のNMOS 10
0と同じ働きをするリセットトランジスタとして働く。
インバータ328〜331は図1のインバータ302〜305と同様
に働き、リセットトランジスタPMOS 210およびNM
OS 108のゲート信号を発生する。つまり、インバータ
330の出力信号45として、PMOS 208,209およびNM
OS 105,106からなるNAND回路の出力信号42と同相で所
定の遅延時間遅れた信号が得られ、インバータ331の出
力信号46として、PMOS 211とNMOS 107で構成さ
れるインバータ回路の出力信号43と同相(信号42,45と逆
相)で所定の遅延時間遅れた信号が得られる。
にアクセスが開始され、図1の内部クロック信号10が立
ち下がると、アドレス信号に対応してセレクタ出力信号
40が"H"となる。行デコーダ回路405により、信号40およ
び41などがデコードされて、ワード線48が"H"となる
(選択される)。ワード線48が"H"となることによっ
て、メモリセル413に読み出し電流が流れ、データ線対1
4,15に電位差が生じる(12,13は他の列のデータ線対を
示している)。
16,217はデータ線のプリチャージとイコライズのための
素子(プリチャージPMOS)で、ワード線48が"H"とな
る以前に、プリチャージ信号16(φpc)を"H"として、
プリチャージPMOSをOFFとしておく。信号3,4(およ
び17,18)は列選択信号(およびその相補信号)を示してい
る。信号3が信号17の,信号4が信号18の相補信号である
ものとする。信号3,4,17,18もワード線48と同様に、列
デコード回路407(図2)によりデコードされ、ワード線4
8とほぼ同じタイミングで列を選択する。
1,112,113,114は、選択されたデータ線の電位差をコモ
ンデータ線対5,6に伝達するための素子を示している。
例えば、データ線対14,15の列が選択されるとすると、
信号3が"H",信号17が"L"になり、信号4は"L"のまま,
信号18は"H"のまま変化しない。信号3が"H",信号17が"
L"になると、PMOS 220,221およびNMOS 113,114
がONとなり、データ線対14,15の電位差がコモンデータ
線対5,6に伝達される(図11参照)。このとき、信号4
は"L"のまま,信号18は"H"のまま変化しないためPMO
S 218,219,NMOS 111,112はOFFなので、データ線
対12,13の電位差がコモンデータ線対5,6の電位に影響す
ることはない。
幅する回路を示す図である。同図において、コモンデー
タ線5,6は、図2のブロック図の信号68に対応する信号
である。図2の説明で述べたように、時刻0に開始され
たアクセスにより図2のメモリセルアレイ406から読み
出された信号は、ラッチ410に記憶され、1/2サイクル遅
れて時刻1に開始されたアクセスによりメモリセルアレ
イ406から読み出された信号は、ラッチ409に記憶され
る。図9のセンスアンプ416とSRラッチ410(NAND回路3
38,339からなる)およびスイッチMOS 224,225,117,11
8が、図2のラッチ410に対応し、センスアンプ415とS
Rラッチ409(NAND回路336,337からなる)およびスイッチ
MOS 222,223,115,116が、図2のラッチ409に対応し
ている。
りメモリセルアレイ406から読み出された信号が、コモ
ンデータ線対5,6に電位差を生じる時刻に、スイッチM
OS 224,225,117,118の制御信号81,83をそれぞれ"L","
H"とする(制御信号83は制御信号81の相補信号であると
する)。制御信号81,83をそれぞれ"L","H"とすること
で、スイッチMOS 224,225,117,118が全てONとなり、
コモンデータ線対5,6の電位差が、センスアンプの入力
信号線対88,89に伝達される。制御信号81,83をそれぞ
れ"L","H"とする時刻には、図11に示すようにスイッ
チMOS 222,223,115,116の制御信号80,82は、"H","L"
のまま変化させない(制御信号82は制御信号80の相補信
号であるとする)。制御信号80,82が、"H","L"なので、
スイッチMOS222,223,115,116はOFFを保ち、前サイク
ルの読み出しデータ92を破壊することはない。
アンプの入力信号線対88,89に伝達した後、センスアン
プの制御信号91を"H"として、入力信号線対88,89の電位
差を増幅し、SRラッチ410(NAND回路338,339からなる)
に記憶する。図9のSRラッチ(410)からの出力信号93
は、図2のブロック図の信号72に対応している。PMO
S 229,230,231はセンスアンプの入力信号線対88,89の
プリチャージのためのPMOSを表わし、センスアンプ
の制御信号91を"H"とする以前にプリチャージの制御信
号84を"H"として、プリチャージPMOSをOFFすること
はいうまでもない。また図11の動作波形図に示すよう
に、センスアンプの制御信号91を"H"として、入力信号
線対88,89の電位差をある程度増幅した時点で、スイッ
チMOS 224,225,117,118をOFFし、入力信号線対88,89
とコモンデータ線対5,6を分離することによって、コモ
ンデータ線対5,6の信号振幅を小さくできる。
れたアクセスが読み出しである場合は、図2のメモリセ
ルアレイ406から読み出された信号が、図9のコモンデ
ータ線対5,6に電位差を生じる時刻に、スイッチMOS
222,223,115,116の制御信号80,82をそれぞれ"L","H"と
する。制御信号80,82をそれぞれ"L","H"とすることで、
スイッチMOS 222,223,115,116が全てONとなり、コモ
ンデータ線対5,6の電位差が、センスアンプの入力信号
線対86,87に伝達される。制御信号80,82をそれぞれ"
L","H"とする時刻には、制御信号81,83は、"H","L"のま
ま変化させない。制御信号81,83が、"H","L"なので、ス
イッチMOS 224,225,117,118はOFFを保つ。コモンデ
ータ線対5,6の電位差を、センスアンプの入力信号線対8
6,87に伝達した後、センスアンプの制御信号90を"H"と
して、入力信号線対86,87の電位差を増幅し、SRラッ
チ409(NAND回路336,337からなる)に記憶する。
226,227,228,SRラッチ409(NAND回路336,337からな
る)、スイッチMOS 222,223,115,116は、1/2サイクル
遅れて開始されたアクセスの読み出し信号を、SRラッ
チ409(NAND回路336,337からなる)に記憶すること以外
は、時刻0に開始されたアクセスの読み出しの場合の上
記説明と同様に働く。図11の動作波形図では、時刻1
に開始されるアクセスが、書き込みの場合を示してい
る。また、信号92は図2のブロック図の信号71に対応し
ている。
込みである場合の動作を説明する。図10の書き込み制
御信号発生回路の説明で述べたように、図10の回路中
の制御信号94は書き込み時に"H"になる。この制御信号9
4が図9の書き込み回路414の書き込み制御信号94とな
る。図9中の書き込み回路414の95には、書き込みアド
レスに対応するワード線が"H"となるタイミングに合わ
せて、書き込みデータが加えられる。書き込み制御信号
94が"H"となることによってNMOS 125,126がONとな
り、コモンデータ線対5,6の一方が、書き込みデータに
対応して、"GND"(読み出し時の低レベルに対してより低
い電位)になる。読み出しの時と同様に、図8に示した
列選択信号(およびその相補信号)3,4,17,18により、ワ
ード線48とほぼ同じタイミングで列を選択する。選択さ
れた列のスイッチMOS(218,219,111,112あるいは220,
221,113,114の一方の組)がONとなり、コモンデータ線対
5,6の一方が、"GND"になることによって、選択された列
のデータ線対の一方が、"GND"となる。選択された列の
データ線対の一方が、"GND"となることによって(かつワ
ード線が選択されることによって)、選択されたメモリ
セルにデータが書き込まれる。
6の一方を"GND"にすればよく、センスアンプへの入力信
号線86〜89にコモンデータ線対5,6の信号を伝達する必
要はない。つまり、書き込み時にはスイッチMOS 22
2,223,115,116はONであってもOFFであってもよい。図1
1の実線で示したセンスアンプ入力制御信号82の波形
は、時刻1に開始された書き込みで、スイッチMOS 22
2,223,115,116を読み出し時と同様にONとする制御例を
示している。この制御例によると、書き込みと読み出し
とでセンスアンプ入力制御信号80,81,82,83の制御を分
けなくてよいので回路が簡単になる。図11の破線で示
したセンスアンプ入力制御信号82の波形は、時刻1に開
始された書き込みで、スイッチMOS 222,223,115,116
を、読み出し時と異なりOFFとする制御例を示してい
る。この制御例は、コモンデータ線対5,6の寄生容量が
小さくなるので高速化に適している。
15,116をONとする場合にセンスアンプ415を動作させる
と、95に加えられた書き込みデータと異なるデータが入
力信号線86,87からメモリセルに書き込まれる恐れがあ
るので、書き込み時には、センスアンプ415を動作させ
ないようにしなければならない。図11の動作波形図
は、書き込み時にセンスアンプ415を動作させないよう
センスアンプ制御信号90を"L"に保つ場合の実施例を示
している。なお、書き込み時にスイッチMOS 222,22
3,115,116はOFFとする場合には、センスアンプ415を動
作させても構わない。以上説明したように、図8,図9
の回路により内部の1ポートSRAM回路が実現でき
る。
0,91の発生回路を示す図である。書き込み時には、セン
スアンプ415,416を動作させないように、センスアンプ
制御信号90あるいは91を"L"に保つ(前述したように、書
き込み時にスイッチMOS 222,223,115,116はOFFとす
る場合には、センスアンプ制御信号90あるいは91を"H"
にしてセンスアンプ415,416を動作させても構わな
い)。時刻0に始まるアクセスが書き込みの場合、書き
込み制御信号34が"L"になり、時刻1に始まるアクセスが
書き込みの場合、書き込み制御信号35が"L"になる。
込みの場合、書き込み制御信号34が"L"になり、PMO
S 243はOFFとなる。この場合、内部クロック信号10が
立ち下がっても、信号37は"H"とならず、センスアンプ
制御信号91は"L"を保つ。同様に、時刻1に始まるアクセ
スが書き込みの場合、書き込み制御信号35が"L"にな
り、PMOS 245はOFFとなる。内部クロック信号11が
立ち下がっても、38は"H"とならず、センスアンプ制御
信号90は"L"を保つ。図11の時刻1に始まるアクセスの
動作波形図はこの状態を示している。
がともに読み出しの場合、書き込み制御信号34,35はと
もに"H"なのでPMOS 243,245はONとなり、内部クロ
ック信号10,11の立ち下がりによりPMOS 244,246もO
Nとなり、信号37,38はともに"H"となる。参照符号419,4
20は図10の418と同様な遅延回路パルス幅調整回路を
表わし、センスアンプ制御信号91,90としてそれぞれ信
号37,38と同相の信号が出力される。今の場合、内部ク
ロック信号10,11が立ち下がることによって、信号37,38
が"H"となるので、センスアンプ制御信号91,90も"H"と
なり、センスアンプ416,415が起動される。
出しの場合、センスアンプ416(図9参照)が起動され
る。時刻0からセンスアンプ416の入力信号線88,89の信
号が確定するまでの遅延時間に合わせて、センスアンプ
416を起動するよう遅延回路パルス幅調整回路419の遅延
時間とパルス幅を調整する。同様に、時刻1に始まるア
クセスが読み出しの場合、センスアンプ415(図9)が起
動される。時刻1からセンスアンプ415の入力信号線86,8
7の信号が確定するまでの遅延時間に合わせて、センス
アンプ415を起動するよう遅延回路パルス幅調整回路420
の遅延時間とパルス幅を調整する。以上説明したよう
に、図12の回路により、読み出し時にセンスアンプを
動作させ、書き込み時にセンスアンプを動作させないよ
う制御することが可能となる。図6,図9,および図1
2によって本発明の出力ポート選択手段を構成してい
る。
1ポートSRAMのアクセス時間と同程度の待ち時間
で、レジスタファイルにデータをロード(load)できる時
分割アクセスによる2ポートメモリを実現できるので、
高性能マイクロプロセッサのキャッシュメモリのスルー
プットを向上させることが可能となる。本発明のセレク
タによれば、簡単な回路でアドレス信号のパラレル-シ
リアル変換が可能となり、時分割アクセスによる2ポー
トメモリに適した回路を提供できる。さらに、本発明の
セレクタの制御方法と制御回路によれば、ロード(load)
命令のための読み出しを優先して、先にアクセスでき
る。
リアル変換回路、アドレスバッファ回路)回路の図であ
る。
ポートメモリのブロック図である。
のアクセスの概念を示す図である。
に好適な内部クロック発生回路の一例を示す図である。
図である。
に好適な内部の1ポートSRAM回路の一例を示す図で
ある。
に好適な内部の1ポートSRAM回路のセンスアンプの
一例を示す図である。
例を示す図である。
である。
の一例を示す図である。
のアクセスの概念を示す図である。
〜370:インバータ 316:3入力NOR回路 317:2入力NOR回路 318,323,326,327:AND-OR-NOT回路 320:3入力AND回路 321,332,336,337,338,339:2入力NAND回路 400,401:マルチプレクサ回路 402,403,412,421,422:ラッチ(基準クロック信号31が"
H"のときトランスペアレント) 404,423:マルチプレクサ回路 405:行デコーダ回路 406:メモリセルアレイ 407:列デコーダ回路 408:制御回路 409,410:SRラッチ 411:ラッチ(基準クロック信号31が”L”のときトラ
ンスペアレント) 413:メモリセル 414:書き込み回路 415,416:センスアンプ 417:遅延回路 418,419,420:遅延回路パルス幅調整回路 424:書き込み回路 425:比較回路 450:データバス 500,502:時分割アクセスの最初のアクセス 501,503:時分割アクセスの2回目のアクセス 504,505:レジスタファイルへのデータ転送 506,507,508,509:待ち時間
Claims (6)
- 【請求項1】 複数のメモリセルからなりN個(N:1
以上の整数)のポート数を有するメモリセルアレイと,
少なくとも2N個の入力ポートと、少なくとも2N個の
出力ポートを具備する複数ポートメモリであって、 メモリセルアレイの1ポート当たり少なくとも2ポート
分のアクセスを時分割的に行い、少なくとも1サイクル
の期間内に第1のアクセスと該第1のアクセスに引き続
いて行われる第2のアクセスの2回のアクセスを開始す
るアクセス開始制御手段と、 該2回のアクセスに関与するポートを第1の入力ポート
および第2の入力ポート、第1の出力ポートおよび第2
の出力ポートとしたとき、他の記憶素子へ出力する必要
があるアクセスの読み出しデータについては、何れの入
力ポートからのアクセスに対する読み出しデータであっ
ても前記第1の出力ポートに出力するようにした出力ポ
ート選択手段を有することを特徴とする複数ポートメモ
リ。 - 【請求項2】 前記第1の入力ポートあるいは第2の入
力ポートの何れからアクセスしても、他の記憶素子へ出
力する必要があるアクセスを、前記2回のアクセスのう
ち最初に行われる第1のアクセスとすることを特徴とす
る請求項1記載の複数ポートメモリ。 - 【請求項3】 前記第1のアクセスによって前記第1の
出力ポートからデータを出力する時刻は、前記第2のア
クセスによる読み出しデータが出力される時刻以前とす
ることを特徴とする請求項1または2記載の複数ポート
メモリ。 - 【請求項4】 前記第1のアクセスは、ロード(load)命
令のための読み出しアクセスであり、前記第2のアクセ
スは、store命令のためのメモリへの書き込みアクセ
ス,キャッシュミス後のリプレースのための書き込みア
クセス(refillあるいはreload),またはプリフェッチ
ルックアップ(pre-fetch lookup)のヒット判定のための
読み出しアクセスであることを特徴とする請求項1ない
し3記載の複数ポートメモリ。 - 【請求項5】 前記アクセス開始制御手段は、 前記第1の入力ポートおよび第2の入力ポートの制御信
号として、それぞれのポートのアクセスが読み出しであ
ることを示す第1の読み出し要求信号、および第2の読
み出し要求信号、それぞれのポートのアクセスが書き込
みであることを示す第1の書き込み要求信号、および第
2の書き込み要求信号、それぞれのポートのアクセスが
ロード(load)命令であることを示す第1のロード(load)
命令指示信号、および第2のロード(load)命令指示信号
を具備し、該第1の読み出し要求信号、第2の読み出し
要求信号、第1の書き込み要求信号、第2の書き込み要
求信号、第1のロード(load)命令指示信号、第2のロー
ド(load)命令指示信号を用いて、第1および第2のアク
セスの開始を制御することを特徴とする請求項1ないし
4記載の複数ポートメモリ。 - 【請求項6】 時分割にアクセスする複数ポートメモリ
において、 第1の入力ポートおよび第2の入力ポートから、メモリ
セルアレイの1つのポートに時分割のアクセスを行なう
ために、前記第1の入力ポートおよび第2の入力ポート
のそれぞれの出力を入力とする第1のパラレル−シリア
ル変換回路を具備し、 前記第1のパラレル−シリアル変換回路は、第1のマル
チプレクサ回路、第2のマルチプレクサ回路、第1のト
ランジスタ、第2のトランジスタ、第3のトランジス
タ、第4のトランジスタ、第5のトランジスタ、第1の
フリップフロップからなり、 第1のトランジスタ、第2のトランジスタ、第3のトラ
ンジスタ、第4のトランジスタは第1の導電型とし、第
5のトランジスタを第2の導電型とし、 第1のトランジスタと第2のトランジスタを直列に接続
し、 第3のトランジスタと第4のトランジスタを直列に接続
し、 直列に接続した第1のトランジスタと第2のトランジス
タと、直列に接続した第3のトランジスタと第4のトラ
ンジスタを並列に接続し、 並列に接続した第4のトランジスタのドレインと第2の
トランジスタのドレイン電極を第1のパラレル−シリア
ル変換回路の出力とし、 第1のトランジスタのゲート電極には第1のクロック信
号を加え、 第3のトランジスタのゲート電極には第2のクロック信
号を加え、 第2のトランジスタのゲート電極には第1のマルチプレ
クサ回路の出力を加え、 第4のトランジスタのゲート電極には第2のマルチプレ
クサ回路の出力を加え、 第1のパラレル−シリアル変換回路の出力に第1のフリ
ップフロップを接続し、 第1のパラレル−シリアル変換回路の出力に第5のトラ
ンジスタのドレイン電極を接続し、 第5のトランジスタのゲート電極には第1のパラレル−
シリアル変換回路出力と同相で所定の遅延時間遅れた信
号を加え、 第1のクロック信号の位相と第2のクロック信号の位相
は、第1の入力ポートおよび第2の入力ポートのサイク
ル時間の1/2の時間異なることを特徴とする複数ポー
トメモリ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28581395A JP3501321B2 (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | 複数ポートメモリ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28581395A JP3501321B2 (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | 複数ポートメモリ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09128971A true JPH09128971A (ja) | 1997-05-16 |
| JP3501321B2 JP3501321B2 (ja) | 2004-03-02 |
Family
ID=17696427
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28581395A Expired - Fee Related JP3501321B2 (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | 複数ポートメモリ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3501321B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11232877A (ja) * | 1997-07-29 | 1999-08-27 | Motorola Inc | パイプライン化デュアルポート集積回路メモリ |
| KR100455734B1 (ko) * | 1997-12-06 | 2005-04-06 | 주식회사 하이닉스반도체 | 듀얼포트 에스램셀의 데이터 증폭회로 |
-
1995
- 1995-11-02 JP JP28581395A patent/JP3501321B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11232877A (ja) * | 1997-07-29 | 1999-08-27 | Motorola Inc | パイプライン化デュアルポート集積回路メモリ |
| KR100455734B1 (ko) * | 1997-12-06 | 2005-04-06 | 주식회사 하이닉스반도체 | 듀얼포트 에스램셀의 데이터 증폭회로 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3501321B2 (ja) | 2004-03-02 |
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