JPH09129621A - パルス波形バイアス電力 - Google Patents
パルス波形バイアス電力Info
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- JPH09129621A JPH09129621A JP8253481A JP25348196A JPH09129621A JP H09129621 A JPH09129621 A JP H09129621A JP 8253481 A JP8253481 A JP 8253481A JP 25348196 A JP25348196 A JP 25348196A JP H09129621 A JPH09129621 A JP H09129621A
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- pulse
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プラズマ処理の間に、プラズマチャンバ内で
基板を支持するペデスタルにバイアスを与える方法。 【解決手段】 その大きさが少なくともVB (ここで、
VB はある正電圧)の第1の電圧で、前記ペデスタルに
バイアスをかけるステップと、定期的ないし間欠的に所
定の周波数で、ペデスタルに対して、第1の電圧と逆の
極性で、その振幅がVB より大きいパルスを加えるステ
ップとを有する、プラズマ処理中にプラズマチャンバ内
において基板を支持するペデスタルにバイアスを与える
方法。
基板を支持するペデスタルにバイアスを与える方法。 【解決手段】 その大きさが少なくともVB (ここで、
VB はある正電圧)の第1の電圧で、前記ペデスタルに
バイアスをかけるステップと、定期的ないし間欠的に所
定の周波数で、ペデスタルに対して、第1の電圧と逆の
極性で、その振幅がVB より大きいパルスを加えるステ
ップとを有する、プラズマ処理中にプラズマチャンバ内
において基板を支持するペデスタルにバイアスを与える
方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマ処理シス
テムに関するものであり、特に、高密度プラズマ処理チ
ャンバ内の基板ペデスタルに対するバイアス電力供給に
関するものである。
テムに関するものであり、特に、高密度プラズマ処理チ
ャンバ内の基板ペデスタルに対するバイアス電力供給に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】典型的なエッチングシステムにおいて
は、プロセスチャンバ内のペデスタル上に支持されてい
るウエハの上方の、反応性のガス(例えばSiClx )
の雰囲気の中でプラズマを発生する。このプラズマは、
正の電荷を有するイオン(例えばClイオン)を発生す
る。ペデスタルとウエハにある負のDC電圧の自己バイ
アスを生じさせるため、一般に、ペデスタルにRFバイ
アス電力が印加される。このウエハの負のバイアス電圧
は、正の電荷を有するイオンを誘引し、これらを充分な
エネルギーでウエハに衝突させて化学反応を促進し、保
護層でマスクされていない部分をエッチングして取り去
る。衝突するイオンのエネルギーと、即ちエッチング速
度(エッチレイト)は、RFバイアス電力によりウエハ
に生じる負のバイアスによって、一部が決定される。
は、プロセスチャンバ内のペデスタル上に支持されてい
るウエハの上方の、反応性のガス(例えばSiClx )
の雰囲気の中でプラズマを発生する。このプラズマは、
正の電荷を有するイオン(例えばClイオン)を発生す
る。ペデスタルとウエハにある負のDC電圧の自己バイ
アスを生じさせるため、一般に、ペデスタルにRFバイ
アス電力が印加される。このウエハの負のバイアス電圧
は、正の電荷を有するイオンを誘引し、これらを充分な
エネルギーでウエハに衝突させて化学反応を促進し、保
護層でマスクされていない部分をエッチングして取り去
る。衝突するイオンのエネルギーと、即ちエッチング速
度(エッチレイト)は、RFバイアス電力によりウエハ
に生じる負のバイアスによって、一部が決定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図1は、この方法によ
りエッチングを受ける半導体ウエハの一例の断面図であ
る。このウエハはSi製であり、薄い酸化物層2(例え
ば、〜100オングストロームのSiO2 )と、ポリシ
リコン層4と、マスク層6とにより覆われている。マス
ク層6はパターニングされて、ポリシリコン層の選択さ
れた部分、例えばコンタクトホールやバイア等の部分の
みが露出しており、ここがエッチングされることにな
る。衝突する反応性のガスイオンが、露出しているポリ
シリコンと化学反応して、このポリシリコンを除去す
る。しかし、エッチングは、均一に進まないことが多
い。特にコンタクトホールやその他のサブミクロンの大
きさの構造では、コンタクトホールの外側の領域は、コ
ンタクトの中心よりも速くエッチングが進む傾向があ
る。従って、コンタクトホールの外側の領域では、ホー
ルの中心でポリシリコンを全部エッチングにより取り去
る前に、その下のSiO2 保護層をエッチングにより叩
いてしまうことがある。コンタクトホール内に残ってい
るポリシリコンを除去するためにエッチングプロセスを
継続させた場合、SiO2 層の露出部分もエッチングし
てしまうだろう。エッチングプロセスがうまく制御でき
ない場合は、実際にSiO2 層までエッチングが進んで
しまい、製造しようとするデバイスや回路を破壊してし
まうだろう。このようなことが生じる機会を減少させる
ことが望ましい。
りエッチングを受ける半導体ウエハの一例の断面図であ
る。このウエハはSi製であり、薄い酸化物層2(例え
ば、〜100オングストロームのSiO2 )と、ポリシ
リコン層4と、マスク層6とにより覆われている。マス
ク層6はパターニングされて、ポリシリコン層の選択さ
れた部分、例えばコンタクトホールやバイア等の部分の
みが露出しており、ここがエッチングされることにな
る。衝突する反応性のガスイオンが、露出しているポリ
シリコンと化学反応して、このポリシリコンを除去す
る。しかし、エッチングは、均一に進まないことが多
い。特にコンタクトホールやその他のサブミクロンの大
きさの構造では、コンタクトホールの外側の領域は、コ
ンタクトの中心よりも速くエッチングが進む傾向があ
る。従って、コンタクトホールの外側の領域では、ホー
ルの中心でポリシリコンを全部エッチングにより取り去
る前に、その下のSiO2 保護層をエッチングにより叩
いてしまうことがある。コンタクトホール内に残ってい
るポリシリコンを除去するためにエッチングプロセスを
継続させた場合、SiO2 層の露出部分もエッチングし
てしまうだろう。エッチングプロセスがうまく制御でき
ない場合は、実際にSiO2 層までエッチングが進んで
しまい、製造しようとするデバイスや回路を破壊してし
まうだろう。このようなことが生じる機会を減少させる
ことが望ましい。
【0004】
【課題を解決するための手段】概説的に言えば、本発明
は、1つの特徴として、プラズマ処理の間に、プラズマ
チャンバ内で基板を支持するペデスタルにバイアスを与
える方法である。この方法は、ある正の電圧VB よりも
少なくとも大きな第1の電圧でペデスタルにバイアスを
与えるステップと;定期的ないし間欠的に所定の周波数
のパルスをペデスタルに与えるステップであって、この
パルスは、第1の電圧の極性とは反対の極性を有し振幅
がVB よりも大きい、パルスを与えるステップとを有し
ている。
は、1つの特徴として、プラズマ処理の間に、プラズマ
チャンバ内で基板を支持するペデスタルにバイアスを与
える方法である。この方法は、ある正の電圧VB よりも
少なくとも大きな第1の電圧でペデスタルにバイアスを
与えるステップと;定期的ないし間欠的に所定の周波数
のパルスをペデスタルに与えるステップであって、この
パルスは、第1の電圧の極性とは反対の極性を有し振幅
がVB よりも大きい、パルスを与えるステップとを有し
ている。
【0005】好ましい具体例は、以下の特徴を有してい
る。所定の周波数とは、RF周波数の範囲であり、例え
ば、メガヘルツの範囲であり、あるいは、13.56M
Hzである。第1の電圧は負であり、パルスは、正に移
行するパルス(positive-going pulse)である。各サイク
ルの間は、プロセスは更に、パルスとパルスの間に、第
1の電圧の大きさを、第1の値から第2の値へと増加さ
せる工程を有している。このパルスの振幅と継続時間
は、前のパルスにより基板表面上に蓄積した正イオンが
中和されるに充分である。典型的には、パルス信号は約
30%未満のデューティーサイクル(duty cycle)、例え
ば約15%のデューティーサイクルを有している。例え
ば、13.56MHzの信号に対してパルスの継続時間
は約10ns(ナノ秒)未満であり、1nsのオーダー
の立ち上がり時間(rise time)を有している。
る。所定の周波数とは、RF周波数の範囲であり、例え
ば、メガヘルツの範囲であり、あるいは、13.56M
Hzである。第1の電圧は負であり、パルスは、正に移
行するパルス(positive-going pulse)である。各サイク
ルの間は、プロセスは更に、パルスとパルスの間に、第
1の電圧の大きさを、第1の値から第2の値へと増加さ
せる工程を有している。このパルスの振幅と継続時間
は、前のパルスにより基板表面上に蓄積した正イオンが
中和されるに充分である。典型的には、パルス信号は約
30%未満のデューティーサイクル(duty cycle)、例え
ば約15%のデューティーサイクルを有している。例え
ば、13.56MHzの信号に対してパルスの継続時間
は約10ns(ナノ秒)未満であり、1nsのオーダー
の立ち上がり時間(rise time)を有している。
【0006】概説的に、本発明は、別の特徴として、プ
ラズマエッチングチャンバ内のペデスタル上に支持され
る基板をエッチングする方法である。この方法には、基
板に衝突する正の荷電を有するイオンを発生するプラズ
マを、基板の上方に発生させるステップと;バイアス波
形を基板に印加するステップと;周波数f0 でバイアス
波形を繰り返すステップとを有している。このバイアス
波形は、第1の部分と第2の部分を有している。第1の
部分は、継続時間がt1 であり、負のベースライン電圧
VB よりも更に負である電圧V1 より特性が与えられ
る。第2の部分は正に移行するパルスであり、その継続
時間t2 でありベースライン電圧VB よりもV2 だけ上
に伸びており、V2 はベースライン電圧VB の大きさよ
りも大きい。
ラズマエッチングチャンバ内のペデスタル上に支持され
る基板をエッチングする方法である。この方法には、基
板に衝突する正の荷電を有するイオンを発生するプラズ
マを、基板の上方に発生させるステップと;バイアス波
形を基板に印加するステップと;周波数f0 でバイアス
波形を繰り返すステップとを有している。このバイアス
波形は、第1の部分と第2の部分を有している。第1の
部分は、継続時間がt1 であり、負のベースライン電圧
VB よりも更に負である電圧V1 より特性が与えられ
る。第2の部分は正に移行するパルスであり、その継続
時間t2 でありベースライン電圧VB よりもV2 だけ上
に伸びており、V2 はベースライン電圧VB の大きさよ
りも大きい。
【0007】好ましい具体例では、プラズマは高密度プ
ラズマであり、例えば、約1011イオン/cm3 よりも
大きなイオン密度を生じさせるような高密度プラズマで
ある。更に、t1<<t2であり、周波数f0 はRF周波
数の範囲にあり、例えば約13.56MHzである。ま
た、この方法は、更に、V1 を波形の第2の部分の間の
時間の関数として変化させるステップを有し、これは例
えばV1 の振幅を時間の関数として増加させるステップ
などである。換言すれば、サイクルの第2の部分の間に
基板表面上に蓄積する正イオンを補償するように、V1
を時間の関数として変化させ、その結果、基板上方のプ
ラズマシース(plasma sheath )の全体(端と端との間)
の電圧降下が実質的に一定になる。
ラズマであり、例えば、約1011イオン/cm3 よりも
大きなイオン密度を生じさせるような高密度プラズマで
ある。更に、t1<<t2であり、周波数f0 はRF周波
数の範囲にあり、例えば約13.56MHzである。ま
た、この方法は、更に、V1 を波形の第2の部分の間の
時間の関数として変化させるステップを有し、これは例
えばV1 の振幅を時間の関数として増加させるステップ
などである。換言すれば、サイクルの第2の部分の間に
基板表面上に蓄積する正イオンを補償するように、V1
を時間の関数として変化させ、その結果、基板上方のプ
ラズマシース(plasma sheath )の全体(端と端との間)
の電圧降下が実質的に一定になる。
【0008】概説的に、また別の特徴としては、本発明
は、基板を支持するペデスタルが存在するプロセスチャ
ンバ内で、プラズマ処理を行う方法である。この方法
は、チャンバ内にガスを導入するステップと;チャンバ
内の基板の上方のガスにプラズマを発生させるステップ
であって、プラズマが正の電荷を有するイオンを発生し
これが基板表面に衝突する、プラズマ発生のステップ
と;基板表面に衝突する正電荷イオンのエネルギーを制
御するように、ペデスタルに負の電圧となるようバイア
スを与えるステップと;正に移行するパルスを、RFの
周波数範囲にある所定の周波数fでペデスタルに定期的
ないし間欠的に与えるステップであって、このパルス
は、直前のパルスにより基板表面上に蓄積した正イオン
が中和されるに充分な継続時間を有している、パルスを
与えるステップとを有している。
は、基板を支持するペデスタルが存在するプロセスチャ
ンバ内で、プラズマ処理を行う方法である。この方法
は、チャンバ内にガスを導入するステップと;チャンバ
内の基板の上方のガスにプラズマを発生させるステップ
であって、プラズマが正の電荷を有するイオンを発生し
これが基板表面に衝突する、プラズマ発生のステップ
と;基板表面に衝突する正電荷イオンのエネルギーを制
御するように、ペデスタルに負の電圧となるようバイア
スを与えるステップと;正に移行するパルスを、RFの
周波数範囲にある所定の周波数fでペデスタルに定期的
ないし間欠的に与えるステップであって、このパルス
は、直前のパルスにより基板表面上に蓄積した正イオン
が中和されるに充分な継続時間を有している、パルスを
与えるステップとを有している。
【0009】概説的に、また別の特徴としては、本発明
は、プラズマエッチングシステムであって、動作中にプ
ラズマを形成して正に荷電したイオンを発するガスを有
するプラズマチャンバと;チャンバ内にありプラズマ処
理中に基板がその上に置かれるペデスタルと;ペデスタ
ルに電気的に接続しプラズマ処理中にRFバイアス電力
をペデスタルに供給するRFバイアス供給回路とを有す
るプラズマエッチングシステムである。プラズマ処理中
に基板表面に衝突する正電荷イオンのエネルギーを制御
するよう、RFバイアス供給回路は、ペデスタルにバイ
アスを与えて負の電圧となるようにし、また、RFバイ
アス供給回路は、ペデスタルに正に移行するパルスを所
定の周波数fで定期的ないし間欠的に与えるパルスジェ
ネレータを有しており、fはRF周波数の範囲にあり、
このパルスは、直前のパルスにより基板表面上に蓄積し
た正イオンが中和されるに充分な継続時間を有してい
る。
は、プラズマエッチングシステムであって、動作中にプ
ラズマを形成して正に荷電したイオンを発するガスを有
するプラズマチャンバと;チャンバ内にありプラズマ処
理中に基板がその上に置かれるペデスタルと;ペデスタ
ルに電気的に接続しプラズマ処理中にRFバイアス電力
をペデスタルに供給するRFバイアス供給回路とを有す
るプラズマエッチングシステムである。プラズマ処理中
に基板表面に衝突する正電荷イオンのエネルギーを制御
するよう、RFバイアス供給回路は、ペデスタルにバイ
アスを与えて負の電圧となるようにし、また、RFバイ
アス供給回路は、ペデスタルに正に移行するパルスを所
定の周波数fで定期的ないし間欠的に与えるパルスジェ
ネレータを有しており、fはRF周波数の範囲にあり、
このパルスは、直前のパルスにより基板表面上に蓄積し
た正イオンが中和されるに充分な継続時間を有してい
る。
【0010】概説的に、また別の特徴としては、本発明
は、プラズマエッチングシステムであって、動作中にプ
ラズマを形成して正に荷電したイオンを発するガスを有
するプラズマチャンバと;チャンバ内にありプラズマ処
理中に基板がその上に置かれるペデスタルと;ペデスタ
ルに電気的に接続するRFバイアス供給回路とを有する
プラズマエッチングシステムである。RFバイアス供給
回路は、正の電圧であるVB と少なくとも同じ大きさの
第1の電圧でペデスタルにバイアスを与え;バイアス供
給回路は、定期的ないし間欠的に所定の周波数で、ペデ
スタルにパルスを与え、このパルスは、第1の電圧の極
性とは逆の極性を有し、VB よりも大きな振幅を有して
いる。
は、プラズマエッチングシステムであって、動作中にプ
ラズマを形成して正に荷電したイオンを発するガスを有
するプラズマチャンバと;チャンバ内にありプラズマ処
理中に基板がその上に置かれるペデスタルと;ペデスタ
ルに電気的に接続するRFバイアス供給回路とを有する
プラズマエッチングシステムである。RFバイアス供給
回路は、正の電圧であるVB と少なくとも同じ大きさの
第1の電圧でペデスタルにバイアスを与え;バイアス供
給回路は、定期的ないし間欠的に所定の周波数で、ペデ
スタルにパルスを与え、このパルスは、第1の電圧の極
性とは逆の極性を有し、VB よりも大きな振幅を有して
いる。
【0011】パルスバイアス波形を用いる本発明によれ
ば、従来のシステムにおいて用いられるような、RFバ
イアス電力信号の正弦波を利用して得ることができるも
のに比べて、はるかに狭いイオンエネルギー分布が得ら
れる。
ば、従来のシステムにおいて用いられるような、RFバ
イアス電力信号の正弦波を利用して得ることができるも
のに比べて、はるかに狭いイオンエネルギー分布が得ら
れる。
【0012】本発明は、ポリシリコンのエッチングにと
りわけ有効である。このような用途の場合、極めて狭い
イオンエネルギー分布(IED:ion energy distributi
on)(即ち、エネルギーの単一性が高い分布)を生じる
ことが非常に望ましい。また、特定の閾値(例えば、1
0〜20eV)よりも低いイオンエネルギーを有するこ
とが望ましい。換言すれば、ポリシリコンを除去するた
めの化学反応を生じさせるのには十分であるが、スパタ
ッリングでウエハから酸化物を除去できるほど高くない
エネルギーが存在するっだろうということである。
りわけ有効である。このような用途の場合、極めて狭い
イオンエネルギー分布(IED:ion energy distributi
on)(即ち、エネルギーの単一性が高い分布)を生じる
ことが非常に望ましい。また、特定の閾値(例えば、1
0〜20eV)よりも低いイオンエネルギーを有するこ
とが望ましい。換言すれば、ポリシリコンを除去するた
めの化学反応を生じさせるのには十分であるが、スパタ
ッリングでウエハから酸化物を除去できるほど高くない
エネルギーが存在するっだろうということである。
【0013】他の利点及び特徴については、望ましい実
施例に関する以下の説明及び請求項から明らかになるで
あろう。
施例に関する以下の説明及び請求項から明らかになるで
あろう。
【0014】
【発明の実施の形態】図2に概略が示されているプラズ
マエッチングシステム10を参照して、本発明の説明を
行うことにする。プラズマエッチングシステム10は、
金属の真空チャンバ本体14の上部に取り付けられた、
誘電体材料製の円筒体12を有している。円筒体12の
一方の端部には、Oリングに押しつけられこのOリング
によりチャンバ本体14の真空シールを形成するフラン
ジがある。円形頂部プレート16が、円筒体12のもう
一方の端部をシールし、これにより、プラズマ処理が行
われるシールキャビティ18が形成される。プラズマキ
ャビティ18の中には、処理中に基板22(例えば、半
導体ウエハ)を保持するペデスタル20がある。
マエッチングシステム10を参照して、本発明の説明を
行うことにする。プラズマエッチングシステム10は、
金属の真空チャンバ本体14の上部に取り付けられた、
誘電体材料製の円筒体12を有している。円筒体12の
一方の端部には、Oリングに押しつけられこのOリング
によりチャンバ本体14の真空シールを形成するフラン
ジがある。円形頂部プレート16が、円筒体12のもう
一方の端部をシールし、これにより、プラズマ処理が行
われるシールキャビティ18が形成される。プラズマキ
ャビティ18の中には、処理中に基板22(例えば、半
導体ウエハ)を保持するペデスタル20がある。
【0015】RF電力は、円筒体12の外壁に巻かれ
た、導電性ワイヤ、例えば銅等のワイヤできた円筒コイ
ルアンテナ24を介して、プラズマキャビティに供給さ
れる。円筒体12は誘電体ウィンドウを具備し、そこを
通して、RF電力をチャンバ中に結合することが可能で
ある。
た、導電性ワイヤ、例えば銅等のワイヤできた円筒コイ
ルアンテナ24を介して、プラズマキャビティに供給さ
れる。円筒体12は誘電体ウィンドウを具備し、そこを
通して、RF電力をチャンバ中に結合することが可能で
ある。
【0016】RFジェネレータ30は、コイルアンテナ
24にRF電力を供給する。出力インピーダンス50オ
ームのRFジェネレータ30は、50オーム同軸ケーブ
ル32を介してRF整合部分34に接続される。一般
に、RF整合部分34は、1つ以上の可変リアクタンス
部材(例えば、インダクタまたはコンデンサ)を有して
おり、この部材によってRF整合部のインピーダンスを
調整して、RFケーブル32とコイルアンテナ24との
整合条件を実現することにより、チャンバ内のプラズマ
に供給されるRF電力を最大にすることが可能になる。
RF整合部34内のRF検出回路は、チャンバ内への電
力の伝達をモニタし、これにより制御信号を発生して、
RF整合部34内の可変リアクタンス部材の値を調整し
て、整合条件を実現しこれを維持する。
24にRF電力を供給する。出力インピーダンス50オ
ームのRFジェネレータ30は、50オーム同軸ケーブ
ル32を介してRF整合部分34に接続される。一般
に、RF整合部分34は、1つ以上の可変リアクタンス
部材(例えば、インダクタまたはコンデンサ)を有して
おり、この部材によってRF整合部のインピーダンスを
調整して、RFケーブル32とコイルアンテナ24との
整合条件を実現することにより、チャンバ内のプラズマ
に供給されるRF電力を最大にすることが可能になる。
RF整合部34内のRF検出回路は、チャンバ内への電
力の伝達をモニタし、これにより制御信号を発生して、
RF整合部34内の可変リアクタンス部材の値を調整し
て、整合条件を実現しこれを維持する。
【0017】プラズマ処理システムに利用可能なRF整
合部の設計及び構成は、当業者にとって周知のところで
ある。適切なRF整合回路については、Collinsらによ
る米国特許第5,392,018号に記載されており、
適切なRF整合制御システムについては、Collinsらに
よる米国特許第5,187,454号に記載されてい
る。
合部の設計及び構成は、当業者にとって周知のところで
ある。適切なRF整合回路については、Collinsらによ
る米国特許第5,392,018号に記載されており、
適切なRF整合制御システムについては、Collinsらに
よる米国特許第5,187,454号に記載されてい
る。
【0018】ペデスタル20には、別のRFジェネレー
タ42によって、同軸ケーブル44を介してバイアス電
力が供給される。分路抵抗器Rが、ペデスタルと並列に
大地に接続されている。
タ42によって、同軸ケーブル44を介してバイアス電
力が供給される。分路抵抗器Rが、ペデスタルと並列に
大地に接続されている。
【0019】もちろん、図2には示されていないが、完
全なプラズマシステムを構成する他の部材も存在する。
このような部材の2〜3の例を挙げれば、例えば、チャ
ンバを脱気するための真空ポンプ、プロセスガスのソー
ス、質量流量コントローラー及びプログラマブル制御回
路要素がある。これらの部材は、当業者にとって周知の
ところであり、従って、ここでは解説または図示は行わ
ない。しかし、完全な作業システムを与えるための、こ
のような他の部材の存在を想定しておくべきである。
全なプラズマシステムを構成する他の部材も存在する。
このような部材の2〜3の例を挙げれば、例えば、チャ
ンバを脱気するための真空ポンプ、プロセスガスのソー
ス、質量流量コントローラー及びプログラマブル制御回
路要素がある。これらの部材は、当業者にとって周知の
ところであり、従って、ここでは解説または図示は行わ
ない。しかし、完全な作業システムを与えるための、こ
のような他の部材の存在を想定しておくべきである。
【0020】RFジェネレータ30は、アンテナ24に
13. 56MHzの正弦波信号を供給する。これとは対
称的に、RFジェネレータ42は、図3に示すような特
性を備える13. 56MHzの波形を供給する。すなわ
ち、この波形は、約−VD のベースライン電圧62から
立ち上がる一連の正に移行するパルス60である。この
正に移行するパルスの振幅はV0 より大きいので、この
正に移行するパルスの継続時間の間に、基板にわずかに
正のバイアスを生じることになる。
13. 56MHzの正弦波信号を供給する。これとは対
称的に、RFジェネレータ42は、図3に示すような特
性を備える13. 56MHzの波形を供給する。すなわ
ち、この波形は、約−VD のベースライン電圧62から
立ち上がる一連の正に移行するパルス60である。この
正に移行するパルスの振幅はV0 より大きいので、この
正に移行するパルスの継続時間の間に、基板にわずかに
正のバイアスを生じることになる。
【0021】チャンバ内の反応性の雰囲気を用いて、エ
ッチングが実施される。反応ガスは、例えば、SiCl
x である。塩素は、ポリシリコン層と反応するが、酸化
物とは自然発生的な反応を生じることはない。当業者に
とって周知の他の反応性の雰囲気を利用してもよい。
ッチングが実施される。反応ガスは、例えば、SiCl
x である。塩素は、ポリシリコン層と反応するが、酸化
物とは自然発生的な反応を生じることはない。当業者に
とって周知の他の反応性の雰囲気を利用してもよい。
【0022】このシステムは、高密度プラズマ領域にお
いて動作する。典型的には、高密度プラズマ領域は、イ
オン密度が約1011〜1013イオン/cm3 であること
を特徴とする。比較すれば、従来型の平行平板の放電シ
ステムにおいてプラズマによって得られる典型的なイオ
ン密度は、電力の入力が約1KWでは約109 〜1010
イオン/cm3 の間である。
いて動作する。典型的には、高密度プラズマ領域は、イ
オン密度が約1011〜1013イオン/cm3 であること
を特徴とする。比較すれば、従来型の平行平板の放電シ
ステムにおいてプラズマによって得られる典型的なイオ
ン密度は、電力の入力が約1KWでは約109 〜1010
イオン/cm3 の間である。
【0023】ここに説明するの具体例の場合、アンテナ
24によって導入される誘導結合RF信号を用いて、高
密度プラズマを生じさせる。高密度プラズマ発生のため
の他の既知の代替ソースを利用することも可能である。
高密度プラズマの発生に利用可能な他のソースの例に
は、電子サイクロトン共鳴(ECR:electron cyclotro
n reasonance)及びヘリコンインデューストローンチン
グウェイブ(helicon induced launching waves)があ
る。こうしたソースを利用し、チャンバ圧をわずか数ミ
リトールとすることにより、1011〜1012イオン/c
m3 のプラズマ密度を実現することが可能である。比較
のため、ガス1ミリトールが、約3×1013イオン/c
m3 を与える点に留意されたい。従って、高密度プラズ
マ相で操作する場合、高度の転換(すなわち、イオン
化)が生じることになる。
24によって導入される誘導結合RF信号を用いて、高
密度プラズマを生じさせる。高密度プラズマ発生のため
の他の既知の代替ソースを利用することも可能である。
高密度プラズマの発生に利用可能な他のソースの例に
は、電子サイクロトン共鳴(ECR:electron cyclotro
n reasonance)及びヘリコンインデューストローンチン
グウェイブ(helicon induced launching waves)があ
る。こうしたソースを利用し、チャンバ圧をわずか数ミ
リトールとすることにより、1011〜1012イオン/c
m3 のプラズマ密度を実現することが可能である。比較
のため、ガス1ミリトールが、約3×1013イオン/c
m3 を与える点に留意されたい。従って、高密度プラズ
マ相で操作する場合、高度の転換(すなわち、イオン
化)が生じることになる。
【0024】SiO2 層上のポリシリコンにエッチング
を施すための典型的な電力操作条件は、RFコイルに対
して約500ワット、及び、約20ワットのバイアス電
力である。これによって、約10〜20eVの範囲内の
イオンエネルギーが生じるが、これは、所望の化学エッ
チング反応を生じやすくするのに十分であるが、SiO
2 にスパッタリングまたは損傷を生じさせるエネルギー
よりも低い。
を施すための典型的な電力操作条件は、RFコイルに対
して約500ワット、及び、約20ワットのバイアス電
力である。これによって、約10〜20eVの範囲内の
イオンエネルギーが生じるが、これは、所望の化学エッ
チング反応を生じやすくするのに十分であるが、SiO
2 にスパッタリングまたは損傷を生じさせるエネルギー
よりも低い。
【0025】また、ここに説明する具体例の場合、RF
パルスジェネレータ42は、立ち上がり時間が約1ns
で、継続時間が約10ns未満のパルスを発生する。ジ
ェネレータ42は従来の設計であり、当業者にとって周
知の回路構成を利用するものである。
パルスジェネレータ42は、立ち上がり時間が約1ns
で、継続時間が約10ns未満のパルスを発生する。ジ
ェネレータ42は従来の設計であり、当業者にとって周
知の回路構成を利用するものである。
【0026】図2に示すように、処理実施中、分路抵抗
器Rには電流I0 が流される。Rの値は、この電流I0
がプラズマに流入する電流よりもはるかに多量になるよ
うに選択される。換言すれば、抵抗Rは、RFパルスジ
ェネレータに表れる負荷を支配し、従って、通常こうし
たシステムに生じるプラズマのインピーダンス変動によ
って、パルスジェネレータ42に表れる負荷インピーダ
ンスが大きく影響されるようなことはない。このような
場合、整合回路網を用いて電力をプラズマに結合する必
要はない。
器Rには電流I0 が流される。Rの値は、この電流I0
がプラズマに流入する電流よりもはるかに多量になるよ
うに選択される。換言すれば、抵抗Rは、RFパルスジ
ェネレータに表れる負荷を支配し、従って、通常こうし
たシステムに生じるプラズマのインピーダンス変動によ
って、パルスジェネレータ42に表れる負荷インピーダ
ンスが大きく影響されるようなことはない。このような
場合、整合回路網を用いて電力をプラズマに結合する必
要はない。
【0027】図4に示すように、整合トランス45を用
いて、パルスジェネレータ42を、Rとプラズマインピ
ーダンスの並列組み合わせによって表されている負荷に
結合するのが望ましい場合もあるだろう。整合トランス
45は、負荷インピーダンスを約50オームに変換し
て、パルスジェネレータ42の出力インピーダンスを整
合させ、これによって、電力とペデスタル20のより有
効な結合が得られるようにする。
いて、パルスジェネレータ42を、Rとプラズマインピ
ーダンスの並列組み合わせによって表されている負荷に
結合するのが望ましい場合もあるだろう。整合トランス
45は、負荷インピーダンスを約50オームに変換し
て、パルスジェネレータ42の出力インピーダンスを整
合させ、これによって、電力とペデスタル20のより有
効な結合が得られるようにする。
【0028】ここに説明したバイアス回路は、基板22
が、導電性であり、 ペデスタル20によってそれとの直
接電気接触が可能であること、すなわち、導電性基板の
背面とペデスタルの上部のいずれにも絶縁層が存在しな
いことを想定したものである。静電チャックの場合のよ
うに、導電性基板の背面とペデスタルの上部のいずれか
に絶縁層が存在する場合には、RFジェネレータ30の
ような一般的なRFジェネレータを用いて、基板に対す
る所望のバイアス電圧を生じさせることが必要になる。
その場合、パルスジェネレータは、直流オフセットを生
じる必要はなく、ゼロボルトのベースライン電圧から立
ち上がるパルスを出力することができるだけである。
が、導電性であり、 ペデスタル20によってそれとの直
接電気接触が可能であること、すなわち、導電性基板の
背面とペデスタルの上部のいずれにも絶縁層が存在しな
いことを想定したものである。静電チャックの場合のよ
うに、導電性基板の背面とペデスタルの上部のいずれか
に絶縁層が存在する場合には、RFジェネレータ30の
ような一般的なRFジェネレータを用いて、基板に対す
る所望のバイアス電圧を生じさせることが必要になる。
その場合、パルスジェネレータは、直流オフセットを生
じる必要はなく、ゼロボルトのベースライン電圧から立
ち上がるパルスを出力することができるだけである。
【0029】上述のプラズマシステムが、高密度の状況
で操作され、図3に示すパルス化波形が用いられる場
合、その結果生じるイオンエネルギー分布は、図5に示
すとおりである。水平軸は、プラズマシースを通り、基
板表面に衝撃を与えるイオンのエネルギーを表してお
り、垂直軸は、基板表面に到達するイオン束をイオン/
cm2 /秒で表している。図から分かるように、パルス
化RF波形によって、2つの狭いピーク、すなわち、低
エネルギーE1 における低い振幅ピーク50、及び、高
エネルギーE2 におけるはるかに高い振幅ピーク52を
有するイオンエネルギー分布が得られる。エネルギーE
2 を有するイオンは、行われる化学エッチングプロセス
を助けるが、低すぎて、エッチングプロセスの助けにな
らないエネルギーE1 を有するイオンは、エネルギーの
浪費ということになる。
で操作され、図3に示すパルス化波形が用いられる場
合、その結果生じるイオンエネルギー分布は、図5に示
すとおりである。水平軸は、プラズマシースを通り、基
板表面に衝撃を与えるイオンのエネルギーを表してお
り、垂直軸は、基板表面に到達するイオン束をイオン/
cm2 /秒で表している。図から分かるように、パルス
化RF波形によって、2つの狭いピーク、すなわち、低
エネルギーE1 における低い振幅ピーク50、及び、高
エネルギーE2 におけるはるかに高い振幅ピーク52を
有するイオンエネルギー分布が得られる。エネルギーE
2 を有するイオンは、行われる化学エッチングプロセス
を助けるが、低すぎて、エッチングプロセスの助けにな
らないエネルギーE1 を有するイオンは、エネルギーの
浪費ということになる。
【0030】図3のパルス波形がもたらす改良を理解す
るには、図5に示すイオンエネルギー分布と従来の高密
度プラズマエッチングシステムによって得られるイオン
エネルギー分布を比較することが有効である。従来のシ
ステムの場合、ペデスタルにバイアスをかけるために用
いられるRFジェネレータは、図6(a)に示すような
RF波形70を出力し、それによって、図7に示すよう
なイオンエネルギー分布が得られる。図5のIEDのよ
うな、このイオンエネルギー分布は、やはり、2つのピ
ーク、すなわち、低エネルギーピーク54と高エネルギ
ーピーク56を有している。しかし、パルス波形によっ
て得られるIEDと比較すると、高エネルギーイオンの
総数が少なく、低エネルギーイオンの総数が多い。さら
に、両方のピークとも、より大きく広がっており、比較
的裾が長い。要するに、このイオンエネルギー分布は、
本発明によって得られるIEDよりもはるかに集中度が
低い。従来のシステムの場合、一般に、高エネルギーピ
ークを超えるエネルギーを有するイオンは、ポリシリコ
ンを貫通してしまうと、保護酸化物層に多少のスパッタ
リングを生じさせることになりがちである。図1を参照
すると、これによって、保護酸化物に侵食80を生じ、
それがあまりにひどい場合には、侵食によって、製作中
のデバイスが破壊されることになる。高エネルギーピー
クより低いエネルギーを有するイオン、とりわけ、低エ
ネルギーピークのあたりのエネルギーを有するイオン
は、全て、エッチングプロセスにほとんど貢献すること
はなく、実際、大部分はエネルギーの浪費である。
るには、図5に示すイオンエネルギー分布と従来の高密
度プラズマエッチングシステムによって得られるイオン
エネルギー分布を比較することが有効である。従来のシ
ステムの場合、ペデスタルにバイアスをかけるために用
いられるRFジェネレータは、図6(a)に示すような
RF波形70を出力し、それによって、図7に示すよう
なイオンエネルギー分布が得られる。図5のIEDのよ
うな、このイオンエネルギー分布は、やはり、2つのピ
ーク、すなわち、低エネルギーピーク54と高エネルギ
ーピーク56を有している。しかし、パルス波形によっ
て得られるIEDと比較すると、高エネルギーイオンの
総数が少なく、低エネルギーイオンの総数が多い。さら
に、両方のピークとも、より大きく広がっており、比較
的裾が長い。要するに、このイオンエネルギー分布は、
本発明によって得られるIEDよりもはるかに集中度が
低い。従来のシステムの場合、一般に、高エネルギーピ
ークを超えるエネルギーを有するイオンは、ポリシリコ
ンを貫通してしまうと、保護酸化物層に多少のスパッタ
リングを生じさせることになりがちである。図1を参照
すると、これによって、保護酸化物に侵食80を生じ、
それがあまりにひどい場合には、侵食によって、製作中
のデバイスが破壊されることになる。高エネルギーピー
クより低いエネルギーを有するイオン、とりわけ、低エ
ネルギーピークのあたりのエネルギーを有するイオン
は、全て、エッチングプロセスにほとんど貢献すること
はなく、実際、大部分はエネルギーの浪費である。
【0031】低エネルギーイオンは、ノッチングとして
知られる現象に影響を及ぼすものと考えられている。再
度図1を参照すると、エッチングが接触ホールの底部に
達すると、底部のコーナを優先的に侵食する傾向があ
り、これによって、酸化物に切り込みを生じ、「ノッ
チ」90が形成されるが、これは極めて望ましくない。
ノッチングの原因は、十分に理解されていない。ある理
論では、エッチングプロセス中に除去されるエッチング
生成物が、エッチングされたホール(穴)の側壁に付着
し、この再付着した生成物が側壁を保護する傾向を有す
るものと考えられている。エッチングが底部に達する
と、それ以上エッチングされる材料がなく、側壁にこれ
以上物質が付着することはない。従って、ホールのまさ
しく底部に近い側壁は、保護されないことになる。ま
た、低速のイオン(すなわち、低エネルギーイオン)
は、ノッチを形成する可能性があると考えられている。
一般に、低速のイオンは、より簡単に偏向して側壁にぶ
つかることになるので、これによって、側壁のエッチレ
イトを向上させることが可能である。
知られる現象に影響を及ぼすものと考えられている。再
度図1を参照すると、エッチングが接触ホールの底部に
達すると、底部のコーナを優先的に侵食する傾向があ
り、これによって、酸化物に切り込みを生じ、「ノッ
チ」90が形成されるが、これは極めて望ましくない。
ノッチングの原因は、十分に理解されていない。ある理
論では、エッチングプロセス中に除去されるエッチング
生成物が、エッチングされたホール(穴)の側壁に付着
し、この再付着した生成物が側壁を保護する傾向を有す
るものと考えられている。エッチングが底部に達する
と、それ以上エッチングされる材料がなく、側壁にこれ
以上物質が付着することはない。従って、ホールのまさ
しく底部に近い側壁は、保護されないことになる。ま
た、低速のイオン(すなわち、低エネルギーイオン)
は、ノッチを形成する可能性があると考えられている。
一般に、低速のイオンは、より簡単に偏向して側壁にぶ
つかることになるので、これによって、側壁のエッチレ
イトを向上させることが可能である。
【0032】上述のRFパルスバイアス波形によって、
低エネルギーすなわち低速のイオン数が大幅に減少し、
従って、ノッチングの一因となると考えられるメカニズ
ムの1つが弱められる。
低エネルギーすなわち低速のイオン数が大幅に減少し、
従って、ノッチングの一因となると考えられるメカニズ
ムの1つが弱められる。
【0033】このパルス化波形によってエネルギーの単
一度がはるかに高いイオンエネルギー分布が得られる理
由については、基板表面に到達するイオンのエネルギー
を決めるメカニズムを再検討することによって理解する
ことが可能である。チャンバ内にプラズマが発生する
と、基板上方にプラズマシースが形成される。このシー
スは、低速で移動する正荷電イオンが、カソードにおけ
る負のバイアスによって基板からはねのけられた高速移
動電子よりも数多く存在する領域を表している。プラズ
マ中に発生するイオンは、このシースの両端間の電位を
降下させる。従って、イオンに付与されるエネルギー
は、このプラズマシースの両端間の電圧降下に比例す
る。
一度がはるかに高いイオンエネルギー分布が得られる理
由については、基板表面に到達するイオンのエネルギー
を決めるメカニズムを再検討することによって理解する
ことが可能である。チャンバ内にプラズマが発生する
と、基板上方にプラズマシースが形成される。このシー
スは、低速で移動する正荷電イオンが、カソードにおけ
る負のバイアスによって基板からはねのけられた高速移
動電子よりも数多く存在する領域を表している。プラズ
マ中に発生するイオンは、このシースの両端間の電位を
降下させる。従って、イオンに付与されるエネルギー
は、このプラズマシースの両端間の電圧降下に比例す
る。
【0034】シースの厚さxは、一般に、下記のように
密度に関係する:
密度に関係する:
【数1】 ここで、ηi は、プラズマシースにおけるイオン密度で
あり、Vは、シースの両端間における電圧であり、e
は、電子の電荷であり、ε0 は、自由空間の誘電透過率
である。この式は、シース内における均一な電荷分布を
想定している。この近似から明らかなように、プラズマ
シースは、イオン密度が高くなるにつれて漸次小さくな
る。
あり、Vは、シースの両端間における電圧であり、e
は、電子の電荷であり、ε0 は、自由空間の誘電透過率
である。この式は、シース内における均一な電荷分布を
想定している。この近似から明らかなように、プラズマ
シースは、イオン密度が高くなるにつれて漸次小さくな
る。
【0035】13. 56MHz及び低圧で(すなわち、
低圧、低密度プラズマ内で)実行される、従来のRF波
形を用いた平行平板のRF放電の場合、典型的なシース
厚さは、イオンがRFバイアス信号の1周期中に移動す
る距離に比べて厚い。従って、その場合、イオンは、シ
ースを横切るのに多くのRF周期を要することになる。
このため、イオンエネルギーは、シース内における時間
平均電界によって支配される。この結果の1つとして、
低圧低密度による実施の場合、RFカソードにおけるイ
オンエネルギー分布は、裾が長く、特徴的なスパイクを
1つ有する傾向がある。
低圧、低密度プラズマ内で)実行される、従来のRF波
形を用いた平行平板のRF放電の場合、典型的なシース
厚さは、イオンがRFバイアス信号の1周期中に移動す
る距離に比べて厚い。従って、その場合、イオンは、シ
ースを横切るのに多くのRF周期を要することになる。
このため、イオンエネルギーは、シース内における時間
平均電界によって支配される。この結果の1つとして、
低圧低密度による実施の場合、RFカソードにおけるイ
オンエネルギー分布は、裾が長く、特徴的なスパイクを
1つ有する傾向がある。
【0036】これに対し、低圧高密度プラズマの場合、
シース厚がはるかに薄くなる。密度が十分に高ければ、
RF信号の1周期の長さと比べて、より迅速にイオンが
それを通り抜けることになるほど、シースは薄くなる。
換言すれば、イオンエネルギーは、シース全体の瞬間電
圧降下の例となる傾向がある。従って、電圧降下が変動
するにつれ、シースを通過するイオンのエネルギーも変
動する。
シース厚がはるかに薄くなる。密度が十分に高ければ、
RF信号の1周期の長さと比べて、より迅速にイオンが
それを通り抜けることになるほど、シースは薄くなる。
換言すれば、イオンエネルギーは、シース全体の瞬間電
圧降下の例となる傾向がある。従って、電圧降下が変動
するにつれ、シースを通過するイオンのエネルギーも変
動する。
【0037】これについてより明確に検分するため、従
来のシステムを例示する基板電位70及びプラズマ電位
66をそれぞれ示す図6を参照する。 プラズマ電位66
は、わずかに正の電位で振動し;基板電位70は、VA
ボルトの大きさよりわずかに小さい直流バイアスVDC附
近でVA ボルトの振幅で振動する。ある短い期間の間、
ウエハの電位がわずかに正であり、その時間中、プラズ
マシースは完全に崩壊し、電子が基板表面に流入し、そ
れに蓄積されたイオンを中性化する。シースの端から端
の電位降下は、小さい値△V1 から大きい値△V2 に連
続して変化する。任意の所定のエネルギーにおけるイオ
ン数は、そのエネルギーに関連した電位降下の継続時間
によって決まる。シース両端間における瞬間電圧降下の
例となるイオンの場合、相対的電圧降下がある大きい値
からある小さい値まで振動すれば、イオンがさらされる
電圧が連続に広がるため、イオンエネルギーを連続的に
広げることができる。
来のシステムを例示する基板電位70及びプラズマ電位
66をそれぞれ示す図6を参照する。 プラズマ電位66
は、わずかに正の電位で振動し;基板電位70は、VA
ボルトの大きさよりわずかに小さい直流バイアスVDC附
近でVA ボルトの振幅で振動する。ある短い期間の間、
ウエハの電位がわずかに正であり、その時間中、プラズ
マシースは完全に崩壊し、電子が基板表面に流入し、そ
れに蓄積されたイオンを中性化する。シースの端から端
の電位降下は、小さい値△V1 から大きい値△V2 に連
続して変化する。任意の所定のエネルギーにおけるイオ
ン数は、そのエネルギーに関連した電位降下の継続時間
によって決まる。シース両端間における瞬間電圧降下の
例となるイオンの場合、相対的電圧降下がある大きい値
からある小さい値まで振動すれば、イオンがさらされる
電圧が連続に広がるため、イオンエネルギーを連続的に
広げることができる。
【0038】要するに、高密度による実施の場合、カソ
ードの正弦波RF電圧信号によって、カソードに到達す
るイオンに広範囲にわたる運動エネルギーが生じること
になる。
ードの正弦波RF電圧信号によって、カソードに到達す
るイオンに広範囲にわたる運動エネルギーが生じること
になる。
【0039】これに対し、パルス化波形の場合、プラズ
マシースの端と端の間に連続して変動する電圧降下は生
じない。それどころか、イオンが遭遇する電圧降下は、
2つの値の一方、すなわち、パルスの持続中の小さい値
とサイクルの残りの部分における大きい降下値(例え
ば、〜V0 )の一方を示す。このため、カソードにイオ
ンエネルギーの2つの狭い「帯域」を生じることになり
がちである。
マシースの端と端の間に連続して変動する電圧降下は生
じない。それどころか、イオンが遭遇する電圧降下は、
2つの値の一方、すなわち、パルスの持続中の小さい値
とサイクルの残りの部分における大きい降下値(例え
ば、〜V0 )の一方を示す。このため、カソードにイオ
ンエネルギーの2つの狭い「帯域」を生じることになり
がちである。
【0040】波形の高レベルと低レベルの両方の期間中
に、イオンがシースを横切る。カソードに到達する高エ
ネルギーイオンと低エネルギーイオン数は、それぞれ、
低電圧レベルと高電圧レベルの継続時間に比例する。す
なわち、2つのピークの振幅は、波形の2つの位相の相
対的継続時間に比例する。パルスの継続時間をtlow、
波形の残りの部分の継続時間をthighと仮定し、また、
2つのピークの高さをそれぞれ、Plow 及びPhighであ
ると仮定すると、下記の関係が適用できる;
に、イオンがシースを横切る。カソードに到達する高エ
ネルギーイオンと低エネルギーイオン数は、それぞれ、
低電圧レベルと高電圧レベルの継続時間に比例する。す
なわち、2つのピークの振幅は、波形の2つの位相の相
対的継続時間に比例する。パルスの継続時間をtlow、
波形の残りの部分の継続時間をthighと仮定し、また、
2つのピークの高さをそれぞれ、Plow 及びPhighであ
ると仮定すると、下記の関係が適用できる;
【数2】 従って、低エネルギーピークの高さを最低限に抑えるに
は、正に移行するパルスの継続時間tlow をできるだけ
短くすべきである。
は、正に移行するパルスの継続時間tlow をできるだけ
短くすべきである。
【0041】一般に、正に移行するパルスの継続時間
は、サイクルの残りの部分において連続して脱出するイ
オンによってウエハ表面に伝送される正電荷を相殺する
のに十分な数の電子が、シースを横切るのを可能ならし
めるのに十分な長さでありさえすればよい。電子は、か
なり(すなわち、その質量比の平方根だけ)重いイオン
よりもはるかに速く移動するので、この時間は、極めて
短くなるはずである。バイアス信号として用いられる正
弦波が13. 56MHzの場合(すなわち、従来のシス
テムの場合)、シースは、およそ数ナノ秒で完全に崩壊
するが、電子が電極に到達し、それを中性化するのに必
要なのはそれだけである。従って、ナノ秒のオーダのパ
ルスで、十分な長さのはずである。しかし、こうした立
ち上がりの短くて、速いパルスを発生するのに必要な高
度な回路要素を利用しなくても済むようにするため、実
際には、パルスの継続時間は、10ナノ秒(または20
ナノ秒でさえ)がより実用的かもしれない。パルス繰り
返し数が13. 56MHzで、パルス継続時間が10n
sの場合、全サイクルの長さは約73nsであり、従っ
て、正に移行するデューティーサイクルは、約15%未
満である。
は、サイクルの残りの部分において連続して脱出するイ
オンによってウエハ表面に伝送される正電荷を相殺する
のに十分な数の電子が、シースを横切るのを可能ならし
めるのに十分な長さでありさえすればよい。電子は、か
なり(すなわち、その質量比の平方根だけ)重いイオン
よりもはるかに速く移動するので、この時間は、極めて
短くなるはずである。バイアス信号として用いられる正
弦波が13. 56MHzの場合(すなわち、従来のシス
テムの場合)、シースは、およそ数ナノ秒で完全に崩壊
するが、電子が電極に到達し、それを中性化するのに必
要なのはそれだけである。従って、ナノ秒のオーダのパ
ルスで、十分な長さのはずである。しかし、こうした立
ち上がりの短くて、速いパルスを発生するのに必要な高
度な回路要素を利用しなくても済むようにするため、実
際には、パルスの継続時間は、10ナノ秒(または20
ナノ秒でさえ)がより実用的かもしれない。パルス繰り
返し数が13. 56MHzで、パルス継続時間が10n
sの場合、全サイクルの長さは約73nsであり、従っ
て、正に移行するデューティーサイクルは、約15%未
満である。
【0042】パルス波形が低レベル(すなわち、ペデス
タル電圧が−V0 )の間、イオンはカソードに移動し、
低電圧の開始時にポンピングによってカソードに送られ
た負電荷を中性化する。従って、シース電界は、サイク
ルの進行につれて、定電圧からある程度崩壊する。これ
は、波形の低電圧部分(すなわち、パルス外の領域)の
持続中に、負の勾配のランプ(ramp)69(図3参照)を
なすように、ポンピングによってカソードに負電荷を送
ることによって阻止することが可能である。負勾配ラン
プの勾配は、基板表面に正の荷電イオンをゆっくりと集
めようとするこの傾向を補償するように選択される。適
正に選択された場合、負勾配ランプによって、シース電
界がより安定した値に維持され、従って、到達したイオ
ンのエネルギーが一定に保持される(すなわち、よりエ
ネルギー単一性の高いIEDが得られる)。
タル電圧が−V0 )の間、イオンはカソードに移動し、
低電圧の開始時にポンピングによってカソードに送られ
た負電荷を中性化する。従って、シース電界は、サイク
ルの進行につれて、定電圧からある程度崩壊する。これ
は、波形の低電圧部分(すなわち、パルス外の領域)の
持続中に、負の勾配のランプ(ramp)69(図3参照)を
なすように、ポンピングによってカソードに負電荷を送
ることによって阻止することが可能である。負勾配ラン
プの勾配は、基板表面に正の荷電イオンをゆっくりと集
めようとするこの傾向を補償するように選択される。適
正に選択された場合、負勾配ランプによって、シース電
界がより安定した値に維持され、従って、到達したイオ
ンのエネルギーが一定に保持される(すなわち、よりエ
ネルギー単一性の高いIEDが得られる)。
【0043】例示のため、最も単純な形態の補償、すな
わち、線形の負勾配ランプが示されたという点に留意さ
れたい。もちろん、より複雑な(例えば、指数関数的に
減衰する)波形を利用して、サイクルのこの期間中にウ
エハ表面に漸次生じるイオンの蓄積をより正確に補償す
ることが可能である。
わち、線形の負勾配ランプが示されたという点に留意さ
れたい。もちろん、より複雑な(例えば、指数関数的に
減衰する)波形を利用して、サイクルのこの期間中にウ
エハ表面に漸次生じるイオンの蓄積をより正確に補償す
ることが可能である。
【0044】ここに指摘したように、パルスバイアスの
技法は、とりわけ、ポリシリコンエッチングプロセスに
有効である。この技法の恩恵を受けることになる他のエ
ッチングプロセスには、アルミニウム及び酸化物(例え
ば、Si02 )のエッチングがある。実施条件は、こう
した他のプロセスに合わせて適宜調整される。例えば、
反応ガスでアルミニウムにエッチングを施す場合、コイ
ルに対するRF電力は、約100〜200ワットのバイ
アス電力で約1. 5kWの範囲内になる。酸化物エッチ
ングプロセスの場合、コイルに対するRF電力は、約1
kWのバイアス電力で約2kWになる。これらの数字
は、単に許容可能な実施条件の大まかな推定値を示そう
というものであり、また、他の条件は適合しないという
ことを意味するつもりのものではない。
技法は、とりわけ、ポリシリコンエッチングプロセスに
有効である。この技法の恩恵を受けることになる他のエ
ッチングプロセスには、アルミニウム及び酸化物(例え
ば、Si02 )のエッチングがある。実施条件は、こう
した他のプロセスに合わせて適宜調整される。例えば、
反応ガスでアルミニウムにエッチングを施す場合、コイ
ルに対するRF電力は、約100〜200ワットのバイ
アス電力で約1. 5kWの範囲内になる。酸化物エッチ
ングプロセスの場合、コイルに対するRF電力は、約1
kWのバイアス電力で約2kWになる。これらの数字
は、単に許容可能な実施条件の大まかな推定値を示そう
というものであり、また、他の条件は適合しないという
ことを意味するつもりのものではない。
【0045】無論、当然明らかなように、この技法は、
ウエハ/基板にバイアスをかけて、衝撃を与える荷電粒
子(例えば、イオン)のエネルギーを制御する他のプラ
ズマ処理にも適用することが可能である。
ウエハ/基板にバイアスをかけて、衝撃を与える荷電粒
子(例えば、イオン)のエネルギーを制御する他のプラ
ズマ処理にも適用することが可能である。
【0046】図6(a)から明らかなように、イオンエ
ネルギーは、カソード(より正確にはウエハ表面)の電
位によって決まるだけでなく、カソードシースのもう一
方の側におけるプラズマ電位によっても決まる。従っ
て、安定したプラズマ電位は、イオンエネルギー分布を
さらに改善する(すなわち、より狭くする)ことが可能
である。このプラズマ電位を安定させるための既知の技
法が存在する。例えば、いくつか挙げてみると、ファラ
デーシールディング、絶縁トランス、平衡RF入力、及
び、コイルとカソード間の距離の延長などを利用するこ
とが可能である。
ネルギーは、カソード(より正確にはウエハ表面)の電
位によって決まるだけでなく、カソードシースのもう一
方の側におけるプラズマ電位によっても決まる。従っ
て、安定したプラズマ電位は、イオンエネルギー分布を
さらに改善する(すなわち、より狭くする)ことが可能
である。このプラズマ電位を安定させるための既知の技
法が存在する。例えば、いくつか挙げてみると、ファラ
デーシールディング、絶縁トランス、平衡RF入力、及
び、コイルとカソード間の距離の延長などを利用するこ
とが可能である。
【0047】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、コンタクトホール等のエッチングにおいて、コン
タクトホールの外側の領域で、ホールの中心でポリシリ
コンを全部エッチングにより取り去る前に、その下のS
iO2 保護層をエッチングにより叩いてしまうことが防
止されるようになる。
れば、コンタクトホール等のエッチングにおいて、コン
タクトホールの外側の領域で、ホールの中心でポリシリ
コンを全部エッチングにより取り去る前に、その下のS
iO2 保護層をエッチングにより叩いてしまうことが防
止されるようになる。
【図1】エッチングを施される半導体構造の略断面図で
ある。
ある。
【図2】本発明を具現化した高密度プラズマエッチング
システムのブロック図である。
システムのブロック図である。
【図3】図1に示すペデスタルに加えられるRF信号に
関する電圧波形である。
関する電圧波形である。
【図4】図1に示すペデスタルに接続されたバイアス回
路に関する代替構成を示す図である。
路に関する代替構成を示す図である。
【図5】図2に示す波形を用いた結果生じるイオンエネ
ルギー分布(IED)を示す図である。
ルギー分布(IED)を示す図である。
【図6】(a)は、従来のRFバイアス波形を用いた場
合のプラズマ電位及びペデスタル電位を示す図であり、
(b)は、(a)の従来のRFバイアス波形に関連した
RFパルス波形を示す図である。
合のプラズマ電位及びペデスタル電位を示す図であり、
(b)は、(a)の従来のRFバイアス波形に関連した
RFパルス波形を示す図である。
【図7】正弦波RFバイアス波形を用いた従来の高密度
プラズマエッチングシステムに関するイオンエネルギー
分布を示す図である。
プラズマエッチングシステムに関するイオンエネルギー
分布を示す図である。
2…酸化物層、4…ポリシリコン層、6…マスク層、1
0…プラズマエッチングシステム、12…円筒体、14
…真空チャンバ本体、16…円形上部プレート、18…
密封キャビティ、20…ペデスタル、22…基板、24
…円筒形コイルアンテナ、30…RFジェネレータ、3
2…同軸ケーブル、34…RF整合部、42…RFジェ
ネレータ、44…同軸ケーブル、45…整合トランス、
90…ノッチ。
0…プラズマエッチングシステム、12…円筒体、14
…真空チャンバ本体、16…円形上部プレート、18…
密封キャビティ、20…ペデスタル、22…基板、24
…円筒形コイルアンテナ、30…RFジェネレータ、3
2…同軸ケーブル、34…RF整合部、42…RFジェ
ネレータ、44…同軸ケーブル、45…整合トランス、
90…ノッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴァレンティン エヌ. トドロフ アメリカ合衆国, カリフォルニア州, フレモント, ウォルコット コモン 3300, ナンバー202 (72)発明者 シュー−ユー チャン アメリカ合衆国, カリフォルニア州, ミルピタス, ローズ ドライヴ 230 (72)発明者 ジェラルド ズィー. イン アメリカ合衆国, カリフォルニア州, キュパティノ, ビリチ プレイス 10132
Claims (26)
- 【請求項1】 プラズマ処理の間に、プラズマチャンバ
内で基板を支持するペデスタルにバイアスを与える方法
であって、 前記ペデスタルに、任意の正の電圧VB と少なくとも等
しい第1の電圧でバイアスを与えるステップと、 前記ペデスタルに、定期的ないし間欠的に所定の周波数
で、前記第1の電圧の極性と逆の極性を有し前記VB よ
りも大きな振幅を有するパルスを与えるステップと、を
有する方法。 - 【請求項2】 前記所定の周波数がRF(radio frequen
cy)周波数の範囲にある請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記所定の周波数が約13.56MHz
である請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】 前記第1の電圧が負であり、前記パルス
が正に移行するパルスである請求項2に記載の方法。 - 【請求項5】 各サイクルにおいて、パルスとパルスの
間で前記第1の電圧の大きさを第1の値から第2の値ま
で上昇させるステップを更に有する請求項4に記載の方
法。 - 【請求項6】 前記パルスの振幅と継続時間が、直前の
パルス以来、基板表面上に蓄積された正イオンを実質的
に中和するに充分である請求項4に記載の方法。 - 【請求項7】 前記パルスが、約10ナノ秒(ns)よ
りも短い継続時間を有する請求項4に記載の方法。 - 【請求項8】 前記パルスが、1何ナノ秒(ns)のオ
ーダーの立ち上がり時間を有する請求項4に記載の方
法。 - 【請求項9】 前記パルスの信号が、約30%よりも短
いデューティーサイクルを有する請求項4に記載の方
法。 - 【請求項10】 前記パルスの信号が、約15%よりも
短いデューティーサイクルを有する請求項9に記載の方
法。 - 【請求項11】 プラズマエッチングチャンバ内でペデ
スタルに支持された基板をエッチングする方法であっ
て、 基板に衝突することとなる正の電荷を有するイオンを生
じるプラズマを、基板の上方に発生させるステップと、 第1の部分と第2の部分とを有するバイアス波形を基板
に与えるステップであって、前記第1の部分は、継続時
間t1 を有し、負の電圧であるベースライン電圧VB よ
りも更に負である電圧V1 により特性が与えられ、前記
第2の部分は、継続時間t2 を有し、前記ベースライン
電圧VB の大きさよりも大きなV2 に等しい量だけ前記
ベースライン電圧VB から上に伸びる、前記ステップ
と、 前記バイアス波形を周波数f0 で反復するステップとを
有する方法。 - 【請求項12】 前記プラズマが高密度プラズマである
請求項11に記載の方法。 - 【請求項13】 前記プラズマが、約1011イオン/c
m3 よりも大きなイオン密度を発生する請求項12に記
載の方法。 - 【請求項14】 前記プラズマが、約1011〜1012イ
オン/cm3 の程度のイオン密度を発生する請求項12
に記載の方法。 - 【請求項15】 t1<t2、即ち、前記t1 よりも前記
t2が大きい請求項12に記載の方法。 - 【請求項16】 t1<<t2、即ち、前記t1 に比べて
前記t2が非常に大きい請求項12に記載の方法。 - 【請求項17】 前記周波数f0 が、RF周波数の範囲
にある請求項11に記載の方法。 - 【請求項18】 前記周波数f0 が、メガヘルツの範囲
にある請求項17に記載の方法。 - 【請求項19】 前記周波数f0 が、約13.56MH
zである請求項18に記載の方法。 - 【請求項20】 前記波形の前記第2の部分の間、前記
V1 を時間の関数として変化させるステップを更に有す
る請求項11又は12のいずれかに記載の方法。 - 【請求項21】 前記V1 を時間の関数として変化させ
る前記ステップが、前記波形の前記第2の部分の間、前
記V1 の振幅を時間の関数として増加させる工程を有す
る請求項20に記載の方法。 - 【請求項22】 サイクルの前記第2の部分の間に基板
表面上に蓄積する正イオンを補償するように、前記V1
を時間の関数として変化させて、サイクルの前記第2の
の時間の間に、基板の上方のプラズマシースの端から端
までの電圧降下を実質的に一定にする請求項20に記載
の方法。 - 【請求項23】 実質的に同じエネルギーを有するイオ
ン流入が基板表面に生じるように、前記V1 が時間の関
数として変化される請求項20に記載の方法。 - 【請求項24】 基板を支持するペデスタルを内部に有
するプラズマプロセスチャンバ内でプラズマ処理を行う
方法であって、 前記チャンバ内にガスを導入するステップと、 基板表面に衝突する正に荷電したイオンを発生させるプ
ラズマを、前記チャンバ内の基板上方の該ガスで発生さ
せるステップと前記ペデスタルに負の電圧となるような
バイアスを与えて基板表面に衝突する正に荷電した該正
イオンのエネルギーを制御するステップと、 所定の周波数fで前記ペデスタルに正に移行するパルス
を定期的ないし間欠的に与えるステップであって、前記
fはRF周波数の範囲にあり、前記パルスは、直前のパ
ルス以来、基板表面上に蓄積された正イオンを実質的に
中和するに充分である継続時間を有する、前記ステップ
とを有する方法。 - 【請求項25】 プラズマエッチングシステムであっ
て、 動作中に、正の荷電を有するイオンを発生するプラズマ
を形成するガスを収容するプラズマチャンバと、 前記チャンバ内にありプラズマ処理中は基板がその上に
置かれるペデスタルと、 前記ペデスタルに電気的に接続するRFバイアス供給回
路であって、前記RFバイアス供給回路は、プラズマ処
理中に前記ペデスタルにバイアス電力を供給し、前記バ
イアス電力は前記ペデスタルに負の電圧となるようバイ
アスを与えて、プラズマ処理中に基板表面に衝突する正
の荷電を有するイオンのエネルギーを制御し、前記RF
バイアス供給回路は、所定の周波数fで前記ペデスタル
に正に移行するパルスを定期的ないし間欠的に与えるパ
ルスジェネレータを備え、前記fはRF周波数の範囲に
あり、前記パルスは、直前のパルス以来、基板表面上に
蓄積された正イオンを実質的に中和するに充分である継
続時間を有する、前記RFバイアス供給回路とを備える
プラズマエッチングシステム。 - 【請求項26】 プラズマエッチングシステムであっ
て、 動作中に、正の荷電を有するイオンを発生するプラズマ
を形成するガスを収容するプラズマチャンバと、 前記チャンバ内にありプラズマ処理中は基板がその上に
置かれるペデスタルと、 前記ペデスタルに電気的に接続するRFバイアス供給回
路であって、前記RFバイアス供給回路は、前記ペデス
タルに、任意の正の電圧VB と少なくとも等しい第1の
電圧でバイアスを与え、前記バイアス供給回路は、前記
ペデスタルに、定期的ないし間欠的に所定の周波数で、
前記第1の電圧の極性と逆の極性を有し前記VB よりも
大きな振幅を有するパルスを与える、前記RFバイアス
供給回路とを備えるプラズマエッチングシステム。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US53592795A | 1995-09-28 | 1995-09-28 | |
| US08/535927 | 1995-09-28 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09129621A true JPH09129621A (ja) | 1997-05-16 |
Family
ID=24136382
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8253481A Withdrawn JPH09129621A (ja) | 1995-09-28 | 1996-09-25 | パルス波形バイアス電力 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09129621A (ja) |
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-
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- 1996-09-25 JP JP8253481A patent/JPH09129621A/ja not_active Withdrawn
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