JPH09131129A - きのこの栽培瓶及びきのこ栽培に用いる支持リング - Google Patents

きのこの栽培瓶及びきのこ栽培に用いる支持リング

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JPH09131129A
JPH09131129A JP7293975A JP29397595A JPH09131129A JP H09131129 A JPH09131129 A JP H09131129A JP 7293975 A JP7293975 A JP 7293975A JP 29397595 A JP29397595 A JP 29397595A JP H09131129 A JPH09131129 A JP H09131129A
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JP
Japan
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bottle
mushroom
bottle mouth
cultivation
mouth
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JP7293975A
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Kiyoshi Seki
喜代志 関
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 栽培瓶を用いてぶなしめじ等の株状に生長す
るきのこを生育する際に瓶口の外側で子実体が垂れ下が
ることを防止し、形を整えて生育させる。 【解決手段】 ぶなしめじ等の株状に生長するきのこの
栽培で用いる栽培瓶10であって、栽培瓶10の瓶口1
2の周縁部に、瓶口12から外方に張り出すフランジ部
14を設ける。フランジ部14は瓶口12の周縁から外
周縁側が若干上向きに傾斜して延設されたもの、瓶口1
2の周縁から外周縁側がほぼ水平に延設されたものが好
適である。フランジ部14によって瓶口12の周囲のき
のこの子実体を支え、きのこの形を整える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はぶなしめじ等のきのこ栽
培に使用するきのこの栽培瓶及びきのこ栽培に用いる支
持リングに関する。
【0002】
【従来の技術】きのこの人工栽培では栽培瓶を用いる栽
培方法が広く行われている。この栽培瓶を用いるきのこ
の栽培方法は、栽培瓶内に培養基を充填し、瓶口からき
のこの子実体を生長させてきのこを収穫するものであ
る。ところで、ぶなしめじ等の株状に生長するきのこの
栽培では、瓶口から生長するきのこの形を整え、またき
のこの収穫作業を容易にするため、栽培瓶の瓶口に矯正
用のキャップを装着して栽培する方法が行われている
(特開平5-227840号) 。
【0003】図8にぶなしめじの栽培で栽培瓶10の瓶
口12に矯正用のキャップ5を装着した状態を示す。こ
の矯正用のキャップ5は栽培瓶10の瓶口12よりも若
干大径に形成するとともに、上部側を拡径した筒状に形
成したもので、菌掻きした後、栽培瓶10の瓶口12に
外挿し栽培瓶10の肩部で支持して装着する。キャップ
5は子実体が瓶口12から外に生長する際にきのこがむ
やみに外方に広がったりしないよう形を整え、収穫時に
はキャップ5を支持してきのこを抜くようにすることで
容易に収穫することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにぶなしめ
じ等の栽培で瓶口12に矯正用のキャップ5を装着して
いるのは、ぶなしめじ等のように株状に生長するきのこ
では、菌床面から子実体が伸長する際に子実体がいっき
に太くなるため、瓶口12いっぱいにきのこが密集した
ようになり、これによって外側の子実体が外へ押し出さ
れるようになるためである。ぶなしめじ等ではこのよう
に外側の子実体が押し出されることによってきのこが瓶
口12よりも外側に広がり、形が整わなくなるとともに
隣の栽培瓶のきのこと干渉するといったことが生じる。
【0005】ところで、このようにきのこが瓶口12か
ら外側に広がって生長する際にもっとも問題になるの
は、瓶口の外側の子実体が中側の子実体に押されて外に
あふれ、そのため子実体が瓶口12の外でいったん垂れ
下がるようになってしまうことである。きのこの性質
上、いったん子実体が垂れ下がっても子実体は上に向か
って伸長するから子実体は瓶口12の外周縁で湾曲する
ようになる。
【0006】本発明者はこのような株状に生長するきの
こでの問題点を解消すべくきのこの栽培方法について検
討し、従来の矯正用キャップを使用するよりも取扱いが
容易であり、ぶなしめじ等の株状に生長するきのこの栽
培に好適に使用できるきのこ栽培瓶及びきのこ栽培用の
支持リングを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、ぶなしめじ等の
株状に生長するきのこの栽培で用いる栽培瓶であって、
前記栽培瓶の瓶口の周縁部に、瓶口から外方に張り出す
フランジ部を設けたことを特徴とする。また、前記フラ
ンジ部が瓶口の周縁から外周縁側が若干上向きに傾斜し
て延設されたものであることを特徴とする。また、前記
フランジ部が瓶口の周縁から外周縁側がほぼ水平に延設
されたものであることを特徴とする。また、きのこの栽
培瓶の瓶口に装着するきのこ栽培に用いる支持リングで
あって、前記瓶口に装着する筒部と、該筒部の一方の周
縁から外側に張り出して形成したフランジ部とを有する
ことを特徴とする。また、前記筒部が前記瓶口内に装着
可能に、瓶口の内径よりも小径に形成されたことを特徴
とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係
るきのこの栽培瓶10の一実施形態を示す正面図、図2
はこの栽培瓶10を用いてぶなしめじを生育させた状態
を示す説明図である。本実施形態の栽培瓶10は瓶口1
2の周縁部に、周縁部から外側に略水平に張り出すよう
にフランジ部14を一体に設けたことを特徴とする。フ
ランジ部14の幅は適宜設定すればよいが8mm程度あ
ればよい。
【0009】このフランジ部14は菌床面から子実体が
生長して瓶口12の開口部から子実体が伸長していく際
に、外側の子実体が瓶口12の周縁から外側に押し出さ
れた際に子実体が垂れ下がらないように支持する作用を
有する。図2に示すように、フランジ部14は子実体の
根部に近い部分を支えるように作用し、子実体の下部部
分が垂れ下がらないようにする。
【0010】フランジ部14はこのように子実体が瓶口
12の周縁部から外側に張り出す際に、子実体を支える
ことで子実体が湾曲したりすることを好適に防止するこ
とができる。ぶなしめじで実際にきのこを生育させた状
況でみると、この子実体の根部近傍のみをフランジ部1
4で支えておくだけで、その後は子実体が上方に生長す
るから、これによってきのこ全体の形状を整えることが
できた。
【0011】きのこの根部近傍で子実体が下方に湾曲し
て生長する場合は、きのことしての見栄えが悪くなると
ともに、トレイ等の包装容器にきのこを収納した場合の
見栄えが悪くなったり、包装用にきのこを整える作業が
しにくくなるという問題がある。また、栽培瓶10の側
方に子実体が広がると隣のきのこと干渉して、きのこの
傘が傷つくといったことも起きる。
【0012】ぶなしめじ等のきのこ栽培ではきのこの収
量を増やすため栽培瓶あたりの取れ量を多くしているか
ら、これによって子実体が瓶口12で密集して生長し、
子実体が瓶口12の外に大きく広がるように生長する傾
向が強まっていることから、本発明のようなフランジ部
14を設けた栽培瓶を使用することはきわめて有効であ
る。
【0013】本実施形態の栽培瓶10は栽培瓶10と一
体にフランジ部14を設けているから図8に示すような
矯正用キャップ5を装着する必要がなく、栽培作業にお
ける取扱いがきわめて容易である。なお、フランジ部1
4を設けた栽培瓶10を使用する場合は、栽培瓶10を
封止するためのキャップ16としてフランジ部14に脱
着可能に形成したものを使用する。形態的には従来の栽
培瓶で用いているキャップと同形態で嵌着部の寸法をフ
ランジ部14の外径寸法に合わせて形成したものでよ
い。キャップ16の内部にフィルタ18を装着可能とす
る構成も従来例と同様である。
【0014】上記実施形態の栽培瓶10はフランジ部1
4を瓶口12の周縁からほぼ水平に張り出して形成した
ものであるが、図3に示すようにフランジ部14を瓶口
12の周縁から若干上向きに傾斜させて張り出すように
すると、子実体が瓶口12から外側に張り出して生長す
る際に子実体が下側に垂れ下がることをさらに好適に防
止できるという利点がある。また、場合によってはフラ
ンジ部14を瓶口12の周縁から若干下がるように傾斜
させて形成してもよい。これらフランジ部14の形状は
きのこの種類等に応じて選択することができる。
【0015】上記各実施形態で示した栽培瓶10は、瓶
口12に一体にフランジ部14を設けたものであるが、
上記実施形態の栽培瓶10と同様の効果を得る方法とし
て栽培瓶10とは別体で形成した支持リング20を使用
する方法がある。図4にこの支持リングの斜視図、図5
に支持リング20を栽培瓶10に装着した状態を示す。
【0016】支持リング20は図4に示すように、栽培
瓶10の瓶口12の内側に挿入するため、瓶口12の内
径よりも若干小径に形成した筒部20aと、この筒部2
0aの一方の周縁から外側に張り出して形成したフラン
ジ部20bとからなる。フランジ部20bは前述した栽
培瓶10でのフランジ部14と同様の作用をなす部分で
あり、約8mm幅程度に形成する。
【0017】図5は上記支持リング20を栽培瓶10の
瓶口12に装着した状態を示す。筒部20aが瓶口12
内に挿入され、フランジ部20bの下面が瓶口12の上
端縁に当接して支持リング20が支持されている。支持
リング20を装着したことにより、瓶口12の開口端縁
から外側にフランジ20bが張り出し、上述したフラン
ジ部14を有する栽培瓶10と同様の形態になる。
【0018】支持リング20の作用は前述した栽培瓶1
0のフランジ部14とまったく同様で、瓶口12から伸
長するきのこの子実体を瓶口12の開口部近傍で支え、
子実体が根部近傍で垂れ下がることを防止する。支持リ
ング20は従来の栽培瓶10を用いる場合、これを瓶口
12に装着して使用できるという利点がある。支持リン
グ20は構造が単純であり、製作が容易であるととも
に、従来用いられている矯正用のキャップ5等とくらべ
て取扱いが容易で、かさばったりしないという利点があ
る。
【0019】支持リング20を使用する場合は、栽培瓶
10に培養基を充填する工程、殺菌工程、培養工程まで
は従来と同様に栽培瓶10のままで取扱い、培養工程
後、菌掻き等を行って菌床面から子実体を発生させる際
に、瓶口12に支持リング20を装着する。きのこを収
穫した後、支持リング20を回収して再利用することが
できる。
【0020】支持リング20のフランジ部20bの構成
も、栽培瓶10と一体に形成したフランジ部14と同様
に周縁を若干上方に傾斜させて形成してもよい。これに
よって子実体の垂れ下がりをさらに確実に防止すること
ができる。また、フランジ部14の周縁が若干下がるよ
うに傾斜させて形成することもできる。
【0021】また、フランジ部20bは全周にわたりリ
ング状に連続して形成してもよいし、図6に示すように
スリット21を設けるようにしてもよく、図7に示すよ
うに散点状に貫通孔22を設けてもよい。スリット2
1、貫通孔22を設けることでフランジ部20bの通気
性を良くすることができる。なお、支持リング20の材
質はプラスチック材等にとくに限定されるものではな
く、通気性を有する素材で形成することもできる。
【0022】これらの支持リング20に設けるフランジ
部20bの構成は栽培瓶10と一体に形成するフランジ
部14についても同様に適用できるものである。
また、図4、5に示す支持リング20は栽培瓶10の瓶
口12の内側に筒部20aを挿入して装着したが、栽培
瓶10の瓶口12に外挿して装着することも可能であ
る。この場合は、瓶口12に筒部20aを外挿した際に
栽培瓶10の肩部に筒部20aの下端縁が当接して支持
されることになる。
【0023】
【発明の効果】本発明に係るきのこの栽培瓶によれば、
上述したように、簡易な構成により、ぶなしめじ等の株
状に生長するきのこを生長させる際に、根部の近傍で子
実体が湾曲するといったことを防止して、形の整ったき
のこを収穫することができる。これによってきのこの収
穫が容易になり、見栄えのよいきのことして提供するこ
とができる。また、本発明に係る支持リングを用いるこ
とで、従来の栽培瓶をそのまま使用して同様にきのこの
全体形状を整えて生長させることができ、商品価値の高
いきのこを生産することができる。支持リングは製造コ
ストがかからず、取扱いが容易できのこ栽培で用いて作
業性が良い等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】きのこの栽培瓶の一実施形態を示す部分断面正
面図。
【図2】一実施形態の栽培瓶を用いてきのこを生育させ
た状態の正面図。
【図3】きのこ栽培瓶の他の実施形態を示す部分断面正
面図。
【図4】支持リングの斜視図。
【図5】支持リングを栽培瓶の瓶口に装着した状態の部
分断面正面図。
【図6】支持リングのフランジ部の構成を示す平面図。
【図7】支持リングのフランジ部の構成を示す平面図。
【図8】矯正用のキャップを装着した従来の栽培瓶を用
いる栽培方法を示す説明図。
【符号の説明】
5 矯正用のキャップ 10 栽培瓶 12 瓶口 14 フランジ部 16 キャップ 18 フィルタ 20 支持リング 21 スリット 22 貫通孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ぶなしめじ等の株状に生長するきのこの
    栽培で用いる栽培瓶であって、 前記栽培瓶の瓶口の周縁部に、瓶口から外方に張り出す
    フランジ部を設けたことを特徴とするきのこの栽培瓶。
  2. 【請求項2】 フランジ部が瓶口の周縁から外周縁側が
    若干上向きに傾斜して延設されたものであることを特徴
    とする請求項1記載のきのこの栽培瓶。
  3. 【請求項3】 フランジ部が瓶口の周縁から外周縁側が
    ほぼ水平に延設されたものであることを特徴とする請求
    項1記載のきのこの栽培瓶。
  4. 【請求項4】 きのこの栽培瓶の瓶口に装着するきのこ
    栽培に用いる支持リングであって、 前記瓶口に装着する筒部と、該筒部の一方の周縁から外
    側に張り出して形成したフランジ部とを有することを特
    徴とするきのこ栽培に用いる支持リング。
  5. 【請求項5】 筒部が前記瓶口内に装着可能に、瓶口の
    内径よりも小径に形成されたことを特徴とするきのこ栽
    培に用いる支持リング。
JP7293975A 1995-11-13 1995-11-13 きのこの栽培瓶及びきのこ栽培に用いる支持リング Pending JPH09131129A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101148759B1 (ko) * 2009-05-13 2012-05-21 농업회사법인주식회사 뜰아채 자실체의 모양을 균일하게 만드는 버섯의 병재배 방법

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH046529U (ja) * 1990-04-27 1992-01-21

Patent Citations (1)

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