JPH09131232A - 耐震性箪笥引出し装置 - Google Patents
耐震性箪笥引出し装置Info
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- JPH09131232A JPH09131232A JP7315888A JP31588895A JPH09131232A JP H09131232 A JPH09131232 A JP H09131232A JP 7315888 A JP7315888 A JP 7315888A JP 31588895 A JP31588895 A JP 31588895A JP H09131232 A JPH09131232 A JP H09131232A
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- chest
- movable
- insertion portion
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 気軽に開け閉めでき、それでいて、地震時等
に箪笥が引出し開け閉め側へ傾いたり、引出し開け閉め
方向に揺れる等しても、引出しが箪笥本体から抜け出難
く、それだけ地震等の不測の事態に対して安全であると
ともに、箪笥の運搬、移動において、施錠無しでも、引
出しの抜け出る恐れが極めて少なくそれだけ安全に箪笥
を運搬、移動でき、また、このような利点があるにもか
かわらず構造簡単に安価に提供可能な耐震性箪笥引出し
装置を提供する。 【解決手段】 箪笥本体101の引出し挿入部2と、こ
れに対し引出し案内装置4にて出入自在の引出し1とを
含む箪笥引出し装置であって、引出し1の底板部材11
1下面に傾斜下面131を有する可動係合部材13を設
けるとともに、引出し挿入部2に引出し1が所定位置へ
収納されるとき、可動係合部材13をその傾斜下面13
1で乗り上がらせたのち下降させて該部材13の前端係
合面132に係合できる位置をとる固定係合部材3を設
ける。
に箪笥が引出し開け閉め側へ傾いたり、引出し開け閉め
方向に揺れる等しても、引出しが箪笥本体から抜け出難
く、それだけ地震等の不測の事態に対して安全であると
ともに、箪笥の運搬、移動において、施錠無しでも、引
出しの抜け出る恐れが極めて少なくそれだけ安全に箪笥
を運搬、移動でき、また、このような利点があるにもか
かわらず構造簡単に安価に提供可能な耐震性箪笥引出し
装置を提供する。 【解決手段】 箪笥本体101の引出し挿入部2と、こ
れに対し引出し案内装置4にて出入自在の引出し1とを
含む箪笥引出し装置であって、引出し1の底板部材11
1下面に傾斜下面131を有する可動係合部材13を設
けるとともに、引出し挿入部2に引出し1が所定位置へ
収納されるとき、可動係合部材13をその傾斜下面13
1で乗り上がらせたのち下降させて該部材13の前端係
合面132に係合できる位置をとる固定係合部材3を設
ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、和箪笥、洋服箪笥
等の箪笥の引出し装置に関する。
等の箪笥の引出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】箪笥の引出し装置は、通常、箪笥本体に
設けた引出し挿入部と、これに対し出入自在の引出しと
から構成されており、任意に引出しを開け閉めできるよ
うになっている。
設けた引出し挿入部と、これに対し出入自在の引出しと
から構成されており、任意に引出しを開け閉めできるよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
箪笥引出し装置では、地震時、箪笥運搬時等において箪
笥が引出し開け閉め側に傾いたり、引出し開け閉め方向
に揺れる等したとき、引出しが箪笥本体からその自重
で、或いは引出しの持つ慣性力で自然に抜け出て、引出
し内部のものが周囲に散乱し、貴重な物品が損傷するば
かりか、それらが人体に当たったり、引出し自身が人体
や周囲の物に当たる等して人的、物的損傷を招くことが
ある。
箪笥引出し装置では、地震時、箪笥運搬時等において箪
笥が引出し開け閉め側に傾いたり、引出し開け閉め方向
に揺れる等したとき、引出しが箪笥本体からその自重
で、或いは引出しの持つ慣性力で自然に抜け出て、引出
し内部のものが周囲に散乱し、貴重な物品が損傷するば
かりか、それらが人体に当たったり、引出し自身が人体
や周囲の物に当たる等して人的、物的損傷を招くことが
ある。
【0004】箪笥引出しによっては施錠可能なものがあ
り、施錠可能な引出しについては、予め施錠しておくこ
とでこのような事故回避が可能であると考えられるが、
たとえ施錠可能な引出しでも、普段の生活においては、
引出しを開け閉めするのにいちいち解錠、施錠するのは
煩わしいことから、施錠されないことが多々あり、この
ようなときに地震が発生すると、前記のように人的、物
的損傷が発生し、酷いときには、抜け出た引出しが人頭
を直撃する等して死を招くことすらある。
り、施錠可能な引出しについては、予め施錠しておくこ
とでこのような事故回避が可能であると考えられるが、
たとえ施錠可能な引出しでも、普段の生活においては、
引出しを開け閉めするのにいちいち解錠、施錠するのは
煩わしいことから、施錠されないことが多々あり、この
ようなときに地震が発生すると、前記のように人的、物
的損傷が発生し、酷いときには、抜け出た引出しが人頭
を直撃する等して死を招くことすらある。
【0005】そこで本発明は、簡単に開け閉めでき、そ
れでいて、地震時等に箪笥が引出し開け閉め側へ傾いた
り、引出し開け閉め方向に揺れる等しても、引出しが箪
笥本体から抜け出難く、それだけ地震等の不測の事態に
対して安全であるとともに、箪笥の運搬、移動におい
て、施錠無しでも、引出しの抜け出る恐れが極めて少な
く、それだけ安全に箪笥を運搬、移動できる耐震性箪笥
引出し装置を提供することを課題とする。
れでいて、地震時等に箪笥が引出し開け閉め側へ傾いた
り、引出し開け閉め方向に揺れる等しても、引出しが箪
笥本体から抜け出難く、それだけ地震等の不測の事態に
対して安全であるとともに、箪笥の運搬、移動におい
て、施錠無しでも、引出しの抜け出る恐れが極めて少な
く、それだけ安全に箪笥を運搬、移動できる耐震性箪笥
引出し装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、箪笥本体の引出し挿入部とこれに対し出入自
在の引出しとを含む箪笥引出し装置において、前記引出
し挿入部に対する前記引出しの出し入れを案内する引出
し案内手段と、前記引出しの底部材下面に形成され、引
出し奥側から引出し前側へ向かって引出し底部材下面か
ら次第に遠ざかるように下方へ傾斜する傾斜下面及び下
面(前記傾斜下面又は該傾斜下面とそれに続く平坦下面
等の可動係合部下面)前端から引出し底部材下面へ向け
立ち上がる前端係合面を有し、引出し本体とともに可動
である可動係合部と、前記引出し挿入部の前記引出し底
部材下面に対向する部材に形成され、前記引出しが前記
引出し挿入部の所定位置へ収納されるとき、前記可動係
合部を前記傾斜下面で乗り上がらせたのち下降させて前
記前端係合面に係合できる位置をとる固定係合部とを備
え、前記引出し挿入部と前記引出しとは、該引出し挿入
部の内天面と該引出しの該引出し挿入部に挿入される部
分の上面との間に、該引出しを該引出し挿入部の所定位
置へ収納するにあたり、前記可動係合部の前記傾斜下面
が前記固定係合部に乗り上がったのちそれから外れて下
降でき、該引出しを引き出すにあたって該引出しの前端
部を持ち上げて該固定係合部から該可動係合部を外して
手前へ引き出せる引出し昇降用間隙が得られる寸方関係
に形成してあり、前記引出し案内手段は、前記引出しの
左右の側部材のそれぞれの奥側端部に遊転自在に設けた
第1ローラと、該各側部材に該第1ローラから引出し前
端へ向け設けた引出しとともに可動の可動レール部材
と、前記箪笥本体の引出し挿入部における左右の側部材
のそれぞれの前側端部に遊転自在に設けた第2ローラ
と、該各側部材に該第2ローラから引出し挿入部の奥側
へ向け設けた上下の固定レール部材とを備えており、前
記第1ローラは前記上下の固定レール部材の間に嵌まっ
て上下動を規制された状態で転動できるとともに、前記
可動レール部材は前記第2ローラに上方から当接して該
引出しとともに移動でき、前記各上側固定レール部材の
前端は引出し挿入部前端部の手前位置にあって前記第2
ローラとの間に引出し出し入れ方向の間隙を形成してお
り、該間隙を利用して、前記第1ローラを前記上下固定
レール部材の間に挿脱できるとともに、前記引出しを引
出し挿入部の所定収納位置に挿入するにあたり前記可動
係合部が前記固定係合部に乗り上がるとき及び前記引出
しを引出し収納状態から引き出すために該引出し前端部
を持ち上げて該可動係合部を固定係合部から外すときの
前記可動レール部材の昇降動作が許されることを特徴と
する耐震性箪笥引出し装置を提供する。
するため、箪笥本体の引出し挿入部とこれに対し出入自
在の引出しとを含む箪笥引出し装置において、前記引出
し挿入部に対する前記引出しの出し入れを案内する引出
し案内手段と、前記引出しの底部材下面に形成され、引
出し奥側から引出し前側へ向かって引出し底部材下面か
ら次第に遠ざかるように下方へ傾斜する傾斜下面及び下
面(前記傾斜下面又は該傾斜下面とそれに続く平坦下面
等の可動係合部下面)前端から引出し底部材下面へ向け
立ち上がる前端係合面を有し、引出し本体とともに可動
である可動係合部と、前記引出し挿入部の前記引出し底
部材下面に対向する部材に形成され、前記引出しが前記
引出し挿入部の所定位置へ収納されるとき、前記可動係
合部を前記傾斜下面で乗り上がらせたのち下降させて前
記前端係合面に係合できる位置をとる固定係合部とを備
え、前記引出し挿入部と前記引出しとは、該引出し挿入
部の内天面と該引出しの該引出し挿入部に挿入される部
分の上面との間に、該引出しを該引出し挿入部の所定位
置へ収納するにあたり、前記可動係合部の前記傾斜下面
が前記固定係合部に乗り上がったのちそれから外れて下
降でき、該引出しを引き出すにあたって該引出しの前端
部を持ち上げて該固定係合部から該可動係合部を外して
手前へ引き出せる引出し昇降用間隙が得られる寸方関係
に形成してあり、前記引出し案内手段は、前記引出しの
左右の側部材のそれぞれの奥側端部に遊転自在に設けた
第1ローラと、該各側部材に該第1ローラから引出し前
端へ向け設けた引出しとともに可動の可動レール部材
と、前記箪笥本体の引出し挿入部における左右の側部材
のそれぞれの前側端部に遊転自在に設けた第2ローラ
と、該各側部材に該第2ローラから引出し挿入部の奥側
へ向け設けた上下の固定レール部材とを備えており、前
記第1ローラは前記上下の固定レール部材の間に嵌まっ
て上下動を規制された状態で転動できるとともに、前記
可動レール部材は前記第2ローラに上方から当接して該
引出しとともに移動でき、前記各上側固定レール部材の
前端は引出し挿入部前端部の手前位置にあって前記第2
ローラとの間に引出し出し入れ方向の間隙を形成してお
り、該間隙を利用して、前記第1ローラを前記上下固定
レール部材の間に挿脱できるとともに、前記引出しを引
出し挿入部の所定収納位置に挿入するにあたり前記可動
係合部が前記固定係合部に乗り上がるとき及び前記引出
しを引出し収納状態から引き出すために該引出し前端部
を持ち上げて該可動係合部を固定係合部から外すときの
前記可動レール部材の昇降動作が許されることを特徴と
する耐震性箪笥引出し装置を提供する。
【0007】引出しを引出し挿入部のあまり奥まで突っ
込み過ぎないためのストッパとし作用させ得るように、
また、外観をよくするため、前記引出しの前板部材は、
前記引出しを前記引出し挿入部の所定収納位置まで挿入
した状態において、箪笥本体の前面部に当接可能で、前
記固定部材を含め前記引出し挿入部全体を前から覆う状
態に形成しておくことが望ましい。
込み過ぎないためのストッパとし作用させ得るように、
また、外観をよくするため、前記引出しの前板部材は、
前記引出しを前記引出し挿入部の所定収納位置まで挿入
した状態において、箪笥本体の前面部に当接可能で、前
記固定部材を含め前記引出し挿入部全体を前から覆う状
態に形成しておくことが望ましい。
【0008】前記引出し案内手段は、木材、金属、合成
樹脂、これらの組み合わせ等で所定の剛性及び強度を有
するように形成する。引出し案内手段における前記引出
し挿入部の各上下の固定レール部材は、剛性及び強度を
確保する観点から、例えば平行に延びる両側壁を上下レ
ール部材として利用できる、引出し側へ開口した溝形部
材で提供することができ、その場合、上側レール部材と
なる該溝形部材の一方の側壁の引出し挿入部前端部に対
応する部分を除去して前記第1ローラ挿脱用及び引出し
におけるレール部材の昇降用の前記間隙を形成すること
ができる。また、下側レール部材となる他方の側壁の引
出し挿入部奥側端部に対応する部分を奥側下方へ向け下
り傾斜するように屈曲形成しておくことで、前記引出し
の挿入・引出し操作に一層支障がないようにしてもよ
い。
樹脂、これらの組み合わせ等で所定の剛性及び強度を有
するように形成する。引出し案内手段における前記引出
し挿入部の各上下の固定レール部材は、剛性及び強度を
確保する観点から、例えば平行に延びる両側壁を上下レ
ール部材として利用できる、引出し側へ開口した溝形部
材で提供することができ、その場合、上側レール部材と
なる該溝形部材の一方の側壁の引出し挿入部前端部に対
応する部分を除去して前記第1ローラ挿脱用及び引出し
におけるレール部材の昇降用の前記間隙を形成すること
ができる。また、下側レール部材となる他方の側壁の引
出し挿入部奥側端部に対応する部分を奥側下方へ向け下
り傾斜するように屈曲形成しておくことで、前記引出し
の挿入・引出し操作に一層支障がないようにしてもよ
い。
【0009】箪笥引出し装置は通常その殆どの部分が木
材で形成されるが、前記箪笥本体の引出し挿入部及び前
記引出しが木材主体に構成してある場合においても、前
記可動係合部や固定係合部の損傷を少なくして、できる
だけ長期にわたり安定して本発明箪笥引出し装置を使用
できるようにするため、前記可動係合部については、少
なくとも、引出し挿入時の固定係合部との最初の接触部
分となる引出し奥側の端部を木材より硬質の材料で形成
することができる。また、この場合、該可動係合部は、
引出し奥側の端部だけでなく、そこからさらに前記傾斜
下面も木材より硬質の材料で形成することができる。
材で形成されるが、前記箪笥本体の引出し挿入部及び前
記引出しが木材主体に構成してある場合においても、前
記可動係合部や固定係合部の損傷を少なくして、できる
だけ長期にわたり安定して本発明箪笥引出し装置を使用
できるようにするため、前記可動係合部については、少
なくとも、引出し挿入時の固定係合部との最初の接触部
分となる引出し奥側の端部を木材より硬質の材料で形成
することができる。また、この場合、該可動係合部は、
引出し奥側の端部だけでなく、そこからさらに前記傾斜
下面も木材より硬質の材料で形成することができる。
【0010】また、前記固定係合部については、少なく
とも前記可動係合部が摺動接触する部分を木材より硬質
の材料で形成することができる。可動係合部、固定係合
部におけるかかる木材より硬質の材料としては、木材よ
り硬質の金属材料、合成樹脂材料、これらの組み合わせ
等が考えられる。また、摺動する相手形部分に対し滑り
の良いものが好ましい。
とも前記可動係合部が摺動接触する部分を木材より硬質
の材料で形成することができる。可動係合部、固定係合
部におけるかかる木材より硬質の材料としては、木材よ
り硬質の金属材料、合成樹脂材料、これらの組み合わせ
等が考えられる。また、摺動する相手形部分に対し滑り
の良いものが好ましい。
【0011】いずれにしても、可動係合部は引出し底部
材に後で接着、ネジ留め等の手段にて設けられても、当
初から該底部材と一体的に形成されもよい。固定係合部
についても同様である。例えば、引出し挿入部を構成す
る前側の横方向に延設された横桟等の横部材それ自身を
固定係合部に利用してもよい。本発明の耐震性箪笥引出
し装置によると、引出しは、引出し案内手段の案内にて
箪笥本体の引出し挿入部に対し入れたり、出したりし
て、開け閉めできる。
材に後で接着、ネジ留め等の手段にて設けられても、当
初から該底部材と一体的に形成されもよい。固定係合部
についても同様である。例えば、引出し挿入部を構成す
る前側の横方向に延設された横桟等の横部材それ自身を
固定係合部に利用してもよい。本発明の耐震性箪笥引出
し装置によると、引出しは、引出し案内手段の案内にて
箪笥本体の引出し挿入部に対し入れたり、出したりし
て、開け閉めできる。
【0012】引出しを引出し挿入部の所定位置に収納す
るため該挿入部に挿入するとき、引出し底部材に設けた
可動係合部が、その傾斜下面で引出し挿入部の固定係合
部に対し摺動しつつその上に乗り上がり、該傾斜下面が
固定係合部を通過すると引出しが下降して、可動係合部
の前端係合面が固定係合部の奥側に位置する。かくし
て、引出しをそのまま手前に引いても、該可動係合部の
前端係合面が固定部に係合して引き出せない。
るため該挿入部に挿入するとき、引出し底部材に設けた
可動係合部が、その傾斜下面で引出し挿入部の固定係合
部に対し摺動しつつその上に乗り上がり、該傾斜下面が
固定係合部を通過すると引出しが下降して、可動係合部
の前端係合面が固定係合部の奥側に位置する。かくし
て、引出しをそのまま手前に引いても、該可動係合部の
前端係合面が固定部に係合して引き出せない。
【0013】この状態で、地震等により箪笥が引出し開
け閉め側へ傾いたり、引出し開け閉め方向に揺れる等し
ても、引出しが箪笥本体から抜け出難く、それだけ地震
等の不測の事態に対して安全である。また、箪笥の運
搬、移動において、施錠無しでも、引出しの抜け出る恐
れが極めて少なくそれだけ安全に箪笥を運搬、移動でき
る。
け閉め側へ傾いたり、引出し開け閉め方向に揺れる等し
ても、引出しが箪笥本体から抜け出難く、それだけ地震
等の不測の事態に対して安全である。また、箪笥の運
搬、移動において、施錠無しでも、引出しの抜け出る恐
れが極めて少なくそれだけ安全に箪笥を運搬、移動でき
る。
【0014】このような状態から引出しを開けるときに
は、引出し前端部を若干持ち上げ、可動係合部を固定係
合部から外すことで、簡単に引き出せる。また、このよ
うな利点があるにもかかわらず、この耐震性箪笥引出し
装置は構造が簡単に済み、それだけ製作容易で、安価に
提供できる。以上説明した箪笥引出し装置のほか、本発
明はさらに次の耐震性箪笥引出し装置も提供する。すな
わち、箪笥本体の引出し挿入部とこれに対し出入自在の
引出しとを含む箪笥引出し装置において、前記引出し挿
入部に対する前記引出しの出し入れを案内する引出し案
内手段と、前記引出しの底部材下面に形成され、引出し
本体とともに可動である可動係合部と、前記引出し挿入
部の前記引出し底部材下面に対向する部材に形成され、
引出し挿入部奥側から前側へ向かって引出し底部材下面
から次第に遠ざかるように下方へ傾斜する傾斜上面及び
上面(前記傾斜上面又は該傾斜上面とそれに続く例えば
平坦上面等の固定係合部の上面)奥端から下降する後端
係合面を有し、前記引出しが前記引出し挿入部の所定位
置へ収納されるとき、前記可動係合部が該傾斜上面に乗
り上がったのち下降して該後端係合面に係合できる位置
をとることができる固定係合部とを備え、前記引出し挿
入部と前記引出しとは、該引出し挿入部の内天面と該引
出しの該引出し挿入部に挿入される部分の上面との間
に、該引出しを該引出し挿入部の所定位置へ収納するに
あたり、前記可動係合部が前記固定係合部の傾斜上面に
乗り上がったのちそれから外れて下降でき、該引出しを
引き出すにあたって該引出しの前端部を持ち上げて該固
定係合部から該可動係合部を外して手前へ引き出せる引
出し昇降用間隙が得られる寸方関係に形成してあり、前
記引出し案内手段は、前記引出しの左右の側部材のそれ
ぞれの奥側端部に遊転自在に設けた第1ローラと、該各
側部材に該第1ローラから引出し前端へ向け設けた引出
しとともに可動の可動レール部材と、前記箪笥本体の引
出し挿入部における左右の側部材のそれぞれの前側端部
に遊転自在に設けた第2ローラと、該各側部材に該第2
ローラから引出し挿入部の奥側へ向け設けた上下の固定
レール部材とを備えており、前記第1ローラは前記上下
の固定レール部材の間に嵌まって上下動を規制された状
態で転動できるとともに、前記可動レール部材は前記第
2ローラに上方から当接して該引出しとともに移動で
き、前記各上側固定レール部材の前端は引出し挿入部前
端部の手前位置にあって前記第2ローラとの間に引出し
出し入れ方向の間隙を形成しており、該間隙を利用し
て、前記第1ローラを前記上下固定レール部材の間に挿
脱できるとともに、前記引出しを引出し挿入部の所定収
納位置に挿入するにあたり前記可動係合部が前記固定係
合部に乗り上がるとき及び前記引出しを引出し収納状態
から引き出すために該引出し前端部を持ち上げて該可動
係合部を固定係合部から外すときの前記可動レール部材
の昇降動作が許されることを特徴とする耐震性箪笥引出
し装置である。
は、引出し前端部を若干持ち上げ、可動係合部を固定係
合部から外すことで、簡単に引き出せる。また、このよ
うな利点があるにもかかわらず、この耐震性箪笥引出し
装置は構造が簡単に済み、それだけ製作容易で、安価に
提供できる。以上説明した箪笥引出し装置のほか、本発
明はさらに次の耐震性箪笥引出し装置も提供する。すな
わち、箪笥本体の引出し挿入部とこれに対し出入自在の
引出しとを含む箪笥引出し装置において、前記引出し挿
入部に対する前記引出しの出し入れを案内する引出し案
内手段と、前記引出しの底部材下面に形成され、引出し
本体とともに可動である可動係合部と、前記引出し挿入
部の前記引出し底部材下面に対向する部材に形成され、
引出し挿入部奥側から前側へ向かって引出し底部材下面
から次第に遠ざかるように下方へ傾斜する傾斜上面及び
上面(前記傾斜上面又は該傾斜上面とそれに続く例えば
平坦上面等の固定係合部の上面)奥端から下降する後端
係合面を有し、前記引出しが前記引出し挿入部の所定位
置へ収納されるとき、前記可動係合部が該傾斜上面に乗
り上がったのち下降して該後端係合面に係合できる位置
をとることができる固定係合部とを備え、前記引出し挿
入部と前記引出しとは、該引出し挿入部の内天面と該引
出しの該引出し挿入部に挿入される部分の上面との間
に、該引出しを該引出し挿入部の所定位置へ収納するに
あたり、前記可動係合部が前記固定係合部の傾斜上面に
乗り上がったのちそれから外れて下降でき、該引出しを
引き出すにあたって該引出しの前端部を持ち上げて該固
定係合部から該可動係合部を外して手前へ引き出せる引
出し昇降用間隙が得られる寸方関係に形成してあり、前
記引出し案内手段は、前記引出しの左右の側部材のそれ
ぞれの奥側端部に遊転自在に設けた第1ローラと、該各
側部材に該第1ローラから引出し前端へ向け設けた引出
しとともに可動の可動レール部材と、前記箪笥本体の引
出し挿入部における左右の側部材のそれぞれの前側端部
に遊転自在に設けた第2ローラと、該各側部材に該第2
ローラから引出し挿入部の奥側へ向け設けた上下の固定
レール部材とを備えており、前記第1ローラは前記上下
の固定レール部材の間に嵌まって上下動を規制された状
態で転動できるとともに、前記可動レール部材は前記第
2ローラに上方から当接して該引出しとともに移動で
き、前記各上側固定レール部材の前端は引出し挿入部前
端部の手前位置にあって前記第2ローラとの間に引出し
出し入れ方向の間隙を形成しており、該間隙を利用し
て、前記第1ローラを前記上下固定レール部材の間に挿
脱できるとともに、前記引出しを引出し挿入部の所定収
納位置に挿入するにあたり前記可動係合部が前記固定係
合部に乗り上がるとき及び前記引出しを引出し収納状態
から引き出すために該引出し前端部を持ち上げて該可動
係合部を固定係合部から外すときの前記可動レール部材
の昇降動作が許されることを特徴とする耐震性箪笥引出
し装置である。
【0015】この引出し装置も、引出し挿入部に対する
引出しの出入動作は先に説明した引出し装置におけると
実質上同様である。
引出しの出入動作は先に説明した引出し装置におけると
実質上同様である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明に係る箪笥引出し装
置を備えた箪笥の1例の正面図である。この箪笥10に
おける各引出し1は、いずれについても本発明が適用さ
れている。各引出し1に係る箪笥引出し装置は、図2か
ら図4に示すように、木材製の引出し1及び木材製の箪
笥本体101に形成した引出し挿入部2を含んでいる。
を参照して説明する。図1は本発明に係る箪笥引出し装
置を備えた箪笥の1例の正面図である。この箪笥10に
おける各引出し1は、いずれについても本発明が適用さ
れている。各引出し1に係る箪笥引出し装置は、図2か
ら図4に示すように、木材製の引出し1及び木材製の箪
笥本体101に形成した引出し挿入部2を含んでいる。
【0017】各引出し1は引出し挿入部2内に収納され
る箱体部分11とこれに取り付けた引出し前板部材12
とを備え、箱体部分11の底板部材111下面の引出し
前端部に近い位置に、引出し1とともに移動する木材製
の可動係合部材13が接着固定してある。該可動係合部
材13は、引出し奥側から引出し前側へ向かって底板部
材111下面から次第に遠ざかるように下方へ傾斜する
傾斜下面131及び該傾斜下面前端から底板部材111
下面へ向け立ち上がる前端係合面132を有し、引出し
本体とともに移動する。
る箱体部分11とこれに取り付けた引出し前板部材12
とを備え、箱体部分11の底板部材111下面の引出し
前端部に近い位置に、引出し1とともに移動する木材製
の可動係合部材13が接着固定してある。該可動係合部
材13は、引出し奥側から引出し前側へ向かって底板部
材111下面から次第に遠ざかるように下方へ傾斜する
傾斜下面131及び該傾斜下面前端から底板部材111
下面へ向け立ち上がる前端係合面132を有し、引出し
本体とともに移動する。
【0018】引出し挿入部2は、最上段のものについて
は、箪笥本体101の天板を形成している天板部材10
2と、箪笥本体101の左右側板を形成している側板部
材103の一部と、該最上段の引出し挿入部2とそれに
隣り合う下段の引出し挿入部2との間において左右側板
部材103にわたって架設された仕切り板部材104と
で構成されている。
は、箪笥本体101の天板を形成している天板部材10
2と、箪笥本体101の左右側板を形成している側板部
材103の一部と、該最上段の引出し挿入部2とそれに
隣り合う下段の引出し挿入部2との間において左右側板
部材103にわたって架設された仕切り板部材104と
で構成されている。
【0019】上から2段目以下、下から2段目以上の各
引出し挿入部2については、それに隣り合う上下の引出
し挿入部2との間において左右側板部材103にわたっ
て架設された仕切り板部材104と、該左右側板部材1
03の一部とで構成されている。最下段の引出し挿入部
2については、該最下段の引出し挿入部2とそれに隣り
合う上段の引出し挿入部2との間において左右側板部材
103にわたって架設された仕切り板部材104と、箪
笥本体101の底を形成する底板部材105と、該左右
側板部材103の一部とで構成されている。
引出し挿入部2については、それに隣り合う上下の引出
し挿入部2との間において左右側板部材103にわたっ
て架設された仕切り板部材104と、該左右側板部材1
03の一部とで構成されている。最下段の引出し挿入部
2については、該最下段の引出し挿入部2とそれに隣り
合う上段の引出し挿入部2との間において左右側板部材
103にわたって架設された仕切り板部材104と、箪
笥本体101の底を形成する底板部材105と、該左右
側板部材103の一部とで構成されている。
【0020】また、各引出し挿入部2において、その部
分の底を形成している仕切り板部材104又は(最下段
のものについては)底板部材105の前端部上面中央部
に金属性の固定係合部材3を設けてある。さらに、各段
の引出し装置には引出し1を引出し挿入部2に出し入れ
するときに引出し1を案内する引出し案内装置4が設け
られている。
分の底を形成している仕切り板部材104又は(最下段
のものについては)底板部材105の前端部上面中央部
に金属性の固定係合部材3を設けてある。さらに、各段
の引出し装置には引出し1を引出し挿入部2に出し入れ
するときに引出し1を案内する引出し案内装置4が設け
られている。
【0021】各引出し案内装置4は、図2から図4に示
すように、引出し箱体部分11の左右の側板部材112
のそれぞれの奥側端部に遊転自在に設けた第1ローラ4
1と、各側板部材112に第1ローラ41から引出し前
端へ向け設けた引出しとともに可動の可動レール部材4
2を含んでいる。さらに、引出し挿入部2を構成してい
る左右の側板部材103部分の内面のそれぞれの前側端
部に遊転自在に設けた第2ローラ43と、各側板部材1
03内面に第2ローラ43から引出し挿入部の奥側へ向
け設けた上側固定レール部材44及び下側固定レール部
材45とを備えている。レール部材44、45は断面こ
の字形部材で提供されている。
すように、引出し箱体部分11の左右の側板部材112
のそれぞれの奥側端部に遊転自在に設けた第1ローラ4
1と、各側板部材112に第1ローラ41から引出し前
端へ向け設けた引出しとともに可動の可動レール部材4
2を含んでいる。さらに、引出し挿入部2を構成してい
る左右の側板部材103部分の内面のそれぞれの前側端
部に遊転自在に設けた第2ローラ43と、各側板部材1
03内面に第2ローラ43から引出し挿入部の奥側へ向
け設けた上側固定レール部材44及び下側固定レール部
材45とを備えている。レール部材44、45は断面こ
の字形部材で提供されている。
【0022】第1ローラ41は図5に示すように上下の
固定レール部材44、45の間に嵌まって上下動を規制
された状態で転動できるとともに、可動レール部材42
は図6に示すように第2ローラ43に上方から当接して
引出し1とともに移動できる。各上側固定レール部材4
4の前端440は引出し挿入部2の前端部の手前位置に
あって第2ローラ43との間に引出し出入方向の間隙L
を形成しており、該間隙Lを利用して、第1ローラ41
を上下固定レール部材44、45の間に挿脱できるとと
もに、引出し1を引出し挿入部2の所定収納位置に挿入
するにあたり、後述するように可動係合部材13が固定
係合部材3に乗り上がるとき(図3参照)及び引出し1
を引出し収納状態から引き出すために引出し前端部を持
ち上げて可動係合部材13を固定係合部材3から外すと
き(図4参照)、可動レール部材42を必要量昇降させ
ることができる。
固定レール部材44、45の間に嵌まって上下動を規制
された状態で転動できるとともに、可動レール部材42
は図6に示すように第2ローラ43に上方から当接して
引出し1とともに移動できる。各上側固定レール部材4
4の前端440は引出し挿入部2の前端部の手前位置に
あって第2ローラ43との間に引出し出入方向の間隙L
を形成しており、該間隙Lを利用して、第1ローラ41
を上下固定レール部材44、45の間に挿脱できるとと
もに、引出し1を引出し挿入部2の所定収納位置に挿入
するにあたり、後述するように可動係合部材13が固定
係合部材3に乗り上がるとき(図3参照)及び引出し1
を引出し収納状態から引き出すために引出し前端部を持
ち上げて可動係合部材13を固定係合部材3から外すと
き(図4参照)、可動レール部材42を必要量昇降させ
ることができる。
【0023】また、可動レール部材42のかかる昇降動
作時に第1ローラ41を若干下降可能にして該レール部
材42の昇降動作を一層容易にし、さらに、引出し1を
引出し挿入部2の所定位置に挿入したとき、第1ローラ
41を位置決めできるように、前記対をなす各上下の固
定レール部材44、45の奥側の端部441、451を
引出し挿入部奥へ向かって若干下り傾斜させてある。
作時に第1ローラ41を若干下降可能にして該レール部
材42の昇降動作を一層容易にし、さらに、引出し1を
引出し挿入部2の所定位置に挿入したとき、第1ローラ
41を位置決めできるように、前記対をなす各上下の固
定レール部材44、45の奥側の端部441、451を
引出し挿入部奥へ向かって若干下り傾斜させてある。
【0024】なお、引出し1及び引出し挿入部2の各部
寸法は、引出し1を引出し挿入部2に納めた状態におけ
る引出し箱体部分11の上面11aと引出し挿入部2の
内天面2aとの間隙Hが、後述するように引出し1を引
出し挿入部2に出し入れするにあたり可動係合部材13
が固定係合部材3上に乗り上がって最高の高さ位置をと
ったときでも、該箱体部分上面11aが引出し挿入部内
天面2aに衝突しない余裕間隙を得るように定めてあ
る。
寸法は、引出し1を引出し挿入部2に納めた状態におけ
る引出し箱体部分11の上面11aと引出し挿入部2の
内天面2aとの間隙Hが、後述するように引出し1を引
出し挿入部2に出し入れするにあたり可動係合部材13
が固定係合部材3上に乗り上がって最高の高さ位置をと
ったときでも、該箱体部分上面11aが引出し挿入部内
天面2aに衝突しない余裕間隙を得るように定めてあ
る。
【0025】また、引出し前板部材12は把手121を
有している。前板部材12は、引出し箱体部分11を引
出し挿入部2に納めたとき、箪笥本体101の前面に当
接するストッパとして作用し、且つ、固定係合部材3を
含め、引出し挿入部2全体を覆い隠す大きさに形成して
ある。この箪笥引出し装置によると、図2に示すよう
に、引出し1における各第1ローラ41が引出し挿入部
2におけるこのーラ41に対応する上下の固定レール部
材44、45の間に嵌められて各第ローラ41がそれら
固定レール部材44、45の間で上下動を規制された状
態で転動できる状態におかれるとともに、引出し挿入部
2における各第2ローラ43が引出し1における対応す
る可動レール部材42を下から支持する状態とされる。
かくして引出し案内装置4が組み立てられ、且つ、引出
し1全体がこの案内装置4に支持され、この案内装置4
の案内のもとに、引出し1は引出し挿入部2に対し入れ
たり、出したりして、開け閉め可能とされる。
有している。前板部材12は、引出し箱体部分11を引
出し挿入部2に納めたとき、箪笥本体101の前面に当
接するストッパとして作用し、且つ、固定係合部材3を
含め、引出し挿入部2全体を覆い隠す大きさに形成して
ある。この箪笥引出し装置によると、図2に示すよう
に、引出し1における各第1ローラ41が引出し挿入部
2におけるこのーラ41に対応する上下の固定レール部
材44、45の間に嵌められて各第ローラ41がそれら
固定レール部材44、45の間で上下動を規制された状
態で転動できる状態におかれるとともに、引出し挿入部
2における各第2ローラ43が引出し1における対応す
る可動レール部材42を下から支持する状態とされる。
かくして引出し案内装置4が組み立てられ、且つ、引出
し1全体がこの案内装置4に支持され、この案内装置4
の案内のもとに、引出し1は引出し挿入部2に対し入れ
たり、出したりして、開け閉め可能とされる。
【0026】引出し1を引出し挿入部2の所定位置に収
納するため該挿入部2に挿入するとき、引出し底板部材
111に設けた可動係合部材13が、図3に示すよう
に、その傾斜下面131で固定係合部材3に対し摺動し
つつその上に乗り上がり、該傾斜下面131が固定係合
部材3を通過すると引出し1が落下、下降して、図4に
示すように、可動係合部材13の前端係合面132が固
定係合部材3の奥側に位置する。
納するため該挿入部2に挿入するとき、引出し底板部材
111に設けた可動係合部材13が、図3に示すよう
に、その傾斜下面131で固定係合部材3に対し摺動し
つつその上に乗り上がり、該傾斜下面131が固定係合
部材3を通過すると引出し1が落下、下降して、図4に
示すように、可動係合部材13の前端係合面132が固
定係合部材3の奥側に位置する。
【0027】引出し1のこのときの上下動は、各上側固
定レール部材44の前端が引出し挿入部2の前端部の手
前位置にあって第2ローラ43との間に引出し出入方向
の間隙Lを形成しているので、主としてこの間隙Lを利
用してなされる。かくして、引出し1をそのまま手前に
引いても、可動係合部材13の前端係合面132が固定
係合部材3に係合して引き出せない。
定レール部材44の前端が引出し挿入部2の前端部の手
前位置にあって第2ローラ43との間に引出し出入方向
の間隙Lを形成しているので、主としてこの間隙Lを利
用してなされる。かくして、引出し1をそのまま手前に
引いても、可動係合部材13の前端係合面132が固定
係合部材3に係合して引き出せない。
【0028】この状態で、地震等により箪笥10が引出
し開け閉め側へ傾いたり、引出し開け閉め方向に揺れる
等しても、引出しが箪笥本体101から抜け出難く、そ
れだけ地震等の不測の事態に対して安全である。また、
箪笥10の運搬、移動において、施錠無しでも、引出し
1の抜け出る恐れが極めて少なくそれだけ安全に箪笥1
0を運搬、移動できる。
し開け閉め側へ傾いたり、引出し開け閉め方向に揺れる
等しても、引出しが箪笥本体101から抜け出難く、そ
れだけ地震等の不測の事態に対して安全である。また、
箪笥10の運搬、移動において、施錠無しでも、引出し
1の抜け出る恐れが極めて少なくそれだけ安全に箪笥1
0を運搬、移動できる。
【0029】このような状態から引出し1を開けるとき
には、引出し1の前端部(通常は前板部材12)を若干
持ち上げ、可動係合部材13を固定係合部材3から外す
ことで、簡単に引き出せる。以上説明した箪笥引出し装
置は構造簡単で、安価に提供できる。以上説明した可動
係合部材13は木材製であるが、引出し奥側の端部又は
さらにそれに続く傾斜下面131、或いは全体を例えば
木材より硬質の金属や合成樹脂材で形成して耐久性を持
たせてもよい。
には、引出し1の前端部(通常は前板部材12)を若干
持ち上げ、可動係合部材13を固定係合部材3から外す
ことで、簡単に引き出せる。以上説明した箪笥引出し装
置は構造簡単で、安価に提供できる。以上説明した可動
係合部材13は木材製であるが、引出し奥側の端部又は
さらにそれに続く傾斜下面131、或いは全体を例えば
木材より硬質の金属や合成樹脂材で形成して耐久性を持
たせてもよい。
【0030】固定係合部材3については、木材製とする
ことが可能であるが、ここでは上記のように金属製とし
て耐久性を持たせてある。
ことが可能であるが、ここでは上記のように金属製とし
て耐久性を持たせてある。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、簡
単に開け閉めでき、それでいて、地震時等に箪笥が引出
し開け閉め側へ傾いたり、引出し開け閉め方向に揺れる
等しても、引出しが箪笥本体から抜け出難く、それだけ
地震等の不測の事態に対して安全であるとともに、箪笥
の運搬、移動において、施錠無しでも、引出しの抜け出
る恐れが極めて少なくそれだけ安全に箪笥を運搬、移動
でき、また、このような利点があるにもかかわらず構造
簡単に安価に提供可能な耐震性箪笥引出し装置を提供で
きる。
単に開け閉めでき、それでいて、地震時等に箪笥が引出
し開け閉め側へ傾いたり、引出し開け閉め方向に揺れる
等しても、引出しが箪笥本体から抜け出難く、それだけ
地震等の不測の事態に対して安全であるとともに、箪笥
の運搬、移動において、施錠無しでも、引出しの抜け出
る恐れが極めて少なくそれだけ安全に箪笥を運搬、移動
でき、また、このような利点があるにもかかわらず構造
簡単に安価に提供可能な耐震性箪笥引出し装置を提供で
きる。
【図1】本発明に係る耐震性箪笥引出し装置を適用した
箪笥の1例の正面図である。
箪笥の1例の正面図である。
【図2】図1に示す箪笥における箪笥引出し装置の、引
出しを開けた状態で示す断面図である。
出しを開けた状態で示す断面図である。
【図3】図1に示す箪笥における箪笥引出し装置の、引
出しを閉める途中の状態で示す断面図である。
出しを閉める途中の状態で示す断面図である。
【図4】図1に示す箪笥における箪笥引出し装置の、引
出しを閉めた状態で示す断面図である。
出しを閉めた状態で示す断面図である。
【図5】図2のB−B線に沿う断面図である。
【図6】図2のA−A線に沿う断面図である。
10 箪笥 101 箪笥本体 102 箪笥本体の天板部材 103 箪笥本体の側板部材 104 箪笥本体の仕切り板部材 105 箪笥本体の底板部材 1 引出し 11 引出し1の箱体部分 11a 箱体部分11の上面 111 箱体部分の底板部材(底部材) 112 箱体部分の側板部材(側部材) 12 引出し前板部材 121 把手 13 可動係合部材(可動係合部) 131 可動係合部材の傾斜下面 132 可動係合部材の前端係合面 2 引出し挿入部 2a 引出し挿入部の内天面 H 間隙 3 固定係合部材(固定係合部) 4 引出し案内装置(引出し案内手段) 41 第1ローラ 42 可動レール部材 43 第2ローラ 44 上側固定レール部材 45 下側固定レール部材 L 間隙
Claims (6)
- 【請求項1】箪笥本体の引出し挿入部とこれに対し出入
自在の引出しとを含む箪笥引出し装置において、 前記引出し挿入部に対する前記引出しの出し入れを案内
する引出し案内手段と、 前記引出しの底部材下面に形成され、引出し奥側から引
出し前側へ向かって引出し底部材下面から次第に遠ざか
るように下方へ傾斜する傾斜下面及び下面前端から引出
し底部材下面へ向け立ち上がる前端係合面を有し、引出
し本体とともに可動である可動係合部と、 前記引出し挿入部の前記引出し底部材下面に対向する部
材に形成され、前記引出しが前記引出し挿入部の所定位
置へ収納されるとき、前記可動係合部を前記傾斜下面で
乗り上がらせたのち下降させて前記前端係合面に係合で
きる位置をとる固定係合部とを備え、 前記引出し挿入部と前記引出しとは、該引出し挿入部の
内天面と該引出しの該引出し挿入部に挿入される部分の
上面との間に、該引出しを該引出し挿入部の所定位置へ
収納するにあたり、前記可動係合部の前記傾斜下面が前
記固定係合部に乗り上がったのちそれから外れて下降で
き、該引出しを引き出すにあたって該引出しの前端部を
持ち上げて該固定係合部から該可動係合部を外して手前
へ引き出せる引出し昇降用間隙が得られる寸方関係に形
成してあり、 前記引出し案内手段は、前記引出しの左右の側部材のそ
れぞれの奥側端部に遊転自在に設けた第1ローラと、該
各側部材に該第1ローラから引出し前端へ向け設けた引
出しとともに可動の可動レール部材と、前記箪笥本体の
引出し挿入部における左右の側部材のそれぞれの前側端
部に遊転自在に設けた第2ローラと、該各側部材に該第
2ローラから引出し挿入部の奥側へ向け設けた上下の固
定レール部材とを備えており、前記第1ローラは前記上
下の固定レール部材の間に嵌まって上下動を規制された
状態で転動できるとともに、前記可動レール部材は前記
第2ローラに上方から当接して該引出しとともに移動で
き、前記各上側固定レール部材の前端は引出し挿入部前
端部の手前位置にあって前記第2ローラとの間に引出し
出し入れ方向の間隙を形成しており、該間隙を利用し
て、前記第1ローラを前記上下固定レール部材の間に挿
脱できるとともに、前記引出しを引出し挿入部の所定収
納位置に挿入するにあたり前記可動係合部が前記固定係
合部に乗り上がるとき及び前記引出しを引出し収納状態
から引き出すために該引出し前端部を持ち上げて該可動
係合部を固定係合部から外すときの前記可動レール部材
の昇降動作が許されることを特徴とする耐震性箪笥引出
し装置。 - 【請求項2】前記引出しの前板部材は、前記引出しを前
記引出し挿入部の所定収納位置まで挿入した状態におい
て、前記固定係合部を含め前記引出し挿入部全体を前か
ら覆う状態に形成してある請求項1記載の耐震性箪笥引
出し装置。 - 【請求項3】前記箪笥本体の引出し挿入部及び前記引出
しが木材主体に構成してあり、前記可動係合部は、少な
くとも引出し奥側の端部が木材より硬質の材料で形成し
てある請求項1記載の耐震性箪笥引出し装置。 - 【請求項4】前記箪笥本体の引出し挿入部及び前記引出
しが木材主体に構成してあり、前記可動係合部は、少な
くとも引出し奥側の端部及び前記傾斜下面が木材より硬
質の材料で形成してある請求項1記載の耐震性箪笥引出
し装置。 - 【請求項5】前記箪笥本体の引出し挿入部及び前記引出
しが木材主体に構成してあり、前記固定係合部は、少な
くとも前記可動係合部が摺動接触する部分を木材より硬
質の材料で形成してある請求項1、3又は4記載の箪笥
引出し装置。 - 【請求項6】箪笥本体の引出し挿入部とこれに対し出入
自在の引出しとを含む箪笥引出し装置において、 前記引出し挿入部に対する前記引出しの出し入れを案内
する引出し案内手段と、 前記引出しの底部材下面に形成され、引出し本体ととも
に可動である可動係合部と、 前記引出し挿入部の前記引出し底部材下面に対向する部
材に形成され、引出し挿入部奥側から前側へ向かって引
出し底部材下面から次第に遠ざかるように下方へ傾斜す
る傾斜上面及び上面奥端から下降する後端係合面を有
し、前記引出しが前記引出し挿入部の所定位置へ収納さ
れるとき、前記可動係合部が該傾斜上面に乗り上がった
のち下降して該後端係合面に係合できる位置をとること
ができる固定係合部とを備え、 前記引出し挿入部と前記引出しとは、該引出し挿入部の
内天面と該引出しの該引出し挿入部に挿入される部分の
上面との間に、該引出しを該引出し挿入部の所定位置へ
収納するにあたり、前記可動係合部が前記固定係合部の
傾斜上面に乗り上がったのちそれから外れて下降でき、
該引出しを引き出すにあたって該引出しの前端部を持ち
上げて該固定係合部から該可動係合部を外して手前へ引
き出せる引出し昇降用間隙が得られる寸方関係に形成し
てあり、 前記引出し案内手段は、前記引出しの左右の側部材のそ
れぞれの奥側端部に遊転自在に設けた第1ローラと、該
各側部材に該第1ローラから引出し前端へ向け設けた引
出しとともに可動の可動レール部材と、前記箪笥本体の
引出し挿入部における左右の側部材のそれぞれの前側端
部に遊転自在に設けた第2ローラと、該各側部材に該第
2ローラから引出し挿入部の奥側へ向け設けた上下の固
定レール部材とを備えており、前記第1ローラは前記上
下の固定レール部材の間に嵌まって上下動を規制された
状態で転動できるとともに、前記可動レール部材は前記
第2ローラに上方から当接して該引出しとともに移動で
き、前記各上側固定レール部材の前端は引出し挿入部前
端部の手前位置にあって前記第2ローラとの間に引出し
出し入れ方向の間隙を形成しており、該間隙を利用し
て、前記第1ローラを前記上下固定レール部材の間に挿
脱できるとともに、前記引出しを引出し挿入部の所定収
納位置に挿入するにあたり前記可動係合部が前記固定係
合部に乗り上がるとき及び前記引出しを引出し収納状態
から引き出すために該引出し前端部を持ち上げて該可動
係合部を固定係合部から外すときの前記可動レール部材
の昇降動作が許されることを特徴とする耐震性箪笥引出
し装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7315888A JPH09131232A (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 耐震性箪笥引出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7315888A JPH09131232A (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 耐震性箪笥引出し装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09131232A true JPH09131232A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=18070819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7315888A Withdrawn JPH09131232A (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 耐震性箪笥引出し装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09131232A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012150027A (ja) * | 2011-01-20 | 2012-08-09 | Murazumi Kogyo Kk | プレパラート収納ケース |
| CN103750658A (zh) * | 2014-02-08 | 2014-04-30 | 北京北方车辆集团有限公司 | 一种电动斜抽拉式抽屉 |
-
1995
- 1995-11-08 JP JP7315888A patent/JPH09131232A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012150027A (ja) * | 2011-01-20 | 2012-08-09 | Murazumi Kogyo Kk | プレパラート収納ケース |
| CN103750658A (zh) * | 2014-02-08 | 2014-04-30 | 北京北方车辆集团有限公司 | 一种电动斜抽拉式抽屉 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030204 |