JPH09131766A - 射出成形用金型 - Google Patents
射出成形用金型Info
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- JPH09131766A JPH09131766A JP29006895A JP29006895A JPH09131766A JP H09131766 A JPH09131766 A JP H09131766A JP 29006895 A JP29006895 A JP 29006895A JP 29006895 A JP29006895 A JP 29006895A JP H09131766 A JPH09131766 A JP H09131766A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 射出成形機に対して金型全体を取り付け・取
り外したりすることなく、金型の一部を構成するキャビ
ティブロック又はコアブロックという構成部品の1単位
又はそれに近い部品ユニット単位で取付け・取外しが可
能であって、成形品の生産効率が高くて、金型の修理・
交換等を容易に行うことができる射出成形用金型を提供
する。 【解決手段】 固定側型又は可動側型の少なくとも一方
には、キャビティブロックと固定側型側の部材との間を
位置決めする固定側位置決め機構又はコアブロックと可
動側型側の部材との間を位置決めする可動側位置決め機
構を設け、位置決め機構を設けたキャビティブロック又
はコアブロックは、固定側型側の部材又は可動側型側の
部材に対してパーティング面側から固着手段によって着
脱可能に固定する。
り外したりすることなく、金型の一部を構成するキャビ
ティブロック又はコアブロックという構成部品の1単位
又はそれに近い部品ユニット単位で取付け・取外しが可
能であって、成形品の生産効率が高くて、金型の修理・
交換等を容易に行うことができる射出成形用金型を提供
する。 【解決手段】 固定側型又は可動側型の少なくとも一方
には、キャビティブロックと固定側型側の部材との間を
位置決めする固定側位置決め機構又はコアブロックと可
動側型側の部材との間を位置決めする可動側位置決め機
構を設け、位置決め機構を設けたキャビティブロック又
はコアブロックは、固定側型側の部材又は可動側型側の
部材に対してパーティング面側から固着手段によって着
脱可能に固定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱溶融して可塑
化状態とされた成形材料を、予め閉じられた金型キャビ
ティに圧力を加えて充填し、冷却(熱可塑性樹脂の場
合)又は加熱(熱硬化性樹脂の場合)固化して成形品を
得るための射出成形用金型に関し、特に、固定側型又は
可動側型を射出成形機に取り付けた状態のままキャビテ
ィブロック又はコアブロックのみを取り外して交換作業
等を行うことができる射出成形用金型に関するものであ
る。
化状態とされた成形材料を、予め閉じられた金型キャビ
ティに圧力を加えて充填し、冷却(熱可塑性樹脂の場
合)又は加熱(熱硬化性樹脂の場合)固化して成形品を
得るための射出成形用金型に関し、特に、固定側型又は
可動側型を射出成形機に取り付けた状態のままキャビテ
ィブロック又はコアブロックのみを取り外して交換作業
等を行うことができる射出成形用金型に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンパクトカセット(音声信号
記録再生テープカセット)やビデオカセット(音声及び
映像信号記録再生テープカセット)等の筐体は、上下に
重ね合わされる一対の上シェル及び下シェルからなり、
これらは主としてスチレン系樹脂を成形材料として射出
成形によって大量生産されている。このようなコンパク
トカセットやビデオカセット等のテープカセットには外
観や内部形状の相違、大きさの大小等によって多種多用
のものがあり、これに伴って、これらのテープカセット
を生産するための射出成形用金型も、そのシェルの数だ
け存在する。
記録再生テープカセット)やビデオカセット(音声及び
映像信号記録再生テープカセット)等の筐体は、上下に
重ね合わされる一対の上シェル及び下シェルからなり、
これらは主としてスチレン系樹脂を成形材料として射出
成形によって大量生産されている。このようなコンパク
トカセットやビデオカセット等のテープカセットには外
観や内部形状の相違、大きさの大小等によって多種多用
のものがあり、これに伴って、これらのテープカセット
を生産するための射出成形用金型も、そのシェルの数だ
け存在する。
【0003】このような射出成形用金型は射出成形機に
取り付けられて成形品の生産に供されるが、従来、一般
に、例えば成形品の精度を保つためにキャビティブロッ
ク等の保全修理が必要となった場合、或いは別の成形品
を生産するために射出成形用金型を交換する必要が生じ
たような場合には、金型全体を射出成形機から取り外す
必要があった。そして、キャビティブロック等の修理が
終わった金型全体、或いは別の金型全体を射出成形機に
取り付け、これにより、同一成形品の生産を再開し、或
いは他の成形品の生産を開始することがでるようになっ
ていた。
取り付けられて成形品の生産に供されるが、従来、一般
に、例えば成形品の精度を保つためにキャビティブロッ
ク等の保全修理が必要となった場合、或いは別の成形品
を生産するために射出成形用金型を交換する必要が生じ
たような場合には、金型全体を射出成形機から取り外す
必要があった。そして、キャビティブロック等の修理が
終わった金型全体、或いは別の金型全体を射出成形機に
取り付け、これにより、同一成形品の生産を再開し、或
いは他の成形品の生産を開始することがでるようになっ
ていた。
【0004】かかる射出成形用金型の修理を目的として
行われる作業工程は、一般的には、図6に示す如くであ
る。この図6は、成形品の生産中にある金型を修理する
場合の作業手順を示すものであり、まず、生産を停止し
て(S1)、射出成形をストップしてから(S2)、分
割されている固定側型と可動側型とを重ね合わせ、両型
を固定具で固定する(S3)。次に、クレーン等を用い
て射出成形用金型を吊り上げて射出成形機の金型装着部
から取り外し(S4)、修理が行われる所定位置までク
レーン等で運搬する(S5)。
行われる作業工程は、一般的には、図6に示す如くであ
る。この図6は、成形品の生産中にある金型を修理する
場合の作業手順を示すものであり、まず、生産を停止し
て(S1)、射出成形をストップしてから(S2)、分
割されている固定側型と可動側型とを重ね合わせ、両型
を固定具で固定する(S3)。次に、クレーン等を用い
て射出成形用金型を吊り上げて射出成形機の金型装着部
から取り外し(S4)、修理が行われる所定位置までク
レーン等で運搬する(S5)。
【0005】金型修理が行われる所定位置では、まず、
固定具を取り外し(S6)、次に、固定側型及び可動側
型の各取付板及び受け板を取り外す(S7)。次いで、
それぞれの型板からキャビティブロック及びコアブロッ
クを取り外し(S8)、各ブロックを単体とする。そし
て、キャビティブロック及びコアブロックに必要な加工
等を加えて修理する(S9)。その後、上記S1からS
9までの工程を略逆行するように作業する。
固定具を取り外し(S6)、次に、固定側型及び可動側
型の各取付板及び受け板を取り外す(S7)。次いで、
それぞれの型板からキャビティブロック及びコアブロッ
クを取り外し(S8)、各ブロックを単体とする。そし
て、キャビティブロック及びコアブロックに必要な加工
等を加えて修理する(S9)。その後、上記S1からS
9までの工程を略逆行するように作業する。
【0006】即ち、修理を終えたキャビティブロック及
びコアブロックを型板にそれぞれ取付け(S10)、こ
れらの型板を固定側型及び可動側型の各取付板及び受け
板に取付ける(S11)。次に、固定側型及び可動側型
を重ね合わせて固定具を取付け(S12)、これをクレ
ーン等で運搬して(S13)、修理された射出成形用金
型を射出成形機に取り付ける(S14)。そして、固定
具を取り外してから(S15)、射出成形を実行して試
作品を成形する(S16)。次に、試作品の寸法精度、
出来上がり具合等を検査し(S17)、その成形品が所
定の精度等を有し製品として使用できる場合には、大量
生産を再開する(S18)。
びコアブロックを型板にそれぞれ取付け(S10)、こ
れらの型板を固定側型及び可動側型の各取付板及び受け
板に取付ける(S11)。次に、固定側型及び可動側型
を重ね合わせて固定具を取付け(S12)、これをクレ
ーン等で運搬して(S13)、修理された射出成形用金
型を射出成形機に取り付ける(S14)。そして、固定
具を取り外してから(S15)、射出成形を実行して試
作品を成形する(S16)。次に、試作品の寸法精度、
出来上がり具合等を検査し(S17)、その成形品が所
定の精度等を有し製品として使用できる場合には、大量
生産を再開する(S18)。
【0007】このような作業工程を経て修理が行われる
従来の射出成形用金型としては、例えば、図5に示すよ
うなものがある。この図5は、射出成形用金型の一方を
構成する可動側型を示すものであり、コアブロック1を
中央部に有する可動側型板2の背面には、可動側受け板
3が背面側から螺合される複数本の取付ねじ4によって
固定されている。更に、可動側受け板3の背面には、ス
ペーサブロック5を介して可動側取付板6が同じく背面
側から螺合される複数本の取付ねじ7によって固定され
ている。
従来の射出成形用金型としては、例えば、図5に示すよ
うなものがある。この図5は、射出成形用金型の一方を
構成する可動側型を示すものであり、コアブロック1を
中央部に有する可動側型板2の背面には、可動側受け板
3が背面側から螺合される複数本の取付ねじ4によって
固定されている。更に、可動側受け板3の背面には、ス
ペーサブロック5を介して可動側取付板6が同じく背面
側から螺合される複数本の取付ねじ7によって固定され
ている。
【0008】更に又、コアブロック1の背面には、バッ
クプレート8が背面側から螺合される複数本の取付ねじ
9で固定されていると共に、そのバックプレート8は、
同じく背面側から螺合される複数本の取付ねじ10によ
って可動側受け板3に固定されている。そして、コアブ
ロック1内に埋設される小コア11にあっても、コアブ
ロック1と同様に背面側から螺合される複数本の取付ね
じ12によってバックプレート8に固定されている。更
に、コアブロック1の正面に端面が臨むエジェクタピン
13が、コアブロック1とバックプレート8と可動側受
け板3とを貫通して、可動側取付板6の前面に配された
突出し板上下14,15に固定されている。そして、突
出し板上下14,15は、突出し板下15側から挿入さ
れる複数本の取付ねじ16により螺合されて一体的に固
定されている。
クプレート8が背面側から螺合される複数本の取付ねじ
9で固定されていると共に、そのバックプレート8は、
同じく背面側から螺合される複数本の取付ねじ10によ
って可動側受け板3に固定されている。そして、コアブ
ロック1内に埋設される小コア11にあっても、コアブ
ロック1と同様に背面側から螺合される複数本の取付ね
じ12によってバックプレート8に固定されている。更
に、コアブロック1の正面に端面が臨むエジェクタピン
13が、コアブロック1とバックプレート8と可動側受
け板3とを貫通して、可動側取付板6の前面に配された
突出し板上下14,15に固定されている。そして、突
出し板上下14,15は、突出し板下15側から挿入さ
れる複数本の取付ねじ16により螺合されて一体的に固
定されている。
【0009】このような構成を有する射出成形用金型の
コアブロック1は成形品の内面形状を形成する重要な部
品であり、このコアブロック1の寸法精度は、1/10
0mm台の寸法精度が要求される製品寸法に対して更に
その1/3程度に仕上げることが要求されている。ま
た、溶融樹脂が固化する際に生じる収縮率も考慮して、
コアブロック1は加工される。従って、精度の良い成形
品を得るためには、コアブロック1の加工方法や成形品
の複雑な凹凸形状に基づく各部の収縮率の差等が総合的
に検討され、上述したようにコアブロック1を複数の大
小ブロックに分割して形成するのが通常である。
コアブロック1は成形品の内面形状を形成する重要な部
品であり、このコアブロック1の寸法精度は、1/10
0mm台の寸法精度が要求される製品寸法に対して更に
その1/3程度に仕上げることが要求されている。ま
た、溶融樹脂が固化する際に生じる収縮率も考慮して、
コアブロック1は加工される。従って、精度の良い成形
品を得るためには、コアブロック1の加工方法や成形品
の複雑な凹凸形状に基づく各部の収縮率の差等が総合的
に検討され、上述したようにコアブロック1を複数の大
小ブロックに分割して形成するのが通常である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の射出成形用金型においては、成形品の取
出時における金型開閉のための型締力は数百トンと大き
く、また、金型に溶融樹脂を流し込む時の射出圧力も数
百kgf/cm2 と大きいために、連続繰り返し生産において
コアブロック1に型ズレ等の摩耗が生じたり、エジェク
タピン13の摺動不良を生じたりして、金型の保守・修
繕等のこまめな品質管理が必要となっている。しかも、
この種の射出成形作業においては、一般的に、成形品の
多数個取りが行われており、例えば、8個取りの射出成
形用金型には、8組のコアブロック及びキャビティブロ
ックが一体的に設けられている。従って、8組のブロッ
クユニットのうち、1の組の1個のコアブロックにおい
て不具合が発生した場合には、そのコアブロックのみを
取り外して修理等を行うことができず、常に金型全体を
取り外して修理等を行う必要があった。
たような従来の射出成形用金型においては、成形品の取
出時における金型開閉のための型締力は数百トンと大き
く、また、金型に溶融樹脂を流し込む時の射出圧力も数
百kgf/cm2 と大きいために、連続繰り返し生産において
コアブロック1に型ズレ等の摩耗が生じたり、エジェク
タピン13の摺動不良を生じたりして、金型の保守・修
繕等のこまめな品質管理が必要となっている。しかも、
この種の射出成形作業においては、一般的に、成形品の
多数個取りが行われており、例えば、8個取りの射出成
形用金型には、8組のコアブロック及びキャビティブロ
ックが一体的に設けられている。従って、8組のブロッ
クユニットのうち、1の組の1個のコアブロックにおい
て不具合が発生した場合には、そのコアブロックのみを
取り外して修理等を行うことができず、常に金型全体を
取り外して修理等を行う必要があった。
【0011】その結果、従来の射出成形用金型では、取
付ねじによって螺合固定される全ての構成部品同士が、
全てパーティング面とは反対の背面側から挿入される取
付ねじによって締結されており、金型の修理・交換時に
は、キャビティブロック及びコアブロックを含む金型全
体を射出成形機から取り外して行う必要があった。従っ
て、上述したように図6で示す作業行程を全て踏まなけ
ればならないために、成形品の生産効率が悪いばかりで
なく、金型の修理・交換等に多くの手間がかかり作業効
率が悪いという課題があった。
付ねじによって螺合固定される全ての構成部品同士が、
全てパーティング面とは反対の背面側から挿入される取
付ねじによって締結されており、金型の修理・交換時に
は、キャビティブロック及びコアブロックを含む金型全
体を射出成形機から取り外して行う必要があった。従っ
て、上述したように図6で示す作業行程を全て踏まなけ
ればならないために、成形品の生産効率が悪いばかりで
なく、金型の修理・交換等に多くの手間がかかり作業効
率が悪いという課題があった。
【0012】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、射出成形機に対して金型全体を取
り付け・取り外したりすることなく、金型の一部を構成
するキャビティブロック又はコアブロックという構成部
品の1単位又はそれに近い部品ユニット単位で取付け・
取外しが可能であって、成形品の生産効率が高くて、金
型の修理・交換等を容易に行うことができる射出成形用
金型を提供することを目的としている。
なされたものであり、射出成形機に対して金型全体を取
り付け・取り外したりすることなく、金型の一部を構成
するキャビティブロック又はコアブロックという構成部
品の1単位又はそれに近い部品ユニット単位で取付け・
取外しが可能であって、成形品の生産効率が高くて、金
型の修理・交換等を容易に行うことができる射出成形用
金型を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の射出成形用金型
は、上述したような課題等を解決し、上記目的を達成す
るために、固定側型又は可動側型の少なくとも一方に
は、キャビティブロックと固定側型側の部材との間を位
置決めする固定側位置決め機構又はコアブロックと可動
側型側の部材との間を位置決めする可動側位置決め機構
を設け、位置決め機構を設けたキャビティブロック又は
コアブロックは、固定側型側の部材又は可動側型側の部
材に対してパーティング面側から固着手段によって着脱
可能に固定されたことを特徴としている。
は、上述したような課題等を解決し、上記目的を達成す
るために、固定側型又は可動側型の少なくとも一方に
は、キャビティブロックと固定側型側の部材との間を位
置決めする固定側位置決め機構又はコアブロックと可動
側型側の部材との間を位置決めする可動側位置決め機構
を設け、位置決め機構を設けたキャビティブロック又は
コアブロックは、固定側型側の部材又は可動側型側の部
材に対してパーティング面側から固着手段によって着脱
可能に固定されたことを特徴としている。
【0014】本発明は、上述のように構成したことによ
り、キャビティブロック又はコアブロック単位毎で取り
付け・取り外しすることができ、金型の修理・交換等を
容易且つ迅速に行うことができる。
り、キャビティブロック又はコアブロック単位毎で取り
付け・取り外しすることができ、金型の修理・交換等を
容易且つ迅速に行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1〜図4は本発明の一実施例を示す
もので、図1は本発明の射出成形用金型が使用される射
出成形機を示す説明図、図2は本発明の射出成形用金型
の一実施例を断面して示す説明図、図3は図2に示す射
出成形用金型のうち可動側型の要部を断面して示す説明
図、図4は図2に示す射出成形用金型における可動側型
のキャビティブロックと固定側型のコアブロックを拡大
して示す断面図である。
づいて説明する。図1〜図4は本発明の一実施例を示す
もので、図1は本発明の射出成形用金型が使用される射
出成形機を示す説明図、図2は本発明の射出成形用金型
の一実施例を断面して示す説明図、図3は図2に示す射
出成形用金型のうち可動側型の要部を断面して示す説明
図、図4は図2に示す射出成形用金型における可動側型
のキャビティブロックと固定側型のコアブロックを拡大
して示す断面図である。
【0016】図1に示すように、この射出成形機は、型
締シリンダによる直圧方式の型締機構を有する型締装置
20と、スクリューインライン式の射出ユニットを有す
る射出装置30とから構成されている。そして、射出成
形用金型40は、従来のものと同様に型締装置20に装
着されて型の開閉動作が行われ、型締め時、射出装置3
0から射出成形用金型40のキャビティ内に溶融樹脂を
射出することによって射出成形が実行される。
締シリンダによる直圧方式の型締機構を有する型締装置
20と、スクリューインライン式の射出ユニットを有す
る射出装置30とから構成されている。そして、射出成
形用金型40は、従来のものと同様に型締装置20に装
着されて型の開閉動作が行われ、型締め時、射出装置3
0から射出成形用金型40のキャビティ内に溶融樹脂を
射出することによって射出成形が実行される。
【0017】型締装置20は、型締シリンダ21と、こ
の型締シリンダ21に摺動可能に保持された型締ラム2
2と、この型締ラム22の一端に固定された可動盤23
と、この可動盤23を摺動可能に貫通する複数本の互い
に平行に配置されたタイバー24と、これらタイバー2
4の一端が固定された固定盤25とを備えており、各タ
イバーの他端は型締シリンダ21のフランジ部21aを
貫通してタイバーナット26で締付固定されている。そ
して、可動盤23には射出成形用金型40の可動側型4
1が取り付けられ、この可動側型41に対向するよう固
定側型42が固定盤25に取り付けられて、固定側型4
2に対して可動側型41が進退可能に構成されている。
の型締シリンダ21に摺動可能に保持された型締ラム2
2と、この型締ラム22の一端に固定された可動盤23
と、この可動盤23を摺動可能に貫通する複数本の互い
に平行に配置されたタイバー24と、これらタイバー2
4の一端が固定された固定盤25とを備えており、各タ
イバーの他端は型締シリンダ21のフランジ部21aを
貫通してタイバーナット26で締付固定されている。そ
して、可動盤23には射出成形用金型40の可動側型4
1が取り付けられ、この可動側型41に対向するよう固
定側型42が固定盤25に取り付けられて、固定側型4
2に対して可動側型41が進退可能に構成されている。
【0018】更に、型締シリンダ21にはブースターラ
ム27が挿通されていて、このブースターラム27の先
部が型締ラム22に摺動可能に挿入されていると共に、
その基部には油圧装置28が接続されている。この油圧
装置28は、モータ28aと油圧ポンプ28bとアキュ
ムレータ28cとサーボ弁28dとを有し、モータ28
aによって駆動される油圧ポンプ28bから吐出される
油圧又はアキュムレータ28cに蓄積された油圧が、サ
ーボ弁28dからブースターラム27を経て型締ラム2
2に導入される。尚、型締シリンダ21のシリンダ室2
1bには、油路21cを介してオイルタンク29が接続
されている。
ム27が挿通されていて、このブースターラム27の先
部が型締ラム22に摺動可能に挿入されていると共に、
その基部には油圧装置28が接続されている。この油圧
装置28は、モータ28aと油圧ポンプ28bとアキュ
ムレータ28cとサーボ弁28dとを有し、モータ28
aによって駆動される油圧ポンプ28bから吐出される
油圧又はアキュムレータ28cに蓄積された油圧が、サ
ーボ弁28dからブースターラム27を経て型締ラム2
2に導入される。尚、型締シリンダ21のシリンダ室2
1bには、油路21cを介してオイルタンク29が接続
されている。
【0019】また、射出装置30は、油圧モータ31と
スクリュー32と射出シリンダ33と加熱筒34とホッ
パ35等を有し、加熱筒34の先端部に設けられた射出
ノズル36が射出成形用金型40の固定側型42に臨む
ように配設されている。射出装置30のスクリュー32
は、油圧モータ31の回転軸に連結されて一体的に回転
可能とされており、加熱された加熱筒34内におけるス
クリュー32の回転により、ホッパ35から供給される
成形材料の合成樹脂を溶融させると共に、射出シリンダ
33の駆動により軸方向へ移動してプランジャの作用も
行い、溶融した合成樹脂を射出成形用金型40のキャビ
ティ内に押し出す。
スクリュー32と射出シリンダ33と加熱筒34とホッ
パ35等を有し、加熱筒34の先端部に設けられた射出
ノズル36が射出成形用金型40の固定側型42に臨む
ように配設されている。射出装置30のスクリュー32
は、油圧モータ31の回転軸に連結されて一体的に回転
可能とされており、加熱された加熱筒34内におけるス
クリュー32の回転により、ホッパ35から供給される
成形材料の合成樹脂を溶融させると共に、射出シリンダ
33の駆動により軸方向へ移動してプランジャの作用も
行い、溶融した合成樹脂を射出成形用金型40のキャビ
ティ内に押し出す。
【0020】このため、射出シリンダ33には、油圧装
置37が接続されている。この油圧装置37は、モータ
37aと油圧ポンプ37bとアキュムレータ37cとサ
ーボ弁37dとを有し、モータ37aによって駆動され
る油圧ポンプ37bから吐出される油圧又はアキュムレ
ータ37cに蓄積された油圧が、サーボ弁37dから油
圧シリンダ33に導入される。尚、油圧装置37は、本
実施例のように型締装置20の油圧装置28と別個独立
に構成してもよく、また、一方の油圧装置28(又は3
7)によって他方の油圧装置37(又は28)を兼用す
るように構成することもできる。
置37が接続されている。この油圧装置37は、モータ
37aと油圧ポンプ37bとアキュムレータ37cとサ
ーボ弁37dとを有し、モータ37aによって駆動され
る油圧ポンプ37bから吐出される油圧又はアキュムレ
ータ37cに蓄積された油圧が、サーボ弁37dから油
圧シリンダ33に導入される。尚、油圧装置37は、本
実施例のように型締装置20の油圧装置28と別個独立
に構成してもよく、また、一方の油圧装置28(又は3
7)によって他方の油圧装置37(又は28)を兼用す
るように構成することもできる。
【0021】次に、上述したような構成を有する射出成
形機に適用される本実施例の射出成形用金型40につい
て説明する。図2に示すように、この射出成形用金型4
0は、2個の成形品を1度に成形することができる、い
わゆる2個取りの金型に適用したものである。
形機に適用される本実施例の射出成形用金型40につい
て説明する。図2に示すように、この射出成形用金型4
0は、2個の成形品を1度に成形することができる、い
わゆる2個取りの金型に適用したものである。
【0022】また、本実施例の射出成形の対象とされる
成形品としては、コンパクトカセットやビデオカセット
等のように上下に重ね合わされる一対の上シェル及び下
シェルからなる各種の筐体を挙げることができるが、こ
れに限定されるものではなく、単独で筐体を構成できる
場合は勿論のこと、筐体以外の各種の物品の成形に適用
することができる。更に、一般に、コンパクトカセット
等のカセットシェルは、主としてスチレン系樹脂(例え
ば、ABS樹脂、高衝撃性ポリスチレン等)を成形材料
として射出成形によって大量生産されており、従って、
これらの樹脂を成形材料として適用できることは勿論の
こと、射出成形が可能なその他の合成樹脂や、合成樹脂
以外の射出成形が可能な金属等を成形材料として適宜に
用いることができる。
成形品としては、コンパクトカセットやビデオカセット
等のように上下に重ね合わされる一対の上シェル及び下
シェルからなる各種の筐体を挙げることができるが、こ
れに限定されるものではなく、単独で筐体を構成できる
場合は勿論のこと、筐体以外の各種の物品の成形に適用
することができる。更に、一般に、コンパクトカセット
等のカセットシェルは、主としてスチレン系樹脂(例え
ば、ABS樹脂、高衝撃性ポリスチレン等)を成形材料
として射出成形によって大量生産されており、従って、
これらの樹脂を成形材料として適用できることは勿論の
こと、射出成形が可能なその他の合成樹脂や、合成樹脂
以外の射出成形が可能な金属等を成形材料として適宜に
用いることができる。
【0023】図2において、本実施例の射出成形用金型
40は、可動盤23に取り付けられる可動側型41と、
固定盤25に取り付けられる固定側型42とから構成さ
れている。固定側型42は、固定側取付板43と固定側
受け板44と固定側型板45とキャビティブロック46
とを有し、固定側取付板43の前面に固定側受け板44
が配され、その固定側受け板44の前面に固定側型側の
部材として固定側型板45が配されて、更に、固定側型
板45の前面にキャビティブロック46が配されてい
る。
40は、可動盤23に取り付けられる可動側型41と、
固定盤25に取り付けられる固定側型42とから構成さ
れている。固定側型42は、固定側取付板43と固定側
受け板44と固定側型板45とキャビティブロック46
とを有し、固定側取付板43の前面に固定側受け板44
が配され、その固定側受け板44の前面に固定側型側の
部材として固定側型板45が配されて、更に、固定側型
板45の前面にキャビティブロック46が配されてい
る。
【0024】固定側受け板44と固定側型板45とは、
背面側から螺合される取付ねじ47によって着脱可能な
締付固定されている。その一方、固定側取付板43と固
定側受け板44との間は、調整ねじ48によって一定の
距離を離反可能に構成されている。調整ねじ48は、一
端に頭部を有し且つ他端にめねじが設けられためねじ部
材48aと、一端に頭部を有し且つ他端におねじが設け
られたおねじ部材48bとからなり、互いの頭部を外側
にしておねじとめねじを螺合させることによって両ねじ
部材48a,48bが軸方向へ直線的に連結される。そ
して、固定側受け板44に対する固定側取付板43の一
定距離の開きを確保するため、固定側受け板44には、
固定側型板45を貫通して固定側取付板43の近傍まで
延びる逃げ孔48cが設けられていて、この逃げ孔48
cに調整ねじ48が挿通されている。かくして、調整ね
じ48は、逃げ孔48cの底部からおねじ部材48bの
頭部までの距離を移動することができ、その移動距離だ
け固定側取付板43が開くようになっている。このよう
に固定側取付板43を一定距離だけ開くように構成する
ことによって、固定側型42からのランナーの取り出し
が可能となる。
背面側から螺合される取付ねじ47によって着脱可能な
締付固定されている。その一方、固定側取付板43と固
定側受け板44との間は、調整ねじ48によって一定の
距離を離反可能に構成されている。調整ねじ48は、一
端に頭部を有し且つ他端にめねじが設けられためねじ部
材48aと、一端に頭部を有し且つ他端におねじが設け
られたおねじ部材48bとからなり、互いの頭部を外側
にしておねじとめねじを螺合させることによって両ねじ
部材48a,48bが軸方向へ直線的に連結される。そ
して、固定側受け板44に対する固定側取付板43の一
定距離の開きを確保するため、固定側受け板44には、
固定側型板45を貫通して固定側取付板43の近傍まで
延びる逃げ孔48cが設けられていて、この逃げ孔48
cに調整ねじ48が挿通されている。かくして、調整ね
じ48は、逃げ孔48cの底部からおねじ部材48bの
頭部までの距離を移動することができ、その移動距離だ
け固定側取付板43が開くようになっている。このよう
に固定側取付板43を一定距離だけ開くように構成する
ことによって、固定側型42からのランナーの取り出し
が可能となる。
【0025】これに対して、キャビティブロック46と
固定側型板45とは、正面側であるパーティング面側か
ら螺合される取付ねじ49によって着脱可能に締付固定
されている。即ち、図4に図2の要部を拡大して示すよ
うに、固定側型板45の複数箇所には、ピン孔とこれよ
り小径のねじ孔とが同心状に設けられていると共に、そ
のピン孔には外周面の精度を十分に高くした円筒状のノ
ックピン50が圧入固定されている。このノックピン5
0に対応させてキャビティブロック46の複数箇所に
は、ノックピン50が着脱可能に嵌合される位置決め孔
46aと、これより小径のねじ孔とが同心状に設けられ
ている。
固定側型板45とは、正面側であるパーティング面側か
ら螺合される取付ねじ49によって着脱可能に締付固定
されている。即ち、図4に図2の要部を拡大して示すよ
うに、固定側型板45の複数箇所には、ピン孔とこれよ
り小径のねじ孔とが同心状に設けられていると共に、そ
のピン孔には外周面の精度を十分に高くした円筒状のノ
ックピン50が圧入固定されている。このノックピン5
0に対応させてキャビティブロック46の複数箇所に
は、ノックピン50が着脱可能に嵌合される位置決め孔
46aと、これより小径のねじ孔とが同心状に設けられ
ている。
【0026】このキャビティブロック46の位置決め孔
46aとノックピン50とによって固定側位置決め機構
が構成されている。かかる位置決め孔46aにノックピ
ン50を嵌合した後、ノックピン50の内側に挿入され
る取付ねじ49を締め込むことにより、固定側型板45
に対してキャビティブロック46を精度良く位置合わせ
させて取り付けることができる。
46aとノックピン50とによって固定側位置決め機構
が構成されている。かかる位置決め孔46aにノックピ
ン50を嵌合した後、ノックピン50の内側に挿入され
る取付ねじ49を締め込むことにより、固定側型板45
に対してキャビティブロック46を精度良く位置合わせ
させて取り付けることができる。
【0027】このように重ね合わされた固定側取付板4
3からキャビティブロック46までは、これらを貫通し
て先端がキャビティブロック46に形成された成形品の
外面を形成するキャビティ51に連通するスプルー52
が設けられている。このスプルー52の基端である固定
側取付板43側には、射出装置30の射出ノズル36が
臨むスプルーブシュ53が嵌合されていて、その外側に
は円環状のロケートリング54が固定されている。
3からキャビティブロック46までは、これらを貫通し
て先端がキャビティブロック46に形成された成形品の
外面を形成するキャビティ51に連通するスプルー52
が設けられている。このスプルー52の基端である固定
側取付板43側には、射出装置30の射出ノズル36が
臨むスプルーブシュ53が嵌合されていて、その外側に
は円環状のロケートリング54が固定されている。
【0028】更に、キャビティブロック46には、コア
ブロック61と精密に位置合わせするためのブロック位
置決め機構55の一方を構成する位置決めピン56が設
けられている。この位置決めピン56は、キャビティブ
ロック46のキャビティ51が開口する前面側に開口さ
れた凹部46b内に収容される固定部56aと、この固
定部56aの軸方向の一側に連続して凹部46bから突
出する突起部56bとから構成されている。そして、背
面側である固定側型板45側から螺合される固定ねじ5
7によってキャビティブロック46に固着されている。
ブロック61と精密に位置合わせするためのブロック位
置決め機構55の一方を構成する位置決めピン56が設
けられている。この位置決めピン56は、キャビティブ
ロック46のキャビティ51が開口する前面側に開口さ
れた凹部46b内に収容される固定部56aと、この固
定部56aの軸方向の一側に連続して凹部46bから突
出する突起部56bとから構成されている。そして、背
面側である固定側型板45側から螺合される固定ねじ5
7によってキャビティブロック46に固着されている。
【0029】このような構成を有する固定側型42は、
その固定側取付板43を取付ねじ等の固着手段で固定盤
25に固着することによって、射出成形機に装着され
る。尚、上述した固定側型板45及びキャビティブロッ
ク46と、これらに関連した可動側位置決め機構及び位
置決めピン56等は、本実施例においては2組設けられ
ており、従って、後述するコアブロック及びコアブロッ
クユニットも同様に2組設けられている。
その固定側取付板43を取付ねじ等の固着手段で固定盤
25に固着することによって、射出成形機に装着され
る。尚、上述した固定側型板45及びキャビティブロッ
ク46と、これらに関連した可動側位置決め機構及び位
置決めピン56等は、本実施例においては2組設けられ
ており、従って、後述するコアブロック及びコアブロッ
クユニットも同様に2組設けられている。
【0030】また、図2及び図3に示すように、可動側
型41は、コアブロック61とバックプレート62と可
動側受け板63とスペーサブロック64と可動側取付板
65とを有し、コアブロック61の前面には成形品の内
面を形成するコアプレート60が固定されている。そし
て、可動側取付板65の前面にスペーサブロック64を
介して可動側受け板63が配されている。この可動側受
け板63は可動側型側の部材を構成しており、この可動
側受け板63の前面にバックプレート62が配されて、
更に、バックプレート62の前面にコアブロック61が
配されている。そして、可動側取付板65と可動側受け
板63、及びバックプレート62とコアブロック61と
は、それぞれ背面側から螺合される取付ねじ66,67
によって着脱可能に締付固定されている。
型41は、コアブロック61とバックプレート62と可
動側受け板63とスペーサブロック64と可動側取付板
65とを有し、コアブロック61の前面には成形品の内
面を形成するコアプレート60が固定されている。そし
て、可動側取付板65の前面にスペーサブロック64を
介して可動側受け板63が配されている。この可動側受
け板63は可動側型側の部材を構成しており、この可動
側受け板63の前面にバックプレート62が配されて、
更に、バックプレート62の前面にコアブロック61が
配されている。そして、可動側取付板65と可動側受け
板63、及びバックプレート62とコアブロック61と
は、それぞれ背面側から螺合される取付ねじ66,67
によって着脱可能に締付固定されている。
【0031】これに対して、コアブロック61とバック
プレート62とが取付ねじ67で締結されて一体に組付
けられたコアブロック組立体69は、正面側であるコア
ブロック61側から挿入される固着手段の一具体例を示
す取付ねじ68によって可動側受け板63に対して着脱
可能に締付固定されている。即ち、図2の要部を拡大し
た図3及び図4に示すように、コアブロック61及びバ
ックプレート62の複数箇所には、これらを貫通するピ
ン孔69aと、このピン孔69aより大径の座ぐり孔6
9bとが同心状に設けられている。
プレート62とが取付ねじ67で締結されて一体に組付
けられたコアブロック組立体69は、正面側であるコア
ブロック61側から挿入される固着手段の一具体例を示
す取付ねじ68によって可動側受け板63に対して着脱
可能に締付固定されている。即ち、図2の要部を拡大し
た図3及び図4に示すように、コアブロック61及びバ
ックプレート62の複数箇所には、これらを貫通するピ
ン孔69aと、このピン孔69aより大径の座ぐり孔6
9bとが同心状に設けられている。
【0032】このコアブロック組立体69のピン孔69
aに対応させて可動側受け板63の複数箇所には、円筒
状のノックピン70が圧入固定されている。このノック
ピン70の可動側受け板63の前面に突出した部分の軸
径はピン孔69aの内径よりも小径に形成されており、
両者間に若干の隙間を設けると共にノックピン70と取
付ねじ68との間に弾性部材の一具体例を示す皿ばね7
1を介在させることにより、キャビティブロック46の
変位に対するコアブロック組立体69の追随性を確保し
ている。このノックピン70の孔内に取付ねじ68が挿
入され、先端のねじ軸部を可動側受け板63のねじ孔部
に螺合させて締め付けることにより、皿ばね71のばね
力でコアブロック組立体69が可動側受け板63に押圧
されて支持される。
aに対応させて可動側受け板63の複数箇所には、円筒
状のノックピン70が圧入固定されている。このノック
ピン70の可動側受け板63の前面に突出した部分の軸
径はピン孔69aの内径よりも小径に形成されており、
両者間に若干の隙間を設けると共にノックピン70と取
付ねじ68との間に弾性部材の一具体例を示す皿ばね7
1を介在させることにより、キャビティブロック46の
変位に対するコアブロック組立体69の追随性を確保し
ている。このノックピン70の孔内に取付ねじ68が挿
入され、先端のねじ軸部を可動側受け板63のねじ孔部
に螺合させて締め付けることにより、皿ばね71のばね
力でコアブロック組立体69が可動側受け板63に押圧
されて支持される。
【0033】更に、コアブロック61には、ブロック位
置決め機構55の他方を構成する位置決めブシュ72が
取り付けられている。この位置決めブシュ72は、コア
ブロック61のコアプレート60が突出する前面側に開
口されたブシュ収納穴73内に収納されていて、前面側
にはキャビティブロック46に設けた位置決めピン56
の突起部56bが嵌合される位置決め孔72aが設けら
れている。この位置決めブシュ72の位置決め孔72a
に突起部56bを嵌合させることにより、コアブロック
61とキャビティブロック46とを精度良く型合わせさ
せて両ブロック46,61間を精密に位置決めすること
ができる。
置決め機構55の他方を構成する位置決めブシュ72が
取り付けられている。この位置決めブシュ72は、コア
ブロック61のコアプレート60が突出する前面側に開
口されたブシュ収納穴73内に収納されていて、前面側
にはキャビティブロック46に設けた位置決めピン56
の突起部56bが嵌合される位置決め孔72aが設けら
れている。この位置決めブシュ72の位置決め孔72a
に突起部56bを嵌合させることにより、コアブロック
61とキャビティブロック46とを精度良く型合わせさ
せて両ブロック46,61間を精密に位置決めすること
ができる。
【0034】かかる位置決めブシュ72は、位置決め孔
72aの反対側から螺合される取付ねじ74によってネ
ジブロック75に螺合固定され、このネジブロック74
を介してコアブロック61に取り付けられている。そし
て、コアブロック61の背面側に配されたバックプレー
ト62によって抜け止めされている。また、バックプレ
ート62は、背面側から螺合される複数本の取付ねじ7
6によって着脱可能に締付固定されている。
72aの反対側から螺合される取付ねじ74によってネ
ジブロック75に螺合固定され、このネジブロック74
を介してコアブロック61に取り付けられている。そし
て、コアブロック61の背面側に配されたバックプレー
ト62によって抜け止めされている。また、バックプレ
ート62は、背面側から螺合される複数本の取付ねじ7
6によって着脱可能に締付固定されている。
【0035】かくして、キャビティブロック46の前面
及びコアブロック61の前面がパーティング面79を形
成し、これらパーティング面79を突き合わせてキャビ
ティブロック46とコアブロック61とを型閉めするこ
とにより、キャビティ51内にコアプレート60が挿入
されて、これらキャビティ51及びコアプレート60間
に成形品のための所定形状の成形用空間が形成される。
及びコアブロック61の前面がパーティング面79を形
成し、これらパーティング面79を突き合わせてキャビ
ティブロック46とコアブロック61とを型閉めするこ
とにより、キャビティ51内にコアプレート60が挿入
されて、これらキャビティ51及びコアプレート60間
に成形品のための所定形状の成形用空間が形成される。
【0036】上述したような構成を有するコアブロック
組立体69には、前後方向に貫通する貫通孔がそれぞれ
設けられており、一方の貫通孔にはエジェクタピン77
が摺動可能に挿通され、他方の貫通孔にはエジェクタプ
レート80を接続するための接続ボルト78が摺動可能
に挿通されている。エジェクタピン77及び接続ボルト
78の各軸部の一端には、それぞれの外径を軸部よりも
太くした固定部77a,78aが設けられていて、これ
ら固定部77a,78aを第1及び第2のプレート80
a,80bで挟持することにより、エジェクタピン77
及び接続ボルト78がエジェクタプレート80に固定さ
れている。
組立体69には、前後方向に貫通する貫通孔がそれぞれ
設けられており、一方の貫通孔にはエジェクタピン77
が摺動可能に挿通され、他方の貫通孔にはエジェクタプ
レート80を接続するための接続ボルト78が摺動可能
に挿通されている。エジェクタピン77及び接続ボルト
78の各軸部の一端には、それぞれの外径を軸部よりも
太くした固定部77a,78aが設けられていて、これ
ら固定部77a,78aを第1及び第2のプレート80
a,80bで挟持することにより、エジェクタピン77
及び接続ボルト78がエジェクタプレート80に固定さ
れている。
【0037】このエジェクタプレート80の第1プレー
ト80a及び第2プレート80bは、背面側から螺合さ
れる複数本の取付ねじ95によって着脱可能に締付固定
されている。そして、接続ボルト78等を介してコアブ
ロック組立体69と摺動可能に連結されたエジェクタプ
レート80は、可動側受け板63の前面側に開口するよ
うに設けられた凹陥部81内に収納され、コアブロック
組立体69に対して接近・離反可能とされている。
ト80a及び第2プレート80bは、背面側から螺合さ
れる複数本の取付ねじ95によって着脱可能に締付固定
されている。そして、接続ボルト78等を介してコアブ
ロック組立体69と摺動可能に連結されたエジェクタプ
レート80は、可動側受け板63の前面側に開口するよ
うに設けられた凹陥部81内に収納され、コアブロック
組立体69に対して接近・離反可能とされている。
【0038】上記エジェクタピン77及び接続ボルト7
8は、それぞれ上プレート80aとバックプレート62
とコアブロック61とコアプレート60とを貫通し、そ
れぞれの先端面がパーティング面79側に露出されてい
る。従って、エジェクタピン77及び接続ボルト78の
各先端面は、成形物の内面の一部を形成している。更
に、接続ボルト78の先端面には、この接続ボルト78
を回動するためのレンチ孔78bが設けられていると共
に、固定部78aの反対側には下プレート80b側に突
出するねじ軸部78cが設けられている。そして、接続
ボルト78のねじ軸部78cには、可動側受け板63を
背面側から貫通するエジェクタロッド82の先端部が螺
合されている。
8は、それぞれ上プレート80aとバックプレート62
とコアブロック61とコアプレート60とを貫通し、そ
れぞれの先端面がパーティング面79側に露出されてい
る。従って、エジェクタピン77及び接続ボルト78の
各先端面は、成形物の内面の一部を形成している。更
に、接続ボルト78の先端面には、この接続ボルト78
を回動するためのレンチ孔78bが設けられていると共
に、固定部78aの反対側には下プレート80b側に突
出するねじ軸部78cが設けられている。そして、接続
ボルト78のねじ軸部78cには、可動側受け板63を
背面側から貫通するエジェクタロッド82の先端部が螺
合されている。
【0039】更に、エジェクタプレート80にはブシュ
穴83が貫通されていて、このブシュ穴83に嵌合固定
されたガイドピンブシュ84にはガイドピン85が摺動
可能に挿通されている。ガイドピン85は、その一端が
バックプレート62に圧入固定されていて、その他端は
凹陥部81の底面に臨んでいる。従って、エジェクタプ
レート80はガイドピン85にガイドされて前進又は後
退し、その後退時の移動が、凹陥部81の底面に取付ね
じ86で固定されたストッパ87によって制限されてい
る。
穴83が貫通されていて、このブシュ穴83に嵌合固定
されたガイドピンブシュ84にはガイドピン85が摺動
可能に挿通されている。ガイドピン85は、その一端が
バックプレート62に圧入固定されていて、その他端は
凹陥部81の底面に臨んでいる。従って、エジェクタプ
レート80はガイドピン85にガイドされて前進又は後
退し、その後退時の移動が、凹陥部81の底面に取付ね
じ86で固定されたストッパ87によって制限されてい
る。
【0040】このエジェクタプレート80及びその前進
動作によってキャビティ側に突き出されるエジェクタピ
ン77により、成形品をコアブロック61から剥離させ
るためのコア側突出し機構が構成されている。そして、
接続ボルト78及びガイドピン85を介して一体化され
たコアブロック組立体69とエジェクタプレート80と
により、可動側受け板63に対して単独で取り付け・取
り外しが可能なコアブロックユニットが構成されてい
る。
動作によってキャビティ側に突き出されるエジェクタピ
ン77により、成形品をコアブロック61から剥離させ
るためのコア側突出し機構が構成されている。そして、
接続ボルト78及びガイドピン85を介して一体化され
たコアブロック組立体69とエジェクタプレート80と
により、可動側受け板63に対して単独で取り付け・取
り外しが可能なコアブロックユニットが構成されてい
る。
【0041】また、図2及び図3に示すように、可動側
受け板63の背面側であるスペーサブロック64と可動
側取付板65とで囲まれた空間部には突出板88が配さ
れていて、この突出板88にエジェクタロッド82の固
定部82aが固定されている。突出板88は、互いに重
ね合わされた第1突出板88aと第2突出板88bとか
らなり、両突出板88a,88bは背面側から螺合され
る複数本の取付ねじ89によって着脱可能に締付固定さ
れている。そして、エジェクタロッド82の固定部82
aには、半径方向外側へ突出する突起部82bが設けら
れており、この突起部82bを第1案内板88aの係合
溝に係合させることによってエジェクタロッド82の回
動を防止している。
受け板63の背面側であるスペーサブロック64と可動
側取付板65とで囲まれた空間部には突出板88が配さ
れていて、この突出板88にエジェクタロッド82の固
定部82aが固定されている。突出板88は、互いに重
ね合わされた第1突出板88aと第2突出板88bとか
らなり、両突出板88a,88bは背面側から螺合され
る複数本の取付ねじ89によって着脱可能に締付固定さ
れている。そして、エジェクタロッド82の固定部82
aには、半径方向外側へ突出する突起部82bが設けら
れており、この突起部82bを第1案内板88aの係合
溝に係合させることによってエジェクタロッド82の回
動を防止している。
【0042】この突出板88は、可動側受け板63に螺
合固定されたガイドねじ90によって摺動可能にガイド
されている。即ち、突出板88の第1突出板88aに
は、ガイドねじ90の軸部が摺動可能に挿通される孔が
設けられていると共に、第2突出板88bには、ガイド
ねじ90の頭部が摺動可能に挿通される孔が設けられて
いる。そして、ガイドねじ90の軸部には、突出板88
を可動側受け板63から離反させる方向へ付勢するリタ
ーンばね95が装着されている。従って、突出板88
は、ガイドねじ90の頭部と可動側受け板63との間で
進退移動することができる。
合固定されたガイドねじ90によって摺動可能にガイド
されている。即ち、突出板88の第1突出板88aに
は、ガイドねじ90の軸部が摺動可能に挿通される孔が
設けられていると共に、第2突出板88bには、ガイド
ねじ90の頭部が摺動可能に挿通される孔が設けられて
いる。そして、ガイドねじ90の軸部には、突出板88
を可動側受け板63から離反させる方向へ付勢するリタ
ーンばね95が装着されている。従って、突出板88
は、ガイドねじ90の頭部と可動側受け板63との間で
進退移動することができる。
【0043】更に、突出板88の背面側には取付ねじ9
1によってエジェクタブロック92が固定されている。
このエジェクタブロック92は可動側取付板65に設け
た貫通孔93内に収納されていて、このエジェクタブロ
ック92の外面部に、射出成形機に設けられた進退動作
が可能な突出ロッド94の先端が臨んでいる。従って、
突出ロッド94を進退させてエジェクタロッド82を進
退動作させることにより、これと一体にコア側突出し機
構が進退して、エジェクタピン77による成形品の突き
出し動作が実行される。この突出ロッド94とエジェク
タブロック92と突出板88とエジェクタロッド82と
によって、コア側突出し機構を動作させるための主突出
し機構が構成されている。
1によってエジェクタブロック92が固定されている。
このエジェクタブロック92は可動側取付板65に設け
た貫通孔93内に収納されていて、このエジェクタブロ
ック92の外面部に、射出成形機に設けられた進退動作
が可能な突出ロッド94の先端が臨んでいる。従って、
突出ロッド94を進退させてエジェクタロッド82を進
退動作させることにより、これと一体にコア側突出し機
構が進退して、エジェクタピン77による成形品の突き
出し動作が実行される。この突出ロッド94とエジェク
タブロック92と突出板88とエジェクタロッド82と
によって、コア側突出し機構を動作させるための主突出
し機構が構成されている。
【0044】尚、図示しないが、上記キャビティブロッ
ク46及びコアブロック61には、冷却媒体の一具体例
を示す水が流通される冷却路が設けられており、これら
の冷却路は、固定側型板45やバックプレート62に設
けた通路を介して固定側受け板44及び可動側受け板6
3の各通路から外部の冷却装置に接続されている。従っ
て、冷却装置から供給される冷却水によって可動側型4
1及び固定側型42は、それぞれ強制冷却が可能であ
る。
ク46及びコアブロック61には、冷却媒体の一具体例
を示す水が流通される冷却路が設けられており、これら
の冷却路は、固定側型板45やバックプレート62に設
けた通路を介して固定側受け板44及び可動側受け板6
3の各通路から外部の冷却装置に接続されている。従っ
て、冷却装置から供給される冷却水によって可動側型4
1及び固定側型42は、それぞれ強制冷却が可能であ
る。
【0045】このような構成を有する射出成形用金型4
0は、例えば、次のようにして射出成形機に取り付けら
れ、所定の形状を有する成形品の射出成形に供される。
この場合、射出成形用金型40の一方を構成する固定側
型42は、その固定側取付板43と固定側受け板44と
固定側型板45とが予め射出成形機の固定盤25に固定
され、他方を構成する可動側型41は、その可動側取付
板65とスペーサブロック64と可動側受け板63とが
予め射出成形機の可動盤23に固定される。
0は、例えば、次のようにして射出成形機に取り付けら
れ、所定の形状を有する成形品の射出成形に供される。
この場合、射出成形用金型40の一方を構成する固定側
型42は、その固定側取付板43と固定側受け板44と
固定側型板45とが予め射出成形機の固定盤25に固定
され、他方を構成する可動側型41は、その可動側取付
板65とスペーサブロック64と可動側受け板63とが
予め射出成形機の可動盤23に固定される。
【0046】従って、キャビティブロック46やコアブ
ロック61の修理、或いは他の成形品を製造するための
型交換に際しては、固定側型42ではキャビティブロッ
ク46のみが交換の対象とされ、また、可動側型41で
はエジェクトロッド82と分離されたコアブロックユニ
ットのみが交換の対象とされる。
ロック61の修理、或いは他の成形品を製造するための
型交換に際しては、固定側型42ではキャビティブロッ
ク46のみが交換の対象とされ、また、可動側型41で
はエジェクトロッド82と分離されたコアブロックユニ
ットのみが交換の対象とされる。
【0047】まず、固定側型42のキャビティブロック
46の装着動作について説明する。図2及び図4に示す
ように、キャビティブロック46を固定側型板45から
取り外す場合は、キャビティブロック46を固定側型板
45に固定している取付ねじ49を、正面のパーティン
グ面79側から取り外すだけでよい。
46の装着動作について説明する。図2及び図4に示す
ように、キャビティブロック46を固定側型板45から
取り外す場合は、キャビティブロック46を固定側型板
45に固定している取付ねじ49を、正面のパーティン
グ面79側から取り外すだけでよい。
【0048】この場合、キャビティブロック46を締付
固定している複数本の取付ねじ49を取り外すことによ
ってキャビティブロック46の締付力が解除されて自由
になるため、このキャビティブロック46をノックピン
50に沿って引き抜くことにより、キャビティブロック
46を固定側型板45から極めて簡単に取り外すことが
できる。しかも、キャビティブロック46には従来のよ
うに固定側取付板等の他の部品が結合されておらず、キ
ャビティブロック46単体で取り外されることから、そ
のままの状態で修理・改造作業に移ることができ、迅速
な作業を可能として修理・改造等の作業効率を向上させ
ることができる。
固定している複数本の取付ねじ49を取り外すことによ
ってキャビティブロック46の締付力が解除されて自由
になるため、このキャビティブロック46をノックピン
50に沿って引き抜くことにより、キャビティブロック
46を固定側型板45から極めて簡単に取り外すことが
できる。しかも、キャビティブロック46には従来のよ
うに固定側取付板等の他の部品が結合されておらず、キ
ャビティブロック46単体で取り外されることから、そ
のままの状態で修理・改造作業に移ることができ、迅速
な作業を可能として修理・改造等の作業効率を向上させ
ることができる。
【0049】一方、キャビティブロック46を固定側型
板45に取り付ける場合は、まず、キャビティブロック
46の背面側に開口されている位置決め孔46aを固定
側型板45に植設されているノックピン50に位置合わ
せした後、このキャビティブロック46をノックピン5
0に沿って押し込む。次に、正面のパーティング面79
側から取付ねじ49をキャビティブロック46のボルト
孔に差し込み、その先端のねじ部をノックピン50の孔
に貫通させて固定側型板45のねじ孔に螺合させる。そ
して、取付ねじ49を締め込むことにより、キャビティ
ブロック46が固定側型板45に固定される。
板45に取り付ける場合は、まず、キャビティブロック
46の背面側に開口されている位置決め孔46aを固定
側型板45に植設されているノックピン50に位置合わ
せした後、このキャビティブロック46をノックピン5
0に沿って押し込む。次に、正面のパーティング面79
側から取付ねじ49をキャビティブロック46のボルト
孔に差し込み、その先端のねじ部をノックピン50の孔
に貫通させて固定側型板45のねじ孔に螺合させる。そ
して、取付ねじ49を締め込むことにより、キャビティ
ブロック46が固定側型板45に固定される。
【0050】この場合、固定側型板45には十分に精度
の高いノックピン50が所定位置に植設されているた
め、キャビティブロック46の位置決め孔46aをノッ
クピン50に位置合わせするだけで、固定側型板45に
対するキャビティブロック46の十分な位置決め精度を
確保することができる。
の高いノックピン50が所定位置に植設されているた
め、キャビティブロック46の位置決め孔46aをノッ
クピン50に位置合わせするだけで、固定側型板45に
対するキャビティブロック46の十分な位置決め精度を
確保することができる。
【0051】次に、可動側型41のコアブロックユニッ
トの装着動作について説明する。図2及び図3に示すよ
うに、コアブロックユニットを可動側受け板63から取
り外す場合は、まず、接続ボルト78とエジェクタロッ
ド82との接続を解除して、コアブロックユニットを突
出板88から分離させる。即ち、正面のパーティング面
79側から、接続ボルト78のレンチ孔78bにレンチ
の先部を係合させて緩める方向に回動させる。この場
合、接続ボルト78のねじ軸部78cと螺合接続されて
いるエジェクタロッド82は、その固定部82aに設け
た突起部82bを第1突出板88aの溝に係合させた回
り止め機構によって回動不能とされているため、接続ボ
ルト78の回動によってエジェクタロッド82が連れ回
されることがなく、接続ボルト78のみを回動させて螺
合状態を解除することができる。
トの装着動作について説明する。図2及び図3に示すよ
うに、コアブロックユニットを可動側受け板63から取
り外す場合は、まず、接続ボルト78とエジェクタロッ
ド82との接続を解除して、コアブロックユニットを突
出板88から分離させる。即ち、正面のパーティング面
79側から、接続ボルト78のレンチ孔78bにレンチ
の先部を係合させて緩める方向に回動させる。この場
合、接続ボルト78のねじ軸部78cと螺合接続されて
いるエジェクタロッド82は、その固定部82aに設け
た突起部82bを第1突出板88aの溝に係合させた回
り止め機構によって回動不能とされているため、接続ボ
ルト78の回動によってエジェクタロッド82が連れ回
されることがなく、接続ボルト78のみを回動させて螺
合状態を解除することができる。
【0052】このように接続ボルト78を解除方向に回
動すると、コアブロックユニットの一方を構成するコア
ブロック組立体69と他方を構成するエジェクタプレー
ト80とが、接続ボルト78とエジェクタピン77とガ
イドピン85とを介して摺動可能に連結されており、接
続ボルト78の回動によってエジェクタプレート80が
コアブロック組立体69に近づく方向へ移動する。従っ
て、接続ボルト78を回動させるだけで、そのねじ軸部
をエジェクタロッド82のねじ孔から外して両者の螺合
状態を解除することができる。
動すると、コアブロックユニットの一方を構成するコア
ブロック組立体69と他方を構成するエジェクタプレー
ト80とが、接続ボルト78とエジェクタピン77とガ
イドピン85とを介して摺動可能に連結されており、接
続ボルト78の回動によってエジェクタプレート80が
コアブロック組立体69に近づく方向へ移動する。従っ
て、接続ボルト78を回動させるだけで、そのねじ軸部
をエジェクタロッド82のねじ孔から外して両者の螺合
状態を解除することができる。
【0053】次に、コアブロックユニットのコアブロッ
ク組立体69を可動側受け板63に固定している取付ね
じ68を緩め、この取付ねじ68を皿ばね71と共に取
り外す。これにより、コアブロック組立体69の締付力
が解除されて自由になるため、このコアブロック組立体
69をノックピン70に沿って引き抜くことにより、コ
アブロックユニットを可動側受け板63から簡単に取り
外すことができる。
ク組立体69を可動側受け板63に固定している取付ね
じ68を緩め、この取付ねじ68を皿ばね71と共に取
り外す。これにより、コアブロック組立体69の締付力
が解除されて自由になるため、このコアブロック組立体
69をノックピン70に沿って引き抜くことにより、コ
アブロックユニットを可動側受け板63から簡単に取り
外すことができる。
【0054】そこで、他の成形品を製造するために型交
換を行う場合には、その取り外したコアブロックユニッ
トに替えて、他のコアブロックユニットを後述するよう
に取り付ける。また、コアプレート60の修理・改造等
を行う場合には、コアブロック組立体69をエジェクタ
プレート80から引き抜くことにより、コアブロックユ
ニットをコアブロック組立体69とエジェクタプレート
80とに分離させる。これにより、コアブロック組立体
69を単位としてコアブロック61の修理・改造が可能
となる。
換を行う場合には、その取り外したコアブロックユニッ
トに替えて、他のコアブロックユニットを後述するよう
に取り付ける。また、コアプレート60の修理・改造等
を行う場合には、コアブロック組立体69をエジェクタ
プレート80から引き抜くことにより、コアブロックユ
ニットをコアブロック組立体69とエジェクタプレート
80とに分離させる。これにより、コアブロック組立体
69を単位としてコアブロック61の修理・改造が可能
となる。
【0055】従って、コアブロック61についても、キ
ャビティブロック46の場合と同様に、可動側受け板6
3から極めて簡単に取り外すことができる。しかも、エ
ジェクタプレート80を引き抜くだけでコアブロック組
立体69から分離させることができると共に、そのコア
ブロック組立体69には従来のように可動側取付板等の
他の部品が結合されておらず、コアブロック組立体69
を単位として取り扱うことができるため、そのままの状
態で修理・改造作業に移ることができ、迅速な作業を可
能として修理・改造等の作業効率を向上させることがで
きる。
ャビティブロック46の場合と同様に、可動側受け板6
3から極めて簡単に取り外すことができる。しかも、エ
ジェクタプレート80を引き抜くだけでコアブロック組
立体69から分離させることができると共に、そのコア
ブロック組立体69には従来のように可動側取付板等の
他の部品が結合されておらず、コアブロック組立体69
を単位として取り扱うことができるため、そのままの状
態で修理・改造作業に移ることができ、迅速な作業を可
能として修理・改造等の作業効率を向上させることがで
きる。
【0056】コアブロック組立体69の修理・改造等の
作業が終了したときには、これにエジェクタプレート8
0側を組み合わせてコアブロックユニットを形成する。
この場合、コアブロック組立体69のボルト孔にはエジ
ェクタプレート80に立設された接続ボルト78の先端
を、コアブロック組立体69のピン孔にはエジェクタプ
レート80に立設されたエジェクタピン77の先端を、
更に、コアブロック組立体69に立設されたガイドピン
85の先端はエジェクタプレート80のブシュ穴83に
嵌合されたガイドピンブシュ84の孔にそれぞれ位置合
わせし、これらを押し込んでコアブロック組立体69と
エジェクタプレート80とを合体させることにより、コ
アブロックユニットが構成される。
作業が終了したときには、これにエジェクタプレート8
0側を組み合わせてコアブロックユニットを形成する。
この場合、コアブロック組立体69のボルト孔にはエジ
ェクタプレート80に立設された接続ボルト78の先端
を、コアブロック組立体69のピン孔にはエジェクタプ
レート80に立設されたエジェクタピン77の先端を、
更に、コアブロック組立体69に立設されたガイドピン
85の先端はエジェクタプレート80のブシュ穴83に
嵌合されたガイドピンブシュ84の孔にそれぞれ位置合
わせし、これらを押し込んでコアブロック組立体69と
エジェクタプレート80とを合体させることにより、コ
アブロックユニットが構成される。
【0057】一方、コアブロックユニットを可動側受け
板63に取り付ける場合は、まず、可動側受け板63の
凹陥部81にコアブロックユニットのエジェクタプレー
ト80を位置合わせすると共に、コアブロック組立体6
9のピン孔69aの背面側を可動側受け板63に植設さ
れているノックピン70に位置合わせする。次に、エジ
ェクタプレート80を凹陥部81内に挿入すると共に、
コアブロック組立体69をノックピン70に沿って押し
込む。そして、皿ばね71をコアブロック組立体69の
座ぐり孔69b内に挿入し、この皿ばね71の孔とノッ
クピン70の孔に取付ねじ68の軸部を挿通させて、先
端のねじ軸部を可動側受け板63のねじ孔に螺合させて
締付固定する。
板63に取り付ける場合は、まず、可動側受け板63の
凹陥部81にコアブロックユニットのエジェクタプレー
ト80を位置合わせすると共に、コアブロック組立体6
9のピン孔69aの背面側を可動側受け板63に植設さ
れているノックピン70に位置合わせする。次に、エジ
ェクタプレート80を凹陥部81内に挿入すると共に、
コアブロック組立体69をノックピン70に沿って押し
込む。そして、皿ばね71をコアブロック組立体69の
座ぐり孔69b内に挿入し、この皿ばね71の孔とノッ
クピン70の孔に取付ねじ68の軸部を挿通させて、先
端のねじ軸部を可動側受け板63のねじ孔に螺合させて
締付固定する。
【0058】次に、接続ボルト78を締込側に回してエ
ジェクタロッド82のねじ孔に螺合させ、接続ボルト7
8の締め込みによりエジェクタプレート80をエジェク
タロッド82に接続して固定する。これにより、コアブ
ロックユニットが可動側受け板63に固定される。従っ
て、コアブロックユニットの取付作業についても、簡単
且つ迅速に実行することができる。
ジェクタロッド82のねじ孔に螺合させ、接続ボルト7
8の締め込みによりエジェクタプレート80をエジェク
タロッド82に接続して固定する。これにより、コアブ
ロックユニットが可動側受け板63に固定される。従っ
て、コアブロックユニットの取付作業についても、簡単
且つ迅速に実行することができる。
【0059】次に、キャビティブロック46とコアブロ
ック61との型合わせについて説明する。図4に示すよ
うに、射出成形機を作動させて可動盤23を動かすこと
によってコアブロック61をキャビティブロック46に
近づけると、コアブロック61に取付けられた位置決め
ブシュ72がキャビティブロック46に取付けられた位
置決めピン56に近づき、その突起部56bが位置決め
ブシュ72の位置決め孔72a内に入り込む。
ック61との型合わせについて説明する。図4に示すよ
うに、射出成形機を作動させて可動盤23を動かすこと
によってコアブロック61をキャビティブロック46に
近づけると、コアブロック61に取付けられた位置決め
ブシュ72がキャビティブロック46に取付けられた位
置決めピン56に近づき、その突起部56bが位置決め
ブシュ72の位置決め孔72a内に入り込む。
【0060】この場合、図3に示すように、コアブロッ
クユニットのコアブロック組立体69は皿ばね71を介
して取付ねじ68によって固定されており、その皿ばね
71のばね力は、コアブロックユニットが自重によって
ずれない程度に設定されている。しかも、コアブロック
ユニットを着脱するために可動側受け板63に基部が圧
入されたノックピン70は、その外径がコアブロック組
立体69のピン孔69aより大きく形成されて若干の隙
間が設定されている。従って、コアブロック組立体69
は、パーティング面79方向に作用する外力に対して、
皿ばね71が介在されていることによって当該面方向に
若干移動できる自由度を有している。
クユニットのコアブロック組立体69は皿ばね71を介
して取付ねじ68によって固定されており、その皿ばね
71のばね力は、コアブロックユニットが自重によって
ずれない程度に設定されている。しかも、コアブロック
ユニットを着脱するために可動側受け板63に基部が圧
入されたノックピン70は、その外径がコアブロック組
立体69のピン孔69aより大きく形成されて若干の隙
間が設定されている。従って、コアブロック組立体69
は、パーティング面79方向に作用する外力に対して、
皿ばね71が介在されていることによって当該面方向に
若干移動できる自由度を有している。
【0061】そのため、キャビティブロック46とコア
ブロック61との間を位置決めするブロック位置決め機
構55の位置決めピン56と位置決めブシュ72とが一
致していないために、突起部56bを位置決め孔72a
に挿入することによってコアブロック組立体69にパー
ティング面79方向の力が発生するような場合において
も、その力を小さくするようキャビティブロック46に
追随してコアブロック組立体69が移動する。従って、
型閉じ時には、常にキャビティブロック46とコアブロ
ック61とを所定位置で精密に位置決めして、型閉じす
ることができる。そのため、型がずれた状態の成形品が
製造されるおそれがなく、バリが小さいか又はバリのな
い成形品を製造することができる。
ブロック61との間を位置決めするブロック位置決め機
構55の位置決めピン56と位置決めブシュ72とが一
致していないために、突起部56bを位置決め孔72a
に挿入することによってコアブロック組立体69にパー
ティング面79方向の力が発生するような場合において
も、その力を小さくするようキャビティブロック46に
追随してコアブロック組立体69が移動する。従って、
型閉じ時には、常にキャビティブロック46とコアブロ
ック61とを所定位置で精密に位置決めして、型閉じす
ることができる。そのため、型がずれた状態の成形品が
製造されるおそれがなく、バリが小さいか又はバリのな
い成形品を製造することができる。
【0062】次に、成形品の突き出し動作について説明
する。この突き出し動作は、射出成形された成形品が固
化してから金型が開かれた後に行われる。従って、ここ
では、射出成形機の作動で可動側型41が後退して固定
側型42から離反し、射出成形用金型40が開かれた状
態から説明する。
する。この突き出し動作は、射出成形された成形品が固
化してから金型が開かれた後に行われる。従って、ここ
では、射出成形機の作動で可動側型41が後退して固定
側型42から離反し、射出成形用金型40が開かれた状
態から説明する。
【0063】射出成形機に設けられている突出ロッド9
4を前進させると、この突出ロッド94がエジェクタブ
ロック92に当接してこれを押し出し、このエジェクタ
ブロック92が連結されている突出板88をリターンば
ね95の付勢力に抗して前進させる。これにより、突出
板88に基部が固定されているエジェクタロッド82が
前進し、このエジェクタロッド82と接続された接続ボ
ルト78及びこれと一体のエジェクタプレート80がガ
イドピン85にガイドされて前進する。その結果、エジ
ェクタプレート80の前進によってエジェクタピン77
がコアプレート60から突出し、このエジェクタピン7
7によってコアブロック61に付着されていた成形品が
剥離されて突き出される。
4を前進させると、この突出ロッド94がエジェクタブ
ロック92に当接してこれを押し出し、このエジェクタ
ブロック92が連結されている突出板88をリターンば
ね95の付勢力に抗して前進させる。これにより、突出
板88に基部が固定されているエジェクタロッド82が
前進し、このエジェクタロッド82と接続された接続ボ
ルト78及びこれと一体のエジェクタプレート80がガ
イドピン85にガイドされて前進する。その結果、エジ
ェクタプレート80の前進によってエジェクタピン77
がコアプレート60から突出し、このエジェクタピン7
7によってコアブロック61に付着されていた成形品が
剥離されて突き出される。
【0064】次に、突出ロッド94を後退させると、エ
ジェクタブロック92の押圧力が解除されるため、リタ
ーンばね95の付勢力によって突出板88及びエジェク
タロッド82が後退し、これと共にエジェクタロッド8
2に引かれてエジェクタプレート80が後退する。その
ため、エジェクタピン77及び接続ボルト78がコアブ
ロック組立体69内に引き戻され、これにより、キャビ
ティブロック46との型閉めが可能となる。
ジェクタブロック92の押圧力が解除されるため、リタ
ーンばね95の付勢力によって突出板88及びエジェク
タロッド82が後退し、これと共にエジェクタロッド8
2に引かれてエジェクタプレート80が後退する。その
ため、エジェクタピン77及び接続ボルト78がコアブ
ロック組立体69内に引き戻され、これにより、キャビ
ティブロック46との型閉めが可能となる。
【0065】その結果、上述したようにして射出成形機
を動作させ、可動側型41を固定側型42に合わせて型
閉めすることにより、次の射出成形の準備が完了する。
を動作させ、可動側型41を固定側型42に合わせて型
閉めすることにより、次の射出成形の準備が完了する。
【0066】以上説明したが、本発明は上記実施例に限
定されるものではなく、例えば、射出成形機の構造とし
て、スクリューインライン式以外のプランジャー式やス
クリュープリプラ式の射出成形機を用いることができ、
また、キャビティブロックやコアブロックの形状、大き
さ等は図示のものに限定されるものではない。更に、上
記実施例においては、射出成形機の金型駆動手段として
油圧装置を用いた例について説明したが、空気圧装置や
その他の駆動装置を用いることもできる。そして、射出
成形用金型の構造例として、上記実施例ではコールドラ
ンナー方式の金型について説明したが、ホットランナー
方式やセミホットランナー方式の金型にも適用すること
ができる。
定されるものではなく、例えば、射出成形機の構造とし
て、スクリューインライン式以外のプランジャー式やス
クリュープリプラ式の射出成形機を用いることができ、
また、キャビティブロックやコアブロックの形状、大き
さ等は図示のものに限定されるものではない。更に、上
記実施例においては、射出成形機の金型駆動手段として
油圧装置を用いた例について説明したが、空気圧装置や
その他の駆動装置を用いることもできる。そして、射出
成形用金型の構造例として、上記実施例ではコールドラ
ンナー方式の金型について説明したが、ホットランナー
方式やセミホットランナー方式の金型にも適用すること
ができる。
【0067】また、上記実施例では、固定側型42に固
定側位置決め機構(位置決め孔46aとノックピン50
とからなる。)を設け、可動側型41の自由度を確保す
るために皿ばね71を介して取付ねじ68で可動側型4
1を締付固定等する構成とした例について説明したが、
これとは構成を逆にして、可動側型41に位置決め機構
を設け、固定側型42に自由度を確保するための皿ばね
71等を設ける構成とすることができる。そして、弾性
部材71の一具体例として皿ばね71を適用した例につ
いて説明したが、他の形式のばね(例えば、コイルば
ね、ばね座金等)は勿論のこと、ゴム状弾性体等を適用
することもできる。
定側位置決め機構(位置決め孔46aとノックピン50
とからなる。)を設け、可動側型41の自由度を確保す
るために皿ばね71を介して取付ねじ68で可動側型4
1を締付固定等する構成とした例について説明したが、
これとは構成を逆にして、可動側型41に位置決め機構
を設け、固定側型42に自由度を確保するための皿ばね
71等を設ける構成とすることができる。そして、弾性
部材71の一具体例として皿ばね71を適用した例につ
いて説明したが、他の形式のばね(例えば、コイルば
ね、ばね座金等)は勿論のこと、ゴム状弾性体等を適用
することもできる。
【0068】更に、成形品としてコンパクトカセットや
ビデオカセット等のテープカセットに適用した例につい
て説明したが、テープカセットに限られることなく、コ
ンパクトディスクのカートリッジ、フロッピーディスク
のカートリッジ等の各種の筐体は勿論のこと、筐体以外
の各種の成形品を製造するための射出成形用金型として
用いることができる。このように、本発明は、その趣旨
を逸脱しない範囲で種々変更できるものである。
ビデオカセット等のテープカセットに適用した例につい
て説明したが、テープカセットに限られることなく、コ
ンパクトディスクのカートリッジ、フロッピーディスク
のカートリッジ等の各種の筐体は勿論のこと、筐体以外
の各種の成形品を製造するための射出成形用金型として
用いることができる。このように、本発明は、その趣旨
を逸脱しない範囲で種々変更できるものである。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
射出成形用金型を射出成形機に取り付けた状態で、その
パーティング面から可動側型のキャビティブロック又は
固定側型のコアブロックを着脱することができ、取り付
け・取り外し作業を極めて簡単且つ迅速に行うことがで
き、保守・修理に要する時間を大幅に短縮することがで
きる射出成形用金型を提供することができる。また、キ
ャビティブロック及びコアブロックユニット単位の交換
作業によって金型交換を行うことができ、成形品の種類
の切り換えが容易であって、しかも、1つの金型で複数
の種類の成形品を同時に成形することができ、製造タイ
プの異なる生産(例えば、多種少量生産と小種大量生産
等)に対応できる射出成形用金型を提供することができ
る。
射出成形用金型を射出成形機に取り付けた状態で、その
パーティング面から可動側型のキャビティブロック又は
固定側型のコアブロックを着脱することができ、取り付
け・取り外し作業を極めて簡単且つ迅速に行うことがで
き、保守・修理に要する時間を大幅に短縮することがで
きる射出成形用金型を提供することができる。また、キ
ャビティブロック及びコアブロックユニット単位の交換
作業によって金型交換を行うことができ、成形品の種類
の切り換えが容易であって、しかも、1つの金型で複数
の種類の成形品を同時に成形することができ、製造タイ
プの異なる生産(例えば、多種少量生産と小種大量生産
等)に対応できる射出成形用金型を提供することができ
る。
【0070】更に、キャビティブロック又はコアブロッ
クユニットの一方に精度の高い位置決め機構を設け、一
方のブロックに対して他方のブロックが追随して移動で
きる構成としたため、基準となる一方のブロックがずれ
て取り付けられたような場合であっても、他方のブロッ
クが追随するように移動して型合わせが行われるため、
金型がずれることによって起こるキャビティブロック及
びコアブロックの破損を防止することができるという効
果が得られる。
クユニットの一方に精度の高い位置決め機構を設け、一
方のブロックに対して他方のブロックが追随して移動で
きる構成としたため、基準となる一方のブロックがずれ
て取り付けられたような場合であっても、他方のブロッ
クが追随するように移動して型合わせが行われるため、
金型がずれることによって起こるキャビティブロック及
びコアブロックの破損を防止することができるという効
果が得られる。
【図1】本発明の射出成形用金型が使用される射出成形
機の一実施例を示す説明図である。
機の一実施例を示す説明図である。
【図2】本発明の射出成形用金型の一実施例を示す断面
図である。
図である。
【図3】図2に示す射出成形用金型の要部を拡大して示
す断面図である。
す断面図である。
【図4】図2に示す射出成形用金型のキャビティブロッ
クとコアブロックユニットとを拡大して示す断面図であ
る。
クとコアブロックユニットとを拡大して示す断面図であ
る。
【図5】従来の射出成形用金型を示す断面図である。
【図6】一般的な射出成形用金型の交換作業を説明する
ブロック図である。
ブロック図である。
40 射出成形用金型 41 可動側型 42 固定側型 46 キャビティブロック 49 取付ねじ 50 ノックピン 55 ブロック位置決め機構 56 位置決めピン 60 コアプレート 61 コアブロック 63 可動側受け板 68 取付ねじ(固着手段) 69 コアブロック組立体 70 ノックピン 71 皿ばね(弾性部材) 72 位置決めブシュ 78 接続ボルト 79 パーティング面 80 エジェクタプレート 81 凹陥部 82 エジェクタロッド 88 突出板 90 ガイドねじ
Claims (4)
- 【請求項1】 成形品の外面を形成するキャビティブロ
ックを有する固定側型と、 上記成形品の内面を形成するコアブロックを有する可動
側型とを備え、 上記固定側型と可動側型とがパーティング面にて着脱可
能とされた射出成形用金型において、 上記固定側型又は上記可動側型の少なくとも一方には、
上記キャビティブロックと固定側型側の部材との間を位
置決めする固定側位置決め機構又は上記コアブロックと
可動側型側の部材との間を位置決めする可動側位置決め
機構を設け、 上記位置決め機構を設けたキャビティブロック又はコア
ブロックは、上記固定側型側の部材又は上記可動側型側
の部材に対して上記パーティング面側から固着手段によ
って着脱可能に固定されたことを特徴とする射出成形用
金型。 - 【請求項2】 請求項1記載の射出成形用金型におい
て、 上記可動側型は、上記キャビティブロックと上記コアブ
ロックとで形成されるキャビティ内に成形された上記成
形品を突き出してコアブロックから剥離させるコア側突
出し機構と、上記コア側突出し機構と着脱可能に連結さ
れて当該コア側突出し機構を動作させる主突出し機構と
を有することを特徴とする射出成形用金型。 - 【請求項3】 請求項1記載の射出成形用金型におい
て、 上記可動側型の上記コアブロックと上記固着手段との間
には弾性部材を介在させ、上記弾性部材のばね力を介し
てコアブロックが可動側型側の部材に締付固定されるこ
とを特徴とする射出成形用金型。 - 【請求項4】 請求項1記載の射出成形用金型におい
て、 上記固定側型の上記キャビティブロックと上記可動側型
の上記コアブロックとには、両ブロック同士を位置決め
するブロック位置決め機構を設けたことを特徴とする射
出成形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29006895A JPH09131766A (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 射出成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29006895A JPH09131766A (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 射出成形用金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09131766A true JPH09131766A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=17751379
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29006895A Pending JPH09131766A (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 射出成形用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09131766A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012026387A (ja) * | 2010-07-26 | 2012-02-09 | Honda Motor Co Ltd | デリバリパイプの固定構造 |
| JP2012254834A (ja) * | 2011-06-07 | 2012-12-27 | Kobelco Cranes Co Ltd | クレーンのウィンチ及びクレーンのウィンチの組立方法 |
-
1995
- 1995-11-08 JP JP29006895A patent/JPH09131766A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012026387A (ja) * | 2010-07-26 | 2012-02-09 | Honda Motor Co Ltd | デリバリパイプの固定構造 |
| JP2012254834A (ja) * | 2011-06-07 | 2012-12-27 | Kobelco Cranes Co Ltd | クレーンのウィンチ及びクレーンのウィンチの組立方法 |
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