JPH09132145A - 踏切制御装置 - Google Patents

踏切制御装置

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JPH09132145A
JPH09132145A JP29020895A JP29020895A JPH09132145A JP H09132145 A JPH09132145 A JP H09132145A JP 29020895 A JP29020895 A JP 29020895A JP 29020895 A JP29020895 A JP 29020895A JP H09132145 A JPH09132145 A JP H09132145A
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敏男 加藤
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匡彦 斉藤
Tetsuo Fukuda
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軌道回路の車両検知信号に遅れが生じ、動作
シーケンスが崩れても、適切な踏切制御信号を出力する
踏切制御装置を提供する。 【解決手段】 制御装置2は、軌道回路1Tからの第1
の車両検知信号S1及び車両検知子111からの第2の
車両検知信号S4の動作シーケンスに応じて制御モード
M1〜M5を順次遷移させ、車両検知ゾーンZ1におけ
る車両6の有無を判定し、車両6の有無に応じて踏切制
御信号S6を出力する。車両「有」の第1の車両検知信
号S1よりも先に車両「有」の第2の車両検知信号S4
が供給された場合に、定められた第1の時間T1内は車
両「有」とする遅れ処理モードM7を設定し、第1の時
間T1内に車両「有」の第1の車両検知信号S1が得ら
れたときに、後続の制御モードM3に遷移させ、得られ
ないときに、最初の制御モードM1に強制的に遷移させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、踏切制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の踏切制御装置は、踏切警報を行な
うべく踏切制御区間を設定し、車両がその踏切制御区間
に進入したときに踏切制御信号を出力し、その踏切制御
区間を進出したときに踏切制御信号を停止する。踏切制
御区間は、その始点が警報開始点、その終点が警報終止
点となり、警報開始点及び警報終止点に踏切制御子を有
する。踏切制御子は、警報開始点及び警報終止点の近傍
に短小の制御区間を設定し、その制御区間内における車
両の有無を車両検知信号として出力する。踏切制御装置
は、警報開始点に設けられた踏切制御子から車両「有」
の車両検知信号が入力されたときに、踏切制御区間に車
両「有」の状態を記憶し、警報終止点に設けられた踏切
制御子から車両「無」の車両検知信号が入力されたとき
に、踏切制御区間に車両「有」の状態記憶を解除する。
警報開始点に設けられる踏切制御子は、フェールセーフ
性を得るために、車両「有」を検知をしたときに「低」
レベルとなる車両検知信号を出力する。警報終止点に設
けられる踏切制御子は、フェールセーフ性を得るため
に、車両「有」を検知をしたときに「高」レベルとなる
車両検知信号を出力する。
【0003】踏切制御区間は、複数の区間を含む。各区
間は、軌道回路で構成され、自己の区間内における車両
の有無を検知して車両検知信号を出力する。踏切制御装
置は、踏切制御子の設けられた区間の車両検知信号と、
踏切制御子の車両検知信号との動作シーケンスにより、
踏切制御子が不正に車両検知信号を出力したことを検出
する。踏切制御装置は、当該区間の車両検知信号が車両
「無」から「有」に変化する場合、踏切制御子の車両検
知信号が車両「無」から車両「有」に変化する場合、踏
切制御子の車両検知信号が車両「有」から「無」に変化
する場合、当該区間の車両検知信号が車両「有」から車
両「無」に変化する場合が順次得られた場合に、踏切制
御子が正常に車両検知信号を出力したと判定し、順次得
られない場合に、踏切制御子が不正に車両検知信号を出
力したと判定する。踏切制御装置は、踏切制御子が不正
に車両検知信号を出力したと判定した場合に、踏切制御
区間に車両「有」の状態を記憶し、踏切制御信号を継続
して出力する。
【0004】列車等の車両制御の分野では、各区間(軌
道回路)の車両検知信号は、連動装置でも使用され、連
動装置を経由して踏切制御装置に供給される場合があ
る。かかる場合において、最悪の場合は、車両検知信号
が約4秒も遅れて踏切制御装置に供給されることがあ
る。このため、踏切制御子が軌道回路の境界近くに設定
されている場合等においては、踏切制御子から供給され
る車両「有」の車両検知信号と、当該区間から供給され
る車両「有」の車両検知信号とが逆転し、踏切制御装置
は踏切制御子が不正に車両検知信号を出力したと判定す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、軌道
回路の車両検知信号に遅れが生じ、動作シーケンスが崩
れても、適切な踏切制御信号を出力する踏切制御装置を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題解決のた
め、本発明に係る踏切制御装置は、踏切制御区間と、制
御装置とを含む。前記踏切制御区間は、軌道回路を有す
る複数の区間を含み、進行方向で見た最も後方の区間及
び最も前方の区間の少なくとも一方が車両検知子を含
み、前記軌道回路の境界と前記車両検知子との間に車両
検知ゾーンを構成し、前記軌道回路のそれぞれが自己の
区間内における車両の有無を検知して第1の車両検知信
号を出力し、前記車両検知子が自己の上を通過する前記
車両を検知して第2の車両検知信号を出力する。前記制
御装置は、前記第1の車両検知信号及び第2の車両検知
信号が入力され、その動作シーケンスにより一巡する複
数の制御モードを有し、前記動作シーケンスに応じて前
記制御モードを順次遷移させ、前記車両検知ゾーンにお
ける前記車両の有無を判定し、前記車両の有無に応じて
踏切制御信号を出力する。前記制御装置は、車両「有」
の前記第1の車両検知信号よりも先に車両「有」の前記
第2の車両検知信号が供給された場合に、定められた第
1の時間内は車両「有」とする遅れ処理モードを設定
し、前記第1の時間内に車両「有」の前記第1の車両検
知信号が得られたときに、後続の前記制御モードに遷移
させ、前記第1の時間内に車両「有」の前記第1の車両
検知信号が得られないときに、最初の制御モードに強制
的に遷移させる。
【0007】上述のように、踏切制御区間は、軌道回路
を有する複数の区間を含み、進行方向で見た最も後方の
区間及び最も前方の区間の少なくとも一方が車両検知子
を含み、軌道回路の境界と車両検知子との間に車両検知
ゾーンを構成する。軌道回路のそれぞれは、自己の区間
内における車両の有無を検知して第1の車両検知信号を
出力する。車両検知子は、自己の上を通過する車両を検
知して第2の車両検知信号を出力する。このため、車両
検知子が最も後方の区間に設けられた場合は、当該区間
に車両が進入して車両「有」の第1の車両信号が得られ
た後に、車両検知子から車両「有」の第2の車両検知信
号が得られた場合に、制御装置はこれらの車両検知信号
に基づき車両検知ゾーンに車両「有」とすることができ
る。車両検知子が最も前方の区間に設けられた場合は、
当該区間に車両が進入して車両「有」の第1の車両信号
が得られ、次に車両検知子から車両「有」の第2の車両
検知信号が得られ、次に車両検知子から車両「無」の第
2の車両検知信号が得られた場合に、制御装置はこれら
の車両検知信号に基づき車両検知ゾーンに車両「無」と
することができる。
【0008】車両制御の分野では、軌道回路の車両検知
信号は信頼性が高くなっている。このため、車両「有」
の第1の車両信号が得られた後に、車両「有」の第2の
車両検知信号が得られた場合は、第1の車両信号により
当該区間に車両が存在することが保証され、かつ、車両
検知子が車両を検知したことになり、車両検知子の車両
検知信号の信頼性を実質的に高くすることができる。
【0009】制御装置は、第1の車両検知信号及び第2
の車両検知信号が入力され、その動作シーケンスにより
一巡する複数の制御モードを有し、動作シーケンスに応
じて制御モードを順次遷移させ、車両検知ゾーンにおけ
る車両の有無を判定し、車両の有無に応じて踏切制御信
号を出力する。一巡する複数の制御モードは、例えば、
第1の車両検知信号が車両「無」、かつ、第2の車両検
知信号が車両「無」の場合が第1の制御モード、第1の
車両検知信号が車両「有」、かつ、第2の車両検知信号
が車両「無」の場合が第2の制御モード、第1の車両検
知信号が車両「有」、かつ、第2の車両検知信号が車両
「有」の場合が第3の制御モード、第1の車両検知信号
が車両「有」、かつ、第2の車両検知信号が車両「無」
の場合が第4の制御モード、第1の車両検知信号が車両
「無」、かつ、第2の車両検知信号が車両「無」の場合
が第5の制御モードとし、第5の制御モードが定められ
た時間継続した場合に第1の制御モードに戻るように構
成する。
【0010】この構成によれば、車両「有」の第1の車
両検知信号が得られ、次に車両「有」の第2の車両検知
信号が得られた場合には、第1の制御モードから第3の
制御モードに順次遷移し、第1の車両検知信号及び第2
の車両検知信号が正常に得られたものとして車両検知ゾ
ーンに車両「有」を判定し、当該車両検知ゾーンに対応
する踏切制御信号を出力する。その後車両「無」の第2
の車両検知信号が得られ、次に車両「無」の第1の車両
検知信号が得られた場合には、第3の制御モードから第
5の制御モードに順次遷移し、第1の車両検知信号及び
第2の車両検知信号が正常に得られたものとして車両検
知ゾーンに車両「無」を判定し、当該車両検知ゾーンに
対応する踏切制御信号を停止する。
【0011】制御装置は、車両「有」の第1の車両検知
信号よりも先に車両「有」の第2の車両検知信号が供給
された場合に、定められた第1の時間内は車両「有」と
する遅れ処理モードを設定し、第1の時間内に車両
「有」の第1の車両検知信号が得られたときに後続の制
御モードに遷移させるから、第1の車両検知信号が遅
れ、動作シーケンスが崩れた場合でも、第1の時間内に
車両「有」の第1の車両検知信号が得られた場合には、
制御モードが遅れ処理モードから第3の制御モードに遷
移し、通常の制御モードで処理できる。このため、軌道
回路の車両検知信号に遅れが生じ、動作シーケンスが崩
れても、適切な踏切制御信号を出力することができる。
【0012】本発明の他の特徴及びそれによる作用効果
は、添付図面を参照し、更に詳しく説明する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る踏切制御装置
の構成を示すブロック図である。本発明に係る踏切制御
装置は、踏切制御区間1と、制御装置2とを含む。図に
おいて、参照符号3は踏切、4は踏切警報機、5は踏切
しゃ断機、6は車両、Xは車両の進行方向である。
【0014】踏切制御区間1は、軌道回路を有する複数
の区間1T〜3Tを含む。軌道回路の構成は、鉄道技術
者のための電気概論、信号シリーズNo.9、「軌道回
路」(日本鉄道電気技術協会発行)の第8頁〜第21頁
に詳述されている。進行方向Xで見た最も後方の区間1
T及び最も前方の区間3Tの少なくとも一方は、車両検
知子111または車両検知子112を含む。実施例は、区間1
Tが車両検知子111を含み、区間3Tが車両検知子112を
含む。車両検知子111、112は、踏切制御子、車軸検知子
等の点検知型の車両検知器で構成できる。実施例は、車
両検知子111が閉電路式の踏切制御子で構成され、車両
検知子112が開電路式の踏切制御子で構成される。踏切
制御子は、鉄道技術者のための電気概論、信号シリーズ
No.8、「踏切保安装置」(日本鉄道電気技術協会発
行)の第35頁〜第47頁に詳述されている。
【0015】踏切制御区間1は、区間1Tの境界P11
と車両検知子111との間に車両検知ゾーンZ1を、区間
3Tの境界P31と車両検知子112との間に車両検知ゾ
ーンZ2を構成する。軌道回路を構成する軌道リレー1
TR〜3TRのそれぞれは、自己の区間1T〜3T内に
おける車両6の有無に応じた第1の車両検知信号S1〜
S3を出力する。車両検知子111、112のそれぞれは、自
己の上を通過する車両6を検知して第2の車両検知信号
S4、S5を出力する。
【0016】制御装置2は、第1の車両検知信号S1及
び第2の車両検知信号S4、または第1の車両検知信号
S3及び第2の車両検知信号S5が入力され、その動作
シーケンスにより一巡する複数の制御モードM1〜M5
を有し、動作シーケンスに応じて制御モードM1〜M5
を順次遷移させ、車両検知ゾーンZ1、Z2における車
両6の有無を判定し、車両の有無に応じて踏切制御信号
S6を出力する。
【0017】制御装置2は、車両「有」の第1の車両検
知信号S1よりも先に車両「有」の第2の車両検知信号
S4が供給された場合に、定められた第1の時間T1内
は車両「有」とする遅れ処理モードM7を設定し、第1
の時間T1内に車両「有」の第1の車両検知信号S1が
得られたときに、後続の制御モードに遷移させ、第1の
時間T1内に車両「有」の第1の車両検知信号S1が得
られないときに、最初の制御モードM1に強制的に遷移
させる。
【0018】図2は制御装置内に設定される制御モード
の遷移の一例を示す図である。図において、図1と同一
参照符号は同一性ある構成部分を示している。図は図1
に示す車両検知ゾーンZ1の処理を行なう場合を示して
ある。
【0019】一巡する複数の制御モードは、例えば、第
1の車両検知信号S1が車両「無」、かつ、第2の車両
検知信号S4が車両「無」の場合に第1の制御モードM
1、第1の車両検知信号S1が車両「有」、かつ、第2
の車両検知信号S4が車両「無」の場合に第2の制御モ
ードM2、第1の車両検知信号S1が車両「有」、か
つ、第2の車両検知信号S4が車両「有」の場合に第3
の制御モードM3、第1の車両検知信号S1が車両
「有」、かつ、第2の車両検知信号が車両「無」の場合
に第4の制御モードM4、第1の車両検知信号S1が車
両「無」、かつ、第2の車両検知信号S4が車両「無」
の場合に第5の制御モードM5となるように設定し、第
5の制御モードM5が定められた時間T4の間継続した
場合に第1の制御モードM1に戻るように構成される。
【0020】制御モードが第1の制御モードM1及び第
2の制御モードM2にある場合は車両検知ゾーンZ1に
車両「無」となり、第3の制御モードM3〜第5の制御
モードM5にある場合は車両検知ゾーンZ1に車両
「有」となる。
【0021】制御モードが遷移するための条件表示は、
かっこ内の状態には変化がなく、かっこ外の状態が変化
した場合に、遷移が発生することを示している。記号S
1↓は車両「有」の第1の車両検知信号を意味し、記号
S1↑は車両「無」の第1の車両検知信号を意味する。
記号S4↓は車両「有」の第2の車両検知信号を意味
し、記号S4↑は車両「無」の第2の車両検知信号を意
味する。例えば、制御モードM1から制御モードM2に
遷移する場合は、第2の車両検知信号S4が車両「無」
{(S4↑)}の状態で第1の車両検知信号S1が車両
「有」{(S1↓)}に変化することが条件となる。
【0022】オーバーライン無のBUは制御装置が異常
検知をしてバックアップ状態に入っていることを示し、
オーバーライン有のBUは制御装置がバックアップ状態
に入っていないことを示している。記号∧は「かつ」を
示している。制御モード1から遅れ処理モード7に遷移
する場合は、第1の車両検知信号S1が車両「有」の状
態で第2の車両検知信号S4が車両「有」に変化し、か
つ、制御装置2がバックアップ状態に入っていない場合
である。
【0023】第2の制御モードM2、第5の制御モード
M5等において、円形から突出した部分は、タイマーを
表示している。例えば、第2の制御モードM2のタイマ
は、T3secであることを示している。
【0024】図3は制御モードが一巡する場合の動作を
示すタイムチャートである。図において、図1及び図2
と同一参照符号は同一性ある構成部分を示している。
【0025】時刻t1において、車両6は区間0Tに在
線し、第1の車両検知信号S1が車両「無」となり、第
2の車両検知信号S4が車両「無」となる。制御モード
は第1の制御モードM1にあり、車両検知ゾーンZ1に
おける車両検知の状態は車両「無」となる。
【0026】時刻t2において、車両6は区間1Tに進
入し、第1の車両検知信号S1が車両「有」に変化し、
制御モードが第2の制御モード2に遷移する。制御装置
2は、時間T3の計数を開始する。時間T3は、車両6
が区間1Tに進入するときの第1の車両検知信号S1の
チャタリングによる車両の誤検出を防止するためのもの
であり、例えば4秒に設定される。
【0027】時刻t3において、時間T3が経過する。
時間T3内に第1の車両検知信号S1が車両「無」とな
った場合は、第1の制御モードM1に遷移する。
【0028】時刻t4において、車両6が警報開始点P
1に進入する。第2の車両検知信号S4は車両「有」に
変化し、制御モードが第3の制御モードM3に遷移す
る。このため、車両検知ゾーンZ1における車両検知の
状態は車両「有」となる。制御装置2は、踏切制御信号
S6を出力する。踏切警報機4は鳴動し、踏切しゃ断機
5は降下する。
【0029】車両制御の分野では、軌道回路の車両検知
信号S1は信頼性が高くなっている。このため、車両
「有」の第1の車両検知信号S1が得られた後に、車両
「有」の第2の車両検知信号S4が得られた場合は、第
1の車両検知信号S1により区間1Tに車両が存在する
ことが保証され、かつ、車両検知子111が車両6を検知
したことになり、車両検知子111の第2の車両検知信号
S4の信頼性を実質的に高くすることができる。
【0030】時刻t5において、車両6が警報開始点P
1を進出し、第2の車両検知信号S4が車両「無」に変
化し、制御モードが第4の制御モードM4に遷移する。
【0031】時刻t6において、車両6が区間1Tを進
出し、第1の車両検知信号S1が車両「無」に変化し、
制御モードが第5の制御モードM5に遷移する。制御装
置2は、時間T4の計数を開始する。時間T4は、車両
6が区間1Tを進出するときの第1の車両検知信号S1
のチャタリングによる車両の誤検出を防止するためのも
のであり、例えば1秒に設定される。
【0032】時刻t7において、時間T4が経過する。
制御モードは第1の制御モードM1に遷移し、車両検知
ゾーンZ1における車両検知の状態は車両「無」とな
る。
【0033】車両6が区間1Tを進出して区間2Tに進
入するときは、区間1Tの第1の車両検知信号S1と区
間2Tの第1の車両検知信号S2が共に車両「有」とな
った後に、区間1Tの第1の車両検知信号S1が車両
「無」となるので、車両検知ゾーンZ1と区間2Tとの
間で車両検知信号の連続性を維持することができる。こ
のため、制御装置2は、車両6が区間2Tを走行してい
るときには、踏切制御子111を踏んだことによって踏切
制御区間1に車両「有」の状態を記憶していること、及
び車両6が区間2Tに在線することに基づいて踏切制御
信号S6を出力する。
【0034】図4は制御モードが一巡する場合の他の動
作を示すタイムチャートである。図において、図1〜図
3と同一参照符号は同一性ある構成部分を示している。
【0035】時刻t21において、第1の車両検知信号
S1が車両「無」に変化する。制御装置2は、第1の車
両検知信号S1にチャタリングが発生したものとして処
理する。制御モードは第1の制御モードM1に遷移す
る。
【0036】時刻t22において、第1の車両検知信号
S1が車両「有」に変化し、制御モードが第1の制御モ
ードM2に遷移する。制御装置2は時間T3の計数を開
始する。
【0037】時刻t61において、第1の車両検知信号
S1にチャタリングが発生し、第1の車両検知信号S1
が車両「有」に変化し、制御モードが第4の制御モード
M4に遷移する。制御装置2は時間T4の計数を停止す
る。
【0038】時刻t62において、第1の車両検知信号
S1が車両「無」に変化し、制御モードが第5の制御モ
ードM5に遷移する。制御装置2は時間T4の計数を開
始する。
【0039】時刻t71において、時間T4が経過す
る。制御モードは第1の制御モードM1に遷移し、車両
検知ゾーンZ1における車両検知の状態は車両「無」と
なる。
【0040】このため、制御装置2は、第1の車両検知
信号S1にチャタリングが発生しても、不正に踏切制御
信号S6を出力することも停止することもない。これに
より、車両検知信号のチャタリングによって踏切遮断機
が下降することも上昇することもない。
【0041】図5は遅れ処理モードが働いた場合の動作
を示すタイムチャートである。図において、図1及び図
2と同一参照符号は同一性ある構成部分を示している。
図は第1の車両検知信号S1が連動装置を介して制御装
置2に供給される場合を示してある。
【0042】時刻t2において、第2の車両検知信号S
4が車両「有」に変化し、制御モードが遅れ処理モード
7に遷移する。遅れ処理モード7にある場合は、車両検
知ゾーンZ1に車両「有」となる。制御装置2は第1の
時間T1の計数を開始する。第1の時間T1は、第1の
車両検知信号S1が遅れて供給される時間よりも長く設
定され、例えば5秒に設定される。
【0043】時刻t3において、第1の車両検知信号S
1が車両「有」に変化し、制御モードが第3の制御モー
ドM3に遷移する。制御装置2は、車両「有」の第1の
車両検知信号S1が第1の時間T1内に得られたので、
第1の制御信号S1が遅れて供給されたものとして処理
する。
【0044】時刻t5において、第2の車両検知信号S
4が車両「無」となり、制御モードが第4の制御モード
に遷移する。
【0045】時刻t6において、第1の車両検知信号S
1が車両「無」に変化し、制御モードが第5の制御モー
ドM5に遷移する。制御装置2は時間T4の計数を開始
する。
【0046】時刻t7において、時間T4が経過し、制
御モードが第1の制御モードM1に遷移し、車両検知ゾ
ーンZ1における車両検知の状態は車両「無」となる。
【0047】上述したように、制御装置2は、車両
「有」の第1の車両検知信号S1よりも先に車両「有」
の第2の車両検知信号S4が供給された場合に、定めら
れた第1の時間T1内は車両「有」とする遅れ処理モー
ドM7を設定し、第1の時間T1内に車両「有」の第1
の車両検知信号S1が得られたときに、制御モードを後
続の第3の制御モードM3に遷移させるから、第1の車
両検知信号S1が遅れ、動作シーケンスが崩れた場合で
も、第1の時間T1内に車両「有」の第1の車両検知信
号S1が得られた場合には、制御モードが遅れ処理モー
ドから第3の制御モードに遷移し、通常の制御モードで
処理できる。このため、軌道回路の第1の車両検知信号
S1に遅れが生じ、動作シーケンスが崩れても、適切な
踏切制御信号S6を出力することができる。
【0048】図6は遅れ処理モードにおいて異常判定が
なされる場合の動作を示すタイムチャートである。図に
おいて、図5と同一参照符号は同一性ある構成部分を示
している。
【0049】時刻t4において、第1の時間T1が経過
する。制御装置2は、第1の時間T1内に車両「有」の
第1の車両検知信号S1が得られないので、制御モード
を最初の第1の制御モードM1に強制的に遷移させる。
車両検知ゾーンZ1における車両検知の状態は、車両
「無」となる。このため、制御装置2は、車両検知子11
1が不正に車両を検知したものとして処理し、不正な踏
切制御信号S6を出力することがない。
【0050】制御装置2は、バックアップ状態に移行
し、第1の制御モードM1以外の制御モードを車両
「有」として処理する。制御装置2は、バックアップ状
態に移行した後に、車両6が区間1Tに進入し、第1の
車両検知信号S1が車両「有」になると、制御モードが
第2の制御モードM2に遷移し、車両検知ゾーンZ1に
おける車両検知の状態が車両「有」となる。このため、
制御装置2は、実質的に警報開始点P1を区間1Tの境
界P12に移動させて処理するようになるので、車両検
知子111が故障した場合にも踏切を安全側に制御でき
る。
【0051】図1及び図2に示す制御装置2は、第1の
時間T1内に車両「無」の第2の車両検知信号S4が得
られた場合に、別に定められた第2の時間T2内は車両
「有」とする別の遅れ処理モードM8を設定し、第2の
時間T2内に車両「有」の第1の車両検知信号S1が得
られたときに、制御モードを後続の第4の制御モードM
4に遷移させ、第2の時間T2内に車両「有」の第1の
車両検知信号S1が得られないときに、最初の第1の制
御モードM1に強制的に遷移させる。
【0052】図7は別の遅れ処理モードが働いた場合の
動作を示すタイムチャートである。図において、図1、
図2及び図5と同一参照符号は同一性ある構成部分を示
している。
【0053】時刻t21において、第2の車両検知信号
S4が車両「無」となり、制御モードが別の遅れ処理モ
ードM8に遷移する。制御装置2は、第2の時間T2の
計数を開始する。第2の時間T2は、第1の時間T1と
同様に、例えば5秒に設定される。
【0054】時刻t3において、第1の車両検知信号S
1が車両「有」に変化し、制御モードが第4の制御モー
ドM4に遷移する。このため、第1の車両検知信号S1
が遅れ、動作シーケンスが崩れた場合でも、第2の時間
T2内に車両「有」の第1の車両検知信号S1が得られ
た場合には、制御モードが別の遅れ処理モードM8から
第4の制御モードM4に遷移し、通常の制御モードで処
理できる。これにより、軌道回路の第1の車両検知信号
S1に遅れが生じ、動作シーケンスが崩れても適切な踏
切制御信号S6を出力することができる。
【0055】図8は別の遅れ処理モードにおいて異常判
定がなされる場合の動作を示すタイムチャートである。
図において、図7と同一参照符号は同一性ある構成部分
を示している。
【0056】時刻t41において、第2の時間T2が経
過する。制御装置2は、第2の時間T2内に車両「有」
の第1の車両検知信号S1が得られないので、制御モー
ドを最初の第1の制御モードM1に強制的に遷移させ
る。車両検知ゾーンZ1における車両検知の状態は、車
両「無」となる。このため、制御装置2は、車両検知子
111が不正に車両を検知したものとして処理し、不正な
踏切制御信号S6を出力することがない。
【0057】制御装置2は、バックアップ状態に移行
し、第1の制御モードM1以外の制御モードを車両
「有」として処理する。制御装置2は、バックアップ状
態に移行した後に、車両6が区間1Tに進入し、第1の
車両検知信号S1が車両「有」になると、制御モードが
第2の制御モードM2に遷移し、車両検知ゾーンZ1に
おける車両検知の状態が車両「有」となる。
【0058】図1に示す制御装置2は、最初の制御モー
ドである第1の制御モードM1に強制的に遷移させた場
合に、異常検知信号S7を出力する。このため、車両検
知子111が故障したことを早期に発見することができ、
車両検知子111を早期に補修することができる。
【0059】図9は制御装置内に設定される制御モード
の遷移の他例を示す図である。図において、図1と同一
参照符号は同一性ある構成部分を示している。図は図1
に示す車両検知ゾーンZ2の処理を行なう場合を示して
ある。表示方法は図2と同様である。
【0060】制御モードが第1の制御モードM1、第4
の制御モードM4及び第5の制御モードM5にある場合
は車両検知ゾーンZ2に車両「無」となり、第2の制御
モードM2及び第3の制御モードM3にある場合は車両
検知ゾーンZ2に車両「有」となる。
【0061】第1の車両検知信号S3は、車両「有」の
場合に低レベルになり、車両「無」の場合に高レベルと
なる。記号S3↓は車両「有」の第1の車両検知信号を
意味し、記号S3↑は車両「無」の第1の車両検知信号
を意味する。第2の車両検知信号S5は、車両「有」の
場合に高レベルになり、車両「無」の場合に低レベルに
なる。記号S5↑は車両「有」の第2の車両検知信号を
意味し、記号S5↓は車両「無」の第2の車両検知信号
を意味する。
【0062】図10は制御モードが一巡する場合の動作
を示すタイムチャートである。図において、図1及び図
9と同一参照符号は同一性ある構成部分を示している。
【0063】時刻t1において、車両6は区間2Tに在
線し、第1の車両検知信号S3が車両「無」となり、第
2の車両検知信号S5が車両「無」となる。制御モード
は第1の制御モードM1にあり、車両検知ゾーンZ3に
車両「無」となる。制御装置2は、車両6が区間2Tを
走行しているときには、踏切制御子111を踏んだことに
よって踏切制御区間1に車両「有」の状態を記憶してい
ること、及び車両6が区間2Tに在線することに基づい
て踏切制御信号S6を出力する。
【0064】時刻t2において、車両6は区間3Tに進
入し、第1の車両検知信号S3が車両「有」に変化し、
制御モードが第2の制御モード2に遷移する。車両検知
ゾーンZ2における車両検知の状態は、車両「有」とな
る。
【0065】車両6が区間2Tを進出して区間3Tに進
入するときは、区間2Tの第1の車両検知信号S2と区
間3Tの第1の車両検知信号S3が共に車両「有」とな
った後に、区間2Tの第1の車両検知信号S2が車両
「無」となるので、区間2Tと車両検知ゾーンZ2との
間で車両検知信号の連続性を維持することができる。こ
れにより、制御装置2は踏切制御区間1内において車両
を連続的に検知し、踏切制御信号S6を連続して出力す
ることができる。
【0066】時刻t4において、車両6が警報終止点P
2に進入し、第2の車両検知信号S5が車両「有」に変
化し、制御モードが第3の制御モードM3に遷移する。
【0067】時刻t5において、車両6が警報終止点P
2を進出し、第2の車両検知信号S5が車両「無」に変
化し、制御モードが第4の制御モードM4に遷移する。
車両検知ゾーンZ2における車両検知の状態は、車両
「無」となる。制御装置2は、踏切制御信号S6を停止
する。踏切警報機4は鳴動を止め、踏切しゃ断機5は上
昇する。
【0068】時刻t6において、車両6が区間3Tを進
出し、第1の車両検知信号S3が車両「無」に変化し、
制御モードが第5の制御モードM5に遷移する。制御装
置2は、時間T4の計数を開始する。
【0069】時刻t7において、時間T4が経過する。
制御モードは第1の制御モードM1に遷移する。
【0070】図11は制御モードが一巡する場合の他の
動作を示すタイムチャートである。図において、図1、
図9及び図10と同一参照符号は同一性ある構成部分を
示している。
【0071】時刻t61において、第1の車両検知信号
S3にチャタリングが発生し、第1の車両検知信号S3
が車両「有」に変化し、制御モードが第4の制御モード
M4に遷移する。制御装置2は時間T4の計数を停止す
る。
【0072】時刻t62において、第1の車両検知信号
S3が車両「無」に変化し、制御モードが第5の制御モ
ードM5に遷移する。制御装置2は時間T4の計数を開
始する。
【0073】時刻t7において、時間T4が経過する。
制御モードは第1の制御モードM1に遷移する。
【0074】このため、第1の車両検知信号S3にチャ
タリングが発生しても、制御装置2は適切な踏切制御信
号S6を出力することができる。
【0075】図12は遅れ処理モードが働いた場合の動
作を示すタイムチャートである。図において、図1及び
図9と同一参照符号は同一性ある構成部分を示してい
る。
【0076】時刻t2において、第2の車両検知信号S
5が車両「有」に変化し、制御モードが遅れ処理モード
7に遷移する。遅れ処理モード7にある場合は、車両検
知ゾーンZ2に車両「有」となる。制御装置2は第1の
時間T1の計数を開始する。
【0077】時刻t3において、第1の車両検知信号S
1が車両「有」に変化し、制御モードが第3の制御モー
ドM3に遷移する。制御装置2は、車両「有」の第1の
車両検知信号S3が第1の時間T1内に得られたので、
第1の制御信号S3が遅れて供給されたものとして処理
する。
【0078】時刻t5において、第2の車両検知信号S
5が車両「無」となり、制御モードが第4の制御モード
M4に遷移する。車両検知ゾーンZ2における車両検知
の状態は、車両「無」となる。
【0079】時刻t6において、車両6が区間3Tを進
出し、第1の車両検知信号S3が車両「無」に変化し、
制御モードが第5の制御モードM5に遷移する。制御装
置2は時間T4の計数を開始する。
【0080】時刻t7において、時間T4が経過し、制
御モードが第1の制御モードM1に遷移する。
【0081】上述したように、制御装置2は、車両
「有」の第1の車両検知信号S3よりも先に車両「有」
の第2の車両検知信号S5が供給された場合に、定めら
れた第1の時間T1内は車両「有」とする遅れ処理モー
ドM7を設定し、第1の時間T1内に車両「有」の第1
の車両検知信号S3が得られたときに、後続の第3の制
御モードM3に遷移させるから、第1の車両検知信号S
3が遅れ、動作シーケンスが崩れた場合でも、第1の時
間T1内に車両「有」の第1の車両検知信号S3が得ら
れた場合には、遅れ処理モードM7から第3の制御モー
ドM3に遷移させ、通常の制御モードで処理できる。こ
のため、区間(軌道回路)3Tの第1の車両検知信号S
3に遅れが生じ、動作シーケンスが崩れても、適切な踏
切制御信号S6を出力することができる。
【0082】図13は遅れ処理モードにおいて異常判定
がなされる場合の動作を示すタイムチャートである。図
において、図12と同一参照符号は同一性ある構成部分
を示している。
【0083】時刻t4において、第1の時間T1が経過
する。制御装置2は、第1の時間T1内に車両「有」の
第1の車両検知信号S3が得られないので、制御モード
を最初の第1の制御モードM1に強制的に遷移させる。
車両検知ゾーンZ2における車両検知の状態は、車両
「無」となる。このため、制御装置2は、車両検知子11
2が不正に車両を検知したものとして処理し、不正な踏
切制御信号S6を出力することがない。
【0084】制御装置2は、バックアップ制御に移行
し、第1の制御モードM1以外の制御モードを車両
「有」として処理する。制御装置2は、異常検知信号S
7を出力する。
【0085】図14は別の遅れ処理モードが働いた場合
の動作を示すタイムチャートである。図において、図
1、図9及び図12と同一参照符号は同一性ある構成部
分を示している。
【0086】時刻t21において、第2の車両検知信号
S5が車両「無」となり、制御モードが別の遅れ処理モ
ードM8に遷移する。制御装置2は、第2の時間T2の
計数を開始する。第2の時間T2は、第1の時間T1と
同様に、例えば5秒に設定される。
【0087】時刻t3において、第1の車両検知信号S
3が車両「有」に変化し、制御モードが第4の制御モー
ドM4に遷移する。このため、第1の車両検知信号S1
が遅れ、動作シーケンスが崩れた場合でも、第2の時間
T2内に車両「有」の第1の車両検知信号S1が得られ
た場合には、制御モードが別の遅れ処理モードM8から
第4の制御モードM4に遷移し、通常の制御モードで処
理できる。これにより、区間3Tの第1の車両検知信号
S3に遅れが生じ、動作シーケンスが崩れても適切な踏
切制御信号S6を出力することができる。
【0088】図15は別の遅れ処理モードにおいて異常
判定がなされる場合の動作を示すタイムチャートであ
る。図において、図1、図9及び図14と同一参照符号
は同一性ある構成部分を示している。
【0089】時刻t41において、第2の時間T2が経
過する。制御装置2は、第2の時間T2内に車両「有」
の第1の車両検知信号S3が得られないので、制御モー
ドを最初の第1の制御モードM1に強制的に遷移させ
る。車両検知ゾーンZ2における車両検知の状態は、車
両「無」となる。このため、制御装置2は、車両検知子
112が不正に車両を検知したものとして処理し、不正な
踏切制御信号S6を出力することがない。
【0090】制御装置2は、バックアップ制御に移行
し、第1の制御モードM1以外の制御モードを車両
「有」として処理する。制御装置2は、異常検知信号S
7を出力する。
【0091】図16は第1の車両検知信号のチャタリン
グ除去処理の動作を示すタイムチャートである。
【0092】時刻t2において、第1の車両検知信号S
3が車両「有」となり、制御モードが第2の制御モード
M2に遷移する。車両検知ゾーンZ2における車両検知
の状態は、車両「有」となる。
【0093】時刻t21において、第1の車両検知信号
S3が車両「無」に変化し、制御モードが第9の制御モ
ードM9に遷移する。制御モードM9にある場合は、車
両検知ゾーンZ2における車両検知の状態が車両「有」
となる。
【0094】時刻t22において、第1の車両検知信号
S3が車両「有」となり、制御モードが第2の制御モー
ドM2に遷移する。
【0095】これにより、第1の車両検知信号S3のチ
ャタリングを防止することができ、安定した踏切制御信
号S6を出力することができる。
【0096】図17は車両検知子が区間の進路前方の境
界付近に設けられ、第1の車両検知信号と第2の車両検
知信号の動作シーケンスが崩れた場合の処理を示すタイ
ムチャートである。
【0097】時刻t1〜t4までは図10の場合と同様
である。
【0098】時刻t5において、第1の車両検知信号S
3が車両「無」に変化し、制御モードが第6の制御モー
ドM6に遷移する。制御モードが第6の制御モードM6
にある場合は、車両検知ゾーンZ2における車両検知の
状態が車両「有」となる。制御装置2は時間T6の計数
を開始する。
【0099】時刻t6において、第2の車両検知信号S
5が車両「無」に変化し、制御モードが第5の制御モー
ドM5に遷移する。車両検知ゾーンZ2における車両検
知の状態は、車両「無」となる。制御装置2は時間T4
の計数を開始する。
【0100】時刻t71において、時間T4が経過し、
制御モードが第1の制御モードM1に遷移する。
【0101】このため、車両検知子112が区間3Tの進
路前方の境界部分に設けられ、第1の車両検知信号S3
が第2の車両検知信号S5よりも先に車両「無」となっ
て第1の車両検知信号S3と第2の車両検知信号S5の
動作シーケンスが崩れた場合にも、第2の車両検知信号
S5が車両「無」となった時点で車両検知ゾーンZ2に
車両「無」とすることができ、適切な踏切制御信号S6
を出力することができる。
【0102】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、軌
道回路の車両検知信号に遅れが生じ、動作シーケンスが
崩れても、適切な踏切制御信号を出力する踏切制御装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る踏切制御装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】制御装置内に設定される制御モードの遷移の一
例を示す図である。
【図3】制御モードが一巡する場合の動作を示すタイム
チャートである。
【図4】制御モードが一巡する場合の他の動作を示すタ
イムチャートである。
【図5】遅れ処理モードが働いた場合の動作を示すタイ
ムチャートである。
【図6】遅れ処理モードにおいて異常判定がなされる場
合の動作を示すタイムチャートである。
【図7】別の遅れ処理モードが働いた場合の動作を示す
タイムチャートである。
【図8】別の遅れ処理モードにおいて異常判定がなされ
る場合の動作を示すタイムチャートである。
【図9】制御装置内に設定される制御モードの遷移の他
例を示す図である。
【図10】制御モードが一巡する場合の動作を示すタイ
ムチャートである。
【図11】制御モードが一巡する場合の他の動作を示す
タイムチャートである。
【図12】遅れ処理モードが働いた場合の動作を示すタ
イムチャートである。
【図13】遅れ処理モードにおいて異常判定がなされる
場合の動作を示すタイムチャートである。
【図14】別の遅れ処理モードが働いた場合の動作を示
すタイムチャートである。
【図15】別の遅れ処理モードにおいて異常判定がなさ
れる場合の動作を示すタイムチャートである。
【図16】第1の車両検知信号のチャタリング除去処理
の動作を示すタイムチャートである。
【図17】車両検知子が区間の進路前方の境界部分に設
けられた場合の処理を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 踏切制御区間 1T〜3T 区間 111、112 車両検知子 2 制御装置 M1〜M5 制御モード M7 遅れ処理モード M8 別の遅れ処理モード T1 第1の時間 T2 第2の時間 S1〜S3 第1の車両検知信号 S4、S5 第2の車両検知信号 S6 踏切制御信号 3 踏切 4 踏切警報機 5 踏切しゃ断機 6 車両

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 踏切制御区間と、制御装置とを含む踏切
    制御装置であって、 前記踏切制御区間は、軌道回路を有する複数の区間を含
    み、進行方向で見た最も後方の区間及び最も前方の区間
    の少なくとも一方が車両検知子を含み、前記軌道回路の
    境界と前記車両検知子との間に車両検知ゾーンを構成
    し、前記軌道回路のそれぞれが自己の区間内における車
    両の有無を検知して第1の車両検知信号を出力し、前記
    車両検知子が自己の上を通過する前記車両を検知して第
    2の車両検知信号を出力するものであり、 前記制御装置は、 前記第1の車両検知信号及び第2の車両検知信号が入力
    され、その動作シーケンスにより一巡する複数の制御モ
    ードを有し、前記動作シーケンスに応じて前記制御モー
    ドを順次遷移させ、前記車両検知ゾーンにおける前記車
    両の有無を判定し、前記車両の有無に応じて踏切制御信
    号を出力し、 車両「有」の前記第1の車両検知信号よりも先に車両
    「有」の前記第2の車両検知信号が供給された場合に、
    定められた第1の時間内は車両「有」とする遅れ処理モ
    ードを設定し、前記第1の時間内に車両「有」の前記第
    1の車両検知信号が得られたときに、後続の前記制御モ
    ードに遷移させ、前記第1の時間内に車両「有」の前記
    第1の車両検知信号が得られないときに、最初の制御モ
    ードに強制的に遷移させる踏切制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された踏切制御装置であ
    って、 前記制御装置は、前記第1の時間内に車両「無」の前記
    第2の車両検知信号が得られた場合に、別に定められた
    第2の時間内は車両「有」とする別の遅れ処理モードを
    設定し、前記第2の時間内に車両「有」の前記第1の車
    両検知信号が得られたときに、後続の前記制御モードに
    遷移させ、前記第2の時間内に車両「有」の前記第1の
    車両検知信号が得られないときに、最初の制御モードに
    強制的に遷移させる踏切制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載された踏切制御
    装置であって、 前記制御装置は、最初の制御モードに強制的に遷移させ
    た場合に、異常検知信号を出力する踏切制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかに記載された踏切
    制御装置であって、 前記制御装置は、車両「有」の前記第1の車両検知信号
    が得られ、次に車両「有」の前記第2の車両検知信号が
    得られ、次に車両「無」の前記第2の車両検知信号が得
    られたときに、前記制御モードを順次遷移させ、次に車
    両「無」の前記第1の車両検知信号が得られたときに、
    最初の制御モードに戻る踏切制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の踏切制御装置であっ
    て、 前記制御装置は、車両「無」の前記第1の車両検知信号
    が定められた時間継続した場合に最初の制御モードに戻
    る踏切制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または5に記載の踏切制御装置
    であって、 前記制御回路は、車両「有」の前記第2の車両検知信号
    が得られた場合に、対応する前記制御モードが車両
    「有」の状態になり、その後、車両「無」の前記第1の
    車両検知信号が得られた場合に、対応する制御モードが
    車両「無」の状態となる踏切制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項4または5に記載の踏切制御装置
    であって、 前記制御回路は、車両「有」の前記第1の車両検知信号
    が得られた場合に、対応する前記制御モードが車両
    「有」の状態になり、その後、車両「無」の前記第2の
    車両検知信号が得られた場合に、対応する前記制御モー
    ドが車両「無」の状態となる踏切制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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