JPH09133158A - 湿式摩擦係合装置 - Google Patents

湿式摩擦係合装置

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Publication number
JPH09133158A
JPH09133158A JP7293055A JP29305595A JPH09133158A JP H09133158 A JPH09133158 A JP H09133158A JP 7293055 A JP7293055 A JP 7293055A JP 29305595 A JP29305595 A JP 29305595A JP H09133158 A JPH09133158 A JP H09133158A
Authority
JP
Japan
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oil
friction
engagement device
wet
friction engagement
Prior art date
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Application number
JP7293055A
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English (en)
Inventor
Kiyohito Murata
清仁 村田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Priority to US08/745,922 priority patent/US5871073A/en
Publication of JPH09133158A publication Critical patent/JPH09133158A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D39/00Combinations of couplings according to two or more of the groups F16D31/00 - F16D37/00
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D35/00Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 摩擦板の間の油膜厚さを最適に管理し半係合
状態でもジャダーの発生しない湿式摩擦係合装置を提供
すること。 【解決手段】 フロントカバ−2は入力プレート5を介
して入力軸4に結合されている。クラッチディスク6は
出力軸7にスプライン結合され、フロントカバー2に対
面する側面には摩擦材6aが取り付けられている。ダイ
ヤフラム式のスプリング8がクラッチディスク6をフロ
ントカバ−2側に付勢している。オイルポンプ16が油
路11を介して油室Aに作動油を供給する。油室Aに送
られた作動油はスプリング8とクラッチディスク6で画
定される油室Bを経て、第2油路13を通って排出され
る。流量計18の値が所望の係合状態を得るのに適切な
値となるように可変絞り19が調整される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は湿式摩擦係合装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】湿式摩擦係合装置としてはトルクコンバ
ータのロックアップクラッチ、あるいは自動変速機の要
素を係合、離間させたり、拘止させたりするクラッチあ
るいはブレーキが知られている。ところが、従来のこれ
らの湿式摩擦係合装置では、油でみたされたケースの中
で互いに摩擦係合する一対の摩擦板の一方を所定の力で
他方に押しつけるだけであって、摩擦板の間に強制的に
作動油を供給するものではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、摩擦板の
係合時あるいは半係合時には摩擦面の間の油量が不足し
適切な厚さの油膜が安定的に形成されず摩擦係数が変化
しやすい状態となる。したがって、とくに、半係合状態
では、係合度合いが変動する所謂ジャダーを発生し、ス
ムーズな操作ができないという問題があった。
【0004】本発明は上記問題に鑑み、摩擦板の間の油
膜厚さを最適に管理し半係合状態でもジャダーの発生し
ない湿式摩擦係合装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、動力発生手段に結合された第1部材と、該第1部材
と同一軸線上に配置され相対回転する第2部材と、前記
2部材のそれぞれに結合され摩擦係合可能に配置された
一対の摩擦板と、前記一対の摩擦板を互いに摩擦係合せ
しめるために、前記一対の摩擦板の少なくとも一方を他
方に向けて付勢する付勢手段と、前記付勢手段により摩
擦係合せしめられる前記一対の摩擦板の間に作動油を供
給し、前記一対の摩擦板の間の距離を変化せしめ動力の
伝達率を制御する作動油供給手段とを具備する湿式摩擦
係合装置が提供される。この様に構成された湿式摩擦係
合装置では一対の摩擦板の間の隙間に供給する作動油の
量を制御することによって隙間の距離が変化せしめら
れ、それにより、一対の摩擦板が係合、半係合、離間さ
れる。
【0006】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
において、前記付勢手段をバネ部材で形成した湿式摩擦
係合装置が提供される。この様に構成された湿式摩擦係
合装置では、バネ部材のバネ力により、前記一対の摩擦
板の少なくとも一方が他方に向けて付勢され前記一対の
摩擦板が互いに摩擦係合せしめられる。
【0007】請求項3の発明によれば、請求項1の発明
において、前記付勢手段を油圧押圧手段で形成した湿式
摩擦係合装置が提供される。この様に構成された湿式摩
擦係合装置では、油圧押圧手段の押圧力により、前記一
対の摩擦板の少なくとも一方が他方に向けて付勢され前
記一対の摩擦板が互いに摩擦係合せしめられる。
【0008】請求項4の発明によれば、請求項1の発明
において、前記付勢手段が前記第2部材に結合された摩
擦板を付勢する付勢手段とした湿式摩擦係合装置が提供
される。この様に構成された湿式摩擦係合装置では、前
記第2部材に結合された摩擦板のみが係合方向に付勢さ
れている。
【0009】請求項5の発明によれば、請求項4の発明
において、前記付勢手段が前記第2部材に結合された摩
擦板の摩擦係合しない背面側に流体の軸流推力を与える
流体推力発生手段である湿式摩擦係合装置が提供され
る。この様に構成された湿式摩擦係合装置では、前記第
2部材に結合された摩擦板は、流体推力発生手段が発生
した流体の軸流推力を背面に受けて係合方向に付勢され
る。
【0010】請求項6の発明によれば、請求項5の発明
において、前記流体推力発生手段が前記第1部材に結合
された摩擦板に結合されていて前記動力発生手段により
回転せしめられる外殻部材に取り付けられた羽根部材で
ある湿式摩擦係合装置が提供される。この様に構成され
た湿式摩擦係合装置では、外殻部材に取り付けられた羽
根部材が前記動力発生手段により回転せしめられること
によって流体の軸流推力が発生する。
【0011】請求項7の発明によれば、請求項6の発明
において、前記流体推力発生手段の軸流推力発生の効率
を向上するために、流体の流れを滑らかにする案内曲面
が、前記外殻部材と、前記第2部材に結合された摩擦板
の摩擦係合しない背面側に設けられた湿式摩擦係合装置
が提供される。この様に構成された湿式摩擦係合装置で
は、案内曲面により流体の流れが滑らかにされ軸流推力
の発生の効率が向上する。
【0012】請求項8の発明によれば、請求項5から7
のいずれか1項に記載の発明において、前記推力を発生
する流体が摩擦係合面に進入するのを規制する規制手段
を設けた湿式摩擦係合装置が提供される。この様に構成
された湿式摩擦係合装置では、流体推力発生手段により
流動せしめられる流体が摩擦係合面に流入するのが規制
され動力伝達率の変動が防止される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下添付図面を用いて本発明の第
1の実施の形態を説明する。100は本発明による湿式
摩擦係合装置の第1の実施の形態の全体を示している。
この湿式摩擦係合装置は自動車に用いられるものであっ
て、図の右方の図示されていない部分に配設されている
エンジンと図の左方の図示されていない部分に配設され
ている変速機の間に配設されている。そこで、以下、図
中、右側をフロント側、左側をリア側と定義する。
【0014】1は外殻部材であり、外殻部材1は溶接で
結合されたフロントカバー2とリアカバー3から構成さ
れている。フロントカバー2には入力軸4が入力プレー
ト5を介して結合されている。入力軸4は図示されない
部分においてエンジン(図示されない)のクランク軸に
連結されている 6はクラッチディスクであって内径側周端部は出力軸7
にスプライン結合され、外径側のフロントカバー2に対
面する側面には摩擦材6aが取り付けられている。
【0015】8はダイヤフラム式のスプリングであっ
て、図示されるように外周側はフロント側にむかって延
びてクラッチディスク6に当接し、内周側はリア側に向
かって延びてベアリング9のアウタレース9aに一体的
に形成されたディスク部10に当接している。なお、該
ディスク部10はベアリング9のアウタレース9aと別
体に形成することも可能である。また、ベアリング9の
インナレース9bは外殻部材1のリアカバー3に結合さ
れている。
【0016】したがって、クラッチディスク6は常時フ
ロントカバー2の側に付勢されている。そこで、この付
勢力に抗する力を与えてクラッチディスク6とフロント
カバー2を所望の係合関係とするためにクラッチディス
ク6とフロントカバー2の間に形成される油室Aに作動
油が供給される。
【0017】そのために、出力軸7の中心部には第1油
路11が形成され、出力軸7と出力軸7の外側に配設さ
れた中間軸12の間には第2油路13が形成されてい
る。また、クラッチディスク6の外周側の端部と外殻部
材1の間には隙間が確保され、スプリング8には穴8a
が形成されている。したがって、油室Aに送られた作動
油はスプリング8とクラッチディスク6で画定される油
室Bを経て、第2油路13を通って排出される。
【0018】なお、中間軸12の外側にはブッシュ14
を介してアウタスリーブ15が配設されており、アウタ
スリーブ15は外殻部材1のリアカバー3と溶接されて
いる。そして、オイルポンプ16がオイルパン17にリ
ターンしたオイルを汲み上げて油路11に向けて送出す
るが、その途中には流量計18が配置されていて、流量
計18の値が所望の係合状態を得るのに適切な値となる
ように可変絞り19が調整される。なお、流量計18は
差圧式の流量計で内部中央にはオリフィス18aが配置
されていてその上流側の圧力Puを検出する圧力計30
と下流側の圧力Pdを検出する圧力計31が取り付けら
れていて、それぞれの圧力信号が可変絞り19に送られ
る。なお、オイルポンプから圧送された作動油は矢印を
付して示されている流れ経路Sを通って流れる。
【0019】ここで、摩擦面の隙間hと流量Qの関係は
図2に示されるように流量Qが大となればhも大とな
る。また、摩擦面の単位面積当たりの剪断力τはτ=μ
・du/dyと書き表すことができる。但し、μ=粘性
係数、du=相対速度、dy=h=隙間である。τはト
ルクTに比例するから、T=k・1/h(kは係数)で
ある。したがって、その関係は図3のようにあらわせ
る。
【0020】したがって、クラッチOFFの状態を得る
には、流量Qを大きくし、充分な流量のオイルを流し、
隙間hを大きくし、伝達トルクTを小さくすればよい。
この状態では流量が充分であり、摩擦面の間では流体潤
滑がおこなわれ、熱の移動はすみやかで高熱部があらわ
れることはない。
【0021】次に、流量Qを減少させてゆくと隙間hは
小さくなるが流体潤滑状態であるのでジャダーを発生す
ることはない。従来は、この場合に、油膜の圧力が小さ
く、且つ、充分な油量が供給されなかったので、境界潤
滑状態となって、ジャダーを発生していた。
【0022】流量Qをさらに減少させていき、直接計測
はしていないが、油室Aと油室Bの圧力差ΔPABを小
さくし、この圧力差ΔPABによる推力FPがバネの付
勢力FKよりも小さくなると、クラッチディスク6の摩
擦材6aはフロントカバ−2の内面と密着し、クラッチ
ONの状態が得られる。そして、このときも摩擦係合部
には、ΔPABの圧力差があるために、ある量のオイル
は流れる。この時のディスク面圧PDは以下の式で表さ
れる。 PD=(FK−FP)/{(π/4)・(D22 −D1
2 )} 但し、D1は摩擦材の内径、D2は摩擦材の外径であ
る。そして、さらに油室Aの圧力を小さくすると、PD
は大きくなり、相対回転による速度差duが減少しても
充分な伝達トルクを確保できる。
【0023】図4は第2の実施の形態の構造を示す図で
あって、クラッチディスク6とスプリング8の間に軸方
向移動可能なピストン20が配設され、クラッチディス
ク6はピストン20を介して、スプリング8によりフロ
ントカバ−2側に付勢されている。そして、クラッチデ
ィスク6の両側に摩擦材6aが取り付けられるとともに
内径側には穴6bが形成されている。この結果、第1の
実施の形態に比べると摩擦面が2倍になっており伝達ト
ルク容量も2倍にすることができ、また熱容量も2倍に
することができる。なお、第1の実施の形態において用
いられていたベアリング9は本第2の実施の形態では不
要になるため除去されている。
【0024】そして、油室Aの油圧PAと、油室Bの油
圧PBの差ΔPABと伝達トルクの差の関係を図5に示
すように予めもとめておき、伝達トルクが所望の値にな
るように可変絞り19を調整する。したがって、油室A
に連通する油路11には圧力計40が、油室Bに連通す
る油路13には圧力計50が取り付けられている。な
お、21は流路切り換え弁であって、aの位置にあると
きは第1の実施の形態と同様にオイルは油路11から先
ず油室A、A’に流れ油室Aからピストン20の外周側
の隙間20aを通って油室Bに流れるので第1の実施の
形態と同様にしてクラッチOFF,半クラッチ状態、ク
ラッチON状態を得ることができるが、bの位置にある
ときにはオイルは油路13から油室Bの方向に流入して
油室Bからピストン20の外周側の隙間20aを通っ
て、油室A、A’に流れこみ油室Bの圧力を油室A、
A’の圧力よりも高めることができ、さらに伝達トルク
容量を増大することが可能である。なお、油室Bと油路
13を連通するためにアウタスリーブ15に穴15aが
設けられている。
【0025】また、一方の摩擦面の隙間をh1、他方を
h2とすると、穴6bをクラッチディスク6の内径側に
配設したことにより、h1<h2の場合は、h1側の油
圧Ph1はh2側の油圧Ph2よりも大きくなる。つま
りPh1>Ph2となる。その結果h1は大きくなる傾
向である。したがって、自動的にh1≒h2となる作用
を有する。
【0026】図6に示すのは第3の実施の形態であっ
て、クラッチディスク6はスプリングのバネ力ではな
く、油圧によってフロントカバ−2に摩擦係合せしめら
れる。そのために、アウタスリーブ15にインナシェル
22が溶接で結合され、インナシェル22とアウタスリ
ーブ15で形成される環状のシリンダ部分の内面を摺動
するようにピストン23が配設されている。そして、イ
ンナシェル22とピストン23およびアウタスリーブ1
5で区画形成される油室Cと油路13は第2の実施の形
態と同様に穴15aで連通されていて、オイルポンプ1
6から作動油が油路13を介して油室Cに供給される。
このためオイルポンプ16の出口は2股に分岐されてい
て油路13にも連通しており、その流量を制御するため
の可変絞り19’が追加されている。
【0027】なお、油室Aには第1の実施の形態と同様
に、油路11から作動油が供給され、この作動油は、イ
ンナシェル22の外周端部と外殻部材1の間に形成され
た隙間を通って、外殻部材1とインナシェル22の間に
形成される油室Dに流れ、さらにアウタスリーブ15に
形成された穴15bから、アウタスリーブ15と中間シ
ャフト12の間に形成された油路24を通ってオイルパ
ン17に向けて排出される。
【0028】このように構成することによりクラッチデ
ィスク6とフロントカバ−2の間の隙間hは、油室Aの
油圧PAと油室Dの油圧PDの差ΔPADが同じであっ
ても、油室Cの油圧PCによって異なり、図7に示され
るように変化する。逆に、同一の隙間hを得るのに、P
Cが大きければΔPADは大きく、PCが小さければΔ
PADは小さくなる。すなわち、隙間hを管理すること
により動力伝達量を決定するためPCおよびΔPADを
小さくすることでポンプ負荷を小さくすることができ
る。そのために、油室Aに通じる油路11の圧力を計測
する圧力計40、油室Cに通じる油路13の圧力を計測
する圧力計50の他に、油室Dに通じる油路24の圧力
を計測する圧力計60が配設されている。
【0029】図8に示すのは第4の実施の形態であっ
て、クラッチディスク6の背面側にはスプリングやピス
トンを配設されておらず大きな油室Eが形成され、外殻
部材1の内面に羽根部材である複数のブレード25が取
り付けられている。この結果、ブレード25が回転する
ことによって軸流ポンプの作用をおこない、クラッチデ
ィスク6に流体圧を与え、この流体圧によってクラッチ
ディスク6がフロントカバ−2の方向に付勢される。こ
こで、ブレード25によって、流量Q、速度V1の軸方
向流れが発生せしめられ、この流れがクラッチディスク
6の背面に衝突して、速度V2になったとすると、クラ
ッチディスク6に作用する力Fは下記のように示され
る。 F=ρQ(|V1|−|V2|)、 但しρ=密度、 この力でクラッチディスク6はフロントカバ−2に係合
せしめられる。
【0030】この力に対して、油室Aに送出する作動油
の量を調整するが、それは油室Aに連通する油路11の
圧力と油室Eに連通する油路13の圧力の差を計測し、
油膜厚さを制御すること、つまり、可変絞り19を調整
することによっておこなう。したがって、第2、第3の
実施の形態と同様に圧力計40、50が配設されてい
る。ここで、可変絞り19は流れの系に直列に配置され
ており直接、流量を制御する。また、第2の実施の形態
で用いたのと同じ切り換え弁21が用いられており、b
の状態にすると、aの場合よりも大きな係合力が得られ
る。
【0031】上述したように、この第4の実施の形態で
はピストンが不要であることと、軸流による推力Fが回
転数により変化し、エンジン回転数が大きくなると、そ
れにつれて大きくなり、伝達トルクも大きくなり、伝達
トルクが自動調整されるという特徴がある。
【0032】次に図9に示すのは、第4の実施の形態の
変形例であって、クラッチディスク6に向かう軸方向の
流れをスムーズにし損失を減少するために、リアカバー
3の外周側の内面、およびクラッチディスク6の背面
(軸方向の流れを受ける側)を丸形化したものである。
この構成によって損失が少なくなるため、F=ρQ(V
1−V2)において、V2の大きさが第8図に示す第4
の実施の形態に比べて大きくなり、F=ρQ(|V1|
+|V2|)となる。つまり、第4の実施の形態よりも
大きな力を得ることができる。
【0033】また、クラッチディスク6の外周側の隙間
からクラッチディスク6とフロントカバ−2の間に軸方
向流れの動圧が入ると隙間hに乱れが生じるので、クラ
ッチディスク6とフロントカバ−2の間の空間と、軸方
向流れが発生せしめられている空間を連通する通路をラ
ビリンス26で構成し、かつ、このラビリンス26がク
ラッチディスク6とフロントカバ−2の間の空間とつな
がる部分の回転中心からの距離を、ラビリンス26が軸
方向流れが発生せしめられている空間とつながる部分の
回転中心からの距離よりも小さくしてある。また、可変
絞り弁19を出口側に設けたことにより内圧が低下しな
くなりキャビテーションの発生が防止される。
【0034】
【発明の効果】本発明の各請求項によれば、一対の摩擦
板が係合、半係合、離間するように、対向する摩擦面の
間に、作動油が供給され半係合の状態においても、摩擦
面の間に作動油が存在するのでジャダーの発生が防止さ
れる。また、摩擦面の隙間を制御することで摩擦板が係
合するまでの時間を管理することができるので摩擦板係
合制御の応答性が安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の構造を示す図である。
【図2】摩擦面の間に供給される作動油の流量と摩擦面
の隙間の関係を示す図である。
【図3】摩擦面の隙間と伝達トルクの関係を示す図であ
る。
【図4】第2の実施の形態の構造を示す図である。
【図5】油室Aと油室Bの油圧の差と伝達トルクの関係
を示す図である。
【図6】第3の実施の形態の構造を示す図である。
【図7】油室Aと油室Dの油圧の差と伝達トルクの関係
を示す図である。
【図8】第4の実施の形態の構造を示す図である。
【図9】第4の実施の形態の変形例の構造を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…外殻部材 2…フロントカバー 3…リアカバー 4…入力軸 5…入力プレート 6…クラッチディスク 6a…穴 7…出力軸 8…ダイヤフラムスプリング 9…ベアリング 10…ディスク 11…油路 12…中間軸 13…油路 14…ブッシュ 15…アウタスリーブ 15a、15b…穴 16…オイルポンプ 17…オイルパン 18…流量計 19、19’…可変絞り 20…ピストン 20a…隙間 21…流路切り換え弁 22…インナーシェル 23…ピストン 24…油路 25…ブレード 26…ラビリンス 30、31、40、50、60…圧力計

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動力発生手段に結合された第1部材と、
    該第1部材と同一軸線上に配置され相対回転する第2部
    材と、 前記2部材のそれぞれに結合され摩擦係合可能に配置さ
    れた一対の摩擦板と、 前記一対の摩擦板を互いに摩擦係合せしめるために、前
    記一対の摩擦板の少なくとも一方を他方に向けて付勢す
    る付勢手段と、 前記付勢手段により摩擦係合せしめられる前記一対の摩
    擦板の間に作動油を供給し、前記一対の摩擦板の間の距
    離を変化せしめ動力の伝達率を制御する作動油供給手段
    とを、 具備することを特徴とする湿式摩擦係合装置。
  2. 【請求項2】 前記付勢手段がバネ部材で形成されてい
    ることを特徴とする前記請求項1に記載の湿式摩擦係合
    装置。
  3. 【請求項3】 前記付勢手段が油圧押圧手段であること
    を特徴とする前記請求項1に記載の湿式摩擦係合装置。
  4. 【請求項4】 前記付勢手段が前記第2部材に結合され
    た摩擦板を付勢する付勢手段であることを特徴とする前
    記請求項1に記載の湿式摩擦係合装置。
  5. 【請求項5】 前記付勢手段が前記第2部材に結合され
    た摩擦板の摩擦係合しない背面側に流体の軸流推力を与
    える流体推力発生手段であることを特徴とする前記請求
    項4に記載の湿式摩擦係合装置。
  6. 【請求項6】 前記流体推力発生手段が前記第1部材に
    結合された摩擦板に結合されていて前記動力発生手段に
    より回転せしめられる外殻部材に取り付けられた羽根部
    材であることを特徴とする前記請求項5に記載の湿式摩
    擦係合装置。
  7. 【請求項7】 前記流体推力発生手段の軸流推力発生の
    効率を向上するために、流体の流れを滑らかにする案内
    曲面が、前記外殻部材と、前記第2部材に結合された摩
    擦板の摩擦係合しない背面側に設けられていることを特
    徴とする前記請求項6に記載の湿式摩擦係合装置。
  8. 【請求項8】 前記推力を発生するオイルが摩擦係合面
    に進入するのを規制する規制手段を設けたことを特徴と
    する前記請求項5から7のいずれか1項に記載の湿式摩
    擦係合装置。
JP7293055A 1995-11-10 1995-11-10 湿式摩擦係合装置 Pending JPH09133158A (ja)

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EP96117983A EP0773385B1 (en) 1995-11-10 1996-11-08 Wet type frictional engagement device
DE69615782T DE69615782T2 (de) 1995-11-10 1996-11-08 Nass-Reibungs-Verbindungs-Vorrichtung
US08/745,922 US5871073A (en) 1995-11-10 1996-11-08 Wet type frictional engagement device

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