JPH09134102A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09134102A
JPH09134102A JP7292470A JP29247095A JPH09134102A JP H09134102 A JPH09134102 A JP H09134102A JP 7292470 A JP7292470 A JP 7292470A JP 29247095 A JP29247095 A JP 29247095A JP H09134102 A JPH09134102 A JP H09134102A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置で、部品点数が増えず、また、
特別な加工や精度が不要であることにより従来と同等の
コストで、クリーニングブレード両端部とこれに近接し
たシール材との間隙からトナーがすり抜けないようにす
ることを目的とする。 【構成】 シール材4が、像担持体1の非ブレード当接
部1aからブレード当接部1b側に延びてブレードエッ
ジ3aに像担持体1の移動方向上流側から近接して対向
する延設部4aを有し、かつ使用されるトナー5の体積
平均粒径が4μm以上15μm以下、凝集度5%以上4
0%以下の場合、ブレードエッジ3aとシール材4の延
設部4aとの間隙Sの幅をW、長さをLとしたとき、0
<(W/L)<0.4を満足する関係にあるようにし
て、間隙Sをすり抜けようとするトナー5を途中で凝集
させてすり抜けを防止し、上記の目的を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置に関
し、詳しくは、電子写真複写機、電子写真ファクシミ
リ、電子写真プリンター等の電子写真方式により画像を
形成するものにおいて、感光体、誘電体等の像担持体上
の残留トナーを除去するのに用いられるクリーニング装
置を有する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】クリーニング装置を有する画像形成装置
において従来、例えば、特開平3−291685号公報
は、クリーニングブレードの端部にクリーニング領域が
重畳するような別のブレードを設け、クリーニングブレ
ードのブレードエッジに沿って像担持体の端部側に移動
しすり抜けるトナーを捕捉する方法を開示している。
【0003】また、実開平4−3463号公報は、クリ
ーニングブレードの両端部に突出部を設け、トナーの像
担持体両端部への移動を規制することにより、トナーの
漏れを防止する方法を開示している。
【0004】さらに、特開平6−27861号公報は、
クリーニングブレードの両端縁および/またはこれら端
縁が当接するシール材の端縁を傾斜させてトナーの漏れ
を減少させる方法を開示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した特開
平3−291685号公報、特開平6−27861号公
報が開示している技術では、トナーのすり抜けが顕著に
なるまでの時間が若干長くはなるが、本質的にはトナー
のすり抜けが依然として発生し、画像品質の低下を招
く。また部品点数が増えたり、特殊な加工のために加工
工程が増えると云ったことによって、コストが高くな
る。
【0006】また、実開平4−3463号公報に開示の
技術は、加工が非常に困難であり、例え加工できたとし
ても、像担持体端部でのクリーニングブレードの当接状
態が均一にならないために、周辺に歪みが生じて、クリ
ーニングブレードそのものからトナーがすり抜けると云
った問題がある。
【0007】本発明は上記のような問題を解消すること
を課題とし、部品点数が増えず、また、特別な加工や精
度が不要であることにより従来と同等のコストで、クリ
ーニングブレード両端部とこれに近接したシール材との
間隙からトナーがすり抜けることのないクリーニングブ
装置を持った画像形成装置を提供することを目的とする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置は
上記のような目的を達成するために、像担持体と、この
像担持体の軸線方向寸法よりも短いブレードエッジで像
担持体に摺接して像担持体をクリーニングするクリーニ
ングブレードとを持ち、像担持体端部の非ブレード当接
部に押圧されてブレードエッジに沿って移動してくるト
ナーの像担持体端部への漏れを防止するシール材が、像
担持体の非ブレード当接部からブレード当接部側に延び
てブレードエッジ部の上流側に近接して対向する延設部
を有し、かつ使用されるトナーの体積平均粒径が4μm
以上15μm以下、凝集度5%以上40%以下の場合、
ブレードエッジとシール材の延設部との間隙の幅をW、
長さをLとしたとき、 0<(W/L)<0.4 を満足する関係にあることを特徴とするものである。
【0009】このように、クリーニングブレードのブレ
ードエッジと、像担持体の非ブレード当接部に設けられ
たシール材の延設部との間の間隙の幅をW、長さをLと
してあり、0<(W/L)<0.4と十分に狭い間隙
で、かつ使用されるトナーの体積平均粒径が4μm以上
15μm以下、凝集度5%以上40%以下であると、像
担持体表面に残留するトナーがクリーニングブレードの
像担持体に摺接しているブレードエッジに捕捉された
後、このブレードエッジに沿ってクリーニングブレード
の端部側に移動し側方へ抜けようとする際、クリーニン
グブレードの端部でブレードエッジとシール材の延設部
とが形成している前記間隙の途中でこの間隙の狭さと後
続トナーによる圧縮とによって凝集してブロッキング層
を形成しそれ以上動かないし、この間隙の途中にできた
ブロッキング層がそれ以降に抜けようとするトナーをせ
き止めるシールの役目を果たすので、トナーのすり抜け
が発生しない。また、0<(W/L)<0.4である間
隙の存在によって、シール材はクリーニングブレードと
接触しないので、シール材がクリーニングブレードに歪
みを与えることもなくブレードエッジは長期に亘って像
担持体表面に自由な状態で均一に摺接し良好なクリーニ
ング性を維持することができる。
【0010】しかも、部品点数は増加しないし、特別な
加工や精度も不要であるので、コスト上昇の原因にはな
らない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の画像形成装置の一実
施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は
本発明が適用される画像形成装置のクリーニング部分を
示している。図示のものは電子写真方式を採用する画像
形成装置一般に適用されるもので、感光体や誘電体より
なる像担持体1は図の矢印の方向に回転される。この回
転される像担持体1の上に電子写真方式にて静電潜像が
形成され、これをトナー現像して顕像化したものを記録
紙の上に静電転写し画像を形成する。記録紙は転写後に
定着処理される。像担持体1の転写後の表面には残留ト
ナーがあり、これを次の画像形成のためにクリーニング
装置2によって除去する。
【0012】図1に示す本実施の形態でのクリーニング
装置2ではクリーニングブレード3は鉛直に近い姿勢で
ブレードエッジ3aが上向で、上記像担持体1の回転方
向に対し順方向にて接触するように設置されている。ク
リーニングブレード3の設置姿勢は、現像装置、転写装
置、帯電装置、露光装置等他の機器の配置との関係で決
まるものである。したがって、機器の配置によっては種
々に変化する。クリーニングブレード3はその基部がク
リーニング装置本体2aの近傍に設けられたフフレーム
11に支持され、ブレードエッジ3aは、クリーニング
装置本体2aの廃トナー入口2bの下縁から像担持体1
の側に斜め上向きに延びるばね板12の先端によって像
担持体1へ押圧され、矢印の方向に回転する像担持体1
の表面に摺接して残留トナーを掻き取り、この掻き取っ
たものをクリーニング装置本体2a内に廃トナー入口2
bを通じて受入れる。受け入れられた廃トナーはパドル
7の回転も手伝って、クリーニング装置本体2aの下部
にある廃トナー受8に落ち込み、ここで搬送部材9によ
って所定の廃トナー容器に送り込まれて回収される。
【0013】電子写真プロセスでは、クリーニングブレ
ード3がこの位置にある場合、クリーニングブレード3
と像担持体1との軸線方向の長さが同じで、両側のブレ
ード端部が像担持体1の端部と一致する構成にすると、
クリーニングブレード3の像担持体1に摺接するブレー
ドエッジ3aにて掻き取った残留トナーが、ブレードエ
ッジ3aに沿ってブレード端部の側に移動し、像担持体
1の両端部から落下するので、機内を著しく汚損する。
【0014】そこで、図2、図3に示すようにクリーニ
ングブレード3の長さを像担持体1の軸線方向寸法より
も短くする。実質的にはクリーニングブレード3のブレ
ードエッジ3aの長さが像担持体1よりも短ければよ
い。これによって像担持体1のクリーニングブレード3
のブレードエッジ3aが当接しなくなる部分、つまり非
ブレード当接部1aに押圧されて、ブレードエッジ3a
にて掻き取られたトナー5が図4に示すようにブレード
エッジ3aに沿って像担持体1の端部に向けて移動して
くるのを受止めるシール材4を設けて、前記移動してき
たトナー5が像担持体1の端部へすり抜け漏れるのを防
止する。
【0015】このトナー5の漏れ防止のために、シール
部材4は、像担持体1の非ブレード当接部1aからブレ
ード当接部1b側に延びてブレードエッジ3a部に、図
2の矢印で示す像担持体1の移動方向の上流側から近接
して対向する延設部4aを設け、かつ使用されるトナー
の体積平均粒径が4μm以上15μm以下、凝集度5%
以上40%以下の場合、ブレードエッジ3aとシール材
4の延設部4aとの間隙Sの幅をW、長さをLとしたと
き、 0<(W/L)<0.4 を満足する関係にあるようにしてある。
【0016】このように、クリーニングブレード3のブ
レードエッジ3aと、像担持体1の非ブレード当接部1
aに設けられたシール材4の延設部4aとの間の間隙S
の幅をW、長さをLとしてあり、0<(W/L)<0.
4と十分に狭い間隙Sで、かつ使用されるトナー5の体
積平均粒径が4μm以上15μm以下、凝集度5%以上
40%以下であると、像担持体1表面に残留するトナー
5がクリーニングブレード3の像担持体1に摺接してい
るブレードエッジ3aに捕捉された後、このブレードエ
ッジ3aに沿ってクリーニングブレード3の端部側に移
動し側方へ抜けようとする際、クリーニングブレード3
の端部でブレードエッジ3aとシール材4の延設部4a
とが形成している前記間隙Sの途中でこの間隙Sの狭さ
と後続するトナー5による圧縮とによって凝集してブロ
ッキング層5aを形成しそれ以上動かないし、この間隙
Sの途中にできたブロッキング層5aがそれ以降に抜け
ようとするトナー5をせき止めるシールの役目を果たす
ので、トナー5のすり抜けが発生しない。また、0<
(W/L)<0.4である間隙Sの存在によって、シー
ル材4はクリーニングブレード3と接触しないので、シ
ール材4がクリーニングブレード3に歪みを与えること
もない。したがってブレードエッジ3aは像担持体1表
面に自由な状態で長期に亘って均一に摺接してトナーの
すり抜けは起こらず良好なクリーニング性を維持するこ
とができる。
【0017】しかも、部材数が増大しないし、特別な加
工や精度が不要であるので、コスト上昇の原因にはなら
ない。
【0018】本実施の形態ではさらに、シール材4には
像担持体1の非ブレード当接部1aでクリーニングブレ
ード3の基部側に延びてクリーニングブレード3の端部
に沿う延設部4bも形成しているが、トナー5のすり抜
けが前記間隙Sの部分で阻止されるので、前記延設部4
bは特に必要なものではなく図4に示すようにクリーニ
ングブレード3のブレード端部3bとの間に隙間があっ
ても問題はないし、これを省略することができる。
【0019】本実施の形態での実施例を示すと、例えば
W=1mm、L=6mmとしてトナー5のすり抜けは発
生しない。また、シール材4は、発泡のウレタンにテフ
ロン系繊維を用いたモケットが使用されている。しか
し、これに限られることはなく、弾性のある合成樹脂や
各種繊維およびそれらの組み合わせのもので像担持体1
の曲面に馴染みトナー5のすり抜けが起こり難く、かつ
低摩擦で耐久性の高いものが好適である。
【0020】また、像担持体1は、有機系、無機系およ
びその複合系の材料のものを使用し、クリーニングブレ
ード3はポリウレタンゴム、フッ素ゴム、テフロン系の
弾性材料を使用する。像担持体1はドラムタイプに限ら
れる必要はなく、ベルトタイプのもの等、他の形態をな
している場合にも同様に本発明は適用できる。
【0021】図4を用いてトナーのすり抜けの発生が阻
止される状態となる間隙Sでのトナー5の挙動とすり抜
け防止のプロセスを以下にさらに詳しく説明する。
【0022】トナー5はブレードエッジ3aによって像
担持体1から掻き取られて、ブレードエッジ3aに沿っ
て移動し拡がっていく。トナー5が移動する際、まずブ
レードエッジ3aとの間の摩擦によって移動しながら対
流してブレードエッジ3a部を底辺とした山を形成しよ
うとする。トナー5の凝集度が低い場合、トナー5の山
は高くなることもなく、すぐに崩れ、トナー5はブレー
ド端部3bの側に移動していく。しかし、トナーの凝集
度がある程度高いと、ブレードエッジ3aに沿って間隙
S側へ移動するトナー5は山を形成し、その山は徐々に
高くなり、やがて山の頂上は間隙S内でシール材4に接
触する。すると山の頂上とシール材4との間に隙間がな
くなるため、トナー5はさらに凝集してトナー塊5aと
なって塞ぎ止められ動かなくなる。それ以後のトナー5
もこの凝集し動かなくなったトナー塊5aによってブロ
ックされ、クリーニングブレード3のブレード端部3b
とシール材4の延設部4aとの間隙Sからのトナー5の
すり抜けは未然に防止される。
【0023】前記のようなトナー5の山はトナー5の凝
集度が高いほど形成され易くなる。
【0024】しかし、凝集度が高すぎると現像装置内で
の攪拌/移動が困難となり好ましくない。以上の点を配
慮すると、体積粒径が4〜15μmのトナーにおいて凝
集度は、ブレードエッジ3a上でのトナー5の山ができ
るように5%以上で、現像装置内での攪拌搬送が可能な
ように40%以下という数値範囲に設定して好都合であ
る。前記トナー塊5aは、適度な柔らかさを有している
ため、クリーニングブレード3に対し極度の圧迫を加え
るようなことはなく、良好なクリーニング状態を保つこ
とができ、クリーニングブレード3が捲れ上がったり、
像担持体1を傷付けたりするような副作用的は心配はな
い。
【0025】図5は、クリーニングブレード3のブレー
ドエッジ3aとシール材4との間隙Sの長さLとその幅
Wを種々に変えて15000枚相当の耐久試験を行った
結果を示している。図5において、○はトナーのすり抜
けが全く発生しなかったもの、×はすり抜けが全て発生
したもの、△はすり抜けが発生したりしなかったりした
ものをそれぞれ示す。
【0026】ここで用いられたトナーは、ポリエチレン
系のトナーで、前記実施の形態で示したのものと同様、
体積平均粒径で4μm以上15μm以下、凝集度で5%
以上40%以下のものである。4μm以下のトナーはク
リーニングブレード3ではクリーニングできず、15μ
m以上のものは画質が著しく悪く実用できない。また、
トナーの材料については前記したものに限らず、スチレ
ン系、アクリル系、磁性、非磁性のものも使用できる。
【0027】図5から、W=0のときはトナーのすり抜
けが発生しており、W/Lが0.4以上のときもトナー
のすり抜けの発生確率が高い。従って、この場合におい
て実用上の最低限のシール性はWとLの関係を0<(W
/L)<0.4と条件付けることで満足することができ
る。
【0028】またこの条件はLの値を十分に取ること
で、Wのあたいの精度管理は容易になる。例えば、Lを
少なくとも5mm確保すれば、Wは0mmから2mmま
での範囲で前記シール性が得られる。
【0029】
【発明の効果】本発明の画像形成装置によれば、像担持
体表面に残留するトナーがクリーニングブレードのブレ
ードエッジに捕捉された後、このブレードエッジに沿っ
てクリーニングブレードの端部側に移動し像担持体の端
部へ抜けようとしても、クリーニングブレードの端部で
ブレードエッジとシール材の延設部とが形成している前
記間隙によってトナーを凝集させてトナーのすり抜けを
防止でき、しかも、部材数が増大しないし、特別な加工
や精度も要らないのでないのでコストが従来よりも高く
なることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態としての画像形成装置の
クリーニング装置部分を示す断面図である。
【図2】図1のクリーニング装置のクリーニングブレー
ドおよびシール抜け防止用のシール材と像担持体との関
係を示す正面図である。
【図3】図2の3つの部材の関係を示す斜視図である。
【図4】図2の3つの部材の関係によるトナーすり抜け
防止状態を示す一部の正面図である。
【図5】クリーニングブレードおよびシール材のトナー
すり抜け耐久実験の各種の場合の結果を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
1 像担持体 1a 非ブレード当接部 1b ブレード当接部 2 クリーニング装置 3 クリーニングブレード 3a ブレードエッジ 3b ブレード端部 4 シール材 4a 延設部 5 トナー S 間隙 W 間隙の幅 L 間隙の長さ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体と、この像担持体の軸線方向寸
    法よりも短いブレードエッジで像担持体に摺接して像担
    持体をクリーニングするクリーニングブレードとを持
    ち、像担持体端部の非ブレード当接部に押圧されてブレ
    ードエッジに沿って移動してくるトナーの像担持体端部
    への漏れを防止するシール材が、像担持体の非ブレード
    当接部からブレード当接部側に延びてブレードエッジ部
    に像担持体の移動方向上流側から近接して対向する延設
    部を有し、かつ使用されるトナーの体積平均粒径が4μ
    m以上15μm以下、凝集度5%以上40%以下の場
    合、ブレードエッジとシール材の延設部との間隙の幅を
    W、長さをLとしたとき、 0<(W/L)<0.4 を満足する関係にあることを特徴とする画像形成装置。
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