JPH09134565A - 記録再生装置 - Google Patents
記録再生装置Info
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- JPH09134565A JPH09134565A JP7290833A JP29083395A JPH09134565A JP H09134565 A JPH09134565 A JP H09134565A JP 7290833 A JP7290833 A JP 7290833A JP 29083395 A JP29083395 A JP 29083395A JP H09134565 A JPH09134565 A JP H09134565A
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- tape
- magnetic head
- magnetic
- pair
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁気テープの高速走行時に、磁気テープと磁
気ヘッド間のスペーシングを小さくし、且つ、磁気ヘッ
ドの摩耗を抑える。 【解決手段】 磁気ヘッド13のテープ当たり長dを5
μm〜800μmの範囲に設定し、磁気ヘッド13の両
側近傍に、テープ案内面14a,15aをそれぞれ有す
る一対のテープ安定化ブロック14,15を設け、磁気
ヘッド13のテープ傾斜角aと一対のテープ案内面14
a,15aの延長線の交点で構成されるテープ案内面傾
斜角bとを60°≦b≦150°、a≧b+6°の範囲
にそれぞれ設定する。
気ヘッド間のスペーシングを小さくし、且つ、磁気ヘッ
ドの摩耗を抑える。 【解決手段】 磁気ヘッド13のテープ当たり長dを5
μm〜800μmの範囲に設定し、磁気ヘッド13の両
側近傍に、テープ案内面14a,15aをそれぞれ有す
る一対のテープ安定化ブロック14,15を設け、磁気
ヘッド13のテープ傾斜角aと一対のテープ案内面14
a,15aの延長線の交点で構成されるテープ案内面傾
斜角bとを60°≦b≦150°、a≧b+6°の範囲
にそれぞれ設定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープを記録
媒体とし、この磁気テープと磁気ヘッド間で信号の伝達
を行う記録再生装置に関する。
媒体とし、この磁気テープと磁気ヘッド間で信号の伝達
を行う記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10には従来の記録再生装置の一例を
示す概略図が示されている。図10において、回転自在
に配置された一対のリール30,31には磁気テープT
が巻き付けられ、この磁気テープTは複数のガイド32
a〜32dによって規制されたテープ走行路を通って一
対のリール30,31間を走行するよう構成されてい
る。一対のガイド32b,32c間にはヘッドブロック
体33が配置され、このヘッドブロック体33には、図
11に詳しく示す如く、磁気ヘッド34が一体的に配置
されている。この磁気ヘッド34はヘッドブロック体3
3のテープ案内面33aに対して突出しており、この磁
気ヘッド34の先端は磁気テープTに接触するよう配置
されている。
示す概略図が示されている。図10において、回転自在
に配置された一対のリール30,31には磁気テープT
が巻き付けられ、この磁気テープTは複数のガイド32
a〜32dによって規制されたテープ走行路を通って一
対のリール30,31間を走行するよう構成されてい
る。一対のガイド32b,32c間にはヘッドブロック
体33が配置され、このヘッドブロック体33には、図
11に詳しく示す如く、磁気ヘッド34が一体的に配置
されている。この磁気ヘッド34はヘッドブロック体3
3のテープ案内面33aに対して突出しており、この磁
気ヘッド34の先端は磁気テープTに接触するよう配置
されている。
【0003】上記構成において、磁気テープTが走行す
ると、磁気ヘッド34上を磁気テープTが通過し、この
通過の際に記録信号又は再生信号の伝達が行われるもの
である。
ると、磁気ヘッド34上を磁気テープTが通過し、この
通過の際に記録信号又は再生信号の伝達が行われるもの
である。
【0004】ところで、上記記録再生装置においても記
録再生処理のスピード化の要請の下、高転送レートで記
録・再生信号を伝送することが望まれており、高転送レ
ートを実現させる一つの手段としては、記録波長を短く
し、且つ、磁気テープを高速走行させることが要求され
る。
録再生処理のスピード化の要請の下、高転送レートで記
録・再生信号を伝送することが望まれており、高転送レ
ートを実現させる一つの手段としては、記録波長を短く
し、且つ、磁気テープを高速走行させることが要求され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記記
録再生装置において、磁気テープTを高速走行(2m/
s以上)させると、磁気テープTと磁気ヘッド34間に
空気層による大きなスペーシングが発生する。大きなス
ペーシングが発生すると、記録波長が短くなればなるほ
ど適正な記録再生に支障をきたし、又、大きなスペーシ
ングによってテープ走行が不安定化し、これによっても
適正な記録再生が困難となる。
録再生装置において、磁気テープTを高速走行(2m/
s以上)させると、磁気テープTと磁気ヘッド34間に
空気層による大きなスペーシングが発生する。大きなス
ペーシングが発生すると、記録波長が短くなればなるほ
ど適正な記録再生に支障をきたし、又、大きなスペーシ
ングによってテープ走行が不安定化し、これによっても
適正な記録再生が困難となる。
【0006】これを解決するために、磁気ヘッド34の
テープ当たり長dを短くして磁気テープTと磁気ヘッド
34の接触面積を小さくしたり、磁気テープTのテープ
テンションを大きくして磁気ヘッド34への押圧力を強
くすることが考えられる。即ち、従来では磁気ヘッド3
4のテープ当たり長dが2ミリメートル程度であった
が、磁気ヘッド34のテープ当たり長dを単に小さくす
ると、磁気ヘッド34の摩耗が早く、ヘッド寿命が短く
なるという欠点が生じる。又、磁気ヘッドTのテープテ
ンションを大きくすることには限界があり、テープテン
ションを大きくすると、上記と同様に磁気ヘッド34の
摩耗が早く、ヘッド寿命が短くなるという欠点が生じ
る。
テープ当たり長dを短くして磁気テープTと磁気ヘッド
34の接触面積を小さくしたり、磁気テープTのテープ
テンションを大きくして磁気ヘッド34への押圧力を強
くすることが考えられる。即ち、従来では磁気ヘッド3
4のテープ当たり長dが2ミリメートル程度であった
が、磁気ヘッド34のテープ当たり長dを単に小さくす
ると、磁気ヘッド34の摩耗が早く、ヘッド寿命が短く
なるという欠点が生じる。又、磁気ヘッドTのテープテ
ンションを大きくすることには限界があり、テープテン
ションを大きくすると、上記と同様に磁気ヘッド34の
摩耗が早く、ヘッド寿命が短くなるという欠点が生じ
る。
【0007】そこで、本発明は、磁気テープを高速走行
させた場合にあって、磁気テープと磁気ヘッド間に大き
なスペーシングが発生せず、且つ、磁気ヘッドの摩耗を
十分に抑えヘッド寿命の短命化を防止できる記録再生装
置を提供することを課題とする。
させた場合にあって、磁気テープと磁気ヘッド間に大き
なスペーシングが発生せず、且つ、磁気ヘッドの摩耗を
十分に抑えヘッド寿命の短命化を防止できる記録再生装
置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の記録再生装置は、走行する磁気テープの接触
位置に磁気ヘッドを配置し、この磁気ヘッドと前記磁気
テープ間で信号の伝達を行う記録再生装置において、前
記磁気ヘッドのテープ当たり長を5μm〜800μmの
範囲に設定し、前記磁気ヘッドの両側近傍に、前記磁気
テープの当接するテープ案内面をそれぞれ有する一対の
テープ安定化ブロックを設け、前記磁気ヘッドのテープ
傾斜角をaとし、前記一対のテープ案内面の延長線の交
点で構成されるテープ案内面傾斜角をbとした場合に、
60°≦b≦150°、a≧b+6°の範囲にそれぞれ
設定したものである。
の本発明の記録再生装置は、走行する磁気テープの接触
位置に磁気ヘッドを配置し、この磁気ヘッドと前記磁気
テープ間で信号の伝達を行う記録再生装置において、前
記磁気ヘッドのテープ当たり長を5μm〜800μmの
範囲に設定し、前記磁気ヘッドの両側近傍に、前記磁気
テープの当接するテープ案内面をそれぞれ有する一対の
テープ安定化ブロックを設け、前記磁気ヘッドのテープ
傾斜角をaとし、前記一対のテープ案内面の延長線の交
点で構成されるテープ案内面傾斜角をbとした場合に、
60°≦b≦150°、a≧b+6°の範囲にそれぞれ
設定したものである。
【0009】即ち、磁気ヘッドのテープ当たり長が小さ
いため、磁気テープと磁気ヘッドの接触面積が小さく磁
気テープの高速走行時においても磁気テープと磁気ヘッ
ド間のスペーシングが小さくなり、又、磁気ヘッドの両
側にそれぞれテープ案内面を有する一対のテープ安定化
ブロックを設けたため、磁気テープの高速走行時におい
てもテープ走行が安定化し、さらに、磁気テープのテー
プテンションによる磁気ヘッドへの押圧力を一対のテー
プ安定化ブロックが分担するため、磁気ヘッドへの押圧
力がその分小さくなる。そして、磁気ヘッドに対するテ
ープ傾斜角a及び一対のテープ安定化ブロックによるテ
ープ案内面傾斜角bがあまりに大きい(180度近く)
と、磁気ヘッドへの押圧力が小さくテープテンションを
非常に大きくするか、磁気テープを磁気ヘッド側に引き
付ける何らかの手段を講じなければ磁気テープと磁気ヘ
ッド間のスペーシングが大きくなり、又、磁気ヘッドの
テープ傾斜角a及び一対のテープ安定化ブロックによる
テープ案内面傾斜角bがあまりに小さい(60度未満)
と一対のテープ安定化ブロックを配置しないのと同様と
なり磁気ヘッドの摩耗が早くなるが、上記テープ傾斜角
aと上記テープ案内面傾斜角bとを60°≦b≦150
°、a≧b+6°の範囲にそれぞれ設定したため、磁気
テープと磁気ヘッド間のスペーシングが小さく維持で
き、且つ、磁気ヘッドの摩耗が遅くなる。
いため、磁気テープと磁気ヘッドの接触面積が小さく磁
気テープの高速走行時においても磁気テープと磁気ヘッ
ド間のスペーシングが小さくなり、又、磁気ヘッドの両
側にそれぞれテープ案内面を有する一対のテープ安定化
ブロックを設けたため、磁気テープの高速走行時におい
てもテープ走行が安定化し、さらに、磁気テープのテー
プテンションによる磁気ヘッドへの押圧力を一対のテー
プ安定化ブロックが分担するため、磁気ヘッドへの押圧
力がその分小さくなる。そして、磁気ヘッドに対するテ
ープ傾斜角a及び一対のテープ安定化ブロックによるテ
ープ案内面傾斜角bがあまりに大きい(180度近く)
と、磁気ヘッドへの押圧力が小さくテープテンションを
非常に大きくするか、磁気テープを磁気ヘッド側に引き
付ける何らかの手段を講じなければ磁気テープと磁気ヘ
ッド間のスペーシングが大きくなり、又、磁気ヘッドの
テープ傾斜角a及び一対のテープ安定化ブロックによる
テープ案内面傾斜角bがあまりに小さい(60度未満)
と一対のテープ安定化ブロックを配置しないのと同様と
なり磁気ヘッドの摩耗が早くなるが、上記テープ傾斜角
aと上記テープ案内面傾斜角bとを60°≦b≦150
°、a≧b+6°の範囲にそれぞれ設定したため、磁気
テープと磁気ヘッド間のスペーシングが小さく維持で
き、且つ、磁気ヘッドの摩耗が遅くなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。図1から図4には本発明の一実施形
態が示されている。図2(a)には記録再生装置の概略
斜視図、図2(b)にはその概略平面図がそれぞれ示さ
れている。図2(a),(b)において、テープカート
リッジTKは図示しないドライブ装置の装置本体に対し
て着脱自在に構成されている。テープカートリッジTK
のケース1内には一対のリール2,3が回転自在に収納
され、この一対のリール2,3には磁気テープTがそれ
ぞれ巻回されている。又、ケース1内の一側面側には左
右一対のガイド4,5が設けられ、磁気テープTはこの
一対のガイド4,5によって規制されたテープ走行路を
通って一対のリール2,3間を走行するよう構成されて
いる。又、ケース1の一側面中央部分には左右一対のガ
イド27,28が設けられ、この左右一対のガイド2
7,28によって下記するヘッドブロック体12が磁気
テープTに所定の巻き付け角度で当接される。尚、一対
のガイド27,28はドライブ装置側に設けても良い。
さらに、ケース1の一側面中央部分には開口部6が形成
され、この開口部6はシャッタ7によって開閉される。
シャッタ7はドライブ装置の装置本体に装着された状態
で開位置に位置し(図2(a),(b)の状態)、それ
以外では閉位置に位置する。
を用いて説明する。図1から図4には本発明の一実施形
態が示されている。図2(a)には記録再生装置の概略
斜視図、図2(b)にはその概略平面図がそれぞれ示さ
れている。図2(a),(b)において、テープカート
リッジTKは図示しないドライブ装置の装置本体に対し
て着脱自在に構成されている。テープカートリッジTK
のケース1内には一対のリール2,3が回転自在に収納
され、この一対のリール2,3には磁気テープTがそれ
ぞれ巻回されている。又、ケース1内の一側面側には左
右一対のガイド4,5が設けられ、磁気テープTはこの
一対のガイド4,5によって規制されたテープ走行路を
通って一対のリール2,3間を走行するよう構成されて
いる。又、ケース1の一側面中央部分には左右一対のガ
イド27,28が設けられ、この左右一対のガイド2
7,28によって下記するヘッドブロック体12が磁気
テープTに所定の巻き付け角度で当接される。尚、一対
のガイド27,28はドライブ装置側に設けても良い。
さらに、ケース1の一側面中央部分には開口部6が形成
され、この開口部6はシャッタ7によって開閉される。
シャッタ7はドライブ装置の装置本体に装着された状態
で開位置に位置し(図2(a),(b)の状態)、それ
以外では閉位置に位置する。
【0011】一方、ドライブ装置側にはピンチローラ
8,9とキャプスタン10,11の組が左右一対設けら
れ、この左右一対の組が装着されたテープカートリッジ
TKの開口部6内に位置される。各ピンチローラ8,9
とキャプスタン10,11の組は、記録再生時には選択
的に磁気テープTを挾持する位置に配置され、いずれか
一方のキャプスタン10,11の回転によって磁気テー
プTが走行される。又、ドライブ装置側の左右一対のピ
ンチローラ8,9とキャプスタン10,11の組の間に
はヘッドブロック体12が配置され、このヘッドブロッ
ク体12はボイスコイルモータ13の駆動力により磁気
テープTの幅方向に移動できるよう構成されている。即
ち、ヘッドブロック体12が磁気テープTの幅方向に移
動することによって複数トラック(例えば100〜20
0トラック)の記録再生が可能となっている。
8,9とキャプスタン10,11の組が左右一対設けら
れ、この左右一対の組が装着されたテープカートリッジ
TKの開口部6内に位置される。各ピンチローラ8,9
とキャプスタン10,11の組は、記録再生時には選択
的に磁気テープTを挾持する位置に配置され、いずれか
一方のキャプスタン10,11の回転によって磁気テー
プTが走行される。又、ドライブ装置側の左右一対のピ
ンチローラ8,9とキャプスタン10,11の組の間に
はヘッドブロック体12が配置され、このヘッドブロッ
ク体12はボイスコイルモータ13の駆動力により磁気
テープTの幅方向に移動できるよう構成されている。即
ち、ヘッドブロック体12が磁気テープTの幅方向に移
動することによって複数トラック(例えば100〜20
0トラック)の記録再生が可能となっている。
【0012】図1(a),(b)にはヘッドブロック体
12の拡大概略図がそれぞれ示されている。図1
(a),(b)において、ヘッドブロック体12は、磁
気テープTの幅寸法より高さが高く構成され、磁気ヘッ
ド13とこの磁気ヘッド13の両側近傍にそれぞれ配置
された一対のテープ安定化ブロック14,15とを有す
る。磁気ヘッド13のテープ当たり長dは5μm〜80
0μmの範囲に設定されている。このテープ当たり長d
は短ければ短いほど磁気テープTとのスペーシングを小
さくする上で好ましく、例えば5μm〜100μmの範
囲が望ましい。一対のテープ安定化ブロック14,15
にはテープ案内面14a,15aが形成され、各テープ
案内面14a,15aには磁気テープTが当接してい
る。
12の拡大概略図がそれぞれ示されている。図1
(a),(b)において、ヘッドブロック体12は、磁
気テープTの幅寸法より高さが高く構成され、磁気ヘッ
ド13とこの磁気ヘッド13の両側近傍にそれぞれ配置
された一対のテープ安定化ブロック14,15とを有す
る。磁気ヘッド13のテープ当たり長dは5μm〜80
0μmの範囲に設定されている。このテープ当たり長d
は短ければ短いほど磁気テープTとのスペーシングを小
さくする上で好ましく、例えば5μm〜100μmの範
囲が望ましい。一対のテープ安定化ブロック14,15
にはテープ案内面14a,15aが形成され、各テープ
案内面14a,15aには磁気テープTが当接してい
る。
【0013】また、図1(b)に示すように、磁気ヘッ
ド13のテープ傾斜角をaとし、一対のテープ案内面1
4a,15aの延長線の交点で構成されるテープ案内面
傾斜角をbとした場合に、60°≦b≦150°、a≧
b+6°の範囲にそれぞれ設定されている。一対のテー
プ案内面14a,15aによるテープ案内面傾斜角b
は、一対のテープ案内面14a,15aの傾斜角を変え
ることにより可変でき、70°〜140°の範囲が望ま
しい。また、磁気ヘッド13のテープ傾斜角aは、テー
プ案内面傾斜角bより6度以上大きく設定され、一対の
テープ安定化ブロック14,15に対する磁気ヘッド1
3の突出量cを変えることにより可変できる。
ド13のテープ傾斜角をaとし、一対のテープ案内面1
4a,15aの延長線の交点で構成されるテープ案内面
傾斜角をbとした場合に、60°≦b≦150°、a≧
b+6°の範囲にそれぞれ設定されている。一対のテー
プ案内面14a,15aによるテープ案内面傾斜角b
は、一対のテープ案内面14a,15aの傾斜角を変え
ることにより可変でき、70°〜140°の範囲が望ま
しい。また、磁気ヘッド13のテープ傾斜角aは、テー
プ案内面傾斜角bより6度以上大きく設定され、一対の
テープ安定化ブロック14,15に対する磁気ヘッド1
3の突出量cを変えることにより可変できる。
【0014】上記構成において、記録再生モード時には
キャプスタン10,11の回転により磁気テープTが高
速走行される。この高速走行中の磁気テープTが磁気ヘ
ッド13上を通過し、この通過の際に記録信号又は再生
信号の伝達がなされる。
キャプスタン10,11の回転により磁気テープTが高
速走行される。この高速走行中の磁気テープTが磁気ヘ
ッド13上を通過し、この通過の際に記録信号又は再生
信号の伝達がなされる。
【0015】ここで、磁気ヘッド13のテープ当たり長
dが5μm〜800μmの範囲と小さいため、磁気テー
プTと磁気ヘッド13の接触面積が小さく磁気テープT
の高速走行時においても磁気テープTと磁気ヘッド13
間のスペーシングが小さく抑えられ、短記録波長(例え
ば0.5μm〜0.7μm)でも適正な記録再生が行わ
れる。磁気ヘッド13のテープ当たり長dが150μm
の場合(本願発明)とテープ当たり長dが2mmの場合
(従来)とにおけるテープスピードに対する再生出力特
性が図3(a),(b)にそれぞれ示されている。図3
(a),(b)において、テープ当たり長さdが2mm
の場合にはテープスピードが2m/sを超えると再生出
力が劣化するのに対し、テープ当たり長dが150μm
の場合にはテープスピードが2m/sを超えても再生出
力が劣化しないことがわかる。
dが5μm〜800μmの範囲と小さいため、磁気テー
プTと磁気ヘッド13の接触面積が小さく磁気テープT
の高速走行時においても磁気テープTと磁気ヘッド13
間のスペーシングが小さく抑えられ、短記録波長(例え
ば0.5μm〜0.7μm)でも適正な記録再生が行わ
れる。磁気ヘッド13のテープ当たり長dが150μm
の場合(本願発明)とテープ当たり長dが2mmの場合
(従来)とにおけるテープスピードに対する再生出力特
性が図3(a),(b)にそれぞれ示されている。図3
(a),(b)において、テープ当たり長さdが2mm
の場合にはテープスピードが2m/sを超えると再生出
力が劣化するのに対し、テープ当たり長dが150μm
の場合にはテープスピードが2m/sを超えても再生出
力が劣化しないことがわかる。
【0016】また、磁気ヘッド13の両側にそれぞれテ
ープ案内面14a,15aを有する一対のテープ安定化
ブロック14,15を設けたため、一対のテープ案内面
14a,15a間の磁気テープTの振動が抑えられ磁気
テープTの高速走行時においてもテープ走行が安定化す
る。テープスピードが2m/sのときにおいて、テープ
安定化ブロック14,15がある場合(本願発明)とテ
ープ安定化ブロック14,15がない場合とにおける再
生出力特性が図4(a),(b)にそれぞれ示されてい
る。図4(a),(b)において、テープ安定化ブロッ
ク14,15がないときには再生出力(RF波形)の乱
れが観察されるが、テープ安定化ブロック14,15が
あるときには再生出力(RF波形)の乱れが観察されず
テープ走行が安定化することがわかる。
ープ案内面14a,15aを有する一対のテープ安定化
ブロック14,15を設けたため、一対のテープ案内面
14a,15a間の磁気テープTの振動が抑えられ磁気
テープTの高速走行時においてもテープ走行が安定化す
る。テープスピードが2m/sのときにおいて、テープ
安定化ブロック14,15がある場合(本願発明)とテ
ープ安定化ブロック14,15がない場合とにおける再
生出力特性が図4(a),(b)にそれぞれ示されてい
る。図4(a),(b)において、テープ安定化ブロッ
ク14,15がないときには再生出力(RF波形)の乱
れが観察されるが、テープ安定化ブロック14,15が
あるときには再生出力(RF波形)の乱れが観察されず
テープ走行が安定化することがわかる。
【0017】さらに、磁気テープTのテープテンション
Fによる磁気ヘッド13への押圧力を一対のテープ安定
化ブロック14,15が分担するため、磁気ヘッド13
への押圧力がその分小さくなる。そして、磁気ヘッド1
3に対するテープ傾斜角a及び一対のテープ安定化ブロ
ック14,15によるテープ案内面傾斜角bがあまりに
大きい(180度近く)と、磁気ヘッド13への押圧力
F1が小さくテープテンションを非常に大きくするか、
磁気テープTを磁気ヘッド13側に引き付ける何らかの
手段を講じなければ磁気テープTと磁気ヘッド13間の
スペーシングが大きくなり、又、磁気ヘッド13のテー
プ傾斜角a及び一対のテープ安定化ブロック14,15
によるテープ案内面傾斜角bがあまりに小さい(60度
未満)と一対のテープ安定化ブロック14,15を配置
しないのと同様となり磁気ヘッド13の摩耗が早くなる
が、上記テープ傾斜角aと上記テープ案内面傾斜角bと
を60°≦b≦150°、a≧b+6°の範囲にそれぞ
れ設定したため、磁気テープTと磁気ヘッド13間のス
ペーシングが小さく維持でき、且つ、磁気ヘッド13の
摩耗が遅くなる。
Fによる磁気ヘッド13への押圧力を一対のテープ安定
化ブロック14,15が分担するため、磁気ヘッド13
への押圧力がその分小さくなる。そして、磁気ヘッド1
3に対するテープ傾斜角a及び一対のテープ安定化ブロ
ック14,15によるテープ案内面傾斜角bがあまりに
大きい(180度近く)と、磁気ヘッド13への押圧力
F1が小さくテープテンションを非常に大きくするか、
磁気テープTを磁気ヘッド13側に引き付ける何らかの
手段を講じなければ磁気テープTと磁気ヘッド13間の
スペーシングが大きくなり、又、磁気ヘッド13のテー
プ傾斜角a及び一対のテープ安定化ブロック14,15
によるテープ案内面傾斜角bがあまりに小さい(60度
未満)と一対のテープ安定化ブロック14,15を配置
しないのと同様となり磁気ヘッド13の摩耗が早くなる
が、上記テープ傾斜角aと上記テープ案内面傾斜角bと
を60°≦b≦150°、a≧b+6°の範囲にそれぞ
れ設定したため、磁気テープTと磁気ヘッド13間のス
ペーシングが小さく維持でき、且つ、磁気ヘッド13の
摩耗が遅くなる。
【0018】図5には、ヘッドブロック体16の第1変
形例を示す概略斜視図が示されている。図5において、
一対のテープ案内面14a,15aには多数のディンプ
ル17がそれぞれ設けられている。ディンプルは0.5
mm〜3mm程度のくぼみである。他の構成は前記実施
の形態と同様であるため、図面に同一符号を付してその
説明を省略する。この第1変形例によれば、ディンプル
17によって高速走行の磁気テープTを吸引するため、
テープ走行がより安定化する。テープスピードが3m/
s以上のとき効果的である。
形例を示す概略斜視図が示されている。図5において、
一対のテープ案内面14a,15aには多数のディンプ
ル17がそれぞれ設けられている。ディンプルは0.5
mm〜3mm程度のくぼみである。他の構成は前記実施
の形態と同様であるため、図面に同一符号を付してその
説明を省略する。この第1変形例によれば、ディンプル
17によって高速走行の磁気テープTを吸引するため、
テープ走行がより安定化する。テープスピードが3m/
s以上のとき効果的である。
【0019】図6にはヘッドブロック体18の第2変形
例を示す概略斜視図が示されている。図6において、一
対のテープ安定化ブロック19,20は磁気ヘッド13
の突出量cを可変するべく移動可能に設けられている。
この第2変形例によれば、磁気ヘッド13の突出量cを
自由に制御でき、状況に応じた適正な磁気ヘッド13の
テープ傾斜角aに設定可能である。
例を示す概略斜視図が示されている。図6において、一
対のテープ安定化ブロック19,20は磁気ヘッド13
の突出量cを可変するべく移動可能に設けられている。
この第2変形例によれば、磁気ヘッド13の突出量cを
自由に制御でき、状況に応じた適正な磁気ヘッド13の
テープ傾斜角aに設定可能である。
【0020】図7にはヘッドブロック体21の第3変形
例を示す概略斜視図が示されている。図7において、磁
気ヘッド13と一対のテープ安定化ブロック14,15
との各間には制御ガイド21,22がそれぞれ設けられ
ている。この一対の制御ガイド21,22は磁気ヘッド
13の突出量cを可変するべく移動可能に設けられてい
る。この第3変形例によれば、一対の制御ガイド21,
22によっても、磁気テープTのテープテンションによ
る磁気ヘッド13の押圧力が分担されるため、磁気ヘッ
ド13の摩耗が抑えられる。図8に制御ガイド21,2
2がない場合と、制御ガイド21,22がある場合とに
おける磁気ヘッド13の摩耗比較が示され、図8におい
て、制御ガイド21,22がある場合の方がヘッド摩耗
量が少なくなることがわかる。
例を示す概略斜視図が示されている。図7において、磁
気ヘッド13と一対のテープ安定化ブロック14,15
との各間には制御ガイド21,22がそれぞれ設けられ
ている。この一対の制御ガイド21,22は磁気ヘッド
13の突出量cを可変するべく移動可能に設けられてい
る。この第3変形例によれば、一対の制御ガイド21,
22によっても、磁気テープTのテープテンションによ
る磁気ヘッド13の押圧力が分担されるため、磁気ヘッ
ド13の摩耗が抑えられる。図8に制御ガイド21,2
2がない場合と、制御ガイド21,22がある場合とに
おける磁気ヘッド13の摩耗比較が示され、図8におい
て、制御ガイド21,22がある場合の方がヘッド摩耗
量が少なくなることがわかる。
【0021】図9にはヘッドブロック体25の第4変形
例を示す概略斜視図が示されている。図9において、一
対のテープ安定化ブロック25,26の各位置が段差量
eだけシフトして配置されている。
例を示す概略斜視図が示されている。図9において、一
対のテープ安定化ブロック25,26の各位置が段差量
eだけシフトして配置されている。
【0022】尚、上記第2変形例では一対のテープ安定
化ブロック19,20が移動し、上記第3変形例では一
対の制御ガイド21,22が移動するよう構成されてい
るが、磁気ヘッド13が移動するよう、又は、一対のテ
ープ安定化ブロック19,20、又は一対の制御ガイド
21,22と磁気ヘッド13との双方が移動するよう構
成しても良い。
化ブロック19,20が移動し、上記第3変形例では一
対の制御ガイド21,22が移動するよう構成されてい
るが、磁気ヘッド13が移動するよう、又は、一対のテ
ープ安定化ブロック19,20、又は一対の制御ガイド
21,22と磁気ヘッド13との双方が移動するよう構
成しても良い。
【0023】尚、上記実施の形態及び各変形例におい
て、磁気ヘッド13と一対のテープ安定化ブロック1
4,15,19,20,25,26とをヘッドブロック
体12,16,18,21,25として一体的に構成し
たが、磁気ヘッド13と一対のテープ安定化ブロック1
4,15,19,20,25,26とを別体として構成
しても良く、又、一対のテープ安定化ブロック14,1
5,19,20,25,26を一体として若しくは別体
として構成しても良い。
て、磁気ヘッド13と一対のテープ安定化ブロック1
4,15,19,20,25,26とをヘッドブロック
体12,16,18,21,25として一体的に構成し
たが、磁気ヘッド13と一対のテープ安定化ブロック1
4,15,19,20,25,26とを別体として構成
しても良く、又、一対のテープ安定化ブロック14,1
5,19,20,25,26を一体として若しくは別体
として構成しても良い。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、走行
する磁気テープの接触位置に磁気ヘッドを配置し、この
磁気ヘッドと前記磁気テープ間で信号の伝達を行う記録
再生装置において、前記磁気ヘッドのテープ当たり長を
5μm〜800μmの範囲に設定し、前記磁気ヘッドの
両側近傍に、前記磁気テープの当接するテープ案内面を
それぞれ有する一対のテープ安定化ブロックを設け、前
記磁気ヘッドのテープ傾斜角をaとし、前記一対のテー
プ案内面の延長線の交点で構成されるテープ案内面傾斜
角をbとした場合に、60°≦b≦150°、a≧b+
6°の範囲にそれぞれ設定したので、磁気テープを高速
走行させた場合にあって、磁気テープと磁気ヘッド間の
スペーシングを小さくし、且つ、磁気ヘッドの摩耗を十
分に抑えヘッド寿命を長く維持できるという効果があ
る。
する磁気テープの接触位置に磁気ヘッドを配置し、この
磁気ヘッドと前記磁気テープ間で信号の伝達を行う記録
再生装置において、前記磁気ヘッドのテープ当たり長を
5μm〜800μmの範囲に設定し、前記磁気ヘッドの
両側近傍に、前記磁気テープの当接するテープ案内面を
それぞれ有する一対のテープ安定化ブロックを設け、前
記磁気ヘッドのテープ傾斜角をaとし、前記一対のテー
プ案内面の延長線の交点で構成されるテープ案内面傾斜
角をbとした場合に、60°≦b≦150°、a≧b+
6°の範囲にそれぞれ設定したので、磁気テープを高速
走行させた場合にあって、磁気テープと磁気ヘッド間の
スペーシングを小さくし、且つ、磁気ヘッドの摩耗を十
分に抑えヘッド寿命を長く維持できるという効果があ
る。
【図1】(a)はヘッドブロック体の拡大概略斜視図、
(b)はその拡大概略平面図(実施の形態)。
(b)はその拡大概略平面図(実施の形態)。
【図2】(a)は記録再生装置の概略斜視図、(b)は
その概略平面図(実施の形態)。
その概略平面図(実施の形態)。
【図3】(a)は磁気ヘッドのテープ当たり長が150
μmの場合のテープスピードに対する再生出力特性線図
(本発明)、(b)は磁気ヘッドのテープ当たり長が2
mmの場合のテープスピードに対する再生出力特性線図
(従来)。
μmの場合のテープスピードに対する再生出力特性線図
(本発明)、(b)は磁気ヘッドのテープ当たり長が2
mmの場合のテープスピードに対する再生出力特性線図
(従来)。
【図4】(a)はテープ安定化ブロックがある場合の再
生出力特性線図(本発明)、(b)はテープ安定化ブロ
ックがない場合の再生出力特性線図。
生出力特性線図(本発明)、(b)はテープ安定化ブロ
ックがない場合の再生出力特性線図。
【図5】ヘッドブロック体の概略斜視図(第1変形
例)。
例)。
【図6】ヘッドブロック体の概略斜視図(第2変形
例)。
例)。
【図7】ヘッドブロック体の概略斜視図(第3変形
例)。
例)。
【図8】制御ガイドがある場合とない場合とにおけるヘ
ッド摩耗量の相対比較量を示す図。
ッド摩耗量の相対比較量を示す図。
【図9】ヘッドブロック体の概略斜視図(第4変形
例)。
例)。
【図10】記録再生装置の概略斜視図(従来例)。
【図11】ヘッドブロック体の概略斜視図(従来例)。
T…磁気テープ 13…磁気ヘッド 14,15,19,20,25,26…テープ安定化ブ
ロック 14a,15a…テープ案内面 17…ディンプル 21,22…制御ガイド
ロック 14a,15a…テープ案内面 17…ディンプル 21,22…制御ガイド
Claims (4)
- 【請求項1】 走行する磁気テープの接触位置に磁気ヘ
ッドを配置し、この磁気ヘッドと前記磁気テープ間で信
号の伝達を行う記録再生装置において、 前記磁気ヘッドのテープ当たり長を5μm〜800μm
の範囲に設定し、 前記磁気ヘッドの両側近傍に、前記磁気テープの当接す
るテープ案内面をそれぞれ有する一対のテープ安定化ブ
ロックを設け、 前記磁気ヘッドのテープ傾斜角をaとし、前記一対のテ
ープ案内面の延長線の交点で構成されるテープ案内面傾
斜角をbとした場合に、60°≦b≦150°、a≧b
+6°の範囲にそれぞれ設定したことを特徴とする記録
再生装置。 - 【請求項2】 前記一対のテープ安定化ブロックを、前
記磁気ヘッドの突出量を可変するべく移動可能に設けた
ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。 - 【請求項3】 前記一対のテープ案内面にディンプルを
それぞれ設けたことを特徴とする請求項1に記載の記録
再生装置。 - 【請求項4】 前記磁気ヘッドと前記一対のテープ安定
化ブロックとの各間に、前記磁気ヘッドの突出量を可変
するべく移動可能な一対の制御ガイドをそれぞれ設けた
ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7290833A JPH09134565A (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | 記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7290833A JPH09134565A (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | 記録再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09134565A true JPH09134565A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=17761081
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7290833A Pending JPH09134565A (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | 記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09134565A (ja) |
-
1995
- 1995-11-09 JP JP7290833A patent/JPH09134565A/ja active Pending
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