JPH09134579A - テープカセットのハブ傾斜量測定装置 - Google Patents
テープカセットのハブ傾斜量測定装置Info
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- JPH09134579A JPH09134579A JP29142595A JP29142595A JPH09134579A JP H09134579 A JPH09134579 A JP H09134579A JP 29142595 A JP29142595 A JP 29142595A JP 29142595 A JP29142595 A JP 29142595A JP H09134579 A JPH09134579 A JP H09134579A
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- tape cassette
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 テープカセットのハブの回転時における傾斜
量をリアルタイムで測定しうる測定システムの提供。 【解決手段】 本発明のテープカセットのハブ傾斜量測
定装置は、テープカセットの駆動手段と、該テープカセ
ットのハブに装着可能で且つ該ハブへの装着時に該ハブ
の端面と平行となるような端面を有する金属製治具と、
該金属製治具の端面から所定間隔を置いて配置される渦
電流式変位計と、該渦電流式変位計からの信号を受け取
り上記ハブの傾斜量を計算する演算手段とを具備するこ
とを特徴とする。
量をリアルタイムで測定しうる測定システムの提供。 【解決手段】 本発明のテープカセットのハブ傾斜量測
定装置は、テープカセットの駆動手段と、該テープカセ
ットのハブに装着可能で且つ該ハブへの装着時に該ハブ
の端面と平行となるような端面を有する金属製治具と、
該金属製治具の端面から所定間隔を置いて配置される渦
電流式変位計と、該渦電流式変位計からの信号を受け取
り上記ハブの傾斜量を計算する演算手段とを具備するこ
とを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープカセットの
ハブ傾斜量測定装置に関する。
ハブ傾斜量測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ディジ
タル・オーディオ・テープ(DAT)カセット等のテー
プカセットにおけるカセットの品質管理やテープの走行
性を解析するために、テープカセットにおけるハブの回
転時の傾斜量(振れ)を測定する必要がある。これによ
りテープカセットの品質を安定に維持することが出来
る。
タル・オーディオ・テープ(DAT)カセット等のテー
プカセットにおけるカセットの品質管理やテープの走行
性を解析するために、テープカセットにおけるハブの回
転時の傾斜量(振れ)を測定する必要がある。これによ
りテープカセットの品質を安定に維持することが出来
る。
【0003】一般に、回転体の振れを測定するには、レ
ーザー変位計が用いられてる。しかしながら、レーザー
変位計は、レーザー光の反射光によって測定対象である
回転体との間の距離を測定するために、レーザー光の反
射角をある程度大きくとる必要がある。従って、センサ
のヘッド部には、ある程度の大きさが必要となる。その
結果、DATカセットのハブのように、測定対象が小さ
い場合には、測定が困難なのが現状である。しかし、テ
ープカセットにおける記録媒体の記録密度が益々高まっ
ている現在においては、テープカセットの品質管理にも
厳しい要求がなされており、そのような品質管理やテー
プの走行性の解析に簡便に用いられる測定システムが求
められていた。
ーザー変位計が用いられてる。しかしながら、レーザー
変位計は、レーザー光の反射光によって測定対象である
回転体との間の距離を測定するために、レーザー光の反
射角をある程度大きくとる必要がある。従って、センサ
のヘッド部には、ある程度の大きさが必要となる。その
結果、DATカセットのハブのように、測定対象が小さ
い場合には、測定が困難なのが現状である。しかし、テ
ープカセットにおける記録媒体の記録密度が益々高まっ
ている現在においては、テープカセットの品質管理にも
厳しい要求がなされており、そのような品質管理やテー
プの走行性の解析に簡便に用いられる測定システムが求
められていた。
【0004】従って、本発明の目的は、テープカセット
のハブの回転時における傾斜量をリアルタイムで測定し
うる測定システムを提供することにある。
のハブの回転時における傾斜量をリアルタイムで測定し
うる測定システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、テープカセッ
トの駆動手段と、該テープカセットのハブに装着可能で
且つ該ハブへの装着時に該ハブの端面と平行となるよう
な端面を有する金属製治具と、該金属製治具の端面から
所定間隔を置いて配置される渦電流式変位計と、該渦電
流式変位計からの信号を受け取り上記ハブの傾斜量を計
算する演算手段とを具備することを特徴とするテープカ
セットのハブ傾斜量測定装置を提供することにより、上
記目的を達成したものである。
トの駆動手段と、該テープカセットのハブに装着可能で
且つ該ハブへの装着時に該ハブの端面と平行となるよう
な端面を有する金属製治具と、該金属製治具の端面から
所定間隔を置いて配置される渦電流式変位計と、該渦電
流式変位計からの信号を受け取り上記ハブの傾斜量を計
算する演算手段とを具備することを特徴とするテープカ
セットのハブ傾斜量測定装置を提供することにより、上
記目的を達成したものである。
【0006】また、本発明は、上記テープカセットのハ
ブ傾斜量測定装置において、上記渦電流式変位計が、上
記金属製治具の端面と略平行な面内における正三角形の
各頂点にそれぞれ位置するように3個配置されるテープ
カセットのハブ傾斜量測定装置を提供するものである。
ブ傾斜量測定装置において、上記渦電流式変位計が、上
記金属製治具の端面と略平行な面内における正三角形の
各頂点にそれぞれ位置するように3個配置されるテープ
カセットのハブ傾斜量測定装置を提供するものである。
【0007】また、本発明は、上記テープカセットのハ
ブ傾斜量測定装置において、テープ走行中、テープ走行
方向と直角な方向におけるテープの変動量を測定するテ
ープ変動量測定手段を更に具備するテープカセットのハ
ブ傾斜量測定装置を提供するものである。
ブ傾斜量測定装置において、テープ走行中、テープ走行
方向と直角な方向におけるテープの変動量を測定するテ
ープ変動量測定手段を更に具備するテープカセットのハ
ブ傾斜量測定装置を提供するものである。
【0008】本発明のテープカセットのハブ傾斜量測定
装置においては、上記駆動手段に装填されたテープカセ
ットを駆動させると共に該テープカセットのハブに金属
製治具を装着させ、上記駆動手段によってハブを回転さ
せた状態で上記金属製治具の端面に生じる渦電流を上記
渦電流式変位計によって測定し、該渦電流式変位計から
の信号を計算することによって上記ハブの傾斜量を測定
する。
装置においては、上記駆動手段に装填されたテープカセ
ットを駆動させると共に該テープカセットのハブに金属
製治具を装着させ、上記駆動手段によってハブを回転さ
せた状態で上記金属製治具の端面に生じる渦電流を上記
渦電流式変位計によって測定し、該渦電流式変位計から
の信号を計算することによって上記ハブの傾斜量を測定
する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明のテープカセットの
ハブ傾斜量測定装置(以下、「ハブ傾斜量測定装置」と
もいう)の好ましい一実施形態を、図面を参照して説明
する。ここで、図1は、本発明のハブ傾斜量装置の好ま
しい一実施形態を示す概略図であり、図2は、図1に示
すハブ傾斜量装置の要部を示す概略図であり、図3は、
渦電流式変位計の配置の状態を示す概略図であり、図4
は、テープ変動量測定手段の要部を示す概略図である。
ハブ傾斜量測定装置(以下、「ハブ傾斜量測定装置」と
もいう)の好ましい一実施形態を、図面を参照して説明
する。ここで、図1は、本発明のハブ傾斜量装置の好ま
しい一実施形態を示す概略図であり、図2は、図1に示
すハブ傾斜量装置の要部を示す概略図であり、図3は、
渦電流式変位計の配置の状態を示す概略図であり、図4
は、テープ変動量測定手段の要部を示す概略図である。
【0010】図1及び図2に示すハブ傾斜量測定装置1
は、テープカセット2の駆動手段3と、該テープカセッ
ト2のハブに装着可能で且つ該ハブへの装着時に該ハブ
の端面と平行となるような端面を有する金属製治具6
と、該金属製治具6の端面から所定間隔を置いて配置さ
れる渦電流式変位計4と、該渦電流式変位計4からの信
号を受け取り上記ハブの傾斜量を計算する演算手段5と
を具備している。
は、テープカセット2の駆動手段3と、該テープカセッ
ト2のハブに装着可能で且つ該ハブへの装着時に該ハブ
の端面と平行となるような端面を有する金属製治具6
と、該金属製治具6の端面から所定間隔を置いて配置さ
れる渦電流式変位計4と、該渦電流式変位計4からの信
号を受け取り上記ハブの傾斜量を計算する演算手段5と
を具備している。
【0011】本実施形態のハブ傾斜量測定装置について
更に詳述すると、測定対象である上記テープカセット2
としてはDATカセットが用いられ、該テープカセット
2は、駆動軸31及び巻出軸32を有する駆動手段3に
装填されている。装填時においては、上記駆動軸31及
び上記巻出軸32は、上記テープカセット2における巻
取側ハブ及び供給側ハブとそれぞれ嵌合している。上記
駆動軸31は、モータ等の駆動源(図示せず)に接続さ
れており、該駆動軸31の回転により上記巻取側ハブが
所定の速度で回転するようになされている。一方、上記
巻出軸32はフリーの状態になされており、上記駆動軸
31の回転により回転する上記巻取側の回転につれて上
記供給側ハブと共に回転するようになされている。ま
た、上記駆動手段3は、反転可能になされており、反転
時には、上記駆動軸31及び上記巻出軸32はそれぞれ
巻出軸及び駆動軸として動作するようになされている。
なお、上記駆動手段3は、市販のテープデッキを改造す
ることにより簡便に得ることができる。
更に詳述すると、測定対象である上記テープカセット2
としてはDATカセットが用いられ、該テープカセット
2は、駆動軸31及び巻出軸32を有する駆動手段3に
装填されている。装填時においては、上記駆動軸31及
び上記巻出軸32は、上記テープカセット2における巻
取側ハブ及び供給側ハブとそれぞれ嵌合している。上記
駆動軸31は、モータ等の駆動源(図示せず)に接続さ
れており、該駆動軸31の回転により上記巻取側ハブが
所定の速度で回転するようになされている。一方、上記
巻出軸32はフリーの状態になされており、上記駆動軸
31の回転により回転する上記巻取側の回転につれて上
記供給側ハブと共に回転するようになされている。ま
た、上記駆動手段3は、反転可能になされており、反転
時には、上記駆動軸31及び上記巻出軸32はそれぞれ
巻出軸及び駆動軸として動作するようになされている。
なお、上記駆動手段3は、市販のテープデッキを改造す
ることにより簡便に得ることができる。
【0012】上記駆動手段3に装填された上記テープカ
セット2には、図2に示すように上記巻取側ハブ21が
存する部分のカセットウインドウに所定の大きさの穴2
2があけられており、該穴22を介して上記金属製治具
6が上記巻取側ハブ21に装着されている。
セット2には、図2に示すように上記巻取側ハブ21が
存する部分のカセットウインドウに所定の大きさの穴2
2があけられており、該穴22を介して上記金属製治具
6が上記巻取側ハブ21に装着されている。
【0013】上記金属製治具6は、上記巻取側ハブ21
の径よりもやや大きな径を有する端面61を有してい
る。該端面61は、該金属製治具6の該巻取側ハブ21
への装着時に該巻取側ハブ21の端面と平行になるよう
になされている。該金属製治具6の材質としては、渦電
流を発生し得るものであれば特に制限無く用いることが
できるが、渦電流式変位計の感度直線性の点から鉄であ
ることが好ましく、一般的な耐久性も考慮するとステン
レスであることが更に好ましい。
の径よりもやや大きな径を有する端面61を有してい
る。該端面61は、該金属製治具6の該巻取側ハブ21
への装着時に該巻取側ハブ21の端面と平行になるよう
になされている。該金属製治具6の材質としては、渦電
流を発生し得るものであれば特に制限無く用いることが
できるが、渦電流式変位計の感度直線性の点から鉄であ
ることが好ましく、一般的な耐久性も考慮するとステン
レスであることが更に好ましい。
【0014】図2に示すように、上記金属製治具6の端
面61の近傍には、該端面61から所定間隔を置いて3
個の渦電流式変位計4A,4B,4Cが配置されてい
る。該渦電流式変位計は、内部にコイルを有するもので
あり、該コイルに高周波電流を流すことによって高周波
磁界が発生する。この高周波磁界内に測定対象である上
記金属製治具6の端面61があると、電磁誘導作用によ
り該端面61の表面に磁束の通過方向と直角方向に渦電
流が流れ、上記コイルのインピーダンスが変化する。こ
のインピーダンス信号は上記演算手段5に送られる。
面61の近傍には、該端面61から所定間隔を置いて3
個の渦電流式変位計4A,4B,4Cが配置されてい
る。該渦電流式変位計は、内部にコイルを有するもので
あり、該コイルに高周波電流を流すことによって高周波
磁界が発生する。この高周波磁界内に測定対象である上
記金属製治具6の端面61があると、電磁誘導作用によ
り該端面61の表面に磁束の通過方向と直角方向に渦電
流が流れ、上記コイルのインピーダンスが変化する。こ
のインピーダンス信号は上記演算手段5に送られる。
【0015】上記渦電流式変位計4A,4B,4Cの配
置位置に特に制限はないが、好ましくは図3に示すよう
に、上記金属製治具6の端面61に対してほぼ平行な面
内における正三角形の各頂点にそれぞれ位置するように
配置することが装置製作の容易性及び後々の演算の都合
上の点から好ましい。また、初期状態(即ち、測定を始
める前)における上記渦電流式変位計4A,4B,4C
と上記端面61との間の距離は、該渦電流式変位計によ
って生じる高周波磁界が該端面61に及ぶ程度の距離で
あればよいが、渦電流式変位計の測定感度を高める必要
性から200〜800μmであることが好ましい。な
お、上記渦電流式変位計4A,4B,4Cは、図1に示
すように、支持体7に取り付けられている。該支持体7
は、基部8に取り付けられた支柱9によって上下方向に
移動可能になされており、これによって上記渦電流式変
位計と上記金属製治具6の端面61との間の距離を調整
可能になしている。
置位置に特に制限はないが、好ましくは図3に示すよう
に、上記金属製治具6の端面61に対してほぼ平行な面
内における正三角形の各頂点にそれぞれ位置するように
配置することが装置製作の容易性及び後々の演算の都合
上の点から好ましい。また、初期状態(即ち、測定を始
める前)における上記渦電流式変位計4A,4B,4C
と上記端面61との間の距離は、該渦電流式変位計によ
って生じる高周波磁界が該端面61に及ぶ程度の距離で
あればよいが、渦電流式変位計の測定感度を高める必要
性から200〜800μmであることが好ましい。な
お、上記渦電流式変位計4A,4B,4Cは、図1に示
すように、支持体7に取り付けられている。該支持体7
は、基部8に取り付けられた支柱9によって上下方向に
移動可能になされており、これによって上記渦電流式変
位計と上記金属製治具6の端面61との間の距離を調整
可能になしている。
【0016】上記渦電流式変位計4からのインピーダン
ス信号は、図1に示すように、信号線41を介して上記
演算手段5へと送られるようになされている。該演算手
段は、上記インピーダンス信号を増幅する増幅器51
と、該増幅器51によって増幅された信号をディジタル
変換するD/A変換器52と、及び該D/A変換器52
より変換されたディジタル信号を処理して所定の手順に
より上記ハブの傾斜量を計算するコンピュータ53とを
具備している。この演算手段5により、テープカセット
におけるハブの傾斜量が計算され、計算結果はディスプ
レー(図示せず)に表示され、又は磁気ディスク等の記
憶手段に格納される。なお、上記演算手段5は、上記駆
動手段3の駆動を制御する駆動手段制御器54を更に具
備しており、テープカセットの駆動と渦電流式変位計で
の測定とが連動するようになっており、ハブの傾斜量の
測定を容易なものとしている。
ス信号は、図1に示すように、信号線41を介して上記
演算手段5へと送られるようになされている。該演算手
段は、上記インピーダンス信号を増幅する増幅器51
と、該増幅器51によって増幅された信号をディジタル
変換するD/A変換器52と、及び該D/A変換器52
より変換されたディジタル信号を処理して所定の手順に
より上記ハブの傾斜量を計算するコンピュータ53とを
具備している。この演算手段5により、テープカセット
におけるハブの傾斜量が計算され、計算結果はディスプ
レー(図示せず)に表示され、又は磁気ディスク等の記
憶手段に格納される。なお、上記演算手段5は、上記駆
動手段3の駆動を制御する駆動手段制御器54を更に具
備しており、テープカセットの駆動と渦電流式変位計で
の測定とが連動するようになっており、ハブの傾斜量の
測定を容易なものとしている。
【0017】図1に示すように、本発明のハブ傾斜量測
定装置1は、テープ走行中において、テープ走行方向と
直角な方向におけるテープの変動量を測定するテープ変
動量測定手段10を更に具備している。更に詳しくは、
図2に示すように、該テープ変動量測定手段10は、テ
ープカセットにおける前端部において露出しているテー
プの近傍に配置されている。かかるテープ変動量測定手
段10によって、ハブの傾斜量を測定することができる
のみならず、走行中のテープの変動量、即ち、テープの
巻き乱れを測定することができ、テープカセットの品質
管理やテープの走行性の解析が一層容易となる。
定装置1は、テープ走行中において、テープ走行方向と
直角な方向におけるテープの変動量を測定するテープ変
動量測定手段10を更に具備している。更に詳しくは、
図2に示すように、該テープ変動量測定手段10は、テ
ープカセットにおける前端部において露出しているテー
プの近傍に配置されている。かかるテープ変動量測定手
段10によって、ハブの傾斜量を測定することができる
のみならず、走行中のテープの変動量、即ち、テープの
巻き乱れを測定することができ、テープカセットの品質
管理やテープの走行性の解析が一層容易となる。
【0018】上記テープ変動量測定手段10について図
4に基づき更に説明すると、該テープ変動量測定手段1
0は光学式センサーとなっている。即ち、該テープ変動
量測定手段10は、発光ダイオード等の光源を有する発
光部101と、フォトダイオード等の受光素子を有する
受光部102とを具備しており、該発光部101と該受
光部102との間をテープ23が走行するようになされ
ている。そして、該発光部101と該受光部102との
間をテープ23が走行する際に該テープ23の変動(図
4中、矢印で示す)が起こると、上記受光部102にお
ける上記発光部101からの受光量が変化し、その変化
の程度から、テープ走行方向と直角な方向におけるテー
プ23の変動量を測定することができる。
4に基づき更に説明すると、該テープ変動量測定手段1
0は光学式センサーとなっている。即ち、該テープ変動
量測定手段10は、発光ダイオード等の光源を有する発
光部101と、フォトダイオード等の受光素子を有する
受光部102とを具備しており、該発光部101と該受
光部102との間をテープ23が走行するようになされ
ている。そして、該発光部101と該受光部102との
間をテープ23が走行する際に該テープ23の変動(図
4中、矢印で示す)が起こると、上記受光部102にお
ける上記発光部101からの受光量が変化し、その変化
の程度から、テープ走行方向と直角な方向におけるテー
プ23の変動量を測定することができる。
【0019】上記テープ変動量測定手段10からの信号
は、図1に示すように、信号線103を介して、上記演
算手段5へと送られるようになされている。該演算手段
5に送られた信号は、上記渦電流式変位計4からのイン
ピーダンス信号と同様の処理を受け、所定の手順により
テープの変動量が計算されるようになされている。な
お、上記演算手段5における上記増幅器51及び上記D
/A変換器52等はマルチチャンネル型であり、上記信
号線103からの信号と、上記信号線41からの信号と
を別個独立に処理し得るようになされている。
は、図1に示すように、信号線103を介して、上記演
算手段5へと送られるようになされている。該演算手段
5に送られた信号は、上記渦電流式変位計4からのイン
ピーダンス信号と同様の処理を受け、所定の手順により
テープの変動量が計算されるようになされている。な
お、上記演算手段5における上記増幅器51及び上記D
/A変換器52等はマルチチャンネル型であり、上記信
号線103からの信号と、上記信号線41からの信号と
を別個独立に処理し得るようになされている。
【0020】次に、本発明のハブ傾斜量装置の上記演算
部における演算によってハブの傾斜量を測定する手順を
図5及び図6を参照して説明する。ここで、図5は、上
記演算部における演算によってハブの傾斜量を測定する
手順を示すフローチャートであり、図6は、演算の際の
ベクトル関係を示す座標系である。
部における演算によってハブの傾斜量を測定する手順を
図5及び図6を参照して説明する。ここで、図5は、上
記演算部における演算によってハブの傾斜量を測定する
手順を示すフローチャートであり、図6は、演算の際の
ベクトル関係を示す座標系である。
【0021】まず、図5の(I)に示すように、3個の
上記渦電流式変位計の先端部を通る平面の座標軸として
x及びy軸を採用し、このx−y平面に直角な軸として
z軸を採用した座標系(x,y,z)を考える。ここ
で、x軸をテープのテンションのかかる方向とし、y軸
をテープのテンションのかかる方向と直角な方向とす
る。
上記渦電流式変位計の先端部を通る平面の座標軸として
x及びy軸を採用し、このx−y平面に直角な軸として
z軸を採用した座標系(x,y,z)を考える。ここ
で、x軸をテープのテンションのかかる方向とし、y軸
をテープのテンションのかかる方向と直角な方向とす
る。
【0022】次に、上記駆動手段によりテープの走行を
開始し、図5の(II)に示すように、3個の上記渦電流
式変位計と、上記金属製の治具の端面との間の距離を測
定する。この際、上記渦電流式変位計の出力を予め較正
しておき、距離に変換する。また、これと同時に、上記
テープ変動量測定手段により、テープ走行方向と直角な
方向におけるテープの変動量を測定する。
開始し、図5の(II)に示すように、3個の上記渦電流
式変位計と、上記金属製の治具の端面との間の距離を測
定する。この際、上記渦電流式変位計の出力を予め較正
しておき、距離に変換する。また、これと同時に、上記
テープ変動量測定手段により、テープ走行方向と直角な
方向におけるテープの変動量を測定する。
【0023】各渦電流式変位計の直下における上記金属
製の治具の端面上の点をそれぞれ点A、B、Cとする
と、各渦電流式変位計で得られる点A、B、Cの座標は
それぞれA(xA ,yA ,zA )、B(xB ,yB ,z
B )、C(xC ,yC ,zC )となる。ここで、xA ,
xB ,xC ,yA ,yB ,yC は各渦電流式変位計の位
置により決まり、zA ,zB ,zC が独立パラメータと
なる。そして、点A、B、Cを通る平面Pの方程式は下
記式(1)で表される。
製の治具の端面上の点をそれぞれ点A、B、Cとする
と、各渦電流式変位計で得られる点A、B、Cの座標は
それぞれA(xA ,yA ,zA )、B(xB ,yB ,z
B )、C(xC ,yC ,zC )となる。ここで、xA ,
xB ,xC ,yA ,yB ,yC は各渦電流式変位計の位
置により決まり、zA ,zB ,zC が独立パラメータと
なる。そして、点A、B、Cを通る平面Pの方程式は下
記式(1)で表される。
【0024】
【数1】
【0025】ここで、それぞれの項の係数をそれぞれ
α、β、γとすると、これらは下記式(2)で表され
る。
α、β、γとすると、これらは下記式(2)で表され
る。
【0026】
【数2】
【0027】これにより、点A、B、Cを通る平面Pの
方程式である下記式(3)が算出される。
方程式である下記式(3)が算出される。
【0028】
【数3】
【0029】ハブの傾斜量、即ち、平面Pの傾斜量は図
5の(IV)示すように、平面Pの法線ベクトルによって
表される。この法線ベクトルは、下記式(4)で表され
るものである。
5の(IV)示すように、平面Pの法線ベクトルによって
表される。この法線ベクトルは、下記式(4)で表され
るものである。
【0030】
【数4】
【0031】ハブの傾斜量を簡便のために、図6に示す
ようにx方向及びy方向に分解し、それぞれの方向にお
けるハブの傾斜角をそれぞれθX 、θY とすれば、図5
の(V)に示すように、これらは下記式(5)で表され
る。
ようにx方向及びy方向に分解し、それぞれの方向にお
けるハブの傾斜角をそれぞれθX 、θY とすれば、図5
の(V)に示すように、これらは下記式(5)で表され
る。
【0032】
【数5】
【0033】このようにして、本発明のハブ傾斜量測定
装置を用いることにより、xz平面およびyz平面内で
のハブの傾斜角を求めることができる。また、その結果
得られるハブの傾斜角は、約0.05°の分解能で求め
られるのでハブの極めて小さな傾斜でも検出することが
できる。
装置を用いることにより、xz平面およびyz平面内で
のハブの傾斜角を求めることができる。また、その結果
得られるハブの傾斜角は、約0.05°の分解能で求め
られるのでハブの極めて小さな傾斜でも検出することが
できる。
【0034】また、本発明のハブ傾斜量測定装置によれ
ば、上記傾斜角に加えて、z軸方向におけるハブの変位
も求めることができる。このためには、例えば3点A,
B,Cの変位を知りたいときには、それぞれの位置に対
応する渦電流式変位計の高さの値を読めば良く、ハブセ
ンタでの上下変動を知りたいときには、3点A,B,C
の高さの算術平均をとれば良い。またハブ上の任意の位
置(x,y)における変位zも上記式(3)により算出
することが可能である。
ば、上記傾斜角に加えて、z軸方向におけるハブの変位
も求めることができる。このためには、例えば3点A,
B,Cの変位を知りたいときには、それぞれの位置に対
応する渦電流式変位計の高さの値を読めば良く、ハブセ
ンタでの上下変動を知りたいときには、3点A,B,C
の高さの算術平均をとれば良い。またハブ上の任意の位
置(x,y)における変位zも上記式(3)により算出
することが可能である。
【0035】更に、本発明のハブ傾斜量測定装置によれ
ば、上記テープ変動量測定手段によってテープの変動量
を測定することができる。かかるテープの変動量は以下
のようにして求めることができる。即ち、上記テープ変
動量測定手段における上記発光部に対する上記受光部に
おける受光量と、テープの変動量との関係についての較
正曲線を予め作成しておき、この較正曲線を用いて、測
定された受光量からテープの変動量を算出する。
ば、上記テープ変動量測定手段によってテープの変動量
を測定することができる。かかるテープの変動量は以下
のようにして求めることができる。即ち、上記テープ変
動量測定手段における上記発光部に対する上記受光部に
おける受光量と、テープの変動量との関係についての較
正曲線を予め作成しておき、この較正曲線を用いて、測
定された受光量からテープの変動量を算出する。
【0036】以上、本発明のハブ傾斜量測定装置をその
好ましい実施形態に基づいて説明したが、本発明のハブ
傾斜量測定装置はかかる実施形態に制限されるものでは
なく、種々の変更形態が可能である。例えば、上記実施
形態においては、3個の渦電流式変位計を用いたが、こ
れに代えて、2個の渦電流式変位計を用いてもよい。但
し、この場合にはxz平面内でのハブの傾斜角及びz軸
方向のハブの変位量のみが測定可能である。また、4個
又はそれ以上の渦電流式変位計を用いてもよい。更に、
上記実施形態においては、巻取側ハブの傾斜量を測定し
たが、これに代えて、供給側ハブの傾斜量を測定しても
よく、或いは巻取側ハブ及び供給側ハブ双方の傾斜量を
測定してもよい。また、本発明のハブ傾斜量測定装置を
用いた測定対象は、ハブの径の小さなDATカセットに
限られず、他のテープカセット、例えば8ミリビデオテ
ープカセットやハブの径の大きなVHSビデオテープカ
セット等にも同様に適用することができる。
好ましい実施形態に基づいて説明したが、本発明のハブ
傾斜量測定装置はかかる実施形態に制限されるものでは
なく、種々の変更形態が可能である。例えば、上記実施
形態においては、3個の渦電流式変位計を用いたが、こ
れに代えて、2個の渦電流式変位計を用いてもよい。但
し、この場合にはxz平面内でのハブの傾斜角及びz軸
方向のハブの変位量のみが測定可能である。また、4個
又はそれ以上の渦電流式変位計を用いてもよい。更に、
上記実施形態においては、巻取側ハブの傾斜量を測定し
たが、これに代えて、供給側ハブの傾斜量を測定しても
よく、或いは巻取側ハブ及び供給側ハブ双方の傾斜量を
測定してもよい。また、本発明のハブ傾斜量測定装置を
用いた測定対象は、ハブの径の小さなDATカセットに
限られず、他のテープカセット、例えば8ミリビデオテ
ープカセットやハブの径の大きなVHSビデオテープカ
セット等にも同様に適用することができる。
【0037】
【発明の効果】以上、本発明のハブ傾斜量測定装置によ
れば、ハブの回転時における傾斜量をリアルタイムで測
定することができ、テープカセットの品質管理やテープ
の走行性解析の際に極めて有用なものとなる。
れば、ハブの回転時における傾斜量をリアルタイムで測
定することができ、テープカセットの品質管理やテープ
の走行性解析の際に極めて有用なものとなる。
【0038】特に、上記渦電流式変位計を3個用いるこ
とにより、xz平面及びyz平面内でのハブの傾斜角を
測定することができると共に、z軸方向におけるハブの
変位を測定することができる。
とにより、xz平面及びyz平面内でのハブの傾斜角を
測定することができると共に、z軸方向におけるハブの
変位を測定することができる。
【0039】また、テープ変動量測定手段を更に用いる
ことにより、テープ走行中において、テープ走行方向と
直角な方向におけるテープの変動量を測定することもで
きる。
ことにより、テープ走行中において、テープ走行方向と
直角な方向におけるテープの変動量を測定することもで
きる。
【図1】本発明のテープカセットのハブ傾斜量装置の好
ましい一実施形態を示す概略図である。
ましい一実施形態を示す概略図である。
【図2】図1に示すハブ傾斜量装置の要部を示す概略図
である。
である。
【図3】渦電流式変位計の配置の状態を示す概略図であ
る。
る。
【図4】テープ変動量測定手段の要部を示す概略図であ
る。
る。
【図5】上記演算部における演算によってハブの傾斜量
を測定する手順を示すフローチャートである。
を測定する手順を示すフローチャートである。
【図6】演算の際のベクトル関係を示す座標系である。
1 テープカセットのハブ傾斜量測定装置 2 テープカセット 3 駆動手段 4 渦電流式変位計 5 演算手段 6 金属製治具 7 支持体 8 基部 9 支柱 10 テープ変動量測定手段 21 巻取側ハブ 22 穴 31 駆動軸 32 巻出軸 41 信号線 51 増幅器 52 D/A変換器 53 コンピュータ 54 駆動手段制御器 61 端面 101 発光部 102 受光部 103 信号線
Claims (3)
- 【請求項1】 テープカセットの駆動手段と、該テープ
カセットのハブに装着可能で且つ該ハブへの装着時に該
ハブの端面と平行となるような端面を有する金属製治具
と、該金属製治具の端面から所定間隔を置いて配置され
る渦電流式変位計と、該渦電流式変位計からの信号を受
け取り上記ハブの傾斜量を計算する演算手段とを具備す
ることを特徴とするテープカセットのハブ傾斜量測定装
置。 - 【請求項2】 上記渦電流式変位計が、上記金属製治具
の端面と略平行な面内における正三角形の各頂点にそれ
ぞれ位置するように3個配置される、請求項1記載のテ
ープカセットのハブ傾斜量測定装置。 - 【請求項3】 テープ走行中において、テープ走行方向
と直角な方向におけるテープの変動量を測定するテープ
変動量測定手段を更に具備する、請求項1又は2記載の
テープカセットのハブ傾斜量測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29142595A JPH09134579A (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | テープカセットのハブ傾斜量測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29142595A JPH09134579A (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | テープカセットのハブ傾斜量測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09134579A true JPH09134579A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=17768718
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29142595A Pending JPH09134579A (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | テープカセットのハブ傾斜量測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09134579A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009120389A (ja) * | 2007-11-19 | 2009-06-04 | Kanto Auto Works Ltd | クレーン吊り上げ治具およびこれを用いた吊荷の吊上げ方法 |
-
1995
- 1995-11-09 JP JP29142595A patent/JPH09134579A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009120389A (ja) * | 2007-11-19 | 2009-06-04 | Kanto Auto Works Ltd | クレーン吊り上げ治具およびこれを用いた吊荷の吊上げ方法 |
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