JPH09136320A - ワイヤ式切断方法及びその装置 - Google Patents

ワイヤ式切断方法及びその装置

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JPH09136320A
JPH09136320A JP29862395A JP29862395A JPH09136320A JP H09136320 A JPH09136320 A JP H09136320A JP 29862395 A JP29862395 A JP 29862395A JP 29862395 A JP29862395 A JP 29862395A JP H09136320 A JPH09136320 A JP H09136320A
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JP
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wire
workpiece
pressing
grooved roller
traveling
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JP29862395A
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English (en)
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Shoji Masuyama
尚司 増山
Takatoshi Maruyama
孝利 丸山
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Hitachi Cable Ltd
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Hitachi Cable Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28DWORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
    • B28D5/00Fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material; apparatus or devices therefor
    • B28D5/0058Accessories specially adapted for use with machines for fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material
    • B28D5/007Use, recovery or regeneration of abrasive mediums

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被切断加工物の加工精度(反り、ソーマー
ク)を向上できるワイヤ式切断方法及びその装置を提供
する。 【解決手段】 ワイヤ13に被切断加工物14を押し付
け、そのワイヤ13を往復走行させながら、砥液をワイ
ヤ13の押付部分に供給して切断加工するワイヤ式切断
方法及びその装置11において、上記押付部分をワイヤ
走行方向に挟んで両側で、かつワイヤ13を挟んで上下
に、上記ワイヤ13と平行に噴射ノズル16を設ける。
ワイヤ13の走行方向上流側から噴射された砥液はワイ
ヤ13と平行に押付部分に供給される。従って、ワイヤ
に砥液(砥粒)が搬送されて押付部分全体に亘って供給
され、被切断加工物14が切削されるので、切断加工精
度を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は被切断加工物、例え
ば半導体材料、磁性材料、セラミック等の脆性材料をワ
イヤと砥液とにより切断加工するワイヤ式切断方法及び
その装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体材料、磁性材料、セラミ
ック等の脆性材料を切断する装置としては、ワイヤ式切
断装置が知られている。
【0003】図4、図5及び図6は、従来のワイヤ式切
断装置を示す概略図である。
【0004】図4に示すように、ワイヤ式切断装置は、
それぞれ所定の間隔を隔てて略三角形のコーナー部に配
列した3本の溝付ローラー1と、これら溝付ローラー1
に巻回され、これら溝付ローラー1の回転駆動により走
行するワイヤ2と、走行するワイヤ2に脆性材料たる被
切断加工物3を押し付けるための押付手段4と、この押
付手段4によりワイヤ2に被切断加工物3が押し付けら
れる押付部分5に砥液を噴射して供給するための噴射ノ
ズル6とから主に構成されている。
【0005】特に、従来装置にあっては、砥液を噴射す
るノズル6は、押付手段4の反対側となる走行するワイ
ヤ2の上方にあって、被切断加工物3の上方に所定の高
さ位置に配置されている。
【0006】また、従来の噴射ノズル6は、溝付ローラ
ー1に巻回されたワイヤ2に囲まれた内部にあって、押
付手段4によって押し上げられてくる被切断加工物3の
上方にかつその被切断加工物3の長手方向に沿って複数
列配列された砥液管7に下向きに臨んで切り開かれたス
リットあるいは多数の噴出孔によって構成されている。
【0007】即ち、噴射ノズル6は、走行するワイヤ2
の上方からこのワイヤ2に押し付けられる被切断加工物
3の押付部分5に臨んで設けられていた。
【0008】また、砥液管7には砥液を供給するための
砥液供給ライン8が接続されており、この砥液供給ライ
ン8には砥液タンク9及びポンプ10が設けられてい
る。
【0009】そこで、このワイヤ式切断装置によって被
切断加工物3を切断するに際しては、溝付ローラー1が
図示されない駆動モーターによって回転駆動されること
によりワイヤ2が走行する。このように走行されたワイ
ヤ2に押付手段4により被切断加工物3をワイヤ方向に
上昇移動させて押し付けると同時にあるいは先行させて
砥液噴射ノズル6から砥液を噴射する。噴射ノズル6か
ら噴射された砥液は走行するワイヤ2に押し付けられた
被切断加工物3の押付部分5に降り注がれ、被切断加工
物3はワイヤ2の走行に従うと共に押付手段4による被
切断加工物3の上昇に従って切断加工されることにな
る。
【0010】また、図6に示した従来例は実開平5−4
4449号として開示されたものであり、砥液ノズル6
がワイヤ2の下方に位置されて設けられ、かつノズル部
が、被切断加工物3の押し付けられるワイヤ2の上流側
の下部に臨んで設けられ、砥液をワイヤ2下部に噴射さ
せて供給するように構成されている。
【0011】このようにノズル6を構成することによ
り、ワイヤ2に対して下から砥液を供給することがで
き、砥粒がワイヤ2下部に十分付着し、切断効率が高ま
るとされている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4及
び図5に示した従来例の装置にあっては、ワイヤ2の上
方に位置された噴射ノズル6から、走行するワイヤ2に
押し付けられた被切断加工物3の押付部5に砥液を降り
注いで供給することになるので、特に、加工断面積が大
きい場合には砥粒がワイヤ2の下面部に付着し難く、ワ
イヤ2の下部が、砥粒の付着ムラが生じるためワイヤ2
と被切断加工物3の摺動部に均一かつ十分な砥液の供給
が行われず、被切断加工物3の切断加工精度が悪く、切
断効率の低下を招く。
【0013】一方、図6に示した従来装置にあっては、
ワイヤ2の下面部に砥液を付着させるべく砥液を供給す
ることができるが、被切断加工物3の切断ストロークが
大きい場合にはワイヤ2の走行方向上流側で砥粒供給が
十分達成されるがその下流側に至る部分にあっては十分
砥粒の供給が成し得ず、先の従来例同様に切断加工精度
が悪い問題があった。
【0014】そこで本発明は、従来の問題を解決するた
めに、砥液(砥粒)を均一かつ十分に供給することがで
き、切断加工精度の向上を図ることができるワイヤ式切
断方法及びその装置を提案することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1の発明は、複数本の溝付ローラーに巻回された
ワイヤを一方向または往復方向に走行させ、被切断加工
物を、上記ワイヤに押し付けながら、そのワイヤと被切
断加工物との押付部分に砥液を供給して切断するワイヤ
式切断方法において、上記押付部分に上記ワイヤの走行
方向上流側で、かつ上記ワイヤを挟んで上下方向から、
上記ワイヤと平行に砥液を噴射するワイヤ式切断方法で
ある。
【0016】請求項2の発明は、所定の間隔を隔てて配
列された溝付ローラーと、これら溝付ローラーに巻回さ
れ、該溝付ローラーの回転駆動により一方向に走行する
ワイヤと、該走行するワイヤに被切断加工物を押し付け
るための押付手段と、該押付手段により上記ワイヤに被
切断加工物が押し付けられる押付部分に上記ワイヤの走
行方向上流側の上下方向からそれぞれ臨んで砥液を噴射
する噴射ノズルとを備えたワイヤ式切断装置である。
【0017】請求項3の発明は、所定の間隔を隔てて配
列された溝付ローラーと、これら溝付ローラーに巻回さ
れ、該溝付ローラーの回転駆動により走行するワイヤ
と、該溝付ローラーを正逆回転駆動させて上記ワイヤ
を、往復方向に走行させあるいは一方向のみに走行させ
る溝付ローラー駆動手段と、該走行するワイヤに被切断
加工物を押し付けるための押付手段と、該押付手段によ
り上記ワイヤに被切断加工物が押し付けられる押付部分
に、該被切断加工物を挟んで上記ワイヤの上下方向から
それぞれ互いに向い合わせて設けられ、砥液を噴射する
対の噴射ノズルとを備えたワイヤ式切断装置である。
【0018】請求項4の発明は、上記溝付ローラー駆動
手段により一方向のみに上記ワイヤが走行されたとき
に、上記対の噴射ノズルのうちワイヤの走行方向上流側
に位置される噴射ノズルより砥液を上記押付部分に噴射
する制御回路を備えたワイヤ式切断装置である。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明のワイヤ式切断装置
の好適実施の形態を示す概略斜視図であり、図2は噴射
ノズル部の拡大概略図である。
【0020】図示するように、本発明のワイヤ式切断装
置11はそれぞれ所定の間隔を隔てて略三角形のコーナ
ー部に配列された3本の溝付ローラー12と、溝付ロー
ラー12に巻回され、溝付ローラー12の回転駆動によ
り走行するワイヤ13と、走行するワイヤ13に被切断
加工物14を押し付けるための押付手段15と、この押
付手段15によりワイヤ12に被切断加工物14が押し
付けられる押付部に、ワイヤ13の走行方向上流側の上
下方向からそれぞれ臨んで砥液を噴射する噴射ノズル1
6とを主に備えて構成されている。
【0021】3本の溝付ローラー12は所定の間隔を隔
てて配列され、図示されない支持部材で回転自在に支持
されている。これら溝付ローラー12の回転軸17には
それぞれ溝付ローラー12が同期して回転駆動されるた
めに駆動ベルトがプーリー等を介して掛け渡されてい
る。また、一つの溝付ローラー12の回転軸17には溝
付ローラー駆動手段18が取り付けられている。この溝
付ローラー駆動手段18は回転駆動モーターと、溝付ロ
ーラー12を正逆回転させるための変速器19とから主
に構成されている。
【0022】これら溝付ローラー12には溝付ローラー
12の回転駆動により走行するワイヤ13が巻回されて
いる。ワイヤ13は溝付ローラー12の軸方向に沿って
所定の間隔を隔てて多数巻回されており、被切断加工物
14を同時に複数片に切断加工し得るように構成されて
いる。
【0023】ワイヤ13の下方には、被切断加工物14
を載置させて、走行するワイヤ13に順次押し付けるた
めの押付手段15が設けられている。この押付手段15
は昇降自在に形成された押付台によって構成されてお
り、その上部には被切断加工物14を載置するための載
置台20が一体的に取り付けられている。また、押付台
には、図示されないシリンダー等の昇降手段が取り付け
られている。
【0024】砥液を噴射するための噴射ノズル16は、
図1及び図2に示すように、ワイヤ13の走行方向上流
側にあって、そのワイヤ13の上下方向からそれぞれ被
切断加工物14が押付けられる押付部分に臨んで設けら
れている。即ち、噴射ノズル16は走行するワイヤ13
の上方と下方とにそれぞれ設けられ、かつ走行するワイ
ヤ13を挟んで平行に設けられた上下2つが対となるノ
ズルから構成されている。
【0025】これら2つの噴射ノズル16の先端部乃至
噴射孔が、走行するワイヤ13の上面と下面とにそれぞ
れ臨んでこれら噴射ノズル16から噴射される砥液がワ
イヤ13上で結ぶように構成されていると共に、ノズル
16の基端部は、砥液供給ライン21に結ばれたヘッダ
22に接続されている。また、噴射ノズル16は、それ
ぞれヘッダ22に接続され、ワイヤ13に沿って所定の
長さ平行に延出された部分16aを有すると共に、この
平行部分16aによりワイヤ13に臨むべく傾斜された
部分16bとを有し、傾斜された部分16bの先端部が
実質的に砥液を噴射する噴射孔を形成している。
【0026】ヘッダ22に接続される砥液供給ライン2
1の上流側には、砥液タンク23に接続されると共にこ
の砥液タンク23からの砥液をライン21に圧送するた
めのポンプ24が介設されている。
【0027】図1及び図2には被切断加工物14を挟ん
で、走行するワイヤ13の上流側に噴射ノズル16が配
列されている他、その反対側となる、ワイヤ13の走行
方向下流側で、ワイヤ13の上下位置からそれぞれ被切
断加工物14の押付部に臨んで噴射ノズル16が設けら
れている。
【0028】即ち、ワイヤ13を挟んで上下に設けられ
た噴射ノズル16は、被切断加工物14を挟んで互いに
向い合うように設けられており、変速器19によって溝
付ローラー12が正回転あるいはその反対方向に回転さ
れてワイヤ13を順方向と逆方向に走行させて被切断加
工物14を加工する際に、常時ワイヤ13の走行方向上
流側から砥液を噴射するように構成されている。
【0029】従って、砥液供給ライン21は図1に示す
ように、その上流側で分岐されて、それぞれ左右に位置
される噴射ノズル16に砥液を供給するように構成され
ている。
【0030】また、砥液供給ライン21の分岐部には切
換弁25がそれぞれ設けられ、これら切換弁25には変
速器19によって溝付ローラー12の回転方向が変わっ
た時にワイヤ13の走行方向上流側に位置される噴射ノ
ズル16のみ砥液を噴射させる制御回路26が接続され
ている。
【0031】次に、上述した装置例に基づいて本発明の
方法及び作用について述べる。
【0032】半導体材料、磁性材料等の脆性材料を切断
加工する場合には、溝付ローラー12を一方向のみに回
転させてワイヤ13を矢印方向Aに走行させて切断加工
する方法と、溝付ローラー12を正逆回転させてワイヤ
13を矢印方向Aと矢印方向Bに交互に往復走行させて
切断加工する方法とがある。
【0033】先ず、ワイヤ13を一方向のみに走行させ
て被切断加工物14を加工する場合には、被切断加工物
14を押付手段15を構成する押付台の載置部20に載
置させると共に、溝付ローラー駆動手段18により、変
速器19を介して溝付ローラー12を一方向に回転させ
てワイヤ13を矢印方向Aに走行させて、押付手段15
により被切断加工物14を、一方向に走行するワイヤ1
3に押し付けるべく近接させると同時に砥液供給ライン
21から砥液を噴射ノズル16に供給することで、走行
するワイヤ13に順次押し付けられる被切断加工物14
の押付部に砥液が噴射されて供給される。
【0034】特に、本発明にあっては、ワイヤ13の上
方に位置される噴射ノズル16から噴射供給される砥液
は、走行するワイヤ13の上流側上方から平行に被切断
加工物14の押付部に供給され、切断代に入り込み、被
切断加工物14の中心部に砥液の供給が容易に成し得
る。
【0035】一方、ワイヤ13の下方に位置される噴射
ノズル16から供給される砥液は走行するワイヤ13に
平行に供給され、ワイヤ13と被切断加工物14との間
に沿って連続的に砥粒の供給が成し得る。
【0036】従って、噴射ノズル16から供給される砥
液中に含まれる砥粒が走行するワイヤ13に搬送され、
被切断加工物14に摺動する部分、即ち押付部全体に亘
って均一かつ十分に供給されることになり、切断加工精
度(反り、ソーマーク)の向上が図れる。
【0037】ワイヤ13を一方向のみに走行させて被切
断加工物14を切断加工する場合には、図3に示すよう
にワイヤ13の走行方向上流側のみに噴射ノズル16を
設けた装置で十分達成できることになる。
【0038】次に、溝付ローラー12を正逆回転させて
ワイヤ13を矢印方向Aと矢印方向Bに所定の時間を隔
てて交互に往復走行させて切断加工する場合には、溝付
ローラー12を所定の時間、順方向たる矢印方向Aに走
行させた後、変速器19により溝付ローラー12の回転
方向を逆方向に切り換えてワイヤ13を逆方向、即ち矢
印方向Bに走行させる。これと同時に、押付手段15に
より被切断加工物14を往復走行するワイヤ13に押し
付けることにより、被切断加工物14が切断されること
になる。この時、制御回路26により、ワイヤ13の走
行方向上流側に位置される噴射ノズル16のみから砥液
を押付部に供給すべく一方の切換弁25を切り換えて開
放する。
【0039】また、ワイヤ13が逆方向、即ち矢印方向
Bに走行された時には、変速器19に同期されて制御回
路26が作動され、他方の切換弁25が開放され、その
上流側に設けられた噴射ノズル16から砥液が噴射さ
れ、押付部に供給されることになる。
【0040】溝付ローラー12の回転方向が変わって正
逆方向にワイヤ13が走行しても、走行するワイヤ13
の上流側に位置される噴射ノズル16から被切断加工物
14の押付部乃至摺動部に砥液が供給されることにな
る。また、前記実施の形態と同様に、走行するワイヤ1
3の上方に位置される噴射ノズル16から噴射供給され
る砥液は、走行するワイヤ13の上流側上方から平行に
被切断加工物14の押付部に供給され、切断代に入り込
み、被切断加工物14の中心部に砥液の供給が容易に成
し得る。
【0041】一方、ワイヤ13の下方に位置される噴射
ノズル16から供給される砥液は走行するワイヤ13に
平行に供給され、ワイヤ13と被切断加工物14との間
に沿って連続的に砥粒の供給が成し得る。
【0042】従って、噴射ノズル16から供給される砥
液中に含まれる砥粒が走行して被切断加工物14に摺動
する部分、即ち押付部全体に亘って砥液が均一かつ十分
に供給されることになり、切断加工精度(反り、ソーマ
ーク)の向上が図れる。
【0043】(実施例)本発明のワイヤ式切断方法と図
4及び図5に示した従来方法とを用いて、それぞれの方
法で脆性材料を切断して、具体的に比較した。
【0044】使用材料にはGaAs結晶(直径約76m
m)を用い、精度検査は、切断されたGaAs結晶の反
りとソーマーク(Rmax )について行った。
【0045】表1にその検査結果を示す。
【0046】
【表1】
【0047】本発明の方法と従来の方法とを比較する
と、反りについては従来比で約50%低減でき、ソーマ
ーク(Rmax )についても従来比で約60%低減できる
ことが確認された。
【0048】尚、本実施の形態において特にワイヤ13
を正逆方向に往復走行させて被切断加工物14を切断加
工する際に、被切断加工物14を挟んで互いに向い合わ
せて設けられた噴射ノズル16を連続的に開放して砥液
をワイヤ13と被切断加工物14との押付部乃至摺動部
にワイヤ13の走行方向上流側と下流側との双方から供
給しても良い。
【0049】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、ワイヤと
被切断加工物との押付部乃至摺動部全体に亘って均一か
つ十分に砥液(砥粒)を供給でき、被切断加工物の切断
加工精度(反り、ソーマーク)の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワイヤ式切断装置の好適実施の形態を
示す概略斜視図である。
【図2】図1の噴射ノズル部の拡大概略図である。
【図3】本発明のワイヤ式切断装置であり、ワイヤを一
方向に走行させて被切断加工物を切断するための装置例
を示す概略図である。
【図4】従来のワイヤ式切断装置を示す概略図である。
【図5】図4の部分拡大概略斜視図である。
【図6】従来の別のワイヤ式切断装置を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
11 ワイヤ式切断装置 12 溝付ローラー 13 ワイヤ 14 被切断加工物 15 押付手段 16 噴射ノズル 18 溝付ローラー駆動手段 26 制御回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の溝付ローラーに巻回されたワイ
    ヤを一方向または往復方向に走行させ、被切断加工物
    を、上記ワイヤに押し付けながら、そのワイヤと被切断
    加工物との押付部分に砥液を供給して切断するワイヤ式
    切断方法において、上記押付部分に上記ワイヤの走行方
    向上流側で、かつ上記ワイヤを挟んで上下方向から、上
    記ワイヤと平行に砥液を噴射することを特徴とするワイ
    ヤ式切断方法。
  2. 【請求項2】 所定の間隔を隔てて配列された溝付ロー
    ラーと、これら溝付ローラーに巻回され、該溝付ローラ
    ーの回転駆動により一方向に走行するワイヤと、該走行
    するワイヤに被切断加工物を押し付けるための押付手段
    と、該押付手段により上記ワイヤに被切断加工物が押し
    付けられる押付部分に上記ワイヤの走行方向上流側の上
    下方向からそれぞれ臨んで砥液を噴射する噴射ノズルと
    を備えたことを特徴とするワイヤ式切断装置。
  3. 【請求項3】 所定の間隔を隔てて配列された溝付ロー
    ラーと、これら溝付ローラーに巻回され、該溝付ローラ
    ーの回転駆動により走行するワイヤと、該溝付ローラー
    を正逆回転駆動させて上記ワイヤを、往復方向に走行さ
    せあるいは一方向のみに走行させる溝付ローラー駆動手
    段と、該走行するワイヤに被切断加工物を押し付けるた
    めの押付手段と、該押付手段により上記ワイヤに被切断
    加工物が押し付けられる押付部分に、該被切断加工物を
    挟んで上記ワイヤの上下方向からそれぞれ互いに向い合
    わせて設けられ、砥液を噴射する対の噴射ノズルとを備
    えたことを特徴とするワイヤ式切断装置。
  4. 【請求項4】 上記溝付ローラー駆動手段により一方向
    のみに上記ワイヤが走行されたときに、上記対の噴射ノ
    ズルのうちワイヤの走行方向上流側に位置される噴射ノ
    ズルより砥液を上記押付部分に噴射する制御回路を備え
    た請求項3に記載されたワイヤ式切断装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009053004A1 (de) * 2007-10-19 2009-04-30 Meyer Burger Technology Ag Drahtsägen mit thixotropen läppsuspensionen
CN103286399A (zh) * 2012-02-29 2013-09-11 小松Ntc株式会社 线切割机及线切割机用槽道装置
JP2015091613A (ja) * 2013-09-30 2015-05-14 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 ワイヤ放電加工装置、ワイヤ放電加工方法

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