JPH09136706A - 物品棚のピッキング表示装置 - Google Patents

物品棚のピッキング表示装置

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JPH09136706A
JPH09136706A JP31854395A JP31854395A JPH09136706A JP H09136706 A JPH09136706 A JP H09136706A JP 31854395 A JP31854395 A JP 31854395A JP 31854395 A JP31854395 A JP 31854395A JP H09136706 A JPH09136706 A JP H09136706A
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JP31854395A
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Toohei Tajima
遠平 田嶋
Yoshio Kobayashi
吉雄 小林
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Nippon Filing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペーパーレスピッキングによる高い作業効率
を維持しつつ棚小間を特定する表示手段の数を大幅に削
減して低コスト化が可能であるとともに物品棚の使用態
様の変更に柔軟に対処できるピッキング表示装置を供す
る。 【解決手段】 棚間口面の上下左右に亘って多数の棚小
間が形成され複数種類の物品を種類分けしてそれぞれ所
定の棚小間に収納する物品棚において、前記各棚小間に
それぞれ配設されるものであり互いに異なる記号を付し
た複数の記号表示札19と、取り出しの要求のある物品の
収納されている棚小間を記号表示札19の記号で表示する
記号表示手段21と、取り出しの要求のある物品の数量を
数値で表示する数量表示手段22と、記号表示手段21と数
量表示手段22の表示の更新を指示する操作手段23と、取
り出し要求のある物品情報を入力し各物品を収納される
棚小間と対応させ操作手段23の操作ごとに順次記号表示
手段21と数量表示手段22の表示を更新する制御手段33と
を備えた物品棚のピッキング表示装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種物品が種類分
けされて収納されている物品棚から所要の物品をピッキ
ングするのに、作業者に指示を与えることができるピッ
キング表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このようなピッキング表示装置は、ペー
パーレスピッキングとして主に配送センターなどで、広
く採用されている。その配送センターなどで使用されて
いる従来のピッキング表示装置の例を、図10および図11
に示し説明する。
【0003】物品棚01は、一連の長尺に配設された棚で
あり、図10はその一部の棚間口面を正面から見た図であ
る。物品棚01は、長尺方向に亘って複数のベイに分割さ
れており、隣接するベイの境目には支柱02が前後に立設
されている。
【0004】各ベイの単位物品棚において前記左右の支
柱に支持されて上下3段の流動棚03,04,05が設けられ
ている。1ベイの単位物品棚において各流動棚03,04,
05には、それぞれ4つの棚小間が形成されて、最大12
種類の物品が納められる。
【0005】この単位物品棚の前方が一人の作業者がピ
ッキング作業をする作業エリアであり、作業者一人が1
ベイを担当する。物品棚01の正面棚間口面には、上段と
中段の流動棚03,04の前端の水平フレームおよび上段水
平フレームの上方に位置する水平フレーム06には、各棚
小間に対応してピッキング数表示器07がそれぞれ設けら
れている。
【0006】ピッキング数表示器07は、図11に図示する
ように4桁の数字を表示できる数量表示部08を有し、上
位2桁は対応する棚小間に載置される同一種類の物品を
収納するケースを示す番号に使い、下位2桁がピッキン
グ数を表示する。数量表示部08の隣りにはアイテムラン
プ兼用のリセットスイッチ09が設けられていて、当該種
類の物品のピッキングを終わると該リセットスイッチ09
をオンしてアイテムランプを消すようにしている。
【0007】各ピッキング数表示器07は対応する下方の
棚小間に載置されたケースに収納された物品のピッキン
グ数を表示するもので、ピッキング作業員はこの表示器
07を見て対応する棚小間から表示されたピッキング数だ
け品物を取り出し前方の容器に入れる。このように従来
リスト(伝票)ピッキングであったものを、ペーパーレ
スを実現し、作業効率を向上させるとともに作業エラー
を低減させていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかるに従来のピッキ
ング表示装置は、物品棚の各棚小間にそれぞれ対応して
表示器が1つずつ備え付けられており、かかる多数の表
示器を配列するための設備投資は相当大きな額になるこ
とは避けられない。
【0009】1ベイ毎に全棚小間に対し不使用状態にあ
る棚小間の比率が常に小さい場合は、作業効率の向上で
ピッキング作業費単価は低減し上記設備投資額に見合う
ことになるが、前記比率が常時大きい場合あるいは時期
的に変動があり平均して大きい場合等は投資額に見合わ
ず、却って従来のリスト(伝票)ピッキングによる方が
経済的である。
【0010】そこでピッキング表示装置に上段と下段の
いずれかを指示する表示器を数量表示器に追加した例
(特開平5−8809号公報)があり、同表示器が取り
付けられた棚フレームの上段か下段の棚小間が取り出し
要求のある物品の収納された棚小間である場合に、同表
示器がこのいずれかを特定するものである。
【0011】すなわち該表示器が表示する位置情報は、
1次元的でしかも選択数は上下2つに過ぎずないもので
あるから、結局物品棚の全棚小間に対してその半数の表
示器が必要とされ、表示器の数が半減したものの、まだ
多数の表示器を配列するため設備投資額は大きい。なお
場合(例えば棚段が3段の場合)によっては、全棚小間
に対して表示器を半減することもできない。
【0012】また棚小間それぞれに表示器が固定されて
いるので、棚小間の位置は、その数とともに一定で固定
されることになり、変動することは表示器やその配線の
追加・削減・変更等を伴い棚自体の改造も必要とされた
りして極めて困難であり、物品棚の使用態様の変更に柔
軟に対処することはできない。
【0013】本発明は、かかる点に鑑みなされたもの
で、その目的とする処は、ペーパーレスピッキングによ
る高い作業効率を維持しつつ棚小間を特定する表示手段
の数を大幅に削減して低コスト化が可能であるとともに
物品棚の使用態様の変更に柔軟に対処できるピッキング
表示装置を供する点にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、棚間口面の上下左右に亘って多数の棚小
間が形成され複数種類の物品を種類分けしてそれぞれ所
定の棚小間に収納する物品棚において、前記各棚小間に
それぞれ配設されるものであり互いに異なる記号を付し
た複数の記号表示札と、取り出しの要求のある物品の収
納されている棚小間を前記記号表示札の記号で表示する
記号表示手段と、取り出しの要求のある物品の数量を数
値で表示する数量表示手段と、前記記号表示手段と前記
数量表示手段の表示の更新を指示する操作手段と、取り
出し要求のある物品情報を入力し各物品を収納される棚
小間と対応させ前記操作手段の操作ごとに順次前記記号
表示手段と前記数量表示手段の表示を更新する制御手段
とを備えた物品棚のピッキング表示装置とした。
【0015】記号表示手段が、棚小間に配設された記号
表示札に付された記号を表示して、取り出し要求のある
物品の収納されている棚小間を特定するペーパーレスピ
ッキングであるので、高い作業効率を維持でき、しかも
作業エラーを低減でき、かつ棚間口面の上下左右に亘っ
て形成された多数の棚小間を1個の記号表示手段が担当
でき、同記号表示手段と対をなして数量表示手段も同数
設ければよく、記号表示手段と数量表示手段の数を大幅
に削減することができ、低コストを実現することができ
る。また物品棚の各棚小間に配設される記号表示札は、
電気配線等がなく物品棚の使用態様に合わせて簡単に配
設することができる。
【0016】前記記号表示札は、物品棚の棚小間の増減
や配置変換等に応じて追加・削減・移動等ができるよう
棚小間に着脱自在に配設される請求項1記載の物品棚の
ピッキング表示装置とすることで、物品棚の使用態様の
変動に対して記号表示札の配置を簡単に変えて柔軟に対
処することができる。
【0017】前記物品棚の棚間口面の所定箇所に、前記
記号表示手段と前記数量表示手段および前記操作手段を
一か所にまとめて配設した請求項1または請求項2記載
の物品棚のピッキング表示装置とすることで、作業者の
視認性・操作性を良くして作業効率を上げることができ
る。
【0018】物品棚を複数のベイに分割し、ベイ毎に前
記記号表示手段,前記数量表示手段および前記操作手段
を各1個ずつ設け、前記制御手段は、ベイ毎に制御する
請求項3記載の物品棚のピッキング表示装置とすること
で、物品の種類が多くそれに対応して棚小間が多い大型
の物品棚の場合でも適当な棚小間の数のベイに分割し
て、1ベイに記号表示手段,数量表示手段および操作手
段を各1個ずつ設けて、各手段の数を大幅に削減し低コ
ストでかつ作業性の良いピッキング表示装置を供するこ
とができる。
【0019】前記記号表示手段が表示する記号の記号表
示札が配設された棚小間に収納されている物品の数量
が、前記数量表示手段が表示する数量に満たない場合
に、作業者が操作してその旨の信号を出力する欠品操作
手段を各ベイ毎に配設した請求項2記載の物品棚のピッ
キング表示装置とすることで、欠品がある場合に欠品操
作手段を操作するだけで、作業を中断せずに継続が簡単
にでき作業効率を向上させることができる。
【0020】前記記号表示手段と前記数量表示手段の既
に表示を完了した記号および数量を再度表示させる再表
示操作手段を各ベイ毎に配設した請求項4または請求項
5記載の物品棚のピッキング表示装置とすることで、再
表示操作手段を操作して既にピッキングを終了している
物品について確認を簡単に行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る一実施の形態に
ついて図1ないし図7に図示し説明する。本実施の形態
は、配送センター等に設置される搬送ピッキング作業装
置1に適用されたもので、図1はその平面図であり、図
2はその側面図である。搬送手段の搬送路2の直線状に
長く延びた往路2aと復路2bが平行に配設され、同往
路2aと復路2bの各両端は連結路2cで連結され閉じ
た搬送路が構成されている。
【0022】その往路2aに沿って平行に一連の物品棚
10が配設されて、往路2aと物品棚10との間は作業者の
作業空間であり、搬送路2と物品棚10とに前後を挟まれ
て歩き回らずにピッキング作業ができるようになってい
る。物品棚10は7ベイに仕切られて、各単位物品棚1
01 ,102 ,……,107 に対応して作業エリアが区分け
され、各作業エリアにそれぞれ一人ずつピッキング作業
者Pが配属される。
【0023】作業者は、自らの作業エリア内で単位物品
棚から所要の物品を取り出し、前方の搬送往路2aを台
車3により搬送されてきた容器4に入れるのを繰り返
し、自らの担当分の物品を収納し終わると、次のピッキ
ング作業者に容器4を搬送する作業を行う。
【0024】かかるピッキング作業者Pのほかに搬送路
2の周りには、全ての物品を収納し終わった容器4を台
車3からドーリー車に移す作業者Q1 ,搬送復路2bに
は空の台車3を移動させる作業者Q2 ,空の台車3にこ
れから物品を収納する空の容器4を搭載する作業者Q3
等が自らの作業をしている。
【0025】物品棚10は、ベイに分割された各単位物品
棚間の境に支柱11および補強フレーム12が設けられ、該
支柱11に支えられて上下に3段の流動棚15,16,17が設
けられている。流動棚15,16,17は、複数列のコロコン
キャリヤで構成され、作業者P側が若干低く傾斜してお
り、他方の側から納入された物品が自重で作業者P側に
移動するようになっている。
【0026】図3は、該物品棚10を作業者P側から見た
棚間口面を図示しており、同図3を参照して1作業者が
担当する作業エリア内の単位物品棚には、各棚15,16,
17毎にそれぞれ4つの棚小間が形成され、全体で12個の
棚小間が作られている。
【0027】各棚15,16,17の前端水平フレーム15a,
16a,17aには、各棚小間に対応した位置に札入れ18が
設けられており、1から12までの番号がそれぞれ付され
た番号札19が、上段左から下段右にかけて順番に差し込
まれている。図4に図示するように札入れ18は、上方を
開口したコ字状のポケットであり、番号が付された矩形
板状の番号札19が、上方開口から差し込まれると、正面
に番号が表示される。
【0028】そして単位物品棚において上段の棚15の水
平フレーム15aの中央位置にピッキング表示器20が1個
配設されている。すなわち12個の棚小間からなる単位物
品棚に1個のピッキング表示器20が設けられることにな
る。同ピッキング表示器20が配設される位置は、作業エ
リア内の作業者Pが最も見やすく、操作しやすい位置で
ある。
【0029】このピッキング表示器20は、図5に図示す
るように、2桁の数字を表示する記号表示部21と3桁の
数字を表示する数量表示部22が左右に並んで設けられ、
そのさらに右側には押しボタン式のリセットスイッチ23
が配置され、逆に左側にはやはり押しボタン式の欠品ス
イッチ25が配置されている。なおリセットスイッチ23は
内部に表示灯24が内蔵されている。
【0030】記号表示部21は、前記番号札19に付された
1〜12の数値のいずれかを表示するもので、互いに番号
の異なる各番号札は棚小間にそれぞれ対応して配設され
ているので、記号表示部21は、番号を表示することで、
取り出し要求のあった物品の収納されている棚小間を特
定することになる。数量表示部22は、取り出し要求のあ
った物品のピッキング数の数量を表示する。
【0031】またリセットスイッチ23は、ある種類の物
品を指示されたピッキング数取り出した後に作業者が操
作するもので、同リセットスイッチ23が押されると次に
取り出す物品についての情報が表示され更新が行われ
る。なお一人の作業者の1容器に対する物品の取り出し
が全て終了したときは、同リセットスイッチ23が押され
ても新たな情報の表示はない。
【0032】このリセットスイッチ23に内蔵される表示
灯24は、記号表示部21および数量表示部22が情報を表示
しているときは、点灯または点滅し、それ以外のときは
消灯している。
【0033】欠品スイッチ25は、数量表示部22が表示し
たピッキング数に棚小間に収納されている該当物品の数
が足りない場合に作業者が操作するスイッチであり、同
スイッチが押されると、欠品がどの容器に対するどの物
品についてどの棚小間から生じたかの信号が制御側のコ
ンピュータに発信され、欠品のその後の処理はコンピュ
ータに任せ、次の取り出し要求に移り、作業を無駄なく
継続させるようにする。
【0034】以上のような各単位物品棚毎にそれぞれ1
個ずつ設けられたピッキング表示器20の制御系の概略ブ
ロック図を図6に示し説明する。実際のシステム化に際
しては、予め個々の物品の種類毎に収納する物品棚の棚
小間を決定しておき、ホストコンピュータ30の管理ファ
イルには、全物品について,その商品名,商品コード,
ロケーション(収納する単位物品棚のベイ番号,収納棚
小間位置)が記録されており、ホストコンピュータ30
は、当日の取り出し要求のある全物品情報を入力してい
る。
【0035】そしてセンター制御盤31は、ホストコンピ
ュータ30からピッキングデータを受信し、各ベイの単位
物品棚毎にデータ編集を行う。各ベイ制御盤32は、セン
ター制御盤31からベイ単位にピッキングデータを受信す
る。同ベイ制御盤32と通信回線で接続された表示制御装
置33は、その通信制御部34によって受信信号の通信波形
・速度,クロック長の解析・伝文化を行ってメイン制御
部35に伝送する。
【0036】メイン制御部35では、伝送された全伝文の
記憶を行い、伝文内容に基づき制御を行う。伝文の先頭
が表示器に対するアドレスコードの場合は、予め表示器
単体に別手段で個別に設定されている自己アドレス記憶
部36のコードとアドレス照合部37で照合する。
【0037】不一致であれば自己への伝文でないとして
以後の制御は行われず記憶データ歯消去される。一致す
れば伝文の次の制御伝文を判断する。伝文が単なる状態
報告コマンドのときは、表示器の状態(待機中・表示中
・表示完了・異常発生)により伝文を生成し通信制御部
34で規定の通信波形に変換してベイ制御盤32に送信す
る。
【0038】制御コマンドがピッキングデータと解析さ
れたときは、伝文中の自己のアドレスの次のデータすな
わち記号情報・数量情報があることを確認後、コマンド
を正しく受信したことの回答文を送信し、データ記憶部
38に格納する。このとき記号情報と数量情報は、それぞ
れ長さは一定であり、各々対になった1組のデータとし
て取り扱われる。
【0039】ベイ制御盤32から受信データとして表示開
始コマンドが入ると、ピッキングデータを保持している
表示制御装置33は、表示制御部39により表示器20の表示
を開始すると同時にランプ駆動回路40に指示を与えてリ
セットスイッチ23に内蔵された表示灯24を点灯する。
【0040】表示制御部39は、ピッキング表示器20の記
号表示部21と数量表示部22の7セグメントLED表示器
を駆動制御して記号と数量を表示する。記号は、単位物
品棚の上下左右に位置する棚小間にそれぞれ配設された
番号札19の1〜12の番号であり、前記したように棚小間
を特定する。
【0041】ピッキング作業者Pは、この表示器20の表
示する番号と数量を見て、表示番号と番号札19の番号と
を照合して一致した番号札の配置された棚小間の物品
を、表示された数量分取り出し、搬送路2に用意された
容器4に入れる。ピッキング作業者Pは、当該物品を指
定された数量分取り出すと、リセットスイッチ23を操作
する。
【0042】表示制御装置33は、リセットスイッチ23の
操作があると、メイン制御部35が受信して記憶データ部
38に次のデータがある場合にはピッキング表示器20の記
号表示部21と数量表示部22の表示を新たなデータに更新
する。したがってピッキング作業者Pは、新たな表示に
基づいてピッキング作業を行う。このようにペーパーレ
スによる効率の良いピッキング作業ができる。
【0043】こうして1つの容器に対応するピッキング
作業の最後の物品について取り出しを終え、リセットス
イッチ23の操作が行われると、ピッキング表示器20の更
新表示はなく、またリセットスイッチ23に内蔵された表
示灯24も消灯し待機状態となり、ピッキング作業者も当
該容器への収納は終了したことを知ることができる。
【0044】ピッキング作業中に、記号表示部21に表示
された記号により指定された棚小間に収納された物品の
数が、数量表示部22に表示された数に満たないときは、
欠品スイッチ25を操作することで、メイン制御部35がこ
れを受信して、その欠品情報を通信制御部34を介してベ
イ制御盤32に送信し、所定時間経過後自動的に次のピッ
キングデータの表示に復帰する。したがって欠品があっ
ても欠品スイッチ25を操作する簡単な操作で、ピッキン
グ作業をそれ程中断することなく継続することができ、
効率的である。
【0045】以上のように本搬送ピッキング作業装置1
では、物品棚10の各ベイの単位物品棚について1個のピ
ッキング表示器20が配設されるので、ピッキング表示器
の数を大幅に削減して設備投資の低減を図ることができ
る。
【0046】以上の例では、単位物品棚1の12個の棚
小間全てを使用するものであったが、例えば9個だけし
か使用せず3つの棚段の右端の3個の棚小間を使用しな
いような使用態様とする場合は、10〜12の番号の番号札
19は使用せず、所定の番号札19を札入れ18から抜き取
り、所定の札入れ18に差し込み、簡単に配置変えをする
ことができ、図7に示すような1〜9の番号配置とする
ことが容易にできる。
【0047】本物品棚は、棚段が流動棚で構成され、棚
小間を増加させることは容易ではないが、単に棚板だけ
で棚段が構成されているときは、棚小間は自由に設定す
ることができ、棚小間の数を自由に増減できる。
【0048】そこで図8に示すように各棚段の前端の水
平フレーム45の正面上下辺に断面が偏平な凹状を形成す
るように札入れ用のガイドレール46,46を敷設し、左右
開口端から番号札47を嵌装し、配設するようにする。
【0049】番号札47は任意の位置に数を追加したり削
減したりして設置することができるので、棚小間の増減
により各棚小間の位置が変わっても、番号札47を追加・
削減・移動して対応する位置に簡単に配置させることが
できる。また水平フレームが、スチール製ならば番号札
に磁石を装着しておけば、やはり任意の位置に吸着させ
て配置することが簡単にできる。なお前記番号札19,47
を用いる代わりに、番号札取付け表面を記号の書込み・
消去が自在にできるようにして、使用態様に応じて適宜
必要な記号を記入するようにしてもよい。
【0050】以上のように物品棚の使用態様が変更され
ても、変更された各棚小間の位置に対応して記号表示札
の配置変換が簡単にでき、従来のように電気配線の変更
を伴うような困難性は全くなく、柔軟に対処することが
できる。
【0051】次に別実施の形態におけるピッキング表示
装置について図9に基づき説明する。本ピッキング表示
装置のピッキング表示器50も単位物品棚に1個配設され
る。図9は、同ピッキング表示器50の正面図であり、左
側にドットマトリクスの3個の表示部からなる記号表示
部51があり、その右方に4桁の7セグメントLEDから
なる数量表示部52が配設されている。
【0052】そして数量表示部52の右方には、再表示ス
イッチ53と更新スイッチ55とが左右に並んで配設されて
おり、各スイッチ53,55の上方にはそれぞれ表示灯54,
56が配置されている。また前記記号表示部51の左方に
は、欠品スイッチ57が設けられている。
【0053】本記号表示部51は、所要の棚小間を指示す
るのに、数字に限らずアルファベットやカタカナその他
の記号表示が可能であり、これに伴い記号表示札の記号
もアルファベット等に変えればよい。
【0054】数字による表示でも、前記実施の形態のよ
うに棚小間に連続番号を付して対応する番号で表示する
方法のほかに、単位物品棚において棚小間の位置を棚段
と左から何番目という行と列の数字の組み合わせで表示
する方法等がある。
【0055】そして更新スイッチ55は、前記実施の形態
におけるリセットスイッチ23に相当し、操作する毎に記
号表示部51と数量表示部52のピッキングデータが更新さ
れ、その上方の表示灯56はピッキングデータが更新表示
状態にある限り点灯する。
【0056】一方再表示スイッチ53は、既にピッキング
完了した物品について再度確認したい場合に、操作する
スイッチであり、1容器に対する要求された物品の全て
についてピッキングを完了した後でも、またピッキング
途中であっても、同再表示スイッチ53が押されると、そ
の上方の表示灯54が点灯し、記号表示部51と数量表示部
52には最初のピッキングデータが表示され、さらに再表
示スイッチ53が押されるごとに既にピッキングを完了し
た物品のピッキングデータが順次表示され、実際にピッ
キングした物品とその数量を照合することができる。
【0057】ピッキング途中で再表示を行ったときは、
既にピッキング完了した物品のピッキングデータ表示の
後、さらに再表示スイッチ53が押されると、表示灯54は
消灯し、隣の表示灯56が点灯して未完了のピッキングデ
ータの表示が行われ、作業を継続できるようになってい
る。なお本ピッキング表示器50の欠品スイッチ57は、前
記実施の形態の欠品スイッチ25と同じで同様の作用を果
たす。
【0058】各ベイの単位物品棚毎に1個ずつピッキン
グ表示器50が配設される構成であり、表示器の数が大幅
に削減され、低コスト化を図ることができる。そして記
号表示札を前記実施の形態と同様に物品棚に配設するよ
うにすれば、物品棚の使用態様の変更が容易にできる。
【0059】以上の実施の形態では、配送センターなど
で使用されているような大型の物品棚を適当なベイに分
割して単位物品棚毎にピッキング表示を行うものであっ
たが、単独の物品棚について1個ピッキング表示器を配
設するものであってもよい。その場合であっても低コス
トのものが供給でき、かつ使用態様も簡単に変更するこ
とができ便利である。
【0060】
【発明の効果】本発明は、記号表示手段が、棚小間に配
設された記号表示札に付された記号を表示して、取り出
し要求のある物品の収納されている棚小間を特定するペ
ーパーレスピッキングであるので、高い作業効率を維持
でき、しかも作業エラーを低減でき、かつ棚間口面の上
下左右に亘って形成された多数の棚小間を1個の記号表
示手段が担当でき、同記号表示手段と対をなして数量表
示手段も同数設ければよく、記号表示手段と数量表示手
段の数を大幅に削減することができ、設備投資を低減し
低コストを実現することができる。また物品棚の各棚小
間に配設される記号表示札は、電気配線等がなく物品棚
の使用態様に合わせて簡単に配設することができる。
【0061】前記記号表示札は、物品棚の棚小間の増減
や配置変換等に応じて追加・削減・移動等ができるよう
棚小間に着脱自在に配設される請求項1記載の物品棚の
ピッキング表示装置とすることで、物品棚の使用態様の
変動に対して記号表示札の配置を簡単に変えて柔軟に対
処することができるため、物品棚の使用態様を容易に変
更することができ便利である。
【0062】物品棚の棚間口面の所定箇所に、前記記号
表示手段と前記数量表示手段および前記操作手段を一か
所にまとめて配設することで、作業者の視認性・操作性
を良くして作業効率を上げることができる。
【0063】物品棚を複数のベイに分割し、ベイ毎に前
記記号表示手段,前記数量表示手段および前記操作手段
を各1個ずつ設け、制御手段が、ベイ毎に制御すること
で、物品の種類が多くそれに対応して棚小間が多い大型
の物品棚の場合でも適当な棚小間の数のベイに分割し
て、1ベイに記号表示手段,数量表示手段および操作手
段を各1個ずつ設けて、各手段の数を大幅に削減し低コ
ストでかつ作業性の良いピッキング表示装置を供するこ
とができる。
【0064】記号表示手段が表示する棚位置に収納され
ている物品の数量が、前記数量表示手段が表示する数量
に満たない場合に、作業者が操作してその旨の信号を出
力する欠品操作手段を各ベイ毎に配設することで、欠品
がある場合に欠品操作手段を操作するだけで、作業を中
断せずに継続が簡単にでき作業効率を向上させることが
できる。
【0065】記号表示手段と数量表示手段の既に表示を
完了した記号および数量を再度表示させる再表示操作手
段を各ベイ毎に配設することで、再表示操作手段を操作
して既にピッキングを終了している物品について確認を
簡単に行うことができ、便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る搬送ピッキング作
業装置の平面図である。
【図2】同側面図である。
【図3】物品棚の一部の棚間口面を図示した正面図であ
る。
【図4】図3の記号表示部分の拡大図である。
【図5】ピッキング表示器の正面図である。
【図6】表示制御系の概略ブロック図である。
【図7】本物品棚の別の使用態様を示す棚間口面を図示
した正面図である。
【図8】別の物品棚の水平フレーム部分の正面図であ
る。
【図9】別の実施の形態に係るピッキング表示器の正面
図である。
【図10】従来の物品棚の一部の棚間口面を図示した正
面図である。
【図11】同物品棚のピッキング表示器の正面図であ
る。
【符号の説明】
P…ピッキング作業者、Q1 ,Q2 ,Q3 …作業者、1
…搬送ピッキング作業装置、2…搬送路、3…台車、4
…容器、10…物品棚、11…支柱、12…補強フレーム、1
5,16,17…流動棚、18…札入れ、19…番号札、20…ピ
ッキング表示器、21…記号表示部、22…数量表示部、23
…リセットスイッチ、24…表示灯、25…欠品スイッチ、
30…ホストコンピュータ、31…センター制御盤、32…ベ
イ制御盤、33…表示制御装置、34…通信制御部、35…メ
イン制御部、36…自己アドレス記憶部、37…アドレス照
合部、38…データ記憶部、39…表示制御部、40…ランプ
駆動回路、 45…水平フレーム、46…ガイドレール、47
…番号札、50…ピッキング表示器、51…記号表示部、52
…数量表示部、53…再表示スイッチ、54…表示灯、55…
更新スイッチ、56…表示灯、57…欠品スイッチ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棚間口面の上下左右に亘って多数の棚小
    間が形成され複数種類の物品を種類分けしてそれぞれ所
    定の棚小間に収納する物品棚において、 前記各棚小間にそれぞれ配設されるものであり互いに異
    なる記号を付した複数の記号表示札と、 取り出しの要求のある物品の収納されている棚小間を前
    記記号表示札の記号で表示する記号表示手段と、 取り出しの要求のある物品の数量を数値で表示する数量
    表示手段と、 前記記号表示手段と前記数量表示手段の表示の更新を指
    示する操作手段と、 取り出し要求のある物品情報を入力し各物品を収納され
    る棚小間と対応させ前記操作手段の操作ごとに順次前記
    記号表示手段と前記数量表示手段の表示を更新する制御
    手段とを備えたことを特徴とする物品棚のピッキング表
    示装置。
  2. 【請求項2】 前記記号表示札は、物品棚の棚小間の増
    減や配置変換等に応じて追加・削減・移動等ができるよ
    う棚小間に着脱自在に配設されることを特徴とする請求
    項1記載の物品棚のピッキング表示装置。
  3. 【請求項3】 前記物品棚の棚間口面の所定箇所に、前
    記記号表示手段と前記数量表示手段および前記操作手段
    を一か所にまとめて配設したことを特徴とする請求項1
    または請求項2記載の物品棚のピッキング表示装置。
  4. 【請求項4】 物品棚を複数のベイに分割し、 ベイ毎に前記記号表示手段,前記数量表示手段および前
    記操作手段を各1個ずつ設け、 前記制御手段は、ベイ毎に制御することを特徴とする請
    求項3記載の物品棚のピッキング表示装置。
  5. 【請求項5】 前記記号表示手段が表示する記号の記号
    表示札が配設された棚小間に収納されている物品の数量
    が、前記数量表示手段が表示する数量に満たない場合
    に、作業者が操作してその旨の信号を出力する欠品操作
    手段を各ベイ毎に配設したことを特徴とする請求項4記
    載の物品棚のピッキング表示装置。
  6. 【請求項6】 前記記号表示手段と前記数量表示手段の
    既に表示を完了した記号および数量を再度表示させる再
    表示操作手段を各ベイ毎に配設したことを特徴とする請
    求項4または請求項5記載の物品棚のピッキング表示装
    置。
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