JPH09138472A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH09138472A
JPH09138472A JP29426995A JP29426995A JPH09138472A JP H09138472 A JPH09138472 A JP H09138472A JP 29426995 A JP29426995 A JP 29426995A JP 29426995 A JP29426995 A JP 29426995A JP H09138472 A JPH09138472 A JP H09138472A
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JP
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print head
image
recording
image signal
recording element
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JP29426995A
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Inventor
Takashi Igarashi
隆史 五十嵐
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のプリントヘッドを繋ぎ合わせ所望の長
さの画像記録装置のプリントヘッド部として使用する場
合に、プリントヘッドの接続部でのプリントヘッドの位
置調整が容易で、かつ、接続部で黒点や白点や濃度に不
連続な点が発生することを防止する画像記録装置の提
供。 【解決手段】 多数の記録素子をプリントヘッドのライ
ン状に並べた複数のプリントヘッドを接続部でライン方
向に重なりをもって配置し、画像信号供給手段が、接続
部の記録素子に、隣接するプリントヘッドの方向に信号
が小さくなるような補正された画像信号を供給する画像
記録装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハロゲン化銀感光
材料へ連続階調記録を行う画像記録装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から、LEDアレイ、真空蛍光表示
管、液晶シャッタアレイ等を用いたプリントヘッドを使
用した複写機等の画像記録装置がある。これらのプリン
トヘッドは、印字ドットに対応した記録素子をライン状
に多数配列させたものである。したがって、記録する1
ラインの長さが長い場合、プリントヘッドも1ライン分
の長さが必要となる。しかし、記録長の長いプリントヘ
ッドは高価である。また、真空蛍光プリントヘッドのよ
うに、プリントヘッドの種類によっては、記録長の長い
プリントヘッドの製造が困難なものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、1ライン分の
記録長に満たない長さのプリントヘッドを複数繋ぎ合わ
せ、所望の長さのプリントヘッドとし、使用する技術が
ある。ところが、複数のプリントヘッドを繋ぎ合わせ、
1本のプリントヘッドとし、使用する場合、それらの接
続部でプリントヘッドの位置合わせを正確に行わない
と、プリントヘッドの接続部で黒点や白点が発生し、黒
点や白点が連続することにより、画像に黒筋や白筋が発
生するという問題があった。
【0004】図10は2個のプリントヘッドの間隔が大
きすぎた場合を表したものである。第1のプリントヘッ
ド20の右端の記録素子201と第2のプリントヘッド
21の左端の記録素子211との間隔が、第1のプリン
トヘッド20や第2のプリントヘッド21の他の記録素
子間の間隔よりも大きくなっている。このため、プリン
トヘッドの接続部では、接続部以外の領域よりも画素密
度が小さくなり、白点が発生する。
【0005】図11は2個のプリントヘッドの間隔が小
さすぎた場合を表したものである。第1のプリントヘッ
ド20の右端の記録素子201と第2のプリントヘッド
21の左端の記録素子211との間隔が、第1のプリン
トヘッド20や第2のプリントヘッド21の他の記録素
子間の間隔よりも小さくなっている。このため、プリン
トヘッドの接続部では、接続部以外の領域よりも画素密
度が大きくなり、黒点が発生する。
【0006】これらの黒点や白点の連続による黒筋や白
筋の発生を防止する方法が、特開平6−255175号
公報に記載されている。この方法は、プリントヘッドを
所定以上の接続部をもって繋ぎ合わせ、接続部での画像
情報の切換え位置(プリントヘッドの切換え位置)をラ
ンダムに変動させることにより、黒点や白点をプリント
ヘッドのライン方向に散らばらせ、プリントヘッドのラ
イン方向とは直交する副走査方向に黒点や白点が連続す
るのを防止する方法にすぎない。したがって、黒点や白
点の発生は防止できない。
【0007】また、特開平6−255175号公報に記
載されているように、複数のプリントヘッドを繋ぎ合わ
せて使用する場合、ハロゲン化銀感光材料のように、連
続調に再現できる記録媒体に記録する場合には、2値再
現の系とは異なり、同じ信号値を出力させようとして
も、プリントヘッドの接続部で濃度に不連続な点が発生
してしまうことに加え、処理の複雑化により回路の増大
化を招く。
【0008】そこで、本発明の目的は、複数のプリント
ヘッドを繋ぎ合わせ所望の長さの画像記録装置のプリン
トヘッド部として使用する場合に、プリントヘッドの接
続部でのプリントヘッドの位置調整が容易で、かつ、接
続部で黒点や白点や濃度に不連続な点が発生することを
防止する画像記録装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、多数の記録素子を主走査方
向にライン状に並べた複数のプリントヘッドと、記録紙
であるハロゲン化銀感光材料又は前記複数のプリントヘ
ッドを副走査方向に移動させる移動手段と、前記記録素
子に画像信号を供給する画像信号供給手段とを有し、前
記複数のプリントヘッドを接続部で前記プリントヘッド
のライン方向に重なりをもって配置し、前記画像信号供
給手段が、前記接続部の記録素子に、隣接するプリント
ヘッドの方向に信号が小さくなるように補正された画像
信号を供給することとしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に図面を参照しながら説明する。
【0011】図1は、画像記録装置の概略構成図であ
る。ハロゲン化銀感光材料であるカラー印画紙2は、搬
送駆動源により回転駆動する支持ドラム1によって支
持、搬送され、プリントヘッド制御部39によって画像
データに応じて制御されている記録部3を構成する赤色
露光部30Rである赤色用プリントヘッド301R,緑
色露光部30Gである緑色用プリントヘッド301G,
302G,青色露光部30Bである青色用プリントヘッ
ド301B,302Bによってプリントヘッドの取付間
隔に応じた時間差をおいて逐次露光され、画像が記録さ
れる。
【0012】次に記録部の概要について説明する。
【0013】図3は記録部3の概念図である。各色の露
光部は、1ラインの記録を行うのに十分な長さとなるよ
うに、1ライン分の記録長に満たない長さのプリントヘ
ッドを後述のように複数繋ぎ合わせて構成されている。
【0014】赤色露光部30Rは、記録素子であるLE
D7Rをライン状に並べたLEDアレイを使用した赤色
用プリントヘッド301Rにより構成されている。LE
Dアレイは、LED7Rが略一直線状に配列されている
ものであればよく、LEDが図4のように千鳥状に配列
されていてもよい。
【0015】緑色露光部30G及び青色露光部30B
は、比較的高輝度、高速応答でカラーフィルタで容易に
色分解できる真空蛍光プリントヘッド(VFPH)を用
いている。緑色用プリントヘッド301G,302G,
及び青色用プリントヘッド301B,302Bが、各色
毎に、プリントヘッドがプリントヘッドのライン方向に
重なる領域をもって平行に設置されている。また、緑色
用プリントヘッド301G,302Gの光路にはイエロ
ーフィルタ、青色用プリントヘッドの光路にはブルーフ
ィルタを挿入し、色分解露光がきるようにしている。
【0016】本発明の実施の形態に用いているカラー印
画紙2の各発色層ごとの感度が大きく異なるので、イエ
ローフィルタを用いても赤色発色層で潜像は形成されて
ない。
【0017】したがって、緑色露光部30Gを構成する
緑色用プリントヘッド301Gと302Gとでは、カラ
ー印画紙2の搬送方向(図1の矢印方向)にプリントヘ
ッド間隔に相当する位置ずれとプリントヘッドのライン
方向の位置ずれがある。これらの位置のずれの補正はC
PU40Gから緑色用Address and Bus
Selector6Gを制御することにより行われ
る。青色用プリントヘッドについても同様にプリントヘ
ッド制御部39のCPU40Bでコントロールする。出
力の同期に関しては外部クロックを用い搬送スピードに
応じた分周を行って発光タイミング信号を作ることによ
り行われる。また、緑色用プリントヘッド301G,3
02Gおよび青色用プリントヘッド301B,302B
に用いられている真空蛍光プリントヘッドもLEDアレ
イと同様に千鳥状に配列されていてもよい。
【0018】次に、画像データがプリントヘッド制御部
39に入力されてから印画紙2が露光されるまでの処理
の流れを説明する。
【0019】図5は、プリントヘッド制御部39の概要
を示す図である。
【0020】カラー印画紙2に、主走査方向に解像度が
300dpiで3224画素、副走査方向も同様に30
0dpiで4960画素である画像を記録する場合、3
224×4960画素分の画像データが各色毎にI/F
4に入力される。ただし、主走査方向の画素数は、プリ
ントヘッドの接続部においてプリントヘッドの重複記録
素子数を変えることにより調節可能である。
【0021】I/F4からは、画像データに加えて後述
する鮮鋭性変換,画素間補正,信号分配,階調補正等の
補正値とプリントヘッド間隙,プリントヘッドのライン
方向の画素差,プリントヘッドの接続部における重複記
録素子数(重複画素数)のデータがI/F4からCPU
40に入力される。そして、必要に応じてCPU40か
ら鮮鋭性変換値がR,G,Bの色毎に空間フィルタ10
に送られることにより、画像データは空間フィルタ10
によって鮮鋭性変換が行われ、画像データはR,G,B
データ分配回路11により赤色,緑色,青色毎にそれぞ
れDRAM5R,DRAM5G,DRAM5Bに格納さ
れる。
【0022】次に、DRAM5Rに格納された赤色用画
像データのうち搬送位置(カラー印画紙2の搬送量)に
応じて1ライン分のデータを赤色用Address S
elector6RによりDRAM5Rの相当するアド
レスから取り出し、階調補正回路131に送る。緑色用
画像データ及び青色用画像データについては、緑色用A
ddress and BusSelector6G,
青色用Addressand Bus Selecto
r6Bにより、各色毎に1ライン分の画像データの先頭
アドレスから2560画素分の画像データ80G,80
Bと、1ライン分の画像データの先頭アドレスからプリ
ントヘッドのライン方向の画素差分を進めた(画像デー
タ80G,80Bからプリントヘッドの接続部の画素に
相当する画像データを除いた)画像データ81G,81
Bの画像データに分けられ、画像データ80G,80B
は階調補正回路141,151に、画像データ81G,
81Bは階調補正回路142,152に送られる。ま
た、R,G,Bのプリントヘッド301R,301G,
302G,301B,302Bの搬送方向の位置ずれに
ついても同様の処理が施されることにより、各色の画像
がずれることなく記録される。
【0023】尚、これらの流れは、色毎に設けられたC
PUであるCPU40R,CPU40G,CPU40B
によって制御される。これらの各色毎の1ライン分の画
像データは、必要に応じて、階調補正回路131,14
1,142,151,152を通すことによりCPU4
0から送られる階調補正値に応じて階調補正が、画素間
補正回路161,画素間補正・信号分配制御回路17
1,172,181,182を制御することによりCP
U40から送られる階調補正値,画素間補正値に応じて
画素間補正,各色毎に複数のプリントヘッドへの信号分
配が行われる。
【0024】その後、画像信号供給手段であるDriv
er101に画素間補正の行われた画像信号が、Dri
ver111,Driver112,Driver12
1,Driver122に画素間補正および信号分配が
行われた画像信号が供給される。また、転送された画像
データの信号に応じて、搬送方向の初期及び終期部分で
の位置ずれ分(アドレス上画像信号がない部分を示して
しまう場合)は各色毎に制御するCPU40R,40
G,40Bから0データをそれぞれのライン分供給する
ことにより補い、各色毎にプリントヘッドによって印画
紙が露光される。
【0025】次に画素間補正について説明する。
【0026】多数の記録素子をアレイ状に並べた光源を
用いる際、画素毎に発光量の変動が存在し、ハロゲン化
銀感光材料などの連続調を再現する記録媒体に記録する
場合は、発光量に応じた濃度ムラとなって画質を大きく
劣化させてしまう。そのため、画素毎に発光量をコント
ロールし、発光量の変動を抑制する必要がある。その発
光量の変動を抑制するための画像データへの補正を画素
間補正とする。
【0027】具体的には、図2に示すように、プリント
ヘッド54を配置し、プリントヘッド54の記録素子の
直下に受光センサ55がくるようにセンサ移動テーブル
56で受光センサ55の位置を調整する。受光センサ5
5では、プリントヘッド54の各記録素子の照射光を受
光し、その強度を内部の光電変換器により電圧信号に変
換し、アナログ−デジタル変換を行った電圧値を制御部
であるCPU40に出力する。CPU40では電圧値を
入力すると、画素間補正値を作成し、各プリントヘッド
301R,301G,302G,301B,302Bの
各素子毎の発光量のばらつきを補正する。この画素間補
正値を得た後、各プリントヘッドは支持ドラム1に対し
て固定される。画素間補正値は、画像データに対し乗算
することによって各素子毎の発光量のばらつきが補正さ
れるような値とすると、後述する傾斜係数との乗算によ
り、補正回路を画素間補正用と信号分配用とにわけるこ
となく、コストを低減できる。また、本実施形態では、
図1の系とは別に図2のような補正データを作成するた
めの系を設けているが、支持ドラム1を透明ドラムとす
ることにより、支持ドラム1の内部に受光センサ55を
設け、図1の系で補正データを作成してもよい。
【0028】次に傾斜係数の作成方法について説明す
る。
【0029】各プリントヘッドの各記録素子に分配する
信号が図6(b)に示すような傾斜となるように傾斜係
数を作成する。プリントヘッドの接続部におけるある画
素の露光量をId,信号分配後の第1のプリントヘッド
20の前記画素の露光量をId1,信号分配後の第2のプ
リントヘッド21の前記画素の露光量をId2とする。傾
斜係数は、プリントヘッドの接続部のプリントヘッドが
重なっている領域でプリントヘッドのライン方向に対し
て単調に増加または減少するように設定され、画像デー
タに対する0.0から1.0の乗算係数として設定され
る。図(b)では8画素の重なり区間で4画素分を線型
に変化させることにより表1に示すような傾斜係数がで
きる。ここで、Id1=傾斜係数1×Id,Id2=傾斜係
数2×Idである。
【0030】
【表1】
【0031】図6(b)では、Idが1.0となるよう
に設定されているが、同一画素を第1のプリントヘッド
20と第2のプリントヘッド21との2つのプリントヘ
ッドで分配して露光する場合、1つのプリントヘッドで
露光する場合よりも、数値上同一露光量であっても、プ
リントヘッドのスイッチング特性等により再現される画
素濃度が大きくなったり小さくなったりする場合があ
る。このような場合は、適宜、Idを小さく設定したり
大きく設定したりすることにより、1つのプリントヘッ
ドで露光した場合と同様の画素濃度を再現することがで
きる。
【0032】このように、プリントヘッドの接続部であ
るプリントヘッドが重なっている部分の記録素子への出
力信号を、隣接するプリントヘッドの方向に信号が小さ
くなるように、すなわち、第1のプリントヘッド20の
場合には、隣接する第2のプリントヘッド21の方向で
ある記録素子1001から1008に向かう方向に露光
量が小さくなるように制御することにより、2つのプリ
ントヘッドの階調再現差を感じさせずに、重複部の鮮鋭
性劣化が少なく、記録長の長いプリントヘッドを必要と
せずに、大サイズの画像を安価なコストで記録すること
ができる。また、プリントヘッド間の記録素子のプリン
トヘッド長方向の位置ずれ、すなわち、第1のプリント
ヘッド20の記録素子1001と第2のプリントヘッド
21の記録素子201のプリントヘッド長方向の位置ず
れによる鮮鋭性劣化を防止することができる。記録素子
の位置ずれによる鮮鋭性劣化は、解像度が300dpi
の場合、記録素子の位置ずれの大きさが−0.025〜
+0.025mmまでは、実験上人間の視覚で、許容で
きる。
【0033】また、接続部の重なり部分の大きさが、3
00dpiの解像度で100画素以上、すなわち、約8
mm以上で極端な濃度の不連続性を防止することがで
き、200画素以上、すなわち、約16mm以上、より
好ましくは600画素以上、すなわち、50mm以上
で、さらに、階調再現差を感じない画像記録ができ、記
録素子の位置ずれが0.05mmまでは、人間の視覚で
許容できる。
【0034】表2,3は、図6(c),(d)に示す傾
斜係数の具体的な傾斜係数である。
【0035】
【表2】
【0036】
【表3】
【0037】表2の記録素子No.204とNo.20
5,および表3の記録素子No.204とNo.205
のように、プリントヘッド内で傾斜係数が0.0から
1.0に変化するオン・オフ駆動される記録素子列があ
ると、隣接画素を露光する記録素子が第2のプリントヘ
ッドから第1のプリントヘッドに完全に移行してしまう
ので、各プリントヘッドの位置、および各プリントヘッ
ドの発光量の精密な調整が行われていないと、露光後、
記録された画像に白筋または黒筋が発生してしまう。
【0038】次に図7を用いて、256階調の画像デー
タを記録する場合の画素間補正、および信号分配された
後の各記録素子の出力信号Sxを求める方法について説
明する。
【0039】(S−1)第1のプリントヘッド20,第
2のプリントヘッド21を適当な大きさの重なりをもっ
て配設し、印画紙2を各プリントヘッドによって露光す
ることにより、図7のような方眼チャートを出力する。
なお、各プリントヘッドの平行性に関しても合わせてお
く必要がある。
【0040】(S−2)第1のプリントヘッド20と第
2のプリントヘッド21のアドレス0の出力位置の差の
長さを測定し、画素数xとする。
【0041】(S−3)xを補正して線と線が最も重な
る状態で再出力を行い、見た目で線幅がずれていない
(線が太って見えない)ようにヘッド位置を機械的に調
整する。
【0042】(S−4)方眼チャートにより、第1のプ
リントヘッド20と第2のプリントヘッド21との副走
査方向の位置ずれであるヘッド間隔y(ここでは、画素
数)を求める。
【0043】(S−5)第1のプリントヘッド20と第
2のプリントヘッド21との同期をとるために、ヘッド
間隔yにより、第1のプリントヘッド20に対する第2
のプリントヘッド21の露光開始の遅れ時間又は画素数
を求める。
【0044】(S−6)プリントヘッドの接続部におい
てプリントヘッド同士が重なっている領域で重なり領域
を設定し、後述の傾斜係数を作成する。
【0045】(S−7)図9のような各記録素子の出力
信号である露光信号(Sin)に対する感光材料である
印画紙の濃度(再現濃度D)との関係Sin−D曲線を
各プリントヘッドの各記録素子について求める。
【0046】(S−8)再現濃度Dの最大値Dmaxを
定義し、再現濃度Dを256段階(8bit)の濃度段
階にわけ、各段階に対応する露光信号Sin(ここで
は、露光時間に相当する)を(S−7)で求めたSin
−D曲線である図9から求める。
【0047】(S−9)画像データDinに対し任意の
再現濃度Dが得られるようにDin−D曲線を作成し、
(図8)図9のSin−D曲線からSinの値を得る。
これをDinの0〜255について作成することにより
階調変換テーブルが作成される。なお、Din−D曲線
は、図8(a)に示すように入力信号Dinに対して線
形にしてもよいし、記録媒体であるハロゲン化銀感光材
料の特性にあわせて、Dinを露光量の対数に相当する
ものと考え、図8(b)のように変更することができ
る。
【0048】(S−10)画素間補正、および信号分配
後の各記録素子の出力信号Sxを次式により求める。
【0049】Din:8bit→Sin:12bit
(階調変換テーブルによる) Sx=Sin×傾斜係数×画素間補正データ ただし、Sxは、0から4095の4096レベルの分
解能を有する。
【0050】この階調変換テーブルはプリントヘッドが
1色につき2本以上あるような場合、2つのDin−D
曲線は同一になるように設定される。
【0051】また、記録する前に、2つのプリントヘッ
ドの画像データ−再現濃度特性が一致するように、1つ
のプリントヘッドについて階調補正値を設定し、画像デ
ータに対する再現濃度を画素間補正値で設定することも
可能である。
【0052】次に、図1の画像記録装置で緑色用プリン
トヘッド301G,302Gおよび青色用プリントヘッ
ド301B,302Bの重なり領域の幅を変化させた。
第1のプリントヘッドと第2のプリントヘッドは、図6
(a)のように設置した。第1のプリントヘッド20の
第2のプリントヘッド21と反対側の端部の記録素子の
アドレスを0として、第2のプリントヘッド21の方向
に向かってアドレスは増加する。第2のプリントヘッド
も同じ向きの端、すなわち、第1のプリントヘッド側の
端部の記録素子のアドレスを0とする。
【0053】そして、重なり領域を100画素,200
画素,300画素,400画素,600画素,800画
素,1000画素と変化させ、図6(b),(c),
(d)のような形状の傾斜係数でそれぞれ300dpi
の画像記録をハロゲン化銀感光材料に行った。重なり領
域が200画素で傾斜係数が図6(b)の形状の場合の
例を表4に示す。
【0054】
【表4】
【0055】図6(b)〜(d)の場合で重なり領域を
上記のように変化させた結果、傾斜係数が図6(c),
(d)の形状の場合には、緑色用プリントヘッド301
G,302G,青色用プリントヘッド301B,302
Bの位置合わせが正確ではない場合、黒点,黒筋,また
は白点,白筋が生じたが、傾斜係数が図6(b)の形状
の場合には、重なり領域が100画素、すわなち、約8
mmの場合には、目視上、多少の濃度ジャンプが認めら
れたが、不自然な白線および黒線の発生は防止すること
ができる。また、重なり領域が200画素以上、すなわ
ち、約16mm以上では、緑色用プリントヘッド301
Gと302Gの接続部分および青色用プリントヘッド3
01Bと302Bの接続部分,濃度に不連続な点、そし
て特に懸念された鮮鋭性劣化は目視上確認されなかっ
た。特に、重なり領域が600画素以上、すなわち、約
50mm以上では、プリントヘッド間の階調再現を正確
に行わなくても、プリントヘッド間の濃度差が目視上確
認されなかった。これらに比較し、重なり領域が100
画素未満、すなわち8mm未満の場合には、濃度の連続
性が悪い。
【0056】
【発明の効果】請求項1,2記載の発明によれば、画像
信号供給手段が、接続部の記録素子に、隣接するプリン
トヘッドの方向に信号が小さくなるように補正された画
像信号を供給することにより、接続部の鮮鋭性劣化が少
なく、プリントヘッド毎の階調差の目立たない高画質な
画像を得るためのコンパクトな画像記録装置を安価なコ
ストで実現することができる。また、プリントヘッドの
位置合わせ精度が厳密でなくても高画質な画像を得るこ
とができる。
【0057】請求項3記載の発明によれば、さらに、回
路規模を小さくすることができ、装置をコンパクトにす
ることができる。
【0058】請求項4,5記載の発明によれば、複数の
プリントヘッドで同一画素を複数回にわたり露光する場
合でも複数回にわけて露光することによる濃度むらを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像記録装置の1例を示す概要構成
図。
【図2】プリントヘッドの記録素子の発光量を測定する
装置の概要図。
【図3】記録部の概念図。
【図4】プリントヘッドの概念図。
【図5】プリントヘッド制御部のブロック図。
【図6】プリントヘッドの接続部の記録素子に供給する
画像信号へ補正を行う際に作成する傾斜係数を表す図。
【図7】各記録素子の出力信号Sxを求める方法につい
て説明する概念図。
【図8】本発明の画像データと再現される濃度との関係
を表すグラフ。
【図9】本発明の露光信号と再現される濃度との関係を
表すグラフ。
【図10】従来のプリントヘッドの接続例を表す概略
図。
【図11】従来のプリントヘッドの接続例を表す概略
図。
【符号の説明】
1 支持ドラム 2 カラー印画紙 3 記録部 4 I/F 5R,5G,5B DRAM 54 プリントヘッド 55 受光センサ 56 センサ移動テーブル 6R 赤色用Address Selector 6G 緑色用Address and Bus Sel
ector 6B 青色用Address and Bus Sel
ector 7R LED 10 空間フィルタ 11 R,G,Bデータ分配回路 101,111,112,121,122 Drive
r 131 階調補正回路 141,142,151,152 階調補正回路 161 画素間補正回路 171,172,181,182 画素間補正・信号分
配制御回路 20 第1のプリントヘッド 21 第2のプリントヘッド 30R 赤色露光部 30G 緑色露光部 30B 青色露光部 301R 赤色用プリントヘッド 301G,302G 緑色用プリントヘッド 301B,302B 青色用プリントヘッド 39 プリントヘッド制御部 40,40R,40G,40B CPU 60 補正処理部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の記録素子を主走査方向にライン状
    に並べた複数のプリントヘッドと、記録紙であるハロゲ
    ン化銀感光材料又は前記複数のプリントヘッドを副走査
    方向に移動させる移動手段と、前記記録素子に画像信号
    を供給する画像信号供給手段とを有し、前記複数のプリ
    ントヘッドを接続部で前記プリントヘッドのライン方向
    に重なりをもって配置し、前記画像信号供給手段が前記
    記録素子に画像信号を供給し、該記録素子がハロゲン化
    銀感光材料を露光し、前記移動手段がハロゲン化銀感光
    材料又は前記複数のプリントヘッドを副走査方向に移動
    させることによって画像を記録する画像記録装置におい
    て、 前記画像信号供給手段が、前記接続部の記録素子に、隣
    接するプリントヘッドの方向に信号が小さくなるように
    補正された画像信号を供給することを特徴とする画像記
    録装置。
  2. 【請求項2】 前記接続部の前記プリントヘッドの重な
    りが16mm以上であることを特徴とする請求項1記載
    の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記画像信号供給手段が、前記接続部の
    記録素子に、前記記録素子の発光量のばらつきを補正し
    た画像信号を供給することを特徴とする請求項1又は2
    記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記画像信号を複数回にわけて露光し、 同一画素を露光する全記録素子にそれぞれ供給される前
    記補正された画像信号の和が、前記画像信号よりも大き
    くなるように、前記画像信号供給手段が、前記記録素子
    に前記補正された画像信号を供給することを特徴とする
    請求項1、2または3記載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】 前記画像信号を複数回にわけて露光し、 同一画素を露光する全記録素子にそれぞれ供給される前
    記補正された画像信号の和が、前記画像信号よりも小さ
    くなるように、前記画像信号供給手段が、前記記録素子
    に前記補正された画像信号を供給することを特徴とする
    請求項1、2または3記載の画像記録装置。
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