JPH09240058A - 画像記録装置 - Google Patents
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- JPH09240058A JPH09240058A JP5207896A JP5207896A JPH09240058A JP H09240058 A JPH09240058 A JP H09240058A JP 5207896 A JP5207896 A JP 5207896A JP 5207896 A JP5207896 A JP 5207896A JP H09240058 A JPH09240058 A JP H09240058A
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Landscapes
- Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】画像データを記録する際の画質の劣化を極力防
止する。 【解決手段】複数のプリントヘッドそれぞれに対して解
像力測定用チャートの出力を行い(S31)、各プリント
ヘッド毎に実際の解像力を測定する(S32)。このとき
得られる各プリントヘッドの解像力をそれぞれ一致させ
るために、目的とする解像力を設定したり、1つのプリ
ントヘッドを解像力の基準として、目的とする解像度を
設定する(S33)。この目的とする解像力に実際の解像
力が合うように、各プリントヘッドに対する画像データ
を拡大・縮小処理を行い、見掛けの解像力を変更する
(S34)。以上を設定した後、実際に画像データを入力
し(S35)、画素補間を行い(S36)、画像記録媒体に
画像を画素位置のずれがない状態で記録する(S37)。
止する。 【解決手段】複数のプリントヘッドそれぞれに対して解
像力測定用チャートの出力を行い(S31)、各プリント
ヘッド毎に実際の解像力を測定する(S32)。このとき
得られる各プリントヘッドの解像力をそれぞれ一致させ
るために、目的とする解像力を設定したり、1つのプリ
ントヘッドを解像力の基準として、目的とする解像度を
設定する(S33)。この目的とする解像力に実際の解像
力が合うように、各プリントヘッドに対する画像データ
を拡大・縮小処理を行い、見掛けの解像力を変更する
(S34)。以上を設定した後、実際に画像データを入力
し(S35)、画素補間を行い(S36)、画像記録媒体に
画像を画素位置のずれがない状態で記録する(S37)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録素子をアレイ
状に配置したヘッドを複数用いて画像記録媒体へ記録を
行なう画像記録装置に関する。
状に配置したヘッドを複数用いて画像記録媒体へ記録を
行なう画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、感光材料の搬送方向に直角な方向
(主走査方向)に直線状に光源を並べたアレイ状光源を
備えたプリントヘッドを用い、1画素に対して複数回露
光することにより画像を記録する装置として、LEDア
レイ、真空蛍光表示管、および液晶シャッタアレイを用
いた記録装置が知られている。
(主走査方向)に直線状に光源を並べたアレイ状光源を
備えたプリントヘッドを用い、1画素に対して複数回露
光することにより画像を記録する装置として、LEDア
レイ、真空蛍光表示管、および液晶シャッタアレイを用
いた記録装置が知られている。
【0003】また、露光方式ではないが、溶融熱転写方
式や昇華熱転写方式で記録する装置として、発熱素子を
アレイ状に配設した感熱プリントヘッドを用いたカラー
画像記録装置が知られている。これに対し、各プリント
ヘッドで発光波長の異なる、例えばRGB3種類の発光
素子を用いて、各プリントヘッドが同一画素列を1回ず
つ記録することにより、カラー画像が得られる画像記録
装置が知られている。また、記録速度を上げるために同
種のヘッドを複数用いる方法も知られている。このよう
な画像記録装置おいては、該発光波長に合わせてプリン
トヘッドを複数用意する必要がある。
式や昇華熱転写方式で記録する装置として、発熱素子を
アレイ状に配設した感熱プリントヘッドを用いたカラー
画像記録装置が知られている。これに対し、各プリント
ヘッドで発光波長の異なる、例えばRGB3種類の発光
素子を用いて、各プリントヘッドが同一画素列を1回ず
つ記録することにより、カラー画像が得られる画像記録
装置が知られている。また、記録速度を上げるために同
種のヘッドを複数用いる方法も知られている。このよう
な画像記録装置おいては、該発光波長に合わせてプリン
トヘッドを複数用意する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数の
プリントヘッドを有する画像記録装置においては、各プ
リントヘッドの間で実際の解像力がそれぞれ完全に一致
することはまれであり、たとえ同じ解像力の性能を備
え、且つ同じ種類のプリントヘッドであった場合でも、
プリントヘッドの製造誤差等の問題により各プリントヘ
ッド毎に主走査方向の画素間隔が異なることがある。
プリントヘッドを有する画像記録装置においては、各プ
リントヘッドの間で実際の解像力がそれぞれ完全に一致
することはまれであり、たとえ同じ解像力の性能を備
え、且つ同じ種類のプリントヘッドであった場合でも、
プリントヘッドの製造誤差等の問題により各プリントヘ
ッド毎に主走査方向の画素間隔が異なることがある。
【0005】その結果、記録される画像(画素)の位置
が各プリントヘッド毎で主走査方向に異なるために、例
えば画像をカラーで記録する場合においては、色にじみ
が画像のエッジ部分で発生したり、最悪の場合、色毎に
画像の位置がずれる色ずれ現象が発生し、画質を大きく
劣化させてしまう。ここにおいて、色にじみや色ずれの
様子を図11を用いて説明する。図11はプリントヘッドの
アドレス0の位置を色にじみや色ずれのないようにプリ
ントヘッドの位置調整を行った後、主走査方向に一定画
素間隔で露光記録したものである。中心付近のアドレス
767 で色にじみや色ずれが発生し、右端のアドレス2559
においては完全に記録された画素の位置がずれている。
が各プリントヘッド毎で主走査方向に異なるために、例
えば画像をカラーで記録する場合においては、色にじみ
が画像のエッジ部分で発生したり、最悪の場合、色毎に
画像の位置がずれる色ずれ現象が発生し、画質を大きく
劣化させてしまう。ここにおいて、色にじみや色ずれの
様子を図11を用いて説明する。図11はプリントヘッドの
アドレス0の位置を色にじみや色ずれのないようにプリ
ントヘッドの位置調整を行った後、主走査方向に一定画
素間隔で露光記録したものである。中心付近のアドレス
767 で色にじみや色ずれが発生し、右端のアドレス2559
においては完全に記録された画素の位置がずれている。
【0006】このような画質の劣化は真空蛍光表示管の
ようにフォトレジストを用いて1ライン分のマスクを作
成するものでは解像力の誤差が小さいが、特にLEDの
ように発光素子を、例えば128 画素を1ブロックとする
複数のブロックを組み合わせ、長いプリントヘッドを構
成するようなものでは顕著に現れる。また、LEDプリ
ントヘッドと真空蛍光表示管のプリントヘッドのよう
に、異なる種類のプリントヘッドを組み合わせて露光部
を構成するような場合、同じ300 dpi(dot / inch)
と表示されていても実際には解像力の小数部における誤
差を持っており、この誤差がたとえ1%以下であっても
画像の大きさによっては色にじみや色ずれが容易に確認
できる程に発生することになる。
ようにフォトレジストを用いて1ライン分のマスクを作
成するものでは解像力の誤差が小さいが、特にLEDの
ように発光素子を、例えば128 画素を1ブロックとする
複数のブロックを組み合わせ、長いプリントヘッドを構
成するようなものでは顕著に現れる。また、LEDプリ
ントヘッドと真空蛍光表示管のプリントヘッドのよう
に、異なる種類のプリントヘッドを組み合わせて露光部
を構成するような場合、同じ300 dpi(dot / inch)
と表示されていても実際には解像力の小数部における誤
差を持っており、この誤差がたとえ1%以下であっても
画像の大きさによっては色にじみや色ずれが容易に確認
できる程に発生することになる。
【0007】そこで本発明は、かかる従来の問題点に鑑
み、複数本のプリントヘッドを用いて画像を記録する際
の、各プリントヘッド毎の解像力の差から生じる画質の
劣化を抑制する画像記録装置を提供することを目的とす
る。
み、複数本のプリントヘッドを用いて画像を記録する際
の、各プリントヘッド毎の解像力の差から生じる画質の
劣化を抑制する画像記録装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、画像記録媒体に画像デー
タを記録する記録素子を直線状に複数配列したプリント
ヘッドを画像記録媒体の相対的な搬送方向に対して複数
本並設した記録部と、出力を行なう画像データに基づい
て前記記録部への出力を制御する制御手段と、前記画像
記録媒体を前記プリントヘッドに対して相対的に移動す
るように搬送する搬送手段と、を備えた画像記録装置に
おいて、前記プリントヘッドの解像力と基準となる解像
力との差に応じて画像データを補正する補正手段を備え
るようにした。
め、請求項1に記載の発明は、画像記録媒体に画像デー
タを記録する記録素子を直線状に複数配列したプリント
ヘッドを画像記録媒体の相対的な搬送方向に対して複数
本並設した記録部と、出力を行なう画像データに基づい
て前記記録部への出力を制御する制御手段と、前記画像
記録媒体を前記プリントヘッドに対して相対的に移動す
るように搬送する搬送手段と、を備えた画像記録装置に
おいて、前記プリントヘッドの解像力と基準となる解像
力との差に応じて画像データを補正する補正手段を備え
るようにした。
【0009】請求項2に記載の発明は、前記補正手段
は、前記プリントヘッドの解像力が基準となる解像力よ
り高い場合には、前記画像データの前記記録素子の配列
方向を拡大する補正を行なう一方、前記プリントヘッド
の解像力が基準となる解像力より低い場合には、前記画
像データの前記記録素子の配列方向を縮小する補正を行
なうようにした。
は、前記プリントヘッドの解像力が基準となる解像力よ
り高い場合には、前記画像データの前記記録素子の配列
方向を拡大する補正を行なう一方、前記プリントヘッド
の解像力が基準となる解像力より低い場合には、前記画
像データの前記記録素子の配列方向を縮小する補正を行
なうようにした。
【0010】請求項3に記載の発明は、前記基準となる
解像力は、前記記録部のいずれか1つの基準プリントヘ
ッドの解像力であり、前記補正手段は、該基準プリント
ヘッド以外のプリントヘッドに対する画像データを補正
するようにした。請求項4に記載の発明は、前記記録部
は、LEDを用いたプリントヘッドと真空蛍光表示管を
画像記録媒体の相対的な搬送方向に対して複数本並設し
て構成し、前記補正手段は、該真空蛍光表示管の解像力
を基準となる解像力とするようにした。
解像力は、前記記録部のいずれか1つの基準プリントヘ
ッドの解像力であり、前記補正手段は、該基準プリント
ヘッド以外のプリントヘッドに対する画像データを補正
するようにした。請求項4に記載の発明は、前記記録部
は、LEDを用いたプリントヘッドと真空蛍光表示管を
画像記録媒体の相対的な搬送方向に対して複数本並設し
て構成し、前記補正手段は、該真空蛍光表示管の解像力
を基準となる解像力とするようにした。
【0011】請求項5に記載の発明は、前記プリントヘ
ッドを、前記記録素子の配列方向にブロック分けし、前
記補正手段は、前記ブロック毎の解像力と基準となる解
像力との差に応じて画像データを補正するようにした。
請求項6に記載の発明は、前記補正手段は、画像データ
の前記記録素子の配列方向に対して、特定の画素を付加
することにより拡大し、削除することにより縮小するよ
うにした。
ッドを、前記記録素子の配列方向にブロック分けし、前
記補正手段は、前記ブロック毎の解像力と基準となる解
像力との差に応じて画像データを補正するようにした。
請求項6に記載の発明は、前記補正手段は、画像データ
の前記記録素子の配列方向に対して、特定の画素を付加
することにより拡大し、削除することにより縮小するよ
うにした。
【0012】請求項7に記載の発明は、前記画素の削除
は、削除する画素の位置を画像データの前記記録素子の
配列方向のライン毎に異なる位置に設定するようにし
た。請求項8に記載の発明は、前記プリントヘッドの解
像力を測定する解像力測定手段を備えるようにした。
は、削除する画素の位置を画像データの前記記録素子の
配列方向のライン毎に異なる位置に設定するようにし
た。請求項8に記載の発明は、前記プリントヘッドの解
像力を測定する解像力測定手段を備えるようにした。
【0013】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、各プリ
ントヘッドの主走査方向の解像力と、基準となる解像力
との差に基づいて画像データを補正することにより、各
プリントヘッドの見かけ上の解像力を目的とする解像力
に合わせ、記録される画像の色にじみを軽減すると共
に、色ずれ、鮮鋭性の劣化、画像の二重化を防止でき、
以て、高品位の可視化画像を得ることができる。
ントヘッドの主走査方向の解像力と、基準となる解像力
との差に基づいて画像データを補正することにより、各
プリントヘッドの見かけ上の解像力を目的とする解像力
に合わせ、記録される画像の色にじみを軽減すると共
に、色ずれ、鮮鋭性の劣化、画像の二重化を防止でき、
以て、高品位の可視化画像を得ることができる。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、プリント
ヘッドの解像力を、基準とするプリントヘッドの解像力
に合うように画像データに対して拡大・縮小処理を施す
ことにより、簡便、且つ正確に画像データを補正するこ
とができる。請求項3に記載の発明によれば、基準とす
るプリントヘッドの解像力と、他のプリントヘッドの解
像力との差に基づいて画像データの補正を行なうため、
各プリントヘッドの真の解像力を測定することなく、簡
易に記録する画素の位置を合わせることができる。ま
た、基準とするプリントヘッド以外のプリントヘッドに
対して補正を行なうため、絶対的な解像力に合わせる補
正と比較してプリントヘッド1本分の補正処理を削減す
ることができる。
ヘッドの解像力を、基準とするプリントヘッドの解像力
に合うように画像データに対して拡大・縮小処理を施す
ことにより、簡便、且つ正確に画像データを補正するこ
とができる。請求項3に記載の発明によれば、基準とす
るプリントヘッドの解像力と、他のプリントヘッドの解
像力との差に基づいて画像データの補正を行なうため、
各プリントヘッドの真の解像力を測定することなく、簡
易に記録する画素の位置を合わせることができる。ま
た、基準とするプリントヘッド以外のプリントヘッドに
対して補正を行なうため、絶対的な解像力に合わせる補
正と比較してプリントヘッド1本分の補正処理を削減す
ることができる。
【0015】請求項4に記載の発明によれば、真空蛍光
表示管により構成されたプリントヘッドの解像力を基準
とする解像力とすることにより、解像力の誤差を極力抑
制することができ、より正確に目的の解像力に合わせる
ことができる。請求項5に記載の発明によれば、記録素
子ブロックの接続部における隣接画素間隔のずれを各記
録素子ブロック毎に補正するため、より細かに記録する
画素の位置を合わせることができ、補正効果をより向上
させることができる。
表示管により構成されたプリントヘッドの解像力を基準
とする解像力とすることにより、解像力の誤差を極力抑
制することができ、より正確に目的の解像力に合わせる
ことができる。請求項5に記載の発明によれば、記録素
子ブロックの接続部における隣接画素間隔のずれを各記
録素子ブロック毎に補正するため、より細かに記録する
画素の位置を合わせることができ、補正効果をより向上
させることができる。
【0016】請求項6に記載の発明によれば、画像デー
タの拡大・縮小処理を、画素を付加・削除することによ
り行なうため、新たなハードウェアの追加を伴うことな
く、簡単な計算により画像データの補正処理を行なうこ
とができ、補正時間の短縮化を図ることができる。請求
項7に記載の発明によれば、一定の位置で画素を削除す
ることがなくなるため、画像パターンの消失度合いを軽
減することができ、画質の劣化を抑制することができ
る。
タの拡大・縮小処理を、画素を付加・削除することによ
り行なうため、新たなハードウェアの追加を伴うことな
く、簡単な計算により画像データの補正処理を行なうこ
とができ、補正時間の短縮化を図ることができる。請求
項7に記載の発明によれば、一定の位置で画素を削除す
ることがなくなるため、画像パターンの消失度合いを軽
減することができ、画質の劣化を抑制することができ
る。
【0017】請求項8に記載の発明によれば、画像記録
装置が備える解像力測定手段で解像力を測定することに
より、人手によらず自動的に前記補正処理が行なえ、例
えば、経時熱変化,振動等で機械的な取付精度が変化し
たときに容易にヘッド位置を再調整することができる。
装置が備える解像力測定手段で解像力を測定することに
より、人手によらず自動的に前記補正処理が行なえ、例
えば、経時熱変化,振動等で機械的な取付精度が変化し
たときに容易にヘッド位置を再調整することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図1
〜図10に基づいて説明する。まず、後述する第1〜第3
の実施の形態に共通する画像記録装置の記録部の概略的
な構成を図1,2に示した。図1は記録部の側面図で、
図2は正面図を表している。
〜図10に基づいて説明する。まず、後述する第1〜第3
の実施の形態に共通する画像記録装置の記録部の概略的
な構成を図1,2に示した。図1は記録部の側面図で、
図2は正面図を表している。
【0019】ハロゲン化銀感光材料等で形成される画像
記録媒体であるカラー印画紙11を、モータ等の搬送駆動
源12により回転駆動する支持ドラム13、および圧ローラ
14a,14b によって支持しつつ、図中の矢印方向に支持ド
ラム13の回転により搬送する一方、該圧ローラ14a と14
b との間に、該搬送の上流側から赤色用プリントヘッド
15R 、緑色用プリントヘッド15G 、青色用プリントヘッ
ド15B の順番で配設された露光部15を、プリントヘッド
制御部16によって制御することにより、該プリントヘッ
ド制御部16に入力される画像データをカラー印画紙11に
露光記録する。
記録媒体であるカラー印画紙11を、モータ等の搬送駆動
源12により回転駆動する支持ドラム13、および圧ローラ
14a,14b によって支持しつつ、図中の矢印方向に支持ド
ラム13の回転により搬送する一方、該圧ローラ14a と14
b との間に、該搬送の上流側から赤色用プリントヘッド
15R 、緑色用プリントヘッド15G 、青色用プリントヘッ
ド15B の順番で配設された露光部15を、プリントヘッド
制御部16によって制御することにより、該プリントヘッ
ド制御部16に入力される画像データをカラー印画紙11に
露光記録する。
【0020】この処理の流れの一例を図3に示すフロー
チャートを用いて簡単に説明する。まず、前記各プリン
トヘッド15R,15G,15B に対して後述する解像力測定用チ
ャートの出力を行い(ステップ31、以降S31と記す)、
プリントヘッド毎に解像力を測定する(S32)。ここ
で、解像力の測定は、絶対的な解像力でもヘッド毎の解
像力の差でも構わない。
チャートを用いて簡単に説明する。まず、前記各プリン
トヘッド15R,15G,15B に対して後述する解像力測定用チ
ャートの出力を行い(ステップ31、以降S31と記す)、
プリントヘッド毎に解像力を測定する(S32)。ここ
で、解像力の測定は、絶対的な解像力でもヘッド毎の解
像力の差でも構わない。
【0021】次に、各プリントヘッド15R,15G,15B の解
像力をそれぞれ一致させるために、目的とする解像力の
設定を行い(S33)、後述する各プリントヘッド毎(色
毎)の解像力の変換方法を設定する(S34)。このよう
にして画像記録装置の解像力変換のセットアップを終了
させた後、パーソナルコンピュータ等の外部機器より画
像データを入力し(S35)、記録装置内の画像処理回路
のCPUを用いて解像度変換処理を行い(S36)、カラ
ー印画紙11に画素位置のずれがない状態で画像の出力を
行なう(S37)。尚、解像度変換処理は、S35の前また
はS35を行いながら行なっても良い。
像力をそれぞれ一致させるために、目的とする解像力の
設定を行い(S33)、後述する各プリントヘッド毎(色
毎)の解像力の変換方法を設定する(S34)。このよう
にして画像記録装置の解像力変換のセットアップを終了
させた後、パーソナルコンピュータ等の外部機器より画
像データを入力し(S35)、記録装置内の画像処理回路
のCPUを用いて解像度変換処理を行い(S36)、カラ
ー印画紙11に画素位置のずれがない状態で画像の出力を
行なう(S37)。尚、解像度変換処理は、S35の前また
はS35を行いながら行なっても良い。
【0022】次に、露光部15の具体的な構成について説
明する。本実施の形態においては、赤色用プリントヘッ
ド15R は、発光の中心波長が660nm 、解像力が300 dp
i、画素数が2560であるLEDプリントヘッドを用いて
おり、緑色用プリントヘッド15G および青色用プリント
ヘッド15B は、比較的高輝度、高速応答でカラーフィル
タで容易に色分解できる真空蛍光プリントヘッド(VF
PH)を用いている。
明する。本実施の形態においては、赤色用プリントヘッ
ド15R は、発光の中心波長が660nm 、解像力が300 dp
i、画素数が2560であるLEDプリントヘッドを用いて
おり、緑色用プリントヘッド15G および青色用プリント
ヘッド15B は、比較的高輝度、高速応答でカラーフィル
タで容易に色分解できる真空蛍光プリントヘッド(VF
PH)を用いている。
【0023】緑色用プリントヘッド15G の光路にはイエ
ローフィルタを、青色用プリントヘッド15Bの光路には
ブルーフィルタを挿入し、カラー印画紙11として用いる
QA−A6(コニカ(株)製)に対して色分解露光がで
きるようにしている。尚、これらの緑色用プリントヘッ
ド15G 、青色用プリントヘッド15B の画素数は勿論、解
像力も赤色用プリントヘッド15R と同一になるように設
定してある。但し、実際には解像力については、既述の
ようにプリントヘッド毎の誤差が発生し得るため、これ
を本発明により解決している。
ローフィルタを、青色用プリントヘッド15Bの光路には
ブルーフィルタを挿入し、カラー印画紙11として用いる
QA−A6(コニカ(株)製)に対して色分解露光がで
きるようにしている。尚、これらの緑色用プリントヘッ
ド15G 、青色用プリントヘッド15B の画素数は勿論、解
像力も赤色用プリントヘッド15R と同一になるように設
定してある。但し、実際には解像力については、既述の
ようにプリントヘッド毎の誤差が発生し得るため、これ
を本発明により解決している。
【0024】次に、画像データがプリントヘッド制御部
16に入力されてからカラー印画紙11に露光されるまでの
処理を説明する。図4はプリントヘッド制御部16の具体
的な構成を示す図である。カラー印画紙11に対し、主走
査方向に2560画素、カラー印画紙11の搬送方向(副走査
方向)に3520画素の画像データを記録する場合、コンピ
ュータ41から2560×3520画素分の画像データが、R,
G,Bの各色成分毎に高速通信可能な例えばSCSI−
II(SCSI:Small Computer System Interface)等のインタ
ーフェースI/F42に入力される。尚、I/F42からは
画像データに加え、後述する鮮鋭性変換、解像力変換、
画素間補正、階調変換等の補正値や変換係数とプリント
ヘッド間隔のデータをCPU43に入力する。その際、I
/F42から画像データを入力し、順次以下の処理を行な
う。
16に入力されてからカラー印画紙11に露光されるまでの
処理を説明する。図4はプリントヘッド制御部16の具体
的な構成を示す図である。カラー印画紙11に対し、主走
査方向に2560画素、カラー印画紙11の搬送方向(副走査
方向)に3520画素の画像データを記録する場合、コンピ
ュータ41から2560×3520画素分の画像データが、R,
G,Bの各色成分毎に高速通信可能な例えばSCSI−
II(SCSI:Small Computer System Interface)等のインタ
ーフェースI/F42に入力される。尚、I/F42からは
画像データに加え、後述する鮮鋭性変換、解像力変換、
画素間補正、階調変換等の補正値や変換係数とプリント
ヘッド間隔のデータをCPU43に入力する。その際、I
/F42から画像データを入力し、順次以下の処理を行な
う。
【0025】CPU43の設定に基づいて、必要に応じて
CPU43から鮮鋭性変換係数を鮮鋭性変換部44に送り、
鮮鋭性変換を行う。この鮮鋭性変換は、例えば各色毎に
一面分づつ送られて来る画像データに対して、5×5、
または3×3画素のコンボリューションフィルタを色毎
に切り替えて用いて、輪郭部分の強調や平滑化を行なう
ことにより画像の鮮鋭性を変換するものである。
CPU43から鮮鋭性変換係数を鮮鋭性変換部44に送り、
鮮鋭性変換を行う。この鮮鋭性変換は、例えば各色毎に
一面分づつ送られて来る画像データに対して、5×5、
または3×3画素のコンボリューションフィルタを色毎
に切り替えて用いて、輪郭部分の強調や平滑化を行なう
ことにより画像の鮮鋭性を変換するものである。
【0026】続いて、解像力変換部45において、CPU
43の設定に基づいて鮮鋭性変換後の画像データの解像力
を変換し、その画像データをRGBデータ分配部46によ
りR,G,Bの各色成分に分解し、それぞれの色成分に
対応させて、DRAM47R,47G,47B に記憶する。ここ
で、簡単のため赤色成分に対する処理を例にとり説明す
る。DRAM47Rに記憶された赤色成分の画像データの
うち、主走査方向1ライン分に相当する画像データをD
RAM47R から取り出し、該1ライン分の画像データを
階調変換部48R に出力する。
43の設定に基づいて鮮鋭性変換後の画像データの解像力
を変換し、その画像データをRGBデータ分配部46によ
りR,G,Bの各色成分に分解し、それぞれの色成分に
対応させて、DRAM47R,47G,47B に記憶する。ここ
で、簡単のため赤色成分に対する処理を例にとり説明す
る。DRAM47Rに記憶された赤色成分の画像データの
うち、主走査方向1ライン分に相当する画像データをD
RAM47R から取り出し、該1ライン分の画像データを
階調変換部48R に出力する。
【0027】この階調変換部48R に入力した1ライン分
の画像データは、CPU43の設定に基づいて階調を変換
した後、画素間補正部49R に入力する。この画素間補正
部49R では、CPU43の設定に基づいて、入力した画像
データが目的の階調特性となるように修正する。そし
て、画素間補正部49R においては、後述する画素間補正
を行い、プリントヘッドに対して画像出力信号を供給す
るドライバ50Rに画像出力信号を供給し、画像記録媒体
であるカラー印画紙11に対して露光を行う。
の画像データは、CPU43の設定に基づいて階調を変換
した後、画素間補正部49R に入力する。この画素間補正
部49R では、CPU43の設定に基づいて、入力した画像
データが目的の階調特性となるように修正する。そし
て、画素間補正部49R においては、後述する画素間補正
を行い、プリントヘッドに対して画像出力信号を供給す
るドライバ50Rに画像出力信号を供給し、画像記録媒体
であるカラー印画紙11に対して露光を行う。
【0028】以上の処理を、緑色,青色成分の画像デー
タに対しても並行して同様に行ない、カラー印画紙11に
露光を行なう。そして、露光されたカラー印画紙11を現
像処理することにより、画像データの可視化画像を得る
ことができる。ただし、図2に示すように各プリントヘ
ッド15R,15G,15B は、副走査方向に対して取り付け位置
を一致させることができないため、間隔をあけて取り付
けている。即ち、図1において、赤色用プリントヘッド
15R で露光記録した後、カラー印画紙11が図示された矢
印方向に緑色用プリントヘッド15G の露光記録する位置
まで搬送されるまでは、そのときの搬送速度や、赤色用
プリントヘッド15R と緑色用プリントヘッド15G との副
走査方向の取り付け間隔に依存する搬送時間差、または
副走査方向の画素差が存在する。そのため、カラー印画
紙11に記録される画素の副走査方向の位置を一致させる
必要がある。
タに対しても並行して同様に行ない、カラー印画紙11に
露光を行なう。そして、露光されたカラー印画紙11を現
像処理することにより、画像データの可視化画像を得る
ことができる。ただし、図2に示すように各プリントヘ
ッド15R,15G,15B は、副走査方向に対して取り付け位置
を一致させることができないため、間隔をあけて取り付
けている。即ち、図1において、赤色用プリントヘッド
15R で露光記録した後、カラー印画紙11が図示された矢
印方向に緑色用プリントヘッド15G の露光記録する位置
まで搬送されるまでは、そのときの搬送速度や、赤色用
プリントヘッド15R と緑色用プリントヘッド15G との副
走査方向の取り付け間隔に依存する搬送時間差、または
副走査方向の画素差が存在する。そのため、カラー印画
紙11に記録される画素の副走査方向の位置を一致させる
必要がある。
【0029】そこで、赤色用プリントヘッド15R から緑
色用プリントヘッド15G 、および緑色用プリントヘッド
15G から青色用プリントヘッド15B までの副走査方向の
ヘッド間隔を予め測定しておき、該測定されたヘッド間
隔に基づいて、赤色用プリントヘッド15Rがカラー印画
紙11に露光を開始してから、その露光開始位置が緑色用
プリントヘッド15G の露光開始点に搬送されるまで、
“0”データ(実際にはプリントヘッドを発光させない
データ)を緑色用プリントヘッド15G の各記録素子に与
えるようにする。これにより、副走査方向に対するカラ
ー印画紙11に記録される画素の位置を補正することがで
きる。
色用プリントヘッド15G 、および緑色用プリントヘッド
15G から青色用プリントヘッド15B までの副走査方向の
ヘッド間隔を予め測定しておき、該測定されたヘッド間
隔に基づいて、赤色用プリントヘッド15Rがカラー印画
紙11に露光を開始してから、その露光開始位置が緑色用
プリントヘッド15G の露光開始点に搬送されるまで、
“0”データ(実際にはプリントヘッドを発光させない
データ)を緑色用プリントヘッド15G の各記録素子に与
えるようにする。これにより、副走査方向に対するカラ
ー印画紙11に記録される画素の位置を補正することがで
きる。
【0030】また、青色用プリントヘッド15B に対して
も同様に、測定された緑色用プリントヘッド15G との間
隔に基づいて副走査方向の差を補正する。尚、赤色用プ
リントヘッド15R の画像データ出力後、緑色用プリント
ヘッド15G の位置に搬送されるまでの間は、緑色用プリ
ントヘッド15G の出力を停止させることなく、搬送が終
了するまで“0”データの出力を行い続けるように制御
する。これは緑色用プリントヘッド15G の画像データ出
力後についても同様で、各プリントヘッドを同期動作さ
せておいた方が機構が簡単になるためである。そのため
“0”データが送出されているプリントヘッドは、送出
時間中は特に何も動作させる必要はなく、駆動を停止さ
せるようにしても良い。
も同様に、測定された緑色用プリントヘッド15G との間
隔に基づいて副走査方向の差を補正する。尚、赤色用プ
リントヘッド15R の画像データ出力後、緑色用プリント
ヘッド15G の位置に搬送されるまでの間は、緑色用プリ
ントヘッド15G の出力を停止させることなく、搬送が終
了するまで“0”データの出力を行い続けるように制御
する。これは緑色用プリントヘッド15G の画像データ出
力後についても同様で、各プリントヘッドを同期動作さ
せておいた方が機構が簡単になるためである。そのため
“0”データが送出されているプリントヘッドは、送出
時間中は特に何も動作させる必要はなく、駆動を停止さ
せるようにしても良い。
【0031】次に、画素間補正について説明する。上記
の複数の記録素子を直線状に並べたプリントヘッドにお
いては、各記録素子(画素)の入力信号に対する発光量
の特性がそれぞれ異なる場合がある。特にカラー印画紙
等の連続階調が再現可能な記録媒体に、露光記録する場
合は、記録媒体上に該特性差による発光量の差に応じた
濃度ムラが発生し、画質を大きく劣化させてしまう。そ
こで、各記録素子の発光量の特性を均一化するために、
画像データに対して補正を行なう必要がある。この補正
処理が画素間補正である。
の複数の記録素子を直線状に並べたプリントヘッドにお
いては、各記録素子(画素)の入力信号に対する発光量
の特性がそれぞれ異なる場合がある。特にカラー印画紙
等の連続階調が再現可能な記録媒体に、露光記録する場
合は、記録媒体上に該特性差による発光量の差に応じた
濃度ムラが発生し、画質を大きく劣化させてしまう。そ
こで、各記録素子の発光量の特性を均一化するために、
画像データに対して補正を行なう必要がある。この補正
処理が画素間補正である。
【0032】具体的には、図5に示すようにプリントヘ
ッド51の発光面側に受光センサ52を配設し、受光センサ
52の位置をセンサ移動テーブル53によってプリントヘッ
ド51の測光を行いたい記録素子の直下となるように移動
させる。受光センサ52はプリントヘッド51の各記録素子
からの照射光を受光し、その照射光の強度を内部の光電
変換器により電圧に変換してA/D変換を行った後、C
PU43に出力する。
ッド51の発光面側に受光センサ52を配設し、受光センサ
52の位置をセンサ移動テーブル53によってプリントヘッ
ド51の測光を行いたい記録素子の直下となるように移動
させる。受光センサ52はプリントヘッド51の各記録素子
からの照射光を受光し、その照射光の強度を内部の光電
変換器により電圧に変換してA/D変換を行った後、C
PU43に出力する。
【0033】このようにして各記録素子の発光量を求め
る場合、受光センサ52の特性としては、入射する光量に
対する出力電圧の特性が線形な関係であるものが好まし
いが、非線形で出力される場合においても、予め、入射
光量に対する電圧特性を測定しておくことにより、絶対
的な光量を知ることができる。本実施の形態における受
光センサとしては、入射光量に対する出力が線形な関係
である、例えばフォトマルチプライヤ等の受光センサを
用いた。CPU43では、受光センサからの電圧値が入力
されると、基準電圧に対して除算して画素間補正値を作
成する。この画素間補正値は、画像データを各プリント
ヘッド15R,15G,15B に入力するときに該画像データに乗
算されることにより、各記録素子の発光量のばらつきを
補正する。この画素間補正値の作成を行った後に、各プ
リントヘッドは図1に示す支持ドラム13に対して固定さ
れるようになる。
る場合、受光センサ52の特性としては、入射する光量に
対する出力電圧の特性が線形な関係であるものが好まし
いが、非線形で出力される場合においても、予め、入射
光量に対する電圧特性を測定しておくことにより、絶対
的な光量を知ることができる。本実施の形態における受
光センサとしては、入射光量に対する出力が線形な関係
である、例えばフォトマルチプライヤ等の受光センサを
用いた。CPU43では、受光センサからの電圧値が入力
されると、基準電圧に対して除算して画素間補正値を作
成する。この画素間補正値は、画像データを各プリント
ヘッド15R,15G,15B に入力するときに該画像データに乗
算されることにより、各記録素子の発光量のばらつきを
補正する。この画素間補正値の作成を行った後に、各プ
リントヘッドは図1に示す支持ドラム13に対して固定さ
れるようになる。
【0034】尚、図1の支持ドラム13を透明な材料によ
り形成し、該透明な支持ドラムの内部に受光センサを設
け、適当な周期で測光を行うことにより補正データを作
成するようにしてもよい。次に、主走査方向の解像力の
測定方法について説明する。各プリントヘッドの解像力
は、理想的には目的の解像力であることが好ましい。し
かしながら、現実的にはプリントヘッド毎に解像力が異
なるため、画像処理、具体的には主走査方向に画像デー
タを拡大・縮小処理することにより、記録される画像の
位置を合わせるようにする。
り形成し、該透明な支持ドラムの内部に受光センサを設
け、適当な周期で測光を行うことにより補正データを作
成するようにしてもよい。次に、主走査方向の解像力の
測定方法について説明する。各プリントヘッドの解像力
は、理想的には目的の解像力であることが好ましい。し
かしながら、現実的にはプリントヘッド毎に解像力が異
なるため、画像処理、具体的には主走査方向に画像デー
タを拡大・縮小処理することにより、記録される画像の
位置を合わせるようにする。
【0035】この拡大・縮小処理とは、元の画像データ
に対して均等に倍率を変化させる処理の他に、特定の画
素の追加・削除を行なう処理を含むものとする。尚、解
像力の設定の最小限の要件としては、各プリントヘッド
の解像力が相対的に一致していればよく、画素位置のず
れを解消できることで目的が達成される。
に対して均等に倍率を変化させる処理の他に、特定の画
素の追加・削除を行なう処理を含むものとする。尚、解
像力の設定の最小限の要件としては、各プリントヘッド
の解像力が相対的に一致していればよく、画素位置のず
れを解消できることで目的が達成される。
【0036】絶対的な解像力の測定方法としては、図6
(a) に示すように、主走査方向に等画素間隔、例えば1
画素記録した後256 画素空白が入り、その後、再び1画
素記録するということを繰り返すチャートパターンの出
力結果に基づいて行う。ここで、2565画素おきに記録を
行なうが、これは後述するLEDアレイの補正時に、ブ
ロック毎に補正を行なうときに効果があり、理想的には
LEDの画素ブロックに合った形で出力するのが好まし
い。
(a) に示すように、主走査方向に等画素間隔、例えば1
画素記録した後256 画素空白が入り、その後、再び1画
素記録するということを繰り返すチャートパターンの出
力結果に基づいて行う。ここで、2565画素おきに記録を
行なうが、これは後述するLEDアレイの補正時に、ブ
ロック毎に補正を行なうときに効果があり、理想的には
LEDの画素ブロックに合った形で出力するのが好まし
い。
【0037】具体的には、図6(a) に示すような間隔
で、赤色,緑色,青色の記録信号を各プリントヘッド15
R,15G,15B に転送し、カラー印画紙に順次重ね合わせて
記録を行う。すると、カラー印画紙上には赤色に対して
はシアン色、緑色に対してはマゼンダ色、青色に対して
はイエロー色が発色し、各色のチャートパターンが形成
される。
で、赤色,緑色,青色の記録信号を各プリントヘッド15
R,15G,15B に転送し、カラー印画紙に順次重ね合わせて
記録を行う。すると、カラー印画紙上には赤色に対して
はシアン色、緑色に対してはマゼンダ色、青色に対して
はイエロー色が発色し、各色のチャートパターンが形成
される。
【0038】このチャートパターンをマイクロデンシト
メータを用いて主走査方向に画素ピッチより5倍程度細
かい間隔(例えば5μm)で濃度値を読み取り、得られ
る濃度値ピークの中心位置(ピーク位置)を求める。図
6(b) に濃度走査記録の結果を示した。ここでは、プリ
ントヘッドの有効印字幅wを求めるために、チャートパ
ターンの記録開始位置をアドレス0、記録終了位置をア
ドレス2559として、アドレス0における濃度値のピーク
位置61とアドレス2559における濃度値のピーク位置62を
決定し、これを有効印字幅wとする。このwの有効数字
は、十分な精度が得られるようにwの距離に対する測定
誤差が0.1 %以下になるように設定しておく。
メータを用いて主走査方向に画素ピッチより5倍程度細
かい間隔(例えば5μm)で濃度値を読み取り、得られ
る濃度値ピークの中心位置(ピーク位置)を求める。図
6(b) に濃度走査記録の結果を示した。ここでは、プリ
ントヘッドの有効印字幅wを求めるために、チャートパ
ターンの記録開始位置をアドレス0、記録終了位置をア
ドレス2559として、アドレス0における濃度値のピーク
位置61とアドレス2559における濃度値のピーク位置62を
決定し、これを有効印字幅wとする。このwの有効数字
は、十分な精度が得られるようにwの距離に対する測定
誤差が0.1 %以下になるように設定しておく。
【0039】尚、チャートパターンは、プリントヘッド
の有効印字幅wだけを求めるものであれば、図6(a) に
おいて、アドレス0とアドレス2559の位置でラインを出
力するだけでよい。そして、有効印字幅w(mm)から主走
査方向の実際の解像力Dを算出する。ここで、解像力D
をdpiの単位系とすると解像力Dは、 解像力D=2560/w×25.4 (1) で表すことができる。
の有効印字幅wだけを求めるものであれば、図6(a) に
おいて、アドレス0とアドレス2559の位置でラインを出
力するだけでよい。そして、有効印字幅w(mm)から主走
査方向の実際の解像力Dを算出する。ここで、解像力D
をdpiの単位系とすると解像力Dは、 解像力D=2560/w×25.4 (1) で表すことができる。
【0040】次に、実際の解像力と目的とする解像力と
の差をなくすように、プリントヘッドの両端での解像力
の差を測定して画像データを補正する第1の実施の形態
について説明する。実際の解像力と目的とする解像力と
の差を補正する方法として、主走査方向に画像データの
拡大・縮小を行うことにより、見かけ上のプリントヘッ
ドの解像力を補正する方法がある。
の差をなくすように、プリントヘッドの両端での解像力
の差を測定して画像データを補正する第1の実施の形態
について説明する。実際の解像力と目的とする解像力と
の差を補正する方法として、主走査方向に画像データの
拡大・縮小を行うことにより、見かけ上のプリントヘッ
ドの解像力を補正する方法がある。
【0041】一般的には、バイ−リニア法、後述の
(2)式による線形補間法、(3)式によるキュービッ
ク−コンボリューション法等があり、画像の拡大・縮小
で用いられているアルゴリズムをそのまま利用すること
ができる。 P={(a2 ×P1 )+(a1 ×P2 )}/(a1 +a2 ) (2)
(2)式による線形補間法、(3)式によるキュービッ
ク−コンボリューション法等があり、画像の拡大・縮小
で用いられているアルゴリズムをそのまま利用すること
ができる。 P={(a2 ×P1 )+(a1 ×P2 )}/(a1 +a2 ) (2)
【0042】
【数1】 線形補間の場合、図12に示すように(2)式の補間点u
での画像信号Pは、その前後の2点x1,x2 の画像信号
P1,P2 の内分点で、a1 はP−P1 間の長さ、a2 は
P−P2 間の長さを表している。また、(3)式におい
て補間点uの画像信号Pは、図13に示すように、元の画
像の座標、即ちアドレスx1,x2,x3,x 4 の画像信号P
1,P2,P3,P4 から求めている。ここで、(3)式中の
x1,x2,x3,x4 は整数で、uは実数であり、[u]は
uの四捨五入値である。
での画像信号Pは、その前後の2点x1,x2 の画像信号
P1,P2 の内分点で、a1 はP−P1 間の長さ、a2 は
P−P2 間の長さを表している。また、(3)式におい
て補間点uの画像信号Pは、図13に示すように、元の画
像の座標、即ちアドレスx1,x2,x3,x 4 の画像信号P
1,P2,P3,P4 から求めている。ここで、(3)式中の
x1,x2,x3,x4 は整数で、uは実数であり、[u]は
uの四捨五入値である。
【0043】上記の補正方法の中で、線形補間法やキュ
ービック−コンボリューション法が画質的には優れてい
るが、バイ−リニア法を用いる方法が最も簡単であり、
新たにハードウェア等を付加することなく補正すること
ができるため、本実施の形態においてはバイ−リニア法
を用いて補正した一例を示すことにする。いま、目的と
する主走査方向の解像力を300.0 dpiとする場合、バ
イ−リニア法を用いた際の補正位置は、以下の式により
決定することができる。即ち、目的とする画素幅(本実
施の形態においては2560画素)に対して、実際の解像力
Dと目的とする解像力300 dpiとの差から補正すべき
画素数Nを後述の(5)式により求め、(6)式により
画素の付加・削除を行なう位置の画素間隔を表す補間間
隔Iを決定する。ここで、N,Iは整数であり、
(5),(6)式の右辺値を四捨五入して求められる。
この方法の場合、プリントヘッドのアドレス0の位置で
は、プリントヘッドの画素のずれはないものと仮定して
いることから、アドレス0の位置には画素の付加・削除
をしないように補正位置を設定する。また、アドレス25
59の位置が最終的に合うように補間を設定するため、こ
の場所でも補間はしないようにする。尚、Nの値は正の
ときが画素の付加で、負のときが画素の削除を示してい
る。 N=[2560×(D/300 −1)] (5) I=[2560/(|N|+1)] (6) この際、低解像度のプリントヘッドの方が同じ画素数で
も印字幅が長く、高解像度の方が短くなる。この様な場
合には、高解像度のプリントヘッドの印字幅に合わせる
ように、低解像度のプリントヘッドの印字幅を抑制する
必要がある。
ービック−コンボリューション法が画質的には優れてい
るが、バイ−リニア法を用いる方法が最も簡単であり、
新たにハードウェア等を付加することなく補正すること
ができるため、本実施の形態においてはバイ−リニア法
を用いて補正した一例を示すことにする。いま、目的と
する主走査方向の解像力を300.0 dpiとする場合、バ
イ−リニア法を用いた際の補正位置は、以下の式により
決定することができる。即ち、目的とする画素幅(本実
施の形態においては2560画素)に対して、実際の解像力
Dと目的とする解像力300 dpiとの差から補正すべき
画素数Nを後述の(5)式により求め、(6)式により
画素の付加・削除を行なう位置の画素間隔を表す補間間
隔Iを決定する。ここで、N,Iは整数であり、
(5),(6)式の右辺値を四捨五入して求められる。
この方法の場合、プリントヘッドのアドレス0の位置で
は、プリントヘッドの画素のずれはないものと仮定して
いることから、アドレス0の位置には画素の付加・削除
をしないように補正位置を設定する。また、アドレス25
59の位置が最終的に合うように補間を設定するため、こ
の場所でも補間はしないようにする。尚、Nの値は正の
ときが画素の付加で、負のときが画素の削除を示してい
る。 N=[2560×(D/300 −1)] (5) I=[2560/(|N|+1)] (6) この際、低解像度のプリントヘッドの方が同じ画素数で
も印字幅が長く、高解像度の方が短くなる。この様な場
合には、高解像度のプリントヘッドの印字幅に合わせる
ように、低解像度のプリントヘッドの印字幅を抑制する
必要がある。
【0044】この補正処理において、例えば単純に一定
位置で画素の削除を行うと、ある特殊な場合に画像パタ
ーンの消失度合いが顕著となり、画像の見栄えを変化さ
せてしまうことがある。このような場合には、I画素毎
のブロックに区切って削除する画素を1画素または一定
の複数画素間隔、あるいは連続する2つの行で同じにな
らないように移動させていくことが望ましい。即ち、指
定した画素を削除した場合に、次の行の記録の画素削除
を行なう位置を該指定した画素以外の画素にすればよ
い。この指定方法の一例としては、削除する画素の位置
を乱数発生回路から発生させる乱数により設定すること
で、画素削除に伴う誤差を画像全体に対して拡散する効
果が得られる。
位置で画素の削除を行うと、ある特殊な場合に画像パタ
ーンの消失度合いが顕著となり、画像の見栄えを変化さ
せてしまうことがある。このような場合には、I画素毎
のブロックに区切って削除する画素を1画素または一定
の複数画素間隔、あるいは連続する2つの行で同じにな
らないように移動させていくことが望ましい。即ち、指
定した画素を削除した場合に、次の行の記録の画素削除
を行なう位置を該指定した画素以外の画素にすればよ
い。この指定方法の一例としては、削除する画素の位置
を乱数発生回路から発生させる乱数により設定すること
で、画素削除に伴う誤差を画像全体に対して拡散する効
果が得られる。
【0045】この処理の一例を図7に示した。図7に示
すプリントヘッドへの画像出力信号の状態において、画
像の記録進行に伴い、削除する画素を規則的に1画素ず
つ移動して記録することにより、画像パターンの消失度
合いを軽減することができる。尚、線形補間法やキュー
ビック−コンボリューション法を用いた場合は、画像デ
ータ全体に均等な割合で画素補正が行われることから、
画素の削除・付加による画質劣化の影響は少なく、特に
上記に示すような工夫の必要はない。
すプリントヘッドへの画像出力信号の状態において、画
像の記録進行に伴い、削除する画素を規則的に1画素ず
つ移動して記録することにより、画像パターンの消失度
合いを軽減することができる。尚、線形補間法やキュー
ビック−コンボリューション法を用いた場合は、画像デ
ータ全体に均等な割合で画素補正が行われることから、
画素の削除・付加による画質劣化の影響は少なく、特に
上記に示すような工夫の必要はない。
【0046】上記の画像データの補正は、解像力変換部
45で行なうが、簡単な処理であればコンピュータ41から
画像を転送する途中で行ってもよい。以上説明したよう
に、本実施の形態においては、各プリントヘッドの解像
力を実際に各プリントヘッドにより出力したチャートパ
ターンを用いて絶対的な解像力を測定することにより、
各プリントヘッドに対する解像力と目的とする解像力と
の差が明確となり、該解像力の差に基づいて画像データ
を拡大・縮小の補正処理を行なうため、該解像力の差に
よる画素位置のずれを精度良く補正することができ、以
て、記録する画像の色ずれを防止して、色にじみを低減
することができる。
45で行なうが、簡単な処理であればコンピュータ41から
画像を転送する途中で行ってもよい。以上説明したよう
に、本実施の形態においては、各プリントヘッドの解像
力を実際に各プリントヘッドにより出力したチャートパ
ターンを用いて絶対的な解像力を測定することにより、
各プリントヘッドに対する解像力と目的とする解像力と
の差が明確となり、該解像力の差に基づいて画像データ
を拡大・縮小の補正処理を行なうため、該解像力の差に
よる画素位置のずれを精度良く補正することができ、以
て、記録する画像の色ずれを防止して、色にじみを低減
することができる。
【0047】また、実際にチャートパターンを出力する
ことにより、特別な機構を画像記録装置に組み込まなく
ても解像力の測定が可能となり、装置を小型化すること
ができる。そして、解像力の差に基づいて補正を行なう
ときに計測が簡易に行なうことができ、さらに、プリン
トヘッド位置の調整(平行方向の位置,取付角度)を出
力と同時に行なうことができる(どちらにしろ一度は必
ずテスト出力を行う。)。
ことにより、特別な機構を画像記録装置に組み込まなく
ても解像力の測定が可能となり、装置を小型化すること
ができる。そして、解像力の差に基づいて補正を行なう
ときに計測が簡易に行なうことができ、さらに、プリン
トヘッド位置の調整(平行方向の位置,取付角度)を出
力と同時に行なうことができる(どちらにしろ一度は必
ずテスト出力を行う。)。
【0048】尚、解像力の測定はチャートパターンの出
力結果から行なう他に、画像記録装置の外部から解像力
を測定するようにしてもよい。次に、基準とするプリン
トヘッドの解像力に合わせるように、プリントヘッドの
両端部での解像力の差を測定して画像データを補正する
第2の実施の形態を説明する。
力結果から行なう他に、画像記録装置の外部から解像力
を測定するようにしてもよい。次に、基準とするプリン
トヘッドの解像力に合わせるように、プリントヘッドの
両端部での解像力の差を測定して画像データを補正する
第2の実施の形態を説明する。
【0049】図8(a) は補正処理を行う前の2本のプリ
ントヘッドの画像出力信号の画素の状態を示している。
尚、図中の〇印はそれぞれプリントヘッドの記録素子を
表し、数字は画像出力信号のDRAM上のアドレスを表
している。この図では、プリントヘッド1とプリントヘ
ッド2とをアドレス0に相当する位置(プリントヘッド
の左端部)で一致するように合わせたとき、プリントヘ
ッド間の解像力の差により、プリントヘッド2のアドレ
ス16の位置(プリントヘッドの右端部)が、プリントヘ
ッド1のアドレス17の位置に一致している。
ントヘッドの画像出力信号の画素の状態を示している。
尚、図中の〇印はそれぞれプリントヘッドの記録素子を
表し、数字は画像出力信号のDRAM上のアドレスを表
している。この図では、プリントヘッド1とプリントヘ
ッド2とをアドレス0に相当する位置(プリントヘッド
の左端部)で一致するように合わせたとき、プリントヘ
ッド間の解像力の差により、プリントヘッド2のアドレ
ス16の位置(プリントヘッドの右端部)が、プリントヘ
ッド1のアドレス17の位置に一致している。
【0050】このような場合、プリントヘッド2の解像
力を基準とする解像力とした場合、バイ−リニア法によ
る画像データ(画像出力信号)の拡大処理により、記録
される画像の位置を合わせることができる。即ち、図8
(b) に示すように、周辺部で画素位置が合うようにとい
う観点からアドレス1や15といった周辺部ではなく、図
の中央付近のアドレス7の画素を2回続けて出力し、そ
の後アドレス8から続けることにより、プリントヘッド
1の画像出力信号中に1画素が付加されて、プリントヘ
ッド2のアドレス15の位置を、プリントヘッド1のアド
レス15の位置に合わせることができる。
力を基準とする解像力とした場合、バイ−リニア法によ
る画像データ(画像出力信号)の拡大処理により、記録
される画像の位置を合わせることができる。即ち、図8
(b) に示すように、周辺部で画素位置が合うようにとい
う観点からアドレス1や15といった周辺部ではなく、図
の中央付近のアドレス7の画素を2回続けて出力し、そ
の後アドレス8から続けることにより、プリントヘッド
1の画像出力信号中に1画素が付加されて、プリントヘ
ッド2のアドレス15の位置を、プリントヘッド1のアド
レス15の位置に合わせることができる。
【0051】また、プリントヘッド1を基準の解像力と
した場合は、図8(c) に示すようにプリントヘッド2の
画像出力信号に対して、アドレス7の画素を削除して出
力することにより補正することになる。上記の要領で、
例えば視感度の最も高い色成分である緑色用プリントヘ
ッド15G の解像力を基準とし、画質の補間による劣化を
抑えて、赤色用プリントヘッド15R のDRAM上のアド
レス0に相当する位置を、緑色用プリントヘッド15G の
アドレス0の位置と一致させた後に記録を行なったと
き、プリントヘッドの2559画素目の位置では、赤色用プ
リントヘッド15R の記録位置が、約500 μm 程アドレス
0側に寄っていたとする。このとき、赤色用プリントヘ
ッド15R の途中のアドレスに、500 μmに相当する長さ
の画像出力信号(例えば6画素分[500/(25.4 ×1000/3
00) ]=6)を付加することにより、簡易にプリントヘ
ッド間の解像力を合わせることができる。
した場合は、図8(c) に示すようにプリントヘッド2の
画像出力信号に対して、アドレス7の画素を削除して出
力することにより補正することになる。上記の要領で、
例えば視感度の最も高い色成分である緑色用プリントヘ
ッド15G の解像力を基準とし、画質の補間による劣化を
抑えて、赤色用プリントヘッド15R のDRAM上のアド
レス0に相当する位置を、緑色用プリントヘッド15G の
アドレス0の位置と一致させた後に記録を行なったと
き、プリントヘッドの2559画素目の位置では、赤色用プ
リントヘッド15R の記録位置が、約500 μm 程アドレス
0側に寄っていたとする。このとき、赤色用プリントヘ
ッド15R の途中のアドレスに、500 μmに相当する長さ
の画像出力信号(例えば6画素分[500/(25.4 ×1000/3
00) ]=6)を付加することにより、簡易にプリントヘ
ッド間の解像力を合わせることができる。
【0052】尚、この様な場合、青色成分が視感度、周
波数特性の両面から劣るため、最も補間負荷を大きくす
るのが妥当である。ここにおいて、本実施の形態におけ
る記録位置のずれは、相対的なずれ量を評価するため、
絶対的な解像力を測定する必要はない。従って、出力さ
れたチャートパターンを長さの測れる拡大ルーペ等を用
い、記録位置のずれ量を簡易的に測定してもよい。尚、
画像出力信号の画素を付加・削除するには、前述の第1
の実施の形態に示す方法と同様にして行えばよい。
波数特性の両面から劣るため、最も補間負荷を大きくす
るのが妥当である。ここにおいて、本実施の形態におけ
る記録位置のずれは、相対的なずれ量を評価するため、
絶対的な解像力を測定する必要はない。従って、出力さ
れたチャートパターンを長さの測れる拡大ルーペ等を用
い、記録位置のずれ量を簡易的に測定してもよい。尚、
画像出力信号の画素を付加・削除するには、前述の第1
の実施の形態に示す方法と同様にして行えばよい。
【0053】以上説明したように、本実施の形態におい
ては、解像力の基準とするプリントヘッドを設定し、該
基準とするプリントヘッドの解像力に合うように、他方
のプリントヘッドの解像力の補正、即ち、画像出力信号
の拡大・縮小処理を行うことで、簡易に色ずれを防止
し、色にじみの少ない可視化画像を得ることができる。
次に、プリントヘッドの記録素子ブロック毎に解像力を
測定して、画像データの補正を行なう第3の実施の形態
について説明する。
ては、解像力の基準とするプリントヘッドを設定し、該
基準とするプリントヘッドの解像力に合うように、他方
のプリントヘッドの解像力の補正、即ち、画像出力信号
の拡大・縮小処理を行うことで、簡易に色ずれを防止
し、色にじみの少ない可視化画像を得ることができる。
次に、プリントヘッドの記録素子ブロック毎に解像力を
測定して、画像データの補正を行なう第3の実施の形態
について説明する。
【0054】例えば、256 画素(記録素子)を1ブロッ
クとする複数の記録素子ブロックを組み合わせ、1本の
プリントヘッドを構成している場合においては、一般的
な画素ピッチ誤差の他に、記録素子ブロック毎の接続誤
差が生じる場合がある。この記録素子ブロックの接続部
における記録素子の間隔は、図9(a),(b) に示すような
状態が考えられる。
クとする複数の記録素子ブロックを組み合わせ、1本の
プリントヘッドを構成している場合においては、一般的
な画素ピッチ誤差の他に、記録素子ブロック毎の接続誤
差が生じる場合がある。この記録素子ブロックの接続部
における記録素子の間隔は、図9(a),(b) に示すような
状態が考えられる。
【0055】即ち、図9(a) では、記録素子ブロック91
と記録素子ブロック92とが正常な接続状態より離れてお
り、そのため画素93と画素94との間隔が、各記録素子ブ
ロック内の画素間隔より長くなっている。一方、図9
(b) では、記録素子ブロック95,96 が正常な接続状態よ
り近接しており、画素97,98 が各ブロック内の画素間隔
より短くなっている。これは、接合部における隣接画素
間隔の調節が困難なことに起因している。
と記録素子ブロック92とが正常な接続状態より離れてお
り、そのため画素93と画素94との間隔が、各記録素子ブ
ロック内の画素間隔より長くなっている。一方、図9
(b) では、記録素子ブロック95,96 が正常な接続状態よ
り近接しており、画素97,98 が各ブロック内の画素間隔
より短くなっている。これは、接合部における隣接画素
間隔の調節が困難なことに起因している。
【0056】このような記録素子ブロックの接続状態が
考えられるため、主走査方向全体に渡り画素が一定間隔
に配設されていると仮定することは難しく、単に主走査
方向に均等な画像処理を行なう方法では記録する画像の
位置のずれを防止することはできない。そこで、このよ
うな場合は、解像力のずれは主に記録素子ブロックの組
み合わせ誤差に起因するものであるから、プリントヘッ
ド上で記録素子ブロック(例えば256 画素)毎に分割
し、各記録素子ブロック毎に解像力を測定して画像デー
タの補正処理を行うことが望ましい。
考えられるため、主走査方向全体に渡り画素が一定間隔
に配設されていると仮定することは難しく、単に主走査
方向に均等な画像処理を行なう方法では記録する画像の
位置のずれを防止することはできない。そこで、このよ
うな場合は、解像力のずれは主に記録素子ブロックの組
み合わせ誤差に起因するものであるから、プリントヘッ
ド上で記録素子ブロック(例えば256 画素)毎に分割
し、各記録素子ブロック毎に解像力を測定して画像デー
タの補正処理を行うことが望ましい。
【0057】例えば128 画素の記録素子ブロックの場合
は、プリントヘッドの0から127 画素目を第1記録素子
ブロック、128 から255 画素目を第2記録素子ブロッ
ク、以下同様に一定間隔でブロック化を行い、図6に示
すように、プリントヘッドの0画素目、128 画素目等の
各記録素子ブロック毎にラインを出力して、チャートパ
ターンを記録する。このチャートパターンから各記録素
子ブロック毎の解像力を測定する。
は、プリントヘッドの0から127 画素目を第1記録素子
ブロック、128 から255 画素目を第2記録素子ブロッ
ク、以下同様に一定間隔でブロック化を行い、図6に示
すように、プリントヘッドの0画素目、128 画素目等の
各記録素子ブロック毎にラインを出力して、チャートパ
ターンを記録する。このチャートパターンから各記録素
子ブロック毎の解像力を測定する。
【0058】そして、得られた記録素子ブロック毎の解
像力のずれを以下の手順で補正する。例えば、赤色用プ
リントヘッド15G の解像力を基準の解像力とする場合、
図10に示すように、まず緑色用プリントヘッド15G の0
画素目の位置を赤色用プリントヘッド15R の0画素目の
位置と合わせ、緑色用プリントヘッド15G の127 画素目
の位置に相当する赤色用プリントヘッド15R 上の画素数
を数える。その画素数に相当する赤色用プリントヘッド
15R のDRAM上のアドレスが、アドレス128であれ
ば、該アドレス128 がアドレス127 となるように途中の
画像出力信号の画素を補間する。尚、画素補間に関して
は第1の実施の形態,第2の実施の形態の方法をそのま
ま用いることが可能である。
像力のずれを以下の手順で補正する。例えば、赤色用プ
リントヘッド15G の解像力を基準の解像力とする場合、
図10に示すように、まず緑色用プリントヘッド15G の0
画素目の位置を赤色用プリントヘッド15R の0画素目の
位置と合わせ、緑色用プリントヘッド15G の127 画素目
の位置に相当する赤色用プリントヘッド15R 上の画素数
を数える。その画素数に相当する赤色用プリントヘッド
15R のDRAM上のアドレスが、アドレス128であれ
ば、該アドレス128 がアドレス127 となるように途中の
画像出力信号の画素を補間する。尚、画素補間に関して
は第1の実施の形態,第2の実施の形態の方法をそのま
ま用いることが可能である。
【0059】このようにして、緑色用プリントヘッド15
G における127 画素目の位置には、赤色用プリントヘッ
ド15R ではアドレス127 が配置され、次の緑色用プリン
トヘッド15G における128 画素目の位置には、赤色用プ
リントヘッド15R ではアドレス128 が配置されることに
なる。この処理を順次各記録素子ブロックに対して行う
ことにより、赤色用プリントヘッド15R と緑色用プリン
トヘッド15G との画素記録位置がほぼ等しくなるように
補正することができる。また、青色用プリントヘッド15
B に対しても同様な補正処理により緑色用プリントヘッ
ド15G の画素記録位置にほぼ等しくすることができる。
G における127 画素目の位置には、赤色用プリントヘッ
ド15R ではアドレス127 が配置され、次の緑色用プリン
トヘッド15G における128 画素目の位置には、赤色用プ
リントヘッド15R ではアドレス128 が配置されることに
なる。この処理を順次各記録素子ブロックに対して行う
ことにより、赤色用プリントヘッド15R と緑色用プリン
トヘッド15G との画素記録位置がほぼ等しくなるように
補正することができる。また、青色用プリントヘッド15
B に対しても同様な補正処理により緑色用プリントヘッ
ド15G の画素記録位置にほぼ等しくすることができる。
【0060】尚、解像力の基準とするプリントヘッド
は、特に緑色用プリントヘッド15G に限定する必要はな
く、他のプリントヘッドの解像力を基準としてもよい。
また、第1の実施の形態に示すように、例えば300 dp
i等の目的とする解像力を設定し、該解像力に合うよう
に各プリントヘッドに対する画像データを補正してもよ
い。
は、特に緑色用プリントヘッド15G に限定する必要はな
く、他のプリントヘッドの解像力を基準としてもよい。
また、第1の実施の形態に示すように、例えば300 dp
i等の目的とする解像力を設定し、該解像力に合うよう
に各プリントヘッドに対する画像データを補正してもよ
い。
【0061】本実施の形態の場合、記録素子ブロックの
接合部における差が問題となることから、各記録素子ブ
ロックの接合部で削除・付加を行うことが有効である
が、各記録素子ブロック内の中間部で補正しても何の問
題もない。これは特に画像サイズが大きくなるほど差が
顕著となる。また、線形補間法やキュービック−コンボ
リューション法を用いた場合においては、出力されたチ
ャートパターンの線間隔を解像力の基準とする例えば赤
色用プリントヘッド15R に合わせてもよく、目的とする
解像力に対応する値になるように設定してもよい。その
ときの画素の過不足は上記の方法で補正すればよい。
接合部における差が問題となることから、各記録素子ブ
ロックの接合部で削除・付加を行うことが有効である
が、各記録素子ブロック内の中間部で補正しても何の問
題もない。これは特に画像サイズが大きくなるほど差が
顕著となる。また、線形補間法やキュービック−コンボ
リューション法を用いた場合においては、出力されたチ
ャートパターンの線間隔を解像力の基準とする例えば赤
色用プリントヘッド15R に合わせてもよく、目的とする
解像力に対応する値になるように設定してもよい。その
ときの画素の過不足は上記の方法で補正すればよい。
【0062】以上説明したように、本実施の形態におい
ては、特にLED等のプリントヘッドで発生する可能性
の大きい記録素子ブロック毎の接合誤差に対し、各記録
素子ブロック毎に解像力を測定し、該記録素子ブロック
毎の解像力に応じて画像データの補正を行なうことによ
り、記録する画像の位置をより精度高めて合わせること
ができるため、より高品位の可視化画像を得ることがで
きる。
ては、特にLED等のプリントヘッドで発生する可能性
の大きい記録素子ブロック毎の接合誤差に対し、各記録
素子ブロック毎に解像力を測定し、該記録素子ブロック
毎の解像力に応じて画像データの補正を行なうことによ
り、記録する画像の位置をより精度高めて合わせること
ができるため、より高品位の可視化画像を得ることがで
きる。
【図1】 画像記録装置の記録部の側面図。
【図2】 画像記録装置の記録部の概略構成を表す正面
図。
図。
【図3】 画像データの露光記録処理のフローチャー
ト。
ト。
【図4】 プリントヘッド制御部の構成を示す図。
【図5】 画素間補正の手法を説明する図。
【図6】 絶対的な解像力の測定方法を説明する図。
【図7】 画素削除の方法を説明する図。
【図8】 バイ−リニア法による解像力の補正方法を説
明する図。
明する図。
【図9】 プリントヘッドの記録素子ブロック間におけ
る接続状態を説明する図。
る接続状態を説明する図。
【図10】 第3の実施の形態における記録素子ブロッ
ク毎に解像力を補正する方法を説明する図。
ク毎に解像力を補正する方法を説明する図。
【図11】 解像力の差による色にじみ,色ずれの発生
を説明する図。
を説明する図。
【図12】 線形補間法による補間位置での画像信号の
求め方を説明する図。
求め方を説明する図。
【図13】 キュービック−コンボリューション法によ
る補間位置での画像信号の求め方を説明する図。
る補間位置での画像信号の求め方を説明する図。
11 カラー印画紙 12 搬送駆動源 13 支持ドラム 15R 赤色用プリントヘッド 15G 緑色用プリントヘッド 15B 青色用プリントヘッド 16 プリントヘッド制御部 47R 赤色用DRAM 47G 緑色用DRAM 47B 青色用DRAM 49R 赤色用画素間補正部 91,92,95,96 記録素子ブロック
Claims (8)
- 【請求項1】画像記録媒体に画像データを記録する記録
素子を直線状に複数配列したプリントヘッドを画像記録
媒体の相対的な搬送方向に対して複数本並設した記録部
と、 出力を行なう画像データに基づいて前記記録部への出力
を制御する制御手段と、 前記画像記録媒体を前記プリントヘッドに対して相対的
に移動するように搬送する搬送手段と、を備えた画像記
録装置において、 前記プリントヘッドの解像力と基準となる解像力との差
に応じて画像データを補正する補正手段を備えたことを
特徴とする画像記録装置。 - 【請求項2】前記補正手段は、前記プリントヘッドの解
像力が基準となる解像力より高い場合には、前記画像デ
ータの前記記録素子の配列方向を拡大する補正を行なう
一方、前記プリントヘッドの解像力が基準となる解像力
より低い場合には、前記画像データの前記記録素子の配
列方向を縮小する補正を行なうようにした請求項1に記
載の画像記録装置。 - 【請求項3】前記基準となる解像力は、前記記録部のい
ずれか1つの基準プリントヘッドの解像力であり、前記
補正手段は、該基準プリントヘッド以外のプリントヘッ
ドに対する画像データを補正するようにした請求項1ま
たは請求項2に記載の画像記録装置。 - 【請求項4】前記記録部は、LEDを用いたプリントヘ
ッドと真空蛍光表示管を画像記録媒体の相対的な搬送方
向に対して複数本並設して構成し、前記補正手段は、該
真空蛍光表示管の解像力を基準となる解像力とするよう
にした請求項3に記載の画像記録装置。 - 【請求項5】前記プリントヘッドを、前記記録素子の配
列方向にブロック分けし、前記補正手段は、前記ブロッ
ク毎の解像力と基準となる解像力との差に応じて画像デ
ータを補正するようにした請求項1〜請求項4のいずれ
か1つに記載の画像記録装置。 - 【請求項6】前記補正手段は、画像データの前記記録素
子の配列方向に対して、特定の画素を付加することによ
り拡大し、削除することにより縮小するようにした請求
項1〜請求項5のいずれか1に記載の画像記録装置。 - 【請求項7】前記画素の削除は、削除する画素の位置を
画像データの前記記録素子の配列方向のライン毎に異な
る位置に設定するようにした請求項6に記載の画像記録
装置。 - 【請求項8】前記プリントヘッドの解像力を測定する解
像力測定手段を備えた請求項1〜請求項7のいずれか1
つに記載の画像記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5207896A JPH09240058A (ja) | 1996-03-08 | 1996-03-08 | 画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5207896A JPH09240058A (ja) | 1996-03-08 | 1996-03-08 | 画像記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09240058A true JPH09240058A (ja) | 1997-09-16 |
Family
ID=12904794
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5207896A Pending JPH09240058A (ja) | 1996-03-08 | 1996-03-08 | 画像記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09240058A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10258547A (ja) * | 1997-03-19 | 1998-09-29 | Konica Corp | 画像記録装置 |
| JP2007011290A (ja) * | 2005-03-28 | 2007-01-18 | Fujifilm Holdings Corp | 記録素子設定方法、画像記録方法及び装置 |
| JP2008044116A (ja) * | 2006-08-10 | 2008-02-28 | Fuji Xerox Co Ltd | 印刷装置及び補正方法 |
-
1996
- 1996-03-08 JP JP5207896A patent/JPH09240058A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10258547A (ja) * | 1997-03-19 | 1998-09-29 | Konica Corp | 画像記録装置 |
| JP2007011290A (ja) * | 2005-03-28 | 2007-01-18 | Fujifilm Holdings Corp | 記録素子設定方法、画像記録方法及び装置 |
| JP2008044116A (ja) * | 2006-08-10 | 2008-02-28 | Fuji Xerox Co Ltd | 印刷装置及び補正方法 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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